牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part3
230:アクナちゃんの突然変異2011/01/19(水) 00:07:43 ID:DX9pZ+gW0AAS
「なるほど。 そうだったんですか……」

シアが、納得した様に頷きながら、コーヒーの入ったコップを口に運んだ
あの後、僕とアクナちゃんはどうしてこうなってしまったのか?の事情を全て話した
と言っても、元の姿に戻すために夜の営みが必要というのだけは、伝えていないのだが…

「そういう訳で、アクナさんを元に戻すまでは家に泊めて欲しいんだけど……大丈夫かな?」

願う様にシアの顔を見るが、その表情はうかない
礼儀正しく座って、子供用コップを口に運んでコーヒーを飲んでいるアクナちゃんを
見て、う~んっと悩んでいる様に見える

「でも……部屋も空いてませんし」
「そこは、僕が新しいベッドを買ってきてあげたりするから……」

それでもまだう~んと首を傾げて、許しをもらう事はできなかった
なんとかならないものなのだろうか……こちらも、悩みこんでしまう

「そういえば、シアレンスの娘よ。 その節はすまない事をした」
「え…?」

突然アクナちゃんが頭を下げて謝ってきたもんだから、何事かとシアと僕は焦ってしまった
その節とはどういう事なのだろうか? 四幻竜が頭を下げる事なのだから、よほどの事に違いない

「あの時、私はお主を連れ去って、色々と酷い事をしてしまった。 どうか許してほしい」
「ああ……」

そういえば、確かにそんな事もあった。 僕とシアが結婚する日にシアがアクナさんにさらわれた時だ
たしかあれは、シアレンスの危機を救うために仕方なくやったにしても、さすがに憎い事をしたと
実感しているのだろうか? 深々と頭を下げ、上げようとはしない

「いいえ、全く気にしてませんよ。 むしろ感謝しています」
「・・・」
「あのおかげで、シアレンスは救われた訳ですし。 それに……」

マイスは僕の方に顔を向けた。 瞳と瞳が重なり、しばらくの間、見つめ合ってしまう
そしてニコっと微笑んでは、またアクナちゃんの方を向いた。 頭を上げないアクナちゃんに
ポンポンと肩を叩いて、顔をあげさせる

「それに、あなたのおかげで私とマイスは、本当の愛を確かめ合う事ができたんです。
私達を繋いでくれて……そしてシアレンスの町を救ってくれて、本当にありがとうございます」

そう言うと、今度はシアの方が頭をさげた。 その様子にアクナちゃんは驚き、何やらふぅ~っと
息を漏らしている。 こちらをチラっと見ると、静かな笑みを見せた

(お主の町の人達は本当に、素晴らしいな)

脳内にアクナちゃんの声が響く。 テレパシーの様だ
それに、僕がニコっと微笑み返すと、照れくさそうに顔を背けた。 シアはもう顔をあげている
さて、また本題に戻さなくては……

「それで……アクナさんを泊める件についてなんですけど…どうかお願いできないかな?」
「迷惑をかけてしまうのは承知の上だ。 しかし、私も色々と手助けをするつもりでいる。 どうか頼めぬかの?」

僕だけでなく、アクナさんからも頼みこんでみた
そしてまた、再び頭をさげる。 今日は頭の上がらない日ですな
1-AA
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