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牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part4
567:セレ 2012/02/12(日) 00:04:35 ID:Rhhi1X+X0 テンプレがつくられているので さっそく使わせていただきます。 [原作]ルーンファクトリーオーシャンズ [作品名]美琴さんのお悩み相談 [カップリング]アゼル×美琴 [オリキャラの有無]モブキャラがしゃべります [備考] エロ控えめ・萌え?多め になってしまったかと…… なので、エロしか認めないと言う方には大変申し訳ありません 一応微妙にですが>>473から>>487あたりの話の続きとして書きました が、アイリスやら謎の薬等放置してしまっていますので普通にお読みください 低クオリティー覚悟でお願いします では、参ります
568:美琴さんのお悩み相談(1) 2012/02/12(日) 00:05:46 ID:Rhhi1X+X0 **聖カルデール教会** 「グレー殿、今日の見回り 大きな問題はなかった」 美琴の仕事の終わりは、この報告である。 とはいっても外に出ているときはいつも警戒しているので かたちだけの仕事終了である 「あら、いつもありがと♪」 報告相手の神父はにこやかに返事をしたが、 そののち表情を少し曇らせた 「大きな、ってことは、小さなことは何かあったの?」 「洞窟付近の木が伸びて通行時に何かと障害になるかと」 グレーは「あらあら」と言い、続けた 「確かに枝にひっかかってケガでもしたら危ないわね…」 「あそこは子供も近づきますし」 「そうね、誰かに手入れを頼みましょうか」 ふとグレーが目線を移し美琴の右手を見た 「そのケガも そこでしたの?」 「あっ これは…その……」 恥ずかしそうにしながら布を巻いた人差し指を見た 「昨日の夜、夜釣りをしたとき誤って針で……」 「あらっ!美琴ちゃんでもそんなことがあるのね」
569:美琴さんのお悩み相談(2) 2012/02/12(日) 00:06:13 ID:Rhhi1X+X0 「ちゃんと手当てできてるみたいで安心したわ」 「この程度の傷ならそれがしの処置で十分なので」 「本当に良かったわ♪」 そう言うとチラリと他のほうを見た。 美琴もつられてそちらに目をむけた あったのは扉、診療所への扉だった しかし、特に変わったところはないが……… 「診療所がいかがなされたか?」 「今ちょっと使えないのよ〜」 はて?と思う 何かあったとは聞いてない 先程 外から見たところ、何ともなかった 重患がいるならグレーがここにいないだろうし… 『使えない』とはどういうことだろう 疑問に思っていたのが顔に出ていたのだろう、 グレーが笑い、というか苦笑いをもらし告げた 「まぁ 若さ故 ってとこかしら」 「若さ……ですか?」 「そんなところよ。…さて、今日もお仕事お疲れ様♪」 この話はここまでと言わんばかりに区切られた 少々気になるがこれ以上聞くのはやめた
570:美琴さんのお悩み相談(3) 2012/02/12(日) 00:06:45 ID:Rhhi1X+X0 **宿屋路地** 美琴が家路につく頃、太陽はその一部を海へと沈めていた 今日は少々早い 普段なら帰りはもう日は沈みきり星が輝いている 星空も良いが こんな夕焼けも風流だ そう思いながら美琴は夕陽を眺めながら歩いていた ふと美琴は異変に気がつく 自身の後ろ、それもかなり近くに何者かに接近されている 夕焼けに意識が向いていたからだろうか 彼女にしては遅い反応であった 『曲者か!?』 その考えが浮かんだ瞬間 行動に移した 美琴は腰の居合い刀に手をかけながら振り向き構えた 「うぉ!?オレだよ 美琴さん」 「アゼル殿か…」 見知った顔であったので安心し、居合い刀から手をはなした 美琴が寝泊まりし続けている宿屋の隣がアゼルの家だ 偶々帰りの時間が重なり声をかけるために近づいてきたのだろう 彼の家の道、不審に思う必要はない 「すまない、驚かせてしまったようで」 「いいよ 驚いたけど慣れたし」 「う……」 確かに初めて会った時から何度か抜き放つ構えをしたことがある 彼に迷惑を少なからずかけているであろうことを美琴は恥じた 「以後気をつけよう…」
