牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
38:名無しさん@カブ好き2009/12/13(日) 21:29:16 ID:kh1UIBdU
177 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:30:44 ID:iLqePRm4
「エリスさんが可愛くてさっきからずっとぐんぐんグリーンしてたんです……
やっぱり怖いですか?でも僕のはルーンブレードではなく、ドラグスレイヤーですから、
威力は低いし、多分大丈夫だと思います。高確率で疲労麻痺状態になりますが……」
「え?え?グリーンでルーンがぐんぐんスレイヤーで暇になって!?!?」
初めて目にする男性器に、意味不明なラグナの説明が重なり、エリスは慌て取り乱してしまう。
と、震えるエリスの頭に手をのせ、ラグナが優しく撫でる。
「大丈夫…いや、かなり痛いかもしれませんけど……なるべく優しくしますから……」
「ぁ……」
「辛かったら、僕の体をつかんでください」
頭を撫でられる温もりにエリスは落ち着き、そして少し迷い、覚悟を決める。
「……いきますよ?」
「は…はい……」
エリスの秘所にラグナの剣があてがわれ、そして一息に……貫く。
「「――――〜〜〜〜!!?」」
声にならない絶叫が、部屋中に響きわたる。それも、エリスとラグナ、二人の。
エリスは初めて受け入れる異物の痛みに、涙を流しながらも必死に耐える。
ラグナもまた、久しく味わったことのない痛みに、涙こそ流さないが必死に耐える。
しかし背中に回された手の爪が痛いのではない。それぐらいはラグナは余裕で耐えられる。
問題なのは首であった。
挿入の痛みに、エリスは思わずラグナの背中に爪をたて、
そして声を出さぬためか、あるいは吸血種の本能か…首筋に全力で噛みついてしまったのだ。
ちゅうちぅ……
しかも思わず吸血までしているあたりが流石である。
「ぐっ…ぁ…きつ……」
キツイ締め付け、エリスの苦痛、そして体内の血液残量を考慮し、
ラグナは短期決戦を決心する。





178 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:33:09 ID:iLqePRm4
「う……く…っ…ぁ…エリス……さん…!」
「あっ……!はぁ…ぁぁ……いっ……ぁ……ラグナ…さん…!」
痛みと、噛んでしまった罪悪感で涙を流していたエリスであったが、次第にその表情が変化する。
「っあ……大丈…夫…ですか?」
「ふぁ…あぁ……ラグ…ナさん……もっと…ゆっくりぃ…」
「すみません…もう…止まれそうにありません…!」
「そ…んな…ひぁ…ゃぅ…」
ラグナも、エリスの声に痛みが含まれていたら止まっただろう。
しかし今の声は未知の快楽に対する戸惑いの声だった。
そしてなにより、ラグナ自身も襲ってくる快楽に限界を感じていた。
「はぁ…はぁっ……エリス……さん…エリス……っ!!」
「きゅっ…ふぁ…ぁ…ラグナさん!ラグナ……さん!」
二人は互いに名前を呼びあい、腰の動きをさらに早め、やがてその時が訪れる。
「んくっ…ぁ…あ……!ふぁあああああ!!」
「うっ…………!!!」
エリスがその身体を小さく痙攣させるのとほぼ同時に、ラグナも彼女の中に精を解き放った。



「すみません…優しくするどころか、最初っからかなり激しくやっちゃって……」
「私こそ…思わず血を吸ってしまってごめんなさい……大丈夫でしたか?」
「エリスさんの痛みに比べたら…これぐらい大丈夫ですよ」
事を終えて、二人は心地好い疲労と痺れを残し、抱き合いながら眠りにつこうとしていた。
「ラグナさん…さっき『エリスさん』ではなく『エリス』と呼んでくれましたけど…」
「えっ?あっ!す、すみません!その、気持ちが高ぶっていて…」
あたふたと弁解をするラグナだが、エリスはそれを見てクスリと笑う。
「私達、もう夫婦なんですよ?やっぱり敬語やさん付けは変ですよ。
ですから、これからはその…エリスと呼んでください」
「う…エ、エリス…これで…いいかい?」
ラグナは先程の勢いはどこへやら。気恥ずかしさからか、顔を赤くしてその名前を呼ぶ。
「嬉しい……それと、また頭を撫でてもらえますか?」
「こうかな?」
「んっ…あたたかい……私、本当にもう独りじゃないんですね……」
かつて過ごした、暗く寒い遺跡の孤独な夜。けれど今は寄り添って寝てくれる愛する人がいる…
ラグナの胸に甘えるように頭を乗せ、エリスはその幸せを噛み締めていた。
「ラグナさん…私、ラグナさんと一緒にいられて、本当に幸せです……」
「僕もだよ、エリス……愛しているよ……」
二人は再びキスを交わし、穏やかな眠りについた。

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