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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
92:ラグナ×ラピス 2009/12/20(日) 13:45:25 ID:+wKP3/Ms [sage] 476 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:53:53 ID:Xdn3Lsz7 (2) 「実は私…、ラグナ様だけにお話したいことがあるのです」 僕は手を引っ込めて、タバサさんに先を促した。タバサさんは立ち上がって、僕に背を向けながら話し始めた。 「私がエルフだということは前にもお話ししましたが、私はあるエルフの国の王女です」 「…王女?」 僕は驚きを覚えた。そういえば以前から思っていたが、彼女の振舞いには、一朝一夕では身に付けられないような高貴な雰囲気があった。 王女だというのならそれも納得できる。 「はい。私が人間界に来たのは…」 タバサさんはそこで言葉を切り、やや深呼吸してから言った。 「結婚相手を探すためなのです」 結婚…何というタイミングだろう。昨日の酒場での話が僕の脳内を駆け巡った。僕は、口の中が急速に乾いていくのを感じた。 「………」 「私の結婚相手の条件は、人間と…私たち異種族の絆を紡ぐ者。架け橋になれる者」 タバサさんは振り返ると、僕の前まで歩いてきて、顔を赤らめながら続けた。 「ラグナ様、貴方はたくさんのモンスターを可愛がり、全ての生命を慈しんでいらっしゃいます」 「え…僕…?」 「はい。貴方こそが、私が探し求めていた結婚相手なのです。…私と結婚してください」 ノイマンさんは言った。女かプロポーズされるのは恥ずかしいことだ、と。 でも、今、タバサさんは、僕の返事を待っている。僕の気持ちを伝えるのは、今この瞬間しかない。 「ラグナ様」「タバサさん」 僕たちは同時に名前を呼んだ。視線が合った僕たちは、魅入られたかのようにお互いの顔から離れられなかった。 僕はタバサさんの手を取った。タバサさんはちょっと驚いたようだったが、手を振りほどこうとしない。 「タバサさん、僕は貴女が好きです」 「ラ…ラグナ様…」 タバサさんの碧い瞳が見開かれる。同時に彼女の頬も紅く染まっていく。タバサさんも僕と同じだったのだと悟った。 僕はタバサさんを引き寄せて抱きしめようとしたが、彼女は僕の胸に手を当てて、抱擁を拒む仕草をした。 「待ってください…。この先に進んでしまわれたら、私たちはもう後戻りできません」 彼女は、いつになく真剣な表情をしていた。 「ラグナ様にはいずれ、私のふるさとの森に来ていただくことになるでしょう」 バサさんは少し暗い眼をして続けた。 「残念ですが、私たちエルフの中には、人間を快く思わない方もいます。 貴方は、人間というだけの理由でその方たちから言われようのない差別、蔑視を受けることもあるかもしれません」 「………」 「ラグナ様…貴方は、それでもよいのでしょうか?私と一緒に歩いていく覚悟がおありでしょうか?」 差別?蔑視? …それが一体なんだというのだろう。 彼女は、人間と異種族の架け橋になるために、慣れない人間界で今まで頑張ってきたのだ。 それまでにはいろんな苦労もあったろう。 僕は、エルフだとかそんなのは関係なく、ただ、タバサさんという女性に惹かれた。僕も彼女のように、異種族間を紡ぐ架け橋になりたいと願った。 なら、そのための苦労など既に織り込み済みだし、何より瑣末なことだ。 「構いません。たとえどんな困難がこの先に待っていようと、僕は、貴女と一緒に歩いていくという道を選んだのですから」 僕は強い決意をこめて、言った。 「ラグナ様…貴方は私の想像以上の方でした。貴方となら私も共に歩んでいけます」 「僕たちが架け橋になりましょう」 「はい…!ラグナ様、ずっとお慕い申しておりました…」 タバサさんは今までの中で最高の笑顔を浮かべて言った。 「ラグナ様…愛しています」
