牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
154:虹色夜話 14/142010/01/11(月) 13:09:01 ID:bMOHw67h0AAS
18 名前:虹色夜話 14/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:53:36 ID:y4Rolc7s
「……焦ったぁ。
 そういえば昨日の依頼、出しっぱなしだったわ……」
 
ダリアは恥ずかしさで顔を合わせることができなかった。何より、立てなかった。無論、
昨日の行為のせいだ。下腹部から股間にかけての異物感がすさまじく、歩けばなおその
刺激が増す。大樹の階段を降りるときなど、一段一段で悲鳴を上げた。処女を失った
女性の通過儀礼だ。最初から激しく腰を使えば、なおさらである。
 
自宅に戻ってからも立っていられず、かといって眠ることすらできない。黙っていれば
嫌でも異物感を意識し、それが「あの出来事」を思い出させる。興奮して目が冴える。
結果、徹夜で朝を迎え、食事を忘れて床を転がっていたところ、マイスに見付かった。
 
「……どうしよう」
 
問題は山積みだ。バレた? バレる? マイスの顔をまともに見れない。立つのが辛い。
歩くのが辛い。彼のことを考えるのが辛い。めざし持ってきたら何を話せばいいの?
慌てて隠した(血で汚れた)シーツはどう処分する? 気付かれないように代わりを
用意しなきゃ。でもどうしよう。どうしようどうしようどうしよう──
 
でも、確実に一つだけ、どうしようもないことがある。
 
「好きになっちゃったものは、好き……大好き……」
 
彼は一生懸命にめざしを作るか探すかして、すぐに戻ってくるだろう。
いつもいつも、不器用な彼女のわがままに、全力で付き合ってくれる。
そんな彼を、ダリアは、大好きなのだ。
 
-END-

19 名前:前スレ888[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:55:07 ID:y4Rolc7s
ミス連発で迷惑をかけました。本当に色々すみません。
反省してきます。
1-AA
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