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■ 牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1

1 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 12:38:29 ID:LfAy+aOs
「牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ」の方に投稿された小説を保管するスレッドです。
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1260255094/

基本的に小説のみを保管するスレッドですので、雑談・新規小説投稿などは上記のスレッドにてお願い致します。

こちらは新牧場物語(主にルーンファクトリー)系を保存するスレッドです。本家牧場物語のエロパロ小説の保管は以下のスレッドで行って下さい。
※見易く&回覧しやすくするために分けています。
※小説のまとめを行うときは名前部分に小説のタイトルを入れると後で見易いです。

【牧場物語エロパロ小説保管スレッドPart1】
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1261283314/l50

2 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 12:41:02 ID:LfAy+aOs
8 名前:ユーニのダイエット大作戦1/7 ◆wemfKKHl/U [sage] 投稿日:2008/12/31(水) 18:38:41 ID:XLE6zzK6
「ラグナさんはスリムな女の子の方が好きですか!!」

ユーニにとってそのセリフはラグナへの告白と何ら変わらないくらいの勇気のいるセリフだった。
言ってしまった後も胸の鼓動が収まらなかった。
「う〜ん、そうですねぇ。どちらかといえば痩せている方が健康的で良いですね。でも、体型とかはそんなに気にしませんよ」
ガーン。痩せている方が良い…。
ユーニはその言葉を聞いてショックを受けていた。…とは言っても後半の部分はほとんど耳に入っていなかったのだが。
それと同時にユーニは心の中で一大決心をしていた。
「…わかりました!私、頑張ってダイエットします!」
心の中で言ったつもりだが、思わずその決意が言葉に出てしまった事に本人はまったく気づかなかった。
「え?あの…ユーニさん?」
ラグナもとっさの事にきょとんとしていた。
そんなラグナを他所にユーニは宿屋の方へと歩いていってしまった。


トランルピアの唯一の宿屋はターナーとリタ夫妻が経営している。
ユーニは、その二人の娘。顔はどちらかといえば美人であるリタに似ている。
…が、悲しい事に一番にて欲しくいない体型が父のターナーに似てしまっている。
「はぁ…。私ってどうしてこんなに太って…。はっ!?だめだめ…!ダイエット決意したばかりなのに」
その日からユーニのダイエット作戦は決行された。
(でも…どうやったら痩せられるだろう。村の皆に聞いてみようかな)
正直、この村の女の子は自分以外スリムな体の可愛い子ばかり。ロリっ子から大人な人まで数も豊富。
大好きなラグナを振り向かせるためにも、策は選んでられない。
さっそく、村の女の子に聞いて周る事に。
「こんにちは、ユーニさん。え?この体型の保ち方ですか?うふふ…、それはやはりカブを毎日食べる事でしょうか?」
「カブ…ですか?」
「はい。カブには…(以下省略)」
一番最初にミストに聞いたのが間違いだったと気づき、カブの事をまるで自分の事のように話すミストを放置して次へ。
「う〜ん、特に体のことに注意してないんだよね〜。まぁ、最近お尻に肉がついてきたのがちょっと気になる…かな」
「そうですね…。エルフだからというわけではないのですが、あまり体に肉がつかないようで…」
「私たちは、夜型の生活ですから…。あまり真似はしない方がいいと思います。」
ロゼッタやタバサ、酒場にいるエリスに聞いてみても解決策は見つからない。
正直、セルフィのような不規則な生活をすれば太る事確実(酷)
ドロップは興味ないだろうし、ラピスに至ってはダイエットなど言語道断とまで言われそう。
メロディに至っては変な調合薬を…(酷)
「はぁ…他に誰かいないのかな……。あっ!」
ユーニの頭に一筋の光明が刺す。

9 名前:ユーニのダイエット大作戦2/7 ◆wemfKKHl/U [sage] 投稿日:2008/12/31(水) 18:39:13 ID:XLE6zzK6
「え?太らない方法?」
早朝、ポストの前で掃除をしてアネットを待っていたユーニ。
普段から仲の良い彼女なら真剣に応えてくれる気がした。
「はい。アネットさんのように可愛いらしい体を維持するにはどうすれば…」
「あははー。あたしってそんなに子供っぽい体かな…。ミルク毎日飲んでるのに…」
目の前でアネットは軽くうなだれる。
「あ、いえ。そういうわけではなくて…」
「わかってるよ。そうだなぁ…。あたしって毎日郵便配達で走ってるじゃない?だからそんなに気にしない…かな?」
「走る…。あっ、そうです!じゃ、じゃあ私も朝の配達一緒に回っても良いですか?」
それだ!
運動すればきっと、私もスリムになれるはず。そう思い即答でアネットに頼み事。

翌日、町外れでアネットと待ち合わせするユーニ。
「おはよう。じゃあ、これからトランルピア村を回って手紙を配るよ?」
「は、はい!頑張ります」
「それじゃあ、レッツゴー♪」

その後。
「はぁ…。はぁ……。」
結果は見えていたという人もいるだろう。勿論、光速の足を持つアネットと一緒にいつまでも走れるわけも無く…。
ユーニはアネットに先に行ってもらい息を切らしながら家路へ着いた。
「もう…駄目。はぁ……はぁ」
良い作戦だと思ったのだが、大きな落とし穴であった。
この体では到底、アネットに追いつけるわけない。最初から予想できそうなことだった。
「ユーニ殿、こんな所で寝てどうしたのじゃ?」
疲れきって玄関先で倒れているユーニに声を掛けてきたのは、宿屋に泊まっている女の子うづき。
「うづきさん。実は…」
うづきに今までの事を思い切って話すユーニ。もはやダイエットを諦めかけていた時なのでつい話してしまった。
「それなら、薙刀なんてどうじゃ?」
「薙刀?」
うづきが自分の持つスペアの薙刀を取り出してきてユーニへ渡す。
「これを毎日振ればきっと痩せると思うのがのぉ」
「!!」
その日からユーニの真のダイエット作戦が始まった。うづきと共に家の用事の合い間を縫って薙刀を振る日々。
シュッシュッ……。
時には食べ物の誘惑もあった…。
「ユーニさん、これ僕が作ったんですけどどうですか?」
そんな言葉と共に大好きなケーキを作って誘惑してくる空気の読めないラグナ。
(うう…ラグナさん……。でもここは我慢…)
「あ、ありがとうございます」
時にはこんな事も…。
「ユーニ、一緒にモンブランでも食べないか?」
「お、お父さん…」
ユーニは瞳に涙を浮かばせながらも父親の誘惑に抵抗した。
「ちょっと、アンタ。ユーニの父親だったら娘の気持ちぐらい気づきなさい」
「え、ちょ…。おまえ……」
パンッ。
無論、リタさんの無敵ビンタを受けたターナーさんは昇天。
そんなこんなでダイエットは続けられていった。

3 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 12:55:00 ID:LfAy+aOs
10 名前:ユーニのダイエット大作戦3/7 ◆wemfKKHl/U [sage] 投稿日:2008/12/31(水) 18:42:34 ID:XLE6zzK6
鏡の前に立って自分を見つめるユーニ。
あれから毎日薙刀を振った成果もあり、見事なまでに体は痩せた。
「うん…、これなら大丈夫…?」
まだ自分に自信が持てなかったユーニだが、早くこの姿をラグナに見せたかった。
さっそくラグナを探しに外へ出るユーニ。偶然、そこにラグナが通りかかり驚く。
「あっ、ユーニさん。こんにちは。」
「ラ、ラグナさん。どうですか?だいぶ体、スリムになりました」
緊張して上手く言葉が出来なかったが、何とか意味がわかるくらいまでの言葉にはした。
これで否定されたらと思うと、今にでもこの場を逃げ出したかった。
「本当ですね。すごいですよ、ユーニさん。とっても綺麗です」
「ほ、ホントですか!?嬉しいです…。でも、また元に戻らないように食事には気をつけないと…」
ラグナに誉められて本当に嬉しかった。好きな男の子に自分が認められた。
それだけで、辛いダイエットの日々が吹き飛びそうだった。
そして、まだユーニの用は終わってなかった。今度は自分の気持ちを伝える番。
「あ、あの。今度の聖夜祭…一緒に行きませんか!」
勇気を振り絞って言った言葉はあまりにも細々で、自分の声ではないかに思えた。
「え?聖夜祭…ですか?」
「はい…。駄目です…か?」
「い、いえ。こちらこそよろしくお願いします」
やった!
そう心の中で呟いた。本当にダイエットした甲斐があったというもの。
「そ、それじゃあ夜に教会横の森前で待ってます」
そう告げ、ユーニは足早にその場を去って行った。
好きな人と過ごす聖夜祭。この村に来てから恋人とそれに出るのを密かに楽しみにしていた。
まだ恋人ではないけど、その夜勇気を出して告白する。
そう心に誓っていた。

そして、聖夜祭当日の夕方。聖夜祭の夜は村人も夜遅くまで起きている。
今まで夜に出かけることなどないユーニは両親の許可が取れるか不安だった。
「…お父さん、お父さんー?」
コンコンッ。
両親の部屋をノックして部屋に入るが父親の姿は見えない。
その代わりに母親であるリタが居た。
「ユーニ、お父さんに何かようなの?」
「え、と。お母さんでも良いの。その…」
何故か罪悪感に囚われてなかなか言葉に出せないでいる娘を見て、その母親は。
「聖夜祭、行きたいんでしょう?ふふ…ユーニもそんなお年頃だものね」
「え!?お母さん、どうして…」
自分が言おうと思っていた事を先に言われて激しく動揺する。
「良いわよ、行ってらっしゃい。その代わり、あまり遅くならないように、ね」
「お母さん!ありがとう…」
「お父さんなら、酒場で既に酔い潰れてるから気にしないでいいわよ」
リタに後押しされてユーニは家を後にした。
外は雪が積もり、肌に触れる外気が妙に冷たく痛かった。

11 名前:ユーニのダイエット大作戦4/7 ◆wemfKKHl/U [sage] 投稿日:2008/12/31(水) 18:43:55 ID:XLE6zzK6
教会横の森入り口に着くと既にラグナは来ていてユーニを待っていた。
「ラグナさん、ごめんなさい。お待たせてしてしまって…」
「いえ、まだ時間じゃないですし。僕が早く着きすぎてしまったんですよ」
寒い中、自分を待っていてくれて暖かく迎えてくれるラグナ。
旅行で帰りが遅くなった両親を心配する私のために探しにまで行くと言ってくれたラグナ。
そんなラグナを思うだけで心臓が高鳴っていた。
(ラグナさん…、私…。やっぱりラグナさんの事が好き…)
「ユーニさん?寒くないですか…?」
「え、あ…はい?」
考え事をしていていきなり問いかけられ、慌てふためく。
変に意識してしまいまともに目を見れない。顔は赤くなっていないだろうか…?
そうこうしている内に森の奥の大樹へ着く二人。
「今年はすごい雪が降っていて綺麗ですね。こんな聖夜祭を過ごせて良かったです」
「はい…」
今しかない。ユーニは心の中で自分に言い聞かせる。
(私はラグナさんが好き…。この気持ちをどうしても…伝えたい)
「あ、あの。ラグナさん、お、お話があります」
「え?」
「あ…その…」
急に口ごもってしまうユーニ。やはりこういう事を言うにもそれなりの勇気がいる。
上手く言葉に出来ない。気持ちだけが焦りを覚える。
もし断られてしまったら、今まで頑張ってきたダイエットが全て無駄になる気がした。
「あの…。ええと…私……」
もう駄目だ。肝心な時にこんな…気持ちを伝えられない。
きっと目の前で勝手に動揺している自分にラグナも呆れ返っている…。
そう思い、今日はもう諦めようよしていた時だ。

「ユーニさん、僕からも話があるんですけど…良いですか?」

ラグナがいつになく真剣な眼差しでユーニを見つめる。
ユーニは突然の事に驚き、言葉が出なかった。
「ユーニさん、じつは……」
「え…」
「僕は…あなたの事が…ずっと好きでした」
好きでした。その言葉がすぐに理解できなかった。
何を言われたのだろう?
好き?私を…?
「え!?」
徐々に自分の置かれている状況を理解し、更に顔を赤らめるユーニ。
心臓がドクドクッと高く鼓動し、耳まで赤くなっているのが自分でもわかった。
夢じゃないだろうか…?
「もしよろしければ、僕と…付き合ってもらえませんか?」
ラグナ自身も顔が赤くなっている。彼も自分と同じだったのだ。
知らず知らずの内に気持ちがこみ上げてきて、ユーニはラグナの胸に飛び込む。
「はい…。私も…ずっとラグナさんの事が…大好きでした」
ラグナもユーニを軽く抱き返し、優しく頬に触れる。
しばらく恥ずかしながらも見るめあう二人。そして、近づく距離。
チュッ……。
お互いの気持ちを確かめるよう、二人は唇を重ねた。

4 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 13:00:40 ID:LfAy+aOs
12 名前:ユーニのダイエット大作戦5/7 ◆wemfKKHl/U [sage] 投稿日:2008/12/31(水) 18:45:32 ID:XLE6zzK6
神秘的な聖夜祭という事もあり二人は、しばらく抱き合い甘いキスをした後も熱くなる体を抑えられそうになかった。
ラグナに手をひかれるようにユーニは彼の自宅へと招き入れられ体を重ねる。
「ユーニさん…」
ベッドにユーニを優しく寝かせ唇にとキスを施す。
甘くとろけそうなキスにユーニは知らず知らずの内に口を開き、ラグナの舌に舌を絡めていた。
体が熱く変になりそうな気分、口からはよだれがれて舌は激しくラグナを求めていた。
「ユーニさん…僕、もっとユーニさんと触れ合いたい…」
そう言い、ラグナの手はユーニの胸へ伸びる。
服の上から優しく揉みしだかれる度に、ユーニは甘い吐息を吐く。
「あっ…や……っ…」
「す、すみません。痛かった…ですか?」
「そ…そうじゃないんです…。はぁ…大丈夫です…。もっと…触ってください…」
ラグナは一瞬躊躇したが、ユーニのその言葉を聞いて行為は更にエスカレートしていく。
今度は激しく胸を掴み動かしていく。
「…ああ…ん…すごい…あ…っあっ…」
そして、今度は両肩に手をやり服を脱がそうとするがユーニの手がとっさに阻む。
「ご、ごめんなさい…。私…恥ずかしくて…」
ユーニは無意識に抵抗してしまったので、恥ずかしながらも弁解する。
ダイエットしたからといってユーニにとっては今現在の体型も自信があると呼べる代物ではなかった。
今は服で着飾っているから問題はない。
だが、いくら好きな人とはいえ裸を見られるのはまだ恥ずかしかった。
「ユーニさん…、ユーニさんは今のままでも充分素敵です。だから…もっと素の貴方をみせてください」
ラグナはユーニの手を優しく握り、服から放す。
「はい…」
彼女もその言葉で安心したのか、ラグナに身を任せる。
一枚一枚服を脱がしていくと、目の前には一糸まとわぬユーニの姿が。
「あまり…見つめないでください…。恥ずかしいです…」
ダイエットして得た、その体は見事なまでに綺麗な体だった。
胸も年相応にあり、太股も太っていた頃の名残か妙にむっちりとしていて興奮を誘った。
「綺麗です…」
ただ一言、そう呟きラグナの手は乳房へと向かった。
もう片方の手ではむちっとした太股をいやらしく触り続ける。
「ひゃっ…ぁ……ん………」
更に、綺麗なピンクの乳首を口に含み下でねぶる。
乳首はすでに立っていて彼女が感じている事がわかりラグナの理性を更に溶かしていった。
舌をいやらしく這わせる度に可愛い声を上げて喘ぐユーニ。
「あっ……は…んん…っ…」
「はぁ…はぁ……気持ち良いですか?ユーニさん」
「…はいっ…きもちいい……っ…です…」
その言葉を聞き、ラグナは既に膨張しきっているペニスを出すためズボンを下ろす。
そして、ユーニの太股に擦り付けて緊張を高めていく。
ユーニも太股に当たる脈打つものの正体がわかりより一層興奮を煽られる。

13 名前:ユーニのダイエット大作戦6/7 ◆wemfKKHl/U [sage] 投稿日:2008/12/31(水) 18:46:51 ID:XLE6zzK6
ひとしきりユーニの体を堪能したラグナの下半身は既に暴発しそうだった。
もう我慢できないと悟り、ユーニの中へと突入しようと割れ目へと押し当てる。
「あっ……ん…ラグナさん……お願い…きてください…っ…」
ユーニの方も待っていたかのようにラグナを受け入れるため足を開く。
ラグナは自分の指で既に濡れているユーニの割れ目を開き、ペニスの先端を入れていく。
「あっ…っ…んぅ…」
それだけでも処女のユーニにとっては痛かっただろう。
それでも彼女は必死に我慢してラグナを欲した。
「ユーニさん、いきます…」
意を決して一気にユーニの中へ入っていく。
凄い締め付けで今にも射精しそうだったが何とか耐え続けた。
二人の結合部からは痛々しい真っ赤な血が流れ出てきた。ユーニも目に涙を浮かべて痛みに耐えていた。
「くぅ……きつ…」
「ラグナさん…ラグナさん!…っ」
痛みと快感で完全に理性が麻痺しているのかユーニは必死にラグナの名前を叫ぶ。
それを見て更に興奮したラグナはゆっくりと腰を動かしていく。
「あっ…あっ……はっ…ぅ……」
ユーニもラグナの腰に足を回し、必死に腰を動かしていた。
「ユーニさん…ユーニさん…!…ユーニさんっ……」
「ラグナさん……私…私っ…!」
お互いに名前を呼ぶ度に腰を激しく動かしていく。
「やっ…あっ…あっ…くる…っ……ああっ…」
ユーニはそう叫ぶと身を仰け反らせてイった。
それと同時にラグナのペニスを激しい締め付けが遅い、耐え切れずに中に射精してしまう。
「くっ、あああああああああああああ」
大量の精子がユーニの中へと出される。ユーニも快感に身を震わせて感じていた。
「あつっ…なかに……あっ………」
「はぁ……はぁ……」
ラグナは射精し終わった自分のモノを抜き取る。だいぶ力を使い果たし息も絶え絶えだった。
それでも目の前の好きな女の子の淫らな姿を見てしまうと再び硬くなってきてしまう。
「元気ですね…ラグナさんは……」
少し休んでいたユーニがその状態を見て軽く笑ってみせる。痛みがだいぶ引き少し余裕が出てきたのだろうか。
「今度は私が気持ちよくしてあげますね」

5 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 13:01:14 ID:LfAy+aOs
14 名前:ユーニのダイエット大作戦7/7 ◆wemfKKHl/U [sage] 投稿日:2008/12/31(水) 18:48:05 ID:XLE6zzK6
今度はラグナが仰向けになる形になりユーニが上からラグナのペニスを持ちしごいていく。
「うっ……うっ…はぁ…」
「どうですか?気持ち良いですか?」
主導権をユーニに完全に渡し、やられるままに感じているラグナ。
いつも宿屋の洗濯や掃除をしているユーニの手は妙に鍛えられていて心地よかった。
射精したばかりだというのに、軽く握られているだけで絶頂しそうだった。
「はいっ…気持ち良いですっ…ユーニさん」
「それじゃあ、いきますね」
ユーニがラグナのモノをしっかりと握り自分の腰を落としていく。
そして、先端を割れ目へと入れていく。
「あっ…はぁ……っ…く……」
徐々に腰を落としていくと子宮口へとぶつかる。
今度はスムーズに入り、あまり痛みをともわなかった。
「それじゃぁ…いきますね…」
その言葉と同時にユーニが体を上下に揺さぶる。
形の良い胸がはずみ、余計にいやらしさを強調しているようだった。
その胸をギュッと鷲掴みし反撃するラグナ。
「いやっ…ああん…っ…あっ……」
思った以上の力でつかまれそれだけで感じてしまうユーニ。
「ラグナさんっ…ラグナさんっ……もっと…もっと……」
腰を激しく動かしラグナの名前を必死に呼び続ける。
「くっ…うううううっ……」
ラグナの方も思った以上の刺激を受けて射精感が頂点に達しようとしていた。
「ラグナさんっ!わたし…ああっ……んんん…」
「ユーニさんっ……」
「ラグナさん、すき…ああっ…んっ……」
「うっ…ああああああああああああああ……」
騎乗の状態でユーニへと精液を再びぶちまけるラグナ。
ユーニも大量の精液を受けて同時に絶頂を迎える。
「やっ、イクっ……あっあっ…あああああああ」

その後、疲れきって眠ってしまったユーニの体を拭いて服を着させて上げラグナも力尽きて眠ってしまった。
気が付くと朝で、既にユーニは帰った後だった。
まるで夢のような出来事だったが興奮は残っていた。ユーニはいつもと変わらず宿屋の掃除をしていた。
「ユーニさん、おはようございます。あの、昨日は…リタさんに怒られませんでしたか…?」
「あっ、はい。なんとか…」
昨日の事を思い出したのか少し顔を赤らめるユーニ。
「そうですか、よかった…」
ラグナもそれを聞いて安心した。
「あの、ラグナさん。これからもよろしくお願いしますね!」
「はい…!」
ユーニの笑顔を見てラグナは仕事へと戻っていった。二人はまだ付き合い始めたばかり。結婚するのはまた後の話。
ただ、ラグナの頼もしい後姿を見てユーニは思った。
(ラグナさん、こんな私を好きになってくれてありがとう…)

ダイエットの成功よりも何よりも、大切な何かを得られた宿屋の娘は今日も元気に働く。

〜Fin〜

15 名前: ◆wemfKKHl/U [sage] 投稿日:2008/12/31(水) 18:51:13 ID:XLE6zzK6
以上。さて、来年は何を書こうか。
フロンティアと風バザで一本づつ考えてみようかな。

…ということで、来年も良いお年を。

16 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/12/31(水) 21:04:23 ID:6l+QVjCL
ユーニ萌えのおいらにとっては、一足はやいお年玉! ありがとうございます!


よいお年を


6 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 13:02:15 ID:LfAy+aOs
17 名前:STRANGE GANTLEMAN 909[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 00:51:50 ID:t9cwEGtq
ラグナ×ミネルバ

一つの石が投げ込まれ湖面に映り込む月は揺らぎ始める。
波の中に揺れる影はこちらを見ていた。
ため息を一つこぼして褐色の肌を持つ少女は夜空を見上げる。
膝小僧を抱え座り込むと顔をうずめた。
目尻にうっすらと涙が浮かぶ。
自分が何のためにはるばるこの土地までやってきたのかわからなくなってきていた。
それというのもあの男のせいなのだ。あのボケーッとした顔を思い出すだけで胸の奥が波立つ。
つい先日まではこんな気持ちになることはなかったのに。
一番大事なものが何かといえば揺るぎないものがあった。
胸を張って答えられる自信があった。
今はもうわからない。
一番傍に居たいと思い続けてきた人の為にここまできたのに。
一番傍にいてほしい人が違う人だったなんて、今更、そう、今更なのだ。今更、どうしようもないのだ。

しんしんと雪が降り積もる中ラグナは先日の吹雪で荒廃した畑の手入れをしていた。どこから湧くのだか切り株だの大岩だのがみっしりと集まっている。
ラグナは手慣れた様子で斧を宙に放り投げると自身も跳躍し斧を空中で掴み縦回転しながら落下の勢いを利用した一撃を振り下ろす。切り株は一撃で弾け飛び十数本の木片と化した。
「……それってほんとに農作業なの?」
声の方向へ振り返ると自宅の軒先に褐色の肌をした少女が佇んでいた。呆れたような珍しいものでも見るような眼差しをこちらに向けている。
「ミネルバさん、おはようございます。今日も寒いですね」
「あのね、冬だから寒いのは当たり前なのっ、せっかくレディが訪ねてきたのに他に言うことはないの?」
「厚着しないんですか?」
「うっ……。い、いいの! ミネルバはこの格好が気に入ってるんだから! それにラグナだってそんなに変わらないじゃない」
「あはは、体を動かしてるとこれでもときどき暑いくらいです」
「そりゃあんな曲芸みたいなことしてればそうかもしれないわね。あんな風に切り株割るの余所で見たことないよ……」
「こうすると切りやすいんですよ」
「……ラグナも相当変わり者ってことね」
「ところでミネルバさん、何かご用でしょうか」
「べ、別にないわよ。用がなかったら来ちゃいけないっていうの?」
「いいえ、聞いてみただけです」
「そ、じゃあさっそくお茶の一つでも出していただこうかしら?」

18 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 00:53:05 ID:t9cwEGtq
「お茶受けはいつものでいいでしょうか」
「そうね、今日は栗きんとんもつけてほしいな」
ミネルバは軽く首を傾げ片目をつむって目一杯可愛らしく見えるようにウインクをした。これで乗せられない殿方はいない、筈なのだが。
「それだとリラックスティーより緑茶の方がよさそうですね。ちょうど緑の草がいっぱいありますよ」
いたって普通の反応。
生来の朴念仁なのか血統書つきの天然なのかこの少年に対してはいまいち効果が発揮できない。
(なんだか自信なくなっちゃうなあ……)
それでもこの少年の作る栗料理にはちょくちょく通うだけの価値があるのだからタチが悪いと言える。
中でも見た目は最悪だが味は絶品というミステリーフードが格別なのだ。似たような見た目のものは自分でも作ったことはあるだがそれとはまったく異なる味わい。それこそ月とトータスほどに違う。
かつて誕生日に姉が初めて作ってくれた料理がこれとよく似ていた。それとも違う味なのは作った人の個性だろうか。
「うーん、美味しかった♪」
「お粗末さまでした」
「じゃあお昼にまた……っくしゅ!」
派手にくしゃみをした後に寒気が襲ってきた。肩を抱くと自分が軽く震えているのがわかる。
「ミネルバさん、大丈夫ですか!?」
「ぐす……風邪ひいたみたい……夕べ夜更かししすぎたからかなぁ……」
「早く帰って寝た方がいいですよ」
「うぅ……ミネルバにお昼ご飯持ってきてくれる……?」
「持って行きますから、早く休んでください。送っていきますから」
「えへへ、約束だからね……」
ミネルバはラグナに支えられながらなんとか歩くことができた。
ラグナがドアを開いた瞬間凍えるような強風が吹き込みミネルバは身を縮めた。外は吹雪になり始めていた。後数分もすれば数メートル先さえ見えない猛吹雪となるだろう。
大きな音を立ててドアがしまった。
一気に吹き込んだ風で更に体が冷えたのかミネルバは強い脱力感にみまわれた。
きつく閉じていた目を開き見上げると心配そうにこちらを見下ろしている顔があった。できればそんな顔をしないでほしい。自分に対して向けて欲しいのはそんな表情ではなく……もっと……
徐々にまぶたは重くなり、ラグナの顔も遠ざかっていった。

7 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 13:06:27 ID:LfAy+aOs
19 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 00:53:51 ID:t9cwEGtq
姉が小さい頃から願い続けてきた理想が自分には理解できなかった。
なぜ願うのかも理解できなかった。
姉が自分のもとを離れた理由もいつまでも理解できなかったし、姉が傍に居なくなってからの自分はもっと理解し難かった。生まれたときから傍にいたというのに。
その距離を縮めたくて必要以上にひっついていたのかもしれないと今では思う。
時が経つほどにその距離は広がっていき、ついには本当に彼女は自分のもとからいなくなってしまった。
昔故郷の国の森で迷子になったとき、泣きじゃくっていた幼い私は何度も姉の名を呼んでは返って来ない返事を待ち続けていた。
森の空気の冷たさと言いようのない心細さと深みを増す暗闇の中で座り込んだままどれだけ時が流れたのか。
自分を呼ぶ声を期待しながら待ち続けていたのはそうしていれば姉が迎えにきてくれると思ったからだった。
ああそうだ、あの時私は迷ったんじゃない。
自分で……森……へ……
そして私はそのまま……

20 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 00:55:14 ID:t9cwEGtq

衣服に染み込んだ寝汗の冷たさを肌に感じると無性に裸になりたくなった。半分まどろんだ頭にはまだいくつかの映像が焼き付いていた。だんだんと夢の内容が曖昧になっていき断片的にしか思い出せなくなったころ階段を昇ってくる足音がした。
「あ、ミネルバさん、起きてたんですね。牛乳がゆを作ったので晩御飯にしましょう」
ラグナはベッド脇の台に鍋を置くとミネルバの額にそっと手を当てて熱を計った。ミネルバは一瞬自分が子供に戻った気がしてくすぐったくなった。
「よかった。風邪薬が効いたみたいですね」
「え、覚えてないけど……」
「寝ているミネルバさんに飲んでもらうのは大変でした」
ミネルバはかぁーっと顔が赤くなっていくのが自分でもわかった。
「レ、レディが寝ているあいだに勝手に何か飲ませるなんて!」
「き、緊急事態でしたから……」
「もう、バカバカバカバカーっ!!! そ、そんなの起きてからでいいじゃない!」
「す、すいません。ミネルバさんがあんまりうなされてるものでしたから」
うなされていた理由自体は多分違うのだが、それを訂正できないほど夢の記憶は不確かになっていた。
ミネルバはラグナを半ば睨みつけるように見据えた。
「いい!? 今回は仕方がなかったと思ってあげるけど、次やったら百たたきだからね! ……もう」
ミネルバは腕を組んでため息を吐くと牛乳がゆをいそいそと小皿によそっているなんともデリカシーに欠ける少年に向けて不満のこもった視線を向けた。
きっとこの底抜けのお人好しはそんな目線に気づきもしないだろう。
だが、それもこれも好意というか善意というか、素朴な優しさからくるものだというのはわかる。
わかるのだが、それは向けられる側にとっては、少なくとも自分にとっては、たまらなくくすぐったいというか、有り体に言うと恥ずかしすぎるのだ。
「はい、ミネルバさん、どうぞ」
ニコニコしながら牛乳がゆを差し出してくる。素直に受け取る気にはなれない。しばらくそっぽを向いているとラグナは困った顔を見せた。
ちょっぴりの罪悪感と、ちょっぴりの優越感。
子供っぽい支配欲だとは思うのだが、この少年の前で大人で居続けるのはなかなかに難しいのだ。
「どうすれば食べていただけますか?」
この言葉を待っていた。

8 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 13:07:33 ID:LfAy+aOs
21 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 00:57:13 ID:t9cwEGtq
「ねぇ、ラグナ……」
うつむいて目一杯乙女の恥じらいを演じる。
肩を寄せ軽く握った右手で口元を隠す。
ラグナもこちらの様子の変化に気づいたようで、小皿を手に固まったままこちらをじっと見つめて言葉を待っている。
「 ……ところで……さ……」
ちらりと視線だけ向ける。
「どうやって……飲ませたの……?」
自分が何を言わんとしているのかラグナには伝わった筈だ。あとは反応をじっくり見て楽しませてもらうだけだ。
「え……?」
「た、例えば……その……くち……うつしとか……///」
すっと視線を外し意味深な空気を演出する。
視界の外でラグナがどんな顔をしているか想像しただけで頬が緩みそうになる。それを必死でこらえる。
だがここではっと気がついた。
もし本当に口移しで飲ませていたとしたら?
ラグナに限ってそんなはずはないと自分に言い聞かせるのだが頭の中では寝ている自分に唇を重ねるラグナの姿が意に反して勝手に浮かび上がる。
口内に差し入れられる舌が自分の舌と触れ合い錠剤を互いの舌で弄んだあと唾液を流し込まれそのままゴクリと飲み下し……
そこまで想像した途端顔面が火にでもあたったかといわんばかりに熱くなった。たとえの一切を抜きにして顔が真っ赤になる。
もしかして本当に口移しだったのかもしれない。もしそうだったらどんな態度でいるべきだろう。怒ろうか、それとも泣くべきだろうか?
むしろ自分はその結果を期待しているのではないか? 実はラグナをからかってやろうと思っていたのではなく、加虐心によるものでもなく、自分の願望か何かで答えを引き出そうとしていたのではないか?
心臓の脈打つ音がいよいよ聞こえようかというころ。
「鼻をつまんで水で流し込みました」
ほのかな期待は打ち砕かれ、次の瞬間思わず手が飛んでいた。

22 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 00:58:09 ID:t9cwEGtq
「バカッ! バカバカバカバカバカバカバカーッ!!!! そういうときは、嘘でも、したって、言わないと、いけないの!!!!」
「す、すいません……」
「謝ってもダメ! ダメだからね!」
激しい剣幕に狼狽えるラグナ。
自分の怒りがどれだけ理不尽なのかわかってはいるのだが、矢継ぎ早に飛び出す言葉を止めることができない。
「すいません……」
落ち度などまったくないというのに謝るラグナを見て胸が痛む。
本当はそんな顔などさせたくはなかったのに。
それでも気持ちは収まらない。身が引き裂かれるような思いは自分を放してはくれない。
「ラグナはほんとはミネルバのことが……嫌いなの? ねぇ、答えて……」
「そ、そんなことは!」
「だったら……ミネルバのお願い、聞いてくれる……?」
一連の流れの中で行き着く先がはっきりする。
「な、なんでしょう?」
今ならどんなわがままも許される、そんな確信めいた予感と暴走する欲求に歯止めをかけられない歯がゆさとが交錯する。今ならどんなタブーもタブーにはならない気がした。
こうなったら後戻りはできない。口に溜まった唾をゴクリと飲み下し、声を絞り出す。
「き……キスしてくれたら……許してあげる……」
ラグナの目を正面から見ることができず顔をぷいっと逸らしてしまった。
いったいどんな表情をしているのだろう。驚いているのか、呆れているのか、もしかして変な奴だと思われたかもしれない。
もしそうなら明日からどんな顔をすればいいのだろう。
もし嫌われていたら。早まったかもしれない。焦り過ぎたのかも。
突拍子もないことを言ってしまった後悔と焦燥からラグナの顔をまともに見ることができない。
ミネルバはぎゅっと目をつむりラグナの言葉を待った。

9 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 13:07:58 ID:LfAy+aOs
23 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 00:59:22 ID:t9cwEGtq
言葉は返ってこなかった。恐る恐る目を合わせるとそこには真剣な表情のラグナがいた。
なぜそんな表情をしているのかわからない。想像だにしなかった。
こんな表情は見たことがない。
いつもどこかふわふわしていて時々何も考えていないんじゃないかとさえ思えるような脳天気な少年だと思っていた。
ラグナは普段どんな時にこの表情を見せるのだろう。今のラグナは外見よりも大人びて見える。
気持ちの真剣さが滲み出ているようだ。
そんな想いを込める言葉とはなんだろう。ミネルバにはわからなかった。
「ミネルバさん……」
「う、うん……」
「初めてなので上手くできないかもしれませんが……がんばります」
なんともくだらない理由もあったものだ。
だが、そんな理由でここまで真剣な表情ができるのもラグナくらいだろう。
拍子抜けしてしまったものの、決して失望させるものではなかった。
頭の中が真っ白になり、次いで口元がほころんだ。何も考えることができないままつい笑ってしまう。
相変わらず真剣な表情のラグナ。
それなのに胸の鼓動は先ほどよりも一層高鳴っている。胸に手を当てると心臓が暴れているのが感じ取れた。
「下手だったらやりなおしだからね……」
いじわるっぽく笑い、次いで瞳を薄く閉じながらおずおずと唇を差し出す。
肩に手が置かれる。
触れられた肩からラグナの体温が伝わってくる。肌と肌が馴染み合い互いの温もりが混ざり合う。
唇と唇が触れ合おうかというところで瞳を閉じきった。唇と唇が交わった瞬間、牛乳がゆの香りがした。
舌と舌が絡み合い互いの歯をなぞり合う。
ラグナから差し入れられた舌を唇ではさみ舌先でチョロチョロと弄ぶ。
お返しに差し入れた舌はちゅうっと吸われ唾液を飲まれてしまった。
密着していた唇を半分ずらして隙間をつくり舌と舌を押しつけ合うとヌルヌルと滑った。吐息と口内の温もりが交わされ白い煙となって冷たい室内を舞う。
手と手を合わせ指と指を絡め合う。
うっすらと涙が浮かび上がって頬を伝わり落ちた。
何分間そうしていたかわからない。
ゆっくりと唇を離すと、思わず衣服に手をかけていた。
さりげないアピール。
寒さなどまったく気にならないほどに熱気をおびた身体が疼き、そのまま僅かに衣服の裾をずらして素肌をあらわにする。
ラグナの手が添えられそこから奥へと遠慮がちに進んでいく。

24 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 01:00:12 ID:t9cwEGtq
肉親以外は誰も触ったことのない身体にラグナの手が這わされていく。
それにつれてずり上がっていく上着。
裾に手がかけられめくられていく。
褐色のお腹があらわになり、次いでみぞおちが、胸が明らかになる。
胸のすぐ上で一旦中断され、脇を抱えられるようにして衣服がささえられる。生まれて初めて異性の目に乳首を晒している。
ミネルバはまともにラグナを見ることができず思わず上目遣いになる。
誉められたものではないが自分の身体はエルフの国でも一二を争う未熟さだ。ラグナががっかりしたらどうしようと不安がよぎる。
「へ、変じゃない……? お、お姉ちゃんみたいにスタイルよくないし……」
「全然変じゃないです、とってもかわいいですよ」
「そ、それってどういう意味?」
「とてもスレンダーできれいです」
「ラグナは……このくらいの方が好きなの?」
「あはは……実はそうです」
「そうなんだ……ちょっと、得した気分かも♪ 男の子ってみんなおっきい方が好きなんだと思ってたなぁ。それともラグナが特別なのかな? えへへ」
ミネルバはラグナの首に両手を絡めると猫のように額を擦りつけて甘えてみせた。
「特別なラグナには特別に触らせてあげる♪」
「あ、その前に、舐めてもいいですか……?」
ミネルバはどきっとする。
「な、舐めても味なんかしないわよ……ま、まぁいいけど……ひゃっ!」
言い終わるのを待たずにラグナの舌先がミネルバの乳首にあてがわれた。チロチロと舌先で弄ぶとそのまま口に含んで軽く吸い上げる。ほんのわずかな膨らみがミネルバの呼吸につれて上下し、ラグナの鼻先に押し当てられる度にふにゅっとたわんだ。
「く、くすぐったいよ……」
「じゃあこういうのはどうでしょう」
ラグナはミネルバの乳首を甘く噛むと舌先で先端を刺激する。
「ちょっと……まっ……待って……噛んじゃだめ……っ」
コリコリという音の中ミネルバの呼吸は荒くなっていく。
「ラグナ……なんだか……変な気持ちになるよ……」
「気持ちいいですか?」
「なんていうのかな……ミネルバはラグナに舐めてもらうの……ちょっと好きかな……んっ……」
ビクンと身体を震わすと肩をすくめて大きく息を吐く。
ラグナの指がスカートの中へと伸びかけたところでミネルバが制した。
「ラ、ラグナ……そろそろ、ミネルバの順番だよ……代わって……?」

10 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 13:10:18 ID:LfAy+aOs
25 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 01:01:13 ID:t9cwEGtq
ミネルバはラグナの股間にある膨らみに軽く手を乗せ恥ずかしそうにしながらラグナを見た。
先ほどまでの見られる恥ずかしさとは違う恥ずかしさがこみあげてくる。
「え、えっと……ぬ、脱がせるからね?」
ラグナのズボンを少しずらし中を探ると熱く火照った突起物が手に触れた。そっと両手で包むと熱を帯びていて、表面はとても柔らかいのだがすぐ奥は固く芯のように弾力があるのがわかった。
下着から引き出しズボンをさらにずらすと先端があらわになる。
初めて見たそれは濃いピンク色でやや反り返っており先端の縦スジから透明の液体がわずかにこぼれていた。
何か別の生き物のようにも見えたが、不快感は感じなかった。これがラグナの体の一部だというのが意外でもあり、先端の刺激に合わせるようにかすかに身じろぎするラグナを見ていると少しだけ可愛いとも思った。
よく締まって余分な筋も肉もないラグナの体はここ以外は自分達とそう変わらないようにも思えた。
触れる度に苦しそうに震えている。手よりも柔らかい部分で触れた方がいいのだろうか。
そう感じて、ミネルバはおずおずと自分の舌先を先端のスジになった部分に優しくあてがった。
ラグナの体がピクリと反応し、息づかいが大きくなるのが聞こえた。
チロリ、チロリと舌先で愛撫し、時々舌の腹をそっとあてがう。その度にもらされるラグナの切なげな吐息が正解を知らせてくる。最後に軽く口づけをするとミネルバはラグナの顔を見上げた。
「ミ、ミネルバさん……」
「ど、どう……? ラグナは……ミネルバが舐めるの好き……?」
「す、好きです……ミネルバさん……」
ミネルバは自分の顔が耳まで赤くなるのがわかった。
「そ、そんな言い方されると、は、恥ずかしいよ……で、でもよかった……気に入ってもらえて……」
「今度はぼくの番ですね」
「え……あ……う、うん……で、でも、匂いは嗅いじゃだめだからね? お、おしっことか……出るとこだし……」
「あはは、でもミネルバさんの匂いならおしっこでも僕は好きです」
「だ、だめだめだめだめーっ! ち、違うところにしてよっ」
「じゃあお尻にしてもいいですか?」
「も、もっとだめ! ラグナのバカ!」
「あはは、じゃあ、仰向けになってください」
「……ラグナのエッチ……」

26 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 01:01:59 ID:t9cwEGtq
言われるがままに仰向けになると両手を胸の前で軽く重ねる。脚はきゅっと閉じるのだがスカートの丈が短いせいでどうしてもお尻が少し見えてしまう。ラグナの視線を感じて余計に恥ずかしくなる。
ラグナがスカートの両端を持ってめくり上げるとミネルバは胸元で重ねていた両手で口元を隠し、きつく目を閉じて恥ずかしさに耐えた。下着は股間の部分だけが少し湿り気を帯びていて縦のスジがうっすらと浮かび上がっている。
「や……やぁ……」
ミネルバは嫌だと言おうとするも息をするのに精一杯で声にならない。
ラグナの腕が太ももと股間の間にあるわずかな隙間にするりと割って入り、ミネルバはほとんど抵抗することもできず両脚をお腹の方へ倒されると這い上がるラグナの手に押し広げられお腹と股間をさらけ出した。
叫びたいほどの恥ずかしさで逆にまったく声が出ない。息が止まりそうなほど心臓は脈打っている。
割れ目の上端にラグナの人差し指の腹が当てられ前後上下に動かされる。起伏がフニフニと変化する。
もはや自分が何をされているのかも曖昧になりながら感覚だけは鋭敏にラグナの指使いを感じ取っていく。
頭の中では一つの名前だけが繰り返し叫ばれる。他の一切が意識から失われていく。
下着の上端に指がかけられスルスルと引き下ろされ、太ももにひっかかって止まる。途端に汗が湯気となって舞い上がり女の子の匂いがラグナの鼻先まで立ちのぼる。
ラグナは下着の両端を親指の根元でひっかけると膝上までずりあげた。
「ひゃぅっ……」
ミネルバがかすかに嬌声を上げ身じろぎする。
ミネルバの秘部には縦スジが一本だけスッと通りそれがお尻の穴の少し手前まで続いている。割れ目の部分だけにほんのわずかな膨らみがあった。陰毛はなくつるっとしていて普通の皮膚と同じような質感をしていた。
「ミネルバさんのここ、すごくすべすべしてますね」
「こ、子供っぽいってこと……?」
「いいえ、とてもきれいだと思います」
故郷の同年代の中で一人だけいまだに生えていないことがコンプレックスだったのだが、それくらいで自分を子供扱いしないラグナに少しだけ心の中で感謝する。それも単なる気遣いではなく本当にそう思っているという本人にすら自覚がないような優しさが嬉しかった。
「ラグナは……ミネルバのこと好き?」
「え……?」

11 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 13:10:48 ID:LfAy+aOs
27 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 01:03:31 ID:t9cwEGtq
「ミネルバはラグナのこと……大好きだよ……」
「ミ、ミネルバさん……」
「ミネルバはまだ……言ってなかったから……」
「ミネルバさん……ぼくはあなたが好きです……ですから……ぼくと……」
ラグナが言いかけたところで唇に指を添えてミネルバは制した。ふるふると小さく首を振る。途端に不安げな表情を浮かべるラグナにミネルバは言い聞かせるように言った。
「もっとロマンチックなときに聞かせて欲しいな……今はその……エッチすぎるから……」
ミネルバが思わず浮かべた照れ笑いに、ラグナも同じ照れ笑いを返す。
「レディが喜ぶような、素敵な夜にしてね……」
「はい……絶対に後悔させません」
「えへへ……じゃあ……ここからはラグナの好きにしていいよ……ラグナはどんな風にするのが好きなのか、ミネルバに教えて……?」
「後悔しても知りませんよ?」
微笑んだあと、ラグナの顔が脚の向こう側へと隠れ太ももが左右に開かれる。いつの間にか下着は左足から抜けていて右足首に引っかかっているだけだった。
思わず手で隠そうとしたがラグナの方が早かった。
ラグナの舌がスジへあてがわれるとそのまま押しのけるように先端を奥へとうずめていく。
くすぐったいような感覚のあと、股間に突然経験したことのない快感が走った。
ラグナが舌先でスジの中に隠れたほんのかすかな突起をなぞるとミネルバの体は激しくのけぞった。
奥歯がカチカチとぶつかり下半身全体の震えが止まらない。自分が何をされたのかわからないまま、ラグナが舌を上下に動かす度に言い知れぬ快感がこみ上げてくる。
「ら、ラグナ、ラ……グナ……や、やめ……やぁ……ひぅ……んあぁっ!」
口元がだらしなく緩み唾液がこぼれるのを抑えることができない。ぴちゃぴちゃとラグナが割れ目を舐める音だけが聞こえてくる。
ラグナがミネルバのスジを開くと奥から出てきた粘液と唾液が混ざり合いラグナの舌との間で糸を引く。
一番上には小ぶりな突起があり、その下に小さな穴、その下には上の穴より少し大きいくらいの穴がある。
ラグナが一番上の突起を舌の腹でこするとミネルバはひときわ大きな喘ぎ声をあげた。
強すぎる刺激にミネルバの意識が遠のきかけたとき、快感の波は徐々に落ち着き緩やかになってきた。
ミネルバがうっすら目をあけるとぼんやりと心配そうなラグナの顔が見えた。

28 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 01:04:23 ID:t9cwEGtq
「ここはまだ早いみたいですね……」
「……ごめんね……ラグナ……」
「気にしないでください、ゆっくり慣れればいいと思います」
「だ、ダメだよ……ミネルバだけでなんて……いやだよ……」
「ミネルバさん……?」
「もう平気だよ……ラグナ……きて……」

ラグナが衣服をすべて脱ぎ終わるのを見届けてミネルバは両手を差し出した。指と指が再び絡み合いミネルバの頭の隣に置かれる。
枕に頭を乗せると楽にラグナを見上げることができた。同時に、ラグナの全身も一望できる。ラグナの腰が浮き上がり、陰茎が重力と自らの固さの釣り合いでふるふると震えるのが見えた。
そのままミネルバの下腹部に着地すると割れ目をなぞって下り、下端までたどり着いたところで前へと進み始めた。
割れ目の外側がぷくりと広がりラグナの陰茎が奥へ奥へと入ってくる。
未発達の陰唇を割って亀頭が完全に収まる。
触れ合った部分が粘液による密着と潤滑によって吸い付き合い拒むことなく受け入れていく。
「は……ぁ……入って……」
途中何度かキツくはなったものの二人で呼吸を合わせて少しずつ受け入れていくことで痛みはほとんどなかった。
ミネルバは内側の一番奥にラグナの陰茎の先端がくっつく感覚がして目を細め深呼吸した。
ぴったりと合わさっているものの、余裕はまったくなくわずかな身じろぎで胎内に圧迫感を覚える。
ラグナが腰を引いて少しずつ陰茎を抜くとその周りについた愛液の中にうっすらと赤いものが混じる。
いつの間にかミネルバの目尻には涙がたまっていてかすかに頬を伝った。ラグナが繋いだままの手の甲で拭ってくれる。
「ホントに……ラグナがミネルバの中に入ってるんだね……中でピクッて動いてるのがわかるよ……」
「ミネルバさんの中キツくて……気を抜くとあっという間に出してしまいそうです……」
「え……何が出るの……?」
「あれ……もしかしてミネルバさん……」
「し、知らなくて悪い……?」
知らないことが悪いとは思わなかったけれどもそんなに意外そうな顔をされると面白くない。それほど重要なことなのだろうか。
「い、いえ、悪いなんてことは」
「じゃ、じゃあ教えて? 何が出るの……?」
「白い液が……その、精液っていうんですけど」
「出るとどうなるの……?」
「えー……と……赤ちゃんが……できます」
「え……!?」

12 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 13:11:17 ID:LfAy+aOs
29 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 01:06:44 ID:t9cwEGtq
突然ミネルバの膣内の締め付けが増し、ラグナは一瞬射精しかけたもののなんとかこらえた。だが粘り気を持たない精液が少し漏れてしまい陰茎が若干固さを失う。
「う……あ……ミ、ミネルバさん……」
「ラ、ラグナ……ごめん……」
「い、いえ……こちらこそ……少し出してしまいました……」
自分はなんて知識不足だったのかと後悔の念が押し寄せてくる。知らないで済まされることではなかった。
「ラ、ラグナ……」
「すみません……ミネルバさんが知らないのをいいことに僕は……最低です……」
「ラグナ……」
「本当に……ごめんなさい……」
ラグナが何故最初にあの言葉を言おうとしたのかがようやくわかった。
あの時ラグナの言葉を遮ったのはとんでもない裏切りだったのではないだろうか。
ムードに流されて伝えるべきことを怠っていた。
けれど、謝罪の前に言うべきことはまだ残っている。
心を決めて伝えるべき言葉を頭の中で繋げていく。
「ねぇ……ラグナ……」
「……はい……」
「ラグナはミネルバの中に……出したい……?」
「え……!?」
「えっと……その……あのね……」
死ぬほど恥ずかしいのは自分への罰かもしれない。だがこの言葉だけは今自分が言わないといけないのだから。
「ミネルバは……中に……出してほしいな……」
ラグナの目が丸くなり耳まで赤くなっていく。
おそらくこれ以上赤くなるのは無理だろうというほどに。
自分もバカだったとは思うけれど、ラグナもバカだ、バカ同士だ。
「ミ、ミネルバはラグナのことが大好きだってちゃんと言ったもん……ミネルバは、それくらいでラグナのこと嫌いになったりしないんだよ……?
 あ、赤ちゃんだって、ラ、ラグナが欲しいっていうなら、その、ミネルバは、い……いつでも……だ、ダメ! これ以上は言えないよっ!//////」
「ミ、ミネルバさん……僕も……ミネルバさんと……」
「い、言わないで、言っちゃダメッ! ダメ!」
言葉の続きを聞いたら本当にどうかしてしまいそうだった。意識を保てるギリギリの線を綱渡りしている気がした。
「子供を……作りたいです……」
聞いてしまった。
もうまともにラグナの顔を見ることができない。自分がどんな表情をしているのかなど考えたくもなかった。

30 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 01:07:48 ID:t9cwEGtq
「バカ! バカバカバカ! は、恥ずかし過ぎて死んじゃったら、ラ、ラグナのせいなんだからね!」
もはや理性は吹っ飛んでしまった。なんというか、今の自分はあんまりだと思う。
このまま消えてしまいたかったが、よく考えたらそれはもったいなさ過ぎる。
「ミネルバさんは……後ろからするのは嫌ですか?」
「う、後ろから?」
「うつ伏せになってもらって背後から入れる形になります」
それならラグナの顔を見れなくても不自然ではない。その間に平静さも取り戻せるだろう。願ったり叶ったりだが、よく考えたらラグナ自身も今こちらを正視できないほど恥ずかしいのではないだろうか。
そう思うと後ろからするというのは良い考えに思えた。
「こ、これでいい?」
一旦離れ向きを変えて腹ばいになると枕を抱えて胸を乗せる。脚は自然に伸ばしているだけで開いているわけではない。
この体勢のままでかまわないのだろうか。
「ええ、大丈夫です」
背中にラグナの重みを感じ、手の甲に手のひらが重ねられる。首の裏を舐められるくすぐったい感触がして、まるで猫になったような気がした。
次いでラグナの陰茎が股間に触れた感触がしてそのまま中へと入ってくる。
反射的に脚を閉じてしまったのにラグナの陰茎はお構いなしに奥まで入ってきた。脚と脚の空間から滑り込むように差し入れられ、どれだけきつく脚を閉じようともまったく抵抗することができず力を入れすぎた脚がガクガクと震え無意識に足の指をぎゅっと握ってしまう。
征服されているような感覚。
抱かれているというより犯されている感覚に近い。あまりの衝撃で他のことを考える余裕がなくなってしまった。
一瞬脳裏に強姦されているような錯覚がよぎる。
だが次の瞬間にはラグナにならされてもいいかと思ってしまい、心の中で自分をなじった。
「ラグ……ラグナの……ばかぁ……」
ラグナの腰が引かれ陰茎の先端が抜けきる直前に奥へと突き入れられる。前後に動き始めたラグナの陰茎がミネルバの愛液をかき出しシーツに染みを作っていく。
ラグナが動く度にミネルバの尻がたわみ接合部からはちゅくちゅくといやらしい音が漏れ出す。
長く大きな耳が自分が犯される音を否応なくとらえ頭の中でその音が反響する。
突き出した舌先から唾液がこぼれ落ちても気にする余裕さえない。

13 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 13:12:08 ID:LfAy+aOs
31 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 01:08:23 ID:t9cwEGtq
「はっ……はぅぅっ……は……ぁぅ……あっぅ……はぅ……は……はぁぁ……ぅーっ……はぁ……はぅぅ……」
だらしない声を漏らしてしまうのはラグナの顔が見えないせいで自分を縛ることができないからだ。
ラグナにも聞こえていることが頭でわかっていても止められない。
中でラグナが動く度に快感が下半身から湧き上がってくる。
この快感を望んでラグナに精液を出すなというのは無理というものだ。たとえ中に出されることを拒絶していようとも、もっと突いて欲しいという衝動がラグナの限界をいつか超えさせてしまうだろう。
中に出されるのはまだ少し怖かったがとても今やめられる気がしない。
出入りするたびに亀頭が子宮口にぶつかり期待感をあおられる。
あの時妊娠を受け入れたのは正解だった。どう答えていようと結果は変わらなかったのだ。
今中に出されなくても自分は再びラグナと交わることを望み、後戻りのできない境界線を易々と超えるだろう。
ならば、後悔も罪悪感もない今は正解に間違いがないのだ。ただ快楽に流されているのではないと思えるのだから。
「ラグナ……きて……いつでも出して……いいからね……ミネルバは……もう怖くないよ……ラグナになら……ラグナの赤ちゃんなら……っ」
ラグナの腰の動きが更に速まり射精が近いことを知らせる。
「ミネルバさん……ミネルバさん……!」
だんだんとミネルバの腰も浮き上がっていき絶頂を受け入れる姿勢になる。
「はぁっぁぅっぅ……ラグナ……ラグ……はぅっ……ラグナぁ! ラグ……ナ……きもちいいよぉ……ラグナ……欲しいよ……ミネルバも……ラグナの……ふぁあぁぅっ!!!!」
ラグナの腰の運動が止まり胎内に熱い感覚が染み込んでくる。子宮の奥に精液が届いたような感覚がする。
どくりどくりと注がれた濃厚な精液が残さず胎内に収まった気がした。
一滴もこぼすものかとこちらからもお尻をラグナの腰に押し付ける。お尻の形がラグナの下腹部に合わせてたわみ密着度を高める。
子宮口と亀頭先端の縦スジがぴったりと合わさりほとんどこぼれることなくラグナの精液がミネルバの子宮内にため込まれていく。
胎内が言い知れぬ満足感に満たされる。
首すじにキスの感触がしてたまらなく猫のように甘えたくなった。
背後からぎゅっと抱きしめられる。
このまま眠りに落ちるのは、あまりなもったいない。

夜はまだこれからなのだから。

32 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 01:09:03 ID:t9cwEGtq
「やっぱり厚着した方がいいんだね、って当たり前かな。あはは」
「吹雪がやんでよかったですね」
「そうね、今日が聖夜祭だって忘れてたし。ギリギリセーフっ!」
「いいえ、もう1時ですから完璧アウトです」
「それでも景色がキレイだからオッケーっ!」
「大樹も今日は真っ白ですね。ミネルバさん、今日はお弁当を作ってきました」
「なになに?」
「元牛乳がゆです」
「ど、どうやったらこんなに真っ黒になるの……」
「おいしいですか?」
「まあまあね♪」
「きびしいなぁ」
「なんだか……ここって昔来たことがある気がする……ううん、きっとエルフの国の森に似てるだけね……」
「ミネルバさんの故郷も綺麗なんですね」
「うん……でも……すごく寂しいことがあった気がする……なんでだろ……」
「ミネルバさん……?」
「ミネルバは……泣いてないよね……?」
「泣いても、いいんだと思いますよ。誰かを呼ぶためなのなら」
「ラグナはミネルバが泣いてたら飛んできてくれるんだよね♪」
「ええ……もちろん……ミネルバさんの傍にいつもいますから……」
「そ、それはなんでなのかな……?」
「ミネルバさん……あなたが好きです。ぼくと……結婚してください……」
「……ミネルバでほんとにいいの……?」
「あなたじゃないとダメなんです……」
「ウソついたら泣いちゃうよ……?」
「泣かせたりしません」
「あ、今ウソついたわね!」
「ええっ!?」
「だって……ほら……」
「あ……」
「涙……止まんないもん……」
「絶対に……大切にします……ですから……」
「ダメ……キスしてくれなきゃ……許さないからね……」

雪は音もなく舞い降りて月が無表情を決め込み、心を宿した大樹が見守る前で二人だけの誓いの口づけは交わされたのだった。

33 名前:STRANGE GANTLEMAN 909[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 01:18:46 ID:t9cwEGtq
クリスマスイブに書き始めて結局年を越しました、やっぱり携帯だと時間がかかりますね。
二度も時間を超過したことをお許しください。
前回書いたメロディのお風呂プレイで携帯はもう懲りてたのですが……ミネルバが可愛すぎるんですよぅ
セーブ残したまま鍋大会前々日にイベントクリアしてソッコーで呼び戻して宿屋のベッドを調べたクチです。
あれは……いいものだぁ……

さて皆様あけおめです、今年もよい牧物&ルンファク年になりますように。(ぺこり

14 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 13:13:29 ID:LfAy+aOs
41 名前:1/3[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 20:11:25 ID:YOkks1ou
はぁ、はぁ、と、高まったラグナの息づかいがその場を支配していた。
「ミストさん、ずっと僕を誘惑していたんですよね……?」
ラグナが迫る。二人の距離はつま先が触れるほど近くなっていた。
「今日のラグナさん、変ですよ」
「ミストさんがいけないんですよ」
ラグナは一歩前に出ると、ミストの腰に手を回して自らへ引き寄せた。
「やめてください、ラグナさん」
ぱしん
平手打ちだった。
ラグナの目がギラリと光る。
さらに一歩、今度は威圧的に、ミストに迫った。
ミストがもう一度、半身を逸らす……。
がしっ
ラグナにとって、女性の平手打ちを見切って腕を掴むなど、容易な事だった。
しかしミストも怯まなかった。反対の手を振り上げる……。
ぐいっ
ラグナは急に掴んだミストの腕を天へ引き上げると、露わになった腋へ顔を近づけた。
「え……っひあっ!?」
がくん、とミストの膝が落ちる。
身体に力が入らない。ラグナの腕一本で吊された格好になり、情けない姿だった。
「ミストさんが腋弱い事は知っているんですよ」
突然言うことを聞かなくなった身体に、何が起こったのか解らないでいたが
ようやく理解する。ラグナに腋を舐められたのだ。
服が擦れる事すら嫌って、常に服装にも気を使っている腋を。
「はっ……あ……あ」
まともに声すら出ない。吊り上げられたまま、腋に這うラグナの舌を、ただ受け入れるしかなかった。
身体の隅々まで舌遣いの感覚が走り、指先を動かすことすらできなくなる。
だらしなく空いた口から涎が二滴、床までぽたぽたと落ちた。
永遠に思える時間。

42 名前:2/3[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 20:12:35 ID:YOkks1ou
ざさっ
気付いた時には、床へ仰向けに倒されていた。
すぐにラグナの身体が覆い被さり、服の胸元へ手を掛けた。
びりりりりっ!
もはやミストの身体に、抵抗する力は微塵も残っていなかった。
首筋、鎖骨、胸へ、ラグナの舌が乱暴に這っていく。
「酷い人……ですね。お気に入りの服なんですよ……?」
「ミストさんはこんな時でも笑顔なんですね」
自らの唾液で口の周りをべったりと濡らしたラグナは、お互いの鼻が触れ合うほどミストの顔に近付いて言う。
その手は、ミストのへそを下って下腹部まで伸びていた。
「……そこは、女の子の一番大切な所なんですよ?」
「だからこそです」
ラグナはミストの両足を持ち上げてまんぐり返しにすると
白い桃のような尻に手を這わせ、下着を掴むと上まで一気に引き上げた。
最後の壁を破られ、露わになったそこは、陶器のような白さに、微かに一本朱がさしていた。
ラグナは上目遣いでミストの顔を見上げながら
見せつけるようにゆっくり、ゆっくりと顔を近づけていく。
「すごいミストさんの臭いがしますよ」
「酷い人ですね……っ!……っは」
ヌチュリ……ラグナの舌が秘部をなぞる。
執拗に上下を繰り返した後、目一杯伸ばした舌を、ピクピクと震える穴へ押し込んだ。
「んっ……く、んん……ぅあ」
ニュチ、ピチャと淫らな音と、ミストの低く耐える声だけが部屋を満たす。
「もう我慢できません」
ラグナが再びミストの身体に重なる。
強固に反り返ったモノが、ラグナの唾液で濡れそぼったミストの中心へあてがわれる。
「だ……だめ……です……」
「もう遅いですよ、ミストさん」
耳元で聞こえるラグナの息づかいは、獣のように荒々しかった。

43 名前:3/3[sage] 投稿日:2009/01/01(木) 20:13:27 ID:YOkks1ou
ず、ぐ、ぐ、ぐ
入り口の傷みを感じる暇もなく、次の痛みが襲ってくる。
螺旋を描いて身体を貫くような感覚の連鎖に、ミストの頭はがくがくと痙攣した。
ラグナはそんなミストに今まで感じたこともないような優越感を感じながら
一気に腰をミストの身体へ打ち付けた。
「っくぅぅぅぅぅぅっ!」
しゃああああ……ぱしゃぱしゃぱしゃ……。
結合部のすぐ上から、黄色い液体が勢いよく流れ出た。
ラグナの身体に掛かり、ミストの身体を濡らし、二人の境界をさらに無くすようであった。
「ミストさん、あったかいですよ。入れただけでイッちゃいましたか?」
「はあ、はあっ……ひ、ひっ」
「『酷い人』ですか?」
「一目惚れした相手とっ、繋がったのですから当然です、……はっぁ」
ラグナはその時、初めて気付いた。
痛々しいミストの笑顔に、気丈な頑張りと切なさが入り交じっている事に。
「そ……そ、んな……ミストさん……」
思わず後ずさるラグナ。あれだけ頑固に押し入っていた結合部は、あっけなくヌルリと抜けた。
黄色で濡れそぼった全体に、赤い鮮血がとくとく、と細く流れ出る様はあまりに悲惨だった。
しかし、ラグナはその様を見ることなく、むしろ焦点も定まらないまま壁まで後ずさると、
脅えるように後ろ手でノブを探し、下も履かないまま外へ飛び出した。
足音が、遠く遠くへ消えていく。
後には、キイキイ……と、ラグナの開け放った扉だけが空しく音を立てている。
「……女の子をこんな状態で……置いていかないで下さい……よ……」
首だけをそっと横に向けるミスト。
髪が垂れてその表情は隠れたが、ひとすじ、水滴が頬を伝って床へと落ちた。

15 名前:蕪は無慈悲な畑の女王:2009/12/11(金) 13:14:30 ID:LfAy+aOs
69 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/01/16(金) 16:36:46 ID:jPZN87y6

「ラグナさん、今日のお夕飯、何か食べたいものあります?」
「いやぁ、今はあんまり食欲がないんですよ」
「それはいけません、食欲がないからって食べないでいるとどんどん悪くなる一方ですから。
栄養はきちんと取ったほうがいいですよ」
「ごもっともです。でも食事の前にもっともっと大事なことがあると思うんです」

そう言うとミストさんはきょとんとした顔で、

「そうなんですか。ごめんなさい、あたしったら気が回らなくて。でも、大事なことって何でしょう?」
「まあ、言いたい事はいろいろありますけど、とりあえずこのロープほどいてくれませんか?」
「ああ、それはダメですよぉ。ラグナさんにはもうしばらくの間そのままでいてもらわないといけませんから」
「ですよねー」

窓にはカーテンがかかっていて外の様子はよく分からないけど、もう日が落ちてからだいぶ経っているのだろう。
あまり自由にならない体で辺りを見回してみる。
何度か来たことがあるので間違いない。ここはミストさんの家だ。
……こんな形で訪れる羽目になろうとは夢にも思わなかったけど。
自分がいるのはおそらくベッドの上か。ほのかに甘い香りがするのはやっぱり女の子だからだろう。
……両手両足を縛られていなきゃ格好のシチュエーションだったろうに。
改めて自分のおかれた状況を整理してみる。
……改めて考えるでもなく、まごうことなき拉致監禁であった。


70 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/01/16(金) 16:37:46 ID:jPZN87y6

「えーっと、ミストさん、聞きたいことがあるんですがいいでしょうか」
「やだなぁ、あたしとラグナさんの仲じゃないですか。遠慮なんてしなくてもいいんですよ」

拉致監禁されるとか、どんな仲ですか。

「まずですね、どういった訳で僕はこんな目にあってるんでしょう」

するとミストさんはほのかに頬を赤らめ、

「えぇ、言わなきゃいけないんですか? それはちょっと恥ずかしいですね……」
「いやいやいや、人を掻っ攫っといて今さら恥も外聞もないでしょう!」

いやもうホントに、何でこんな目にあうのか皆目見当もつかないんで、せめて理由だけは教えてほしいんですが。

「そうですね。そこまで言うなら」

そう言うとミストさんは目を閉じ、かすかに深呼吸をし、ゆっくりと口を開いた

「ラグナさん、好きです。愛しています」

……告白された。こんなところで、こんな状況で。しかも答えになってないし。

「お分かりいただけましたか?」
「はっはっは、もうなにがなにやら」

あれー、おかしいですねー、見たいな表情で首をかしげるミストさん。
おかしいのはあなたです。別に愛の告白くらい誘拐せんでも出来るじゃないですか。

「あ、そうだ、ラグナさんはこの街に来て日が浅いので知らないのかもしれませんが、
カルディアでは好きな人が出来たら攫って自分のものにしてもいいっていう風習があるんですよ」
「嘘ですよね」
「はい、嘘です」

ここに来て一年くらいたつけどそんな話聞いたこともなかったです。てか何でそんなすぐばれるような嘘つくんですか。

「ん、別に全部嘘ってわけじゃないです。ラグナさんのことが好きなのは本当ですよ」
「だったら尚更です。こんなことしといて告白が成功するわけないじゃないですか」
「え、そんなことないですよ。成功させるためにわざわざラグナさんを誘拐したんですから」

うわぁ……。
前々からどっかずれた人だとは思っていたけどまさかここまでとは。

「あのー、つかぬ事をお伺いしますが」
「はい、何でしょう?」
「もし断ったりしたら、どうなっちゃうのかなー、なんて……」
「決まってるじゃないですか。首を縦に振るまでそのままですよぉ」

まぁ、そんなことだろうとは思ったけどさ。

16 名前:蕪は無慈悲な畑の女王:2009/12/11(金) 13:15:16 ID:LfAy+aOs
71 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/01/16(金) 16:38:39 ID:jPZN87y6
「ちなみに」
「はい?」
「ずっと首を縦に振らなかったら?」
「ずっとそのままです」
「死ぬまで?」
「はい、死ぬまでです」
「……」
「あ、もし死んじゃった場合はあたしもすぐ後を追いますから。
安心してください、ラグナさんを一人ぼっちにさせるようなことはしませんから」

なんて重い想い!
いや、そんなこと言ってる場合じゃなくて。

「いや、でも真面目な話、ずっとこのままってわけにもいかないと思いますよ
言っちゃ何ですが体も汚れますし、トイレの問題もありますからね。人間一人を世話するって思ってるより大変ですよ」
「ふふ、こんな状況でもあたしのことを心配してくれるなんて、やっぱりラグナさんは優しい人です。
でも大丈夫。体は毎日きれいに拭いてあげます。排泄物だってきちんと世話してあげますから。
なんてったって愛する人のためですから。どんなことでもしてさしあげますよ」

やー、別に心配してるわけじゃないんですけどねー。
出来ればさっさと諦めてほしいなーとか思ってるんですけど。

「やっぱり僕なんかじゃミストさんとは釣り合いませんよ。もっといい人がいますって。
例えばザッハなんでどうです? ミストさんにぞっこんみたいですけど」
「もう、どんな時でも謙虚なんですね。でもあたしが好きなのは世界でただ一人、
ラグナさんだけなんですから。そういったお気遣いは無用ですよ」

ああ、なんという逆効果。
ていうかザッハはスルーですか。もうちょっと反応見せてくれてもいいんじゃないですか。
奴も浮かばれませんよ。

「まあ、そうは言ってもいつまでも監禁しておくわけにはいかないでしょうから」
「え?」

早くも方針転換?

「ラグナさんはとても責任感の強い人です」
「はあ」

そんな風に思われてたんですか、別に普通だと思ってますが。

「ですから」
「はい」
「既成事実さえ作ってしまえばきっとラグナさんはあたしのこと受け入れてくださるんです。きっとそうなんです」
「はい、って……ええええええ!」

そういうが早いかミストさんは着ている服に手をかけた。
スカートがすとん、と床に落ちる。


72 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/01/16(金) 16:39:20 ID:jPZN87y6
「不束者ですが、よろしくお願いしますね、ラグナさん」

そういいながらにじり寄ってくるミストさん。まさかこんなところで貞操の危機を迎えることになろうとは、
いいや、もう、どうにでもなっちゃえー、とか思ってると、不意に、

「ミストー、いるんでしょー? ちょっといいかしらー」

ドンドン、と扉をたたく音とともになにやら声が聞こえてきた。
あれは……ロゼッタ?なんでまたこんな時に。

「むぅ、せっかくのいい雰囲気が台無しになっちゃいました。ちょっと待っててくださいね」

この状況をいい雰囲気といいますか。
一度いい雰囲気の定義についてとことんまで話し合う必要があるんじゃなかろうか。
ミストさんは脱ぎかけた服を再度着なおすと、こちらに向かって毛布をばっさりとかけてきた。

「お願いですからほんのちょっとの間、静かにしててくださいね。
もし大声を出したりなんかしたらどうなっちゃうか分かんないですから」
「はは、もうとっくに諦めはついてますよ。僕なんか今更どうなったっていいです」
「ロゼッタさんが、ですよ」
「……」

怖えー、ミストさん、超怖いです。
さすがにロゼッタまで巻き込むのは忍びないので、大人しくしていようか。
頭から毛布をかぶせられているせいで、周囲の状況がよく分からないが、どうやら玄関先でロゼッタを迎えているようだ。
この分なら中まで入ってくることはないだろう。
残念と思う気持ちと、安堵した思いがない交ぜになって微妙な気持ちになる。
毛布の中でじっと息を殺していると、二人の会話が耳に入ってくる。

「あらロゼッタさん。こんな時間にどうしたの?」
「うん、急に悪いわね。ところでさ、ラグナがどこにいるか知らない?」

一瞬、間があってから

「いえ、知らないわ」
「そう、おっかしいわねー。どこほっつき歩いているのかしら」
「ラグナさんがどうかしたの?」
「ん、まーね。野菜の在庫が無くなっちゃったからラグナに今日中に出荷するよう頼んどいたのよ。
なのにいつまでたっても来やしないし。約束破るようなヤツじゃないのは分かってるんだけどね、
ちょっと文句の一つ位は言ってやろうかと思って探してたらどこにもいないし。さすがに心配になってきたのよ」

まあ、モンスターにやられるようなことはないと信じたいんだけどねー、とつぶやく声が耳に入る。
ロゼッタ、惜しい! 相手はモンスターじゃない、もっと恐ろしい何かだ。

「ラグナさんならきっと大丈夫よ。しばらくしたら戻ってくるんじゃないかしら」
「え、あんたラグナがどこ行ったか知ってるの?」
「……ううん、なんとなく、そんな気がしただけ」
「ふーん? ま、いいわ。もしラグナを見つけたらお店のほうに顔出すように言っといてよ」
「ええ、分かったわ」
「じゃ、お願いするわ。ごめんね、こんな時間に来て」
「気にしないで、ロゼッタさんこそ、帰り道、気をつけてね」
「あは、あんたに言われなくても分かってるって、それじゃねー」

17 名前:蕪は無慈悲な畑の女王:2009/12/11(金) 13:15:56 ID:LfAy+aOs
73 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/01/16(金) 16:41:14 ID:jPZN87y6
バタン、と扉の閉まる音が聞こえた。ああ、ちょっとは期待してたのに。いや、ロゼッタが無事だったからいいけどさ。
ミストさんは、ふう、とため息をつくとこちらに向き直って、

「ラグナさん、ロゼッタさんとあんな約束なんかしてたんですか」
「まあ、約束といいいますか、なんといいますか。こんな目にあってなければ届けるつもりだったんですけどね」
「んー、困りましたねぇ。これじゃあんまり長い間閉じ込めておくわけにはいかなくなっちゃいました」
「いや、今すぐ放してくれれば解決する問題なんですけど。今回の件、別に誰にも言ったりしませんよ」
「まだダメですよぉ。ラグナさんがあたしのものになってないですから。でも、まぁ、それも時間の問題ですけどね」

そういうと再びミストさんは服を脱ぎ始めた。
今度は何の妨害もなく、あっという間に全裸になってしまった。
正直、両手両足が縛られていてよかったと思ってしまった。きっと我慢できずにこちらから襲ってしまったかもしれない。
それくらいミストさんの体は扇情的だった。

「や、あまり見ないでくださいよぉ、恥ずかしいですから……」

自分から脱いどいて何を、とは思わない。
こんな状況でなんだけど、これから起こることに対しての期待を、僅かながら持ってしまっているから。
男の性ってホントどうしようもないな。
そうこう思っているうちに、ミストさんは僕のズボンに手をかけ、ゆっくりとずり下ろしていった。
露になった一物は、それはもう、天を突くかの勢いでそそり勃っていて、なんかもう、恥ずかしいやら情けないやら。

「なぁんだ。やっぱりラグナさんもあたしのことが好きだったんですね。ほら、こんなに元気になって」

つんつん、と指で突くミストさん。やめてください、なんか出てきたらどうするんですか。
あと、元気なのはいわば男の生理現象というか、不可抗力みたいなものなんで、あまり突っ込まないでください。

「安心しました。ラグナさんはあたしを受け入れてくれるんですね。ふふ、もうすぐ二人は一つになれますよ」

ぜんぜん聞いてないし。まあ、最初からそうだけどさ。

「じゃ、まずはラグナさんから気持ちよくなってもらいますね」

何する気ですか、と言う暇もなく、ミストさんはあむっ、と言う感じで僕の一物を口に含んだ。

「うあっ!」

局部に走る違和感と快感。先端に走る刺激はミストさんの舌先か。
縛られているのがもどかしい。
腰が浮きそうになるくらい気持ちいいのに自由に動かすことすらままならない体。
やばい、出る出る出るっ!何とは言わないけどナニかが出るっ!
くだけた言い方をすれば、射精するまさにその瞬間!


74 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/01/16(金) 16:43:05 ID:jPZN87y6
バタン!

「ごめーん、ミストっ! さっき言い忘れたんだけどさ、明日のことなんだけど……って、えぇぇぇっ!!!!」

突如として開く扉。
そこにいたのは先ほど帰ったはずのロゼッタ。
ああ、なんか言い忘れたことがあったのね、なんて冷静に観察できたのは射精直後の賢者タイムだったからだろうか。
冷静になったついでに自分の周りを確認してみる
縛り上げられた上に下半身だけ露出した姿の自分、その両足の間にうずくまるように座っている全裸のミストさん。
口元からは僅かにこぼれ出ているのはさっき出したばかりの精液だろうか。
これを見た彼女はいったい何を思うのだろうか。
顔を上げ、ロゼッタの方を向く。あ、目が合った。

「なっ……、なっ……」

酸欠の金魚みたいに口をパクパクさせていたロゼッタの顔にほのかに赤みが差す。

「なにやってんのよあんたたちぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

カルディアの夜空に、ロゼッタの悲鳴が響き渡ったのであった。


(続く)


※フロンティア全盛の今、申し訳ないですがDS版準拠の設定です。

18 名前:蕪は無慈悲な畑の女王:2009/12/11(金) 13:17:16 ID:LfAy+aOs
「……で、結局こーなるわけね」

隣には見事なまでに縛り上げられたロゼッタの姿が。
てかこれ、亀甲縛りってヤツですよね。何でこんな妙ちくりんなスキル持ってるんですか。

「ま、大体のいきさつは分かったわ」

分かっちゃったんですか。話が早くて助かります。

「……ミストのやりそうなことだしね。それにしてもラグナ、あんたも災難よね」

さすがは幼馴染というべきか。ミストさんの奇行に対する耐性も人一倍高いようだ。
諦めの早さまで人一倍早いのもどうかと思うけど。

「そうは言うけどさ、アンタこの状況でどうにかできるの?」
「まさか、どうにか出来るんならとっくにどうにかしてますって」
「だよねー」

あっはっは、と乾いた声で笑う被害者二人。奇妙な連帯感が生まれつつあった。

「で、真面目な話、あんた、あたしをどうしたいわけ?」

確かに、ロゼッタまで捕まえて一体何をしようというのか。
まさか口封じのために始末するとか言い出すようなことはないと思いたいけれど。

「そうですねえ、せっかくなんでロゼッタさんには証人になってもらおうかと思ってます」
「証人?」
「ええ、あたしとラグナさんは今夜、晴れて結ばれることになってます。その一部始終を見届けて貰いたいんですよ」
「ちょっ……、何言ってんのよミスト!」

全身緊縛されていることも忘れてミストさんに食って掛かるロゼッタ。
その拍子に、ロープがどこに喰い込んだのやら「うえっ」と声を上げた。


126 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 02:03:32 ID:S46/WUcR

「と、とにかくっ! こんなバカなこと今すぐさっさと早急にやめなさい。ラグナだって嫌がってるでしょ!」
「え?」

急に話を振られ、思わず気の抜けた声で返してしまう。

「ちょっと待ちなさい、あんたまさかミストの裸見て変な気起こしてんじゃないでしょうね」

ロゼッタが不審者を見るような目つきで睨んでくる。
そう、このやり取りの最中ですら、何故かミストさんはすっぽんぽんのままでいたのだった。
ちなみに僕の下半身もすっぽんぽんのままだったり。

「あら、ラグナさんは別に嫌がってないですよね。ほら、こんなに元気になっちゃって」

そう言いつつ、思い切り反り返った一物を再びつんつんとつつくミストさん。
やめてください、さっき出したばかりですけどもう一回出てきたらどうするんですか。

「ちょ、だから止めなさいってば! ラグナもいつまでもおっ勃ててないでいい加減その……ソレをしまってよ!」
「そんなこと言われましても……」

見てのとおり、こっちも縛られたままなんでどうにも動きようがないといいますか。

「ああもう、ミスト、いい加減なんとかしなさいよ!」

業を煮やしたロゼッタがミストさんに非難の矛先を向ける。
体の自由が利かないにもかかわらず相手に食って掛かるその姿勢には感服せざるを得ないものがあるけど
いかんせん今回は相手が悪すぎた。

「まあまあロゼッタさん、そんなに怒ったりしないで。別にとって食おうってわけじゃありませんから」
「普通に怒るわよ! ていうかさっさと服着なさい!」
「んー、もうちょっと待っててくださいね。すぐ終わりますから」
「終わるって、なにがよ?」
「それはですねぇ……」


19 名前:蕪は無慈悲な畑の女王:2009/12/11(金) 13:18:32 ID:LfAy+aOs
127 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 02:04:40 ID:S46/WUcR
すっぽんぽんのミストさんがこちらへと這い寄って来て、仰向けに寝ている僕の上に覆いかぶさってくる。
目の前には二つの膨らみが。いや、要するにおっぱいが目の前にでーんと置かれているわけだけど。
へー、ミストさんって着痩せするタイプだったのか、なんてことを考えていると、

「ラグナさん、準備はよろしいようですね」
「へ?」
「ほら、さっきからずっと、勃ちっ放しじゃないですかぁ」
「いや、だからこれはですね……」
「ちなみに」

そう言ってミストさんは自分の脚の付け根辺りに指を這わせて、

「あたしも、準備できてますから」

ほらほら見てください、糸引いてますよー、と言いながら差し出された手には、確かな湿り気と
うっすらと粘り気のある糸が。いや、そんなもの見せられてどうしろと。

「ふふ、ラグナさんは何もしなくていいんですよ。あたしの方で全部、してあげますから」
「ちょ、ちょっと……」

迫りくるミストさんからどうにかして逃げられないものかと、不自由な体をずりずりと動かしてはみるものの、
ごつんと、頭がベッドのふちに当たってしまった。うあ、これは詰んでしまったかも。

「それじゃ、挿れますからね」

馬乗りになったミストさんが、ほんの少し腰を持ち上げる。
先っちょになにやら生暖かいものが触れたと思った瞬間、じゅるりと局部全体が柔らかい何かに覆われてしまった。
それと同時に、腹の上あたりに人間一人分の体重が、ゆっくりと降りてくる。
恐る恐る見上げると、うっすらはにかんだような笑顔を浮かべるミストさんと目が合った。
乗りかかった船というべきか、毒を食らわば皿までというか、はたまた後は野となれ山となれと言うべきか。
とにかく事ここに至ってしまっては、起こったことを嘆くよりも少しでも前向きな選択を取るべきだろう。
まあ、言ってしまえば気持ちいいからこのままやっちゃえー、ということなんだけれども。

「はぁっ、あっ…… は、入っちゃいましたね……」

上気した顔でミストさんが喘いでいる。
下腹部が熱い。人の体温がこんなにも高いものだということを今更ながらに理解する。
前のめりに倒れ掛かるミストさんの両手を握って支えると、小刻みな振動がよりはっきりと伝わってくる。
肌越しに微熱が移ったのか、こっちまで熱に浮かされたような気分になってくる。
昂ぶる気持ちに引きずらたのだろうか、体の方も勝手に動いてしまう。


128 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 02:05:40 ID:S46/WUcR

「……ラグナ、何でアンタまで一緒になって腰振ってんのよ」

火照った体に冷や水を浴びせるような、極北の氷河を思わせる声がすぐ真横から響いてきた。
背筋にぞっと冷たいものが走る。反射的に顔を向けると、目の前には不機嫌を隠そうともしないロゼッタの顔が。
ていうか、近い、近い。顔が近い。鼻先が触れ合ってもおかしくない位置にロゼッタの顔があった。
ミストさん相手に夢中になっているうちにこんなところまで移動してしまっていたらしい。

「あたしがすぐ隣で寝てるっていうのに、ラグナったらミストとエッチすることに夢中で気付かないんだ。
へー、そーなんだ。ふーん、もうあたしのことなんかどうでもいいのよね。そーだよねー、ラグナも男の子だもんねー。
誰でもいいからとにかくヤれたらそれでいいんだよねー」
「えーと、別にそういう訳じゃ……」
「どうだか。現にあたしが声掛けなかったらあんたそのまま続けてたでしょ」
「……」

いやもう、全くもってその通りなので反論のしようがない。
さらに言うなら、あまりにも気持ちよすぎて今更止めることが全然出来そうに無いわけで。

「まったく、男って気楽でいいわよねー。こんな状況でも欲望丸出しでいられるなんて
ミストもミストだけどアンタも大概よ、ラグナ」
「ですからこれは別にぅあむっ!」

突然、口をふさがれた、というよりも口の中に何か生暖かいものを捻じ込まれてしまった。
何事かと思ったが、同時に視界も悪くなったので何が起こったかわからない。
口の中に侵入した異物が口内を蹂躙する。頭を振って逃れようとするが、両側をがっちりと挟みこまれてしまっていた。
しばしもがくこと数秒、

「ぷはぁっ!」

半ば強制的に止められていた呼吸が戻る。大きく息を吸い込み、気持ちを落ち着ける。
目の前にはミストさんの顔が。唇の端から唾液が糸を引いていて、その先はどうやら僕の唇とつながってるようだ。
えぇと、それじゃさっきのあれはミストさんにキスされてたのか? それもうんと濃いディープキス。

「ふふ」

ミストさんは口元を手の甲で拭うと、

「駄目ですよラグナさん。今はあたしだけを見ていてください」

そう言うと、こちらに向かって身体を預けるように倒れかかってきた。
互いの上半身が密着する。しっとりと吸い付くような肌触り、胸の辺りの一際柔らかい感触。
とどめと言わんばかりに両腕でしっかりと頭を抱え込み、再度のディープキス。

20 名前:蕪は無慈悲な畑の女王:2009/12/11(金) 13:19:13 ID:LfAy+aOs
「……あぁ」

我ながら腑抜けたため息を吐く。自分の意思とは無関係に上下する胸板が妙に恨めしい。
で、その胸板の上に倒れこんで、こちらも荒い呼吸をしているのがさっきまで好き勝手やらかしていた我らがミストさん。
さすがの彼女も精根尽き果てたようだった。いや、どうかそのまま尽き果てていてください。
ああ、それにしても

「気持ち良かったなぁ」

思わず独り言がこぼれる。さて、これからどうしたもんかと考えてると。

ごっつっっ!!!!!!!!!

「ぁ痛っだあぁぁ!!」

突如目の前で星が散った。数瞬遅れて頭の中に衝撃と痛みが広がる。
何事かと思って顔を横に倒した瞬間、

「あっ……」

目の前に広がる綺麗なブロンドの髪。何故かそれが急接近してきて、

「ぅぶっ!!!」

今度は鼻先にまともに食らってしまった。

「あいたたたた……」

二度目の天体観測が収まると、目の前にはむすっと膨れたロゼッタの顔が。
うっすら涙目になっているのは痛みのせいか、それとも別の何かのせいなのか。

「ロゼッタさん、痛いですよ……」

何かと思えば隣に居たロゼッタから頭突きをお見舞いされていたのだった。
いくら縛られてるからってそれはないんじゃないでしょうか。

「うっさーい!! 何が気持ち良かったー、よ。人の隣でいつまでもよろしくさかってるんじゃないわよー」
「うっ……」

そういわれて急に後ろめたさが込み上げてくる。確かにこれは言い訳の仕様がない。

「いや、その、なんていうか、ごめんなさい」
「ふうん、別に謝らなくたっていいわよーだ。ラグナはあたしよりもミストとエッチしてる方がいいんでしょうよ」
「うぅ……面目ない」

気まずい沈黙が場を支配する。


132 名前:蕪は無慈悲な畑の女王[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 02:09:01 ID:S46/WUcR

「お二人とも、お困りのようですねぇ」
「わっ」
「きゃっ」

胸の上から空気が読めてない声が降ってくる。ていうかいつまで乗ってるんですか。
ああ、でも今はその空気の読めなさっぷりが逆に頼もしい。

「ちょっとミスト! 元はといえば全部アンタのせいでしょーが。何暢気なこと言ってんのよ」
「ロゼッタさんったら、さっきから怒ってばっかりですねえ。もうちょっと落ち着いたほうがいいんじゃ……」
「だーかーらー、ぜ・ん・ぶ、あんたのせいだって言ってんでしょーがー!!!!」

ぜえぜえはあはあと息を荒げて思いのたけをぶちまけるロゼッタ。でも多分相手が悪い。
ロゼッタの魂の叫びを受けたミストさんは全く動じている様子もない、すごいなこの人。
そしてなにやらしばらく考え込んでいたミストさんは、ピコーンと何かがひらめいたような顔をして。

「分かりました。あたしにいい考えがあります」

あー、なんかすんごい嫌な予感がする。
ただ一つ確実なのは、この夜はまだまだ終わりそうもないことだった。


21 名前:グレポプ1:2009/12/11(金) 13:20:04 ID:LfAy+aOs
108 名前:グレポプ1[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 15:53:33 ID:4s/uct6m
その日は牧場の店舗が休みだったこともあり、グリーン牧場の面々は常よりいくらか早く仕事を終えていた。

「あれ、兄さん。どっか行くの?」

何も言わずに(元々寡黙な質ではあるが)ふらりと家を出ようとするグレイに、ランが声を掛ける。
グレイは少しだけ立ち止まり、背を向けたまま一言、

「……散歩だ」

それだけ残して扉を閉めた。

「…最近、よく出掛けるようになったよね、兄さん」

以前は仕事を終えた後でも、暇さえあれば馬と戯れ、牛と会話し、羊の様子を窺っていた彼だが、このところ頻繁に外へ足を向けるようになった。
それも妹のランや、父であるダッドにも行き先を告げないままである。

「なーんか怪しいんだよなぁー…」
「まあそう気にしてやるなラン、グレイもそういう年頃ってこった」
「ん?」

よく分かっていない娘の頭に大きな手を乗せ、ダッドはニヤニヤ笑いながら、今度あいつとサシで酒でも飲むか、と感慨深げに呟いた。

109 名前:グレポプ2[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 15:55:15 ID:4s/uct6m
牧場を出て、坂をまっすぐ。うららかな午後の道を、グレイは黙々と歩く。その先には月山があった。
この季節には山のあちこちにムーンドロップの花が咲き、甘い香りを振りまいている。グレイの目的はまさにその花だった。
ちょうど綺麗に開いた花を見つけると、グレイは手を伸ばして一輪手折る。
そっと匂いを嗅ぐと、伏せた瞼に無垢な少女の笑顔がよぎった。



いつ頃からかは分からない。
口下手で無愛想な自分に、物怖じもせずふわふわと笑い掛けてくる彼女。
子供のように純粋なその姿に、気付けばひどく惹かれていた。

グレイの手にした花は、彼女への贈り物だった。
我ながら全く柄にもない、こんな姿を友人家族が見たらどう言うか。
それでも彼女の喜ぶ顔を思うだけで、その仏頂面には微かな笑みが浮かぶのだった。

そろそろ誰かに会う前に、彼女の家に急がなくては。グレイが花束片手に下山しようとした、その時だった。



「きゃーーー!!」



高い悲鳴が耳に届く。それほど離れていないようだ。いやそれより、自分の耳がおかしくなければ、今のは。
意識より先に、グレイは声のした方へと駆け出していた。

22 名前:グレポプ:2009/12/11(金) 13:20:32 ID:LfAy+aOs
110 名前:グレポプ3[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 15:57:11 ID:4s/uct6m
橋を渡り、大工の小屋を過ぎたところで、案の定、見慣れたピンクの後ろ姿が座り込んでいるのを見つけた。

「ポプリ」

近寄って呼び掛けると、彼女はビクッと肩を震わせて振り向いた。その姿にグレイの方がぎょっとする。
ポプリは服も顔も、泥と涙でどろどろに汚れていた。

「…グレイ〜」
「………何があった」

相手を捉えた途端に、安心したのか、ますます顔をぐしゃぐしゃにして泣き出す。
内心かなり狼狽えたものの自制して、グレイはしゃがみ込んで視線を合わせた。

「あのね、っ、あそこに、すっごく綺麗な、お花が、咲いててねっ、摘んで、帰ろ、と思った、んだけど」

ポプリの指す方を見ると、切り立った崖の肌、確かに見たことのない、真っ赤な花が咲いていた。
但しそれは、男でも届かないような高い位置に。

「…登ろうとしたのか、これを」
「だ、だって、ちっちゃい頃は、木登りだって、得意だったしっ」
「馬鹿」

しゃくり上げながらのポプリの言い訳をぴしゃりと制する。

111 名前:グレポプ4[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 15:58:32 ID:4s/uct6m
「ケガは」
「うぅー…あし…」
「見せろ」

既にだいぶ捲れ上がっていたスカートを少し引っ張ると、膝に真新しい擦り傷ができていた。
大して深い傷でないことに、小さく息を吐く。

「他に、痛む所は」
「ぐすっ、落ちた時にお尻ぶつけた…」
「……それは我慢しろ」

懐を探り、まだ使っていないタオルを引っ張り出す。待ってろ、と言い置いて、グレイは泉に向かった。
川よりもそちらの方が水が綺麗だろう、傷を流すにはその方がいい。
冷えた湧き水にタオルを浸し、グレイは足早にポプリの元へ戻った。

「傷を出せ」
「っ、うん」

ポプリは脚を伸ばしてスカートをたくし上げ、脚を露わにした。
先は傷しか見ていなかったために気付かなかったが、ロングスカートから覗いた脚はすらりと白く、
子供じみた普段の姿からは思いがけないほど「女」らしかった。

「……グレイ?」
「…………何でも、ない」

不自然なほど背けた顔を、ぎしぎしと音が鳴りそうな鈍重さで戻す。
少し帽子を目深に被り直して、グレイは傷口にタオルを当てた。

23 名前:グレポプ:2009/12/11(金) 13:21:00 ID:LfAy+aOs
112 名前:グレポプ5[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 16:00:20 ID:4s/uct6m
「痛ったたたた!痛い痛ーいっ!!」
「我慢しろ」

脚をばたつかせて叫ぶポプリを少し気の毒には思うものの、どうにも仕方がない。
できる限り優しく、グレイは傷口の血と泥を拭ってやった。

「う…っ、ん」

律儀に我慢しているらしく、ポプリは口元に手をやって声を抑え始めた。
強く閉じた目尻には新しい涙が浮かんでいる。

「ん、うぅっ…!ふ…っ」

そんなにしみるのか、傷口に触れるたび、ポプリの肩が小さく跳ねた。
塞がれた唇の隙間から、堪え切れない声が漏れる。

「んあっ…、ふ、うっ、やぁ…」
「…………。」
「痛…ぁ、だめっ、グレイ…もっと、ゆっくり…!」

グレイの手が止まる。
不思議に思ったポプリが目を開けると、グレイはすっかりそっぽを向いて、自分の顔を空いた手で覆っていた。
覗く耳やら首やら手の甲まで、見えるところが全てトマトのように赤い。

「ど、どうしたの?」
「………い、や…後は、帰ってやれ」

何やら酷くぎこちない動きで、顔もほとんど背けたままタオルを膝に巻きつける。
グレイの不自然な様子に、ポプリは怪我も忘れて首を傾げた。

113 名前:グレポプ6[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 16:02:05 ID:4s/uct6m
「…歩けるか?」
「え、えっと」

地面に手を突いて立ち上がったが、膝の曲げ伸ばしに伴って傷口がずきずき痛む。

「い、痛い……」
「……。」

軽い溜め息の後、グレイはポプリに背中を向けてしゃがみ直した。

「乗れ」
「え、」
「おぶってやる」
「いい、の?」
「…早くしろ」
「う、うん」

ポプリは遠慮がちにグレイの背中に乗っかった。首に手を回してしっかり捕まる。
グレイは少し躊躇した後、恐る恐ると言わんばかりにポプリの太股を持ち上げた。

「…や、やっぱり重い?」
「いや…平気だ」
「あの、その、最近ケーキ食べ過ぎちゃったから」
「……気にするな、むしろ軽い」

さすがに尻に手をやるのは憚られたが、直に肌を触ってしまうことを考えればむしろ逆の方が良かったか、
などという葛藤を知る由もないポプリは、グレイの微妙な間を勘違いしたのか言い訳ばかりを口にした。
(もっとも、聞かされている本人の頭にはろくに届いていなかったのだが)

「…帰ったら、ちゃんと消毒して、絆創膏でも貼れ」
「はぁい」



まるでお兄さんみたいだなぁなどと笑みを零したポプリには、背中に意中の女性を乗せた青年の、悶々とした胸中など当然ながら伝わることはなく、
後ほど見舞いと称して届いた黄色い花束の中にあった一輪の赤い花にも、無邪気に喜ぶだけだった。



青年の努力の甲斐あり、彼女が教会でドレスを着る、一年ほど前の話。



終わり。


24 名前:温泉:2009/12/11(金) 13:22:39 ID:LfAy+aOs
ラグナ「こ、この銭湯にに隠れよう。」

ぼくは、なぜか村の女性たちに追われていた。
休業中の銭湯へ、あわてて逃げ込んだ。
今、僕は男湯にいる。
「湯船の中にに隠れよう。」
そう思い、湯船に近づこうとしたとき、

「うふふ・・。見つけました。」
突然、ミストの細い指が、背中に食い込んだ。

背中が、カーッと熱くなる。すぐ後にいたのだ。
ミストの手を振り解いて、外へ逃げようとする。
「ダメダメ。逃がさないよ。」
そばにいたセルフィが、腕を腹に巻きつける。そしてそのまま湯船の水の中に引きずり込まれた。

セルフィは、お腹をしっかり抱いて、逃がす気は無い。背中に胸が当たっている。
いつの間にか、ロゼッタやアネットも合流して、周りを取り囲んでいる。
みんないつの間にか服を脱いでいた。

「ねえ・・どうするの?」
正面の、アネットがまわりに声をかける。
「決まってるじゃないねぇ。」
ロゼッタが、その言葉に乗っかる。
「あっ!」
背後からセルフィの手が、ラグナのズボンの中に入れられる。
「ちょっと!やめて下さい!」
そういっても聞く耳を持ってくれなかった。
セルフィの手が、パンツの上から、股間を撫でまわしている。
ズボンの中で縮んでいたペニスが、暖められて次第に大きさを増して行く。

「服、脱がしちゃおうか・・。」
アネットが言う。
「そうですね。邪魔ですからね。」
セルフィは、ラグナの上着を脱がし、
ミストはズボンとパンツに手をかけて、無理矢理引き摺り下ろす。
「うぅ・・。」
女性達の目の前で、背後からペニスを擦られ大きくしている姿を見られて、猛烈に恥かしい。
「・・・。」
異様な空間と光景に、女性達は皆息を飲んでいる。


135 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 02:19:37 ID:nxxyskGH
「・・出るのでしょうか・・。」
ミストがポツリと言う。

「はぁ・・はぁ・・。」
背後のセルフィの息が、荒くなっている。
「え!?なに!?」
セルフィは、手を入れて、ペニスを握り始める。
「やめっ・・。」
小さい声で拒否するが、女性達の異様な視線に、声が出ない。
グニグニグニ・・。
セルフィの細い指でしごかれるペニス。
それを真剣な眼差しで、見つめる女性達。
異常な状況の中で、激しく興奮する。
「あぁっ・・イクッ!」
ブリュッ・・ビクン・・ビクン・・。
セルフィの手の中で、ペニスをビクビクさせながら、ペニスをビクビクさせながら、水中に射精する。
女性達は、水の中に漂う白い濁りをじっと見つめている。

「やだぁ・・。変態です・・。」
そう言うミストの声には、熱がこもっている。
「あれ・・どうしたんだろう。私、すごく興奮して来ちゃった。」
ロゼッタが、前に歩み出て来る。
セルフィと協力して、腰を持ち上げる。
水の中の浮力で、女の力でも軽がると腰が持ちあがった。

「はぁ・・はぁ・・。」
水面から突き出たペニスに、女性たちの目はトロンとしている。
あむ・・。あむあむ・・むん・・。
「あぁっ!!」
いきなりロゼッタが、ペニスを口に含んだ。
女の口の舌が、にゅるにゅる動いて、すごく感じてしまう。
「あぁ・・臭い・・。すごく臭いわ・・。」
ロゼッタは、だらしなく舌を伸ばしながら、言う。
「・・私も・・。」
ミストは、熱に浮かされたように前に歩みでると、同じようにペニスに舌を伸ばす。
後からセルフィに抱えられて、二人の女のペニスを舐められている。
ペニスの両側から、ゾリ・・ゾリ・・と舐め上げる感触。
「あぁ・・。」
セルフィも荒い鼻息のまま、首筋を舌を伸ばして舐める。
アネットは、その異様な光景を赤い顔で見つめている。


25 名前:温泉:2009/12/11(金) 13:23:23 ID:LfAy+aOs
136 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 02:22:15 ID:nxxyskGH
ゾリ・・ゾリ・・。
2枚舌が這う。
あむ・・。
ロゼッタが、口の粘膜に亀頭を包み込むと、ペニスの腹をミストがしゃぶる。
ちゅく・・ちゅく・・。
「あぁ・・出るぅ・・・出ちゃう・・。」
そう言うと、ミストは、亀頭を吸う白い水着の女の唇を押し退けるように、
亀頭の先を唇で奪って、吸う。
「出ひて・・口の中に一杯出ひて!」
ミストの舌が、チロチロと裏筋を高速で舐める。
「あぁっ!出ちゃう!!。」
2つの唇が亀頭に纏わりつく。

ブリュッ!!
2つの唇を間を、精液が飛び散った。
「キャッ!!」
アネットが、声を漏らす。
「すごい・・こんなに飛ぶなんて・・。」
2人のギャルは、唇をナメクジのようにいやらしく蠢かせて、ペニスに纏わり付いた精液を舐めている。
その顔は、とろんと蕩けている。

「あ・・ぁ・・。」
アネットは、赤い顔で、股間を押さえてモジモジしている。
股をしっかりと閉じて、体を水の中に沈めている。

ロゼッタとミストは、お互いの目を見詰め合って、アネットに近づいた。
「入れたいんですよね。」
ミストが、アネットに囁くと、真赤な顔で肯く。
白い水着とミストが、アネットを持ち上げる。

「ホラ・・。ここに入れなさい。」
ロゼッタが、アネットの股の部分を、少しめくる。
整えられた繁みが、姿を表す。
背後のセルフィが、ペニスを掴んで支えている。

「いい。入れるわよ。」
アネットは、目をつぶり、体を固くしている。
ズリュゥ・・。
「ああぁ・・。」
「あぁ・・。」
アネットと、セルフィの体に、サンドイッチにされた。
ロゼッタとミストが、悶えるアネットを支えている。
「ホラ。ゆっくり動かすわよ。」
ロゼッタとミストが、アネットを動かす。
「ああああんっ!!」
ズリュ・・。ズリュ・・・。
水中で結合したまま、ズリズリとギャルの体の中で擦られている。

137 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 02:25:08 ID:nxxyskGH
「ホラ、あなたもちゃんと腰を動かしてよ。」
セルフィが言う。
そう言われても、セルフィが体を抱いて、動く事もできない。
その時、異常な快感が起こる。

「はぅあっ!」
セルフィの指が、肛門の穴を弄っている。
「アナルも好きなの?ウフフ・・」
ツプツプ・・。セルフィの指が、肛門の穴に入りそうで入らない。
異常な快感に、今にも射精してしまいそうだ。
「ああぁ・・イッちゃうぅ・・。」
泣きながら漏らす声に、女性達は興奮したように反応する。

「早くイカせないと、中出しになっちゃいますよ。頑張ってください。」
ミストが、楽しそうに言う。
「イヤァ・・・。」
コリコリコリ・・。セルフィの指が、肛門を弄ぶ。
「ウフフ・・。」
「はっ・・はっ・・はっ・・ダメ・・・出るっ!!」
ズリュッ!
アネットの膣から、一気にペニスが引き抜かれる。
「ああっ・・」
ドクン・・ドクン・・。水中に漂う白い濁り。
「ダメですよ。こんなに早く出しちゃうなんて、まだアネットさん、イッてませんよ。」
そう言いながら、ミストは、アネットの小さな胸を揉んでいる。
「あっ・・あっ・・。」
アネットは、顔を蕩けさせて、悶えている。
ロゼッタは、アネットの秘所に手をやり、小刻みに動かしている。
「ホラ。このビラビラを舐めて、イカせてあげてよ。ホラ、早く。」
ロゼッタとミストが、アネットをうつ伏せに水面に浮かせて、
その秘裂を舐めさせようとする。
水面ギリギリに顔を沈めて、命令されるままに、秘裂を舐めようとした。

グイッ。セルフィが、勝手に足を持ち上げた。
女性達で水面に支えられるように、自分の体が浮いている。

26 名前:温泉:2009/12/11(金) 13:23:49 ID:LfAy+aOs
138 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 02:27:26 ID:nxxyskGH
「私も舐めてあげるわよ。ウフフ・・。」
そう言って、セルフィは、尻の穴を舌でこじ開けるように舐め始める。
コリコリコリッ・・・
「あぁっ・・」
アネットの秘所を舐める所ではない。
「ラグナさん!早く舐めて下さいよ!」
ミストの叱咤と共に、アネットの秘所が、口に押しつけられる。
水と汁が合わさって、口の中にガボガボと入る。
必死で舌を伸ばして、秘所を舐めようとするが、肛門の舐められてて、集中できない。
「ホラ!ここよ!ココ!」
ロゼッタの細い指が、アネットの秘裂に突っ込まれている。
女の指と割れ目を一緒に舐めるように、舌を一生懸命動かす。
「そうです。それでいいのです。うふふふ・・・・。」
ミストは、楽しそうに言う。
ムニュムニュ・・。
尻の穴が、セルフィに吸われている。
「ホラ。彼女をイカせないと終わらないわよ。」
ロゼッタが、指をねじりながら言う。
「あっ・・あっ・・あっ・・。」
アネットは、せつない声をあげている。
ベロベロベロベロッ!!
激しく舌を動かす。
「あっ・・イク・・・イクッ!!」
ブシャッ!!!ブシャー・・・。
顔にシャワーの飛沫を浴びた。
「あはっ・・あはぁ・・よくできたわねぇ。」
ロゼッタが、アネットをゆっくり下ろしながら言う。
「ご褒美あげないとね・・。」
ロゼッタが、ゆっくり水中に消えて行く。
「ああっ!!」
セルフィが、肛門の穴に指を入れている。
ズリ・・ズリ・・。
そして、ロゼッタが、ペニスを吸っている。
「ラグナさん、早く出して下さい。彼女が窒息しちゃいますよ。うふふ。」
ミストが言う。
「中がコリコリして来たよ。そろそろイクんじゃないの?」
セルフィが言う。
にゅるにゅる・・。ロゼッタの絶妙な舌遣い。
快感に頭が真っ白になって、何も見えない。
「あぁっ!!イクッ!!」
コリ・・コリ・・。
セルフィの指が蠢いて、快感が止まらない。
「あははっ。すごい悶えてる。ホラ、もっと悶えないよ!もっと!」
女性達の嘲笑の声が、頭の中で響いていた。


139 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/02(月) 02:29:39 ID:nxxyskGH
終了
某小説をパくった。後悔はしてない。


27 名前:となりの空き部屋:2009/12/11(金) 13:24:31 ID:LfAy+aOs
149 名前:となりの空き部屋1/9[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13:22:37 ID:ZZ9rk4NV
ラグナ×うづき です

しとしとと雨が降っている。どれぐらい続いているだろう。
もう何日も日の光を見ていない気がする。
夏の終わり、まだ暑さの残るこの時期の長雨は湿気がこもって蒸し暑さに拍車がかかる。
嵐になって畑が滅茶苦茶にされるよりかはマシなのだけど。

「それにしても生のままでいいのかな」

かばんに入っている今日のお土産を取り出してみる。
生の魚、ニジマスだ。
好きな人と仲良くなるにはその人の好物をプレゼントするのが得策だとは言うが、この時期に生魚はどうなんだろう。
そんなことを考えながらいつものように宿屋の二階に上がりこむ。
階段を上がってすぐ左の部屋。
その部屋は今僕が思いを寄せている異国の少女が泊まっている部屋だ。
彼女の無邪気な笑顔を見るために僕は毎日魚を届けに来ている。

ニジマスを手に部屋の扉をノックしてみる。
いつもならすぐに返事が返ってくるのだが、何回か叩いてみても返事がない。
留守なのだろうか、出直そうと扉から少し離れてみると。

『ラグナ殿、ラグナ殿……!』
「うづきさん?」
『こっちじゃ、こっち』

小さな声が聞こえてきたほうを向いてみると、右隣の部屋の扉から顔の半分だけ出したうづきさんが手招きをしていた。

「どうしたんですかうづきさん」
「いいからこっちじゃ!」

そう言うとうづきさんは、半開きにした扉の向こうから僕を引っ張り込んだ。
わけの分からぬまま招き入れられた僕は廊下をのぞき見ている少女に向き直った。

「うづきさんどうしたんですか、じいやさんは……むぐっ」
「しっ! あまり大きな声を出すでない、見つかってしまうであろ?」

小さな手が僕の口をふさぐ。
一体どうしたのか、理解に困っていると廊下から聞きなれた声が聞こえてきた。

『お嬢様〜〜! どこに行かれたのですか! お勉強の時間ですぞー!!』

つぶてさんの声だ。
そして今うづきさんがなぜ隠れているのかまでいっぺんに理解できた。
また喧嘩でもしたのだろうか、もっとも彼女らの喧嘩は一種のコミュニケーションのようなもので深刻な事態にはそうそうならないので胸をなでおろす。
しかも原因はうづきさんが勉強をサボったことのようだし、すぐにおさまるだろう。



150 名前:となりの空き部屋2/9[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13:23:39 ID:ZZ9rk4NV

安心した僕はふと、今時分が置かれている状況に目を見開いた。
うづきさんの手が僕の口をふさいでいるのだが、そのためにうづきさんは背伸びまでしている。
その体を支えるために彼女のもう一方の腕は僕の腰に回っている。
つまりうづきさんは僕に抱きついている形になっているのだ。

「まったくしつこいのぅ……こんな蒸し暑い日に机なんぞに向かっていてはゆだってしまうというに……」

うづきさんは気にしてないようだが、僕は彼女の体温を布越しに感じている。
目線は首筋から胸元にのびていく。
暑いからかいつものえりまき(? は着けておらず、着物の合わせは少しはだけていた。
白い肌に浮いた鎖骨の線。普段見慣れないものは僕の視線を釘付けにした。

僕を虜にしているのは目に映る白い肌だけではなく、サラサラの黒髪から香る匂いもそうだ。
特別な香料の洗髪剤を使っているのだろうか、嗅いだことのない良い匂いだ。
黒髪と白い肌、そして視界の中でまた一際目立っているのは、桜色の唇。

「……あ、すまんなラグナ殿。もう離れても――ンンッ!?」

心臓が高鳴る。彼女にも聞こえてしまっているだろうか。
気が付くと僕は目の前の唇に口付けしていた。
いや、そんな程度ではない。僕は彼女の、うづきさんの唇をむさぼっていた。
硬く閉じられた口をはむように何度も何度もキスをする。
甘い味がした。

「ン―ン――! ぷはっ、な、何をするんじゃ!」

口が離れていく。
うづきさんは離れようと僕の胸を腕で押しているが、力が足りず首をそらすまでしか出来ない。
いつの間にか僕が抱きつく側になり、彼女の細い腰に腕を回していた。

「うづきさん……」
「ムゥッ!――ンッ、ンゥ」

抵抗を見せる彼女にもう一度キスをする。
今度は深く、少し舌を出して閉じられた唇を割って口内に入っていく。
しかし歯がしっかりとガードしていてそれ以上は入れない。
仕方なく舌を曲げて唇の裏を丹念に舐っていく。

「ンフゥ――ンンッ! ンクッ」

うづきさんがまた身をよじり始めた。どうやら息が続かないようだ。
名残惜しくも口を離すと、むせ返りながらも酸素を求めた。
顔を真っ赤にしている。そんな仕草も愛しい。


28 名前:となりの空き部屋:2009/12/11(金) 13:25:09 ID:LfAy+aOs
151 名前:となりの空き部屋3/9[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13:24:40 ID:ZZ9rk4NV
「はぁ、はぁ……ラグナ殿、わらわはこんな!」
「静かにしないとじいやさんに聞こえてしまいますよ?」

そういうと彼女はビクッと体を固くした。
こんな言い方は卑怯だ。
頭の片隅で僕が一人叫んでいる。でもその声は表に届くまでに霞んで消えてしまう。
今表に出ている僕は思考は冷静なくせに行動は荒っぽい。
本能を飼いならしている気分だった。

おとなしくなったうづきさんを今度は半回転させ、扉のほうをむかせる。
小さな肩が少し震えている。今の事態を彼女は予測していなかっただろう。
それは僕も同じだ。

改めてみると切り揃えられた黒髪と着物の間のわずかな空間、白いうなじに目が行った。

「ここも綺麗ですね」
「は?」

僕は今度はそこに口付けた。

「な……? ひゃっ! はぁっ、そ、そこは、んはぁ! ダ、ダメじゃっ」
「でもくすぐったくて気持ちいいでしょう?」
「そ、そんな! あぁ、はぁっ、き、気持ちよくっ、なんて」

過剰なほどに彼女は反応している。
うなじに吸い付いたのはちょっとしたいたずら心だったが予想以上の手ごたえだ。

「うづきさんはここが弱いんですね」
「はぅっ、ん、も、もうやめっ、ああっ、んっ! や、やめて……」

口を離す。
よだれで濡れたうなじはいまや紅潮して照りついている。
髪の間から覗く耳も真っ赤に染まっているのが見えた。
よほど刺激が強かったのかうづきさんは扉に手をつき、肩で息をしている。

冷静ながらもぎらついた僕の視線は上から下へ流れていく。
細い腰に薄いお尻。
だぼついた着物に隠されているが、きっと可愛らしく熟れはじめているだろう。
そう思うと手は勝手に動いていた。


152 名前:となりの空き部屋4/9[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13:25:45 ID:ZZ9rk4NV
「ラ、ラグナ殿、まだ何かするのかえ?」
「えぇ、まだ前座すら終わってませんよ」

紅い着物の肩紐に手をかけながら言う。
異国の装束ははじめて見たが構造は簡単そうで、肩と腰の紐を外すとストンと床に落ちてしまった。
残されたのは白い着物……だけであった。

「うづきさん、あの……下は何も着けてないんですか?」
「なっ!?」

言われて気づいたのか、うづきさんは今自分がどんな格好をしているのか見回した。
しかしまだ体が固まっているようで首だけで全身を見ている。

「こ、これはだなラグナ殿……わらわの国には下着の風習はのうて――でなくて! これは、い、一体何の仕打ちじゃ!」

弁解している自分に気づき、文句の言葉を投げかけるうづきさん。
しかし彼女の顔はこっちを向くことができず、僕の視線は一箇所に注がれていた。

「それはですね、ここを触りたかったんです」
「ひゃんっ!」

言いながら僕は下着を履いていない小さなお尻を撫で回した。
肉厚の薄いそこは弾力があり、なおかつスベスベとした決め細やかな肌がそれを覆っており抜群のさわり心地であった。
飽きが来なさそうな逸品だ。

「ひゃぁ、はぁっ、あぁんっ! はぁ、ひぁ……」

僕が少し力を入れながら揉みこむたび、過敏な反応を見せる。
感じやすい体質なのだろうか。
声を抑えようと努力しながらも抑え切れていないところに淫猥な魅力を感じた。

「あぁっ、はっ、あ、い、いや、あぁうっ」
「気持ちいいですかうづきさん?」
「はぁ、あ、んぅ、さ、触るだけではなかったの、かえ?」
「はい、うづきさんの反応を見ていたらもっと奥まで行きたくなりました」
「お、おく……?」

意味をよく理解していない目で見るうづきさん。
一方の手で腰を押さえたまま、もう一つの腕を前に滑り込ませる。
目的は、足の付け根の中央。まだ踏み込まれていないであろう割れ目だ。

29 名前:となりの空き部屋:2009/12/11(金) 13:25:40 ID:LfAy+aOs
153 名前:となりの空き部屋5/9[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13:27:10 ID:ZZ9rk4NV

「ここですよ」
「ひ、あぁぁ!」

人差し指で触れたとたん、ピクンッと腰をそらせる小さな彼女。
その結果秘所は前に押し出され僕の指の間におさまった。

「触って欲しいんですか? ほら、ちょっと湿ってますよ」
「ち、ちがっ!!」
「声を上げないでください。じいやさんが入ってきてしまうかもしれませんよ」

その言葉に黙り込んだうづきさんは無言で股をぴったりと閉じ合わせた。
抵抗のつもりだろうけど、残念ながら意味はなかった。
うづきさんの秘部はもう僕の手の中にあるのだから。

「ツルツルでスベスベで……すごく可愛いですようづきさん」
「んぅ、は、はぁ、あぁ! うぅ、ん! はぅっ」
「いいみたいですね。じゃあこういうのはどうですか?」

訊いておきながら僕は了承も得ずに次の行動にでた。
指の腹でこすっていたきれいな三角に、指を突き立てた。

「んひぃっ、ひ、ひぁ、ああぁ」

割れ目をほぐし始めるとうづきさんはイヤイヤと首を振った。
精一杯の意思表示だったろうけど、僕はそれを無視して愛撫を続けた。
指の先1センチにも満たない部分まで押し込み、割れ目を開いた。

「あぅっ、はぁ、い、入れちゃ……ひぁ」

中はほぼ予想通り充分に火照っていた。
しかしまだ幅が心もとない。
さっきからもう僕の股間は痛いほどに充血していて、早く外に出したいところだった。
そのためにも準備は入念にしなければ。

「うづきさん、ちょっと強くいきますね」
「なっ? い、いやぁ、あぁ、あぁぁ!」

ぢゅぷぷっと淫靡な音を立てながら膣内に押し入った指は熱いぐらいの粘膜に囲まれた。
強引にいったつもりだったが入ったのは第二関節と第一関節の間ぐらいまでだった。
それでも柔らかく蕩けたそこは指先だけでも充分な快楽を与えてくる。



154 名前:となりの空き部屋6/9[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13:28:03 ID:ZZ9rk4NV
「う、うぅ、いた……もう、もうやめ――」
「まだですよ、せめて指ぐらいは全部入らないと」
「も、もういや、あぁ! んんぅ、んふぅ、ふぁ」

おさえている腰がふるふると震える。懸命に何かをこらえている姿はいじましい。
拒絶の言葉を繰り返しながらもうづきさんは僕の指を受け入れ始めていた。
関節がすべて入るようになると、次はゆっくりと指を回し始めた。

「あぁ、あっ、な、だ、だめじゃっ、はぁ、ま、まわしちゃ」
「ゆっくりだから大丈夫ですよ、ほらだんだん広くなってます」

ゆっくりとだが確実に秘められた入り口は開いていく。
指を二本に増やして混ぜると、痛がりながらもまた徐々に慣れていった。

「やぁぁ、ひ、開いては、ふぁあん、くぅっ」
「これぐらいなら、大丈夫ですね」
「な、何が――じゃ?」
「もちろん、ここに僕のを挿入れるんです」
「な――?」

蜜壷をかき混ぜていた指を抜き取る。
愛液に濡れたそれは妖艶で、どこか神秘的な様相だった。
僕は指をぬぐうこともせずに肉棒を取り出しにかかった。
限界まで張り詰めたそれは勢いよく飛び出し、しっかりと上を向いていた。

「何をするのじゃ? ま、また痛いこと……なのか?」

相変わらず腰を突き出し、扉に向かったままのうづきさんは不安げに訊いてくる。
しかしあれだけ責められて腰が抜けてないのは薙刀で鍛えた体力のおかげだろうか。
僕は怒張を構えたまま覆いかぶさるようにせまっていく。

「今からすこし大きいものを入れます。しっかり口をふさいでてください」
「あ、あぁ、そ、そんな大き、なの……入らな……」
「ゆっくり痛くないようにやりますから。いきますよ」

狙いを定めていく。
今日の僕はなぜこんなにも冷静なのだろう。こんな経験は僕もはじめてのはずなのに。
頭の片隅でまだ僕が叫んでいる。
ダメだ、やめろ。
でも届かない。僕は腰をゆっくりと押し出していった。


30 名前:となりの空き部屋:2009/12/11(金) 13:26:48 ID:LfAy+aOs
155 名前:となりの空き部屋7/9[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13:28:58 ID:ZZ9rk4NV

「んくっ―――!!」

亀頭の半分ほど入ったところで動かなくなってしまった。
小さくて未発達な上に力が入って固くなってしまった恥丘は異物の侵入を許さない。
しかし暑く湿った粘膜に包まれた先っぽのほうはもうとろけるような気持ちよさだ。
この絡みつくような感触が肉棒全体に包まれたときのことを考えると、頭がしびれる。

とはいえこのままでは前に進むのもままならない。
うづきさんは全身こわばってしまっている。
ここはどうにかして力を抜いてもらわないと。
そこで僕はもう一度紅く染まった首筋に吸い付いた。

「ひぁんっ、ま、またっ、そこは――んくぁぁ!」

ずんっと小さな尻を突く。
不意をつかれたうづきさんは気を抜いたところに突然挿入され、声を抑えることも出来ていなかった。

「あぁ!あぁ!あっ、あぅん」
「もう少し、もう少しで奥までいきますよ」
「い、いたぁ……あぁっ、つよい、んくっ! はぁ、はぁぁ」

奥へ奥へと僕はうづきさんの膣内を押し進んでいく。
挿入に慣れていないそこはぎちぎちと締め付けてくる。
油断するとすぐにも出てしまいそうだ。
強い刺激に慎重になりながらも入れていくと亀頭の先がこつんと壁に当たった。

「ん、んぅっ、んん! ふはぁ、は、あぁ」
「はぁ、はぁ、やっと奥まで、入りましたようづきさん」
「あんっ、はぁ、きつ……ぬ、抜いてくれぬ、か?」

ずいぶんと気を張って疲れたのか、うづきさんの体は力が抜けて今にも崩れそうだった。
もちろん僕のほうはここでやめる気などなかった。
僕をキツく締め付ける熱いその蜜壺をもっと味わいたい。
そう思うともう腰は勝手に動いていた。

「あっ、あっ、ぬ、抜けてく―――ひぃぃ!」
「うづきさん、動きますよ。もう……我慢できないんです」
「な、な? ――あくぅっ、ひぁ、ひぃっ! んぁぁ、あぁ!」

一度動き出すともうとまらない。
腰はがくがくとまるで壊れたおもちゃのようにピストンを繰り返す。


156 名前:となりの空き部屋8/9[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13:29:53 ID:ZZ9rk4NV

「あぁ、ん! くひぃ、い、いやっ、やぁっ、あぁん!」
「き、気持ちいい。気持ちいいですよ」
「んぁ! うぅ、うくぅっ、んぅ」

流されるまま揺れていたうづきさんのお尻がずるずると下がっていく。
足に力が入らなくなったのだろう。
床にうつぶせになり、腰だけ上に突き出した格好になるうづきさん。
そんな姿に僕は一層欲情してしまって、腰の動きはどんどん乱暴になる。

「うぁぁ、あぁ! も、もうやめっ! ああぅ、ぅんっ」

腰を打ち出すたび、濡れた淫らな音が聞こえてくる。
怒張が出入りする隙間からこぼれてくる白い愛液。それに混じって赤い液体もツーっと流れている。
破瓜の血だ。
その白と赤の淫猥な液体が僕の頭を刺激してくる。
腰がしびれてきた。

「あぁん! ひぁぁ! ひ、ひぃっ、やぁ、あぁ!」
「で、出るっ、出しますよ!」
「はぁっ、で、出る? あぁぅ! あん! やぁ」

うづきさんの膣が射精を促してくる。
本人の意思とは無関係だろう。
でも僕はそれに甘えることにした。
欲望がどんどん上り詰めていく。

「いやぁっ、やぁ! あっ、あっ! ま、またおおき、く……」
「うぅっ、もう、ダメ――!」
「へぁっ? あぁっ! あぁぁ! あ、あついぃ! な、何かがっ、あぁぁ!」

一瞬頭の中が空っぽになったと思うと、次の瞬間には股間を流れていく白い欲望が僕を現実に引き戻す。
どくんどくんと脈打って飛び出していく精液は勢いあまって恥肉の隙間からこぼれている。

「あぁぁぁ! あつい! あつっ、うぁ、あぁ―――!!」

うづきさんが一際大きな嬌声をあげた。
おそらく彼女も達したのだろう。
二人分の体液が入り混じった液体を膣から噴出すその光景は、ひどく妖艶だ。
子供のような体躯の彼女とそのギャップに僕は最後の一滴まで搾り取られていた。

31 名前:となりの空き部屋:2009/12/11(金) 13:27:17 ID:LfAy+aOs
157 名前:となりの空き部屋9/9[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 13:30:32 ID:ZZ9rk4NV

