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■ 牧場物語・ルーンファクトリー小説保管スレッド Part1

1 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/11(金) 12:38:29 ID:LfAy+aOs
「牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ」の方に投稿された小説を保管するスレッドです。
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1260255094/

基本的に小説のみを保管するスレッドですので、雑談・新規小説投稿などは上記のスレッドにてお願い致します。

こちらは新牧場物語(主にルーンファクトリー)系を保存するスレッドです。本家牧場物語のエロパロ小説の保管は以下のスレッドで行って下さい。
※見易く&回覧しやすくするために分けています。
※小説のまとめを行うときは名前部分に小説のタイトルを入れると後で見易いです。

【牧場物語エロパロ小説保管スレッドPart1】
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1261283314/l50

101 名前:ラグナ×タバサ:2009/12/20(日) 14:29:57 ID:+wKP3/Ms
489 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/04(土) 22:36:32 ID:VsiBzms/
おそらく次が最後の一撃だろう。
僕はその一撃を、彼女の最深部まで貫かんばかりに、放った。
その瞬間、何かが爆ぜたような感覚が僕を襲った。全てが僕の身体から抜けていくような、未曾有の快楽。

彼女の中にある僕自身は、別の生き物のように、幾度も、幾度も、脈打っていた。

「………ラ…ラグ…ナ………さまぁ…」

少しずつ遠くなる意識の中で、タバサさんの声が、全身に沁みるように感じられた。

………ほとんど真っ白だった僕の頭が次第に現実に戻っていくにつれて、僕の五感も次第にはっきりとしてきた。
ずいぶん永かったような気がする…。
僕の意識が飛んだのは、実際はほんの数秒だけだったのかもしれないけど、何故か永く感じられたのだった。
五体に感じる温もり。耳に聴こえる息遣い。鼻腔に満ちる匂い。口腔に拡がる味。
僕の五感のうち四つは、すっかり彼女に支配されてしまっていた。
五感の最後にはっきりとしてきた視界に飛び込んできたのは、僕を見つめるタバサさんの碧い瞳だった。
「タバサ…さん」
気怠い感覚の中、絞り出すような声で、僕は彼女の名前を呼んだ。
「ラグナ様…」
彼女の蕾のような口から、僕の名前が出た。
僕たちはしばし見つめあった後、もう何度目になるだろうか、唇を重ね合った。
途端に僕自身がタバサさんの中から抜けおちた。僕は唇を離して、視線を下に向けた。
僕がタバサさんの奥深くに出したものが流れ出て、内股に不規則な模様を象っていた。
一部は、血と混じって桃色に変わっていた。
「あっ…!み、見ないでください!」
僕が何を見ているのかを察した彼女は、頬を染めながら、たくし上げられたスカートを下ろそうとした。

「ラグナ様…向こうを向いていただけませんか…」
顕わになった胸を隠すようにしながら、彼女は懇願する。
僕はすぐに彼女に背を向けた。自分のものがまだ出しっぱなしだったのに気が付き、ハンカチで拭いてからズボンの中にしまった。
後ろでは衣擦れの音がする。
肉体的にも精神的にも疲れていたが、不快ではなかった。寧ろ、逆に、僕は幸福感に満ちているような気がした。
「ラグナ様…」
呼ばれて振り向くと、タバサさんはすっかり身支度を整えていた。

僕と彼女の視線は幾度も絡みあったが、言葉が出てこない。
言うべきことはたくさんあるはずなのに、どうしても言葉が出てこない。
こういう時こそ、男の僕が率先しなければ。
意を決して、僕は手を差し出した。
「戻りましょう」
「…はい」
僕はタバサさんの手を握った。タバサさんは優しく握り返してきた。

