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牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part3
741:アルコール高めのラム酒 二杯目2011/04/17(日) 00:27:07 ID:ExMS58mm0 [sage]
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浴室の床に仰向けに寝るアルスの上にラムリアが跨る形で乗っかかる。所謂騎乗位と云う奴である。
両手を床へ乗せ体重を支えているが、勃起した一物には、膣は宛がっており、腰を数センチおろせば
そのまま結合するだろう。お互い準備万端で愛撫の必要は当然なかった。
「は、ぁ……当てているだけでも気持ちいいです……それよりもなんでお風呂でセ、セ、セックス
する時は私が上になるんですか?」
セックスと云う単語を口にすることが恥ずかしいためか、どもりつつ言う。今さらと云う段階は
過ぎすぎている。そのことにアルスは突っ込まず、ちょっと敏感すぎないか、と
疑問を抱きながら答えた。
「だって床けっこう硬いから、寝っ転がると少し痛いよ」
アルスの言うとおり、浴室とはいえ床はそこそこの硬度を持っている。
ようするに、ラムリアが痛い思いをしないよう彼なりに配慮をしたと云うわけだ。
そのことに気付いたラムリアの顔は、いつもなら真っ赤になっているところである。既に赤くなっている為、
アルスは微笑んだだけに見えた。一瞬見とれたことは決して口には出さない。
(本当にこの人は……エッチな時でも優しいんですから……だめだなぁ、私、どんどん好きな気持ちが
大きくなっちゃう。この人以外は考えられない、なんて漫画の中だけの台詞だと思っていたのに……)
さりげない、それこそ些細な思いやりなのだが、ラムリアは感動し、目を閉じ想う。
情事の最中だと云うのに、ラムリアの心の中ではとても純粋な想いが溢れ出していた。それは年月が経ち、
形は変わるのかもしれないが、けして無くなることはないものなのだろう。
「 愛 」と云う言葉で言い表せるものなのだろうか。詩人だったらもっと上手い表現で形にすることができる
のかもしれないが、幼い少年少女にはまだ理解できないだろう。幼くなくても理解できる人は少ないのだろうが。
「あの〜、ラムリア……さん?」
「はっ! ごめんなさいちょっと遠い世界に行ってしまいました」
目を瞑り、うっとりと夢想するラムリアに、つい敬語で声を掛ける。十秒程間があったのは、
アルスもラムリアから溢れだす空気に呑まれていたからだ。何と云うかもう、ぐだぐだである。
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