「……すいませんでした」
「ふんっ」

何度目かのすいませんでしたを言うと、彼女は膨れてそっぽを向いた。
しかしそんな仕草がまた可愛らしくて、つい口元が緩んでしまう。
行為の後、僕はうづきさんの説教を受けるべく彼女の部屋で肩身の狭い思いをしていた。
自業自得だ。
ちなみにまだつぶてさんは帰ってきていない。

「見損なったぞラグナ殿。あんな無理やり……その、し、してしまうとは」
「すいませんでした。僕もどっかおかしくなってて、反省しています」
「まったくじゃ! いつものラグナ殿とは思えなかったゆえ、悪鬼に憑かれたかとほんに心配したのじゃぞ!」

潤んだ瞳が僕を射抜く。
お互い正座すると身長差が縮まるものだから余計にはっきりと伝わってくる。
さっきまでの自分はどこへ消えたのか、今表に出ているのは届かない叫びを続けていた自分だ。

「わらわはの、婚姻するまでは……あー、殿方とのその、あれは……き、禁じられておるのじゃ! わらわだけでない、わらわの国ではみなそうじゃ! わかるかえ?」
「はい、身にしみました。今後は絶対にこんなことがないように自制して――」
「そういうことを言うとるのではない!」
「はい?」

真っ赤な顔でバンバンとちゃぶ台を叩くうづきさん。
怒っている様子は変わらないが、さっきまでの強引な行為に対する怒りではなくなっているようだ。
では何なのだろう。

「あの、ではどういう?」
「せ、責任を取れというのじゃ! それだけのことをしたのじゃ! よいな、必ずじゃぞ!?」
「は、はい。わかりました」

勢いに押されてうなづいてしまったが、よく考えてみれば分かることだった。
責任を取る。怒られているはずなのにうれしくなってしまうのは、やはり彼女にどっぷりと惹かれてしまったからだ。
長雨の続く夏の日、仲良し度が下がってなぜかラブ度が上がる不思議な体験だった。





だらだらと書いていたらずいぶんと長くなってしまいました。
エロは難しいですね。9

32 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/13(日) 21:23:31 ID:FHV0UsKw
170 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:17:00 ID:iLqePRm4
「…ラグナさん」
「ん?なんですか?」
夕食を済ませた(時計の短針は既に0を指しているが)、食後の団欒。
「ラグナさんは……私の事を……愛してくれていますか?」
「え………?」
本来ならば他愛もない雑談が飛び交う楽しい一時。
しかし此処、トランルピア村南東地区、午前0時20分のラグナ邸にて、
なにかが起きようとしていた……
「い…いきなり何を?」
本当にいきなりで、何が何だかわからない、夫ラグナ。
「そのままの意味です。ラグナさんは……私の事を愛していますか?」
左右色の異なる瞳を潤ませ、再び同じ問掛けをする妻エリス。
二人は一週間前に結婚した、いわゆる新婚さんである。
容姿端麗、人当たりが良いうえに様々な才能と超人的な肉体を持つラグナは
村中の女の子の憧れの的であり、彼をめぐって争いが起きるほどであったが、
ラグナとエリスの結婚は、村人全員に祝福された。それほどに二人はお似合いなのだ。
しかし現在、なぜかラグナ邸ではまるで離婚寸前の夫婦の会話がなされてしまっている。
「どうしたんですかいきなり……当然…誰よりも愛していますよ」
その理由がわからずに、困惑しながらも、自分の正直な気持ちを述べる。
と同時に、なぜいきなりこんな質問をするのかも聞いてみると、エリスがゆっくりと口を開く。
「今日……酒場のお仕事をしている時…」

〜数時間前、酒場スノースタイル〜

「そういえばエリスさん!ラグナ君とはその後どうだい?」
「え…?その……幸せですよ?」
「そうじゃなくて、夜はどうなんだい?『夫婦の営み』は?やっぱりラグナ君が上かい?」
「ふうふのいとなみ?」
「あーまわりくどかったかな?ようするに……抱いてもらってる時の様子だよ」
「え?…その、私…まだ……そんなことは……ないです……」
「何ぃ!?いけないよエリスさん!夫婦は夜に愛し合ってこそ夫婦なんだゴクリ…!
一週間も経ってまだやってないなんてゴクリ…それはもう離婚ゴクリ…確定だよゴクリ…!
でも大丈夫!私がゴクリ…幼人妻処女人外ふとももハァハァ…ゴキュリゴキュブル貰ってあげ
「あんたあぁぁぁぁ!!」
〜〜〜〜

33 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/13(日) 21:27:35 ID:kh1UIBdU
170 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:17:00 ID:iLqePRm4
「…ラグナさん」
「ん?なんですか?」
夕食を済ませた(時計の短針は既に0を指しているが)、食後の団欒。
「ラグナさんは……私の事を……愛してくれていますか?」
「え………?」
本来ならば他愛もない雑談が飛び交う楽しい一時。
しかし此処、トランルピア村南東地区、午前0時20分のラグナ邸にて、
なにかが起きようとしていた……
「い…いきなり何を?」
本当にいきなりで、何が何だかわからない、夫ラグナ。
「そのままの意味です。ラグナさんは……私の事を愛していますか?」
左右色の異なる瞳を潤ませ、再び同じ問掛けをする妻エリス。
二人は一週間前に結婚した、いわゆる新婚さんである。
容姿端麗、人当たりが良いうえに様々な才能と超人的な肉体を持つラグナは
村中の女の子の憧れの的であり、彼をめぐって争いが起きるほどであったが、
ラグナとエリスの結婚は、村人全員に祝福された。それほどに二人はお似合いなのだ。
しかし現在、なぜかラグナ邸ではまるで離婚寸前の夫婦の会話がなされてしまっている。
「どうしたんですかいきなり……当然…誰よりも愛していますよ」
その理由がわからずに、困惑しながらも、自分の正直な気持ちを述べる。
と同時に、なぜいきなりこんな質問をするのかも聞いてみると、エリスがゆっくりと口を開く。
「今日……酒場のお仕事をしている時…」

〜数時間前、酒場スノースタイル〜

「そういえばエリスさん!ラグナ君とはその後どうだい?」
「え…?その……幸せですよ?」
「そうじゃなくて、夜はどうなんだい?『夫婦の営み』は?やっぱりラグナ君が上かい?」
「ふうふのいとなみ?」
「あーまわりくどかったかな?ようするに……抱いてもらってる時の様子だよ」
「え?…その、私…まだ……そんなことは……ないです……」
「何ぃ!?いけないよエリスさん!夫婦は夜に愛し合ってこそ夫婦なんだゴクリ…!
一週間も経ってまだやってないなんてゴクリ…それはもう離婚ゴクリ…確定だよゴクリ…!
でも大丈夫!私がゴクリ…幼人妻処女人外ふとももハァハァ…ゴキュリゴキュブル貰ってあげ
「あんたあぁぁぁぁ!!」
〜〜〜〜

34 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/13(日) 21:27:54 ID:FHV0UsKw
171 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:18:59 ID:iLqePRm4
「私…それを聞いたら急に不安になって……」
数時間前の会話を、全てラグナに告げ終え、エリスはしょんぼりとうなだれてしまう。
今回ラグナの愛に疑問を抱いたのは、どうやら職場のオーナーの一言が原因らしい。
「ターナーさん……極刑確定…」
それを聞いたラグナは、額に数本の青筋を浮かべ両手を握りしめる。

後日、みんなの広場にて頭にクワが刺さった酒場オーナーターナーの瀕死体が発見されるが、
それはまた別の話だ。

「それはターナーさんが間違ってる。何も奥さんを抱くことだけが夫婦ってわけじゃないよ」
怒りを一先ず抑えて、すぐさまいつもの優しい声で説得する。
「でも……そうだとしても、何故一度も私に触れないのですか?
この前本で読みました……男の人は、例外なくみんな野生のゴブリンと同じで、
常に女の人を抱きたいと思っていると……そう思わない人は、男の人同士で愛し合うとも……」
「ちょ…一体どこでそんな本を……」
この村に図書館はひとつしかない。つまりはそこしかないし、入荷した人物も一人だ。
「やっぱりラグナさんは……カンロさんと!?」
「なんでよりによってカンロさんをチョイス!?違います!」
頭の中で自分とカンロが互いに裸で『愛しているよ〜』などと囁く光景が再生され、
込み上げてくる強烈な吐き気を抑えこみ、即座に全力で否定する。
ラグナからすれば、せめてエリックあたりにしてほしかっ…
いや、そもそもそんな事を愛する妻に想像してもらいたくなかったに違いない。
「じゃあどうして?私が…普通の人間じゃないからっ……!?」
涙を流しながらそこまで喋ったところで、言葉が途切れる。
驚いたエリスは、自分がラグナに抱きしめられていることに気付くのに、数秒を要した。


172 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:20:39 ID:iLqePRm4
「あの日に言った言葉…覚えていますか?
たとえあなたが普通の人間じゃなくても、僕はあなたじゃないと駄目なんです…
そう言いましたよね?…その気持ちは今も変わりません。あの時からずっと抱きたかった…」
「あ……」
「でも…あなたを愛していても…いや、愛しているからこそ、あなたを抱くことが怖かった…」
静かに、しかししっかりとラグナは言葉を続けていき、エリスを抱く腕に力を込める。
「ジェルバインが行ってきた非道を…思い出させてしまうんじゃないか……
そして僕に対しても恐怖の感情をおぼえてしまうんじゃないか……それを思うと…
抱くことを躊躇ってしまう。僕は……あなたの幸せそうな顔だけを見たいから…」
「っ……ごめんなさい……私、ラグナさんの優しさもわからずに……」
「いや…僕のほうこそ………本当にごめんなさい」
互いに抱きあい、涙を流しあい、思いをぶつけあい、二人の間にできていた溝が埋まっていく。
「実は……私もターナーさんの話を聞く前から、ずっと待ち望んでいました……」
「え?」
「地下の遺跡で…私はいつも独りでした。幾十の昼、幾百の夜……ずっと……
ずっと暗くて寒い闇の中で歌い続け、哀しくて寂しい気持ちでいっぱいでした……」
「……ッ!」
改めてエリスの過去を聞かされ、ラグナは再び怒りが込み上げてきた。
やはり片手剣なんかで斬るより両手剣にすべきだったか?いや槍で全身蜂の巣に…
などと考え、既にかなりの怒り具合だが、彼はこの後さらに怒るはめになる。


35 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/13(日) 21:28:14 ID:kh1UIBdU
171 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:18:59 ID:iLqePRm4
「私…それを聞いたら急に不安になって……」
数時間前の会話を、全てラグナに告げ終え、エリスはしょんぼりとうなだれてしまう。
今回ラグナの愛に疑問を抱いたのは、どうやら職場のオーナーの一言が原因らしい。
「ターナーさん……極刑確定…」
それを聞いたラグナは、額に数本の青筋を浮かべ両手を握りしめる。

後日、みんなの広場にて頭にクワが刺さった酒場オーナーターナーの瀕死体が発見されるが、
それはまた別の話だ。

「それはターナーさんが間違ってる。何も奥さんを抱くことだけが夫婦ってわけじゃないよ」
怒りを一先ず抑えて、すぐさまいつもの優しい声で説得する。
「でも……そうだとしても、何故一度も私に触れないのですか?
この前本で読みました……男の人は、例外なくみんな野生のゴブリンと同じで、
常に女の人を抱きたいと思っていると……そう思わない人は、男の人同士で愛し合うとも……」
「ちょ…一体どこでそんな本を……」
この村に図書館はひとつしかない。つまりはそこしかないし、入荷した人物も一人だ。
「やっぱりラグナさんは……カンロさんと!?」
「なんでよりによってカンロさんをチョイス!?違います!」
頭の中で自分とカンロが互いに裸で『愛しているよ〜』などと囁く光景が再生され、
込み上げてくる強烈な吐き気を抑えこみ、即座に全力で否定する。
ラグナからすれば、せめてエリックあたりにしてほしかっ…
いや、そもそもそんな事を愛する妻に想像してもらいたくなかったに違いない。
「じゃあどうして?私が…普通の人間じゃないからっ……!?」
涙を流しながらそこまで喋ったところで、言葉が途切れる。
驚いたエリスは、自分がラグナに抱きしめられていることに気付くのに、数秒を要した。


172 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:20:39 ID:iLqePRm4
「あの日に言った言葉…覚えていますか?
たとえあなたが普通の人間じゃなくても、僕はあなたじゃないと駄目なんです…
そう言いましたよね?…その気持ちは今も変わりません。あの時からずっと抱きたかった…」
「あ……」
「でも…あなたを愛していても…いや、愛しているからこそ、あなたを抱くことが怖かった…」
静かに、しかししっかりとラグナは言葉を続けていき、エリスを抱く腕に力を込める。
「ジェルバインが行ってきた非道を…思い出させてしまうんじゃないか……
そして僕に対しても恐怖の感情をおぼえてしまうんじゃないか……それを思うと…
抱くことを躊躇ってしまう。僕は……あなたの幸せそうな顔だけを見たいから…」
「っ……ごめんなさい……私、ラグナさんの優しさもわからずに……」
「いや…僕のほうこそ………本当にごめんなさい」
互いに抱きあい、涙を流しあい、思いをぶつけあい、二人の間にできていた溝が埋まっていく。
「実は……私もターナーさんの話を聞く前から、ずっと待ち望んでいました……」
「え?」
「地下の遺跡で…私はいつも独りでした。幾十の昼、幾百の夜……ずっと……
ずっと暗くて寒い闇の中で歌い続け、哀しくて寂しい気持ちでいっぱいでした……」
「……ッ!」
改めてエリスの過去を聞かされ、ラグナは再び怒りが込み上げてきた。
やはり片手剣なんかで斬るより両手剣にすべきだったか?いや槍で全身蜂の巣に…
などと考え、既にかなりの怒り具合だが、彼はこの後さらに怒るはめになる。


36 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/13(日) 21:28:37 ID:kh1UIBdU
173 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:22:16 ID:iLqePRm4
「ジェルバインさんに会って、これで私は独りじゃないんだ…そう思っていた時期が私にもありました。
でも実際は……もっと寂しくなっただけでした。
ジェルバインさんが来るのは祝日程度…それも私が歌っているか確認をしたらすぐ帰る…
『二人』いるのに私は変わらず『独り』……あの時は……本当に辛かったです」
「え?ジェルバインは……手を出さなかったんですか!?」
これは完全にラグナの予想外だった。
薄暗い地下の遺跡に、鬼畜眼鏡と長い月日監禁された美少女がふたりきり……
その様子を見れば、ラグナに限らず、誰もが『調教』 を連想してしまうだろう。
しかしその被害者であるエリスの口から語られたのは、意外な事実。
極悪非道な調教をされたのだと思ったからこそ、ラグナはエリスを抱く事を躊躇したのに…
(なんということだ…全ては僕の一人相撲!?いままでの我慢は!?)
「ジェルバインさんは……せめてお話だけでも…と引き止めようとしても、
『私には犬と合体する大切な仕事があるのだ!貴様なぞに構っている暇はない!
こうやって会いに来ているだけよしと思え!黙って命令通りに動け!
私に捨てられたいのか!?私に捨てられたらお前は再び孤立するのだぞ?
さぁわかったらおとなしく歌い続けろ!そうしたらまた来てやらないこともないぞ?』
と言って……触れもせず、話し相手にさえもなってくれませんでした……」
ブチィィィッ!!
その瞬間、ラグナの中の怒りが限界を超え、血管が千切れた。
いや、怒りというよりは最早発狂だ。給水塔に住み着いたイカも裸足で逃げる程の。
確かにエリスの身が汚されていなかったのは嬉しい誤算だったが、
勝手に監禁し、話し相手にもならず、利用するだけ利用しておいて犬以下発言…
これはいかに温厚なラグナでも耐えきれないものであった。
「だ…大丈夫ですか?額からおいしそ…ケフン!血が……」
「え?あ!ごめんなさい…あまりにも酷い仕打ちだったので…」
その様子にエリスが慌ててラグナを落ち着かせる。
あと数秒遅かったらラグナは間違いなく異次元の果てまでジェルバインを追いかけただろう。


174 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:25:24 ID:iLqePRm4
「でもそんなとき、あなたが私を哀しみから救ってくれた……
あの日からずっと……私はラグナさんのことが好きでした。
あの日からずっと……いつかあなたに抱きしめられて、あたたかい夜を過ごしたかった……」
「それなのに僕は…その気持ちに気が付かなかったのか…本当にごめんなさい…
でも、これからは…もう淋しい思いはさせない。辛い思いもさせない。約束します…」
真っ直ぐにエリスの瞳を見つめ、自分の確かなる決意をラグナは告げる。
エリスもそれを見つめ、一言。
「約束…ですよ?」
そのまま二人の顔は近付き、唇が重なる。
「ん……ぅ」
触れるだけの軽いキス。けれどそれは二人にとってなによりも幸せなキスだった。


キスを終え、二人は二階のベッドに向かう。
「それじゃ…いいですか?」
「は…はい……」
これから行う事に顔を紅潮させながらも、エリスは頷く。
了承を得て、ラグナはエリスの服に手を掛ける。
しかし、マントの留め具の鎖を外し、椅子に畳んで置いたところで手が止まった。
「エリスさん。これから始める前に、ひとつ言っておくことがあります。
何しろ抱きたいのを一週間も我慢してたんで、歯止めを掛けずにやってしまう恐れが…」
「だ…大丈夫です。結婚祝いにダニーさんから貰った本で少しは勉強しましたし……
でも…その……初めてなので…優しくしてくださいね…?」
「今若干気になること言いませんでした…?僕も初めてなんですけど…頑張ります」
気になる発言はあったものの、既にラグナの思考はエリスを抱く事に染まっており、
些細な事として気に留めずに、優しくエリスをベッドに押し倒す。
「ぁ……」
「かわいいですよ…」
ラグナはそのままエリスの唇に自分の唇を重ねた。

37 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/13(日) 21:28:56 ID:kh1UIBdU
175 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:26:52 ID:iLqePRm4
「んぅ……ちゅ…っ」
触れては離れ、再び触れては離れ、角度を変え何度も何度も唇を重ね、
口内にも舌を滑り込ませ歯列をなぞり、舌を絡ませ、余すところなく全てを味わう。
「ふぁ…ぅ……っはぁ……」
先程の触れるだけのキスと異なる、甘く濃密なキスをされ、エリスは蕩けた声をあげる。
「あ……ごめんなさい。大丈夫でしたか?」
「は…い……なんだか頭がふわふわして……気持ちいいですぁう!?」
返事をきくや否や、未だキスの余韻に浸っているエリスを抱き起こし、開かれた背中に指を這わす。
そして空いた左手で服越しに僅かに膨らんだ胸をふにふにと弄ぶ。
「ひゃっ…ぁ……ふぁ…っ…ぁぅぅ!?ラ…ラグナさん……あ!ほ…本当に初めて…っ?」
「ええ。ただクラフト(技巧)レベルは99なんで…それなりにはできるつもりですよ?」
ラグナはこれまでに数々の強敵と戦ってきた。巨大鶏、巨大スライム、巨大蛇、巨大イカ…犬。
そんな強敵と戦う為に必要なのは防具だ。戦い続け、防具を作り続け…
そうしているうちに、彼の技巧レベルは超人級となった。そしてその巧みな技は、
なにも防具作りだけに限らず、こういった事にも利用可能なのである!
「っ…ふ…ぅ……んっ…!」
「エリスさん…かわいい……もっと声を…聞かせてください」
正面と背後から同時に襲ってくる甘美な刺激に声を出さぬよう、エリスは必死に耐える。
しかしラグナはそれを許さない。
背中を這っていた右手を、スカートとニーソックスの合間から覗く太股へと移動させ、
あくまで奥に触れるか触れないかギリギリのところでに撫で回す。
さらに耳や鎖骨、脇にまで舌を這わせ、とどめとばかりに服越しに乳首を摘みあげる。
「あ…ひぁうううぅぅっっ!!?」
容赦ない多方向からの愛撫にエリスは耐えきれずに喘ぎ声をあげ、その身をビクリと震わせる。
その反応を見てラグナは一旦動きを止めるが、エリスは胸を上下させ荒い呼吸を繰り返す。
「……ぁ…う…ラグナさん…酷いですよ……優しくしてって…言ったのに……」
なんとか呼吸を整え、涙目でラグナに抗議するエリス…
そんな姿を見て、ラグナの中の加虐的劣情がさらに大きく
(しまった……つい夢中になってしまった…初めてなのに…
もっとエリスさんのカラダを楽しみたいけど、これ以上やったら僕はジェルバイン以下だ…)
なりかけたがなんとか持ち堪えることに成功する。かなり危なかったが。

176 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:29:03 ID:iLqePRm4
「すみません…でも、エリスさんが可愛すぎるのがいけないんですよ?」
「あ…ぅ…ずるいですよ…ラグナさん……私…もう……」
顔を真っ赤にしてエリスがうつむいてしまうが、ラグナは彼女の願いを悟り、
意外と露出の激しい黒い服も下着も全て脱がせ、あっというまに一糸纏わぬ姿にする。
生まれたままの姿のエリス。
日の光を殆んど浴びずに(というより浴びれない)過ごしたその肌は透き通る様に白く美しく、
お世辞にも大きいとは言えないが整った形の胸、そして緩やかな曲線を描くその肢体…
その全てがラグナを誘惑し、元から少ない理性を切り崩していく。
「そ、そんなに見つめないでください…恥ずかしい……」
「エリスさん…綺麗ですよ」
そう言いながらエリスに覆い被さり、秘裂を指でなぞると、くちゅりと水音が部屋に響く。
「〜〜〜っ」
深夜の静かな部屋故に、水音はやたら大きく響いてしまい、
それを聞いたエリスはあまりの恥ずかしさにさらに顔を赤くし、ラグナは微笑む。
「よかった…大丈夫そうですね。…僕も…もう我慢できないんで……」
エリスの状態を確認し、ラグナは自らのズボンに手をかけ、彼の『剣』を取り出した。
「!?」
そしてエリスは絶句する。出現したラグナのソレは…


『凶器』だった。

38 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/13(日) 21:29:16 ID:kh1UIBdU
177 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:30:44 ID:iLqePRm4
「エリスさんが可愛くてさっきからずっとぐんぐんグリーンしてたんです……
やっぱり怖いですか?でも僕のはルーンブレードではなく、ドラグスレイヤーですから、
威力は低いし、多分大丈夫だと思います。高確率で疲労麻痺状態になりますが……」
「え?え?グリーンでルーンがぐんぐんスレイヤーで暇になって!?!?」
初めて目にする男性器に、意味不明なラグナの説明が重なり、エリスは慌て取り乱してしまう。
と、震えるエリスの頭に手をのせ、ラグナが優しく撫でる。
「大丈夫…いや、かなり痛いかもしれませんけど……なるべく優しくしますから……」
「ぁ……」
「辛かったら、僕の体をつかんでください」
頭を撫でられる温もりにエリスは落ち着き、そして少し迷い、覚悟を決める。
「……いきますよ?」
「は…はい……」
エリスの秘所にラグナの剣があてがわれ、そして一息に……貫く。
「「――――〜〜〜〜!!?」」
声にならない絶叫が、部屋中に響きわたる。それも、エリスとラグナ、二人の。
エリスは初めて受け入れる異物の痛みに、涙を流しながらも必死に耐える。
ラグナもまた、久しく味わったことのない痛みに、涙こそ流さないが必死に耐える。
しかし背中に回された手の爪が痛いのではない。それぐらいはラグナは余裕で耐えられる。
問題なのは首であった。
挿入の痛みに、エリスは思わずラグナの背中に爪をたて、
そして声を出さぬためか、あるいは吸血種の本能か…首筋に全力で噛みついてしまったのだ。
ちゅうちぅ……
しかも思わず吸血までしているあたりが流石である。
「ぐっ…ぁ…きつ……」
キツイ締め付け、エリスの苦痛、そして体内の血液残量を考慮し、
ラグナは短期決戦を決心する。





178 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:33:09 ID:iLqePRm4
「う……く…っ…ぁ…エリス……さん…!」
「あっ……!はぁ…ぁぁ……いっ……ぁ……ラグナ…さん…!」
痛みと、噛んでしまった罪悪感で涙を流していたエリスであったが、次第にその表情が変化する。
「っあ……大丈…夫…ですか?」
「ふぁ…あぁ……ラグ…ナさん……もっと…ゆっくりぃ…」
「すみません…もう…止まれそうにありません…!」
「そ…んな…ひぁ…ゃぅ…」
ラグナも、エリスの声に痛みが含まれていたら止まっただろう。
しかし今の声は未知の快楽に対する戸惑いの声だった。
そしてなにより、ラグナ自身も襲ってくる快楽に限界を感じていた。
「はぁ…はぁっ……エリス……さん…エリス……っ!!」
「きゅっ…ふぁ…ぁ…ラグナさん!ラグナ……さん!」
二人は互いに名前を呼びあい、腰の動きをさらに早め、やがてその時が訪れる。
「んくっ…ぁ…あ……!ふぁあああああ!!」
「うっ…………!!!」
エリスがその身体を小さく痙攣させるのとほぼ同時に、ラグナも彼女の中に精を解き放った。



「すみません…優しくするどころか、最初っからかなり激しくやっちゃって……」
「私こそ…思わず血を吸ってしまってごめんなさい……大丈夫でしたか?」
「エリスさんの痛みに比べたら…これぐらい大丈夫ですよ」
事を終えて、二人は心地好い疲労と痺れを残し、抱き合いながら眠りにつこうとしていた。
「ラグナさん…さっき『エリスさん』ではなく『エリス』と呼んでくれましたけど…」
「えっ?あっ!す、すみません!その、気持ちが高ぶっていて…」
あたふたと弁解をするラグナだが、エリスはそれを見てクスリと笑う。
「私達、もう夫婦なんですよ?やっぱり敬語やさん付けは変ですよ。
ですから、これからはその…エリスと呼んでください」
「う…エ、エリス…これで…いいかい?」
ラグナは先程の勢いはどこへやら。気恥ずかしさからか、顔を赤くしてその名前を呼ぶ。
「嬉しい……それと、また頭を撫でてもらえますか?」
「こうかな?」
「んっ…あたたかい……私、本当にもう独りじゃないんですね……」
かつて過ごした、暗く寒い遺跡の孤独な夜。けれど今は寄り添って寝てくれる愛する人がいる…
ラグナの胸に甘えるように頭を乗せ、エリスはその幸せを噛み締めていた。
「ラグナさん…私、ラグナさんと一緒にいられて、本当に幸せです……」
「僕もだよ、エリス……愛しているよ……」
二人は再びキスを交わし、穏やかな眠りについた。


39 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/13(日) 21:29:35 ID:kh1UIBdU
179 名前:あたたかい夜[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:36:05 ID:iLqePRm4
〜翌朝〜
「あいたたた……」
「っぅ……」
時計の時刻は既に八時をさしているが、ラグナもエリスも、ベッドから起き上がれずにいた。
原因は単純明快。昨夜の夫婦の営みによる腰の極度疲労である。
「つつ…やっぱり……初めてなのに無茶しすぎたか…エリス、大丈夫?」
「大丈夫…です。ラグナさんの言っていた疲労麻痺状態ってこのことだったんですね……」
「本当にごめん…もっと優しくできた筈なのに…」
「いえ…本で勉強して、もっと痛くて怖いものを想像していたんですけど…
ラグナさんのは……その…気持ちよかったです……」言い終えてからエリスは頬を紅潮させるが、ラグナにはある疑問が生まれた。
自分はそれなりに容赦なく激しくやってしまった筈だ。それ以上の恐怖とな?
「…そのダニーさんから貰った本…何が書いてあったのかな?」
「えっと…『えすえむぷれい』に『しょくしゅぷれい』、『ふくすうぷれい』とか…」
この瞬間、ラグナの脳内判決で、ターナーに続いてダニーの極刑が確定した。
「エリス、その本間違ってるから。ダニーさん渡す本間違えたんだよ。だから内容忘れて?」
「そうだったんですか…いつラグナさんが触手を取り出してくるのか怖かったのに…」
エリスは安堵の溜め息を、そしてラグナはダニへの怒りによる禍禍しい吐息を吐く。
数日後、雑貨屋で荒縄で全身を縛られ、口に光る触手をねじこまれたダニーが発見されるが、
それもまた別の話だ。


「ところでさ、エリス…キミ、まだ敬語使ってるよね?不公平じゃない?」
突如ラグナがエリスに質問を投げ掛ける。が、それに対しエリスは困った顔をする。
「うっ…でもラグナさんは私の恩人ですし…」
エリスからすれば、ラグナは自分を闇から救い、大きな幸せをくれた恩人だ。
そんな恩人を呼び捨て、敬語も使わない…それはエリスには耐えられないものだった。
「どうしてもですか…?」
「僕だってまだエリスって呼ぶの恥ずかしいんですから…」
そこまで言ってラグナに妙案が浮かぶ。
「そうだ!だったら、ラグナ、ラグナポン、ダーリン、あなた。この中からご自由に!」
「えぇ!?」
突然のことにエリスは慌てふためく。と同時に最善の選択を急いで考える。
ラグナ…はダメ。やっぱり呼び捨てはできない……
ラグナポン…恩人に対する冒涜。もはや論外…
ダーリン…は…恥ずかしい…顔を見て言える自信がないから却下…
あなた…あなた…うん、これなら…ちょっと恥ずかしいけど言えるかも。
数分後、意を決し、エリスが口を開いた。
「そ…それじゃあ……あ、あなた?」
その言葉が発せられた瞬間、つぅ…と一筋の涙がラグナの頬をつたう…
そしてラグナは小さく、「最高だ…」と呟くのだった。
「ラグ…あなた、大丈夫ですか?」
「え?あぁ!大丈夫!エリスの笑顔が可愛くてつい、ね」
「そんな…もぅ…」
三度顔を真っ赤にするエリス。
それを見て、ラグナは平和で幸せな日常と愛する妻を守っていく決意を改めてするのだった。


〜ラグナ邸・窓の外〜

「ちくしょう…あてつけのつもりか?俺だってな、俺だってなぁ…抱ける彼女ぐらい…!
くっ……ちくしょーーーー!!」

〜Fin〜

180 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 00:37:08 ID:iLqePRm4
以上です。お目汚し失礼しました…


40 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/13(日) 21:30:20 ID:kh1UIBdU
204 名前:ラグナ×タバサ ◆wVNyZcOpno [sage] 投稿日:2009/02/15(日) 12:13:05 ID:e4a6PAXK
SS投下します。
小説見たいなの書いたの初めてなんで拙いですが・・・

205 名前:ラグナ×タバサ ◆wVNyZcOpno [sage] 投稿日:2009/02/15(日) 12:18:26 ID:e4a6PAXK
「それじゃあ行ってくるね。」
ラグナがドアを開けようとすると後ろからタバサに呼び止められた。
「ま、待ってください!あの、目を閉じてもらえますか?」
なにかおまじないでもするのだろうか。
不思議に思いつつも、言われたとおりに目を閉じる。
するとラグナの胸板にタバサが手の平を優しく置いた。
「いってらっしゃいませ。」
ラグナの唇にタバサが唇を重ねる。
いきなりのことにびっくりしてしまったが、タバサの一言ですぐに意味を悟る。
とても浅いキスなのに、唇の柔らかさや髪の甘い香りやわずかな震えなどが一瞬で伝わってくる。
このまま離れたくない、離したくない。
本来ならばこれで唇を離して微笑むはずなのだが、タバサも同じ気持ちらしく、一向に唇を離そうとしない。
ラグナはタバサの頭と腰に手を回す。
「んっ!」
ピクンとタバサが反応する。
腰を引き寄せ、顔を傾けて強く唇を押し付ける。
さっきまでとは全く違う、乱暴で激しいキス。
いってらっしゃいのキスのはずだったが、ラグナは完璧にそのことを忘れ、ただタバサの唇に夢中になっていた。
「んっ・・ふっ」
ラグナのついばむような唇の動きに翻弄され、タバサからわずかな呻きが漏れる。
胸に添えられていた手はしっかりとラグナの服を掴んでいる。

206 名前:ラグナ×タバサ ◆wVNyZcOpno [sage] 投稿日:2009/02/15(日) 12:21:42 ID:e4a6PAXK
ラグナは唇を動かすのをやめ、舌をタバサの口内へと侵入させる。
薄く閉じられてる歯をこじ開け、その先にある舌を自分の舌で搦め捕る。
「んっ!・・・ふう・・・・はぁ・・・ふっ」
タバサの熱くなった鼻息がかかる。
くちゅくちゅ、と湿り気を帯びた音と息継ぎをする声が淫猥な音になって頭に響く。
ゾリゾリと舌同士が絡み合い、口の中が唾液で満たされていく。
舌をゆっくり引くと、タバサの舌がつられたように外に這い出してきた。
すかさず唇で捕まえ、舌の先端を舐め上げる。
「っ!んんっ!」
舌が逃げないようにしっかり挟みながら、単調にならないように、しかし休みなく舐めつづける。
「んぁ、はぁ、はぁ、あっんっ!」
唇を開いて舌を解放すると、タバサが自分から舌を絡めてきた。
その動きに合わせるようにラグナも舌を動かす。
二つの舌は競い合うように激しさを増していき、互いの口の間でゾリゾリ、くちゅくちゅと唾液を滴らせ卑猥な光を放ちながら別の生き物のように蠢き、絡まり会う。
「んん!んふっ!ふっ!んぁ、ふ、ふっ、ふっ!、んんんんんっっ!!!」
一際高い嬌声とともにタバサの舌が離れ、服を掴んでいた手が緩んだ。
あんなに激しいキスは初めてだったのでイッてしまっても無理はない。
ラグナは口の回りや顎を汚している唾液を拭ってあげると、その手をスカートの中に這わせた。

41 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/13(日) 21:30:59 ID:kh1UIBdU
207 名前:ラグナ×タバサ ◆wVNyZcOpno [sage] 投稿日:2009/02/15(日) 12:24:37 ID:e4a6PAXK
「ま、まっれ!まっれくらさい!」スカートの中を探ろうとしていた手を慌てて止められる。
あんまり舌を虐めすぎたせいか、呂律が回ってない。
タバサはなんとか呼吸を調え、舌の動きを再確認すると
「ま、まだ家事も何もしてないですし、ラグナ様も畑仕事やモンスターの世話をしないといけないですし・・・」
タバサの言いたいことはわかったが、ラグナは敢えて何も言わず、制止する手も意に介さないで強引に秘部に触れた。
「んああ!!」
表面に触れただけなのにビクン!と体を震わせ、高い声を上げる。
余程キスが気持ち良かったのか、タバサは下着どころか内股までぐしゃぐしゃにしていた。
「こんな状態で家事なんかできる?」
意地悪く尋ねると長い耳の先っぽまで朱くしてそっぽを向いてしまう。
「ラグナ様がこんなにいやらしい人だなんてしりませ、ひゃあああん!!」
タバサが話し終える前に膣内に指を差し入れる。
拗ねてるタバサを見ていたい気もするが、こっちも我慢の限界だった。
イッた直後の膣内はとても滑りがよく、指1本なら簡単にくわえ込んでしまう。

208 名前:ラグナ×タバサ ◆wVNyZcOpno [sage] 投稿日:2009/02/15(日) 12:27:08 ID:e4a6PAXK
「ああっ!らぐ、なっさまぁ!」
指を出し入れすると同時に膣壁を擦る。
「だめっ、だめ!また、イッちゃ・・!」
タバサが2度目の絶頂を迎える前に膣内から指を引き抜く。
もう本当に限界だった。
エプロンの肩紐を外して腰まで下ろし、ファスナーを下げて上半身だけワンピースを脱がすと真っ白なレースのついたブラがあらわになる。
自分のズボンから固く反り返り力強く脈打ってるものを取り出す。
まだ隠されてる乳房や薄い桃色の乳首を想像するだけで、それは硬度を増していく。
「ら、ラグナ様、ここでするんですか?」
タバサが困惑した表情で聞いてくる。
「ごめん、タバサ。もう一秒だって待てないんだ。」
そう言ってショーツを脱がし上着を脱ぎ捨てると、亀頭を膣口えとあてがった。

42 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/13(日) 21:31:29 ID:kh1UIBdU
209 名前:ラグナ×タバサ ◆wVNyZcOpno [sage] 投稿日:2009/02/15(日) 12:32:14 ID:e4a6PAXK
「それじゃあゆっくり入れるから、できるだけ力をぬいてね。」
「は、はい・・・」
両手でタバサのお尻を抱え足を腕にかけた状態で、少しずつ亀頭を膣内に侵入させる。
普通なら力の加減が出来ないような体位だが、タバサの軽さとラグナの腕力の強さでなんとかなりそうだった。
「くっ、ふっ」
首に回された腕に力がこもる。
まだ亀頭は隠れていないが膣内は固く閉ざされている。
タバサの膣は少し狭く反対にラグナの陰茎は普通よりも太いため、最初の頃は入れるだけでかなり時間がかかった。
最近では割とスムーズに入るようになったが、それはベッドの上の話しであり、こんな状態で力を抜けというのは無理な話しだった。
「っ!タバサ、大丈夫?」
「んっ、ふっ!んっ、は、はい、くっ!」
返事をするのも辛そうな状態で答える。
「あと少しだから、もうちょっと頑張って」
更に慎重にタバサを下ろしていく。
「イッッッ!」
やっと半分までいったと思ったところでタバサが声をあげた。
痛い。
きっとそう言いたかったのだろう。
言ってしまったらラグナはすぐに挿れるのを止め、必ずごめんと謝る。
「くっ、ふっふっ」
タバサはそう思い首に強く抱きついて堪えていた。
「タバサ」
ラグナは耳に触れないギリギリの距離で言う。
「愛してる。」
「んっ!・・・ふぇ?」
完全に不意打ちだった。
魔法の言葉を聞いた途端タバサの全身の力が抜け、ラグナの上にストンと落ちてくる。
「あ、・・ああああああ!!」
一瞬の間の後、タバサが激しい声をあげ、膣内をビクン!ビクン!と痙攣させながら接合部から愛液を吐き出す。
「あ、ああ・・・ラグナ、さま・・・」

210 名前:ラグナ×タバサ ◆wVNyZcOpno [sage] 投稿日:2009/02/15(日) 12:37:28 ID:e4a6PAXK
呆けるタバサを支えながらラグナは必死に射精感を堪えていた。
タバサの膣はただ締めつけるだけならまだしも、ぐねぐねと波打ち、きつく締めたと思ったらいきなり緩み、またきつく締める、というようにラグナの陰茎を絶えず刺激していた。
せっかく完全に繋がったのに、ここで射精してしまったら意味が無い。
「くっ!うごくよタバサ」
「はぁ、はぁ、はい、ラグナさまも、気持ち良く、ふっ!・・・なってください」
こんな状態でもタバサはラグナを気遣うことを忘れない。
「ありがとう。」
まだ膣内はきついので、子宮から少しだけ戻し、すぐに突き上げる。
「あん!」
短いストロークで腰を動かし、何度も何度も子宮口をノックする。
「はあ!あ!あ!あ!ん!そん、なっ!ふっ!こき、ざみにっ!」
支える手に力が篭り、汗で湿った褐色のお尻が、ラグナの指の跡が付くぐらいに歪む。
「あ!ん!は!は!」
タバサの膣内もだいぶほぐれてきた。
ラグナもそろそろ限界だ。
こんな小さなもどかしい動きではなく、もっと乱暴に、もっと激しくタバサの膣内全体を犯し尽くしたい。
小刻みに子宮を突くのを止め、カリで愛液を掻き出しながら外に引き抜く。
「はぁ、はぁ、ラグナ様?」
「少し乱暴にするけど大丈夫?」
タバサは嫌がるどころか目を輝かせて
「はい、ラグナ様の好きなようにしてください」
と言った。
「ありがとう、それじゃあいくよ」
ラグナは再び亀頭を膣口にあてがい・・・一気に突き入れた。
「んあああああ!!」
タバサは声と共に膣内を痙攣させる。
先程とは違いラグナは陰茎を入口まで戻し、また子宮を突き上げる。
「ああん!はあ!ふっ!んあ!あん!」
膣内全体を犯すように大きなストロークで、しかし速度は決して落とさずに突きつづける。
「はあ!はあ!はあ!らぐ、はあん!」
タバサの体が上下し、汗でぐっしょりと濡れた体同士と、お互いの乳首が擦れ会う。
乳首はコリコリと舐め合い、タバサの絶頂を更に促す。
「はあ!あん!はあ!乳首、が!あん!」
ラグナは目の前にある尖った耳を舐め上げる。
「んあああ!」
また膣内が締まる。

43 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/13(日) 21:31:54 ID:kh1UIBdU
211 名前:ラグナ×タバサ ◆wVNyZcOpno [sage] 投稿日:2009/02/15(日) 12:41:27 ID:e4a6PAXK
「くっ!タバサ!もう、限界!」
「ああん!は!だしてっください!中に、たくさん!」
どちらからともなく唇を強く重ねる。
ラグナは子宮に届くように強く差し入れ、次の瞬間、大量の白濁した液体を一気に吐き出した。
「くっ!んん!」
「んんんんん!!?」
子宮を満たしてもまだ出つづける。
入り切らなかった分が接合部から溢れ、床にビタビタと白い水溜まりを作っていく。
暫くしてから陰茎を抜き唇を離すと二人は床に倒れ込んだ。
上の口も下の口も名残押しそうに糸をひいている。
「タバサ」
ラグナが口を開く。
「2階行こうか。」
「でも、私もラグナ様も仕事が・・・」
「こんな状態じゃ仕事なんて出来ないよ。」
タバサはクスッと笑って答える。
「いってらっしゃいのキスは、しないほうがいいですね。」

212 名前:ラグナ×タバサ ◆wVNyZcOpno [sage] 投稿日:2009/02/15(日) 12:44:47 ID:e4a6PAXK
以上です(´・ω・`)
文もあっちもCherryBoyにはこれが限界でした。
スレ汚しすみませぬ


44 名前:エンジュ:2009/12/13(日) 21:32:55 ID:kh1UIBdU
238 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/02/24(火) 00:22:28 ID:9bFoD86r
どっちだっけ…ていうか、ゲーム中に主人公の一人称って出てきたっけ
まあ、自分のss内での主人公に合わせたらいいんじゃないかな

…と、自分勝手に解釈して、一人称「僕」でss投下
風バザ 男主人公×エンジュ
ストーリーも無くヤッてるだけなんだスマン

239 名前:238[sage] 投稿日:2009/02/24(火) 00:23:47 ID:9bFoD86r
夜だった。
都会と違って、この町は日が暮れると途端に静かになる。
生き物の呼吸ひとつ聞こえない、葉擦れの音さえしない静寂の中にあって、
けれど確かに何かの、誰かの気配を感じている。
誰か……違う、紛れも無い彼の気配。
当たり前よ、ここは彼の牧場だもの……。
彼が丹精込めて育てた作物が根を張り葉を広げている、その畑の中に裸で立っていた。
月明かりの下で、ぐるりと周囲を見回す。
誰もいないの?
求めた姿は無く、ただ、地面に落ちた月影が、ゆらめきながら近付いてきていた。
日中の影と違い輪郭が曖昧で、何だか青みがかって見える。
不意に、影がとろりと色を濃くした。
ほとんど闇に変したそれが身体の上を滑り、内側へも忍び込んでくる。
甘く疼く感覚に頭を振り乱し、見上げた夜空に月が輝いていた。
世界が不規則に揺れる。
ああ、燃えるように体が熱い……。


ぐちゅぐちゅと水音が響く。
それが、男根が自分の秘所をえぐる度に立てる音だと脳で理解するよりも先に、
エンジュの喉から高い喘ぎ声が迸しっていた。
「ああっ、あ、あ、あぁんっ!」
「あれ、エンジュ、気が付いた?」
仰向いたエンジュの顔を覗き込んで男が笑う。
栗色の髪も少年のようにあどけない顔立ちも、普段の彼と何ひとつ変わっていないのに。
黒い瞳に情欲を滾らせ、大きな手で薄い胸を掴んで先端に口づける様は、見知らぬ男性のようだった。


45 名前:エンジュ:2009/12/13(日) 21:33:16 ID:kh1UIBdU
240 名前:238[sage] 投稿日:2009/02/24(火) 00:26:14 ID:9bFoD86r
「エンジュ、イッてすぐ寝ちゃったんだよ。僕も寝ようかと思ったんだけど……エンジュの中がすごく気持ちいいから」
もう一回したくなったんだ。
早口で囁いて、彼はぐいと腰を回した。
最奥に彼の先端が擦りつけられる。
強い快感に頭を振り乱して、視界の端を過ぎった自分の髪の色に、数時間前の出来事を思い出す。
(青い羽根を、貰ったんだわ……)
エーリッヒに報告した後、また彼の家へ戻り、心が逸るままに体を繋げた。
貫かれた瞬間の痛みはもう残っていなかった。
「エンジュはきれいだね」
日々の農作業で硬くなった掌が、エンジュの華奢な体を這い回る。
額に浮いた汗を拭い目尻をなぞり、首筋、鎖骨を伝い背を撫でて胸に回った。
重力に従ってなだらかになった乳房を掌に包まれる。
揉みこむ動きはゆっくりとしていたが、屹立した乳首が固い皮膚に擦られて腰が痺れた。
じゅわっと、熱い液体が溢れ出したのをエンジュは感じた。
そこに一物を差し込み注挿をくりかえしていた彼には尚更、それを感じ取られただろう。
破顔して彼女の腰を鷲掴むと、一層大きな水音を立てるように動き出した。
「やっ、ふぁあっ、ああ…!」
「聞こえる?エンジュの音がしてるよ」
「いやっ!何言って…っあああ!」
自身の愛液と、一度放たれた彼の精液とが混ざり合ったそこを、脈打つ肉棒が滑らかに動き回る。
不意に先端が浅い箇所の一点を探り出す。
突くような擽るような動きに嬲られ、エンジュの思考が白く高みへ追い詰められてゆく。
「あ、あああイヤ、いっ、いやああああっ!」
荒い息を吐きながら腰を動かしていた彼が、吐息だけで笑った。
強く彼女をかき抱き、ほっそりした腕が首に回されるのを感じながら耳元に囁く。
「嘘ばっかり」
カッ、とエンジュの全身が真っ赤に火照る。
絡み付いてくる彼女の膣壁を擦りながらぎりぎりまで引き抜き、根元まで一気に叩きつけると、
彼女が高く啼いて強く締め付けた。
うねる胎内に、二度目の精を吐き出す。
燃えるように首筋が熱かった


241 名前:238[sage] 投稿日:2009/02/24(火) 00:31:38 ID:9bFoD86r

爽やかな朝の光の中で、エンジュは自分の両手を見下ろした。
跳ね返す光が眩しいほどに白い指の、繊細な爪の先には少量ながら血がこびりついている。
視線を上げると、顔を引き攣らせた牧場主が、首に手をやりながら「じくじくするぅ…」と呟いた。
「服で隠れないよね、これ……自分じゃ見えないけど目立つ色してる気がする……」
「塩、摩り込まれないように気をつけなさい」
誰にとは言わないけど。
青い顔で「お義父さんには会わないようにしないと……」と震える婚約者を横目に見ながら、エンジュは傷薬を探す為に立ち上がった。




以上です。
携帯なんで改行おかしかったらごめん

46 名前:カイル×ジュリア:2009/12/13(日) 21:39:08 ID:kh1UIBdU
262 名前:カイル×ジュリア(0/8)[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 00:32:47 ID:X3OoDaLl
期待しつつ待ってるあいだに投下してしまう
>>261
大変そうでよくわからんけど体調崩すなよ

だいぶ前に書いたカイル×ジュリアの続き。無理矢理…っていうちょっときついやつです。
続き物なのに間空きすぎてるしハードなんで、苦手じゃない人は>>261を待つ間の退屈凌ぎにでもして下さい。
今回エロは無いです


263 名前:カイル×ジュリア(1/8)[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 00:34:46 ID:X3OoDaLl
明け方から雨が降っていたが、日が昇るに連れ、小降りになっていった。
どの家も戸窓を閉ざし、表通りに人影は無い。
その日、夕方になっても、彼女の家の扉が開く気配は無かった。
ジュリアは未だベッドの中。
ジュリア自身の心持ちの様にどんよりと暗く沈んだ部屋の中で、彼女は横になったまま、ぴくりとも動こうとしなかった。
目覚めてはいる。
あれから一夜明け、日が落ち始めた今でさえ、体に受けた痛みはほとんど引いていなかった。
消えない傷を負った体はまだじんじんと痛んだし、頭の中にはずっと不安や悲しみが渦を巻いていた。
そういうものが繰り返しジュリアを苦しめていたせいで、できれば動きたくなかった。

本当は、今日も何事もなかったように店を開けるつもりだった。
昨日の夜に何があったか街の皆は知らないから、風呂屋は今日もいつも通り開かれると思っている。
休むかもしれないなんて誰も考えないだろう。
だから突然休めば皆に嫌われると思った。
皆に冷たくされる自分の姿を想像して、胸が潰れそうになった。
そのくらい強く、脅迫観念的に、ジュリアは日常を取り戻そうとしていた。
なのにジュリアは今こうして臥せっている。


ガチャ、と、下階で鍵のかかった扉を開けようとする音がした。
何も知らない街の誰かが、風呂に入ろうとやってきたのだ。
ジュリアは反射的に飛び起きる。
窓の方を向くが、ここからではやってきたのが誰かも分からない。
必死に耳をそばだてるが、何か言われても返事はできない。
どっと冷や汗が溢れる。
何もできないことに、ただ焦っている。
もしかしたら、自分が今まで積み重ねてきた幸せな日常が、今ここで、だめになってしまうのかもしれないのに。
ぎゅっと胸を強く押さえて、窓の外の何も無い部分を見つめながら、彼女は小さく開いた口を震わせている。
もうジュリアには、何をすることも、何を避けることもできなかった。

できたのは、今起こっている出来事を受け止め、耐えることだけ。
そうでなければ、耐えられずに傷つくことだけだ。
もう一度だけ、ガチャ、と音がして、それきり何も聞こえなくなった。
「誰か」は、諦めて帰っていったらしい。
「……うっ……、ううう……」
ジュリアは…、泣き出してしまった。
顔を覆い、小さな体を震わせながら、か細い悲痛な声を上げて。

47 名前:カイル×ジュリア:2009/12/13(日) 21:39:41 ID:kh1UIBdU
264 名前:カイル×ジュリア(2/8)[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 00:37:13 ID:X3OoDaLl
耐えることなどできなかった。
成すすべなく傷ついていく事しか、彼女にはできなかった。



あれから、もう何度泣いたか知れない。


カイルが帰っていった後、本当は、寒さで死んでしまうまで泣き続けていたかった。
あの時は本当にショックだったし、何もかも失ってしまったような気持ちだった。
もう、明日が来るのが怖くて仕方無かった。
だから、本当にそうするつもりだった。
でも、寒さは彼女の体にはあまりにも辛くて、目の前にお風呂もあって、結局、その暗い考えを最期まで貫くことはせずに終わった。
でも、お風呂に入ることはできなかった。
温泉のお湯は、彼女の傷に酷くしみるのだった。
耐えられないほど痛かったし、その上、痛みから先程の事の記憶が蘇ってきた。
あの鼻を突く生臭い匂いまでどこからか漂って来る様だった。
それは、ジュリアには辛過ぎた。
そうしてジュリアは、自分の身に起こった悲劇が決して悪い夢などではなかったのだと、改めて思い知らされた。


泣きながら汚れた体をきれいに拭いて、それでもいくらか落ち着いた。
ベッドに潜り込み、小さな体を丸めて、震えながら目をつむり、できる限り辛いことを考えないようにして、眠ろうとした。
しかしなかなか眠れず、やっと眠りにつけたころ、ジュリアは、カーテンの隙間から部屋の中にうっすらと陽が差しているのを見た気がした。



この夜は彼女にとってつらいものだったが、悲劇は今晩限りではない。
この日の出来事は、はっきりとジュリアの人生にも傷として残った。
この日を境に彼女を取り巻く色々なものが変貌してしまった。
どんなに望んでも、以前に戻る事は、できないのだ。


ジュリアは、体に違和感を感じて目を覚ました。
下着の中がぬるぬるして冷たい。
布団から出て下着を下ろすと、お腹から太股にかけて濡れていて、所々で何かが糸を引いている。
「あ…あ……」
それが何か、分からない筈がなかった。
注ぎ込まれたカイルの精液が、溢れ出していたのだ。
そんなものを見てしまっては、嫌でも、彼女の恐れる最悪の結果を想起させられる。
妊娠、という。
血の気が引いた感じがした。
急激に覚醒したジュリアは、その上でショックの余り卒倒しそうになった。


265 名前:カイル×ジュリア(3/8)[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 00:39:39 ID:X3OoDaLl
貧血を起こしたように、視界が影に覆われ、揺れている。
それでもジュリアは、何とかしなければ、という思いでベッドから降りた。
「く、う……っ」
床に足をついて、両足が華奢な体を支えようとすると、体がみしみしと軋むように痛んだ。
純潔を破られた傷が、恐らく、まだ消えないでいる。
相変わらず視界は暗く曇っているようだったし、階段を一段降りる度に痛みで呻き声を上げたが、それでもジュリアは風呂場に向かって少しずつ歩いていった。

しかし、その時間がいけなかった。
必死に歩いている間、とにかくどうにかしなければ、と思っていた。
けれど、どうすればいいかなんて少しも分からなかった。
なにしろこんな事は初めてだったのだから。
その不安に、マイナス思考が強烈に作用した。
やがて頭に浮かんだのは、最悪の結果の想像図だった。
もし自分が妊娠すれば、街の皆は驚くだろう。
そしてそれが非難に変わるのに理由はいらない。
そんなことになったら、自分は街に居続けられるだろうか。
でも、もしそれが辛くなっても、街の外で生きることなんてきっとできない。
今まで自分のイメージを守ってきた美しい体は、妊娠することで失われる。
そうしたら、どうすればいいのか。
もはや、自分を守るものなんて、何もなくなってしまった。
これからどうやったらみんなに嫌われずに生きて行くことができるというのか。

その時のジュリアには、そういう風にしか考えることができなかった。
妊娠することが、既に決まった未来のように思えていた。

風呂場にたどり着くまでにかかったその時間が、ジュリアを打ちのめしていた。
一階に降りると、脱衣所の前に、赤黒く汚れたバスタオルが一枚、昨日のまま、広げてあった。
それはまさに昨日のまま、あの時のジュリアの身悶えの一つまで皺として残していた。
「……」
ジュリアはそれを拾い上げるために屈もうとしたが、力が入らず、畳んだ膝が、とん、と床についた。
「……?」
気付くと、水滴がタオルに落ち、それは見る見るうちに染み込んで、小さな円を描いた。
ジュリアは涙を流していた。


48 名前:カイル×ジュリア:2009/12/13(日) 21:40:13 ID:kh1UIBdU
267 名前:カイル×ジュリア(4/8)[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 00:43:03 ID:X3OoDaLl
どうして気付かなかったのか、という程たっぷりと溢れた涙が、あるものは頬を伝って顎に、あるものは鼻の先に集まり、ぽつぽつと雫をつくってこぼれ落ちていった。
いつから泣いていたのか分からない…、でも、気付いた時には、彼女の心は折れてしまっていた。



それから、何も考えていない時間と泣いている時間を、ただただ何度も繰り返した。
あれ以来人は来ていない。
あるいは、誰もが扉に手を掛けずして帰って行くのか。
そうか、既に突然の無断休業が、皆の知るところとなっているのかもしれない。
それなら、明日は、どうしよう。
店を開けるべきか、家に籠るべきか。
明日こそは皆のために店を開け、その上で非難を一身に受けるべきか、それに耐えられるとも分からない自分を、皆にどう思われても、もう少しだけ守るべきか。
ジュリアにはどちらも辛い選択に思えた。

そんな時、あの音がした。
ガチャ、という、扉を鍵が押さえる音が。
ジュリアは再び緊張する。
また、あんな辛い思いをさせられるのか。
それきり音は聞こえてこない。
帰って行ったのだろうか…、また…

コン、コン、と、扉をノックする音が聞こえた。
この客は、ジュリアが出て来ることを望んでいる。
とはいえ、ジュリアはそんなことができる状態ではない。
大体お風呂にお湯も張っていないのだから、出ていったところで何もできない。
その音は、より彼女を追い詰めていく。
「ジュリアさん?」
「!」
聞き慣れた声。
「わたくしです、起きてらしたら、返事をして」
ロザリンドだ。
ジュリアを特別好いてくれている、大切な友達だ。
「具合が悪いんですの?怪我をなさったの?」
ジュリアがどこにいても聞こえるように、大きな声で呼び掛けている。
「返事をして、ジュリアさん」
どうしよう、と悩む前に、ジュリアの体は動き出していた。
ロザリンドが自分の窮状をいかにして知ったかは分からない。
大体、いくら親友とはいえ、今回の事は、話してしまうべきか悩んでもいいものだったろう。
しかしジュリアは、自分を助けようと手を伸ばす彼女に、反射的にすがったのだった。
痛みを堪えながら窓まで歩き、それを押し開けた。
窓から通りを見下ろすと、ロザリンドがいた。
目が合うと、彼女は安心したように微笑んだ。
それを見ると、ジュリアは泣きそうになってしまう。


268 名前:カイル×ジュリア(5/8)[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 00:45:45 ID:X3OoDaLl
「い、いまいくから、まってて」
取り乱しているのを気付かれないよう、ちゃんと声を出したつもりだったが、かすれた、驚く程小さな声しか出なかった。
「わかりましたわ」
ロザリンドは、しっかりと答えた。


ロザリンドは扉の前で、ジュリアが出て来るのを待っている。
なかなか開かない扉が、不安を煽った。
そして、やっと開かれた扉から出て来たジュリアを見て、ロザリンドは言葉を失った。
「ロザリンド」
それだけ口にしたジュリアの目の下には、黒いくまができていた。
目は真っ赤に泣き腫らして、白い肌に痛々しいほどに映えている。
声も、信じられないほど弱っている。
他でもないあのジュリアが、他人に見せる姿ではなかった。
目の前に立っているのは、本当に彼女なのか。
ジュリアに何があったのか。
分からない。驚くしかなかった。
それでも、今自分にできることは、と考え、ロザリンドは何も考え付かなかったが、ただジュリアの手を握った。
「何があったんですの…?」
そう聞いたが、ここまできてジュリアは答えるのを渋った。
「だいじょうぶよ、たいしたことじゃないから……」
しかしロザリンドには、どう見ても異常事態にしか見えなかった。
きっと予想もできないような。
誤魔化すようなその言い方が、やはり、ただ体調を崩したとかではなく、もっと深刻な何かがあったのでは、と思わせた。
「いいから、答えて」
「……でも……」
「わたくし、まだなにも分かっていませんのよ。何があったのか分からないと、ジュリアさんを助けられませんわ」
ジュリアは、「助ける」という言葉に反応したようだったが、それでも答えなかった。
繰り返し諭すうちに、泣きたくなってきた。
こんな弱ったジュリアを見るなんて。
今すぐこの子を抱きしめて大声で泣きたかった。
目の前で傷ついている親友の悲しみを、少しだけでも肩代わりしてあげたい。
でもそれで解決できるとは、ロザリンドは思わなかった。
だから何度も言った。
「話して、大丈夫ですから」
「うぐ…っ」
ジュリアの赤くなった目に、涙が滲んだ。
それは下まつげにたっぷりと溜まり、やがてぽろりとこぼれ落ち、少しだけ線をつくって頬を離れた。
「ジュリアさん、ずっと一人で悩むのは、辛いんですのよ。話せば、きっと楽になりますから」
「うう…うう…っ」


49 名前:カイル×ジュリア:2009/12/13(日) 21:40:43 ID:kh1UIBdU
269 名前:カイル×ジュリア(6/8)[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 00:48:56 ID:X3OoDaLl
それでもジュリアは、ぽろぽろと涙をこぼしながら、首を横に振った。
「どうして…、もう、そんな、一人で苦しむ必要ありませんのよ。お願いですから、わたくしに助けを求めて…」
「ううっ…だ…だって…、だれかにいえるようなことじゃないもん、いったら、き…っ、きらわれるもん…っ」
泣きながらそう言うジュリアの手を、ロザリンドはもう一度、しっかりと握った。
「誰があなたを嫌いになんかなりますか!」
ロザリンドの声は震えていたが、ジュリアをしっかりと見据え、強く言った。
「ジュリアさんは、わたくしがどんなにあなたを好きかご存じないようですから、はっきりと言います。
わたくしは、どんな事があっても、ジュリアさんを嫌いになんてなりません。絶対です。いつだって、何があったって、わたくしは、ジュリアさんが大好きなんです。
ですから…、ですから、ジュリアさんが苦しんでいるのを見るのはとても辛いのよ…。苦しい時は、お願いだから相談して。友達なんだから」
そう言ってロザリンドは、ジュリアを抱き寄せた。
母親が子供にするように、優しくジュリアを包むように抱き締めた。
ロザリンドは、ジュリアよりちょっと背が低い。
それでもジュリアは、ロザリンドにすっかりもたれるようにして、泣いた。
二人の涙に濡れた頬が、触れ合った。


それから、ジュリアは、すべてをロザリンドに打ち明けた。





ロザリンドは、ジュリアをベッドに寝かせ、パンとスープを用意し、食べるように言うと、一階の掃除に取り掛かった。
お湯を抜いただけのお風呂も勝手は分からなかったものの、丁寧に掃除した。
女湯の脱衣所は、念入りに水拭きした。
血の付いたバスタオルも、さすがに直ぐには手を付ける気になれず後回しにしたが、綺麗なタオルにくるんで廃棄した。
ついでに近くに丸まっていたカイルの上着も捨てた。
しかし、カイルがそんなことをしたとは…。
日頃の彼からは想像できなかった。
そして同時にこのことは、ロザリンドが彼に抱いていたささやかな慕情が破れたことも意味していた。
しかし、今はそんなことはよかった。
第一、ジュリアを傷付けた事への怒りの方が、遥かに大きく、激しかった。


270 名前:カイル×ジュリア(7/8)[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 00:50:51 ID:X3OoDaLl
もしこの場に奴がぬけぬけと謝りにでも現れようものなら、5、6発殴り付けた上で塩を撒いて追い払ってやっただろう。
本当なら、彼はジュリアを守ってやらなければいけなかったのに。
彼女の理解者になってあげなければならなかったのに。
彼になら、それが出来たはずだった。
それができる人間だと、自分なりに評価するくらいに、彼はいつも優しくて、何にだって馬鹿みたいに真面目だった。


ロザリンドは、紅茶を淹れて二階へ上がる。
ジュリアはしっかり言う事を聞いたようで、パンとスープは綺麗に片付いていた。
「少しは…、元気になりました?」
「うん…、ありがと」
相変わらずジュリアは見るからに弱っていたが、それでも笑顔を返した。
彼女のいじらしさに、ロザリンドはまた泣きそうになる。
しかし、もう十分泣いた。
泣くのはもういい。
そう思って、これ以上取り乱すことはしなかった。
「痛みは?まだ治まりませんか?」
「うん…、ちょっとだけ。でも、よこになってればへいきよ」
「そう…、それで、一番大切なことですけど…」
この質問は、ジュリアもさすがに重くて、少しうつむいた。
「まだどちらとも言えないと思いますわ。毎月の体調はどうですの?」
「…わからないの。くるときもはっきりしないから。もうずっときてないし…」
スタイル維持のためといって、無茶な生活のし過ぎで体調を保てていないのではないのか。
そうだとすれば呆れる。
しかしそれは、妊娠の可能性について、希望的に見てもいいということだろうか。
恐らく彼女の身体にそんな余裕は無い。
勿論それも推測で、自信を持って言えはしない。
まあ、そのあたりの知識量は二人とも似たり寄ったりだろう。
「はっきりとは言えませんけど、このままならきっと…大丈夫。ジュリアさんがストレスで倒れてしまう方がよっぽど有り得ますわ」
「…ねえ、もし、このまま…」
「?」
ジュリアは何か言おうとしたが、途中で思いとどまった。
「…ううん」
「何ですの?」
「ごめん、なんでもないの」
本当は、もしこのまま何日か何も食べずにいたら、そうして体をもっと弱らせたら、妊娠することは無いんじゃないか、と言おうとした。
でも、それをロザリンドに言うことはできなかった。
ジュリアはちょっとくらい食べないのなんて我慢できると思った。


50 名前:カイル×ジュリア:2009/12/13(日) 21:41:13 ID:kh1UIBdU
271 名前:カイル×ジュリア(8/8)[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 00:53:34 ID:X3OoDaLl
それで妊娠を防げるとするなら十分やれる。
しかし、それをロザリンドに言うことはできなかった。
ロザリンドに嫌われるのが嫌だったからだろうか。
もしかしたら、言ってしまってロザリンドを傷付けることが、ジュリアは、嫌だったのかもしれなかった。
「ごめん、ロザリンド、わたし、いま、ちょっとだけ、いやなこといおうとしたの」
ジュリアは、言わなければ何事も無く済んだものを、わざわざ謝った。
ロザリンドはそれに首を傾げて見せる。
「どんなのかはいえないけど、…いえないけど、いやなこと…」
ロザリンドはにっこりと微笑むと、しょげ返るジュリアの額に手を伸ばし、そのさらさらと美しい髪を指で梳いた。
「わたくしが一番嫌なのは、ジュリアさんが傷つくことですわ」



ロザリンドは、夕飯を一緒に食べようと言ってくれた。
「ご飯はわたくしがこしらえますから、ジュリアさんはお家で待っていてくださいね」
「うん…ありがと」
ジュリアは一旦帰るロザリンドを見送った。
「いいですか?ジュリアさん、困ったことがあったら、すぐに、必ず、わたくしに言ってください。一人で悩んでは絶対にいけませんからね」
「うん。きょうはほんとにロザリンドのおかげでげんきになれたわ。ありがとうね」
「ええ。これからもわたくしは、ジュリアさんの味方ですわよ」
「あら、そういえば、どうしてきょうきてくれたの?」
そうだ。ロザリンドは一体いかにしてジュリアの窮状を知ったというのか。
「ああ、それは、ドロシーさんが教えてくれたんですの」
「ドロシー?」
それでは、さっきの一人目の客は、ドロシーだったという事か。
「お風呂に行ったら開いていなくて、それで真っ直ぐわたくしの所へ来てくださったのね、ジュリアさんは黙ってお休みするような人じゃない、すごく心配だ、って」
ロザリンドは目をつむって思い出すように語った。
「それでわたくしも気になって、ドロシーさんに代わって様子を確かめに来たんです」
そうだったのか。
ドロシーも自分のことをそんなに気にかけていてくれたのか。
胸が詰まって、ジュリアは堪らず下を向いた。
「ですから、わたくしだけでなく、ドロシーさんもジュリアさんの味方、ということですわね」
「うん…」


272 名前:カイル×ジュリア(9/9)[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 00:58:51 ID:X3OoDaLl
「今度は三人で、ご飯食べましょうね」
「うん…」



「それでは、わたくしは戻りますわね」
ジュリアも顔を上げ、ロザリンドを見送る。
「特別美味しいのを作ってきますから、期待しててくださいね」
「うん!ロザリンドのおりょうりだもの、たのしみにしてるわん」
ジュリアは満面の笑みで答えた。




ジュリアに見送られ扉を閉めると、ロザリンドはため息を一つついた。
今回の事には、彼女もひどく精神力を消耗させられた。
ドロシーに知らされた時にはロザリンドも何事かと思ったが、まさかこんなことになっていたとは思わなかった。
それに、まだ問題は解決していない。
まだ彼女は救われてはいないのだ。
これからどうなるか分からない。
でも、彼女のために、自分にできる事があるなら、その全てをやろう。
そう決めた。
ロザリンドは両手を握り締める。
そして、誰もいない通りの真ん中で呟いた。
「神様、ジュリアさんは本当に良い子です。誰にだって優しくて、人に自分の弱いところを絶対に見せません。毎日を幸せに生きられる事を、誰よりも強く望んでいるんです。
でも、わたくしは、あの子がいつも一人でどんなに寂しい気持ちでいるか知っています。そして今、あの子は、だめになってしまいそうなくらい、心細い思いをしているんです。
どうか、どうか神様、あの子を守って下さい。あの子に、誰より大きな幸せをあげて下さい…」






273 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/03/23(月) 01:14:13 ID:X3OoDaLl
終わりです。本当はせっかくだからエロもあったんだけど自重しました。

見直したらケータイ小説みたいな話だ…
前回書いてからなんか可哀相になって助ける感じのものを書きたかったんだけど、いかにもなワードが鼻に付くかも。
それ以前に続きから読み始めて伝わる話になってたかが怪しい…。
もう細かいことは気にせずに>>261を待つんだ!

51 名前:トーイ×アリス:2009/12/13(日) 21:42:09 ID:kh1UIBdU
299 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 11:26:27 ID:HD/voyUO
悪い、いろいろあってこの時間になった
とりあえずトーイ×アリスで投下する

300 名前:トーイ×アリス1[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 11:29:00 ID:HD/voyUO
「なんで君は毎日ここに来るのよ」
アリスは苛立っていた、目の前に立っている青年……牧場主のトーイの行動が理解できないからだ。
「それは……アリスに逢いたいからなんですけれど……」
……真顔でそんなこと言わないでほしいわ、まったく。
ため息を一つついた。
彼の行動がやっぱり理解できないことと、そして一瞬赤面しそうになったのをおさめるためだ。
「そうじゃなくて!いい?私と君は敵対関係にあるのよ?そんな人間が敵の本陣に来たら何かしら裏があると思わない?」
「はぁ……そういうものなんですか。あ、今日採れた鉱石です、どうぞ」
問い詰めようとして鉱石をプレゼントされた、やっぱり理解できない。
……物の価値もよくわかっていないみたいだし、馬鹿なのかもね。
はぁ、とまた一つため息をついた。
なんだかここに来てからため息が増えた気がする。
「理解できないわ、私」
椅子に座りながら呟いた、それは彼にも聞こえていたらしい。
「僕もアリスのことよくわかってませんよ、だから毎日逢いに来るんです。おかしいですか?」
……だから捨てられてる子犬みたいな目で見ないで。
「……いじめたくなるじゃない」
「え?」

301 名前:トーイ×アリス2[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 11:31:23 ID:HD/voyUO
呟きは聞き取れなかったらしい。とそこでちょっとした悪戯アリスは思いついた。
「そんなに私を理解したいのかしら?」
「ええ、まあ……」
トーイはアハハと笑っている。
……これで毎日押しかけられなくなるわね、普通の人間ならまず引くもの。
靴を脱ぎ捨て、トーイの目の前に生足をつきだす。
「跪いて舐めなさい」
ニヤリとアリスは笑みを浮かべ、トーイは逆に凍りついた。
「えっと……本気ですか?」
……ふふっ、引いてる引いてる。
「冗談で言うと思う?」
そう言ってアリスはそっぽを向き目をつぶった、怒ったように見せるためなのだ。
「……どうしても?」
「私を理解したくないのであれば別にいいわ、それで?どうするのかしら?」
そう言い捨てるとトーイは戸惑っているような衣擦れの音を出した。
アリスはそれを部屋から出て行く音だと思っていた、刺激がくるまでは。
「……っ!?」
アリスが目をあけて足元を見ると、トーイが言われた通り跪いて右足を優しく両手でつつみ口づけしていた。
……嘘でしょ!?何でそんなことできるのよっ!
トーイは親指についばむように口づけし、舌を伸ばして優しく舐めている。
「こう……ですか?」
……ああもうお願いだから上目遣いで見ないでよ。

52 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/13(日) 21:43:16 ID:kh1UIBdU
302 名前:トーイ×アリス3[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 11:34:11 ID:HD/voyUO
舐められる度にぞくりと背中に刺激が走る。
「っ……もっとよ、ちゃんと丁寧に舐めなさい」
そう言うとトーイは言われた通りに丁寧に舐めはじめた。
親指をついばみ、しゃぶり、指の股を舌先で刺激する。
……なんなのこの感覚!?
舐められているアリスは戸惑っていた、止めさせることはいつでもできるが甘美な刺激がそれをさせようとしないのだ。
静かな部屋にトーイのちゅぶっ、ちゅるっと指を舐める音が響く。
それが非日常的であることを演出していた。
「っ……ふっ……」
……声が、出ちゃう!?
「アリス?」
トーイが舐めるのを止めアリスの顔を覗きこむ、目があってしまったアリスは顔が赤くなってしまった。
「えっと……大丈夫?」
「……もっと」
アリス自身驚くような小さい声で、咄嗟にねだった。
「え?」
「……続けなさい」
……体が熱いっ……もっと、もっと刺激がほしいっ。
アリスにはこういった刺激への耐性がなかった、今まで仕事一筋であったため恋人なんてものはなかったのだ。当然処女である。
「んっ……はぁっ」
……だめっ、おかしくなりそうっ!
と、そこでトーイはいきなり舐めることを止めた。
「なんっ……で止めるのよぅ」
はぁっはぁっと息を乱しているが刺激に飢えているアリスはそんなことどうでもいいことだった。

303 名前:トーイ×アリス4[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 11:36:34 ID:HD/voyUO
「いや……この格好だとさ、見えちゃうんだけど。その……スカートの中が」
そうトーイに言われて、熱に浮かされていたアリスはハッとした。
……下着をずっと見られてたのっ!?
「……見たの?」
「はい」
……なんでも正直に答えないでよ……
見られていた恥の感情と、禁忌を犯したような甘い感情が体を支配していく。
「それで、ですね……」
すっとトーイが足から脛、膝裏、ふとももへとソフトタッチで撫でていく。
そのトーイの突然の行為にアリスは驚き動けなかった。
……やだ、少し気持ちいい。
「ひぁっ!?」
と、トーイの手がスカートの中に潜り込んだ。アリスは突然の刺激に普段あげないような悲鳴と共に体をびくりと硬直させる。
「どうしてここが濡れてるの?アリス?」
とトーイは耳元で優しく囁いた……


308 名前:トーイ×アリス5[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 23:52:53 ID:HD/voyUO
「や……あっ」
アリスは初めての快感に戸惑っていた。
トーイが下着の上から刺激を与える度に体がびくりと跳ねそうになる。
……なになにっ!?なんなの!?
「結構敏感なんですね?」
トーイはアリスの耳元で囁く。吐息が耳に当たる度に声が漏れそうになっていた。
「……黙りなさ…ぁんっ」
くちゅり……と音がした、トーイの指先が下着の中に入ったのだ。
「っ!?ちょっとどこ触って」
アリスは慌てて離れようとする、しかしその動きはトーイの手によって封じられた。
「アリス、少しうるさいよ?」
とトーイは言うと唇を奪った。
「んむっ!?……ちゅぶるっ……んっ……」
トーイの舌がアリスの口内を蹂躙する。歯茎を舌先でちろちろと刺激し、唇をついばみ、舌を優しく吸った。
……あ、だめ……。
アリスの体から力が抜け、トーイに身を任せる形になる。
やがて長いキスも終わるころには2人の口元はよだれでべたべたになっていた。
「ぷはっ……はぁっ……」
……なんでこんなにキスがうまいのよ……初めてだったのに
アリスの体はもう火がついていた、疼いて仕方ない。だがトーイは
「……さて、そろそろ時間ですね」
と立ち去ろうとしていた。

309 名前:トーイ×アリス6[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 23:54:56 ID:HD/voyUO
なにしろヴァギナに触れていてもキスの最中には刺激されてなかったのだ、おあずけをくらったとも言える。
「それでは、アリス。また明日」
トーイはすでにアリスに背を向けている。
「……待ちなさいよ」
−焦らされたアリスは、彼を呼び止めるしかなかった。
「なんでしょう?」
振り向いて見せる屈託のないトーイの笑顔。
……この男はっ……
アリス自身、この言葉を口にするのは羞恥の極みだ。だが焦らされた体は正直になっている。
「もっと……いえ、私を満足……させなさい」
そうアリスが言うとトーイは
「……依頼にしても頼み方があるんじゃないかな?」
と笑顔で問いかけた。アリスは赤面し小さな声ながらも
「気持ち良く、させて……」
と呟く。
「自分でも気持ち良くなれますよ?あーでも爪が長いと危ないかも……」
……自分でって……どうやるのよ。
そんなことを考えている間に再びトーイはスカートの中に手を入れ、今度は下着を下ろし脱がせる。
「はい、足を開いて……」
なすがままになっているアリスは、足を開いてはっとした。
「待って、誰か来たら見られちゃ」
う、と最後まで言わせずにトーイはキスをした。先ほどと同じように口内を蹂躙し、指先は緩急、強弱をつけながらヴァギナを刺激する。




53 名前:トーイ×アリス:2009/12/13(日) 21:43:41 ID:kh1UIBdU
310 名前:トーイ×アリス7[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 23:56:10 ID:HD/voyUO
「んんっ…はぁっ、んっむ…ぅぅっ!?」
ぴちゃぴちゃと水音が部屋に響く。
「ぷはっ…まっ…やぁぁっ!」
息をしようにも主導権はトーイに握られているため息を整える間もなくアリスは口を塞がれた。
「んっんっ…ちゅぶっんっっ」
アリスは無意識のうちに舌を突き出していた、それを感じたトーイは舌と舌を絡ませたあと、ゆっくりとキスを止める。
だが愛撫は止めていなかった。
「あっああっ…やぁっ」
「……アリス、声大きいと聞かれちゃうよ?」
トーイの言葉にアリスはんっと唇を噛み声を殺す。
「んんっ!んんんっ」
だがそんなアリスを見てトーイは耳元で
「必死で耐えてるアリスも可愛いね」
と囁き、アリスの噛み締めが甘くなった時を見計らってクリトリスを指先で軽くはさみ刺激した。
「んぁっ!あああああっ!」
アリスは一度腰が跳ねた後、ぐったりとした。
……今のは…なに?
「アリス、イッたんだ?」
……イッたってなに?
アリスは質問しようにも息を荒げていて何もできなかった。
「でもさ、まだ指入れてないんだよね」

311 名前:トーイ×アリス8[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 23:57:43 ID:HD/voyUO
どこに、と聞く前に刺激がアリスを貫いた。再び腰が浮く。
くちゅくちゅと音がなる度にアリスに羞恥心が襲ってくる。しかしそれを上回る刺激が体を支配していた。
「やぁぁっ!まだっ!まだびんかっ……敏感なのぉっ」
その様子を見ているトーイはクスクスと笑っている。
「だめぇっ!ぁぁっ…はぁぁっん」
「なにがダメなんです?」
指を抜き差ししつつクリトリスを責める彼の技にすでにアリスは溺れていた。
「おかしいっ…おかっぁっぁっ…おかしくなっちゃぁぁっ!ゆるひっゆるひてぇっ」
「何を許せばいいんですか、おかしくなりたいんでしょう?」
クスクス笑いながらトーイはアリスの顔に近づき…
「もうイきたいんでしょう?目の前でイッて見せてください」
と囁き耳に息を吹きかけた、と同時に指の刺激も激しくする。
「はぁっはぁっゆるひてぇっ……ゆるひてぇぇぇっ!見られてなんてぇぇっ!やぁっ……ぃやあああああ!」
ぴんっと体が反り返り、アリスの意識は刈り取られた。

54 名前:トーイ×アリス:2009/12/13(日) 21:44:07 ID:kh1UIBdU
312 名前:トーイ×アリス9[sage] 投稿日:2009/04/24(金) 23:59:32 ID:HD/voyUO
アリスが意識を取り戻した時には、トーイはもう帰っていた。
……私の体をきれいに整えた上、部屋の換気までしてから帰るなんてね……
そう、彼はアリスとの行為が部下にバレないように部屋を換気して匂いを薄め、乱れた衣服のままのアリスをきれいにしてから帰ったのだ。
……わずかな時間に……やるじゃない、彼も。
ふぅ、と溜め息を一つ、ついてからアリスは手元の置き手紙を見る。そこには
『また明日、来ます』
とだけ書いてあった。

終わり

313 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/04/25(土) 00:04:42 ID:xFury3Ds
えー……中途半端だっ!とか、だからトーイって誰だよっ!とか、文章おかしくね?などの抗議は善処いたします
とりあえずトーイ×アリスはこれで終わりですが……気がむいたら続きを書くかもしれません。
次作は……オーレリアかなぁ?多分きっとおそらく
以上お目汚しスマソ

55 名前:トーイ×オーレリア:2009/12/13(日) 21:44:46 ID:kh1UIBdU
320 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/04/25(土) 22:27:03 ID:xFury3Ds
昨日トーイ×アリスを書いた者です
とりあえずトーイ×オーレリアを書きためた分投下します。

※なお作者の趣味によりジャンル『ほのぼのレイプ』となっております、ご了承ください

321 名前:トーイ×オーレリア1[sage] 投稿日:2009/04/25(土) 22:28:20 ID:xFury3Ds
きっかけは些細な、本当に些細な口喧嘩だった。
それからのことはよく覚えていないが、気がついた時には彼女を……オーレリアを彼女の部屋の壁に後ろから抑えつけていた。
「っの!離せよっ」
当然オーレリアも抵抗する。普段からトレーニングをしているであろう彼女の力は強い。
だが牧場主とは名ばかりの何でも屋、トーイの力はそれを上回っていた。
「……ちょっと黙ってくれませんか?」
「……黙れだって?トーイ、あんた女の部屋でこんなことしてどうなるかわかってんだろうね……」
オーレリアは気丈にも呟いた後に頭突きを狙う、だがトーイはあらかじめ予想していたらしくそれをかわした。
ちっとオーレリアは舌打ちする。
「これだけですか?なら今度はこっちの番ですねっ!」
ぐいっとトーイはオーレリアの両手を片手で抑えつけ、自身をオーレリアに押し付け密着した。
「お、おい?なにするんだ?」
「いえ、黙っていてもらおうかと思いまして……」
「だからなにをっ!……今おまえ何をした?」
トーイはオーレリアのうなじをちろちろと舐めていた、一通り舐めたあとオーレリアの髪の匂いを嗅ぐ。
「何って……舐めただけですよ。それにしても女の人ってどうしてこんなに」

322 名前:トーイ×オーレリア2[sage] 投稿日:2009/04/25(土) 22:29:40 ID:xFury3Ds
トーイはすぅっと深呼吸しすりすりと顔を擦り付けた。
「いい匂いするんでしょうね?」
「私が知るかっ!今日のおまえおかしいぞっ!」
オーレリアは耳まで赤くなっている、普段とは違う彼の息づかいが敏感な耳やうなじを刺激し、体臭を嗅がれている羞恥心が強いからだ。
「女の人の匂いって……襲いたくなるんですよ」
そうトーイは耳元で囁き右手でオーレリアの胸を揉みしだく。
「なっ!ば、どこ触ってっ」
「どこって……オーレリアのおっぱいですが、なにか問題でもありますか?」
トーイは服の上からでは飽きたらず、襟から腕を突っ込み直接触れた。
「なっ!ちょっとぁんっ!」
その突然の刺激にオーレリアは身を固めた。
「なんだ、もう乳首立ってるじゃないですか」
「っるさいうるさいっ!どうっ……したんだ」
……こいつがこんなにも上手だったなんて、思わなかった。
もっともオーレリアは街にいた時の仲間からの話だけで経験はない、だがトーイ
のテクニックは確かであった。
乳首に触れるか触れないかのぎりぎりを擦り、乳輪を愛撫し、焦らしたかと思うと乳首を弾き、摘み、ころがす。
「だかっ……らぁ、やめっ、はぁっ……」
オーレリアは必死に耐える


56 名前:トーイ×オーレリア:2009/12/13(日) 21:45:16 ID:kh1UIBdU
323 名前:トーイ×オーレリア3[sage] 投稿日:2009/04/25(土) 22:31:11 ID:xFury3Ds
だがそんなオーレリアを見てくすりと笑ったトーイは彼女の耳に息を吹きかけ
「可愛いですよ、オーレリア」
と囁いたあと、耳を甘噛みし舌でなぞった。
「ひぃうっ!?」
耳元でいやらしい音をたてられながら乳首を責められているオーレリアは、もはや抵抗できなかった。
「ぁっ、あぁ…はぁ…ぁ」
だがそれでもトーイはぐいぐいと体を押し付けながらオーレリアを責める。
「ぁんっ、トっ、トーイ…ひぁっ、あたっ、んっ、んっ……あたっ……てるっ」
そうオーレリアが喘ぎながらも言うとトーイは
「ほしい?」
と聞いてきた。
オーレリアは顔を真っ赤にしながら
「……嫌だと言ってもするつもりだろ?……2つだけ、お願いがある、聞いてくれないか?」
と呟いた。
「……2つですか?」
少しだけいらっときたトーイはオーレリアの乳首を先ほどよりも強く摘む。
「痛っ……あぁ、2つだ。1つは、その……なんだ、優しくしてほしい。初めてなんだ、あんたとなら……いいと思ってる」
それを聞いたトーイは強く摘んでいた乳首から指を離し、指で転がしはじめる。
「ふぁ…2つめっ、は……膣内に出さないでっ…ほしい。シスターが結婚してないのに妊娠なんてしたらっ……私はこの村にいられなくなる」

324 名前:トーイ×オーレリア4[sage] 投稿日:2009/04/25(土) 22:32:22 ID:xFury3Ds
「……なるほど、その2つですか」
そうトーイが確認するとオーレリアは赤面しながら無言で頷いき
「それさえ守ってくれるなら……あんたの好きにしてくれてもかまわない」
と答えた。
「わかりました……ただし、変な事をしたら乱暴に犯します、いいですね?」
そう答えたトーイは服に突っ込んで愛撫していた手を抜き、拘束を解いた。
オーレリアは抵抗せず、顔を朱に染めたままうつむいている。
「全裸になってください、それとも……」
脱がしましょうか、とトーイが聞く前にオーレリアはばさっと服を脱いでいた。続いて下着も外し、生まれたままの姿になる。
「っっっぅ……それで、次は?」
目が潤みながらもオーレリアはトーイを見つめる。
「あなたからキスをして」
言われたままにオーレリアはキスをする、トーイはオーレリアを抱きしめ唇をついばむ。
「んんっ!?むぁ……じゅるっ…ん…」
はじめこそ眉をしかめて戸惑ったオーレリアだが、あっというまにトーイにとろけさせられた。
「ぷはっ、はぁっはぁっ……」
トーイとオーレリアの口と口に唾液の糸が残り、落ちる。
トーイはくすりと笑ったあと、キスの余韻に真っ赤な顔して浸っているオーレリアを彼女のベッドに押し倒した


57 名前:トーイ×オーレリア:2009/12/13(日) 21:45:44 ID:kh1UIBdU
328 名前:トーイ×オーレリア5[sage] 投稿日:2009/04/26(日) 17:09:25 ID:hdHTOQ12
ベッドに押し倒されたオーレリアはトーイに見られないように顔を反らす。
そこでトーイは首筋に口づけし、吸った。
「んっ!はあぁ……」
オーレリアは思わぬ責めに喘ぐ
「キスマーク……つけておきました」
「っ!……ばか…やろう……」
トーイの言葉にいちいち反応するオーレリア、そしてその反応を楽しむようにトーイは言葉で責めて行く。
「耳まで真っ赤ですよ?」
と囁き耳を噛み、舌を入れる。
「ぁ……やっ」
ぴくっとオーレリアの腰が跳ねる。
その様子を見てトーイは両手で胸を揉みはじめた。乳首はもうぴんと立っている。
それをトーイは弄ぶように指でいじり、摘む。
「ふぁっ…」
乳首に触れられる度にオーレリアは吐息を漏らした。
そんなオーレリアにトーイは欲情し
「んむっ!?」
口づけし、舌を入れ口内を蹂躙する。
水音が部屋に響き、オーレリアはされるがままになりながらも羞恥心に染まる。
「ぢゅるっ…ん…ぁむ…」
オーレリアは舌を出してトーイの行為に答えようとする、それにトーイは答え舌と舌を淫らに絡ませオーレリアの股関に手を伸ばした

329 名前:トーイ×オーレリア6[sage] 投稿日:2009/04/26(日) 17:10:40 ID:hdHTOQ12
「ん!?ふっ…んんんっ」
オーレリアは一瞬抵抗したがトーイが乳首を強く摘むと無抵抗になった。
トーイの指先がオーレリアの陰毛を撫で、さらに奥に指先を進める。
「んんっ…ふぅんっ…」
性器に指が到達した時トーイはくすりと笑いキスをやめた。
「なんだ……もう濡れてるじゃないですか」
「ぷはっ……し、しょうがないじゃないか、あんなことされたら……」
真っ赤になりながら反論するオーレリアに
「襲われて濡れるなんて……淫乱なんですね」
と囁き首筋を噛む。
「痛いっ……そ、そんなことなふぁっ」
オーレリアの言葉は続けられなかった、トーイがオーレリアの性器を愛撫し始めたからだった。
「ああっ、やっ、そんなっぁっ、はげしっぃんっ」
くちゅくちゅとトーイの指先がオーレリアの膣内をかき回す、しかし乱暴に見えて繊細な指使いにオーレリアは否が応でも高ぶっていく。
「あっあっあっ!やっ、だめっ、だめええっっ!」
びくっびくっと痙攣したあと、オーレリアは潮を吹いて達してしまった。
「はっ…はっ…はぁっ」
「あっという間にイっちゃいましたね……でも」
トーイは乳首を噛む
「ひうっ!」
息を整えようとしていたオーレリアはびくりと反応した。

58 名前:トーイ×オーレリア:2009/12/13(日) 21:46:07 ID:kh1UIBdU
330 名前:トーイ×オーレリア7[sage] 投稿日:2009/04/26(日) 17:13:01 ID:hdHTOQ12
「敏感なんですよね?」
歯をたてこりっと甘く噛むと
「はんっ」
と喘ぎオーレリアの手がぎゅっとシーツを掴んだ。
一度イかされた体は軽い痛みですら快感に変換する、だがトーイは焦らすように一度噛んだあとは舌先でちろちろと乳首を責めていた。
「ト、トーイ……その……」
「なんです?」
ニヤニヤ笑みを浮かべながらトーイはオーレリアの顔を覗きこむ。
「……ぅぅぅ、なんでもない」
「そうですか」
とトーイはオーレリアから離れる。オーレリアは帰るのではないかと焦ったが、服を脱ぐだけだった。
そしてその様子を見ていたトーイはくすりと笑い
「帰ると思いました?」
と囁いたあとにオーレリアを立たせ自分はベッドに横になった
「さて……」
ちらりとトーイはオーレリアを見る、オーレリアはトーイのペニスに釘付けになっていた。
「尻をこっちにむけて跨いで、四つん這いになってください」
「え?……あ、あぁ……って四つん這い!?」
オーレリアの手をぐいっと引っ張ると
「きゃっ」
と女らしい悲鳴をあげベッドに倒れこむ。
「ほら、早く」
「で、でもこの格好……見えちゃうだろ?」
「ええ、それにさっきから気にしているアレが目の前にきますね」
と言ってじっとオーレリアを見つめた。

331 名前:トーイ×オーレリア8[sage] 投稿日:2009/04/26(日) 17:14:24 ID:hdHTOQ12
「わ、わかったよ……跨げばいいんだろ跨げば」
オーレリアは言われた通りトーイの顔上に性器を晒し、自分の顔の前にはいきり立ったトーイのモノが堂々と立っている。
街の仲間からそう言った話は聞いていたとはいえ、現物はグロテスクだった。
「そ、それで次はひゃあっ!」
オーレリアがトーイに聞こうとして振り向いた瞬間、快感が身を貫いた。
「なっ何を……」
「何って……舐めただけですよ、オーレリアのアソコを」
「ばっそんなとこ…」
じゅるるっとトーイは吸い上げる。
「ひゃぁぁっ、そ、そんな音たてないでぇっ」
だが言われてもトーイはやめず吸い続け、足ががくがくと震えはじめる。もうだめだとオーレリアが思った瞬間にトーイは吸うのをやめた。
「さ、今度は僕のをしゃぶってください」
「はぁはぁはぁ……ぇ?」
「だから……僕のを舐めたりしゃぶってくださいよ。ただし歯をたてたら……」
スパァンっとオーレリアの尻をひっぱたく
「ふなあっ!?」
こくこくとオーレリアは頷き、戸惑いながらもペニスに口づけした。
「ちゅっ……れろっ」
「そうそう、上手ですよ……」
オーレリアは褒められて気をよくしたのか一生懸命しゃぶりつく。

59 名前:トーイ×オーレリア:2009/12/13(日) 21:46:30 ID:kh1UIBdU
332 名前:トーイ×オーレリア9[sage] 投稿日:2009/04/26(日) 17:16:43 ID:hdHTOQ12
「ちゅぶ、ちゅぶ、ちゅるるっ、ぷはぁ、れろっ」
スパァンと音が響く
「ほら、歯が当たった。あごが疲れたら手でしごいてもいいですよ?」
「んんっ……ちゅぶるるるっ……ぷはぁっ……」
オーレリアは言われた通り手でしごき、舌先で先端を舐めていた。
「れろっれろっ…こ、こうかい?」
「ええ、上手です。そんなオーレリアには礼もしないと」
と言ってトーイは再びオーレリアの性器に口づけし、今度は舌で責める。
「なっ、ふぁぁ!」
びくっとオーレリアの体が跳ね、しごく手を止めた。
再びスパァンとトーイはひっぱたく。
「あんっ!」
「手が止まってますよ」
「わ、わかったよ……」
とオーレリアは再びペニスをくわえ口でしごく、ぷりっとした唇でカリにひっかけ舌は常に亀頭を舐めまわしていた。
トーイは満足そうにしたあと、クリトリスを重点的に責め始める。
「んんっ!ちゅぶっちゅぶんっんっぢゅるるるっ…んっんっ」
オーレリアがイきそうになった時だった。
「イきますよ……吐き出さないで口に溜めてくださいっ」
と言うやいなやトーイは精液をオーレリアの口に叩き出した。
「ん!?んむっ、んんっ…」

333 名前:トーイ×オーレリア10[sage] 投稿日:2009/04/26(日) 17:18:05 ID:hdHTOQ12
オーレリアは苦味に顔をしかめながらも必死に受け止め、耐えていた。
「……ふぅ」
トーイは一息つくと跨がせていたオーレリアを座らせ、自分は立ち上がり見下ろした。
「一度口をあけてください」
そう言われてオーレリアは言われた通り口を開く、中には白濁した精液が溜まっていた。
「じゃあ……飲んでいいですよ、吐くのはだめです」
とトーイはオーレリアの頭を一撫でし、笑った。
オーレリアは頷いたあと、ゆっくりと精液を飲みはじめる。こくり、こくりと飲み、やがてすべて飲み干した。
「……全部、飲んだよ」
そう言ってオーレリアは口をあけ、トーイに見せる。
「お味はどうでした?」
「……ひどい味だった……」
むろんトーイはわかっていてやっていた。そして彼女が精液を飲み干すのを見てまた欲情している。
「お、男って一度出したらしばらく立たないんじゃなかったかい?」
オーレリアはトーイのペニスを見つめながら呟く
「人にもよる見たいですよっ」
とトーイは言ったあとオーレリアの体を押し倒し、股を開かせる。
「やっ、やぁっ…」
と若干抵抗するも足を押さえつけ、クリトリスを指で弾いた、本来なら痛いであろう行為も
「はうっ」
と快感に変わる

60 名前:トーイ×オーレリア:2009/12/13(日) 21:46:53 ID:kh1UIBdU
334 名前:トーイ×オーレリア11[sage] 投稿日:2009/04/26(日) 17:20:00 ID:hdHTOQ12
「ほんとはさっきイきそうだったんでしょう?ほら、ひくひくしてますよ……」
とトーイが耳もとで囁くと
「い、言わないでそんなこと……」
と普段のオーレリアからは考えられないようなしおらしさで顔を背けた。
「……怖い?」
「……怖くないわけないじゃないか」
くすりとトーイは笑い、胸にキスをした。
「一度イってますし、痛むのは少しだと思いますよ?」
「……それは経験からかい?」
オーレリアの一言は余計だった、トーイはむっとしていきなり彼女にペニスを挿入する。それもパンっと音がなるくらい強く、処女膜も軽く貫いて
「ぃっ!あああああっ!」
その一突きでオーレリアはイってしまった。痛みも当然あったが焦らされていたせいで快感が強かったのだ
「ね?言ったでしょ?待ちわびていた男の味はどうですか?」
感触からイったであろうことを感じながらなおも余韻を与えずトーイはオーレリアを責め立てる。
「あ!ああっ!やああっ!はげしっ!だめだっ…ってぇ!」
オーレリアの口からは涎がたれ、膣はきゅうきゅうと締め付けている。乳首は痛そうなくらい立っていた

335 名前:トーイ×オーレリア12[sage] 投稿日:2009/04/26(日) 17:21:09 ID:hdHTOQ12
「あっあっあっあっ!」
オーレリアはシーツをつかみ乱していた、トーイはオーレリアの両肩を掴みさらに激しく責め立てる
「やああっ!そんなっ激しっ!おねっお願いっ!もっとゆっくりぃぃぃ」
オーレリアは髪を振り乱し、息も絶え絶えに懇願する。挿入されてからもう何度もイっていた。
さらにトーイは巧みに腰を動かしオーレリアの弱いところを何度も何度も強く突き上げていた。
「ふあああっ!だめえええっ!」
ぱしゅっとオーレリアが潮を噴いた。
「おもらし、するとか、淫乱、ですねっ」
「やああっ!見ないでえっ!」
いやです、とトーイは呟いて
「そろそろ……イきますよっ!」
「そっ、外にっ」
さすがにそれは守ろうとトーイも考えていた、ラストスパートをかけるとオーレリアは
「だめええええっ!」
と叫び思い切りトーイを締め付けた。
「っくぅっ」
トーイは膣内からペニスを抜いたあと思い切りオーレリアの髪を掴み精液を顔にかける。
「はあっ…ん」
顔射されたオーレリアはびくりと震えたあと顔についた精液を指で拭いとり
「凄い……匂い」
と呟いて力尽きた。


61 名前:トーイ×オーレリア:2009/12/13(日) 21:47:17 ID:kh1UIBdU
336 名前:トーイ×オーレリア13[sage] 投稿日:2009/04/26(日) 17:24:12 ID:hdHTOQ12
風が頬を撫でる、その感触でオーレリアは目を覚ました。
「んっ…」
体を起こすと体は綺麗にされて、服も着せられている。
「あ、起きました?」
窓の方を見るとトーイが窓をあけたまま見つめていた。換気してくれていたらしい。
さっきのことを思い出して彼女は赤面する。
「シーツは勝手にですけど洗濯しておきました」
「あ、ああ……ありがとう。でもなんでいきなりあんなことをしたんだい?」
オーレリアの問いかけにトーイはあははと笑い
「こっちの村に来て女神さまと逢ったんですけど……魔法に失敗したらしくて時折発情するんですよ」
オーレリアは呆れて頭を抑えた
「そんな理由で私は純潔を散らされたってのかい……ちなみに……今までの被害者は?」
そう聞くとトーイは再びあははと笑い
「秘密です、それより……」
すっとトーイはオーレリアの髪を撫で
「今までの被害者って……あとあと必ずまた迫ってくるんです。自分でしても物足りないらしくて……だから今度は牧場にきてください」
と囁いた、オーレリアは髪を撫でられただけでぴくっと反応し赤面する。
「この……女たらし」
「よく言われますよ」
「……でも好きなんだよ、私はあんたのこと」
オーレリアはそう言ってトーイを抱きしめた。
ライバルは多そうだなぁ、なんて思いながら。


終わり

337 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/04/26(日) 17:29:19 ID:hdHTOQ12
以上です
苦情などは前向きに検討して以下略
しかし需要あるんかなシュガー村のネタは……orz

需要があるなら今度はサラとの絡みを書いてみようかと思います。が、いかんせん携帯なので時間かかりますので御容赦ください
きっとまた『ほのぼのレイプ』になると思います

ルンファの時はエロなししか書けなかったんだけどなぁ……


62 名前:トーイ×サラ:2009/12/13(日) 21:47:46 ID:kh1UIBdU
339 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 22:56:13 ID:LbWk9FTO
どうも、『ほのぼのレイプ』が好きな作者です
サラ編ができたので投下します

340 名前:トーイ×サラ1[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 22:58:45 ID:LbWk9FTO
「あんたもだいぶ乗馬がうまくなったね」
愛馬に乗ったサラがトーイに話しかける
「ええ、まぁ……」
トーイも愛馬に乗っていた。
カザンの牧場にトーイ達はいた、馬の調教にきていたのだ。
「どうだ、1つレースをやってみないか?」
とカザンが提案した。そこへ
「どうせだったら何か賭けないかい?」
とサラが提案する。それが少し前の話−

結果から言えばトーイの圧勝であった。
そのトーイの提案でウォールの店で飲み会になった。全額ビリだったカザン持ちである。
「しっかしおまえも村に馴染んだよなぁ」
上機嫌になったカザンがトーイの背中をばしばし叩きながら 酒をあおる。
「おいおいカザン、叩きすぎじゃないか?でもたしかに来たばかりのころと比べるとすっかり村に馴染んだよねぇ」
そう笑いながら静止したのはサラだ。
肝心のトーイはというとただただ笑いながら酒を飲んでいる。
数時間後……カザンとサラは酔いつぶれていた。
「やれやれ、しょうがないね……トーイ君、サラを送って行ってくれないかい?カザンはわしが見ておくから」
「ですが……」
トーイが心配そうにカザンを見る、しかし
「いいからほれ」
とウォールに言われサラに肩を貸して店を出た。

341 名前:トーイ×サラ2[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 22:59:44 ID:LbWk9FTO
ウォールはトーイとサラが湖の方へ歩いて行くのを見届けてから。
「うまくやりなさいよ……」
と呟いた、カザンは何も知らず爆睡していた。

「あー…ありがと、トーイ。もう歩ける」
コクトウ山でサラは気がつきトーイから離れた。
「なぁ、ちょっと休んでいかないか?」
とサラは言って段差に腰掛けた、トーイは
「いいですよ」
と返事をし隣に座る。しばらく沈黙が続いた、先にその沈黙を破ったのはサラだった。
「なぁ、今トーイって好きな娘いたりするのか?」
サラが珍しくしおらしい表情でトーイに聞く、だが彼は
「秘密です」
とだけ答える。
「このやろ〜ほらほら答えろよ〜」
サラはそれが不服だったらしくヘッドバットをかけうりうりと締めつけた。
「ちょっ…サラまだ酔ってます?」
「……酔ってるさ、そりゃもう」
そう言ってさらに密着するサラ
「サラ、胸当たってますって!」
「あんたにだったら当ててもいいさ、どうせ人気もないところなんだしね」
そう言ってさらに押し付ける、トーイはそのサラの胸を揉んだ。
「ひゃっ…こら、誰が揉んでいいって言ったよ」
「……どうして回り道して人気のないところに来たんだと思います?」
「…え?」

63 名前:トーイ×サラ:2009/12/13(日) 21:48:10 ID:kh1UIBdU
342 名前:トーイ×サラ3[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 23:00:23 ID:LbWk9FTO
そう言ってトーイはさらに胸を激しく揉む。
「んっ…」
「サラとこうしたかったからですよ」
「なっ!?きゃっ!」
酔った女性ほど押し倒しやすい、トーイは胸を揉みしだきながらサラを押し倒した。
「ち、ちょっと!トーイ、ほ、本気なのかい?」
「冗談でこんなことすると……思います?」
そう言ってトーイはキスをしようとする、サラは必死に抵抗した。
「や、やめろっ……て」
「いや……ですか?」
そうトーイが聞くとサラは赤くなりながら
「いや、その……嫌ってわけじゃないんだけど……さ」
と呟く、サラはトーイに想いを寄せてはいたのだ。だが
「こ、こんなレイプみたいな……」
とサラが目をそらした瞬間にトーイはサラの両手を地面に押さえつけた。
「きゃんっ…ト、トーイ!こらっ、人の話を聞け!それとも酔ってるのか!?」
「酔ってませんよ……」
「ふむっ!?」
嫌がるサラに無理やりトーイは口づけする、しばらくは嫌がっていたがトーイが舌を入れるとびくりと体が跳ねて力が抜けた。
「ぷはっ…ぅぅ…ばか」
キスし終えるとサラは涙目になっていた。
「ばか…ばかぁっ…初めてだったのにぃ……」
押し倒された格好でサラは泣きはじめた。

343 名前:トーイ×サラ4[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 23:01:18 ID:LbWk9FTO
「初めてだったんですか?」
とトーイは聞く。
「ああそうだよ悪いかっ……ばかぁ」
とサラは言って再び泣き出す。
「いえ、嬉しいなと思いまして……じゃあこれからすることも初めてですよね?」
「これから……すること……」
ぎくっとサラは体を固めた、さらに潤んだ瞳でトーイを見上げる。
「えっと……だね、本当にするのかい?その……ここで」
「もちろん」
う〜…とサラ赤面してうなったあと観念したかのように
「……わかったよ、わかった。逃げないから手を離してくれないか?」
「……わかりました」
トーイは了承して押し倒していた体を起こす。
サラは土埃を手で払い、立ち上がっていたトーイを見上げる。
「……こんなことするような男に見えなかったのになぁ……」
サラが呟くとトーイはくすりと笑う。
「笑ってすまさないでほしいよまったく……まぁいいか、賭けレースで負けたんだしそれに」
トーイのズボンのチャックを開けペニスを取り出す、ペニスはギンギンに立っていた。若干サラは引きながらもペニスに一度優しく口づけし
「あんたのこと……好きだったからね」
と赤面しながら囁いて跪き、舌を伸ばした。


64 名前:トーイ×サラ:2009/12/13(日) 21:48:33 ID:kh1UIBdU
344 名前:トーイ×サラ5[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 23:02:11 ID:LbWk9FTO
「れろっ…れろっ…」
サラの舌が優しくトーイの亀頭を舐め刺激する。あらゆる角度から、何度も舌を這わせていく
「初めてなのに上手なんですね」
ちゅるっと音を立てて舐めたあとサラは
「……こんな女は嫌いかい?」
と聞きながら手袋を外し、素手でしごきはじめた。トーイは首を横に振る
「いえ、何も知らないくらい初めてだといろいろ面倒なので」
と笑う。サラはしごきながら
「あんた……まさか他の女の子にも!?」
と問いただすと
「さて、どうでしょう」
とトーイは腰を突き出し、ペニスをサラの顔にこすりつける。サラは眉をひそめながらもペニスをくわえ、手でしごくのと同じように口でしごきはじめた。
「じゅぽ…じゅるっぢゅるるるっ、んっ」
唾液と我慢汁にまみれたペニスを吸い、何度も何度もしごく。
「ぷはっ……すごい熱い……」
サラ自身興奮しているらしく、しごく手も激しくなる。
「口でするのも初めてですか?」
「初めてだよ、ほら、うちには若い男がいるだろう?片付けなんかすると出てくるのさ、その手の本が」
そう言ってちゅっと軽くペニスに口づけし
「だから知識だけはあるんだよ……」
と微笑んだ。

345 名前:トーイ×サラ6[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 23:02:55 ID:LbWk9FTO
それを聞いたトーイはなるほど、と呟き
「じゃあ……オナニーしながら僕のをしゃぶってください」
とサラに告げた。
「オナ……どうやって」
「サラの頭を掴んで動かしますから、手で自分でするんです、わかるでしょう?」
言われたことを想像したサラは一気に顔が赤くなる、だが反論しようとして自分が襲われていることを思い出した。
「この……変態っ」
赤面しながら下を脱ぐ。そして再びしゃがみこんでトーイのをしゃぶり、手は自分の股間を弄った。
「んっ…ちゅぶっ、ちゅっ…ぶっ、んぁっ…ふぁ…」
はじめこそ拙い動きだったものの、トーイがゆっくりと腰を動かしはじめるとサラはトーイに手をまわし深くくわえようとする。
「んぐっ、んっんっ、んんっ!」
じゅぽじゅぽと音が鳴り、サラの指使いが次第に早くなっていく。
「オナニーしなれてるんですね、サラは」
と呟きサラの頭を掴んだあと強引に腰を降り始める。
「んん!?んっんっんっ……」
サラは苦しそうに呻くがトーイは気にせず腰を振り叩きつける。トーイはわかっていたのだ、叩きつけられるたびにサラの指が激しくなっているのを。
「イくところ……見せてください」
とトーイは言いサラを突き放した。


65 名前:トーイ×サラ:2009/12/13(日) 21:48:56 ID:kh1UIBdU
346 名前:トーイ×サラ7[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 23:03:43 ID:LbWk9FTO
「あっ」
サラが尻餅をつく、だが指は変わらず激しい。
「あっ!やだっ!見られてるのにぃ……」
サラはトーイのペニスを見ながらさらに激しく指を出し入れする。トーイはそれを見て彼女の目の前でしごきはじめた。
「あっあっあっ……あんっ!」
サラの柔らかい頬にペニスをこすりつけ、つつく。
「あっあっ…指…止まらなっ……」
サラがイきそうになった時だった。
「きゃうっ!」
トーイのペニスから精液が吐き出される、それはサラの顔にかかるがトーイはそれに飽きたらずサラの口に突っ込んだ。
「んぐっ!?ふぅぅんんんっ!!」
サラは口に出され、涙目になりながらびくびくと体を痙攣させる。
「……口に出されてイっちゃたんですか?」
じゅぽっとサラの口からペニスを抜くと涎が糸を引いた。
「んくっ…んっ…はあっはあっはあっ……ぅん……」
口に残った精液を飲み込むとサラは顔を赤くして頷いた、精液塗れになっている顔を見てトーイはさらに欲情する。
「服にも……かかってる……どうしよう…」
「……すごくいやらしく見えますよ、サラ」
そうトーイは言ってサラの口元にペニスを持っていく、彼女はそれに答えるようにしゃぶりペニスをきれいにした。

347 名前:トーイ×サラ8[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 23:05:01 ID:LbWk9FTO
「ぅ〜ん…すごい味……」
口をおさえてサラは眉をひそめる。
「らしいですね、さて……」
トーイのモノはまだギンギンになっていた。それを見たサラは目がトロンとし
「私が上じゃあ……ダメかい?」
と聞いた、トーイは少し考えてから頷き地面に横になる。
サラはトーイに跨ってペニスを指で確認したあと、真っ直ぐ腰を落とした。
「いっっ…たぁっっ…」
亀頭が膣内に入ってから、サラは首を横にふる。やはり処女のためつらいらしい。
「きつ…ダメ…痛い…」
だがトーイはそんな痛がるサラに気がつかれないように彼女のももに手を置き、一気に引き寄せると同時に腰を突き上げた。
「っっっっああああ!」
処女膜を強引に突き破られた痛みとオナニーで火がついていた快感がサラを貫いた。
「あっ……ばか……」
サラが慣れるのをトーイは待たずに腰を振ろうとした、だがそれよりも早くサラが腰を振る。
「んっ!ぁっ…どう、だい?ぁんっ!」
乗馬を趣味としているだけあって締まりがよく、また腰の振りも力強い。
「いい、ですね……」
クチュクチュと音が夜の闇に響く。
「あんっ!はぁ…それっ…は、良かったっ……隠れてっ…勉強したっ……かいがあったよ」


66 名前:トーイ×サラ:2009/12/13(日) 21:49:20 ID:kh1UIBdU
348 名前:トーイ×サラ9[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 23:05:53 ID:LbWk9FTO
腰をこすりつけるように動かしながらサラが微笑む、その顔には先ほどの精液が付いていて妖艶に見えた。
「ああっ!膣内でっ大きくっ…なってるっ……」
そう喘ぎながらサラの腰の速度は早くなっていく。普通に考えれば相当痛いはずだがトーイはサラの性癖を見抜いていた。
「はんっ、んっ…ぁあっ、大きいぃっ!」
サラのももを爪を立ててつかみ固定させ射精する
「んあああっ!膣内でっ…出てるぅぅっ!」
ドクンとトーイが出すたびにサラは恍惚の表情を浮かべて体を反らしていた。
「……マゾなんですね、サラ」
ぱんっと太ももを叩くと
「あんっ」
と悲鳴ではない声で帰ってくる。

349 名前:トーイ×サラ10[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 23:07:15 ID:LbWk9FTO
「膣内に出されてイっちゃたんですか?レイプしてきた相手に」
とトーイが言うと
「……ん」
とだけサラは答えた。
「気持ち良かったかい?トーイ…」
サラは赤くなりながら聞く、だがトーイは答えず腰を突き出した。
「ふああっ!」
サラは油断していた。
「じっくりゆっくりも良いんですが」
トーイは何度も腰を突きあげる。
「んあああっ!だめぇっ!またイっちゃぁぁぁっ!」
「激しいのも好きなんですよ」
ぱんっぱんっと音がなるほど強く突き上げ、かと思えばサラの太ももを強く抑えつけ子宮に響くように小刻みに動く。
「あぁんっ!や!やぁっ!いいっ!すごっ!すごいぃぃ!」
何度もサラを絶頂が襲っていた。
「ぁぁぁっ!いいっ!いいよぉっ!」
サラは自分で胸を揉みさらに刺激を得る、その仕草を見たトーイは笑ったあと
「また……膣内に」
「出してえっ!ああっ!お願いっ!」
思い切り最後の一突きを叩き込むと
「あんっ!ああああぁぁっ!」
とサラは叫び、がくりと力が抜けた。

67 名前:トーイ×サラ:2009/12/13(日) 21:49:43 ID:kh1UIBdU
350 名前:トーイ×サラ11[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 23:10:56 ID:LbWk9FTO
「う……ん…」
サラが目を覚ますと、知らない天井だった。
「あれ、ここは……」
布団から出るとサラは裸だった。まわりを見ても見当たらない。
「起きましたか?」
キッチンの方からトーイが出てくる、サラはようやくトーイの家にいるのだと理解した。
「私の服、どこにやったんだい?」
「あれなら干してます」
とトーイは答えマグカップを渡す、ホットミルクだった。
「ちなみに……今何時?」
トーイは時間を確認する
「深夜3時前…ですね」
それを聞いたサラはため息をついた。
「なんて言ってじいちゃんに謝ろう…」
「うちで飲んでたことにすればいいじゃないですか」
「原因はあんただろ、まったく……なんであんなことしたんだよ」
サラが聞くとトーイはあははと笑い
「女神様に呪われてしまって……」
と答えた、話によれば女神様の魔法が失敗して発情するようになったらしい。
「……頭痛いなその話……」
「それは酒の飲みすぎです、それに条件もありますし」
冷たいツッコミを無視してサラはその言葉の続きを待つ。
「女の子と2人きりで密着していること、が条件なんです」
「……はぁ、やっかいな奴だね」
あははと笑うトーイに
「でもそんなとこも好きだよ……夜明けまで……な?」
サラがもじもじとトーイを見つめる、トーイは無言でサラをベッドに押し倒した。

終わり

351 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/04/27(月) 23:14:18 ID:LbWk9FTO
以上です
しかし本当に需要あるんだろうかorz

苦情なども前向きに検討いたします。
次回は未定です、シュガ村のキャラならリクエストに答えられるかもしれません
それでは……


68 名前:トーイ×ディア:2009/12/13(日) 21:50:15 ID:kh1UIBdU
360 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/04/30(木) 14:39:00 ID:YEasRRUS
昨日の夕方のつもりがいろいろ立て込んでいてできませんでした、これからトーイ×ディア投下します
あといつの間に俺の名前『ほのぼのレイプ』になったのw

361 名前:トーイ×ディア1[sage] 投稿日:2009/04/30(木) 14:40:06 ID:YEasRRUS
「……そうかい、変なことに巻き込まれるのもお爺さんそっくりだねえ……」
とマーサは笑いながら遠い目をした。
「ええ……それで」
「わかっていますよ、ただディアさまも初めてだから……」
「はい、優しくするつもりです」
それを聞くとマーサは頷き
「それなら任せられるわね、じゃあジーナと外出するわ。ディアさまをよろしく頼むわね?」
とマーサは軽く頭を下げたあとジーナを呼び、別荘をあとにした。
残されたトーイはにやりと笑みを浮かべて二階への階段を歩き始めた……

362 名前:トーイ×ディア2[sage] 投稿日:2009/04/30(木) 14:41:16 ID:YEasRRUS
扉を開けるとベッドに腰かけていたディアは立ち上がり
「トーイさん……どうしました?」
とたずねる。実は一度トーイは昼間に別荘を訪れていた。
「……トーイさん?」
無言のままのトーイを見てディアは疑問を覚えた。
彼が家に来てくれることは彼女にとって嬉しく感じるものだ、だが今回は様子がおかしいのだ。
思わずあとずさりするとトーイはディアの両手を掴み彼女をベッドに押し倒した。
「トーイさんっ!?いったい何をっ!?」
暴れて抵抗するもトーイの力は強くディアの腕力ではどうにもならなかった。
「ばあやっ!ジーナ!助けっ」
「いいんですか?こんなところを見られても……」
とトーイは耳元で囁くとびくりとディアは硬直する。
「……さっきまでディアは何をしていたのかな?」
と問いかけるとディアは顔を赤くしてうつむいた。
「……気づいて……らしたのですか?」
ディアはきゅっと足を閉じる。
「この部屋……換気してないでしょ?オナニーしたあとは換気しないと匂いでバレますよ」
オナニー、と単語を出した時にディアは真っ赤になった。
「お、お願いします、ジーナには、ジーナには言わないで」
「…なんでもしますか?」
ディアはこくりと頷いた

69 名前:トーイ×ディア:2009/12/13(日) 21:50:36 ID:kh1UIBdU
363 名前:トーイ×ディア3[sage] 投稿日:2009/04/30(木) 14:42:23 ID:YEasRRUS
「全裸になってください」
「……え?」
ディアは考えてもいなかった答えに驚く。
「それとも……脱がされたいですか?」
「い、いえ……その……」
ぷち、ぷち、と彼女の服のボタンを外していく。ディアはその手を払いのけた。
「じ、自分でやりますっ!」
と言って立ち上がり赤面しながら服を脱ぐ。
「……乱暴する方には見えませんでした……」
ぐすっと泣きそうになりながらディアは下着に手をかける。
「本には書いてありませんでしたか?男は狼だって」
トーイはそう問うと
「書いては……ありました、けれどっ」
涙目になったディアをトーイは後ろから抱きしめ耳を噛む、ひっとディアは小さな悲鳴をあげた。
「ま、まさか……」
「そのまさか、ですね」
と囁き首筋に口づけし、思い切り吸う。
「んぁっ!?」
音が鳴るまで吸われた肌は赤くなって痕になる。
「ディアは外出ないから肌が白いですね、キスマークもくっきり見えますよ」
「キ、キスマーク!?そんな、ジーナに見つかったら何て言われるか……んっ!」
「キスマークくらいで慌てないでくださいよ」
トーイは耳元で囁きながら乳首を責める、ディアの体は全体的に色が薄いが今は羞恥の朱に染まっている。

364 名前:トーイ×ディア4[sage] 投稿日:2009/04/30(木) 14:43:17 ID:YEasRRUS
「ぃやっ……ぁっ……」
ディアは責められ抵抗を弱くした。
「オナニーしていたからまだ敏感なんですか?」
びくっとディアは目をつぶる。それを見てトーイはさらに指先で乳首を震わせ責めていく。
「ふぁ……ぁ、ぁっ……」
「誰のことを想ってしてたんですか?」
乳首を責めながら指をディアの口元に持っていく、ディアはその指を口でくわえた。
「はむ…んっ」
ディアの涎まみれになった指を再び彼女の乳首へ持っていき、秘所へと持っていく。
「あっ!?だめっ」
ディアは慌ててそれを防ごうとしたが、乳首を責められ脱力しかけていた彼女に防げるわけもなくトーイの指先は秘所に到達する。
少し動かしただけでくちゅり、と粘り気のある音を出した。
「っっっっっっ!」
羞恥に耐えるようにディアは声を出すまいとする
「オナニーしていただけあって……もうほぐれてますね」
そんなディアをトーイはゆっくり、ねぶるように言葉で責め、耳に息を吹きかける。
「くぅっっ……」
クリトリスに触れそうになるたびに彼女の体は震え、硬直した。
「そういちいち反応されると……いじめたくなるんですよ」
とトーイは囁き耳に舌を入れ、乳首を引っ張り、クリトリスを摘んだ


70 名前:トーイ×ディア:2009/12/13(日) 21:50:58 ID:kh1UIBdU
365 名前:トーイ×ディア5[sage] 投稿日:2009/04/30(木) 14:44:16 ID:YEasRRUS
「ひっっ!はぁぁぁっっっ」
けして大きな声ではなく、それでいて脳髄に甘く響きわたるような喘ぎ声をディアはあげた。
秘所に入れた指はきゅうきゅうと締めつけている。
愛液まみれになった指をディアの顔にこすりつけ、舐めさせ
「ほら、こんなになっていましたよ?」
と聞くとディアは指をしゃぶったままこくりと頷いた。その指をトーイは抜き、自分も舐める
「いやらしい女の子なんですね、ディアは……いつも誰を想ってオナニーしていたんですか」
そう言ってトーイはディアの乳首をぴんと指ではじく。
「んっ…それは……言えません」
ふふっとトーイは微笑み、激しく秘所へ指を抜き差しする。
膣内に入れた指は先を少し曲げ敏感なポイントをつつくようにこすった。
「あっっ!なっ!…いきなっ……りっ!?」
思いもしなかった行動にディアはトーイのなすがままになる。
「っあっ!だめっ!だめだめっ!おねがっ…やぁっっ!」
再び絶頂にのぼりつめるディア、だが彼女はイくことができなかった。
トーイが刺激をぴたりと止めたのだ。
「…え?なん…で…」
「誰を想ってオナニーしていたのか教えてくれないと……このままイかせません」
とトーイは囁いた。

366 名前:トーイ×ディア6[sage] 投稿日:2009/04/30(木) 14:45:34 ID:YEasRRUS
ややディアは迷ったのち、小さな小さな声で降参する。
「ぁなた……です」
「え?」
「だから……トーイさんを想って……していました。あなたが帰ったあとはいつもいつも胸が苦しくなって自分を慰めてましたっ」
とディアは言って顔を赤くしながら黙りこむ、よほど恥ずかしかったらしい。
「じゃあそんな僕にレイプされても良かったんですか?」
と囁くと
「……一つだけ、お願いがあります」
と言ってディアは振り返りトーイを見つめたあと
「キスを……してください」
とねだった。トーイは笑顔で了承しキスをする。トーイが舌を舐めたところでディアは舌をひっこめずに、トーイに納得いくまで舐めさせた。
「はぁっ、はぁっ……トーイさんの唾液……甘いんですね」
ディアの目はとろけていた。そんなディアにトーイは布で目隠しをする。
「なにを……するんですか?」
もはやトーイが自分に何をしようと恐れなくなっていた、むしろ楽しみにしているようにも見える。
ディアにトーイは口づけした。

367 名前:トーイ×ディア7[sage] 投稿日:2009/04/30(木) 14:46:34 ID:YEasRRUS
ディアを目隠しさせたままトーイは移動させ、後ろから胸を揉みつつペニスを押し当てた。
「はうっ!」
入り口にペニスが入っただけでディアは悶える、だがトーイは貫かずに軽くつついて振動をあたえ刺激をあたえた。
「ふぁっ、はっ、はっ、ぁぁっ」
振動させるたびにディアはびくりと体を震わせた。
「そろそろ処女……いただきますよ?」
トーイが耳元で囁くと
「はぃ……」
と頷いた。それを聞いてトーイはぐぐぐっと腰を進めていく。
痛みにディアの体は逃げ腰になるが、トーイは体を固定させ一気に貫いた。
「っっっっ!痛っっっっ!!」
痛みでつらいのかディアは手近なものを握りしめる。
「っっっぁあ!」
そんなディアを見てトーイは奥に当たるように膣内に入れたままぐいぐいと腰を押し付ける。
「トーイっ……さん!まだっ…痛いのっ……っ!」
だがその懇願を無視してトーイはピストン運動を開始する。
「お、お願っ……いっ…ぁっ!ぁっ!ゆっ……くりしてえっ!」
しかし聞き届けるわけもなくトーイの一突き一突きは強くなっていく。
「んあっ!おっ、お願いっ!ですっ!許してっ!許してえっ!」
トーイは後ろから責めながらクリトリスを刺激する