でも、何か大切なことを忘れているような…?
僕はちょっと考え込んだ。
…そうだった。
とても大切なことを僕は忘れてしまっていたのだ。

102 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/20(日) 14:31:10 ID:+wKP3/Ms
490 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/04(土) 22:38:30 ID:VsiBzms/
「…そういえば、忘れていました」
僕は立ち止まって、苦笑しながらタバサさんを見た。
「何をですか?」
「あの…実は…言いにくいんですけど…」
途端に彼女の顔に不安がよぎったのが傍目からも分かった。
「え…? ラグナ様……?」
不安感からか、僕の手をぎゅっと握ってくる。その仕種がとても愛らしい。
彼女はそれほどにまで僕のことを愛してくれているのだろう。
「僕は…その、今日は、あんなことをするためではなくて…」
先ほどの行為を思い出したのか、タバサさんの頬がかあっと紅くなる。
僕の頬も熱くなってきた。
「実は、僕は、タバサさんに言いたいことがあったんです」
「私に…ですか?」
「はい」
「それを今から言います。本当は、今日会った時にすぐに言いたかったんですけど…」

僕は繋いでいた手を離すと、タバサさんの正面に立った。
身も心も結ばれた後だというのに、この言葉を言うのには、何故か凄く勇気が要った。
それに、彼女の答えは分かり切っているけど、やはり僕は言わずにはいられなかったのだ。
「タバサさん…。貴女が好きです。僕と結婚してください」
「…え…」
タバサさんは大きく目を開いて、両手を口に当てて、僕を見つめる。
「…実は、今日、プロポーズしようと…決心して来たんですけど…」
「…まぁ…!」
「…ははは…タバサさんに先を越されてしまいまして、その、忘れていました」
「…うふふ」
幸せそうに笑うタバサさん。

「はい…ラグナ様。私で良ければ…」

僕は、この笑顔をずっと見ていたい。ずっと守っていきたい。
全ての生きとし生けるものが仲良く幸せに暮らせる世界を、彼女と共に創っていきたい。

491 名前:ラグタバ ◆uaXXkWe4dU [sage] 投稿日:2009/07/04(土) 22:42:46 ID:VsiBzms/
以上です。
お目汚しすいませんでした。
拙劣な文章を終わりまで読んでくれた方、ありがとうございました。

>>468で「SSは2つある」と書きましたけど、もう一つのはちょっと内容がアレなので投下は見送ろうと思います

103 名前:ペルシャ×マイス:2009/12/22(火) 17:39:09 ID:/2EskavA
天然ペルシャとマイスのお風呂で×××です
誤字・脱字沢山あると思いますが……



「マーイッスくん!」

驚いた僕とは裏腹に、にこりと笑うペルシャ。
「結構驚いたな、、で、どうしたの?」
「えっとね、えっとね、マイス君にお風呂の……」
人差し指を僕にたてながらいっているとちゅう、言葉を遮る。

