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牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part4
820:◆EAGHfd50gHQi 2012/05/26(土) 21:21:47 ID:BIqgY3zn0AAS
トリップ変更します。
「アルスさん、起きてますか、それともまだ寝ています?」
甘く、幼い少女の声が部屋に響いた。愛情をたっぷりと詰め込んだ声で、子供どころか大人でも大きい豪華なベッドで
静かに寝息を立てている少年、アルスを呼ぶ少女はアルヴァーナのヴィヴィアージュ家の一人娘――ラムリアである。
呼びかけた声に反応が無いとラムリアは数秒近くアルスの寝顔を眺める。そして一つ息を吸い込むと、そっと少年に
覆いかぶさった。
(可愛いなぁ……)
お互い鼻はくっ付きそうなほど顔を近づけて、アルスの顔を間近で見つめる。自然とラムリアの口元が緩んでいた。
(普段は可愛さと格好良さが混じった顔で、でも時々とても凛々しくなって、そして今はこんなに可愛い
……もう反則だなぁ)
一旦上半身を上げ、顔を赤らめ、ばんばんと布団を叩きながらにへへ、と笑う。その後、
大人しい自分らしくない動作に気恥しくなったのか、わざとらしく咳をして、きょろきょろとあたりを
見回した後、再び顔をアルスへと近付けていった。
唇と唇の距離が縮まっていく。
(ん〜〜……)
ラムリアの愛らしい唇が、少年のこれまた可愛らしい唇に触れる―――寸前、瞼が開き、赤い瞳が少女の翠の瞳に映り込んだ。
「!?」
「おはよ〜、ラムリア」
少年の間延びした声が響いた。完全に眠っていると思っていたラムリアは驚き、慌てて上半身を起こそうとした。
だが、次の瞬間驚くべき速度で背中に回ったアルスの腕が、がっちりと少女の小さい体をホールドし、そのまま
ラムリアは強引に引き寄せられてしまう。
「!? ん、んぅう! むぅ!」
本来彼女が想定していた静かで、ロマンチックな口付けとは異なる力強く重なる唇の感覚に、どんどん頭が真っ白になる。
アルスは、捻じるよう顔を動かしながら力強く重ねる。と思えば、ついばむ様に唇を離し、また重ねる。
力強いキスと短いが連続して襲う柔らかい感触。この繰り返しを受け。少女の顔が次第にとろけていく。
「ふぅ……んぁ、ちゅ、む……」
初めは驚きから、固まっていただけであったラムリアも徐々に自分からに唇を合わせるようになっていった。
お互いの頬が林檎の色に染まり、口付けを開始してから数分は経っただろうか、二人とも時間の感覚はとうに失われている。
双方快感を貪りあっていたが少年の方から、そっと身を離した。
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