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牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part3
465:風俗店 都 ◆dkDmj798WFtq 2011/02/22(火) 22:53:18 ID:Gw0HOiGV0 [sage]
「おいでやす〜」
宿に着くと聞きなれない挨拶で出迎えられた。建物の外観といい東方の文化が混じっているのだろうか?
受付?にいるのはこれまた見慣れない服を着た女の子。……流石に人違いだろう、どう見ても俺より年下だ。
友人から聞いていた目印も見当たらなかったので取りあえずは宿泊の意思を告げ、金を払う。
部屋に案内されるとすぐにお目当ての人が来た。
「どうもおおきに〜 ここの女将のしののめと申します、どうぞごひいきに〜」
これは友人を褒めてやらねばなるまい。噂通り、いや噂以上の女性だった。
端正な顔立ち、些事にいたるまで一つ一つ丁寧な立ち振る舞い、落ち着いた声。
どことなく先ほどの女の子と似ているが親子だろうか? 子供がいるとは思えないほど整った体型だが……
さっきまでは珍しく見えていた服装もこの人の為にあるものだと思えば妙に納得してしまう。
目的を忘れてこのまま帰りそうになってしまうほど既に俺は満足していた。
「…………えらい遠いところから来はったんですね、もしお疲れでしたらお風呂に入ってみてくださいね。うちの旅館の自慢なんですよ。」
話はほとんど頭に入ってこなかった。見惚れていた、といえばそれまでだが……
ともかく疲れているのは確かなので休ませてもらうことにしよう。
肝心な時に体力が切らすことになれば俺は永遠に笑い物だ。
翌朝、目覚めた俺はすぐにそれとなく目印が出ていないか探ってみた。
すると確かにあるではないか。なるほど、これは言われなければ気付かない。
早速、意気揚々と女将さんを探しにうろつく。もし他にも彼女目当てで泊まってる輩がいるのならばのんびりとはしていられない。
いくら彼女が今までにも身体を売ってきたと女だとはいえ同じ宿で他の男に抱かれているのを想像するとやるせなくなる。
と、そんな心配をしているうちにすぐに見つかった。
早速今夜のことを…… その前に挨拶だ。正直に宿としてのサービスもかなりのものだった。
「おはようございます。お料理もお風呂も気に入ってくらはったみたいでほんま、おおきに。」
にこやかに返してくれる。照れ隠しにもどこか気品が漂っていて褒めているこっちも恥ずかしくなってしまう。
こんな魅力的な女性が空いているとは、不思議なこともあるものだ。
と、本題を忘れてはいけない。どう切り出すか迷っていたが彼女もその道の人間なのだ、ストレートに聞くに限る。
深呼吸を一つ、意を決して聞いてみる。
「あの…… 今夜のよや……」
最後までいう間もなく彼女は人差し指を口に当てて立ち去ろうとする。「それ以上喋るな。」そう言われたような気がする。
もしかしてもう遅かった? それともあの馬鹿に担がれただけ? そう思うとサァーっと血の気が引く感覚がした。
が、すれ違う瞬間よく見えなかったが恐らく頬を赤らめて、
「日が変わるころに伺いますんえ、今夜はよろしゅうお願いします。」
確かにそう聞こえた。
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