「掃除でしょ?もう慣れたよ」
「正解!で、今日はねーいつもより綺麗にしたいの!」

頭に♪マークを散らせながら笑うペルシャは、
何か考えているようだった。

「いいけど……何処を掃除すればいい?」
「えー…っと……マイス君が女風呂でー……」

といいかけてから、しまった!という顔をし、
「ま、まままま、まま間違えた!」

といった。何か隠しているようだ。

‐‐‐風呂にて‐‐‐

「あー………終わった…ペルシャーそっちは終わ…」

といいかけた瞬間、声が壁から飛んできた。

「え!?こここここっちもおわったよ!?」

明らかに動揺している。マイスは?マークを頭に浮かべた。
「ペルシャどうした……」

と言い掛けた所、また声が飛んできた。
「ちょっと来て…?」

緊張したような、小さな声が、かすかに聞こえた。

「僕はいけないよ、そっちの風呂はおん…」
「え、じゃ、じゃあ、わわわ私が行く!」
「え!?」

タタタタタ、と走る音が聞こえてすぐ、
男湯にペルシャが入ってきた。
耳まで真っ赤な、初めて見るペルシャの顔。

「ぺ、ペルシャ!?」
「マ、マイス君、ちょっとお話ししよ?」

といい終わってから、さらに顔が赤くなっていく。

「ペルシャ、熱じゃない?大丈夫?」

「え!?ち、違うの!」
といい、深呼吸して、彼女は言う。

「マイス君ってさ……私のことどう思ってる?」

落ち着いたようで落ち着いていないペルシャ。
髪の毛で顔を隠すようにして言う。


104 名前:ペルシャ×マイス:2009/12/22(火) 18:15:05 ID:/2EskavA

「どうって……」

「わ、私はマイス君大大大好きだよ!?」
「ぼ、僕も好きだけど……」

ペルシャは、赤い顔して笑い、寄り添ってきた。

「でもね、なんとなく分かってたよ?自惚れしてた……」
「ペルシャ、抱きしめていい?」
「え!?」

驚きながらも、数秒後こくりと頷いた。

「ペルシャ大好きだよ、すごく……」
「うん、、、私も…」

と言いながら笑う彼女の顔は天使のようだった。

「ペルシャ…優しくするから・…」
もう僕は我慢できない、と思っていた。
彼女が欲しい欲しい欲しい、、手放したくないとおもった。

「え?何を?」

意味が分かっていないらしい。

「こーゆーコト」
といった後、布地の上から彼女の乳房を触った。

「あ…っマイスく・・・」
「脱がすよ・・」

もう彼女の肌は見えていた。白く、すべすべとしている。と
触らなくても分かる綺麗な肌だ。
無意識にも、左手は秘所に向かっていた。
優しく愛撫でしてやった。

「あ…んぁ…っマイス…く…」
「愛してる、ペルシャ」
「私も…あ……そこは…っんっ…ああっ!」

乳首を甘噛みすると気持ちよさそうな声をあげた。
「次…こっちいくよ?」

『こっち』とは、彼女の秘所だ。

ショーツを下ろし終わった後、ソコをたくさん舐めた。

「あっあぁ……くぅ…ぅぅ……ひゃっ…」

声が可愛かったため、もっともっと舐めてやった。

「あ…ん…きゃっ・・」

彼女のソコは、すごい濡れていた。
僕の唾液だけではないことはすぐ分かり、
「そんなにきもちいい?」
ときくと、

「ぅん…」

といった。

「ペルシャと一つになりたい」
ペルシャは驚いた顔をした。


105 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/22(火) 19:24:36 ID:xnK8FvEo
書いている最中に申し訳ないですけど、投稿スレはこちらですよ。
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1260255094/

106 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:37:14 ID:4OkOFL8c
>>105
誘導お疲れ様です。引き続きまとめます。

498 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:51:06 ID:FQ7HLmKS
はい…じゃあ思い切って投下してみます。
アルスがド変態です。
アルス×ラムリアが嫌いな人
幼すぎるのはダメ!!っていう方は見ない方がよろしいかと
文章、エロどちらも未熟なためあんまり期待しないでください

499 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:52:16 ID:FQ7HLmKS
どうしてこんなことになったんだろう。
押し倒されて身動きが全く取れない状況の中でラムリアは朦朧とした意識の中で
考える。今日の昼彼女は大好きなアルスと結婚式をあげた。まだ幼い少女と幼い少年。
本当に結婚したわけではなくただのごっこ遊びだ。だがそれでも彼女の心にはとても
優しくて嬉しい想い出が宝物のように残った。もちろん本当に結婚したわけではない
と彼女も分かっているが、その日は幸せな気分で過ごせた。
「もし将来本当にアルスさんと結婚出来たらいいなぁ」そんな可愛らしいことを考えながらベッドに入り
恥ずかしながらもとても幸せそうな顔で眠りに就いた。…が

