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牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part3
375:名無しさん@カブ好き 2011/02/05(土) 22:39:37 ID:WmJfnjbE0 [sage] >>373 捨てるぐらいなら俺が貰おう
376:名無しさん@カブ好き 2011/02/06(日) 21:41:39 ID:+jStUPyF0 [sage] >>375 いいや、俺が貰おう
377:もんじ ◆gd9NVb5EGA 2011/02/08(火) 02:01:20 ID:EnI8Zv4Y0 >>376 いやいや、ここは俺が貰おう 小ネタを思いついたので、投下させてください ほのぼの系が続いてるので、たまにはシリアスなのでも…エロはなしで 注意事項はいつもの通りかな
378:名無しさん@カブ好き 2011/02/08(火) 02:06:21 ID:JCvjAmc+0 どうぞどうぞ
379:一つの茎に、花は二つは咲かない 2011/02/08(火) 02:34:46 ID:EnI8Zv4Y0 「はぁ〜〜(暇だなぁ)」 雑貨屋ダイヤモンドの店番は、本当につまらない 面白い出来事なんて一つも無い。 時々来るお客さんの相手をしているだけ それも面倒くさくて、だけど仕事をサボれば、怒られるのは確実 (せめて、マイスでも来てくれたらな〜) 机に屈して項垂れていると、来客を知らせる鈴が鳴った 誰が来たのだろう? 愛しの彼かな? その願いが叶ったかのように 扉を開けて入ってきたのは、マイスそのものであった 「あ、いらっしゃい♪」 「カリン! トゥーナ見なかった!?」 彼が、荒い息をつきながら、いかにも慌てた様子で、そう聞いてきた なんだ、買い物目的で来た訳ではなさそうだ。 少々ガッカリする それにしても、トゥーナがどうしたのだろう? 辺りをキョロキョロを見回して凄い焦りようだ 「見てないけど、どうかしたの?」 「うん。 それが、朝からトゥーナの姿が見えなくて……」 「朝から? 店にはいないの?(もう夕方に近い時間なのに…)」 「それが、どこにもいないんだ…」 確かに、あのしっかり者のトゥーナが朝から行方不明だと言うのは、珍しい いや、しっかり者だからこそ、こういう時、迷いに迷うのだろうか? 考えるのも面倒くさい。 そんな事よりも…… 「ねぇ、トゥーナを探してるんだったら、私も一緒に探させてくれない?」 「本当ですか!? 助かります。 ありがとうございます!」 「ううん。 トゥーナは私にとっても大事な友達だから…」 勿論、そんなのは口だけ……… 本当は、店をさぼれるための口実にしたかった。 なによりも彼と一緒に居たかった めんどうくさいけど、それは嬉しい事だから…楽しい事だから…… 「それじゃあ、町の外を、一緒に探しましょう」 「うん…♪」 こうして、私と彼の小さなデートが始まった でもね、楽しさの次に来るのは、やっぱりつらい事なんだ 癒された時間は風の様に去っていくけど、苦しい時間は長く感じる 私はこの時から、そんな事はわかっていた だけど、彼と一緒の時間を選んだ。 それはやっぱり、彼の事が好きだから…
380:一つの茎に、花は二つは咲かない 2011/02/08(火) 02:57:50 ID:EnI8Zv4Y0 マイスと一緒の時間は、とても幸せだった 魔物から守ってくれる彼は格好よくて、疲れたと言ったら少し休ませてくれる優しさもあって… 手を繋いでいる時のトキメキは、本当に今までに感じた事ないくらい、嬉しい感情だった トゥーナを探しているはずだったのに、彼は私の事まで気にしてくれる。 楽しませてくれる まるで本当のデートの様…… 今、私達は氷原に咲く花の所に来ている すっかり日が沈んだ、夜に輝く氷の花………ここまでに来る道のりは私にとって、つらく長いものだったけど こんな綺麗な景色が見れるんだったら、つい毎日来てもいいかな〜と思ってしまう 「綺麗だね…」 「うん…」 さっきまで、笑っていたマイスに、急に元気が無くなった 私が頭を乗せている肩が沈んでいる。 座って寄り添って、こんなに近くにいるのだから 彼の考えている事、大体感じることはできた 「大丈夫。 トゥーナは絶対見つかるから」 「…うん。 ありがとう」 私がそう言うと、彼は微笑んでくれた その笑顔を見ると、こっちまで顔がほころんでしまう 「…ふぅ」 「寒くない?」 私が、体を震わせながら、白い吐息を吐くと 彼は心配そうな表情で、訊ねてきた。 顔を少し縦に揺らすと、彼が懐から黄色いジャンパーを取り出して 私にそっと掛けてくれた 「僕のお手製のジャンパー。 少しへたくそだったかな?」 「…そんな事ない。 ありがとう(とても、暖かい…)」 彼の手作り、彼の温もり。 それが私を暖めてくれる 体だけじゃなくて、心までをも包み込んでくれる。 とても、気持ちが良い ふたりだけの、こんな時間がいつまでも続けば良いのに……夜空に輝く星に願った だけど、そんな願いはやはり、神様は許してはくれなかった 幸せな時間は、終わりをつげる…
381:一つの茎に、花は二つは咲かない 2011/02/08(火) 03:15:35 ID:EnI8Zv4Y0 「マイス……」 「トゥーナ!」 私達の前に現れたのは、赤い髪の彼女であった 今回の目的……大親友で、だけど、私が今一番会いたくなかった人 彼は立ち上がると、彼女の元へ駆け出す。 抱き合い、彼女と温もりを分かち合う …どうして? 私も、今トゥーナと同じ温もりを感じているはずなのに……… 「トゥーナ、今まで何をしてたの!?」 「マイス……ごめんなさい。 これ…」 彼女は、彼に氷の花束でできたブレスレットを手渡している その時の彼の表情……とても嬉しそうだった。 私と一緒の時はあんな表情見せてくれなかった …どうして? なんで今、私の心はこんなに寒がっているのだろう? 「トゥーナ………ありがとう」 「……うん」 …どうして? 私の時は手だけしか繋いでくれなかったのに なんで? なんで、その娘にだけ抱きつくの? ……そんなの、答えは簡単。 彼は、彼女を選んだから…私ではなく、彼女を……… 「そうだ、カリンも一緒に探すのを手伝ってくれたんだよ?」 「カリン……」 彼女と彼が、座っている私に近づく 二人ともとても純粋な瞳。 私とは違う… ありがとうと、トゥーナがお礼を言ってくる。 私はそれに笑顔で答える どうして……? そんなに綺麗な瞳なのは、どうして…? 「そうだ、カリン。 これ、プレゼント」 「…え?」 「一緒にさがしてくれた御礼だよ。 良かったら、受け取ってくれないかな?」 そうやって手渡されたのは、ジャンパーと同じ色のふわふわした黄色い手袋 どうして? どうして彼は、こんなにも私に優しくしてくれるの?
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