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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
318:補修授業@キョウカ 2010/12/15(水) 07:07:05 ID:gZco1dzQ0 425 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/05(日) 00:20:00 ID:Vmzq7SaE0 ――これよりアリアのヘルズ・クッキングが始まる―― まずはダシだ。それくらい分かるよー、あたしだって一応授業聞いてるんだよ? けれどもカツオ節が見あたらない。しかたないからカバンの中にあったカツオ(生)でダシを取ることにした。 「ん・・・あれこいつまだ生きてる。ぅわっ!ちょっと暴れないでぇっ!!」 バシャァァァッッン!!! 「ひゃぁーーーーーーっ!!!」 あぶなーーっ!まだ水の状態でよかった。・・・もう、なんで料理しててビチョビチョにならなきゃいけないのーっ それでもなんとかカツオの息の根を止めてからダシをとる。・・・ダシ取れてるのかな?これ。 つぎに、お湯が沸いてきたらみそを溶かす。これくらいかな? そして、具材を入れる。うちで取れたサクラカブ。気のせいか味噌汁がピンク色に染まったような・・・ 本当はここで完成なんだろうけど、これじゃまだ足りない!隠し味・・・そうだよ、隠し味とかしなきゃだよね!! …――料理が出来ない人ってなぜか出来もしないのに手を加えようとする――… 薬品等が並んでいる棚をガサゴソと探す。調合は得意だから危ないものとかの区別ぐらいつく。 「ん・・・?なにこれ、『気合一発』?こっちは『天狗が如く』かぁ・・・」 天狗って神聖な生き物って前に誰かが言ってたような。だれだっけ? 成分表を見ても問題なさそうだし、なんかいい匂いがするから入れてみようかな♪ あたしはそれをためらいもなくピンク色の味噌汁に入れた。多少色が変わっても誰もわからない。 ・・・・・・その手の知識のないアリアが知るよしもないのだが、今入れたのはいわゆる精力剤の類である。
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