「あ、あのあのアルスさんなんで私の部屋…というよりベッドにいるんですかぁ!?」
そうなのだ。眠り就いたところまでは何も変ったところはなかったのだが、何者かの気配を感じて
ふと眼を覚ますと結婚式ごっこを挙げた大好きなアルスが目の前に…というか布団の中に入り込んで
きているのだ。しかもラムリアの体をがっちりとだきしめ身動きが全く取れない、さらに…
「な…な…なんで私裸…みみみ見ないで下さいぃ!!」
いつのまにか…というか間違いなく眠っている間に服を脱がされていた。そんな彼女を満面の、しかも
可愛らしいとさえいえる笑顔でアルスは質問の答えを…「あ、起きた♪」…言わなかった
ここまでくると混乱した彼女の頭でも自分の服を脱がしたのは誰か分かった。だがアルスがここにいるのは
絶対おかしい。
「ど、どうしてというよりどうやって私の部屋に?まさか忍び込んで…」とここまで言うと彼はクスクスと
笑いながら言った。
「違うよー、それも考えたけど、マックスさん…あっお義父さんっていった方がいいかなぁ?まぁそれは
おいといて…頼んだら入れてくれたんだ♪許可も貰ったしね♪」
突っ込みどころが満載すぎてなにも言えなかったが一つ気になることがあった。

500 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:53:02 ID:FQ7HLmKS
「き…許可ってなんの許可ですか?」
「もちろん子作りだよ〜」
とんでもないことをさらっと、しかも波でのばして言いやがった。
「こづく……?」
「戦士の証をお義父さんにいっぱいあげたらあっさりOKしてくれたんだ♪集めるの大変だったよ」
賄賂まで。しかも娘を売り飛ばしやがったあの金髪。
「でも子供を作るなんて結婚してないのに・・」
「何を言ってるの?今日結婚したじゃない」
「でもあれはごっこで…あ」
ここでアルスはラムリアの頬にそっと口付けをする。そして耳元でそっと囁く。
「確かにあれはほかの人から見たらただのごっこ遊びにすぎないと思うよ。でも僕は君と
本当に結婚したと思っているんだ。だってぼくはラムリアのことを愛しているんだからね」
優しく、しかし極めて真剣な力のこもった声で話す。
「愛…?」
「そうだよ愛しているんだ、だから我慢できなくてごにょごにょ…」
とここまでのことをしておきながら今更恥ずかしくなったのか顔を真っ赤にする。
そんな少年を見て少女は目の前の大好きな人が、なにか分からない存在になっていくように感じられる。




107 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:38:35 ID:4OkOFL8c
501 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:53:41 ID:FQ7HLmKS

それは恋が愛に変わっていく瞬間だった。
大好きが愛してるに変わっていく瞬間だった。

「あ…わ」
言葉が勝手に口から出ていく
「私もアルスさんのことをあ、愛してい、います!!」
思わず叫んでしまった。それにアルスは一瞬目を丸くするが、すぐに今までラムリアが見たことがない
とっても素敵な笑顔を浮かべて
「本当!?」と言った。
「良かったぁ・・こんなことして嫌われちゃうかと思ったんだ♪」
とその言葉を聞いてラムリアは自分が一糸まとわぬ姿になっていることを思い出す。
「そ、それはそうと見ないでくださいぃぃ!」
顔を真っ赤にして悲鳴を上げるラムリアを見てくすりと笑い
「だーめ♪だって僕たちは結婚して、夫婦で、今は初夜なんだよ♪」
と言いラムリアの小さくて可愛らしい唇に自分の唇を重ねる。
「くぁwせdrftgyふじこlp;@!!」