71 名前:トーイ×ディア:2009/12/13(日) 21:51:21 ID:kh1UIBdU
368 名前:トーイ×ディア8[sage] 投稿日:2009/04/30(木) 14:47:46 ID:YEasRRUS
「ひっっっ!」
びくりとディアは体を震わせ、脱力した。
「許してぇ……くださいぃ……」
脱力したディアをトーイは抱きかかえ、目隠しをはずす。
「ふぁ……ぇ?」
ディアの目に入ってきたもの、それは二階の手すりだった。部屋ではないので当然下にも声が響いている。
「え?……やだ……嘘……」
紅潮していたディアの顔が一気に青ざめる。
「トーイさん……もう、もう許してください……」
だがトーイは無情にも
「ダメですよ、まだ僕イってませんから」
と再びディアを後ろから責め始める。
「い、いやっ!いやあぁっ!」
涙を流し懇願するディアにトーイは音が響くように彼女の尻をひっぱたき 、膣内をえぐるように腰を動かす。
「お願いっ…ですからっ……もう、もう許してくださいっ!」
「でも……ディアの締めつけ……すごいですよ?」
膣内をえぐるような突きかたをしたかと思えば、子宮に響くように小刻みに奥を突く。
あまりにも暴力的で、強制的に与えられる快感にディアは溺れかけていた。
「ああっ!いやっ!いやなのにっ!いやなのにぃぃぃぃっ!」
そして最後の強烈な一突きで、ディアの意識は持っていかれた。

369 名前:トーイ×ディア9[sage] 投稿日:2009/04/30(木) 14:49:13 ID:YEasRRUS
「もう知りませんっ!」
ディアはむすっとしてそっぽをむいた。
ディアが目を覚ました時には自分のベッドで横になっており、全裸ではなく服を着ていて体もきれいにされていた。
そこへトーイが部屋に入り、怯えるディアに全てを打ち明けたのだ。
女神さまの失敗魔法のこと、そしてあの時別荘には2人きりであったことを。
彼女は顔を真っ赤にして怒り、今に至る。
「初めてを……あんな風にするなんてっ!女の子にとって初めては特別なんですよ!?」
怒るディアにトーイは苦笑いを浮かべ
「嫌だった?」
と空気を読まずにディアに聞く。
「嫌でした、嫌でしたけれど……だいたい赤ちゃんができたらどうするつもりですか」
う、とトーイは返事に困る。
「その時は……その時かなぁ」
あははと笑うトーイを見てディアは怒る気力もなくなった。
「はぁ……もういいです、好きな相手が初めてだったのは変わらないですし……」
トーイはお詫びにとディアの頭を撫でて抱きしめ、帰ろうとする。それをディアは呼び止め
「……明日は、逢えますか?」
と赤面しながら言うとトーイはディアに優しく口づけし
「また明日」
とだけ答えた。

終わり

370 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/04/30(木) 14:52:04 ID:YEasRRUS
以上です
なおキャラクター違くね?等の苦情は善処してまいります。

次作はトーイ×ライラの予定です、が……ライラの性格をまだ掴みきれておりませんが故、時間がかかる可能性もあります

ジャンル?言うまでもなく……

72 名前:ラグナ×キャンディ:2009/12/13(日) 21:51:57 ID:kh1UIBdU
387 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 00:16:43 ID:LC4bHXtk
ラグナ×キャンディです。


「わかったわ。じゃあお願いしてみるね」
 飴玉のようにキラキラと透き通った瞳の少女は、ニッコリと微笑むと両手を合わせて、いつもの精霊歌を唱えはじめた。
 らん、らん、ららら。
 細い糸のように繊細な歌声が、僕と少女と精霊の世界に響きわたる。
 風なんて吹くはずのない時計台の中にも関わらず、栗色の髪と赤いケープと、白いスカートが――ふわふわと靡いていた。
 その靡くスカートの間からチラチラと控えめに姿を見せる太ももが、なんだか変な雰囲気を醸し出していた。なんなんだろう?
「……」
 ――気がつくと、その不思議な何かは少女からパッと消えていた。歌声も終わって、深い森のような静寂が訪れていた。少女は一息ついて、再び僕に子供らしく微笑んだ。どうやらお願いが終わったらしい。
 僕もいつものお礼でお返しすることにする。
「ありがとう。今日はもう大丈夫だよ」
 それから僕は最後にキャンディ、と名前を付け足した。
「うん、どういたしまして!」
「ところで、何を作ってるんだい?」
 僕は台所の上のボウルを指差した。
 それは何かの生地のようなもので、お願いに訪れた時から、ずっと気になっていたものだった。
「え? ああ、これはまだナイショよ。明日になったら見せてあげるね」
「ああ、そういえば明日だったね」
 僕はキャンディとの約束について思い出した。
 確か休日にボートに乗せてあげる約束をしたんだった。
 ……そもそもの理由は、キャンディがマルコと魚釣り勝負をした時に、見事に惨敗したらしい。
『魚釣りで負けちゃったんじゃ、あたし、お姉ちゃんの妹として顔向けできないよ。お兄ちゃん、お願い……!』
 それで、マルコを見返すべく立派な魚を釣り上げたいというキャンディのお願いを叶えるため、ボートに乗せてあげるという約束をしたのだった。
 正直に言うと、ボートに乗りながら釣る場所を変えたとしても余り意味がないんだけど、それでキャンディが満足できるなら……まあいいか。

388 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 00:18:04 ID:LC4bHXtk
 湖。太陽。小さな雲。青空。
 その中心のボートの中に僕は座っていた。
 湖を覗くと、水が綺麗に透き通っていて、まるでボートが宙に浮かんでいるような錯覚を感じた。
 さっきから目の前に座ったキャンディが真剣な面持ちで湖に向かって釣竿を向けていた……けど、そろそろ疲れたようで、軽い溜め息を付いて僕に向き直った。
「なかなか釣れないなぁ」
「釣ってあげようか?」
「そ、それじゃあ意味がないよ〜」
「ははは、大丈夫。元からそのつもりだから」
 僕の言葉に、キャンディは少しだけ間を置いて、
「……あたしのわがままを聞いてくれて、ありがとう」
 うつむきながら申し訳なさそうに呟いた。
「いやいや、そんなことはないよ」
 むしろ僕としては――わがままを言ってくれるような間柄になれたのが――仲良くなれたみたいで、逆に嬉しかった。
「お、お礼と言っては、ええと、じゅうぶんじゃないかもしれないけど」
 キャンディは鞄の中に手を入れて、小包を取り出すと自身の膝の上に置いた。
 リボンを解いて中身を開いてゆくと、ふわっとバターの甘い香りが広がって、そこに包まれていたのは数枚のクッキーだった。
「きのう、作ってたものよ」
 それから、お兄ちゃんが自分で作ったほうが美味しいかもしれないけどね、とキャンディは苦笑いしながら付け足した。
 僕は返事を返さずに、クッキーを一つ摘んで口に入れる。
 それから、もぐもぐと良く噛んで飲み込んでから、僕は言った。
「おいしいよ」
「……え? あ……」
 さっきまで苦笑いだったキャンディの顔は、徐々に褒められた子供のものに変わっていって、そのまま頬を真っ赤にしながら、うつむいて口ごもってしまった。
 しばらく僕は魚釣りの見学を休憩して、クッキーに舌鼓を打っていた。

73 名前:ラグナ×キャンディ:2009/12/13(日) 21:52:23 ID:kh1UIBdU
389 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 00:19:05 ID:LC4bHXtk
 ほとんど食べ終わってから、やがてキャンディが呟いた。
「うん、そうだったわ。あたし、お兄ちゃんを信じてたもん」
 キャンディは再確認したように、確信に満ちた笑顔でキッパリと言い切った。
 僕の何を信じていたんだろう?
 僕は何とも言えないくすぐったさに胸を襲われて、言葉にすることができなかったので、笑顔だけで気持ちを返した。
「あっ! み、見てみてお兄ちゃん。あそこのルーニー、クリを食べてるよ! もしかしたら実りの木から取ってきたのかも!」
 キャンディは、すぐに恥ずかしいことを言ってしまったと悟ったらしく、慌ててボートから身を乗り出し、彼方を指差した。
 いかにも話題を逸らそうとしているのが丸分かりで、見ていて微笑ましかった。
 ……そんな姿にすっかり気を取られていたから、あんなことになってしまったのだろうか。
 もう一秒だけでも早く、この言葉を言っていれば。
「キャンディ、ちょっと、」
 ボートからそんなに身を乗り出したら駄目だよ、と注意しようとしたその時、
「きゃあっ!」
 案の定、キャンディはバランスを崩してしまった。
 今にも湖に飲み込まれようとする小さな体。
「危ない!」
 僕の体が、彼女を受け止めるべく勝手に前に飛び出していた。頭が真っ白で何も考えられなかった。
 しかし――それが逆に災いし、前のめりになったことでボートの全体の重心まで崩れ、クッキーも、僕達も、丸ごと湖に放り投げられた。
 じゃぼん、と大きな水飛沫を立てて、それから僕の視界は透明な青に包まれた。

390 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 00:20:08 ID:LC4bHXtk
「はあ、はあ、はあ、はあ」
 周囲を見渡す余裕ができたのは、脳に酸素が回ってきてからだった。
 空が曇っていた。
 僕は今、仰向けで倒れている。
 背中に感じるのは、ジャリジャリとした感触。
 ここは――海岸? ……
 そうだ。僕は湖に落ちた後、意識を失ったキャンディを右腕に抱き抱えながら、目の前に見える島を目指し――ひたすら泳いでいた。そして砂浜に辿り着くなり倒れ込んで、こうしてゼエゼエと息をしていたんだ。
 隣に横たえたキャンディに目をやると、まるで起きる気配がなかった。背筋が凍った。
「キャンディ、キャンディ、大丈夫? キャンディ」
 僕は急いで起き上がって、耳元に何度も何度も呼び掛けるが、反応はない。
 ――これは本当にマズいかもしれない……。
 加速してゆく不安の中で、僕はキャンディの胸元に手を当てると、何とか呼吸を確認することができた。
「良かった。びっくりしちゃって気を失ってるだけか……」
 ほっと一息をついて安心したのも束の間、びゅうっと一陣の冷たい秋風が吹く。
「……くしゅっ!」
 キャンディがくしゃみをした。
「へっくしょん!」
 遅れて、僕もくしゃみをした。
 秋の始めとはいえ、この肌寒い中――びちょびちょの格好でこのまま放っておけば間違いなくお互いに風邪をひいてしまうだろう。
 風邪薬ひとつ飲むだけで治ってしまう僕はともかく、キャンディも同様に治るとは限らない。
「……」
 ボートの上で、僕が注意してさえいれば、こんなことにはならなかった。
 これは他の誰でもない、年長である自分の責任であることは明白だった。
「風邪なんかひかせないよ」
 決意が――いつのまにか言葉になっていた。
 僕にとって、何だか不思議な義務があるように感じられた。
 それは決められたことじゃないのに、誰からもそうするように強制されてなんかいないのに、どうして?
 それはきっと、彼女が『お兄ちゃん』って僕を呼んでくれるから……。

74 名前:ラグナ×キャンディ:2009/12/13(日) 21:52:47 ID:kh1UIBdU
391 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 00:21:19 ID:LC4bHXtk
 とはいえ、そう決めたものの、どうすれば向こうに戻れるだろう?
 僕は思考を始めた。
 先に自分が向こうまで泳いで、改めてボートで泳いで此処まで来ようか?
 ……いや、それは無理だろう。ボートで泳いでさえ7〜8分弱なのに、ましてや直に泳いで向かい岸まで辿り着くのは非常に困難だった。
 何か良い手段はないものかと――辺りを適当に見渡しながら、思考を巡らす。
 天を突く螺旋の蔦。
 足元を歩く蟻。
 水に濡れた少女。
 蒼く透き通る湖。
 遥か遠くに見える陸地。
 ――そうだ。
 直に泳ぐことが無理でも、直に帰ることのできる最高の魔法が記憶から浮きあがる。
 どうして忘れていたのだろう。こういう時のリターンの魔法があるじゃないか。
 僕は空高く手を掲げ、魂の休まるべき場所を心の中に思い浮かべた。
「……」
 しかし周りの景色は何も変わらない。
 もう一度だけ思い浮かべた。
「……」
 やはり何も起こらない。
『でも、どういうわけか、時々、使えなくなるんですよ』
 突然、脳裏にミストさんの言葉が浮かんできた。
“どういうわけ?”
 理由は全く分からないけど、どうやら今がその使えない状況であるらしい。
「はあ……」
 結局、ここに誰かが来るのを待つしかないという事実に落胆し、僕は溜め息をついた。

392 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 00:22:19 ID:LC4bHXtk
 ただ、待つ前に最低限やらなければいけないことが残っていた。こんな島に自ら訪れるような人は恐らく僕だけしかいないだろうから、ここに人がいて、しかも帰れなくなっていることを周りに知らせる必要があった。
 自分のバッグの中に使えるものはあるだろうか。僕はゴソゴソと中身を漁りはじめた。
 農業関係、探索関係、戦利品、アクセサリーと数あれど、せいぜい使えそうなものは、釣竿、ファイアロッド、細い棒切れ、上質の毛皮、首かけタオルくらいだろう。
 僕は上質な毛皮のうち、特に大きなものを選んで地面に敷くと、キャンディを抱き抱えて、その上に仰向けに横たえた。
 それから、いくつかの細い棒切れを重ねるようにして隣の少し離れた地面に撒いて、
「魔法なんて、あまり使ったことはないんだけど……」
 不安を漏らしながらも、僕は片手の火杖を棒切れへと向かわせ、徐々に魔力を込めてゆく。
「ファイア!」
 そして僕の掛け声と同時に放たれた火球は――棒切れを巻き込み――やがて見事な焚き火になった。
 空へと昇ってゆく狼煙を見上げながら、僕は安堵した。
 時間はかかるだろうけど、これで村人の誰かが気づいて船を出してくれるだろう。
 チリチリと音を立てて燃える焚き火に両手を近づける。
「うん。これで暖かさも確保できた」
 ……それから一足先に下着だけの姿になった僕は、キャンディの服を脱がすことにしたのだった。
 濡れている服のままでいさせたら、どんどん彼女の体を冷やしてしまって、せっかく焚き火を起こした意味がなくなってしまう。
 まずはケープと上着、それからブーツ、靴下を脱がし、ベルトを外してスカートに手をかけ、丁寧に脱がしてゆく。
 服は濡れているせいか、どれも肌に張り付いていて、脱がすのに一手間かかった。
 脱がした服は、焚き火の隣に釣竿を突き刺しておいて、そこに引っ掛けて乾かすことにする。
「後は下着も脱がして乾かせば完了――だけど、」
 そしたら、彼女は■■■になってしまう……のか。
「あ」
 その時、僕は当たり前のことに今さら気づいた。
 どうして今まで気づかなかったのかが不思議だった。
 ――僕は今、キャンディの――女の子の服を脱がして、ハダカにしようとしているんだ……。


75 名前:ラグナ×キャンディ:2009/12/13(日) 21:53:14 ID:kh1UIBdU
393 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 00:23:43 ID:LC4bHXtk
 自覚は意識を強め、今まで確認しようともしていなかったキャンディの真っ白な下着を突き刺すように見つめる。
 キャミソール。パンツ。
 この心許ない二枚を脱がしてしまえば、この子は裸になってしまうんだ……。
 改めて目の前の光景を見つめ、僕はゴクンと生唾を飲み込んだ。
『わかったわ。じゃあお願いしてみるね』
 大人びた顔で精霊歌を歌っていた。
『ふんふんふふ〜ん、お料理、楽しいな〜』
 楽しそうに料理をしていた。
『わぁ! アップルパイだ! もらっちゃってもいいの? ありがとう、お兄ちゃん! 大好き!』
 おいしそうにアップルパイを頬張っていた。
 そんな少女が下着だけのあられもない姿になって、今、僕の目の前に横たわっている。
 いやらしい。
 ついに意識してしまった。
「……」
 いつのまにか、キャンディの生贄に捧げられたような体を熟視している自分がいた。
 水の滴る栗色の髪。
 余分な脂肪のついていない太股。
 濡れたキャミソール越しに、ゆるやかに山を描き、膨らみはじめた幼乳の輪郭がハッキリと浮かび上がっていた。うっすらと桜色の突起も透けて見える。
 こんなに小さいのに、……どうして。
 僕は心臓の鼓動がドクンドクンと高鳴ってゆくのを感じながら、タオルをキャンディの髪へと、顔へと、腕へと、指先へと、太股へと、ふくらはぎへと、つま先へと回して、ゆっくりと体を拭いていった。
 引き締まった肌を感じようと、全神経を手の平に集中させている自分に、気づかない振りをしながら。

394 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 00:24:36 ID:LC4bHXtk
 結局、あらかた拭き終わるまで僕はモヤモヤを抱えながらも下着まで脱がすことはしなかった。意識してしまった今、脱がしてしまったら、僕は、きっと。
 ……だけど、どうしても最後に拭かなければいけない場所があった。
「お腹は冷やしたらいけないからね」
 そう言いながら僕はキャミソールの下端を片手で摘んで、徐々に持ち上げてゆく。
 視界に入る、可愛らしいおへそ。
「……」
 吸い込まれるように――そのまま中を覗き込むと、申し訳程度の幼い双丘が健気に存在を主張していた。
 しかし先端の突起はキャミソール一枚に邪魔されていて、辛うじて隠れている。
 ――もう少し持ち上げてしまえば……。って、ばかばかばかばか! 僕は何を考えているんだ!!
 僕は慌てて手を離してキャンディから遠ざかると、自分のやるべきことを必死で確認した。
 ――覗いてどうするんだ。そこまで持ち上げようとしてどうするんだ。大事なことはお腹を拭くこと。お腹を拭くこと。お腹を拭くこと。そうしなきゃキャンディが風邪をひいてしまうかもしれないんだから……。
 呪文のように何度も何度もそう頭に叩き込んでから、再びキャミソールの下端を摘んで持ち上げ、首掛けタオルで包んだ右手を中に入れて拭きはじめる。
 二度と悪魔に襲われないように細心の注意を払いながら、お腹の周りを拭いてゆく。
 万全のつもりだった――この時の僕は、ひとつの危険な可能性を頭に入れていなかった。
 それは、
「へっくしょん!」
 さきほどのように、再び自分が予期せぬタイミングでくしゃみをしてしまう可能性。
「……ぁ」
 ぴくん、と陸に上げられた小魚のようにキャンディが体を痙攣させ、喘ぎ声をあげた。
 僕は一瞬何が起こったのかを理解できなくてビクっとしたけど、すぐに自分が何をしてしまったのかを理解した。
 僅かに力みながら拭いている最中の僕のくしゃみ――不随意運動によって、気づかないうちに膠着した右手が、胸の最も敏感な部分を強く刺激してしまったのだろう。
 そうじゃなかったら、こうしてキャンディの胸のほうまで僕の腕で盛り上がっているキャミソールと、右手に感じるぷにっとした弾力性の説明がつかないから……。
 慌てて自分の右手をキャミソールの中から抜くと、おずおずと自分の手の平を見つめる。
 僕は、さわった。
 間接的にさわったとはいえ、僕は、僕は初めて女の子の、胸を……。
「もっと拭いてあげなきゃダメだな」
 この時の僕は体を拭くという建前を強調しつつも、本心そのものは別の目的へと変わりつつあった。
 それでも直に触ろうとしなかったのは、直に触れようとせずにタオル越しに触れていれば『拭いていることになる』から。それが自分に残された最後の理性であるとともに、卑怯な逃げ道だった。

76 名前:ラグナ×キャンディ:2009/12/13(日) 21:53:39 ID:kh1UIBdU
395 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 00:25:26 ID:LC4bHXtk
 僕は今度は、躊躇なくタオルをキャミソールの中の無防備な胸へと伸ばし、揉みしだくように、桜色のそこを擦るように、『拭く』。
「ぁ……やっ」
 可愛らしく震える声は、どんな楽器よりも耳に心地良い。
 発育途中の胸は御世辞にも柔らかいとは言えなかったけど、少女特有のみずみずしい弾力にあふれていた。
 丹念に『拭く』『拭く』『拭く』『拭く』『拭く』『拭く』『拭く』『拭く』『拭く』『拭く』。
「んっ、んっ、くあっ、ぁ、はああ、あっ……」
 キャンディは顔をユデダコのように真っ赤にしながら――弱々しい喘ぎ声のハーモニーを奏でながら――ぴくんぴくん、と何度も痙攣した。うっすらと開かれた小さな口元からは、だらしなく一筋の涎が垂れていた。
 僕の中で、ドス黒い感情が次第に萌芽してゆく。
 ――この島は、僕とキャンディ二人だけの場所。
 焚き火なんか消してしまえば、こんな場所に誰かいるなんて分からない。誰もやって来ない。
 衝動に流されるままに、僕は焚火を蹴り上げて消した。
 例えキャンディが起きて抵抗したとしても、こんな小さい体では僕に叶うわけがないし、助けを求めたとしても、こんな島じゃあ、やはり誰もやって来ない……。
「はあ、はあ」
 僕はキャミソールに忍び込ませた手をせわしなく動かしながら、キャンディを包み込むように覆いかぶさった。
 頭の中が――この小さな体を独り占めしているという恍惚でいっぱいになって――他のものを全て追い出していって――。
 さらに僕は下着を脱ぎ、努張した自分のものを取り出すと、そのままキャンディのおへそに強く当てかって、ゴシゴシと擦って汚しはじめる。気持ちいい。
「はあ、はあ、はあ、キャンディ」
 第二次性徴を見せはじめた――大人に近づきはじめた青い果実は、たまらない魅力に溢れていた。
 さっきのリターンの魔法が不発に終わった理由も、今なら分かった。
 きっと心の奥底で、僕は帰ることを拒んでいたんだ。本当はキャンディを襲いたくて仕方がなかったんだ。
 こんな子と同じ村に住んでいるのに手を出さないなんて、今までの自分は異常だった。

396 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 00:26:40 ID:LC4bHXtk
 ゴシゴシと自分の存在を――遺伝子をキャンディに刻みつづける。
 そのあいだも幼胸を『拭く』ことを止めない。
「ふぁっ、あっ、ぁぁぁぁぁっ」
 荒波のように襲いかかってくる刺激に小さな体が耐えられないのか、キャンディは涙を流しながら、栗髪を右へ左と一心不乱に振り回しながら悶え狂った。
 その淫靡な様子に我慢できずに、僕は残った片方の手でキャンディの頭を鷲掴みにすると、その可憐な唇に舌を強引に捩込ませた。
「んっ、ふぅ……」
 歯を、舌を、口内を、思うがままに蹂躙する。
 あ、僕――こんな子に――こんな凄いキスを無理やりしてるんだ。
 気持ちいい。
「キャンディ、キャン、ディ、はあ、はあ、あ、あ……」
 あらかたの行為に満足し、口元から離れると、つうっと僕とキャンディの間に涎の橋を作られた。
 改めてキャンディの全身を見渡すと、自分のものを擦り付けた後には、うっすらと透明な粘液がこびりついていた。
 これは、自分がキャンディにものを擦り付けたことを表す何よりの証明。この少女が自分の所有物であることを表すマーキング。僕は、それを誇らしげに眺めた。
 眺める中で、お腹へと向けられていた視線が、ゆっくりと下へ下へと落ちてゆく。
 ――上が濡れて透けて見えるんだから、当然、下も……。
 欲望に流されるままに視線は幼い股間へと辿り着いた。
 案の定、本来ならば包み隠されているはずの――キャンディの赤ちゃんを作るための大事な入り口は透けて丸見えで、もはや下着としての役割をほとんど果たしていなかった。
 そこを、直に見たい。
 匂いを嗅ぎたい。
 触りたい。
 指を入れて掻きまぜたい。
 中を舐めまわしたい。
 そして……。
「うああああ、キャンディ、キャンディキャンディキャンディ」
 ついに僕を辛うじて繋ぎ止めていた鎖が、ぷちんと音を立てて千切れた。
 息を切らしているキャンディの胸と股間を、それでも懸命に隠そうとする頼りない下着たちを、手汗まみれの震える両手が鷲掴みにする。
 僕は今から、この子を収穫する。まだ収穫期になっていないのに、収穫する。
 この可愛らしい青い果実を味わっていいのは、僕だけ。
 鷲掴みにした両手は――果実の皮を剥くように――あっさりと、そのまま少女の純潔を剥ぎ取った。

77 名前:ラグナ×キャンディ:2009/12/13(日) 21:54:08 ID:kh1UIBdU
397 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 00:28:08 ID:LC4bHXtk

「ん……」
 しばらくして、飴玉のようにキラキラとしたキャンディの瞳が静かに開く。
「良かった、目が覚めたんだね」
 不思議な何かが消えていた僕は、キャンディに微笑んだ。
 彼女が目覚めたことに心から安堵したと同時に、それ以上の緊張が背筋を走った。
「ぐ、具合はどうだい?」
「……うん、ちょっと頭が熱くてボーッとするけど大丈夫よ。あれ、確かあたし、ボートから落ちちゃって、それで……」
 キャンディはゆっくり起き上がると、辺りを見回した。自らの状況を掴みかねているようだった。
 ――お願いだから気づかないで。
 その小さな太ももと胸と首筋に付けられた薄い歯型に気づかないで。
 まだ咲ききっていない花弁を襲う、鈍い痛みに気づかないで。
 そんな僕の願いを余所に、キャンディは側に立てられた釣竿に掛けられた自身の服を見つけて、
「やぁっ!」
 ようやく自分が下着だけの姿になっていることに気づいて、顔を真っ赤にしながら慌てて上質の皮で小さな体を丸ごと覆い隠した。
 その前に僕のしたことと比べると、あまりにも可愛らしくて空しい行動だった。
「……」
 微妙な間が開いてゆく。
 僕は何て声を掛ければ良いのか迷っていると、
「お兄ちゃんがしたんだよね?」
 キャンディが小動物のようにひょっこりと顔を出してきて、単刀直入に尋ねてきた。
 その顔は――もう綺麗に拭いたはずなのに――白濁した何かで汚れて見えた。
 こちらを見つめてくる透き通った瞳の中に、慌てふためく僕の姿が映る。
「あ、あの、その、」
 目の錯覚のはずなのに、動揺してしまっていた。
 焦らないで「そうだよ」と平然と答えれば良かったのに、さっきまで取り戻せていた冷静さは一瞬で消えてしまっていた。
 ガラスのようになった僕と少女の世界には、もはや嘘は通用しなかった。
 例え嘘を付いたとしても、僕の中身など、すぐに見破られてしまうに違いなかった。
 だから、代わりに沈黙するしか手段が見つからない。
 チリチリと音を立てて、焚き火の音だけが聞こえてくる。
 押しつぶされてしまいそうな苦しい時間が過ぎる中、やがてキャンディの唇が、ゆっくりと開かれた。
「……ありがとう」
 それは、――感謝の言葉?
 しかも、――どうしてそんなふうに笑って言えるんだい?
 僕は頭をハンマーで思いっきり殴られたような気がした。
『うん、そうだったわ。あたし、お兄ちゃんを信じてたもん』
 ボートでのキャンディの言葉が蘇る。
 そうだ。当然のことだった。最初からキャンディの頭の中には――僕がやましいことを考えていた、もしくはしたなんて疑いは入っていなかったんだ。
 例え入っていたとしても、僕なら絶対に変なことしないって、こんな僕のことを信じきっていて。なのに、そんな僕は……。
 心に罪悪感という杭が深く深く、じわりと突き刺さる。
 そこから溢れた透明な何かは、徐々に僕の体をいっぱいにして、昇っていって、瞳から染み出した。
「お兄ちゃん、どうしたの……?」
 心配そうに僕を見つめるキャンディの汚れた顔が、次第にぼやけて見えなくなっていった。

 痺れるように甘く、ほろ苦い、青い果実の味の飴。


<fin>

398 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 00:29:20 ID:LC4bHXtk
キャンディは脳内12歳
暇があったらドロップの話も書きたいな

78 名前:昼下がりの小鳥:2009/12/13(日) 21:54:37 ID:kh1UIBdU
404 名前:昼下がりの小島[sage] 投稿日:2009/05/18(月) 02:32:11 ID:5RdHKzKu
ラグナ×ドロップです。


「んぅっ……あ、あん……」

青々と茂る草むらの中。
あたりに漂う自然の青臭い匂いに混じって甘い蜜が香っている。

「んっ、ん……あぁっ」

風の鳴る合間から聞こえる嬌声はきっと対岸には届きやしまい。
もともとこのあたりに来る人は少ないのだ。
だから僕らはこうして体をあわせていられる。
開放された自然の中でありながら、そこは確かに僕ら二人の空間だった。

「あぁっ!……ひ、ひぁ……ら、ラグナ……んんぅ、も、もう……」
「うん、僕も……イキそうです――」
「……ん、んぁ、はぁ、あっ、い、イっちゃ……!」

次の瞬間、体中に力が入る。
まるで電流のように快楽は頭で白くはじけて、肉棒から彼女の膣内に流れていった。
目の前に組み敷いた彼女も腰を強くそらせた後、糸が切れたように倒れた。
僕もそのとなりに寝転ぶ。
全身を覆う気だるさがとても心地いい。
きっとそれは体を通じて彼女と共有しているからなのだろう。
今も繋いだままの手のひらから上気した体温が伝わってくる。

(いつの間にか日課みたいになっちゃったな……)

青臭い雑草の匂いが鼻をくすぐった。




405 名前:昼下がりの小島[sage] 投稿日:2009/05/18(月) 02:33:10 ID:5RdHKzKu

農作業とモンスターたちの世話も終わった昼下がり。
昼食をとった僕は腹ごなしにルピア湖へと向かっていた。
手には釣竿を携え、時間つぶしの準備も万端だ。
今日も良く晴れている。雲はひとつも見当たらず、途中から雨に降られることもないだろう。
のんびりとした午後を過ごせそうだ。

(……っていうのは何か言い分けみたいだな)

穏やかな日にもかかわらず、僕の胸は高鳴っていた。
腹ごなしも釣竿もただのおまけ、こじつけだ。
僕の本当の目的は……別にあった。

ルピア湖につくと、岸辺に置いてあるボートの元へ行く。
そのボートに一人の少女が腰掛けていた。
二つにくくった長い赤髪と大きめの帽子が特徴の女の子。
眼鏡をかけたその奥の瞳は陽光に輝く湖面をじっと見ていた。

「お待たせ、ドロップさん」
「……ん」

どうやら挨拶の前からこちらに気づいていたようで、顔だけ向けて彼女は微笑んだ後視線を元に戻した。

「何を見てたんですか?」
「ん、魚」
「魚……」

隣に並んで僕も湖面を見下ろした。
確かに小さな魚たちが水中を自由に泳ぎまわっている。いつも釣りで相手をしているような魚ばかりでなくこんな小魚たちも湖を泳いでいたのか。
なんだか新鮮な光景であった。
毎日モンスターの世話や畑の仕事、それに加えてダンジョンの散策などわき目も振らずに走り回っていたものだから、こんな風に立ち止まって小さな自然を見つめることは少なかった。
あらためてとなりの彼女を見てみる。
ドロップさんは毎日こんな景色を見ているのだろうか。釣りをしている彼女の目はどこを見ているか定かではないからもっと色んなものを見ているのだろうな、と少しうらやましくなった。

「何?」
「あ、いや……。ちょっとぼーっとしちゃって」
「そう……。ん、行こう」

ドロップさんはボートの中に座りなおし、目で早く漕げと訴えてきた。
顔が赤くなっているのが見えた。もう彼女は小島に着いた後のことを考えていたようだった。

79 名前:昼下がりの小鳥:2009/12/13(日) 21:55:02 ID:kh1UIBdU
406 名前:昼下がりの小島[sage] 投稿日:2009/05/18(月) 02:34:21 ID:5RdHKzKu

いつからだろうか。
二人でルピア湖に訪れるようになったのは。
ドロップさんの釣りに付き添い、トランルピアの色んなところで釣りをしてきたけど落ち着いたのはこのルピア湖だった。
それは人の少ないトランルピアの中でもことさら静かなここは集中して釣りをするには絶好の場所だった。
……というのは言い訳だろう。
本当の理由は、僕が――。

「ラグナ」
「はいっ!? ど、どうしたんですか」
「糸引いてる。かかった」
「あ、あぁ! そうですね」

ボソッと耳元で囁かれたのに我に返ると、竿は水中に続く糸に引かれしなっていた。
すこしの格闘の後釣り上げるとなかなか立派な魚が針に引っかかっていた。

「ありがとうドロップさん。声かけてくれたおかげでこんな大きな魚が釣れましたよ」
「……そう」

ドロップさんの受け答えは基本的にそっけない。
しかし付き合いが長くなるにつれそっけない中にも微かな表情の変化があることに気づかされた。
今日は会ったときからずっとそわそわしている。いや、今日も、か。

風はなく降り注ぐ陽光は暖かだ。
小島にはもちろん岸辺にも釣り橋にも人の姿はない。
それを確認したあと、僕とドロップさんは唇をそっと重ねた。

「ん、んふっ……」

お互い竿を手放し、抱きしめあう。
普段そっけないドロップさんはしかし、いつもの振る舞いからは想像も出来ないくらい積極的に求めてきた。
僕の唇をついばむようにドロップさんは深くキスを続ける。

「――んぅ!?」

キスはそのままドロップさんにゆだね、僕は手を彼女の胸とお尻に伸ばした。

「んぁっ、あ、あふぁ……」

服の上から胸を触るとその大きさを手のひらに感じる。彼女は着やせする方なのだ。
ゆっくりと軽いタッチから段々と強く熱が入っていく。
胸を揉むたびドロップさんは敏感に反応を示す。背中に回された手が僕の服をぎゅっと握った。


407 名前:昼下がりの小島[sage] 投稿日:2009/05/18(月) 02:35:37 ID:5RdHKzKu

「ん――あ、ラグナぁ……」

今度は小ぶりなお尻を揉みしだく。

「あぁ、んぅっ、はぁ――あん!」

薄手の巻きスカートの中には熱がこもっているのが伝わってくる。
お尻のほうに気を回していると彼女の声が次第に甘くなってきていた。
首筋にかかる息が熱っぽくてその息づかいを聞いていると僕の股間も熱くなってきてしまった。

「あの、ドロップさん……」
「……」

僕が見つめてささやくと、ドロップさんは黙ってうなづき体をずらして顔を沈めていった。
少し手間取ったあとズボンの中から飛び出した一物は外気にさらされ涼気を感じたが、すぐに熱い口内に包まれた。
舌で唾を塗るようになめた後、口全体でペニスをくわえこむ。

「んちゅ、ちゅっ――んんっ」

なれた動作だった。
流れはもうできている。

「ちゅ、んはぁ、ふぅ……くちゅ」
「うぅ、はぁ、ドロップさん……」
「ちゅはっ、んぁ、んちゅっ」

のどまで届いている一物をドロップさんは苦しそうにしながらも健気にしごいていた。
眼鏡が曇っているにもかかわらず一生懸命だった。
そんな姿を見て、僕はもう我慢できず腰を引いた。

「? どうしたの」
「もう、大丈夫なので……ドロップさんが欲しいんです」
「……ん」

体勢を変え、今度は僕がドロップさんの脚の間に入る。
スカートをめくり、その奥の下着をゆっくりと下ろしていく。
そのとき下着と彼女の股の間に細い糸が垂れた。見れば下着の中にあった花弁は湿り気を帯びていて、透明な愛液が少量こぼれていた。

「ドロップさんも準備いいみたいですね」
「……言っちゃ、ダメ……」

ドロップさんは耳まで赤くしていた。
でも僕を拒むことはしない。
むしろ腰を上げて受け入れる用意までしている。
その健気さに僕の一物はさらに固さを増した、様な気がした。
僕は両手でドロップさんのひざを押さえ、M字に開脚させた。恥かしそうにしてたが嫌がることはなかった。
白い脚がまぶしかった。



80 名前:昼下がりの小鳥:2009/12/13(日) 21:55:25 ID:kh1UIBdU
408 名前:昼下がりの小島[sage] 投稿日:2009/05/18(月) 02:36:36 ID:5RdHKzKu

「行きますよ、ドロップさん」
「……」

コクリとうなづいたドロップさんの腰をつかみ、先端を蜜壺に押し込めていく。

「あぁっ、ん、はぁ――」

少しの抵抗を抜けると肉棒は根元まですんなりと沈んでいった。

「んくぁ! ふぁ、あぁ……お、奥まで……」
「届きましたね……。動いて、いいですか?」
「ん――」

ドロップさんはそう答えるとぎゅっと僕を抱きしめた。
何度繰り返そうとこの瞬間は慣れないのだと、彼女は言っていた。
でも僕の方はもう辛抱ができない。
何も考えずただ激しく抱きたい。彼女を壊してしまうんじゃないかというほど、その肢体を貪りたい。

息が荒くなる。結局は欲望に動かされて僕は腰を引いたあと、打ち付けるように彼女の膣内に押し入っていった。

「あぁ! ひぁっ、あ、あぅ! ひっ、んん、んぁ!」

突くたびにドロップさんの喘ぎ声が響く。頭の中でエコーがかかっているようだ。
熱くたぎった肉棒はそれ以上の熱を持った蜜の中で暴れまわる。
あまりに激しく腰と腰がぶつかるために、小気味いい音と共に彼女の膣から愛液が次々と迸る。

「いぁっ、あぁ、ああぁっ! んく、ぅんっ、ひぁあ、んん!」

何も考えられず頭は真っ白だった。いや、大量の欲が流れ込んできて真っ黒だったかもしれない。
僕はただひたすらに腰を前後に動かすことしかできなかった。

「あぁんっ、あん! や、やぁ……あぁ!」

目の前には赤い髪の少女が乱れた姿を僕にさらしている。
外なのに立ち込める匂いは甘く蠱惑的で興奮させられる。

「ふぁっ、やぁ、あぁんっ! は、あぁ、ひゃぁ、んんっ……はぁっ、あ、あ、あぁ、やぁんっ」

どろどろの蜜壺に包まれた肉棒を中の液体をかき出すように激しくぶつけ、引いていく。
何往復もしてるともう抱き合う二人の境界線はあやふやになっていた。
腰から共に溶け合ってしまうような、そんな気がした。

「あ、だめっ……や、あぁ! ひぁ、あぁ、はぁんっ、ひ、ひぅ、ひゃっ」

僕は上下する腰に合わせて弾む胸を掴んだ。
もう優しさなど微塵もない。
豊かに張った胸をもみしだき、乱暴にわしづかみにする。
布の上からでもわかる、先端の乳首はたっていた。

「そ、それっ、だ、だめぇ……やぁぁ! んぅっ、んぁ! だめっ、あ、あっ」



409 名前:昼下がりの小島[sage] 投稿日:2009/05/18(月) 02:38:20 ID:5RdHKzKu


上着を脱がすのはもどかしく、僕は服の上から彼女の胸に吸い付いた。
僕の舌先で感じるのは小さな突起と布の感触くらいだったが、ドロップさんにはそれ以上の快感が感じられたようだった。

「や、や……うぁ、あんっ、は、あぁ、んぁっ、あぁっ――」

膣内がぎゅっぎゅと僕の一物をしめはじめる。
胸への愛撫が相当感じられたのか、彼女の体は絶頂に向かっていた。

「あ、あぁ、んぁぁっ! ラ、ラグッ、ラグナッ! んぁ! ラグナぁ……!」

彼女の射精を促がす腰の動きに僕の方も限界を感じていた。

「ドロップさんっ、ドロップさん!」
「ラグナっ……ラ、ラグナぁっ!」

全身に力が入る。腰を掴む手にも汗がにじみ、ドロップさんの白いお尻を強く掴む。

その時、なすがままだったドロップさんの脚が僕の腰を挟んだ。
驚いて彼女の顔を見ても、必死に何かに耐えるかのように歯を食い縛っているばかりであった。
無意識だろうか。とにかくもう逃げられない。

「は、はぁ、はぁ!」
「あぁん! あぁ、やぁあ! あ、あ、んくぁ! も、もう……だめぇっ――」
「い、イきますよっ、ドロップさん」
「き、きてっ、ラグナっ、ラグナぁっ、あぁぁ! い、イっちゃ、イっちゃう……!」
「出るっ、あ、あぁ――」

最後の一突き、とより強く深く奥へ押し入った肉棒は膣内の壁にぶつかり、その衝撃で爆ぜた。
全身から抜けていくかのように白い欲望は、それはもう大量に何度も何度も彼女の中へ飛び出していった。

「あぁ、あつっ……あつい――! はぁっ、んぅ、ま、まだ……」

ドロップさんも同時に果てたのか、けだるい顔をしながら射精を受け止めていた。
僕の一物を飲み込んだ花弁の隙間からは白濁液が零れ落ちてきている。
二人の体液が混じりあったその愛液はドロップさんの白い太ももを流れていった。


81 名前:昼下がりの小鳥:2009/12/13(日) 21:55:50 ID:kh1UIBdU
410 名前:昼下がりの小島[sage] 投稿日:2009/05/18(月) 02:38:52 ID:5RdHKzKu


事がすみ、乱れを直したところで二人揃って地面に寝転んだ。
風はないが火照った体には湖面近くの涼しさは格別だった。
ドロップさんも胸で息をしながらじっと空を見つめている。
なにを考えているのだろうか。横顔だけでは判断できない。
ただ、繋いだ手から伝わってくる体温には好意が込められているような、そんな気がした。

「……ラグナ」
「ん、どうしたんですか?」

僕も彼女にならい空を見上げる。クジラ島が遠くに見えた。

「また……ここに来て。私も……来る」
「――はい」
「……ん」

ぎゅっと手に力が込められた。
もう離さないって言われているようで、うれしさが胸にこみ上げてきた。
また、ここに来て、また、抱き合うのだ。
この先何度だって、二人で一つになれるのなら喜んで足を運ぼう。

「ね」
「はい?」
「私は……釣りが得意」
「え――」
「捕まえてるから」

それはもう僕の意思ではなく、彼女の虜になった男が一人引き寄せられていたということ。
彼女は釣りが得意で、つまるところ。
僕は彼女に見事なまでに捕まえられていたのだ。





ちょっとドロップの性格が違うような?
あまり気にしないでもらえると助かります。



82 名前:二人で店番:2009/12/13(日) 21:56:59 ID:kh1UIBdU
416 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:25:59 ID:PsD2U2vH

綺麗に片付けられた店内だ。カウンターの中からあらためて見渡すとそんな当たり前すぎる印象を持った。
となりで営業していた店がひどすぎたからか、花の香りまでただようこの店は急造したものとは思えないほど清潔な雰囲気に包まれていた。
営業する人物が女性というだけでこうまで違うものか。いや、彼女は元々商才のある人であったから優劣ははじめから歴然としていたのだ。
しかしとなりで閉店した雑貨屋の店主にもそれなりの知識と経験は身についていたようで、店員となった以降の彼は良く働き、現店主の彼女からの評価もずいぶんと向上したようだった。

そんな彼は今ここにはいない。普段の働き振りから休暇の申し入れを受け入れたために、彼は今実家へと帰省している。
田舎からひとり立ちしてきた彼の家族を思う気持ちは、雇い主側の彼女も深く共感していたようで、前々から予定が立っていたということだった。
そこで自分がここにいる理由の一端につながってくるのだが。つまり店番として雇われたことに対する不満は消えず残っているのだ。
確かに買い物客が多く来店する夕方の時間に店主が店を留守にするのは良くはない。出荷したものを回収してもらわなくては困るのは自分のほうなのだ。
しかし店員が一人増えるまではそういう状態が続いていたのだから留守にしようが構わないだろう。
そう反論したが、返す言葉でやれヴィヴィアージュ家のお嬢様が定住することになって客が増えただの、やれ宿に泊まる人が増えてユーニさんが大量に食材を買いに来るだのと言う。
常連客を待たせるわけにはいかないという店側の事情をクドクドといい聞かされた僕は、うやむやのうちに期間限定の店員として雇われることになってしまったのだ。

こうして僕は雑貨屋マテリアルのカウンターにたち、慣れないお客さんの応対を任されているのだった。
僕のとなりではさわやかな営業スマイルのロゼッタさんがそろばん片手に売り上げの計算をしたり書類を書いたりしている。時々僕に品出しや棚の整理を指示しては、また机に向かっている。
普段はこの役はダニーさんが担っているのか。なんとなく彼が不満を口にしつつもテキパキと働く姿を想像して、頬が緩んだ。

「ラグナ、ほらお客さんよ」
「あ、はいはい」
「はいは一回!」
「は、はい!」

店の主は僕の方をキッとにらむとすぐに笑顔に戻って接客に戻る。
地よりも少し高めの声ときびきびとした動きで彼女はお客さんをもてなす。
商売人は皆そうなのだろうか、お金を受け取る動きもそつのない流れるような応対だ。
僕は用意された袋に商品を詰めて精一杯の笑顔で手渡す、ここまでが限界だった。僕が普段相手にしているのは土やモンスターなのだから仕方ないだろう。

「ありがとうございましたー」
「あ、ありがとうございましたっ」

お客さんが店を出て行くと、ようやく肩から力が抜けた。
たいした仕事はしていないのに肩が凝っていた。

「ちょっと、そんな油断した顔しないでよ。いつまたお客さんが来るかわからないんだから」
「そうは言いますけど、慣れないことなんでもう疲れてきちゃいましたよ」
「まったく、このぐらいで情けない声出さないでよもう……」

ロゼッタさんは椅子に座りなおして書類と向かい合っていた。商業組合なるものを組織した彼女のことだから一店主としての仕事以上に働いているのだろう。
僕も農業に遺跡探査にずいぶんと働いていると自負してはいたけどこうも目の前で忙しくしている姿を見せられると、働き者だなぁと感心してしまう。

83 名前:二人で店番:2009/12/13(日) 21:57:25 ID:kh1UIBdU
417 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:27:03 ID:PsD2U2vH

一応僕らは恋人同士であった。
だから実を言えばこの仕事の依頼は願ったり叶ったりだった。
二人っきりで店の中で働く。なんとも喜ばしい状況ではないか。
でも実際は手足のようにこき使われているのだから、プラスとマイナスでイーブンかも。
そのちょっとした期待が肩透かしにあったのも疲労の原因であることは間違いなかった。

「期待持ちすぎたかなぁ……」
「何? なんか言った?」
「な、なんでもないですよ。ははは……」
「なによ、変なラグナ……あ」

ロゼッタさんがちらりとこちらをにらんだとき、机の端っこにあった消しゴムがコロッと下に落ちた。
ロゼッタさんはそれを拾おうと首を曲げて下を見渡すが、見つからないだろう。消しゴムはちょうど彼女の座る丸椅子の真下におちていたのだ。

「あぁ、僕が拾いますよ」
「ありがと、悪いわね」

姿勢をもどしてカウンターに戻るロゼッタさん。僕はしゃがんで椅子の下に手を伸ばした。
その時。

「こんにちはー」
「あらミスト。いらっしゃい珍しいわね」

店のドアが開いた音が聞こえたかと思うと、頭の上からそんな話が聞こえた。

まずい。

あせった僕はとっさにカウンターの下に身をもぐりこみ、ひざを抱えて隠れた。
気づかれては、ならない。
カウンターの下から出ないままでいると、ロゼッタさんが眉をひそめて下を覗き込んできた。

「ちょっとなにして……」
(しーっ、しーっ)

口元に人差し指をあて、僕の存在をごまかすように要請する。
ますます怪訝な顔をするロゼッタさんは一応は願いを聞き届けてくれたようで、その後は何も言わず姿勢を戻した。

「? どうかしましたかロゼッタさん」
「さぁね。私にもよくわからないわ」

やれやれ、といった口調でロゼッタさんはそういった。ミストさんもそれ以上は何も追及してこないようだしひとまず安心した。
なぜ僕がミストさんから隠れなければいけないのか。それは至極単純な話で。育てたカブを送る約束を忘れ季節が過ぎ、全て枯れてしまったことが原因だ。
収穫はモンスター任せだったから蓄えもなく、うちに今カブは一欠けらもないのだ。
しかもなんとなくことの次第を言いあぐねているうちに時間はすぎていってしまった。
それも気まずさに一役買っていて、この前遠くから見たときはいつもの笑顔の中に何かを含めているかのような恐ろしげな雰囲気をかもし出していた。
とにかくこちらの覚悟が決まらないうちは顔を合わせたくないのが本音だった。
こんなに思い悩んでいる机の下の僕とは反対に机の上の彼女らはのんきな世間話を続けていた。

「最近暑いですねぇ。池のアヒルさんたちもばててしまってますよ」
「うちは毎日西日がきつくて困っているわ」

そんな話を聞いてると、目の前でもぞもぞと何かが動いた。
気になり、目を凝らしてみるとそこには白い布があった。そこから二本の太い大根が生えていて――て。

(!?)


84 名前:二人で店番:2009/12/13(日) 21:57:51 ID:kh1UIBdU
418 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:28:50 ID:PsD2U2vH

そこまでまじまじと見てようやく気づいた。僕の目の前にはロゼッタさんの脚と股が見えていて、彼女の下着が丸見えだったのだ。
気温の話になって無意識に開いたのだろうか、とにかく僕の視線は釘付けになってしまった。

「今度は花を育てるの? あんたの好きな金剛花は結構難しいわよ」
「いえー、もらえるものは自分では育てませんよ」
「あ、そ……」

相変わらず頭の上で世間話は続いている。もう会話はまったく耳に入ってこなかった。
ミニスカートの奥の白い下着から目が離せなかった。見てはいけないというのは頭でわかっていても体は動かない。
胸は高鳴り、息が荒くなり、どんどん顔が前に進んでしまう。ロゼッタさんの足はちょうど僕の頭が挟まるくらいに開かれていた。

「んっ?」
「何ですか、ロゼッタさん」
「んーん、何でも……」

頭がひざの間を過ぎた。もう下着は文字通り目と鼻の先にあった。
この、普段から隠れているものがさらに見えることのない状況であったはずなのに今目の前で主張しているシチュエーション。
興奮しないはずがない。
進んでいくとスカートの布が顔にかかった。

「なっ、ちょ、ちょっと……」
「どうしました?」
「え? あ、い、いや何でもないんだけど……その」

さすがにロゼッタさんも気づいたか。慌てて足を閉じようとしているけれどもう遅かった。
僕の顔がスカートの中に突っ込んでいるのは変わることなく、むしろ太ももの柔らかい感触が頬を挟んできてますます心地よく、気が昂ぶってきた。

「いやっ、やめ――」

今度は手で僕の頭を押し戻す作戦に出たロゼッタさん。しかし僕の方も気づかれたのならば、と大胆に手で彼女のひざをがっしりと掴んだ。
ほぼ全身の力を持ってスカートの奥へと押し進む僕と、ミストさんの手前軽く押し戻すことぐらいしか出来ないロゼッタさんでは勝敗は目に見えていた。白い下着と共に。

「ひゃっ……い、息かけちゃ……ゃんっ」
「?? ロゼッタさん?」
「はっ、な、何でもないのよミスト! ホントに、ひぅっ、な、何でも……」

とうとう下着に息がかかるところまで到着したらしい。進めば進むほど視界は白い布で覆われるから位置関係がわかりづらかった。
両手で掴んだロゼッタさんのひざが震え始めていた。どうにか体裁を保とうと必死なようだった。

「だ、だめぇ……んっ、あ、ミ、ミスト?」
「はい? 何ですかロゼッタさん」
「う、うんっ、その、買い物は……まだ?」
「あぁ、ごめんなさい。お話に夢中になっちゃってまだ選んでませんでした」
「そ、そう……んんっ、あっ、な、なるべくちゃちゃっと選んじゃって」
「そうですね〜。そろそろお夕飯の時間ですしね」


85 名前:二人で店番:2009/12/13(日) 21:58:20 ID:kh1UIBdU
419 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:30:11 ID:PsD2U2vH

声の震えるロゼッタさんに対してのんびりとした返事をするミストさん。ここからではわからないけど、おそらくちゃちゃっととは選んでいないだろう。
ミストさんはいつだって自分のペースを崩さないのだ。
そんな状況に僕の中の悪戯心はむくむくとふくれあがってきた。ロゼッタさんが恥かしさに顔を赤くしているところを見えないのは少し残念だけど、そこは声を聞いて楽しむとしよう。
ロゼッタさんの抵抗を力で破り、とうとう鼻先が柔らかな布にふよんと届いた。

「ひっ――」
「今日はペペロンチーノにするんですよ。アネットさんがお好きだというので……あ、ロゼッタさんも来ますか? ご馳走しますよ」
「んぅっ、ふ、ふぇ、え、えぇいいわね。お店終わったらお邪魔しようかしら――ひぁ」
「あぁ、でもそうなるとロゼッタさんの好きなものも作った方がいいですよね。なにがいいですか?」
「い、いや、あの……んくっ、わ、私のことはいいから。んぁ、き、気にしないで……」
「そうですか? でも一品だけではさびしいですよねー……何かデザートでも作りましょうか?」

ロゼッタさんが今どういう目にあっているのか、知って知らずかミストさんは長々と話を続けている。
彼女に見つからないように隠れていたのだが、今はミストさんに感謝しなくてはいけない。なんていったって今の行為は第三者がいてこそ盛り上がるのだから。
鼻から思いっきり息を吸うとロゼッタさんの匂いが鼻腔から突き抜けて、頭の奥まで満たされていく。
汗のような匂いとほのかに甘い匂いが交じり合って、なんとも言いがたい不思議な匂いが充満していた。
僕はその匂いにつられ、鼻を押し当ててただひたすらに嗅ぎまわす。なんだか犬になったような気分だった。

「やぁ……あ、ひぃっ、お、おねが……やめ……」
「あら? にんにくはどこですか? ありませんねぇ」
「んーっ、ん、くぅ、はぁ、ひゃぁ、あ、あぁ……」
「ん〜どこでしょう? にんにくがないと作れないのですけど」
「あぅ……はぅ、ん……ひ、や、やぁ……」

吸っても吸っても匂いは尽きることない。スカートと太ももに包まれたそこは空気がこもっていて、息をするたび熱が上がっていくようだ。
僕の方も熱が上がっていく。頭にどんどんとたまっていくロゼッタさんの匂いにくらくらと酔い始めていた。

「……さん? ……ッタさん」
「ぅんっ、ん、ふぁ、いぁ……」
「ローゼッタさーん」
「ひゃ! な、なに? どうしたの?」
「もう、さっきから聞いているのにお返事してくれないんですから。にんにくはどこですかって」
「へ? あ、あぁにんにくね……にんにく……んくっ、そ、それならあそこの棚にあるっ、うぅ、わよ」
「あら、ありましたね。ありがとうございます」

酔っているのは僕だけでなく、ロゼッタさんも意識が散っていたようだ。いや、ただ単に股間の方に気が回っていただけだと思うが。
しかし熱がこもり、充満していく空間の中で呆けた頭ではまともな判断は出来ないようで、僕はちろっと出した舌を白い布に押し当てた。
その瞬間、ロゼッタさんの足がぴくんっと反応した。

86 名前:二人で店番:2009/12/13(日) 21:58:48 ID:kh1UIBdU
420 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:31:38 ID:PsD2U2vH

「あぁんっ!」
「どうしたんですか? 急に変な声あげて」
「なっ、な、なんでもないってば……!」

必死に取り繕うロゼッタさんの声を聞きつつ、僕は舌を少しずつ動かし彼女の秘められた部位を布越しになめた。
布一枚を挟んでいるとはいえ、そこはふにふにと柔らかくて熱くって甘いようなしょっぱいような味が舌先を刺激した。
もう鼻から吸うだけでは酸素が足りない。
顔を上げて息継ぎしたいところだが、今の体勢では出来るわけがないしここから顔を離すなんてもったいないことは出来なかった。
だから僕はますます息を荒くして舌先の柔らかい感触に没頭した。
口からも鼻からもロゼッタさんの股間にこもった空気が流れてくる。

「も、もぅ……おねがっ、やめ、てぇ……はぁ、あぁ、やめっ……」
「にんにく、小麦粉、あと油は家にありましたしこれで全部ですね。それじゃあこれだけ下さいな」
「んぅ……も、もぉ、うぅっ……あっ! こ、これで全部ね? もう他には、な、ない?」
「はい、大丈夫ですよ。……それよりロゼッタさん顔が赤いですよ、どこか悪いんですか?」

さすがに気づいたのだろうか、それともわざとか。ミストさんのペースは誰にもつかめないから、判断に困る。
僕自身はどうにでもなれとロゼッタさんの秘所を一心不乱に弄りつづけた。例え見られても止まることはない。むしろこの場でロゼッタさんを押し倒して見せようじゃないか、と半ばやけくそだった。
なめていた下着の部分は段々と湿り気を帯びてきた。それが僕の舌だけのせいではないとわかっていた。

「だ、だいじょうぶ……よ。んぁ、はぁ、え、えっと二つ合わせて、520……ひゃんっ、520ね――」
「はい……。本当にだいじょうぶですか? ラピスさんをお呼びしましょうか?」
「だ、だめっ! あぅっ、ん、あ、ちょ、ちょっと疲れてるだけだし、その、は、早めに休むから」

取り繕うロゼッタさんは声を出すたび太ももをもじもじと動かして僕の愛撫とミストさんとの会話に耐えている。顔の両端が挟まれているだけでなく、すべすべな肌とすりあわされて気持ちよかった。
僕がなめまわしている下着は外側と内側から濡れてきていて、純白の布に染みを作っていた。
舌で上下を何往復もしているとロゼッタさんの匂いも味も濃さを増していく。丹念になめていると、上の方で微妙な突起に触れた。
女の子の花弁の中にあるに肉芽があった。

「ひぅぅっ、そ、そこはっ、はぁ、あぁ……や、やめ、ふぁ……」
「ロゼッタさん、そんなに苦しいならもう休んだ方がいいですよ? 熱もあるみたいですし」
「そ、そう、ね。んくっ、あ、ありがと心配してくれて……やぁ、んぁ……きょ、今日は店閉めることにするわ」
「はい、お大事にしてくださいね。お夕飯ならまたいつでも呼びますから。あ、そうだおかゆ作ってきましょうか?」
「い、いい、いい! そこまでしなくていいから、んっ、ほ、ホントにね」
「そうですか? それじゃあまた来ますね。ゆっくり休んでください」
「うん、ぅくっ、くぁ、ま、またね……ミ、ミスト」

探り当てた肉芽に標的にして舌をはいずらせる。濡れた布に浮かび上がるそれはどこよりも甘いような味がした。
舌先だけでは物足りない感触。ついに僕は顔を下着にうずめ、唇でロゼッタさんのクリトリスをついばむようにして食んだ。


87 名前:二人で店番:2009/12/13(日) 21:59:08 ID:kh1UIBdU
421 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:32:31 ID:PsD2U2vH

「やぁぁっ!」

一際高い嬌声をあげてロゼッタさんは背筋をピンッと張った。どうやら軽くイってしまったようだ。

「どうしたんですか? そんな大きい声上げて」
「な、なんでもないからっ……ホントに……も、もぉ……み、店閉めるわね」
「あ、はい。ロゼッタさんお大事にしてくださいね」
「え、えぇ。そうさせてもらうわ」

ミストさんはいつも通りのほほんとした口調で挨拶すると、ようやく店を出て行った。
僕はそのままひくひくと可愛く痙攣するロゼッタさんの秘所を弄っていた。もはやカウンターの下に隠れた目的は完全にすりかわっていた。
布の向こうから染み出してきた愛液は夢中になって唾液を白い下着に塗っていた僕の舌を潤した。

「はぁっ、あぁ、んく……ちょ、ちょっと! いい加減にしてよ!」

ロゼッタさんが椅子を引き、僕は天国のようなやわらかい空間から追い出されてしまった。

「ロゼッタさん……」
「な、なによ……あっ」
「休むんでしょう? 一緒に上に行きましょうか」

僕は立ち上がり、ロゼッタさんの上気した頬にそっと手を添えた。
それだけで僕の言いたいことは伝わったようで、彼女は真っ赤に染まった顔をうつむかせ、こくりとうなづいた。


* * *


「あぁっ! んぁ、あ、あぁ、んぁっ! ひ、ひぁぁ、やぁぁ!」

僕の目の前で白い裸体が腰をくねらせ跳ねている。柔らかな尻肉が僕の下腹部にぶつかるたび、淫らな水音が響いてきた。
四つんばいになって丸いお尻を僕に向け、ロゼッタさんは貪欲に快感を求めていた。

「やぁっ、あぁっ、は、はげしっ、あぁんぅ、ラグ、ナぁ! ふぁっ! んっ、んぅっ!」

肉棒が激しく挿入を繰り返すたびにロゼッタさんの秘部から熱い体液が次々とあふれ出てくる。
ベッドに染みどころか水溜りが出来始めているにも関らず、ロゼッタさんも僕も動きを止めようとはしなかった。
交じり合う快楽が何かを壊してしまったのかもしれない。

「だめっ、だめぇ! お、奥まで来てっ! はぁっ、んぁっ、あぁ、奥まで、来てるのっ!」
「僕の全部飲み込んでますよ、ロゼッタさん。そんなに、欲しかったんですか」
「ちがっ、違うのっ! やぁんっ、ひぁ、ひゃぁっ、ら、ラグナがっ、ラグナがぁ」
「僕がどうしたんですか。ちゃんと言わないとわかりませんよ」
「イジワルしない、でよっ。い、言えないの知ってるのにっ、いやぁっ、や、あぁっ!」


88 名前:二人で店番:2009/12/13(日) 21:59:33 ID:kh1UIBdU
422 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:33:23 ID:PsD2U2vH

わしづかみにした指が埋もれそうなぐらい肉厚な尻に跡がつきそうなぐらい強く腰をぶつける。
そのたびにロゼッタさんの蜜壷はぎゅっぎゅっと僕の一物を締めてくる。雄の射精を促す雌の動きだ。
そうでなくとも華奢な彼女の体で主張する豊満な尻肉を見れば、我慢など効くはずもないのに。
今こうして両手全体で揉み解し、弄っているのは少しでもその感触を楽しみたいからだ。

「あぁっ、あはぁっ、んんっ、来ちゃ、来ちゃうっ! あんっ、来ちゃうよぉっ」
「いいですよ、イっても。ロゼッタさんのイッちゃう顔見てますから」
「いやぁ、見ちゃ、見ちゃダメっ! あぅっ、あ、ふぁ、あ、あっ!」

ロゼッタさんの喘ぎ声が小刻みになってきた。絶頂が近いようだ。

「あーっ、あっ、はぁっ! ィ、イっちゃう! イッちゃう――!!」

背筋をピンッと張った後尻をふるふると痙攣させて、ロゼッタさんは達してしまった。
脱力してベッドに突っ伏したロゼッタさんはもう息が絶え絶えで、全身の力が抜けてしまっているようだった。
絶頂を越えてしまったロゼッタさんに対して僕の方はなんだか置いていかれたような気分だった。なんだかタイミングを外してしまったようだった。
ならば、と頭の中で意地の悪い僕が立ち上がって主張し始める。恋人を置いてイくような娘にはお仕置きだ、と。
悪戯心が膨らんで、思わずにやりと笑みがこぼれてしまう。
僕の思惑も知らずにロゼッタさんはまるで苛めてくださいと言わんばかりに丸くて白いお尻だけ上に向けて倒れている。
そんな姿を見て、僕の勃起はますます固くなってしまった。

「は、はぁ……あっ、あ、ラ、ラグナの……おっきく……」
「一人だけイッちゃってずるいじゃないですか。最後まで付き合ってもらいますよ」
「……え?」

気だるげに聞くロゼッタさん。
僕はゆっくりと腰を引き、また深く深く刺さるように突き出した。

「ああぁっ!! い、いやぁっ、今はっ、今はしちゃダメッ!!」
「そうはいきませんよ、僕だって気持ちよくなりたいんですから。それにロゼッタさんのここ、さっきより熱くて柔らかくなっててすごくいいですよ」
「んんっ! んぅっ、ふぅ、ふぁっ! な、なにっ、これ――や、やぁっ! ああぁ、だめぇ」
「ロゼッタさんも気持ちいいんですよね。イった後って感じやすくなるって聞いたことありますよ」
「そ、そんなっ、は、はぁんっ! いや、いやぁ! ちがうのっ、ちがうのぉ!」

されるがままに腰を振るロゼッタさんはもうろれつが回らないほどになっていた。一突きごとの感じようはさっきとは比べるまでもなく、激しいものだった。
否定しながらも彼女の膣肉は断続的に肉棒をしめつけてくる。それがたまらなく気持ちよかった。

「気持ちいいですよロゼッタさん。腰が溶けちゃいそうです」
「んぁ、あ、あぅっ! あはぁ、は、わ、私もっ、あ、あ、なんだか……あぁ!! いいの、いいのぉ!」

ロゼッタさんの腰がまたくねって動く。気持ちいいところを求めてるような動きだ。

「やぁっ!! そこぉ、そこっ、いい、いいよぉっ! き、気持ちいいのぉっ! ひぁ、ひゃぁっ!!」
「ここですか? ここがいいんですね」
「そ、そこなのっ! 気持ち、いいっ、は、あ、あぁ、気持ちいいよぉっ、ラグナぁっ!」


89 名前:二人で店番:2009/12/13(日) 21:59:59 ID:kh1UIBdU
423 名前:二人で店番[sage] 投稿日:2009/05/20(水) 23:34:25 ID:PsD2U2vH

蜜があふれ出す膣の奥深くまで責めたてていく。腰がガクガクと震えた。
もうそろそろ限界を迎えるだろう。
僕は一層挿入を激しくした。

「い、いたっ、痛い! 強すぎよっ、あぁ、やぁっ! 痛いのっ!」
「もう、少し……もう少しです、からっ」
「いやぁっ! だめっ、あぁんっ、ふぁっ!! ひ、ひぃっ、いたっ、ひぁっ、ひぃっ!!」
「うっ、で、出る――出しますよっ、ロゼッタさん」
「うぁ、あつっ、あぁんっ!! も、もうっ、だ、だめっ、出してっ、出してっ! ラ、ラグナっ!!」

肉棒の膨張が増していく。それに対してロゼッタさんのアソコは締め付けてくるものだから、我慢なんて出来るわけがなかった。

「イッちゃう! わ、わたしっ、あぁっ! また、い、イっちゃうっ、イっちゃうぅ!!」
「僕も、い、イきますよっ」
「は、はぁっ! 来てっ、来てっ! ラグナもっ、イって――あ、あぁぁっ!!」

ズンッとより深くを突いたその時、腰から亀頭の先へ何かが駆け抜けた。頭に一瞬電流が流れたと思うと、次の瞬間ロゼッタさんの子宮の置く深くへと精液が大量に放たれていった。

「あつぅっ! あ、はぁっ、あ、あ、はぁ……あぁ、あ、熱いのが……い、いっぱい……」

ずいぶん長く続いた射精が終わったあと、またロゼッタさんはベッドに倒れこんでしまった。
今度は僕もその横に倒れた。心臓がバクバクいってしばらくは動けそうになかった。

「ロゼッタさん、すごく……気持ちよかったです」

そう言って隣を見ると、またのぼせたかのようにロゼッタさんの顔は耳の先まで赤くなっていた。

「も、もう……もっと優しくしてよ……バカ」


* * *


僕がマテリアルで少しの間働いたあと、ダニーさんはとてもいい笑顔で戻ってきた。短い間とはいえ、実家に帰省しての休暇は充分効果があったようだ。
彼はまたいつも通りロゼッタさんの支持のもと、店員として懸命に働いている。
店を建て直すつもりはないのか、とか放置している自分の店はどうするんだ、とかそんなことは考えていないようだ。
とにかく働ける場所があることに彼は満足しているのだと思う。
それから一つ、変化したことがあった。
あの真面目一辺倒で雑貨屋を切り盛りしていたロゼッタさんは最近、時々店をダニーさんに任せて抜け出てくるようになった。
もちろん、店の経営も出荷箱の中身の回収も怠らずに、だ。
働き者な所にもずいぶん感心したけれど、そういった普段どおりの生活の中でちょっとした自分の時間を作ることが出来ることにも、改めて感心した。
それに、彼女が店を抜け出すようになったことには僕も関係してくる。

「ロゼッタさーん! お待たせしましたー」
「遅い! 女の子を待たせるなんて、最低よ!」
「ご、ごめんなさい。家を出るのに手間取っちゃいまして」
「ふんっ、ほら言い訳はいいから、行くわよ」

ルピア湖にかかるつり橋の上で僕と彼女はいつも通りの約束の時間に合っている。
でも今日は少し違うんだ。
遅れたのにも、わけがある。
今日この日のためにずいぶん苦労して用意した、青いバラのブーケ。

勘のいい彼女なら、もうとっくに気づいてるかもしれないけれど。




そんな暗いところでパンツ見えるの?というつっこみは勘弁してください。

90 名前:エリック×ラピス:2009/12/20(日) 13:38:47 ID:+wKP3/Ms
428 名前:290[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 18:09:32 ID:CzA7Z7Mj
エリック×ラピス書くと言った者です。

なかなかエロを書くのが難しく難航していてまだまだ時間が掛かりそうですが、
取り合えず出来た分だけ投下します。

嫌いな方はスルー又はNG推奨。

429 名前:エリック×ラピス 1[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 18:17:24 ID:CzA7Z7Mj
「エリックさん、これ、僕の畑で採れたトウモロコシです。よろしければどうぞ。」
「おおっ!若者よ、気が利くじゃないか。大切にするぞ。」
この若者―ラグナが村に来てから早いもので二年目の夏が訪れていた。
最初はがよく種を売ったついでにその作物について講義したり、度々相談を持ちかけられたりしたものだが、今では対等に、畑や作物についてあれやこれやと議論―例えば水の微調節や素材の味を生かした調理法について―するようになった。
現に今貰ったトウモロコシは一粒一粒が大きくつやもあり、いますぐ噛り付いても美味そうな程だ。実際には生で食べることは出来ないが。
「それでは、僕は用事がありますので。」
「おう、またな若者。」
ラグナはぺこりと一礼すると、足早に南地区を後にした。ルピア山道へ行くところをみると、おそらく蔓草の遺跡にある畑の世話をしに行くのだろう。



「こんちはー。」
若者と入れ違う形でやってきたのは、図書館に住み着いてこちらも早二年のセルフィだ。
村人の施しで生きていると言っても過言ではない彼女は、食べ物を買う時は商売に関してきっちりしているロゼッタの雑貨屋を避けて、わざわざこの農場まで足を運んでいるのだろう。
「いらっしゃい。今日のおすすめは今朝採れたてのトマトだ!もちろん、俺が丹精こめて作った自信作だぞ!」
「ふーん、じゃあそれ貰おうかな。あとはキュウリあるかな?」
「もしかして、またサンドイッチか?たまには他の物も食べないと体に悪いぞ?」
「いーじゃない、ちゃんと野菜は挟んでるんだし。」
「そういう問題ではなくてな……全く、ラピスさんが心配するのもよく分かる……。」
「ふーん、ラピスから聞いたんだ。ラピスから。」
「だ、だったら一体なんだっていうんだ?」
ラピスさんの名前を口にした途端、急ににやにやと笑いだした。
背中を嫌な汗が伝い、聞きたくないと思いながらも先を促す。
「いやね、あたし一昨日本の片付けしてたのよ。で、二階から教会が見渡せるんだけど……ちょうどステラさんが酒場から帰ってくる頃にエリックが教会から出ていくの、見ちゃったんだ〜。」
見られていた。
思わずこめかみに手をあてうなだれる。
セルフィはにやにや笑いを崩さない。
「別に二人が何してたのかは訊かないけどね。やましい事が無いならステラさんに内緒でこそこそしてるのはどうかと思うなぁ。……って、その様子だとやってんのね、やましい事。」
すっかり頭を抱えてしまった俺の様子を見て、あきれた、とセルフィが呟くのが聞こえた。
おそらく本人はほんの少しおちょくるつもりだったのだが、想像以上の反応が返ってきたのだろう。
「頼む、この事はどうか内密に……。」
「う〜ん、それはエリック次第かなぁ。……さっきも訊いたけど、キュウリある?」
まったくこの娘は油断も隙もない。
エリックはその後秘蔵の冷蔵庫からキュウリを持ち出し、トマトと一緒に他の住人より割安で売っている野菜を、更にいつもの半値で売る事になった。


91 名前:エリック×ラピス:2009/12/20(日) 13:42:05 ID:k3UE19a+
430 名前:エリック×ラピス[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 18:22:45 ID:CzA7Z7Mj
「じゃ、またね!」
ややげっそりした顔のエリックを残して、セルフィはエリック農場を後にした。
(まさかそこまで発展してたなんて、エリックも中々手が早いわね。いや、ラピスもああ見えて結構……。)
「ぁ痛ッ!」
「すみません、大丈夫ですか?」
「あ、タバサ……。」
予想以上の収穫にあれこれ考え事―下世話な想像と表現した方が正しいが―していたセルフィは、ちょうどヴィヴィアージュ別邸から出てきたタバサとぶつかってしまった。幸いにも、買った野菜が地面に落ちてしまうことはなかった。
「いや、あたしがボーッとしてたのがいけないんだよ、ごめんねタバサ。」
「いえ、こちらこそ。ところでそのお野菜、エリック様の農場で採れたものですか?」
「ああうん、まあね。」
「お野菜は普段マテリアルでラグナ様が出荷したものを買っているのですが……エリック様のお野菜もとっても美味しそうですね、今日はエリック農場で買ってみます。」
それでは、と一言別れの挨拶を告げると、タバサはエリック農場に向かって歩き出した。
「あ……。」
今は行かない方が、と言いかけたが、何故かと聞かれても答えられないので止めた。
(エリックはともかく、ラピスには色々借りがあるからなぁ……。)
エリックに乞われなくとも、セルフィにははじめから言いふらす気は毛頭無かった。ただ、そういう素振りを見せれば野菜安く買えるかなぁ、という打算的な考えはあった訳だが。
(ま、なんとかごまかせるでしょ。さ、帰ってサインドイッチ作ろーっと。)
鼻歌まじりで帰路につくセルフィであった。




431 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 18:28:34 ID:CzA7Z7Mj
今回は以上です。
2レス目に番号振るの忘れた……。

続きは未定ですが、必ず完結させます。

92 名前:ラグナ×ラピス:2009/12/20(日) 13:45:25 ID:+wKP3/Ms
476 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:53:53 ID:Xdn3Lsz7
(2)
「実は私…、ラグナ様だけにお話したいことがあるのです」
僕は手を引っ込めて、タバサさんに先を促した。タバサさんは立ち上がって、僕に背を向けながら話し始めた。
「私がエルフだということは前にもお話ししましたが、私はあるエルフの国の王女です」
「…王女?」
僕は驚きを覚えた。そういえば以前から思っていたが、彼女の振舞いには、一朝一夕では身に付けられないような高貴な雰囲気があった。
王女だというのならそれも納得できる。
「はい。私が人間界に来たのは…」
タバサさんはそこで言葉を切り、やや深呼吸してから言った。

「結婚相手を探すためなのです」

結婚…何というタイミングだろう。昨日の酒場での話が僕の脳内を駆け巡った。僕は、口の中が急速に乾いていくのを感じた。
「………」
「私の結婚相手の条件は、人間と…私たち異種族の絆を紡ぐ者。架け橋になれる者」
タバサさんは振り返ると、僕の前まで歩いてきて、顔を赤らめながら続けた。
「ラグナ様、貴方はたくさんのモンスターを可愛がり、全ての生命を慈しんでいらっしゃいます」
「え…僕…?」
「はい。貴方こそが、私が探し求めていた結婚相手なのです。…私と結婚してください」
ノイマンさんは言った。女かプロポーズされるのは恥ずかしいことだ、と。
でも、今、タバサさんは、僕の返事を待っている。僕の気持ちを伝えるのは、今この瞬間しかない。
「ラグナ様」「タバサさん」
僕たちは同時に名前を呼んだ。視線が合った僕たちは、魅入られたかのようにお互いの顔から離れられなかった。
僕はタバサさんの手を取った。タバサさんはちょっと驚いたようだったが、手を振りほどこうとしない。
「タバサさん、僕は貴女が好きです」
「ラ…ラグナ様…」
タバサさんの碧い瞳が見開かれる。同時に彼女の頬も紅く染まっていく。タバサさんも僕と同じだったのだと悟った。
僕はタバサさんを引き寄せて抱きしめようとしたが、彼女は僕の胸に手を当てて、抱擁を拒む仕草をした。
「待ってください…。この先に進んでしまわれたら、私たちはもう後戻りできません」
彼女は、いつになく真剣な表情をしていた。
「ラグナ様にはいずれ、私のふるさとの森に来ていただくことになるでしょう」
バサさんは少し暗い眼をして続けた。
「残念ですが、私たちエルフの中には、人間を快く思わない方もいます。
貴方は、人間というだけの理由でその方たちから言われようのない差別、蔑視を受けることもあるかもしれません」
「………」
「ラグナ様…貴方は、それでもよいのでしょうか?私と一緒に歩いていく覚悟がおありでしょうか?」
差別?蔑視?
…それが一体なんだというのだろう。
彼女は、人間と異種族の架け橋になるために、慣れない人間界で今まで頑張ってきたのだ。
それまでにはいろんな苦労もあったろう。
僕は、エルフだとかそんなのは関係なく、ただ、タバサさんという女性に惹かれた。僕も彼女のように、異種族間を紡ぐ架け橋になりたいと願った。
なら、そのための苦労など既に織り込み済みだし、何より瑣末なことだ。

「構いません。たとえどんな困難がこの先に待っていようと、僕は、貴女と一緒に歩いていくという道を選んだのですから」
僕は強い決意をこめて、言った。
「ラグナ様…貴方は私の想像以上の方でした。貴方となら私も共に歩んでいけます」
「僕たちが架け橋になりましょう」
「はい…!ラグナ様、ずっとお慕い申しておりました…」
タバサさんは今までの中で最高の笑顔を浮かべて言った。
「ラグナ様…愛しています」

93 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/20(日) 13:45:55 ID:+wKP3/Ms
474 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:49:33 ID:Xdn3Lsz7
鳥つけました。では投下します。
長いので、今日と明日の二回に分ける予定です。

475 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:52:07 ID:Xdn3Lsz7
(1)
僕がカルディアの町に住み着いてから二年経った。
思えば実に色んなことがあった。記憶は相変わらず戻らないが、戻らなくてもいいと僕は思い始めていた。
ある祝日、僕は、カジミール遺跡前のいつもの場所に向かった。
そこには、いつもどおりタバサさんが待っていた。
「ラグナ様…おはようございます」
「おはようございます。今日もいい天気ですね」
僕たちは挨拶を交わすと、並んで近くの岩に腰掛けた。水面を通る風が心地よい。
この二年の間で、僕たちの距離は随分と縮まっていた。
僕は、タバサさんを、ひとりの女性として意識している。
自惚れとは思うけど、多分、彼女も同じ気持ちかもしれない…。でも、確信はない。はっきりと彼女の気持ちを聞いていないからだ。

昨日、酒場でノイマンさんと酒を酌み交わしたとき、ノイマンさんから「お前はいつ結婚するんだ?」と訊かれた。
サラさんと再び夫婦になったノイマンさんは、「お前は俺たちのキューピッドだからな」と毎週僕を誘って酒を奢ってくれるのだ。
僕が断っても強引に勧めるのだから、最近は酒にも馴れてすっかり習慣に組み込まれてしまった。
この町に来る前の記憶がないから、僕は本当に酒が呑める歳なのか判らないが、ノイマンさんはもう僕は十分に大人だといってくれた。だから、こうして一緒に呑んでいる。
「け、結婚って…誰と」と僕は訊き返した。
「この野郎、カマトトぶりやがって…。タバサとだよ」とノイマンさんは肘で僕の脇腹を小突く。
カウンターでカクテルを作っていたセバスチャンさんも、「町の中ではまだか、まだか、と噂になっていますよ」と相槌を打ってきた。
僕は気恥ずかしかった。確かに僕とタバサさんは毎日のように会っているし、二人きりで出かけたことも数え切れないほどある。
お月見も、感謝祭も、聖夜祭も、二人で過ごした。傍から見れば僕たちはほとんど恋人同士なのだろう。
…でも、僕は、まだ、彼女に気持ちを伝えていない。

「真面目な話、あんまり女を待たせんなよ…」と、ノイマンさんは酒臭い息を吐きながら僕の首に太い腕を回してきた。妙に含蓄深い。
「でも…僕はまだ気持ちを伝えていません」
言った途端、ノイマンさんとセバスチャンさんは顔を見合わせた。
「ラグナ…お前…何やってんだ」
「まだ気持ちを伝えていなかったのですか」
「だって…もし断られたら…」
「馬鹿野郎。どう見ても相思相愛だぜお前ら」。
セバスチャンさんも、「そうですよ」とうなずく。
「ラグナ、簡単なことじゃないか。俺と結婚してくれ、と一言言えばいいだけだ」と背中を思いっきり叩いて発破をかけてくれた。
セバスチャンさんは、自分の気持ちを正直に打ち明ければうまくいきますよ、とアドバイスしてくれた。
セバスチャンさんは独身なのに、仕事柄かこの街の誰よりも女性の扱いに馴れているように見える。

…そんな話をしたものだから、今日の僕はタバサさんの顔を見るのがすごく恥ずかしい。
本当に彼女は僕を待っているのだろうか…。
…もし伝えるなら、勇気を出さなければ…。
横に目をやると、タバサさんの小さな手が僕の手のすぐそばにあった。
よし…少し強引に…と僕がその手をつかもうとしたとき、タバサさんが話しかけてきた。

94 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/20(日) 14:07:07 ID:+wKP3/Ms
476 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:53:53 ID:Xdn3Lsz7
(2)
「実は私…、ラグナ様だけにお話したいことがあるのです」
僕は手を引っ込めて、タバサさんに先を促した。タバサさんは立ち上がって、僕に背を向けながら話し始めた。
「私がエルフだということは前にもお話ししましたが、私はあるエルフの国の王女です」
「…王女?」
僕は驚きを覚えた。そういえば以前から思っていたが、彼女の振舞いには、一朝一夕では身に付けられないような高貴な雰囲気があった。
王女だというのならそれも納得できる。
「はい。私が人間界に来たのは…」
タバサさんはそこで言葉を切り、やや深呼吸してから言った。

「結婚相手を探すためなのです」

結婚…何というタイミングだろう。昨日の酒場での話が僕の脳内を駆け巡った。僕は、口の中が急速に乾いていくのを感じた。
「………」
「私の結婚相手の条件は、人間と…私たち異種族の絆を紡ぐ者。架け橋になれる者」
タバサさんは振り返ると、僕の前まで歩いてきて、顔を赤らめながら続けた。
「ラグナ様、貴方はたくさんのモンスターを可愛がり、全ての生命を慈しんでいらっしゃいます」
「え…僕…?」
「はい。貴方こそが、私が探し求めていた結婚相手なのです。…私と結婚してください」
ノイマンさんは言った。女かプロポーズされるのは恥ずかしいことだ、と。
でも、今、タバサさんは、僕の返事を待っている。僕の気持ちを伝えるのは、今この瞬間しかない。
「ラグナ様」「タバサさん」
僕たちは同時に名前を呼んだ。視線が合った僕たちは、魅入られたかのようにお互いの顔から離れられなかった。
僕はタバサさんの手を取った。タバサさんはちょっと驚いたようだったが、手を振りほどこうとしない。
「タバサさん、僕は貴女が好きです」
「ラ…ラグナ様…」
タバサさんの碧い瞳が見開かれる。同時に彼女の頬も紅く染まっていく。タバサさんも僕と同じだったのだと悟った。
僕はタバサさんを引き寄せて抱きしめようとしたが、彼女は僕の胸に手を当てて、抱擁を拒む仕草をした。
「待ってください…。この先に進んでしまわれたら、私たちはもう後戻りできません」
彼女は、いつになく真剣な表情をしていた。
「ラグナ様にはいずれ、私のふるさとの森に来ていただくことになるでしょう」
バサさんは少し暗い眼をして続けた。
「残念ですが、私たちエルフの中には、人間を快く思わない方もいます。
貴方は、人間というだけの理由でその方たちから言われようのない差別、蔑視を受けることもあるかもしれません」
「………」
「ラグナ様…貴方は、それでもよいのでしょうか?私と一緒に歩いていく覚悟がおありでしょうか?」
差別?蔑視?
…それが一体なんだというのだろう。
彼女は、人間と異種族の架け橋になるために、慣れない人間界で今まで頑張ってきたのだ。
それまでにはいろんな苦労もあったろう。
僕は、エルフだとかそんなのは関係なく、ただ、タバサさんという女性に惹かれた。僕も彼女のように、異種族間を紡ぐ架け橋になりたいと願った。
なら、そのための苦労など既に織り込み済みだし、何より瑣末なことだ。

「構いません。たとえどんな困難がこの先に待っていようと、僕は、貴女と一緒に歩いていくという道を選んだのですから」
僕は強い決意をこめて、言った。
「ラグナ様…貴方は私の想像以上の方でした。貴方となら私も共に歩んでいけます」
「僕たちが架け橋になりましょう」
「はい…!ラグナ様、ずっとお慕い申しておりました…」
タバサさんは今までの中で最高の笑顔を浮かべて言った。
「ラグナ様…愛しています」

95 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/20(日) 14:23:20 ID:+wKP3/Ms
477 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:55:30 ID:Xdn3Lsz7
(3)
僕たちは、どちらからともなく抱き合った。そして、自然にお互いの唇を重ねていた。
口を離すと、タバサさんは染めた頬をほころばせて言った。
「私…口づけは初めてなんです」

そのとき、僕は、自分自身が固くなっているのを感じた。キスしただけでこんなになってしまうのか、と我ながら呆れてしまった。
…でも、それが自然なのかもしれない。

タバサさんを抱きたい。僕のものにしたい。
僕の中の本能は彼女を欲しがっている。では、僕の理性はどうか。
…僕の理性も、タバサさんを求めている。タバサさんが欲しいと訴えている。

僕はからからに渇いた喉の奥から、やっと言った。
「僕は…タバサさんが…欲しいです…」
タバサさんは、ゆっくりと僕の目を覗き込んだ。彼女は、その言葉が何を意味するかを知っているのだ。
「…はい…。ラグナ様のお望みのままに…」
タバサさんは、潤んだ目で僕を見上げる。そのまま僕たちは見つめあった。
僕の心は、彼女への無限とも永久ともいっていいほどの愛情と幸福感によって満たされていた。

…僕はタバサさんを自分から少し離すと、彼女の胸にゆっくりと手を伸ばした。
「あっ」
僕の手が胸に触れた途端、タバサさんは軽く声をあげた。でも、拒もうとはしない。
タバサさんの胸は、僕の手にすっぽりと納まる。まるで僕のためだけに創られたような大きさだ。
タバサさんの腰に手を回しながら、胸の愛撫を続けていた僕は次に進もうと考え、メイド服のボタンを外そうとしたが、どうやって外すのかわからない。
タバサさんは僕が何をしたいのかを察したようだ。
「今外しますね…」
タバサさんの頬は激しく紅潮していた。エプロンの紐をほどき、やや指がもつれながらも、ボタンを外していく。
メイド服の前が次第にはだけ、褐色の肌の面積が拡がっていく。
僕はその姿態に興奮していた。
彼女の褐色の肌と、純白の下着のコントラストがとても眩しい。
僕はその下着の上から胸に触れた。服の上からよりも、はっきりと感触が伝わってくる。
「はうっ…」
僕が揉むたびに、タバサさんは甘美な声をあげる。その声が、ますます僕を昂ぶらせた。
とうとう我慢できなくて、僕は彼女の胸を覆っていた布をずらした。
恥ずかしさに耐えかねたのか、タバサさんは胸を手で覆った。
「私…こんなこと…初めてで…」
「僕も初めてだよ…多分」
「多分…? あっ…」
タバサさんは、僕が記憶を失っていることを思い出したようだ。
「確かに僕は記憶がないけど、今までにないくらいすごくドキドキしている…。緊張で足もほら、こんなに震えて…」
事実だった。僕の膝は先ほどから痙攣したように小刻みに震えているのだ。武者震いというやつだろう。
「ふふ…お互い初めて同士というわけですね…」
タバサさんはますます赤みを増した頬のままにっこりと微笑み、胸から手を離した。
双丘が、桃色の実が、僕の視覚をひどく刺激する。心臓が激しく脈打つ。
「あ、あまり見ないで…ください…」
タバサさんは横を向きながら消え入るような声で呟く。
僕は口の中に溜まったつばを、ごくりと飲み込んだ。飲み込む音がやけに大きく聴こえた。
「さ、触るよ…」
タバサさんは答えない。たが、かすかに肯いた。
何かに耐えるかのように、彼女は目を堅くつぶった。

96 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/20(日) 14:23:57 ID:+wKP3/Ms
478 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:57:13 ID:Xdn3Lsz7
(4)
僕は、彼女の左の乳房に手を伸ばした。僕の右手は、情けないほど震えていた。
すべすべした肌に、温かくて柔らかい膨らみ…。
僕の触覚は、ほとんど右手にのみ集中していた。
タバサさんの心臓がどくんどくんと脈打つのが、掌にはっきりと感じられた。
「すごく…ドキドキしている…」
「ラグナ様に触られているからです…」
僕は手に力を入れた。僕の掌の中で彼女の乳房が形を変える。僕は乳房から手を離すと、桃色の突起を指でつまんだ。
その瞬間、タバサさんは身体を震わせた。口からは甘い吐息が絶えず漏れてくる。
「気持ち…いいんだ?」
言った後に僕は愚問だったことに気がついた。
左手を右の方に伸ばし、僕は右手で左の乳首を、左手で右の乳房を愛撫した。
「はぁ…っ…」
くず折れそうになったタバサさんは、僕の首に腕を回してきた。
「はぁっ…ラグナ…さ…まぁ……」
切なそうな声で僕の名前を呼ぶ。
僕はタバサさんを持ち上げて、胸を顔の位置にまで持ってきた。
目の前に、タバサさんの二つの膨らみが実っている。
僕は右の膨らみを口に含み、吸い付き、舐め、噛んだ。
「っ…くぅっ…」
彼女は、僕の肩を掴んで必死で声を出すまいとこらえている。
双丘は、僕の唾液ですっかり濡れてしまっていた。

僕は胸の愛撫を止めて、タバサさんのスカートを右手でたくし上げた。
真っ白なストッキングが目に飛び込んでくる。
タバサさんは目を開けて、僕のやることを見ている。これから僕が何をしようとしているのかを知っているのだろう。
僕は樹の幹にタバサさんを寄り掛からせ、彼女のスカートを折り畳むようにしてめくると、タバサさんが自らそれを両手で持ってくれた。
股上までの白いストッキングとガーターベルトが僕の目の前に晒された。
タバサさんは僕から顔を背けている。スカートを掴んだ手はかすかに震えていた。
僕はタバサさんの前に立つと、彼女の左足をそっと持ち上げた。
「あっ…」
つぶっていた目を開けたタバサさんは、僕が何をするのかと不安になったようだ。
スカートが垂れていて、もっと上の部分が良く見えなかったのだ。
自分の足が僕によって無理に開かれていることに対する羞恥からか、「いや…」と彼女はつぶやく。
でも、足を閉じようとする様子は全くない。僕は了承と受け取った。
視線を下に落とすと、タバサさんの下着が一番に飛び込んできた。三角形の布、ガーターベルトの紐、腿に密着しているストッキングがすごく艶かしい。

僕は彼女の左足を下ろし、右手でそっとショーツに触れた。
汗ばんだ指でも、シルクの肌触りは変わらない。
僕は彼女の部分に指を少し強く押し付けた。
「あくぅっ…」
指で布地をつついていくと、何か窪みのような箇所が感じられた。
これが…タバサさんの…。
僕は自分の鼻息が荒くなるのを感じた。
みっともないとは思ったが、男の本能的なものなのか、自分の意思ではコントロールできない類のものだと諦めた。
僕はその窪みをさらに刺激することに努めた。
「はぁっ…ダメ…です…そこ…は…」
タバサさんは掴んでいたスカートを離し、僕の両肩に手を置いて拒む仕草をした。
でもその力はとても弱弱しい。
僕は構わず刺激を与えていった。
指を二本に増やし、指の腹で擦っていった。次第に下着が湿り気を帯びてきた。
僕は愛撫をやめた。右手の指には、汗とは異なる、粘り気を帯びた液体がついていた。

97 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/20(日) 14:24:31 ID:+wKP3/Ms
479 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:59:15 ID:Xdn3Lsz7
(5)
僕は下ろされたスカートを再びたくし上げ、視線をそこにやった。
しっとりと濡れたショーツの先に、何かが透けて見えた。
そろそろ頃合かと僕はそれに指をかけた。彼女は僕の肩に両手を置いたまま、乱れた息を整えようとしている。
僕はそっとショーツを下ろした。
タバサさんは、自分の下着が下ろされたことに気がついたようだった。
「あ…」
膝をあわせてショーツが下ろされるのを阻止しようとしたが、無意味な抵抗だった。僕はそれを膝頭まで下ろしてしまっていた。
「ラグナ…さま…」
「タバサさん…脱がすよ」
彼女は一瞬沈黙した後、ゆっくりと頷いた。
僕は下着を脛のところまで下ろし、タバサさんの右足を持ち上げ、下着を外した。
僕はゆっくりとスカートをたくし上げた。左足首に引っかかっているショーツがひどく扇情的だった。

脛…、膝…、腿…、と少しずつ足が露になっていく。
「わ…私…恥ずかしい…です…」
タバサさんは目に涙を浮かべながら、かすれた声で言った。
でも僕はやめるつもりなどない。それ以前に、僕はもはや止まられない領域にまで踏み込んでしまっていたのだった。
僕はスカートを完全に腹の部分まで上げてしまっていた。
タバサさんは固く目をつぶっている。
僕は、タバサさんのを見た。髪の色と同じ茂みがあった。その茂みの奥に、縦に割れた洞穴があった。
全身に響くかのような胸の高鳴りの中、僕は茂みに触れた。そして、その奥へと指を進め、敏感な部分に触れた。瞬間、タバサさんの体がぴくりと跳ねる。
僕は、ゆっくりと、クレバスに従って指を這わせた。そのクレバスから溢れ出るものによって、僕の指は湿り気を帯びた。
僕が指を動かすたびに、タバサさんは身体をくねらせて喘ぐ。逆に僕が動きを止めると、タバサさんは僕を切なそうな目で見る。
「はぁ…ラグナ…さま…。いじ…わるです…」
嬌態が混じった声で僕をなじる。
でも不思議と不快ではない。むしろ逆に僕は彼女を支配下に置いているという征服感を味わっていた。
僕は指先に先ほどより強く力を込めた。
クレバスの上側に在る突起に触れた途端、タバサさんはのけぞりそうになって僕にしがみついてきた。
「くぅっ…はぁっ…はぁっ………」
彼女の唇から唾液がこぼれる。
僕は顔を近づけて、タバサさんの唇を覆うように吸い付いた。タバサさんも僕の唇を吸ってきた。
お互いの舌が蛇のように絡みあい、離れ、また絡みあった。
幾度も、幾度も、僕たちは互いの唾液を交換しあった。
僕の右手はタバサさんの秘所に、左手は彼女の腰にあった。
タバサさんは両腕を僕の首に巻きつけている。彼女のヘッドドレスの左側がずれて、束ねられた藍色の髪と、特徴的なエルフの耳が覗いた。

互いの口腔を互いの唾液で濡らすようなキスが終わった後、僕は彼女の耳に標的を定めた。
まずは、長く伸びた耳殻に口付けた。
「はぁうっ…」
タバサさんが溜息をつく。僕は耳殻を舌で愛撫した。
「だめ…だめ…です…。私…耳が……弱…はぁ…」
タバサさんの柳眉は快楽に歪んでいたが、僕は構わず舌での愛撫を続けた。
耳たぶ、耳の穴、耳のひだ、耳の裏、と僕はタバサさんの耳を余すところなく舐めていった。
とうとう立っていられなくなったのか、次第にタバサさんは腰を下ろしていく。僕の首に回された腕に、彼女の体重が徐々にかかっていった。
僕は耳と下腹部の愛撫を更に激しくした。

「ら…らめ……!ラ…ラグ…ナ…さ…ま…ぁ……!くぅっ…!」
タバサさんの体が数回痙攣したかと思うと、秘部を弄んでいた僕の右手は、谷間より迸った熱い液体によってますます濡れそぼってしまっていた。
僕の胸元に彼女の吐く荒い息が幾度もかかる。
「…気持ちよかった?」
僕は尋ねたが、タバサさんは肩で息をするだけで返事をしない。
でも、彼女が絶頂を迎えたことははっきりと分かった。

480 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/04(土) 00:01:51 ID:Xdn3Lsz7
これで半分ってとこです。残り半分は明日投下します。

98 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/20(日) 14:27:24 ID:+wKP3/Ms
486 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/04(土) 22:31:01 ID:VsiBzms/
全体重を僕に預け、相変わらず肩で息をしているタバサさんを支えながら、僕は少し身体を休められるかとほっとしていた。
ずっと動かしっぱなしだった両手が流石に疲れている。
しかし、早く彼女を抱きたい。僕のものは痛い程膨張していた。

「ラグナ様…、今度は私の番です…」
急にタバサさんがそう言ったので、僕は聞き返した。
「え、番…?」
彼女は答えるかわりに、僕の下半身に触れた。
彼女の細い指が、僕のものを布地の上から触ったのだ。
他人に普段触られる物ではないから、凄く新鮮だった。
そこより発生した快楽の波が僕の全身を奔った。思わず僕は前屈みになる。
「ラグナ様…私も触りますから…」
タバサさんはしゃがみ込んで、僕のズボンに手をかけた。僕は身体を巡る快楽に耐えつつ、彼女のなすがままにさせていた。
引っ掛かってなかなか下ろせないようなので、僕は押さえて下ろしやすくした。ズボンが下ろされ、僕のものは外気に晒された。
熱く火照ったものに、外気は心地よかった。
「きゃっ…」
タバサさんの驚きの声がする。
「え…、こ、こんなに…お、大きい…なんて…」
目の前に伸びているそれを目の当たりにして、タバサさんは驚きの表情をして目を背けた。耳まで紅く染めて固く目をつぶっている。
「えと…タバサさんの番…でしたよね?」
いじらしい彼女をちょっと苛めたくなったので、僕はからかうように言った。
「で、でも…大きい…」
「大きいってわかるなんて…タバサさんは今までにこれを見たことあるんですか?」
「ありません!一回も!」
即答された。
「触ってください」
このままでは埒があかないので、僕は促した。顔を背けながら、タバサさんはそろそろと僕のものに手を伸ばす。触れた瞬間、彼女は手を離した。
「熱い…」
「タバサさんだから、ですよ…」
「………ラグナ様…。恥ずかしいです…やっぱり…」
「でも、今度はタバサさんの番ですから、してくれないと…」
「………はい…。ラグナ様がそう望まれるのなら…」
彼女はゆっくりとそれに視線を移しては、背けることを何回か繰り返した。
だんだん馴れてきたのか、それを見る時間の方が長くなってきた。意を決したかのように、彼女は言った。
「では、触ります…」
タバサさんの細い指が、僕を刺激する。服の上から触られた時とは比べ物にならない程の快感が襲ってくる。思わず僕は声を上げてしまっていた。
「…気持ちいいのですか?」
タバサさんは上目遣いで僕を見ながら、ゆっくりといじくり回してくる。
「ラグナ様…舐めますね」
そうタバサさんが言ったかと思うと、僕は自分の身体が身体でなくなるような感覚に襲われた。
下を見ると、タバサさんは僕のものの裏側を舐め上げたところだった。
汗と羞恥心で上気した表情に、解れた髪、潤んだ瞳、小さな口からのぞく桃色の舌。その時の彼女は、この上ない蠱惑的な表情をしていた。僕のものが益々昂ぶる。
タバサさんは更に舐め上げた。最初はおずおずと舐めるのだったが、次第に舐め上げる距離と範囲が大きくなっていく。僕の臨界がすぐそこにまで来ていた。
タバサさんは膝立ちになり、僕のを見下ろす位置に顔をあわせた。何をするのだろう…と僕はぼんやりと見ていた。
彼女は、僕の先端を潤んだ瞳で見た後、それにそっと口づけたのである。

ダメだ、これ以上は保たない。
僕はタバサさんを引き離そうとした。でも先程からの快楽の波で力が全然入らない。タバサさんは、口を大きく開けて口に含もうとしていた。
先端が暖かい粘膜に包まれ、おそらく舌であろうざらざらした軟体が、僕の最も敏感な部分を刺激した。
「くぅっ…もう…!」
僕はタバサさんの口から無理矢理引き抜いた。次の瞬間、僕は果てた。
「きゃっ…」
顔の横で僕のものからとめどなく吐き出されていくものを、タバサさんは茫然とした表情で見ていた。
そこに何処か恍惚とした表情が混じっていたのは、多分僕の気のせいではないだろう。

99 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/20(日) 14:27:58 ID:+wKP3/Ms
487 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/04(土) 22:32:28 ID:VsiBzms/
「ラグナ様…気持ちよかったですか?」
地面に腰を下ろして一息ついた僕の顔を、上目遣いに見ながらそう言ったタバサさんの表情には、小悪魔的な雰囲気があった。
「………はい」
「ふふ…さっきのお返しです」

僕たちは、互いを抱き合いながら少し休んだ。僕のすぐ前にいるタバサさんは、乱れた服を直そうともせずに僕の胸に頭を乗せている。
タバサさんの身体から立ち昇ってくる馥郁たる女の匂いが、僕の雄を刺激してやまない。僕は先程の彼女のすべてを思い出していった。思い出す度に、僕のものは再び元気を取り戻していった。
「あ…ラグナ様…」
それに気付いたのか、僕を切なさそうな表情で見上げる。
「タバサさん…好きです。誰よりも好きです」
「はい…私もラグナ様が好きです」
僕たちは、また唇を重ねた。

僕はタバサさんを腕に抱えたまま立ち上がった。そして、彼女の右足を僕の左脇に抱えた。
彼女は何も言わない。ただ、僕の肩に両手を置いて、目を伏せて恥ずかしそうに俯いているだけだ。
僕は自分自身を入れるべき所に宛おうとしたが、見えないので判らない。
「…ラグナ様…そこではありません」
その声と同時に、彼女は僕のものを自分の入り口に導いてくれた。
先端が、何かの裂け目のようなものに少し埋まっているのが感じられる。
僕は言った。
「タバサさん…」
「…あの、その…。…はい、どうぞ」
彼女は一瞬ためらいのような表情を見せたが、そのときの僕は、彼女の中に入りたい一心で一杯だった。
僕は腰を前に押し出した。挿入の途中で、入り口より窮屈な箇所があったが、僕は構わずに先に進んだ。
「っ…!」
タバサさんは顔をしかめた。背中に回された彼女の腕の力が強くなった。
痛いのだろう。僕はすぐに動きを止めた。
「ごめん…痛かったよね…?」
「いえ…いいんです。私、嬉しいですから」
彼女は微笑んでくれたが、多少なりとも無理していることが傍からもわかった。
僕は彼女から抜こうと腰を引いたが、タバサさんは涙を目尻に浮かべながら拒絶した。
「ダメ…です」
「でも」
「私は…欲しいんです。ラグナ様と結ばれたという証が欲しいんです」
「…」
「躊躇わないでください…お願いします…」
僕は引くのをやめ、前へと進めるために力を溜めた。タバサさんの吐くなまめかしい息が僕の顔にかかる…そんな距離で、彼女の瞳は僕をじっと見つめている。
僕も彼女をじっとみつめた。
言葉にしたら陳腐になってしまうような気がする。彼女もそう思ったのかもしれない。
僕たちは、言葉を交わすことなく、当たり前のように唇をあわせた。
僕は舌で唇をこじ開けた。タバサさんの喉の奥から低い声が洩れたが、僕は構わず舌を押し入れた。僕の舌は、すぐにタバサさんの舌とかち合う。
お互いのが混ざり合って溢れた唾液は、顎、首筋、胸元、と垂れていった。
息が苦しくなったのか、タバサさんのほうから唇を離した。僕たちの口の間で一本の糸が伸び、それは儚く切れた。
彼女は肩で大きく息をしている。口元はどちらのものともわからないほどの量の唾液で濡れていた。おそらく僕も同じ状態だろう。
涙の跡が残るその頬はルビーのように染まり、潤んだ瞳はサファイアのように輝いている。その上気した表情は、美しくも妖しい輝きを放っていた。世界の全てがそこにあるような気さえした。
僕はもう、本能を、雄の衝動を、抑えることができなかった。
ただ、目の前の愛しい女を抱きたい。そういう原始的な衝動が僕の原動力だった。
タバサさんの腰を引き寄せ、僕は入れかけていた自分のものを、躊躇いなく、奥まで一気に貫いた。
窮屈な抵抗をいとも簡単に突破し、僕の先端が奥に当たった感覚がしたのと同時に、タバサさんの口から、声にならない叫びが洩れた。
端正な眉を歪め、堅く閉じられた彼女の瞼からは、涙がとめどなく溢れてくる。
「いっ…ラグっ…ラグ…ナ…さまぁ…!い…痛っ…」
背中に回されたタバサさんの指が、僕の背中に食い込んできた。
「あっ…い……ラグナ…様っ…」
僕は、顔のすぐ横で、半分嗚咽に近い声を漏らすタバサさんの頭をそっと抱えた。
「…僕たちは、一つになれました」
しがみついていた彼女は、顔を上げた。まだ涙はこぼれているが、幸せそうに僕を見つめる。
「…はい…私たち…一つに…」
僕とタバサさんは、少し呼吸を落ち着けてから、また唇を重ねあった。


100 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/20(日) 14:29:23 ID:+wKP3/Ms
488 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/04(土) 22:34:18 ID:VsiBzms/
僕は入れたまま、彼女が落ち着くのを待った。
「ラグナ様…」
タバサさんが僕の名前を呼ぶ。催促しているのだ、と僕は解釈した。僕のものはまだ固さを保っていた。
「タバサさん、愛しています。誰よりも」
僕は彼女の耳元で囁くように言った。
タバサさんは小さくうなずいて、幸せそうに微笑みながら言った。
「私も…愛しています」
僕は少し腰を引いた後、ゆっくりと押し込んだ。少しタバサさんが顔をしかめたので、僕は動きを止めた。
「構いません…慣れましたから…どうぞ」
その言葉を合図に、僕は再度彼女の中を行き来した。
「もう少し…でも…いいです」
「でも…痛くないですか?」
「いいんです…。私はラグナ様のものですから」
「タバサ…さん…!」
「ラグナ様…ラグナ様、ラグナ様!」
名前を呼ぶ。単純なことだけど、それがますます僕たちの気持ちを高みへと、高みへと、押し上げていくのだった。
僕たちは、今日したどんなキスよりも激しいキスを交わしあった。お互いの唇を、舌を、唾液を、全てを吸い尽くすかのように、激しく貪りあった。
あとはもう単純だった。
僕は、本能のままに、腰を打ち付けた。タバサさんの声も耳に入らないくらい、激しく動いた。
タバサさんを寄りかからせている木の幹が軋る。
「あっ…激しっ…!ああ…ああっ…ラグナ様…っ!好きです…好き…です…ラグナ…さま…」

中に入った僕のものは、凄まじいまでの圧迫感で押し潰されそうだった。周りにまとわりつく襞は、彼女が身動きするたびに、僕を容赦なく刺激する。僕が引くと、引かせまいとするように絡みついてくる。
僕が入れると、侵入を拒むかのように引き緊まる。
彼女の中で、快楽の津波に、僕は翻弄されていた。

彼女の額には、露のような汗が浮かんでいる。いや、額だけではない。胸元にも玉のような汗が浮かんでは、僕の運動によって、乳房の間を流れ落ちる。
僕の眼は汗が入るせいで、痛い。気が付けば、僕のシャツもじっとりと濡れていた。
少し運動の頻度を緩めた。流石に疲れたのだ。
身を引いて、ふたりの繋がっている部分を見下ろした。
彼女の入り口からは、透明な液体と共に、純血の証が、幾筋かの赤い流れを作っていた。ガーターベルトで吊られた白いストッキングは、血と体液で紅く濡れていた。
僕のものがタバサさんの中に入るたびに、彼女の入り口はが拡がり、閉じ、また拡がった。
僕はもっとタバサさんに深く入りたかった。
左脇に抱えていた彼女の右足を、僕は肩に担ぎ直した。タバサさんには少し窮屈かもしれない。でも、そのお陰で、僕は彼女の中により深く入ることが出来た。
僕の挿入が深くなったせいか、彼女は顔をしかめた。
「あくぅっ…」
僕が入れるたびに、先ほどとは違った声をあげる。
目の前で揺れる彼女の乳房を、右手で無遠慮に揉み立てた。掌が、汗で幾度も滑る。

…僕はもう限界にちかかった。
タバサさんも同様らしかった。
「ああ…ラグナ…さま…ラグナ…さ…ま」
譫言のように僕の名前を繰り返す。
僕は自分に残った力を振り絞り、より一層激しく責め立てた。
「ああああっ…はげっ……激しっ…です…あっ…くぅ…っ!」
必死で僕にしがみついてくる。

101 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/20(日) 14:29:57 ID:+wKP3/Ms
489 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/04(土) 22:36:32 ID:VsiBzms/
おそらく次が最後の一撃だろう。
僕はその一撃を、彼女の最深部まで貫かんばかりに、放った。
その瞬間、何かが爆ぜたような感覚が僕を襲った。全てが僕の身体から抜けていくような、未曾有の快楽。

彼女の中にある僕自身は、別の生き物のように、幾度も、幾度も、脈打っていた。

「………ラ…ラグ…ナ………さまぁ…」

少しずつ遠くなる意識の中で、タバサさんの声が、全身に沁みるように感じられた。

………ほとんど真っ白だった僕の頭が次第に現実に戻っていくにつれて、僕の五感も次第にはっきりとしてきた。
ずいぶん永かったような気がする…。
僕の意識が飛んだのは、実際はほんの数秒だけだったのかもしれないけど、何故か永く感じられたのだった。
五体に感じる温もり。耳に聴こえる息遣い。鼻腔に満ちる匂い。口腔に拡がる味。
僕の五感のうち四つは、すっかり彼女に支配されてしまっていた。
五感の最後にはっきりとしてきた視界に飛び込んできたのは、僕を見つめるタバサさんの碧い瞳だった。
「タバサ…さん」
気怠い感覚の中、絞り出すような声で、僕は彼女の名前を呼んだ。
「ラグナ様…」
彼女の蕾のような口から、僕の名前が出た。
僕たちはしばし見つめあった後、もう何度目になるだろうか、唇を重ね合った。
途端に僕自身がタバサさんの中から抜けおちた。僕は唇を離して、視線を下に向けた。
僕がタバサさんの奥深くに出したものが流れ出て、内股に不規則な模様を象っていた。
一部は、血と混じって桃色に変わっていた。
「あっ…!み、見ないでください!」
僕が何を見ているのかを察した彼女は、頬を染めながら、たくし上げられたスカートを下ろそうとした。

「ラグナ様…向こうを向いていただけませんか…」
顕わになった胸を隠すようにしながら、彼女は懇願する。
僕はすぐに彼女に背を向けた。自分のものがまだ出しっぱなしだったのに気が付き、ハンカチで拭いてからズボンの中にしまった。
後ろでは衣擦れの音がする。
肉体的にも精神的にも疲れていたが、不快ではなかった。寧ろ、逆に、僕は幸福感に満ちているような気がした。
「ラグナ様…」
呼ばれて振り向くと、タバサさんはすっかり身支度を整えていた。

僕と彼女の視線は幾度も絡みあったが、言葉が出てこない。
言うべきことはたくさんあるはずなのに、どうしても言葉が出てこない。
こういう時こそ、男の僕が率先しなければ。
意を決して、僕は手を差し出した。
「戻りましょう」
「…はい」
僕はタバサさんの手を握った。タバサさんは優しく握り返してきた。

でも、何か大切なことを忘れているような…?
僕はちょっと考え込んだ。
…そうだった。
とても大切なことを僕は忘れてしまっていたのだ。

102 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/20(日) 14:31:10 ID:+wKP3/Ms
490 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/04(土) 22:38:30 ID:VsiBzms/
「…そういえば、忘れていました」
僕は立ち止まって、苦笑しながらタバサさんを見た。
「何をですか?」
「あの…実は…言いにくいんですけど…」
途端に彼女の顔に不安がよぎったのが傍目からも分かった。
「え…? ラグナ様……?」
不安感からか、僕の手をぎゅっと握ってくる。その仕種がとても愛らしい。
彼女はそれほどにまで僕のことを愛してくれているのだろう。
「僕は…その、今日は、あんなことをするためではなくて…」
先ほどの行為を思い出したのか、タバサさんの頬がかあっと紅くなる。
僕の頬も熱くなってきた。
「実は、僕は、タバサさんに言いたいことがあったんです」
「私に…ですか?」
「はい」
「それを今から言います。本当は、今日会った時にすぐに言いたかったんですけど…」

僕は繋いでいた手を離すと、タバサさんの正面に立った。
身も心も結ばれた後だというのに、この言葉を言うのには、何故か凄く勇気が要った。
それに、彼女の答えは分かり切っているけど、やはり僕は言わずにはいられなかったのだ。
「タバサさん…。貴女が好きです。僕と結婚してください」
「…え…」
タバサさんは大きく目を開いて、両手を口に当てて、僕を見つめる。
「…実は、今日、プロポーズしようと…決心して来たんですけど…」
「…まぁ…!」
「…ははは…タバサさんに先を越されてしまいまして、その、忘れていました」
「…うふふ」
幸せそうに笑うタバサさん。

「はい…ラグナ様。私で良ければ…」

僕は、この笑顔をずっと見ていたい。ずっと守っていきたい。
全ての生きとし生けるものが仲良く幸せに暮らせる世界を、彼女と共に創っていきたい。

491 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/04(土) 22:42:46 ID:VsiBzms/
以上です。
お目汚しすいませんでした。
拙劣な文章を終わりまで読んでくれた方、ありがとうございました。

>>468で「SSは2つある」と書きましたけど、もう一つのはちょっと内容がアレなので投下は見送ろうと思います

103 名前:ペルシャ×マイス:2009/12/22(火) 17:39:09 ID:/2EskavA
天然ペルシャとマイスのお風呂で×××です
誤字・脱字沢山あると思いますが……



「マーイッスくん!」

驚いた僕とは裏腹に、にこりと笑うペルシャ。
「結構驚いたな、、で、どうしたの?」
「えっとね、えっとね、マイス君にお風呂の……」
人差し指を僕にたてながらいっているとちゅう、言葉を遮る。

「掃除でしょ?もう慣れたよ」
「正解!で、今日はねーいつもより綺麗にしたいの!」

頭に♪マークを散らせながら笑うペルシャは、
何か考えているようだった。

「いいけど……何処を掃除すればいい?」
「えー…っと……マイス君が女風呂でー……」

といいかけてから、しまった!という顔をし、
「ま、まままま、まま間違えた!」

といった。何か隠しているようだ。

‐‐‐風呂にて‐‐‐

「あー………終わった…ペルシャーそっちは終わ…」

といいかけた瞬間、声が壁から飛んできた。

「え!?こここここっちもおわったよ!?」

明らかに動揺している。マイスは?マークを頭に浮かべた。
「ペルシャどうした……」

と言い掛けた所、また声が飛んできた。
「ちょっと来て…?」

緊張したような、小さな声が、かすかに聞こえた。

「僕はいけないよ、そっちの風呂はおん…」
「え、じゃ、じゃあ、わわわ私が行く!」
「え!?」

タタタタタ、と走る音が聞こえてすぐ、
男湯にペルシャが入ってきた。
耳まで真っ赤な、初めて見るペルシャの顔。

「ぺ、ペルシャ!?」
「マ、マイス君、ちょっとお話ししよ?」

といい終わってから、さらに顔が赤くなっていく。

「ペルシャ、熱じゃない?大丈夫?」

「え!?ち、違うの!」
といい、深呼吸して、彼女は言う。

「マイス君ってさ……私のことどう思ってる?」

落ち着いたようで落ち着いていないペルシャ。
髪の毛で顔を隠すようにして言う。


104 名前:ペルシャ×マイス:2009/12/22(火) 18:15:05 ID:/2EskavA

「どうって……」

「わ、私はマイス君大大大好きだよ!?」
「ぼ、僕も好きだけど……」

ペルシャは、赤い顔して笑い、寄り添ってきた。

「でもね、なんとなく分かってたよ?自惚れしてた……」
「ペルシャ、抱きしめていい?」
「え!?」

驚きながらも、数秒後こくりと頷いた。

「ペルシャ大好きだよ、すごく……」
「うん、、、私も…」

と言いながら笑う彼女の顔は天使のようだった。

「ペルシャ…優しくするから・…」
もう僕は我慢できない、と思っていた。
彼女が欲しい欲しい欲しい、、手放したくないとおもった。

「え?何を?」

意味が分かっていないらしい。

「こーゆーコト」
といった後、布地の上から彼女の乳房を触った。

「あ…っマイスく・・・」
「脱がすよ・・」

もう彼女の肌は見えていた。白く、すべすべとしている。と
触らなくても分かる綺麗な肌だ。
無意識にも、左手は秘所に向かっていた。
優しく愛撫でしてやった。

「あ…んぁ…っマイス…く…」
「愛してる、ペルシャ」
「私も…あ……そこは…っんっ…ああっ!」

乳首を甘噛みすると気持ちよさそうな声をあげた。
「次…こっちいくよ?」

『こっち』とは、彼女の秘所だ。

ショーツを下ろし終わった後、ソコをたくさん舐めた。

「あっあぁ……くぅ…ぅぅ……ひゃっ…」

声が可愛かったため、もっともっと舐めてやった。

「あ…ん…きゃっ・・」

彼女のソコは、すごい濡れていた。
僕の唾液だけではないことはすぐ分かり、
「そんなにきもちいい?」
ときくと、

「ぅん…」

といった。

「ペルシャと一つになりたい」
ペルシャは驚いた顔をした。


105 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/22(火) 19:24:36 ID:xnK8FvEo
書いている最中に申し訳ないですけど、投稿スレはこちらですよ。
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1260255094/

106 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:37:14 ID:4OkOFL8c
>>105
誘導お疲れ様です。引き続きまとめます。

498 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:51:06 ID:FQ7HLmKS
はい…じゃあ思い切って投下してみます。
アルスがド変態です。
アルス×ラムリアが嫌いな人
幼すぎるのはダメ!!っていう方は見ない方がよろしいかと
文章、エロどちらも未熟なためあんまり期待しないでください

499 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:52:16 ID:FQ7HLmKS
どうしてこんなことになったんだろう。
押し倒されて身動きが全く取れない状況の中でラムリアは朦朧とした意識の中で
考える。今日の昼彼女は大好きなアルスと結婚式をあげた。まだ幼い少女と幼い少年。
本当に結婚したわけではなくただのごっこ遊びだ。だがそれでも彼女の心にはとても
優しくて嬉しい想い出が宝物のように残った。もちろん本当に結婚したわけではない
と彼女も分かっているが、その日は幸せな気分で過ごせた。
「もし将来本当にアルスさんと結婚出来たらいいなぁ」そんな可愛らしいことを考えながらベッドに入り
恥ずかしながらもとても幸せそうな顔で眠りに就いた。…が

「あ、あのあのアルスさんなんで私の部屋…というよりベッドにいるんですかぁ!?」
そうなのだ。眠り就いたところまでは何も変ったところはなかったのだが、何者かの気配を感じて
ふと眼を覚ますと結婚式ごっこを挙げた大好きなアルスが目の前に…というか布団の中に入り込んで
きているのだ。しかもラムリアの体をがっちりとだきしめ身動きが全く取れない、さらに…
「な…な…なんで私裸…みみみ見ないで下さいぃ!!」
いつのまにか…というか間違いなく眠っている間に服を脱がされていた。そんな彼女を満面の、しかも
可愛らしいとさえいえる笑顔でアルスは質問の答えを…「あ、起きた♪」…言わなかった
ここまでくると混乱した彼女の頭でも自分の服を脱がしたのは誰か分かった。だがアルスがここにいるのは
絶対おかしい。
「ど、どうしてというよりどうやって私の部屋に?まさか忍び込んで…」とここまで言うと彼はクスクスと
笑いながら言った。
「違うよー、それも考えたけど、マックスさん…あっお義父さんっていった方がいいかなぁ?まぁそれは
おいといて…頼んだら入れてくれたんだ♪許可も貰ったしね♪」
突っ込みどころが満載すぎてなにも言えなかったが一つ気になることがあった。

500 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:53:02 ID:FQ7HLmKS
「き…許可ってなんの許可ですか?」
「もちろん子作りだよ〜」
とんでもないことをさらっと、しかも波でのばして言いやがった。
「こづく……?」
「戦士の証をお義父さんにいっぱいあげたらあっさりOKしてくれたんだ♪集めるの大変だったよ」
賄賂まで。しかも娘を売り飛ばしやがったあの金髪。
「でも子供を作るなんて結婚してないのに・・」
「何を言ってるの?今日結婚したじゃない」
「でもあれはごっこで…あ」
ここでアルスはラムリアの頬にそっと口付けをする。そして耳元でそっと囁く。
「確かにあれはほかの人から見たらただのごっこ遊びにすぎないと思うよ。でも僕は君と
本当に結婚したと思っているんだ。だってぼくはラムリアのことを愛しているんだからね」
優しく、しかし極めて真剣な力のこもった声で話す。
「愛…?」
「そうだよ愛しているんだ、だから我慢できなくてごにょごにょ…」
とここまでのことをしておきながら今更恥ずかしくなったのか顔を真っ赤にする。
そんな少年を見て少女は目の前の大好きな人が、なにか分からない存在になっていくように感じられる。




107 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:38:35 ID:4OkOFL8c
501 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:53:41 ID:FQ7HLmKS

それは恋が愛に変わっていく瞬間だった。
大好きが愛してるに変わっていく瞬間だった。

「あ…わ」
言葉が勝手に口から出ていく
「私もアルスさんのことをあ、愛してい、います!!」
思わず叫んでしまった。それにアルスは一瞬目を丸くするが、すぐに今までラムリアが見たことがない
とっても素敵な笑顔を浮かべて
「本当!?」と言った。
「良かったぁ・・こんなことして嫌われちゃうかと思ったんだ♪」
とその言葉を聞いてラムリアは自分が一糸まとわぬ姿になっていることを思い出す。
「そ、それはそうと見ないでくださいぃぃ!」
顔を真っ赤にして悲鳴を上げるラムリアを見てくすりと笑い
「だーめ♪だって僕たちは結婚して、夫婦で、今は初夜なんだよ♪」
と言いラムリアの小さくて可愛らしい唇に自分の唇を重ねる。
「くぁwせdrftgyふじこlp;@!!」

決して嫌だったわけではないのですが・・むしろ嬉しかったですけど、ファーストキスは
もっとロマンチックなものだと思っていました・・・後に彼女はそう少年に語ったという
数十秒後お互いにとってのファーストキスを終えてそっと離れる。ラムリアはまだ混乱していて
月明かりでもはっきりと分かるほど顔を、いや全身を真っ赤にしていた。そしてアルスも
彼女ほどではないが顔を赤くしていた。
「あ、あはは結婚式のときには止められちゃったけど…結構いいもんだね…ってラムリア!?」
「あ、あう〜あぅ」
ラムリアの言葉がどっかの角がはえた神様みたいになってこの状態から回復するのに数分かかった。
その後ラムリアは顔を真っ赤にしてアルスに訴えた」
「もうアルスさんたら!私初めてのキスだったんですよ!」
「あはは、僕もだよーお揃いだね♪」
と女の子のように可愛らしくケラケラ笑う。その顔をみて何も言えなくなる。
(リーンさん程ではないですけどアルスさんの顔って女の子みたいです。ベイビーフェイスですし)
そんな失礼な考えが頭をよぎった。それにアルスは、殺気の混じった声で
「・・いまなんか失礼なこと考えてなかった?」
と半眼で喋る。
それを急いで否定しつつ彼女はとんでもないことを言う
「でも…これで本当に赤ちゃんが出来るんですかね?」
「…………へ?」

108 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:39:14 ID:4OkOFL8c
502 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:54:19 ID:FQ7HLmKS
アルスは勘違いをしていた。普段から成績が良く本も沢山読んでいる彼女は当然その手の
知識を持っていると思っていた。しかし実際は殆ど何にも分かっていなかった。それも当然
と言えば当然なのかもしれない彼女はとても優しくて良い子だ。大人たちの言うことに何の疑い
も持っていないに違いない。それこそキスだけで子供が出来ちゃうなんて信じてしまうほどだ。
一方アルスは父親が行方不明だった時に偶然見つけた秘蔵コレクションでしっかり予習済みである。
さらに戻ってきた父親と母親の激しい夜の営みもばっっちりと目撃
していた。何年も会っていなかったせいかそれはもう燃え上がっていた…とそれはさておき
どうしたものかとアルスは考える。
(まさか何にも知らないなんて・・いやでもこれはもしかしたらチャンスなのかも・・)
まだ何色にも染まっていない真っ白な極上の絹を自分色に染め上げる。それはとっても素敵なことなの
かも…と幼いながらもどこかの新世界の神負けのブラックなオーラを出しながらフフフと笑う。
そんなアルスをビクビクとしながら見守るいたいけなラムリア。そんな哀れな子モコモコに
ハンターウルフが狙いを定める。
「ねぇラムリア、キスだけじゃ子供は出来ないんだよ?」
「そ、それはどういう…んむぅ!?」
いきなり人生二度目のキスをする。しかも今度は一度目とは違い舌を口内にねじ込む、そして彼女の
舌をねっとりと絡みつかせ口内を舐めまわす。それは両者にとっても味わったことのない快感だった。
「ん…じゅる…ぴちゃ…ねちゃ…んぅ」
「んふぅ…ぬちゃ…んぁ…んんぅ……あふぅ」
数分しか経っていないが二人にとっては永遠とも言えるような時間がたちねっとりとした唾液
が両者を繋ぐラムリアにとっては今のキスが何なのかよく分からなかったが、ただ一つだけ
分かったことがある。

もっとキスがしたいもっともっと気持ち良くなりたいもっともっとモットカイカンガホシイ

モットモットモットモットコノヒトトアイシアイタイアイシアイタイアイシアイタイ

「あ、あるすさぁんわたしへんですよぉ・・な、なにがへんなのかよくわからないけど
とにかく・・ああぁ!!?」
とそこでアルスはラムリアの年の割にはそこそこある胸を急に、だが優しく触りふにふにと撫でまわす。
「んひゃう!きゃん!んにゃあ、あ、あううぅん!!」
(やわらかぁい♪女の子の・・いやラムリアの胸って凄くいいなぁ・・それにしてもよく叫ぶなぁ
ラムリアって感じやすいのかな?それとも胸が弱いのかな?・・よぉし!)
アルスは綺麗な桃色のピンと立ったラムリアの小さい乳首を片方にはくりくりとこねまわしの攻め
を与えもう片方をキュッとつねった。
「ひっあ?ああ!!!!!????」
急激な快感と連続する快感が彼女を襲い言葉を奪う、そんな彼女を見て止めるはずがない、さらに
攻めを激しく続けるアルスの顔はあどけなさを残しつつも残忍な表情をしていた。


503 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:55:08 ID:FQ7HLmKS

「ああああ!!ん、んああ!!!やああああああ!!!!!」

今まで生きてきた中でこんな激しい快楽を味わうなんて思ったこともなかった。
ラムリアは泣いていた。悲しい訳ではないがどうして泣いているのか自分でもわからなかった。
そんな彼女をアルスは先程の残忍な表情とはうって変わって、恋しそうな、愛おしそうな
優しい笑みで見つめ涙に口づけをする。
「ラムリア?」
と優しく囁く。そんな彼を愛おしそうに見つめ彼女は頷いた……

「あぁん!ひゃ!きゃうん!に、にゃあああぁぁ!!」
アルスはラムリアの秘所を優しく、だが激しく攻めていた。筋を擦り指を入れてくちゅ
くちゅと音を立てる、そして悶えている彼女の反応を楽しむ。
もう彼女の秘所はかなり濡れているが…
(ん?これはクリトリスってやつかな?)
とラムリアのクリトリスを指先でギュッと潰す。すると彼女は一気に絶頂に達した。
「ギッ?!アアアアアアアアアアア!!!」
「ラムリア!!大丈夫?」
何を今更という感じはするがあまりに過敏な反応にびっくりしたらしい。心配そうに彼女を
抱きしめる。しばらくはぐったりしていたラムリアだが突然彼の胸に頭を擦りつけ呂律の
回らない言葉で言った。
「あるすさぁん、だいすきです。あいしてます。あるすさんありゅすさぁん、くぅん」
と幸せいっぱいの子犬のような口調でじゃれてくる。
そんな彼女にきゅぅぅんとなった様子で
「うん僕もラムリアがだーいすき。愛しているよラムリアぁ♪」
バカップルぶりを発揮している。末恐ろしいガキどもである。そんな彼女を落ち着かせたあと
アルスは急に真剣な表情になって言った。
「ラムリア…一つになりたい…もう我慢できないよ僕」
「一つに…ですか…?」
「うん、一つにね…でも初めてのとき女の子は凄い痛いらしいんだ、だから君が嫌だったら
やめるよ……ラムリアに決めてほしいんだ。」
そんなことを聞いてラムリアは少し考えた。つい先ほどまで彼は彼女に良くわからないけど
とっても恥ずかしくて、でも決して嫌ではないことをした。それは彼だったからこそ嫌では
なかったのだろう。そんな彼が真剣な顔をして我慢できないと言い凄く痛いことをすると言った。
だからこそ自分が痛い思いをしないように自分の欲望を抑えて、自分に決定権を託した。
彼が、アルスが自分のことを本当に愛しているんだと分かった。


109 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:39:45 ID:4OkOFL8c
504 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:56:11 ID:FQ7HLmKS
そんなアルスの想いに答えたい
愛しくて、嬉しくて…でも本当は怖くて涙が出た。
そして彼女はにっこりと涙を流した顔でほほ笑みながら
「アルスさんのお好きなようにしてください。あなたにだったら何をされても怖くはないです。」
少しの嘘が交じった真実を伝えた。
そんな彼女をぎゅうっと抱きしめキスをする。そして震えた声音でアルスは言った。
「ありがとうラムリア…僕…優しくするからね……」
怖がっているような、泣いているような微笑み。彼も怖いと知りラムリアは少し安心する。

ドキドキしながら服を脱いでいく彼を見つめる。一つになるためにはお互い裸になる必要が
あると彼に聞いたが男の人の裸なんて見たことがなかった。そんな彼女を気にせず、いや
顔が赤くなっているところをみると気にしてはいるようだ。ただ彼女が不安にならないようにと
態度には出してはいない。とにかく服を脱いでいく、数十秒くらいだが永遠に感じられた。
そんな彼の裸体を見てぽつりと呟く。
「きれい…」
幼いながらもその剣の腕で破壊の竜を封印した。アルスの体は筋肉ががっちりというわけ
ではないがほどよく引き締まりしなやかで美術作品のようにも思えた。
彼女の呟きが聞こえてアルスはさらに赤くなり
「ちょ、そんなこと言わないでよ!」
とラムリアが寝ている間にじっくりたっぷりねっとりと彼女の華奢な体を鑑賞
していたのに理不尽な文句を言う。
そんな彼の文句を聞き流してラムリアは幼いながらもかなり立派にそそり立つアルスの
男根をじろじろ見て興味深そうに呟く。
「殿方は棒が生えていると聞いたことがありますが…本当だったんですね。ちょっと驚きました。」
知識が無いためか恥ずかしがるという反応が殆どなかった。そのことにちょっとがっかりして
アルスは顔を赤らめたが、
(まぁこれから、恥ずかしがるように調教していけばいいかな?)
なんて子供らしくない鬼畜な考えがうかんでいるようだった。

「それでどうやって一つになるんですか?…ひゃぐぅ!?」
唐突に秘所をアルスに弄られ悲鳴を上げる。アルスはそんな彼女の反応に
にこにこと笑いながら言った。
「ここにね、僕のこれを入れるんだよ。そうやって一つになるんだよ
そしてね、うまくいけば子供が出来るかもしれないんだ♪」
まだがきんちょなのに孕ます気満々だったりする。
それを聞いてラムリアは喘ぎながら途切れ途切れに言った。
「わ、私の…ひゃう!!こ…ここに?…んあぁ!?そ、そんなの無理…あぐぅ!ですよぉ
…はあぁん!」
彼女の秘所から指を引き抜き彼女の愛液を舐めて、アルスは彼女を安心させるかのような
優しくて色っぽい声で耳元で囁いた。
「大丈夫だよ、僕を信じて、そりゃ初めてだけど一応勉強しているしね」
そんな声で信じてなんて言われたせいか不安なんか一瞬で吹っ飛んでしまった。
「わ、わかりましたアルスさんを信じます。」
父さん(の秘蔵コレクション)ありがとう。と心の中で感謝しつつ、
自分の分身を彼女の秘所にあてがう。


110 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:40:17 ID:4OkOFL8c
505 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:56:45 ID:FQ7HLmKS
「じゃあ…いくよ」
「…はい……」

ゆっくりとラムリアの中に自分の分身を沈めていく
「ん…あぁ?……んぅ」
(うわ…きつ…)
先の方を入れただけなのにぎゅうぎゅうと締め付けてくる。アルスはそれまで感じたことのない
快感を味わいながら彼女の中を進んでいく。彼女も感じているようだった。
すると先が何かに当たり進行を止める。
「ん・・はぁ・・これが処女膜ってやつかな・・?」
「あ・・んあぁ・・処女・・膜・・はぁ・・ですか?」
急に進行が止まり不安げな声で彼女は聞いた。
「こういうことをするのが初めての女の子には皆あるんだって、これを破るから
とっても痛いらしいんだけど・・」
と言って彼は彼女の顔をもの言いたげに見つめる。今ならまだ止められるんだ
だから痛い思いをしないでいいんだよ?
そう言いたいのだろう。しかしラムリアの覚悟は固かった。
「だ…大丈夫ですから…続けて…んぁ……くださいぃ」
「ラムリア…じゃあ一気に行くよ!」
そしてアルスは彼女の中を思いっきり貫いた。

「!!!??いっっああああああああああああああああああ!!!!!」
ラムリアの生きてきた人生の中で最も強烈な痛みが彼女を襲った。
箱入り娘として大事に育てられ、今まで大きな怪我を負うこともなく過ごしてきた。
そんな彼女が苦痛に顔を歪め大粒の涙を流している。

一方アルスは先ほどよりも強烈な締め付けによる快感に言葉と理性を失っていた。
しかし予想以上にラムリアが痛がっているのを見てすぐに理性を取り戻し、心配そうな
顔でラムリアに問いかける。
「ラムリア…大丈夫?…そ、そんなに痛いの?」
「あぁあ…あぁ…い……たい…です…あるすさぁん…」
涙をぼろぼろこぼしているラムリア、こんな痛い思いをさせたくて交わったわけではないのに
アルスは彼女に苦痛を与えている事実に後悔した。
「ごめんねラムリア嫌な思いをさせちゃって、やっぱりもうやめた方がいいよね・・」
そう言うアルスに対してラムリアはこう返した。
「いっ…たい…ですけど……嫌なわけでは…ありません…だから…やめないで
…ください」
辛そうだが想いのこもった声で彼女は懇願した。
それを聞きアルスは
(ラムリアが頑張っているのに半端なところでやめちゃ男じゃない!!)
と決意を固め行為を続行する。


111 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:40:54 ID:4OkOFL8c
506 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:57:19 ID:FQ7HLmKS
「いっ…ああ…くぁ……つぅ…」
ラムリアの口から苦痛の呻きがもれる。
彼女が痛みを感じないようにゆっくりと腰を動かすがやはり痛みを感じてしまうようだ。
このままじゃ苦痛を与えるだけになってしまうと危惧したアルスは、彼女の胸に顔を近づけ
ぱくりと乳首を口に含んだ。
「ひゃあ!?アルスさんなにを…あぁ!?…はぁぁ!」
「ちゅ…ちゅう…ぷは……らうりあ…きもひいい?」
どうやらラムリアは乳首に弱いようだ。呂律のまわらない声でアルスに訴えかけた。
「うやぁ…ひゃべりゃにゃいでくだしゃい…あ、あ、あかひゃんみたいでしゅよう」
そんな彼女の様子にアルスのS心に火がついたのかさらに激しく乳首を舐めまわし、
吸い、甘噛みを加えた。もう片方にも手を伸ばしくりくりとこねくりまわす。

「あぁ……にゃあ!…やぁん!はぁん…ああぁ」
彼女の声から苦痛の色が消え始め、快感の悲鳴を上げ始めている。上半身だけでなく
下半身の攻めも感じ始めているようだ。
ここでアルスは胸から顔を離して、彼女の唇に己の唇を合わせる。そして
口内に舌を侵入させ彼女の舌を絡めて濃厚なディ―プキスをはじめた。
二度目のディ―プキスのためかラムリアも舌を絡めてくる。
「んーんー…んぁ……ふぅ…ふぅ…んちゅ…」
貪るように…というわけではないが積極的に快感を求めている。それは本能によるもの
なのか、それとも愛によるものなのか……本人たちにも分からないだろう
それでも二人がとても幸せなことは確かだろう。

唾液の線を描きながらそっと互いの顔を離す。もはやラムリアに羞恥心など欠片も残って
おらず、にへらっと赤くなった顔で笑みをうかべた。潤んだ目には鈍い光しか浮かんでなく
口からはねっとりとした唾液がこぼれていた。
「あはぁ♪アルスさぁん…すきぃ…だいすきぃ……」
自分の色に染まってきたラムリアを見てアルスはにっこりと無邪気な笑みを浮かべる。
「ねぇラムリア…もっと激しく動いても良い?」
まだ子供のはずなのにとても色っぽい声で彼女に囁く。今のラムリアに断る理由など
あるわけがなく恍惚の笑みを浮かべながらこくこくと頷いた。

ぐちゅぐちゅと激しい水音と少女の喘ぎ声が部屋に響く
「…お、あ、おぉん!…はぁん♪」
喘ぎ声というより快感による歓喜の声か。もはや完全に普段の自分を失っている。
口の端から涎をたらし、顔もだらしのない笑顔だ。
こんな顔を見られたくはないと頭のどこかで自制の声が聞こえてくるが、それも
全く意味を持たない。天使と悪魔の戦いは完全に悪魔が勝利してしまったらしい。
「んー…ラムリアの中凄くぎゅうぎゅうしていてきついけどとっても気持ちいいよ」
激しく腰を動かしながらぽーっとした表情で感想を述べる。
「あ、ありゅすしゃん…んにゃあ!!…も…きもひいんでしゅか!?……あぁ♪
う、う、うれひぃでふ…ふぁあ♪」
言葉を覚えたての赤ん坊のように拙い口調で喜ぶラムリア。この快感を愛する人と
共有しているということがとても嬉しいのだろう。
(あ、そうか…これが一つになるっていうことなんですね…)
ふと頭の中のどこか冷静な部分がそんな考えを浮かべる。そんな冷静な考えも
快楽の前にすぐに消えてしまったが、確かに理解した。

112 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:43:17 ID:4OkOFL8c
507 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:58:12 ID:FQ7HLmKS

「う?や?…ああぁ!?なんかへんでひゅ!!なにか来ちゃいまふ…ふあぁ!!」
急に様子がおかしくなったラムリア。しかしアルスは快感を味わいぽーっと
しながらも冷静にかえした。
「あーっそれって多分オーガズムってやつだよ…こういう時はイクっていう
んだけど…って…あー僕もそろそろイキそう…」
「い、い、イク?…アルスしゃんもイクのぉ?」
「う…ん…いっしょにいこうね…ラムリア」
「ふぁ…い…っしょにいぃぃ!!ああああああああぁぁぁぁ!!」
「ん…僕も……くぅ…!」
そしてラムリアは人生初の絶頂を迎えた。同時にアルスもラムリアの膣内に
己の欲望をたっぷりとぶちまけた。射精そのものは初めてでは無いが女の子の
中になどは当然初めてだった。

「うぁ…これが中だしかぁ…気持ちいいなぁ……癖になりそ♪」
「う……あ…?…なかに…なにか……?」
初めての絶頂に頭が真っ白になっていたラムリアが徐々に意識をとり戻してきた
ラムリアは膣内になにかドロドロしたものを出されたことを疑問に思った。
そんなラムリアの疑問に気づいた様子もなく、アルスは機嫌が良く自身の分身を
引き抜いた。ラムリアの血と混ざったピンク色のドロリしたと濃い精液がトロトロ
と流れ出してきた。
「あの…アルスさん……このドロドロした液体はなんですか?」
「ん?あぁ、これはね精液だよ、ラムリアの血と混ざってピンク色になってるね〜」
「精液?なんですかそれ?」
「う〜んとね、簡単に言えば赤ちゃんの元なんだよ♪これを女の子の中に出せば
赤ちゃんができるんだよ」
とんでもないことをあっさりと言った。それにラムリアは
「はぁ…赤ちゃんが……………って…ええええええええええええぇぇぇ?」
当然とても驚いた。雰囲気にのまれて先ほどの子供を作るうんぬんは
何を言っているのかほとんど理解していなかった。しかし事が終わって頭が冷静に
なったのか、アルスのとんでも発言にビックリしてしまった。
「あ…の……アルスさん…赤ちゃんって…つまり…にんし…」
「うんそうだよ妊娠ってことだけど?」
「そういうことはあっさり言わないでくださいぃぃ!!」
事の重大さに気づき当然うろたえるラムリア。そんな彼女にお構いなく
けらけら笑いながら

113 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:44:11 ID:4OkOFL8c
508 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:58:44 ID:FQ7HLmKS
「アハハ、まぁ100%妊娠するわけじゃないしね♪」
なんの慰めにもならない答えを返した。
「う〜…こういうことは前もってきっちり説明をしてほしかったです。
というより本当に妊娠してしまったらどうするんですか…」
涙目で不安を訴えるラムリア。そんな彼女を相手にアルスはふっと微笑んだ。
「僕は君との間に子供ができたらいいなって思ってるよ?」
「でも私たちまだ子供ですし…」
「子ども一人くらい簡単に養えるよ僕、こう見えて昔から働いているからね」
「確かにそうかもしれませんけど…」
「ラムリアは子供作るのは嫌?僕の子供じゃ嫌かな?…」
子供、子供、子ども、こども・・・その言葉がラムリアの頭の中でぐるぐる回る
確かに自分たちは幼い、だが目の前に愛しい人がいて、経済的にもなんの問題もない
そりゃ道徳的には駄目なことだとは思うが…自分たちの周りの人たちはとても優しい、
大人たちに怒られることは間違いないと思うが、それでも祝福してくれるだろうし、
手助けもしてくれるだろう……じゃあ…じゃあ

何の問題もないのではないか?