93:ラグナ×タバサ 2009/12/20(日) 13:45:55 ID:+wKP3/Ms [sage] 474 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:49:33 ID:Xdn3Lsz7 鳥つけました。では投下します。 長いので、今日と明日の二回に分ける予定です。 475 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:52:07 ID:Xdn3Lsz7 (1) 僕がカルディアの町に住み着いてから二年経った。 思えば実に色んなことがあった。記憶は相変わらず戻らないが、戻らなくてもいいと僕は思い始めていた。 ある祝日、僕は、カジミール遺跡前のいつもの場所に向かった。 そこには、いつもどおりタバサさんが待っていた。 「ラグナ様…おはようございます」 「おはようございます。今日もいい天気ですね」 僕たちは挨拶を交わすと、並んで近くの岩に腰掛けた。水面を通る風が心地よい。 この二年の間で、僕たちの距離は随分と縮まっていた。 僕は、タバサさんを、ひとりの女性として意識している。 自惚れとは思うけど、多分、彼女も同じ気持ちかもしれない…。でも、確信はない。はっきりと彼女の気持ちを聞いていないからだ。 昨日、酒場でノイマンさんと酒を酌み交わしたとき、ノイマンさんから「お前はいつ結婚するんだ?」と訊かれた。 サラさんと再び夫婦になったノイマンさんは、「お前は俺たちのキューピッドだからな」と毎週僕を誘って酒を奢ってくれるのだ。 僕が断っても強引に勧めるのだから、最近は酒にも馴れてすっかり習慣に組み込まれてしまった。 この町に来る前の記憶がないから、僕は本当に酒が呑める歳なのか判らないが、ノイマンさんはもう僕は十分に大人だといってくれた。だから、こうして一緒に呑んでいる。 「け、結婚って…誰と」と僕は訊き返した。 「この野郎、カマトトぶりやがって…。タバサとだよ」とノイマンさんは肘で僕の脇腹を小突く。 カウンターでカクテルを作っていたセバスチャンさんも、「町の中ではまだか、まだか、と噂になっていますよ」と相槌を打ってきた。 僕は気恥ずかしかった。確かに僕とタバサさんは毎日のように会っているし、二人きりで出かけたことも数え切れないほどある。 お月見も、感謝祭も、聖夜祭も、二人で過ごした。傍から見れば僕たちはほとんど恋人同士なのだろう。 …でも、僕は、まだ、彼女に気持ちを伝えていない。 「真面目な話、あんまり女を待たせんなよ…」と、ノイマンさんは酒臭い息を吐きながら僕の首に太い腕を回してきた。妙に含蓄深い。 「でも…僕はまだ気持ちを伝えていません」 言った途端、ノイマンさんとセバスチャンさんは顔を見合わせた。 「ラグナ…お前…何やってんだ」 「まだ気持ちを伝えていなかったのですか」 「だって…もし断られたら…」 「馬鹿野郎。どう見ても相思相愛だぜお前ら」。 セバスチャンさんも、「そうですよ」とうなずく。 「ラグナ、簡単なことじゃないか。俺と結婚してくれ、と一言言えばいいだけだ」と背中を思いっきり叩いて発破をかけてくれた。 セバスチャンさんは、自分の気持ちを正直に打ち明ければうまくいきますよ、とアドバイスしてくれた。 セバスチャンさんは独身なのに、仕事柄かこの街の誰よりも女性の扱いに馴れているように見える。 …そんな話をしたものだから、今日の僕はタバサさんの顔を見るのがすごく恥ずかしい。 本当に彼女は僕を待っているのだろうか…。 …もし伝えるなら、勇気を出さなければ…。 横に目をやると、タバサさんの小さな手が僕の手のすぐそばにあった。 よし…少し強引に…と僕がその手をつかもうとしたとき、タバサさんが話しかけてきた。