決して嫌だったわけではないのですが・・むしろ嬉しかったですけど、ファーストキスは
もっとロマンチックなものだと思っていました・・・後に彼女はそう少年に語ったという
数十秒後お互いにとってのファーストキスを終えてそっと離れる。ラムリアはまだ混乱していて
月明かりでもはっきりと分かるほど顔を、いや全身を真っ赤にしていた。そしてアルスも
彼女ほどではないが顔を赤くしていた。
「あ、あはは結婚式のときには止められちゃったけど…結構いいもんだね…ってラムリア!?」
「あ、あう〜あぅ」
ラムリアの言葉がどっかの角がはえた神様みたいになってこの状態から回復するのに数分かかった。
その後ラムリアは顔を真っ赤にしてアルスに訴えた」
「もうアルスさんたら!私初めてのキスだったんですよ!」
「あはは、僕もだよーお揃いだね♪」
と女の子のように可愛らしくケラケラ笑う。その顔をみて何も言えなくなる。
(リーンさん程ではないですけどアルスさんの顔って女の子みたいです。ベイビーフェイスですし)
そんな失礼な考えが頭をよぎった。それにアルスは、殺気の混じった声で
「・・いまなんか失礼なこと考えてなかった?」
と半眼で喋る。
それを急いで否定しつつ彼女はとんでもないことを言う
「でも…これで本当に赤ちゃんが出来るんですかね?」
「…………へ?」

108 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:39:14 ID:4OkOFL8c
502 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:54:19 ID:FQ7HLmKS
アルスは勘違いをしていた。普段から成績が良く本も沢山読んでいる彼女は当然その手の
知識を持っていると思っていた。しかし実際は殆ど何にも分かっていなかった。それも当然
と言えば当然なのかもしれない彼女はとても優しくて良い子だ。大人たちの言うことに何の疑い
も持っていないに違いない。それこそキスだけで子供が出来ちゃうなんて信じてしまうほどだ。
一方アルスは父親が行方不明だった時に偶然見つけた秘蔵コレクションでしっかり予習済みである。
さらに戻ってきた父親と母親の激しい夜の営みもばっっちりと目撃
していた。何年も会っていなかったせいかそれはもう燃え上がっていた…とそれはさておき
どうしたものかとアルスは考える。
(まさか何にも知らないなんて・・いやでもこれはもしかしたらチャンスなのかも・・)
まだ何色にも染まっていない真っ白な極上の絹を自分色に染め上げる。それはとっても素敵なことなの
かも…と幼いながらもどこかの新世界の神負けのブラックなオーラを出しながらフフフと笑う。
そんなアルスをビクビクとしながら見守るいたいけなラムリア。そんな哀れな子モコモコに
ハンターウルフが狙いを定める。
「ねぇラムリア、キスだけじゃ子供は出来ないんだよ?」
「そ、それはどういう…んむぅ!?」
いきなり人生二度目のキスをする。しかも今度は一度目とは違い舌を口内にねじ込む、そして彼女の
舌をねっとりと絡みつかせ口内を舐めまわす。それは両者にとっても味わったことのない快感だった。
「ん…じゅる…ぴちゃ…ねちゃ…んぅ」
「んふぅ…ぬちゃ…んぁ…んんぅ……あふぅ」
数分しか経っていないが二人にとっては永遠とも言えるような時間がたちねっとりとした唾液
が両者を繋ぐラムリアにとっては今のキスが何なのかよく分からなかったが、ただ一つだけ
分かったことがある。

もっとキスがしたいもっともっと気持ち良くなりたいもっともっとモットカイカンガホシイ

モットモットモットモットコノヒトトアイシアイタイアイシアイタイアイシアイタイ

「あ、あるすさぁんわたしへんですよぉ・・な、なにがへんなのかよくわからないけど
とにかく・・ああぁ!!?」
とそこでアルスはラムリアの年の割にはそこそこある胸を急に、だが優しく触りふにふにと撫でまわす。
「んひゃう!きゃん!んにゃあ、あ、あううぅん!!」
(やわらかぁい♪女の子の・・いやラムリアの胸って凄くいいなぁ・・それにしてもよく叫ぶなぁ
ラムリアって感じやすいのかな?それとも胸が弱いのかな?・・よぉし!)
アルスは綺麗な桃色のピンと立ったラムリアの小さい乳首を片方にはくりくりとこねまわしの攻め
を与えもう片方をキュッとつねった。
「ひっあ?ああ!!!!!????」
急激な快感と連続する快感が彼女を襲い言葉を奪う、そんな彼女を見て止めるはずがない、さらに
攻めを激しく続けるアルスの顔はあどけなさを残しつつも残忍な表情をしていた。