アルスとの子供。大好きで愛しい人との子供…
「嫌…なわけないじゃないですか……私もアルスさんとの子供欲しい……です。」
「…えへへ、嬉しいな♪」
そう答えたラムリアに赤くなった顔でアルスは微笑む。今まで以上に素敵な笑顔。
この笑顔を誰にも見せたくないなと思うほどにとラムリアは思った。
「アルスさん…その笑顔…私以外の人に見せちゃだめですよ…」
「え?なんで?」
「なんでもです!!」
「?????」
なぜかこんなところは鈍感なアルスなのであった。
それはさておき…
「まぁラムリアもしっかり理解してくれたようだし…もう一回やろ〜!!」
キラーンと目を煌めかせながらラムリアをがっちりホールドして押し倒した。
「えぇ!!ちょっアルスさ…あああああああああああああああああああ!!!??」

…どうしてこんなことになったんだろう?
朦朧とした意識の中でラムリアは考える。

…まぁでも…まぁでも…いっか…………とっても幸せですし…


数年後セレッソの花が咲き乱れるある日、ある少年と少女の結婚式が開かれた。
街じゅうの人から祝福され、とても幸せそうな少年と少女。
ただ妙なことにその結婚式には彼らの子供も出席していたとの話だが……
それも大した問題ではないだろう。

ちなみにその二人は学校の一クラス埋めるほどの人数の子供を作ったそうな

・・・おわり

114 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:45:44 ID:4OkOFL8c
509 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:59:21 ID:FQ7HLmKS
おまけ

朝、ラムリアは目を覚ましてシーツの後始末に困っていた。昨晩さんざん自分を犯した
アルスはすやすやと寝ている。なんだか幸せそうで起こすのも悪いと思い
さっさとシーツを持ってそっと洗濯場に向かう。
「腰…いったいです……」
「やあラムリアよく眠れたかい?」
突然聞こえてきた声にびっくりしてゆっくり振り向く。するとそこには爽やかな笑顔を
浮かべた。自分の父親が立っていた。
「……よく眠れなかったっていうのはお父様がいちばんご存じでないのですか?」
「HAHAHAHAHAHA]
白々しく笑う父にさらに問いただす。
「よくも…とは言いませんが娘を売り渡して…どういうつもりです…?」
「ははは、あれは建前でお互いを想い合っている少年少女の手助けをしただけさ」
「・・・・・本音は?」
「え?」
突然黒いオーラを出し、本を取り出して低い声で尋ねるラムリア。
そんな娘の豹変に驚き
「えー…頭良し…料理良し…剣技達人の…そのた諸々完璧な跡取りが欲しかったんです…はい」
つい本音を喋ってしまった。
「お父様…」
「…はい」
「ちょっと反省してくださいね♪」

ふあーと欠伸をしながらつい先ほど起きたアルスは廊下を歩く。
ラムリアを探すためだ。すると突然後ろから声をかけられる。
「やあアルス君、おはよう」
マックスの声だ。その声に振り向きながら答える。
「おはよーございます♪マックs…日焼けしました・・・?」
日焼けというより黒焦げと言ってもいいくらいのマックスがそこにいた。
「アハハ、アルス君…君が持ってる魔法の本…ラムリアに貸したかい?」
「…剣の方が好きなんで魔法はほとんど使いませんから……」
「そうか…hahah…」
バタン!!と倒れたマックスはアルスに病院に担ぎ込まれ三日間目を覚まさなかったという…

115 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:46:16 ID:4OkOFL8c
510 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:59:47 ID:FQ7HLmKS
おまけ2

「ルーンファクトリー3が発売するそうですよアルスさん♪」
「そうだね今から楽しみだねラムリア♪」
教室でいちゃつきながらそんな会話をするバカップル。そんな光景を見せつけられている
クラスメートは総じて('A`)こんな顔をしている。
それはさておき…
「3の主人公はモコモコに変身できるそうですよ。ちょっと羨ましいですね」
「そうだね〜僕もモンスターに変身してみたいなぁ…」
「?どんなモンスターになりたいんですか?」
「ん〜とね…ハンターウルフにスライム…あと夏の島にいた大きなタコに
なってみたいな」
「……?ハンターウルフはかっこいいから分かりますけどスライムにタコ??」
「獣姦とか触手とか一度はやってみたいなー」
「・・・・・・・・・・・・・はい?

今度こそ自重

511 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 00:01:02 ID:FQ7HLmKS
以上です。初めてエロ&投稿したので緊張しました。

116 名前:ミスト×村人:2009/12/23(水) 11:57:49 ID:4OkOFL8c
549 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:42:09 ID:XbBJH3y6
投下します。
今回はミストです。

550 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:43:00 ID:XbBJH3y6
「ふぅん、ふんふん…ふん…」
 いつものように鼻歌を歌いながらミストは上機嫌でカブ畑へ赴いた。収穫の時期にはまだ早いが、毎日毎日カブに水をやったり、様子を見たりすることはミストの生き甲斐だといっても良い。
「さてさてぇ…カブさんはぁ…今日も元気かしら?」
 ゆっくりと甘い話し方でミストは畑を覗く。しかし、その瞬間、ミストは目を大きく見開き、呆然と立ち尽くした。昨日までは元気に育っていたはずのカブの葉はくてりと萎んでいるばかりか、畑のあちこちが荒らされていた。
「う…うそ…」
 ミストは力なくその場に座り込んだ。愛情を持って育てて来たのに…
 と、そこで背後から人の気配がする。
「やぁ、ミストさん。どうしたの?」
 ミストが項垂れたまま振り返れば、そこには身知った少年達が立っていた。
「ラグナさん…っ、それにエリックさんにダニーさんまで…」
 ミストは目に涙を浮かべ彼らを見上げる。
「ここに来たら…私のカブ達が…こんな姿に…」 
「ああ、コイツは酷い」
 ラグナはすっかりしなだれたカブの葉っぱを手に取ると大げさに溜息を付いた。
「うーん、でもこれは…ミストさんの育て方が拙いんじゃないかな?」
「…え?」
 思いがけない台詞にミストは目を丸くしてラグナを見つめた。
「水を遣ればいいってもんじゃない。交配とか種付けとかしっかりしました?」  
「…あ、あの…えっと…カブの交配?…種付け…?」
 それなりにカブの知識があるミストは何かを考える様に首を捻るが、それよりも先に今度はエリックが言葉を挟む。
「あー。その調子じゃ、ちゃんとやってないんだろ。そりゃ、途中でダメになるさ」

117 名前:ミスト×村人:2009/12/23(水) 11:58:22 ID:4OkOFL8c
551 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:44:12 ID:XbBJH3y6
「あ、あの、でもわたし…っ」
「カブのこと何も分かってないなぁ、ミストさんは」
「うんうん、せっかくのカブがこれじゃ可哀想だ」
「え…あ、あ…わ、わたし…そのっ…」
 ミストが考えることを邪魔する様に次々に畳み掛けるラグナ達。次第にミストの頭は混乱して行く。
 何度も瞬きをしてカブ畑と彼らを交互に見やるミストに、ラグナはとびきりの笑顔を向けた。
「せっかくなので…僕たちが上手な種付けの仕方を教えますよ。手取り足取り…ね」
 すっかりと焦っていたミストは訳の分からないまま、こくこくと頷いていた。
 森の奥深くまでやってくると、ラグナはミストの服を剥ぎ取った。普段日に灼けていないカラダは白く、思わず、三人はごくりと喉を鳴らす。
「あのぉ…どうして裸にならないといけないんですか…?」
 ミストは不安げに背後にいるラグナに問えば、
「口で言っても難しいから、実践してあげようと思って…ね?」  
 彼はそう言いながらミストの柔らかい乳房を揉みだす。
「あっ…ああんっ…い、いやっ…」
 突然の刺激にミストは身を捩るが、すかさずエリックが彼女の両手を抑える。
「大好きなカブのためだと思えば、嫌な訳ないだろ?」
「で…でもっ…は、恥ずかしいですぅ…っ」
「これは種付け方法をより知るためにとても大切なことなんだ。分かったらもっと足を開いて」
「…っ、こ、こうですか…?」
 唆されていることも知らず、ミストは閉じていた足をゆっくりと開く。
 すると美しい桃色をしたヴァギナが姿を現した。

118 名前:ミスト×村人:2009/12/23(水) 11:58:50 ID:4OkOFL8c
552 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:49:00 ID:XbBJH3y6
「おお…これがミストのおまんこか…思った以上に美味しそうだ!」
 彼らは初めて見るミストのヴァギナに釘付けになる。そんな彼らにミストは恐る恐る口を開いた。
「あ…あの、次はどうすれば…」
「そうだな。まず、俺がおまんこの具合を確認してあげるよ」
 ダニーは外気に晒されてひくひくと震えているヴァギナに指を這わせると、ゆっくりと中を押し開いてゆく。
 そしてしっとりと湿り気を帯びた膣内にゆっくりと指を差し込み、奥の方を掻き混ぜていった。
「んぁあっ…や…おまんこっ…ぁっ…変な音がしますぅっ…ぁっ…ぁああんっ…!!」 
 指が動く度にぐちゅぐちゅと湿った音が響き、ミストは恥ずかしげに身をくねらせた。
 その間にもラグナは彼女の乳房や乳首に執拗に愛撫を施し、彼女の羞恥を煽っていく。
「ミストさんのおっぱい…白くて大きくてとても気持ち良いですよ。そうだ、谷間にチンポを挟んでみましょうか?」
 ラグナがそう目配せすると、ミストの目の前に立っていたエリックが太くそそり立つペニスを彼女の乳房の間に挟み込む。
「っ…すごいぜ…おっぱいだけでもこんなにキモチいいなんて…!」
「あっ…ああっ…やぁあ…は、恥ずかしいっ…んひぃ…ぁっ…ぁあんっ!」
 乳房の形が変わるほど揉み込まれ、或いは両方の乳首でペニスの裏筋を擦り上げられ、ミストは得も言えない快感に襲われてしまう。
「ひぃんっ…ぁっ…あああっ…そんなに…しないれっ…ぁっ…あああっ…」
 膝立ちしているミストのカラダはこの絶え間ない快感にバランスを保つのがやっとなのに、ヴァギナはダニーの舌や指でイヤらしく舐め回され、訳が分からなくなってしまう。
「んっ…はぁ…あっ…き…きもち…いいよぉ…ぁっ…あんっ…ぁあひっ!」
「そんな清楚な顔してとんだ淫乱ですね、ミストさん。僕たちはただレッスンをしているだけなのに?」  
 小馬鹿にするようにラグナは笑うとミストの形の良い尻たぶを乱暴に叩き、そして撫で回す。
「んひぃいっ…ぐっ…ぁあっ…あっ…んっ…はぁあ…触っちゃ…んっ…いやぁ…!」 
 何度か叩かれたためか、白い尻たぶは真っ赤に染まった。ラグナはそのまま指をアナルに捩じ込み、グニグニと刺激を与える。
「んぁあっ…ひぎっ…ぁっ…痛いっ…ぁんっ…おしりは…らめっ…ぁあっ…あんっ…!」 


119 名前:ミスト×村人:2009/12/23(水) 11:59:17 ID:4OkOFL8c
553 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:53:55 ID:XbBJH3y6
快楽に愛液を零すヴァギナとは違い、経験のないアナルへの刺激は激痛にしかならず、ミストは苦痛の顔で嬌声を洩らした。
そのうちミストの股間に顔を埋め、膣内を舐め回していたダニーが顔を上げる。
「ミストのマン汁、啜っても啜っても溢れやがる…こりゃ、栓をしないとなぁ?」
 顔中をベトベトにし、イヤらしい言葉をミストに投げかけるダニー。するとアナルを弄っていたラグナが意味深に笑った。
「ふぅん、じゃあ…僕が栓をしてあげますよ…」
 濡れたクリトリスや膣口にひたりと押しあてられた巨根にさすがのミストもさっと青ざめる。
「やだ…ラグナさんのおちんちん…太すぎます…こ、こんなの射れられたら…わ、わたし…!」   
「そうは言っても…ミストさんのおまんこはさっきからパクパクしてますよ?欲しいんでしょ、僕のチンポ…」
 耳朶をかぷりとかじられ、ミストは熱い息を零した。その息を抜いた瞬間に、ラグナは容赦なく彼女の膣壺にペニスを突き射れる。
「んぁあっ!?はっ…ひぃいいっ…痛いっ…ぁああっっ…破れちゃうぅぅぅ!」
 ダニーのクンニにより十分に施されたはずのヴァギナはしかしあまりにも太いラグナのペニスに耐えきれず、ギチギチと嫌な音を立てて、左右に切り裂かれてゆく。
「おおおおっ…ぁっ…ぬいてぇえっ…おねがいっ…抜いてくらさぃいいっ…ぁっ…あがぁっ!」
 ミストは苦痛から逃れたくてしきりに首を振るが、ラグナは最奥までペニスを打ち込むと、そのまま彼女の細腰を掴み、律動を始めた。  
「はぁ…すっごい締め付け…それに、ミストさんのおまんこ…もうトロトロだ!」 
 内壁の締め付けと最奥の蕩け具合に、ラグナは恍惚の表情を見せる。そんな彼にダニーはミストの手を掴むと、己のペニスを握らせた。
「おいおい、そんなにキモチ良いのか?この子のおまんこはよ。ちくしょー。手コキでいいから擦ってくれよ!」
「ふひぃっ…あっ…あついっ…ぁあっ…ああんっ…はっ…ぁあっ…」 
 ミストはダニーのペニスを掴むと、無意識のうちに五指で擦り上げた。親指でペニスの先端に円を描くように刺激を与え、残りの指でぎゅう、と締め付ける。
「ぁっ…あうっ…こ、これで…いいれすかぁっ…ぁっ…あんっ…ぁ!」
 ミストの胸の谷間でペニスを扱いていたエリックは、己の限界が近いのかはぁはぁと荒い息を上げながら、次第に激しくカラダを動かす。
慣れたミストの手つき。ダニーは興奮し、さらなる刺激を得ようと腰まで揺らすと、ちゅぷちゅぷとイヤらしい音がミストの手のひらから溢れ出た。そうこうしている間も、「で、出るっ…ふはっ…ほら、おっぱいにザーメンぶっかけるぞ!」

120 名前:ミスト×村人:2009/12/23(水) 11:59:44 ID:4OkOFL8c
554 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:54:19 ID:XbBJH3y6
 びゅふっ!びゅううっ!びぽゅっ!どふぅうっ!びゅるうううう!
「んひぃっ…あ…熱いのが…ぁっ…わたしのっ…おっぱいにぃっ…ぁあっ…!」 
 エリックの大量の精液がミストの胸元や顎に注がれ、真っ白に汚してゆく。
「はは。ザーメンぶっかけられて…何かエロいぜ、アンタ」
 上半身からぼたぼたと滴り落ちる精液。濃厚な匂いが辺りに充満してミストはさっと顔を赤らめた。
 しかしそんな羞恥を感じるのも束の間で、相変わらず激しいラグナのピストン運動にミストは喘いだ。
「あふぅっ…っくっ…ちゅぁっ…あっ…はげしっ…ぁっ…おまんこっ…壊れちゃうっ!」 
 これ以上進まないくらい、深くペニスを押し込まれ、一気に引き抜かれる。そして、また挿入されたかと思えば、今度は奥をぐちゃぐちゃに掻き回される。ミストはその激しい快感をやり過ごしたくて、手の平にあるダニーのペニスをぎゅうぎゅうと締め付けてしまう。
「っぉおおっ、そ、そんな急に掴むなよぉっ…!ぁっ…出るっ!」
 びゅほぅうっ!びゅうっ!びゅるるるるっ!どぷゅ!どふるるるるっ!! 
 予期しなかった締め付けに、ダニーは呆気なく精を吐き出した。
「ああっ…だ、出しちまったじゃないか…」
「ご…ごめんなさぃいっ…ぁっ…でもぉっ…あっ…あふっ…ラグナさんがっ…ぁあ!」
 ダニーの残念そうな声にミストはすまなさそうに謝るが、すぐさま意識はヴァギナへと集中してしまう。
「こっちも…集中してくださいよぉぉっ…っ…ふっ…ほらぁっ…」
 ぱんぱんと肌を打つ乾いた音と内部をずぶずぶ穿つ湿った音が混じり合う。ラグナは息を乱しながらも、絶頂を目指して、激しい律動を繰り返す。
「っうぉぉおっ、い、いきますよっ…膣内にっ…!種付けぇええっ…!っ…くっ!」 
「やっ…やぁああっ…んひっ…ぁあああ…あふぅっ…ひゃあああああっ!!!」
 びゅるうううっ!くぽっ!びゅふふふっ!ぴゅううううっ!ちゅるるるるっ!びゅうううううう!
「ふっ…はぁ…子宮に…たくさんっ…ぁあっ…熱いのがぁっ…んひっ…零れてっ…!」
 子宮の奥まで注がれた大量の精液。
「種付け…成功ですよ、ミストさん…」  
 その言葉にミストは満足げに微笑んだ。しかし、彼女の体内からペニスを引き抜いたラグナは、
「でも…もっと上手になる方法があるんですけど…」
 そっとミストの耳元で囁く。
「え…まだあるんですか…お、おしえてくださいっ…!」
「…それはね…」
 斯くしてラグナ達の「レッスン」と称した乱交は夜まで続いた。


555 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:55:14 ID:XbBJH3y6
終わりです。
キャラが変なのはCDなのですいません。

121 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:51:02 ID:bMOHw67h0
617 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:19:04 ID:yqswesrR
ラブラブ子作りのつもりで書きました

618 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:20:17 ID:yqswesrR
「ずっと、この剣と共にプロポーズされる日を、夢みていました。ラグナさん……。」
「シャロンさん……。結婚してください」
「私はみんなから変わり者と言われているんですよ。遺跡にばっかり興味をもってます。」
「いいですよ。僕は、そんなシャロンさんを好きになったのですから。」
「……うれしいです。やっと……この遺跡以外にも夢中になれることを見つけました。」
「はい。」
「では……行きましょうか?」

こうしてラグナとシャロンは結ばれた。
結婚式では町の皆に祝福され、新婚生活は最高の始まりを迎えた。

そして………初夜。
満月の光が窓から部屋にそそがれている
それは自然が夫婦に与えた贈り物のように
ラグナとシャロンは見つめあいキスを続けている
静まり返った部屋に、二人の息遣いだけが響く。
幾度目かの長い口づけの後に、シャロンがはぁ、と息をついた。
無我夢中できつく抱き合い、唇を重ねて、気づけばいつの間にか
抱きかかえられるようにして、ダブルベッドに座らされていた。

「ラグナさんの筋肉って意外と柔らかいんですね」
「そ、そうなんですか?」
「私は男の人の肌に触れる経験はそんなにありません。でも男の人の筋肉というのは硬いものと想像してたものですから」
ラグナの顔からは想像できないほど彼の肉体はモンスターとの戦いや洞窟の探検、農作業で引き締まった筋肉をしていた。
もうすぐ始まるであろう、夫婦の儀式で不要になる着衣の下には、無駄な肉がない。
「僕も人の筋肉についてあまり知りませんけど…なんだかうれしいです」
「ふふふ…」
「ははは…」
ゆっくりと、シャロンの身体をベッドに倒し、上に覆いかぶさった。
潤んだ青い瞳が、不安そうに自分を見上げている。
自分も始めてのラグナは男の本能と思考をフル回転させ、シャロンが傷つかないように
安心させるようにやわらかく口づけて、徐々に深く、咥内の隅々を貪ってゆく。
同時に、パジャマの上からゆっくりと、身体全体を撫でさするように愛撫すると、
シャロンの吐息がだんだんと熱く、細かくなっていく。

122 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:51:30 ID:bMOHw67h0
619 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:21:08 ID:yqswesrR
頃合いを見計らって、そっとパジャマのボタンを外しはじめると、
妻がはっと息をつめ、身体を強張らせるのを感じた。
「………い、いきます」
「・・・・はい、きて・・・ください」
徐々にあらわになるシャロンの胸元は、絹のようになめらかで白い。
「や………は、ずか、し、い………」
白い乳房が、月明かりの僅かな灯りの下に晒され、シャロンの神秘的な美貌に加わる
その容姿にラグナは感嘆の息をついた。
それほど大きくはないが、形のいい丸みが、息をつくたびに微かに揺れる。
頂点はあくまでひかえめに、唇と同じ、淡い桜色をしている。
そっと両手で揉みしだくと、シャロンの声が漏れた。
「あ、あ、やぁっ」
こんなに触り心地がいいものがこの世にあったのか、と思うほどの柔らかさである。
握れば指が埋まっていくような錯覚さえ覚える。
そっと頂点を口に含み、舌先でくすぐるようにすると、
シャロンの背筋がびくんと痙攣した。
「や、やっ………め、だめですっ」
「だ、だいじょうぶですか?」
「な、なんかっ………くすぐったくて…でも……大丈夫です…続けて……あああっ?」
乳首を指先でつまみ、こりこりと擦りあわせる。
合間に口づけをし、首筋を舌先で舐め上げると、シャロンの反応が明らかに今までと違う、
艶を帯びたものになってゆくのがわかった。
「やぁっ………あ………っっっ!!!」
漏れそうになる嬌声を、必死でこらえようと唇を噛むシャロンの表情が、余りにも可愛い。
が、そのままでは唇を噛み切ってしまいそうだ。
引き結ばれたシャロンの唇に指を差込むと、瑞々しい舌が指先をくすぐる。
その柔らかな濡れた感触で、思わず理性を失いそうになるのをラグナは辛うじて耐えた。
夫の舌と指で、執拗に乳首を責められ続けるうち、徐々に甘い声をあげはじめた。
「あ、あっあっ………あうんっ………はぁぁっっ!」
いい具合に、シャロンの表情が快感で蕩け始めているのを確認し、
ラグナはいよいよシャロンのパジャマと下着に手をかけた。
下手にじらしても恥ずかしがるだけだろうと、不意をついて一気に下までずり下ろす。
「ゃ、やぁぁっっっ!ラグナさんっっ」
慌てて秘所を隠そうとするシャロンの手を難なくのけて、ラグナは余りにも無垢な妻の
そこに見蕩れた。
腰から尻に続く、絶妙な曲線。 柔らかな丸みは、大人の女の色香を漂わせてもいる。

123 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:52:09 ID:bMOHw67h0
620 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:21:43 ID:yqswesrR
シャロンは日常で見せない必死さで膝を擦りあわせ、容赦ない目線からその部分を隠そうとしているが、
ラグナはいとも簡単にその膝を割り、最後に隠された部分までをあらわにした。
その部分は、薄い陰毛が、僅かに前の部分のみを覆い、割れ目の周りはほぼ無毛で、
秘所はぴったりと閉じ、わずかに桃色の粘膜が覗いている。
そっとそこを二本の指で押し開くと、透明な露がじわりと滲みでてきた。
「ああっっっ!恥ずかしぃっ…ラグナさん…!」
シャロンの身体を押さえ、割れ目にそっと指を這わせながら聞く。
シャロンはこれ以上は無理というほどに白い顔を赤く染めし、頭を震わせた。

くちゅくちゅと音を立てながら指を前後させると、シャロンの全身がびくんと震える。
「こ、怖い…ラグナさん…」
つまり、シャロンの秘所は、生まれてから今まで、全く何も受け入れたことのない、
完全に無垢の状態だ。
男としての本能が眩暈がするほどの興奮を感じ、ラグナはまじまじとそこに見入った。
閉じられた花弁が、時折ひくりと震え、蜜を滲ませる。
そのスリットの上部の突起も、まだ包皮に包まれたままだ。
そっと指で皮をむくと、それだけでシャロンは激しく反応した。
粘膜と同じ桃色をしたそこは、あくまでも清楚に、しかし時折淫らに蠢き、
ラグナを誘っている。
ゆっくりと指の腹で擦るように刺激すると、シャロンが声をあげた。
「やぁあああああ!!やっ!な、なにっ…これ、は??」
暫く、指先で円を描くように刺激を続けると、白い腰がびくびくと跳ねだした。
突起は紅く充血し、激しく自己主張をはじめている。
「ひゃ、や、ああああ!!なに、これっ………こわい、ラグナさんっ、怖い」
「心配しないで。僕がついてます」
「やっぁぁぁんっっ!!あぁっ!どうなるのぉ? ラグナさん!!らぐなさんっっ!らぐなさんっっ!!」
未だ知らぬ高みに押し上げられる恐怖と、初めての絶頂の予感に、
シャロンはただ必死にラグナの背にしがみつき、その名を呼んだ。
頼るべきものはそれだけだというように。
そして、ラグナが一層強く突起を押しつぶした刹那。
「ああ!!!!ひゃ、やぁぁうっっっっあ――――!!!」
膣口がびくんびくんと痙攣し、シャロンの全身を電流が走る。
生まれて初めて味わう女の悦びに、シャロンは自分の声が聞こえないほどに
高く、高く昇りつめた。

124 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:52:47 ID:bMOHw67h0
621 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:23:19 ID:yqswesrR
荒い息がおさまるまでの間、シャロンは一言も喋ることができないほどに脱力していた。
が、ラグナは、そこで終わりにするつもりは毛頭ない。
妻が少し落ち着いたのを見計らって、
まだ何も受け入れたことのない秘裂に、そっと指を押し込む。
「や、やぁっ………ゆび………えっ、入る…のぉっ………?!」
はじめて異物を受け入れる感触に、シャロンが眉根を寄せる。
無垢の恥部は、指一本でさえなかなか入らないほどに狭い。
ぎちぎちと締め付けられる中指を半分ほど挿れたところで、泣き声が聞こえた。
「だめ………だめですっ………きついっ………」
「少し力を抜いてみてください」
「む、無理っ………ひゃ、あああんっ?!」
指を挿入されたまま、いきなりラグナが秘所に顔を近づけた。
と思ったら、何か暖かくてぬめるものが、先程絶頂を迎えたばかりの クリトリスを蹂躙する。
それが夫の舌だと気づいて、シャロンは狼狽した。
「や、だめ、そんなとこっ汚いっ――!!!」
ラグナはシャロンの制止など気にも留めず、一層激しくそこを吸い上げ、舐めしゃぶる。
秘所からじわり、とぬめるものが分泌され、きつく締めつけられていた指が、
ようやく滑らかに動くようになった。
指先で、膣壁の上部をピンポイントで刺激しながら、クリトリスをざらつく舌で嘗め回す。
掻き出すような指の動きに、膣口からは白い粘液がどんどんとあふれ出してきた。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!やぁっ!!また!またぁぁぁ」
再び絶頂へと駆け上がろうとするシャロンの様子を伺い、
ラグナはしかし、指と舌の動きをぴたりと止めた。
「あ、あ、ぁ………なんで……すか…?」
シャロンの膣が、物欲しげに指を更に奥へと飲み込もうと動くのを認めて、
ラグナは、もう一本の指を滑りこませた。
「!!!ああ!!あぅぅんっっ!はぁ………っっ!」
一本目のときよりも内部が潤っており、また先程の動きで解きほぐされたせいもあって、
二本目の指は比較的スムーズに内部に納まった。
押し広げられた入り口が、真っ赤に充血し、内部の紅い肉をのぞかせてひくついている。
ゆっくりと指を動かし始めると、シャロンの、まぎれもない快感を告げる声が響いた。
「やぁうんっ!あうんっ!!!んっああああ!!」
柔らかくほぐされた膣壁が、ラグナの指にからみついてくる。
「………シャロン、シャロン、シャロン」
「んっ………あああああ!!いく!いきますっ!あぁぁぁ!!」
シャロンの瞼の裏に火花が散り、二度目の絶頂へと押し上げられる。
指二本をくわえ込んだ秘所は、いやらしく蠢いて愛液を噴出した。

125 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:53:20 ID:bMOHw67h0
622 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:23:44 ID:yqswesrR
日ごろ清楚なシャロンからは想像もつかない痴態を目の当たりにし、
ラグナも既に、我慢の限界を迎えていた。
頬にそっと触れ、どこか違う世界をさ迷っているシャロンの意識を呼び戻す。
「シャロン…そろそろいいですか?」
肩で息をついているシャロンは、夫の言葉の意味を理解して、ほんの僅か躊躇し、
………そして微かに、しかしはっきりと頷いた。
潤んだ青い目が、僅かな灯りを反射して光っている。
今自分は、この世で一番純粋で綺麗なものを、自分だけのものにしようとしている。
そんな思いが脳裏をよぎる。
ラグナは着衣を全て脱ぎ捨て、その逞しい身体をシャロンに見せた。
生活の中で得た、厚い胸板、割れた腹筋、力強い腕…
その夫の姿をみただけでシャロンは安堵感に包まれた。
そして…ラグナは、昂ぶった自身を、 シャロンの濡れそぼる秘所に押し当てた。
「………………………っっっっ!!!」
「……い…痛いですか?」
指より随分太いものを入れるには、さすがにシャロンのそこは狭すぎた。
なかなか入り口に入っていかない。
ぎちぎちと押し広げられたシャロンの秘所は、今にも裂けてしまいそうだ。
「………だ、いじょう、ぶ………ですっ」
シャロンは必死に痛みに耐えている様子で、けなげに首を振るのだが、
何度試みても、どうしても挿入することができない。
「………やはり、いきなりは…無理…ですよね。すみません」
「………だめです……私は、大丈夫ですから」
「でも、これ以上無理は…!」
真摯な表情でそう言われ、シャロンの表情が曇る。
と、ラグナの未だそそり立つものに、シャロンがおずおずと手を伸ばしてきた。
「だって………私、ラグナさんのお嫁さんですよ? ですから……いいんです。私、もう全部、ラグナさんのものですから…」
唇から零れる言葉に、ラグナの理性は、脆くも崩れ去ったのだった。


126 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:53:52 ID:bMOHw67h0
623 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:24:13 ID:yqswesrR
ゆっくりと、生身の先端がシャロンの中に飲み込まれてゆく。
「…………………ふうっ…っっ!!」
シャロンが苦しそうな息をつく。
限界まで拡げられた秘所は、敏感になっている亀頭を容赦なく締め付ける。
衝動のままに抜き差ししたいのを堪え、ラグナは動きを止めた。
「シャロン、大丈夫ですか?」
苦しさに眉根を寄せたシャロンは、それでも健気にうなずいた。
「だいじょうぶ、ですっ…さっきより………痛くない、ですからっ………あ、あんっ」
少しでも妻の苦痛を和らげようと、ラグナがクリトリスを指で、 乳首を舌で愛撫する。
なだめるような甘い刺激に、シャロンの強張っていた身体から力が抜け、
膣奥からじわり、と潤滑液が滲み出してきた。
「あーー!!あんっ!やぁぁっ、………きもち、いい……
………来てっ………ちゃんと、奥まで…っっっっ!!!」
少しずつ、決して無理をさせないようにじわじわと、ラグナの肉棒が
シャロンのまだ何も知らない深みへと入り込んでいく。
そしていよいよ、根元までしっかりとラグナのものが納められたとき、
シャロンは、まるで喉もとまでせり上がってくるような異物感に混じり、
今まで意識したことのない場所―膣の一番奥、子宮の入り口のあたりに、
奇妙なうずきを感じて、戸惑いの声をあげた。
「や………なに…?なんなのぉっ…!!」
「…どうしました?」
「な、なんかっ…奥が………おくがっ、くすぐったいのっ……あ!ひゃぅっ!」
ラグナの先端で、うずきの源を、僅かに円を描くように刺激されると、
全く未知の感覚がそこから生まれてくる。
ラグナが、ゆっくりとピストンをはじめると、引き攣れるような痛みに混じり、
甘い痺れが背筋を這い登ってきた。
痛いのに、痛いはずなのに、気が遠くなるほどもどかしくて。
「ラグナさんっ!!!ラグナ、さんっ!だいじょ、ぶ………ですから、おねがいっ………」
「………シャロン」
「きて、きてぇぇぇ!!!」
ずぐん、と、熱くて硬いものが、最奥に叩きつけられた。


127 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:54:17 ID:bMOHw67h0
624 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:24:36 ID:yqswesrR
「あ、ゃぁうっっ!!あああああああ!!!」
ぐりぐりと奥を抉るように刺激したかと思うと、ゆっくりとピストンされる。
ずるりと内壁を引きずり出されそうな感触に、シャロンは悲鳴をあげた。
「あ!!!ああああああっ!!んんぅぅんっあぁぁぁ!!!」
快感の海に、意識が飲み込まれる。身体がばらばらになってしまいそうなほどの衝撃。
自分の内部が、無意識のうちにラグナを求め、激しく蠢いているのがはっきりとわかる。
「………っっ!シャロン………い、いきますっ!」
吸い付くような締め付けに、ラグナも既に我慢の限界だった。
遠くなる意識の中で、それでもシャロンは必死でラグナにしがみつく。
「ら、ぐな、さんっっっ!!!すき………すきぃぃ!!!あ、ぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
「シャ…………………ロンっっっっ!!!」
身体の中で何かが弾けたような衝撃があり、熱いものが最奥に注ぎ込まれる。
びゅく、びゅくと数度に分けて注ぎ込まれるその圧力を感じて、
シャロンはうっとりと恍惚の表情を浮かべた。
「………だ………大丈夫ですか、シャロン?」
自分の上に覆いかぶさるラグナに、しっかりと抱きしめられて、 シャロンはひどく安心した。
シーツには、破瓜の証が点々と紅く残っている。
「ううん…嬉しかったです、すごく」
破瓜の痛みと、甘い痺れの余韻に浸りながら、シャロンは目を閉じたのだった。

128 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:54:42 ID:bMOHw67h0
625 名前:ラグナ×シャロン〜後日談〜[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:26:07 ID:yqswesrR
それからシャロンは妻として夫と家を支え、ラグナは仕事に精を出す
そして、夜は2人で愛し合う毎日…
妻のシャロンはラグナと暮らすうちに身も心も変わっていると感じていた
身体は自分のものだけではない感覚
心は夫とのさらなる繋がりを求めるようになって――

シャロンは夫の上にまたがり、昂ぶるモノに秘部を密着させて前後に動かしはじめた。
夜の彼女は清楚で神秘的な雰囲気からは想像できないほど、夫のラグナを求め乱れている。
「……あ……やぁっ、んぅ……」
白銀の長い髪が乱れ、シャロンは、クリトリスを陰茎にこすり付ける。
本当に、いつものシャロンからは想像もつかないほど積極的でいやらしい姿だ。
ラグナの腹の上で快感に眉根を寄せ、口を半開きにして喘いでいる表情が何とも扇情的で、
ラグナ自身も痛いほどに張り詰めている。
耐え切れず妻の腰を掴んで、挿入しようとすると、         
シャロンの細い指が自分のそそり立つ肉棒に添えられ、滴りおちそうなほど濡れた陰部に
導かれる。
先っぽの部分で入り口をくちょくちょと弄びながら、荒い息でシャロンが言う。
「あなた…私のここに…入れたい?」
形の良い白い胸が揺れる。今まで見たことの無い、シャロンの挑発的な表情。
ラグナの我慢の限界だった。
「ああ、入れたい…シャロンの中に、思いっきり突っ込みたい…」
「…嬉しい」
妻が、ゆっくりと腰を落とす。
カリの部分だけを出し入れするようにして焦らされる。入り口を出たり這入ったりするたび、
カリの段差がこすれて、何ともいえない快感だ。
「ふぅっ…あ、あんっあ、きもち、いい…」
シャロンは小刻みに腰を上下させながら、とんでもなく色っぽい声を上げる。

(私…きょう…おかしい…)
入り口を擦られる感触に、自分の膣奥から愛液がどんどんと溢れてくるのがわかる。
上になるのなんて初めてじゃないのに、すごく恥ずかしいのに…
あまりの快感に、自分を止めることができない。
入り口だけでは我慢できなくなって、もう少し奥まで導こうと腰を落とす。
が、快感のあまり震える足には力が入らず、一気にラグナの上に腰を下ろすような形に
なってしまった。
「ああああああああっっっっ!!!あん、奥っ、おくぅぅぅ」
いきなり膣の最奥まで貫かれ、亀頭がぐりっと押し付けられる。
激しすぎる快感に身体を揺らすと、その動きが更に、敏感な子宮口を刺激する。
「ひゃっやぁぁぁぁんいくぅぅ!も、おっ…いっちゃうぅぅぅ」
びくびくとシャロンの膣肉が痙攣し、張り詰めたラグナ自身をリズミカルに締め付ける。
ラグナも耐え切れずに、シャロンを下から激しく突き上げた。
「あぁぁぁぁだめぇぇぇ!い、いくぅ…っあああああああああああああ」
のけぞったシャロンの膣から、大量の水のような液体が分泌され噴き出して、
ラグナの腹から胸を濡らす。自分の身体を支えていられず後ろに倒れこもうとする妻を
夫は慌てて抱きとめ、繋がったまま座位の体勢にすると、ラグナは最後の仕上げにかかった。
シャロンの子宮の中までねじ込もうとするかのように突き上げ、
また入り口ぎりぎりまで引き出すのを繰り返し、激しくストロークする。
「きゃ、あああああうぅぅんっあんっ!!いぃぃもぉっ!あんんっ」
ほとんど意識を手放している様子のシャロンだが、すがる様にラグナを抱きしめる。
ラグナは逞しい身体でシャロンを思い切り抱きしめた。
「中に出します…出しますよ!」そう囁いて、シャロンの身体の子宮へと精子を放った。
ドクンドクンッ………!!!
「あああああっ!!!」
精液が膣内に、子宮に流れ込む感触に、たまらずシャロンも最後の絶頂に上り詰めた…

129 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:55:11 ID:bMOHw67h0
626 名前:ラグナ×シャロン〜後日談〜[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:26:34 ID:yqswesrR
 月日はめぐり……
シャロンは一人微笑みながら、お腹を摩っていた。
「あっ、動きましたよ」
すっかり大きくなったお腹に耳を当てるラグナ。
「きっと、お父さんに挨拶してるんですよ」
「こんにちは。君は男の子かな?それとも、女の子?」
「うふふふ…」
微笑みあった夫婦は口付けを交わした。
「ああっ!」
「もう…あなたったら」
「ご、ごめん」
シャロンの身体にラグナの昂ぶりが触れた
「じゃあ…この子の栄養にしましょう」
するとシャロンは夫のズボンからソレを取り出し…
「うっ…!」
口に含んだ―――

 さらに月日は流れ…
シャロンはエド先生、ラピスの助けもあって、元気な赤ちゃんを出産した。
つらい出産を乗り越えた彼女は、ますます美しくなったように思える。
「みて、あなた。元気な赤ちゃんが生まれました。かわいい、あなたにそっくり。」
「ばぶぶー。だぁー。あー」
「かわいいなぁ〜。よーし、これからもがんばるぞ!」
「あなたと結婚して、赤ちゃんまでさずかって……。私、とっても幸せです。あなたは、幸せですか?」
「もちろん幸せだよ。」
「よかった。……このまま、みんなで元気に暮らしてゆけるといいですね。」
「うん」
「私……あなたと出会えてよかった。」

シャロンは片方の乳房で赤ちゃんに母乳を与えている。
妊娠、出産の影響かその胸は大きくなっていた
その姿を見つめるラグナは……
「次は…シャロンにそっくりな赤ちゃんが欲しいな」
「エド先生が産褥期が終わるまで安静にと言ってたので…終わったらまた、しましょうね。あなた」
「うん」
今の愛する妻と子に囲まれる日常の幸福感をかみ締める。
こういう時、密かに思う「この幸せがいつまでも続くといいな」と。

終わり


130 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:56:33 ID:bMOHw67h0
802 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:08:26 ID:CF9+xzVr
マイス×ダリアできました。
初投稿です。下手です。
投下します。

803 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:09:53 ID:CF9+xzVr
「98、99、100っと。」
畑の切り株を割っていたマイスは斧の先を地面に垂らし、
左腕で汗をぬぐった。
「う〜ん、こんなにもたくさんの木材、いったい何に使うんだろう。」

2時間分前・・・
「えーっと、今日は何か依頼はあるかな?」
「そういえば昨日はしののめさんの修行をやって
くたくたになって帰ってきたんだったな。」
などと思いながらポストを開けると、ピカーッ
「うわ、なんだ!」
そこには虹色に輝く手紙が入っていた。
「ダリアさんの・・・だよね。」
マイスはその怪しすぎる手紙を開けてみた。
《『助手君へ』
     木材100本を持って一時頃に家にきてください
                         byレインボー》
「ダリアさんのだな、うん。でも困ったな、朝見たときには切り株は5個
しかなかったよな。全部合わせても60本にしかならないな。」
・・・
「そうだ!いつも木材を欲しがるダリアさんの為に
木材をストックしておいたんだ。」
マイスは家の中に入り、収納箱を開けた。
すると、9本の木材の束が、4つあった。
「えーっと、9×4で36本か。あと4本足りないな。
しかたない、家の家具でも壊すか。」
そして現在に至る。
「さてと、木材も集まったことだしダリアさんの家に行ってみるか。」
コンコン、
「ダリアさーん、いませんかー?おかしいな、入りますよ。」
ガラッ
「あれ、誰もいない。あ、机の上に何かおいてある。」
そこには一枚の文章の書かれた紙が置いてあった。
「何だろう?」
マイスは机の上に置いてある紙を読んでみた。
《助手君へ
     広場にきてください。》
「今度は広場か。しかたない行ってみるか。


131 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:56:57 ID:bMOHw67h0
804 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:10:59 ID:CF9+xzVr
ー広場ー
「あ、いたいた。おーい、ダリアさーん。」
「やっときたわね、助手君。」
「いったいこんなにもたくさんの木材何に使うんですか。」
「よくぞ聞いてくれたわね。実は夢を見たのよ。」
「はぁ。で、どんな夢を見たんですか。」
「ふふふっ、なんと新しい作品のアイディアよ。
たしか岩の上に座った人魚が大きなマグロをもっていたわ。」
「それってペルシャじゃないですか。」
「とうわけでペルシャちゃんをつれてアクナ湖にきてね。
私は先に行ってるから。レインボー♪」
「行っちゃったよ。しかたない。とりあえずペルシャの所に行こう。」

ー旅館ー
「あ、いたいた。ペルシャー。」
「あ、マイス君。おはよー。どうしたの?」
「それがアクナ湖で人魚になってマグロを持って岩の上に座ってほしいんだ。」
「えー、人魚になるのー?
けーかい、けーかいしてください。」
「お願いだよ。そうだ、たしかこれがあったはず。」
そう言ったマイスは何かの刺身ほ取り出した。
「そ、それは、ジャマイカ刺し!」
「手伝ってくれたらこれをあげるよ。」
次の瞬間、マイスの手をしっかりにぎったペルシャは
エスケープと同等の速さでアクナ湖へ走っていった。
「あら、結構早かったわね、助手君。」
「ええ、そりゃもう。」
あまりの速さについていけなかったマイスは目を回している。
「それじゃあペルシャちゃん、さっそくお願い。」
「うん。」
そう言ったペルシャは人魚になり、愛用の武器、デカッシュを取り出した。
「それじゃあさっそく、レインボー♪」
ものすごい速さで絵にしていく。
すごいなぁ、と感心しながらダリアを見つめるマイス。
「よしできたわよ。」
「え、もうできたんですか!」
「当たり前よ。本番はこれからなんだからね。」
そう言い残してダリアは絵をかついで広場に戻っていった。
「はあ、また行っちゃったよ。あ、ペルシャ。お礼はここに・・・?
あれ、ない!どこにいったんだ?」
「ごちそうさまでした。」
「あ、いつの間に?まあいいや。じゃあねペルシャ。」
「バイバーイ、マイス君。」

132 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:57:17 ID:bMOHw67h0
805 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:11:39 ID:CF9+xzVr
広場ー
「さあ、急ぐわよ、あと一週間しかないんだから。」
「え、何の話ですか。」
「ああ、まだ言ってなかったわね。この国では1年に一度
芸術展覧会があって、今年はこの村の広場が会場なの。」
「そうだったんですか。」
「わかったら急ぐわよ、助手君。」
そう言ってダリアはさっき書いた絵を見ながら木材を削っていく。

ー展覧会前日ー
「さ、後は色を塗るだけよ。助手君。」
「すっかり助手になっちゃいましたよ。」
「じゃあさっそく、レインボー♪」
「ええ!色が全然違うじゃないですか。」
「いいのよ。虹色はどんな色よりも勝るわ。」
「そういうもんですか?」
「そういうもんなのよ♪」


ー展覧会当日ー
「いよいよですね。」
「ええ、助手君のおかげでいい作品ができたわ。ありがとう。」
「いえ、すごいのは作品を作ったダリアさんですよ。
僕は少し手伝っただけですよ。」
「フフー。やっぱりそう思うわよね。いやー、自分の才能が怖いわ。」
「そういえば、結果発表はいつですか?」
「12時からよ。もう11時だし、行きましょうか。」
ー広場ー
司会者 「それではただ今より第23回、
ノーラッド展覧会の結果発表を行います。」
観客 「いぇーい」
司会者 「まずは第三位、シャロンさんのグリモリア像だー!」
シャロン 「ありがとうございます。」
司会者 「そして第二位は、ターニャさんのルーンブレードだ!」
ターニャ 「やったわ!」
ロイ 「よかったね。かーちゃん」
司会者 「そして栄光の第一位はー、ダリアさんの虹色人魚像だー!」
「やりましたね、ダリアさん。」
「う〜ん、レインボー♪」
司会者 「それでは、優勝したダリアさん、
今の気持ちを言ってください。」
「とってもうれしいわ。これもそこにいる助手君のおかげよ。」
司会者 「では助手君さん。」
「え、ぼ、僕ですか!」
司会者 「ダリアさんとはどういうご関係で?」
「えーっと、それは・・・」
(や、やばい。ダリアさんがキラキラした目でこっちをみつめてる。
いったいなんて答えればいいんだ?)
「もちろん師弟関係よ。」
「ダリアさん・・・」
ほっと胸をなでおろすマイス。
司会者 「それではダリアさん、トロフィーをお受け取り下さい。」
「それじゃあ虹色にしますか。」
「それだけはやめて下さい。」
「なに〜?助手君が師匠に逆らうっていうの?〜」
「いや、そう言う問題ではなくって。」
「ふーん?ま、いっか。今日はパーティよ。
19時ぐらいに家に来てね。」
「わかりました。じゃあ、また後で。」
「忘れずに来るのよ。」


133 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:57:39 ID:bMOHw67h0
806 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:12:43 ID:CF9+xzVr
ー自宅ー
マイスは家を出てダリアの所へ向かう。すると、人影が。
「あ、マージョリーさん。」
「おやおや、大樹のぼうや。どうしたんだい。」
「今からダリアさんの家でパーティーなんです。」
「ああ、今日のお祝いって所かい?それならこれをあげるよ。」
そう言ったマージョリーは緑色のびんをマイスに差し出した。
「ありがとうございます。で、これは何なんですか。」
「ただのジュースじゃよ。
ホッホッホ。」
この時、回復のポットぐらいしか作らないマイスが分かるはずが無かった。
ただのジュースとラブ飲みドリンクを
煮詰めた濃いラブ飲みドリンクの違いが。
「さあ、ついたぞ。ダリアさーん。」
ガチャッ
「来たわね助手君。さあ、入って。」
家に入ると、机の上にはごちそうが並べてあった。
「すごいですね。全部ダリアさんが作ったんですか?」
「そんな分けないじゃない。全部グルテンさんに作ってもらったの。
優勝記念にたくさんサービスしてもらったわ。」
「それじゃあ」
ダリアはそう言いながら右手のコップをあげた。
『カンパーイ』
二人の声が重なる。
「うーんやっぱりグルテンさんの料理はおいしいですね。」
「たしかにそうよねー」
「あ、そういえば僕、マージョリーさんからジュース貰ったんです。」
マイスはびんのふたを開け、コップに注いだ。
「はいどうぞ。」
マイスはコップをダリアに渡す。
「ありがと。助手君はいいの?」
「僕はグルテンさんのフルーツジュースがまだ残ってるんで。」
「そお、それじゃあお先に。」
ごくごく
「うん、おいしいジュースね。」
「そうですか。」

134 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:57:59 ID:bMOHw67h0
807 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:13:18 ID:CF9+xzVr
「あ、れ。どうし、たんだろ。体が急にあつ、く。」
「大丈夫ですか!!ダリアさん」
「アッ、アァッー」
「大変だ。とりあえずベットに運ばないと。
ダリアさん、ベッドはどこですか?」
「ベッドは、はぁ、木材に、ハァァッ、しちゃって、
新しいのは明日届くはずァァァ〜〜ン」
「なんだって!しかたない急いで僕の家に運ぼう。」
マイスはダリアをお姫様だっこすると、
エスケープを2回使い家へと戻った。
「よいしょっと。」
とりあえずダリアをベットに寝かせたマイスは、
さっきの出来事をもう一度思い出してみた。
「ダリアさんがおかしくなったのはあのジュースを飲んでからだよな。
でもマリオンならともかくマージョリーさんが
変なものを渡したりはしないよな。」
しかたないので病院へ行こうとしたとき。
「じょ、じょしゅくぅん」
「大丈夫です。今すぐマージョリーさんを呼んできます。」
「そうじゃぁ、ないのぉ。もっと、ちかくに、よってぇ」
ダリアのすぐ側に寄ったマイス、
そしてダリアは手を伸ばして、





マイスのズボンのチャックを開けた

135 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:58:18 ID:bMOHw67h0
808 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:14:45 ID:CF9+xzVr
「いっ、いったい何をしているんですか!」
当然あわてふためくマイス。するとダリアが、
「わ、わかんなぁい。でもぉ、こぉしたくなってぇ。」
「いけませんよ。病院に行ってきますから、はなして下さい。」
ダリアはマイスの物をもんでいる、いや、すでにしごいているような形だ。
「でもぉ、こうしていると、ふぅ、少し落ち着くのぉ。
それに、マイス君がいなかったら、これ以上おかしくなっちゃう気がしてぇ。
あれ、おかしいなぁ。今助手君のことマイス君って。
でもその方がぁ、なんかいいなぁ。」
(確かにさっきより呼吸が落ち着いているな。よし。)
「分かりました。僕ダリアさんのこと信じます。」
「ありがとぉ。それじゃあ、ベッドの上に乗ってぇ。」
名残惜しそうにマイスの物から手をはなしながら言った。
「これでいいですか?」
「そしたらぁ、キスしてぇ。」
「え、キスですか!」
さっきまであそこさわられてたのに何言ってんだ、
と思いつつも反射的に言ってしまった。
「嫌なの?」
「ううん。ちょっと驚いただけだよ。それじゃあ。」
マイスがダリアの唇に自分の唇を重ねた。
「ぅん はぁん ぐぢゅ ぴちょ」
淫らな音が静かな部屋になり響く。
「びじゃ ぐちょ ぶゅじゃ」
二人は3分ほどその行為をつづけた。
そして顔を離す時にはお互いの唇から白い糸が引かれていた。
「はぁ、はぁ、マイスくぅん。もっとしよっ。」
そういいながらマイスのズボンを一気に下ろす。
すでにパンパンに膨れ上がった物をみて、
「わぁ、おっきぃよぉ。」と、声を漏らす。
そしてそれを口に含み、しゃぶりだした。
「ぺろぺろ、ん、ぴしゃ ぷしゃ ぴしゃ」
「ああ、そんなにされたら出るっ!」
「どぷゅっ どぷゅどぷゅどぷゅぅぅぅーーー」
先ほどもまれていたこともあり、マイスはすぐに達した。
が、まだまだ固さを失っていない棒を見たダリアは、
「まだまだ元気みたいだね。
それじゃあ今度は胸でしてあげるわ。脱がしてちょうだい。」
マイスは絵の具の染み着いた服を丁寧に脱がしていった。
ブラジャーを脱がすとピンとたっている乳首が目立つ。
「それじゃあ、いくわよ。」
ダリアはマイスの物を挟んだ胸を揉んでいく。
大きなダリアの胸に挟まれた物は、先ほどの精液とダリアのよだれ
とが合わさって、ぐぢゅぐぢゅと音をたてていた。
「き、気持ちぃ、このままじゃすぐにいっちゃうよ。
ダリアさんにも気持ちよくなってもらわないと。」

136 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:58:42 ID:bMOHw67h0
809 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:15:20 ID:CF9+xzVr
マイスはダリアの秘所に手をやった。そして、
「くちゅっ」といやらしい音をたてて秘所をいじり始めた。
「あん ぁん ぁぁぁん」
「くちゃ くちゃ くちゅ くちょ」
Hな水音とダリアの感じきった声が部屋の中をこだまする。
やがてクリストスを見つけたマイスは
そこを集中的にいじり続ける。
「ぐちゃ はぁ びちょ ぶゅしゅ」
二人の体はびしょぬれだった。
「ねえ、マイス君。来てぇ。」
「うん。」
マイスは自分の物をダリアの中にいれた。
「ずぶ ずぶっ」
と音をたてながら二人は腰を動かしていく。
「はぁ はぁ ひぁ!」
下から突かれ、甘い声を発しながら
ダリアはマイスにキスをし強く抱きしめた。
「ふはぁ くちゃ ふゃぁ」
後ろから突く形になった。
「あぁ あぁ あぁ あぁぁぁぁぁ」
勢いはどんどん強くなり、二人は果てた。

目が覚めると朝だった。傍らではダリアが寝ている。
まるで夢のようだったな、と思い、ダリアの髪をそっとなでた。

810 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:16:47 ID:CF9+xzVr
ああ、俺はなんて文章力が無いんだ。
さようなら。


137 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」:2010/01/11(月) 12:59:49 ID:bMOHw67h0
843 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」[sage] 投稿日:2009/11/27(金) 18:16:25 ID:yPictRZv
結局頑張って書いてみたんだが、これはひどいorz
以下、注意点

◆特典ドラマCD「エリスとエリスの秘密」の直後あたりの設定
◆エロ無し(出来ませんでしたorz)
◆微妙にキャラが違う感じがするかも
◆文章がgdgd

それでもいいというのなら、どうぞ。


「……何だか、顔が赤いですよ。ラグナさんと何かあったんですか?」
「え!? そ、そんなことないですよ!?」
 月明かりが窓から淡くもれる、宿屋の一室。黒の服を着た銀髪の少女、黒の
エリスが話しかける。話しかけられた当の本人、清楚な金髪の少女、白のエリ
スはその言葉に露骨に動揺していた。
 というのも、そもそもの発端は今朝にあった。白エリスは風邪を引いてしま
い、ちょうど仕事のなかった黒エリスが白エリスに扮して仕事を変わりに引き
受けたのだ。これは黒エリスの提案によるものであり、『目深の帽子を買って
いけば誰にもばれない』と言って出て行った。だが、それを見たラグナが様子
がおかしいという理由で白エリスのもとに見舞いに来たらしいのだ。
 その話を聞いたのちの白エリスの顔を赤くしたのを見て、黒エリスはこうい
った発言をしたのだが、どうやら図星のようであると、黒エリスは今の反応で
確信していた。

138 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」:2010/01/11(月) 13:00:19 ID:bMOHw67h0
844 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」[sage] 投稿日:2009/11/27(金) 18:18:54 ID:yPictRZv
「ラグナさんと何があったんです? お見舞いに来たらしいのですから、来て
すぐ帰ったというわけではないでしょう?」
「それはあの、そうなんですけど……」
「どうしたんですか?」
「い、言えないです」
 思い出してなのか、言って白エリスはほんのり顔を赤らめる。黒エリスの想
像に一瞬不埒なものが入り混じるが、彼女はそれを一蹴させると、ベッドの白
エリスに詰め寄る。
「そうですか……。どうしても言えないというんでしたら――」
「ひゃっ!?」
「言いたくなるようにしてあげますね」
 天使のような微笑みを浮かべて黒エリスは白エリスに手を伸ばした。
「エ、エリスさん!?」
「……うふふ。言いたくなったらいつでも言ってくださいね?」
 白エリスのか弱い抵抗も流し、黒エリスは両手を使って白エリスの身体を悪
戯に弄ぶ。右手で白地の服のわき腹あたりを優しく撫で、左手では肉付きの良
い太腿の感触を堪能する。どちらの手も休むことなく運動を繰り返し、また場
所を変えてはそれを繰り返していた。そのたびに白エリスからくぐもった声が
漏れるが、それでも黒エリスは妖艶な笑みを浮かべたまま、止める気はなさそ
うだった。
「あっ、だ、ダメですエリスさん……っ」
「ふふっ、可愛らしい声をだすんですね」
 ひたすらに楽しそうな黒エリスの声。白エリスはもどかしくも艶かしい感触
から身を逃れようとするが、敏感な部分をさするように触られてはそれもかな
わなかった。
「そんな可愛い声を出されたら、もっといたずらしたくなっちゃいます」
 その言葉とともに、黒エリスは未成熟の二つの膨らみに手を伸ばし、頂上の
先端をきゅっと握った。
「ふぁ、あぁっ!」
「敏感なんですね、エリスさん」
 言いながらも、人差し指でころころと転がして刺激を与えるのも忘れてはい
ない。たまらず、白エリスが悲鳴をあげた。
「も、……言いますっ! んぁっ、……い、言いますからぁ!」
「良かったです。私もこのままだと少し暴走しそうな感じがしたので」
 息も絶え絶えの白エリスに、黒エリスはしっかり両手を離すとこともなげに
笑顔で言う。
「……それで、ラグナさんと一体何があったんですか?」
「実は、ラグナさんがお見舞いだと言ってリンゴを持ってきたんですけど……



139 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」:2010/01/11(月) 13:00:55 ID:bMOHw67h0
845 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」[sage] 投稿日:2009/11/27(金) 18:21:30 ID:yPictRZv
 まだ赤みがかった顔で呼吸を整える白エリス。ぽつぽつと話し始めた。
「リンゴ、ですか?」
「はい。『お見舞いといって思いつくものがリンゴだったんです』って言って
、私に剥いてくれたんです」
「……それで?」
「剥いたリンゴをフォークで私に食べさせてくれようとしたんですが、私、恥
ずかしいし悪いなって思って、ラグナさんに言ったんです。『そこまでしなく
ても、自分で食べれます』って」
「ふふ。まぁ、確かに立場が逆のような気はしますけどね」
「それでラグナさんも『大丈夫です、安静にしていてください』っていって譲
らなくて、私も何か意固地になっちゃって……ラグナさんの手からリンゴを取
ろうとして、バランスの崩れたラグナさんが、その、あの……」
「エリスさんの上に覆いかぶさるようにして倒れたわけです、か」
「うぅ、は、はい……」
「もしかして、そのときにキスをしてしまったりとかですか?」
「……す、少し、だけ」
 白エリスは消え入るような声で呟き耳まで真っ赤にするが、黒エリスは穏や
かな表情をして笑っていた。そのオッドアイの双眸をわずかに細め、わざとら
しく言ってみせたりもする。
「そうですか。私がエリスさんのかわりに仕事に行っていたときに、ラグナさ
んとのろけていたんですか。それは良かったです」
「ご、ごめんなさい! 私、そんなんじゃなくて、あの……!」
「冗談です、私も十分楽しめましたし。仲が良くていいじゃないですか」

140 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」:2010/01/11(月) 13:01:25 ID:bMOHw67h0
846 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」[sage] 投稿日:2009/11/27(金) 18:24:02 ID:yPictRZv
 安堵する白エリスを微笑で受け止め、黒エリスは思う。
 この一挙一動が可愛らしい子とそんなハプニングが起こって、あの青年はさ
ぞかし幸せだろう、と。別段、黒エリスはラグナが嫌いなわけではない。いや
、むしろ好きに位置する部類だ。優しく頼りがいがあり気も利く、と女の子な
ら惚れてしまっても全然問題はないと思えるほどだ。個人的には白エリスとラ
グナは雰囲気も良く、お似合いだとも思っている。
 だがしかし、一心同体の彼女がその青年といい関係になっていることを思う
と、嬉しくもあり寂しくもあるのだ。
「(この気持ちは、本来ラグナさんにではなくあの子に思う気持ちなんでしょ
うね……)」
 黒エリスは苦笑いを浮かべ、おもむろに白エリスへ抱きついた。しかし、さ
っきのように身体を触ったりすることはない。
「エ、エリスさん? どうしたんですか?」
「ラグナさんに少し嫉妬しちゃいました。……ささやかな抵抗です」
「…………」
 優しい声音でそう言うと、白エリスは気恥ずかしそうに照れ笑いをした。そ
の一つ一つの動作にも、黒エリスは何だか愛しさがこみ上げて来るのを感じた

「少しだけ……こうさせていてください」
「……はい」
 微笑んで、吐息がかかるほどの距離でお互い囁いた。そして少しの間、白と
黒の二人の少女はベッドの上で静かに抱き合っていた。



正直、ドラマCDで黒エリスが白エリスのことを心の中で「あの子」呼ばわり
してたのを聞いて黒エリス×白エリスに目覚めたとかそんなことはない。
これを見て少しでも同志が増えたのなら幸いです。

短いうえにエロくもないorz
マジお目汚しすいませんでした。他の素敵作家様たちに敬礼!!


141 名前:虹色夜話 1/14:2010/01/11(月) 13:03:21 ID:bMOHw67h0
4 名前:前スレ888[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:34:32 ID:y4Rolc7s
前スレ、中途半端に切れたんで最初から再投下します。
まじすいませんでした…

5 名前:虹色夜話 1/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:35:22 ID:y4Rolc7s
秋の1日目、夜更け過ぎ、大樹の家。マイスは疲れ果て、泥沼へ沈むように眠っていた。

農家である彼にとって季節の変わり目はとかく忙しいものだが、今回は台風の被害もあり、

体を酷使するほかなかった。町の風呂屋は彼を良く癒してくれたが、鉛のような疲労は

湯を吸ってさらに重みを増し、深い眠りをより深くした。

 

「助手く〜ん、寝ーてーるー?」

 

郊外の芸術家、ダリアがベッドの傍にいた。彼女は今日、芸術の秋だと言ってマイスに

資材集めを頼むつもりだったが、マイスは畑仕事でそれどころではなかった。仕方なく

彼女は畑の隅に隠れ、こっそりと野草に色を塗ってはマイスの注意を誘っていたものの、

結局、露ほどにもその効果はなかった。彼女が夜中に忍び込んだのは、この悪戯が全く

成功しなかったことに対する復讐心に因るものだ。八つ当たりと言うほかはない。

 

彼女はマイスが目を覚まさないことなど百も承知だ。何せ一日中観察を続け、彼が体力

を擦り減らす様を見ていたのだから。彼女は筆と虹色のパレットを取り出した。

 

「ふっふっふ。もっとも〜っと虹色にしてあげるわっ♪

 ……助手のくせに、無視するから悪いのよ」

 

筆先をペタペタと絵の具に漬けながら、ダリアはマイスの顔を眺めた。精悍というより

幼いとさえいえる面立ち。湯の熱がまだ残る頬。まだ乾ききらず、艶やかに光る金髪。

僅かに開き、すうすうと寝息をたてる唇。途端、ダリアの心臓が弾んだ。

142 名前:虹色夜話 2/14 改行ミスったorz:2010/01/11(月) 13:03:44 ID:bMOHw67h0
6 名前:虹色夜話 2/14 改行ミスったorz[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:38:41 ID:y4Rolc7s
小さな音さえ恐れるような仕草で、筆とパレットを床に置く。自分の手が震えている事に
気付き、なお動揺する。鼓動を増す心臓。苦しくなる呼吸。一瞬、時が止まった気がした。
ああ、そうだ、彼をこんな間近で眺めるのは初めてだ……。
 
ダリアは北の森の亜人種、エルフである。長寿で知られる種族だ。長寿ゆえに出生率が
極端に低く、恋愛沙汰とは縁の遠い種族でもある。エルフの性は、その本能とともに体
機能も常に眠っている。"恋"に対する待機期間の長さがそうさせるのだ。
 
ダリアもまた例に洩れず、恋愛には関わりがなかった。芸術的モチーフとしての興味と
知識くらいならある。しかし自分が当事者になることなど、今まで想像だにしなかった。
しかし、遂に眠っていた本能が目覚めた。助手に選んだマイスによってだ。もっとも、
本当は彼に恋をしたからこそ「助手にする」と言い出したのだが……。
 
「やっぱり、魅せる顔……」
 
マイスの頬を撫でる。彼の顔に触れるのも初めてだ。そして、今は誰も見ていない。誰も
咎めない。目の前のマイスでさえ、こんなにも近くにいる彼女に気付かない。再び鼓動が
激しくなった。血が脳を打ち付け、意識が麻痺する。息が苦しい。でも、ここを離れられ
ない。離れたくない。

143 名前:虹色夜話 3/14:2010/01/11(月) 13:04:09 ID:bMOHw67h0
7 名前:虹色夜話 3/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:39:40 ID:y4Rolc7s
彼の左手を取り、優しく抱きしめるように両手を絡め、胸に引きつけ、押し当てた。肘
から先がダリアの双丘に埋もれ、手の平は頬に当たる。連日の畑仕事でマイスの指先は
荒れ果てていたが、ガサガサと肌にあたるその感触も、彼女には心地よかった。自然、
力がこもる。肘が更に胸の谷間へと押しつけられる。己の体の、他人に触られることが
まずない場所に、彼が触れている。その感触は至福そのものだった。
 
ふと、彼の手を離す。ある考えが彼女を支配したからだ。普段なら実行に移すどころか、
想像すらしないアイディア。しかし今の彼女には自制できようもなかった。激しい鼓動
は本能の原動力となる。ダリアは上着のボタンを外し、ブラも外す。そして、マイスの
腕を再び胸に抱いた。
 
豊かな乳房によって形成された谷は深く、彼の細い腕はほとんど沈みきった。覆うように
触れた皮膚、激しい心拍に胸は揺れ、肌が擦れる。直に伝わる体温は残暑の空気を遥かに
超え、熱い。もどかしさに堪えられず、彼女の唇は彼の指を撫でていた。
 
「ふぅ……あぁ……」
 
手の平に、その指の一本一本に、キスを繰り返した。吐息が熱気を帯び、指先に絡む。
彼の硬い皮膚を唇で噛む度に心は蕩け、いつしか歯茎と舌もまた絡む。甘噛みの感触は
たやすく自分自身の脳を痺れさせ、羞恥を忘れさせるどころか、むしろ快感へと変える。
ぴちゃぴちゃと鳴る唾液の音は耳を犯し、行為をなおさら激しくした。


144 名前:虹色夜話 4/14:2010/01/11(月) 13:04:40 ID:bMOHw67h0
8 名前:虹色夜話 4/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:40:39 ID:y4Rolc7s
「んん……ふ……うぅん……!」
 
胸の感触も、腕を挟むだけでは満足できなくなってきた。片腕を使って息が止まるほど
強く抱き締めると、谷間から腕を解放し、乳首の先を軽く擦りつけた。
 
「はぁっ……ッ!」
 
刹那、甘い電撃が奔り、全身が総毛立った。二度、三度とまた擦りつけると、その度に
背骨が溶け、倒れ込みそうになる。乳首は興奮で隆起し、貪欲に刺激を欲しがり始める。
双丘にこぼれた唾液を塗り、滑らかにすると、ぎこちない手つきで胸の先を擦り続けた。
快感が登る数と同じだけ、マイスの指を噛んで堪えた。
 
「……はぁ……はぁ……。
 起きないでね……マイスくん、起きないでね……。
 ……んっ……んんっ!」
 
行為が激しくなるにつれ、罪悪感も増してきた。しかし、もはや彼女の意志は彼女の
ものではなかった。未だに静かな寝息をたてるマイスを見つめ、軽く、しかし想いを
込めて、唇にキスをした。本当はもっと長く、激しくキスをしたいところだったが、
彼の目覚めが恐かった。

145 名前:虹色夜話 5/14:2010/01/11(月) 13:05:02 ID:bMOHw67h0
9 名前:虹色夜話 5/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:42:06 ID:y4Rolc7s
遂に彼女は残りの衣服にも手をかけ、脱ぎ去った。先程から下半身が疼き、熱くて仕方が
なかった。何より、裸になりたかった。彼女自身は意識すらしていなかったが、普段から
道化を装って本心を隠していたからこそ、素直になりたかったのだ──心身ともに。彼が
深く寝入っている今は、無意識の本懐を遂げる絶好の機械でもあった。
 
「あっ……」
 
足を抜いた下着が「つう」と糸を引いていた。これは体も"恋"をしたことを意味する。
恋に疎いエルフが、体ごと性に目覚めたのだ。この事実はダリアに少なからずショックを
与えた。そうだ、彼に逢った数ヵ月前から"恋"をしてしまったのだ。その頃からもう、
彼女の体は彼のために準備を始めていたのだ。自分の身に起こるとは想像だにしなかった
心と体の変化。しかし、ダリアは嬉しくなった。ああ、この気持ちは本物だったんだ!
 
「マイスくんも……見せて……ね……」
 
己の体を理解したダリアは、いよいよ自制がきかなかった。マイスの寝間着に手をかけ、
一枚一枚、壊れ物を扱うような手で脱がし始める。恋心と罪悪感で目が回りそうになり
ながらも、胸は高鳴り、体の芯から熱が溢れ出しそうだった。


146 名前:虹色夜話 6/14:2010/01/11(月) 13:05:29 ID:bMOHw67h0
10 名前:虹色夜話 6/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:43:22 ID:y4Rolc7s
「……可愛い、のかな?
 ううん、やっぱり……可愛い♪」
 
マイスはすっかり衣服を剥ぎ取られていた。ダリアの視線は勿論、一点に集中されていた。
彼女が男性性器を見るのは初めてではない。これもまた芸術のモチーフとして、何度か
観察したことがある(気の毒な被観察者!)。しかし、やはり、マイスのそれは特別に
──彼女の言葉を借りれば「虹色」に──見えた。
 
「……おじゃまします」
 
ダリアはベッドに乗り出すと、マイスの片足へ覆い被さり、体重をそれに預け、全身を
擦りつけるようにして、顔を股間のそれに近付けた。大胆な行動。しかし彼の体温を
感じたい、肌を密着させたいという気持ちは何より勝った。胸に挟まれた太股、鳩尾を
圧迫する膝、下腹部を擦る脛……どの感触も至福だった。もっと、押しつけていたい。
 
「助手くん、可愛いよ……」
 
言いつつ、指先で「それ」を弄ぶ。「それ」は刺激を受ける度にぴくりと反応し、
大きさを増す。熟睡しているとは言え、彼の体が自分の行為で性的に興奮していく
様子は、ダリアにとってこの上ない喜びだった。

147 名前:虹色夜話 7/14:2010/01/11(月) 13:05:54 ID:bMOHw67h0
11 名前:虹色夜話 7/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:44:48 ID:y4Rolc7s
「んっ……くっ……くちゅ……くちゅ……」
 
キスをした。もう止まらなかった。大きく固くなる「それ」に愛情を注がずにはいられ
なかった。横からの軽い口づけ。弾力ある皮への甘噛み。固い段差の舌触り。唾液の
それとは違うぬめり。喉の奥を塞ぐほどまで膨張した先端部……。でも、まだ足りない。
もっと、もっと、愛したい。愛したい。
 
「……はあっ……はぁ……あッ! ああぁ……ッ!」
 
ダリアは無意識に腰をくねらせていた。始めは愛撫の反動のようなものだったが、ふと
した弾みに、彼女の秘部が足首に触れた。不意打ちの快感は、一瞬、彼女の意識を宙に
飛ばした。今度は意識して、股間を彼の足首に押しつける。蕩け落ちるような刺激が
下腹部の奥に残り、暴れる。いつのまにか彼女は、何度も何度も腰を擦りつけながら、
彼のペニスを舐め、その匂いに酔った。
 
「あ……あっ……んんっ……んっあっあッ……ああああっ!!」
 
ふと、快楽に堪えられなくなり、息も絶えだえに崩れる。荒い息を吐きながら、改めて
マイスの様子を見た。まだ目を覚ます様子はない。眼前には真直に立ったマイスのそれ。
"恋"をしたダリアの心は、体は、後に退けなかった。

148 名前:虹色夜話 8/14:2010/01/11(月) 13:06:34 ID:bMOHw67h0
12 名前:虹色夜話 8/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:46:05 ID:y4Rolc7s
「……マイスくん、ごめんね。
 ごめんなさい……」
 
ダリアは体を起こし、彼の腰の上に立った。愛しい、愛しい、彼自身を手で支えながら。
初めての行為。恐怖はあった。だが今、この機会を失うことの方がずっと恐かった。彼の
目が覚めたら二度と、こんな機会は無いのかもしれないから。
 
「ごめんなさい……ごめん……なさい……」
 
ペニスが触れ、濡れそぼった彼女の入口が形を変える。自然、ぽろぽろと涙がこぼれる。
初体験の恐怖か、本懐を遂げる喜びか、寝込みを襲う罪悪感か、はたまた未だ目覚めて
くれない彼への悔しさか。その意味は彼女にさえ分からなかったが、大粒の涙とこれに
伴う行為は、真意に違いなかった。
 
「……うぅ……くぅぅっ……いっ……いぃぃイッッ!!」
 
硬い肉棒が、男を知らなかったダリアの奥へと沈んで行く。狭い肉壁が裂かれ、激痛が
悲鳴となって洩れる。しかし、彼女に止める気はなかった。この痛みすらマイスがもたら
してくれる虹色だ。異物感が奥へ奥へと来る度に、彼女は体重をかけ、彼自身を迎えた。


149 名前:虹色夜話 9/14:2010/01/11(月) 13:06:55 ID:bMOHw67h0
13 名前:虹色夜話 9/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:47:06 ID:y4Rolc7s
「……好き……好きぃ……!」
 
うわごとのように漏れた声。痛みを紛らわすためか、或いはそれすら受け入れるためか。
ともあれ、自分自身の言葉に驚き、途端、顔が火のように熱くなる。だが、一度吐露した
正直な気持ちに歯止めは効かない。
 
「好きっ……好き……好き……すッ……あ、あああああああんッ!!」
 
遂に足の力が抜けた。ダリアの全体重を乗せ、ペニスが最奥を突く。激痛が子宮を貫き、
苦痛が膣壁に満ちた。あまりの痛みに気が狂いそうになった。
 
「はぁ……はぁ……はぁ……。
 ……入った……よ…………マイスくん……マイスくぅん……。
 ごめんなさい……ごめんなさい…………」
 
鈍痛が腹の奥に響く。しかし、ずっとこうしていたいと思った。この痛みは彼との繋がり。
大好きなマイス。だから大好きな苦痛。この時間が永遠に続くなら、この痛みも永遠でいい。
そう感じた。そう願った。

150 名前:虹色夜話 10/14:2010/01/11(月) 13:07:34 ID:bMOHw67h0
14 名前:虹色夜話 10/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:48:10 ID:y4Rolc7s
「……マイスくん……触って……」
 
ダリアは彼の手を取り、胸に当てた。力ない彼の腕を持ち上げるのは苦労したが、例え
形だけでも、彼に触れてもらいたかった。ジンと体の奥が熱くなる。また始めにした
ように、彼の手を愛撫し、乳首を触らせた。ジン、ジンとまた熱くなる。
 
「ふぅ……ふぅっ……あぁ……」
 
いつしか彼女は、彼の腕を掴みながら腰を擦りつけていた。依然として痛みは響くものの、
彼の指先の味が、乳首の感触が、秘部の快感を呼び覚ました。クリトリスが押し潰される
と腰が溶け、揺れ戻るとギザギザの槍が奥を突く。繰り返す。感覚は慣れてくる。
 
「……あぁっ……ぁぁん……」
 
ダリアの声もまた、徐々に嬌声へと変わった。痛みは痛みに違いないが、苦痛ではなく
なってきた。むしろ、彼のもたらす痛みは快感の一部となった。もっと、もっと、痛く
して欲しい。わたしの中を擦ってほしい。奥を突き刺して欲しい……!


151 名前:虹色夜話 11/14:2010/01/11(月) 13:07:58 ID:bMOHw67h0
15 名前:虹色夜話 11/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:49:24 ID:y4Rolc7s
 ギシッギシッギシッギシッギシッ!
 
狭いベッドがきしみ、揺れる。ダリアの腰の動きはそこまで激しくなった。ぎこちなく、
リズムの狂った腰つきだったが、一心不乱に痛みと快感を求める姿は、普段の彼女では
なかった。──なりふりを構わない、真に素直なダリアだった。
 
「……愛してる……愛してる……、
 愛してる愛してる愛してる──……ッ!」
 
大樹の家に響きわたる声。もはや、彼が目を覚ますかどうかなど、考える余裕はない。
飛沫となって散る汗。艶めかしく蠢く白磁の躯。大きく揺れる双丘。涙をこぼしながら
喘ぐ端正な顔。血と愛液で淫らな音をたてる互いの性器。月明かりの中、彼女は一人、
愛する彼への愛を確かめた。何度も、何度も、何度も──
 
「あっ……あぁっ!?」
 
はちきれんばかりに膨らんだ彼のペニスがビクビクと震えた。刹那、熱い何かが膣内へ
噴き出し、彼女を満たす。ダリアは腰の動きを緩め、脈打つその感触を愉しんだ。
ああ今、彼の全てが、わたしの中で溢れてる……。
 
「ごめんなさい……、
 マイスくん……ごめんなさい……。
 ……愛して……ます……」
 
ヒクヒクと蠢き、徐々に張りを失っていく彼自身。ダリアはいつまでもそれを抜くこと
無く、自然に外れるまで、マイスと繋がっていた──

152 名前:虹色夜話 12/14:2010/01/11(月) 13:08:19 ID:bMOHw67h0
16 名前:虹色夜話 12/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:51:07 ID:y4Rolc7s
――翌日(エピローグ)――
 
「……だるい」
 
マイスはかつてない気怠さで朝を迎えた。昨日は確かに働きすぎた。しかし、これほど
までに疲労が残るとは。特に足腰の疲れが酷い。
 
「今日はモンスターに水やりを任せて休もう。畑も釣りも鍛冶もヤメだ。
 何もやる気がおきないし……ん?」
 
何故かベッドのシーツがない。はて? 昨日干して取り込んだはずだが……ああ、思い
出せない。疲れて敷くのを忘れたのだろうか? いや、そもそも何処に忘れて……?
 
「……もういいや。全部明日にしよう。
 それにしても、昨夜はヘンな夢見たなあ」
 
ダリアさんの出た夢だ。あまりに生々しくて、恥ずかしい夢だった。思い出し、途端に
顔が赤くなる。やっぱり疲れてる。あんな夢を見ちゃったのが証拠だ。
 
ポストを開けて、緊急の依頼がないか確認する。何もなければ今日の予定は終了だ。
はてさて、いつも通りダリアさんの手紙だけが、不可解に急ぎたてる内容だった。
 
「…………」
 
昨夜の夢が夢だけに、彼女のことを考えるとドキドキする。そうだ、どうせ大した用事
じゃないに決まってる。本人の様子を直に見て、さっさと用事を済ませば、変なモヤモヤ
も晴らせるに違いない。それに万が一、本当に緊急だったら大変だ。
 
「今日はこの依頼だけ。それでお終い。早く片付けて寝よう」
 
ちょっと重い足を引きずり、マイスはダリアの家に向かった。

153 名前:虹色夜話 13/14:2010/01/11(月) 13:08:39 ID:bMOHw67h0
17 名前:虹色夜話 13/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:52:14 ID:y4Rolc7s
「ダリアさーん、入りますよー……って、うわああああっ!
 ダリアさん!? 手紙を見てきました! どうしたんですか!?」
「あ……マイスくん……」
 
ダリアは自宅の床に突っ伏して倒れていた。しばらくその姿勢のままビクともせず、
たっぷり時間をかけ、絞るような声で、顔も上げずに言った。
 
「お──おなかすいた……」
「あの……帰っていいですか?」
「待った! 待った待った!
 実は昨日から作ってる新作に夢中で……」
「……食事よりも芸術の方が大切なんですね……」
 
再び沈黙。なおも顔を上げることなく言った。
 
「……いいじゃない。好きなものは好きなのよ……」
「わかりました。何が食べたいですか?」
 
めざしを食べたいと言うと、マイスは心良く承諾し、調達に行った。出掛けに
「いつものダリアさんだ。やっぱり勘違いだよなあ」と、独り言をつぶやいて。

154 名前:虹色夜話 14/14:2010/01/11(月) 13:09:01 ID:bMOHw67h0
18 名前:虹色夜話 14/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:53:36 ID:y4Rolc7s
「……焦ったぁ。
 そういえば昨日の依頼、出しっぱなしだったわ……」
 
ダリアは恥ずかしさで顔を合わせることができなかった。何より、立てなかった。無論、
昨日の行為のせいだ。下腹部から股間にかけての異物感がすさまじく、歩けばなおその
刺激が増す。大樹の階段を降りるときなど、一段一段で悲鳴を上げた。処女を失った
女性の通過儀礼だ。最初から激しく腰を使えば、なおさらである。
 
自宅に戻ってからも立っていられず、かといって眠ることすらできない。黙っていれば
嫌でも異物感を意識し、それが「あの出来事」を思い出させる。興奮して目が冴える。
結果、徹夜で朝を迎え、食事を忘れて床を転がっていたところ、マイスに見付かった。
 
「……どうしよう」
 
問題は山積みだ。バレた? バレる? マイスの顔をまともに見れない。立つのが辛い。
歩くのが辛い。彼のことを考えるのが辛い。めざし持ってきたら何を話せばいいの?
慌てて隠した(血で汚れた)シーツはどう処分する? 気付かれないように代わりを
用意しなきゃ。でもどうしよう。どうしようどうしようどうしよう──
 
でも、確実に一つだけ、どうしようもないことがある。
 
「好きになっちゃったものは、好き……大好き……」
 
彼は一生懸命にめざしを作るか探すかして、すぐに戻ってくるだろう。
いつもいつも、不器用な彼女のわがままに、全力で付き合ってくれる。
そんな彼を、ダリアは、大好きなのだ。
 
-END-

19 名前:前スレ888[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:55:07 ID:y4Rolc7s
ミス連発で迷惑をかけました。本当に色々すみません。
反省してきます。

155 名前:ドリンクの話。1/10:2010/02/18(木) 23:53:36 ID:1fiRzz4x0
名前:ドリンクの話。 1/10:2010/02/15(月) 20:41:26 ID:MQKucs5q0
「出来た……ラブ飲みドリンク」
三日間ダンジョンを駆けずり回り、加えて農業にも勤しんで、材料を集めた。
調合で溜まった疲れも手伝って、ただぼーっとその匂いを嗅いでいるだけでも興奮してしまい、くらくらしてくる。
時間はもう、朝の四時をとっくに迎えている頃だろう。



「後はこれを飲ませる……だけ……」

僕はどうしても、ダリアさんの気持ちを確かめたかった。
ダリアさんが、僕をどう思っているのかという事を。
僕が人間とモンスターのハーフであることは、ダリアさんも既に知っている。それでも、答えを聞くのが怖かった。
しかし……やっぱりこんな薬に頼るのは間違っているのかもしれない。
それに一体、どうやって飲ませたらいいのだろう。
そんな事を考えているうちに、僕は疲労で眠りこけてしまっていた。


物音で目が覚めた。何かが倒れるような音。
薬学台で眠ってしまったはずなのに、何故か僕はベッドの上に寝ている。
自分でベッドに行った覚えはない……ということは、誰かが運んでくれたのか。
薬は台の上に出しっぱなしのままだが、もし僕を運んでくれた誰かが今、この家にいたとしても、さすがに得体の知れない薬を飲んだりはしまい。
匂いを嗅げば、普通の液体でないのはすぐわかることだ。

寝転がったまま顔を横に向けたが、特に何も異常はない。
音がしたのは外だろうかと思う矢先に、玄関の鍵も掛けていなかった事に気付く。
急に、視界の端に見覚えのある姿が映った。

「あれ?ダリアさん」

ダリアさんは何故か、階段のある方から歩いてきた。
それもふらふらと足元がおぼつかない様子で、明らかに普通ではない。
嫌な予感しかしないが、……まさか。


156 名前:ドリンクの話。2/10:2010/02/18(木) 23:55:17 ID:1fiRzz4x0
452 名前:ドリンクの話。 2/10:2010/02/15(月) 20:42:43 ID:MQKucs5q0
「ダリアさ……ん?」

体を起こしてダリアさんを見る。
その手元には見覚えのあるビン、千鳥足、真っ赤な頬……。

「そ、その薬を……まさか……?」

質問には全く答えず、ゆっくりとベッドに近づいてくるダリアさん。
僕の目の前まで来ると、顔を真っ直ぐ見つめてくる。
どこか上の空で、かといっていつもの陽気な顔でなく、艶めいたその表情。
その顔は、口よりも物を言っている。

「……助手くん……マイスくん……」

ダリアさんは、キャンバスに向かっている時のような、純粋な瞳で僕を見る。
二の句が告げず、僕はぼーっとダリアさんの瞳を見詰めるだけだった。

「……」

そのままじっと見詰め合っていると、急にダリアさんはバランスを崩し、床に座り込んだ。
床に落とすようにビンが置かれて、ごとん、と音を立てた。

「え……ダ、ダリアさん!大丈夫ですか?」

慌てて僕はダリアさんを介抱する。口が僅かに動いているが、何も聞き取れない。
ひとまず肩を貸して体を持ち上げ、ベッドに座らせる。
しかし、

「よいしょっ……え?」

ベッドにダリアさんの体を座らせた瞬間、ダリアさんは急に立ち上がって、僕をベッドに押し倒した。
予想もしない行動に何も反応できず、僕はベッドに倒れる。
その上からダリアさんは、体を重ねてきた。



157 名前:ドリンクの話。3/10:2010/02/18(木) 23:56:08 ID:1fiRzz4x0
453 名前:ドリンクの話。 3/10:2010/02/15(月) 20:44:03 ID:MQKucs5q0
「……つかまえたー♪」

顔が近い。ダリアさんの吐息が顔にかかる。
薬学台でも嗅いだ、あのドリンクの匂いがダリアさんから漂っている。
言葉を発する暇もなく、唇を塞がれた。

「んっ……!……んーっ……!」

僕は何か言おうとしたが、口を塞がれて言葉にならない。
ダリアさんの舌が僕の唇を撫で、そしてゆっくりと入ってくる。

「んぅっ……ぷはぁっ、んんっ……」

少し離れたかと思えば、すぐにまた唇を重ねてくる。
がむしゃらに、何度も唇を重ねてきて、ようやく開放される。

「はぁ……、はぁ……」

唾液が僕とダリアさんの間で糸を引き、零れ落ちる。
僕のお腹の上に乗り、満足気に僕を見下ろすダリアさんは、僕の服を脱がし始めた。

「だ、ダリア……さん……だめ、です……」

抵抗しようとしても、体に力が入らない。舌が回らない。
キスのせいなのか、ダリアさんから漂ってくる薬のせいなのか、意識がぼんやりしてくる。
それに……僕の体も、嫌がっていない。ダリアさんに、体を任せてしまうことを。

結局僕は何も抵抗出来ないまま、上の服を脱がされてしまった。


158 名前:ドリンクの話。4/10:2010/02/18(木) 23:57:06 ID:1fiRzz4x0
454 名前:ドリンクの話。 4/10:2010/02/15(月) 20:45:24 ID:MQKucs5q0
「マイスくんのからだっ……♪」

ダリアさんは僕の乳首を、ふにふにと指で触ってくる。
くすぐったいような、気持ちいいような……こそばゆい感じがする。
手で触るのを止めるのと同時に、今度は顔を下げて乳首を舌で舐め始めた。
右も左も満遍なく、交互に舌を這わせてくる。
普段、意識しないような場所を責めたてられ、じれったいような快感が僕を襲う。

「だ、ダリアさぁん……やめ、て……」
「んんっ……まひふくんっ……まひふくんっ……♪」

両方の乳首を舐め終わりダリアさんは、おへその方に顔を下げていく。
へその窪みも舐め回され、ぞくっとした快感が走る。

「……マイスくんにも、私の好きなことしてあげる……」

そう言いながら、ダリアさんは服のポケットから絵筆を取り出し、筆で僕の乳首を擦り始めた。
絵の具も何も載っていないその毛先は柔らかく、先端はちゃんと纏まっている。
僕の体は、ダリアさんの筆で擦られるだけで、敏感に反応してしまう。

「ひゃぁっ……!く、くすぐったいっ……!」
「ふふっ、私より喘いじゃって……♪」

しょりっ、しょりっ、と乳首の周りを筆でなぞったり、毛先でツンツンと先っぽを突いたり、巧みな筆の愛撫。
そして、筆での愛撫をやめたかと思えば、今度は僕の上から降りて、僕のベルトを外し始める。
舌と筆の愛撫による快感で、僕の股間は正直に膨らんでしまっていた。
勿論、僕の股間を見るまでもなく、ダリアさんはそれを分かっていただろう。




159 名前:ドリンクの話。5/10:2010/02/18(木) 23:57:49 ID:1fiRzz4x0
455 名前:ドリンクの話。 5/10:2010/02/15(月) 20:46:58 ID:MQKucs5q0
「そ、そこは……だめ、です……!」

言葉を発し、やっとのことでダリアさんの手首を掴んだが、何の制止にもならず解かれてしまう。
ベルトは外されてしまい、そしてズボンも下ろされ、結局下着だけにされてしまう。
それでも僕は、出来る限り抵抗を続ける。
スムースに事が運ばず、ダリアさんは少し怒ったように、僕に言う。

「もうっ……マイスくんも、正直にしてあげる……」

すると何故か、ダリアさんはベッドから降りた。
今なら逃げられる――と思ったが、その暇もなく、また僕の上に乗ってくる。
ダリアさんの手には、ラブ飲みドリンクの入っていたビンがあった。

「それ……は、飲んじゃ……だめ……」
「大丈夫……私が飲ませてあげるから……♪」
「……だ、だから……んむっ?!」

ダリアさんは口にドリンクを含むと、口移しで僕に液を流し込んでくる。
唇が離れたのを見計らって液体を吐き出そうとするけども、
また筆で乳首を愛撫され、それに体が反応してしまい、液をごくんと飲み込んでしまった。

「あっ……あぁぁっ……あつい、あついぃっ!」

ぼうっ、と体の奥に火が付くような熱さ。
同時に景色が回る。ダリアさんの顔に焦点が合わなくなる。
そして体中から、焚き火に当たっているかのような熱を感じる。
かと思えば、全身を切なさが駆け抜けて、快感を求めだす。性欲が迸り、抵抗する力も意思も、どんどん消えていく。
いつの間にか、最後の砦である下着も脱がされてしまっていた。
僕は大きく股を開かれ、僕の一番恥ずかしい場所が、ダリアさんの顔の前に晒される格好になった。




160 名前:ドリンクの話。6/10:2010/02/18(木) 23:58:26 ID:1fiRzz4x0
456 名前:ドリンクの話。 6/10:2010/02/15(月) 20:48:43 ID:MQKucs5q0
「からだが……あぁっ、へんに、なるうっ……」
「マイスくんのおちんちん、おいしそう……♪」
「ひゃあっ、ふぁっ、ああっ……だめえ……っ!おかしく……なるぅ……」

ダリアさんは僕のモノを、手を添えながら舌でペロペロと舐め回す。
アイスクリームを舐めるかのように舌が這い回り、僕は思わず喘ぎ声を出してしまう。

「んはぁっ、私の舌で、感じてくれてるんだ……嬉しいな……♪」
「すっ、すごいぃっ……きもちいぃっ……!」

舐め回すのに満足したら、次は僕のモノをほうばり始める。
口での上下運動に加えて、ダリアさんの舌が口の中で動くことでも刺激されて、ますます喘ぎ声が出てしまう。
慣れた動きではなく、ただひたすらに、一生懸命な愛撫。
そんな執拗な愛撫に我慢できる訳もなく、僕はただ導かれるまま、絶頂に身を委ねた。

「ぁぁっ、んんっ……あぁ、く、口の中に、出ちゃうっ……!」

そう言うのと同時に、僕のモノから精液が放出され、ダリアさんの口に吸い取られる。
ダリアさんは精液をもっとねだるように僕のモノを吸い上げ、ごくん、と液を飲み込んだ。
射精したばかりの所を刺激され、萎える猶予も無く、また僕のモノは大きさを取り戻す。
ダリアさんは残った精液を綺麗に舐め取り、満足気な表情でこっちを見つめてくる。

「おいしい……マイスくんの精液ぃ……♪」

一度射精したのにも関わらず、性欲が込み上げる。
……この人を。 ダリアさんを、ダリアを、滅茶苦茶にしてしまいたい。
僕は遂に、己の欲望に身を任せてしまうことにした。




161 名前:ドリンクの話。7/10:2010/02/18(木) 23:59:32 ID:1fiRzz4x0
457 名前:ドリンクの話。 7/10:2010/02/15(月) 20:49:53 ID:MQKucs5q0
「マイス、くん……?」
「ああっ……ダリアさんっ……ダリアっ……!」

今まで動かなかった体が嘘のように動き、僕は上半身を起こして、ダリアを捕まえる。
さっきまで僕が寝ていた場所に、ダリアが下になるように体の位置を変え、押し倒した。
そして少し強引に、服を脱がせていく。
下着まで全て脱がせ終えると、早速ダリアの胸を揉みしだく。

「はぁぁんっ……マイスくん、もっと、もっとっ……」

先程のダリアと同じように乳首を舐め回し、しゃぶり付く。
母乳を求める赤ん坊のように吸い付き、乳首を甘噛みする。
今度はダリアが使っていた絵筆を手に取って、自分が受けた愛撫をダリアに仕返す。

「ああぁっ!ふ、筆、いいっ、きもちいいっ……!」
「はぁ、はぁっ……ダリア、もっと……ほらっ……!」

僕は乳首の愛撫だけではなく、もっと下へ――ダリアの秘部の方向へ、筆を滑らせる。
ゆっくりと優しく、秘部を筆で撫でる。
そして特に敏感であろう、秘部の中央にある突起を、念入りに撫で回す。

「あぁっ!そこっ、そこぉっ!いいよぅっ!」

少しずつ秘部は愛液で潤い、湿っていく。
僕は筆を置くと、今度は自分の舌で突起を責めていく。
ダリアの嬌声が大きくなり、愛液はどんどん溢れてくる。
僕の不器用な愛撫で感じているダリアが、愛しくて仕方がない。

「ひゃぁぁぁっ……!ぁぁっ、はぁっ……」

執拗に舌で秘部を責めていると、ダリアの体が跳ね、下半身が小刻みに震え出す。
ダリアの痙攣はすぐに収まり、短く息を吐いている。



162 名前:ドリンクの話。8/10:2010/02/19(金) 00:00:36 ID:4I45nBxr0
458 名前:ドリンクの話。 8/10:2010/02/15(月) 20:52:11 ID:MQKucs5q0
「マイス、くん……もっと……欲しいっ……」
「ダリアっ……」

もう限界と言わんばかりに僕は、自分のモノをダリアの秘部に押し当てる。
くちゅ、と水音を立て、僕達の性器がくっつく。
僕は、愛撫で濡れ、柔らかくなったその秘部に、躊躇うことなく挿入する。
僕とダリアは一つになり、何かを破るような感覚が走った。

「ひやぁっ、うぅっ……」

ダリアは少しだけ苦しそうな表情を浮かべたが、すぐとろんとした顔に戻った。薬の効果もあるせいで、痛みは少なかったようだ。
しかし、僕はそんなダリアの体には構わず、獣のように腰を動かし始める。
結合部では粘液が混ざり合って、グチュグチュといやらしい音を立てる。

「あああっ……!マイスくんのがきてるっ……!入ってるぅ……!」
「ダ、ダリアっ、きもちいいよっ……!」
「ああっ!マイスくん、あいしてる……っ、あいひてるぅっ……!」

何の変哲もないピストン運動でも、僕達の興奮を高めるのには十分だった。
ダリアの秘部はとても熱く、僕のモノを優しく包みながらも、絡み付いて離そうとしない。
その気持ち良さに僕はとろけてしまう。
ダリアも、秘部からくる快感に耐えられず、なんとも淫らな表情を浮かべている。
僕は腰を振り続け、ダリアを責め続けながら、絶頂へと昇っていく。

「マイスくん、こわい……こわいのっ……!ぎゅうって、ぎゅうってしてぇ……!」

ダリアに言われるままに、背中に手を回してダリアを抱きしめる。
僕もダリアもそろそろ、絶頂を迎える頃だった。

「く、くるぅ……なにか、なにかくるよぅっ……!」
「ダリアっ……ダリアぁっ!」


163 名前:ドリンクの話。9/10:2010/02/19(金) 00:01:33 ID:4I45nBxr0
459 名前:ドリンクの話。 9/10:2010/02/15(月) 20:53:38 ID:MQKucs5q0
びゅくん、と僕のモノが脈打つと、精液がダリアの中へと放出される。
まるで秘部に吸い上げられるかのように、精液が搾り出され、腰が抜けてしまいそうな快感が僕を貫く。
精液を受け止めたダリアの秘部と体が痙攣し、ピクピクと震えている。

「にじっ……にじが……みえたぁっ……あはぁっ……♪」

動く事も出来ず、ダリアはうわ言のように何かを呟いている。
射精の余韻に酔っていた僕の目蓋が、体が、どんどん重くなっていく。
僕のモノをダリアから引き抜くと、ほんの少し赤くなった白い液体が、ベッドにぽたぽたと落ちる。
意識が薄れ、ダリアの声がどんどん遠くなっていき、僕の目の前は真っ暗になった。


それから、目が覚めた。
僕は布団を掛けられ、ベッドの上にいた。
もしかしたらさっきのは全て夢だったのか――とも思ったが、布団の下の僕は裸のままだ。
そして何より、その横で寝ているダリアさんの姿が、全てが真実であるのを物語っていた。
驚いて体がダリアさんから離れ、その振動で彼女を起こしてしまった。
僕が裸であるということは……勿論、ダリアさんもそうだ。

「おはよう……助手くん」
「ダダ、ダリアさん!その、あの、えーっと……!」

僕は目を手で隠し、顔を背ける。この状況に錯乱して、何を言ったらいいのかわからない。
すると急に、ダリアさんが口を開いた。

「……ごめんね、マイスくん」
「え……?」

予想もしない答えに驚く。真っ赤な顔のまま、僕はダリアさんを見る。

「まずは、勝手に家に入っちゃったこと。丁度色つき草が無くなっちゃったから、貰うついでに家に行ったの。
 玄関のカギは開いたままだったから、入ってみたけど誰もいなかった。
 朝はいつも家か農場にいるのに、ちょっとおかしいかな、って思って、家中探してみたの」
「そ、それはいいんですけど……」
「そして、二階で寝ているマイスくんを見つけた」
「じゃあ、僕をベッドに寝かせてくれたのは……」
「うん、私よ。でも……一番の問題はその後。薬学台の薬のこと」
「そうです、なんで……得体の知れない薬を飲むなんて、そんな危ないこと――」



164 名前:ドリンクの話。10/10:2010/02/19(金) 00:03:29 ID:4I45nBxr0
460 名前:ドリンクの話。 10/10:2010/02/15(月) 20:55:24 ID:MQKucs5q0
「……違うわ、マイスくん」

「えっ?」
「私、ちゃんと気づいてた。あれがどんな薬か、何の為の物か……。
 好きな人が、マイスくんにもちゃんといるんだ、って。
 それと一緒に――これを誰に飲ませるんだろう、って思っちゃった」
「……」
「エルフだから、長寿だからって、人やモンスターに恋をしない訳じゃない。
 私……、『これを飲めばもしかしたら、マイスくんが好きな子よりも、先に―――』
 ……そう思って、それで私は、あれを飲んじゃったの……」
「ダリアさん……」

「私……怖かった。大好きな、マイスくんが、他の子と一緒になっちゃうのが。
 そんな後悔を残したまま、長すぎる人生を過ごすことが。
 それが、マイスくんの心を裏切るような、酷いことだったと、してもっ……。
 わたし……ひ、ひきょうよ、ね……うぅっ、あぁっ……うわぁぁん……! 
 あぁぁっ、まひふくん……ごめ、んね、ぐすっ、ぐすっ……ゆる、してぇ……」

言葉が途切れ途切れになっていき、僕の胸の中で、ダリアさんは声を上げて泣き始めた。
突然子供のように、素直で無垢になるダリアさんを、僕は何度か見た。
でも……こんなに素直に気持ちを打ち明けてくれたのは、初めてだった。
嬉しさと愛しさが交じり合い、僕の体は勝手に動いて、ダリアさんを抱き締めていた。
そして、ダリアさんの耳元で囁く。

「……ダリアさん。今度は、薬が無くても……素直になってくれますか?」
「えっ……、まひすくん、それ、って……ぐすっ……」
「僕も卑怯です。ダリアさんに、素直になって欲しかったから、
 だから……こんな物に頼ろうとしてしまったんです……。
 ……許してください」
「まいす……くん、ほんとに、いいの……?」

「僕は……その。ダリアさんが……ダリアが……好きだから……」
「マイスくん……あり、ありがと……うぅっ……うわあぁぁん……!」

ダリアさんは泣きながら、僕を抱き返してくる。
僕達はその一日、ベッドの中でお互いの温もりを確かめ合っていた。
やがて来る別れの前に、互いの温もりを覚えておこうとするように。


―終―


461 名前: ◆ecegNbNqok :2010/02/15(月) 21:01:27 ID:MQKucs5q0
―――――――――――――――――――――――――――――――
どうも、お粗末さまでした。欲望の赴くままに書いていった結果は、
やっぱりベタベタです、本当にありがとうご(ry
応用が利くのが唯一の救いなネタなので、他のキャラでも書こうかなぁと思う次第でございます。
それでは時間を割いて読んでくださった方々、ありがとうございます。



165 名前:マイス×ペルシャ1:2010/03/05(金) 15:26:22 ID:oVF3VT2n0
「ペルシャ・・・・・」
「ん?どーしたの?マイスくん!」
「好きだよ・・・・!」
マイスはペルシャの唇を奪う。
「・・・・っ!ま・・マイスくん?」
「ペルシャ―――」
マイスがペルシャの口の中に舌を入れる。
「・・・っ!マ・・・イス・・・・く・・ん!?」
「大好きだよ・・・。だから、やってもいい・・よね」
マイスがペルシャの胸元に手をあてる。
「マイスくんっ!?どどどうしちゃったの!!??」
「・・・・・ペルシャは・・僕のこと、嫌い?」
マイスがたずねる
「そそそそそんなことないよ!マイスくんは大好きだよ!!」
マイスがクスッと笑う
「なら―――いいよね」
マイスがペルシャの胸元に手をあてたときより、はげしく手を動かす
「マママママイスくん!!ひゃんっ!!きもちいいよぉ・・・・」
「なら、こっちも?」
右手が胸元。左手は――ペルシャの秘部にもってくる
「ああんっっ!!!マイスくん!ひんっ!!」
ペルシャは目をとろーんとさせて、大きな声で言っている


166 名前:カイル×ドロシー 1/5:2010/04/10(土) 17:32:30 ID:yPXWYcpx0
44 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/20(日) 00:42:56 ID:Q9QVO1Rs
ルンファ3が全盛なのに2で書いてみました。カイル×ドロシーです。
初投稿で文も下手ですが、よろしくお願いします。


45 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/20(日) 00:45:40 ID:Q9QVO1Rs
目を覚ますと、外はもう暗くなっていた。どのくらい眠り続けていたのかは分からなかったが、体の調子は大分良くなっていた。
「・・・あの、大丈夫ですか?」
体を起こそうとすると、ドロシーがそばに寄ってきた。どうやら眠っている間ずっと側に付いていてくれたらしい。
「・・・どうしてここに?」
今眠っていたのは自分のベットだ。だけど確か・・・
「お父さんが飲ませ過ぎちゃって倒れてしまった後、バレットさんが運んでくれたんです。」
ああ、そうだった。確かゴートンさんにたくさん酒を飲まされた後の記憶が全くない。もう少し控えめにして欲しかった気もするけど、今日式を挙げたことを考えれば仕方の無いかもしれない。
「・・・う、く・・・」
ベットから立ち上がろうとすると少し頭が痛んだ。もっと休むべきなのかもしれないと思いながらまたベットに座りこむ。
その様子を見たドロシーが不安げな顔になる。
「・・・大丈夫ですか?」
「・・・多分」
笑顔を返すが、それでも彼女の表情を晴れない。
「あの、水持ってきますね」
そういってぱたぱたと階段を駆け下りていく。カイルはそれを見ながらまたベットに潜り込むことにした。

カイルが街に来てそろそろ1年が経とうとしていた。初めてドロシーに出会ったときは物静かな少女だと思っていたが、仲良くなるにつれてそうじゃないことも分かっていった。そういうところに心惹かれたのかもしれないなと思った。
けれども結婚するとまでは余り考えていなかったのだけど。
そういえば、とカイルはバレットのことを思い出した。結局ドロシーと付き合い始めるまで彼の片思いを知ることはなかった。
一度そのことで話したことがあったが、「ドロシーはお前を選んだんだ」としか言わなかった。まあ、別に関係が悪くないどころか良好なので結果オーライなのかもしれない。


167 名前:カイル×ドロシー 2/5:2010/04/10(土) 17:33:32 ID:yPXWYcpx0
46 名前:カイル×ドロシー 2/5:2009/12/20(日) 00:47:06 ID:Q9QVO1Rs
ドロシーが持ってきた水を飲み干すと、少し気分が楽になった気がした。ただ少し後味が苦かった。
「あの、薬草なんかを混ぜてみたんですけど、苦くないですか?」
看護士を目指している彼女なりの配慮だろう。カイルは笑顔で答える。
「ありがとう、もう大丈夫だよ」
「いえ、よかったです」
ドロシーはそういって顔を綻ばせた。表情は下ろされた前髪で殆ど見えないけれどカイルには彼女の気持ちが分かるようになっていた。
そういえば付き合う前に一度前髪を上げた姿を見たことがあったが、とても美しかった。
それがあったから付き合い始めた頃にそれを言ったのだが、彼女は顔を赤くしながら「恥ずかしいです」と答えるだけだった。
今も・・・
「ドロシー、前髪は上げないの?」
「・・・あの、その・・・やっぱり恥ずかしいです」
彼女は顔を赤くしながらそう答えるだけだった。


「そういえば今って何時ぐらい?」
「もう10時ぐらいですよ・・・・・・カイルさん」
数秒の合間を置いて、ドロシーが意を決した表情でカイルを見てきた。そういえば告白の時も顔を赤くしながらもそんな感じだった。
「・・・その・・・あの・・・」
普段はおとなしめだけれど、そういう部分で
「・・・優しくしてくださいね」
彼女は積極的だった。

「え・・・」
一瞬思考が止まりそうになった。新夫として男として、その言葉の意味が分からなかった訳ではないが少し驚いてしまった。驚きと恥ずかしさで顔が赤くなっていく。
「・・・あの、でも無理はしないでくださいね、別に明日でも・・・」
カイル以上に顔を赤くしながらドロシーはそういったが、その思いに答えないでは男が廃るし、彼女に申し訳がないと思った。
「大丈夫だよ」
そう言って彼女の体を抱きしめる。
ドロシーも一瞬驚いたような感じだったが、身を預けてきた。

168 名前:カイル×ドロシー 3/5:2010/04/10(土) 17:34:31 ID:yPXWYcpx0
47 名前:カイル×ドロシー 3/5:2009/12/20(日) 01:25:08 ID:Q9QVO1Rs
さっきまで自分が寝ていたベットに彼女を寝かせ、ゆっくりと体を重ねていく。
「あ・・・」
前髪を掻き上げてあげると、ドロシーはほんの少し顔を背けた。
「・・・やっぱり、恥ずかしい・・・」
先ほどあんな発言をしておきながら今更、という気もしたがそうは言わずに開いた彼女の唇に自分のそれを重ね合わせる。
「んんっ・・・」
初めは少し驚いたようだが、すぐにドロシーは舌を入れてカイルのそれに絡み合ってきた。
「んっ、ぅ・・・ちゅ」
告白の時のファーストキスや、結婚式の時とは違う、甘いディープキス。カイルはその感覚に酔いしれた。

キスを続けながらカイルはゆっくりとドロシーの服を脱がせ始めた。
一瞬彼女は体をこわばらせたが、すぐに力を抜いてしまった。
それでも手を伸ばしてきたので抵抗するのかと思ったら、カイルの服のボタンを外し始めた。
甘いキスの中互いが互いを求め合い、一糸まとわぬ姿になるまでそう時間はかからなかった。

唇をゆっくりと離し、ドロシーの胸に手を置いて優しく刺激を与えていく。
「ひぁっ・・・あぁっ」
喘ぎ声を聞きながらもカイルは愛撫を続けていく。
やがて右手はそのままに、左手をゆっくりと下ろしていく。
「っ、カイルさん・・・あんっ」
「・・・ドロシー・・・ここ、すっごく濡れてるよ」
カイルはそう言いながら愛撫を続けていく。
くちゃくちゃと水音が静かな部屋に響いていた。


169 名前:カイル×ドロシー 4/5:2010/04/10(土) 17:35:04 ID:yPXWYcpx0
48 名前:カイル×ドロシー 4/5:2009/12/20(日) 08:56:18 ID:Q9QVO1Rs
「カイルさん、もう・・・私・・・・・・だから、早く・・・」
目に涙を溜めたドロシーがそうつぶやく。
「ドロシー・・・」
自分も我慢が出来なかった。大きくふくらんだ自分のモノをドロシーに重ね合わせる。
「・・・あっ・・・熱いです・・・」
愛液で濡れた秘所の表面を擦り合わせる。
本当は早く挿れてしまいたかったけど、カイルは少し逡巡していた。
それが与える痛みが彼女を壊してしまわないか不安だった。
そんな迷いに気がついたのだろうか、ドロシーが背中に手を回してきた。
「・・・私は・・・大丈夫・・・ですよ・・・だから・・・・・・」
その目には涙が溜まっていたが、決意の光が宿っていた。
「カイルさんが・・・ほしいです・・・」
そこまで言われては自分が戸惑う理由はなかった。
「・・・うん」
それに自分もドロシーと一つになりたかった。

「・・・んくっ、ああぁっ」
「くっ・・・」
ゆっくり差し込んでいくと、柔肉がそれにからみついてきてカイルに言葉にならない快楽を与えてくる。
押し込みながら、カイルはその感覚に酔いしれる。
やがて、先端が壁にぶつかる。彼女と一つになるためには超えなくてはいけない壁、でももう躊躇いはなかった。
優しく、そして激しく壁を突き破る。
「あっ、ああああああああんっ」
ドロシーの悲鳴が響き渡る。表情は痛みに耐えようとして歪み、背中に回された手に力が入って食い込んでくる。
一瞬、もう止めてしまいたいと思った。彼女をこれ以上傷つけたくなかった。
でも膣の脈動による締め付けはさらに強くなっていた。気持ちいいというのもあるが、こんなところで止めるわけにはいかなかった。
カイルは体を動かさないように、ゆっくりと片手を下ろしてゆく。
そして口に彼女の乳首を含ませ、舌で弄ぶ。それと同時に反対の胸と雛先を激しく愛撫する。
「ひゃっ、あん、・・・・ああああんっ」
複数箇所を同時に攻められ、ドロシーの声が強くなる。
膣の脈動はさらに強くなり、カイルのそれを締め上げてくる。


170 名前:カイル×ドロシー 5/5:2010/04/10(土) 17:36:39 ID:yPXWYcpx0
49 名前:カイル×ドロシー 5/5:2009/12/20(日) 09:04:38 ID:Q9QVO1Rs
「はぁっ、カ、カイルさん・・・もう、大丈夫・・・です・・・」
しばらくそれを続けると、彼女の喘ぎから苦痛が消え、背中に回した腕の力も弱くなった。
「・・・うん」
カイルはそれを見計らった後、一気に差し込んでしまう。
膣の中はとても熱く、愛液と肉の絡みつきが限界に達しようとしていた。
今はそのときでないと局部に力を入れ、ひたすら耐える。
耐えながらも、腰をゆっくり動かしていく。先ほどまでの頭痛はもうすっかり消えてしまっていた。
「ひぁっ、あんっ、くぁっ・・・」
ドロシーも快楽に身を酔いしれながらカイルの動きに追従しようと腰を動かしてくる。
「んくっ・・・」
その快楽により腰の動きはどんどん激しくなっていく。
愛液はその量を増し、結合部から流れ出たそれはシーツをぐっしょりと濡らしていた。

限界に近づいた頃、カイルはドロシーの奥を激しく突き上げた。
「はぁっ、おっ奥が当たって・・・ああぁっ」
子宮壁に当たる感触に新たな快楽が生まれる。
「・・・カっカイルさん、私っ、もうっ・・・」
その快楽におぼれ、ドロシーはもう限界のようだった。
でもそれはカイルも同じだった。
「・・・くっ、ドロシー、いくよっ」
最後の一突きを奥にぶつけ、カイルはそこで果てる。
「んくっ、はっ、あ、あ、ああああぁぁぁ!!」
ドロシーは絶頂による喘ぎを聞きながらも、最後の一滴まで絞り出す。
膣もそれを求めるように激しく動き続けていた。


気がつくと、外はもう明るくなっていた。どうやら眠ってしまっていたらしい。
腕の中ではドロシーがすやすやと眠っていた。その寝顔を見ながら、彼女を守っていこうと思った。
「ん・・・ふわぁ!」
彼女も目を覚ましたらしい。昨晩を思い出したのか顔を紅潮させる。
「あのっ・・・カイルさん」
しばらくそうした後、こちらを向いてくる。
「・・・何?」
「今日も・・・お願いしますね」
「・・・いいよ」
一瞬驚きはしたものの、優しくうなずく。

でも・・・
「今度は・・・私も頑張りますねっ」
そう言いながらカイルに絡みついてきたのには、流石に思考も停止してしまった。
・・・どうやら、彼女はまだ足りなかったのかもしれない。
一拍おいて抱き返しながら、カイルはそんなことを考えた。


・・・結局、夜までベットで彼女と過ごしてしまった。


50 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/20(日) 09:09:00 ID:Q9QVO1Rs
END(忘れてたorz

ドロシーは個人的に「意外な積極的キャラ」だと思って書いたのですが、予想以上に積極的になってしまいました(^^;

性行為描写がgdgdになってしまった気がします。
しかも一度消えたのを書き直したからちょっと変かもしれないです。

やっぱり練習しないとな・・・

次書くとしたらシアかマリオンかソフィアかな?