94:ラグナ×タバサ 2009/12/20(日) 14:07:07 ID:+wKP3/Ms 476 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:53:53 ID:Xdn3Lsz7 (2) 「実は私…、ラグナ様だけにお話したいことがあるのです」 僕は手を引っ込めて、タバサさんに先を促した。タバサさんは立ち上がって、僕に背を向けながら話し始めた。 「私がエルフだということは前にもお話ししましたが、私はあるエルフの国の王女です」 「…王女?」 僕は驚きを覚えた。そういえば以前から思っていたが、彼女の振舞いには、一朝一夕では身に付けられないような高貴な雰囲気があった。 王女だというのならそれも納得できる。 「はい。私が人間界に来たのは…」 タバサさんはそこで言葉を切り、やや深呼吸してから言った。 「結婚相手を探すためなのです」 結婚…何というタイミングだろう。昨日の酒場での話が僕の脳内を駆け巡った。僕は、口の中が急速に乾いていくのを感じた。 「………」 「私の結婚相手の条件は、人間と…私たち異種族の絆を紡ぐ者。架け橋になれる者」 タバサさんは振り返ると、僕の前まで歩いてきて、顔を赤らめながら続けた。 「ラグナ様、貴方はたくさんのモンスターを可愛がり、全ての生命を慈しんでいらっしゃいます」 「え…僕…?」 「はい。貴方こそが、私が探し求めていた結婚相手なのです。…私と結婚してください」 ノイマンさんは言った。女かプロポーズされるのは恥ずかしいことだ、と。 でも、今、タバサさんは、僕の返事を待っている。僕の気持ちを伝えるのは、今この瞬間しかない。 「ラグナ様」「タバサさん」 僕たちは同時に名前を呼んだ。視線が合った僕たちは、魅入られたかのようにお互いの顔から離れられなかった。 僕はタバサさんの手を取った。タバサさんはちょっと驚いたようだったが、手を振りほどこうとしない。 「タバサさん、僕は貴女が好きです」 「ラ…ラグナ様…」 タバサさんの碧い瞳が見開かれる。同時に彼女の頬も紅く染まっていく。タバサさんも僕と同じだったのだと悟った。 僕はタバサさんを引き寄せて抱きしめようとしたが、彼女は僕の胸に手を当てて、抱擁を拒む仕草をした。 「待ってください…。この先に進んでしまわれたら、私たちはもう後戻りできません」 彼女は、いつになく真剣な表情をしていた。 「ラグナ様にはいずれ、私のふるさとの森に来ていただくことになるでしょう」 バサさんは少し暗い眼をして続けた。 「残念ですが、私たちエルフの中には、人間を快く思わない方もいます。 貴方は、人間というだけの理由でその方たちから言われようのない差別、蔑視を受けることもあるかもしれません」 「………」 「ラグナ様…貴方は、それでもよいのでしょうか?私と一緒に歩いていく覚悟がおありでしょうか?」 差別?蔑視? …それが一体なんだというのだろう。 彼女は、人間と異種族の架け橋になるために、慣れない人間界で今まで頑張ってきたのだ。 それまでにはいろんな苦労もあったろう。 僕は、エルフだとかそんなのは関係なく、ただ、タバサさんという女性に惹かれた。僕も彼女のように、異種族間を紡ぐ架け橋になりたいと願った。 なら、そのための苦労など既に織り込み済みだし、何より瑣末なことだ。 「構いません。たとえどんな困難がこの先に待っていようと、僕は、貴女と一緒に歩いていくという道を選んだのですから」 僕は強い決意をこめて、言った。 「ラグナ様…貴方は私の想像以上の方でした。貴方となら私も共に歩んでいけます」 「僕たちが架け橋になりましょう」 「はい…!ラグナ様、ずっとお慕い申しておりました…」 タバサさんは今までの中で最高の笑顔を浮かべて言った。 「ラグナ様…愛しています」
