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牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1
95:ラグナ×タバサ 2009/12/20(日) 14:23:20 ID:+wKP3/Ms [sage] 477 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:55:30 ID:Xdn3Lsz7 (3) 僕たちは、どちらからともなく抱き合った。そして、自然にお互いの唇を重ねていた。 口を離すと、タバサさんは染めた頬をほころばせて言った。 「私…口づけは初めてなんです」 そのとき、僕は、自分自身が固くなっているのを感じた。キスしただけでこんなになってしまうのか、と我ながら呆れてしまった。 …でも、それが自然なのかもしれない。 タバサさんを抱きたい。僕のものにしたい。 僕の中の本能は彼女を欲しがっている。では、僕の理性はどうか。 …僕の理性も、タバサさんを求めている。タバサさんが欲しいと訴えている。 僕はからからに渇いた喉の奥から、やっと言った。 「僕は…タバサさんが…欲しいです…」 タバサさんは、ゆっくりと僕の目を覗き込んだ。彼女は、その言葉が何を意味するかを知っているのだ。 「…はい…。ラグナ様のお望みのままに…」 タバサさんは、潤んだ目で僕を見上げる。そのまま僕たちは見つめあった。 僕の心は、彼女への無限とも永久ともいっていいほどの愛情と幸福感によって満たされていた。 …僕はタバサさんを自分から少し離すと、彼女の胸にゆっくりと手を伸ばした。 「あっ」 僕の手が胸に触れた途端、タバサさんは軽く声をあげた。でも、拒もうとはしない。 タバサさんの胸は、僕の手にすっぽりと納まる。まるで僕のためだけに創られたような大きさだ。 タバサさんの腰に手を回しながら、胸の愛撫を続けていた僕は次に進もうと考え、メイド服のボタンを外そうとしたが、どうやって外すのかわからない。 タバサさんは僕が何をしたいのかを察したようだ。 「今外しますね…」 タバサさんの頬は激しく紅潮していた。エプロンの紐をほどき、やや指がもつれながらも、ボタンを外していく。 メイド服の前が次第にはだけ、褐色の肌の面積が拡がっていく。 僕はその姿態に興奮していた。 彼女の褐色の肌と、純白の下着のコントラストがとても眩しい。 僕はその下着の上から胸に触れた。服の上からよりも、はっきりと感触が伝わってくる。 「はうっ…」 僕が揉むたびに、タバサさんは甘美な声をあげる。その声が、ますます僕を昂ぶらせた。 とうとう我慢できなくて、僕は彼女の胸を覆っていた布をずらした。 恥ずかしさに耐えかねたのか、タバサさんは胸を手で覆った。 「私…こんなこと…初めてで…」 「僕も初めてだよ…多分」 「多分…? あっ…」 タバサさんは、僕が記憶を失っていることを思い出したようだ。 「確かに僕は記憶がないけど、今までにないくらいすごくドキドキしている…。緊張で足もほら、こんなに震えて…」 事実だった。僕の膝は先ほどから痙攣したように小刻みに震えているのだ。武者震いというやつだろう。 「ふふ…お互い初めて同士というわけですね…」 タバサさんはますます赤みを増した頬のままにっこりと微笑み、胸から手を離した。 双丘が、桃色の実が、僕の視覚をひどく刺激する。心臓が激しく脈打つ。 「あ、あまり見ないで…ください…」 タバサさんは横を向きながら消え入るような声で呟く。 僕は口の中に溜まったつばを、ごくりと飲み込んだ。飲み込む音がやけに大きく聴こえた。 「さ、触るよ…」 タバサさんは答えない。たが、かすかに肯いた。 何かに耐えるかのように、彼女は目を堅くつぶった。
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