503 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:55:08 ID:FQ7HLmKS

「ああああ!!ん、んああ!!!やああああああ!!!!!」

今まで生きてきた中でこんな激しい快楽を味わうなんて思ったこともなかった。
ラムリアは泣いていた。悲しい訳ではないがどうして泣いているのか自分でもわからなかった。
そんな彼女をアルスは先程の残忍な表情とはうって変わって、恋しそうな、愛おしそうな
優しい笑みで見つめ涙に口づけをする。
「ラムリア?」
と優しく囁く。そんな彼を愛おしそうに見つめ彼女は頷いた……

「あぁん!ひゃ!きゃうん!に、にゃあああぁぁ!!」
アルスはラムリアの秘所を優しく、だが激しく攻めていた。筋を擦り指を入れてくちゅ
くちゅと音を立てる、そして悶えている彼女の反応を楽しむ。
もう彼女の秘所はかなり濡れているが…
(ん?これはクリトリスってやつかな?)
とラムリアのクリトリスを指先でギュッと潰す。すると彼女は一気に絶頂に達した。
「ギッ?!アアアアアアアアアアア!!!」
「ラムリア!!大丈夫?」
何を今更という感じはするがあまりに過敏な反応にびっくりしたらしい。心配そうに彼女を
抱きしめる。しばらくはぐったりしていたラムリアだが突然彼の胸に頭を擦りつけ呂律の
回らない言葉で言った。
「あるすさぁん、だいすきです。あいしてます。あるすさんありゅすさぁん、くぅん」
と幸せいっぱいの子犬のような口調でじゃれてくる。
そんな彼女にきゅぅぅんとなった様子で
「うん僕もラムリアがだーいすき。愛しているよラムリアぁ♪」
バカップルぶりを発揮している。末恐ろしいガキどもである。そんな彼女を落ち着かせたあと
アルスは急に真剣な表情になって言った。
「ラムリア…一つになりたい…もう我慢できないよ僕」
「一つに…ですか…?」
「うん、一つにね…でも初めてのとき女の子は凄い痛いらしいんだ、だから君が嫌だったら
やめるよ……ラムリアに決めてほしいんだ。」
そんなことを聞いてラムリアは少し考えた。つい先ほどまで彼は彼女に良くわからないけど
とっても恥ずかしくて、でも決して嫌ではないことをした。それは彼だったからこそ嫌では
なかったのだろう。そんな彼が真剣な顔をして我慢できないと言い凄く痛いことをすると言った。
だからこそ自分が痛い思いをしないように自分の欲望を抑えて、自分に決定権を託した。
彼が、アルスが自分のことを本当に愛しているんだと分かった。


109 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:39:45 ID:4OkOFL8c
504 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:56:11 ID:FQ7HLmKS
そんなアルスの想いに答えたい
愛しくて、嬉しくて…でも本当は怖くて涙が出た。
そして彼女はにっこりと涙を流した顔でほほ笑みながら
「アルスさんのお好きなようにしてください。あなたにだったら何をされても怖くはないです。」
少しの嘘が交じった真実を伝えた。
そんな彼女をぎゅうっと抱きしめキスをする。そして震えた声音でアルスは言った。
「ありがとうラムリア…僕…優しくするからね……」
怖がっているような、泣いているような微笑み。彼も怖いと知りラムリアは少し安心する。

