牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
395:ツナ缶2012/06/30(土) 23:12:26 ID:GCddMrE00
659 名前:ツナ缶15:2010/10/16(土) 21:03:40 ID:IMjd0BqvO
「…………じゃあ…そろそろ帰るね」
体の痛みが少し和らいだトゥーナが、なんとか服を着て立ち上がる
「大丈夫?送っていく?」
ふるふると首を振り、鉄を受け取る。「………またね」と挨拶を交わし、ふらつきながらもゆっくりと帰路についた

「…………はい、鉄」
ガジ屋に帰り、ガジに鉄を渡す
「ン、ありがとうーナ。ちょっと疲れてるみたいだガ、楽しかったカ?」
トゥーナは、うん、とだけ頷いて夕食の準備にとりかかった

「…………これがホントの、ツナ姦………なんてナ」
「………?…夜ご飯はツナのパスタが良かった?」
「……………………そうだナ」

数日後
「オンドルファさん、依頼の件なんですが」
「ああ、ちょうど良かった。実は先日、このモコモコが、泳ぐ砂原付近で、聞き慣れない叫び声を聞いたと言っているんです」
「叫び声…ですか」
「はい、なんでも「あ゛あ゛あ゛あ゛」や「おうおう」等の声だそうです。それと、水を打ち付けるような音がしたとも言っていまして……」
「そ、そうですか……(まさか)」
「おや?何か心当たりでもありましたか?」
「い、いやぁ、何も無いですよー。あははは……」
「そうですか。で、ちょっと調べてきて頂きたいんですが、お願いできますか?」
「は、はい、わかりました(……どうしよう…あは…はは)」

その後、雑貨屋にて、大樹の家を防音完備にしたいと依頼するマイスの姿が、度々目撃されたのは、言うまでもない

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