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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
295:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:24:56 ID:gZco1dzQ0 319 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/25(水) 23:24:00 ID:he//hqJE0 「いい湯だな〜フフフン♪」 バスタオルで胸元から下半身を隠し、鼻歌を歌いながらマイスは足を湯につける 「うん、気持ちいい温度ね」 そのままゆっくりと体を温泉に沈めていく 「あら?マイスじゃない」 「お?」 声のした方を見る ゆげの奥から影が近づいてきた 「あ!ガジさんじゃないですか!」 「こんにちワ」 背中まである黒色の綺麗な長い髪を湯に浮かせる、銀色の綺麗な片目 ちょっと大人びた、しかし歳はたいして変わらない美少女。 「あれ?店は大丈夫なんですか?」 「うん、今はトゥーナが全部やってくれてるかラ」 「任せちゃって平気なんですか?」 「最初は手伝うって言ってくれただけなんだけどネ、たまには休んで湯につかってこいって」 「ガジさんいつも鉄打ちばっかですもんね」 ガジは「あら」っという顔をする 「そんな事ないわヨ、他の事もちゃんとしてるワ」 「たとえばどんな事ですか?接客とか材料集め以外で」 ガジは「え」っという表情を見せた後、考えこんでしまった 「う〜ん・・・そうね〜」 手を胸の前に組み目を閉じる 本当に考えこんでしまった (それにしてもデカイ胸をしてるなぁ〜) マイスは豊富なガジの胸を見て自分のと比べる マイスも無いという訳ではないが、ガジと比べると劣る (どうしたらこんなに大きくなるんだろ・・・?) マイスも考えこんでしまった 「う〜ん・・・駄目ネ、思いつかないワ」 ジーーーーーーー 目を開けマイスを見るとどこか一点を見つめている 「?」 その視線をたどると・・・ 「ああ・・・なるほどネ」 それに感づいたガジは右手をそ〜っとマイスの胸にちかづける・・・ そして
296:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:25:29 ID:gZco1dzQ0 320 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/25(水) 23:53:04 ID:he//hqJE0 「えい」 「シュワット!!?」 マイスのそれをもんだ、マイスは変な声をあげる 「な!なにするんですか!?」 「アハハ!変な声」 マイスはガジから慌てて逃げる 「もう、そんな事するなんて・・・エリザさんがガッカリしますよ!?」 「そ・・・その名前は出さないでヨ・・・」 ガジは湯に使って赤くしていた顔をさらに赤くし、顔を下にむける 「ふぅ・・・」 湯船から上がり、覗き防止の柵に腰をかけ体を休む 「や・・・やめろ・・・よ」 「ん?」 隣から声が聞こえた マイスはおもわず耳を柵につけた 「それは男の子がする事ヨ」 「アハハ・・・」 たしかにそうかもとマイスは苦笑いをする 「無理だ今さら・・・もう薬の効果が全身をまわっちまってるからな」 え?薬? 「それにお前もそうだろう・・・?俺とヤりたくて体がうずいてんじゃないのか?」 や・・・やる? 「そ・・・そんな事・・・あ!」 な・・・なにこの状況は? 「隠すなよ・・・体は正直だぜ?ほら・・・こんなに大きくなってる」 「あ・・・あ・・・やめて・・・よ」 え・・・これってもしかして 「俺もこんなに大きくなってきちまった・・・」 「う・・・あ・・・」 マイスは顔を赤くする 「薬が効いてきただろ・・・?正直に言えよ」 「や・・・ああ・・・」 「言わないとヤらしてやんないぜ?」 「ああ・・・止め・・・止めないで・・・」 マイスは顔がオーバーヒートしてしまいそうだった しかし興味心からか聞くのをやめられなかった 「ほら・・・言えよ・・・あなたとヤりたいです・・・って」 「うあぁん・・・あ・・・あなたと・・・あなたと・・・」 「どうしたの?すごい顔赤いわヨ?」 「・・・」 マイスは湯に真っ赤な顔を沈める 「大丈夫?もう上がった方がいいんじゃない?」 「だ・・・大丈夫・・・でつ」 アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!! アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!! 声にならない声が隣の湯から響く 「え?・・・何?いまの?・・・ショコラ君とマリオン君?」 「・・・」 マイスは顔が噴火しそうだった
297:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:30:33 ID:gZco1dzQ0 330 名前:ルンファ3性転換物語:2010/08/29(日) 20:41:08 ID:PXprogl/0 「さっぱりしたぁ〜」 宿屋から出てマイスはホッっと一息つく (ほら・・・言えよ・・・あなたとヤりたいですって) 「・・・」 マイスはあのできことを思い出す またまた顔が赤くなる 「あ・・・あの事は、忘れましょう」 「あ!お姉ちゃんだ!」 うしろから幼い男の子の声が聞こえる 「お姉ちゃ〜ん!」 振り向くとオレンジショートカットヘアのかわいらしい男の子が こっちに向かって走ってくる 「モニカちゃん!」 「も〜!ちゃんづけはやめてよ!」 男の割にはかわいらしい可憐な乙女のような顔をしているため 周りからはいつも「ちゃん」づけで呼ばれている 「こんにちわ、マイスさん」 走って来たモニカの後ろから美声が聞こえた 透き通るような男性としては高く美しい声、陽に照らされ黄色に輝く美しい髪を揺らし 花か香水かのいい香りがただよう・・・ 「こんにちわ、シアさん」 「はは、いい匂いだね。温泉に入ったばっかりかな?」 え?私がいい匂い? シアから漂う花の香りでそんな事はわからない 「う〜ん、そうですね。お風呂に入ったばっかりです」 「じゃあ、今日は香水はいらないね」 「えぇ!?」 シアに出会うたびに香水をつけてもらっていた もともと香水をつけてもらう事じたい贅沢でずうずうしい事なのだが つけてもらえないとなると、なんかこう・・・ 「う〜、もやもやするなぁ」 「ハハハハ」 もじもじとした態度をとると彼はマイスの金色の髪に突然触れる 「え?なに?」 「こんな綺麗な髪してて」 「ぅぇ?」 その手が頬に移動する 「こんな綺麗な瞳もしてる」 シアの瞳がマイスの瞳を見つめる マイスはこれで何度目かわからない、また顔を赤くする 「マイス・・・」 「う・・・うん」 心地いい風が吹く、シアはマイスの頬から手を離す 目を閉じ何も言わなくなった それから数秒の時間がすぎる 風は止み、シアの目が開く さっきよりも美しい瞳がマイスの瞳を見つめる 「好きです、マイスさん」
298:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:31:11 ID:gZco1dzQ0 331 名前:ルンファ3性転換物語:2010/08/29(日) 21:02:40 ID:PXprogl/0 時間が止まった マイスの心臓の音が高くなっていく ドクン、ドクンと これで何度目だろうか? 数ある人にドキッとさせられた 今はこのシアさんに 私の心は動揺を隠すために無理に平常さを保とうとする 「クス、突然なんですか?もうあの時っきりじゃないんですか、言うの?」 「フフ、そうだね。でもマイスちゃんがとってもかわいかったから」 そう言って彼はニコっと笑った 「あ・・・ありがとう」 「・・・」 再び沈黙が訪れた しかし突然マイスのスカートがめくれ、その沈黙を打ち壊した 「・・・え?」 「・・・!!!?」 純白な白、その上にかわいいらしい小さなリボンが付いてた 「うー!お兄ちゃんとお姉ちゃんばかりずるい!」 モニカがスカートの中から現れる 「モモモモモモ!!モニカチャンクン!?」 「・・・カっー//////」 マイスは慌てふためき シアは顔を片手で隠す 「僕だってマイスお姉ちゃんの事好きだもん!!」 モニカはマイスに抱きつきじゃれる 「見見・・・見ました?」 マイスがシアに訪ねる 「・・・/////」 シアは顔を片手で隠し、片手で「ゴメン」のポーズをとる 「カァァァァァァァ」 平常心なんか・・・保ってられるかぁぁぁぁぁぁぁ!!! マイスは逃走した 「お、お姉ちゃん!?」 「・・・ハハハ」
299:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:32:03 ID:gZco1dzQ0 332 名前:ルンファ3性転換物語:2010/08/29(日) 21:18:30 ID:PXprogl/0 「はぁ〜」 今日は大変な一日だった 色んな人に心を揺らされた 「でも・・・」 でもあの人だけは違った、あの人だけは 「奪われちゃったな・・・」 私は気づく 胸に残るこの想い どんなに心を揺らされても 私のこの気持ちは変わらなかった ・・・告白しよう 明日・・・あの人に 「気持ちを・・・伝えよう」 街はずれの花畑、そこの真ん中に立つ少女 風で花ふぶきが舞う それが渦を描き、その少女の周りを飛ぶ 手をさしのばす その手に一つの花びらが落ちる 無数ある花の中のたった一つの花びら 私は明日 無数ある出会いから、たった一つの幸せに出会う
300:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:34:46 ID:gZco1dzQ0 401 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/03(金) 23:07:21 ID:f5sJQpeR0 「うう・・・、雨だ」 大事なことを行う日に限って悪天候になる 告白しようと決めた直後にこれだ 「でも、決めた事だし。言わなくちゃ」 マイスはどしゃ降りの雨の中、外に飛び出して鍛冶屋に向かった 「雨ね〜お客さん来るかしラ?」 「・・・来なくても、仕事はちゃんとやろう」 「フフフ、わかってるわヨ」 ガジは溶鉱炉に、トゥーナは接客席へ向かう わずかな時間もたたない内に、鍛冶屋の扉が開かれる 「お邪魔しま〜す」 入ってきたのはマイスだった 「あら、いらっしゃい」 「こんにちわ、ガジさん」 マイスはガジに挨拶をし終えた後、トゥーナの方を向く 「トゥーナ、どこかに遊びに行かない?」 「え?」 トゥーナは驚き困った顔をする 「だが・・・店が」 トゥーナはガジの方を向く 「私は大丈夫ヨ。どうせ雨で客も少ないだろうし」 「・・・ありがとう」 「すみません!ありがとうございます!」 ガジに断りをもらって、トゥーナはマイスの所へ駆け寄る 「いってらっしゃ〜い」 「ごめんね、突然・・・」 「ううん、気にしてない・・・」 「むしろ・・・嬉しいよ」 「う、うん・・・」 トゥーナの顔を見る (私は今日、トゥーナに・・・) そう考えると胸がドキドキする 「よかったら・・・」 「え?」 「よかったら・・・星降りの砂漠に行かないか?」 「あ、うん・・・いいよ」 星降りの砂漠 プロポーズ場所としては・・・まあ大丈夫だろう 「傘・・・どうした?」 「え?・・・あ!」 急いで来たので傘を持ってくるのを忘れていた 「だからずぶ濡れだった・・・」 「ハハハ・・・ごめんなさい」 「・・・」 トゥーナは傘を取り出し、開く 「はいるか?」 「え・・・あ・・・うん」 マイスはトゥーナの傘の中に入る 愛相がさだ 「ありがと」 「・・・」 トゥーナは黙ったまま笑顔を返す
301:ルンファ3性転回物語 2010/12/15(水) 06:35:33 ID:gZco1dzQ0 402 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/03(金) 23:35:39 ID:f5sJQpeR0 二人で雨道を進む 二人で傘に入ってるのに、雨粒が服にあまりかからなかった 傘はそれ程大きくない。見るとトゥーナの方が濡れていた 傘をこっち寄りにさしてくれていたのだ 「肩、大丈夫?」 「・・・気にするな」 (そう言われても・・・) ・・・ あ!いい事を思いついた 「ギュ!」 マイスはトゥーナの腕に自分の腕を絡ませる トゥーナの体に自分の体を密着させ二人でも傘に入れるくらいに面積を小さくする 「え・・・ちょ・・・と」 「こうすれば、二人でも傘の中に入れるでしょ♪」 「・・・」 トゥーナは頬を赤くする それがなんともかわいいらしかった 「・・・」 「にぎっ!」 「!!」 突然トゥーナが組んでいた腕を引っ張り 私はトゥーナにさらに密着する形となった 「ちょ・・・と」 「もうちょっと密着させないと・・・傘の中に入れ切れない」 「でも・・・これは」 「・・・嫌か?」 そうじゃない、むしろ嬉しいけど・・・ 「恥ずかしい・・・よ」 「ハハハ、かわいいな」 その言葉でさらに恥ずかしさを増す 「・・・もう」 「・・・」 トゥーナは笑顔を見せたまま黙って歩く ・・・よく見るとトゥーナの腕が自分の胸と胸の間にはまっていた 「すごい」 そこは砂漠の地平線が見える絶景の風景だった 「どこまで行っても砂漠の風景だね」 「・・・いったいどこまで続いてんだろう?」 雨が降り、雲で遠くはぼやけて、あまり見えないが全部見渡しても迫力のある砂の山だった 「もしかしたら、世界の果てまでかも」 「だったら・・・」 「ん?」 トゥーナの顔を見る 「僕らは・・・一緒に世界の果てと同じ景色を見てる事になるのかな。」 「え」 トゥーナも私の顔を見てくれた 「・・・うん、そうかも・・・ね」 再び砂漠の方を向く 「休んで・・・いこうか」 「・・・うん」 「なぁ・・・マイス」 「うん?何?」 「結婚って考えた事・・・あるか?」 「え!?」 予想外の質問に慌てる しかも結婚の事を聞かれた。プロポーズを考えた日に マイスの顔が赤くなる トゥーナも同様に顔を赤くした
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