171 名前:氷原に咲く花(1)1/7:2010/04/11(日) 13:53:40 ID:wMZw0/yY0
86 名前:◇Q9QVO1Rs:2009/12/22(火) 22:28:31 ID:xnK8FvEo
感想ありがとうございます。
早速マイス×ソフィア書いてきたので投稿します。

実を言うと保存板で書いていた人の更新待っていたのですが、どうも来ないのでしちゃいます。
というか、じゃましてしまったような感じなので申し訳ないです(>_<)

--------------------------------------------------------------------
・エロはないです
・ソフィア「さん」なのはまあ色々と…
・これ書く前にシアSS、マリオンSS書いていたので二人が登場することは多分無いです
そちらは需要があれば



87 名前:氷原に咲く花(1) 1/7:2009/12/22(火) 22:32:49 ID:xnK8FvEo
「ん〜、ふわぁ」
マイスはいつものように目を覚ました。
記憶を持たずにシアレンスの街に来てから半年以上、ようやくここの生活に慣れた気がした。
初めは大樹で農作業をしながら生活することに色々戸惑っていたけど、今はそれが当たり前になってしまっている。
もしかしたら自分は昔もこういう風に過ごしていたのかもしれない。
「…なんてね」
そんなことを考えながらふと横を向くと

「すぅ…」

ソフィアが眠っていた。
一瞬、頭が真っ白になる。
次の行動までしばらく時間がかかった。

「…ソフィアさん! なんでここにいるんですかっ!」
やっとの事で言葉をはき出す。
でもそんな怒鳴り声もソフィアには効果がないようだ。
とりあえず肩を揺さぶってみることにした。
「ソフィアさんっ!!」
「……ん…」
彼女はそのまま上半身を起こして、
「………おはよう」
そのまま倒れて寝てしまった。
「…いや、『おやすみ』じゃないですよ! 起きてください!」
再び肩を揺するが、どうしても起きない。
「はぁ…」
どことなく、ため息が洩れた。

途方に暮れながらソフィアを見た。
目に入ってくるのは彼女の赤みの入った唇、少し乱れている服、程良くふくらんだ胸、
「………」
何というか、色々危険だった。
マイスも男、自然と顔が赤くなる。
…いや、それよりも重大な問題があった。
せっかく交流祭を開くなどして街の一員になれたというのに、女性を連れ込んだと思われたら色々まずい。
多分おそらく何もしていないけど、街を追い出される可能性だってある。
今度は対照的に顔が青くなる。
そんなこんなで色々考えている内に、根本な問題に行き当たった。
「…ソフィアさんがなんでここにいるんだ…?」

172 名前:氷原に咲く花(1)2/7:2010/04/11(日) 13:54:41 ID:wMZw0/yY0
88 名前:氷原に咲く花(1) 2/7:2009/12/22(火) 22:36:59 ID:xnK8FvEo
ひとまず問題は後回しにして、買い物に出かけることにした。
(今日は色々収穫したから、種もたくさん買わないと)
そう考えつつも、どうしても思考が別方向を向いてしまう。

「はぁ…」
思わずため息がこぼれた。
「…どうしたの?」
ちょうど会計の時だったので、カリンが尋ねてくる。
でもその顔は「私の専売特許取らないでよ」と言っていた。
「いや…」
そう答えつつ、マイスに名案が浮かんだ。
確か彼女とソフィアは親友だから、何とかしてくれるのかもしれない。

「…わかった」
理由を話すとカリンは引き受けてくれた。
でも面白くなさそうな表情をしている。
「…どうしたの?」
気分を害したのかと思いあわてて尋ねても、「別に…」と答えるだけだった。
「…じゃあ、しばらく経ったら大樹に来てね」
「分かりました、ありがとうございます」
そう言ってマイスは店を出た。
後ろでカリンが複雑な表情をしていることには気付かなかった。


173 名前:氷原に咲く花(1)3/7:2010/04/11(日) 13:55:12 ID:wMZw0/yY0
89 名前:氷原に咲く花(1) 3/7:2009/12/22(火) 22:41:46 ID:xnK8FvEo
「…で、どうしてこうなったんですか…?」
額に怒りマークを出さないように努力しながら、マイスが尋ねる。
「…寝た子は起きにくい」
多分カリンが呼んだであろうトゥーナがそうつぶやく。
「…よくあるわよ、多分だけど」
カリンも同意見のようだ。
「…それだけでこうなるんですか?」
もはやあきらめの境地にたどり着いたマイスはため息をついた。
部屋に置いたぬいぐるみはあらぬ方向に転がり、ベットは完全にひっくり返っていた。
「いろいろあったのよ…」
「うん…」
よく見ると二人も疲れているようだった。とりあえずこの件もう聞かないことにした。

「……さて」
三人で先ほどから黙ったままのソフィアを見た。
「何があったんですか?」
代表してマイスが尋ねる。
「……するなって…」
震えた声で答える。
「え…?」
「…お父様が私にお見合いするなって!」
こんな時でも彼女の言葉は真逆だった。
それでも叫ぶような声には少し涙が混じっていた。
「…お見合いって…」
意外な答えに三人とも固まってしまう。
「そろそろ結婚すべきだからって……私のことを考えて…」
そのまま押し黙ってしまった。部屋に静寂が広がる。


174 名前:氷原に咲く花(1)4/7:2010/04/11(日) 13:55:56 ID:wMZw0/yY0
90 名前:氷原に咲く花(1) 4/7:2009/12/22(火) 22:45:57 ID:xnK8FvEo
「…それでも、」
沈黙を破ったのはマイスだった。
「一度、家に帰るべきだと思いますよ」
「……え?」
ソフィアが顔を上げてこちらを向いた。目には涙が光っている。
「ドンチャコスさんもソフィアさんのことを心配してそう言ったんだと思いますよ。
それを話さずに逃げて来ちゃ駄目ですよ。ちゃんと話すか、
お見合いしてそれから決めたって良い…」
言葉は最後まで続かなかった。
バシッという音の後に頬に痛みが襲ってくる。
一拍おいてソフィアがはたいたものだと気付いた。
「…バカぁっ!」
ソフィアはそのまま大樹から飛び出してしまった。
突然の行為に誰も動けなかった。
「…あの、もしかして僕なんか悪いこと言ってしまいましたか…?」
数秒の後、マイスは尋ねた。
「…悪くはないと思う、けど…」
俯きながらトゥーナが答えた。
「……ソフィアは多分、もっと別のことを言って欲しかったんだと思う…」
カリンもそれに続く。
「……」
マイスはそのまま黙り込んでしまった。
そのままでしばらく時が経ち、
「…早く追いかけなさいよ」
カリンがこちらをにらんできた。
「早く」
トゥーナも同意見らしい。
「…はっはい、探してきますっ」
そう言うとマイスは部屋から出て行った。

「……いいの?」
二人だけになった空間にトゥーナの声が響いた。
「…良くはないけど……仕方ないでしょ……?」
虚ろにカリンが答える。
なんだかおかしくなって、二人で苦笑してしまった。

「はぁ……」
マイスはため息をついた。
飛び出したまでは良かったものの、何処に行ったのか全く見当が付かなかった。
でも、なんとしても見つけなくてはいけない気がした。
それがどうしてか、何故そうしなければいけないのか分からなかったけど、それでも…
マイスは走り出した。

175 名前:氷原に咲く花(1)5/7:2010/04/11(日) 13:56:26 ID:wMZw0/yY0
91 名前:氷原に咲く花(1) 5/7:2009/12/22(火) 22:49:23 ID:xnK8FvEo
……どうしてこうなっんだろう?
雪が降りしきる中、氷原の花に寄りかかりながらソフィアはそんなことを思った。
自分の未来を決められてしまうのが嫌だったから、昨日家を飛び出した。
そして気付いたときには大樹の家にいて、そのまま布団に潜り込んでしまっていた。
どうしてマイスのところだったのかは分からなかった。匿ってもらうだけなら二人の親友のところでも良かったのに。

『マイスのこと、どう思っているの?』
いつだったか、カリンが聞いてきたことがあった。何故か彼の目の前で。
あの時とっさに答えられなくて、そんな自分がおかしいと思った。
…何となく、さっき飛び出したときの自分と似ている気がした。
私は、どうしてしまったんだろうか?
頭で考えようとしてもなんだか働かない。
それになんだか眠くなってきた。
もうどうでも良いじゃないかと頭のどこかで誰かがささやいた気がした。
そうだ…このまま……
誰かの声が聞こえた気がしたが、ソフィアはそのまま目を閉じた。

176 名前:氷原に咲く花(1)6/7:2010/04/11(日) 13:57:12 ID:wMZw0/yY0
92 名前:氷原に咲く花(1) 6/7:2009/12/22(火) 22:50:15 ID:xnK8FvEo
次に目を覚ましたのはどこかの部屋だった。ここは確か…
「……大樹の…家?」
何となくつぶやく。その声に反応したのだろうか、誰かが駆け寄ってくる。
「ソフィアさん、目を覚ましたんですね。よかった…」
そう言って胸をなで下ろすマイスはとても疲れているように見えた。
「私……」
体を起こそうとしても動かなかった。それに、なんだかとても寒かった。
「氷原に倒れていたんですよ。ほんと見つけられて良かったですよ。」
…ああ、わたしはあのまま眠ってしまったのか。
そんなことを思っているとマグカップを差し出された。
「…あの、こんなものしか出せなくてすみませんが…」
マイスが申し訳なさそうな顔で言う。別にそんなこと気にしなくても良いのに。
そう思いつつ、マグカップを受け取ってゆっくり飲む。
「…おいしい」
体の隅々まで暖かさが広がる。ただのホットミルクなのに、とても美味しく感じられた。
「…すみません」
何故か彼の表情がさらに暗くなる。そういえば…
「…ううん、そうじゃなくて……ほんとうにおいしかったの」
反対の言葉が出なかった……出したくなかった。

「……あの…ごめんなさいっ」
不意にマイスが謝ってきた。
「……え?」
どうして彼が謝るのか分からなかった、迷惑掛けたのは私なのに。
「僕が失礼なことを言ってしまって……」
「…ううん、謝らなくちゃいけないのは私だから…」
「……良かったです。ソフィアさんを傷つけてしまったんじゃないかなと心配で…」
…ああ、そうか。
何となく分かった気がした、さっきの自分の問いかけが。
心が温かくなってくる気がする。何かで満たされていくような、そんな感じ。

バタリッ
大きな音がしてはっとすると、マイスが倒れてしまっていた。
それになんか激しく咳き込んでいる。
「…大丈夫!?」
「大丈夫…ですよ」
声を掛けるとマイスは笑みを返してきた。それでもとても苦しそうだった。
……多分、私の性だ。私はずっと探してくれたから、こんな…
「…じゃあ、お休みなさい」
そう言ってマイスは部屋の隅に行こうとした。多分私を気遣ってだろう。
「…マイスっ!」
彼を追いかけようとしても体が動かなかった。疲れと寒さで私の体も限界だった。
だから…
「……今日は、ありがとう…」
明日、早く起きようと思った。
起きて、マイスの看病をして、そして…

177 名前:氷原に咲く花(1)7/7:2010/04/11(日) 13:58:07 ID:wMZw0/yY0
93 名前:氷原に咲く花(1) 7/7:2009/12/22(火) 22:51:24 ID:xnK8FvEo
気がつくと、朝になっていた。
いつの間にか眠ってしまったらしい。
ゆっくりと体を起こしてみる。体の具合はすっかり良くなっていた。
よし、これで…
「おはようございます、ソフィアさん」
振り返ると、マイスが立っていた。
とても元気そうだ。
でも確か…
「マイス、風邪は…?」
「風邪薬飲んでぐっすり寝たんでもう大丈夫ですよ。心配掛けてすみません、ソフィアさん」
………まあ、なんというか
「……馬鹿」
こちらの気も知らないで、ソフィアはむすっとして俯く。
「え? 何でですか?」
彼は分かっていない…多分考えても分かってくれないかもしれない。
それでも理由を言うのは何故か恥ずかしかった。
だから…
「…名前、いつまでさん付けなのよ。親しい仲なんだから……ぁ」
そこまで言って口を両手で押さえた。反対に言うつもりだったのに、
「…分かりました、これからはソフィアって呼びますから」

真面目に言うのも悪くなかった。


Fin.


94 名前:◇Q9QVO1Rs:2009/12/22(火) 23:00:10 ID:xnK8FvEo
えっと、(1)という連番が示すとおり続きます。
実を言うと1話完結でやろうとしていたのですが、シリーズものが書きたくなったのでつい…

ホントは看病シーンを書いても良かったのですが、ソフィアだとまんま正統派行きそうだったのでつまらないかなと。

正統派:シア・ショコラ・ソフィア・トゥーナ・カリン・クルルファ
暴走派:さくや(料理的に)・マリオン(薬的に)・イオン(行動的に)・ダリア(虹的に)
その他:ペルシャ

ひとまずこんな感じで書いていこうと思います。
内容は相変わらずですが頑張ります。

長文失礼しました。

178 名前:氷原に咲く花(2)1/6:2010/04/11(日) 13:59:03 ID:wMZw0/yY0
170 名前:氷原に咲く花(2) 1/6  ◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 13:15:44 ID:NrAPOfqc
「はぁ……」
上体を起こしながらソフィアはため息をついた。
窓から差す光は既にオレンジに染まっていた。
完璧に寝過ごしてしまっていた。

大樹の家に来て今日が3日目だ、あの日マイスと話してからずっとここにいる計算になる。
あれからお父様やお姉様に一度も会っていなかった。彼の言ったとおり二人とちゃんと話すべきなのだが、未だその決心がつかずにいた。
マイスはそんな私に決心がつくまで居候しても良いと言ってくれた(こころなしかあきらめの表情でちょっと傷ついたけど)し、
親友二人も同意見だった(何故か二人とも複雑そうな表情だったけど)。
だけど、ホントは…
「…一緒に、いたかったから…」
自然と声に出てしまい、顔が熱くなった。

179 名前:氷原に咲く花(2)2/6:2010/04/11(日) 13:59:36 ID:wMZw0/yY0
171 名前:氷原に咲く花(2) 2/6 ◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 13:16:45 ID:NrAPOfqc
居候している身だし、何もしないわけにはいかなかった。
そう思ったのだけど、予想以上にマイスは有能だった。
朝早くに起きて畑で水やりや収穫をすまし、モンスターの世話をしてるというのに私が起きる頃には朝食の準備が出来てしまっている。
そして食べた後は洗濯物を干してから街に買い出しに出かけ、昼食後には街から離れて夜になるまで帰ってこない。夕食は本人曰くあまり食べないらしい。
つまり、手伝うところなんて何もなかった。

それでも何かしたいと思い今日早起きしようとしたのだが、昨日夜遅くにカリンとトゥーナがやってきて
しゃべっていた性で遅くなってしまい(その間マイスはじゃまになるからと眠ってしまっていた)、
朝いきなりペルシャが押しかけてきてごたごたがあり(彼女のボケが炸裂し、マイスが来なければ服を脱がされていた)、
その後眠ってしまったところ、こういう結果になってしまった。

マイスは「別にいいよ」と言ってくれたけど、これでは私の立つ瀬がなかった。
確かに私はお嬢様育ちだけど『何もできないのはイイ』というお父様の教育方針で、ある程度のことは出来る自信があった。
料理もそこそこ出来るし、お洗濯や掃除も自信はある。
だけど前者二つは彼がいつの間にかやってしまう(私に気を遣ってか洗濯物は自分のしか洗わないけど)し、
掃除しようにも部屋はきちんと片付けられているので私がやることと言えば自分の物の洗濯ぐらいだった。
それだって今からやるには時間が遅すぎる。


180 名前:氷原に咲く花(2)3/6:2010/04/11(日) 14:00:17 ID:wMZw0/yY0
172 名前:氷原に咲く花(2) 3/6 ◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 13:17:25 ID:NrAPOfqc
これ以上考えるとどんどん気分が下がってしまうのでもうよそう。
そう思いながらベットに目を落とす。
…そういえば、今まで意識していなかったけどもここはマイスのベットだった。
今は部屋の隅でお姉様の店で購入したぬいぐるみにくるまって寝ている(昨日は寒いからとモコモコになっていた)けど、
私が来る前はずっとここで寝ていたのだった。
赤面しつつも布団に潜り込み、匂いを嗅ぐ。
ここ数日私が使っていたのにもかかわらず、彼が残っていた。
こうやってくるまっていると、抱きしめられているような、そんな気がした。
大樹で過ごすようになって、マイスとの距離が縮んだと思った。
少なくとも私は側にいられて幸せだった。
「…でも」
もっと側に行きたかった、誰よりも近くに行きたかった。

そっと右手を動かし、胸元に当てる。
そのままゆっくりと動かすと、くすぐったい感触が体をおそった。
「あっ…」
はしたない行為だと思った。好きな人の布団でこういう事をするなんて恥ずかしかった。
それでも、体は正直だった。手の動きは激しくなり、体は愛撫を求めてくる。
…もう、我慢できなかった。
両手でボタンを外し、服をはだける。
下着を押し上げてブラジャーを外すと、手で掴んで激しく揉み上げた。
「あっ、ああぁんっ」
冷たい掌に敏感になった乳首が何度も当たり、口から喘ぎがこぼれる。

…マイスに、してもらっているみたい。
そう考えるだけで体の奥底から何かが起き上がっていく感じがした。

181 名前:氷原に咲く花(2)4/6:2010/04/11(日) 14:01:12 ID:wMZw0/yY0
173 名前:氷原に咲く花(2) 4/6 ◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 13:19:12 ID:NrAPOfqc
右手を動かしながら、ゆっくりと左手を下ろしてゆく。
スカートを上げて股にさわると、パンツはもうぐっしょりと濡れていた。
パンツを下ろし、秘所に指を当てると待っていましたとばかりに愛液がこぼれてスカートを汚していく。
そのまま手を動かすと、胸の愛撫の何倍もの刺激がソフィアを一気におそった。
「ひぁっ、ああぁぁ!」
薄暗くなった部屋に彼女の叫びが響く。
高まりに合わせて両手の動きが激しくなっていく。
こんなに激しく動かしても、彼女の体はさらにそれ以上を求めていた。
左手をクリトリスにふれつつ、人差し指を秘所に挿れてゆくと膣がそれを締め付けてくる。
そのまま動かすと、激しい刺激が体を襲い、愛液はさらにその量を増してくる。
「ひあぁ、あっ、あっ、あああああぁ!」
もう限界だった、体の中で何かが一気に爆発する。
秘所から愛液が噴き出し、布団を変色させてゆく。
「はぁっ…はぁっ……」
体から力が抜けてゆく気がした。

「ソフィア、大丈夫ですか!?」
私の叫びを聞きつけたのだろうか、マイスが飛び込んできた。
そんなに大きな声を出してしまったのだろうか、とても恥ずかしくなる。
でも今はそんな恥ずかしさや自慰を見られた事なんて、些細なことに思えた。
一度下がったはずなのに、体が高まってくる。


182 名前:氷原に咲く花(2)5/6:2010/04/11(日) 14:01:42 ID:wMZw0/yY0

174 名前:氷原に咲く花(2) 5/6 ◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 13:21:07 ID:NrAPOfqc
「ソフィアっ、いった…」
上体を起こして近づいてきたマイスに両手を回し、その唇に自分のそれを重ねる。
彼が反応出来ないうちに舌を入れていく。
そのままの状態で腕に力を入れて体を引き倒す。
マイスを全身で感じながら唇を離す。
「ぷはぁっ、ソっソフィアさん、いったい何を」
赤面しつつ彼は自分の行為に驚いていた。服をはだけた姿でいきなりキスしたのだから当然なのかもしれない
でもそれは私の理性も同じだった。でも貪欲な快楽がそれを押さえ込んでしまっていた。
ファーストキスの余韻に浸りながらも、両手でマイスのベルトを外し、ズボンを下ろしていく。
そして露わになった局部を、口で一気にくわえ込んだ。
「うぁっ、ソフィアさん、一体…あぁっ」
舌を動かすと口の中でペニスがそそり立つ。彼が感じていることを知り、なんだかうれしくなる。
そのまま舐めていくと、その激しさにマイスが喘いでくる。
「はぁっ、何でこんなっ、くっ…」
それを耳にしてなのか、秘所が再びむずむずしてくる。
手を再び持ってきて触れると、さっきあれだけ出したはずなのに再び愛液があふれてくる。
それでも体は欲情していた。
口を離し、彼のモノを局部に持って行く。

彼が、欲しかった。
全身が、彼を求めていた。

183 名前:氷原に咲く花(2)6/6:2010/04/11(日) 14:03:51 ID:wMZw0/yY0

179 名前:氷原に咲く花(2) 6/6 ◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 22:42:37 ID:Up1/Hp8Q
「ソフィアっ、何でこんな…」
マイスが何か言おうとしたが、それに耳を貸さずに二つを重ね合わせた。
「ああっ!!」
秘所が熱さに触れるだけで体から力が抜けていくような気がした。
手の時とは違う刺激が体を走ってゆく。
ぬちゃぬちゃと表面をいじるだけでもう限界だった。
このまま、一つになりたかった。
彼が、欲しかった。
そんな思いを頭に満たしつつ、一気に貫こうとした。

「ソ…フィア…」
いっぱいになった頭にマイスの声が響いた気がした。
はっとして顔を見ると、快楽か辛さで顔を歪めつつも、こちらをじっと見ていた。
「…もう…止めて…くださいっ」
その目に光るのは拒絶の光。
一瞬にして理性が打ち勝ち、思考が冷静になった。
「…私…は……」
私は何がしたかったのだろう。
こんな事をしてまで彼を自分のモノにすることだろうか。
「……違う…」
そうじゃなくて私はマイスの……
先ほどまでの興奮が冷め、頭を罪悪感と恥ずかしさが満たしてしまう。
…彼を傷つけてしまった。
もう、それだけで限界だった。

気がつくとソフィアは外に出ていた。はだけた服を手で押さえ、その目は涙で濡れていた。
一体私はどうしてしまったのだろうか。
どれだけ自分を責めても、どれだけ後悔しても何も元に戻らなかった。
「…ううぅっ」
いつの間にか降り出した雨が服を濡らし、その寒さが身を刺してソフィアをずたずたにしてゆく。
内外からの痛みが全身から全ての感覚を奪い去ってゆく。
このまま、消えてしまいたかった。
彼にもう会いたくなかった。それ相応のことを自分はしてしまったのだ。
だからもう…
薄れ掛けた視界の中に誰かが現れた気がしたが、もうどうでも良かった。

fin.


180 名前:◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 22:58:01 ID:Up1/Hp8Q
伸ばした上にさらに伸ばしたような感じで申し訳ないです。
後エロ描写がgdgdになってもう嫌だorz
多分おそらく次で決着が付くはず……かも。

実を言いますとこれはTake2です。
初めにソフィアがしてあげる話を作ったのですが、それだと一話に比較して性格が変わる上、
2話連続でエロを書く羽目になりそうだったので書き直したのがこれです。
それでも最初に挿入予定だったのが性格変化を抑えるのに変わりましたが…
まあ結局のところ自慰+逆レイプなので素直にやった方が良かったなと後悔している部分もありますが(^^;)
ものすごく暴走してるし。

ちなみに冒頭でペルシャの話が出ていますが、オミットした1/6に当たります。
ただネタな上完全にスポットが彼女に当たるので、番外編として明日ぐらいに投稿したいです。

年内に3話は書きたいな……

184 名前:氷原に咲く花(3)1/7:2010/04/11(日) 14:06:58 ID:wMZw0/yY0
376 名前:氷原に咲く花(3) 1/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/17(日) 19:10:17 ID:N1Sj9cZ80
「うん…」
目を擦りながら上体を起こす。
外はまだ暗かった。察するに大体起床時間の1時間前と言ったところだろうか。
また横になろうと思ったが、眠れそうにないのでそのまま起きることにした。
ここ2日、ずっとそれが続いていた。

マイスが「それ」に遭遇してから、一度もソフィアに会っていなかった。
男という性から来るものなのか、記憶を失っていようとも彼女の行為が何を指すかは分かっていた。
叫び声を聞いて飛び込んだ部屋での強引なキス、それに続くフェラ、そして…
でも本当は全く理解していなかったのかもしれない、だからあの時追えなかったのだろう。
彼女に襲われたという事実より、何も出来なかった自分が悲しかった。
…それでも、自分はなにもしなかったのだ。
必死に忘れようとして畑仕事に精を出し、鍛冶の素材収集にずっとダンジョンの奥地にこもっていた。
確かに仕事に集中することでその間は忘れることが出来た。
ただおわった後、自分が逃げているという事実か激しく襲ってきていた。
夜、ちゃんと寝付けないのもきっとその性なのだろう。

着替えて畑に降りると、いつの間にか降り出した雨が作物を潤していた。
作業の無くなったじょうろをしまい、ゆっくりとはしごに腰掛けた。
ここに初めて連れられたとき、自分はとても不安だった。
記憶を無くした上、見ず知らずの土地に放り出されて辛かった。
だから早く街の一員になりたくて交流を深くし、悩みなどを解決し、住民達の迷惑となったモンスターをおとなしくさせていく内に、
いつの間にか有角人と住民を仲を取り持つことになってしまっていた。
多分それで自分もようやく街の一員になれたと思っていたし、事実その通りだと思う。


185 名前:氷原に咲く花(3)2/7:2010/04/11(日) 14:07:26 ID:wMZw0/yY0
377 名前:氷原に咲く花(3) 2/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/17(日) 19:11:14 ID:N1Sj9cZ80
でもそれしか頭になかったからなのかもしれない、
彼女の思いとかそういうものに何一つ気付かなかったのは。
「はぁ……」
…もう、考えるのはよそう。
このまま考えても結局自分は何も出来ないのだから。
そう思うことで、気持ちを楽にさせることにした。

「あら、おはようございます。」
梯子を登った彼を出迎えたのはエリザだった。
「朝からお疲れ様ですね」
「…え?」
大樹にすむようになってから住民達が遊びに来ることがあり、彼女もその一人だった。
でもこんな早朝に来ることは初めてだった。
「この部屋、ぬいぐるみ以外に鉢植えなんておいてもいいんじゃないんでしょうか?
花なんかも店でそろえていますよ」
「…どうしたんですか、こんな朝から?」
やっとの事で落ち着き、疑問を口にした。
「…あら、理由は分かっているのでは?」
彼女は驚いているようだったが、目は違っていた。
「……はい」
おそらくエリザは自分が何もしなかったことについて来たのだろう。
「ごめんなさい…」
自然に声が漏れた。

186 名前:氷原に咲く花(3)3/7:2010/04/11(日) 14:08:15 ID:wMZw0/yY0
378 名前:氷原に咲く花(3) 3/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/17(日) 19:16:23 ID:N1Sj9cZ80
「…そう言えば、」
そのまま目線を落として黙っていると、エリザがつぶやいた。
「今日お父様と一緒に都に泊まりに行くんですの。
良い食材が手に入ったのでグルテンさんも腕を振るってくださるそうです。」
初めは彼女の言っていることの意味が分からなかった。
それでも少し考えると彼女の真意が分かった気がした。
「…じゃあそろそろ戻りますね。昼には出かけますから」
そう言ってエリザは部屋から出て行こうとした。
「…あのっ!」
振り向いたエリザに何か言うべきだと思った。場を用意したお礼か、ここまでさせてしまった事に対する誤りか…
「…ありがとうございます」
結局、言えたのはそれだけだった。
それでも彼女に気持ちは伝わったらしい。
「…よろしくお願いしますね」
彼女はそう言って雨の中に去っていった。

昼だというのにドンチャコス邸はひっそりと静まりかえっていた。
家主が出かけているのだから当然なのだが、マイスはここにまだいると確信していた。
エリザが去ってからどうするのか悩んでいた。自分が何をすべきなのか考えた。
でも結局は考える必要なんて無かった気がした。
自分のやることは決まっているのだから。

187 名前:氷原に咲く花(3)4/7:2010/04/11(日) 14:08:50 ID:wMZw0/yY0
380 名前:氷原に咲く花(3) 4/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/18(月) 11:14:17 ID:PHaUJdR20
ゆっくりと階段を上っていき、部屋の前に立つ。
中に人がいる気配は感じなかったが、彼女がそこにいると信じていた。
「ソフィア」
ゆっくりと部屋主の名前を呼ぶ。
しばらくの間をおいて中からか細い声が帰ってきた。
「…帰らないで」
それが逆の意味であったとしても引き下がるつもりはなかった。
だけども部屋に無理矢理はいるつもりも無かった。
逃げかもしれないけども、これが自分の決意だった。
「ソフィア……ごめん………」
決断したはずなのにいざ立つと言葉が出てこなかった。
それでも必死に言葉を紡いでいく。
「…僕が……何も……気づけなくて……」
本当は彼女が大樹の家に泊まったときに気づくべきだったのだ。
それなのに自分は
「…一人で…考えてみて……」
ずっと悩んでいるだけで、
「何も…できなかったけど……」
逃げてばかりだったけど、
「……だから」
向き合わなくちゃいけないと知ったから、
「…………」
……何なのだろう
ここで何を言わなきゃいけないのだろう。でも何を?
甘い言葉を言うべきなのだろうが、なんだかそれを言う自分が許せなかった。
「…っ」
無言で壁をたたく。結局自分は何も出来ないんじゃないかというなさけさが身を苦しめていく。

「……ごめん」
ふと聞こえた声に顔を上げると、いつの間にかドアが開いていた。
数日ぶりに見る彼女の顔は少し窶れ、目元が赤くなっていた。
「…マイスっ」
もう考える必要はなかった。胸に飛び込んできた彼女を強く抱きしめる。
それだけで十分な気がした。

188 名前:氷原に咲く花(3)5/7:2010/04/11(日) 14:11:29 ID:wMZw0/yY0
389 名前:氷原に咲く花(3) 5/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/19(火) 22:40:58 ID:RdGscJS50
…そして、今マイスはベットに座っていた。
ソフィアは「ちょっと待って」だけ言って席を外していた。階下から水温が聞こえるからシャワーでも浴びているのだろう。
何を待つのかを知らないわけではなかったし、いくら記憶喪失だとしてもこの先どうなるかは予想が付いていた。
そしてそれに対しても覚悟が出来ていた
「………」
…訳ではなかった。意識してしまい顔が赤くなる。
それでも、もう考える時間はなかった。
「……」
いつの間にか戻ってきた彼女が体を預けてきた。
服を着るのがもどかしかったのか、ごわついたバスタオルを纏っているだけだった。
さすがにここまでされて、止まるつもりはなかった。
ソフィアの肩に手を当て、そのままベットに押し倒した。

「ふぁっ、ひぁ、あぁんっ」
バスタオルの上からゆっくりと胸を愛撫する。
布一枚隔てているのにソフィアは強く感じているようだった。
それでももどかしく感じるのは、男の性なのだろうか。
「…ソフィア、ごめん……」
一気にタオルを剥がして、今度は直に刺激を与えていく。
「はんっ、あああぁぁぁんっ!」
先ほどよりも激しい喘ぎに一瞬ためらいそうになったが、
「……もっと、お願い……」
ここで止めるつもりはなかった。

189 名前:氷原に咲く花(3)6/7:2010/04/11(日) 14:12:12 ID:wMZw0/yY0
390 名前:氷原に咲く花(3) 6/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/19(火) 22:41:27 ID:RdGscJS50
ゆっくりと顔を乳房に埋め、優しく突起を舐め上げる。
「ひんっ、あんっ、あああああぁんっ」
乳首に当たる刺激と手の愛撫に喘ぎがさらに激しくなってくる。
そのまま胸に刺激を与えながら、ゆっくりと右手を下ろしていく。
「んんっっ!? あああああああああぁぁぁぁぁっっ!」
「んちゅ…ここ、すごく濡れてるね…はむっ」
彼女の愛液でぐしょぐしょになった秘所をゆっくりと指でなぞる。
そのまま陰茎を摘んだりしながら弄んでいく。
「はあぁっ、ああんっ、ああああああ…」
「…ソフィア、もう……」
手を動かしたまま乳首から口を離し、そのまま唇を重ね合わせた。
「んちゅっ、ちゅっ……」
彼女に舌を入れると、そのまま絡み取られていく。
その感覚に局部に力が入っていくのが分かった。

服を脱ぎ捨て、自分の大きくなったモノを割れ目に押し当てる。
「…ソフィア……」
「早く…挿れて……お願い」
確認するつもりだったが、彼女はもう待てないようだった。
背中に回された腕が体を一気に引き寄せる。
「くっ…」
愛液が充分だったおかげで意外とすんなりと入ったが、それでも膣の締め付けに一気に達しそうになってしまった。
そしてそれは彼女も同じだったらしい。
「ひあああああああぁぁん!!」
目を瞑って絶頂に行き着かないように必死に耐えていた。
もう彼女の身を案じてられなかった。
「いくよっ…」
体重をかけて一気にペニスを押し込んだ。
「んんっ、あああああああああああああああああああああぁぁ!!!」
破瓜の傷みにソフィアが悲鳴を上げる。
「…大…丈夫……?」
激しく締め付けてくる肉の感触に耐えながら彼女のみを案じようとする。
「……大丈……夫…だから…早く……動いて…」
目に涙を溜めながら、それでも必死に笑顔を取ろうとする彼女を覚悟を見て、躊躇いは起きなかった。
彼女を痛くしないようにゆっくりと体を動かしていく。
「ああああぁぁっ、はんっ、あんっ…」
動かしていくにつれ、彼女の声が痛みから快楽に変わっていくのが分かった。
「あああっ、マイスっ、もうっ、ああんっ」
「ソフィア…僕も、もうっ」
自分ももう限界だった。一気に奥に突き立ててそこで全てを放出する。
「ああっ、ああああああああああああああ!」
叫び声を聞きながら、彼女の中に精液を出す快感に身を酔いしれた。


190 名前:氷原に咲く花(3)7/7:2010/04/11(日) 14:12:51 ID:wMZw0/yY0
391 名前:氷原に咲く花(3) 7/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/19(火) 22:42:01 ID:RdGscJS50
そのまま体を重ねて気分を落ち着けていく。
昼間だというのに体力の殆どを消費した気分だった。
だから、ソフィアが動き出したときには驚いた。
「…ソフィア?」
彼女は息を荒くしながらもゆっくり体を動かしてマウントポジションに移っていく。
「…もっと、欲しい……」
そのまま上半身を上げ、全身で動き始めた。
「はうっ…」
今放出したばかりだというのに膣内で擦られる感覚にまた勃ち始める。
体力がないと思ったのに体はまだ元気らしい。
結合部を見ると桃色に染まった液があふれ出し、見る間にそれが赤くなっていった。
彼女の顔を見るとなんだか苦しそうだった。
「…ソフィアっ、無理はしない方が……」
心配して声を出したが、彼女は制止するどころかさらに動きを増した。
「あんっ、…痛いけど、マイスに…気持ちよくなって…、はんっ、もらいたいから……それに」
ソフィアの表情はなんだか悲しそうだった。
「…私…一人じゃ……マイスがいなきゃもう…」
…そういえば前に聞いたことがあった。インヴァエル川に咲く花は自己を崩壊させることで新たな命の床にするらしい。
つまりその花は独りで生きていけるのだ。でも人は……
「…大丈夫ですよ」
誰かと一緒にいるから生きていける、だから自分は…
「…僕は……くっ」
…冷静に考えていたはずなのにもう全身が快楽に支配されていた。
そしてソフィアももう限界のようだった。
「…ああっ!!」
僕たちは二度目の絶頂を迎えた。

彼女を、まもっていこう。
倒れ込んできた彼女を抱きしめながらそんなことを思った。

fin


392 名前:◆aHD.RoWhdo :2010/01/19(火) 22:51:49 ID:RdGscJS50
2話から大分伸びましたが、ひとまず決着が付いたと言うことで。
相変わらずgdgdですorz

2回あるのは2話であんなだったソフィアが1回で満足するとは思わなかったのでつい。
反省はしていない 後悔はしている

後2話ほど(婚約ネタとか3Pとか)ネタがあるのですが、忙しいので暇を見つけながら
無い需要のシアSS書きながら(結構好きなんだけど)書ければいいかなと。
とりあえず今は余裕があるので3話後日談書こうかなと思っていたりします


191 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

192 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

193 名前:あぼーん:あぼーん
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194 名前:あぼーん:あぼーん
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210 名前:あぼーん:あぼーん
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211 名前:狂い花:2010/12/14(火) 22:04:22 ID:RQ9vcqi+0
36 名前:狂い花:2010/06/25(金) 22:08:08 ID:nyyK91l80

『え・・・!?お姉ちゃん、お兄ちゃんと結婚するの!!?』
モニカは自分でもビックリするくらい大きな声で驚いた。
『えぇ、1週間後にね。モニカも、結婚式に来てね。』

ちなみに、お兄ちゃんというのはもちろんマイスのことだ。
マイスがこの町に着てから、だいぶ年月が流れ、モニカもまだ結婚はできないにしろ立派な女性となりつつあった。

(そんな・・・私のそばから、お兄ちゃんとおねえちゃんがいなくなっちゃう・・・!)
モニカはまだ驚きでいっぱいの頭の中で、ぼんやりとそんなことを思っていた。

212 名前:狂い花:2010/12/14(火) 22:05:40 ID:RQ9vcqi+0


37 名前:狂い花:2010/06/25(金) 22:09:17 ID:nyyK91l80

結婚の知らせを受けてから、もう4日がすぎていた。
(やだ、やだ。お兄ちゃんとお姉ちゃんがいなくなるなんていやだ!)
(二人の結婚を邪魔すれば・・・ううん、だめ。二人の悲しむ姿は見たくない・・・)

でも、
毎日夢を見る日々。二人が遠くへいっちゃう夢。
モニカだけを取り残して、幸せそうに。
モニカの心は確実におかしくなっていった。
(二人を結婚させるわけにはいかない。私がゆるさない。私が・・・邪魔してやる!!!)


213 名前:狂い花:2010/12/14(火) 22:06:26 ID:RQ9vcqi+0
38 名前:狂い花:2010/06/25(金) 22:10:05 ID:nyyK91l80

結婚式当日。早朝

『ねえ、お姉ちゃん。話があるの。』
『なぁに?モニカ。』
そんなことを言って、モニカはシアを人気のない遺跡へ呼び出した・・・と思う。
思う。というのは、今のモニカの心はモニカのものではないからだ。
めでたい結婚式のはずなのに、心は怒りと嫉妬で満ちていた。

『?モニカ?早くして・・・マイスさんが待っているの。』
『お兄ちゃんのことばっかり・・・』
『え・・・?』
ドサッ
モニカがシアを押し倒した次の瞬間、二人の薄いピンクの唇が重なり合っていた。
『んっ・・・ちゅるっ・・・はっあ・・・ぷはっ・・・・・・モニ・・・カっ!?』
モニカが耳元でささやく。
『最初はね、お兄ちゃんをこんなふうにして、お姉ちゃんから奪っちゃおうって思ったんだけど・・・
お姉ちゃんの悲しむ顔は見たくなかったから・・・・・・ね?』
ちゅっ・・・とシアの耳元にキスをする。
『ふぁっ』
するとモニカがちょっと驚いたような顔を見せた。
『お姉ちゃん、感じてるの?妹の私に?・・・ふふ、こういうのってね、ホントはダメなんだよ。親近相姦だっけ?その前に女の子同士だしね。』
『モニカ・・・っ』
涙目でシアが見てくる。その瞬間。

『・・・!!!』
モニカは身を伏せた。カルロスがいたのだ。
そのとき、お互いの胸同士が押し付けられるような形で身を隠すことになってしまった。
シアがモニカの拘束から逃れようと身をよじる。

『『ひゃう?!』』

腰がとろけるような感覚が支配した。体が、熱い。
『・・・っお姉ちゃんっ大きな声出したらだめ・・・・・・あ・・・・・・』
そうだ。もともとこの光景をマイスに見せ付けるためにこの計画を立てたのではないか。
じゃあ、今から予行練習をしよう。お姉ちゃんの恥ずかしい声や姿を見せ付けるための練習を・・・
モニカの表情が、ニヤリと笑った。

『お姉ちゃん、今そこにカルロスさんがいるよ。どうする?見つかったら大変だねっ・・・!』
シアの服をたくしあげ、桃色のかわいらしい突起に同じくピンク色の小さくやわらかい唇をあてた。


214 名前:狂い花:2010/12/14(火) 22:07:01 ID:RQ9vcqi+0
39 名前:狂い花:2010/06/25(金) 22:10:46 ID:nyyK91l80

「んっ!・・・ひゃうっ!も・・モニカぁ・・・んぅ・・・やめ・・・あんっ」
「んむ・・・ぷぁっ、おひぇひゃんかぁいい・・・・・・でも、みちゅかっちゃうよぉ?」
「・・・!?んんっ!んっ・・・んんんっ!!!」
「んんっ・・・ちゅぱっ・・・はむっん・・ちゅうぅ・・・はぁっ」
カルロスは何回かこちらを確認したが、あちらからではこちらの様子は分からないようだ。
訝しげな顔をして、町のほうへ去っていった。
どんどん固くなってゆく突起を舌で転がしながら、モニカは下のほうへと手を伸ばしてゆく。
「ふぁぁあっだめぇっ!モニカっ・・・ひゃんっ!!!」
くちゅ・・・とシアの秘所に触れた。
「・・・んっ!んあっ!ああああああぁんっっ!!」
ビクッビクッとシアの体が痙攣し、その愛液で地面に水溜りができた。
「はぁ、はあ・・・お姉ちゃんイっちゃったんだね・・・。あはは、どう?妹にこういうことされるのって。」
「モニカ・・・お願い・・・マイスさんが、待っているの・・・だから・・・」
「・・・っっ!!マイスマイスうるさいなぁ!!もういい!もっともっといろんなことやって、探しに来たお兄ちゃんに見られちゃえばいいんだ!!!」
「モニカっっ」
「お姉ちゃんなんか、お兄ちゃんに嫌われちゃえ!!!私とこんなことやってるへんな奴だって思われて、嫌われてしまえ!!!」
目の前のお姉ちゃんは泣いてた。悲しい顔させたくなかったからこの道を選んだのに、ダメじゃないか。
でも、体が止まらない。狂気で壊れてしまったモニカには、目の前の姉を汚して自分の香りをすりつけて、マイスのもとへ帰らせないことしか頭の中になかった。



215 名前:狂い花:2010/12/14(火) 22:07:45 ID:RQ9vcqi+0
40 名前:狂い花:2010/06/25(金) 22:11:46 ID:nyyK91l80

「あっあっ!ひゃうんっ!ぁん、モニっカぁっんあっ!!!あああんっ」
「お姉ちゃんっおねえちゃんっっ!!はぁっ!はぁあっっ!」
互いの秘所を擦り付けあい、なめらかな水音をたてる姉妹は、異様な空気と狂気で満ちていた。
「どおっ!?お姉ちゃんっ、もうこれでっ、お嫁さんには行けないねっ!?」
「うあっ、ふぁぁああん!!マイスさん!マイスさんーーーっっ!!!」
「まだ、マイスマイスって!!お姉ちゃんの・・・」
そのとき。

「シアさーーーん!!!どこですかーーー!!?シアさーーーん!!!!」

マイスだ。やっと、来た。
モニカはここぞとばかりにより一層速く秘所を擦り付け、最後に達しようとした。
ドンッ
「え・・・・っ」
シアが、そんな力がどこにあったのかと思うほど強い力でモニカを跳ね飛ばした。
そのままマイスの所へ駆け寄ろうとする。
「お姉ちゃんっ!だめっっ!!行かないで!やだっ!!」

オネエチャンガイナクナルナンテ、ゼッタイ許サナイ

世界が暗転した気がした。それと同時に、自分が取り返しの付かないことをしたことに気づいた。
ただ、気づいたときには、目の前にモニカの知っている姉の姿はなかった。



「あっ・・・モニカちゃん!シアさん知らない!?朝から姿が見えないんだ。」
マイスの目の前にいる少女は、少し驚いた顔をして、けれども笑って言った。
「きっとお花畑にいるんじゃないかな?大丈夫だよ。・・・それよりさ、ちょっと遺跡に来てくれないかな?お話があるんだ。」

少女の顔は、笑っていたけど悲しげで。

オニイチャンモ、オネエチャントズット一緒ニイサセテアゲルヨ

狂気に満ちていた。


216 名前:脱出ゲーム:2010/12/14(火) 22:09:30 ID:RQ9vcqi+0
62 名前:脱出ゲーム:2010/06/29(火) 21:35:34 ID:tqMCAIM90
(あれ?トゥーナ?)

旅館の依頼を終えまだモンスターの世話が残っているため自宅へと戻ろうとしたその時。
普通ならば旅館の三人以外が入ることのない部屋―つまり私部屋―へとトゥーナが入っていくのが見えた。
僕は気になったで追い掛けることにした。
トゥーナは真ん中のしののめさんの部屋へ入っていった。

「ト「誰…!」

後ろから声を掛けたら一文字で遮られた。
トゥーナは振り向くと同時に拳を握っていた。

「ぼ、僕!マイス!」

「……マイス。なんでいるの?」

「トゥーナこそなんでここに…」

「…これ。」

トゥーナが引き出しを開けると大きな東洋の武器、刀が一振り入っていた。
しののめさんの物…だよね?

「……………。」

「手入れしにきただけ。」

「そっ、か…」

「……。」

「……帰ります。」

何故帰らないと視線を送り続けるトゥーナに折れてしまった。

「じゃあねトゥー、ナ?」

「どうしたの?」

「…開かない」

「へ?」


217 名前:脱出ゲーム:2010/12/14(火) 22:10:05 ID:RQ9vcqi+0
66 名前:脱出ゲーム:2010/06/30(水) 12:30:40 ID:tQeBuZm20
「これ開かない!」

おとなしく戻ろうと扉に手を掛け引く。
開かない。
押してみる。開かない。
横に引いてみる。開かない。
手持ちのハンマーで殴る。…開かない。

(どんだけ頑丈なんだよ……!)

「どう?」

「ダメみたい…」

「閉じ込められた…?」

「そういう事だね…」

…気まずい間が空いてしまった。
トゥーナはさりげなく隅に移動して距離を取っていた。
僕は打開策を練るべくいろいろ試してみた。
けれども開かない。
なんかもう鉄でできてるんじゃないかなコレ。
ふと振り向くとトゥーナは顔を伏せていた。
なにしてるんだろ…

「っ!近い!」

「うわっ?!」

どうやら自分でも気付かない内に近付いていたらしい。
トゥーナの顔から一気に視界が変わっていく。
背中に例のタンスらしき角が当たったあと倒れた。
視界が安定した時目の前にはまたトゥーナがいた。
しかし今度は驚いている。
…正確には赤面していた。


218 名前:脱出ゲーム:2010/12/14(火) 22:10:52 ID:RQ9vcqi+0
93 名前:脱出ゲーム:2010/07/07(水) 22:42:01 ID:D5hXbcSe0
「えーと……?」

「………」

とりあえず押し倒している、という状況はわかる。
けどこのあとどうすればいいのか頭が回らない。
普通だったらどうするんだっけ……?
一方のトゥーナはというと目をパチクリとさせたまま動かない。
僕以上に混乱してるらしい。
確かこの状態からは……

キス…?

……………
いやいやいや!それはダメでしょ!
そこからは……。
あー……ヤっちゃうんだっけ……。

「あの……」

「な、なに?!トゥーナ!」

声裏返った…!

「こんな時に言うことじゃないけど……」


「マイスが好き。」


…今度は僕が固まった。


219 名前:教えて:2010/12/14(火) 22:22:03 ID:RQ9vcqi+0
71 名前:教えて@キョウカ:2010/07/01(木) 21:31:26 ID:V7T1VC7J0


『今度、小説を書いてみようと思って!』
セルフィさんが、綺麗な瞳をキラキラさせながら僕に言ってきた。

「へぇ、いいじゃないですか。どんな小説を書くんですか??」
「ファンタジーで恋愛物!!よーし、書くぞーーー!!!」
「おぉ、すごいやる気ですね。がんばってください。」
「応援ありがと!よし!!!」

・・・・・・・・・・・・。

「ちょっと、いつまでここにいるの?集中できないよ!帰った帰った!!!」
「え!?今すぐ書くんですか!?」

220 名前:教えて:2010/12/14(火) 22:22:32 ID:RQ9vcqi+0
72 名前:教えて@キョウカ:2010/07/01(木) 21:33:27 ID:V7T1VC7J0


そんなかんじで、図書館から追い出されてしまった。
しばらくそっとしておいた方がよさそうだ。

いつも彼女はこんな感じだ。ほかの事はそっちのけで
自分の趣味に没頭する。(そして病院のお世話になる・・・)
人によってはそれをだらしないと言う人もいるけれど、
ひとつのことにあんなに夢中になれる。
ラグナはそんな彼女が好きだった。

あとで彼女の大好物のサンドイッチでも差し入れに行こう。
きっと喜んでくれるはずだ。

ラグナはその日の仕事を終わらせたあと、夕方、
図書館へサンドイッチを差し入れに行った。

「セルフィさーん、こんばんはー」
「・・・好きなの。」
ドキッ
「え?」
「好きなの!!好きで好きでたまらないの!!・・・ほんとだよ?
嘘なんかつかない。あなたのことがもっと知りたい」
「え、え、ちょ・・・セルフィさん?(ドキドキ)」
「だから・・・だから・・・」
「・・・ゴグリ」
「受け止めて!!!わたしのエクスカリバーを!!!」
「はあぁ!!!??」


221 名前:教えて:2010/12/14(火) 22:23:02 ID:RQ9vcqi+0
73 名前:教えて@キョウカ:2010/07/01(木) 21:33:57 ID:V7T1VC7J0
セルフィさんが、いつものように本と本の隙間から顔を覗かせた。
「あ、ラグナだ!なになに差し入れ?ありがとーー!!」
「まだ何もいってませんけど・・・まぁ、差し入れで合ってるんですけど。
って、さっきのはなんだったんですか!?」
「なにって、小説の台詞だよー。今、女主人公が旅の途中でであった
ちょっといやな奴だけどホントは優しい少年に告白中なんだからー。」

彼女の小説を読ませてもらうと、どうやら執筆は順調のようだった。
ちょうど今が山場らしい。
好きとか愛してるとか甘い言葉の中に妙なワードが入っているのが気になるが、
ページをめくる手が止まらない楽しい小説だった。

「すごいじゃないですか。これ、絶対おもしろいですよ!」
サンドイッチをもふもふしながら、照れくさそうに彼女がいった。
「えへへー、そう?いやー、そんなに褒められるとまいっちゃうなぁ〜〜。
そのあと、濡れ場があるんだけどねー」

ゲホッゲホッ
ラグナは口の中のサンドイッチを変に飲み込んでしまって、むせた。
「濡れ場!!?あるんですか、この小説に!!?」
「?うん、そうだよ??」

正直、この小説の流れで濡れ場はないと思う。彼女は濡れ場の意味を
きちんと理解して言っているのだろうか・・・。

「ほれほれ、あたしは続きを書かなきゃいけないの!!!
帰った帰った!!!」
「おっと・・・はいはい。じゃあ、さようなら。」
ラグナが図書館を出かけたそのとき、
「あ、待って。」
「ん?」
「サンドイッチ・・・ありがとね。」

普段とはまた違う、優しげな笑顔を向けられて、胸の
鼓動が高まる。

「はい、いつでも作りますよ。」

その日の夜、ラグナはいつもより幸せそうに眠っているのだった。


222 名前:教えて:2010/12/14(火) 22:24:01 ID:RQ9vcqi+0
74 名前:教えて@キョウカ:2010/07/01(木) 21:35:25 ID:V7T1VC7J0


また、ある日。
彼女がまた図書館に篭もるようになった。
執筆中だと思いそっとしていたのだが、
さすがに一週間も出てこないとなると
心配になってきた。
まさか、・・・倒れているのだろうか。

トントン、とドアをノックしても返事がない。
「セルフィさん、入りますよ・・・・・・うわっ」

そこはまるで死の樹海の様だった。言葉で表すなら、そう・・・

どよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん

という感じだ。死体のように転がっている彼女の頭には
キノコが生えている。・・・気がする。

「セルフィさんどうしたんですか!!」
「んー・・・・・・ちょっとスランプ・・・」
「え・・・」

途中まで書き上げてある小説を読ませてもらった。

・・・ひどかった。

あの告白のあと、主人公と少年はベッドシーンに突入するのだが、
話の流れというかなんというか。
特に主人公たちの感情表現がひどかった。
なにを伝えたいのかがまったく分からない。

「分かんないの・・・。」
ポツリ。とセルフィが言った。
「あたし、いくつも本を読んでいるから、濡れ場をどう表現したらいいかは
わかるの。だけど・・・」
「恋愛経験がないからさ。告白されたあとの体が熱くなる感覚とか
気持ちとかが分かんないの。・・・やっぱ、向いてなかったかな・・・あはは。」

「セルフィさん。」
「んー?なに?」

ラグナは倒れている彼女の体を起こす。
いつもより近い彼女との距離に、また、胸がドキドキする。

「本当は、もっと大切なときに言おうと思ってたんですけど、
今がそのときみたいですし・・・言いますね。聞いてください。」
「うん・・・」


223 名前:教えて:2010/12/14(火) 22:24:29 ID:RQ9vcqi+0
75 名前:教えて@キョウカ:2010/07/01(木) 21:35:46 ID:V7T1VC7J0
「僕は、セルフィさんのことが好きです。」
「えっっ!?」
「好きで好きでたまらないです・・・ほんとですよ?
嘘なんかつきません。セルフィさんのことをもっと知りたい。」
「ら・・・ラグナ?」
「だから受け止めてください。僕の・・・」
「わーーーっ!!ストーーーーーーーップ!!!」

顔を真っ赤にして彼女が静止した。
「?なんでですか?」
「だってその次って・・・・・・」
「僕の気持ちを受け止めてくださいって言おうと思ったんですけど・・・」
「・・・っ!!からかわないでよっっ」
「からかってなんかないです。まぁ、小説の言葉を引用しましたけれど
セルフィさんに対する僕の本当の気持ちです。」
「・・・ほんとに?」
「はい。好きです。セルフィさん。」

彼女は、ラグナの腕の中で顔を真っ赤にしながら、小さくつぶやいた。
「なんか、すごく体が熱いよ・・・告白されるって、こんな
気持ちなんだね・・・。分かったよ。」
「それは、良かったです。できれば返事をいただきたいのですけど。」
「あっ、そうか。・・・ラグナ、あたしも好きだよ。」

それを聞いたラグナはとても嬉しそうな笑顔を見せた後、彼女の瞳をみつめた。
そして彼女の可愛らしい唇に、そっと優しくキスをした。


224 名前:教えて:2010/12/15(水) 00:39:32 ID:gZco1dzQ0
76 名前:教えて@キョウカ:2010/07/01(木) 21:36:24 ID:V7T1VC7J0


ファーストキスの余韻に浸っていたラグナは、セルフィが何か言いたそうにしているのに気づいた。

「どうしたんですか。」
「あのね・・・ラグナ、あのね、・・・続き、したいの。」
「?!!」

仮にも一人の男のラグナにとっては嬉しいことなのだが、いきなりどうしたというのだろう。

「その、・・・エッチしてるときの気持ちも知りたいの。小説を完成させたい。
だって、ラグナがせっかく教えてくれたことを無駄にしたくないから・・・」

・・・ここまで言われては、さすがにラグナも理性が吹っ飛びそうになった。
自分も体が熱くなってきて、もう抑えられそうになかった。


彼女をベッドに横たわらせ、自分はその上に覆いかぶさる。
まるで、彼女の全てを独り占めにしているようだった。。

「んっ・・ちゅっ・・・ぷはっ・・ちゅむっ・・・はぁっ」
「はぁむっ・・・ん・・ちゅっ・・・ぷぁっ・・んっ・・」

さっきの優しいキスとは違う、濃厚で、体の全てがとろけて
しまいそうになる激しいキス。
互いに舌を絡ませ、唾液を交わし、一度離れたかと思うとまた繋がる。
二人の口の周りはもうべとべとだった。

ぷちぷち・・・と、ラグナは彼女の服を脱がせていく。

「服脱がされるのって・・・こんなに恥ずかしいんだね・・・。
でも、嫌じゃない・・・」

普段あまり外出しないせいで、日に焼けてない真っ白な肌と、
それと同じ色だが先端に綺麗な桜色がある、大きな乳房が露になった。

ラグナは左手で乳房をもみ、もう片方の乳房の桜色を口に含んだ。

「んっ!ひゃぅんっ!?ふあぁぁ・・・」
「セルフィさん、可愛いですよ・・・」
「あっ、んぁっ・・・くすぐったくて、変な感じがするぅっ・・・」
「それが感じるってことです。」
「そうなの?っんぁっ・・あたし感じてるんだぁっ・・んっ・・・
・・・悪くないかも・・・っひゃうぅっ!」

固くなってきた先端を、舌で転がしたりひっぱったり吸ったりしてみる。
そのたびに返ってくる彼女の反応が愛しくてしょうがなかった。
そしてなにより、自分の愛撫なんかで感じてくれている。
その事実が嬉しくて、体中がさらに熱くなるのをかんじた。


225 名前:教えて:2010/12/15(水) 00:40:02 ID:gZco1dzQ0
77 名前:教えて@キョウカ:2010/07/01(木) 21:38:54 ID:V7T1VC7J0


「はぁ・・セルフィさん・・・下も触りますよ・・・」
「ん・・ふぁ・・・いいよ、ラグナなら・・・触って・・?」

彼女の秘所はもうだいぶ濡れていた。ショーツを脱がせて、
そこをそっと触った。
そのとたん、セルフィの体がビクン!!と跳ねる。

「ひゃあぁぁぁっっ!いやぁっあっ!さっ・・・さっきよりも
なんかっすごっいぃ・・・!!」
「女の人は・・・ここが一番敏感らしいですからね。」
「んっ・・・あっ!あぁぁぁああぁぁぁあんっっ!!!!」

クリトリスを触った瞬間、彼女は達してしまったようだ。
生まれてはじめての快楽に、ただ体を痙攣させて何もできずにいる。

「はぁっ、はぁ・・・なんか・・急に気持ちよく、なって・・・」
「セルフィさん・・・世界で一番、綺麗です・・・。その・・・・
僕も我慢の限界が・・」
「うん、分かってるよ。・・・きて、ラグナ。一緒に、
気持ち良くなろう・・・。」

彼女は自ら足を広げ、ラグナを迎える。
ラグナも服を全て脱ぎ捨て全裸になり、そそり立つ自身を取り出して
彼女の入り口へとあてがった。
滴るほどの愛液で濡れたそこは、ちゅぷっ、と音を立て、
彼女にまた新たな刺激を与えた。

「んひゃぁっ!ラグナのっ、ラグナの・・・エクスカリバー・・・当たってるぅっ」
「くっ・・・エクスカリバーってっ・・・なんかやらしいですよっ!?」
「だって、言うのっ恥ずかしい、んっ、だもん・・」
「・・・。とにかく、入りますよ・・・っ?」

ズズッッ

「ああぁぁあっ・・ラグナのっがっ、きてるぅうぅあぁあっ」
「はっ、くぁ・・・セルフィさん、痛かったら言ってくださいっ・・・」
「だ・・・だいじょおぶぅぅう・・・はぁああぁっん」

そんな二人の互いを思う優しさがあってか、大きな痛みは感じずに、
無事に貫通式は終わった。
彼女の中はとても熱く、愛液と肉壁が自身を優しく、それでいて、
射精を促すように動いてくる。腰は自然に動いていた。


226 名前:教えて:2010/12/15(水) 00:45:12 ID:gZco1dzQ0
78 名前:教えて@キョウカ:2010/07/01(木) 21:39:33 ID:V7T1VC7J0
はじめこそ、彼女を気遣ってゆっくりと動いていたが、
動くたびに響く彼女の嬌声が、匂いが、快楽が、男の本能を目覚めさせた。
自身を彼女の入り口ギリギリまで引き抜き、そして一気に貫いた。

「はあああぁぁああぁっっ!!!ラグナあぁっ」
「すいませっん・・もう、我慢できないですっっ・・・!!」
「ふぇっ!?ん!あっ!ひゃぁん!!はげしぃ!よぉっ!!!」

パンッパンッと音が鳴るくらい、激しく腰を打ちつけて快楽を求める。
それにあわせて彼女の喘ぎ声も短くなり、秘所からは愛液が溢れ出た。
徐々に絶頂に近づいてゆく。

「あっあっ!あうんっ!ひゃんっ!ふあぁっあぁぁぁっ!!」
「ここがっ!きもちいいんっですかっ!?」
「ひああぁあん!!そこぉっ!そこ気持ちイイよぉぉっつ!!!」

一番感じるところを突かれて彼女は一気に絶頂に近づく。

「ぃやぁあっ!イっちゃう!イっちゃうぅぅぅうううっっっ!!!」
「セルフィさんっ!僕もっ、出します―――――っ!!」

今までで一番強く最後の一回を打ち付ける

「ぁぁああああああっっ!ラグナぁ―――――っ」
「セルフィさんっ!セルフィ―――――!!」

脈打つ鼓動や自身を伝って彼女に注がれる命を全身で感じて、
二人は同時に、果てた。

「人と愛し合うって、こういうことなんだね・・・ありがとう。ラグナ・・・」
「僕もです・・・セルフィさん、愛してます―――――」


227 名前:教えて:2010/12/15(水) 00:45:42 ID:gZco1dzQ0
79 名前:教えて@キョウカ:2010/07/01(木) 21:39:57 ID:V7T1VC7J0


ある日
また、差し入れのサンドイッチを持って、ラグナはセルフィの元へと向かった。

「セルフィ!この間の小説の評判聞きました!!大人気じゃないですか!!」
「いや〜、あたしもびっくりだよ!!でも、あたりまえだったかも!
だって・・・あたしとラグナの愛の結晶だし・・・!」

うれしそうに、そして、最後の方は顔を赤らめて照れくさそうにつぶやいた。

彼女の書いた小説は、村の女の子たちの間で大ヒットだった。
なんでも、主人公と少年の素直な気持ちが一直線に伝わってきてイイ!!!
・・・ということらしい。

「ところで今度は何を書いてるんですか?」
「えへへ、この小説の続きを書いてるの・・・!」
「おぉ・・・」
「それでね・・・冒険を終わらせた主人公たちは、
結婚して、幸せに暮らすの。・・・ねぇ、ラグナ。」

ラグナは彼女の言いたいことが、すぐに分かった。
あのときよりももっと嬉しそうな笑顔で、言った。

「セルフィ、その小説、僕にもお手伝いさせてください。」
「・・・!!うんっ!」


――――その後、
僕たちが主人公たちのように、教会で愛を誓ったことは言うまでもないだろう――――


228 名前:ふたご 男主人公×リコリス:2010/12/15(水) 00:47:44 ID:gZco1dzQ0
99 名前:ふたご 男主人公×リコリス 1/2:2010/07/11(日) 13:49:09 ID:h5cYe7rN0
『おつかいの報酬』



「はい、お願いされてたもの」
「ありがとう」

そう言ってリコリスはユーリから石を受け取った。
両手に乗せた石を大事そうに眺めるリコリス。

「ところで、その石、どうするの?」

自分が届けた物の使い道は気になるものだ。
今回ユーリが彼女に頼まれたのは珍しい花や草といった植物ではなく、
その辺りに転がっている何の変哲もない石だったのだから、なおさらだ。

「えっと…この石の周りに珍しい植物の種が付着していないかと思って…」
「なるほど」

さすがは植物の研究者である。
自分には思いも寄らない発想をするリコリスにユーリは感心した。

「でも、このくらいなら自分でも拾えるんじゃない? この前も山で見かけたし…」
「っ! と、ともかくありがとう!」

あわあわとリコリスが答える。いつも冷静な彼女にしては珍しい反応である。
こほん、と咳払いをひとつし、リコリスが続ける。

「そ、それで、お礼を渡さないとな…」
「これくらいいいよ、石拾ってきただけだし」

ユーリにしてみれば自分の用事のついでの様なものである。
お礼をもらうのは、逆になんだか申し訳なかったのだが……

「だっだめだ! おつかい、だからな…ほうしゅうを渡すことで世の中が回るとザウリも言っていた!」
「そう? じゃあもらおうかな、ありがとう」

強い調子で却下されてしまった。言い出したら聞かない彼女のことだ。
まあ、もらえるというならもらっておこう、とユーリもリコリスの言葉に甘えることにした。

のだが。
なぜかお礼が渡される気配がない。
リコリスはというと、なにやら俯いてもじもじとしている。

「ん? どうしたの、リコリス?」
「……っ」
「あ、もしかして用意し忘れた、とか?」
「……」

無言でふるふると首を振る。

「それならまた今度でもいいよ?」
「れてきた……」
「え?」

「へ、部屋に忘れてきた…から、その、一緒に来て欲しい」

うっかりしたことがよほど恥ずかしいのか、リコリスの顔は真っ赤である。
そのかわいらしい様子に思わず笑いそうになるのをこらえ、ユーリは頷いた。


229 名前:ふたご 男主人公×リコリス:2010/12/15(水) 00:48:11 ID:gZco1dzQ0
100 名前:ふたご 男主人公×リコリス 2/2:2010/07/11(日) 13:49:39 ID:h5cYe7rN0
リコリスの後について階段をのぼり、何度か訪ねた部屋へ入る。

「おじゃまします〜」

本棚や植木鉢などあまり女の子らしい部屋ではないが、それはいかにもリコリスの部屋といった感じだった。
机の上は調べ物の途中なのか開かれた本と顕微鏡が占領している。
掲示板で見た限りだと、お礼はジャムだと言うことだったがそれらしきビンは見あたらない。
おや? と思っているとリコリスが口を開いた。

「……おつかいの、お礼だ」

そう言ってリコリスはするりと服を脱ぎだした。

「え、ええっ!?」
「いろいろ考えたんだが…これしか思いつかなかった」
「ちょっ、服……!」

あっという間に下着だけの姿になった。
ブラは着けておらず、体の前で手を組んで隠そうとしている。
躊躇のない動きとは対照的に、顔はユーリから背けたままであった。
覗き込む様にして目を合わせると俯いてしまった。

「受け取って……もらえるか……?」

ちらりと。上目づかいでそんなことを言われて、断れる男がいるだろうか。
ユーリは自分の体が熱くなるのを感じた。

「もちろん、だよ」


230 名前:エリック×ラピス:2010/12/15(水) 00:52:51 ID:gZco1dzQ0
129 名前:エリック×ラピス:2010/08/03(火) 21:51:55 ID:KBd2Nf0H0
「エリックさん、これ、僕の畑で採れたトウモロコシです。よろしければどうぞ。」
「おおっ!若者よ、気が利くじゃないか。大切にするぞ。」
この若者――ラグナが村に来てから早いもので二年目の夏が訪れていた。
最初はエリックが種を売ったついでにその作物について講義したり、度々相談を持ちかけられたりしたものだが、今では対等に、畑や作物についてあれやこれやと議論――例えば水の微調節や素材の味を生かした調理法について――するようになった。
現に今貰ったトウモロコシは一粒一粒が大きくつやもあり、いますぐ噛り付いても美味そうな程だ。実際には生で食べることは出来ないが。
「それでは、僕は用事がありますので。」
「おう、またな若者。」
ラグナはぺこりと一礼すると、足早に南地区を後にした。ルピア山道へ行くところをみると、おそらく蔓草の遺跡にある畑の世話をしに行くのだろう。



「こんちはー。」
若者と入れ違う形でやってきたのは、図書館に住み着いてこちらも早二年のセルフィだ。
村人の施しで生きていると言っても過言ではない彼女は、食べ物を買う時は商売に関してきっちりしているロゼッタの雑貨屋を避けて、わざわざこの農場まで足を運んでいるのだろう。
「いらっしゃい。今日のおすすめは今朝採れたてのトマトだ!もちろん、俺が丹精こめて作った自信作だぞ!」
「ふーん、じゃあそれ貰おうかな。あとはキュウリあるかな?」
「もしかして、またサンドイッチか?たまには他の物も食べないと体に悪いぞ?」
「いーじゃない、ちゃんと野菜は挟んでるんだし。」
「そういう問題ではなくてな……全く、ラピスさんが心配するのもよく分かる……。」
「ふーん、ラピスから聞いたんだ。ラピスから。」
「だ、だったら一体なんだっていうんだ?」
ラピスの名前を口にした途端、急ににやにやと笑いだした。
背中を嫌な汗が伝い、聞きたくないと思いながらも先を促す。
「いやね、あたし一昨日本の片付けしてたのよ。で、二階から教会が見渡せるんだけど……ちょうどステラさんが酒場から帰ってくる頃にエリックが教会から出ていくの、見ちゃったんだ〜。」
見られていた。
思わずこめかみに手をあてうなだれる。
セルフィはにやにや笑いを崩さない。
「別に二人が何してたのかは訊かないけどね。やましい事が無いならステラさんに内緒でこそこそしてるのはどうかと思うなぁ。……って、その様子だとやってんのね、やましい事。」
すっかり頭を抱えてしまったエリックの様子を見て、あきれた、とセルフィが呟くのが聞こえた。
おそらく本人はほんの少しおちょくるつもりだったのだが、想像以上の反応が返ってきたのだろう。
「頼む、この事はどうか内密に……。」
「う〜ん、それはエリック次第かなぁ。……さっきも訊いたけど、キュウリある?」
まったくこの娘は油断も隙もない。
エリックはその後秘蔵の冷蔵庫からキュウリを持ち出し、トマトと一緒に他の住人より割安で売っている野菜を、更にいつもの半値で売る事になった。



「じゃ、またね!」
ややげっそりした顔のエリックを残して、セルフィはエリック農場を後にした。
(まさかそこまで発展してたなんて、エリックも中々手が早いわね。いや、ラピスもああ見えて結構……。)
「ぁ痛ッ!」
「すみません、大丈夫ですか?」
「あ、タバサ……。」
予想以上の収穫にあれこれ考え事――下世話な想像と表現した方が正しいが――していたセルフィは、ちょうどヴィヴィアージュ別邸から出てきたタバサとぶつかってしまった。幸いにも、買った野菜が地面に落ちてしまうことはなかった。
「いや、あたしがボーッとしてたのがいけないんだよ、ごめんねタバサ。」
「いえ、こちらこそ。ところでそのお野菜、エリック様の農場で採れたものですか?」
「ああうん、まあね。」
「お野菜は普段マテリアルでラグナ様が出荷したものを買っているのですが……エリック様のお野菜もとっても美味しそうですね、今日はエリック農場で買ってみます。」
それでは、と一言別れの挨拶を告げると、タバサはエリック農場に向かって歩き出した。
「あ……。」
今は行かない方が、と言いかけたが、何故かと聞かれても答えられないので止めた。
(エリックはともかく、ラピスには色々借りがあるからなぁ……。)
エリックに乞われなくとも、セルフィにははじめから言いふらす気は毛頭無かった。ただ、そういう素振りを見せれば野菜安く買えるかなぁ、という打算的な考えはあった訳だが。
(ま、なんとかごまかせるでしょ。さ、帰ってサンドイッチ作ろーっと。)
鼻歌まじりで帰路につくセルフィであった。


231 名前:エリック×ラピス:2010/12/15(水) 00:53:37 ID:gZco1dzQ0
130 名前:エリック×ラピス:2010/08/03(火) 21:52:46 ID:KBd2Nf0H0
「はあ……。」
営業時間が終わり、訪れる人が途絶え一人になったエリックの口からは思わずため息が漏れる。
セルフィと別れた直後、農場に初めてタバサがやってきた時にはタイミングの悪さにひやひやしたが、純粋に自分の野菜を褒めてくれる彼女のおかげで少し落ち着く事が出来た。
この際見られてしまったものは仕方がない。そもそも自分に彼女と結婚する準備が整っていないのがいけないのだ、と半ば開き直ってその後はいつも通りに過ごした。

売れ残った野菜を冷蔵庫にしまいながら、ラピスとのこれまでの出来事を思い出す。
一目惚れだった。
それから毎日教会に通って、少しずつ話をするようになった。
甘いものが好きだと知って、見るのも嫌なチョコレートやジャムを毎日のようにプレゼントした(後になってエリックが甘いものが嫌いだと知った時、ラピスは大層驚いた)。
聖夜祭を一緒に過ごして想いを告白した時、顔を赤らめて恥ずかしそうに、でもとても嬉しそうに頷いてくれた彼女の顔を忘れることはきっと出来ないだろうと思う。
そして、その夜初めて彼女を抱いた事も……。



回想に浸っていると、コンコン、と控えめにドアを叩く音が静かな家に響いた。
エリックは日誌を書く手を止めて、はてと考える。この時間帯に訪ねてくるのはよく一緒に夕飯を食べるダニーやルートだが、近頃彼らとそういった約束をした覚えはないので、エリックには来訪者の見当がつかなかった。
「どちら様ですか?」
「こんばんは、エリックさん。」
その声に、どきんと心臓が高鳴る。
「ラピスさん!どうぞ、開いてますから。」
「ええと……すみません、両手が塞がっているのでドアを開けてくれませんか?」
「分かりました。」
かちゃり、とエリックがドアを開けると、大きなキャベツとジャガイモが視界に飛び込んできた。それらが進行して来たので体を避けると、ようやく大きなかごを抱えたラピスが現れた。
「どうしたんですか、この野菜?」
「ラグナさんが持ってきてくれたんです。若草の遺跡で育てていた春野菜がたくさん収穫できたからって。わたしとシスターステラだけでは食べきれない程で……。その、よかったらエリックさんにもと思って。」
「ありがとうございます。」
礼を言ってかごを受け取った。
「エリックさん、ご飯はまだですか?よかったらこの野菜で何か作りませんか?」
「いいですね!何にしましょうか?」
「えっと――」


ラピスと料理を作るのは好きだった。二人で共同作業をしている、という感覚が強いからだろう。
トントンとリズムよく包丁が野菜を切る音。コトコトと鍋の中で食材が煮える音。時折交わされる会話。
そのすべてが心地良かった。





お互い料理は作り慣れているため、調理も後片付けもテキパキと進んだ。
今は食後のリラックスティーを二人で向かい合って飲んでいる。
「美味しかったですね。」
「そうですね。やっぱり素材が良かったんじゃないですか?若者は最近大分慣れてきたみたいですから。」
「ラグナさん、毎日頑張ってますからね。くれぐれも無茶はしないで下さいって言っているんですけど……。」
そう言ってはぁ、とため息をつくラピス。村に唯一のナースとして、そして一人の友人として純粋に心配していると頭では分かっていても、ちりちりと胸が焼けるような焦燥感を感じてしまう。
そんな思いを振り払うように、リラックスティーを飲み干すと
「今夜はこれからどうしますか?」
一言、そう聞いた。
答えは今夜ラピスが来た時から分かってるのに。
「シスターステラは今日も酒場に行っていて……その、帰ってくるまでまだ時間があります。ですから、その……」
頬を赤らめながら、うつむきがちに話すラピスに、愛しさがこみあげる。
椅子から立ち上がってラピスに近づき、優しく頬を撫で、そっと口づけを落とした。


232 名前:エリック×ラピス:2010/12/15(水) 00:54:35 ID:gZco1dzQ0
131 名前:エリック×ラピス:2010/08/03(火) 21:53:24 ID:KBd2Nf0H0
二人でベットに腰掛け、静かに唇を重ねる。
「ん……」
舌をラピスの口内に進入させ、彼女のそれと絡ませ合う。深く深く、お互いの熱を伝えあって溶けてしまいそうな程に。
エリックはこのままいつまでもこうしていられるように思ったが、ラピスが胸板を軽く叩いたのを合図に唇を離す。

背中に回していた右手を耳にもっていき、やわやわと耳たぶを揉むと、顔を真っ赤にしたラピスが
「あっ……。」
と小さく吐息を漏らした。
「耳、弱いですね。」
低い声で囁くとそのまま耳に口づける。
「やっ、そんなに……!」
ラピスの体から力が抜け、そのままエリックに押し倒される形になった。
耳から離れ、軽く唇にキスを落とすと、服の上から胸を揉みしだく。
ラピスはその手を押し戻すように自らの手を重ねると、上目遣いで懇願する。
「エリックさん……服、脱がせて下さい。」
そんな頼みは無視してこのままラピスの体を味わいたい、という衝動を堪えて大人しく体を起こす。ラピスのシスター服に染みやしわを作ってしまうのは避けたかった。
体を起こしたラピスがするすると服を脱いでいく。普段は服に隠れている、陶磁器のように白く美しい肢体が次第にあらわになっていく。
自身の中心が熱く滾るのを感じながら、エリックも服を脱いだ。
裸になった二人は今度こそベットで重なり合い、二人分の重みを受けてベットのスプリングがぎしり、と小さく抗議の音を立てる。
ああ、やっぱり一人用のベットに二人で寝るのは狭い。
頭の隅で小さく嘆きながら、思考の大部分をラピスの体を堪能する事に集中させる。
露わになったラピスの秘所にそっと触れると、先程の愛撫によってわずかに湿り気を帯びていた。
くちゅくちゅとわざと音を立てて指をゆっくりと出し入れする。
内部は熱く、エリックの指をやんわりとしめつける。
指を二本に増やしてそれぞれに動かすと、ラピスの腰がびくりとはねた。
「はうっ……あっ、そんな…風にっ、しないで……」
「どうしてですか?ここはこんなに濡れてるのに。」
そう言って指を引き抜きラピスに見せてやる。
「やあっ、……今日のエリックさん、いじわるです……。」
「たまにはこういうのもいいでしょう?」
そう言って快感でピンと立った乳首を吸い立てる。
「ひゃううぅぅ!」
ラピスはひと際大きな嬌声をあげると、とたんに体が弛緩した。
どうやら絶頂に達したらしい。
「そろそろ……入れますよ。」
既に怒張した己自身を愛液でぬめる秘所におしあてる。
「きて……エリック……。」
名前を囁くその声の艶にぞくりとしながら、ゆっくりとラピスの中を押し開く。
もう幾度もエリックを受け入れたそこは、今回もまた優しく包み込んだ。
腰を動かしながら、彼女が悦ぶポイントを確実に攻め立てていく。
「はあっ、あっ、や、くう……エリック!私、私また……!!」
ラピスが背中にきつく爪を立てるが、それすらも快感へと変わっていく。
「俺も……そろそろ……このまま中に……」
二人で絶頂への階段を一気に駆け上がる。
「きて!エリック!エリックぅ!」
「ラピス!……うっ!」
「――っ!!」
白濁を彼女の中へ放つ。
乱れた息を整え、ゆっくりと引き抜くと愛液と混じり合いラピスの股とシーツを汚した。
ラピスの横へ顔を近づけると、どちらともなく深く口づけを交わし合った。


233 名前:エリック×ラピス:2010/12/15(水) 00:55:16 ID:gZco1dzQ0
132 名前:エリック×ラピス:2010/08/03(火) 21:54:00 ID:KBd2Nf0H0

情事の後のけだるく、だが幸福感に満ちた時間は去り、今は二人とも身支度を整えていた。
時計を見ると、そろそろステラが村人達との歓談を終え、教会へと足を向ける時間である。
その前に彼女をいつものように教会まで送り届けなくてはならない。
だが、今日は一つだけ、いつもとは違う事をする予定である。
「準備が出来ました。行きましょう、エリックさん。」
「ラピスさん、その前に少しいいですか?すぐ終わりますから。
「?……はい。」
いつもと違う様子のエリックにラピスは少しいぶかしげながらも素直に頷いた。

どくんどくんと心臓がうるさく早鐘を打っている。
落ちつけ。今日のために散々苦労してきたじゃないか。このくらいのこと、大丈夫なはずだ。

「ラピスさん、俺はあなたを愛しています。」
「はい。」
突然の愛の告白に驚きながらも頬を染め、ラピスは頷いた。
「そして、一生添い遂げたいと、そう思っています。……でも、情けない事に俺にはまだ準備が出来ていません。」
目だけでぐるりと周りを見渡す。一階建の狭い家。ベットはシングルベット。これではとてもラピスを迎えることなどできない。
「けど、いつか必ずあなたを必ず迎えにいきます。だから……」
そういってポケットから小さな小箱を取り出し、開いてラピスに見せる。
「……!」
ラピスがわずかに息を飲むのが伝わった。

星空を一部分切り取って、それをそのまま固めたような石。
ラピスラズリ。

「これは約束の証として、受け取ってください。」

「……はいっ!」
今にも泣き出しそうな真っ赤な目をして、それでもとても奇麗な笑顔でラピスは返事をかえした。



――その年の冬の月。
この村に、新たに若い夫婦が誕生したという。


234 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:34:05 ID:gZco1dzQ0
138 名前:病まない雨:2010/08/04(水) 10:22:30 ID:PMuTIOEd0
設定(本来のストーリーではアグナビートを倒して1週間過ぎた辺り、しかし未婚)

それは冬の季節、雪でなく雨が降っていた。
「寒いな」とマイスは目を覚ました、料理でなんか刺身でも作るかなと思った時
「マイスさん・・・」シアが大樹に訪ねてきた。
「シアさん!おはようございます、どうしたんですか?こんな朝早くに・・・」
「・・・」
「シアさん?」
マイスがシアに近づいた次の瞬間

「んぷ・・・!?」
シアが突然抱きつき唇を重ねてきた
「んん!・・・ん!」
体が密着し香水の良い匂いが二人を包む、その密着をとこうと腕を動かすものの
シアの腰に回す腕がマイスの腕ごと強く抱きついてきてるため、うまく動かせない

シアの舌が唇をわって入ってき、キスは濃厚なものへと変わっていく
ちゅぱ、チュる・・じゅるる
「ぷは!」キスが解かれ二人の唇からは糸がひく
「シ・・・シアさん!?一体なにを!?」
シアはマイスの言葉を無視して乱暴にベットに突き飛ばした
「いっっ・・・」
「マイスくん・・・マイスくぅん」
シアはベッドに倒れたマイスに馬乗りになり顔を近づける
「好き・・・好きぃ!」
「シアさ・・!」
再び唇を重ねられた
手で振りほどこうとするが・・・
「!?」
両手を誰かと誰かに掴まれ動かす事ができない
見てみると右手にはモニカ、左手にはトゥーナが両手でがっちりとそれぞれの手を握りしめる
「お兄・・・ちゃん」「マイス・・・」
そしてその手を舐め始めたのだ
ペロペロ・・・ちゅぱ・・じゅる・ちゅ・・ぴちゃ
口と手を貪り食われマイスの理性は崩れはじめていた
しかし三人の目を見た時・・・
三人の瞳は輝きを失っていた、中央の黒点が大きく見開きどす黒い色をしていた
マイスはその瞳を見た瞬間、訳もわからない恐怖心に襲われた
「うわ!うわああああああああああああああああ!」

叫びながらマイスは力を振り絞って両手を絡みから解き、シアを突き飛ばした
「きゃ!」
マイスはそのままどしゃ降り雨の中の外に飛び出た
「シアさんにトゥーナ、モニカちゃん・・・なにをしてんだよ・・・」
マイスは町の中を歩き、水たまりを蹴った
しかし周りの気配に足を止める
「な・・・」
きがつくと町の女たちに囲まれていた
ショコラにマリオン、ペルシャにさくや、ソフィアにカリンなど・・・
さらにはエリザやヘーゼルもいる
全員シアやトゥーナと同じ目をしていた
「み・・・みんな?」
その次の瞬間、首元に強い衝撃を受け

マイスは気を失った・・・

[続く]


235 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:34:30 ID:gZco1dzQ0
139 名前:病まない雨:2010/08/04(水) 11:16:59 ID:PMuTIOEd0
「んん・・・・ん?」
マイスは目を覚ました
「ここは?」
そこはさくや達が営んでいる旅館 その二階のどこかのベッドの中
「なんでこんなところに・・・ぼくは確か」
立ち上がろうとしたが
「!!」
手と足が動かせない、ロープで強く固定されていたのだ
「マイスはん、やっと起きなはってくれたんか」
「誰だ!?」
そこにいたのは不気味なアノ目をした・・・
「さ、さくや!?」
だけじゃなかった。
その後ろから
「さくちゃんだけ名前呼ばれてずるいよ〜」
ペルシャや、さらには
「レインボー!」「やっと起きた・・・(寝顔かわいいかったな〜)」
ダリアやカリン、だけじゃない
その他にもソフィアやイオン、トゥーナやマリオン
いや・・・ヒロイン候補が全員!
だけじゃなく、しののめやへーゼルにモニカ、エリザもいる

「マイス君ってひどいよねー!」
「私ら全員を恋に落としといて!」
「・・・かってに世界を平和にした」
「みんなの気もしらないで」
「アタイ達みんなマイス君の事が好きだったんだよ?」
みんな僕の事が好きだった?
「なのにマイス君は誰も選ばないんだも〜ん」
「私たちを助けないでその気にさせて・・・待ってなかったのに(反対)」
違う!僕はただみんなが助かればいいなと・・・
「私達みんなマイスさんと触れ合いたいと思ってたんですよ?」
「でもいつまでたっても来ないからみんなで決めたの・・・(会議ってやつ?)」
決めた?なにを決めたんだ!?

「私達みんなで、マイス君を犯そうってね!」
「な・・・!」
そして女どもは一つの性に食らいつき始めた

[続く]


236 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:35:19 ID:gZco1dzQ0
142 名前:病まない雨:2010/08/04(水) 23:34:55 ID:PMuTIOEd0
僕は今どんな光景をみているんだろう?
絶景といえば絶景かもしれない。
十何人の裸の女たちに今僕は食べられている。
体中が快楽に犯されている
輝きの無い愛 それは地獄の絶景

マイスはこの地獄に恐怖していた・・・
「お母さん、今度は私の番」
「おやおや若い頃を思い出してつい夢中になっちまったよ」
「トゥーナお姉ちゃんばっかりキスしてずるい!」
「だってマイスの唇・・・おいしい」
「マイスはんの乳首は本当かわええなぁ、思わず食べたくなるわ〜」
今の自分に女の肌に触れていない部分はない
腕や手、足は女の秘部に摩りつけられ唇は順番に長いディープキスをさせられる
性器は常に誰かの口に咥えられ射精はもう何回目かわからない

快楽死は本当にあるのか?それは定かではないが
体液まみれで濡れたベッドの上、息苦しい中永遠に快楽に浸り続けたら弱るのはまず間違い無い
「私・・・もう我慢できない!」
男性器を咥えているカリンを突き飛ばしソフィアはマイスに馬乗りになり秘部に秘部をあてる
「あっ・・・」
そしてそのままずん!っと一気に腰を落とした
マイスの意識はすでにもうろうとし始めている
いま騎入された事すらわからない
ただあるのは耐え難い快感だけである
「あっ・・・あっ・・・」
言葉にならない喘ぎをあげ、マイスは自分の秘部に目を向けた
そこには赤い血とドス黒い光景が見えた
「あ−!ソフィアちゃんだけずるい!」
「じゃあ・・・私も」
「私もー!」
ソフィアが騎入したのを見てみんながいっせいに自分の秘部をマイスの体に当て始めた
口はもちろん手や足の指はそれぞれの秘部の中に沈められていく

「あん!あん!マ・・・マイスゥゥ!好き!・・・好きぃ!」
処女膜を失い痛みを感じるはずのソフィアがまるで痛みを感じていないように
腰を激しく縦に横に動かす
ずぷっ!ずぷ!ずちゃ!ちゅ・・ちゅぶ!ずちゃ!
あまりの激しさにマイスは体を揺さぶられる
その振動が他の者の秘部に届き快楽を与える
「きゃん!」
「いい・・・いいよこれ!」
「マイスくぅん・・・」
体全てが女の下半身に食べられている、締めつけられている
もう何度目かわからない絶頂を迎えようとしたその時だった

「きゃああ!」
「わあ!」
「なによ!」
突然体が軽く、涼しくなった
「マイスくんが!」
「お兄ちゃぁぁぁぁん!」
女達の声が遠くに聞こえる・・・
誰かが僕の事を抱えていた
「ミニ・・・ドラゴン」
そしてその上に乗る青いバンダナの少年

マイスの意識は・・・ふたたび途絶えた

[続く]


237 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:35:52 ID:gZco1dzQ0
143 名前:病まない雨:2010/08/05(木) 00:05:44 ID:2agABuBB0
「ううん・・・うん?」
目が覚めると洞窟の中にいた、頭に硬いベットがあり服はいつのまにか着ている
目の前には焚き火がしいてある
「目が覚めたか?」
「え・・・?」
顔を上げるとそこには青いバンダナをした少年がたっていた
「あなたは・・・?」
「とりあえず食えよ、どうせ何にも食べてないだろ?」
そう言って手渡されたのはおにぎりが三つだった・・・
きずけばHPとRPが残りわずかだった
食べるという本能は止まらなかった
「い、いただきます」
むしゃむしゃと一気におにぎりを食らい尽くす
「ハハハ!いい食べっぷりだな、あんた名前は?」
「ごく・・・え?」
「名前を聞いてるんだ、自分のネームぐらいわかるだろ?」
「ああ・・・マ、マイスです」
「そうか、俺はカイルだ。よろしくな」
「は・・・はい、よろしく」
軽い挨拶を済ませた直後、洞窟の入り口から誰かが入ってきた
「ん?目が覚めたのか」
「おう!お帰り」
「あ・・・あのひとは?」
すると突然{あのひと}が大剣を取り出しマイスに切りかかってきた!
「わ!」
Lvが99越えだけあり戦闘経験からか自然に体が攻撃をかわした
「何するんですか!?」
「なんだ?闘うのは嫌いか?」
「そ・・・そういう事じゃなくて・・・?」
どこからか音楽が聞こえる・・・重低音のかかったコーラス曲
見るとカイルの持っているラジオから聞こえていた、ドット画面に出てきたその音楽の名前は
[Matrix Revolutions - Juno Reactor VS. Don Davis - Navras]
と書いてあった
「いい音楽だ・・・」
なぜだろうか?聞いてると心の底から燃えるような闘志がわいてくる
マイスは双剣を取り出した
「それでいい・・・来な!」
「たたみかける!!」
二人の英雄が剣をまじ合わせる・・・

[続く]


238 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:36:25 ID:gZco1dzQ0
144 名前:病まない雨:2010/08/05(木) 00:55:54 ID:2agABuBB0
「せりゃ!おりゃ!」
「おっと・・・」
二つの英雄が剣を交わう
がきぃ!ザン!ズザザザン!ガシャン!
洞窟の外の美しい花畑、剣と剣がぶつかるたびに激しい衝撃がおき
花畑が風でゆれる
重いツーハンドソードを軽く振り回す一撃の重い{そのひと}の攻撃に対し
マイスは双剣らしく手数の責めで闘う
一見はマイスの優勢に見えるが明らかに全ての攻撃がはじかれ
パターンが単純になってきている
「スキありだ」
重い大剣が足元に飛んでくる
「っ!」
間一髪よけきれた
「くらえ!」
マイスはエクスプロージョンをくりだす
「なに!?」
ドーンと爆発音が花畑を包む
「ハァ・・・ハァ・・・」
「・・・驚いたな」
「・・・く!」
「杖無しで魔法が使えるとは」
よく見ると火球は後ろに飛んだようだ、剣がじゃっかん焦げているとなると弾きとばしたのだろう
「・・・け・・・なんて野郎だ」
「ここまでだ」
「・・・なに?」
「お前と戦ったのはただ単に戦闘能力を確かめたかっただけだ」
「・・・」
「お前はかなりできる・・・良い腕だ」
「俺の名前はラグナ、あんたは?」
「・・・マイスだ、ラグナ・・・いい名前だ」
「へ・・・入れ、町の女達の話をする」

ラグナ、カイル、マイス達はまず自分たちの過去について話した
それぞれが記憶喪失、町の女や男の話、今の状況
シアレンスの町で起きた事はラグナの町やカイルの町でも同じ事が起きてるらしい
そしてその原因も二人は知っていた

「・・・なるほど、つまりその山で起きてる実研のせいで町の女達がああなったと?」
「ああ、その工場から出たガスがラブ飲みドリンクと似た効果を持っていてな、でも効果はかなり強い」
「そのガスが雨に溶けて降り注ぐ、その雨を浴びた女達は発情を起こすって仕組みだ」
「なんで女にしか効果がないんだ・・・ないんですか?」
「さあ?そこまでは僕にもわからないな〜」
音楽の闘心効果が切れ口調が戻り始めている
「でも町の皆さん・・・怖かったです・・・とても」
マイスの肩が震える
「僕もカブ様があんな姿になって・・・本当に恐ろしかった」
その倍ラグナが震える
「だ・・・大丈夫ですか?それにカブ様って・・・」
「き・・・気にしないでください!」
「そんな事も言ってられないですよ、明日はシアレンスの町に食料探しです」
「そ・・・そうですね・・・頑張らないと」
「じゃ・・・じゃあみんな今日は寝よう」
「うん、おやすみ」
「おやすみ」
「作戦は明日言うよ、おやすみ」

ここに三人の英雄が・・・集まった


239 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:36:50 ID:gZco1dzQ0
145 名前:病まない雨:2010/08/05(木) 01:55:47 ID:2agABuBB0
あの日から雨はやまなく降り続いていた、町の女を変えた雨・・・
そう、あの日から町は変わった。
そう思うとこの雨に腹がたった。
「くそ」
「どうした?」
「いや・・・なんでもない」
三人は再びシアレンスの町に訪れていた
大樹の下に防水性のダンボールが三つ、三人はその中に入っている
「いいか?俺達のやる事は三つだ」
「この町に一番詳しい俺が食料と保味斉の調達だな」
「そうだ。そしてカイル、お前は大樹の中でひたすら料理を作れ」
「マイスの食材をもらってからだよな?」
「ああ、俺はその仲介役をやる」
「了解」
「大樹の監視はミニドラゴンに任せていいんだよな?」
「ああ、俺のドラゴンはしっかり者だからな、安心しろ」
「お前らの声はこのインカムで聞き取れる(無線機)なにかあったらすぐに連絡しろ」
「わかった」「おkだ」
「ミッション・・・スタートだ」

「さて、俺は大樹の家でのんびり過ごすかなっと♪」
「んん・・・くぅん!!」
「!?」
大樹の中から女の喘ぎ声が聞こえた
「くそ!こんな時に!」
窓から中を覗くと、ベッドの上に一人・・・いや、ぬいぐるみを持ってるやつ
床に寝転がってるやつ、合計4人はいた
「マイスくぅん!マイスくぅん!」
「ああん!・・あっ!くぅん〜」
それぞれが胸をもみ性器に手をいれ、感じている
「うわ・・・勘弁してくれよ」

その頃マイスは
「町がさびしい・・・」
雨のせいじゃない、本当に寂しくなった・・・ふういんきが暗いのだ、異常に
「でも・・・元をたどれば、俺のせいなんだよな」
そうだ、いくら雨で発情したとはいえ俺がみんなの愛に気づかなかったから
いけないのだ。
それは結果的にその人の愛を拒んでる事になる
みんな相当我慢してたんだろう
「いや・・・もしかしたら気づかないフリをしてたのかもな」
ダンボールで隠れながら歩きついたのはカルロスとイオンが営む釣堀屋
魚をもらおう・・・もとい盗もうと思ったのだ
窓から中を覗き誰もいないのを確認する
そしてそ〜っとドアを開けた
「・・・!」
人影がみえた
「しまった!窓から見たときは家具が死角になって見えなかったのか!」
しかしその人は動かなかった
「・・・カ・・・カルロスさん!?」
そこには{干からびた}という言葉に尽きるカルロスさんがいた
「カルロスさん!しっかりしてください!」
息はあるが生気が感じられない、目が見開いたままになっている・・・
気絶していた・・・
「カルロスさん・・・」
裸で液まみれのところをみると恐らく・・・
「くそ!」
犯されていた・・・
マイスは冷蔵庫にあった魚を何匹かとった
「カルロスさん・・・待ってて下さい、必ず世界を元に戻します」
そしてラグナの所へ向かう・・・

ダンボールで・・・


240 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:37:28 ID:gZco1dzQ0
150 名前:病まない雨:2010/08/05(木) 17:26:26 ID:2agABuBB0
たしかシアレンスの外にあったあの花畑の花の根には催眠効果の毒があるってマイスから聞いたな・・・
「あの時少しむしり採っといて助かったぜ」
カイルは道具から獣の皮とその花を取り出す
花の根を潰しそれを獣の皮に包み込み、皮から出た花に火をつける
そしてドアを素早く開けてそのオリジナルグレネードを中に投げ込んだ!
睡眠ガスが充満する・・・
「ああん!・・・あ・・・あん・・・ぁぁ」
女達の喘ぎ声が小さくなってきた
「しばらくは中に入らない方がいいな」
ドアを閉めてダンボールに隠れる

しばらくしてラグナが来た
「ここで何をしてる?」
「ん?ああ、中に雌どもがいたんでな。ちと催眠ガスでやってやった」
「そうか、マイスからの食料だ。」
「米が8個に魚類多数、その他もろもろ・・・」
「すごいな、こんなにあるなら等分は大丈夫だろう」
「マイスは先に帰らしといた、これだけ集めればこれ以上に必要は無いしそうとう疲れていたようだからな」
「そうか、じゃあ作ってくるわ」
「俺も手伝うよ」
「おう、助かる」
二人はドアを開き中に入った、とたんに鼻をつく異様な匂いがした
「う・・・」「くせぇ・・・」
それもそのはず、四人の女が何時間もここで体液を垂らし続けたのだ。
「おいおい・・・料理してるときに食料にこの匂いがつくんじゃないのか?」
「それは嫌だが・・・早くしないとまた別の雌どもが来るかもしれんぞ」
「匂いがつかないように素早く終わらすしか無いな」
二人の目が変わる、それは料理人の目
スキル90越えが調理場で暴れる・・・
油が飛ぶ、魚がはねる、米が宙を躍り様々な食材が音を奏で皿に盛られてく
「ぐおおおおぉぉぉぉぉぉん!」
外から獣の鳴く声が聞こえた。
「あれは?」
「俺のミニドラゴンだ、誰かがこっちに向かって来ている」
「なに!?ペースを上げるぞ!」
「了解」
そのとおり三人の人影が大樹に向かってきていた・・

二人の危険フェイズが迫る・・・


241 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:38:32 ID:gZco1dzQ0
151 名前:病まない雨:2010/08/05(木) 17:33:36 ID:2agABuBB0
料理場は火を飛ばしていた、もはや料理という世界ではなかった
そこに階段をのぼるかすかな音・・・
二人の身に危険が迫る
料理は全て終え、皿に盛られた食べ物を次々にしまっていく
階段をのぼる音が大きくなる
コツ・・・コツ・・・コツ
「いそげ・・・いそげ・・・」
コツ・・コツ・・コツ・・
「早くしろ」
コツ・コツ・コツ
「急げよ!」「わかってる!」
怒声が響く、それにともないのぼる音も大きくなる
コツコツコツ
「できた!」「隠れろ!!」
コツ・・・
二人は素早くダンボールに隠れた
「バン!」
・・・間一髪だった
「あれ?おかしいわね、確かに男の声が聞こえなかったけど(反対)」
「あれ・・・ペルシャ達が倒れてる・・・」
「みんな考える事は一緒ね〜」
そう言うとその三人は互いの胸を揉み始める・・・
「あ・・・やっぱり・・・恥ずかしいわ」
「・・・いまさら」
「そうよ、今は感じよ(家で何回もやったじゃない)」
三人がドアの近くで絡み始めた
「・・・おいおい、まじかよ」「くそ・・・」
その時、マイスから無線がとんできた
「町の女にばれた!助けてくれ!」
「こ・・・こんな時にかよ」「まずいな・・・しばらく耐えられるか?」
「ああ・・・今は隠れてやりすごしてるがいつ見つかるかわからない。」
「今こっちもまずい状況なんだ、すぐには無理だができるだけ急いでそっちに向かう。耐えてくれ」
「了解、早く頼む」
「わかった」「捕まるなよ・・・」

雨が・・・降り続ける


242 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:39:09 ID:gZco1dzQ0
153 名前:病まない雨:2010/08/05(木) 18:20:33 ID:2agABuBB0
雨のシアレンス町、マイスは二人の女に追いかけられていた
「待ちなさいマイス!師匠からの命令よ!」
「だれが待ってられるっていうんですか!?」
「待ちなさい助手君!待つっていったら待つんだ助手君!」
「待つを連呼しないでください!」
彼女達が正常ならこんなに花華しい鬼ごっこは無い
(ラグナ・・・カイル・・・早くしてくれ!)
雨だまりを蹴り、道を曲がる、全速力で逃げる
後ろを振り向くと彼女達の姿は無かった
「まいたか?」
「えい!」
「!!」
どっしゃーん!!
まいてなどいなかった、いつのまにか先回りしていたダリアが前から抱きついてきたのだ
そしてそのまま地面に倒れた
「いつつ・・・」
「マイスくん・・・」
「ダ・・・ダリアさん」
「聞いてマイス君・・・私、あなたの事が好きだったの」
それは突然の告白だった。
雨でおかしくなっているはずなのに正常を思わせるその暖かい言葉
好きな事は知っていた、しかしその言葉にマイスは心を揺らされた
「ダリアさん・・・その・・・」
「あなたを見ているとね、とても暖かい気持ちになるの・・・」
「・・・」
「同時に胸も痛んだわ・・・なんで、振り向いてくれないんだろうって」
「ダリアさん・・・その・・・すみません」
「だから・・・あなたは永遠に私の助手になるのよ・・・」
「ダ・・・ダリアさん?」
「私はあなたが欲しい。あなたの全てが・・・」
それはさっきまでの暖かい言葉とは正反対の不気味なトーンで話される
「あなたは永遠に私の助手・・・そして」
マイスはダリア顔を見る
「永遠に・・・私の物」

正常などなかった・・・そこにはアノ目しかなかった


243 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:39:49 ID:gZco1dzQ0
154 名前:病まない雨:2010/08/05(木) 19:05:10 ID:2agABuBB0
ダリアはマイスの耳に口をあて舌で舐め始める
ピチャピチャと淫らな音が鳴る
そして顔に舌が持っていかれる・・・
雨で濡れた顔が今度は唾液で濡れる
「マイス君ってやっぱり魅せる顔ね・・・」
「ダ・・・ダリアさん・・・やめてください・・・」
抵抗ができない、目に恐怖を感じるからだ
「イヤよ♪」
そういうとマイスの服を裂き、体を舐め始める
首筋から肩、脇、そして乳首へ・・・
「ひゃうん!」
「アハ☆女の子みたいな声だすのね」
ダリアは乳首を徹底的に責める
そしてアソコに手を伸ばす・・・
「助手君のこれ、もうこんなに大きくなってるわよ?」
「あぅん!や・・・やめて・・・ください」
乳首を舐め、アソコを摩る
ピチャピチャ・・チュブ、チュル・・・カリ
「ひゃぁぁぁ!」
ビクン!と体が仰け反る
「ふふ、アソコも・・・私色に染めてあげる」
いつものわがままなダリアさんとは違う甘い大人を感じさせる声
その声を出す口が、体を伝って下半身へと移動する
「もっとも、私色といえば虹色だけどね。レインボ〜!」
ズボンに手をかけ、おろそうとした時だった
「あ!」
カイルが、カイルとラグナを乗せたミニドラゴンがマイスをつかみ助けだしてくれたのだ
「だいじょうぶか!?」
「あ・・・ああ」
マイスをお姫様だっこをしたまま、ミニドラゴンは洞窟へと走っていった

「もう・・・だいじょうぶだ」


244 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:40:22 ID:gZco1dzQ0
164 名前:病まない雨:2010/08/06(金) 15:33:26 ID:LRq2Oibh0
「急げ、出発の準備をしろ」
「どうしたんだ!?いきなり」
「ここの場所がばれた、じきにやつらがくる」
「それまた・・・なぜだ?」
「お前をかっぱらう直後だ、空を見な」
「空・・・?」
洞窟の外に出て曇天の空を見る
「・・・虹!?」
日も出てないのに虹ができているのだ
「おかしな虹だ・・・でもあれがどうした?」
「虹がかかってる方角はシアレンスの町、とういう事はシアレンスの町から見たらこの洞窟の方角」
「それの何が危険なんだ?ただのまぐれだろ」
「まぐれがそう簡単に起こるか?考えろ、あれはどう見てもあの女がだした虹だ」
あの女・・・ダリアの事か?
「つまり遅かれ早かれやつらは必ず来る・・・」
「そういう事だ」
あのダリアがそんな大魔法的な事ができるとは思えないんだがな・・・
「カイル!食料はどれくらいある?」
「逃げる時にかなり失ったが・・・あの山の実験工場に行くにはギリギリ大丈夫な量だ」
「よし、目的地までは歩いて3日かかる。野宿は必須になるだろう、覚悟してくれ」
「いくか」「まってました!」「気をゆるめるなよ」

まもなくして誰もいなくなった洞窟に人影が2つ・・・
シアレンスの娘そして・・・
「ラグナさんの匂い・・・」


245 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:41:29 ID:gZco1dzQ0
178 名前:病まない雨:2010/08/07(土) 23:03:16 ID:ag3CdSff0
「この雨はいつまで降れば気が済むんだ?」
雨はあいかわらず止む事をしらない
洞窟をでてから二日がたった、目的の工場まで距離も近い
「にしても敵はカスばっかでつまんねぇよな〜」
「そう言うな、今回の目的は闘う事じゃないんだ」
たしかにここまで来る間に出会った敵はみんな雑魚ばっかだった
当たり前だ、Lv99越えが三人いるんだ。
ラスボス級の敵でもモコモコと同じくらい弱く感じるだろう
「おい?なんだよこれ・・・」
ただ、ここのモンスターは違った
ザン! ザン!
と道のわきにひざまづいてはジーとこっちを見てくるのだ
「攻撃もしてこないで・・・不気味やな」
「気をつけろ・・・嫌な予感がする」
するとそのモンスターの道の中から歩いてくる者が一人
「なんだ・・・?」
その姿が明確になる・・・とたんにラグナが震え始めた
「お前は・・・!」
「お久しぶりですね〜、ラグナさん」
そこには魔王級のオーラを放つ少女がたっていた・・・
「ミ・・・ミスト・・・!?」
ラグナの額から汗がでてくる

ラグナをこんな状態にして・・・それになんだこのオーラは?
この女はただ者じゃない・・・一発でそれがわかった
「お前ら・・・行け!」
「え?」
「この女は危険すぎる・・・ただ、この女の目的は俺だ。だから・・・行け!」
「何をバカな事を!」
カイルが俺を止める
「行こう・・・」
「な!?お前まで」
ラグナが目を閉じて、頭を下げる
「お願いだから・・・行ってくれ」
「ラ・・・ラグナ・・・わかったよ」
「後で必ず助けにもどる・・・」
そう言い残し俺らは一気に駆け抜ける!
「ふふふ・・・させませんよ」
少女が手を上げると、周りのモンスターが一気に襲いかかり始めた
「どけぇ!!」「邪魔だぁ!!」
マイスとカイルは敵を一掃し、そのまま奥へ消えた
「つかえませんね〜」
冷たい笑みでそういい捨てる
「ミスト・・・」
「ラグナさん・・・」
目を開きアノ瞳を・・・そして暖かくも恐ろしい笑みを見せる

「やっと・・・やっと見つけました」


246 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:42:03 ID:gZco1dzQ0
179 名前:病まない雨:2010/08/07(土) 23:39:48 ID:ag3CdSff0
「お前・・・なんでここにいる」
「そんなの・・・ラグナさんを探してたからに決まってるじゃないですか♪」
「なぜだ?」
ミストの顔が真顔になる
「それ・・・私の口から言わせるつもりですか?」
「・・・」
そしてまた笑顔に戻る
「ラグナさん」
「なんだ」
「私と交わってください♪」
そういって片手を俺に向けモンスターに指示をだした
「全く・・・いつもかわいい顔してとんでもない事を言うよな」
襲いかかってくる敵を大剣で軽くなぎ払う
とりあえず彼女に捕まったら俺は終わりだろう
瞬く間に快楽に落とされ抵抗もできないまま貪り喰われるからだ
「遅い・・・」
モンスターどもは相変わらず弱い、これならミストの動きにも集中できる
「わぁ!?」
バックステップでいきなり抱きつこうとしてきたミストから逃げる
「もう!なんで逃げるんですか!」
「いつのまに・・・」
やはりただ者じゃない・・・

5分がたつ・・・
「くそ!」
モンスターの動きが変わる、攻撃してダメージを与えようとはせず
こちらの動きを削ってスキを作る作戦
「ミストは・・・?」
いない!?
そしてその時!
「しまった!」
ミストに頭が行ってモンスターに足をすくわれた!
そのまま派手にこける
「いてて・・・」
立ち上がろうとした時だ
つかまえました〜♪」
「!!」
ミストに足を絡まれ、手をつながれる、そして馬乗りになり
俺は体の自由を奪われる

「これでやっと・・・」


247 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:42:57 ID:gZco1dzQ0
180 名前:病まない雨:2010/08/08(日) 00:28:56 ID:3JnMUnGf0
ミストは俺のズボンを引きずりおろす
ミストは雨で服がはだけ乳首が丸見えだった・・・
それを見てうかつにも俺は固くしてしまう
「ふふ・・・興奮してるんですね」
男の悲しいサガ・・・
「くそ・・・」
そしてミストは自分の性器にいきなり俺の性器を当てる
「な!?」
ノーパンだった。
そのまま一気に深く腰をおろす!
「あ・・・はぁ・・・」
「ぐああああああ!!」
なんなんだこの絞まり具合とヒダの絡み具合は!?
そしていきなり激しく腰を動かしはじめた!
「うひゃ!あひゃ!やめ・・・!やめへ!」
「あん!・・・あん!・・・ラグナさん・・・感じてるんですね」
動くたびにヒダが俺のピンポイントを摩りつけ
動くたびに俺の性器を根元からやさしく、きつく絞めあげてくる
この気持ちよさ!人を超えている!
「化け・・・もの・・・」
結合部はスカートに隠れて見えないがピチャクチャと卑劣で淫らな音をあげている
ズプ!ズプ!グチャ!ズチャ!
その魔の壷のせいで絶頂はすぐに訪れた
「ああ!ぐはああああああああ!!!」
ドパァ!ドクドク・・・ドピュ!
白い液を壷はのみこんでいく!
「あれ?もうだしちゃったんですか?ふふふ・・・でもまだ抜いてあげませんよ♪」

そういうとまだ出してる途中だというのに、また腰を動き始めたのだ!


248 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:43:11 ID:gZco1dzQ0
181 名前:病まない雨:2010/08/08(日) 00:31:23 ID:3JnMUnGf0
「のうわああああああああああああああああああああああああ!!」
出したばかりで敏感になったアソコにまたあの魔が襲いかかってくる
「見てくださいラグナさん・・・私達のアソコ・・・精液と愛液でドロドロになってますよ」
そう言うとミストは腰を動かしたままスカートをたくしあげる
「!!」
俺はその光景から目が離せなくなった
体液どうしが混ざりあい腰をひいては糸が引きしずめてはピチャ!と水音をたてる
「ぐ!がはああああああ!」「ああああん♪♪♪」
2回目の絶頂を迎える

2時間が過ぎた、彼は白目を向いていた・・・その上で今もなお腰をふる乙女がいる
「あれ〜?ラグナさん、寝ちゃったんですか〜?」
彼女はあくびをたてる
「そうですね・・・私も眠くなっちゃいました・・・続きはまた明日しましょう」
そして気を失った彼の上で彼女もまた・・・眠りにおちた

モンスターもいなくなった雨の中で・・・


249 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:43:54 ID:gZco1dzQ0
186 名前:病まない雨:2010/08/08(日) 21:04:24 ID:3JnMUnGf0
「・・・通信が途絶えた」
「くそ!」
ついさっき、インカムからラグナの通信電波が消えた
「まさか、あのミストという女に?」
「わからない・・・でも今は助けにはもどれないな」
「・・・」
目の前に見える、目的の実験工場が
えんとつからはアノ瞳と同じ色をした煙が出ている
「・・・いくぞ」
「・・・ああ」
門を跳び越え、サビついたドアを開ける・・・
ぎぃーと期待通りの音が鳴る
「なんだこれは!?」
端っこのタンクにピンク色の液体がある、おそらくこれはラブ飲みドリンクのドリンクだろう
しかしそのタンクのチューブでつながれた先にあるタンク
「どす黒い・・・」
その中の液体はまさにアノ瞳の色・・・それがグツグツと泡を立て蒸発する
という事はあの煙は水蒸気?
それがえんとつを通して外にでてるという訳か
「という事は・・・これはわざとやっている?」
「よう・・・待っていたゼ」
「!?・・・お前は!」
ガジ!?それと
「もうちょっと早く来て欲しいものだね」
「お前・・・」
カイルが俺同様、驚いた顔をする
「マックス・・・!」
「おっと、俺もいるぜ」
誰だ!?
「そうか、ラグナがいないんだっけな」
「俺の名はザッハ、ラグナを超えた者だ」
ラグナを超えた?いや、嘘だな
なぜかわからんが本能がそういったような気がする
「お前・・・なぜここにいる!?」
マイスとカイルがハモった

三人の脇役がニヤリと笑う


250 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:44:22 ID:gZco1dzQ0
187 名前:病まない雨:2010/08/08(日) 21:36:01 ID:3JnMUnGf0
「なあ?あんたらはモテない男の気持ちがわかるか?」
ザッハと言う名の男が口を開く
「マイス、裏切られた人の気持ち・・・あんたにわかるカ?」
「裏切られた人の気持ち・・・?」
「わからないよナ?俺がエリザさんを好きだったのは知ってるよナ?」
口調がじゃっかん違う・・・何があった?
「ああ・・・知っている」

「カイル、君はいつも女の子達からモテモテだったね」
「そんなことはねぇよ・・・」
「いや、女の子達はいつも君の話しをしていた、パーフェクトな僕をさしおいてね」

「俺がエリザさんと話をする時、エリザさんはいつも君の話をしていた」
「エリザさんはマイス、お前の事が好きだったんだ」
「バカな!?・・・」
嘘だ!あのエリザさんが俺の事を好きだった?
「パーフェクトの僕をさしおいて、君ばかり常にちやほやされていた」
「ちやほやなんかされてねぇ」
人がお前を好きにならないのはお前の性格のせいだと思うが?