95:ラグナ×タバサ 2009/12/20(日) 14:23:20 ID:+wKP3/Ms [sage] 477 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:55:30 ID:Xdn3Lsz7 (3) 僕たちは、どちらからともなく抱き合った。そして、自然にお互いの唇を重ねていた。 口を離すと、タバサさんは染めた頬をほころばせて言った。 「私…口づけは初めてなんです」 そのとき、僕は、自分自身が固くなっているのを感じた。キスしただけでこんなになってしまうのか、と我ながら呆れてしまった。 …でも、それが自然なのかもしれない。 タバサさんを抱きたい。僕のものにしたい。 僕の中の本能は彼女を欲しがっている。では、僕の理性はどうか。 …僕の理性も、タバサさんを求めている。タバサさんが欲しいと訴えている。 僕はからからに渇いた喉の奥から、やっと言った。 「僕は…タバサさんが…欲しいです…」 タバサさんは、ゆっくりと僕の目を覗き込んだ。彼女は、その言葉が何を意味するかを知っているのだ。 「…はい…。ラグナ様のお望みのままに…」 タバサさんは、潤んだ目で僕を見上げる。そのまま僕たちは見つめあった。 僕の心は、彼女への無限とも永久ともいっていいほどの愛情と幸福感によって満たされていた。 …僕はタバサさんを自分から少し離すと、彼女の胸にゆっくりと手を伸ばした。 「あっ」 僕の手が胸に触れた途端、タバサさんは軽く声をあげた。でも、拒もうとはしない。 タバサさんの胸は、僕の手にすっぽりと納まる。まるで僕のためだけに創られたような大きさだ。 タバサさんの腰に手を回しながら、胸の愛撫を続けていた僕は次に進もうと考え、メイド服のボタンを外そうとしたが、どうやって外すのかわからない。 タバサさんは僕が何をしたいのかを察したようだ。 「今外しますね…」 タバサさんの頬は激しく紅潮していた。エプロンの紐をほどき、やや指がもつれながらも、ボタンを外していく。 メイド服の前が次第にはだけ、褐色の肌の面積が拡がっていく。 僕はその姿態に興奮していた。 彼女の褐色の肌と、純白の下着のコントラストがとても眩しい。 僕はその下着の上から胸に触れた。服の上からよりも、はっきりと感触が伝わってくる。 「はうっ…」 僕が揉むたびに、タバサさんは甘美な声をあげる。その声が、ますます僕を昂ぶらせた。 とうとう我慢できなくて、僕は彼女の胸を覆っていた布をずらした。 恥ずかしさに耐えかねたのか、タバサさんは胸を手で覆った。 「私…こんなこと…初めてで…」 「僕も初めてだよ…多分」 「多分…? あっ…」 タバサさんは、僕が記憶を失っていることを思い出したようだ。 「確かに僕は記憶がないけど、今までにないくらいすごくドキドキしている…。緊張で足もほら、こんなに震えて…」 事実だった。僕の膝は先ほどから痙攣したように小刻みに震えているのだ。武者震いというやつだろう。 「ふふ…お互い初めて同士というわけですね…」 タバサさんはますます赤みを増した頬のままにっこりと微笑み、胸から手を離した。 双丘が、桃色の実が、僕の視覚をひどく刺激する。心臓が激しく脈打つ。 「あ、あまり見ないで…ください…」 タバサさんは横を向きながら消え入るような声で呟く。 僕は口の中に溜まったつばを、ごくりと飲み込んだ。飲み込む音がやけに大きく聴こえた。 「さ、触るよ…」 タバサさんは答えない。たが、かすかに肯いた。 何かに耐えるかのように、彼女は目を堅くつぶった。
