牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part2
591:もものめ2010/09/29(水) 01:46:15 ID:iGcuWOOl0 [sage] AAS
イオンさんを寝かそうと近づいたら、そのまま押し倒される状態で
イオンさんが覆いかぶさってきた。
心地よい重さがボクの体にのしかかる。

「イオンさん!?」
イオンさんの顔がアップで目の前にある。
小麦色の肌に、大きな瞳。きゅっと結んだ唇が、何かを決意しているようにも思えた。

「いつも恥ずかしくて、つい「あんた」って言っちゃってるけど
今日は名前・・呼んでいいかな。・・・・マイス・・・」

確かにイオンさんから名前を呼んでもらったのは初めてだ。
ただ名前を呼ぶだけなのに、イオンさんは真っ赤になっている。

「う・・うれしいです。イオンさんに名前を呼んでもらって」
これは本心だった。
いつも元気なイオンさんが、自分の名前を恥ずかしそうに言ってくれた。
ただそれだけなのに、それはとても甘美な響きだった。

体勢としては、年上のお姉さんに押し倒された状態。
その後の状況を考えると、どうしても期待をしてしまうのだが、
それでも、どうしても避けられない心配事がボクを支配する。

「あの、カルロスさんは・・」
「アニキのことはいいの!!」
考えたら、ボクはカルロスさんのことばかり言っていたかもしれない。
イオンさんにはそれが気に食わなかったのだろう。
強い口調でどなられてしまった。

「・・・アニキには、プリペラの森でダイアモンドの鉱山が出たらしいから
取りに行ってきてって頼んだの。」

「プリベラの森で!?」

それは周知の通り、嘘である。
「どうしてもブリペラの森のダイヤモンドでないと嫌だって言ってあるから
たぶん当分帰ってこないよ」

妹LOVEのカルロスのことだ。
きっと夜が明けても帰ってこない気がする。

イオンさん、ボクを誘うためにそんな嘘を・・・?

ぶどう酒から始まり、すべてがこのときのためにイオンが用意したシチュエーションだったのか。
何も知らないカルロスは今もプリペラの森でハンマーを振り回しているのだろうか。
少し・・いや、かなり気の毒にも思えた。


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