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牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part2
780:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw 2010/11/04(木) 22:02:41 ID:eYxarh730 [sage] 流れ豚切りで続き投下。 すみません、エロまでたどり着きませんでした。
781:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw 2010/11/04(木) 22:17:41 ID:eYxarh730 [sage] しん、と部屋が沈黙に包まれた。 言った。言ってしまった。 だってサトさんがこれっぽっちも僕を意識していないようだったから。 それがとても悲しくて悔しくて、勢い余っていってしまった。 「……え?え?……ええええええええええええっ!チヒロ君私の事好きだったの!?」 「そうですよ。わ、悪いですかっ!」 自棄になって開き直る。もうどうにでもなってしまえ。 「全然悪くないよ!だって私も……その、チヒロ君のこと…………すき、だから。」 最後は今にも消え入りそうな声だったから、きっと聞き間違いだと思った。 「サトさん?今なんて?」 「わ、私もチヒロ君のことが好きだよ。」 「ええっ!!」 今度は僕が驚く番だった。サトさんが僕のことを好き? 「うう……やっぱり気づいてなかったんだー……私結構モーションかけてたつもりなのに……。」 「え?ええっ!?」 サトさんが?モーションかけてた? 「あのー……具体的にはどういった事を?」 「毎日挨拶したりとか、グラタンあげたりとか、一緒にお話ししたりとか、色々。」 「キリクさんやディルカさんにも挨拶したり好きなものあげたりしてるじゃないですか。」 「あの二人は友達!キリクに関しては私チヒロ君の事相談してたからそのお礼。」 「ええっ!!あの、僕もキリクさんにサトさんの事を相談してたんですけど……。」 「嘘っ!」 お互いの事を好きあっている男女にそれぞれ相談されるなんて……キリクさん、どんな気持ちだったんだろう。 「うわー……なにそれすごく恥ずかしいんだけど……。」 サトさんは両手で赤面した顔を包み、うろたえている。 しかし、少しすると肩をぷるぷる震わせてくすくすと笑い始めた。 つられて僕も笑う。 確かにとても恥ずかしいけど、でも悪い気分じゃない。愉快だった。 ひとしきり笑い終わると、再び沈黙が訪れた。 さてこれからどうしようと思ったところでサトさんが動いた。 サトさんの顔がどんどん近付いてきて……唇に、唇が触れた。 「えへへ……奪っちゃった。」 「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」 全身が熱い。多分今僕の顔はゆでだこみたいに真っ赤なんだろう。 サトさんはしてやったりといったような顔している。 「僕、お風呂入ってきます!」 寝巻をひっつかんでその場から逃げだした。
782:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw 2010/11/04(木) 22:18:09 ID:eYxarh730 [sage] あ……チヒロ君いっちゃった。 自分でもあんなに大胆な事が出来るなんてびっくりしてしまった。 チヒロ君の前では余裕ぶっていたけど、一人になった今、顔が火照るのが分かる。 チヒロ君のベッドにぽすんと腰かける。 チヒロ君がいないのをいいことに、そのまま横になって枕に顔をうずめた。 いつもチヒロ君が使ってるベッド。なんだかほっとする。 シーツを取り換えたばかりなのか、ほのかに石鹸の香りがする。 それがとても心地よくて、私の意識は少しずつ、とろとろと溶けていった。
783:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw 2010/11/04(木) 22:18:36 ID:eYxarh730 [sage] 熱めのお湯をかぶって頭をしゃっきりさせようとするけれど、うまくいかない。 油断すると先ほどのサトさんとのキスの感触がよみがえってきてしまう。 好きな人が自分のことを好いていてくれて、これ以上ないくらい幸せだったけれど、この夜をどうやって乗り切れるか分からなかった。 多分今日はどきどきして眠れないだろう。 ちょうど明日が金曜日で医院が休みなのは助かった。 もし明日も仕事だったらきっと全く身が入らなかっただろう。 今日のうちに気持ちを整理して、明日からまたサトさんといつも通りに接することが出来るようにしよう。 出来れば一緒に食事処ソナでお昼を一緒に食べたいな、と思った。
784:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw 2010/11/04(木) 22:29:33 ID:eYxarh730 [sage] お風呂からあがって部屋に戻ると、サトさんが僕のベッドの上ですやすやと気持ちよさそうに眠っていた。 それだけならまだいいのだけれど……アヤメ先生がサトさんに貸した服は巻きスカートで、今はそれが大きく肌蹴て健康的な太ももがあらわになってしまっていた。 目を閉じているサトさんの長い睫毛や、さっきキスを交わしたふっくらとした唇も目に付いた。 カッと全身に血がめぐるのを感じる。 隠しようもなく、僕は今サトさんに欲情していた。 ……今日は患者さん用のベッドで寝よう。これ以上ここにいたらいけない。 そうきびすをかえした時、 「ん……チヒロ君?」 最悪のタイミングでサトさんが起きてしまった。 「あ……ごめんね、あたしチヒロ君のベッド占領しちゃって。今どくね。……チヒロ君?」 一向に振り返らない僕を不審に思ったのだろう。でも僕は振り返るわけにはいかなかった。 しかしサトさんはあっさりとこちらの正面にまわってきてしまった。 俯く僕を不審げに眺め――そして視線が僕の下半身に注がれる。 「あ……えっと……チヒロ君……。」 「幻滅しました?僕もです。最低ですよね。」 「いや……あの……私と、したいんだよね?……私、チヒロ君となら、いいよ。」 「へ?」 思わず顔をあげると、サトさんは恥ずかしげに、それでもきっぱりと言った。 「チヒロ君がしたいなら、私はいいよ。」 「ええっ……あ、あの、じゃあその、…………よろしく、お願いします。」 ぺこりと頭を下げると、サトさんがくすりと笑う気配がした。
785:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw 2010/11/04(木) 22:33:06 ID:eYxarh730 [sage] 今回はここまでです。 まさかエロ突入まで5500文字以上も使うなんて……。 本当すみません。
786:お留守番 2010/11/04(木) 23:54:40 ID:/xH+kqhD0 >>785 GJ! とりあえずエロ部分に期待。 感覚共有ネタ妄想してみるか・・・。
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