96:ラグナ×タバサ 2009/12/20(日) 14:23:57 ID:+wKP3/Ms [sage] 478 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:57:13 ID:Xdn3Lsz7 (4) 僕は、彼女の左の乳房に手を伸ばした。僕の右手は、情けないほど震えていた。 すべすべした肌に、温かくて柔らかい膨らみ…。 僕の触覚は、ほとんど右手にのみ集中していた。 タバサさんの心臓がどくんどくんと脈打つのが、掌にはっきりと感じられた。 「すごく…ドキドキしている…」 「ラグナ様に触られているからです…」 僕は手に力を入れた。僕の掌の中で彼女の乳房が形を変える。僕は乳房から手を離すと、桃色の突起を指でつまんだ。 その瞬間、タバサさんは身体を震わせた。口からは甘い吐息が絶えず漏れてくる。 「気持ち…いいんだ?」 言った後に僕は愚問だったことに気がついた。 左手を右の方に伸ばし、僕は右手で左の乳首を、左手で右の乳房を愛撫した。 「はぁ…っ…」 くず折れそうになったタバサさんは、僕の首に腕を回してきた。 「はぁっ…ラグナ…さ…まぁ……」 切なそうな声で僕の名前を呼ぶ。 僕はタバサさんを持ち上げて、胸を顔の位置にまで持ってきた。 目の前に、タバサさんの二つの膨らみが実っている。 僕は右の膨らみを口に含み、吸い付き、舐め、噛んだ。 「っ…くぅっ…」 彼女は、僕の肩を掴んで必死で声を出すまいとこらえている。 双丘は、僕の唾液ですっかり濡れてしまっていた。 僕は胸の愛撫を止めて、タバサさんのスカートを右手でたくし上げた。 真っ白なストッキングが目に飛び込んでくる。 タバサさんは目を開けて、僕のやることを見ている。これから僕が何をしようとしているのかを知っているのだろう。 僕は樹の幹にタバサさんを寄り掛からせ、彼女のスカートを折り畳むようにしてめくると、タバサさんが自らそれを両手で持ってくれた。 股上までの白いストッキングとガーターベルトが僕の目の前に晒された。 タバサさんは僕から顔を背けている。スカートを掴んだ手はかすかに震えていた。 僕はタバサさんの前に立つと、彼女の左足をそっと持ち上げた。 「あっ…」 つぶっていた目を開けたタバサさんは、僕が何をするのかと不安になったようだ。 スカートが垂れていて、もっと上の部分が良く見えなかったのだ。 自分の足が僕によって無理に開かれていることに対する羞恥からか、「いや…」と彼女はつぶやく。 でも、足を閉じようとする様子は全くない。僕は了承と受け取った。 視線を下に落とすと、タバサさんの下着が一番に飛び込んできた。三角形の布、ガーターベルトの紐、腿に密着しているストッキングがすごく艶かしい。 僕は彼女の左足を下ろし、右手でそっとショーツに触れた。 汗ばんだ指でも、シルクの肌触りは変わらない。 僕は彼女の部分に指を少し強く押し付けた。 「あくぅっ…」 指で布地をつついていくと、何か窪みのような箇所が感じられた。 これが…タバサさんの…。 僕は自分の鼻息が荒くなるのを感じた。 みっともないとは思ったが、男の本能的なものなのか、自分の意思ではコントロールできない類のものだと諦めた。 僕はその窪みをさらに刺激することに努めた。 「はぁっ…ダメ…です…そこ…は…」 タバサさんは掴んでいたスカートを離し、僕の両肩に手を置いて拒む仕草をした。 でもその力はとても弱弱しい。 僕は構わず刺激を与えていった。 指を二本に増やし、指の腹で擦っていった。次第に下着が湿り気を帯びてきた。 僕は愛撫をやめた。右手の指には、汗とは異なる、粘り気を帯びた液体がついていた。
97:ラグナ×タバサ 2009/12/20(日) 14:24:31 ID:+wKP3/Ms [sage] 479 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:59:15 ID:Xdn3Lsz7 (5) 僕は下ろされたスカートを再びたくし上げ、視線をそこにやった。 しっとりと濡れたショーツの先に、何かが透けて見えた。 そろそろ頃合かと僕はそれに指をかけた。彼女は僕の肩に両手を置いたまま、乱れた息を整えようとしている。 僕はそっとショーツを下ろした。 タバサさんは、自分の下着が下ろされたことに気がついたようだった。 「あ…」 膝をあわせてショーツが下ろされるのを阻止しようとしたが、無意味な抵抗だった。僕はそれを膝頭まで下ろしてしまっていた。 