牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
387:ツナ缶2012/06/30(土) 23:08:02 ID:GCddMrE00
647 名前:ツナ缶3:2010/10/16(土) 20:27:33 ID:IMjd0BqvO
「……………おはよう…」
「あ、おはようトゥーナ、こんな朝早くからどうかした?」
ここは村一番の大樹、シアレンスの中の家。トゥーナと挨拶を交わした少年がマイス、トゥーナの愛しい“オトモダチ”である
「……………ガジから、明日使う鉄を取ってきて欲しいって頼まれたから……ついてきて」
いきなりの依頼にやや戸惑いを見せるが、あっさりと承諾するマイス。今日の分の作業は朝一番で終わらせていた
「じゃあ今から行こうか、ソル・テラーノ砂漠でいいかな?」
マイスの問いに頷くと、マイスが冷蔵庫から飲み物を取り出す
「せっかくだから二人でゆっくり話でもしようよ」
願ってもない申し出に胸が高鳴る。逸る気持ちを落ち着けて、再度に首を縦に振った
「よし、じゃあ早速行こう」
そういって駆けだすマイス。トゥーナも、そのすぐ後を追いかけていった


ポコッポコッポコッ……ポコッ……
砂漠に響きわたる軽やかな打撃音。ソル・テラーノへとやってきた二人は、まずは水浴び骨で採掘を試みる。
しかし、ここの鉱石はハズレだったのか、出てくるものはクズ鉄ばかり
「うーん、場所を変えようか?」
「………うん…」
多少の鉄は採れたものの、これでは足りないという事で砂漠の奥へと向かった
「楽しい?トゥーナ」
「…………うん…楽しいよ…」
道中、楽しげに会話を交わす二人。これがモンスターを殴りながらでなければ、いい雰囲気にもなるのだが…



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