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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
303:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:36:39 ID:gZco1dzQ0 404 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/04(土) 00:26:48 ID:CVkZTsQy0 雨が止む、時間が止まる 「好き」という言葉を聞けた それは2文字だけど、何万もの想いが詰まった言葉 幸せになれる不思議な言葉 告白は終わった。あとは・・・ 「トゥーナ」 「ん?」 雲の合間から光が私達を照らしてくれた 「けっこ・・・んん!?」 結婚を言おうとした時、マイスの口が塞がれた 「それは・・・男が言う言葉」 マイスの口から手が離れた 「トゥーナ・・・」 トゥーナはニコっと笑ってマイスの手を取る 「マイス・・・好きです」 「最初は、興味なんてなかった・・・」 「でも・・・君と話していく内に・・・心が和らいでいった」 マイスはトゥーナと出会った日々を思い出していく 初めてあった日、冷たくされた日、初めて話しができた日・・・ 「一人だった俺を・・・暗闇だった俺に光をくれたのは君だった」 ちょっと臭い台詞、それが彼の不器用なりな最大の告白なのだろう 「君は俺の・・・恩人であり・・・同時に恋をした相手・・・」 トゥーナが目を閉じる 雲が無くなり陽が砂漠を照らす、砂漠の中の小さな私達も同時に 砂風が舞う、それが二人を包んだ トゥーナが綺麗な青の瞳を見せる 「結婚してくれ・・・」 「・・・はい」 私は涙が出そうだった。今私は一番幸せだろう この時は世界が本当にとても広く見えた 二人は瞳を閉じる そして唇を近づけていく 広い砂漠の空には虹がかかっていた その真ん中で二つの影が唇を重ねあわしていた マイスの手の中には結婚指輪が握られていた 砂の山の中に、二つの花が咲いた 小さくも、大きな 二つの幸せの花が咲いていた
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