「ラグナ…さま…」 「タバサさん…脱がすよ」 彼女は一瞬沈黙した後、ゆっくりと頷いた。 僕は下着を脛のところまで下ろし、タバサさんの右足を持ち上げ、下着を外した。 僕はゆっくりとスカートをたくし上げた。左足首に引っかかっているショーツがひどく扇情的だった。 脛…、膝…、腿…、と少しずつ足が露になっていく。 「わ…私…恥ずかしい…です…」 タバサさんは目に涙を浮かべながら、かすれた声で言った。 でも僕はやめるつもりなどない。それ以前に、僕はもはや止まられない領域にまで踏み込んでしまっていたのだった。 僕はスカートを完全に腹の部分まで上げてしまっていた。 タバサさんは固く目をつぶっている。 僕は、タバサさんのを見た。髪の色と同じ茂みがあった。その茂みの奥に、縦に割れた洞穴があった。 全身に響くかのような胸の高鳴りの中、僕は茂みに触れた。そして、その奥へと指を進め、敏感な部分に触れた。瞬間、タバサさんの体がぴくりと跳ねる。 僕は、ゆっくりと、クレバスに従って指を這わせた。そのクレバスから溢れ出るものによって、僕の指は湿り気を帯びた。 僕が指を動かすたびに、タバサさんは身体をくねらせて喘ぐ。逆に僕が動きを止めると、タバサさんは僕を切なそうな目で見る。 「はぁ…ラグナ…さま…。いじ…わるです…」 嬌態が混じった声で僕をなじる。 でも不思議と不快ではない。むしろ逆に僕は彼女を支配下に置いているという征服感を味わっていた。 僕は指先に先ほどより強く力を込めた。 クレバスの上側に在る突起に触れた途端、タバサさんはのけぞりそうになって僕にしがみついてきた。 「くぅっ…はぁっ…はぁっ………」 彼女の唇から唾液がこぼれる。 僕は顔を近づけて、タバサさんの唇を覆うように吸い付いた。タバサさんも僕の唇を吸ってきた。 お互いの舌が蛇のように絡みあい、離れ、また絡みあった。 幾度も、幾度も、僕たちは互いの唾液を交換しあった。 僕の右手はタバサさんの秘所に、左手は彼女の腰にあった。 タバサさんは両腕を僕の首に巻きつけている。彼女のヘッドドレスの左側がずれて、束ねられた藍色の髪と、特徴的なエルフの耳が覗いた。 互いの口腔を互いの唾液で濡らすようなキスが終わった後、僕は彼女の耳に標的を定めた。 まずは、長く伸びた耳殻に口付けた。 「はぁうっ…」 タバサさんが溜息をつく。僕は耳殻を舌で愛撫した。 「だめ…だめ…です…。私…耳が……弱…はぁ…」 タバサさんの柳眉は快楽に歪んでいたが、僕は構わず舌での愛撫を続けた。 耳たぶ、耳の穴、耳のひだ、耳の裏、と僕はタバサさんの耳を余すところなく舐めていった。 とうとう立っていられなくなったのか、次第にタバサさんは腰を下ろしていく。僕の首に回された腕に、彼女の体重が徐々にかかっていった。 僕は耳と下腹部の愛撫を更に激しくした。 「ら…らめ……!ラ…ラグ…ナ…さ…ま…ぁ……!くぅっ…!」 タバサさんの体が数回痙攣したかと思うと、秘部を弄んでいた僕の右手は、谷間より迸った熱い液体によってますます濡れそぼってしまっていた。 僕の胸元に彼女の吐く荒い息が幾度もかかる。 「…気持ちよかった?」 僕は尋ねたが、タバサさんは肩で息をするだけで返事をしない。 でも、彼女が絶頂を迎えたことははっきりと分かった。 480 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/04(土) 00:01:51 ID:Xdn3Lsz7 これで半分ってとこです。残り半分は明日投下します。
