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牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part4
579:美琴さんのお悩み相談(12) 2012/02/12(日) 00:11:59 ID:Rhhi1X+X0 「セーラ殿といい、アゼル殿までそんなことを…」 恥ずかしそうに顔をそらす美琴 しかし、ふと思い出したように顔を上げてアゼルを見た 「そういえば、それがしを呼んだのは何用で?」 アゼルは忘れていた当初の目的を思い出した 「美琴さん、まだ夕食食べてない?」 頷く美琴 「あと少しでできるから、よかったら食べていかない?」 「よいのか?」 「おう!美琴さんが頑張ってたからオレにねぎらわせてくれ」 「ならば ちょうだいいたそうか」 アゼルは調理台に行き、美琴はテーブルの席についた 「この姿で酒場には行きづらいので助かる」 美琴はそう呟いた しばらくするとあたりにいいにおいが漂ってきた 「よし!できた!!」 そう言ってテーブルに料理を置いた 「天丼か!」 「美琴さん、好きだろ」 「ああ、それがしは天丼に目がなくてな」 自分がウェイトレス姿なのも忘れ嬉しそうにしている 「それでは、アゼル殿が腕をふるった天丼、いただこう♪」
580:美琴さんのお悩み相談(13) 2012/02/12(日) 00:12:35 ID:Rhhi1X+X0 **** 「ごちそうさま」 美琴は手を合わせ頭を下げる アゼルは美琴より先に食べ終えていた 「アゼル殿も料理の腕を上げられたな。天丼、美味であった」 「そう言ってもらえて嬉しいよ」 空になったどんぶりを片付けながらこたえた **** 「今日の件で、手紙の送り主に伝わればいいのだが…」 「遠回しだったから どうかな」 アゼルは美琴を見送るために玄関外まで出ていた。 見送るといっても、行き先はすぐ隣の宿屋なのだが 「もしこれでダメだったらどうする?」 「考えたくはないが……」 「いっそのこと、オレとつきあわないか」 考えこみだした美琴にアゼルは言い、顔を近づけた 「ッアゼル殿!?そういうことは正面から正々堂々来ていただきたいっ!」 そう言って逃げるように宿屋へ駆け込んでいった が、入口付近の低い石段でつまずきまえのめりに倒れた 「大丈夫か!?」 アゼルが駆け寄るより先に立ち上がり今度こそ宿屋に入った
581:美琴さんのお悩み相談(14) 2012/02/12(日) 00:13:06 ID:Rhhi1X+X0 **後日** こおりの島で鉱石を採掘したアゼルは 手にいれた鉱石を自宅にしまいにきていた 「そういえば今日は雑貨屋がバーゲンだったな」 何か良いものがないか見に行こうと外に出たとき、 「失礼する!!」 いきなりアゼル宅に美琴が駆け込み扉を閉めた 唖然とするアゼルの耳に聞きなれない声が聞こえた 「う〜、見失ってしまいました…」 路地の方を見ると一人の女の子がいた。 あちらもアゼルに気がついたようで近づいてきた 「あの…!お侍さんを見ませんでした?」 「ええっと…早足で港の方に行ったぞ」 なんとなく空気を読んだアゼルは嘘を教えた 「港ですね…!では失礼いたします」 そう言うとその娘は駆け出した 「おまちになって!御姉様〜!!」 そんな声を響かせながら
582:美琴さんのお悩み相談(15) 2012/02/12(日) 00:14:28 ID:Rhhi1X+X0 「行かれたか?」 「たぶんな…」 扉ごしのアゼルのこたえに美琴はおそるおそる出てきた 辺りを見渡しいないのを確認してから一息ついた 「すまぬ、いきなり飛び込んできて」 「かまわないけど、今のって」 おおよそ見当はついたが一応聞いてみた 「例の手紙の送り主だ。 女であることは知って貰えたのだが、あのように慕ってきて」 正直恥ずかしい、そうつけくわえた 「じゃあ『一難去ってまた一難』てことか」 「オマケであったがな」 美琴は苦笑いをした 「数名の殿方からも申し込まれた」 「それって…!!」 アゼルはああも言ったのだから 自分がどうにかするべきか、と思った…が 「全員返り討ちにした」 「へっ?」 「手合わせで勝てたら考えると言い、全員に勝ってきたのだ」 美琴は強い アゼルは剣のうでにはおぼえがあるのだが、 数度手合わせをしたが一度しか勝てていない しかも、そのときも美琴はまだ余力を残しているように見えた
583:美琴さんのお悩み相談(終) 2012/02/12(日) 00:15:19 ID:Rhhi1X+X0 つまり、よほどの達人でも現れない限り 美琴にお付き合いを申し込めないのだ 美琴はチラリとアゼルを見て 「アゼル殿も参加してみるか?」 と、口元にわずかに微笑みを感じさせながら言った 先日の『正面から 正々堂々』とは こういうことなのかもしれない 「さっきの娘の勢いに勝てるようになったら考えるよ」 アゼルは苦笑いをしながらこたえた 「その修行に美琴さんと警備の巡回に行くかな♪」 そう言って歩きだした 「それがしも己を磨かなければ、 ソニア殿やアイリス殿、他の方々に負けぬよう…」 その言葉は誰の耳にも届かなかったが、 美琴の中で目標となった
584:セレ 2012/02/12(日) 00:25:51 ID:Rhhi1X+X0 以上です 今回の話は『美琴さんの話がない』という言葉を聞いたのと、 とあるサイトさんで『アゼル専属メイドさん×2』(美琴)たるものを見て 「こんな服装にする話を書けたらなー」と思ったことで書き始めました 結局、本番までたどり着けませんでしたが、 次の次ぐらいの投稿で この後の本番を出したいと思っています その時には二人の口調をしっかり確定したいです。 次は2または3でいきます。ちゃんとエロだと思います では、失礼しました
585:名無しさん@カブ好き 2012/02/12(日) 00:49:20 ID:WPbakrWn0 [sage] 乙
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