571:美琴さんのお悩み相談(4) 2012/02/12(日) 00:07:24 ID:Rhhi1X+X0 「いいって、美琴さんがいつもそうやって 気をつけてくれるからみんな安心できるんだよ」 「いや、それがしなどまだ未熟者」 「そんなことないさ」 アゼルは何か思い出したように 「あっ、そうだ」 と言い一通の手紙を取り出した 「これ 美琴さんに…」 「なっ!?」 それには幾箇所にハートの形があしらわれていた 「ア、アゼル殿!?こっこれは!?」 気が動転してか、女声になってしまっていた 「アネットから預かったんだ。美琴さんに会えなかったみたいで」 「…し 島の外からの郵便物か…成る程……」 美琴はため息をついた アゼルからではなかったからではない この手紙の内容がどういうものか完全に予測できたからだ 先程からアゼルが見てきているのを美琴は気づいた 「いかがなされた?」 「いやさ、女の子っぽいのを送ってくる友達もいるんだな〜って」 「友人であるなら良いのだが……」 「…アゼル殿さえ よければ、相談にのって貰えないだろうか」 「ん?よくわからないけどさ」 アゼルが宿屋を指差し言葉をつづけた 「立ち話もなんだし、酒場にいかないか?」
572:美琴さんのお悩み相談(5) 2012/02/12(日) 00:07:59 ID:Rhhi1X+X0 **シスターズ** 二人は一番隅のテーブルにつき、適当に注文をした 「それで相談って?」 美琴はひとつ頷き手紙の封を開いた そして一通り自らで見てアゼルに渡した 「これを見て頂けばわかるかと…」 そう言われたのでアゼルは文面に目をはしらせた 女性らしき字で 『 ミコトさんへ 新たな新芽が芽吹きはじめる今日、 若葉より清らかな貴方に 今も私はココロひかれております。 貴方のことを想う度……』 アゼルは気づいた 「み、美琴さん…これって」 「ああ、俗に言う『恋文』かと…」 恋文、つまるところ 「ラブレター!?」 そういえば とアゼルには思いあたる事があった。 前、美琴がお付き合いを申し込まれたことがあったとか… 「つまり、お付き合いを断った人から未だにアタックがある?」 「左様」 「それって『女です』の一言で終わりなんじゃないのか?」 アゼルが噂を耳にしたのはかなり前、 まだ美琴さんが女であることを隠していた時期だ 送り主は女性、以前なら言えずに断りきれなかったかもしれないが 今ならば女であった言い、断れるはずだ 「無論 アゼル殿が言うようにすれば良いのだろうが…」 少しうつむき、申し訳なさそうに言った 「女であることを隠すのはやめたが武人である以上 自ら女であることを言いふらすのはいかがかと…」 「言いふらす、ってわけじゃないんだけどな」
573:美琴さんのお悩み相談(6) 2012/02/12(日) 00:08:25 ID:Rhhi1X+X0 どうしたものか とアゼルは考えこんだ 「つまり、ミコトさんの武人たるプライドが口を重くするわけ?」 「ん、そんなところかもな」 「それならさ、言葉じゃなくて行動でやってみたら?」 「してみるしかないかな…って」 アゼルは声の主を見た 「なんでセーラがいるんだ」 「にゃはは♪だって面…重大そうな話ししてるをだもん」 「面白そう、って言ったか?」 「気のせいだって♪それよりミコトさん」 クルッと美琴のほうに向き直りセーラは言う 「ミコトさんのためにも、相手のためにも 早く解決させたほうがいいと思うな」 「セーラ殿もそう思われるか」 「ミコトさんも解決したいなら明日うちに来てよ 協力するからさ。ねっオデット♪」 注文の料理を運んで来ていたオデットは状況が読めずにいた 「えっ?なに?」 「いいから いいから♪ヨロシク!」 「だからなんなのー!?」
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