98:名無しさん@カブ好き 2009/12/20(日) 14:27:24 ID:+wKP3/Ms [sage] 486 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/04(土) 22:31:01 ID:VsiBzms/ 全体重を僕に預け、相変わらず肩で息をしているタバサさんを支えながら、僕は少し身体を休められるかとほっとしていた。 ずっと動かしっぱなしだった両手が流石に疲れている。 しかし、早く彼女を抱きたい。僕のものは痛い程膨張していた。 「ラグナ様…、今度は私の番です…」 急にタバサさんがそう言ったので、僕は聞き返した。 「え、番…?」 彼女は答えるかわりに、僕の下半身に触れた。 彼女の細い指が、僕のものを布地の上から触ったのだ。 他人に普段触られる物ではないから、凄く新鮮だった。 そこより発生した快楽の波が僕の全身を奔った。思わず僕は前屈みになる。 「ラグナ様…私も触りますから…」 タバサさんはしゃがみ込んで、僕のズボンに手をかけた。僕は身体を巡る快楽に耐えつつ、彼女のなすがままにさせていた。 引っ掛かってなかなか下ろせないようなので、僕は押さえて下ろしやすくした。ズボンが下ろされ、僕のものは外気に晒された。 熱く火照ったものに、外気は心地よかった。 「きゃっ…」 タバサさんの驚きの声がする。 「え…、こ、こんなに…お、大きい…なんて…」 目の前に伸びているそれを目の当たりにして、タバサさんは驚きの表情をして目を背けた。耳まで紅く染めて固く目をつぶっている。 「えと…タバサさんの番…でしたよね?」 いじらしい彼女をちょっと苛めたくなったので、僕はからかうように言った。 「で、でも…大きい…」 「大きいってわかるなんて…タバサさんは今までにこれを見たことあるんですか?」 「ありません!一回も!」 即答された。 「触ってください」 このままでは埒があかないので、僕は促した。顔を背けながら、タバサさんはそろそろと僕のものに手を伸ばす。触れた瞬間、彼女は手を離した。 「熱い…」 「タバサさんだから、ですよ…」 「………ラグナ様…。恥ずかしいです…やっぱり…」 「でも、今度はタバサさんの番ですから、してくれないと…」 「………はい…。ラグナ様がそう望まれるのなら…」 彼女はゆっくりとそれに視線を移しては、背けることを何回か繰り返した。 だんだん馴れてきたのか、それを見る時間の方が長くなってきた。意を決したかのように、彼女は言った。 「では、触ります…」 タバサさんの細い指が、僕を刺激する。服の上から触られた時とは比べ物にならない程の快感が襲ってくる。思わず僕は声を上げてしまっていた。 「…気持ちいいのですか?」 タバサさんは上目遣いで僕を見ながら、ゆっくりといじくり回してくる。 「ラグナ様…舐めますね」 そうタバサさんが言ったかと思うと、僕は自分の身体が身体でなくなるような感覚に襲われた。 下を見ると、タバサさんは僕のものの裏側を舐め上げたところだった。 汗と羞恥心で上気した表情に、解れた髪、潤んだ瞳、小さな口からのぞく桃色の舌。その時の彼女は、この上ない蠱惑的な表情をしていた。僕のものが益々昂ぶる。 タバサさんは更に舐め上げた。最初はおずおずと舐めるのだったが、次第に舐め上げる距離と範囲が大きくなっていく。僕の臨界がすぐそこにまで来ていた。 タバサさんは膝立ちになり、僕のを見下ろす位置に顔をあわせた。何をするのだろう…と僕はぼんやりと見ていた。 彼女は、僕の先端を潤んだ瞳で見た後、それにそっと口づけたのである。 ダメだ、これ以上は保たない。 僕はタバサさんを引き離そうとした。でも先程からの快楽の波で力が全然入らない。タバサさんは、口を大きく開けて口に含もうとしていた。 先端が暖かい粘膜に包まれ、おそらく舌であろうざらざらした軟体が、僕の最も敏感な部分を刺激した。 「くぅっ…もう…!」 僕はタバサさんの口から無理矢理引き抜いた。次の瞬間、僕は果てた。 「きゃっ…」 顔の横で僕のものからとめどなく吐き出されていくものを、タバサさんは茫然とした表情で見ていた。 そこに何処か恍惚とした表情が混じっていたのは、多分僕の気のせいではないだろう。
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