牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part2
646:名無しさん@カブ好き2010/10/16(土) 20:24:32 ID:IMjd0BqvO
「……ケホッ……な…何?…急に…」
落ち着いたトゥーナが逆に聞き返すと、ガジがちょっと笑って答えた
「アァ、ここ最近あまりマイスと会ってないみたいだし、どうなってるのかと思ってナ。その様子だと“何か”あったみたいだナ」
ガジと目を合わせられず、少し顔を赤らめているトゥーナ。誰がどう見ても動揺している。
「……………な…なんでもない……急だったから少しびっくりしただけ」
確かに数日前、その“何か”はあった。その事で、つい避けてしまっていたのも事実である
しかし、今はまだ話す段階ではないと思い、なんとか誤魔化そうとするトゥーナ
「…………そうカ、それならいいガ」
改めて食事の手を進める。さっきまでの空気がどこに行ったのかと思うほど、重たい空間になってしまった。
カチャカチャと食器の音だけが響く中、ふと思い出したかのようにガジが口を開く
「……そうダ、今日はちょっと鉄を採ってきてほしいんだガ…頼んでもいいカ?」
「……………うん…構わないよ…」
少しホッとして答えるトゥーナ。彼女自身、さっきの嘘が気にかかっていた
「じゃあ頼んだナ。あと、最近は物騒だから誰かと一緒に行くといい。たとえば…マイスとかナ」
再度マイスの名を挙げられ驚く。おそるおそるガジの様子を伺うと、ガジは何かを怪しんでいる様子はなく、ただ普段通りに笑っていた
「……………ガジ……ありがとう」
いつの間にか食事を終えていたガジが、食器を片づけて答える
「ン?何がダ?………まぁいいカ。鉄は明日使う予定のヤツだから急がなくていいからナ。じゃあ頼んだゾ」
それだけ言って、ガジは下の工場へと降りていった。マイスと会うきっかけを与えてくれたあたり、大体は感づいているのだろう
それから少しして、トゥーナも朝食を終え、家事を済ませて早々に家を出る。この時トゥーナは、自分の身に起こる事など知る由もなかった……
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