牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
322:補修授業@キョウカ2010/12/15(水) 07:11:20 ID:gZco1dzQ0
482 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/11(土) 02:03:55 ID:7xF+h/4h0
仰向けに倒されたあたしの顔に、バレット先生が次々とキスを落としていく。
髪、額、目、鼻、頬、次は……口?
あたしの初めてのキス。いつか大切な人に捧げたいと思っていたそのキスを、先生はいとも簡単に奪っていった。
舌を強引にねじ込まれ、ぬるっとしたモノがあたしの舌や歯茎の上を動き回る。
くちゅくちゅと静かな教室で音をたてながら、何回も何回も繰り返す。
あたしのものではない、他人の唾液の味が口の中に入ってくるというのは、気分の良いことではなかった。
あの、憧れのバレット先生とキスができたなんて、絶対に嬉しいはずなのに、この悲しさは何なのだろう。
垂れた唾液が服と顔を汚し、とうとう息が続かなくなってあたしが嫌というまで、先生のキスは続いた。

「はぁっ、はぁ、先生、もっと優しくして……」

しかし、先生は動きを止めない。
(先生、あたし、初めてなんだよ?乱暴にしないでよ……)
そんなあたしの願いはとどかない。今の先生に、理性なんてない……
今度は、首筋に噛み付いてきた。

「痛っ、やっ…あぅっ、ひゃぁん! やぁっ!」

「ん…ちゅぅ…っはぁ、おまえ、耳弱いんだな。」

ニヤリと笑った顔、さっきは素敵な顔だと思ったのに、今度はなぜか怖いと思った。

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