下
牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part4
636:ななし 2012/03/12(月) 16:22:02 ID:Tv81Yv9i0 [IMAGE:JPG(DIRECT:600x450)/PIC.TO/FILESEEK.NET/UFM](58KB) どうぞ、収穫できたのでそちらに送ります だからはやく!頼みます!!
637:空気は吸うもの 2012/03/13(火) 11:13:32 ID:uxjKrGR30 前回からの期間や、内容的に色々と長くなりました テンプレ使用 [原作]ルーンファクトリー3 [作品名]あの依頼の先に [カップリング]ガジ×エリザ [オリキャラの有無]無し(子供がしゃべるくらい) [備考] ゲーム内で結婚後に発生したあの依頼 その先を想像して書きました。 マイスくんが結婚済みなのはそのためです。 相変わらずですが、低クオリティー覚悟でお願いします では、参ります
638:あの依頼の先に 2012/03/13(火) 11:14:20 ID:uxjKrGR30 **大樹の家** それはマイスとトゥーナの間に娘のララが産まれて 一年が経とうとする春先のことだった。 夕食のとき、普段通りの会話の最中に ふいにトゥーナが言った 「マイス、明日 時間ある…?」 「あるよ。どうかした?デート?」 『デート』という単語に一瞬頷きかけたが 顔を赤くし首を横にふりなおした つまりデートの誘いではなかったようだ そしてトゥーナ以上に『デート』に反応したのが一人 「どこにおでかけ?わたし おはなばたけが いい!!」 娘のララがテーブルに身をのりだし二人の話に割り込む 前に何度かデートに連れていったことがあるので、 の中には デート=おでかけ になっているのだろう なのでデートという言葉の意味は知らない 「それじゃあ おでかけの時間も作ろうか」 「わ〜い♪」 トゥーナに許可を取ろうと向きなおると 嬉しくてはしゃぐララを見て微笑んでいた その様子を了承とみてマイスは話しを戻すことにした
639:あの依頼の先に 2012/03/13(火) 11:14:46 ID:uxjKrGR30 「それで、トゥーナの用事はなんだったの?」 「…あっ」 トゥーナは忘れてたと言わんばかりに声をもらした 「最近、ガジが元気なくて……」 「ガジさんが?」 コクリと頷き言葉をつづけた 「あたしから聞いてみたけど『なんでもないサ』って」 「でも気になるんだね」 再びトゥーナは頷いた ガジは行き場の無かったトゥーナに住む所と仕事を与え トゥーナが結婚するまで面倒をみてくれた鍛冶屋だ みなしごのトゥーナにとっては家族同然の存在、 それは心配になりもする 「でも、今日会ったときは普段通りだったけど」 「それは あたしが話した後だったから」 ケチャップで汚れたララの口元を拭いながらマイスは考えた が、特にガジが元気がない原因は思い浮かばなかった 「とりあえず 明日の朝一に行ってみるよ」 「うん、お願い」
640:あの依頼の先に 2012/03/13(火) 11:15:26 ID:uxjKrGR30 **翌日** マイスは鍛冶屋へむかい歩いていた お弁当は持ってきていない 昼にプリベラの森の花畑でトゥーナとララに会う約束をしており そのとき、みんなで食べる予定なのだ 「それにしても…」 原因は何か 一晩たって思いついたのが 1,『武器か何かの装飾に迷っている』 2,『注文が少ない』 3,『トゥーナがいなくなって寂しくなった』 とはいっても3つとも現実的でない 1はこれまでにそんなことはなかったし、トゥーナに言えるはず 2は今に始まった話でないし、ガジは全然気にしていなかった 3は一年たった今、限りなく可能性は低い 「やっぱり直接 聞いてみないとわかんないな」 マイスは鍛冶屋の扉を開けた
641:あの依頼の先に 2012/03/13(火) 11:15:55 ID:uxjKrGR30 **鍛冶屋『ガジ屋』** 「おはようございまーす」 マイスの挨拶が店内に響きわたった しかし、その声に返事は無かった とはいっても、これはよくあることなのだ。 特にガジだけで店番のときは 問題はマイスの声以外に音が無いことだ なぜなら ガジが反応を返さない時は鍛冶に集中しているからで、 ハンマーの音が響かないのはおかしいのである 店の右奥に視線を移すと鍛冶用の炉の炎が煌々と辺りを照らし、 壁にひとつの人影をうつしだしていた 「ガジさん!」 マイスは歩みよりながら声をかけてみた が、天井を見上げるガジに反応はなかった 「おはようございます!!」 「うぉ!?」 すぐそばで大声を投げかけると、さすがに反応した 焦ったように少々手足をばたつかせながら、マイスに向き直った 「やア おはよう、今日は一段と威勢がいいナ」
642:あの依頼の先に 2012/03/13(火) 11:16:18 ID:uxjKrGR30 「どうしたんですかガジさん、なんか変ですよ」 マイスの言葉にガジは首をかしげて言った 「そうカ?」 「そうですよ!トゥーナも元気がない、って心配してましたよ!」 昨日のトゥーナの様子を伝えると、ガジは苦笑いをもらした 「そんなにカ…それは悪いことしたナ……」 「でもナァ…」とくちごもる 「やっぱり トゥーナにハ言えないかナ」 「どうしてですか!?」 「まぁ 落ち着けっテ」 マイスを制しながらガジは作業場のすみの 机の上に用意していた水を一杯飲んだ 「そのかわり、マイスに相談してみようかナ」 「いいですけど…」 自分にできて、トゥーナにできない相談ってなんだろう? マイスはそう思った
上
前
次
1-
新
書
写
板
AA
設
索
更
(
携帯からメールで投稿する
)
牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part4 http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1313075259/l50