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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
143:虹色夜話 3/14 2010/01/11(月) 13:04:09 ID:bMOHw67h0 7 名前:虹色夜話 3/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:39:40 ID:y4Rolc7s 彼の左手を取り、優しく抱きしめるように両手を絡め、胸に引きつけ、押し当てた。肘 から先がダリアの双丘に埋もれ、手の平は頬に当たる。連日の畑仕事でマイスの指先は 荒れ果てていたが、ガサガサと肌にあたるその感触も、彼女には心地よかった。自然、 力がこもる。肘が更に胸の谷間へと押しつけられる。己の体の、他人に触られることが まずない場所に、彼が触れている。その感触は至福そのものだった。 ふと、彼の手を離す。ある考えが彼女を支配したからだ。普段なら実行に移すどころか、 想像すらしないアイディア。しかし今の彼女には自制できようもなかった。激しい鼓動 は本能の原動力となる。ダリアは上着のボタンを外し、ブラも外す。そして、マイスの 腕を再び胸に抱いた。 豊かな乳房によって形成された谷は深く、彼の細い腕はほとんど沈みきった。覆うように 触れた皮膚、激しい心拍に胸は揺れ、肌が擦れる。直に伝わる体温は残暑の空気を遥かに 超え、熱い。もどかしさに堪えられず、彼女の唇は彼の指を撫でていた。 「ふぅ……あぁ……」 手の平に、その指の一本一本に、キスを繰り返した。吐息が熱気を帯び、指先に絡む。 彼の硬い皮膚を唇で噛む度に心は蕩け、いつしか歯茎と舌もまた絡む。甘噛みの感触は たやすく自分自身の脳を痺れさせ、羞恥を忘れさせるどころか、むしろ快感へと変える。 ぴちゃぴちゃと鳴る唾液の音は耳を犯し、行為をなおさら激しくした。
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