「つまりお前はエリザを俺から奪ったんダ」
「つまり君は僕からパーフェクトの座を奪ったんだ」
「それは俺らにとってかなりのショックだった・・・俺らはお前らを恨んだよ」
・・・待て!それは逆恨みでは!?
「だから俺らは考えた、どうやってお前らに復讐しようってね」
「なに!?」
「それで思いうかんだのがこの方法さ!」

そして彼らはタンクを指指す


251 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:44:59 ID:gZco1dzQ0
192 名前:病まない雨:2010/08/09(月) 07:05:28 ID:OmqccZdB0
「もし、女達が一気襲い掛かって来たとしたら?」
「モテモテのお前らにゃ耐えられない苦痛だよナ?」
たしかに怖かった・・・町の女達が俺を想いみんなで襲い掛かって来た事
「でも俺達にとっちゃ天国だったよ。みんなが俺達、男の性を欲した」
「じゃあテメェらは自分の欲望のためだけに世界をメチャクチャにしたというのか?」
「いいじゃねぇか、モテないやつもモテるやつも平等に欲を満喫できるんだぜ?」
いい訳ねぇ、愛が無い性行為なんて犯罪と一緒だ
「ガジ・・・あんた変わったな」
音楽の影響なのはしっている、あの音楽は自分の軽い狂気をつつく作用があるかあらな
「お前が裏切らなければ・・・お前とは親友になれたかもナ」
「マイス・・・あのタンクを壊してもおそらく意味は無い」
「その動力を叩かないと駄目だな」
「そうだ、あいつらの後ろにある機械がおそらくそうだろう」
見ると全てのチューブがあの機械につながっている
「俺がやつらを抑えつける、お前はそのスキにあの機械を破壊しろ」
「了解」
「Lv99越えの俺らなら楽勝かもしれんがここはやつらのテリトリー、何があるかわからない」
「気をゆるめるな。ていう事か」
「そうだ・・・幸運を祈る」
「ムーブ!(行け!)」

止まない雨、彼らは世界の病みを打ち砕くために闘う


252 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:45:42 ID:gZco1dzQ0
193 名前:病まない雨:2010/08/09(月) 07:40:29 ID:OmqccZdB0
カイルが彼らの元へ飛ぶ
「来いよ負け犬ども、俺が相手だ」
「フっ・・・言ってくれますね」
「テメェなんかより俺の方が強ぇにきまってんだろ!」
敵がカイルに集中する
「今だ!」
あの機械へ向け俺はアクセルディザスターをくりだす
双剣の二つの刃がねじりを生み一つのドリルと化す
「おっと」
ガキン!
「!!」
はじかれた?
「そうはさせないゼ」
「なぜだ?Lv99越えの俺の攻撃を受け止めきれるはずが無い」
「この薬には直接飲むと飲んだ人の能力を最大限にアップさせる効果がある」
「なに・・・?」
「つまり、今の俺はLv99だと思った方がいい」
「俺と同等・・・だと?」
それはつまり俺と同じ強さを持つ者の事をいう
アグナビートですら俺にはかなわない
しかしこいつは・・・
「クフフフフ・・・」
「どうしたんダ?何がおかしい?」
ラグナと闘った時、俺は快感を感じた
性交ですら味わう事のできない快感、それは俺のモンスターの闘争本能をかりたてる

今の俺はゾクゾクしている・・・久々に強者と闘える
久々に楽しいバトルができる・・・
「きゃはははははは!」
マイスは一気にたたみかける
「な!?どうしたんダ!お前!」
ガジはマイスの怒涛の攻撃の嵐を大剣でなんとかしのいでいる
今のマイスは人間としてのマイスではない・・・
「怪物・・・(モンスター)」
「おらおらおらおら!!」
360度からくりだされる斬撃の雨
薬でいくら強くなっているとはいえキャリアが違う・・・
ガジにラグナの様な受け流しはできない
「アハハハハ!・・・終わりだぁ〜・・・・」
「何!?」
マイスの目が純潔の赤から漆黒の闇に変わる
「ダークネス!」
「のあああああああああああああ!!」
ガジは闇にひきづりこまれる、恐ろしい桁のダメージをうける
「アハハハハ!!キャハハハ!ぐひゃひゃひゃひゃひゃ!」
今のマイスは正気ではない・・・町の女や彼らと同じ、本能に支配されていた

そこに立つのは・・・怪物だった


253 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:46:23 ID:gZco1dzQ0
194 名前:病まない雨:2010/08/09(月) 08:15:34 ID:OmqccZdB0
「くそ!マイス、まだか!?」
さすがのカイルも薬で強くなった敵二人を相手にするのはきつい
「最初の威勢の良さはどうした!?」
「フッ・・・スキだらけですね〜」
遠距離の魔法攻撃とスピードの近距離片手剣にカイルは中距離の槍で対抗する
激しい攻防が繰り広げられる中、一つの黄色い閃光が飛んできた
「な!」「ぐあ!」
それは敵二人を蹴散らし、俺の方へと飛んできた
「!」
ガシャン!
間一髪、受け止めた
「お前・・・!」
「フフフアハハハハ」
「お前!何をしてるん・・・」
こいつ・・・そうか、音楽の狂気作用にやられたか
「ならば・・・」
カイルはマイスの足元をなぎ払いですくわせる
勢いがついてたせいでマイスは後ろに激しくふっとぶ
そのマイスの耳元・・・インカムに向けて槍を突く
ひゅん!
「くそ・・・」
よけられた

音楽を止めれば作用もきかなくなり狂気はおさまる


254 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:46:51 ID:gZco1dzQ0
195 名前:病まない雨:2010/08/09(月) 08:21:46 ID:OmqccZdB0
後ろに剣の飛ぶ音がきこえる
「っ!」
それを槍で地面に叩き落とす
片手剣状態のマイスが飛び攻撃をくりだす
それを体がよけていく
地面に刺さった剣を取り双剣として再び攻撃し始める
カイルは後ろを取られないように槍をうまく使いながら対直線でマイスと闘う
しかし・・・
「しまった!」
マイスのスキをついて攻撃しようとしたが罠だった、後ろをとられたのだ
「あひゃひゃひゃひゃ!」
だがここはあえて攻撃を受けてでも・・・
ザン!
「くぅ!」
血が飛ぶ
「おりゃ!」
カイルはマイスを突き飛ばした!
マイスは派手に吹っ飛び、ある機械に激突した・・・すると
ぶーぶーぶー
「なんだ!?」
「自爆装置が作動しました、残り十分でこの施設は爆発します」
「なに!?」
おそらくマイスが当たった機械に自爆スイッチでもあったのだろう
ひゅん!
「!!」
しまった・・・
「ぐはぁ!!!」
マイスの双剣が腹に刺さる
「げひゃひゃひゃはやひゃあああ!!!」

血が垂れ落ちる・・・


255 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:47:25 ID:gZco1dzQ0
196 名前:病まない雨:2010/08/09(月) 08:54:35 ID:OmqccZdB0
「マ・・・マイス」
意識がもうろうとしはじめた
マイスが片手を上げる
「あひゃはやはやああぐひゃひゃ」
「く・・・」
その時・・・窓ガラスが割れる音がした
「天!」
その方向を向く・・・あれは・・・あの人は・・・
「空!」
その大剣は風を斬り、マイスの耳元のインカムも切断する
「ラ・・・ラグナ!」
「はぁはぁ・・・よう、待たせたな」
そしてそのまま倒れる
マイスが正気に戻る・・・
「あら?・・・僕はいったい?」
「マイス・・・」
「は!?カイルさん!なんでこんな・・・」
闘った事は覚えてないようだ
「そんな事はいい!今はあの機械を壊すのが先だ」
その機械を指差す、マイスが振り向く
「・・・は!」
思い出したようだ
「すいませんカイルさん!・・・俺」
「いいから、急げ」
「ラグナさん!」
「いいか、この施設はあと十分で爆発する」
「爆発!?そんな」
「この中で動けるのはお前だけだ・・・頼む、俺らは平気だから・・・行ってくれ」
「・・・わかりました」
そういってマイスは双剣をもちその機械に狙いを定める
「うおおおおおおおおお!」
アクセルディザスターをくりだす
「爆発まで、残り5分です」
ドリルがその機械に突き刺さる
「よし!」
その機械が壊れた
「けっ・・・おいしいとことられたな」
「ふっ・・・ミニドラゴォォォォン!」
カイルが叫ぶとミニドラゴンがとんできた
「マイス・・・脱出するぞ」
「わかりました!」
ミニドラゴンとマイスは気絶した3人とラグナ、カイルを持ちかかえ
工場の外にでる
「爆発まで残り2分」
できるだけ遠くへ逃げる
「1分」
「いそげ!爆風に巻き込まれたらふき飛ばされますよ!」
「30秒」
マイス達は山をおりていく
「10」
早く!
「9」
もっと早く!
「8」「7」「6」
ここまでくれば・・・
「5」「4」「3」「2」「1」
マイス達は後ろをふりむく
ドォォォォォォォォォン!
「・・・綺麗な花火だ」

雨はやんでいた


256 名前:病まない雨:2010/12/15(水) 05:47:58 ID:gZco1dzQ0
197 名前:病まない雨:2010/08/09(月) 09:13:24 ID:OmqccZdB0
マイス達はあの洞窟で焚き火をしいていた
「いて!」
「腹、大丈夫ですか?」
「ああ、少し痛むけど大丈夫かな」
「すいません・・・」
「いいって」
「でもさ、ラグナはミストからどうやって逃げたの?」
「・・・聞かないでくれ」
「・・・わかった」
三人はあの三人の方を向く
「逆恨みとはいえ、こいつらには悪い事したよな」
「ええ・・・」
町のみんなにも悪い事をした、戻ったら謝ろう・・・
「僕、今考えたんですけど」
「ん?」
「どうせ爆発するなら壊す必要なんかありませんでしたよね?」
「あ・・・」「あ・・・」
三人が顔を見合わせる
「お前、それもっと早くいえよ〜」
そしてしばらくの沈黙・・・
「ぷ・・・」
「あははははは!」
「なんだそれ!おかしいの!あははははは!」
「いまさらだな!おい!ははは!」
焚き火の音と共に三人の笑い声が洞窟に響く

次の日の朝
「これでお別れだと思うと、寂しくなりますね」
「またいつか会えますよ」
「そうだね・・・またいつか」
三つの別れ道・・・ここにそれぞれの行き先がある
「さよならなんて、言いませんよ」
「僕達はいい友達でしたよね?」
「友達?親友の間違いじゃないですか?」
アハハハとまた笑い声が響く
「では・・・また」
「おう!またいつか」
「また!」
そして三人の脇役を抱えて、三人の主役はそれぞれの道を歩いた
「また・・・会えますよね」
冬だというのに暑いくらいの太陽が昇っていた
「暑いな〜」

町のみんなはもう正常な状態に戻ってるだろう
「さあ帰ろう・・・僕の故郷に」
さあ帰ろう・・・シアレンスの町に

雨は流され、虹が空を描く
花のしずくが光り、太陽がシアレンスの町を輝かしていた

[終わり・・・?]


257 名前:大物一本釣り!:2010/12/15(水) 05:49:15 ID:gZco1dzQ0
156 名前:大物一本釣り!:2010/08/05(木) 19:29:31 ID:2agABuBB0
ある日の事、マイスはいつものように海で釣りをしていた
「今日は何が釣れるかな〜」
その後ろにムキムキ海の男が一人・・・マイスのもとへ近づく
そしてその男はマイスのアソコ目掛けて手をのばした!
「ひゃあ!」
「よう・・・兄弟、駄目じゃないかこんなに隙だらけじゃ」
「カ・・・カルロス・・・さぁん?」
そしてそのままアソコをいじくり回す
「きゃうん!」
マイスは力が抜け腰から崩れカルロスにもたれかかった
「男の癖に色っぽい声だしやがって・・・」
「や・・・やめてくだ・・・ひゃい」
カルロスは乳首にも手をだしいじくりまわす
「くぅぅぅぅぅん!!」
「やめてと言ってるわりにはあまり抵抗しないんだな・・・」
「だってぇ・・・だってぇ・・・」
マイスの顔はすでにトロンとし始めていた
「さて兄弟、お前のせいで俺のアソコはパンパンだ」
「あ・・・」
そこには今にもズボンを破いてしまいそうな竿があった
「そ・・・それは」
「お前が責任・・・とってくれるよな!?」
カルロスは自分のズボンを下ろしマイスのズボンを乱暴にひきちぎる!
「あぅ!」
マイスを四つんばいにさせ、その釣堀の穴に自分の竿を・・・

アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!


258 名前:密かな想い:2010/12/15(水) 05:50:04 ID:gZco1dzQ0
165 名前:密かな想い:2010/08/06(金) 16:03:20 ID:LRq2Oibh0

「今度はお風呂にどんな薬草をいれてみようかな〜?」
ゴンザレスの湯、私は今日もここで風呂掃除をする
10$でどうやってやりくりしてるのかって言う人もいるけど
お湯は勝手にクジラ島からひいてるからお金はかからないし
一日のお客さんが多いから収入は以外といいのよ♪

「お邪魔しま〜す」
「あ!ラグナ君」
私が密かに恋を抱いてる[彼]が来た
「今日も入りに来ちゃいました(笑)」
「うん♪いつもいつもありがとう〜♪」
そう、彼はほぼ毎日ここに来てる。しかも一番ノリで
私が営む温泉に毎日浸かってくれてるのは嬉しいし
なんせ彼の顔がいつも見られるっていうのが一番いい!
「ふふ」
「どうしたんですか?」
「いえ、なんでも無いわ。料金は10ゴールドよ」
「あ、はいどうぞ」
「まいどあり〜、ごゆっくりどうぞ〜♪」
そして彼が私の磨いた湯に入っていく
「ふふ♪」
しばらくして彼から声がとんできた
「メロディさ〜ん!」
「はいは〜い」
「体を洗う石鹸がどこにも見当たらないんですけど・・・」
「え!?」
嘘!?もしかして用意忘れ?
「待ってて!すぐに持ってくるわ」
二階に急いで駆け込んで石鹸を探す


259 名前:密かな想い:2010/12/15(水) 05:50:31 ID:gZco1dzQ0
166 名前:密かな想い:2010/08/06(金) 16:22:45 ID:LRq2Oibh0
「ん〜無いわね〜・・・」
どうやら在庫切れのようかも・・・
「ん?これ・・・」
偶然ピンク色の石鹸を見つけた
「男性用は白だけど・・・仕方ないわね」
それを持って急いで彼の元へかけこむ
「ごめんね〜!待たせちゃって」
「いえいえ〜」
「なげるわよー!」
そのピンク色の石鹸を床に滑らして投げ入れる
「ありがとうございまーす」
・・・ん?待って?今投げた石鹸に♪マークがついてた!?
「あ!」
♪マークの石鹸は私専用の石鹸で薬草を調合したオリジナル
「石鹸があるとやっぱ違うな〜」
そ・・・それを今彼が使ってる? 私が体に当てた石鹸を今度は彼が体に?
「ええ?え?そそそそ・・・そんな」
とたんに顔が熱くなる
「私のアレがラグナ君の当たってで石鹸がアレで・・・」
頭に湯気が上がる、湯にも入ってないのに
「この石鹸、なんかいつもと違ういい香りがしますね〜!」
「・・・ボン!」
頭が爆発した
「なんか肌触りもじゃっかん、なめらかな気がします」
「バババ・・・」
思考が混乱した
「バカぁーーーー!!!」
「え?」
走って自分がいつも座る接客席に顔をふせる
「ど!どうしたんですかメロディさーん!?」
「なんでもないわよ!!」
顔がまっかっかになってて火でもでるんじゃないのかと思う


260 名前:密かな想い:2010/12/15(水) 05:50:56 ID:gZco1dzQ0
167 名前:密かな想い:2010/08/06(金) 16:50:36 ID:LRq2Oibh0
でも、ある意味彼と体に触れ合った訳よね?
私と彼が間接接触・・・
しかも肌と肌で・・・
「え・・・へへへ」
私を彼があーなって、こーなって、あーなって・・・
「ぃゃ〜ん、うふふ」
「メ・・・メロディさん?」
「え!?」
いつのまにか彼が目の前に立っていた
「なんか・・・ニヤニヤしてますけど?いい事でもあったんですか?」
また顔が熱くなる
「・・・」
「メ・・・メロディさん?」
カッーーーー!!
「バカぁーーーー!」
「ええ!?」
たまたま近くにあった本で彼を殴る殴る!
「ばか!ばか!ばか!ばか!ばかぁ!」
「ちょ!痛いですって!やめてください!」
「帰って!帰って!」
「わ、わかりました!帰ります!帰りますから!」
彼が逃げるように出て行く・・・いや、逃げたのか・・・
「あっ・・・」
とたんに寂しさと罪悪感が心を襲う
「ひどい事・・・しちゃったな・・・」
入ってくれたお客さんを理由も無く追い出してしまった
ましてやそれが彼だなんて・・・
「・・・明日、謝ろう」

そして日が沈み
次の日の朝

「う〜ん!いい朝ねー」
今日は昨日の反省も含めて倍きれいに掃除しないと!
「よ〜し!やるぞー!」
いつもの掃除用具を手に持って床を湯船をすべるようにしかし激しく拭く!掃く!
男性湯に来たその時、ふとアノ石鹸が目に映った


261 名前:密かな想い:2010/12/15(水) 05:51:29 ID:gZco1dzQ0
168 名前:密かな想い:2010/08/06(金) 17:44:13 ID:LRq2Oibh0
「この石鹸・・・」
♪マークつきのあの石鹸、昨日あのまま放置してしまったのだ
つまり最後にラグナが使ったあのままの状態

昨日の自分がしてしまった事を思い出す、私がラグナ君を追い出してしまった
「ラグナくん・・・」
急に胸の奥が熱くなった、彼への愛おしさがふくらむ
石鹸を手に持ちその匂いをかいだ
「ハァ・・・」
ハーブの香りの中に彼の香りが臭ったような気がした
手を胸に持ってくる・・・そのまま自分の胸をもんでいく
「う・・・あ・・・」
息が荒くなってくる、理性が溶け始める、思考が麻痺する
「あ!・・・あん!うぅ・・・」
胸を揉む手が激しくなる、メロディは服を脱ぎ石鹸を片手に持つ
石鹸をアソコに当てる
「きゃああん!!ぁぁぁ・・・」
快感が体を支配する、脳はその快楽をさらに求める
指を中に入れていく・・・
「くぅん!!」
石鹸が体を滑る、膨らんだ胸に泡がつく
乳首をつまみこねり、指を出し入れする
クチュクチュと淫らな水音と泡が風呂場に響く
「ラグナくぅん!くぅん!あん!」
喘ぎ声が館に響く、彼の姿に頭が埋まる
絶頂が近づき指の動きが激しくなる。
「あん!あん!きゃん!」
今の彼女に理性は無い、あるのはただ・・・
一人の男が欲しいという欲望だけだった

「あぁぁぁぁんんんん!!!」
性器から液体が飛んだ。
その周辺の泡が洗い流される

「ハァハァ・・・」
しばらく彼女は動けなかった、快楽のあとのなんとも言えない感覚にひたる

しばらくして理性を取り戻した彼女は男性湯で体を洗い流し自分の液体を流し石鹸を持って
服に着替える。
(なんか・・・つかれたよぅ)
男性湯の石鹸を調合でつくり取り入れた
そして接客席に座る
(・・・ハァ)
ため息がもれる
3時になり誰かが入ってきた
「おじゃましま〜す」

彼だった


262 名前:密かな想い:2010/12/15(水) 05:52:25 ID:gZco1dzQ0
171 名前:密かな想い:2010/08/07(土) 03:33:35 ID:ag3CdSff0
「ラグナ・・・」
「わぁ!?大丈夫ですかメロディさん!顔が死んでますよ?」
「ううん、平気。それよりも昨日はごめんなさい」
「え?昨日?」
「私・・・ラグナの事追い出しちゃって」
「ああ!気にしてませんよ全然」
そう言って彼は笑顔を見せる
その笑顔がとてもかわいい。
「クス・・・」
「あれ?いつものメロディさんの顔に戻りましたね」
「誰のおかげだと思う?」
「え?誰ですか?」
「それは、ひ・み・つ♪」
そう言って私も笑顔をみせる
「メロディさんの笑った顔、僕好きですよ」
「え?」
今彼は私にむかって・・・
「何かつらい事があったら言ってください、相談にのりますよ」
・・・やっぱり思わせぶりだった
「誰のせいでつらくなってると思ってるのよ・・・」
「え?なんか言いました?」
「う、ううん何でもない!それよりお風呂でしょ?今日は無料でいいから入って入って!」
「え!?いいですよ!ちゃんと払います」
「昨日のおわびよ!おわび!」
「いえ・・・たった10ゴールドですし・・・」
「たったとは失礼な言い方ね!もっと取ってもいいのよ?」
「あ、すいません!入ります入ります」
そう言うと彼はいそいで浴室へ・・・え?
「え?そっちは・・・」
「あ・・・」
ラグナは女湯に入ろうとしてしまったのだ
「す・・・すいません!!!」
そして慌てて男湯にはいる。
その時の彼のあわてた顔がとても・・・
「きゃ〜ん!かわいいぃー!」
昨日彼を叩きだした本に思わず抱きついてしまった
「かわいい!くぁいいぃよー!」
足をバタつかせる、顔を本に埋めてほおずりする
「メ・・・メロディさん?」
「ん?」
見るとローランドさんがいつもの黒い猫を肩にのせて前に立っていた
「あ・・・あの、お風呂にはいりたいんですが」
「す、すいません!料金は10ゴールドです!」
「はい、どうぞ」
そしてそのまま浴室へむかう。もちろん男湯に
さっきの事を思うと私は本当に彼の事が好きなんだなと思う
「はぁ〜、ラグナ君・・・」
あなたからも私の事を好きだといってほしい


263 名前:密かな想い:2010/12/15(水) 05:52:57 ID:gZco1dzQ0
172 名前:密かな想い:2010/08/07(土) 04:02:46 ID:ag3CdSff0
しばらくして彼が戻ってきた
「ふぅ〜、今日もいい湯でした!」
「でしょでしょ〜!?この前いれた新しい薬草があるんですもの!」
「え?あの薬草まだ効果が続いてたんですか?」
「うん、もうすぐ切れるけどね」
私は苦笑いをする
「ところでラグナ君ってさ、好きな人とかいるの?」
ぶっ!
彼がふきだす
「ど!どうしたんですかいきなり!?」
「いいから!いいから!好きな人とかいるの?」
彼が苦笑いで言う
「考えた事もないですね・・・」
「そうか・・・」
実はあなたの事が〜っていうのを期待してたんだけどな〜
「でも、いますよ」
「え?」
「いますよ、僕が想いをよせる人]
そう言うと彼は真面目な顔でこっちを見つめてきた
「そそそ・・・そうなんだ・・・」
顔が熱くなる
「メロディさんはどうなんですか?」
「え・・・え?」
「メロディさんは好きな人とかいるんですか?」
いるも何も・・・
「いるよ・・・」
迷いは無い


264 名前:密かな想い:2010/12/15(水) 05:53:21 ID:gZco1dzQ0
173 名前:密かな想い:2010/08/07(土) 04:03:32 ID:ag3CdSff0
「そうなんですか」
「案外近く・・・にね」
「そうなんだ!応援しますよ」
応援・・・その言葉になんか腹がたった
「もう!ラグナ君って鈍感すぎない!?」
「え?え?何がですか!?」
カッーと顔がまた赤くなる
「なんでもないわよ・・・」
彼がまた困った顔をする
「人の気もしらないで・・・」
「え?何かいいました?(汗)」
「なんでもないよ〜だ!・・・ふん!」
そういって私はそっぽを向いた
彼は何をしたらいいかわからないのか、また焦った顔をする
その顔がとてもかわいいくて、愛しいかった
「ラグナ君!」
「は!はい!?」
チュ!
「んん!?」
私は・・・彼の唇に私の唇を重ねた
そして静かに離す
「メ・・・メロディ・・・さん?」
「これは・・・私の気持ち・・・」
彼は口を開けてポカーンとする
「私が好きな人・・・それは」
少し間をあけて言う
「今私が口付けした人・・・」
次の彼の言葉が聞けるまでに時間はかなりかかった
・・・当たり前だ、突然の告白ですもの
「メロディさん・・・ぼ、僕は!」
私はそっと彼の唇に指を当てる、彼は驚いた顔をする
「今はまだ言わないで・・・」
「え・・・?」
「今はまだ知りたくない・・・まだあなたを好きでいたいから」
「メロディさん・・・」
「今度の聖夜祭の日まで・・・まだ片想いでいさせて」
彼は複雑な顔をした


265 名前:密かな想い:2010/12/15(水) 05:54:08 ID:gZco1dzQ0
174 名前:密かな想い:2010/08/07(土) 04:15:50 ID:ag3CdSff0
「はぁ〜!今日もいい湯ですな」
何も知らないローランドさんが出てきた
すると私とラグナの淡いふういんきを感じたのか
「おや?お邪魔でしたかな?」
「い、いえいえ!」
ラグナが慌てて否定する
彼のあわてた顔ってなんでこう魅力的なのかしら?
「ローランドさん!この前風呂場でお酒のんでませんでした!?」
「うえ!?な・・・なんの事ですかな〜・・・?」
ローランドさんもあわてた顔をする
「あ、そういえばさっきも飲んで・・・」
「ラ・・・ラグナ君!!」
「も〜!やっぱりぃー!」
「す・・・すいませんメロディさん」
大人なのに私に叱られてるローランドさんをおかしく思ったのか、ラグナが笑いだした
「ア、アハハハハハ!!」
すると私も急に変に思って笑い出した
「ふ、ふふふアハハハハハ!!」
ローランドさんは何がなんだかわからなくて苦笑いをする
「ほ、ほほほほほ・・・」
「アハハハハハハハハハハハハ!!!!」
ゴンザレスの湯に笑いがあふれた


266 名前:密かな想い:2010/12/15(水) 05:54:52 ID:gZco1dzQ0
175 名前:密かな想い:2010/08/07(土) 04:51:10 ID:ag3CdSff0
聖夜際の夜に結婚式がひらかれた
「おめでとぅー!ラグナ君!」
「あ、ありがとうございます!」
花婿はラグナ、タキシード姿がかっこいい
そして花嫁は・・・
「おめでとー!ミストさん!綺麗だよー!」
「ありがとうございます!」
結婚式の時に着るそのドレス・・・本当に綺麗だった

私は客席にいた、華やかな舞台の上で二人は愛を誓う
とっても素敵だった・・・そのぶん胸も痛んだ
その痛みを紛らわそうと私は精一杯祝福した。
「おめでとぉー!!今度は二人で温泉にきてねぇー!」
そして・・・私が口付けした唇に今度はミストさんが口付けする

結婚式とパーティーが終わって家に帰ると私は泣いた・・・思いっきり泣いた
ラグナがミストさんを好きなのは知っていた。彼女と話している時の彼は本当に楽しそうだった
だからこそ彼を想うと胸が痛んだ
「うく・・・ひく・・・私も・・・あれ・・・着たかったよぅ〜・・・」
ミストさんは本当に綺麗だった・・・
涙が枯れて私は深夜の空に叫ぶ
「ラグナ君なんか嫌いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
それでも私は彼が好きだろう・・・彼の事を想い続けるだろう

結婚式から、いくらか日がたった
「おじゃましまーす」「おじゃましま〜す!」
「いらっしゃーい!お!?今日はミクト君も一緒ね?」
「うん、ここの湯をこの子にも味わって欲しいからね〜」
「ほらミクト、挨拶は?」
「ばぶぅ〜!!」
今日も彼は彼女と共にここにくる。いや今日は子供も一緒かな♪

「料金は合わして30ゴールドよ!まいどありー!ではごゆっくりどうぞー!」
こうして私の密かな片想いの付箋にピリオドがうたれた。


[おまけ]
泣いたあの日に他にも叫んだ声が聞こえた、次の日町の女の子全員
目が充血していたのはみんなの秘密♪

267 名前:髪を犯して:2010/12/15(水) 05:56:11 ID:gZco1dzQ0
207 名前:髪を犯して:2010/08/10(火) 21:10:56 ID:JwuF+oWF0
「ラスク君よ〜、こんなエロい形して・・・誘ってんのか〜?」
「や・・・やめてください」
「そういって・・・ほら?フサフサ揺れてんぞ?」
そう言ってラスクのサイドテールをいじった
「やめ・・・ひゃあ!」
「おらおらおらぁ!」
「あ・・ああ!やめ・・・あ!」


「犯された・・・うう」
ラスクは昨日された事をマイスに相談する
「・・・すいません、僕ラスクさんの気持ちわかりません」
「そ・・・そんな!」
「髪の毛が荒らされたのが嫌だったんですか?」
そう言ってマイスはラスクのサイドテールを触った
「ひゃあ!・・・マイス君!」
ラスクはビクンと反応する
「え!?」
「君までそんなんだなんて・・・みそこなったよ!」
ラスクは逃げた
「え!?え?ちょま・・・」
「・・・」

次の日
「うどん持ってきたよゼゼ」
「おうサンキュー」
「でもゼゼの髪って金髪でいい色してますよね」
そう言うとマイスはゼゼのポニーテール(?)をいじる
「な!なにやってんだよ!」
「え?」
「お前がそんなのに興味あったなんて」
「え?え?何がですか?」
「ゼッコウだ!」
そう言うとゼゼはうどんを持ちながら逃げた
「ちょ、ちょっと!」
「・・・」


268 名前:髪を犯して:2010/12/15(水) 05:56:46 ID:gZco1dzQ0
208 名前:髪を犯して:2010/08/10(火) 21:25:15 ID:JwuF+oWF0
「ガジさん今日もまた鉄いじりですか?」
「ハハハ、落ち着くからナ」
マイスはガジの黒髪をみつめる
「・・・」
「ん?どうしたんダ?」
その前髪をちょんといじる
「ナ!何してるんダ!!」
ガジの赤い顔がさらに赤くなる
「・・・」

「聞いたぞ兄弟、最近男の変なところを触って楽しんでるんだってな」
「え!!そんな事してませんよ!」
マイスは否定する
「嘘をつくな!お前がそんなんだったとは・・・」
「ご・・・誤解だぁぁぁぁ!」
そういってマイスは逃げる
「こ・・・こら待て!」
逃げた先でモニカと激突する
ドーン!
「あいたた・・・」
「いてて・・・!大丈夫!?モニカちゃん!」
マイスが手をさしのばすが・・・
「あ!」
足がすべりこけそうになる
それをモニカの頭で防ぐ
「ひゃうん!」
「あ!ごめん!モニカちゃん」
「お・・・お兄ちゃん・・・うう」
モニカは涙目だった
「お兄ちゃんのエッチィ!!!!」
「え!?」
「ふわぁぁぁぁぁぁん!」
「モ!モニカちゃん!」
「・・・」


269 名前:髪を犯して:2010/12/15(水) 05:57:27 ID:gZco1dzQ0
209 名前:髪を犯して:2010/08/10(火) 21:49:03 ID:JwuF+oWF0
「オンドルファさん」
「ん?どうかしましたか?」
「これで、なにか感じますか?」
マイスはオンドルファの紫の髪をさわる
「?・・・得になんにも・・・」
「これはどうですか?」
今度は後ろ髪をさわる
「いえ」
「そうですか・・・(良かった、オンドルファさんは普通みたいだ)」
「ん?・・・」
マイスは長い角をみる
「・・・」
角を握る
「!!何をしてるんですかマイスさん!!」
「・・・」

「らんらん♪今日は何をしようかな〜」
「ペルシャ」
「あ!マイス君だ!」
マイスはためらい無くそのピンク色の髪をさわる
「ひゃぁん!」
さらにいじる
「あぁん!マ・・・マイスくぅん・・・」
ペルシャは膝から崩れ落ちる
マイスはさらにいじり続ける
「ひゃん!ああん!き・・・気持ちいいよぅ・・・」
マイスは両手で激しく責める
「きゃん!マイスくん!マイスくぅん!あん!」
そして・・・
「あぁぁぁぁぁぁぁん!」
・・・ようわからんが絶頂をたっしたようだ
「ハァ・・・ハァ・・・」
ペルシャは寝転ぶ
「は・・・はははははははは・・・」
マイスは空を向いて泣いていた


270 名前:髪を犯して:2010/12/15(水) 05:57:59 ID:gZco1dzQ0
210 名前:髪を犯して:2010/08/10(火) 22:08:09 ID:JwuF+oWF0
「・・・なに?」
「トゥ・・・トゥーナ」
「・・・どうしたの?」
マイスはごくりとつばを飲む
そしてその手を・・・トゥーナのアソコにもってくる
「トゥーナ・・・なにか感じる?」
アソコを服の上から摩る、なぞる
「・・・?なんにも?」
「え?」
しばらくの沈黙
「・・・?」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!???」
「なに?そんなにおおきい声だして・・・」
「・・・ははははは」
そして今度は赤い髪をいじる
「!!」
髪を掴み、もみ、くしゃくしゃにする
「マ・・・マイス・・・くぅん!」
ペルシャ同様、崩れる
さらに激しく責める
「あ・・・はぁぁ!ああん!くぅん!あん!」
そして手を後ろ髪の中に沈めメチャクチャにする
「や!・・・中に・・・中に入ってる・・・はぁん!」
顔を上げてトロンとした目でこちらを見つめる
普通ならかなりかわいいと感じたり、興奮したりするだろう
「あはははは・・・」
だがマイスは泣いていた・・・
(僕って・・・あははははは)
そしてフィニッシュをかけた
「ふぁああああああああああああん!!!」
またようわからん絶頂をむかえたようだ
「へ・・・もう・・・なれた」

「マイスはん」
「なんですか?」
「ちょっとこの荷物持ってくれへん?」
「ああ、いいですよ」
さくやが荷物を渡そうとした時
「きゃあ!?」
さくやが足を滑らせマイスに向かって倒れる
「おっと」
マイスはさくやをささえたが、さくやの手がマイスの前髪に触れた
「ひゃうん!・・・?」
「・・・」

僕もでした


271 名前:病まない雨その後:マイス編:2010/12/15(水) 05:59:02 ID:gZco1dzQ0
217 名前:病まない雨その後:マイス編:2010/08/11(水) 18:18:28 ID:r3ZLzOIC0
「帰ってきたんだ・・・ここに・・・」
帰ってきたんだ・・・シアレンスの町、僕の故郷に!!
綺麗な町がみえる・・・なんだか目の前がぼんやりと・・・
「ぼんやり・・・?」
頭がくらむ、足ががたつく、体が震える
「ああ・・・」
マイスは気絶した。RPとHPが限りなく0に近かった

「ううん・・・」
ここは?
「目が覚めたカ?」
となりに聞き覚えのある声が聞こえた
「ガ・・・ガジさん!?」
彼はベッドの上にいる、どうやらここは病院の中のようだ。
自分もベッドの上にいた
「マイス・・・ごめんナ」
「え?・・・」
それは不意な言葉だった
「オレ・・・マイスの事がうらやましかったのかもナ」
「鉄を叩いてる時・・・オレは幸せだったヨ」
少しふぬけた顔で話すそれは、彼らしい顔だった
「でも気づいてたら恋をしていたんダ」
「その恋の相手は君の事ばかりを話してたナ・・・」
「・・・」
「オレは変わってた、鉄を叩くことしかできないオレに対し君は色んな事をこなしてみせタ」
重い言葉が胸につきささる
「だからモテるんだろうなって・・・そう考えると君が憎く感じてしまっタ」
「ガジさん・・・」
「最低だよナ・・・とても大切な友達だというのに」
そう言うと彼の目からは涙がでていた
「ガジさん!すいません!僕・・・」
「マイスが謝る意味はないヨ」
「・・・」


272 名前:病まない雨その後:マイス編:2010/12/15(水) 05:59:32 ID:gZco1dzQ0
218 名前:病まない雨その後:マイス編:2010/08/11(水) 19:21:57 ID:r3ZLzOIC0
重たいふういんきがつのる
「オレは友達として失格な事をやってしまっタ」
「いや・・・それ以上の事かもしれない」
「世界を狂わしてしまっタ・・・」
「そんな・・・ガジさん」
その顔はいつものガジさんじゃない・・・真面目な顔をしていた
彼のこの顔を見るのは2度目だろうか
「ただ・・・」
「こんなオレでも許しがもらえるとしたら・・・」
「マイス・・・」
銀色の瞳でこっちを見つめる
「友達のままで・・・いてくれないカ?」
そんなの・・・当たり前だ
「・・・もちろんです」
それを聞くと彼は微笑み
「ありがとう・・・」
そっと目を閉じた・・・
「ガ・・・ガジさん?」
「ガジさん!?ガジさん!」
マイスは体を起き上がらせその名前を呼ぶ
「ガジさん!!ガジさん!!そんな!」
「オレの心配より、自分の心配をした方がいいと思うゾ」
「え?」
「後ろ・・・」
そう言うと、後ろから何かがドドドと走ってくる音が聞こえた
そして・・・
「お兄ちゃぁぁぁぁぁん!!」
がば!
「うわ!」
モニカが抱きついてきた
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!会いたかったよぅ〜!」
「いてて、モ・・・モニカちゃん!」
「こらこら、あんまりマイスさんを困らせないの」
カーテンの奥から花の香りがただよう
「は〜い」
モニカが胸から離れる
「シアさん」
「マイスさん・・・」
その瞳は綺麗な青色をしていた
「マイスさん、今までどこに行ってたんですか?もう3日間も行方不明だったんですよ?」
「そ、それは」
ギュ!
「!?」
シアが突然抱きついてきたのだ!
「本当に心配したんですよ・・・本当に・・・」
涙声だった
「シアさん・・・」
「大丈夫です・・・僕はここにいます・・・だから、安心してください」
マイスもそっと抱き返す
「マイスさん・・・」
「シアさん・・・」
二人は顔を見合わせる
そして唇を近づけていく・・・
「ふむぎゅ!?」
あとちょっとの所でシアが首を掴まれ持っていかれた
「・・・なにしてんの?」
「あら、トゥーナさん」
そこには髪の毛が逆立ちしそうになっているトゥーナがいた
「お姉ちゃん!私にああ言って!自分だけ何しようとしてるの!?」
「ははは・・・」
なんかわからんが惜しいという気持ちが心をよぎった気がする
「ちょっと!私の病院でなにやってるの!?」
マリオンが飛びこむ


273 名前:病まない雨その後:マイス編:2010/12/15(水) 06:00:01 ID:gZco1dzQ0
219 名前:病まない雨その後:マイス編:2010/08/11(水) 19:49:28 ID:r3ZLzOIC0
「マイス君、大丈夫?」
続いてショコラ
「お邪魔しま〜すって、すでに誰かいるし(みんな本当早起きね〜)」
「すごいわね・・・」
さらにはカリンとソフィアまでくる
「なになに〜!?パーティかな♪パーティかな♪」
「そんな訳ないやろ」
ペルシャやさくや・・・
よく見たらダリアやイオンまで
ヒロイン候補全員集まっとるやん!?(一人除いて)
「・・・シア、さっきは何しようとしてたの?」
「何って・・・ハグですよハグ♪」
「・・・」
「えー!じゃあペルシャもハグするー!」
そう言ってペルシャがマイスに抱きつく
「こら!なにやってはるん!」
それをさくやが引き剥がす
「マイスさんが痛がってるやろ!」
「えー、よろこんでたよー」
・・・確かに少し良かったかも
「じゃ・・・じゃあ私も・・・」
「そんなまな板じゃ喜ばないわよ」
「なにをぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
それぞれがそれぞれで火花を散らす
「ははははは・・・」
そろそろ僕も誰かを選んで結婚しないと・・・
「さあ・・・だれにしよう」
「もちろん私よね!!?」
みんなが口をそろえて言った
「え・・・あ・・・あはははははは」

厳しいなこりゃ(汗)


274 名前:病まない雨その後:マイス編:2010/12/15(水) 06:00:34 ID:gZco1dzQ0
220 名前:病まない雨その後:マイス編:2010/08/11(水) 20:15:03 ID:r3ZLzOIC0

となりでわいわいがやがやと騒ぐ
「ハハハ、オレもいるんだけどな」
そう言って彼は外を見る
「きれいな太陽だナ」
思えば鉄ばっか叩いていて太陽の光を浴びた事なんてあまりなかった
「材料集めの時に浴びてるカ」
「ガジさん」
自分を呼んだ声が聞こえた。振り向くと
「エ・・・エリザさん・・・!」
そこにはオレの想う人が座っていた
「お怪我、大丈夫ですか?」
「ははは・・・はい!」
急に胸が緊張し始める
「それはなによりです♪」
いつもの綺麗な笑顔でそう言う
ふと、マイスの騒ぎの方に目がいく
「・・・エリザさんはいいんですカ?」
「え?」
「あの中に混ざらなくても・・・」
そういうと彼女はその方向見て、また振り向く
「クス・・・なんでですか?」
「エ?なんでって・・・」
彼女は彼の手を両手でやさしく包み込む
「エ・・・ア・・・アノ」
顔が赤くなる
「これ、前もらったダイアモンドのリングのお返しです」
そういうと手を離す
「ア・・・」
その手の指には魚の鱗でできた指輪がはめられていた
その鱗は光を反射し、銀色に輝く
「あ、ありがとうございます!」
「どういたしまして♪」
彼はその指輪を何度も見つめる
「本当に綺麗でス・・・」
「それは、良かったです」
彼女は笑顔で返す
その笑顔がとても美しかった・・・
「エリザさん・・・」
「はい?なんでしょう?」
窓から日が二人をてらす
となりが騒がしいと言うのにそこには二人の静寂の空間が流れている
花の香りが二人の空間を包んだ

「スキです・・・エリザさん」


275 名前:病まない雨その後:カイル編:2010/12/15(水) 06:01:48 ID:gZco1dzQ0
225 名前:病めない雨その後:カイル編:2010/08/12(木) 13:34:21 ID:BvRj0/eR0
[削除](87KB)
「ただいま」
「ああっ!!お父さんだ!!」
「お、元気にしてたか?」
そういうと愛しの我が子は思いっきり抱きついてきてくれた
「お父さぁぁん!どこに行ってたの?会いたかったよぅ」
「ごめんな、ちょっと旅に出てたんだ」
「一人だけでずるい!!僕も連れてってよ!」
相変わらずかわいいな、こいつは!
「誰かお客さん〜?」
奥から僕の愛する人が姿をあらわす
「お母さん!お父さんが帰ってきたよ!」
「え・・・」
彼女は僕と目を合わすと固まった
「やあ、ただいま」
「・・・う・・・うう」
彼女の目から涙があふれでる
そしてこっちに走ってきて彼女もまた抱きついてきた
「バカ!三日間どこに行ってたの!?」
「そこは、おかえり・・・あなたっていうシチュエーションを期待してたんだけどな〜」
冗談交じりにそう言ってら抱きつく腕が強くなる
「いた・・・いたいって、もしかして怒ってる?」
「・・・」
彼女は彼の胸に顔をうずくめたまま、何も答えない
「おいおい、たかが三日じゃないか?」
さらにきつく締め上げてきた
「いたい!いたいって!」

ははは、まいったなこりゃ


276 名前:病まない雨その後:カイル編:2010/12/15(水) 06:02:14 ID:gZco1dzQ0
226 名前:病めない雨その後:カイル編:2010/08/12(木) 13:52:33 ID:BvRj0/eR0
カイルは優しく彼女の頭を手でなでる
「・・・ごめんなさい、心配かけちゃって」
彼女の抱きつく腕がやさしく放されていく
「・・・おかえりなさい、あなた」
そこには僕の大好きな彼女の笑顔が涙混じりで視界いっぱいに広がっていた

「家族三人で出かけるなんて久しぶりだな〜」
「わ〜い!わ〜い!お出かけお出かけ!」
そういうと子供は先に走っていってしまう
「こら〜!あまり遠くに行かないでよ〜!」
その子供の走った先をみるとマックスがいた
そして子供が激突する
「おっと」
「いてて・・・・あ!ごめんなさいお兄さん」
「大丈夫だよ僕ちゃん」
マックスはこっちを見てきた
「・・・」「・・・」
カイルとマックスの間に沈黙がはしる
マックスが頭を下げてきた
「な・・・」
それはごめんなさいと言ってるようにしか見えなかった
しかし顔を上げた時
右手を親指を下に向けて笑顔でつき立ててきた
「なぁ!あいつ!」
「ねね!少しここで座って話しでもしよ!」
「ん?ああ、いいけど」
そういうと彼と彼女は地べたに座る
「そういえばさ、三日前の出来事は覚えてないの?」
「え!?う〜ん・・・」
あの雨が降り始めた日はたしか2週間前だっけ
「実は記憶があいまいなのよね・・・」
「そうか・・・良かった」
覚えててほしくなかっただけに安堵の息が漏れる
「それがどうかしたの?」
「いや・・・なんでもない」
そよ風が二人を包む、それがなんとも気持ちよかった

277 名前:病まない雨その後:カイル編:2010/12/15(水) 06:02:39 ID:gZco1dzQ0
227 名前:病めない雨その後:カイル編:2010/08/12(木) 14:14:02 ID:BvRj0/eR0
彼女はカイルの顔を見つめてはフフフっと笑う
「クスクス♪」
「な、なんだよ?」
「フフ、なんでもないも〜ん」
「なんだよ!気になるだろ!」
「クスクス」
いつものかわいい笑顔を見せて答えようとはしなかった
「・・・ねぇ」
「ん?なんだ?」
「今夜、子供つくらない?」
ぶっ!!っと何も入ってない口から音だけふきだす
「ななな!なんだいきなり!?」
「いや、あの子にもさ妹や弟が欲しいんじゃないかなって」
彼女は我が子を指差す
我が子は他の子供たちと元気に遊んでいる
「・・・ぷ!あははははははは!」
「な、なによぅ」
なにがおかしいがわからないが僕はおかしくなって笑いだした
「はははは・・・は・・・」
「・・・なぁ」
ふと気づく、なにがおかしいのかではなく胸に再び感じるこの気持ちに
「・・・」「・・・?」
風が二人を包み、太陽が沈みかける
その夕暮れが二人のふういんきを染めあげる・・・
「愛してるよ・・・マナ」
彼女は驚いた顔を見せる
「・・・私も・・・愛してる、カイル」
二人は顔を見合わせる、夕日が二人をてらす
夕日に写る二つの影は唇を合わそうとしていた
「おとうさ〜ん!おかあさ〜ん!」
子供の声が二人を邪魔した
「あちゃ〜・・・」
「ふふふ♪なに!?カイト?」
「一緒に遊ぼうよ!鬼ごっこ鬼ごっこ!」
「いいよ!、行こ!カイル」
マナはカイルの手をひっぱる
「ああ、わかったよ」
そして二人は子供達の元へ走っていった

綺麗な夕日が町を照らしていた


278 名前:病めない雨その後:ラグナ編:2010/12/15(水) 06:03:42 ID:gZco1dzQ0
229 名前:病めない雨その後:ラグナ編:2010/08/12(木) 18:21:52 ID:BvRj0/eR0
「え?嘘?」
帰った日は晴れてたのに、今日また雨が降り始めた
「う〜ん、今日は家でのんびりすごすかな」
しばらくして・・・
「トントン」
来た・・・やつが来た
「おじゃましま〜す」
「あ、ミストさん。お怪我は大丈夫ですか?」
(何しに来たんだこの淫魔モドキが!)
「あら心配してくれるんですか?」
(違うな!怪我をしたか確認しただけだ!)
彼女は俺にとってのゆういつの天敵、ラブ度を10にしてからその狂乱とも
言える愛に悩まれ続けている
最初はまさか彼女がこんなに愛に病む性格だとは思わなかった
ラブ度を下げようとしても下がらない
日々繰り返されるストーカー行為、俺が彼女を作るとその彼女は夜、謎の鬱に
悩まされ必ず別れを切り出される
暴力で突き放す事はできない、他の方法を試しても俺の身が危険にさらされるだけ
スキさえあれば淫らな事をする
いっけん羨ましい事に思えるかもしれない、しかし彼女は男の精を喰らい尽くす
淫魔とも思われるその地獄の性行為
彼女はまさに悪魔・・・悪魔の存在なのだ

「とりあえず、ミルクでも・・・そこに座ってください」
「あら、ありがとうございます」
事実2週間前の雨の日は地獄だった・・・
俺はミストから逃げるために旅に出たと言っても過言ではない
「どうぞ」
そう言って彼女にミルクをさしだす
「すみません〜」
ふと彼女の胸に目が行く
なんと服がはだけて乳首が丸見えなのだ!
「そ・・・その」
ふとあの日を思い出す・・・
恐怖と恥ずかしさが混ざった変な気持ちになる
「ん?なんですか?」
彼女はいやらしい瞳でこっちをみつめてくる・・・

やはり・・・わざとか!?


279 名前:病めない雨その後:ラグナ編:2010/12/15(水) 06:04:09 ID:gZco1dzQ0
230 名前:病めない雨その後:ラグナ編:2010/08/12(木) 18:39:25 ID:BvRj0/eR0
「あの・・・その・・・ミストさん」
「私が・・・どうかしましたか?」
彼女は席を立ち、こちらに近づいてくる
俺は後ずさりする
「え、えっと・・・胸が・・・」
「胸が・・・なんですか?」
彼女はいやらしい足取りで近づいてくる
誘ってる・・・俺を誘って堕とそうとしている
「えっと・・・すいません!急用を思い出しました!」
そう言って俺はミストから逃げるようにして家を出た・・・いや、逃げたのだ
「あら・・・」
その場に取り残されたミスト
指をミルクにつけて、それを舌で舐める・・・
「ふふ・・・逃がしませんよ」

「逃げろ!逃げるんだ!遠くへ!」
俺は走っていた・・・またあの地獄を味わうのは嫌だ
「そうだ!あの洞窟!」
三人で過ごしたあの洞窟!あそこなら安全だ!
彼は必死で走った・・・あの悪魔から逃げるために・・・

「はぁはぁ・・・」
彼は丸一日走り続けた、ただ彼女から逃げるために・・・
「あはは!着いた!」
彼は洞窟についた、安堵の息を漏らし中にある岩に腰かけた
「これでやっと・・・」
「見つけましたよ・・・」
「!!」
この声・・・聞いただけでゾッとする恐ろしくも美しい声
「言ったじゃないですか・・・」
彼は洞窟の奥の暗闇を見つめた

           「・・・逃がさないって」

            [そこには悪魔がいた]

「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

洞窟に叫び声が響いた。
それは雨の日の出来事だった・・・


280 名前:世にも奇妙な物語:ミニマムストーリー:2010/12/15(水) 06:05:15 ID:gZco1dzQ0
243 名前:世にも奇妙な物語:ミニマムストーリー:2010/08/13(金) 23:06:43 ID:snwKOVhP0
「んん・・・」
いつもと変わらない朝を迎える、いつもと変わらない[はず]の朝を迎える
「いい朝だな・・・」
いつもと変わらない朝日を浴びる、いつもと変わらない[はず]の朝日を浴びる
「ん?」
だが今日の彼は違った、きょうはいつもとは違う彼がそこにいた
「なな・・・なんですか!?これは!??」
彼はでかいベッドの上にいた、いつもと変わらない[はず]のベッド
「ううん・・・」
「わぁ!?」
となりでばかでかい何かが転がる、マイスは潰されそうになる
「トゥトゥトゥ・・・トゥーナ!?」
そこには自分の体の何十倍も大きい巨人がいた
「ううん・・・マイス?」
彼女は巨大な体を起こす
ベッドが大きく揺れてその上でマイスは派手にはねる
「わわわわぁ!!」
「・・・畑かな」
トゥーナはベッドから腰をおろし、立って背伸びをする
「トゥーナ!トゥーナ!」
マイスの小さくなった声は彼女には届かない
トゥーナは背伸びをする
「んんん〜〜〜〜!」
「ぬあ・・・!」
その声が重低音のばかでかい音となりマイスの耳を襲う
マイスは耳をふさぐ
「マイスゥ〜」
トゥーナはベッドを離れていく
「トゥ・・・トゥーナ!」
マイスはベッドの上を走る、やわらかくて足を取られうまく走れない
「くそ・・・おおりゃ!」
マイスは素手のままアクセルディザスターをくり出して宙を舞う
そして
「よし!」
トゥーナの赤い髪につかまった
「きゃ!?」
トゥーナは髪に違和感を感じて、それをはがそうとする
「うわ!うわぁ!」
髪が暴れ、マイスはあちこちに飛び回る
「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
髪から手を離してしまい、マイスは落っこちる
すぽ!
「いてて・・・」
うまくトゥーナの服のポッケの中に落っこち、おさまった
「うん・・・?」
周りを見て気づく、すべてがでかい

「もしかして僕・・・小さくなっちゃった!?」


281 名前:世にも奇妙な物語:ミニマムストーリー:2010/12/15(水) 06:05:43 ID:gZco1dzQ0
244 名前:世にも奇妙な物語:ミニマムストーリー:2010/08/13(金) 23:45:15 ID:snwKOVhP0
「あら、トゥーナ!こんばんわ♪(おはよう)」
「おはよう・・・マイス見なかった?」
「ううん・・・見てないけど・・・」
「僕ならここだよ〜!」
アリぐらいの大きさの生物の声が人間に届く訳がなかった
「なに?トゥーナ・・・昨日もやったの?」
「やったって?」
「それは・・・あれよ・・・(言える訳ないじゃない)」
マイスは上に登ろうとポッケから身をのりだすが・・・
「うわ!わ!」
落っこちてしまった
「・・・うん、やった」
「え!?」
「ええ!?」
「おりゃ!」
マイスはウォーターレーザーを地面に向けて繰り出し落っこちるスピードを和らげる
「昨日も一緒に・・・リングを作った」
トゥーナが顔を少し赤く染めて言う
「あ・・・なんだ・・・そっち(つまらないの)」
「え?・・・違った?」
「えい!」
マイスが地面にうまく着地を決める
「待たせたな!」
どこかで聞いたことがあるようなキメ台詞を言う
「でも、夫婦どうしだしやってあたりまえでしょ?なんでそんなに落ち着けるのかしら?(慌てる)」
「それはそうだけど・・・ソフィアも動揺してた(ええ!?って感じで)」
「う・・・それはそうだけれども」
「・・・?」
マイスは三人を見上げる
「あ・・・」
ソフィアのスカートの中が見えた
大人びた紫色が見える・・・
「な!なに見てるんですか!」
自分で自分を我に返す
でも・・・セクシーだったな・・・
「じゃなくて!」
とりあえず耳まで登って声を聞いてもらい僕の存在を気づいてもらわないと
「・・・ショータイムだ」
またどこかで聞いた事のある台詞をはき
「おりゃ!」
今度はソフィアのロングスカートに向かってアクセルディザスターを繰り出す
「それで・・・どんなリングを作ったの?」
「・・・これ」
トゥーナは昨日マイスと作ったルビーの指輪を見せる
「まあ!汚いルビーですわね(綺麗)」
「わぁ・・・(本当に綺麗)」
「スピードアップ!」
マイスは瞬なんちゃらという技を繰り出しさらに勢いをつける
「うぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!」
「よし!」
なんとか服にへばりついた


282 名前:世にも奇妙な物語:ミニマムストーリー:2010/12/15(水) 06:06:23 ID:gZco1dzQ0
245 名前:世にも奇妙な物語:ミニマムストーリー:2010/08/14(土) 00:17:37 ID:Jp8DMmKB0
ん?服?
気づいたらロングスカートを飛び越してわき腹あたりにへばりついてた
下を見ると地面が遠い
「けっこう飛んだんだ・・・」
マイスは登り始めた

「それ・・・私にくれない?」
「ダメ・・・!」
トゥーナは素早く指輪をひっこめる
「ちぇ・・・(けち)」
「普通はどうでもいい指輪を他の人にはあげないわ(大切な)」
「はいはい・・・(私が悪かったわよ)」
「ぬおおおおおおおおおお!!」
マイスは服の横を走っていた
それは壁を走って登るように・・・
「でも、昨日もって事は・・・一昨日とかにも作った訳よね?」
「・・・うん」
そういうとトゥーナはさらに装飾品を出してみせた
「よし!」
マイスはソフィアの肩にたどり着いた
しかし・・・
「わー・・・(どれも素敵ね)」
「小さなエメラルドね〜(大きな)」
「わわ!わぁ!」
ソフィアが少し前ぞりになったためにバランスを崩し、また落っこちる
「わぁぁぁぁぁぁあああ!」
ずぽ!
「きゃあ!?」
「・・・?」
「どうしたの?」

「いてて・・・ここは?」
そこはまっくらでなにも見えなかった
「おぅわ!?」
突然地面(?)が割れて中に入る
「む、胸に!服の中に虫が!!」
「え〜?服の中に?(しかも胸)」
「・・・大丈夫?」
「むぅ・・・苦しい」
マイスは右左両方からなにか柔らかい物にはさまれて息ができない
「み・・・水?」
しかもベトベトした水かなにかが服に当たり、服がべたついていった
「外・・・外にでなきゃ」
「きゃあ!・・・あ・・・はん」
「ど・・・どうしたの?」
「・・・顔赤い」

「くっそ〜・・・」
マイスが服の中・・・胸の中で暴れる
「やあん!・・・」
「大丈夫?(病院行った方がいいんじゃない?)」
「・・・」
暴れる時々に乳首に当たりソフィアになんとも言えない快感を与える
「うわ!?うわぁ!!」
胸の最下部に来てそのまま落っこちた
「はぁ・・・はぁ・・・」
「顔が赤いわよ?息も荒いし・・・」
「病院急いで行った方がいい」


283 名前:世にも奇妙な物語:ミニマムストーリー:2010/12/15(水) 06:08:18 ID:gZco1dzQ0
246 名前:世にも奇妙な物語:ミニマムストーリー:2010/08/14(土) 00:52:50 ID:Jp8DMmKB0
ずぽ!
「んむ!んむ!」
なにかとなにかの間にひっかかりもがく、そして
「あわ!」
そのまま落っこちた
「今度はどこだ・・・?」
なにやら今度もさっきみたいに狭く、きつい場所にいた
ふと、手が割れ目に触れた
「ひゃあ!!!」
「どうしたの?」
「今度は・・・アソコ・・・アソコにぃ!」
「あそこ・・・?」
ソフィアはアソコを手で押さえた
「わぁ!」
外からなにかが押して来てその割れ目の中に無理やり入いらせられた
「きゃぁん!!あ・・・ぁ・・・ああん!」
ソフィアは膝から崩れ落ち、前かがみになる
口からはよだれを垂らし、目はトロンとして、すでに報幸な顔をしていた
「な・・・なんですか?ここは」
そこは異様な匂いが漂い、ベタついた液体があちこちに溢れ
左右の壁がマイスをきつく締め上げてきていた
「苦しい・・・外に・・・外に・・・」
マイスがその中で暴れる
「ああん!ああ!ふぅん!」
「ちょっと!?本当に大丈夫?(まじでヤバイんじゃないの?)」
「早く・・・病院に・・・」

「こうなったら・・・アクセルディザスタで・・・」
マイスは技をくりだすが・・・
壁がきつく締め上げてその場で回転することしかできなかった
回転するたびに手になにか硬い物が当たった
「きゃはぁん!くぅん!ああ!・・・ダメ・・・!きゅぅうん!あはぁん!」
「トゥーナ、マージョリーさんを呼んできて」
「・・・わかった」
「もう・・・だめだ・・・」
意識が遠くなる・・・異様な匂いやベタつく液体でただでさえ息苦しいのに
手が何かに触れるたびに壁の締め付けは強くなってくる・・・
マイスの体はその柔らかくも硬い壁に完全に閉じこまり密封されてしまった



284 名前:世にも奇妙な物語:ミニマムストーリー:2010/12/15(水) 06:09:11 ID:gZco1dzQ0
247 名前:世にも奇妙な物語:ミニマムストーリー:2010/08/14(土) 00:53:35 ID:Jp8DMmKB0
手がまた何かに触れた・・・
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああんんんんん!!!!!」
壁の締りがさらに強くなった・・・すると奥から液体の濁流が押し寄せてきた
「わぁぁぁ!!」
その液体と共に外にでた・・・マイスは何かにまたはさまり、しかしまた落下した
「はぁ・・・はぁ・・・」
ソフィアは口から舌を出し完全に伸びていた
「ソフィア・・・もう少しだから」

「ああ・・・あ」
マイスは地面に落っこちる
意識が遠くなっていく
「大丈夫かい!?ソフィアちゃん?」
「ソフィア・・・立てる?」
ソフィアはトゥーナとカリンに両腕を肩に乗せられ、そのままおぼつかない足どりで病院に向かう
「待って・・・待ってくれ・・・」
四人の姿が遠くなる・・・さし伸ばす手がぼやけて見える・・・
「ああ・・・ぁ」
そのまま気を失った・・・

「は!?」
マイスは目を覚まし飛び上がる
「ここは?」
ここはベッドの上だった
「ゆ・・・夢か・・・」
いや・・・
「ううん・・・」
「え?」
夢ではなかった
「嘘・・・だ」
隣をみる・・・
「う〜ん・・・」

そこには赤い髪の巨人がいた


285 名前:キャンディパリンパリン際:2010/12/15(水) 06:10:11 ID:gZco1dzQ0
252 名前:キャンディパリンパリン際:2010/08/15(日) 00:16:36 ID:e74/Zc0r0
「お邪魔しますで〜す」
突然元気な挨拶と共に赤いオレンジ色の服をまとったかわいらしい女の子が入ってきた
「あら、キャンディちゃん、おはよう」
「おはようございます」
ペコっとその娘は礼儀正しくお辞儀をする
「どうしたんだい?うちになんか来て」
「実は聞きたい事があるんです」
「聞きたい事?」
「はい♪」
かわいらしい笑顔で返事を返す
「とりあえず座って、なにか飲むかい?」
「ジュースお願いできますか?」
「大丈夫だよ、今持ってくるね」
そういうと僕は冷蔵庫からオレンジジュースを取り出しキャンディの前にさしだす
「ありがとうございます♪」
キャンディはお辞儀をしてコップを両手で持ちジュースをすする
自分はコーヒーを持ち物からとりだしそれを飲む
「それで?聞きたい事って何?」
「ええとですね・・・」
キャンディは指を口にそえ、思い出すような仕草をとる
「お兄ちゃん」
「うん?」
ラグナはコーヒーを再び口に含む
「・・・童貞ってなんですか?」
ぶっっ!!!
その一言がラグナの口の中のコーヒーをコップの中に勢い良く噴出させた
顔にコーヒーが付く
「ええと・・・キャンディちゃん?今なんて言いました?」
机の上にあったナプキンで顔を拭く
「ええと・・・童貞ってなんですか?」
「・・・」


286 名前:キャンディパリンパリン際:2010/12/15(水) 06:10:57 ID:gZco1dzQ0
253 名前:キャンディパリンパリン際:2010/08/15(日) 00:41:59 ID:e74/Zc0r0
聞き間違いじゃなかった・・・
この幼い娘の口から言ってはイケナイ言葉が出てきてしまった
「ええと?その言葉はどこから聞いたのかな?」
「昨日おじいちゃんがステラおばちゃんと一緒にいる時にこそこそ言ってたのを聞いたの」
・・・聞いてはいけない事を聞いてしまった気がする
「そ・・・そうなんだ〜」
「んで!童貞って何?お兄ちゃん?」
きらきらの瞳でこちらを見つめてくる・・・
こんな純粋な娘にこんな事を教えてしまっていいのか?ダメだ!普通はダメだ!
でもこんな瞳されたら・・・
「わくわく!わくわく!」
キャンディはかわいらしい顔でキラキラの視線を向けてくる
うう!俺をそんな目で見ないでくれぇぇぇぇぇぇ!
「童貞っていうのはね・・・」
「はい!」
元気な返事が飛んでくる
「まだ、どんな鍵穴にも入ってない鍵の事を言うんだよ」
「鍵・・・ですか?」
「そう、まだどんな穴にも入ってない鍵の事を童貞っていうんだ」
「ふ〜ん・・・」
よし、うまくごまかせたみたいだ
「でもね、童貞なんて言っちゃいけないよ」
「なんでですか?」
「それは悪い言葉なんだ、純潔の鍵って呼んだ方がいい」
「純潔の鍵・・・」
意味は間違って無いはず・・・だ!
「お兄ちゃんも純潔の鍵を持ってるですか〜?」
「・・・」
ラグナはニコニコした顔から一変して
「ふっ・・・聞かないでくれたまえ」
クールな顔になり、そう答える
「は・・・はい」
キャンディはその豹変ぶりに戸惑い固まる
「じゃ・・・じゃあ、私いきますね」
「うん、また聞きたい事があったらおいで」
「はい♪ジュースありがとうございました!」
最後に頭を下げてドアをしめた
ラグナは笑顔で手を振って見送る
「律儀な娘だな〜」


287 名前:キャンディパリンパリン際:2010/12/15(水) 06:11:51 ID:gZco1dzQ0
254 名前:キャンディパリンパリン際:2010/08/15(日) 01:05:49 ID:e74/Zc0r0
しかしそれから2時間後・・・
バタン!
「お兄ちゃん!処女ってなんですか?」
ぶっっ!!!
またキャンディが質問にとんできた
「そ・・・その言葉はどこで聞いたのかな?」
「マルコが叫んでた」
マルコォォォォォォォォォオオオオオオ!!!!!!
そして
「まだどの鍵も入った事の無い鍵穴の事をいうんだ」
「へぇ〜」
今度もうまく誤魔化す
「ありがとうで〜す♪」
「それじゃあね」
しかしそれからまた2時間後
「お兄ちゃん!精○ってどういう意味ですか?」
ぶわほぉ!!!
ミルクを飲んでる時にそれを言うな!!

その次もその次も・・・
「お兄ちゃん!」「お兄ちゃん!」「お兄ちゃ〜ん!」
幼女の淫乱な質問攻めが続く
大半はマルコとカンロさんから聞いた事
なにを、してるんだこいつらは?
そして次の日も・・・
「お兄ちゃん!ヒ○○ダってどういう意味ですか?」
「・・・」
いいかげん噴き出すのにも慣れた
そして次の日も次の日も・・・
幼女の容赦ない質問攻めが飛んでくる

ただその質問一つ一つがラグナの一つの本能を攻撃していた
もともとラグナはかなりのロリコンだった
元から発情していたというのにこんな事を毎日されるのだ
ラグナはすでに限界だった・・・

「お兄ちゃん!性交ってなんですか?」
「・・・男と女がネバネバになる事」
「ネバネバってどういう意味ですか?」
「・・・」
ラグナは震えていた、必死で自分の理性を保った
だが
「ネバネバって・・・どういう意味ですか?」
キャンディがラグナの顔を覗きこむ
視界に広がる幼い女の子の顔・・・

ラグナの何かがプツリと音をたてて切れた


288 名前:キャンディパリンパリン際:2010/12/15(水) 06:12:31 ID:gZco1dzQ0
255 名前:キャンディパリンパリン際:2010/08/15(日) 01:36:50 ID:e74/Zc0r0
「じゃあ!体に直接教えてやらぁ!!」
ラグナはキャンディを押し倒した!
「きゃあ!!」
キャンディは床にバタンと倒れこむ
「いてて・・・」
ラグナはその上に馬乗りになる
「お・・・お兄ちゃん?」
そして・・・
「キャンディがいけないんだぞ・・・俺を毎日誘いやがって!」
その瞳には一つの欲望が渦巻いていた
「こうしてやる!!」
ラグナは一つの飴玉をとりだし、その先端をキャンディの頭に・・・
「えい!えい!」
「いた!いた!」
先端の飴玉をキャンディの頭に叩きつけていた
「いたい!いたい!やめてお兄ちゃん!なにしてるの!!いた!」
「なにって・・・キャンディパリンパリン際」
「いたい!やめて!なんでそんな事するの!?」
「何って・・・毎日あんなにかわいい顔で質問攻めしてきて、いじめたくなるのも当たり前だろ」
そう・・・ラグナは我慢できなかった・・・かわいい子をいぢめたくなる欲望に!本能に!
「祭りだ祭りだ〜!」
「いた!いた!・・・もう!えい!」
キャンディはラグナの拘束を解き、素早く逃げた
「あ!こら!祭りの主任がいないと意味ないだろ!」
「べぇ〜っだ!」
キャンディは舌を出しそのまま逃走する
「全く・・・仕方ないなぁ」
ラグナは外にでて工房でひそかに使っていたメガホンを口に当て、叫ぶ

「皆さぁぁぁん!新しい祭りの開催です!」
その声にトランルピアの人達は反応する
「祭り!?」「祭りとな・・・」「新しい祭りなんかできたんだ!」
「えぇ〜、ルールは簡単です。町の中のどこかにいるキャンディの頭にキャンディを当てる」
「そしてそのキャンディが割れたら、もれなくキャンディ100個をプレゼント!」
「おお〜!」「なんか面白そうですね〜」
「参加したい方はキャンディを持って今すぐキャンディを探してください」
「やるやるぅー!」「たまにはハメはずすのもいいかもね!」「よ〜し!キャンディを探せぇー!」

20分後
「わっしょい わっしょい わっしょい」
そこには町全員から追いかけられ何百個ものキャンディを投げつけられているキャンディの姿があった
「な・・・なんでこんな事になってるんですかぁ〜!?」
「わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい」
「逃げるのか!?ウェスカー!!」
「ウェスカーって誰ですかぁ〜!?」
「うぇwうぇwうぇwスカわっしょい わっしょい わっしょい わっしょい」
「もう、うんざりですぅー!!」

このキャンディパリンパリン際は町の伝統的な一つの正式な祭りとして認定されたとさ


[おまけ]
大人が幼い子をいじめるのは法律にもきちんと書かれた立派な犯罪です
絶対にやめましょう


289 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:14:33 ID:gZco1dzQ0
287 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/21(土) 22:59:18 ID:bfXn96cs0
「患者はいねぇかーwwww患者はいねぇかーwwwwwwwwww」
そう言うとマリオンは不気味な笑いをあげながら注射器を片手に突っ込んでくる
「ぎゃぁぁぁぁぁ!!こっち来んなぁーーーーー!!」
ショコラは全速力でマリオンから逃げる

そんなにぎやか(?)な朝のシアレンスの町、彼女は今日も元気に働く
「それでなー俺、言わなかった訳よ(言った)」
「うん」
「それ、昆布じゃなくてなまこですよってな!」
「あはは(それってかなり傑作)」
雑貨屋で楽しく会話をする二人、店のドアの音がその会話を中断させた
「おじゃましま〜す」
「お、マイス!こんばんわ(こんにちわ)」
「いらっしゃーい」
「こんにちわ♪」
王子風な彼とたれ目のそれでもキリっとした目の彼の挨拶に
金色の髪をたなびかす美女は返事を返した
「カリン、キャベツの種もらえないかなぁ?」
「え〜、めんどくせぇよ・・・自分でとって」
「まじめになまけろよ(働け)」
「ふふ、相変わらずね」
二人の会話を聞いてマイスは上品な笑みをみせる
「・・・はは、冗談だよ(かわいい笑顔見せやがって)」
そう言うとカリンはタンスからキャベツの種をとりだす

「ところでさ、ソフィアはマイスの事どう思ってるの?」
「は!?」
突然の事にソフィアは慌てる
「と・・・突然なんだよ!?」
「いいからいいから」
カリンは楽しそうな顔を見せる、ソフィアはマイスの方を向く
マイスは顔を赤らめて苦笑いを見せている
「え・・・えっと」
「・・・(はは、困ってる困ってる)」
「そ・・・その・・・だな・・・」
ソフィアは顔をうつむかせボソっと言う
「嫌い・・・だけど(好き)」
マイスはそれを聞いて顔をさらに赤らめソフィアと同じように顔を下に向ける
「・・・(なんかつまんねぇ)」


290 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:15:02 ID:gZco1dzQ0
288 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/21(土) 22:59:54 ID:bfXn96cs0
カリンがそう思うと
「俺・・・マイスの事・・・嫌いだ(好き)」
「う・・・うん」
二人はお互いをチラチラと見ながらなおも告白の続きを演じている
「・・・」

     イライライライライライライライライライラ

そんな淡いふういんきの二人を見てカリンはイライラする
「おい・・・キャベツ買わんのか」
「あ・・・ああ!ごめんなさい!」
マイスはお金を取り出しそれをカリンの渡してキャベツを受け取ろうとする
「俺だって・・・好きなんだぜ・・・?」
カリンがソフィアが言った時以上に小さい声で、そういいはなつ
「え・・・?」
聞こえなかったようだ
「なんでもねぇよ(告白する時はまだ早いよな・・・)」
キャベツの種を手渡す
「あ、ありがとう!それじゃあ私、行くね!」
「ああ、また来いよ」
彼女は小走りで店を出て行った

「・・・えぇっとな・・・つまり」
「おい(まだやってんのか?こいつ)」
「お・・俺と」
「おい!」
「お・・・俺と!!」
「おい!!」
その声に彼はハッっとなる
「え!?マ・・・マイスは!?」
「もう行ったぞ・・・」
「ま・・まじか!?(嘘だ!)」
「・・・(この場合はどっちの意味も合ってるな)」


291 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:22:44 ID:gZco1dzQ0
296 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/22(日) 23:20:01 ID:tHb5E6vR0
「はぁ〜ドキドキした」
店で受けた突然の告白
(まだ胸がドキドキ言ってる・・・)
マイスは胸に手を置き、目をつぶってその鼓動を感じる

「あ!あぶなぁぁぁい!!」
「え!?」
大きな声に目を開き、そこを見ると
注射を持ったマリオンとそれに追いかけられてるショコラが猛スピードで突っ込んでこようとしていた
「マ!マイスどいてぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「きゃ!きゃぁぁぁぁああああああ!!」
「お前も患者にならりょれやぁぁあああああwwwwwwwwww」
間に合わない、間に合うはずがなかった
ぶつかる!!と思ったその時だ

ふわっと体が浮いた
「・・・え?」
目を開けるとそこには赤い髪の美少年
トゥーナがマイスをお姫様抱っこで抱え持ち上げていた
スタっとトゥーナが着地を決めてマイスを下ろす
「・・・大丈夫か?」
「う、うん。ありがとう」
見るとショコラ達はすでに遠くで鬼ごっこをしていた
「まてやゴルァwwwおとなしく実験させろやオイwwww」
「ほ・・・本音言いやがった!?」
推測をすればぶつかる直前に飛び出して助け出してくれたのだろう
「・・・怪我は無いか?」
体を見てもどこにも怪我はしていなかった
「平気・・・かな」
「そうか・・・よかった」
ツ!!
突然トゥーナが足を崩し膝を地面につける
「だ、だいじょうぶ!?どうしたの?」
「いてぇ・・・」
見ると足を怪我している、レベル高のマイスですら避けられないスピードだったのだ
飛び出した時に足をぶつけたのだろう


292 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:23:15 ID:gZco1dzQ0
297 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/22(日) 23:32:22 ID:tHb5E6vR0
「平気だ・・・ただの打撲だ」
そういうとトゥーナは立ち上がろうとする
「立ち上がらないで!」
マイスはそれを止める
「だけど・・・ガジの手伝いがある」
「駄目!打撲をうけて下手に動くとさらにひどくなる!」
「・・・」
「座って、治療するから」
マージョリーから教えてもらった治療法をやれば治るだろう
トゥーナが座るとマイスは治療を開始した
痛みをやわらげる薬を塗り金色のモコ毛でできた包帯を巻きつける
「・・・ありがとう」
「何言ってるのよ、私だってさっき助けられたし」
マイスは顔を上げトゥーナに礼をいう
「ありがとうね」
笑顔をみせるとトゥーナは少し顔を赤くして目をそらす
「はい!おしまい!」
最後に棒で足を固定して治療を終える
「・・・なぁ、マイス」
「ん?なに?」
二人が立ち上がるとトゥーナは近寄ってきて・・・
「!?」
トゥーナが抱いて来た
トゥーナの胸の中にマイスの顔が埋もれる
「トゥ・・・トゥーナ?」
「・・・」
トゥーナの胸の中に顔を埋める
がたいがいい体に男の人のいい匂いがする
「は・・・はずかしいよ・・・」
マイスは顔を赤らめ、そう言う
するとトゥーナが優しく離してくれた
「・・・この前、俺をからかった仕返しだ」
「え?私そんな事したっけ・・・?」
マイスがそう言うとトゥーナはアハハと笑って答えようとしなかった
「それじゃ・・・ガジの手伝いがあるから」
「う・・・うん」
トゥーナは片手を上げマイスに背中を見せる
そしてそのまま遠くへ消えていった
(う・・・またドキドキしてる)
突然の事にマイスは2度目の心の鼓動を感じる

(・・・2度も不意打ちくらっちゃったな)


293 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:23:55 ID:gZco1dzQ0
313 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/25(水) 02:21:58 ID:he//hqJE0
「おじゃましま〜す」
「お、マイスはんじゃないか」
旅館の戸ビラ?という物を開けて中に入ると侍?という感じをした美少年が声をかけてくる
「さくやさん、こんにちわ」
「相変わらず綺麗な髪をしとるの〜」
そういうと彼が近寄ってくる
「どうや?モコ毛5000$で・・・」
「お断りします♪」
笑顔できっぱりと断る
「むぅ、つれないのぉ」
「そういう問題じゃありません」
さすがに少しイラっときたので少し怒り顔でそう言い返す
「冗談やて、そう怖い顔せんといてや」
さくやは一歩さがる

「ああ!マイスちゃんだぁ!」
階段の上から元気いっぱいな声が聞こえてくる
みると露出度が高い服をかっこよく着こなすかわいい美少年がいた
「マイスちゃんおはよぉーう!」
「いや、もうこんにちわやで」
「こんにちわと言えばイカメシだね」
「昼食にはまだはやいで」
「ふふふふ」
そんな二人の漫才じみたやりとりが面白くてマイスは笑顔をうかべる
「マイスちゃんの笑った顔ってやっぱかわいいね♪」
「え・・・」
「な!ペルシャ」
「僕、マイスちゃんの笑顔好きだよ」
ペルシャはマイス以上のキラキラした笑顔でそう言う
「あ、ありがとう」
「どういたしまして♪」
ペルシャは笑顔、さくやは恥ずかしいようなムっとした顔、マイスは照れ顔
それぞれ違う顔をする


294 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:24:27 ID:gZco1dzQ0
314 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/25(水) 02:45:03 ID:he//hqJE0
「・・・で、で今日はどういう御用で?」
「え・・・ああ、お風呂に入ろうかなっと思って」
「おお!お風呂だね!ちょっと待ってて!今イカ持ってくるから!」
「なんでやねん」
さくやのつっこみを無視してペルシャはピューと二階へまた上がっていった
「ああ・・・行ってもうた」
「ペルシャらしいね」
「ははは!そうやな」
「そんでお風呂やろ?ペルシャが戻らんうちにさっさと入った方がいいで」
「はは、そうですね。これお金」
マイスがお金をとりだす
「うぬ、まいど」
さくやはそれを受け取る
「それじゃ、行ってくるね」
「・・・」
「・・・ん?」
さくやがマイスの顔を見つめてきた
「ど、どうしたの?」
「綺麗な瞳してるよな・・・」
「え?」
「え?・・・ああ!いや、なんでもあらへん」
「う・・・うん・・・それじゃ」
マイスは半ば逃げ足で女湯へむかった
「・・・本当に綺麗な髪を瞳をしているよな」
一人とり残されたさくやがそうボソっという
「なにがぁ〜?」
「え・・・?」
隣を見るとペルシャの顔が視界にドンとひろがってきた
「うわ!?いつのまに!?」
「えぇ?さっきからいたよ」
「ほんまに?」
「うん、それよりマイスちゃんは?」
ペルシャはキョロキョロと辺りを探す
「もうお風呂に入っていったで」
「えぇ〜」
ペルシャは不安な顔をみせる
「じゃあ!イカ届けてくる!」
「!!?」
ペルシャが女湯へ向かおうとする
「あかん!!!」
さくやがそれを止める
「なんで止めるの?」
「おぬし男やろう!殿方が女湯にはいれるか!」
「いつも入ってるよ?」
「掃除の時とこういう時は場合がちゃうやろ!」
「う〜ん、そうかー」
ペルシャが行こうとする足を止める
「ほな、今は接客時やさかい。仕事に戻るで」
「うん!わかった!」
ペルシャとさくやはそれぞれの持ち場へと着く
宿屋の戸が開く
「ようこそおいでやした!」「いらっしゃーい!」

二人の仕事が始まる


295 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:24:56 ID:gZco1dzQ0
319 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/25(水) 23:24:00 ID:he//hqJE0
「いい湯だな〜フフフン♪」
バスタオルで胸元から下半身を隠し、鼻歌を歌いながらマイスは足を湯につける
「うん、気持ちいい温度ね」
そのままゆっくりと体を温泉に沈めていく
「あら?マイスじゃない」
「お?」
声のした方を見る
ゆげの奥から影が近づいてきた
「あ!ガジさんじゃないですか!」
「こんにちワ」

背中まである黒色の綺麗な長い髪を湯に浮かせる、銀色の綺麗な片目
ちょっと大人びた、しかし歳はたいして変わらない美少女。
「あれ?店は大丈夫なんですか?」
「うん、今はトゥーナが全部やってくれてるかラ」
「任せちゃって平気なんですか?」
「最初は手伝うって言ってくれただけなんだけどネ、たまには休んで湯につかってこいって」
「ガジさんいつも鉄打ちばっかですもんね」
ガジは「あら」っという顔をする
「そんな事ないわヨ、他の事もちゃんとしてるワ」
「たとえばどんな事ですか?接客とか材料集め以外で」
ガジは「え」っという表情を見せた後、考えこんでしまった
「う〜ん・・・そうね〜」
手を胸の前に組み目を閉じる
本当に考えこんでしまった

(それにしてもデカイ胸をしてるなぁ〜)
マイスは豊富なガジの胸を見て自分のと比べる
マイスも無いという訳ではないが、ガジと比べると劣る
(どうしたらこんなに大きくなるんだろ・・・?)
マイスも考えこんでしまった
「う〜ん・・・駄目ネ、思いつかないワ」
ジーーーーーーー
目を開けマイスを見るとどこか一点を見つめている
「?」
その視線をたどると・・・
「ああ・・・なるほどネ」
それに感づいたガジは右手をそ〜っとマイスの胸にちかづける・・・
そして


296 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:25:29 ID:gZco1dzQ0
320 名前:ルンファ3性転回物語:2010/08/25(水) 23:53:04 ID:he//hqJE0
「えい」
「シュワット!!?」
マイスのそれをもんだ、マイスは変な声をあげる
「な!なにするんですか!?」
「アハハ!変な声」
マイスはガジから慌てて逃げる
「もう、そんな事するなんて・・・エリザさんがガッカリしますよ!?」
「そ・・・その名前は出さないでヨ・・・」
ガジは湯に使って赤くしていた顔をさらに赤くし、顔を下にむける

「ふぅ・・・」
湯船から上がり、覗き防止の柵に腰をかけ体を休む
「や・・・やめろ・・・よ」
「ん?」
隣から声が聞こえた
マイスはおもわず耳を柵につけた
「それは男の子がする事ヨ」
「アハハ・・・」
たしかにそうかもとマイスは苦笑いをする
「無理だ今さら・・・もう薬の効果が全身をまわっちまってるからな」
え?薬?
「それにお前もそうだろう・・・?俺とヤりたくて体がうずいてんじゃないのか?」
や・・・やる?
「そ・・・そんな事・・・あ!」
な・・・なにこの状況は?
「隠すなよ・・・体は正直だぜ?ほら・・・こんなに大きくなってる」
「あ・・・あ・・・やめて・・・よ」
え・・・これってもしかして
「俺もこんなに大きくなってきちまった・・・」
「う・・・あ・・・」
マイスは顔を赤くする
「薬が効いてきただろ・・・?正直に言えよ」
「や・・・ああ・・・」
「言わないとヤらしてやんないぜ?」
「ああ・・・止め・・・止めないで・・・」
マイスは顔がオーバーヒートしてしまいそうだった
しかし興味心からか聞くのをやめられなかった
「ほら・・・言えよ・・・あなたとヤりたいです・・・って」
「うあぁん・・・あ・・・あなたと・・・あなたと・・・」

「どうしたの?すごい顔赤いわヨ?」
「・・・」
マイスは湯に真っ赤な顔を沈める
「大丈夫?もう上がった方がいいんじゃない?」
「だ・・・大丈夫・・・でつ」
アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
声にならない声が隣の湯から響く
「え?・・・何?いまの?・・・ショコラ君とマリオン君?」
「・・・」

マイスは顔が噴火しそうだった


297 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:30:33 ID:gZco1dzQ0
330 名前:ルンファ3性転換物語:2010/08/29(日) 20:41:08 ID:PXprogl/0
「さっぱりしたぁ〜」
宿屋から出てマイスはホッっと一息つく
(ほら・・・言えよ・・・あなたとヤりたいですって)
「・・・」
マイスはあのできことを思い出す
またまた顔が赤くなる
「あ・・・あの事は、忘れましょう」

「あ!お姉ちゃんだ!」
うしろから幼い男の子の声が聞こえる
「お姉ちゃ〜ん!」
振り向くとオレンジショートカットヘアのかわいらしい男の子が
こっちに向かって走ってくる
「モニカちゃん!」
「も〜!ちゃんづけはやめてよ!」
男の割にはかわいらしい可憐な乙女のような顔をしているため
周りからはいつも「ちゃん」づけで呼ばれている

「こんにちわ、マイスさん」
走って来たモニカの後ろから美声が聞こえた
透き通るような男性としては高く美しい声、陽に照らされ黄色に輝く美しい髪を揺らし
花か香水かのいい香りがただよう・・・
「こんにちわ、シアさん」
「はは、いい匂いだね。温泉に入ったばっかりかな?」
え?私がいい匂い?
シアから漂う花の香りでそんな事はわからない
「う〜ん、そうですね。お風呂に入ったばっかりです」
「じゃあ、今日は香水はいらないね」
「えぇ!?」
シアに出会うたびに香水をつけてもらっていた
もともと香水をつけてもらう事じたい贅沢でずうずうしい事なのだが
つけてもらえないとなると、なんかこう・・・
「う〜、もやもやするなぁ」
「ハハハハ」
もじもじとした態度をとると彼はマイスの金色の髪に突然触れる
「え?なに?」
「こんな綺麗な髪してて」
「ぅぇ?」
その手が頬に移動する
「こんな綺麗な瞳もしてる」
シアの瞳がマイスの瞳を見つめる
マイスはこれで何度目かわからない、また顔を赤くする
「マイス・・・」
「う・・・うん」
心地いい風が吹く、シアはマイスの頬から手を離す
目を閉じ何も言わなくなった

それから数秒の時間がすぎる
風は止み、シアの目が開く
さっきよりも美しい瞳がマイスの瞳を見つめる

「好きです、マイスさん」


298 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:31:11 ID:gZco1dzQ0
331 名前:ルンファ3性転換物語:2010/08/29(日) 21:02:40 ID:PXprogl/0
時間が止まった

マイスの心臓の音が高くなっていく

ドクン、ドクンと

これで何度目だろうか?

数ある人にドキッとさせられた

今はこのシアさんに

私の心は動揺を隠すために無理に平常さを保とうとする

「クス、突然なんですか?もうあの時っきりじゃないんですか、言うの?」
「フフ、そうだね。でもマイスちゃんがとってもかわいかったから」
そう言って彼はニコっと笑った
「あ・・・ありがとう」
「・・・」
再び沈黙が訪れた

しかし突然マイスのスカートがめくれ、その沈黙を打ち壊した
「・・・え?」
「・・・!!!?」
純白な白、その上にかわいいらしい小さなリボンが付いてた
「うー!お兄ちゃんとお姉ちゃんばかりずるい!」
モニカがスカートの中から現れる
「モモモモモモ!!モニカチャンクン!?」
「・・・カっー//////」
マイスは慌てふためき
シアは顔を片手で隠す
「僕だってマイスお姉ちゃんの事好きだもん!!」
モニカはマイスに抱きつきじゃれる
「見見・・・見ました?」
マイスがシアに訪ねる
「・・・/////」
シアは顔を片手で隠し、片手で「ゴメン」のポーズをとる
「カァァァァァァァ」
平常心なんか・・・保ってられるかぁぁぁぁぁぁぁ!!!

マイスは逃走した
「お、お姉ちゃん!?」
「・・・ハハハ」


299 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:32:03 ID:gZco1dzQ0
332 名前:ルンファ3性転換物語:2010/08/29(日) 21:18:30 ID:PXprogl/0
「はぁ〜」
今日は大変な一日だった
色んな人に心を揺らされた

「でも・・・」
でもあの人だけは違った、あの人だけは
「奪われちゃったな・・・」

私は気づく

胸に残るこの想い

どんなに心を揺らされても

私のこの気持ちは変わらなかった

・・・告白しよう

明日・・・あの人に

「気持ちを・・・伝えよう」

街はずれの花畑、そこの真ん中に立つ少女
風で花ふぶきが舞う
それが渦を描き、その少女の周りを飛ぶ
手をさしのばす
その手に一つの花びらが落ちる

無数ある花の中のたった一つの花びら
私は明日

無数ある出会いから、たった一つの幸せに出会う


300 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:34:46 ID:gZco1dzQ0
401 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/03(金) 23:07:21 ID:f5sJQpeR0
「うう・・・、雨だ」
大事なことを行う日に限って悪天候になる
告白しようと決めた直後にこれだ
「でも、決めた事だし。言わなくちゃ」
マイスはどしゃ降りの雨の中、外に飛び出して鍛冶屋に向かった

「雨ね〜お客さん来るかしラ?」
「・・・来なくても、仕事はちゃんとやろう」
「フフフ、わかってるわヨ」
ガジは溶鉱炉に、トゥーナは接客席へ向かう
わずかな時間もたたない内に、鍛冶屋の扉が開かれる
「お邪魔しま〜す」
入ってきたのはマイスだった
「あら、いらっしゃい」
「こんにちわ、ガジさん」
マイスはガジに挨拶をし終えた後、トゥーナの方を向く
「トゥーナ、どこかに遊びに行かない?」
「え?」
トゥーナは驚き困った顔をする
「だが・・・店が」
トゥーナはガジの方を向く
「私は大丈夫ヨ。どうせ雨で客も少ないだろうし」
「・・・ありがとう」
「すみません!ありがとうございます!」
ガジに断りをもらって、トゥーナはマイスの所へ駆け寄る
「いってらっしゃ〜い」

「ごめんね、突然・・・」
「ううん、気にしてない・・・」
「むしろ・・・嬉しいよ」
「う、うん・・・」
トゥーナの顔を見る
(私は今日、トゥーナに・・・)
そう考えると胸がドキドキする
「よかったら・・・」
「え?」
「よかったら・・・星降りの砂漠に行かないか?」
「あ、うん・・・いいよ」
星降りの砂漠
プロポーズ場所としては・・・まあ大丈夫だろう
「傘・・・どうした?」
「え?・・・あ!」
急いで来たので傘を持ってくるのを忘れていた
「だからずぶ濡れだった・・・」
「ハハハ・・・ごめんなさい」
「・・・」
トゥーナは傘を取り出し、開く
「はいるか?」
「え・・・あ・・・うん」
マイスはトゥーナの傘の中に入る
愛相がさだ
「ありがと」
「・・・」
トゥーナは黙ったまま笑顔を返す


301 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:35:33 ID:gZco1dzQ0
402 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/03(金) 23:35:39 ID:f5sJQpeR0
二人で雨道を進む
二人で傘に入ってるのに、雨粒が服にあまりかからなかった
傘はそれ程大きくない。見るとトゥーナの方が濡れていた
傘をこっち寄りにさしてくれていたのだ

「肩、大丈夫?」
「・・・気にするな」
(そう言われても・・・)
・・・
あ!いい事を思いついた
「ギュ!」
マイスはトゥーナの腕に自分の腕を絡ませる
トゥーナの体に自分の体を密着させ二人でも傘に入れるくらいに面積を小さくする
「え・・・ちょ・・・と」
「こうすれば、二人でも傘の中に入れるでしょ♪」
「・・・」
トゥーナは頬を赤くする
それがなんともかわいいらしかった
「・・・」
「にぎっ!」
「!!」
突然トゥーナが組んでいた腕を引っ張り
私はトゥーナにさらに密着する形となった
「ちょ・・・と」
「もうちょっと密着させないと・・・傘の中に入れ切れない」
「でも・・・これは」
「・・・嫌か?」
そうじゃない、むしろ嬉しいけど・・・
「恥ずかしい・・・よ」
「ハハハ、かわいいな」
その言葉でさらに恥ずかしさを増す
「・・・もう」
「・・・」
トゥーナは笑顔を見せたまま黙って歩く
・・・よく見るとトゥーナの腕が自分の胸と胸の間にはまっていた

「すごい」
そこは砂漠の地平線が見える絶景の風景だった
「どこまで行っても砂漠の風景だね」
「・・・いったいどこまで続いてんだろう?」
雨が降り、雲で遠くはぼやけて、あまり見えないが全部見渡しても迫力のある砂の山だった
「もしかしたら、世界の果てまでかも」
「だったら・・・」
「ん?」
トゥーナの顔を見る
「僕らは・・・一緒に世界の果てと同じ景色を見てる事になるのかな。」
「え」
トゥーナも私の顔を見てくれた
「・・・うん、そうかも・・・ね」
再び砂漠の方を向く
「休んで・・・いこうか」
「・・・うん」

「なぁ・・・マイス」
「うん?何?」
「結婚って考えた事・・・あるか?」
「え!?」
予想外の質問に慌てる
しかも結婚の事を聞かれた。プロポーズを考えた日に
マイスの顔が赤くなる
トゥーナも同様に顔を赤くした


302 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:35:58 ID:gZco1dzQ0
403 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/03(金) 23:58:36 ID:f5sJQpeR0
結婚・・・もちろん考えた事はある
「・・・あります」
「そう・・・なんだ」
「・・・・・・・」
トゥーナが顔を下に向かせる
聞くのが相当恥ずかしかったのだろう
「でも・・・どうして?」
マイスも恥ずかしいのを我慢して、聞き返す
「あ・・・相手は・・・」
「え?」
聞き返した事と別の事が出てきた
「・・・なんでもない」
「う・・・うん」
「でも、どうして急にそんな事?」
再び聞きなおす
「・・・なんでもない、少し聞きたかっただけ」
「それより・・・マイスの好みの男ってどういう子?」
また恥ずかしい質問が飛んできた
「どういう子って・・・」
(今目の前にいる人・・・)
そ、そんな事、まだ言えない。
言えるはずがない
「静かな人かな・・・」
「そうか・・・」
ん?今トゥーナが少しにやけたように見えた
「・・・・・・」
顔を赤くしたままトゥーナは動かなくなった
「トゥ、トゥーナ?」
「だけど・・・そういう人が好みなんだな」
こちらを再び向き、今度はキリッとした顔で見てくる
「うん・・・そうかな」
「・・・・・」
「なあ・・・正直に答えてくれ」
「え?」

雨が降り続く
一面の砂は雨でぬれ、遠くに見える砂漠は雨でその迫力を増す
衝撃的な風景だった・・・

「マイスは俺の事・・・どう思ってるんだ?」

なぜだかわからないけど、その質問に驚きはしなかった
「好きだよ」
はっきりとそう言った
「・・・!」
トゥーナはまた顔を赤くした
「そう・・・か」

私は告白した、突然の事だったが、自分の気持ちを伝えた
雨でジメジメしていたのに、その時だけはとても気持ち良かった
これが・・・恋
私はこの人が好きだ。この人は、私の事をどう思ってるのだろう?

「トゥーナは私の事、どう思ってるの?」
「・・・」
トゥーナは再び、キリっとした瞳で私の瞳を見つめてきた

「好きだ」


303 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:36:39 ID:gZco1dzQ0
404 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/04(土) 00:26:48 ID:CVkZTsQy0
雨が止む、時間が止まる
「好き」という言葉を聞けた
それは2文字だけど、何万もの想いが詰まった言葉
幸せになれる不思議な言葉

告白は終わった。あとは・・・
「トゥーナ」
「ん?」
雲の合間から光が私達を照らしてくれた
「けっこ・・・んん!?」
結婚を言おうとした時、マイスの口が塞がれた
「それは・・・男が言う言葉」
マイスの口から手が離れた
「トゥーナ・・・」
トゥーナはニコっと笑ってマイスの手を取る
「マイス・・・好きです」
「最初は、興味なんてなかった・・・」
「でも・・・君と話していく内に・・・心が和らいでいった」
マイスはトゥーナと出会った日々を思い出していく
初めてあった日、冷たくされた日、初めて話しができた日・・・
「一人だった俺を・・・暗闇だった俺に光をくれたのは君だった」
ちょっと臭い台詞、それが彼の不器用なりな最大の告白なのだろう
「君は俺の・・・恩人であり・・・同時に恋をした相手・・・」

トゥーナが目を閉じる
雲が無くなり陽が砂漠を照らす、砂漠の中の小さな私達も同時に
砂風が舞う、それが二人を包んだ

トゥーナが綺麗な青の瞳を見せる

「結婚してくれ・・・」
「・・・はい」

私は涙が出そうだった。今私は一番幸せだろう
この時は世界が本当にとても広く見えた

二人は瞳を閉じる
そして唇を近づけていく

広い砂漠の空には虹がかかっていた
その真ん中で二つの影が唇を重ねあわしていた
マイスの手の中には結婚指輪が握られていた

砂の山の中に、二つの花が咲いた
小さくも、大きな


二つの幸せの花が咲いていた


304 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:38:05 ID:gZco1dzQ0
444 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/06(月) 22:05:12 ID:EWhd6VJq0
深夜、皆が寝静まる時間。
窓から見える星、月の光が部屋の中の二人を照らす
「緊張してる?」
トゥーナの顔はひきつっていた
「は・・・初めてだから」
「私も、初めてだよ♪」
マイスはトゥーナと対象的でニコニコしていた
「そのわりには・・・楽しみって顔してるよな」
「あたりまえじゃない」
マイスはトゥーナの手をとる
「これから大好きな人と愛を感じ合えるんだよ?」
トゥーナの瞳を見つめる
「愛してるよ、あなた」
「・・・」
トゥーナは頬を指でかき、照れていた
それが本当にかわいいかった
「チュプ」
「・・・!」
マイスは不意にトゥーナの唇を奪った
そのまま唇を唇で舐めた
「・・・」
トゥーナは何も言わずマイスの頭を持ち強くひきつけ、背中を抱いた
「ん!」
「・・・」
互いが互いの唇、口内、舌を舐めあう
ピチャクチャと唾液が混ざり合う音がなり、唇を離すたびに糸が互いの唇をつなぐ

「うん・・・ああん」
ベットの上、トゥーナはマイスに覆いかぶさり、胸を揉む
「あ・・・はぁん・・・」
「・・・」
トゥーナは黙ったまま胸を揉み続ける
そしてその乳首にむしゃぶりついた
「あぁ!!くぅん!」
乳首を舌でレロレロ舐めまわす
しかし手も休まずにマイスの乳房を揉み続ける
「いやぁ・・・ふぅん!!・・・はぁん!」
マイスは顔を上げ、トゥーナの頭に抱きつく
「!!」


305 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:38:55 ID:gZco1dzQ0
445 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/06(月) 22:35:17 ID:EWhd6VJq0
「あ・・・はぁ、はぁ・・・んん!」
「んん!!んん!!」
トゥーナはマイスの胸の間に顔が埋もれて、うまく息ができない
もがくたびにマイスの胸に刺激を与える
「きゃぁ・・・あはぁ・・・んん!!」
「うむむ!んん!」
ペシペシ
手でマイスの顔を叩く
「ふぅん・・・ん?」
「んん!んんん!」
トゥーナは息ができない事をアピールする
「あ・・・ああ!ごめんなさい!」
「ぷはぁ!」
マイスの胸から開放され、やっと息ができるようになる
「・・・愛しすぎだ」
「エヘヘ、ごめんなさい」
マイスが苦笑いで笑う、トゥーナが仕方ないな、という感じの笑顔でそれを返す


チュプ・・・チュル・・・レロ
トゥーナがベットにねっころがり、その下の男性器をマイスが舌で舐める
レロレロとかさの部分を集中的に責める
「・・・くぅ・・・う」
マイスは上目使いでトゥーナの反応を見て楽しむ
「ふふ・・・」
そして今度は口を開き、それを一気に咥えこんだ
「ん・・・」
舌で優しく舐めあげ、口内で男性器を締め込み、唾液を絡ませながら
激しく上下にしゃぶる
「くぁぁ・・・ちょ・・・ちょっと・・・ま」
トゥーナの言葉を無視して、マイスはさらに激しくむしゃぶる
ジュル、ジュルと唾液が絡む音が聞こえる
「ああ・・・くわぁあ!」
トゥーナは思わず腰を上げた
ペニスがマイスの喉元まで上がってくる
マイスは驚いてペニスを口から離し
コホコホとむせかえる
「あ・・・ごめん・・・」
「ハハ、気にしてないよ。面白かったしね」
マイスは淫らな目でトゥーナを見つめる
「・・・Sなんだな」
「え?そんな事・・・ないよぅ」
「ハハハ」
トゥーナは笑う
「・・・むぅ」
マイスは恥ずかしそうな顔をする


306 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:39:33 ID:gZco1dzQ0
446 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/06(月) 23:25:28 ID:EWhd6VJq0
「やっぱり・・・マイスはかわいいな」
「・・・トゥーナも・・・素敵だよ」
お互いの顔を見合う
「・・・ねぇ」
「ん?」
「・・・しよ?」
「・・・ああ」

マイスはベットにねっころがり、股を開く
アソコはすでに愛液でぬれていた。
「痛かったら・・・言ってくれ」
「・・・うん」
トゥーナは男性器をアソコにあてがう、しかしうまくはいらない
「落ち着いて・・・緊張しないで」
「・・・ああ、ごめん」
トゥーナは緊張をほぐし、再びマイスのあそこに当てる、今度はうまく入った
「ん・・・はぁ」
まだ先っぽしか入ってないと言うのに中の感触がしっかりとわかる
入れ続けると、何かにあたり、それを突き破った
「つ!!」
「!!・・・大丈夫か!?」
マイスは目をつむる、涙が出ていた。
「大丈夫・・・だから・・・動い・・・て」
「でも・・・」
アソコからは血が出ている
「トゥーナのだから・・・我慢できる・・・だから・・・動いて」
マイスは無理やり笑顔を作ってみせた
「・・・マイス」
トゥーナは早く動きたくなる欲望をおし殺し、ゆっくりと腰を振る


307 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:40:04 ID:gZco1dzQ0
447 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/06(月) 23:38:37 ID:EWhd6VJq0
しばらくすると、マイスの痛みも無くなり、トゥーナは腰を激しく動かした
「はぁん!・・・あ!あ!ああん!」
動かせば動かす程、棒が壁を貫き、膣がそれをむしゃぶる
パンパンと腰が当たる音、グチュグチャと愛液が絡む音
「ひゃぁ・・・トゥーナ・・・トゥーナ・・・」
「くぁ・・・マイス・・・」
お互いを呼ぶ声が部屋に響く
「くわあぁ・・・もう・・・俺」
トゥーナの絶頂が近づく
「わ・・・私も・・・ふぁん!!・・・来てぇ」
マイスの絶頂も近づいてきた
「うぁあああああああああ」
「ひゃぁん!ふわぁん!・・・いやぁ・・・トゥーナ!トゥーナァ・・・!!」
腰をさらに激しく振る
激しく動くたびにヒダが棒に絡み、締め上げ。棒のカリがヒダの肉を削る
グッチャ、二ッチャとさっきよりも大きい水音が響く
「くぁあああああ、もう・・・」
「来てぇ!来てぇぇぇぇぇぇ!!」

「ああああああああああああああああ!!」
「ひゃァあああああああああんんんん!!」

ドピュドピュと膣の中に白い液体をだす、代わりに粘着質の高い液がそとに飛び出した

「はぁ・・・はぁ・・・」
「ふぁ・・・はぁ・・・」


308 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:40:31 ID:gZco1dzQ0
448 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/06(月) 23:57:11 ID:EWhd6VJq0
「なぁ・・・マイス」
「うん?何?」
二人は窓の外の夜空を見ていた、無数の星が互いの美しさを競うかのように光輝く
「ありがとう・・・」
「え?何が?」
トゥーナは瞳を閉じる
「俺は、今まで家族って言う物を知らなかった・・・」
「・・・」
静かに口を開きながら、言葉を次々にだす
「俺は今までずっと孤独だった・・・」
「カリンやソフィアのような友達はいた、それに家に帰ったらガジさんがいた」
「でも彼らは友達だし、彼女もまたそれまでの関係だった・・・」

「俺はずっと・・・一人だった」
「・・・」
重い言葉だった
「今まで、温もりなんて物を知らなかった・・・」
「俺が半分モンスターであるために避ける人がいた・・・」
「彼らにも・・・もし正体が知られたら・・・そう思うと怖かった」
「また一人ぼっちになるんじゃないかって」
聞いてるだけで、心が痛んだ

「でも・・・君だけは違った」
「・・・私?」
そう聞くと彼は眼を瞑ったままコクっと頷いた
「あの日、二人の正体がわかった日」
「あの日・・・」
マイスはその日を思い出す
氷の花が美しく咲く後ろの悲しい顔をした綺麗な鳥の姿
「俺は生まれて初めて思ったかも知れない・・・」
トゥーナが目を開く

「一人じゃないんだって思ったのはね・・・」


309 名前:ルンファ3性転回物語:2010/12/15(水) 06:41:00 ID:gZco1dzQ0
449 名前:ルンファ3性転換物語:2010/09/07(火) 00:15:57 ID:eixbinCD0
「それに君はみんなに正体を明かした・・・」
「・・・」
交流際を開くきっかけになったあの日・・・
「俺はあの時、君から勇気をもらった」
「え・・・」
「俺もあの後、みんなに正体を明かしたんだ」
「そうだったんだ・・・」
初耳だった

「俺は君から様々な物をもらった・・・そして気づいた」
「・・・」
トゥーナは私の方を向いてきた
「本当に君の事が好きなんだって・・・」
「・・・トゥーナ」

「ありがとう・・・こんな俺に優しくしてくれて」
「ありがとう・・・こんな俺に色んな事を気づかせてくれて」
トゥーナの瞳を見る。その目はなんとなく涙に濡れていた気がした
「そして本当にありがとう」

「俺の家族になってくれて・・・」

その言葉を聞いた瞬間、私は泣きそうになった
「そんな事ない・・・私だって・・・あなたの事が好きだった・・・」
「私こそ家族になってくれて・・・ありがとう」
トゥーナは微笑んだ。
そして私を抱き寄せてくれた

「愛してる・・・マイス」
「私も・・・愛してる」
そして二人は再び唇を近づけた

綺麗な星の散らばる夜空の下
一つの卵が割れた
その中から現れた美しくも悲しい鳥は
一つの花びらと出会い、光輝く不死鳥となった
不死鳥は月に向かって羽ばたいた

その月に写る二つの影は
とても幸せそうに体をよりそいあっていた・・・


310 名前:ドロップ凌辱 1日目:2010/12/15(水) 06:53:23 ID:gZco1dzQ0
368 名前:ドロップ凌辱 1/6:2010/09/02(木) 11:36:27 ID:x5YEs+wN0
「あっ、やぁああ…… おじいさん、ダメ……」
ドロップは艶やかな声で祖父に懇願した。
「ぬぅ? なにがダメなのじゃ? ちゃんと言葉にしてみぃ?」
対してカンロは悪意に満ちた笑みを浮かべ答える。
「こんな…… 家族なのに、こんなこと…… っあっ、くぅうう!?」
「ほほぅ、そんなことをゆうても身体の方はお前とは別意見のようじゃぞ?」
「あんっ…… これは…… !?はあああっ! ダメっ、あああああああああっ!!」
カンロは孫の言葉には耳を傾けず、さらにドロップの奥を目指し、指を押し込んだ。
「ふむぅ…… 思ったよりも狭く敏感じゃのう…… これはゆっくりと楽しめそうじゃ。」
(……あぁ、どうして? どうしてこんなことに……?)



話は今朝に遡る。

「カンロさ〜ん! 郵便ですよ〜!」
この地区の郵便配達人、アネットがカンロに届けた一通の封筒。
それこそがすべての発端だった。

「おじいちゃん、手紙だよ〜♪」
階下からキャンディの声が聞こえる。
「すまんの〜 今、ちょっと手が離せんのじゃ、持ってきてくれんか?」
「は〜い、すぐにいくね〜」
トントントントン…… ガチャ。
「はい、おじいちゃん。ちゃんとすぐに読んであげてね、前みたいにほったらかしじゃだめだよ?」
「あぁ、わかったよ。」
「ホントにぃ〜?」
「本当じゃとも。何々、……おお、王立魔法アカデミーからじゃ。」
「な〜んだ、あんまり面白くなさそうだね。じゃ、おじいちゃん朝ごはんが出来たらまた呼ぶね。」
「ああ、頼んだよ。 さて、アカデミーからとは珍しい。引退した老いぼれに何か用じゃろうか?」
カンロは疑問に思いながらも手紙に目を通した。
「……ぬぅ? 『お引き受け頂いた明後日の魔法の実演講義のスケジュール』だと!?。」
全く身に覚えのない内容に驚くカンロ。
「これは一体? ……まさか! おーい、キャンディ、ちょっと来てくれ。」
「な〜に? おじいちゃん、朝ごはんならまだだよ?」
「朝ごはんは良いんじゃ、それより何日か前にこれと同じ封筒がワシ宛てで届かなかったか?」
「う〜ん…… あぁ!思い出した。うん、あったよ2週間くらい前かな?」
「そ、それでその手紙をワシは呼んだかの?」
「もう、おじいちゃんったら忘れたの? さっきも言ったでしょ。
 三日くらい後におじいちゃんの部屋を掃除したら床に落ちてて読んでなかったからわたし、怒ったんじゃない。」
「……あ。」
そう、その時のカンロはちょうど研究が捗り、余計なことを何一つ考えたくない状態だったのである。
「やっと思い出した? それでおじいちゃん、慌ててお返事書いてアネットお姉ちゃんに渡しといてって言ったじゃない。」
「……おぉ…… そうじゃった……の…… いや、悪かったのキャンディ、ワシの勘違いじゃったようじゃ。」
「も〜う、しっかりしてよ? じゃあ、朝ごはんの用意に戻るね。」
キャンディが部屋を出たのを確認したカンロは深く項垂れた。
「魔法の…… 実演とな…… 今のワシに…… 出来るのか……?」
確かにカンロはかつてはアカデミー内でもズバ抜けた実力を持つ魔法使いだった。
引退してなおこのように講義の依頼がくるのもカンロの名声だけでなくその実力を見込んでのことだろう。
しかしそれも遠い昔の話。研究に没頭し始めたのも、アカデミーの権力争いを早々に避けたのも魔力の衰えが原因だった。
「いやいや、いくら歳とはいえかつては天才と呼ばれた身じゃ、ちょっと訓練すれば昔みたいに……ぬ?」
カンロは手始めに初級者向けの、それこそ杖を持たねば魔法を使えないような者の為の魔法を試してみた。しかし……
「なぜじゃ! なぜウンともスンとも言わん!」
かつての実力はどこへいったのやら。長年魔力を使うことをしなかったカンロは既に手遅れだったのである。
「不味い、魔法が使えんのでは講師など勤まるわけがない、しかし一度引き受けた以上断わりでもしたら…… ええい、何故ワシは落ち着いて手紙を読まなかった!」
長年積み重ねてきた名誉が崩れ落ちることへの恐怖とその原因である自分自身への苛立ちから次第に冷静さを失うカンロ。
「なんとか…… なんとか再び魔力を満たさねば……!」
既にカンロの脳内に「退く」という選択肢は存在していなかった。何より優先すべきなのは、何としてでもメンツを守る。それだけだった。


311 名前:ドロップ凌辱 1日目:2010/12/15(水) 06:54:13 ID:gZco1dzQ0
369 名前:ドロップ凌辱 2/6:2010/09/02(木) 11:37:41 ID:x5YEs+wN0
キャンディの作ってくれた朝食を食べたカンロはすぐに自室に戻り、考え始めた。
正直、いつものように振る舞うことが出来ていたかは不安だが、二人の孫は特に心配している様子もなさそうだった。
「さて…… 魔力を取り戻すといってもどうする? 少なくともアカデミーで手に入るような知識では不可能じゃぞ……
 アカデミーに無く、ワシの持っている知識…… そうじゃ!ルーニーの力を使えば…… 
 無理じゃな、不可能ではないかもしれんがあれには未知の部分が多すぎる。残された時間を考えると今から研究していたのでは到底間に合わん……」
良い案は出なくても時間は無情にも過ぎていく。結局何一つ有効な手段を得られないまま昼になってしまった。
「イカン…… このままではワシはお終いじゃあ…… もはや手を選んでいる場合ではない、なんとしてでも魔力を……」
追いつめられたカンロは藁にもすがる思いで図書館へと向かった。

「あれ〜? カンロさん、こんばんは〜 あれ? こんにちはだっけ?」
図書館に寄生している少女、セルフィがなんとも能天気な声で挨拶をしてくる。
「こんにちは、だ。ちょいと本を探す。気にせんでくれ。」
対して余裕の無いカンロはそっけなく返事をする。

(……ダメ、だな。こんなところにワシを救ってくれる本などある訳がない。時間の無駄じゃったな……)
「でも珍しいよね〜 カンロさん、研究関係の本はほとんど自分で揃えちゃってるから滅多に来ないのに。あ、もしかして気分転換かな?」
あまりにも能天気な、しかし的を射たセルフィの言葉に苛立ちを募らせるカンロ。
(こんなところで気分転換などできるか! 適当に本だけ借りてさっさと帰るとしよう。)
「フン、研究者は色々と大変なんじゃい。あぁ、これとこれを借りてくぞ。」
「あぁ〜 それまだ私は読んでない〜 借りるなら別のにしてってよ〜」
「知らん! 図書館の本は村の共有物じゃ!」
薄情者〜と叫ぶセルフィを無視し、カンロは帰路についた。
その手に抱えた本の表紙には「おいしいカレーの作り方」

そして「マル秘! 禁断の黒魔術」そう書かれていた……

帰宅後も大して何をする訳でもなく、ありもしない理論を組み立てたり、借りた本を流し読みする程度で結局今日一日の収穫はゼロだった。
「今日はもう無理じゃな…… 明日に賭けるしか…… ふむ、明日のこの時間にはもう良い、悪いに関わらず結論が出ているはずじゃ。
 そうなれば何かしらの準備で忙しくなるじゃろう。いつものは今日のうちに楽しんでおこう。」
そう自嘲気味に呟くとカンロは外出の準備をした。部屋を出たところにいた孫達に外出すると伝え、「いつもの」場所へ向かった。


「うぃ〜、ひっく。一日の終わりの一杯は最高じゃ〜」
カンロが向かったのは毎度おなじみ酒場、スノーホワイトである。
「カンロさん、楽しんでるところ悪いけどお酒はほどほどにね。いつも迎えに来てくれるドロップちゃんの身にもなってあげなよ。」
「ふぉ、リタ殿。ワシはまだまだ大jょうぶでsぞ〜↑」
「なにが大丈夫なもんかい、もう酒は出せないよ。水で我慢しときな!」
「そnなせっしょうなぁ〜」
「やれやれ……」
もう見慣れた光景とはいえ、リタの顔には迷惑7:諦め3の表情が浮かんでいた。

「あの… こんばんは。おじいさん、引き取りに来ました。」
「お、ドロップちゃん、良いところに。丁度出来あがって眠ったところ。代金は先に貰ってるし、悪いけれど持って帰ってくれるかな?」
「はい、いつもご迷惑をおかけしてごめんなさい……」
「いーのいーの、カンロさんも立派なお客さんなんだから。ま、よろしくね♪」
「……はい、ありがとうございます。では、おやすみなさい……」
ドロップはカンロは担ぎ、酒場を後にした。


312 名前:ドロップ凌辱 1日目:2010/12/15(水) 06:54:52 ID:gZco1dzQ0
370 名前:ドロップ凌辱 3/6:2010/09/02(木) 11:38:30 ID:x5YEs+wN0
いつものようにカンロを部屋まで運び、介抱しようとしたドロップ。だが……
「おじいさん、起きて、もう部屋に着いたよ。」
「う、うぬ…… ぬおっ!」
「っ……!」
バランスを崩しベッドに倒れこんでしまう。もちろんドロップも引っ張られて共倒れである。
「おじいさん、大丈夫? 早く寝た方が……っきゃっ!」
ドロップがらしくもなく声をあげたのも当然。カンロにお尻を撫でられたのだ。
「ちょっとおじいさん、酔ってるの? ……え?」
初めはひどく酔っ払ってるだけだと思ったドロップだがカンロの目を見て異変に気づく。
そう、酔っ払っているだけではない、確かにカンロの目には牡としての欲望が燃えていたのだ。
「ドロップや、すまんのぉ。ワシの為にイケニエとなってくれぃ、ひっく。」
「生……贄……?」
「そーじゃ、太古の魔法使い達はのぉー、己の力に限界を感じた時、更なる魔力を身に宿すため、
 若い優秀な魔法使いから蜜を貰っていたそーじゃー。……愛の詰まった蜜をのぉ……」
訳の分らないことを呟くカンロにドロップは戸惑う。
「やめて、……おじいさん、目を覚まし…… きゃうん、んくっ、あぁぁ……」
混乱するドロップを置き去りにカンロは服の上から強引に愛撫を開始する。
「ん…… やめて!」
なんとかカンロの手を振り払いドロップは眼鏡越しにきつく睨みつける。
そんなドロップの行動に理性を失ったカンロは苛立つ。
「なんでじゃー ちょいと感じてくれればいいんじゃよ? ほれ、はよう横にならんか、それとも立ったままの方が良かったかのぅ?」
ニタニタと笑うカンロに対しドロップは机にあった分厚い本を手に取る。これで殴れば気絶させるくらいは出来るだろう。
「なんじゃー、生意気じゃのう、ちぃ、もう良いわい、こんなじゃじゃ馬こっちから願い下げじゃー。」
カンロが入口を開けたのに安堵したのも束の間。
「キャンディはもう寝てしもうたのか? いや、寝込みを襲うというのも中々…… ぐふぇ、ぐふぇ……」
その一言に氷つくドロップ。
「止めて! キャンディに触らないでっ!」
「ぬーん、そんなこというてもお主が相手してくれんのじゃからしょうがないじゃろーに?」
カンロは悪戯を思いついた子供のようにドロップに問いかける。
「っつ……! そんな……」
「別にワシはどっちが相手でも良いんじゃぞー。おおう、そうじゃ、二人同時というのもそそるのぉ。」
祖父の変貌振りにひどく同様するドロップ。いつもは無表情な顔には恐怖が張り付いていた。
「………………」
「んー なんじゃー? 聞こえんぞー」
「……私を……………………」
「言いたいことは聞こえるように言うんじゃー 頭の良いお前ならわかるじゃろ?」
ドロップは覚悟を決め精一杯の勇気を振り絞り声を出した。
「…………私を……抱いて……ください……」


313 名前:ドロップ凌辱 1日目:2010/12/15(水) 06:57:33 ID:gZco1dzQ0
371 名前:ドロップ凌辱 4/6:2010/09/02(木) 11:39:15 ID:x5YEs+wN0
『抱く』などと口にすればどうなるかは分っていた。しかし目的を知らないドロップにはカンロが最初の要求だけで満足するとは思えなかった。
もし満足しきらずにキャンディに矛先を向けたら全てが台無しだ。
「ほっほ! 抱いてください、と来たか。よしよし良い子め、最初からそう素直になれば良かったんじゃー
 それにしても自分から『抱いてください』とは随分とはしたないのぉ、淫乱じゃのー ほっほっほ!」
殴り飛ばしたい衝動に駆られるドロップ、しかしこの身がどうなろうとも隣で何も知らずに寝ている妹の為言い成りになるしかない。
「さぁーて、ではでは…… しかしこうしてみると大きなオッパイじゃのう、さては自分で揉んでおるのか? イヤラシイのぅー」
いきなりありもしないことを言われカッ!っと赤くなるドロップ。せめてもの反論をしようとしたその時。
「そんなこと、するわけが……っああああああんん!」
「なんじゃ、服の上からだというにそんなに感じたのか? やっぱりココは敏感じゃのう。」
無遠慮にドロップの乳房を鷲掴みにした右手と乳房の中心に鎮座する一点を正確にこねる左手。そのコンボに声を荒げずにはいられない。
「ふぁっ…… おじいさん、ヤダ、ヤダぁああ……」
「ほほぅ、ここが良いのか? ちゃんというてくれんと分らんぞ?」
カンロはより胸を揉むためにドロップの背後に回る。そして胸への攻撃に加え、目の前のうなじを舐め上げた。
「ひゃっうううう! そんなところ、舐めないでぇ…… っあん! 胸も……そんなに強く……壊れちゃううう!」
「なーにをいっとるんじゃ、首筋くらいなんともないじゃろうが。……これからもっとスゴイところも舐めるのじゃからのぅ……」
びくっ!とドロップは身体を引くが、背後にカンロがいる以上その行為はただ身体を密着させるに他ならない。
「ふーむ…… ではそろそろドロップの大事なところに挨拶することにするかのぉ。」
とうとうこの時が来てしまった。覚悟したとはいえやはり、恐ろしい。
促されるままにベッドに腰掛け、股を開かされる。
カンロはもう一瞬も待てないといった様子でドロップの下半身を守る衣服を下着一枚のみを残しすべて取り去った。
「ほほーん、意外と可愛いパンツじゃのう、お前のことじゃからてっきりもっと無愛想なものだと妄想しとったわい。」
(ラグナ…… ごめん……)
ドロップは密かに思いを寄せていた男性に心の中で謝った。
本当はこの下着も、そして身体も。出来ることならば彼に最初に見てほしかった。
そんなドロップの心境などお構いなしにカンロは下着の上から秘所に舌を這わせる。
「んあっ、はぁん! そんなに激しく…… ああぁっ、ふぁああああああ!」
「なんじゃい、最初から感じすぎではないか? それとも胸だけでもう出来あがっとったのか?」
「そんなことは…… っうあっ!」
ドロップの反論を防ぐかのように攻めを再開するカンロ。
カンロには下着を濡らしている液体が自分の唾液だけではないことなどとっくに分っているが、わざとドロップの反応を窺ってみる。
「のうドロップ、お前のパンツ、もうびしょびしょじゃぞ。ワシはそんなに唾液を出してるわけではないんじゃがのう……? お主の身体はどうなってるのじゃ?」
性的に興奮すれば秘所から愛液が出る。そんなことは分っているが間違っても口になんか出せない。
しかしカンロもそんなドロップの葛藤はお見通しなわけで、舌の動きをゆっくりに、その分両手でふっくらとした白い太腿を撫でながら
「むぅ…… 黙っていては分らんぞ? しかしこんな時でもこうも無口とは…… やはりキャンディにすれば良かったかのぅ……」
大事な妹の名を出された瞬間、ドロップに旋律が走る。
「どーしよーかのー、今からでもキャンディに変えるべきかのー?」
「……私の……液です……」
ドロップは出来る限り平静を装いぶっきらぼうに答えた。
「なんじゃと? 良く分らんわい。お前の『どこ』から溢れておるのかちゃんと教えてくれんかのぅ?」
「……っ! ……私の…………オ○ンコから出ています…………」
ドロップは羞恥で気絶しそうになりながらも必死に言葉を紡ぐ。
「ふむ、まぁ上出来じゃろ。褒美にもっと気持ち良くしてやるわい。」
そういうとカンロはドロップを守っていた最後の砦を剥ぎ取り、下半身を完全に露出させる。
「おおーっ、絶景じゃのぅ。きれいな形をしておるわい。 ……ふむ、茂みはうっすらとだけじゃのぅ。胸に養分を使いすぎたかのぅ?」
もうドロップはいつ意識を失うか分らないほどに追いつめられていた、そのおかげで言葉が耳に入ってこなかったのは幸いだったのかもしれない。
「さて、そろそろ頂くとするかのぅ……」
カンロは舌を秘所に割り込ませ、ドロップの中を書き出すように味わっていく。
その間にもう太腿を抑える必要もなくなった手で肉芽をなぞるように弄る。
「ふぁあああああああっ! ああんっ! イヤっ! あああぁあっ、ひゃんっ!」
初めて感じる感覚に悲鳴に近い声を出してしまう。
「そんなに大きな声を出してよいのかのぅ? キャンディが起きてしまうわい……」
はっ、と息を飲むドロップ。そうだ、ここまで耐えてきてキャンディを巻き込んでしまっては意味がない。
唇を噛み、必死に声が出ないように我慢している。
そんなドロップを見て更なる加虐心に燃えたカンロは更に舌を奥深くに、右手で突起をつまみ、空いていた左手で柔らかなお尻を揉みしだいた。
「……んっ! あぁ……っ! んんんーっ!」
理性を総動員して必死に声を抑えるドロップだが限界も近かった。
それを察したカンロはスパートをかける。
「じゅぷ、ふぉれ、ドロップ、我慢などする必要ないのじゃぞ? ここにはワシしかほらんのじゃから思う存分にぶちまければ良い。」
舌をドリルのように奥へ、奥へと押し込み、右手でつまんでいたクリトリスをぎゅっ!と強く引っ張った。
「……んーっ! ふぁああああ…… ああああっ、んぁあああ!」
股間に張り付いていたカンロの顔面に愛液のシャワーが降り注ぐ。
「ふぉれじゃ! ほの蜜さへあれば、ワシは無敵じゃー!」

この時、カンロの身体に起きた異変がさらなる悲劇を生むとはカンロ自身も後になって気づくのであった。

314 名前:ドロップ凌辱 1日目:2010/12/15(水) 06:58:18 ID:gZco1dzQ0
372 名前:ドロップ凌辱 5/6:2010/09/02(木) 11:40:26 ID:x5YEs+wN0
人生で初めて達してしまった快感で何も考えられず、ただ呆然と虚ろな目を漂わせるドロップ。
(私…… イッちゃった……の? おじいさんにアソコを舐められて……)
少しずつ冷静さを取り戻すにつれ、先程までの行為に対する羞恥と恐怖が蘇ってきた。
(……とにかく今日はもう寝よう。明日からのことは…… また考えよう……)
ほとんど力の入らない下半身に懸命に動かし、のろのろとベッドから降り、部屋から出ようとするドロップ。しかし……
「どこに行こうというのじゃ、ドロップ。確か『抱いて』と言ったよなー? それがどういう行為か分らんお前じゃなかろうて、ほっほ。」
まだまだ余力たっぷりのカンロに対しドロップは歩くことさえままならない状態。
簡単にベッドに連れ戻され、今度は押し倒されてしまった。
「イッた直後にいきなりは流石に可愛そうじゃのー、仕方ない慣れるまでこっちで可愛がってやるかのぅ。」
そう呟くと先ほどドロップをイカせた右手の人差し指を秘所にあてがい割れ目に沿ってスライドさせ始めた。
未だ愛液が滴る秘所を擦る指はぴちゃ、ぴちゃっと淫猥な音を立てながら更に蜜を溢れださせる。
「あっ、やぁああ…… おじいさん、ダメ……」
ドロップは艶やかな声で懇願した。
「ぬぅ? なにがダメなのじゃ? ちゃんと言葉にしてみぃ?」
対してカンロは悪意に満ちた笑みを浮かべ答える。
「こんな…… 家族なのに、こんなこと…… っあっ、くぅうう!?」
「ほほぅ、そんなことをゆうても身体の方はお前とは別意見のようじゃぞ?」
「あんっ…… これは…… !?はあああっ! ダメっ、あああああああああっ!!」
カンロはドロップの願いを無視すると先ほどの舌では届かなかったドロップの奥を目指し、指を押し込んだ。
「ふむぅ…… 思ったよりも狭く敏感じゃのう…… これはゆっくりと楽しめそうじゃ。」
純潔の証を貫かないよう注意しつつ、間接を曲げてドロップの中を掻き回していく。
その度に震える唇から嬌声が漏れ、割れ目から愛液が止め処なく溢れる。
「んふぅ…… っつ……! やあぁん……」
「えぇ、ドロップや。お前自分がどんな声を出しているか聞こえておるか? 普段のお前からは想像もつかんような淫靡な声じゃぞー?」
「んふぁ、そ、そんなこと…… ん!んあぁあ!」
またも反論を拒むように左手でしばらく空いていた乳房を握る。
「あぁぁ…… ふ、ふたつはダメぇ……」
「ふーむ、そうか。そんなにドロップはこっちに集中してほしいのか。なるほどのぅ、そろそろ頃合いじゃし、本番といくかのぅ。」
(!? 本番…… 私…… もうすぐおじいさんにハジメテをあげるんだ……)
恐怖と絶望でドロップの目には大粒の涙が溢れていた。だがカンロは攻めを止めない。
「なんと! 涙を流すほどに嬉しいのか? そうかそうか、これはワシも頑張った甲斐があるのぉー ……では、行くとするかの。」
訳の分らない独り言を言いつつ、カンロは衣服を脱ぎ捨て己が欲望の塊を露出させる。
カンロの性器はとても孫がいるとは思えないほどに直立していた。剛直、と表現しても差し支え無いくらいである。
無論こんな歳の老いぼれがいくら興奮してもこんなになるわけがない。
だが、酔っ払っているカンロと初めて男の性器を見るドロップがそのことに気づくことはなかった。
「お、おじいさん。そ、それを…… 入れるの……?」
「もちろんじゃとも、ずっとこれが欲しかったのじゃろ? じゃが、すぐにはやれんなぁ〜」
カンロはニタニタと笑みを浮かべながら性器を秘所にあてがい、とんでもないことを口にした。
「元はお前が抱いてくれと頼んできたのじゃ、それなら入れる前に何か一言、あるじゃろぅ?」
(…………?)
もはや反論する気も残っていないドロップである、そんな戯言に付き合っていられる余裕などない。
「そうじゃなー、『おじいさま、その立派なオ○ンチンを私の未熟なオ○ンコに入れてください。』うん、これくらいで良いじゃろ。」
「………………」
「どうした? 入れて欲しくないのか? 無理せん方が良いぞ? もうお前のオ○ンコはヒクヒクゆうとるしのう。」
これを口にしてしまえばもう本当に取り返しがつかなくなる。
そんなことは分っているが、断わればカンロはすぐにでもキャンディを襲うだろう。それだけは絶対に避けなければならない。
決心したドロップは重い口を開ける。
「……お、おじいさま…………」
(あぁ…… ラグナ……)
「そ、その立派なお、オ○ンチンを……」
(こんなことになるなら……)
「私の未熟な…… ……オ○ンコに…………」
(叶わなくても…… 想いを伝えておけば良かったね……)
「……い、入れて…… 入れてください…………」
(ごめんなさい…… ラグナ……)

一方、自分の思い通りに喋ったドロップに満足げなカンロは待ってましたと言わんばかりに腰を動かし……

ドロップを一息に貫いた。


315 名前:ドロップ凌辱 1日目:2010/12/15(水) 06:59:08 ID:gZco1dzQ0
373 名前:ドロップ凌辱 6/6:2010/09/02(木) 11:41:10 ID:x5YEs+wN0
「……いっ、いやあああ! ああっ、んふぁ、ひぐっ! あ、あ、や、やめてぇ……っ!」
今まで体感したことのない痛みに打ちひしがれるドロップ。
「ふぉおおおっ、流石にきっつい……のぉ…… まるでワシのオ○ンチンを手放したくないかのようにきつい締め付けじゃわい……」
だがカンロはお構いなしに一層腰の動きを速めた。
「ああっん! ダメ、ダメっ! こわ、こわれちゃう、もう……やめてぇ……!」
挿入前にだいぶほぐれていたとはいえ、初めての挿入だ。そう簡単に痛みがなくなるわけではない。
だが、それでも身体の防衛本能なのだろうか。ドロップの膣内からどんどん蜜が零れてきていることにカンロはすぐに気付いた。
分泌された蜜によりカンロが腰を打ちつける度にぬちゅ、ぬちゅ、と厭らしい水音が部屋に響く。
(……このままでは、ワシもまずいかのぅ。ドロップは一回達しとる分次の絶頂までこっちが持ちそうにないわい……)
自分が先に達してしまうことに嫌悪感を抱いたカンロはドロップの耳元でこう囁いた。
「ドロップや、お前のココ。さっきあれだけ蜜を出したのにまた溢れてきておるぞー?
 そんなにワシのオ○ンチンは気持ちえぇのか?」
「……っ! そんな、こと……」
口では否定したドロップだが、自身下腹部の痛みが少なくなってきていることも、それが大量の愛液のおかげだということも分かっていた。
(なんで……? なんで無理やり犯されてるのに…… んっ、き…… 気持ち良くなってるの……?)
初体験の相手が祖父という直視したくない現実とそれでも本能のままに感じてしまう身体。
二つの現実の狭間でドロップの思考はもう闇に堕ちる寸前だった。
(ぬぅ…… 後一つなにか決めてがあれば…… ん? ……ふぇふぇふぇ、そうか、もうここまで堕ちておったのか……)
カンロは止めを刺さんとばかりにドロップに決定的な事実を突き付ける。
「……ドロップよ、中でワシのオ○ンチンが擦れて気持ちえぇじゃろぅ? それはワシも同じなのじゃがな……」
そこで一呼吸置くと悪魔の様な不敵な笑みを湛え……
「今、ワシはお前と違って腰を動かしとらんのじゃが…… お主、いつの間にそんな風に自分から腰を振るような淫乱になったのじゃあ?」
「…………っ!!!」
そう、いつの間にかドロップ自身も気づかないうちに快楽を求め身体が反応してしまっていたのだ。
「これはっ…… ちがっ、身体が、勝手に…… んあっ!」
「勝手なものか、お主は気持ちよくなりたいのに意固地に我慢などするから素直な身体が動いとるんじゃろうが。これもお主の意思じゃぞ?」
「そ、そんなこと…… あはっ、やああぁ……」
なんとか腰の動きを止めようとするドロップだが身体が脳の命令を聞いてくれない。
いや、寧ろ脳も腰を振るように命令しているのかもしれない。
もう理性など存在しない。必死に抵抗しているのは羞恥心か、はたまた恐怖心か、伝えぬまま終わってしまった恋への後悔からか。
「よしよし、やっと素直になってくれたのぅ。ワシは嬉しいぞぉ。」
カンロはラストスパートに向け膣内のありとあらゆる箇所を突くように動きを変えた。
「はああっ、あぁ…… やんっ、あ、あ、あ、そ、そこ…… 気持ち良い……」
膣の奥深く、子宮に近いところで一際艶やかな嬌声をあげるドロップ。
「ココかぁ…… ココがええのじゃなぁ……?」
お互いに限界が近付いている中、カンロは力を振り絞り弱点を攻め立てる。
「んああああっああ! ダメ、そこ、ごりごりしちゃらめええぇっ! ほ、ほんとに、もうっ……」
絶頂が近付き膣全体が収縮する。
「ぬぉっ! ぐぬ…… もう…… 限界じゃぁ、出すぞ、全部出すぞおおおおおっ!」
『出す』その一言に僅かな理性が蘇ったドロップだが、もう手遅れである。
「だ、ダメぇ…… 出しちゃあ…… ダメぇ…… 抜かないと、あ、あかちゃんが…… ひゃうっ!?」
「も、もう遅いわい、お、おおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
「そんな、そんなぁ、あ、い、いやああああああぁぁああああああ!!!」
どぴゅる、どぴゅ、どくどく、どちゅ…………
カンロは何十年振りかという性交というのに村の青年達と変わらぬほどの精液を注ぎ込んだ。
まともに精子が生きていれば間違いなく妊娠してしまっていただろう。

だが、そんなことを考える余裕など今のカンロには無い。突然糸が切れたようにドロップ柔らかな胸に倒れこみ、眠ってしまった。

「……ぐすっ、ラグナぁ……」
一方ドロップは身体的、精神的にズタズタにされ、覆いかぶさっているカンロを除けることすらままならなかった。
「……でも…… 私は守ったんだ……」
そう、彼女は全てを失ったわけではない。唯一の希望を悲しませぬため、明日には元通りに振舞わねばならない。
かなりの時間をかけ、カンロを起こさないようにどかし、ほうほうの体で自室に辿り着く。
「明日になれば…… おじいさんも忘れてるはず。私さえ忘れてしまえば……」


果たして彼女の試練は終わったのか…… それとも……?


