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牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part3
430:アクナさんの突然変異2011/02/18(金) 23:32:01 ID:Gx+8qocB0
「ふゃ〜〜〜!」
ドンっと、家の中の椅子に腰掛け、机に顔を屈した
疲れた……神経が疲弊している。 いや、精神と言うべきか?
とりあえず疲れた。 まさか今日に限ってこんなに動き働くとは思わなかった
あの後、鍛冶屋の窓を壊した弁償として、素材の調達と、弁償代金をぶんとられたのだ
ついでにさくやの簪を直す手伝いもさせられた。 本当に疲れた。 溜め息が心地よく感じる程に
働いた。 こんな目に会ったのも全て、この竜のせいだ
「はぁ〜………」
「どうしたのだマイスよ? 溜め息なんぞ尽いて………町の案内はどうしたのだ?」
「誰のせいでこんな風になってると思ってるんですか!!?」
少し怒りながら叫ぶと、アクナちゃんがそれにビクっと驚く
そうだ。 こうなったのも全て、このアクナちゃんのせいだ
窓を壊した張本人。 なのに手伝いもしないで、てけてけと後をついて来ただけ
まぁ、『仕方が無い』と言えば仕方無いのだが………
「アクナさんが窓を壊さなければ溜め息なんてついてませんよ!! ええ!!」
「な…あ、あれは……あの女性が私の事を「だからって危険物を発射する事は無いでしょ!?」
「いや…その…あの…」
「僕が一生懸命働いてると言うのに、アクナさんはなんですか!? 見てばかりで何もしてない!! そんなの
「わ、わかった。 私が悪かった、謝る。 だからその……もう怒鳴らないで欲しいのだ……」
そう言うとアクナちゃんは小さな手で、僕の腕をギュっと握ってきた
いかにも申し訳なさそうな可愛らしい顔で、僕の事をジーっと見つめている
うなぁぁあああ!! そんな瞳をされたら、怒るものも怒れないじゃないかぁぁああ!!
「わ、わかりました。 もう、いいです………」
「すまなかった………本当に」
尚も腕を掴み続け、顔を俯かせている
少し泣いているかのように、目が潤んでいる様に見えるのは気のせいだろうか?
そういえばオンドルファさんの話によると、性格等の内面側に関しても、少し幼くなっていると聞いた
それが本当なら、目の前で悲しそうにしている彼女もまた、『一人の少女』に変わりは無くなる
なら、こうして子供っぽく可愛らしく、許しを請おうとするのも納得がいく。 少し怯えさせているのも感じ取れる事ができる
「もう怒ってないから、安心してください」
「………本当?」
「はい♪」
寂しがっている顔に微笑み返すと、その表情が和らいだ
それでもまだ、不安そうにしているため、その蒼く綺麗な頭を撫でてやる
そうすると気に喰わなかったのか、頬を少し膨らませてムッとした
その移り変わりが面白くて、本当に笑ってしまう。 ああ、やっぱりアクナさんはアクナさんなんだな
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