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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
19:蕪は無慈悲な畑の女王 2009/12/11(金) 13:18:32 ID:LfAy+aOs [sage] 127 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 02:04:40 ID:S46/WUcR すっぽんぽんのミストさんがこちらへと這い寄って来て、仰向けに寝ている僕の上に覆いかぶさってくる。 目の前には二つの膨らみが。いや、要するにおっぱいが目の前にでーんと置かれているわけだけど。 へー、ミストさんって着痩せするタイプだったのか、なんてことを考えていると、 「ラグナさん、準備はよろしいようですね」 「へ?」 「ほら、さっきからずっと、勃ちっ放しじゃないですかぁ」 「いや、だからこれはですね……」 「ちなみに」 そう言ってミストさんは自分の脚の付け根辺りに指を這わせて、 「あたしも、準備できてますから」 ほらほら見てください、糸引いてますよー、と言いながら差し出された手には、確かな湿り気と うっすらと粘り気のある糸が。いや、そんなもの見せられてどうしろと。 「ふふ、ラグナさんは何もしなくていいんですよ。あたしの方で全部、してあげますから」 「ちょ、ちょっと……」 迫りくるミストさんからどうにかして逃げられないものかと、不自由な体をずりずりと動かしてはみるものの、 ごつんと、頭がベッドのふちに当たってしまった。うあ、これは詰んでしまったかも。 「それじゃ、挿れますからね」 馬乗りになったミストさんが、ほんの少し腰を持ち上げる。 先っちょになにやら生暖かいものが触れたと思った瞬間、じゅるりと局部全体が柔らかい何かに覆われてしまった。 それと同時に、腹の上あたりに人間一人分の体重が、ゆっくりと降りてくる。 恐る恐る見上げると、うっすらはにかんだような笑顔を浮かべるミストさんと目が合った。 乗りかかった船というべきか、毒を食らわば皿までというか、はたまた後は野となれ山となれと言うべきか。 とにかく事ここに至ってしまっては、起こったことを嘆くよりも少しでも前向きな選択を取るべきだろう。 まあ、言ってしまえば気持ちいいからこのままやっちゃえー、ということなんだけれども。 「はぁっ、あっ…… は、入っちゃいましたね……」 上気した顔でミストさんが喘いでいる。 下腹部が熱い。人の体温がこんなにも高いものだということを今更ながらに理解する。 前のめりに倒れ掛かるミストさんの両手を握って支えると、小刻みな振動がよりはっきりと伝わってくる。 肌越しに微熱が移ったのか、こっちまで熱に浮かされたような気分になってくる。 昂ぶる気持ちに引きずらたのだろうか、体の方も勝手に動いてしまう。 128 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 02:05:40 ID:S46/WUcR 「……ラグナ、何でアンタまで一緒になって腰振ってんのよ」 火照った体に冷や水を浴びせるような、極北の氷河を思わせる声がすぐ真横から響いてきた。 背筋にぞっと冷たいものが走る。反射的に顔を向けると、目の前には不機嫌を隠そうともしないロゼッタの顔が。 ていうか、近い、近い。顔が近い。鼻先が触れ合ってもおかしくない位置にロゼッタの顔があった。 ミストさん相手に夢中になっているうちにこんなところまで移動してしまっていたらしい。 「あたしがすぐ隣で寝てるっていうのに、ラグナったらミストとエッチすることに夢中で気付かないんだ。 へー、そーなんだ。ふーん、もうあたしのことなんかどうでもいいのよね。そーだよねー、ラグナも男の子だもんねー。 誰でもいいからとにかくヤれたらそれでいいんだよねー」 「えーと、別にそういう訳じゃ……」 「どうだか。現にあたしが声掛けなかったらあんたそのまま続けてたでしょ」 「……」 いやもう、全くもってその通りなので反論のしようがない。 さらに言うなら、あまりにも気持ちよすぎて今更止めることが全然出来そうに無いわけで。 「まったく、男って気楽でいいわよねー。こんな状況でも欲望丸出しでいられるなんて ミストもミストだけどアンタも大概よ、ラグナ」 「ですからこれは別にぅあむっ!」 突然、口をふさがれた、というよりも口の中に何か生暖かいものを捻じ込まれてしまった。 何事かと思ったが、同時に視界も悪くなったので何が起こったかわからない。 口の中に侵入した異物が口内を蹂躙する。頭を振って逃れようとするが、両側をがっちりと挟みこまれてしまっていた。 しばしもがくこと数秒、 「ぷはぁっ!」 半ば強制的に止められていた呼吸が戻る。大きく息を吸い込み、気持ちを落ち着ける。 目の前にはミストさんの顔が。唇の端から唾液が糸を引いていて、その先はどうやら僕の唇とつながってるようだ。 えぇと、それじゃさっきのあれはミストさんにキスされてたのか? それもうんと濃いディープキス。 「ふふ」 ミストさんは口元を手の甲で拭うと、 「駄目ですよラグナさん。今はあたしだけを見ていてください」 そう言うと、こちらに向かって身体を預けるように倒れかかってきた。 互いの上半身が密着する。しっとりと吸い付くような肌触り、胸の辺りの一際柔らかい感触。 とどめと言わんばかりに両腕でしっかりと頭を抱え込み、再度のディープキス。
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