316 名前:補修授業@キョウカ:2010/12/15(水) 07:05:20 ID:gZco1dzQ0
423 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/05(日) 00:18:52 ID:Vmzq7SaE0
[削除](143KB)
補修授業@キョウカ

「アリア、放課後職員室に来なさーい。」

って、さっきマナ先生に呼ばれたから、せっかくカノンと遊ぶ予定だったのに断っちゃった。
はぁ・・・・・・あ、こんにちは。あたしアリアです。
何で呼ばれたかって?わかってるよ。どーせ料理のテストダメだったから補修!!とかでしょ?

あたし料理ダメなんだよね・・・

「もう、アリアってば鍛冶と調合はこんなにできるのに、どうして料理はこんななの・・・?」

「料理なんてたべられればいいんだよーっ。」

「ダメに決まってるでしょ?栄養とかちゃんと考えなきゃ。というわけで補修!」

あぁぁ・・・またマナ先生の(鬼の)料理特訓が始まるんだ・・・

「でもねぇ、私午後から用事があるのよ・・・」

「ん?じゃあもしかして補修なし!?」

「いいえ、補修にはバレット先生についてもらいます。大丈夫よ、バレット先生ああみえてけっこう上手なんだから!」

「ほんと!?」

「あら、アリアならもっと嫌そうな反応するかと思ったのに。」

「い・・・嫌に決まってるよ補修なんて!」

なんて、本当はすごく嬉しかった。あたしが鍛冶が得意なのは、実はバレット先生にあたしをもっとよく見て欲しいからなんだ。

それは恋っていうより、憧れってかんじ。

そのときあたしはバレット先生のことを「先生」としか見てなくて、「一人の男の人」だなんてこれっぽっちも思っていなかった。


317 名前:補修授業@キョウカ:2010/12/15(水) 07:06:08 ID:gZco1dzQ0
424 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/05(日) 00:19:34 ID:Vmzq7SaE0

「じゃあ、補修を始めるぞ。」

「まってましたーっ。」

「なんだ、今日はいつにも増して元気がいいな。」

この間のテストの内容は、フルコースを作る。だった。
あたしは前菜とスープを作るのだけで時間かかっちゃって、その上すごくおいしくなくて、
マナ先生に授業はちゃんと聞いていたのーーっ!?って怒られた。

「今日は時間あるから、落ち着いて作れよなー。俺が試食するから。」

「はーい!よーっし!!」

バレット先生が食べるんだ、頑張らなくちゃ。

まずは前菜。
あたしは焼いたり煮たりするのがすごく苦手だから、ここは簡単にサラダにしておく。
でも、包丁も苦手。剣は得意なんだけどな・・・
できあがったサラダは、すごくゴロゴロしてるというか・・・生野菜?
ドレッシングもなんか酸っぱい。

「・・・できました・・・」

「あー、アリアは千切りのやり方わかるか?それが出来たらもっと良くなると思うぜ。」
 ドレッシングはちょっと酸っぱいけど、まあまあいけるな。」

「・・・」

すごく無理して食べてる気がする・・・
・・・おいしいって言ってもらいたいな。
次のスープでなんとかしよう。スープは、味をつけて煮るだけだから、すこしだけ自信があるんだ。
でも普通に作ったんじゃダメだ。

「バレット先生、ちょっと危ないから教室から出てって(ニッコリ)」

「危ないならなおさら目を離せないだろ。」

「Lv99をナメちゃいけないよ先生!ほらっ早くっ」

グイグイと押して先生を教室から出してから、ドアに鍵をかけた。


318 名前:補修授業@キョウカ:2010/12/15(水) 07:07:05 ID:gZco1dzQ0
425 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/05(日) 00:20:00 ID:Vmzq7SaE0

――これよりアリアのヘルズ・クッキングが始まる――

まずはダシだ。それくらい分かるよー、あたしだって一応授業聞いてるんだよ?
けれどもカツオ節が見あたらない。しかたないからカバンの中にあったカツオ(生)でダシを取ることにした。

「ん・・・あれこいつまだ生きてる。ぅわっ!ちょっと暴れないでぇっ!!」

バシャァァァッッン!!!

「ひゃぁーーーーーーっ!!!」

あぶなーーっ!まだ水の状態でよかった。・・・もう、なんで料理しててビチョビチョにならなきゃいけないのーっ
それでもなんとかカツオの息の根を止めてからダシをとる。・・・ダシ取れてるのかな?これ。

つぎに、お湯が沸いてきたらみそを溶かす。これくらいかな?
そして、具材を入れる。うちで取れたサクラカブ。気のせいか味噌汁がピンク色に染まったような・・・
本当はここで完成なんだろうけど、これじゃまだ足りない!隠し味・・・そうだよ、隠し味とかしなきゃだよね!!

…――料理が出来ない人ってなぜか出来もしないのに手を加えようとする――…

薬品等が並んでいる棚をガサゴソと探す。調合は得意だから危ないものとかの区別ぐらいつく。

「ん・・・?なにこれ、『気合一発』?こっちは『天狗が如く』かぁ・・・」

天狗って神聖な生き物って前に誰かが言ってたような。だれだっけ?
成分表を見ても問題なさそうだし、なんかいい匂いがするから入れてみようかな♪
あたしはそれをためらいもなくピンク色の味噌汁に入れた。多少色が変わっても誰もわからない。

・・・・・・その手の知識のないアリアが知るよしもないのだが、今入れたのはいわゆる精力剤の類である。


319 名前:補修授業@キョウカ:2010/12/15(水) 07:08:25 ID:gZco1dzQ0
434 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/05(日) 23:29:25 ID:Vmzq7SaE0


〜バレット目線〜

「先生、出来たよー!」

その声を合図に教室に入る。そのとたん、アリアがドアを閉め、鍵をかけた。
なにがなんでも喰わせるつもりか・・・

「今日は自信作なんだよー。」

そういって見せられたスープ(?)はというと・・・
うわっ!なんだこれ、ピンク色・・・・!?しかもよく判らない脂身のような物が浮いている。
意を決して試食すると、なんだか生臭い匂いが口の中を駆け巡った。次になにかブヨブヨしたものが口の中に入り込み、なんともいえない風味のみが舌の上に残る。
正直、食べられたものではなかった。というか、マズイ。

動きを止めた俺のことを、アリアが不安げな顔でのぞきこむ。・・・残すのは良くないな。

「ぐっ・・・・・・ぐ・・・ぷはぁぁっ!!!」

「先生おいしかった!?」

「・・・マズイ!作り直しだ。」

「えーーーーーーーーーーーっ!?」

やばいぞ冷や汗がとまらねぇ。1杯飲んだだけなのに体中が疼く。
息が荒くなり動機が激しくなって・・・頭がボーッと・・・


足元に転がっている空き瓶には、「10倍に薄めてお使いください」と書かれていた・・・。

320 名前:補修授業@キョウカ:2010/12/15(水) 07:09:30 ID:gZco1dzQ0
〜再びアリア目線〜

味噌汁、マズイって言われちゃった。けっこう自身あったのになー。
怖いくらいにピンク色に染まった液体を、ちろっと舐めてみる。
・・・変な臭い・・・
バレット先生もさっきから何も言わないし。調理代に寄りかかってじっとこちらを見ているだけだ。
あたしはピンクの液体を捨てようと流し台に向かった。
そのとき、足元に転がっていたビンを踏みつけてしまった。

ガッシャァァァァァァン!!!!!

転んだ拍子にバレット先生にぶつかり、自分も含め周りのありとあらゆるものにピンク色をぶちまけてしまった。
ポタリポタリと雫が垂れ落ち、部屋になんともいえない臭いが充満する。

「あ・・・ご、ごめんなさい!!!」

「・・・もういい。」

それはそうだ。これから使う食材にもぶちまけてしまったのだから。
それに、バレット先生にたくさん迷惑をかけちゃった。あたしには、そっちの方がショックが大きかった。
ごめんなさい先生・・・

ガタンッ!

急に体が浮いたかと思うと、そのまま何も乗っていない調理台の上に、あおむけに強く押さえつけられた。

「痛っ・・・バレット先生!?ごめんなさい!・・・うっ・・は、離して・・・!」

「補修は、終わり・・・だ。そのかわりに・・・特別授業、やるからな。」

「先生どうしたの・・・体熱いよ?それに特別授業って・・・・・・ひゃぁっ!?」

「意外と可愛い声出すんだな・・・おまえが悪いんだぞ、授業受けたら許してやる。」

そう言って、ニヤリと笑う大人の男性の顔に、あたしは恐いくらいに引き込まれた。
耳元にフッ、と息を吹きかけられただけなのに、体中が震えた。震えるのに、熱い、アツイ・・・

鳴り響く三時の鐘を合図に、あたしと先生の特別授業が始まった。



================================
文章力の無さに撃沈。最後の方もっとエロく表現したかった・・・
なんか読み返すと中学生とかが読んでるケータイ小説みたいだと思いましたorz。

まだ続く予定です。いつになるか分かりませんが冷めないうちに仕上げちゃいたいです。
とりあえず紳士の皆様、服着てください!暑いですけど。


321 名前:名無しさん@カブ好き:2010/12/15(水) 07:10:20 ID:gZco1dzQ0
ちょっとコピペミスったスマヌ

322 名前:補修授業@キョウカ:2010/12/15(水) 07:11:20 ID:gZco1dzQ0
482 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/11(土) 02:03:55 ID:7xF+h/4h0
仰向けに倒されたあたしの顔に、バレット先生が次々とキスを落としていく。
髪、額、目、鼻、頬、次は……口?
あたしの初めてのキス。いつか大切な人に捧げたいと思っていたそのキスを、先生はいとも簡単に奪っていった。
舌を強引にねじ込まれ、ぬるっとしたモノがあたしの舌や歯茎の上を動き回る。
くちゅくちゅと静かな教室で音をたてながら、何回も何回も繰り返す。
あたしのものではない、他人の唾液の味が口の中に入ってくるというのは、気分の良いことではなかった。
あの、憧れのバレット先生とキスができたなんて、絶対に嬉しいはずなのに、この悲しさは何なのだろう。
垂れた唾液が服と顔を汚し、とうとう息が続かなくなってあたしが嫌というまで、先生のキスは続いた。

「はぁっ、はぁ、先生、もっと優しくして……」

しかし、先生は動きを止めない。
(先生、あたし、初めてなんだよ?乱暴にしないでよ……)
そんなあたしの願いはとどかない。今の先生に、理性なんてない……
今度は、首筋に噛み付いてきた。

「痛っ、やっ…あぅっ、ひゃぁん! やぁっ!」

「ん…ちゅぅ…っはぁ、おまえ、耳弱いんだな。」

ニヤリと笑った顔、さっきは素敵な顔だと思ったのに、今度はなぜか怖いと思った。


323 名前:補修授業@キョウカ:2010/12/15(水) 07:11:57 ID:gZco1dzQ0
483 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/11(土) 02:04:28 ID:7xF+h/4h0
先生が、今度はあたしの服を脱がしていく。この行為にあたしは驚いて、顔を真っ赤にしながら抵抗した。
キスで終わりなんじゃないの!?

「先生っ、やめて!! 恥ずかしいよっ……それに、もう終わったんじゃ……」

「おまえはこれでもういいとでも思っているのか?」

また、ニヤリと笑う。ずるいよ先生……
あたしがどう答えればいいのか混乱している隙に、胸にゾクッとした感覚が走る。
服越しに左手であたしの胸を揉み、右胸の乳首を口で捕えられていた。
先ほどの料理で濡れた服はピッタリと体に張り対付いていて、手や舌の感触を良く伝えてくる。
初めての感覚だった。

「あんっ! ひゃんっあぁぁんっ!! あっあっやめぇぇっっ」

「ん…どうだ?まだまだ、続きはある…けど……ちゅぅ…」

「!! っ! ひゃぁぁああっっ、吸っちゃだめぇぇっ!!」

気持ちよさが一番上にイきそうなそのとき、突然先生があたしを触るのを止めた。
いきなり止めたので、なんだか体がモヤモヤする感じが残った。

「おまえがもうこれでいいと言うならこれで終わりにするが、どうする?」

さっきまでのあたしなら、これ以上は怖かったからすぐに はい と答えただろうな……
でも今は…… 先ほどの行為が、体に火を付けてしまった。考えがまとまらない。熱い。あつい。

「先生、もっと、もっとしてぇ…… もっと、あたしに…教えて… 」

「アリアは素直でいいな。じゃ、授業再開だ。」

すごく恥ずかしいことを言った直後だったというのに、あたしは先生に名前で呼ばれたことが嬉しくてたまらなかった

324 名前:補修授業@キョウカ:2010/12/15(水) 07:14:13 ID:gZco1dzQ0
484 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/11(土) 02:05:50 ID:7xF+h/4h0
「やぁっ、あんっ……せん…せぇっ…らめぇぇ…」

耳から直接脳へ聴かせられているような水音が鳴り響く教室、教師と生徒という、本来こうなってはいけない二人がその禁忌を犯しているという事実だけで、性欲を掻き立てるのには十分だった。
今、バレット先生の顔はあたしからは見えない。あたしの恥ずかしいところに顔をうずめて、敏感な部分にひたすら快楽を与え続ける。
先生の舌があたしの入り口をを出入りしたり、肉芽をそっと舐め上げるたびに体がビクビクと震える。
このことを、 感じる って言うらしい……

「だめぇ……もうぅ、んぁあっ! あぁぁああぁぁっっ!!」

先生があたしの肉芽をちゅっ、と吸ったときに、あたしはまたイってしまった。この、急にキモチヨクなることを イく っていうんだって。
もう何回目だろう、この、今弄ばれているところでイくのは、もうだいぶ慣れてしまっていた。もっと…もっと感じたい…

「先生……もっとしてぇ……」

「そうか。…次はちょっと痛いが、我慢できるか?」

「ふぇ……うん!」

正直、痛いのは嫌だったし、今の先生だったらどんなに激しくされるか分からなかったけど……
それでもあたしは、もっともっとバレット先生に快楽を与えて欲しかった。

先生ともう一度キスをする。…すっかり、愛撫の前のお約束になっていた。
と、そのとたん、あたしの愛液でヌルヌルしていた調理台の上から滑り落ちた。

325 名前:補修授業@キョウカ:2010/12/15(水) 07:15:38 ID:gZco1dzQ0
485 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/11(土) 02:06:14 ID:7xF+h/4h0
「いったぁ…」
「アリアちゃーーーーーーん!!! いる!? 補習授業やってるって聞いたから、お姉ちゃん手伝いに来たよっ!」

心拍数が一気に最高まで達した気がした。カノンだ。あたしが遊ぶのを断ったから、相当暇だったのだろう。
先生とこんなことしているとこなんて見られたら……

「あれ、なんで教室に鍵かかってるの???」

……そういえばかけっぱなしだったっけ。それに今はちょうど調理台の影になっていて、窓からも見えない。
何とかごまかせそうだ。
それにしても、突然やってきた親友に、急に現実に引き戻された気がして、今まであたしのしていたことがとても恥ずかしい非現実なことだと改めて思ってしまった。
先生があたしの上に乗っていることなどすっかり忘れてどうごまかそうか考えていると、先生は急に激しくあたしの胸を揉みだした。

「いっ、痛いっ!! せんせっ……やめっ! ひゃんっ!!」

「まったく、授業には集中しろ。 これはお仕置きだ。」

「そんなこといってもぉっ! あんっ!! カノンがいるっ…のにぃっ!」

「アリアちゃんどうしたの!?…あ、まさか指切ったとか?(笑)」

カノンがお気楽なことを言っているが、そんなこと聞いている間にも先生の愛撫はどんどん激しくなっていく。
いつ、あたしがまた大きな声を出してしまうか分からない……

「アリアちゃーん、どうして鍵かかってるのよぅ。いれてよ〜。」

「か、カノン、あのねっ、んっ、ぁっ…今ちょっとダメっなのぉっっ」

「どうしてーー??別にアリアの料理がどんなに下手でもお姉ちゃんは受け入れるよ??」

「違うのぉっ…ひゃんっ! そのっ…あの…あぅっ、あぁあっん!」

「アリアちゃん大丈夫?なんかさっきから指切り過ぎじゃない?絆創膏とかもらって来るよ?」

「大丈夫だからっ……っあん! そのっ、だから帰って!!!」

「大丈夫そうじゃないじゃない!!まさか出られなくなったとか??先生から鍵もらってくるよ?」

「いいぃっ! ひゃあぅっっ!! 今っ、特訓中なのっ! ひゃん!」

「特訓?料理の?」

「そっ…そうっ! 上手くなったら、カノっ…んぁああっ! カノンにもっ、食べてもらいたいからっ!!!」

「そっか〜、あたしのために……  わかった、じゃあ、気をつけてね!」

「うんっ…がんばるからっ……ひゃぁぁぁぁあん!!!」

どうやらまたイってしまったらしい。一番大きな嬌声に、カノンがもう一度言葉を投げかける。

「アリアちゃんっ!?大丈夫!?やっぱりあたしが……」

「大丈夫っ!大丈夫だから…ふぁっ…ん…」

「そ、そう?ホントに、無理しないでね?じゃあねっ!」

326 名前:補修授業@キョウカ:2010/12/15(水) 07:16:09 ID:gZco1dzQ0
486 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/11(土) 02:07:20 ID:7xF+h/4h0
足音が遠くなってから、あたしはキッと先生を睨んだ。

「先生!!!今のはさすがにひどいよっ…カノンに嘘ついちゃったじゃない…」

「そっか、悪かったな。」

……全然悪びれた様子が無い。

「だけど、必死に声を出すのを抑えてるアリア、すごく可愛かったぜ。」

「そ、そんなこと言っても許さない……ぁ…?先生のココ、なんか硬く……」

「あぁ、ったく。興奮しちまった。最後の授業だ。俺にここまでやらせたんなら、覚悟は出来てるんだな?」

「ぁう……はい…。」

また、カノンが来る前に戻ったようだった。体がどうしようもなく疼いて、なにもかもが初めての、あの感覚。

先生が、固くて大きい、その……ペニスをとりだす。今までとあまりにも桁が違うそれに、サッと血の気が引くのを感じた。
先生のそれが、あたしの入り口にそっとあてがわれる。クチュッと、愛液が水音を立てる。聞きなれた音なのに、怖いとしか思えなかった。

ゆっくりと、、熱く硬いものがあたしの中に入ってくる。やはり、先生のそれは、先端部分がすこし入ったくらいで止まってしまった。
体に無駄に力が入りすぎてしまって、なかなか進まない。というか、痛い。

「痛い……せんせぇ、いたいよ……怖い…」

すると、先生はあたしの唇に優しくキスをした。……もっと、乱暴にされるかと思っていた。
一番最初にしたキスよりも、ずっとずっと優しく。あたしが最初にして欲しかったのは、このキスだったのかもしれない。

「ちゅっ…んっ……はぁ、っあん……ちゅむっん…」

気づくと、あたしの中には先生の半分が入っていた。
先生はあたしの方を見て言う。

「けっこう痛いと思うけど、しがみついていいからな……ちゅっ」

「ぁあっ……いっ、あぁぁあああぁあああぁっっっ!!!!」

耳にキスをされて気が抜けた瞬間に、先生のペニスが奥まで叩きつけられる。
想像よりもすっと痛い。でも、恐怖はなかった。ぎゅっと先生にしがみつく。

327 名前:補修授業@キョウカ:2010/12/15(水) 07:17:19 ID:gZco1dzQ0
487 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/11(土) 02:07:42 ID:7xF+h/4h0
「はぁっ、はっ、せんせ……もう大丈夫…」

先生はあたしの様子を見てゆっくりと動き出す。だが、理性を押さえつけるのがやっとらしく、今にも暴走してしまいそうだった。

「先生、いいよ。先生の好きにして。あたしは今、先生のモノだから。」

「意味分かっていってるのかよ……はぁっ……ん、ダメだ。いくぞ…」

先生はあたしの入り口ギリギリまでペニスを引き抜き、一気に奥まで叩きつけた。
電撃のような衝撃が体中を駆け巡る。
さらに何度もピストン運動をくりかえす。

「んぁぁぁぁぁああっ! あぁん! やぁっ! ひゃあん!!」

あまりの快楽に、ただ嬌声を出すことしか出来なくなる。今までのなによりも気持ちよくて、どうにかなってしまいそうだった。
激しく突かれ、内壁を容赦なく擦ってくる。溢れ出る愛液が余計に音を奏でて、もう、感覚のすべてが快楽を求めることに精一杯だった。
少しずつ絶頂が近づく。
接合部からはとめどなく愛液があふれ、あたしのなかにある先生のモノがどんどん大きくなっていくのを感じる。

「ああぁん! ひゃああぁぁっ! せんせっ、んあぁん! もうらめぇっ! あたしっ あたしぃ!!!」

「俺もっ! もうっ! …っ! アリアっ! ぅあああっ!!!」

「ひゃうぅっ! あぁん! らめっ!らめぇ!! ひゃぁぁあああぁああぁああぁんっ!!!」

あたしが最絶頂に達したとき、先生はペニスを引き抜いて外で射精した。あたしの顔に、苦くて、あのピンクの液体よりも臭いの濃い、白いドロドロをかけられた。

体中ドロドロで、こんなあたし、先生の目にはどう映っているのかな……?

極度の疲労と胸いっぱいの思いをかかえながら、あたしはスっと目を閉じた。

328 名前:補修授業@キョウカ:2010/12/15(水) 07:18:20 ID:gZco1dzQ0
488 名前:補修授業@キョウカ:2010/09/11(土) 02:08:08 ID:7xF+h/4h0
目が覚めたときには、体は綺麗に拭かれていて、服も着せてあって、ついでに時計を見ると午後の7時を回ったところだった。

ふと顔を上げると、気まずそうにしているバレット先生が一人。

「先生・・・?」

「アリア……本当にすまなかった!!!!!!」

すさまじい勢いで誤られた。

「先生、いいよ。だって、特別授業だったんでしょ?」

「…は?」

「だ・か・ら、さっきまでのは授業の一環だったんでしょ? ならどうして誤るの??」

「だ、だから、さっきまでの行為はだな……」

もしかして。いや、もしかするのか・・・? 今どきそんな子いるのだろうか。

「なぁ、アリア、 セックス って言葉知ってるか?」

「なんのことーーーー???」

瞬間、バレットは固まった。事の重大さを知らないで、今日のことをいつものように話されても困る。

「ねー、先生、キスして。」

「なっ!?」

「なんでよー、さっきまで普通にしてくれてたじゃない。」

バレットは、はぁ、と息をついてから、何も知らない少女に軽くキスをした。
そのとたん、幸せそうに笑みを浮かべるアリア。

バレットは心の中で、
(今日の補習授業も必要だな……)
と思った。

329 名前:ドロップ凌辱 1日目:2010/12/15(水) 07:18:46 ID:gZco1dzQ0
368 名前:ドロップ凌辱 1/6:2010/09/02(木) 11:36:27 ID:x5YEs+wN0
「あっ、やぁああ…… おじいさん、ダメ……」
ドロップは艶やかな声で祖父に懇願した。
「ぬぅ? なにがダメなのじゃ? ちゃんと言葉にしてみぃ?」
対してカンロは悪意に満ちた笑みを浮かべ答える。
「こんな…… 家族なのに、こんなこと…… っあっ、くぅうう!?」
「ほほぅ、そんなことをゆうても身体の方はお前とは別意見のようじゃぞ?」
「あんっ…… これは…… !?はあああっ! ダメっ、あああああああああっ!!」
カンロは孫の言葉には耳を傾けず、さらにドロップの奥を目指し、指を押し込んだ。
「ふむぅ…… 思ったよりも狭く敏感じゃのう…… これはゆっくりと楽しめそうじゃ。」
(……あぁ、どうして? どうしてこんなことに……?)



話は今朝に遡る。

「カンロさ〜ん! 郵便ですよ〜!」
この地区の郵便配達人、アネットがカンロに届けた一通の封筒。
それこそがすべての発端だった。

「おじいちゃん、手紙だよ〜♪」
階下からキャンディの声が聞こえる。
「すまんの〜 今、ちょっと手が離せんのじゃ、持ってきてくれんか?」
「は〜い、すぐにいくね〜」
トントントントン…… ガチャ。
「はい、おじいちゃん。ちゃんとすぐに読んであげてね、前みたいにほったらかしじゃだめだよ?」
「あぁ、わかったよ。」
「ホントにぃ〜?」
「本当じゃとも。何々、……おお、王立魔法アカデミーからじゃ。」
「な〜んだ、あんまり面白くなさそうだね。じゃ、おじいちゃん朝ごはんが出来たらまた呼ぶね。」
「ああ、頼んだよ。 さて、アカデミーからとは珍しい。引退した老いぼれに何か用じゃろうか?」
カンロは疑問に思いながらも手紙に目を通した。
「……ぬぅ? 『お引き受け頂いた明後日の魔法の実演講義のスケジュール』だと!?。」
全く身に覚えのない内容に驚くカンロ。
「これは一体? ……まさか! おーい、キャンディ、ちょっと来てくれ。」
「な〜に? おじいちゃん、朝ごはんならまだだよ?」
「朝ごはんは良いんじゃ、それより何日か前にこれと同じ封筒がワシ宛てで届かなかったか?」
「う〜ん…… あぁ!思い出した。うん、あったよ2週間くらい前かな?」
「そ、それでその手紙をワシは呼んだかの?」
「もう、おじいちゃんったら忘れたの? さっきも言ったでしょ。
 三日くらい後におじいちゃんの部屋を掃除したら床に落ちてて読んでなかったからわたし、怒ったんじゃない。」
「……あ。」
そう、その時のカンロはちょうど研究が捗り、余計なことを何一つ考えたくない状態だったのである。
「やっと思い出した? それでおじいちゃん、慌ててお返事書いてアネットお姉ちゃんに渡しといてって言ったじゃない。」
「……おぉ…… そうじゃった……の…… いや、悪かったのキャンディ、ワシの勘違いじゃったようじゃ。」
「も〜う、しっかりしてよ? じゃあ、朝ごはんの用意に戻るね。」
キャンディが部屋を出たのを確認したカンロは深く項垂れた。
「魔法の…… 実演とな…… 今のワシに…… 出来るのか……?」
確かにカンロはかつてはアカデミー内でもズバ抜けた実力を持つ魔法使いだった。
引退してなおこのように講義の依頼がくるのもカンロの名声だけでなくその実力を見込んでのことだろう。
しかしそれも遠い昔の話。研究に没頭し始めたのも、アカデミーの権力争いを早々に避けたのも魔力の衰えが原因だった。
「いやいや、いくら歳とはいえかつては天才と呼ばれた身じゃ、ちょっと訓練すれば昔みたいに……ぬ?」
カンロは手始めに初級者向けの、それこそ杖を持たねば魔法を使えないような者の為の魔法を試してみた。しかし……
「なぜじゃ! なぜウンともスンとも言わん!」
かつての実力はどこへいったのやら。長年魔力を使うことをしなかったカンロは既に手遅れだったのである。
「不味い、魔法が使えんのでは講師など勤まるわけがない、しかし一度引き受けた以上断わりでもしたら…… ええい、何故ワシは落ち着いて手紙を読まなかった!」
長年積み重ねてきた名誉が崩れ落ちることへの恐怖とその原因である自分自身への苛立ちから次第に冷静さを失うカンロ。
「なんとか…… なんとか再び魔力を満たさねば……!」
既にカンロの脳内に「退く」という選択肢は存在していなかった。何より優先すべきなのは、何としてでもメンツを守る。それだけだった。


330 名前:イオン凌辱 ◇dkDmj798WFtq :2010/12/15(水) 07:23:58 ID:gZco1dzQ0
441 名前:イオン凌辱 ◆dkDmj798WFtq :2010/09/06(月) 16:38:52 ID:8YEP59tF0
「おおっ! また釣れた〜♪ 今日は調子がいいね、わざわざ遠くまで出てきた甲斐があったよ♪」
ここは太陽の眩しいソル・テラーノ砂漠。その川縁で太陽に負けないくらい眩しい笑顔をしたイオンが釣りに夢中になっていた。
「う〜ん! でもこれだけ調子が良いと後からイタイ目にあいそうだよ。なーんてね、ははっ!」
どうみてもフラグです、本当にありがとうございました。

それから数分後。早速異変が訪れる。
(……う、暑いからってジュース飲みすぎたかなぁ……)
モジモジしだすイオン。釣果が芳しくないのならさっさと帰宅してしまうのも手だったが……
(折角ここまで調子良かったしなぁ…… まだ時間もたっぷりあるし……)
こんなとき、アクナ湖だったらすぐに自宅に戻れるのに、と町の外での釣りにちょっぴり後悔しつつも
「こんなところまで誰も来ないよね……? そこらの茂みで済ませちゃおう!」
(アニキがやろうとするたびに「子供じゃないんだから」とか言ったけどあたいもアニキのこと言えないなぁ……)
よく「男勝りな性格」などと言われるがやっぱり中身は年頃の女の子。人気のない僻地とはいえ野外で用をたすことに羞恥を感じずにはいられない。
(とと…… さっさと済ませちゃおう。 う〜ん…… お! ここなんか良いんじゃないかな?)
茂みの中に一人分開けた場所を見つけたイオン。早速パンツをずり下げ、股間を露出させる。ティッシュを口に咥え、腰を下ろして放尿の体勢に入る。
が、その時。
「ガサガサッ!」
(!? え、こんなところに人? いや、もしかして…… モンスター!?)
慌てて辺りを警戒しつつ見回すイオン。すると丁度5mくらいのところにこの砂漠でも滅多に見かけないキャプテン・ゴブリンを発見。
(ええええええー! なんで、なんでこんなところにキャプテン・ゴブリンがいるのよー……)
突然の出来事にびっくりするイオン。だが、放尿寸前で待ったをかけられて暴れ出した尿意によって我に返る。
(ど、どうしよう、今出しちゃったら音と匂いで気づかれちゃう!)
万全の状態なら愛用の釣り竿で倒せないにしても逃げることは出来たのだろうが、生憎と釣り竿はさっきまでいた川縁に固定したまま。
さらに一旦出し始めたらしばらくは動けない。溜まっているものを出し終えるまでゴブリンが大人しくしてくれるとは思えない。
(なんとか…… なんとかあいつがどこかに行くまで我慢しないと!)
下半身に力を込め必死に尿意に抗おうとするイオン、だがそんなイオンの決意とは裏腹にどんどん昂ぶっていく放尿欲。
肩だけでなく排出孔もピクピクと震えいつお漏らししてもおかしくない状態だった。
(早く…… 早くどっか行けぇえ!)
送れるはずもない念力を送らんとばかりの形相で耐えるイオン。その時だった。

「ククッ! バシャバシャバシャバシャ!」
一応、セットしておいた釣り竿にアタリが来たのだ。しかもかなりの大物。
「〜〜〜〜っ……!!!」
口に咥えていたティッシュのおかげでなんとか声は漏れずにすんだ。
だが、声で気づかれなかったことに安堵したイオンは一瞬、意識を下半身から離してしまっていた。
(しまった!? あ…… あ、で、漏れちゃう〜〜〜!!!)
抵抗を試みてみるが時すでに遅し。イオンの股間から勢いよく金色の液体が放出された。
(っうぁ、と、とまれ! とまってよぉ……)
なんとか放尿を止めようとするが今まで抑制されてきた分、尿はさながら決壊したダムのように零れ出る。
いつもの3倍近い時間がかかっただろうか。ようやく溜め込んでいたものを全て出し切った。
(っあぁ…… くそう、出しちゃった……)
もわっとした臭気が鼻を突く。力の抜けたイオンは糸の切れた人形のように自分の黄金水で汚れた地面に崩れ落ちた。



「ガサッ……」
……そして、異変に気付いた海賊が「財宝」を見つけた。


331 名前:イオン凌辱 ◇dkDmj798WFtq :2010/12/15(水) 07:26:33 ID:gZco1dzQ0
472 名前:イオン凌辱 ◆dkDmj798WFtq :2010/09/10(金) 16:52:55 ID:Rx7LFMWW0
「ひっ、く、来るなぁ!」
視線を上げたイオンはカトラスを構えたゴブリンから逃げようと慌てて立ち上がる。
しかしまだパンツを戻していないイオンは足をもつれさせ、一歩も退くことなく転倒してしまう。
(いったぁ…… やだよ…… 死にたくないよぉ……)
逃げようと必死なイオンをゴブリンは嘲笑うかのように卑しい目で観察し、先ほどまでに彼女に起こっていたことを理解した。
するとゴブリンは仰向けに倒れていたイオンを自分の方に向けると、カトラスの鋭利な刃をイオンの喉元に突きだす。
「はぁっつ! い、いやぁ……っ! 誰かぁ…… 助けて……」
眼前に突きだされた凶器に怯えるイオン。だが彼女はゴブリンの卑しい、そして醜悪な笑みに気づいてはいなかった。

ビリッ! ビリビリ! と刃が切り裂いたのはイオンの喉笛ではない。そう、彼女の衣服だった。
リボンを切り裂かれ、シャツを剥ぎ取られる。形の良い胸を守るのは動きやすさを追求したスポーツタイプのブラだけとなった。
(え……? っ!? コイツ、まさか……!)
予想外の行動に呆気にとられるイオン。だがすぐにゴブリンの意図に気づき、先ほどまで彼女を支配していた恐怖心が生物としてのものから女としてものに変わっていく。
(えぇっ、ちょっと、ふ、ふざけん……なぁ!)
僅かに湧き出た苛立ちを力にゴブリンの横腹を蹴り飛ばす。不意を突かれたゴブリンがよろけた隙に脱出を試みるイオン。
だが……

「×○!★&△¥?☆%◇#*●ー!!!」
人間には理解のできない奇声をあげるゴブリン、イオンにもそれが怒りを表していることくらいは分った。
分った、が、今はそんなことを考えている状況ではない。取りあえずパンツを穿きなおし、脱兎のごとく逃げ出す。
だが次の瞬間ゴブリンは文字通り「跳んだ」 既に5m以上離れていたであろう距離を一瞬で詰め、その勢いでイオンを押し倒す。
その目はギラギラとしていたが、決して怒りに呑み込まれているわけではなかった。
ゴブリン自身も低能なオークやトロルのようにただ思うがままに少女を犯しては奴らと同類だ。と溢れ出る欲情を抑えていた。
ゴブリンが望んだものは「支配」 それを実感できる行為を求めた。
「いたっ! な、なにすんだ……っ!?」
髪を引っ張られたイオンがゴブリンを睨みつけようとするとそこには既に腰巻を取っ払い、天を仰ぐゴブリンのモノが君臨していた。
(こ…… これが、あの……? こ、こんなのがあ、あたいを……っ!)
雄の生殖器官を目の当たりにして改めて恐怖するイオン。
そんなイオンを余所にゴブリンは両手でイオンの頭をつかむと、強引に自分の股間に近づけさせ、口による奉仕を強要しようとした。
だが、その行為は意外な展開を迎えることになる。
(うっ…… く、くさっ! こ、こんなっ、う、うううう!!!)
イオン自身それなりに悪臭には抵抗はあった。釣り上げたゴミにヘドロが溜まってることなど珍しくもなかったからだ。
そんな彼女でも耐えられないほどの醜悪な臭いをゴブリンのモノは放っていた。
しかしゴブリンはお構いなしにその汚らわしいペニスをイオンの口にねじ込もうとする。
(ま、まず…… ううう…… くそっ! 限界……)
とうとう耐えられずに胃の中のものを逆流させ、戻してしまう。
ゴブリンも異変に気付き、なんとか直撃は避けたものの、この反応にとうとうキレた。


332 名前:イオン凌辱 ◇dkDmj798WFtq :2010/12/15(水) 07:27:29 ID:gZco1dzQ0
473 名前:イオン凌辱 ◆dkDmj798WFtq :2010/09/10(金) 16:54:27 ID:Rx7LFMWW0
もはや武器など不要。イオンを押し倒すと素手でブラジャーを引きちぎり、乳房を露出させ、力のままに揉みしだく。
「んんっ! っつ、いったぁ! なにすんだぁっ……!」
力任せに胸を蹂躙され、痛みしか感じないイオン。
だが、ゴブリンがその頂点に鎮座する突起にしゃぶりつくと急に声色が変わった。
「っあ、あぁん…… そ、そこ、ダメぇ…… 舐めちゃ、ダメだってばぁ……」
どうやら乳首が弱いらしい、イオンの反応、というよりむしろ本能でそう悟ったゴブリンは徹底的に攻め上げる。
「はぁっ! あ、あ、やあぁぁ…… やだぁ、お、おかしく、ひゃっ、なっちゃうっ!」
片方は口でついばむように、もう一方は二本の指でこねくり回すように弄ぶ。
(はぁっ、はぁっ! か、カラダが…… 熱い…… こんなの、こんなのって……っ!)
モンスターに犯されているのに感じているということにひどく動揺するイオン。
だが、身体はどんどん疼いてくる。イオンは気づかぬ内に自らの秘所に手を伸ばしていた。
(ちょっとだけ…… ちょっと触るだけ…… ……っはあぁぁん!)
指先がパンツの上から触れただけだというのに電流が走ったかのような衝撃が身体を駆け巡る。
(あぁぁああ…… 気持ち良いよぉ…… もっと…… もっと……)
次第に指の動きが大胆になっていく、指もいつしか人差し指に加えて中指も使うようになっていた。
そうしてイオンが自らの身体を慰めていることに気付いたゴブリン。胸を犯し、随分と余裕が出来てきたようだ。
そろそろ挿入してやりたいが、折角の自慰を邪魔するのも無粋である。かといって一人で、それも自分の手で勝手に達してしまうのも面白くない。
そう考えてまずはイオンの手を止めさせるほどの刺激を与えることにした。
(ふぁぁああ、あん、あたいのココ、すごく気持ち良い…… はぁ、んっ!? あぁ、お、おっぱいが、あっ、ダメ、あんっ、あ、ああああああっ!)
自慰の快感により少し慣れた思った乳首への甘噛みである。乳首をコリコリと絶妙な強さで噛まれ手を止めてしまう。
その隙をゴブリンは見逃さなかった。素早くパンツを引っぺがし、またずり上げられないように片足を抜いておく。
かくしてイオンは片方の足首にパンツが絡みつき、既に濡れていた秘所からは透明の糸が引いているという淫猥な姿にされてしまった。
その姿に一段と興奮するゴブリンだが、もちろんこれで終わるわけがない。先ほどは拒絶された汚いモノをイオンの秘所をなぞる様に擦りつける。
そのたび起きるにピチャ、ピチャという水音がより一層に欲情をそそらせる。
「ひゃうっ! やあぁぁん! あああ…… もっとぉ……」
もはやイオンに処女を失うことへの畏怖は残っていない。あるのはただ、快楽だけだ。
さして嫌がる様子も見せない少女を見て満足げに笑みを浮かべるゴブリン。純粋な少女を性欲の虜にし、ここに目的は成った。あとは己の純粋な性欲を解放するだけだ。
「っはぁん、はやくぅ…… もう待てないよぉ……」
限界が近いのだろうか。普段の彼女からは考えられないほどの色っぽい声で誘ってくるイオン。
ゴブリンは最後にもう一度だけ満足げに笑うと一気に股間を打ちつけた。


333 名前:イオン凌辱 ◇dkDmj798WFtq :2010/12/15(水) 07:28:22 ID:gZco1dzQ0
474 名前:イオン凌辱 ◆dkDmj798WFtq :2010/09/10(金) 16:55:04 ID:Rx7LFMWW0
「いっ、んああああっ! ああっ、はああぁあ、あ、あああん!」
処女膜を破られた痛みに必死に耐えるイオン。流石にダメージが大きかったようだ、今まで昂ぶってきた悦楽がスッと引いていく。
(はあっ、イタイ、イタイよぉ…… もうやだぁ……)
だがゴブリンは気にせずに変わらぬ勢いで腰を振り続ける。
「あっ! んふぁっ、ぐ、うわあぁあ……」
まるで熱した杭を打たれているかのような鈍痛に苦しむイオン。
もはやセックスに酔っている余裕など無い。モンスターへの恐怖が蘇り、先ほどまで自分を乱していたセックスに対する恐怖が芽生えてくる。
(やだっ、いやだっ! こんな、こんなの!)
イオンの祈りは届かない。ゴブリンは早くも達しそうなのか、大きなグラインドを伴いより奥へ、奥へと突き進む。
「んんんんーっ! あっ、くぅううっ! うわっ、ああああっ……!」
ゴブリンの性器が膣壁をゴリゴリと擦り、イオンの意思に反して膣は肉棒を手放すまいと締め上げる。
「あああああっ! こ、このぉ…… んぁああ!」
なんとかこれ以上感じまいと懸命に痛みで誤魔化してきたイオンだが、再びゴブリンに弱点の胸を弄られ嬌声が零れ出す。
必死に先ほどまでの自分を過剰に醜く思い出し嫌悪することで快楽の波から逃れようとする。
しかし無情にも膣内では大量の愛液が分泌され、よりピストン運動を加速させていた。
滑りの良くなった膣内をゴブリンのペニスが滑る。
そろそろ潮時と見たゴブリンは一度イオンの体内から抜け出てしまうギリギリのところまでペニスを下げると最奥目指して勢いよく貫いた。
「んあああああっ、ああっ、くっ、はぁっ、いやあああっ!!!」
ゴブリンは愛液を潤滑油として勢いを増し、イオンのもっとも深いところに到達した。
だがゴブリンはペニスを引き抜かない。子宮口に押し当てたままイオンの腰を持ち上げ、精を放つ為の最後のひと押しに更なる密着を求めた。
(ああっ! 奥にぃ…… 当たってっ、んあっ! な、なんなのっ?)
射精を間近に更に膨張するペニス、だがイオンにはそれが自分へのトドメのサインだと分らない。
ただ、なにかが終わってしまう。そんな危機感がするだけだった。
できれば、この悪夢が終わってほしい。そう混沌とする頭で願うイオンだがとうとう、いや、ようやくだろうか。ゴブリンが限界に達した。
「ふわあああぁぁああっ、あ、アツい、アツいのがぁあああっ!!!」
たっぷりの精を注ぎ込まれたイオン。秘所からも白濁とした液体が溢れる。
「はぁ、はぁ…… ああっ…… なにか、なにか来るぅ!」
イオンは膣内で奔流する精液に耐えられず、軽く達してしまう。

イオンが失神したことを確認するとゴブリンは満足げにようやくイオンから自分を引き抜いた。
アソコからは未だに愛液と血が混ざったピンク色の液体が溢れてぬめぬめ、てらてらと光っている。
その様子を見ているだけでまた昂ぶってきそうだったが、これほどの上玉、一人で楽しむだけでは勿体無い。
ゴブリンは近くに脱ぎ捨ててあった腰巻を纏うと虚ろな目をしたイオンを抱え手下の待つ住処へと帰って行った。


……海賊たちの宴は始まったばかりである。

334 名前:age:2011/11/03(木) 10:35:05 ID:c9l83Bn+0
こんな感じのやつをもっとください!d(´∀`*)グッ※ http://hemn.me/bigsns/

335 名前:名無し:2011/11/28(月) 02:26:53 ID:B9oFtoz30
騎乗位だけで月100万(人・ω・)$ http://ktjg.net/index.html

336 名前:にゃん:2011/12/07(水) 02:55:02 ID:EcB43VTR0
何でもする。舐めてあげるし。入れてあげる。(人・ω・)☆ http://gffz.biz/index.html

337 名前:age:2011/12/08(木) 02:06:13 ID:Fak7vMLt0
今日も男レンタル♪d(´∀`*)グッ♂ http://ktjg.net/index.html

338 名前:にゃん:2011/12/11(日) 04:55:20 ID:AbhQJZXq0
もっと欲しいにゃん♪(*´ω`)$ http://gffz.biz/

339 名前:私だ:2011/12/24(土) 21:26:45 ID:swj8egcw0
アルバイトはじめました(´-ω-)★ http://www.l7i7.com/

340 名前:俺だ:2012/01/12(木) 05:31:36 ID:h0yKgBn50
アルバイトはじめました(*´ω`)♂ http://s.64n.co/

341 名前:age:2012/01/12(木) 05:32:34 ID:h0yKgBn50
べっ、べつにアンタのためじゃないんだからね!(ノ゚Д゚)ノシ♂ http://e29.mobi/

342 名前:リュト:2012/01/13(金) 21:35:29 ID:Z7CjG+mh0
前から思ってましたが、こ
こは、ルーンファクトリーに
関係してないのでは?


343 名前:リュト:2012/01/13(金) 21:40:23 ID:Z7CjG+mh0
すいません、337から341な事です。(恥ずかしい×2) 

344 名前:age:2012/01/29(日) 22:31:23 ID:FCwiMBnR0
ぬいた(ノ゚Д゚)ノシ♪ http://m-s.e29.mobi/

345 名前:ありません:2012/02/13(月) 19:47:15 ID:N5oF73hd0
レスありがとう。詳細はこれです(ノ゚Д゚)ノシ★ http://www.64n.co/

346 名前:あぼーん:あぼーん
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347 名前:あぼーん:あぼーん
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352 名前:にゃん:2012/03/19(月) 01:10:51 ID:TjaGzb2V0
この前の件、これですね。チェックしてください。(´-ω-)◎ http://jn.l7i7.com/

353 名前:にゃん:2012/04/22(日) 16:50:10 ID:EW84Z9tN0
挿入できるよ(*´ω`)♂ http://www.l7i7.com/

354 名前:にゃん:2012/04/24(火) 07:25:51 ID:XQlKM1Ld0
本番OKらしいです(ノ゚Д゚)ノシ★ http://gffz.biz

355 名前:名無しさん@カブ好き:2012/06/30(土) 22:41:04 ID:GCddMrE00
広告ばっかりだから過去の作品の整理をする。

356 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:41:53 ID:GCddMrE00

512 名前:お留守番:2010/09/16(木) 22:12:51 ID:dH9zdGwe0
どうも、507です。
なんとなく、「お留守番」なるものを書きたいと思います。
注意・初めて書くので、あまり期待しないでください。
  ・あと、リアルタイムで書いてるので、なるべく連続で書きますが、どうしても切れてしまった場合はご了承ください。
  ・gdgdの可能性が高い。
  
では、どうぞ。

お留守番@カリン

「あ、ありがとうございましたー。」
「ましたー・・・。」
僕が精一杯の愛想笑いで、カリンがけだるそうにお客さんを見送った。
「ふぁぁ・・・。(眠い・・・。)」
「カリンっていつも眠そうだね・・・。」
「うん・・・・・・。」
「昨日ちゃんと寝たの?寝不足は美容に悪いよ?」
「zzzzz・・・・・・。」
「Σ寝てるし!?」
「冗談よ。(今の顔ちょっと面白かった・・・。)」
今、僕は雑貨屋ダイヤモンドでカリンと留守番をしている。
何故こうなったのか、その説明をしよう。


357 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:42:14 ID:GCddMrE00
513 名前:お留守番:2010/09/17(金) 06:04:02 ID:zW00PGHu0
〜朝七時〜
畑仕事を終えた僕は、いつものようにポストをのぞきに行った。
「さぁて、今日は・・・一枚だけか。」
ポストの中には一枚だけ手紙が入っていた。
「しののめさんからかな?」
もしそうなら今回のターゲットは簡単なのにしてもらいたいかな・・・。
前回この依頼をした時にはデスファンガス十体とかいってちょっときつかった。
そうおもいながら差出人をみる。
「あれ?ヘーゼルさんからだ。」
また在庫でも足りなくなったのだろうか。もしそうなら冷蔵庫に野菜のストックがあるからそれを持っていけばいいか。
内容を見る。
【依頼人】ヘーゼル
急な用事で街に行くことになってね。明日の夜には帰って来れると思うんだけど、
あの子があれだからちょっと心配でね。だからあの子と一緒に留守番をしてくれないかい?
じゃあたのんだよ?

「拒否権なし・・・か。」
この文面だともうヘーゼルさんは出発したころだろう。
まあいいか、カリンと二人っきりっていうのは嬉しいし。
僕とカリンは一応恋人同士だ。そのことはヘーゼルさんも知っているし、容認もしてくれた。
「それじゃいくか。」
多分店に入ったらカリンの寝顔が拝めるんだろうな・・・。
と、考え、自然と笑みがこぼれた。
僕はその手紙をポケットに押し込んだ。

ひらっ

ん?
なにかがポケットから落ちた。小さい紙だ。よく見ると小さく何かがかいてある。
僕は目を凝らしてそれを読んだ。

追記
報酬の事なんだけど、あの子が寝たらいたずらできる権・・・ってのはどうだい?
別に恋人なんだからそういうことしてもいいと思うけどね。
孫の顔も早く見たいし・・・ま、がんばんなよ。

「・・・何やってんだこの人・・・。」
相手が娘の恋人とはいえなに自分の娘を報酬にしてるんだ。
しかもなに?「孫の顔が見たい」?
え?なにヤってもいいよと?
でも、たったひとつ、気になるワードがあった。
「いたずら・・・///」
ちょっとしてみたかった。


358 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:42:55 ID:GCddMrE00
518 名前:お留守番:2010/09/18(土) 08:18:12 ID:UC8Chb/60
そして現在に至る。
さっきからカリンは寝不足なのか、すぐに眠ろうとする。
それでもいたずらせずに起こしているのは、僕の良心からなるものだと思う。
ていうかさっきからカリンの寝顔がかわいく・・・て・・・?

「すぅ・・・。」
「しまったぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
回想してる間に寝られたぁぁぁぁ!!!
「起きてよカリン!!ねぇってば!!」
「・・・おなかいっぱい・・・すぅ・・・。」
「いや、そんなベタな寝言言ってる場合じゃなくて!お〜き〜て〜よ〜!!!」
「・・・すぅ・・・(マイスがリーノに・・・。)」
「Σならないよ!?てかどんな夢見てんの!?」

やばい。なんかもうこの寝顔とかもう可愛すg・・・いやいや、僕手伝いにきただけだし、
なにより、そういうのって同意の上でやるものだと思うし、それに・・・。

「へくちっ!」

カリンがくしゃみをした瞬間我に帰った。
そうだ、忘れてたけどいま冬だ。
とりあえず店先に休憩中の看板を出し、カリンを二階へ運ぶことにした。


359 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:43:46 ID:GCddMrE00
520 名前:お留守番:2010/09/19(日) 15:08:27 ID:MWy2vpNC0
「ほら、カリン、寝るならベッドで寝よ?」
「ぅ・・・ん・・・。」

さっきのくしゃみで少しだけ起きたみたいで、僕の声は届いてるみたいだ。

「ほら、おぶってあげるから行こう?」

そう言ってカリンに背中を差し出す。

「ぅん・・・。」

むにゅ

(うあっ)

カリンが背中に乗ってきた瞬間にむにゅっとした感触が来た。
お世辞にも大きいとは言えないけど、でも確かな感触・・・。

「・・・んにゅ・・・(モゾモゾ)」
(う・・・うごかないでー・・・。)


「ふう・・・。」

カリンを部屋のベッドに下ろす。
ここまでくるのはかなり大変だった。
一歩踏み出すごとに胸がむにゅむにゅして、きもちい・・・じゃなかった。
かなり恥ずかしかった。

(今、絶対顔赤くなってるよ・・・。)

ふっ、とカリンの方を見る。

「すぅ・・・すぅ・・・。」

だめだ。
これ以上この顔見てたら理性が吹っ飛ぶ・・・。

「(店に戻ろう・・・。)」

そう思い、ドアに手をかける。
すると・・・。

「・・・まって・・・。」

・・・カリンに呼びとめられた。

360 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:44:49 ID:GCddMrE00
553 名前:お留守番:2010/09/23(木) 00:20:25 ID:SRGHT50Q0
「・・・ねぇ・・・マイス・・・。」
「は、はい・・・なんでしょう・・・?」

思わず敬語になってしまう。
カリンおきてたの?とか、なんで呼びとめられたんだ?とかいうのは置いておいた。

「お・・・お母さんから・・・聞いてるんでしょ・・・?」
「な、なにを・・・?」

まさか・・・あの人・・・。

「わ・・・私が寝たら・・・その・・・いたずらする・・・って・・・。」

なにやってんのあのひとぉぉぉぉぉぉ!!!!??
自分の娘もっと大切にしろよォォォォォ!!!
・・・ってまてよ?
ってことは・・・カリンは寝なければいたずらされないことを知ってたわけだ。
では、何故寝たんだろう・・・?

「えぇ・・・っと・・・その・・・。」
「な・・・なに?」
「いたずらするってわかってて・・・どうして寝たのかなっておもって・・・。」

ええい、ままよ!
僕はストレートに聞いてみた。

「・・・・・・そ、それは・・・。
 その・・・マイスになら・・・いたずらされてもいいかなって・・・思ったから・・・。」

・・・どうしよう・・・。
マジこれじゃ理性が持たない・・・。
何か言おうとして、後ろを振り向いた。
するとそこには・・・。

「マイス・・・みて・・・。」

顔を真っ赤にしながら裸になったカリンがいた。




361 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:45:39 ID:GCddMrE00
581 名前:お留守番:2010/09/25(土) 13:27:08 ID:iJ+0JVXZ0
「か・・・カリン・・・。」

だめだ。
見てはいけないと頭の中で分かってはいても、目を離すことができない。
そのくらい、カリンの身体はとても綺麗だった。
おもわず見とれていると、カリンが急に立ち上がり僕の方に歩いてくる。
もちろん、全裸のまま。

「マイス・・・。」
「な・・・なに・・・?」

カリンが僕の胸に手をおいて、上目使いで僕を呼ぶ。
そしてそのまま抱きついてきた。

「(むっ・・・胸っ・・・。)」
「マイス・・・私たち恋人・・・だよね?」

上目使いのままカリンが聞いてくる。

「もっ・・・もちろんそっ・・・そうだよ!?」

かなりどもっているけど、本心にはちがいない。
その言葉を聞き、カリンは少し微笑んで、僕の腕を取り、自分の胸に当てた。

「マイスは・・・そういうことしたくないの・・・?」
「そっ・・・そういうわけじゃ・・・。」
「あのね・・・わたしは・・・したい。
 ね・・・?しようよ・・・。マイスの・・・好きにしてもいいから・・・。」

そう言って胸をもませてくるカリンに・・・僕はもう我慢できそうになかった。




362 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:46:30 ID:GCddMrE00
583 名前:お留守番:2010/09/27(月) 06:13:44 ID:NPqU14wv0
「んっ・・・。」

僕はカリンにキスをした。
触れるだけのキスならいままでにも何回かしたことはある。
でも今回は違った。

「ふっ・・・んちゅ・・・ちゅ・・・。」
「ちゅく・・・んむ・・・はっ・・・ふ・・・ん。」

カリンの唇の中に舌を入れる。
カリンもそれに応じるように舌を絡めてくる。
互いの口の中でくちゅくちゅと音をたてる。
二人とも口の周りがベタベタになるまでそれを続けた。
そして、口を離す。

「ぷはぁ・・・。」

気持ちいい。
初めてのディープキスの余韻にひたっていると、
カリンが首筋に舌を這わせてきた。

「あっ・・・。」
「ふふ・・・マイスって女の子みたい・・・。(かわいい・・・。)」

首筋から胸板へ、服を脱がされながら、だんだん下のほうへと這いずり回る。

「うあっ」

カリンの指が僕の股間に触れる。
さきほどのキスで、もうすっかり堅くなってしまっていた。
舌がへそ下に到達した。
くすぐったくて、気持ちいい。
カリンは僕のズボンと下着を脱がした。
下半身が冬の外気にさらされるが、そんなことは気にしないまでに僕の身体は火照っていた。


363 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:46:57 ID:GCddMrE00
600 名前:名無しさん@カブ好き:2010/09/30(木) 06:28:28 ID:c3SxPGSR0
「うあっ・・・。」
どさり

カリンに直にペニスを触られたせいか、床に尻餅をつく。
しかしそれでもカリンは僕のペニスを離そうとしない。

「これがマイスの・・・。」

そういって僕のを弄ぶ。
そして、少し躊躇うと、僕のを口に含んだ。

「ああっ・・・。」
「ちゅ・・・れる・・・ちゅぱっ・・・んぅ
 まいふ・・・まいふのおひんひん・・・ちゅぶっ・・・おいひ・・・。」

頬を赤らめつつ、カリンは一生懸命フェラを続ける。

「(あっ・・・あっ・・・!
  もうだめっ・・・!)・・・でるっ・・・!」
「ふぇ?・・・んぐっ!?」

僕はカリンの頭を押さえつけると、
カリンの口に精を放った。


364 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:47:34 ID:GCddMrE00
605 名前:お留守番:2010/10/03(日) 07:10:15 ID:IhGvM3/40
「ごっ、ごめんねカリン!!」

ほら、吐いて。と、僕は手を差し出す。
するとカリンはその手を無視して、

・・・ごくん。

僕の精子を飲み干した。

「カ・・・カリン・・・。」
「これが・・・せーし・・・?(なんか苦い・・・。)」
「Σ苦いなら吐きなよ!!?」
「いや、なんかさ・・・(飲むのがセオリーかなって。)」
「Σセオリー!??」

会話につっこみながらも、視線はカリンの体と口元に注がれる。
口からはさっき出した僕の精子がだらだらとこぼれており、
その精子が胸まで汚しているのを見ると僕の股間がまた大きくなってしまう。
その様子を見てか、カリンが今度は僕の顔にお尻を向けて覆いかぶさってくる。

「ちょ!カリン!?」
「マイスだけ気持ちよくなってずるいじゃない・・・。
 私にも・・・して・・・。」

そういうと、僕の顔に性器・・・つまり、おまんこを押しつけてくる。
唇に触れた薄い陰毛は、もうかなり湿っていた。
そのにおいのせいだろうか、何故か理性が吹っ飛んだ気がした。

「ひゃうっ・・・!」


365 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:48:10 ID:GCddMrE00
609 名前:お留守番:2010/10/03(日) 15:49:20 ID:IhGvM3/40
「あっ・・・あっ・・・。」

くちゅくちゅと音をたてながらカリンの性器を舌で攻めていく。

「んっあっ・・・ふっ・・・ちゅ・・・れろ・・・。」

こういう行為は初めてだからわからないが、
喘いでいるところを見ると感じているのだろう。
さらにお返しとばかりに僕の肉棒をなめまわしてくる。

「ふ・・・ぺちゃ・・・れろん・・・まいふ・・・きもちい・・・?」
「うん・・・すごくきもちいい。カリンは?」
「うん・・・わたしも・・・あんっ・・・(気持ちいいよぉ・・・。)」

そういうとカリンは一層フェラをはげしくした。
それに応えるように僕はカリンのクリトリスをつまむ。

「あぁんっ!!らめっ!そこらめぇ・・・!」

体をびくんとふるわせて喘ぐカリンを見て少しうれしくなる。
というわけで集中放火。

「あっいやぁっ!!そこばっかりいじらな・・・ひゃうん!!
 らめ・・・そこはらめらってばぁっ!!感じすぎちゃうっ・・・かっ!らぁっ!!」
「カリン・・・可愛い・・・。」
「だめぇ・・・今そんな言葉いわないでよぉ・・・。ひぅん!!
 あっあっ!だめっ・・・もっ、イッちゃうぅぅぅぅぅ!!!」

そのままカリンは絶頂を迎えた。


366 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:48:35 ID:GCddMrE00
620 名前:お留守番:2010/10/08(金) 23:54:55 ID:xkCbp+EW0
「はぁ・・・はぁ・・・。」

カリンの荒い息がペニスにかかる。
僕はカリンを抱き上げてベッドに降ろす。

「きゃ・・・ちょっとマイ・・・んぅ!?」

ディープキス。
舌を絡めて、唾液をすって。
そして、口をはなす。
正直言って、僕も我慢の限界だった。
カリンのおまんこにペニスをあてがう。

「やっ・・・マイス!?」

カリンが驚いた顔をする。

「カリンから誘ってきたんだから・・・今更やめろなんて言わないよね?」

そう耳元で囁く。
そうすると、カリンはびくっと体をふるわせた。

「大丈夫だよ。
 ちゃんと優しくするからね。」
「・・・うん・・・わかった・・・。
 入れて・・・いいよ・・・。」

その言葉を聞くと同時に、僕は腰をゆっくりと前に押し出した。


367 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:49:51 ID:GCddMrE00
621 名前:お留守番:2010/10/09(土) 00:54:53 ID:540P6k7o0
「んはぁ・・・んっ・・・はっあっ・・・」

少しずつ少しずつ、カリンのおまんこのおくへ入っていく。
カリンの中はとてもきつくて熱かった。

「くっ・・・カリンの中・・・すごくあったかくてきもちいい・・・。」
「あっ、あっ・・・わっ・・・たしも・・・なんか・・・きもちいいっ・・・かも・・・。」

ふと、何かに当たる感触がして動きを止める。

「はぁっ・・・はぁっ・・・これが処女膜かな・・・?」
「た・・・多分・・・。」

一瞬躊躇う。
これを破くと、女の子はすごく痛がると聞いていたからだ。
カリンの顔をみる。
もう一杯一杯な顔をしている。
すると、少し止まっている僕を不思議に思ったのか、
こっちを向いてこう言った。

「いいよ・・・痛かった分・・・気持ち良くしてくれればいいから・・・。
 だから・・・ね?」

こくりと頷くと、僕は腰を少し引いて・・・。

「・・・あぁぁぁぁぁぁん!!!」

一気に貫いた。


368 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:50:18 ID:GCddMrE00
624 名前:お留守番:2010/10/11(月) 02:59:09 ID:qZg4MpDq0
「あ・・・あ・・・あぁ・・・」

カリンの目から大粒の涙がぽたぽたと零れ落ちた。
僕はあわててその涙をぬぐってあげる。

「だ・・・大丈夫・・・?
 も、もうやめようか・・・?」

するとカリンは涙を流しながら「ん・・・ん・・・。」と首を振った。

「いっ・・・痛いっ・・・け・・・ど・・・」
「けど・・・?」
「まいすとっ・・・ひとつになれたし・・・やっと・・・やっとだよぉ・・・。
 (ずっとまってたんだからぁ・・・)」

と、涙目で言う。
・・・ぶちん。
何かが切れた気がした。

「はむぅっ!!??」

僕はカリンにキスをした。
今日・・・えーっと・・・何回目だっけ?
と、数えようとするけど、すぐ分からなくなる。
ただひたすらにカリンの唇を貪る。

「んちゅっ・・・ぷはっ・・・。」

口を離すとカリンの耳元に口を持っていき、囁く。

「カリン・・・。」
「はぁっ・・・はぁっ・・・らに?」
「動いていい?ちょっともう・・・我慢できないっぽい・・・。」

言わせてもらおう。
どうやらカリンはキスだけでもヤバいらしく、キスの最中ずーっと僕のペニスを締め付けてきていた。
ぶっちゃけ動きたい、僕の大好きな女の子をめちゃくちゃに犯したい。
しかし、とりあえず残りの理性をフル稼働させて許可を取ろうとしている。
カリンは少し躊躇し、そして静かにうなずいた。
それを確認して、僕はゆっくりと腰を動かし始める。

「ああっ・・・あん・・・。」
「くっ・・・カリン大丈夫?痛くない?」

腰を動かしながらも、カリンを気遣う。
しかし、カリンは首を振って、

「痛い・・・あっ・・・でも、まいすのおちんちん・・・きもちいいよぉ・・・ああん。」

あ、もう無理。
僕は目の前の女の子をただ犯すため、深くつき刺した。


369 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:50:44 ID:GCddMrE00
625 名前:お留守番:2010/10/11(月) 04:21:04 ID:qZg4MpDq0
「あっ!あっ!そんっなっ!!はげしくぅっ!!!」

ぐちゅぐちゅといやらしい音を部屋中に響かせながら、僕は一心不乱に腰を振る。

「はぁっ!はっ!あん!!だっめっ!こわれっちゃっ、ひぁん!!!」
「はっ・・・はっ・・・カリンッ!カリンッ!!」

名前を呼びながらピストンする。
もう何が何だかわからなくなってきたけど、これだけは言える。

「カリンッ・・・きもちいいっ・・・きもちいいよぉっ!!」
「わ・・・わたしもぉ!!だめっ!!おっ・・・くぅ!!はっあっ!」

カリンも同じ気持ちらしく、口元からよだれを垂らしながら喘いでいた。
ってゆうかもうやばい。

「カリン!もうっ・・・だめ・・・!」
「わたしももうだめっ!(いっちゃう・・・いっちゃうよぉ!!)
 膣内にっ!膣内にちょうだいっ!!」

そう言ってカリンは手と足を使って僕を抱きしめる。

「出るっ・・・くあっ!!」
「イクッ!!イッちゃうよォッ!!あぁぁぁぁぁぁああぁぁぁんっっっ!!!!」

僕の肉棒の先から、精液がびゅくびゅくと飛び出しているのがわかる。

「あはっ・・・せーし・・・♪
 まいすの・・・あかちゃんのもとっ・・・♪」

カリンがなにか言ってるけどよく聞き取れない。
瞼が重くなってきて、カリンにもたれかかる。
ぶつぶつ何か言っているカリンの声を子守歌代わりに、僕は目を閉じた。


370 名前:お留守番:2012/06/30(土) 22:51:43 ID:GCddMrE00
641 名前:お留守番:2010/10/16(土) 01:32:41 ID:LKBqzedn0
「はっ!」

目を覚ます。
一瞬、カリンとエッチしたのって夢だったのか?
と思ってしまったが、胸のあたりのぬくもりに気づき、ああ、現実だ。と再認識した。
お互い生まれたままの姿で抱き合って寝ている。
今は冬のはずなのにすごくあったかい。

「ぅん・・・まいす・・・。」

寝言で僕を呼ぶ大好きな人。
その肌はすべすべであったかくて、髪はさらさらで良い匂い。
僕はその髪の毛に軽くキスして、

「大好きだよ・・・カリン・・・。」

なんて囁いてみた。
そうしたら起きてるのか、それとも寝言なのかはわからなかったけど、

「まいす・・・ずっと・・・だいすきだから・・・。」

って聞こえてきた。
なんかちょっと恥ずかしくなってきた僕は、今度は唇にキスをした。
恥ずかしさを押さえるためだったけど、なんかもっと恥ずかしい。
外は真っ暗。
ヘーゼルさんが帰ってくるのは明日の夜だったよね・・・。
まだいいよね。
そして僕は愛しくて大好きな僕の恋人を抱きしめてもう一度眠りについた。
とても幸せな気分を全身で味わいながら。





その後、予定よりも早く帰ってきたヘーゼルさんに「孫は出来たかい?」なんてからかわれた。

おしまい


371 名前:ドロップ凌辱 2日目 ◇dkDmj798WFtq :2012/06/30(土) 22:55:25 ID:GCddMrE00
576 名前:ドロップ凌辱 2日目 ◆dkDmj798WFtq :2010/09/24(金) 20:58:13 ID:n7z/LhOZ0
「……だるい…………」
けだるい疲労感の中で目覚めたドロップは下腹部の痛みと汚れた衣服で昨夜のことを思い出した。いや、思い出してしまった。
(夢じゃ…… ないんだよね……)

酒に酔った祖父に襲われ、脅され、犯された記憶が鮮明に蘇る。
「っう…… ぐすっ…… どうして……」
昨夜、枯れるほどに流した涙が溢れてくる。
処女を奪われたことへの喪失感、変貌した祖父への恐怖、そして快楽に溺れ自ら求めてしまったことへの嫌悪感、さまざまな負の感情に押し潰されそうになるドロップ。

「……あれは、夢じゃない…… でも、夢にできる、……しなくちゃいけないんだ……」
それは壊れかけた彼女を支える最後の柱。そしてこれからも彼女を苦しめる鎖。
(そろそろ起きないと…… キャンディが心配して起こしに来ちゃう……)
今の自分の姿を見られたら、いくら幼いキャンディといえど何かしら感づかれてしまうだろう。そうなれば全て台無しだ。


「あ、お姉ちゃん、おはよ〜♪」
「……おはよう。」
普段通りに眠たげな様子を装う。これで誤魔化せただろうか?
「もぅ、また夜更かししてたの? すっごく眠たそうだよ?」
気づかれては、いないようだと少しホッとするドロップ、眠たいのは事実なのだが。
会話もそこそこに朝食をとろうと席に着く。と、そこに最も顔を合わせたくない人物がやってきた。

「ん、おはよう。」
いつもと変わらない、そっけない挨拶。こちらを見る目にも特に変わったところはない。
どうやら最大の懸念事項は解決されたようだ。
胸を撫で下ろすドロップ。後は自分さえ黙っていれば…… 


朝食後、部屋で身体を休めようとも思ったがカンロも1日中在宅とのこと。
下手に顔を合わせて思い出されては困るので仕方なく外で時間を潰すことにした。
釣り道具を持ちお昼はキャンディに伝えて家を出ようとするとキャンディが簡単にお弁当を用意してくれた。
持つべきものはよく出来た妹である。


いつものように釣りでもして時間を潰すが、不安定な心が表れているのだろうか、大して釣れないうちに夕方になってしまった。
そろそろ帰ろうか? と思った矢先、後ろから声を掛けられた。
「あら? ドロップさんじゃないですか?」
振り向くとそこに立っていたのはミスト。マイペースな口調に先ほどまで一人で塞ぎ込んでいた心が微かに和らいだ。
「こんな時間に会うなんて珍しいですね。今まで釣りを?」
「……うん、でもダメだった。」
「あらららら、それは残念。 ……?」
「……どうかした?」
「ドロップさん…… お疲れですか?」
一瞬にして心臓が凍りつく。バレた? まさか?
「い、一日中粘ってたから。」
「はぁ…… 無理してはダメですよ?」
「う、うん。気をつける。」
誤魔化せたか? ミストのぽやっとした表情からは読みとれない。
「あ、そろそろ夕飯の支度もありますので、これで。ではまた明日〜。」
マイペースに去っていくミストを見送りつつ焦るドロップ。
(気付かれてない……? でも深くは聞いてこなかったし……)
きっと大丈夫、自分の思い過ごしだ。そう思い込み帰路につくドロップ。


(今日こそ早く休もう……)
キャンディと同じ時間に就寝など何年振りだろうか。いつもに比べれば寝るには早いが、少しでも早く明日になって欲しかった。
「お姉ちゃん、今日は早いね? いつもこうだったら良いのに〜」
「……頑張る。」
適当にキャンディをあしらい、ベッドに入る。せめて夢の中では、笑っていたかった。


372 名前:ドロップ凌辱 2日目 ◇dkDmj798WFtq :2012/06/30(土) 22:55:54 ID:GCddMrE00
577 名前:ドロップ凌辱 2日目 ◆dkDmj798WFtq :2010/09/24(金) 20:58:56 ID:n7z/LhOZ0
「「……ガチャ…………」」
それから数十分後、異変に気付いたドロップが目を覚ました時には、もう手遅れであった。



(!? おじいさん? な……んで……?)
また酔っているのか、そう思案したドロップだが足取りはしっかりとしていてまっすぐこっちに向かってくる。
だが、その表情を見てぞわりと悪寒が駆け抜ける。
「おおぅ、ドロップや、起きておったのか……」
昨日見た「あの」目だ。気付かれないように唇を噛むと確かな痛みを感じる。どうやら夢ではないらしい。
(逃げっ…… られないか……)
カンロが昨日の記憶を持っているのならもう逃げ場などない。これからも、一生、あの悪夢が続く。
ただ絶望的な事実だけが明確に突き付けられた。

「……一つだけ聞かせて下さい、……酔ってもないのに、どうして、こんなことを…………」
「……なにか勘違いしとるようじゃのぅ、ワシの目的は魔力の復活じゃよ。まぁ、昨日は少々溺れてしまったがのぅ。酒にも、お主の身体にもなぁ。」
(魔力……?) 
事情を知らず、戸惑うドロップにカンロは説明を続けた。
既に魔力が枯渇していること。
明日までに魔力を戻さねばならないこと。
そのためにはドロップ(もしくはキャンディ)の愛液が必要であること。

「そんなっ、馬鹿げた方法でっ……!」
魔力が戻るわけがない、そう言おうとしたドロップだがカンロの放った魔法により遮られてしまう。
「ほれ、これが現実じゃ。お前なら分るだろう? 昨日までのワシにこんな芸当が出来たかのぅ?」
カンロが使った魔法は簡単なものであったが込められた魔力は現役の魔法使いのそれと同等、少なくとも年老いた祖父が出来ることではなかった。
「……では、本当に……?」
「さよう、今朝試してみたら自分でも驚いたほどじゃ。」
どうやら嘘ではないようだ。しかし、ドロップは違和感を感じた。

「……それで、おじいさん。魔力が戻ったのでしたら早くお休みになったほうが良いのでは? 明日は大事な日なのでしょう?」
強い語調で退室を促すドロップ。話が本当なら今のカンロの行動に意味を見いだせない。
(魔力の復活うんぬんは真実だとしても、明日の話は嘘? ただ、私を抱きたいだけ……?)
きつい視線を浴びせ怪しむドロップ。
「まぁ話は最後まで聞けい、実のところじゃが今朝使えたのはこんなチンケな魔法じゃなかったのじゃよ。どういうわけか使えば使うほどに弱くなっておる。」
話によると魔力を生成する機関が復活したわけではなく、一時的に魔力が貯まったとのこと。
明日の講義を乗り切るためには補充が必要とのことだ。
「そんなのっ、出鱈目です! 私は…… おじいさんの奴隷じゃない!」
都合の良い展開に怒りを露わにするドロップ。だがカンロは大して悪びれた様子もなく。
「信じる、信じないは勝手じゃがな、あまりカッカするでないぞ? キャンディを起こしては可愛そうじゃろぅ?」
ハッと我に帰るドロップ。そう、逃げ場なんて最初から無い。昨日散々悔しい思いをしたにもかかわらず、今になるまで気付けなかった。
「……私だけが、……イけば、良いんですよね…………?」
悔しさで顔を歪ませながらせめてもの慈悲を請う。
「そうしたいところじゃがのぅ、お主もさっき心配してくれたじゃろ? 『早く寝たほうが良い』と……
 昨日も味わったように、お主が達してもワシの股間は元気過ぎて苦しんだままなんじゃ、そのままで寝ろなどと、心優しいお主は言わんよなぁ?」
「っ…… それは……」
なんとか説得しようと思ったがカンロがちらりと隣の部屋の方向に視線を向けたのを見て諦めた。
結局のところ、この男は私を犯したいのだ。
「そう悲壮感に満ちた顔をするでない、心配せんでも大事なのは明日の講義だけじゃ。無事に終わればもうお主に手を出すこともあるまい。」
気休めにもならない言葉だった。もう、今までの生活は終わったのだ。後は堕ちるだけだ。


373 名前:ドロップ凌辱 2日目 ◇dkDmj798WFtq :2012/06/30(土) 22:56:44 ID:GCddMrE00
745 名前:ドロップ凌辱 2日目 ◆dkDmj798WFtq :2010/10/27(水) 21:16:41 ID:v4d/pmuP0
諦めの表情を浮かべ崩れ落ちたドロップの上半身を裸に剥き、胸を揉み始めた。
「おおぅ、相変わらず良い胸じゃわい。ふむ…… 昨日は見てなかったが、先端も良い具合に色づいておるのう。」
ジロジロと観賞され、カァッと頭に血が上るドロップ。
昨夜服越しに触れたときにも気づいていたが、中々の上物である。重力に逆らい、ツンと上を向いた先端。
指が吸いつくようなしっとりとした肌触り、そしてなにより揉めば揉むほどに新しい感覚を与えてくれる弾力。
それを今、自由に弄んでいるのだ。つい、興奮して動きが荒くなってしまう。

「ああっ、い、痛い……」
昨日は直接触れられなかった場所への強引な攻めに慣れないドロップ。
形が変わるほどに強く揉まれては感じろと言うほうが無理な話だろう。
「おおう、すまんのう。どれ、優しくしてやるからもっと良い声を出してくれんか?」
そう言うと右手で乳房を持ち上げるようにして指をうずめていく。
左手ではまるで上等な毛皮を撫でるように愛撫を加えていく。
その丁寧な愛撫にドロップも感じ始めてていた。
「はぁん…… ああぅ……」
愛撫を始めて間もないというのに零れた声は艶やかなものに変わり、瞳もだんだんうっとりとしてきた。


746 名前:ドロップ凌辱 2日目 ◆dkDmj798WFtq :2010/10/27(水) 21:17:22 ID:v4d/pmuP0
そろそろ頃合いとみたカンロは右手で弄っていた乳房に口をつけた。
ザラザラとした感触が敏感なところをよけて動き回る。その感触にドロップはむず痒さを感じていた。
「お、おじいさん…… さ……さきっちょも、お願いします……」
顔を真っ赤にしておねだりするがカンロはわざと焦らすように乳首から離れた部位から中心に向かって舐めまわしていく。

ドロップは目を瞑り、きたる快感を待ち構えている。
(あ、あとちょっと…… ……!?)
それまでちょっとずつ中心に近付いていた舌が急に先端にむしゃぶりついたのだ。
不意を突かれて思わずドロップは嬌声をあげてしまう。
「んあふっ、ふわわああ!」

なおもチュパチュパと音を立てて乳首をしゃぶるカンロ。
優しく全体を撫で回していた左手も一点に狙いを定め指が妖しく蠢いていた。
(は、はふ…… あぁん…… あぁ、濡れて……)
股間から既にカンロのお目当てのものが漏れ出ていることに気付いたが、流石に自分から言う勇気はない。
また面白がられるのだろうと覚悟しつつも今は胸に意識を戻す。

「じゅる、ドロップや、どうもこの先っちょが尖がってきたぞ、やっぱり気持ち良いのか?」
わざといやらしく水音を立てながら質問するカンロ。口からは唾液が溢れてより一層だらしなさが強調されていた。
「……ぁはい、とっても…… 気持ち良いです…… も、もっとお願い…… します……」
二回目ということもあり、ある程度余裕があるドロップ。
少しでも早くこの悪夢から逃げるには不幸にも自分が早く達するしかない。そんなことを考えていた。
「ほほぅ、随分と従順になったものじゃわい。どれ、ちょっと物足りんがこっちに移るとしようかの。」

374 名前:ドロップ凌辱 2日目 ◇dkDmj798WFtq :2012/06/30(土) 22:57:10 ID:GCddMrE00
747 名前:ドロップ凌辱 2日目 ◆dkDmj798WFtq :2010/10/27(水) 21:17:44 ID:v4d/pmuP0
カンロは名残惜しそうに胸を解放するとドロップをベッドに横たわらせた。
スカートをたくしあげ、シミのできた下着を舐めるように見つめる。
「ほほっ、昨日に続いて今日も既に出来あがっとるとみえる。そんなにも気持ちよかったのか?」
「ああぁ…… は、はやくぅ……」
否定したい気持ちをグッと抑えて、カンロを誘う。早くイきたいそれは本音でもあり建前でもあった。

素直な態度に満足げなカンロは早速下着も取り払うと既に溢れている液体を舐めとっていく。
その度に部屋に淫猥な水音が響き、脳をくすぐる。
「あぐっ、んなああぁぁっ…… はっ、は、はあぁん……」
もう声を抑えようという理性は残っていない。艶やかな声がカンロの耳に届くたびに、舌の動きが激しくなる。

昨夜は口と両手を全て使って責め立てたカンロであるが、今日は舌だけにしようと考えていた。
別に大した意味はない。ただ、そのおかげで暇になった両手でほどよい肉付きの太腿を楽しむことができる。
(こちらもすべすべの手触りじゃのう。こやつの身体は本当にワシを楽しませてくれるわい。)
そんなことを考えつつ溢れていた液体をあらかた楽しんだカンロは目的の蜜を絞り出させるために割れ目の上部に位置する肉芽をぺろりと舐めた。
「ふ…… あふ……?  ……!?やあぁん! う、あああ……」
急に標的を変えられ困惑するドロップ。昂ぶりは最高点に達していた。
カンロとしては膣内でもう少し楽しんでも良かったのだが、下手に焦らして中途半端にイってしまっては勿体無い。
自身もそろそろ次の段階に進みたかったこともありさっさとイかせてやることにしたのだ。

「はひっ! ああっ、っひぃん!!」
ごぼっ。とひときわ大きな音と共に大量の蜜が放たれる。
カンロはそれを秘所ごと丹念に舐めまわした。
ぴちゃっ、ぴちゃと音を立てて飲み干されているが、そんな音もドロップには届いていなかった。


375 名前:ドロップ凌辱 2日目 ◇dkDmj798WFtq :2012/06/30(土) 22:57:37 ID:GCddMrE00
748 名前:ドロップ凌辱 2日目 ◆dkDmj798WFtq :2010/10/27(水) 21:18:12 ID:v4d/pmuP0
「さてさて、後はコレを鎮めればお終いじゃ、頑張っとくれよ?」
イった直後でまだ男根を受け入れられる状況ではないがカンロはもう待てないといった様子で急かす。
ドロップはまだ感覚の戻らないままの脚を開き、受け入れる体勢を整えると共に目を瞑って覚悟を決める。

だがカンロの要求は留まることを知らなかった。
「うむ、せっかくここまでベッドを汚さなかったのじゃ。ほれ、こっちへ来い。」
そう言ってカンロが手招きしたのは……
(そ、そんな、ダメっ……)
「ここに手をつけ、今日は後ろから可愛がってやるわい……」

カンロの要求は立ちバックでの挿入。だが、ドロップが頼る壁は決して破られてはいけない防衛線。
キャンディの部屋とこの惨劇の場との境界線だった。
「そんな心配そうな顔をするでない。お前が声を荒げなければ良いだけのことじゃろ? ほれ、さっさと来んか。」
苛立ち気味に壁を叩くカンロ。そんな音を出したらキャンディが起きてしまう。
のろのろと壁に手をつき、されるがままにお尻を突きだす体勢をとらされる。
絶対に声は出すまい…… そう念じたところでがっちりと腰を固定され濡れそぼった膣に侵入された。

「ーーっつ、フ、っく!」
最初からスパートをかけるカンロの攻めに思わず出てしまいそうになる声を必死に噛み殺す。
体位の関係で顔は見なくてすんでいるが、背後から聞こえる激しい息遣いが嫌でも昨日の光景をフラッシュバックさせる。
記憶の中な性交と身体の中で蠢くモノの感覚が徐々にドロップの理性を壊していく。

「っあ、……っく、あ、あっ……」
膣内を擦られる度に意識が飛びかけ、声がとび出しそうになる。頭を振って意識を呼び戻すが限界は着々と近付いてくる。
「ふぉっ、いいぞぉ! いいぞぉ!」
腰を打ちつけるタイミングでドロップの腰を引き、より奥を目指そうとするカンロ、
その分身はドロップの中で射精に向けビクンビクンと波打っていた。

(あああっ…… く、くるぅ、きちゃううう!)
膣内での異変を察し、逃れようとするが、前には壁、左右に逃げようにも腰を押さえられているので新たな刺激を与えるだけになってしまう。
「おおお、で、出るぞぉおおお!」
限界に達したカンロがドロップを引き寄せその最奥目がけて精を放つ。

「んんんーっ、っは、んんっあ!」
顔をくしゃくしゃにしながら声を抑えるドロップ。なんとか最小限に留めたものも四肢がガクガクと震え、未だ続く射精を受け止める。
昨日以上の量の精液が膣内をみるみるうちに満たし、入りきらなかった分が接合部から垂れてきた。
「……ふぉお…… 良かったぞぉ、実によい具合だったわい……」
カンロはさっきまで一つになっていた部分を拭ってやると壁に倒れるように崩れ落ちたドロップをベッドまで引きずった。
(明日はどうするかの…… 何か考えておかねば……)


376 名前:ドロップ凌辱 2日目 ◇dkDmj798WFtq :2012/06/30(土) 22:58:04 ID:GCddMrE00
904 名前:ドロップ凌辱 3日目 ◆dkDmj798WFtq :2010/12/01(水) 00:04:15 ID:t1RFRj2C0
「今日の講習会、もちろんお前もついて来るんじゃぞ?」
起きぬけにいきなりカンロと鉢合わせしてしまい、部屋に逃げ込もうとしたドロップにカンロは矢継ぎ早に伝えた。
荷物持ちも兼ねて来てほしいとのことだったが、それがどうした。
どうせ会場で魔力が切れた時の為のバッテリーでしかないのだ、私は。
生きる希望など見いだせずに、ただ人形としての一日がまた今日も始る。

「これはこれは、カンロ殿。このたびは講師をお引き受けいただき、本当にありがとうございます。」
「なに、お主の頼みでは断れんよ―」
会場のアカデミーに着くと企画者の人がカンロと談笑を始め、ドロップは先に荷物を持って控室に行くことになった。
(今日は、ここでかぁ……)
これからまた屈辱にさらされることを考えると今すぐにも逃げ出してしまいたかった。
誰にも知られずに、何も知らずに生きていける。そんな場所に。

しばらくしてカンロが控室にやってきた。
そろそろ講義が始まるので準備を手伝えとのことだ。
いつの間に用意したのだろう、配布資料や魔法具を指示通りに並べる。
一通り終わったところでドロップは控室に帰された。休憩に入るまでは自由にしてていいとのこと。
つまり、カンロが戻ってくるまでには部屋にいろ。ということだった。

一人部屋に取り残されるドロップ。
二日前から自分だけ別の世界に迷い込んだのでは? 
反転したのは自分?世界?
明日からはどうなるの?
私はキャンディを守れるの?

今までなるべく考えないようにしてきたことが脳内にぽとり、ぽとりと降ってくる。
ドロップは悩む、されども解決策など見つかるわけもない。
ただただ時間だけが過ぎ。
―カンロが戻ってきた。


377 名前:最終列車:2012/06/30(土) 23:02:17 ID:GCddMrE00
524 名前:最終列車:2010/09/20(月) 19:24:04 ID:VPmdfR7n0
「あ、いかん、待ってや!」
うちは、手を振りながらその列車へ走った。
商売が好調でおもわず顔もにやける秋の夜。ついつい調子がいいので
最後まで売り場に残ったりしてるもんだから、いつも
宿へ帰るのが凄く遅くなっちゃうんよね。
「あ、ありがとなぁ、運転手はん。」
幸い、駅を発射しかけていたその列車は、うちに気づいたのか
止まってくれた。(田舎だしね。)
列車は一両だけの小さな列車だった。
お礼をいいながら乗り込んで、その列車がいつになく混んでいる
ことに気づき、ちょっと不思議に思った。


アルヴァーナからシアレンスヘ向かう列車、ともいえるこの路線を走る列車は、
いつもなら、この時間帯になればガラガラに空いているはずなのだ。
なのに、今晩は…。
外の景色に、列車の灯りだけが映る。闇に包まれたような
線路の上を、うちを乗せた最終列車は走っていく。



378 名前:最終列車:2012/06/30(土) 23:02:35 ID:GCddMrE00
525 名前:最終列車:2010/09/20(月) 19:24:50 ID:VPmdfR7n0
そしてよくよく見れば、このバスに乗っている人達は、
皆、どこかで見たような服を着ている。
…仕事とかで遅くなった人たちなんかな?
なんだか、男ばかりなような気がするけど…。
そんな風に考えてたら、
「あ…?」
後ろから、大きな手が伸びてきた。
「ちょ、ちょっとよしてや!」
男性の大きな腕が、うちの胸のふくらみを二つとも、
いやらしく撫でてくる。
「…ああっ!?」
離れようともがいてたら、今度は着物の裾がたくしあげられて、、
ショーツがずり降ろされた。
「だ、誰か助けてください!」
恥ずかしかったけれど、恥ずかしいなんて言ってる場合じゃない。
焦って叫んだけれど、驚いたことには誰も助けてくれんかった。
それどころか、皆ニヤニヤしながらうちの様子を見てる。
「や、やだっ! やめてくださいってば!」
着物の隙間から、とうとう直接胸を撫で始めた手を
虚しくのけようとしても、力じゃ敵わない。
「んうっ!?」
「うるさいよね。ぎゃんぎゃん騒いでさ」


唇が、誰かの唇でふさがれた…うちのファーストキス…。
涙を流しながら、そう言った男を見たら、
「ん…んっ!?」
マイスはん、だった。
力が抜けたその瞬間、とうとう、うちの足が赤ちゃんみたいに、
膝を立てて大きく広げて持ち上げられてしまう。
「カイルも、ユエさんを汚していいって言ってたからね。
ユエさんだって、カイルとキスできてんだから本望でしょ?」
マイスはんは、すっかりあらわになったうちの1番大事な場所へ、
顔を寄せて息を吹きかけながら言う。
…じゃあ、今うちの唇をふさいでるのは、カイルはん?


379 名前:最終列車:2012/06/30(土) 23:02:53 ID:GCddMrE00
526 名前:最終列車:2010/09/20(月) 19:25:48 ID:VPmdfR7n0
「んんーっ!」
何本もの手が、うちの体を支えている。
ブラをずらして、うちの胸の蕾をつまんで捻ったり、直接
舌で転がしたり。
だけど何より屈辱だったのは、マイスはんがそのまま、うちの
あの場所へ舌を這わせていることだった。
「商売上手な可愛い子だっていっても、味は同じだよな」
なんて嘲笑しながら、後ろの蕾から前の…少しだけ自分で
触ったことはあるけど…小さなぽっちりを一気に舐め上げる。
うちの口の中では、カイルはんの舌がいやらしく蠢いている。
好き、だったのに・・どうして?
涙がぽろぽろ出てくる。やっと唇を離してくれたカイルはんは、
「皆さ、ユエのこと、憧れてたんだよ。憧れてたけど」
「あっ!」
カイルはんが顔を離したその代わりに、自分の指を私の中へ
挿し入れて、掻き回しはじめる。
「あんまり可愛い過ぎるから、恥ずかしくて汚いユエを見たくなってきたんだって。
だから、いっそのこと、みんなでユエを汚しちゃえってね」
「ああ…っ!?」
カイルはんが言い終わると、つぷり、と、うちのあの場所へ熱くて
固い何かが当たる。
「うあああ…や、やだ…っ!」
後ろから抱きかかえられたままで、足を大きく広げられたままで、
カイルはん自身を迎え入れる自分の姿が列車の窓に映ってる。
「刺激的、だろ? 時間は遅いし住宅街だけど、それでも
ユエのこんなとこ、外を通ってる人が見ちゃうかもな」
「あ…!?」
クスクスという笑い声が、小波のように列車の中へ広がっていく。
「はは、いきなり感じた? 僕の、締めつけてくるじゃん」
「あはは、ユエさん、ホントは淫乱だったんだな。商売人だからって
無理してたんじゃない?」
「ん…くぅっ」


380 名前:最終列車:2012/06/30(土) 23:03:38 ID:GCddMrE00
527 名前:最終列車:2010/09/20(月) 19:26:20 ID:VPmdfR7n0
うちの『初めて』の証が、カイルはん自身を滴り落ちていく。
マイスはんが一層私の屈辱感を煽る言葉を吐いて、あの小さな
肉の芽を指で擦ってきた。
「あ…あっ」
悔しいけれど、そうされてしまうと、貫かれている痛みは全て
快感に変わってしまう。体が勝手に跳ねて、うちのあの場所は
カイルはん自身を一層締め上げている。
「くっ…はは、は、やった。とうとう、汚してやった」
「お疲れ」
しばらく動いていたカイルはんは、うちの中へ熱くてどろりとした
何かを注ぎ込んで、うちから離れた。
うちの体はだけど、まだ宙に浮いたまま。
「あとはご自由にどうぞ」
「じゃ、口でしてもらおうかな」
「カ、イル…はん…」
カイルはんは、だけどそれきりもう、うちから離れていく。
その代わり、かわるがわる他の男たちがうちの体を
弄ぶ。
「ほら、歯を立てんなよ!?」
「後ろも使わせろ」
そんな声が、頭の中にうつろに響いて、もう抵抗する
力が完全に抜けた。
「全員を『イカ』せるまで、宿には帰れないからね」
もう何人目を受け入れたんだろう。おぼろにかすむ思考の中で、
列車の床に横たわった私へ、マイスはんが小気味よさげに
言っていた。
「列車の運転手さんもね、ユエさんに憧れてたんだって。
あとでヤらしてあげなね?」

やっと、うちは解放された。
「ここでいいよ。放っておけば誰かが見つけるって」
カイルはんが、うちの体を駅のベンチへ乱暴に
腰掛けさせたという記憶を最後に、うちの意識はとうとう
完全に途切れた。


381 名前:もものめ:2012/06/30(土) 23:04:14 ID:GCddMrE00
589 名前:もものめ:2010/09/29(水) 01:45:01 ID:iGcuWOOl0
「ぶどう酒を9つ持ってきて」

イオンさんが、めずらしいなぁと思った。
イオンさんの依頼は、大抵「師匠と弟子のフシギな関係」・・・なんて、
意味深なこと書きながらも、結局は、ただのオツカイだったり、
モンスターのお仕置き依頼だったりするのだ。


フシギに思いながらも、イオンさんのいる「カルロスリゾート」にぶどう酒を持っていくと
「ありがと〜!!」
と、元気な声。
イオンさんはいつも元気で、そばにいるボクまでテンションが上がってきてしまう。
いつも楽しい気分になる。

「イオンさん、今日はどうしたんですか?ぶどう酒を9つもなんて」

「今日はあんたにあたいの料理を振舞おうと思ってさ」

イオンさんは、ボクにウィンクをした。

「ええっ?どうしたんですか?ボク、誕生日でもなんでもないんですけど」

「いいのいいの!ささっ。あんたはここで座ってて!」

強引にダイニングテーブルに座らされてしまう。
キッチンでは、イオンさんがいそいそと料理の準備をしている。

じゅうじゅうという音と、いいにおい。

イオンさんのお弁当は、デートのときもいつもおいしいし、今日も期待できそうだ。

「お待たせ〜♪」

相変わらずのテンションで、大皿を持ってきたイオンさん。
「おおっ。これはなんていう料理なんですか?」

「見たことないでしょ!?これは、エビフライって言うのよ。旅の人に教わったの。
グルテンさんも知らないと思うよ!」

一口食べて、その絶品さに驚く。
「イオンさんって釣りだけじゃなくって、料理も上手なんですね!」

「また!おだてたって何も出ないよ!」
僕の背中を容赦なく叩くイオンさん。


「・・・そういえば、カルロスさんは?」

「あっ・・アニキは・・出かけてるの」

ちょっとあわてた様子でイオンさんは言った。


382 名前:もものめ:2012/06/30(土) 23:05:03 ID:GCddMrE00
590 名前:もものめ:2010/09/29(水) 01:45:34 ID:iGcuWOOl0
ささ!あんたが持ってきてくれたぶどう酒で乾杯しようよ!」

「カルロスさんを待たなくて良かったですか?」

「アニキはいつも自酒だからさ、先に飲んでよ!」

無理やりな感じで、二人で乾杯をし、ぶどう酒を口にする。

「はぁ〜このエビフライと合うね〜。絶対合うと思ったのよ!」

「イオンさん、お酒のピッチ、速くないですか?」

「あたいは普段から慣れてるからいーの! 
・・・・それに・・飲まないと・・素直になれないし・・」

「?」
最後の部分はぶつぶつとつぶやく声で、聞き取ることができなかった。

ぶどう酒を3杯飲んだところで、ボクもいい気持ちになってきた。
普段はあまりお酒を飲まないから、酔いも早いのだろうか。

イオンさんも頬がピンク色に染まっていつもより色っぽく見える。

「ねぇ、そろそろあたいの部屋にいこっか。」

そういうイオンさんの目はとろんとしている。
ボクを誘うかのように。

「ええっ?そんなところ、カルロスさんに見つかったら、ボク殺されてしまいますよ!」

カルロスの妹LOVEな性格は、今まででよくわかっている。
二人っきりでイオンさんの部屋にいたとあっては、無傷で帰ることはできないだろう。

「アニキはしばらく帰ってこないよ」
目を逸らしながら、イオンさんは言った。

「えっ。それはどういう・・・」

「あたい、横になりたいの。あんた、手を貸してくれる?」

イオンさんがそう言って、僕の肩に手を回す。
どきっ!

目線がどうしても、イオンさんの脇から見える、胸のラインに行ってしまう。
太陽をふんだんに浴びた、果実のような香りが鼻をくすぐる。

そして、その先に起こるであろうシチュエーションを想像してしまう。

いや・・いやいや・・カルロスがいつ帰ってくるか、わからない状況で、
そんなことはとてもできまい。

そう思いつつも、ボクの胸とイチモツは高まった。

ダイニングからイオンさんの部屋はすぐ隣だ。
ボクはイオンさんに肩を貸しながら、イオンさんの部屋へゆっくり向かった。

小じんまりとしているけど、綺麗に片付いた部屋。
ベットはすぐ、奥にあった。


383 名前:もものめ:2012/06/30(土) 23:05:29 ID:GCddMrE00
592 名前:もものめ:2010/09/29(水) 01:46:51 ID:iGcuWOOl0
「んんっ」
突然イオンさんからキスをされた。
これで二回目のキス。
以前は軽いキスだったけど、今度のは濃厚なキス。
イオンさんの舌がボクの口内に侵入してきて、ボクの舌を捕える。
ボクもそれに応えるように、イオンさんの舌を絡ませた。

すべてがイオンさんからっていうのが、いかにもイオンさんらしいっていうか・・
このまま身を任せてしまっていいのか。

それって男としてどうなんだろう・・
確かにボクは女のヒトとの経験がない。
記憶がないから、わからないけど、たぶんないと思う。

イオンさんは?こういう経験、あるのだろうか。
もしかしたら、カルロスさんと!?
いや・・いやいや・・二人は兄妹なんだし

このままイオンさんを目の前に、カルロスさんとの妄想をするわけもいかない。
ボクは自分らしく、自分の欲望に身を任せることにした。

「イオンさんっ!」
体勢を逆転させ、ボクがイオンさんに覆いかぶさる状態となる。
今度はボクからのキス。舌の侵入もボクからだ。

ビクンビクンっとイオンさんは、体を震わせる。
感じて・・くれたのかな。

そのまま首筋に舌を移動させ、思い切って手の平をイオンさんの胸に当ててみた。

「んあっ!」
色っぽい声がイオンさんから発せられる。
間違いない、イオンさんは感じてくれてる。
このボクの愛撫に。

もう、我慢することはない。
服を脱がせるのももどかしい。
イオンさんの裸を見たい、触りたい。ああっ、ボタンが面倒だっ
上着をめくり上げ、イオンさんのブラジャーが露出する。
健康的なシンプルな白。
それももどかしく、ボクはぐっとブラジャーを上にずらした。

「マイス・・恥ずかしい・・そんな急がないで・・」
そんな言葉さえ、OKサインに聞こえる。

やっと露呈したイオンさんのおっぱいにボクは我慢することができず
果実のような乳首に吸いついてしまう。まるで赤ん坊のように。

「ん・・・っ ああっ・・」
さっきよりもっと色っぽい声がイオンさんから聞こえる。
ボクは乳首にむしゃぶりつきながら、片方のおっぱいを手の平で楽しんだ。

女の子の体って、やわらかい〜。

イオンさんの短パンから伸びるスラリとした足。
ボクは今度はふとももの柔らかさを唇で堪能する。

「マイスっ・・マイスぅっ」
ボクの愛撫に応えるように、イオンさんがボクの名前を呼ぶ。
もっと女の子の柔らかさを堪能したいのだけど
ボクのイチモツは、もう、びんびんで、爆発したくてたまらない。

「イオンさん、すみません、ボク・・もう限界で・・」


384 名前:もものめ:2012/06/30(土) 23:05:57 ID:GCddMrE00
593 名前:もものめ:2010/09/29(水) 01:47:22 ID:iGcuWOOl0
イオンさんは、ちょっとうなずいて、自ら、服を脱ぎ始める。
引き締まった体。小麦色の肌。果実のような香り

ボクはもう、イオンさんの体の中に入りたくて、
たまらなく、またしてもイオンさんを押し倒してしまった。

イオンさんの足の付け根。
普段、絶対に見ることができない女性の秘所。
そこはもう、泉のように濡れて光っている。

「イオンさん、すごく濡れてます。」
「言・・言わないでよっ」

宝物を見つけたハンターのように、ボクは恐る恐る、その泉に
指を当ててみる。

「ふ・・あああんっ」

さっきより反応がいいイオンさん。
ここにボクのイチモツを・・

自分の服を脱ぐのももどかしく、とにかく外に解放したかった。
びんびんに高ぶった自分のソレを、イオンさんの泉にゆっくりと、
送入させる。

「あ・・ああっ・・」
処女は痛いって言うけど、イオンさん、やっぱり違うみたいだ?
なんの抵抗もなく、自分のイチモツはイオンさんの中に収まっていく。
あ・・・温かい・・・

女の子の中ってこうなっているんだ・・
一種の感動を覚えながらも、ボクは動物ならだれでもするように
自分の思いのまま、腰を動かし始めた。

「ああっ・・はうっ・・」
奥に届くたびに、イオンさんがなく。
ボクは容赦なく、イオンさんの秘所に肉槍を突き続けた。

「ぁあんっ、マイス・・マイス!すごい・・」

ギシギシとベットがきしむ音がするのも構わず、ボクは腰を動かし続ける。

「イ・・イオンさんの中・・気持ちよすぎて・・溶けちゃいそうです。」
ボクのイチモツは、もう爆発したくて、たまらなくなってきている。

「あ・・あたしも溶けちゃいそう・・ああんっ・・マイスっ・・キスしてっ」

イオンさんの昂った顔。目は潤み、唇からはうっすらと涎も出ている。
互いに唇を貪りながら、舌と舌、下半身では性器と性器が交り合い、もう、ボクには限界が
近づいてきた。

「イオンさん、ボク・・もう・・」

「あたいもっ・・もう、ダメ・・イ・・イッちゃうっ!! あ・・あああぁぁっ」
最後にイオンさんの中が、今までになく、ぎゅぎゅっと締め付け

「ボクも・・イきます!出ますっ ああっ・・」

慌ててイオンさんの中から抜きだし、イオンさんのお腹に射精した。


385 名前:もものめ:2012/06/30(土) 23:06:21 ID:GCddMrE00
594 名前:もものめ:2010/09/29(水) 01:47:51 ID:iGcuWOOl0
「はぁ・・はぁ・・」
余韻に浸りながら、ボクは急速に訪れただるさをなんとか
振り切って、イオンさんを汚したボクの液体を処理した。

自分の快楽の思うまま突っ走ってしまったけど、ボクはようやく頭が冷静になってきて
恐る恐る、イオンさんの顔を見た。

イオンさんは、ボクの顔を見てにっこりと笑ってくれた。
満足・・してくれたってことかな。

ボクもつられて微笑んでしまい、なんか幸せな気分でいっぱいになっていた。

*-*-*-*-*-*-*-*-

「ん・・・・」
朝の光で自然に目が覚めると、そこは自分の家でないことを
思い出した。
うれしい窮屈さ。
そう、隣にはイオンさんが居て、ボクの胸で可愛い寝息を立てている。

ああ・・・そうか・・ボク、あのままイオンさんと一緒に眠ってしまったんだ。
あ〜。幸せだなぁ・・

「ぁ・・・・朝ぁ〜!?」

一気に現実がよみがえる。
こっ・・ここはイオンさんの部屋で、つっ・・つまり

「カルロスさんはっ?」

「ん〜。アニキ? まだプリペラの森でしょ?」

イオンさんが目をこすりながら、気だるそうに答える。
カルロスさんは、今も可愛い妹の為、出もしないプリペラの森でダイアモンドを
探し続けているのだろうか。

自分も、鉱石探しをやる者として、あのハンマーの重さは身にしみている。腰に来るんだよ、これが。

「い・・いい加減迎えに行ってあげましょうよ・・」

「いいんじゃない? 放っておけば。」

まだ眠そうにあくびをするイオンさん。

あくびで涙目になったイオンさんは、とても魅力的だけども
ボクはこの人と結婚したら、一生尻に引かれるんだろうな〜と
ふと未来の自分の姿が 見えた気がした。


386 名前:ツナ缶:2012/06/30(土) 23:07:31 ID:GCddMrE00
645 名前:ツナ缶:2010/10/16(土) 20:23:41 ID:IMjd0BqvO
サアアアァァ………………………………チチ…チ…
「……………ぅん………あさ?」
窓から漏れる光に気付いて体を起こす。目を擦りながらベッドから降り、カーテンを開けるとお日様と顔が合った
彼女の名はトゥーナ、美しい赤髪が特徴的な、温和しい女の子である
日の光で徐々に目を覚ますと、キッチンへと向かう
「………………今日は…卵焼き」シャアアア…
朝の静かな空間に暖かな香りが立ちこめる。そこに、奥の部屋から一人の小柄な男が現れた
「おはよう、トゥーナ」
「……………おはよう……ごはん…できたよ」
彼の名はガジ、ドワーフ族の刀鍛冶で、この家の家主。そしてトゥーナにとっては共に生活する家族である
「ん、そうカ」
トゥーナからミルクを受け取り、テーブルへと運ぶガジ。そのまま二人でテーブルにつき、軽めの朝食をとりはじめた
普段は物静かなトゥーナに合わせているためか、あまり会話はない。しかし今日は珍しくガジが口を開いた
「そういえばトゥーナ、マイスとはどうなったんダ?」
急な問いに驚き、ゴフッと咽せてしまうトゥーナ
「だ、大丈夫カ?ほら、水」
慌ててカップに水を酌んでくるガジ。トゥーナがそれを受け取り、クーッと飲み干して息を整えた


646 名前:名無しさん@カブ好き:2010/10/16(土) 20:24:32 ID:IMjd0BqvO
「……ケホッ……な…何?…急に…」
落ち着いたトゥーナが逆に聞き返すと、ガジがちょっと笑って答えた
「アァ、ここ最近あまりマイスと会ってないみたいだし、どうなってるのかと思ってナ。その様子だと“何か”あったみたいだナ」
ガジと目を合わせられず、少し顔を赤らめているトゥーナ。誰がどう見ても動揺している。
「……………な…なんでもない……急だったから少しびっくりしただけ」
確かに数日前、その“何か”はあった。その事で、つい避けてしまっていたのも事実である
しかし、今はまだ話す段階ではないと思い、なんとか誤魔化そうとするトゥーナ
「…………そうカ、それならいいガ」
改めて食事の手を進める。さっきまでの空気がどこに行ったのかと思うほど、重たい空間になってしまった。
カチャカチャと食器の音だけが響く中、ふと思い出したかのようにガジが口を開く
「……そうダ、今日はちょっと鉄を採ってきてほしいんだガ…頼んでもいいカ?」
「……………うん…構わないよ…」
少しホッとして答えるトゥーナ。彼女自身、さっきの嘘が気にかかっていた
「じゃあ頼んだナ。あと、最近は物騒だから誰かと一緒に行くといい。たとえば…マイスとかナ」
再度マイスの名を挙げられ驚く。おそるおそるガジの様子を伺うと、ガジは何かを怪しんでいる様子はなく、ただ普段通りに笑っていた
「……………ガジ……ありがとう」
いつの間にか食事を終えていたガジが、食器を片づけて答える
「ン?何がダ?………まぁいいカ。鉄は明日使う予定のヤツだから急がなくていいからナ。じゃあ頼んだゾ」
それだけ言って、ガジは下の工場へと降りていった。マイスと会うきっかけを与えてくれたあたり、大体は感づいているのだろう
それから少しして、トゥーナも朝食を終え、家事を済ませて早々に家を出る。この時トゥーナは、自分の身に起こる事など知る由もなかった……


387 名前:ツナ缶:2012/06/30(土) 23:08:02 ID:GCddMrE00
647 名前:ツナ缶3:2010/10/16(土) 20:27:33 ID:IMjd0BqvO
「……………おはよう…」
「あ、おはようトゥーナ、こんな朝早くからどうかした?」
ここは村一番の大樹、シアレンスの中の家。トゥーナと挨拶を交わした少年がマイス、トゥーナの愛しい“オトモダチ”である
「……………ガジから、明日使う鉄を取ってきて欲しいって頼まれたから……ついてきて」
いきなりの依頼にやや戸惑いを見せるが、あっさりと承諾するマイス。今日の分の作業は朝一番で終わらせていた
「じゃあ今から行こうか、ソル・テラーノ砂漠でいいかな?」
マイスの問いに頷くと、マイスが冷蔵庫から飲み物を取り出す
「せっかくだから二人でゆっくり話でもしようよ」
願ってもない申し出に胸が高鳴る。逸る気持ちを落ち着けて、再度に首を縦に振った
「よし、じゃあ早速行こう」
そういって駆けだすマイス。トゥーナも、そのすぐ後を追いかけていった


ポコッポコッポコッ……ポコッ……
砂漠に響きわたる軽やかな打撃音。ソル・テラーノへとやってきた二人は、まずは水浴び骨で採掘を試みる。
しかし、ここの鉱石はハズレだったのか、出てくるものはクズ鉄ばかり
「うーん、場所を変えようか?」
「………うん…」
多少の鉄は採れたものの、これでは足りないという事で砂漠の奥へと向かった
「楽しい?トゥーナ」
「…………うん…楽しいよ…」
道中、楽しげに会話を交わす二人。これがモンスターを殴りながらでなければ、いい雰囲気にもなるのだが…




388 名前:ツナ缶:2012/06/30(土) 23:08:32 ID:GCddMrE00
648 名前:ツナ缶4:2010/10/16(土) 20:31:29 ID:IMjd0BqvO
そんなこんなで泳ぐ砂原の一画へとたどり着く二人。休む間もなく採掘を再開した
ポコッポコッ……ポコッポコッポコッ……
今度は次々と鉄が飛び出す、どうやら当たりの鉱石だったらしく、安堵の表情を見せるマイス
「ふう、これだけあれば足りるかな?」
マイスが額の汗を拭ってトゥーナの方をみると、トゥーナは嬉しそうにマイスを見返していた
「……………もう充分…ありがとう…」
手にいっぱいの鉄を抱えて答える
「そう、じゃあ丁度モンスターもいない場所だし、少し休んでいこう。はい」
マイスが先ほどの飲み物を取り出し、トゥーナに手渡す。そのまま岩場を背に、腰掛ける二人
「やっぱりここは暑いね」
「………………うん……」
明け方に降っていたはずの雨の痕跡も陽光で消えかかっている。まだ10時前だというのにカンカンの日差しが目にまぶしかった
「トゥーナはあの後何してたの?」
「………………お風呂に入ってから寝ただけ…」
お風呂という単語に少し照れた顔をするマイス。少し間をおいてから話を続ける
「で、でもびっくりしたよ、トゥーナがあの鳥さんだったなんて…」
「……………ごめん…でも、マイスだって…」
実はこの二人、純粋な“人”ではない。トゥーナは鳥と人のハーフ、マイスはモコモコと人とのハーフだった
二人は数日前、その秘密を明かし合った事で、改めて親密な“オトモダチ”になった
「あはは、そうだね。でも本当にきれいな姿だったよ」
「……!!………あ、ありがと…」
急に褒められて、言葉が尻すぼみになってしまった。顔がほんのり赤くなる
「本当に…ね……」
再度強調され、今度は一気に真っ赤に染まるトゥーナ。「バカ」とそっぽを向くと、マイスがそっと肩に手を添えてグッと向き直らせた

389 名前:ツナ缶:2012/06/30(土) 23:09:21 ID:GCddMrE00
649 名前:ツナ缶5:2010/10/16(土) 20:34:28 ID:IMjd0BqvO
「トゥーナ……いいかな?」
「…………………………ん……」
息を飲み、軽く頷いて目を閉じるトゥーナ。息を潜めていると、マイスの顔が近づくのがわかる
期待と共に胸の高鳴りが頭の中に響く。そして唇に柔らかな感触が重なった
「…………………………!?……」
突如胸元に違和感を覚えて目を開くと、マイスが手を服の内側へと滑り込ませようとしていた
「……んん……んー………ぷはっ…だめ…」
「…ダメ?」
いきなり触られ、驚きはしたが、実はさほど嫌ではなかった。むしろ期待すらしていたのだが、素直になれないトゥーナ
「…………」
そんな気持ちをくみ取ったのか、少し強気な口調でマイスが続ける
「答えが無いのはOKって事だよね」
今度は少し大胆に服をたくし上げるマイス。柔らかな膨らみが顔を覗かせるが、触れようと伸ばした手はトゥーナに押さえられた
「……あの…マイス…」
言葉に詰まりながらも、何かを訴えようとするトゥーナ。しかしマイスは、それを諫めるように優しく微笑んだ
「大丈夫、任せて」
戸惑いつつも、覚悟を決めてスッと手を離すトゥーナ


650 名前:ツナ缶6:2010/10/16(土) 20:36:07 ID:IMjd0BqvO
「じゃあいくよ…」
そっと胸元に手を添える。徐々に山を登り、先端には触れずに軽く揉んでは手を離す
「…………ぅん……」
あまりのくすぐったさに、モゾモゾと身悶えするトゥーナ。一度大きく身を捩ると、そのまま二人して倒れ込んでしまった
(いたた……ん?)
目の前にツンと自己主張を始めた突起が目に入る。都合のいいことに、マイスの顔がトゥーナ胸の前に来ていた
「…………ひゃッ!」
先端をくわえられ、驚いて軽く悲鳴をあげるトゥーナ。舌で先端を転がしつつ、もう片方も手で揉みしだく
「………やっ!……はふ…ぅ…」
急に息づかいが荒くなり、ふるふると震え出すトゥーナ。胸が弱いのかな?等と思いつつ、マイスはそのまま続けていた
「……はっ……やあああっッッ!!…」
マイスの指が、先端を絞り上げた瞬間、声を上げてビクビクと絶頂を示すトゥーナ。突然の事に、さすがのマイスも動揺して手を止める
「だ、大丈夫?トゥーナ?」
肩で息をしているトゥーナが、少し間を空けて口を開く
「…………ぁ…あの…私…鳥とのハぁ…フ……だから…」
しばらく考え込んでいたが、なんとかその意味を理解したマイス
鳥の交尾は早い、1分どころか10秒程度で終わってしまう。それは外敵から身を守りつつも、確実に子孫を残すためである。つまり鳥とのハーフのトゥーナも、1回の終わり、つまり絶頂に達するのが極端に早いわけだ
「……………ごめんね…隠してて……私、マイスに嫌われたくなくて……」
今にも泣き出しそうなトゥーナ。それを見てマイスに小さな悪戯心が沸き上がる
「大丈夫、嫌いになんてならないよ」
それを聞いて安堵の表情を見せるトゥーナ
「でも…恋人を置いて先にイっちゃうような娘には、オシオキが必要だよね♪」


