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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
51:トーイ×アリス2009/12/13(日) 21:42:09 ID:kh1UIBdUAAS
299 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 11:26:27 ID:HD/voyUO
悪い、いろいろあってこの時間になった
とりあえずトーイ×アリスで投下する
300 名前:トーイ×アリス1[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 11:29:00 ID:HD/voyUO
「なんで君は毎日ここに来るのよ」
アリスは苛立っていた、目の前に立っている青年……牧場主のトーイの行動が理解できないからだ。
「それは……アリスに逢いたいからなんですけれど……」
……真顔でそんなこと言わないでほしいわ、まったく。
ため息を一つついた。
彼の行動がやっぱり理解できないことと、そして一瞬赤面しそうになったのをおさめるためだ。
「そうじゃなくて!いい?私と君は敵対関係にあるのよ?そんな人間が敵の本陣に来たら何かしら裏があると思わない?」
「はぁ……そういうものなんですか。あ、今日採れた鉱石です、どうぞ」
問い詰めようとして鉱石をプレゼントされた、やっぱり理解できない。
……物の価値もよくわかっていないみたいだし、馬鹿なのかもね。
はぁ、とまた一つため息をついた。
なんだかここに来てからため息が増えた気がする。
「理解できないわ、私」
椅子に座りながら呟いた、それは彼にも聞こえていたらしい。
「僕もアリスのことよくわかってませんよ、だから毎日逢いに来るんです。おかしいですか?」
……だから捨てられてる子犬みたいな目で見ないで。
「……いじめたくなるじゃない」
「え?」
301 名前:トーイ×アリス2[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 11:31:23 ID:HD/voyUO
呟きは聞き取れなかったらしい。とそこでちょっとした悪戯アリスは思いついた。
「そんなに私を理解したいのかしら?」
「ええ、まあ……」
トーイはアハハと笑っている。
……これで毎日押しかけられなくなるわね、普通の人間ならまず引くもの。
靴を脱ぎ捨て、トーイの目の前に生足をつきだす。
「跪いて舐めなさい」
ニヤリとアリスは笑みを浮かべ、トーイは逆に凍りついた。
「えっと……本気ですか?」
……ふふっ、引いてる引いてる。
「冗談で言うと思う?」
そう言ってアリスはそっぽを向き目をつぶった、怒ったように見せるためなのだ。
「……どうしても?」
「私を理解したくないのであれば別にいいわ、それで?どうするのかしら?」
そう言い捨てるとトーイは戸惑っているような衣擦れの音を出した。
アリスはそれを部屋から出て行く音だと思っていた、刺激がくるまでは。
「……っ!?」
アリスが目をあけて足元を見ると、トーイが言われた通り跪いて右足を優しく両手でつつみ口づけしていた。
……嘘でしょ!?何でそんなことできるのよっ!
トーイは親指についばむように口づけし、舌を伸ばして優しく舐めている。
「こう……ですか?」
……ああもうお願いだから上目遣いで見ないでよ。
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