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牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part4
840:◆EAGHfd50gHQi 2012/05/26(土) 21:50:29 ID:BIqgY3zn0
「……それで、何でこれを付けるんですか?」
可愛いー、とラムリアの体を引き寄せ頬に繰り返しキスをするアルスに、少女は当惑を隠さない
声で尋ねた。
「うん? ……ラムリアはウルフたちが苦手でしょ」
「……ええ、その通りですけど」
申し訳なさそうな顔で目を伏せる。彼女とて愛しい少年の好きなものを嫌いたいわけではないのだ。
そんな少女の暗い想いとは裏腹に少年は目をキラキラ煌めかせながら話を続ける。
「だからー、ウルフたちの気持ちを分かってもらおうと思って、犬になってもらおうと」
「えええぇぇ!? なんですかその意味の分からないな理屈は!? しかも犬って……狼じゃないじゃないですか!」
「イヌ科だからだーいじょーぶ」
と言ったところで、納得できる筈もなく言葉を荒げようとする少女の口を己の唇で塞ぐ。
口を塞がれ、抗議の視線を少年に向けるが、アルスの器用な舌使いに、数秒でとろけてしまう。
「ん、ふぅ、ぴちゅ、ゃ……くちゅ」
舌を絡ませ、口内をなぞる。互いの唾液と唾液が混ざり、粘着質な水音を立てる。
まだあどけない顔立ちの少年と少女がお互いを貪りあい、快楽を求めるその様は、酷く背徳的で、
酷く官能的であった。
数十秒、いや数分経ったのだろうか、最早お互いに時間の感覚はない。ゆっくりと顔を離す。
とろりとした唾液が、お互いの唇が離れることを惜しむように橋を掛ける。
「ん……アルスさぁん……」
先程の困惑もどこへやら、捨てられた子犬のように、甘く、切ない声を少女は絞り出す。
そんな彼女にアルスは愛しさが胸の内にどっと溢れ、今すぐに滅茶苦茶に犯したくなったが、
理性を総動員する。本番はこれからだ、冷静に、冷静にと心の中で呟き、何気ない風に笑顔を向ける。
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