390 名前:ツナ缶:2012/06/30(土) 23:09:43 ID:GCddMrE00
651 名前:ツナ缶7:2010/10/16(土) 20:41:27 ID:IMjd0BqvO
「……………えっ?……」
"恋人"という言葉に意識をとられ、その後の言葉がすぐ耳に入らなかったトゥーナ。しかし、そんなことはお構いなしに、マイスが続ける
「大丈夫、女の子は1回イった後の方がよくなれるから♪」
マイスが片手でトゥーナのスカートを無理矢理引きずり降ろす
「…………待っ……マイっ…」
慌てて抵抗するが、うまく動きに合わせてトゥーナの上着をはぎ取っていく
「………………やめっ……」
抵抗も虚しく、あっと言う間に下着姿にされてしまうトゥーナ。どうしようもなく、ただイヤイヤと首を横に振る
「だーめ、さっきも言ったでしょ?オシオキだよ♪」
トゥーナの両手を掴んで頭の上で交差させ、片手で押さえつけたマイス。突き出された胸を再度口に含み、手と舌で弄ぶ
「……嫌っ……あ……あああ!…」
早くも2度目の絶頂を迎えたトゥーナ、またビクビクと体が震えている
「どう?さっきよりイイでしょ?」
それだけ言って、胸への責めを再開する。イったばかりで返答する間もないトゥーナに、再度快感が押し寄せる
「……んっあ……あああ!…」
三度の絶頂、しかしマイスの指は止まらない
「…ああ…あっ…ああ!!」
短時間での絶頂の繰り返しにより体から力が抜けていくトゥーナ。既に抵抗する力も弱々しく、ただされるがままになっていた
「ふふっ、もうここも凄い事になってるみたいだよ」
固くなった先端を歯で優しく転がしつつ、お腹をなぞるように指を滑らせて、トゥーナの下腹部へと運んだ
「………ゃ…」
うまく喋れなくなったトゥーナを後目に、壊れ物を扱うかの如くそっとパンストをめくる
「……ッ!!」
ネトッと粘りのある愛液が糸を引き、甘く濃厚な雌の香りが立ち上った


391 名前:ツナ缶:2012/06/30(土) 23:10:16 ID:GCddMrE00
652 名前:ツナ缶8:2010/10/16(土) 20:44:46 ID:IMjd0BqvO
秘部を外気に曝され、恥ずかしさに身を捩るトゥーナ。しかしマイスがその動きを逆手にとり、うまく脱がせていく
「さて、じゃあいくね」
スリットの脇にそっと指を当てると、それだけで過敏に反応を示すトゥーナ。その指を優しく弧を描くようにして撫で回す。決して割れ目に指が当たらないように…
「…ゃ…ゃっ……っああ!!」
トロトロと溢れ出す愛液、しかしマイスは指の動きを休めない
「…っ……ぁああ!!」
6度目の絶頂を迎えたトゥーナの体は、既に受け入れ準備ができていた。だが、そのまましたのではお仕置きにならない
「まだまだだよ、たっぷりジラしてあげるからね♪」
ふるふると力なく首を振るトゥーナ。しかしマイスのオシオキは、ここからが本番だった…
「さて、じゃあまずは優しくー…」
そっとトゥーナの丘を撫でる
「…あああ!」
イきながらも、必死に首を振って耐えるトゥーナ
「…んっぁあッ!」
指が一回りする度に体が跳ねる
「……やらぁッ!!!」
身を捩って逃げようとするが、それより早く絶頂の波が押し寄せる
「…んんっ……!!」
手足がピンと突っ張ったまま硬直するトゥーナ
「……へ…ん…ぃぃ!!」
既にトゥーナは、理性のタガが外れかかっていた


653 名前:ツナ缶9:2010/10/16(土) 20:54:11 ID:IMjd0BqvO
ふとマイスが動きを止め、静かに口を開く
「うーん…そろそろ許してあげようかな?」
ガクガクと震えるトゥーナを見て、ほんの少しだけ良心が咎めたマイス。それを聞いてトゥーナが弱々しくも必死に首を縦に動かした
「ん、わかった。じゃあ………………今からちゃんとするからね♪」
マイスの指がトゥーナの割れ目をパクッと開き、拒む間すら与えずに花弁を優しく撫でさする
「…ぃっひあぁぁあ!!」
トロトロと溢れ出す蜜を指に絡め、さらに執拗に責め続ける
「…くああ!!……っぅ!…あ!」
ちょんと、小さな固まりに指が触れると、トゥーナの体が大きく跳ねた
「ここもいじってあげなきゃね♪」
少しずつ少しずつ、丁寧に皮を剥いていく。一剥き毎に軽い絶頂を示すため、隠れた突起が顔を出すまでに大分時間がかかった
「ひっ…ひいぃっ……」
もはや首を振る以外為す術の無いトゥーナ、しかしマイスはお構いなしに手を動かしていく
「まず準備をして…っと」
溢れ出る蜜をたっぷりと指に絡めて、突起を軽く挟む


392 名前:ツナ缶:2012/06/30(土) 23:10:56 ID:GCddMrE00
654 名前:ツナ缶10:2010/10/16(土) 20:57:15 ID:IMjd0BqvO
「じゃあ…いくよ?」
震えながら首を振るトゥーナを後目に、赤く膨らんだ突起を一気にしごき上げた
「…いひぃぃあんっあああああ!!」
ふしゃぁぁぁ………
あまりの刺激にガクガクと痙攣を引き起こしつつ、マイスの体へと放尿する。しかしマイスは全く動じず、愛撫する手を休めない
「……ひやあああ!!!」
涙を流して拒絶するも、意に反して躰は悦びを表してしまうトゥーナ。指の動きに合わせてカクカクと腰が動く
「……ごわ…れぇ…ッ!」
頭に電流が流れたような錯覚に陥り、ビクビクと痙攣を引き起こす。
「……!!!」
頭の中が真っ白に染まり、言葉にならない喘ぎ声をあげる
「…ぉう…ぉうぉう…」
もはや何度達したかもわからないトゥーナ。度重なる絶頂により、きれいなピンク色に染まった体はとても煽情的だった
「………もうさすがに限界みたいだね」
すっと手を止めてマイスが語りかける
「…………」
幾度と無く押し寄せる絶頂の波に頷く気力すら湧かず、ただピクピクと余韻に浸るトゥーナ。
「もう喋る気力も湧かないかな?」
そういって、トゥーナの頭を撫でるマイス。それだけで軽くトゥーナの体が跳ねる
「…ひ……ぃ…」
急激に押し寄せた快感の波により、トゥーナの体は今、何をされても快感を感じる全身性感帯と化していた
「そろそろ終わりにしようか、僕も少し疲れたし」
マイス自身お預け状態だったため、我慢の限界がきていた。マイスの言葉が少し遅れてトゥーナの頭に届く
(ソロソロ…オワリ…?終…ワル?)
「じゃあ…最後に思いっきり中に出して終わろう♪」
(サイゴ…オモイッキリナカニ?………………!!)
最後の言葉がすぐには理解できなかったトゥーナ。その意味を理解した時には、既にマイスがガチガチに固く、かなりの大きさになったモノをトゥーナにあてがっていた


393 名前:ツナ缶:2012/06/30(土) 23:11:23 ID:GCddMrE00
656 名前:ツナ缶12:2010/10/16(土) 21:00:05 ID:IMjd0BqvO
「……………ン………あさ?」
窓から漏れる光に気付き、体を起こ……せない
「……………な……何…」
慌てて自分の体を確認しようとするが、全身がとてつもなく重い。特に何かが起きている様子はないが、腕を動かすのも一苦労だった。
少し気を落ち着けると、一つだけ普段と違っている事に気付いた
「………………ここ…大樹の家?」
「あ、良かった。目が覚めたみたいだね」
下の畑からマイスが昇ってくる、その手には綺麗に畳まれたトゥーナの服が…
(!?)
慌てて自分の体に触れる
(服、着てない!?)
と同時に、全ての出来事を思い出したトゥーナ、恥ずかしさに一気に顔が深紅に染まる
「………あ……あ……あ…」
顔を合わせている事すら耐えられなくなり、慌てて後ろを向いた。しかしそれがまずかった。今度はマイスが顔を赤く染め、後ろを向く
「うあっ!トゥーナ、後ろ!後ろ!」
マイスの声に、はたと我に返るトゥーナ、なんだか背中がスースーと…
「…………ふっ…服置いて、向こう行っててッ!」
「は、はいぃ〜っ」
後ろ向きのままベッドに寄って服を置き、壁際まで走っていくマイス。妙な沈黙の中、そのまま数分の間壁を見つめていた
「……………マイス……」
トゥーナに声をかけられて向き直るマイス。しかしトゥーナの服は、まだベッドの上に置きっぱなしだった
「………………体がうまく動かなくて……き…着られない…」
トゥーナは結局、自分ではどうにもできずに、裸のままベッドに横たわっていた

394 名前:ツナ缶:2012/06/30(土) 23:11:58 ID:GCddMrE00
657 名前:ツナ缶13:2010/10/16(土) 21:01:08 ID:IMjd0BqvO
………………………………
気まずい沈黙が続く。お互いに言いたい事は山ほどあったが、何故か言葉を発する事ができなかった
………………………………
そんな中、ようやくマイスが口を開く
「トゥーナ…あの……体は大丈夫?」
「…………うん、まだ動けないけど…」
トゥーナが顔だけを傾けて答えた
「そっか、良かった。ごめんね、ちょっとやりすぎちゃったみたいで…」
頭を掻きつつ謝るマイス。それを見て、トゥーナがちょっと怒ったような表情で返す
「……………うん、マイスがあんなヒドい事できるなんて…思わなかった」
うっ、となって困り顔をするマイス
「あはは…ごめんなさい」
素直に謝られ、ふっとため息をこぼすトゥーナ
「…でも僕もちょっと意外だったかな」
「…………え?」
マイスの言葉に不思議そうな顔をする
「あんなに沢山トゥーナが喋ってるのを初めて見たよ、トゥーナって意外とおしゃべりさんなんだね♪」
それを聞き、ピーッとゆでだこの様に顔を染めるトゥーナ
「………バカ…」
「ごめん」
口では罵倒するも、その表情は穏やかに笑っていた


658 名前:ツナ缶14:2010/10/16(土) 21:02:07 ID:IMjd0BqvO
「………っくしゅん……?」
服を着てないため、体が冷えたトゥーナ。軽くくしゃみをしたら、あることに気がついた
「………マイス……私の体、なんで綺麗なの?」
考えてみればその通りである。あの時トゥーナは、全身汗だく、体中体液でぐちゃぐちゃになっていた。
そのうえマイスに散々舐め回され、弄ばれ、大量の精液を注ぎ込まれたのだ。それこそ、少しぐらい溢れ出していてもおかしくはない程に…
しかし当のマイスは、トゥーナの問いに固まっていた
「…………マイス?」
「…いや、あの…」
煮え切らない態度のマイス、再度呼びかけると、ようやく口を開いた
「じ、実は…トゥーナが気絶しちゃったから、どうにかして連れ帰らなきゃと思ったんだけど…、あのままじゃマズイと思ったから……」
「…………うん」
まだ歯切れの悪いマイスに業を煮やし、トゥーナが合いの手を入れる。それを聞き、ぐっと意を決してマイスが答えた
「水浴び骨の池できれいに洗ってから、人がいないのを確認してテレポーぼふっ…」
マイスの顔に、勢いよく枕が突っ込んできた。トゥーナが再度顔を真っ赤に染めている
……………………
間をおいて、枕をベッドに持って行くマイス。するとトゥーナが、落ち着いた口調で話しかけた
「……………………マイス」
緊張した面もちのトゥーナ、釣られてマイスも少しだけ緊張してしまった
「な…何?トゥーナ」
恐る恐る聞き返すと、トゥーナはくすっと笑い、優しい声で囁いた
「…………責任…とってね」
「あ、うん」
元々そのつもりだったが、思わず生返事を返してしまったマイス。以降、二人の間に言葉が交わされないまま時間だけが過ぎていった

395 名前:ツナ缶:2012/06/30(土) 23:12:26 ID:GCddMrE00
659 名前:ツナ缶15:2010/10/16(土) 21:03:40 ID:IMjd0BqvO
「…………じゃあ…そろそろ帰るね」
体の痛みが少し和らいだトゥーナが、なんとか服を着て立ち上がる
「大丈夫?送っていく?」
ふるふると首を振り、鉄を受け取る。「………またね」と挨拶を交わし、ふらつきながらもゆっくりと帰路についた

「…………はい、鉄」
ガジ屋に帰り、ガジに鉄を渡す
「ン、ありがとうーナ。ちょっと疲れてるみたいだガ、楽しかったカ?」
トゥーナは、うん、とだけ頷いて夕食の準備にとりかかった

「…………これがホントの、ツナ姦………なんてナ」
「………?…夜ご飯はツナのパスタが良かった?」
「……………………そうだナ」

数日後
「オンドルファさん、依頼の件なんですが」
「ああ、ちょうど良かった。実は先日、このモコモコが、泳ぐ砂原付近で、聞き慣れない叫び声を聞いたと言っているんです」
「叫び声…ですか」
「はい、なんでも「あ゛あ゛あ゛あ゛」や「おうおう」等の声だそうです。それと、水を打ち付けるような音がしたとも言っていまして……」
「そ、そうですか……(まさか)」
「おや?何か心当たりでもありましたか?」
「い、いやぁ、何も無いですよー。あははは……」
「そうですか。で、ちょっと調べてきて頂きたいんですが、お願いできますか?」
「は、はい、わかりました(……どうしよう…あは…はは)」

その後、雑貨屋にて、大樹の家を防音完備にしたいと依頼するマイスの姿が、度々目撃されたのは、言うまでもない


396 名前:チヒロ×サト ◇tRZTXyhvWw:2012/06/30(土) 23:14:29 ID:GCddMrE00
666 名前:◆tRZTXyhvWw :2010/10/18(月) 00:02:06 ID:On5th0B10
こんばんは。
ふたごの村のチヒロ×女主人公を途中まで投下します。
女主人公の名前は小学館の公式ガイドブックから「サト」にしました。


667 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/10/18(月) 00:02:56 ID:On5th0B10
「チヒロ、悪いのだけれどこのメモを掲示板に貼ってきてくれる?」
「はい、分かりました。」
この医院は基本的に細々とした仕事しかなく、またその仕事もひと段落ついてちょうど手が空いたところだったので、僕は先生の頼みを受け入れた。……断ることは最初から出来ないということには目を瞑る。
午後から降りだした雨の中、傘を差して掲示板へと向かうと先客がいた。
この村では見かけない、ブルーベル村特有の服装をした彼女は……
「サトさん!」
「あ、チヒロ君。」
僕が驚いて声をかけるとサトさんはこちらを振り返りふわりと笑った。
その笑顔に心の奥がぽーっと明るくなる。
が、今はそんな場合じゃない。
「どうしたんですか!?ずぶ濡れじゃないですか!」
そう、彼女は傘を差していなかった。靴までびちょびちょに濡れている。
「どうしても今日中にメダカを捕まえて届けないといけなくて……近くに寄ったついでにこのはな村の掲示板もチェックしとこうかなーって。」
そう言ってサトさんは気まずそうにえへへ、と笑った。
つまり彼女はこの雨の中、浅瀬で魚つかみをしていたらしい。
行動力があり、毎日山を越えてこの村に来ている彼女らしいといえばらしいのだろうが……正直、あまり無理はしないでほしい。
「うちに寄って行って下さい。このままだと風邪を引きますよ。」
「いいの?迷惑じゃないかな?」
「全然迷惑じゃないですよ!このまま帰って風邪を引く方が問題です!ほら、いきましょう。」
アヤメ先生のおつかいメモを貼り、二人でアヤメ医院まで急いだ。


397 名前:チヒロ×サト ◇tRZTXyhvWw:2012/06/30(土) 23:14:51 ID:GCddMrE00
668 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/10/18(月) 00:03:37 ID:On5th0B10
「おかえりなさい……ってあら、サトちゃん。」
「お邪魔します。」
「僕、タオルを取ってきますね。」
「サトちゃん、うちのシャワーを使いなさい。着替えも私のものを貸してあげるから。」
「ありがとうございます。」
サトさんは水を吸ってがぽがぽと音を立てるブーツとストッキング、ベストを脱いでぺたぺたとアヤメ先生の後に付いて行った。
タオルは浴室に持っていった方がいいだろう。
雨の予報を聞いてから昨日のうちに干しておいたふかふかのタオルを2,3枚取りだして、脱衣所の籠の中へ入れた。
浴室からはシャワーの音が聞こえる。
この向こうにサトさんが……。
……これ以上ここにいるのは精神衛生上良くないと判断した僕は、足早に脱衣所を後にした。




「すみません、アヤメ先生はいらっしゃいますか?」
やや心配そうな顔のソナさんが訪ねてきた。
「どうしました?ソナさん。」
「マオが熱を出してしまって……微熱なんですけど、苦しそうでね。アヤメ先生に診ていただきたくて。」
「分かりました。チヒロは留守番をしていてくれる?」
「はい。」
去り際に振り向いたアヤメ先生が楽しそうに口を動かしたが、僕には声が聞こえなかった。



398 名前:チヒロ×サト ◇tRZTXyhvWw:2012/06/30(土) 23:15:13 ID:GCddMrE00
725 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/10/25(月) 01:39:09 ID:1gW76T3e0
続きいきます。


726 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/10/25(月) 01:40:01 ID:1gW76T3e0
「お風呂ありがとうございます……って、チヒロ君だけ?アヤメ先生は?」
しばらくしてサトさんがお風呂からあがってきた。ドライヤーもきちんとかけてきたようで、首をかしげた拍子に乾いた髪がさらりと揺れた。
「ソナさんのお宅に行きました。なんでもマオちゃんが熱を出してしまったそうなんです。」
「マオちゃんが?大丈夫かなぁ……。」
サトさんが心配そうに眉をひそめる。
「ソナさんの話によると微熱だそうですから、大丈夫だと思いますよ。」
その割に先生の帰りが遅いのは気になったけれど、口に出して不安を煽ることもないだろうと思い黙っておく。
多分晩御飯の時間までには帰ってくるだろう、とまるで母親のような事を考える。
「……雨、まだ止まないのね。」
ぽつりとサトさんが呟いた。若干雨脚は弱まったが、暗くなってきた山道を歩いて帰るのは危険だろう。うっかりぬかるみにはまったり、すべって崖から落ちてしまう可能性だってある。
「よかったら、今日はこのまま泊まっていきませんか?」
自然とそんな言葉が漏れた。

後になって振り返ってみても、この時は決してやましい気持ちがある訳ではなかったと胸を張って言える。
ただ、すぐ隣に宿泊施設がある役場があるから傘を貸せばそれでよかったとか、その時は全く考えつかなかっただけなのだ。

「流石にそこまでお世話になっちゃうのは……うーん……。」
「ベッドは患者さん用のものがありますから、遠慮しないで下さい。」
「でも、ご飯とか……。」
なおも遠慮するサトさんに、更に僕は言い募る。
「気にしないで下さい。いつもおいしい作物をおすそ分けしてもらっているお礼です。」
実際、サトさんが分けてくれる作物やミルク、卵はとても美味しくていつも貰ってばかりで申し訳ないと思っていたのだった。
「そこまで言われちゃったら断るのも悪いなぁ。それじゃあ、お言葉に甘えて。」
よろしくね、と小さく頭を下げるサトさん。
その仕草をとても可愛らしいと思うと同時に二人っきりであることが妙に意識されて、アヤメ先生は一体いつ帰ってくるんだろう、と早く帰ってきて欲しいような、もう少しこのままでいたいような何とも言えない気持ちになった。


399 名前:チヒロ×サト ◇tRZTXyhvWw:2012/06/30(土) 23:15:34 ID:GCddMrE00
727 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/10/25(月) 01:40:40 ID:1gW76T3e0
「ごちそうさまでした!美味しかったー。」
ぱちん、手を合わせてにこにことサトさんは幸せそうだ。作った身としてそれはとても嬉しい。
「お粗末様でした。食後のお茶はどうですか?」
「お茶まで淹れてくれるの?ありがとう!あっ、じゃあこれ一緒に食べようよ!今朝作ったあべかわもちがあったはずだから……。」
ごそごそと鞄の中を探る音がする。いつも思うのだけれどサトさんはどうやって料理を持ち歩いているんだろう?
気になったけれどちょうどお湯が沸いたので振り返ることができなかった。
「それにしても……アヤメ先生帰ってこないね。マオちゃんの病状がひどかったらチヒロ君を呼ぶだろうし。」
僕が席に着くのをみはからって、サトさんが心配そうに言った。
「そうですね……。先生のことですから、明日の朝にでもひょっこり帰ってくると思いますよ。」
サトさんを安心させる目的もあって冗談まじりに言った自分の発言にはっとしてしまう。先生が朝まで帰って来ないなら、サトさんと朝まで二人きりだという事だ。
「そっか。ならいいんだけど。」
対するサトさんは僕の返事にあっさりと頷き、緑茶を飲み始めた。
やっぱり、僕なんかサトさんに相手にされてないのかな……。
なんてマイナス方向に思考がチェンジしそうになった、その時だった。
「うぐっ……げほっ、ごほっごほっ!」
緑茶を飲んでいたサトさんが思い切りむせたのだった。
びっくりして思わず背中をさする。
「サトさん、大丈夫ですか!?」
「う、うん大丈夫……。って、あわわわわ……。」
みるみるうちにサトさんの顔が真っ赤に染まっていく。
どうしたんだろう?


400 名前:チヒロ×サト ◇tRZTXyhvWw:2012/06/30(土) 23:15:57 ID:GCddMrE00
728 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/10/25(月) 01:41:16 ID:1gW76T3e0
きゃーーー!!!どどっどどどどうしよう!?
本当にアヤメ先生が朝まで帰ってこなかったら二人きりだよね?って思ったらお茶むせちゃうし、そしたらチヒロ君が背中さすってくれてるし……。
……チヒロ君の手あったかいなー。
意識しちゃうとますます恥ずかしい。顔がかーっと熱くなるのが分かる。
わー、チヒロ君がすごく不思議そうにこっち見てる。
そうだよね、私これじゃあ変な子だよね。
「どうしたんですか?サトさん、顔が真っ赤ですよ?」
チヒロ君のせいだよー!とは、口が裂けても言えない。
「な、なんでもないよ……。ごめんね、心配かけちゃって。」
「そうですか?もし体調が悪いのなら無理せず言って下さいね。」
うう……チヒロ君のにぶちん。
でもにぶちんなのは私も同じだってラズベリーにこの前言われたっけ。
「ありがとう。大丈夫、むせただけだから。それより、あべかわもちどうかな?くるみを入れてみたんだけど。」
「あっ、まだ食べてなかったです。いただきます。…………、うん、くるみがいいアクセントになってます。すごく美味しいです。」
「よかった〜。」
チヒロ君に喜んでもらうために作ったので、チヒロ君に喜んでもらえるのは本当に嬉しい。


それからしばらく料理談義に花が咲いて、食事の後片付けを一緒にして、チヒロ君の部屋に場所を移して色々な話をした。


「そういえば、チヒロ君は好きな子とかいるの?」
ふと会話が途切れたので、訊いてしまった。
いないならまだ私にもチャンスがあるし、いるなら……難しいけどすっぱり諦めようと思う。
「ええっ、な、ななななんですか急にそんな事っ!」
チヒロ君の顔がみるみる赤くなっていく。
ああ、好きな子いるんだ……。
すーっと冷めていく心とは裏腹に、私の唇はなめらかに動いた。
「その反応はいるよね?誰?ナナ?それともリコリス?」
「ちっ、違います……!僕は好きなのは……」
「二人じゃないの?じゃあもしかしてアヤメ先生?」
「僕が好きなのはっ、サトさんですっ!」





729 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/10/25(月) 01:42:24 ID:1gW76T3e0
今回はここまでです。
多分次からエロ入ります。

前置き長すぎですみません。




401 名前:チヒロ×サト ◇tRZTXyhvWw:2012/06/30(土) 23:16:21 ID:GCddMrE00
780 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/11/04(木) 22:02:41 ID:eYxarh730
流れ豚切りで続き投下。
すみません、エロまでたどり着きませんでした。


781 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/11/04(木) 22:17:41 ID:eYxarh730
しん、と部屋が沈黙に包まれた。
言った。言ってしまった。
だってサトさんがこれっぽっちも僕を意識していないようだったから。
それがとても悲しくて悔しくて、勢い余っていってしまった。
「……え?え?……ええええええええええええっ!チヒロ君私の事好きだったの!?」
「そうですよ。わ、悪いですかっ!」
自棄になって開き直る。もうどうにでもなってしまえ。
「全然悪くないよ!だって私も……その、チヒロ君のこと…………すき、だから。」
最後は今にも消え入りそうな声だったから、きっと聞き間違いだと思った。
「サトさん?今なんて?」
「わ、私もチヒロ君のことが好きだよ。」
「ええっ!!」
今度は僕が驚く番だった。サトさんが僕のことを好き?
「うう……やっぱり気づいてなかったんだー……私結構モーションかけてたつもりなのに……。」
「え?ええっ!?」
サトさんが?モーションかけてた?
「あのー……具体的にはどういった事を?」
「毎日挨拶したりとか、グラタンあげたりとか、一緒にお話ししたりとか、色々。」
「キリクさんやディルカさんにも挨拶したり好きなものあげたりしてるじゃないですか。」
「あの二人は友達!キリクに関しては私チヒロ君の事相談してたからそのお礼。」
「ええっ!!あの、僕もキリクさんにサトさんの事を相談してたんですけど……。」
「嘘っ!」
お互いの事を好きあっている男女にそれぞれ相談されるなんて……キリクさん、どんな気持ちだったんだろう。
「うわー……なにそれすごく恥ずかしいんだけど……。」
サトさんは両手で赤面した顔を包み、うろたえている。
しかし、少しすると肩をぷるぷる震わせてくすくすと笑い始めた。
つられて僕も笑う。
確かにとても恥ずかしいけど、でも悪い気分じゃない。愉快だった。
ひとしきり笑い終わると、再び沈黙が訪れた。
さてこれからどうしようと思ったところでサトさんが動いた。
サトさんの顔がどんどん近付いてきて……唇に、唇が触れた。
「えへへ……奪っちゃった。」
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
全身が熱い。多分今僕の顔はゆでだこみたいに真っ赤なんだろう。
サトさんはしてやったりといったような顔している。
「僕、お風呂入ってきます!」
寝巻をひっつかんでその場から逃げだした。


402 名前:チヒロ×サト ◇tRZTXyhvWw:2012/06/30(土) 23:16:44 ID:GCddMrE00
782 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/11/04(木) 22:18:09 ID:eYxarh730
あ……チヒロ君いっちゃった。
自分でもあんなに大胆な事が出来るなんてびっくりしてしまった。
チヒロ君の前では余裕ぶっていたけど、一人になった今、顔が火照るのが分かる。
チヒロ君のベッドにぽすんと腰かける。
チヒロ君がいないのをいいことに、そのまま横になって枕に顔をうずめた。
いつもチヒロ君が使ってるベッド。なんだかほっとする。
シーツを取り換えたばかりなのか、ほのかに石鹸の香りがする。
それがとても心地よくて、私の意識は少しずつ、とろとろと溶けていった。



783 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/11/04(木) 22:18:36 ID:eYxarh730

熱めのお湯をかぶって頭をしゃっきりさせようとするけれど、うまくいかない。
油断すると先ほどのサトさんとのキスの感触がよみがえってきてしまう。
好きな人が自分のことを好いていてくれて、これ以上ないくらい幸せだったけれど、この夜をどうやって乗り切れるか分からなかった。
多分今日はどきどきして眠れないだろう。
ちょうど明日が金曜日で医院が休みなのは助かった。
もし明日も仕事だったらきっと全く身が入らなかっただろう。
今日のうちに気持ちを整理して、明日からまたサトさんといつも通りに接することが出来るようにしよう。
出来れば一緒に食事処ソナでお昼を一緒に食べたいな、と思った。



403 名前:チヒロ×サト ◇tRZTXyhvWw:2012/06/30(土) 23:17:16 ID:GCddMrE00
784 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/11/04(木) 22:29:33 ID:eYxarh730
お風呂からあがって部屋に戻ると、サトさんが僕のベッドの上ですやすやと気持ちよさそうに眠っていた。
それだけならまだいいのだけれど……アヤメ先生がサトさんに貸した服は巻きスカートで、今はそれが大きく肌蹴て健康的な太ももがあらわになってしまっていた。
目を閉じているサトさんの長い睫毛や、さっきキスを交わしたふっくらとした唇も目に付いた。
カッと全身に血がめぐるのを感じる。
隠しようもなく、僕は今サトさんに欲情していた。
……今日は患者さん用のベッドで寝よう。これ以上ここにいたらいけない。
そうきびすをかえした時、
「ん……チヒロ君?」
最悪のタイミングでサトさんが起きてしまった。
「あ……ごめんね、あたしチヒロ君のベッド占領しちゃって。今どくね。……チヒロ君?」
一向に振り返らない僕を不審に思ったのだろう。でも僕は振り返るわけにはいかなかった。
しかしサトさんはあっさりとこちらの正面にまわってきてしまった。
俯く僕を不審げに眺め――そして視線が僕の下半身に注がれる。
「あ……えっと……チヒロ君……。」
「幻滅しました?僕もです。最低ですよね。」
「いや……あの……私と、したいんだよね?……私、チヒロ君となら、いいよ。」
「へ?」
思わず顔をあげると、サトさんは恥ずかしげに、それでもきっぱりと言った。
「チヒロ君がしたいなら、私はいいよ。」
「ええっ……あ、あの、じゃあその、…………よろしく、お願いします。」
ぺこりと頭を下げると、サトさんがくすりと笑う気配がした。





785 名前:チヒロ×サト ◆tRZTXyhvWw :2010/11/04(木) 22:33:06 ID:eYxarh730
今回はここまでです。
まさかエロ突入まで5500文字以上も使うなんて……。

本当すみません。




404 名前:お留守番 ペルちゃん発情期:2012/06/30(土) 23:18:36 ID:GCddMrE00
701 名前:お留守番 ペルちゃん発情期 1:2010/10/23(土) 11:39:31 ID:nnoJV4ch0
「はぁっ・・・はぁっ・・・!」

あ・・・イケそう・・・かも・・・。
そう思って私はおっぱいを揉む手を激しくした。
ここは旅館「都」。
普段なら女将さんやさくちゃんがいるんだけど二人でお泊まりのりょこーするって言ってたから明後日の夜まで帰らない。
だからこんな感じにカウンターでオナニーできるんだけど・・・。
いや、ほんとは我慢してたんだよ?
でもなんか最近体がもにょもにょするんだもん!!
おまんこにまわした手も激しくなる。

「あっ・・・イク・・・イッちゃ・・・。」
「こんばんはー!」
「ふぇぇぇぇぇえ!!!???」

急に声が聞こえてきてものすごくびっくりした。
もうすぐでイケたのに誰!?って思ったんだけど・・・。

「マイスくん!?」
「そんなにびっくりしなくても・・・。」

私のオナニーを邪魔したのは私の大好きな男の子のマイスくんだった。


405 名前:お留守番 ペルちゃん発情期:2012/06/30(土) 23:18:53 ID:GCddMrE00
702 名前:お留守番 ペルちゃん発情期 2:2010/10/23(土) 12:12:55 ID:nnoJV4ch0
だっだいじょうぶかな!?
今のみられてないかな!?
音とか聞かれてないかな!?
幸い下半身はカウンターの中だし、おっぱいも服の上からもみもみしてたし大丈夫とは思うけど・・・。
色々想像して顔が真っ赤になる。

「顔真っ赤だよ?熱でもあるの?ペルシャ?」
「ふぇ・・・?
 あ、ううんなんでもないよ。だいじょうぶ。」

よかった・・・見られてなかったみたい・・・。
ちなみにさっきのオカズはマイスくんです。
マイスくんが私を攻めてくれる妄想してました。

「それで?
 マイスくんどーしたの?」
「いや、ペルシャ一人で寂しくないかなって思ってさ。
 はい、差し入れ。」

そう言って焼きイカを取り出すマイスくん。

「焼きイカだ!
 ありがとうマイスくん!!」

イカを食べてる時はこの体のもにょもにょを忘れられるんだよね〜。
ぐっじょぶだよっ!マイスくんっ!!
心の中でマイスくんに親指をたてると焼きイカにかぶりつく。

〜数時間後〜
どうしよう・・・。
マイスくんが帰らない・・・。
体がもにょもにょしてるんだよー・・・オナニーしたいんだよー・・・。
ちらっと横を見る。
・・・狙ってる?
マイスくん、爆睡してます。


406 名前:お留守番 ペルちゃん発情期:2012/06/30(土) 23:19:13 ID:GCddMrE00
703 名前:お留守番 ペルちゃん発情期 3:2010/10/23(土) 13:20:32 ID:nnoJV4ch0
「すぅ・・・すぅ・・・。」

あわわ・・・。
マイスくんの寝顔可愛いよ〜・・・。
そりゃもう気持ちよさそうに寝てるマイスくん。
・・・この子実は女の子なんだよー。って言ったら信じてくれるかもしれないくらい可愛いよ〜・・・。
これは・・・据え膳!?
ペルシャのもの!?
(発情期のため、思考がおかしくなってます。)
食べてもいいの!?食べちゃうよ!?ほら早く起きないとマイスくんの初めてもらっちゃうよ〜!!
・・・返答なし!
こーてーとみなします!!
いっただっきま〜す!!
私は手をあわせて、マイスくんの唇にキスをする。
舌も入れて、とってもえっちなキス。

「くちゅ・・・ぴちゃ・・・はぁ・・・はぁ・・・マイスくんのよだれ・・・あまいよぉ・・・じゅる・・・。」
「ふむぅ・・・んっ・・・。」
無意識なのか舌が逃げていく。

「ら〜め・・・逃がさないよ・・・はむ・・・。」

逃げていくマイスくんの舌を唇で捕まえる。
舌の裏をなぞりあげて、歯茎をなめて、マイスくんの口の中を好き放題犯していく。
しばらくして口をはなした。
・・・まだ起きないなー。
上をむいたままマイスくんは起きる気配なし。
よだれでてるよマイスくん♪


407 名前:お留守番 ペルちゃん発情期:2012/06/30(土) 23:19:31 ID:GCddMrE00
704 名前:お留守番 ペルちゃん発情期 4:2010/10/23(土) 13:57:16 ID:nnoJV4ch0
ちらっと下半身の方を見る。
・・・わぁー!!びんびんだ!!
服を破りそうな勢いだよ!?
さすがはマイスくん!
っていうかキスだけでこんなになっちゃうなんて敏感なんだねマイスくんっ!!
でもすっごく辛そうだね・・・今楽にしてあげるからね。
私はマイスくんのズボンに手をかけると一気に脱がした。

「・・・うわぁ・・・♪」

マイスくんのおちんちんおっき〜♪
びくびくしてるし・・・さきっぽからおいしそうなのがちょっぴり出てる・・・。
おいしそう・・・ううん。絶対おいしい!

「起きないとマイスくんのおちんちん食べちゃうよ〜?」

・・・こーてーとみなします!
まずは手で触れる。
あ♪びくってしたぁ♪
舌でおちんちんのかさのとこをなめまわす。

「ん・・・ふぁっ・・・あぁっ・・・んくっ・・・。」

マイスくん感じてる・・・?
なんか嬉しくなって裏筋もなめてあげる。
びくんっ!っておおきく身震いした。
あは♪ここ弱いみたい♪

「ぺろ・・・ぺろ・・・レロ・・・ちゅぷっ・・・。」
「うあっ!あ・・・はぁっ!!」

やっぱりおいし〜♪
喉の奥までくわえこんで味わう。
そうだ!いいこと考えた!!
私は自分の服を脱ぎ捨てた。

408 名前:お留守番 ペルちゃん発情期:2012/06/30(土) 23:19:51 ID:GCddMrE00
705 名前:お留守番 ペルちゃん発情期 5:2010/10/23(土) 15:17:21 ID:nnoJV4ch0
ふっふーん♪
きもちいーでしょ?

「ぺろ・・・れろ・・・。」
「ふぁっ・・・あっ・・・あっ・・・!」

ひっさつおっぱいさんどいっち!!
すごいすごい!!
おっぱいの中でまだおっきくなってる!!
よっぽど気持ちいいんだね!!
おっぱいのなかでびくびくしてるおちんちんをおっぱいで押さえつけて、
ペロペロし続ける。
ん?そろそろ出るかな?
届かないと知りつつもいってみたくなったから言ってみた。

「大好きなマイスくんのせーえきで、
 おっぱいも顔もぜ〜んぶ汚してほしいな♪」
「うあぁっ・・・でっる・・・ぅ・・・っ。ああっ!!!」

びゅるるるるるっっっ!!!

顔に、おっぱいに、せーえきがかかる。
すっごくいっぱいでてる・・・。
髪の毛も、顔も、おっぱいも全部汚されてる・・・。
・・・あぁん♪
我慢できないよ・・・。
んー・・・まだまだ元気だ!
たまってるみたいだね・・・。よし!ペルシャのおまんこでヌいてあげよう!!
私はマイスくんの上に乗った。
おちんちんをおまんこにすりつけてみる。

「あっ!あっ!あっ!」

すり付けるたびえっちな声がでてくるよぉ・・・。
止めらんない・・・。
入れたいよぉ・・・。


409 名前:お留守番 ペルちゃん発情期:2012/06/30(土) 23:20:09 ID:GCddMrE00
706 名前:お留守番 ペルちゃん発情期 6:2010/10/23(土) 18:51:59 ID:nnoJV4ch0
キス。
なんどもなんども唇に吸いついて、その間もおちんちんを刺激するのを忘れない。
すごいよ・・・どんどんおっきくなってるよ・・・。
ただ手でにぎってるだけだよ!?
こんなにおっきいのおまんこに入れたらどうなっちゃうかな・・・?

「はぁ・・・はぁ・・・マイスくぅん・・・。
 あのね、なんかね、ぺるしゃね、おまんこせつないのぉ・・・。
 だから・・・マイスくんのおっきなおちんちんいれたいの・・・。
 いい・・・?」

・・・お返事がありません!!
こーてーだねっ!?

「じゃあペルシャの下のおくちでマイスくんのおっきなおちんちんいただきます!!」

そういっておちんちんをおまんこにあてがう。
(ちなみに人魚だから処女膜最初からなしの方向で)
最後にもいちど軽くキスして。
一気に腰をおろした。

「んはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

あはぁ・・・♪
きもちいい・・・。
でもなんか声が聞こえたような・・・気持ちいいからいいか♪

「あんっ!あっはぁっ!!ふあっん!おくにっ・・・くるよぉっ!!!」

ぐちゅっぐちゅっとえっちな音が響く。
この音・・・なんか好きだなぁ・・・。


410 名前:お留守番 ペルちゃん発情期:2012/06/30(土) 23:20:51 ID:GCddMrE00
707 名前:お留守番 ペルちゃん発情期 7:2010/10/23(土) 21:40:35 ID:nnoJV4ch0
「ぺるっ・・・しゃっ・・・!
 まっ・・・うわぁっ!!」
「あっ!あっ!まいすくんすきっ!だいすきぃっ!!」

あっ♪あっ♪
だめぇっ!!壊れちゃうよぉっ!!

「まいすくんのっ!せーしっ!ほしいよぉっ!!ふぁぁん!!」
「まっ・・・でるっ、か・・・らっ・・・はなれっ・・・ああああああっ!!!」

びゅるるるるる!!

「きたっ♪せーしきたよぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!イくっ!イっちゃうよぉぉぉぉっ!!!」

子宮にせーえきが流れ込んでくのがわかる。
あっついよ〜・・・。
なにか視線を感じて、ふとマイスくんの顔を見てみた。

「うぅ・・・・・・ぺるしゃあ・・・。」

・・・起きてる・・・?
え?ちょっと待って・・・落ち着いて自分の体を見る。
・・・おっぱいも丸見えだし、下はマイスくんとつながったまま・・・つまり・・・。
全裸・・・?

「・・・ぷしゅー・・・///」
「Σペルシャ!?」

顔がドンドン真っ赤になって仰向けに倒れた。
マイスくんに裸見られた・・・。
なにを今更とか思うかもしれないけどかなり真剣なんだよ!?
・・・だれに言い訳してるんだろう・・・?
そんなことを考えつつ私は意識を失った。


411 名前:お留守番 ペルちゃん発情期:2012/06/30(土) 23:21:15 ID:GCddMrE00
708 名前:お留守番 ペルちゃん発情期 8:2010/10/23(土) 22:11:25 ID:nnoJV4ch0
目がさめたのはお布団の上。
服・・・着てる。
体・・・綺麗にしてある。

「あ・・・ペ・・・ペルシャ・・・。」

扉の方からマイスくんが顔を出す。
・・・お互い顔が真っ赤になる。
うう・・・変態だと思われちゃったかなぁ・・・。
そりゃあそうだよね・・・逆レイプなんて変態さんのすることだもんね・・・。

「あの・・・さ。」
「ふぇっ!?なっ、なになに!?」

マイスくんが声をかけてくる。
なんか遠慮がちだよぅ・・・嫌われちゃったかなぁ・・・。

「あの・・・あのさ、その・・・。」

うぅ・・・なにいうつもりなんだろう・・・。
はっ!まさかもう会えないとか・・・そんなのやだよ・・・。
そんなことを考えてたら自然と言葉が溢れてきた。

「ごめんなさい・・・。」
「え?」
「大好きなマイスくんが隣にいて・・・体がうずいて・・・えっとそれか・・・ら・・・。」

ぽた、ぽた。
涙がでてきた。

「ペルシャ・・・。」
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・もうしないから・・・。
 二度としないからっ・・・!
 きらいにっ・・・ひっく・・・ならないでぇ・・・。」

いっぱいお願いした。
泣きながら。
いっぱいいっぱい。


412 名前:お留守番 ペルちゃん発情期:2012/06/30(土) 23:21:43 ID:GCddMrE00
709 名前:お留守番 ペルちゃん発情期 9 Last:2010/10/23(土) 22:39:21 ID:nnoJV4ch0
ぎゅ・・・。

「・・・んぅ?」

マイスくんが抱きしめてくれる。
あったかくていいにおい・・・。

「大丈夫だよ・・・ペルシャを嫌いになんてならないから。」
「・・・・・・ほんと?」
「うん。ほんと。」
「ほんとにほんと?」
「うん。僕もペルシャが大好きだからね。」

あ・・・。
マイスくんが・・・大好きって言ってくれたよぉ・・・。

「じゃあじゃあ、証拠くださいっ!」

そういうと私は目を閉じる。
つたわったかな?

「ペルシャ・・・。」
「マイスくん・・・。」

そのまま唇を寄せてキスした。
触れるだけだけど、すっごく気持ちいい・・・。
ああ・・・これが恋人どーしのキスなんだ・・・。
なんかぽかぽかするよ・・・。

「・・・えへへ・・・。」

唇をはなすと笑みがこぼれた。
あ、マイスくん照れてる・・・。
可愛い・・・。
ぎゅっと抱きついた。

「これでペルシャはマイスくんのものだねっ!」
「Σなんでっ!?」

あわてながら突っ込んでくる。
やっぱり漫才は楽しいねっ!

「マイスくん・・・。」

名前を呼んだ。

「なに?ペルシャ。」
「だーいすきっ♪」
「うん。僕もだよ。」
おしまい


413 名前:お留守番 小ネタ マイス一家 ひざまくらは誰の手に:2012/06/30(土) 23:24:32 ID:GCddMrE00
854 名前:お留守番 小ネタ マイス一家 ひざまくらは誰の手に:2010/11/23(火) 22:01:06 ID:z1rGtszk0
とりあえず小ネタ
ほのぼのを目指してみた。
エロなし。
マイス一家。
トゥーナと結婚したあとのおはなし。
こんなのはトゥーナじゃねぇ!!
って人はスルー安定。

ララ「パパーッ!」
トート「パパ・・・。」
ベリドット「パパ〜。」
トゥーナ「させない・・・!」
マイス「いや、母子で僕の膝枕奪い合わなくても・・・。」
トゥーナ「・・・母の意地・・・。」
マイス「さいですか・・・。」
トート「ねぇ・・・ママ。」
トゥーナ「なに・・・?」
トート「みんなで一緒にやればいいと思う・・・。」
トゥーナ「・・・流石我が子・・・。」
マイス「Σ僕の意志は!?ってうわぁっ!!」
ララ「わたしは右のひざまくらー!」ぽふっ
トート「わたしひだりひざ〜♪」ぱふっ
ベリドット「わたしはうでまくらです〜♪」ぺふっ
トゥーナ「じゃああたしは・・・。」ぎゅっ
マイス「Σトゥーナ!?」
トゥーナ「だきまくら・・・♪」
そんなお休みの日。




414 名前:お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 プロローグ:2012/06/30(土) 23:29:44 ID:GCddMrE00
881 名前:お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 プロローグ:2010/11/28(日) 05:15:39 ID:udWDHJpI0
「ふう・・・いいお湯だった・・・。」

風呂屋から出て酒場『スノースタイル』に向かう。
これが僕の最近の日課になっていた。
畑仕事・ダンジョンの探索・住人の人たちとの会話等を終わらせ、
疲れをお風呂で癒し、酒場でご飯を食べて帰る。
自分で作るのもいい。
でも、少しばかり面倒だ。
それに、もう一つ理由がある。

「こんばんはーっ。」

ドアを開ける。

「「いらっしゃいませー。」」

二つの綺麗な声が重なった。

「あ、ラグナさん今日もきてくれたんですね。
 いらっしゃいませ。」

白い服を着た彼女、エリスさんが声をかけてくる。
お皿でも洗っていたのか、
その手には何故かスポンジが。

「はい。
 今日も来ちゃいました。」

精一杯の笑顔で返す。

「!!?・・・///」

・・・?
顔が赤い?

「どうしたんですか?エリスさん?」
「いっ!いえ!なんでもないですっ!」

顔を真っ赤にしながらキッチンに戻って行った。

「なんか悪いことしたかなぁ・・・?」
「ラグナさん?
 いらっしゃいませ。
 席までご案内しますね。」

黒い服のエリスさんに席まで案内される。


415 名前:お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 プロローグ:2012/06/30(土) 23:30:11 ID:GCddMrE00
882 名前:お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 プロローグ:2010/11/28(日) 05:46:00 ID:udWDHJpI0
「はい。
 こちら、メニューになります。」

黒いエリスさんがメニューを渡してくれた。

「ありがとうございます。
 あの・・・エリスさんは大丈夫なんですか?」

先ほど顔を真っ赤にしながら戻っていった白いエリスさんを気遣う。

「エリスさんなら大丈夫。
 わたしがなんともなければ彼女もなんともありませんよ。」

元々同じ一人の人間だったからか、シンクロでもしているのだろうか?

「さて、今日はいかがなさいますか?」
「あっ、そうだ。
 ごはん食べなくちゃいけないんだった。」

エリスさんに気を使いすぎたか、
自分のご飯をわすれるなんてのは、
ちょっとかっこ悪い。
そんな僕を見て、黒いエリスさんはくすくすと笑っている。
なんとなく恥ずかしくなって来たので、黒いエリスさんに苦笑い。
ちょっと急ぎ目に、ミートソースのパスタとワインを頼んだ。

「はい。
 かしこまりました。」

と、そのまま厨房へ。
先ほど出された氷水を飲んで一息いれた。

416 名前:お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 プロローグ:2012/06/30(土) 23:30:56 ID:GCddMrE00
883 名前:お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 プロローグ:2010/11/28(日) 08:15:27 ID:udWDHJpI0
ちょっとだけど僕もお酒をのむ。
記憶をなくす前は、こんな風にお酒を飲んでたのかな・・・?
なんて思うことも多くなった。
ターナーさんもステラさんもすごい飲みっぷりで、
時々いろんな人に絡む。
この前僕が絡まれたときなんかはターナーさんだけだったからリタさんがなんとかしてくれたが、
あのときステラさんもいたら・・・。

「きゅう・・・。」

あそこで酔いつぶれたダニーさんみたいになってただろう。

「ダニーさんお酒に弱いのになんで酒場に来てるんだろう・・・?」(作者の都合です)
「おまたせしました〜。」

黒いエリスさんがミートソース入りのパスタとワインを僕の前に並べていく。

「ありがとうございます。
 あの、白いエリスさん大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫ですよ?」

エリスさんが言うなら大丈夫だろうけど、一応、心配しておく。
まぁ、大丈夫だろう。
とりあえず安心したのでパスタを食べる。
少し熱かったけど、とてもおいしかった。


帰り際
会計を済ませ、帰ろうとすると、

「あの・・・ラグナさん。」

白いエリスさんに引き留められた。

「あ、エリスさん、さっき大丈夫でしたか?」



417 名前:お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 プロローグ:2012/06/30(土) 23:31:16 ID:GCddMrE00
884 名前:お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 プロローグ:2010/11/28(日) 09:55:22 ID:udWDHJpI0
「さっき・・・?
 あ・・・えと・・・はい、大丈夫です・・・。」

・・・ちょっと気になるけど
本人が大丈夫って言ってるなら大丈夫だろう。

「それで、なにかご用ですか?」
「あ、はい!
 あの、明日の朝九時に宿に来ていただけませんか?」
「え?
 はい、いいですけど・・・その時間帯ってエリスさんねてますよね?」
「いえ。
 明日と明後日は朝から起きてます。」
「「実はですね・・・。」」

いつのまにか会話に混じっていた
黒いエリスさんと共に事情を聞く。
要約するとこういうことらしかった。


まず、ターナーさんが
「そういえば僕たちハネムーン言ってないねぇ。」
と言ったのがそもそもの始まりらしい。
「うちは宿屋だからねぇ・・・いつお客が来るのかわからないからさね。」
と、リタさん。
「でも一度は行ってみたいですねー。」
とユーニさん。
そこで、エリスさんは二人で

「「私たちに任せてください!」」

と言ったらしい。
「え?ほんとかい?じゃあ三人で行こうかな?」
と、ターナーさん一家ノリノリだったそうだ。
ところが、大事なところに気づいた。

・・・料理とか、買い出しとかどうしよう・・・。


418 名前:お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 プロローグ:2012/06/30(土) 23:32:11 ID:GCddMrE00
885 名前:お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 プロローグ:2010/11/28(日) 12:42:59 ID:udWDHJpI0
彼女たちは日の光が苦手だ。
さらに雑貨屋は昼しか開いてない。
買い出しは出来ない。
料理は、まだ習ってない料理があるそうだ。
そこで、誰かに手伝ってもらおうと思い立った。
初めはうづきさんに頼もうとしたが、お客さんにそんなことをさせるわけにはいかず、
僕に白羽の矢が立った。


886 名前:お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 プロローグ:2010/11/28(日) 17:42:15 ID:udWDHJpI0
じゃあことわればいいじゃないかとも思ったが、
エリスさん達も目の前で宣言してしまった手前、

「「ごめんなさい!やっぱり無理でした!」」

なんて言いたくはないのだろう。

「お礼はしますのでお願いします!」
「ターナーさん達に恩返しがしたいんです!」

というわけで、三日間、僕は二人のエリスさんと、
お留守番をすることになった。
美少女二人に囲まれて、僕は大丈夫なのだろうか。
と、思ったが、目の前の純真無垢な眼差しを見て、
何もしないと堅く誓った。


419 名前:ドロップ凌辱 3日目  続き ◇dkDmj798WFtq  :2012/06/30(土) 23:34:33 ID:GCddMrE00
416 名前:ドロップ凌辱 3日目 ◆dkDmj798WFtq :2011/02/15(火) 20:19:37 ID:SzX1li0Y0
「今日の講習会、もちろんお前もついて来るんじゃぞ?」

起きぬけにいきなりカンロと鉢合わせしてしまい、部屋に逃げ込もうとしたドロップにカンロは矢継ぎ早に伝えた。
荷物持ちも兼ねて来てほしいとのことだったが、それがどうした。
どうせ会場で魔力が切れた時の為のバッテリーでしかないのだ、私は。
生きる希望など見いだせずに、ただ人形としての一日がまた今日も始る。


「これはこれは、カンロ殿。このたびは講師をお引き受けいただき、本当にありがとうございます。」

「なに、お主の頼みでは断れんよ―」

会場のアカデミーに着くと企画者の人がカンロと談笑を始め、ドロップは先に荷物を持って控室に行くことになった。
(今日は、ここでかぁ……)
これからまた屈辱にさらされることを考えると今すぐにも逃げ出してしまいたかった。
誰にも知られずに、何も知らずに生きていける。そんな場所に。

しばらくしてカンロが控室にやってきた。
そろそろ講義が始まるので準備を手伝えとのことだ。
いつの間に用意したのだろう、配布資料や魔法具を指示通りに並べる。
一通り終わったところでドロップは控室に帰された。休憩に入るまでは自由にしてていいとのこと。
つまり、カンロが戻ってくるまでには部屋にいろ。ということだった。

一人部屋に取り残されるドロップ。
二日前から自分だけ別の世界に迷い込んだのでは? 
反転したのは自分?世界?
明日からはどうなるの?
私はキャンディを守れるの?

今までなるべく考えないようにしてきたことが脳内にぽとり、ぽとりと降ってくる。
ドロップは悩む、されども解決策など見つかるわけもない。
ただただ時間だけが過ぎ。
―カンロが戻ってきた。


420 名前:ドロップ凌辱 3日目  続き ◇dkDmj798WFtq  :2012/06/30(土) 23:34:57 ID:GCddMrE00
417 名前:ドロップ凌辱 3日目 ◆dkDmj798WFtq :2011/02/15(火) 20:20:38 ID:SzX1li0Y0
「ここでは邪魔が入る、こっちに来い。」

そういってカンロに連れ込まれたのは利用者の少なそうな男子トイレの個室だった。
便座の上で四つん這いの格好にされ、カンロに背を向けるよう強要されると、カンロは懐から取り出した物体をスカートの中に潜り込ませる。

「ほれ、今日はこいつに手伝ってもらうことにするわい……」

その言葉と同時に手に持った物体―ローターのスイッチを入れ、太腿をなぞる様に秘部へ近づける。
(っひ! オ、オモチャ?)
実物を見たこともなく、見ることもできないドロップは肌の感触でその形を想像するしかない。
無機質な起動音、くすぐったい肌触りを感じるとゾクゾクっと身体を震わせた。

「ん…… くふぅ……」

下着の上から割れ目にあてがう様に振動を与えられ声が漏れかける。

「おいおい、いくら誰もおらんとはいえあんまり羽目を外すでないぞ? 誰かに気づかれたら大変じゃしのう?」

そんなことは微塵も思ってない声色でニタニタと笑いながら愛撫を続けるカンロ。
もっと声を引き出そうと空いている手で強引に胸を揉みに行く。

「っふぅ、んんっ……! ん……」

後ろから密着され腰のあたりに固い感触を覚えるドロップ、振り払おうをするがその動作がかえってカンロに快感を与えてしまう。

「これこれ、今はお前が気持ちよくなる時間じゃぞ、そういうことは後で頼むわい。」

まんざらでもない様子で秘部を弄りまわすカンロ、すると早くも下着が湿ってきた。
一旦ローターのスイッチを切り、下着をずらし今度は直接秘部に押し付けようとする。
ぬちゅ、ぐちゅ、という音とともにするりと体内に入り込んだ。


421 名前:ドロップ凌辱 3日目  続き ◇dkDmj798WFtq  :2012/06/30(土) 23:35:16 ID:GCddMrE00
418 名前:ドロップ凌辱 3日目 ◆dkDmj798WFtq :2011/02/15(火) 20:20:56 ID:SzX1li0Y0
「っあ……」

機械との温度差を感じそれだけで感じてしまったドロップ。
(アレよりかは…… んっ! あっああっあああああああっ!)
昨日まで自分の中に挿入されたものと比べると小さなもの…… 油断していたところにスイッチが入れられた。

「んふっ!? くっ ふぁ、あああっ ダメっ、う、動かしちゃだっだめぇ!」

生きた肉棒に与えられたものとは違う快感がドロップを襲う。
カンロもこれだけで十分と思ったのかローターが抜け落ちないようにだけ注意すると目の前で悶える孫娘を観賞した。
手の中でスイッチの強弱を変えるだけで意のままに感じる姿はカンロに支配感を満喫させた。

「ん…… はぁ、はぁっ……!」

弱めてやれば少しは耐えられるのか祈る様に肩を震わせ、

「……んああああっ! いやっ……! あぁっ、はぁっ……!」

急に強めてやれば背筋をピンと反り返させて嬌声を零してくれる。
(ふぇっふぇ、楽しいのう……)

悦に入るカンロだったがこのまま遊んでいる訳にもいかない。
太腿から目当ての液体が垂れて来ているのを確認するとスカートをめくる。
するとローターの埋まっている先は既に愛液で満ちており、その栓を抜いてやれば一気に溢れ出てきそうだった。
むしゃぶりつきたくなる衝動を抑え、カンロは出力を徐々に上げていく。
ローターの振動数が高くなると共に抑えきれなくなった声が個室を満たす。

「ああああふぁああああっ、い、イッちゃう、ああっ、あ、んあんっっっん!」

絶頂に達すると共に流れをせき止めていたローターを引き抜き滝のように溢れ出る液体を飲み込むカンロ。
流出が止まっても舌で膣の中までしっかりと舐めとった。


422 名前:ドロップ凌辱 3日目  続き ◇dkDmj798WFtq  :2012/06/30(土) 23:35:40 ID:GCddMrE00
419 名前:ドロップ凌辱 3日目 ◆dkDmj798WFtq :2011/02/15(火) 20:21:40 ID:SzX1li0Y0
機械にイカされ、放心寸前のドロップであるが、彼女にはまだ仕事があった。
カンロを鎮めなければならないのだ。
倒れ込みそうなのを抑えて脚を開き、受け入れる体勢となった。

「……ふむ………… 最後なんじゃ、今日はこっちで頼むぞ。」

そう言ってカンロはドロップを正対させると顔前にペニスを突き出し、口による奉仕を要求した。
(うぇ…… こんなのが私の中に……)
間近で見るグロテスクな男根に嫌悪感を露わにするがそんな表情ですらカンロを喜ばせる要因になってしまう。

「ほれほれ、さっさと助けてくれんか? もうはち切れそうじゃ。」

催促してくるカンロだが、ドロップはどうすれば良いのかも分からない。
取り合えず舌を伸ばして恐る恐る舐めてみるがそんな稚拙なフェラではカンロの欲求は全く満たされない。

「これ、ちゃんと顔を近づけて口をいっぱいに使わんか。それではいつまで経っても終わらんぞ。」

不満を露わに指導するが物怖じしているドロップは中々快感を与えられない。
とうとう我慢できなくなったカンロはドロップの頭を押さえつけると無理やり口の中にペニスをねじ込んだ。

「んんっ!? ふぁ、おひいふぁん、ひゃめてっ、ひゃめて!」

いきなりのことに驚き吐き出そうとするが頭を抑えられている以上逃げ場はない。

「上手に出来ん子にはっ、おしおきじゃ!」

ドロップの喉奥にまで届くように腰を押し付けるカンロに対し、息が出来ずに苦しみながら舌で口内の異物を押し出そうとするドロップ。

「どうじゃ、喉まで犯されとう無かったらちゃんとせんか!」

涙目になりながらも必死にカンロの要求に応える為、再びペニスを咥えていく。

「おぅ…… そうじゃ、歯を当てんように気をつけてのぅ…… 口で包むように……」
(苦い…… 臭い…… なんで……)

口の中でビクンビクンと波打つ度に吐き気に襲われる。
一秒でも早く逃れるためにもカンロの言う通りに動くしかない。


423 名前:ドロップ凌辱 3日目  続き ◇dkDmj798WFtq  :2012/06/30(土) 23:36:12 ID:GCddMrE00
420 名前:ドロップ凌辱 3日目 ◆dkDmj798WFtq :2011/02/15(火) 20:22:08 ID:SzX1li0Y0
舌先でペニスの先っちょを弄らされた
カリの部分を唇で甘噛みさせられた
わざといやらしい音を立てるように顔を動かさされた
上目で見上げるたびに下種な目で嘲笑われた
チュウチュウと赤ん坊のようにしゃぶらされた
睾丸まで舐めさせられた

そこまでされてもドロップは必死に快感を与え続けた。
全てを終わらせるために。

ドロップには無限にも思われる時が経ち、そろそろ限界といった様子のカンロがまた頭を掴み、抽出の速度を上げる。
ぐちゅ、じゅぶ、ぬちゃぬちゃと嫌な音が響き口の中でペニスが肥大化していく。

「ほっ、ほっわっ、ぬぅううん!!」

射精の瞬間カンロはペニスを引き抜き、大量の精液がドロップを汚す。
(うぁあ…… 臭い…… 気持ち悪い……)
顔だけでなく眼鏡も、髪も、服も、帽子にもべっとりとこびりついてしまった。
だが、カンロは呆然と途方に暮れるドロップを案ずることもなく……

「ほれ、ワシのオチ○チンが汚れたままじゃ、きれいにしとくれ。」

半開きのままの口にペニスを押し込むと、ドロップは何も言わず丹念に掃除してやった。
満足したカンロがペニスを引き抜くとドロップはそのまま崩れ落ち、カンロの問いかけにも返事をしなかった。

「おーい? ……まったく、後始末くらいしてから倒れれば良いものを…… 後はワシ一人で十分じゃからな。気付かれぬように帰るんじゃぞ〜」

そう言い残し、カンロは惨状を後にした。


424 名前:ドロップ凌辱 3日目  続き ◇dkDmj798WFtq  :2012/06/30(土) 23:36:30 ID:GCddMrE00
421 名前:ドロップ凌辱 3日目 ◆dkDmj798WFtq :2011/02/15(火) 20:31:43 ID:SzX1li0Y0
そのころ……

「あらら? セルフィさん、この辺りにあった本を知りませんか?」

「ん〜? どんな本かな? 抜けてるのは多分こないだカンロのおじいちゃんが借りてったものだと思うんだけど……」

図書館の主― セルフィは声を掛けられてようやくその存在に気付いた相手に答える。
(カンロさんが……? ……そうですか、やっと「起爆」したんですね……)

「ん〜? ミストの興味を引く本だなんて気になるな〜 ねぇ、どんな本だったの?」

たいしたものではないですよ、と適当に返事をした彼女は足早に図書館を去る。

「まずは一人目、ですかね♪」

425 名前:曜子:2012/07/27(金) 02:48:00 ID:/GkFJ20V0
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426 名前:ゆき:2012/08/06(月) 15:23:19 ID:8KrSmy9C0
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427 名前:名無しさん@カブ好き:2012/10/02(火) 13:08:49 ID:ZOBOLmOY0
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428 名前:gvewqn@gmail.com:2012/11/01(木) 06:57:03 ID:bltcnVr/0
今日は〜^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。

429 名前:BakBrorgoMefe:2012/11/01(木) 10:45:42 ID:+GA9Evwi0
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430 名前:ntlrkugzszl@gmail.com:2012/11/02(金) 23:42:38 ID:xGAig5AT0
カッコいい!興味をそそりますね(^m^)

431 名前:hnhnfwv@gmail.com:2012/11/05(月) 16:58:48 ID:7x1AjnY50
こんにちは、またブログ覗かせていただきました。また、遊びに来ま〜す。よろしくお願いします

432 名前:ithbismefaz@gmail.com:2012/11/06(火) 23:57:27 ID:FM+DxyGt0
お世話になります。とても良い記事ですね。

433 名前:名無しさん@カブ好き:2012/12/08(土) 10:02:46 ID:RoP8kdcU0
スパムが止まってるけど管理人さんのおかげかな

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448 名前:alesornontini:2013/10/16(水) 15:23:02 ID:rLVw/xQb0
Apple mackintosh Uncovers The New Along with Forthcoming i phone A few

Last night, I examine details related to apple iphone 5 estimated features, which usually reported that will The apple company experienced analyzed Three apple iphone A few prototypes, together with 1 slide-out keyboard product. I am often serious about Apple company alternatives as well as waiting for iphone 3gs Five, if this head lines came out, [url=http://www.mkehmonghealth.org/shop/shop.aspx]cheap iphone 5 unlocked[/url] My spouse and i take a look at it very carefully.

Initially, My spouse and i respected this news simply because My partner and i found an picture which in turn confirmed an apple iphone together with slide-out bodily key pad. Since everyone understands, The apple company not necessarily yields iPhone along with slide-out computer keyboard this also photo appeared simply no a record of Ps3. .


This article also mentioned there might be absolutely no large alternative amidst iphone 3gs innovative age group additionally most recent apple iphone 4g, the actual i phone A few merely provides the battery life, speedier Central processing unit and there is certainly likely to be extra RAM. Along with the iPhone A few expected qualities would certainly have [url=http://gonghui.luogang.gov.cn/gz33cmsweb/CMSHtml/fuozhu/][/url] a better pixel camera which is to be 8-megapixel.

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[url=http://www.mkehmonghealth.org/shop/shop.aspx]cheap iphone 5 unlocked[/url] My personal projects were not pointless, My partner and i observed several useful reports on the web site, which had imprinted a good publish about Late Nineteen, The year 2010. It released a fresh add-on addition with regard to apple iphone 4. The item is named Computer keyboard Pal Situation revealed by simply BoxWave, that might switch your own apple iphone 4 in a slide-out key pad cellular phone. It possesses a slide-out Messaging computer keyboard and it complies with iphone 3gs fully, perhaps you, size rocker along with other cut-outs.

This specific computer keyboard pal case is made up of USB wire regarding asking for. It's actually battery pack can last for around Forty five nights. Using this situation, your current apple iphone 4 could be transformed to the classy Messaging keyboard smartphone and it will be simple to work with. The number secrets are usually divided through letter recommendations as well as this particular factor foliage the conditions some other dropping cases generally have. If it's separate, your current i phone comes back with a attractive touchscreen display screen engineering cell phone. Nevertheless almost every gold coin provides two attributes. Inside the [url=http://www.seboa.com/]Cheap iphone 5[/url] celebration you use this kind of bodily key pad, chances are you'll eradicate almost all autocorrect functionality together with iOS. And also the majority as well as weight in the iPhone 4 will likely be added.

Zackary Hampton continues to be writing laptop or computer as well as technology articles on the web for nearly 3 years right now. Discover more to do with the most recent, beneficial and also exciting Apple mackintosh smartphone reports like the iPhone Your five.



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http://www.syubbs.com/home.php?mod=space&uid=2027
http://www.jobvacanciesbd.com/index.php/component/kunena/3-suggestion-box/179434-cheap-iphone-5-199?Itemid=0#179434
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1.2 This chapter examines the capabilities on the Scottish overall economy in the last year around the deal with of demanding worldwide economic problems and considers what development has long been manufactured to assembly the 2 economic development targets set out around the Govt Economic Process.1.3 Excessive lending associated with the US subprime advertise was the result in for the credit rating crunch, which began in August 2007. This resulted in significant losses through the banking sector (such as the collapse of Northern Rock) and brought about the reduction around the availability of liquidity around the wholesale hard earned cash advertise. Although in the beginning limited to the finance sector, the broader impacts on the credit rating crunch have been felt across plenty of distinctive sectors by the reduction around the availability of credit rating.
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562 名前:ケイトスペード 財布:2013/11/01(金) 17:11:48 ID:TJqM1FO+0
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662 名前:・ミゥ`・ミ・ゥ`・ウゥ`・ネ:2013/11/06(水) 01:27:06 ID:x3adawyM0
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663 名前:・ウゥ`・チ ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 01:27:15 ID:x3adawyM0
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664 名前:coach リ抜シ:2013/11/06(水) 01:27:18 ID:x3adawyM0
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671 名前:・ウゥ`・チ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ:2013/11/06(水) 01:27:53 ID:x3adawyM0
ヤェ・ヌ・カ・、・ハゥ`、マ、マ、皃・ー・ゥ`・ヨ ・ォ・ミゥ`、ォ、鬘「、ス、ホネ皃鬢ォ、ハク、マ、ス、、ハケモテ、ケ、、ソ、モ、ヒ、ハ、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、゙、ケ。」・、・・ケ・ネ・鬣ッ・ソゥ` ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ ・ワ・ヌ・」、ォ、鬢ホ・ネゥ`・ネ・ミ・テ・ッ、ネチヒ」ソヘィウ」、ウ、、鬢マフリ、ヒ。「オ菻ヘオト、ハニ露、ホ・ケ・ネ・テ・ッ、筅ホ、ネクミヨxウコノ、ホ・゙・、・ハゥ`、ハヌキ鼈、ヒソ爨キ、爨ウ、ネ、ャ、「、熙゙、ケ、ャ、ス、、鬢ホハツ、ホ、゙、ソ、マムuヤ露、ホ瓶馮、クシ{、キ、゙、ケ。」アセオア、ヒ。「・アゥ`・ケ、ホカ爨ッ、ヌ、「、ミ。箇、ミ。箇露ユ゚、ォ、鰤、ヌ 1 瓶馮、ホ・ウゥ`・チ、ホメヤノマ 85 オナn、ヒ、オ、、ニ。」
・ウゥ`・チ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ http://www.conpolis.eu/lol/Coach-Series-c-101_117.html

672 名前:・モ・ク・ヘ・ケ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 01:35:19 ID:x3adawyM0
アヒ、鬢マウノケヲ、ケ、・チ・蟀`・ヒ・・ー。「ーkメ侃ケ、、ウ、ネ、ヘ、、ヌ。「クナト。「・ムゥ`・サ・・ネミミモクトノニ、ウ、ホモ嵬ツ、゙、ソ、マ・ョ・ユ・ネ、ホ・ミ・ケ・ア・テ・ネ、ホメサホユ、遙」・モ・キ・逾テ・ラ Savaric 、、ニ、、、、、、ッ、ト、ォ、ホミヨオワサハオロ・リ・・ゥ` VI (Epp。」メ叱ィ:-イトチマ」コ ・皈・・タ ・ケ・鬣、・ミゥ`。」
・モ・ク・ヘ・ケ・ミ・テ・ー http://www.bureauveritastraining.co.uk/flash/Tumi-Womens-Bag-c-36001_36010.html

673 名前:chanel ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 01:35:28 ID:x3adawyM0
、ス、、マ・ロゥ`・ワゥ`、ホ因コマ。「、ノ、、ハ、ヒコホ。「キスキィ、マ、「、ハ、ソ、ヒキ簣イ、ホリ抜シ、、ォ、ミ、。」</span>。」、チ、遉ヲ、ノシs垈ネユ・オゥ`・モ・ケ、フ盪ゥ、ケ、・モ・ク・ヘ・ケムuヤ・ウ・、・・アゥ`・ケナョミヤ、ヘ、爨ヌ、キ、遉ヲ。」・マ・・ノ・ミ・テ・ー、マ。「・ィ・・皈ケフ盪ゥョ畝ハ、テ、ソクコマ。「・オ・、・コ、ェ、隍モノォ、ャアハセ、オ、、゙、ケ。」
chanel ・ミ・テ・ー http://www.aintreeboats.co.uk/numims/CHANEL-bag-c-9005_9002.html

674 名前:・キ・罕ヘ・・ヘ・テ・ッ・・ケ:2013/11/06(水) 01:35:34 ID:x3adawyM0
</span>。」・ィ・・皈ケ・ミゥ`・ュ・、マ。「メサー羞ト、ハ・ヌ・カ・、・ハゥ`、ヌ、「、因ヒ、ホモー側ャヤュメ、ヌナR瓶、ホハワ、アネ、。「アヒ、鬢ャ・ヌ・カ・、・、ウヨ、テ、ニ、ハ、テ、ソ・ネゥ`・ネ。」カ爨ッ、ホ・ッゥ`・、ハナョミヤ、マヨェ、テ、ニ、、、、ヒシモ、ィ。「、、、ッ、ト、ォ、マ。「、ェ、ス、鬢ッエホ、ホ・ム・鬣ー・鬣ユ1・ィ・・皈ケ、ホ・ヌ・カ・、・ハゥ`リ抜シノマ、ヌネヒ、ヒ、キ、ソ、、。」
・キ・罕ヘ・・ヘ・テ・ッ・・ケ http://www.abroofingsolutions.co.uk/aspnet_client/CHANEL-purse-c-9005_9004.html

675 名前:tumi ・モ・ク・ヘ・ケ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 01:35:48 ID:x3adawyM0
ばヤ、ホ・・、 ? ・・」・ネ・、マ・モ・ヒゥ`・ムu、ホーイ、、フネサニ、ク、ヌ、ハ、、因コマ。」ネヒ、ーイ、ッムァ、ヨ、ォ」ソノマチヲ、ウヨ、テ、ニ、、、゙、ケ。」携H、ヒ、マヒス、マウ、皃ニアヒ、マカィ、キ、ニ、、、゙、ケ。」アヒ、ヒ、隍遙「ミ。箇露ユ゚、ホアセ、ユi、、ヌアヒ、ャスィ、ニ、ソネヒオト、ハリ売ユノマ、ホミ。箇露ユ゚、ホ・サ・゚・ハゥ`。「・ヲ・ァ・ヨ・オ・、・ネ。「、ェ、隍モ・ラ・鬣、・ルゥ`・ネ ・ウゥ`・チ・・ーモ雜ィ、ヒウマッ、キ、゙、キ、ソ。」
tumi ・モ・ク・ヘ・ケ・ミ・テ・ー http://gherardini.venuelicensing.com/

676 名前:TUMI 26141:2013/11/06(水) 01:35:56 ID:x3adawyM0
ヘム壥・ミ・・ヨ、マ゚mヌミ、ハネ。オテ、ネムuニキトレイソ、ホ・ャ・ケ、ホ、ソ、皃ホウソレ、ホ、ソ、皃ヒミ。ゥ、ヒ・チ・ァ・テ・ッ、オ、、゙、ケ。」、隍アコシ螂筰`・皈・ネ、ャミ。、オ、、、ォノル、ハ、、、ャヘムシメラ蠶テミミ、ヒ、ハ、熙゙、ケ、ネコ、ミ、、ニ、、、゙、ケ。」</span>。」、ウ、、鬢ホウニレ、ホエノマキスハス 3 、ヒコャ、゙、、ニ、、、・皈、・、ホ・ヌ・カ・、・、ヌ・ミ・テ・ー、ヒセ痔、タヒョニスシ垈・・ル・、ユJラR、キ、゙、キ、ソ。」、ェ裲ヘィウ」、「、テ、ソ・ソ・テ・サ・、ォ、鮠ー、ヨエイ、マリ這筅マ。「ヘィウ」、ス、ホ・ユ・・・ク、ャラ、篩ノトワミヤ、ャク゚、、、ウ、ネ、メ簧カ、キ、ハ、、マ゙、遙「ハケモテ、ケ、、オ、鬢ヒ。」
TUMI 26141 http://gherardini.mddpharma.com/

677 名前:TUMI リ抜シ:2013/11/06(水) 01:35:58 ID:x3adawyM0
、ウ、ホオリモ・オ・、・ネ、ホヌー、ヒ・オゥ`・モ・ケ、ホタモテメ湿s、エ_ユJ、キ、ニ、ッ、タ、オ、、。」</span>。」Vitryssland。」マ网ミ、キ、、・ル・・ョゥ`。」・ル・ゥ`・コ。」・キ・ェ・、マネォフ螟ホナャチヲ、ラ、テ、ソ・ゥ`・ケメニミミ・ニ・ゥ`、ヨァヤョ、ケ、、筅ホ、タ、ネヒシ、テ、ソ。」・ゥ`・ケ、、筅ヲオテ、ソラウ。「トミ、ホラモ、ホ、ロ、ネ、、ノ、ケ、ル、ニ、ヒオス゚_、ャメ侃ニ。「・マゥ`・ノ ・カ・、・ェ・、ヒ、隍。」
TUMI リ抜シ http://www.aintreeboats.co.uk/images/Tumi-Womens-Bag-c-36001_36010.html

678 名前:・ラ・鬣タ・ネゥ`・ネ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 06:22:59 ID:kUgsszYt0
・ー・テ・チ、ホ・マ・・ノ・ミ・テ・ー、マ。「ャFエノ扈皃ヒ、ェ、ア、・ユ・。・テ・キ・逾、ハセ、ケ。」・ー・テ・チ・ォ・鬣ユ・ア、ケ、タ、アyoungers。「、ホ、ソ、皃ヒヤOモ共ャメ簧カ、ケ、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ。「・ケ・ソ・、・、ホアマ、ホメェメ、マ。「ラヤノ醵uニキ、ホ馮、ピmモテ、オ、、゙、ケ。」</span>。」、ウ、、マ。「・ヌゥ`・ソハョエ、ホネユ゚、ソ、チ、ャテ、鬢ォ、ヒユhオテチヲ、イホユユ、キ、ニ、ッ、タ、オ、、e、ホキスキィ、ネ、キ、ニ、マアセオア、ヒ・「・ヲ・ネアヒ、鬢ホフ袒リ、ホ矢}、ホ、ソ、皃ヒヨ、ヒオスラナ、ケ、。「・ン・・ノ、拳И、ケ、、ソ、皃ヒノフ螟ヒハワ、アネ、、ニ、筅鬢ヲ、隍ク゚、、僂トワ、ハケモテ、キ、ニユiス筅ヒフ鷹、ヒミミ、ッ、タ、ア、ヌヨテ轍、ハケモテ、キ、ニル省、ケ、樟、テ、ニアマ、ハ、キ、ヒ、「、熙゙、ケ。」
・ラ・鬣タ・ネゥ`・ネ・ミ・テ・ー http://www.snellaogpetronella.no/web midl/flash/Prada-handbags-c-207_204.html

679 名前:・ラ・鬣タ・ネゥ`・ネ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 06:23:05 ID:kUgsszYt0
、ス、キ、ニ。「、「、ハ、ソ、ホチオネヒ、マ。「゚_ウノ、ラウノ、ケ、、ソ、皃ヒ・ク・遨`・・コ、ネコ、ミ、、。」・ク・ァ・ゥ`、ホ嗜ソニメス、ホ・ェ・ユ・」・ケ、ヒラ、テ、ニ、荀テ、ニ・ェ・ケ・ォゥ`、マ・鬣ロゥ`・荀Nufacturedノ、ホ・タ・、・ィ・テ・ネ、クミ、ク、ニ、゚、ニ、ッ、タ、オ、、。「オタ、ホ・゙・ヒゥ`、籏聟E、、ソ、ノ、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、、筅ホ、ヌ。「・ムゥ`・サ・・コ、ャスミ、ヨ、、、ォ、ヒタユ峠ッ。」、ソ、皃ホサニコヨノォ、ホ・゙・キ・。「ヌ爨ォ、筅キ、、ハ、、・コ・ワ・。「・ルゥ`・ク・螟ネネユユユ・ネゥ`・、マ゚mオア、ヒノマ、ヒミミ、ッ、キ、ニ、、、。」
・ラ・鬣タ・ネゥ`・ネ・ミ・テ・ー http://www.nyssacity.org/images/Prada-handbags-c-207_204.html

680 名前:・ラ・鬣タ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ:2013/11/06(水) 06:23:08 ID:kUgsszYt0
1997-2013、ケ、ル、ニ??、ホ俘タモ霈s。」リ抜シ、ャ、「、遙「オ菻ヘオト、ハ、ス、ホ - ネ、、トミ、ネナョ、ホ。」、ウ、ネ、マコホ、ォクミツオト、ハ待ト、ホLチヲ・ソゥ`・モ・、ャ、ヌ、ュ、、ウ、ネ、ヌ、ケ、ホソノトワ、ハカ、ヒ、ネ、ニ、糂Zネセ、゚、ホ、ウ、ホ・ユ・」ゥ`・・ノ、ヒテヌー、ネ、キ、ニ、「、メ侃ハ、ケ。」ヒス、マ・ッ・・ケ・゙・ケ、ホラー裡「ユユテ、萪牢、ャヤ遉ッセナヤツ、ネ、キ、ニメ侃ィ、、ネツ└、、ソ、ウ、ネ、ャ、「、・ッ・・ケ・゙・ケシ侃、筅ハ、ッヒリヌ遉鬢キ、、、ェラ」、、、ホスU徃・キ・ケ・ニ・爨ォ、鰊ウノ、オ、、゙、ケ。」
・ラ・鬣タ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ http://www.sahilices.com.ar/_vti_bin/Prada-key-case-c-207_203.html

681 名前:・ラ・鬣タ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ:2013/11/06(水) 06:23:21 ID:kUgsszYt0
メ勁ィ、ニ。「トミミヤ、ネナョミヤ、隍ク゚、、セt゚_ウノ、ピ_、ケ、、ヒ騅モ、キ、ニヨル馮、ホ馮、ヌ待ト、ホ、ソ、皃ヒエ贇レ、、荀壥、ヒ、オ、サ、ラエ、ホトソ侏、ヌ、ケ。」コホ、ャ、隍ヲ、ヒ、「、鬢讀ソノトワ、ハテタネンヘ篩ニメス、ャ嗜・ヨ・鬣キ、シネ、ヒ。「ル省ユ゚、ホ、ロ、、ホメサホユ、メヤノマ、ウ、ホ、隍ヲ、ハ、キ、゙、ケ。」、ウ、、鬢マgシΖハ、タ、アヨテ、ッ、ウ、ネ、「、ハ、ソ、ホ・゙・・チ僂トワウーk、ヌ、ュ、゙、サ、・・ヤゥ`・ネ卅ヘ、、ケ、、ト、筅熙タ [* fr1] 、タ、ア、ヌ、ケ。」
・ラ・鬣タ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ http://www.sippspecialists.co.im/images/Prada-key-case-c-207_203.html

682 名前:・ラ・鬣タ ・ュゥ`・アゥ`・ケ:2013/11/06(水) 06:23:32 ID:kUgsszYt0
メ勁ィ、ニ。「トミミヤ、ネナョミヤ、隍ク゚、、セt゚_ウノ、ピ_、ケ、、ヒ騅モ、キ、ニヨル馮、ホ馮、ヌ待ト、ホ、ソ、皃ヒエ贇レ、、荀壥、ヒ、オ、サ、ラエ、ホトソ侏、ヌ、ケ。」、「、ハ、ソ、ャ、ウ、ホ、隍ヲ、ハル省ユ゚、ホ、ロ、、ホメサホユ、メヤノマコホ、筅キ、ハ、ォ、テ、ソ、隍ヲ、ヒ。「、ケ、ル、ニ、ホソノトワ、ハテタネンヘ篩ニメス、マ、ケ、ヌ、ヒ嗜・ヨ・鬣キ、エ_チ「、キ、ニ、、、゙、ケ。」、ウ、、鬢ホ 'ヤル、マg、ハ、カ燎Cトワラヒ、メンヘム、キ、ハ、、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、゙、ケ、「、ハ、ソ、マ、ス、、ャコg、ハヨテ、ッ、ホ・・ヤゥ`・ネ卅ヘ、ヒ、ハ、、タ、、ヲ[* FR1]、ミ、ォ、遙」
・ラ・鬣タ ・ュゥ`・アゥ`・ケ http://www.brack-capital.com/js/Prada-porch-c-207_205.html

683 名前:・ラ・鬣タ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ:2013/11/06(水) 06:23:35 ID:kUgsszYt0
エホ、ヒ。「、「、゙、熙ヒ、筅「、ハ、ソ、ネ、ュニ、ウ、テ、ニ、、、ネ筅ホ・ロ・ィゥ`キロトゥ・ヲ・ァ・ヨ・オ・、・ネ、、、量ヒシサうハフソヒョサッホ、スマサアヒ、鬢、タ、ォ、鮓猖ル・ロ・ィ・、・ラ・・ニ・、・タメ讀ヒ、ハ、熙゙、ケ。」、「、ハ、ソ、ホシメラ螟ャ゚Bスj、キ、ソ、、、ス、、鬢コャ、皃、キ、ソ、、、ネ、「、ハ、ソ、ホシメラ螟ホメサメ侃g、ヒコタネA、ハミツサ鯆テミミ、ヨテ、ッ、、、ッ、ト、ォ、ホラエ孑、ネメサセw、ヒミミ、ッ、ウ、ネ、ヒミミ、ッヨヘヤレ゚x談ヨォ、隍ノル、ハ、、サツメ、オ、サ、フリ、ヒ・ラ・・キゥ`・ク・网ヌ、「、、ォ、隍カ爨ッ、ホオーーラル|。」
・ラ・鬣タ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ http://www.popmag.com.au/Layout/Script/Prada-porch-c-207_205.html

684 名前:・ラ・鬣タ リ抜シ:2013/11/06(水) 06:23:40 ID:kUgsszYt0
ミヌ、ホ・マ・・ノ・ミ・テ・ー、ヒアセホ、ホク゚ニキル|、ホ・ォ・ケ・ソ・獪Oモ共オ、、ソリ抜シ、ウヨ、ト、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、゙、ケ。」Lv 、ホクミエ・・ネゥ`・ネ・ミ・テ・ー ・ゥ`・サ睨遉ホフリ、ヒ、ウ、ホキN畝ホ・ハ・・サ・・ケ、ホナョミヤ、ホ・ユ・ゥゥ`・爨ヌ、マ。「・ク・ァ・キ・ォ ? ・キ・・ラ・ス・、ホスYケ、ホカ爨ッ、ユJ、皃゙、ケ。」、ロ、ワ 6 ハタシo、ネケイ、ヒネユクカ、マモミテ、ハ\シメ蛛、゚\、ヨ、゚、゙、キ、遉ヲ。」
・ラ・鬣タ リ抜シ http://www.lifeloungegroup.com/Resources/IMGFLASH/Prada-wallet-c-207_206.html

685 名前:・ラ・鬣タ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ:2013/11/06(水) 06:23:43 ID:kUgsszYt0
ノォ、ャラク゚、ホ、、、コ、、ォ、ホ・讌ヒゥ`・ッ、ハ・ー・ゥ`・ニ・」・・ー ・ォゥ`・ノ ・ノ・鬣゙ ・タ・ヨ・・ケ。「、ス、、ホ矣、、ヒ、「、ハ、ソ、ホ・ケゥ`・ト、・ヘ・ッ・ソ・、、キ、゙、ケ。」・ムゥ`・ニ・」ゥ`、茹ノ・鬣゙、マチシ、、ササ睨遉ホュhセウ、ホトレ、ヌ゚mヌミ、ハ。」、キ、ソ、ャ、テ、ニ。「・ケゥ`・ト・アゥ`・ケ、ラhユ豆ケ、ヌ驤、ホカ爨ッ、、ス、、鬢ラ、テ、ソサ睨遉ャ、「、熙゙、サ、。」
・ラ・鬣タ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ http://www.ci.sutherlin.or.us/js/Prada-porch-c-207_205.html

686 名前:・ラ・鬣タ ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 06:23:49 ID:kUgsszYt0
、キ、隍ヲ、ネ、ケ、、ネ。「ハミ因、ヌカ爨ッ、ホモミテ、ハ・ヨ・鬣・ノ、ヒ、ハ、テ、ソ。」アヒナョ、ヨテ、ッラヤノ、ホナョミヤ、ホ・ユ・。・テ・キ・逾、ホトワチヲ、ヤOモ共オ、、ニ、、、ソネンメラ、ヒセォヘィ、キ、ニ、、、ハタス釉ミ。」ユl、筅ャ、ウ、ホ、ソ、皈ゥ`・・ノ ? ・・、・ノ ? ・ヲ・ァ・ヨ ・モ・ク・ヘ・ケ、ホ・オゥ`・モ・ケ、タモテ、ケ、、ソ、皃ヒムuヤ露ユ゚、ォ、魑ノ、テ、ニ、、、゙、ケ。」ル省、ホ饑ハシ・ヨ・鬣・ノ、マ、ェ、ス、鬢ッ殪筏、ホクナト、ホノムト。」・「・ラ・ゥ`・チ、殪j、ヒ、オ、サ、、ャハァ硲、キ、゙、ケ。」メヤタエ。「、「、ハ、ソ、マ、「、ハ、ソ、ホ・ノ・、ホ」齠、ヒ、オ、鬢ケ、、ォ、鬘「ヨァ達、ヲモミソ、ハリ淙ホ、ヌ、ケ。」
・ラ・鬣タ ・ミ・テ・ー http://www.ci.harrisburg.or.us/images/Prada-wallet-c-207_206.html

687 名前:・ラ・鬣タ ・ネゥ`・ネ:2013/11/06(水) 06:23:51 ID:kUgsszYt0
、ウ、、鬢ホ・筵ヌ・、ホ、、、ッ、ト、ォ、ヌ、皃ニ、ホユ賻ツ、キ、、。「タ、゚、ヒ、ハ、キスキィ、ホ・ヌ・」・皈・キ・逾、ネミトノ、ネ、筅ヒキスキィ、マラスKオト、ヒラヤキヨ、ヌ。「忱カィ 10 エ、ホネユ゚、磔ェd、キ、ニ、ュ、ソヤョヨメ侃ィ、、ヒ、ト、、、ニ、ホ、隍チシ、、、フ盪ゥ、ケ、モ雜ィ、キ、゙、ケ。」332 、ホ・ウ・ケ・ネ、ホリ怏モ。」2 キャトソ、ャ s 55。」・筵・ヨ・鬣、ホ携ル|オト、ハ h ・ヤ・ケ・ネ・侏慳オト、ハ・トゥ`・アセ、・・テ・ヤ・・ー、キ、゙、ケ。」
・ラ・鬣タ ・ネゥ`・ネ http://www.conpolis.eu/forums/Prada-outlet-c-207_201.html

688 名前:・ラ・鬣タ ・ュゥ`・アゥ`・ケ:2013/11/06(水) 06:23:54 ID:kUgsszYt0
、ウ、、鮃N畝ホメサチ・ー・ゥ`・ミ・ハミ因・ユ・。・テ・キ・逾サ睨釉tミ鬢ハ饑ハシ、ャ、「、テ、ソ、ウ、ネ、ミナ、ク、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、ハ、、 」。1906 ト遙「・ー・テ・チ・ェ ・、・・ケ・ネ・鬣ッ・ソゥ` ・ユ・・・・キ・「。「・、・ソ・・「、ホ・ロゥ`・瑰Rセ゚・ヨ・ニ・」・テ・ッ、饑ハシ、キ、゙、キ、ソ。」・ウゥ`・チ、ホシメ、ホ祷Iユ゚・ー・テ・チ・ェ検餤シメ、ヒ、隍テ、ニラウノ、オ、、ソ・ー・テ・チ、ホシメシy、、゙、テ、ケ、ー、ヒ廻ヨミ、ヒ、ハ、テ、ニクミ、ク、。」
・ラ・鬣タ ・ュゥ`・アゥ`・ケ http://www.tattoomichel.com/_derived/Prada-porch-c-207_205.html

689 名前:・キ・チ・コ・・゙・キ・ハ・ゥ`・゚・茹ホ:2013/11/06(水) 07:14:08 ID:kUgsszYt0
、「、ハ、ソ、マ。「エニニセヨ夛、「、、、、マ夛、ホ・ヨ・・テ・ッ、娉、皃、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ。「、゙、タ夛、ホエ、マ。「、ス、、ャヨテ、ォ、、ニ、、、、「、ハ、ソ、ホハウシZ、ホ、ソ、皃ホ、隍カ爨ッ、ホイソホン、ヤSソノ、キ、゙、ケ。」ヤルノソノトワ、ハ・ケ・ィゥ`・ノラママエ峭、ワ、、ホ・ネ・・爨ヌア」ラo。「゚_ネヒ、ホ・ミ・テ・ー、マキヌウ」、ヒキヌウ」、ヒ@、ッ、ル、ュ、ヌ、マ、ハ、、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、゙、ケ。」
・キ・チ・コ・・゙・キ・ハ・ゥ`・゚・茹ホ http://www.ultimatestrongestman.com/events/CITIZEN-Watch-c-14001.html

690 名前:・キ・チ・コ・・゙・キ・ハ・ゥ`・゚・茹ホ:2013/11/06(水) 07:14:15 ID:kUgsszYt0
、ウ、、鬢ホキN畝マヒス、マ、チ、遉ヲ、ノヒスメサネヒ、メ、ネ、熙ホネユ。ゥ 、ホサモ。「、゙、ソ、ス、、ヒスM、゚゙z、゙、、ニ、、、ウヨ、テ、ニ、、、、筅ホ、「、ハ、ソ、ホ卅ヘ、ヨ、ア、ムァチ複「携H、ヒヘャ、ク。」ヒス、マ、チ、遉ヲ、ノヨェ、テ、ニ、、、ソ、ケ、ー、ヒホメ。ゥ 、ホ・ゥ`・ケ、ヒ、ハ、テ、ソ。「、筅キホメ。ゥ 、ャ、「、ヒス、ソ、チ、ホホ、、團、エ、チ、゙、ケ。」・ワ・ッ・キ・・ー、提モテ、キ、゙、ケ。」・ィ・・皈ケ、ホ・ミ・テ・ッ・ム・テ・ッ、マ。「メサー羞ト、ヒ。「gシΖハ、キ、ォ、キ。「ヤル、モネチヲオト、ハラレナノ、ス鬢キ、ニ。」ヒリ筏、ハ樮ナ、オ、ネセォカネ、ャアセオア、ヒフリ、ヒラナノォソpムu。「・ケ・ニ・テ・チ、ヒ騅、キコャ、皃クノカネ、アャF、オ、、、ネヘャ硲」
・キ・チ・コ・・゙・キ・ハ・ゥ`・゚・茹ホ http://www.seniorislanders.bm/js/CITIZEN-Watch-c-14001.html

691 名前:・キ・チ・コ・・゙・キ・ハ・ゥ`・゚・茹ホ:2013/11/06(水) 07:14:18 ID:kUgsszYt0
Where 、ーkメ侃キ、ソ、ネ、ュ、ヒ、ス、、ヨテ、ッ、キヨ楼、キ、ソネヒキNオト。「携H、ヒ、キ、ニ、、、、ウ、ネ、エ_ユJ゚xハヨ、ホメサフ蟶ミ。」ノ「イシホハツ、ホ携ソΖネ、ハ、テ、ニ、、、゙、ケ。」1854 ト熙ヒ・・、 ? ・・」・ネ・ラ」、テ、ソネホメ箋ニレ矣ヘヒ・、・ソ・・「、ホハラカシ、ヌ饑、ォ、、゙、キ、ソ。」逼ク、マ、キ、ミ、キ、ミ、「、ハ、ソ、ホ・「・テ・ラス矣アセホ・ー・テ・チリ抜シヨァ達、、タマ、ヒ、隍テ、ニ娉カィ、オ、、゙、ケ。」1997-2013ト熙「、ハ、ソラヤノ、ホ俘タ、チア」、キ、゙、ケ。」
・キ・チ・コ・・゙・キ・ハ・ゥ`・゚・茹ホ http://www.casesenior.co.uk/images/CITIZEN-Watch-c-14001.html

692 名前:・ォ・キ・ェ G・キ・逾テ・ッ:2013/11/06(水) 07:51:45 ID:kUgsszYt0
アヒ、マノォ、ホ・・ワ・、ネヤルスYコマ、ヌョ畝ハ、ルFヨリニキ、ヒ・ユ・、ャヘネォ、ヒヘセキス、筅ハ、ッ我ク、オ、、ニ、、、、ヒセォヘィ、キ、ソ。「@、ッ、ロ、ノゼエ、ハテラケ、ラウノ・ク・ー・スゥ`・ム・コ・・オ・ケ・レ・・ケ、ヒ騅゚Bクカ、ア、鬢、ニ、、、、ウ、、鬢ホル|巳ホトァキィ、ホキスキィ、マ。「゙rエ蠏リモ、ホ・゙・テ・ラ、マツ、ヒ・ォ・テ・ネ、キ、゙、ケ。」
・ォ・キ・ェ G・キ・逾テ・ッ http://www.netdesignrank.com/css/Casio-GSHOCK-c-42013_42007.html

693 名前:・マ・゚・・ネ・講:2013/11/06(水) 09:48:47 ID:kUgsszYt0
、「、ハ、ソ、ャオヘ、、ミヨオワトレイソ逼゚M瞭ソ、ナ葷テ、ケ、、ウ、ネ、ヒ、隍テ、ニ。「尺ク讌トゥ`・、ネ、キ、ニ・ク・テ・ムゥ`クカ、ュリ抜シ、ハケモテ、キ、゙、ケ。」ヒス、マ、ロ、ワ、「、ハ、ソ、ャヤル、モばホ、マ、ェ、ス、鬢ッネユクカマツオリ、ヒ、ト、、、ニ、ヒ、ネ、テ、ニラエ、ホハヨ丶ォ、筅キ、、ハ、、、ネーkア、キ、ニ、、、メ侃ニ。」シ侃、筅ハ、ッミナ、ク、、ウ、ネ、ヒ、隍テ、ニノウノ、オ、、潅、ホオ网ヌ、「、。」ヘャ筈ヒホ「ミ。、ハ・ソ・、・ラ、ャ、「、熙タ、ア、ホ、筅ホ、マ。「ホトラヨヘィ、遙「フリカィ、ホサ睨遉ア、キ、ニ携ャF、キ、ニ、、、゙、ケ。」
・マ・゚・・ネ・講 http://www.koroarandia.com/gallery/Hamilton-Khaki-Code-Breaker-c-30902002_30902006.html

694 名前:・゙ゥ`・ッ・ク・ァ・、・ウ・ヨ・ケ:2013/11/06(水) 11:06:55 ID:I5Dm7jTG0
・・オ・・シ・・ケ ・ォ・ケ・ソ・爭皈、・ノアヲハッ・ク・螂ィ・ゥ`、マ、、、ト、竕メ侃ニ、キ、ニ娉、キ、ニ、コ、テ、ネヨリメェ、ハ、ホ・モ・テ・ネ、フ睫セ、ケ、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、゙、ケ。」、キ、ミ、鬢ッ、ホ馮、タ、ア・ィ・ュ・オ・、・ニ・」・・ー、ハアヲハッ畝ーkメ侃キヨホッ洟、キ。「、ス、、、ケ、モ興ュ、モミ、ケ、、ネ、マョ畝ハ、熙シネ、ヒヨェ、、ォ、筅キ、、ハ、、因コマ、ヒ騅、キ、ニ 1 、ト、ホモミテ、ハ・ユ・。・テ・キ・逾・ヌ・カ・、・ハゥ`、ホ・ウ・・ッ・キ・逾、ホイソキヨ、メ缶ツ、ハスYケ@、ォ、、゙、ケ。」
・゙ゥ`・ッ・ク・ァ・、・ウ・ヨ・ケ http://www.magicnevin.com/clips/Marc-by-Marc-wallet-c-28016_28009.html

695 名前:・゙ゥ`・ッ・ク・ァ・、・ウ・ヨ・ケ ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 11:07:01 ID:I5Dm7jTG0
モHヌミ、ハ・ケ・ィゥ`・ノシメヘ・モテク、ォ、鬣ウゥ`・ニ・」・・ー、ウ、ミミ、ッ・ウ・・ヤ・ニ・・キゥ` ・ミ・テ・ッ・ケ・ュ・ク・ルゥ`・ケ徘ノル、邃e、ホハヨ、ヌソ陸鬢、ソ・ョ・罕鬣ゥ` ・ケ・・テ・ノ ・ホゥ`・ォ・テ・ネフ蟶、ホソ。テミヤヘニカィ・ノ・鬣ユ・ネ、ヌタメ讀モ興ュ、ケ、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、゙、ケ。」アネン^、キ、隍ヲ、ネ・マゥ`・゙・、・ェ・ヒゥ` 。、 ・ー・・・ク・罠`ヨリメェ・マ・ゥ` ? ・ン・テ・ソゥ`。「・ィ・゙・・ネ・ス・。「マ「、、ホ、爨隍ヲハツヌー、ヒ 1 、ト、隍ナョミヤオト、ハ、筅ヲメサカネИナョ、ホ・ミ・テ・ニ・ゥ`、メ侃ト、ア、、キ、隍ヲ、ネ、キ、ニアヒナョ、ホモミトワ、ハ樟タエ、ホサッノ、間エ、マ。「ヨアテ讀ケ、、ウ、ネ、ャ・、・ョ・・ケネヒ、タ、テ、ソ、ヒ拳、キ shapeliness ・ケ・ニゥ`・ソ・ケ ・ミゥ`・ミ・ゥ`。」
・゙ゥ`・ッ・ク・ァ・、・ウ・ヨ・ケ ・ミ・テ・ー http://www.dhruvi.com/WORDS_files/Marc-by-Marc-wallet-c-28016_28009.html

696 名前:・゙ゥ`・ッ・ク・ァ・、・ウ・ヨ・ケ ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 11:07:09 ID:I5Dm7jTG0
、「、ハ、ソ、マ。「、゙、ソモヨ讀ォ、鬢ホ、ケ、ル、ニ、ホ、「、ハ、ソ、ホヨワ、熙ホユJラRミ。、オ、ハョ、ホ・サ・ュ・螂・ニ・」、ネ、ホ所、、ル|、コャ、煢荳、ハケモテ、キ、ニハツヌー、ヒユシモミ、キ、ニ、、、因コマ、マ。「、筅ホ、ホCompTIAーイネォミヤ、ホルYク、ヤ、キ、ニ、゚、ニ、ッ、タ、オ、、。」
・゙ゥ`・ッ・ク・ァ・、・ウ・ヨ・ケ ・ミ・テ・ー http://www.abroofingsolutions.co.uk/aspnet_client/system_web/Marc-by-Marc-wallet-c-28016_28009.html

697 名前:繝エ繧」繝エ繧」繧「繝ウ:2013/11/06(水) 11:07:32 ID:I5Dm7jTG0
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繝エ繧」繝エ繧」繧「繝ウ http://www.aphroditeslapdancing.co.uk/_common/Vivienne-Westwood-watch-c-37007_37001.html

698 名前:・゙ゥ`・ッ・ク・ァ・、・ウ・ヨ・ケ ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 11:07:57 ID:I5Dm7jTG0
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・゙ゥ`・ッ・ク・ァ・、・ウ・ヨ・ケ ・ミ・テ・ー http://www.bureauveritastraining.co.uk/forms/New-Marc-by-Marc-c-28016_28014.html

699 名前:・゙ゥ`・ッ・ミ・、・゙ゥ`・ッ・ク・ァ・、・ウ・ヨ・ケ:2013/11/06(水) 11:08:11 ID:I5Dm7jTG0
、「、ハ、ソ、マ。「、゙、ソモヨ讀ォ、鬢ホ、ケ、ル、ニ、ホ、「、ハ、ソ、ホヨワ、熙ホユJラRミ。、オ、ハョ、ホ・サ・ュ・螂・ニ・」、ネ、ホ所、、ル|、コャ、煢荳、ハケモテ、キ、ニハツヌー、ヒユシモミ、キ、ニ、、、因コマ、マ。「、筅ホ、ホCompTIAーイネォミヤ、ホルYク、ヤ、キ、ニ、゚、ニ、ッ、タ、オ、、。」
・゙ゥ`・ッ・ミ・、・゙ゥ`・ッ・ク・ァ・、・ウ・ヨ・ケ http://www.aphroditeslapdancing.co.uk/css/Marc-by-Marc-Jacobs-watch-c-28016_28012.html

700 名前:・・・キ・罕・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 11:12:25 ID:I5Dm7jTG0
</span>。」オヘ・ェ・キ・罕ヤ痺x・・ク・ヌ・・ケ摂、ケ、ネヒ、マ。「アヒ、鬢ホラ摂、ホ菟ハァ、アハセ、ケ、オ网g、ヒ印ク讀ヒ、マコホ、筅ケ、、ウ、ネ、コテ、爨ソ、皃ヒn、ケ、。」・ムゥ`・鬩`ケォ饑、ト、、、ヒムクヒル、゙、ヌ、タ、ア、ホエヌミ、ハ 1 、ネ・ア・「、ホマツ、ヒリ淙ホ、ャ、「、熙゙、ケ。」
・・・キ・罕・ミ・テ・ー http://www.ci.amity.or.us/Portals/Longchamp-LM-c-27021_27002.html

701 名前:・ユ・ァ・鬣ャ・簷・:2013/11/06(水) 11:12:51 ID:I5Dm7jTG0
、ケ、ル、ニ、ホ・ラ・鬣タ・「・、・ニ・爨マテタ、キ、ッ。「ラク゚、ホニキル|、ネ・オゥ`・モ・ケソノトワ、ヌ、筅「、ク゚ニキル|、ホツ塋ヒシシ、ヌ饑ーk、オ、、ニ、、、゙、ケ。」</span>。」ヨメェオ网蓚Lニレミンマセ、ホ、ソ、皃ホチ「ナノ、ハ、筅ホ、ホチソ、セSウヨ、ケ、ミ。、オ、、ミ髢ムミトエ、ャアリメェ、ォ、ノ、ヲ、ォ・ラ・鬣タサッサ槌キノフニキ、マ。「ラ゚m、ヌ、ケ。」ミ。、オ、、サッサ槌キ、ホ・ミ・テ・ー、クシ{、ケ、垈ネユシシミg、ホ、゚、ハ、鬢コ。「、キ、ォ、キアリミ霹キ。」
・ユ・ァ・鬣ャ・簷・ http://www.popmag.com.au/aspnet_client/system_web/Ferragamo-Handbags-c-19004_19001.html

702 名前:hermes リ抜シ:2013/11/06(水) 11:32:21 ID:I5Dm7jTG0
・ヨ・鬣・ノ、ホ・マ・・ノ・ミ・テ・ー ・ィ・・皈ケ殪モ崚。「・ー・テ・チ、ホ・ミ・テ・ー。「・ッ・・ィ ・マ・・ノ・ミ・テ・ー、ホ、隍ヲ、ハネォ、ッミツ、キ、、ネホメ筅ホ・ヌ・カ・、・ハゥ`、ホ、筅ホ、フ盪ゥ、ケ、、ウ、、鬢ホネユ、ャョ畝ハ、熙゙、ケ。」、ェ、ス、鬢ッラ、篌g、ハハヨ、ホス、ォ、ハ、、、タ、ネ、ハ、、ノフニキ、ル省、ソシ、ィ、ニ、、、、ス、、鬘」、キ、ォ、キ。「・ィ・・皈ケ ・ミ・テ・ー。「・ー・テ・チ、ホ・ミ・テ・ー。「・ッ・・ィ ・マ・・ノ・ミ・テ・ー、ホョ畝ハ、タエ、、ヌ―、ホ、゚x談、キ。「ユl、ォ、ハミヤ、ヒラク゚、ホ・ヌ・カ・、・ハゥ`、ホラニキ、ネケイモミ、ケ、、隍ヲ、ヒ、ォ、鬢ホセ琿x。」ス、ノ、ウ、ヌ、筅「、ハ、ソ、ホコテ、゚、ヒコマ、、サ、ニ。「ホト抱、ホ・マ・・ノ・ミ・テ・ー、テ、鬢ォ、ヒ、ケ、・鬣テ・キ・螟ヒルM、荀オ、、ソ瓶馮。」
hermes リ抜シ http://hermes.ckg-k.com

703 名前:gucci リ抜シ:2013/11/06(水) 11:33:07 ID:I5Dm7jTG0
シ愛キ。「・マゥ`・ノ・ヲ・ァ・「、フ盪ゥ、ケ、、ウ、ネ、ャ、「、熙゙、ケ。」、タ、ォ、鬢ネ、ュ、ヒ。「・ヌ・カ・、・ハゥ`、ネ、ス、ホ、キ、ッ、゚、ォ、鰒ェ、テ、ニ、、、゙、ケ。」・ィ・・皈ケ、ャヒミミヘィウ」ア」ラo・マゥ`・ノ・ヲ・ァ・「、ヌ・ォ・ミゥ`、ホ、、、ッ、ト、ォ、ホ・ユ・ゥゥ`・爨ナ葷テ、キ、゙、ケ。」
gucci リ抜シ http://viviennewestwood.ckg-k.com

704 名前:・ー・テ・チ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ:2013/11/06(水) 11:43:30 ID:I5Dm7jTG0
アセオア、ヒヨェ、鬢ハ、ォ、テ、ソ、ウ、ネホメ。ゥ 、オ、、ニ、、、、フィ殪、キ、ヒ、キ、ソ・鬣・チ、マ、タ、ネヒシ、テ、ソヒス、ソ、チ Schwarzenborn 、メ観ツ、、ケヌ、ホノマ・・セゥ`・ネ、ヌハミ餃、ク゚、皃゙、ケ、ホ、ヌ。」・ロ・ニ・、マ 5 モミテ、ハ・ロ・ニ・、ホ・「・、・ヌ・「、マ。「・チ・ァ・テ・ッ因ヒ・モゥ`・、ネケイ、ヒ脅B、ケ、・ケゥ`・ラ、ホ・ワ・ヲ・、タ、テ、ソ、オ、、ニ、、、゙、サ、。」
・ー・テ・チ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ http://www.popmag.com.au/aspnet_client/system_web/Gucci-bag-c-404_402.html

705 名前:・ー・テ・チ リ抜シ ・皈・コ:2013/11/06(水) 11:43:57 ID:I5Dm7jTG0
カ燎Cトワ、マ。「、ス、ホ・ミ・テ・ー、ホ、筅ヲメサ、ト、ホタオ网ヌ、ケ。」カタラヤ、ホフリハ筅ハミッ治間徴ン・ア・テ・ネ。「トレな・ム・テ・チ・ン・ア・テ・ネ、篳。、ヘ筅キソノトワ、ヌサアセオト、ハトレイソ、ホテリテワ、ホ、ソ、皃ホラエ、ホ迥。」シs12・オ・、・コ、ヌ。」6・、・・チ。「チシ、、9。」4・、・・チネォフ螟ェ、隍モ6。」7・、・・チク゚。「・ミ・テ・ッ・ム・テ・ッ、マ垈ネユ、ネ、ヲ、゙、ッミミ、ッ、ネ僂サ皈ムゥ`・ニ・」ゥ`、ヌサッサ槌キ、ホ・モ・ク・ヘ・ケ、ホホト抱、ホ、ソ、皃ホ、チ、遉ヲ、ノ、、、、、ヌ、ケ。」
・ー・テ・チ リ抜シ ・皈・コ http://visitsutherlin.ci.sutherlin.or.us/images/Gucci-bag-c-404_402.html

706 名前:・ー・テ・チ 餃リ抜シ:2013/11/06(水) 11:44:16 ID:I5Dm7jTG0
、ス、、マアセオア、ヒ。「フリカィ、ホケォムン、ホ・チ・ア・テ・ネ、ネハヨ、ケ、、ウ、ネ、マタァy、ヌ、「、、ャ。「、ス、、ヌ、筍「┌因、ホトレイソ、メ貫ァ、ケ、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、゙、ケ。」、「、ハ、ソ、マ。「イゥホ^、リ、ホツテミミ、舮。因トレ、ホ・ワ・テ・ッ・ケ、ヒ1、ト、ル省、キ。「、ス、、ォ、鬘「・ケ・ニゥ`・ク、メ観ツ、、ケ、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、゙、ケ、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、゙、ケ。」
・ー・テ・チ 餃リ抜シ http://guccifurla.acialisgeneric.com/

707 名前:・ー・テ・チ リ抜シ ・・ヌ・」ゥ`・ケ:2013/11/06(水) 11:44:27 ID:I5Dm7jTG0
</span>。」モミソ、ハ・マ・・ノ・ミ・テ・ーヘカモー・ィ・・ャ・・ネ、ハナョミヤ、ソ、モ、ヒアヒ、鬢マヌ、ヒタエ、カャ・ム・ヤ・隘、ホ、ソ、皈ユ・鬣・ケ、ホ・ケ・ニ・」ゥ`・ヨ ? ・・」・ネ・、ホカタユシ、ホサ熙ホヨミ、ヒ。クオ。ケ、ヒリ変ラ、ケ、、ネコ、モ、゙、ケ。」、゙、タ、ス、ホ。ク・ム・ヤ・隘。ケ提モテ、オ、、ソエ、ホ 1 、ト・ワ・ヌ・」携H、ヒシ夐L、、モ、ュ、ハ、ャ、鯤、ホカ・マ・・ノ・ヘ簽Q、モ嵬、ケ、ユ・ヲ・ァ・テ・ク邪キヨ、隍ヲ、ヒメ侃ィ、、ャ。」
・ー・テ・チ リ抜シ ・・ヌ・」ゥ`・ケ http://www.metroofficesolutions.com/Scripts/Gucci-wallet-accessory-c-404_403.html

708 名前:・ー・テ・チ リ抜シ ・・ヌ・」ゥ`・ケ:2013/11/06(水) 11:44:33 ID:I5Dm7jTG0
・「・・ス・モ・ィ・ロ、マ、、ォ、ヒ、「、ハ、ソ、マアヒ、鬢ャ、ソ、皃ヒハワミナ、ケ、・ォ・ミゥ`、ヌ、「、、ウ、ネ、ホ、ソ、癸「、ウ、ホソノトワミヤ、メタエ讀ホラミ。n、ネ、マ、、ォ、ヒハツ携、゚M、皃ニTMveイサメェ、ハヨャキセ灯ネ。チソ、ヒ、ウ、、オタ、AA・ネ・ヤ・テ・ッ、゙、ソ、マナョミヤ、娉、皃ハヨヨ、ア、ヒ騅、ケ、ヤ半圖ヒ、ト、、、ニ、マ。「ヒ、ホぇエ、ハユJカィ、オ、、ソ・ヨ・ゥ`・ォゥ`、ウヨ、ト、隍ヲ、ヒ・キ・ユ・ネ、ヒ、ト、、、ニ、ホアヒ、鬢ホシシミg、スY、モクカ、ア、チヲ、娉カィ、ケ、、ケ、ル、ニ、ホオア、ソ、マ獨└ャ、「、熙゙、ケ。」
・ー・テ・チ リ抜シ ・・ヌ・」ゥ`・ケ http://www.durham-oregon.us/Resources/Gucci-other-c-404_401.html

709 名前:・ムゥ`・ォゥ` ヘトケP:2013/11/06(水) 13:22:50 ID:kUgsszYt0
、「、ハ、ソ、マ。「ヒス、ャ、ス、ウ、ヒアリメェ、ハ、筅ホ、メ侃ト、ア、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、゙、ケ因コマ、マ。「・ェ・・鬣、・・キ・逾テ・ヤ・・ー、、キ、隍ヲ、ネ、ケ、、ウ、ネ、篩ノトワ、ヌ、ケ。」、ノ、ホ、隍ヲ、ヒカ爨ッ、ホυ、ヴネエ、ケ、、ホ、ヌ。「、ス、、マ・ノ・、ホメ簧カ、マト讀ヒ。「、ウ、、マ、、コ、ォ2」・、ホ印ク讀オ、、ソ箇ノマク゚ウノ餃ツハ、ヒ、ト、ハ、ャ、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、、ネ、、、ヲ、ホ、マアセオア、タ。」
・ムゥ`・ォゥ` ヘトケP http://porter.mobilepublishingsystem.net

710 名前:・タ・ウ・ソ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 13:22:53 ID:kUgsszYt0
・ル・ネ・ハ・熨鰈、ホセ昭ヘヒルカネ瞭ソ 20 4 p 、竕鮎モ、キ、゙、キ、ソ。」ラク゚゚m、キ、ニ、、、゙、ケフ鷹、ヒタ、、ヌフィ殪、キ、ヒ鷹僂、ホ c。」2012 トモ陷y。「イサソ隆シムuニキクトノニ 6 、ヒスKアP、ホ・「・ゥ`・ハ、ヌ、ホト馮ハケモテチソ、ヒアセオア、ヒ。」300 ヘ・ネ・。」9 ヤツ 11 ネユ、ヒ騅゚Bクカ、ア、鬢、ニ、、、。「キヌセ痔゙、、ソ・ォ・テ・ラ 926。「キロ。ゥ 、ヒ、ハ、テ、ソ・ク・遨`ノョb 918。「カ爨ッ、ホ 25 、ホウノ餃。」15%。」アヒ、鬢マ、爨キ、。「ヨミケ、ォ、鬣・ラ・・アゥ`・ネ、オ、、ソ・ミ・テ・ー、ネホメ筅ホ因ヒ、ホトレ、ヒヒタ、、ヌ、、、・ュ・罕テ・チ、ケ、、タ、、ヲ、ネヒシ、ヲネヒ、ホカ爨ッ、ャ、「、熙゙、ケ。」
・タ・ウ・ソ・ミ・テ・ー http://porter.compass-capital.com

711 名前:・ラ・鬣タ リ抜シ:2013/11/06(水) 13:23:20 ID:kUgsszYt0
、タ、ォ、鬘「、「、ハ、ソ、ャ、ス、、鬢ヒアヒ、鬢ホミト、我ク、ケ、、ヒ、マ瓶馮、モ、ィ、ハ、、、ォ、筅キ、、ハ、、、ウ、ネ、エ_ユJ、ヌ、ュ、、隍ヲ、ヒ、ケ、、ウ、ネ、ヒヘャメ筅ケ、アリメェ、ャ、「、熙゙、ケ。」オリヌノマ、ヌモミテ、ハ馮、ホ・・、・・」・ネ・、ホ・マ・・ノ・ミ・テ・ー1。」・・、。、・・」・ネ・、マハタス遉ヌキヌウ」、ヒカ爨ッ、ホ・ヌ・カ・、・ハゥ`、ネ、、、ヲヘィウ」、ヌ、「、。」
・ラ・鬣タ リ抜シ http://www.seniorislanders.bm/RG211210_files/Prada-key-case-c-207_203.html

712 名前:・ラ・鬣タ・ネゥ`・ネ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 13:23:34 ID:kUgsszYt0
マ゙、ハツ携、ヒヒニ、ニ、、、、ャ。「ナョミヤ、キ、ミ、キ、ミモミテ、ハユ謖g、ヌ、「、、ホ・マ・・ノ・ミ・テ・ー、、ェ皃皃キ、゙、ケ。」・マ・・ノ・ミ・テ・ーヘィウ」ナョミヤ、ホラク゚、ホ・アゥ`・ケ、ヌユ諢、ヒヘャテヒケ。「、ス、ホノ「喨、ネ、ス、、魍ヒナョ、マアヒナョラヤノ、ハァ、ヲ・ケ・ン・テ・ネ、ャ。」、「、ハ、ソ、マ。「マツホサ、ホ・皈筵熙ホオヘマツ、ヨ、ア、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、。」、「、ハ、ソ、マ、ケ、ヌ、ヒ、ス、ホ・ヌ・ミ・、・ケ、提モテ、キ、゙、キ、ソ、ォ」ソ瓶馮、ホ、ソ、皃ヒ・゙ゥ`・ッ、ホ因ヒ、ヌネォフ蠏ト、ハ・ソ・ヨ・・テ・ネ、ホ・ヌ・」・ケ・レ・・オゥ`、ネハヨ、キ、ニ、ッ、タ、オ、、。」垈トネヒ馮騅4、茹ムゥ`・ネ・ハゥ`・キ・テ・ラ、ホネヒ壥・「・鬣ヨ殪チマウサ皃、マオ・ェ・・鬣、・ノウノ・・螂テ・ッ。」
・ラ・鬣タ・ネゥ`・ネ・ミ・テ・ー http://www.franklinsgroup.net/images/buttons/Prada-handbags-c-207_204.html

713 名前:・ラ・鬣タ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ:2013/11/06(水) 13:23:36 ID:kUgsszYt0
馮゚`、、、ハ、ッ、「、ハ、ソ、ホラセエス。ソオ、゙、ソ、マ、「、ハ、ソ、ホネユ゚、ホス。ネォミヤ、ヒ騅、ケ、待ト、ャ、「、因コマ、「、ハ、ソ、ャメス次、簫スッ淦ッイ、ネ、惻、ソ、ケ、ソ、皃ヒ。」、ウ、ホ・オ・、・ネ、ハケモテ、ケ、ヌー、ヒタモテメ湿s、、エモE、ッ、タ、オ、、。」、ウ、、マコホ、メ簧カ、「、ハ、ソ、ホ・ロ・ケ・ネ、ホヨミ、ホ・ヌゥ`・ソ ・皈ス・テ・ノ、ヒ・ロ・ケ・ネ、ネスモセA、ケ、・マゥ`・ノ・ヲ・ァ・「、ヒモミ、キ、゙、ケ。」スモセA、セSウヨ、キ。「スKチヒアヒ、鬢ケ、ル、ニ・・筰`・ネ ・ウ・・ヤ・蟀`・ソゥ`、ホム}j、ハケワタ・ソ・ケ・ッ、ヌーkメ苅」、「、ハ、ソ、ャ、ス、、アリメェ、ネ、ケ、、ネ、ュ、ロ、ネ、、ノ、ノ、ホツ塋ヒ、ヌ、ュ、゙、ケ 1 、ト、タ、ア、ホ・ィ・・皈ケ ・ミ・テ・ー、ヌトソオト、ェ、ス、鬢ッ。」
・ラ・鬣タ ・「・ヲ・ネ・・テ・ネ http://prada.lgsae.com

714 名前:・ニ・」・・ミゥ`・鬣・ノ・・ヌ・」ゥ`・ケ:2013/11/06(水) 13:23:41 ID:kUgsszYt0
、「、ハ、ソ、ホ瓶モ共ホ馮ヒス、マ、ウ、ホ、、、ッ、ト、ォ、ホ・・テ・マ、ヒ・・モゥ`、マキヌウ」、ネヒシ、、、゙、ケ。」因コマ、マ、ス、、鬢ヒ、ト、、、ニ。「、「、ハ、ソ、マキヌウ」、ヒ県ネコg、ヒ Google 、ホ、ス、、ヨァヤョ、キ、゙、ケ。」・ネ・テ・ラニキル|、ネ、キ、ニ・ェ・・鬣、・ハミ因オ熙ヌ。「ル省ソノトワ、ハエ、ネ、、、ッ、ト、ォ、ホキN畝ャ、「、熙゙、ケ。」、ウ、、鬢ホ・ソ・、・ラ、ホヘ瓶モ共ヒ騅゚Bクカ、ア、鬢、ニ、、、、ケ、ル、ニ、ホ、筅ホ、ラ、、ソ、皃ヒモミテ、ハヒリヌ遉鬢キ、、瓶モ共マ。「ヘィウ」。「キヌウ」、ヒモミソ、ハ・ソ・、・ラ、ネ、マ。」
・ニ・」・・ミゥ`・鬣・ノ・・ヌ・」ゥ`・ケ http://timberland.egypt-on.com

715 名前:・ラ・鬣タ ・ミ・テ・ー:2013/11/06(水) 13:23:47 ID:kUgsszYt0
メ牢、ホ・モ・テ・ネ、マ。「IEEE、マ。「POSIX、ネコ、ミ、、侏慳・ンゥ`・ソ・ヨ・ーク、ノウノ、ケ、、ソ、皃ヒネコ、、エ_チ「、ケ、、ウ、ネ、ヒ、隍テ、ニ。「フリカィ、ホUNIXイ。ラエ、ミミ、テ、ソ。」スォタエ、ホ、マ。「ANSI侏慳、ホ・皈、・・キ・ケ・ニ・爨゚M、皃、ウ、ネ、ヌ、ケ。」、ウ、、マ。「ヒリヌ遉鬢キ、、ニキル|、ホウ、、。「、ロ、ネ、、ノハヨ、ヒシ垰、、オ、、ニ、、、゙、ケ。」
・ラ・鬣タ ・ミ・テ・ー http://prada.egypt-on.com

716 名前:・ゥ`・・ノ・ンゥ`・ソゥ`:2013/11/06(水) 13:23:56 ID:kUgsszYt0
Acturally。「ヒス、ソ、チ aren't 、タ、ア、ス、、メ侃、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、ヘャ瓶、ヒ・マ・・ノ・ミ・テ・ー瓶馮・ユ・。・テ・キ・逾、ホ・キ・・ワ・、ヌ、「、、ホ、ヌ、ウ、、鬢マ、゙、ソ。「、「、ハ、ソ、ソ、チラヤノ、ヒ、ト、、、ニ dramastic ルMモテ、ラーゆ、ネ arount 、゚\、ヨ、ソ、皃ヒ携モテオト、ハ・ェ・ヨ・ク・ァ・ッ・ネ。」ヒス、マ、隍カ爨ッ、ホホハツ、ホナョミヤ、マ・ヨ・鬣・ノ、ホ・ラ・・ミ・、・タゥ`、携ミミ、キ、ソ、、タモノ、携ャF、ケ、、ウ、ネ、ャ、ヌ、ュ、゙、ケ。」
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717 名前:prada リ抜シ:2013/11/06(水) 13:24:03 ID:kUgsszYt0
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846 名前:UGG ・オ・、・コ:2013/11/28(木) 04:53:49 ID:fjnjZZT80
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847 名前:ugg・爻`・ネ・・ヨゥ`・ト:2013/11/28(木) 04:54:01 ID:fjnjZZT80
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848 名前:・爻`・ネ・・ヨゥ`・トugg:2013/11/28(木) 04:54:29 ID:fjnjZZT80
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849 名前:UGG ・オ・、・コ:2013/11/28(木) 04:54:38 ID:fjnjZZT80
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