下
牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
302:ルンファ3性転回物語2010/12/15(水) 06:35:58 ID:gZco1dzQ0AAS
403 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/03(金) 23:58:36 ID:f5sJQpeR0
結婚・・・もちろん考えた事はある
「・・・あります」
「そう・・・なんだ」
「・・・・・・・」
トゥーナが顔を下に向かせる
聞くのが相当恥ずかしかったのだろう
「でも・・・どうして?」
マイスも恥ずかしいのを我慢して、聞き返す
「あ・・・相手は・・・」
「え?」
聞き返した事と別の事が出てきた
「・・・なんでもない」
「う・・・うん」
「でも、どうして急にそんな事?」
再び聞きなおす
「・・・なんでもない、少し聞きたかっただけ」
「それより・・・マイスの好みの男ってどういう子?」
また恥ずかしい質問が飛んできた
「どういう子って・・・」
(今目の前にいる人・・・)
そ、そんな事、まだ言えない。
言えるはずがない
「静かな人かな・・・」
「そうか・・・」
ん?今トゥーナが少しにやけたように見えた
「・・・・・・」
顔を赤くしたままトゥーナは動かなくなった
「トゥ、トゥーナ?」
「だけど・・・そういう人が好みなんだな」
こちらを再び向き、今度はキリッとした顔で見てくる
「うん・・・そうかな」
「・・・・・」
「なあ・・・正直に答えてくれ」
「え?」
雨が降り続く
一面の砂は雨でぬれ、遠くに見える砂漠は雨でその迫力を増す
衝撃的な風景だった・・・
「マイスは俺の事・・・どう思ってるんだ?」
なぜだかわからないけど、その質問に驚きはしなかった
「好きだよ」
はっきりとそう言った
「・・・!」
トゥーナはまた顔を赤くした
「そう・・・か」
私は告白した、突然の事だったが、自分の気持ちを伝えた
雨でジメジメしていたのに、その時だけはとても気持ち良かった
これが・・・恋
私はこの人が好きだ。この人は、私の事をどう思ってるのだろう?
「トゥーナは私の事、どう思ってるの?」
「・・・」
トゥーナは再び、キリっとした瞳で私の瞳を見つめてきた
「好きだ」
上前次1-新書写板AA設索
更(携帯からメールで投稿する)