牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part4
823:◆EAGHfd50gHQi 2012/05/26(土) 21:25:45 ID:BIqgY3zn0

 むふー、と今はまだ小さいが将来性豊かな胸を張る。その後自分で言って恥ずかしくなったのか、
顔を赤くし、キャッ、と可愛らしく声を上げ顔を両手で隠す。しかし緩んだ頬は
全く隠せていなかった。

「そっかぁ、ラムリア料理上手だから楽しみ」
(いや、あなたの方が上手なんですけどね……)

 お互い毎年の料理コンテスト一位、二位を争そう身である。ここ何年かはアルスが
優勝している為、ラムリアとしては色々複雑な気分である。
 そうこう喋っているうちに台所へ到着する。着いて早々ラムリアは棚からエプロンを取りだし、
料理のため準備を始める。

「あ、ラムリア手伝うよ〜」
「駄目ですよ座っていてください」

 そう言って腕を捲ろうとするがラムリアに止められてしまう。

「アルスさんこの前手伝うと言っておきながら、私がお手洗いに行っている隙に
一人で作りましたよねぇ」

 眼が全く笑っていない笑顔で釘をさす。そんなラムリアに身を引きつつ、

「つい乗っちゃって……」

 てへっ、と調子良く舌を出しながらアルスは数歩下がる。そんなアルスに
調子良いんですから、と呟きながらも可愛いと思ってしまったのは惚気である。

「さて、ではアルスさんのために愛情込めて作りますか」

 可愛い絵柄の付いた子供用のエプロンを慣れた手つきで着用する。グルメな血筋なためか、
自分で料理をすることに興味を持ち、セシリアに習い始めた。アルスを好きになってから
彼の気を引くことと喜ばせたい一心で更に熱心になり、気が付けば町の子供たちの中で
一番といって良いほどの特技となっていた。問題はそのアルスが自分に負けず劣らず
料理が得意ということだ。マルチな才能の持ち主にも程がある。そう思いラムリアは、内心彼に対して
呆れた。
1-AA
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