ドキドキしながら服を脱いでいく彼を見つめる。一つになるためにはお互い裸になる必要が
あると彼に聞いたが男の人の裸なんて見たことがなかった。そんな彼女を気にせず、いや
顔が赤くなっているところをみると気にしてはいるようだ。ただ彼女が不安にならないようにと
態度には出してはいない。とにかく服を脱いでいく、数十秒くらいだが永遠に感じられた。
そんな彼の裸体を見てぽつりと呟く。
「きれい…」
幼いながらもその剣の腕で破壊の竜を封印した。アルスの体は筋肉ががっちりというわけ
ではないがほどよく引き締まりしなやかで美術作品のようにも思えた。
彼女の呟きが聞こえてアルスはさらに赤くなり
「ちょ、そんなこと言わないでよ!」
とラムリアが寝ている間にじっくりたっぷりねっとりと彼女の華奢な体を鑑賞
していたのに理不尽な文句を言う。
そんな彼の文句を聞き流してラムリアは幼いながらもかなり立派にそそり立つアルスの
男根をじろじろ見て興味深そうに呟く。
「殿方は棒が生えていると聞いたことがありますが…本当だったんですね。ちょっと驚きました。」
知識が無いためか恥ずかしがるという反応が殆どなかった。そのことにちょっとがっかりして
アルスは顔を赤らめたが、
(まぁこれから、恥ずかしがるように調教していけばいいかな?)
なんて子供らしくない鬼畜な考えがうかんでいるようだった。

「それでどうやって一つになるんですか?…ひゃぐぅ!?」
唐突に秘所をアルスに弄られ悲鳴を上げる。アルスはそんな彼女の反応に
にこにこと笑いながら言った。
「ここにね、僕のこれを入れるんだよ。そうやって一つになるんだよ
そしてね、うまくいけば子供が出来るかもしれないんだ♪」
まだがきんちょなのに孕ます気満々だったりする。
それを聞いてラムリアは喘ぎながら途切れ途切れに言った。
「わ、私の…ひゃう!!こ…ここに?…んあぁ!?そ、そんなの無理…あぐぅ!ですよぉ
…はあぁん!」
彼女の秘所から指を引き抜き彼女の愛液を舐めて、アルスは彼女を安心させるかのような
優しくて色っぽい声で耳元で囁いた。
「大丈夫だよ、僕を信じて、そりゃ初めてだけど一応勉強しているしね」
そんな声で信じてなんて言われたせいか不安なんか一瞬で吹っ飛んでしまった。
「わ、わかりましたアルスさんを信じます。」
父さん(の秘蔵コレクション)ありがとう。と心の中で感謝しつつ、
自分の分身を彼女の秘所にあてがう。


110 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:40:17 ID:4OkOFL8c
505 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:56:45 ID:FQ7HLmKS
「じゃあ…いくよ」
「…はい……」

ゆっくりとラムリアの中に自分の分身を沈めていく
「ん…あぁ?……んぅ」
(うわ…きつ…)
先の方を入れただけなのにぎゅうぎゅうと締め付けてくる。アルスはそれまで感じたことのない
快感を味わいながら彼女の中を進んでいく。彼女も感じているようだった。
すると先が何かに当たり進行を止める。
「ん・・はぁ・・これが処女膜ってやつかな・・?」
「あ・・んあぁ・・処女・・膜・・はぁ・・ですか?」
急に進行が止まり不安げな声で彼女は聞いた。
「こういうことをするのが初めての女の子には皆あるんだって、これを破るから
とっても痛いらしいんだけど・・」
と言って彼は彼女の顔をもの言いたげに見つめる。今ならまだ止められるんだ
だから痛い思いをしないでいいんだよ?
そう言いたいのだろう。しかしラムリアの覚悟は固かった。
「だ…大丈夫ですから…続けて…んぁ……くださいぃ」
「ラムリア…じゃあ一気に行くよ!」
そしてアルスは彼女の中を思いっきり貫いた。

「!!!??いっっああああああああああああああああああ!!!!!」
ラムリアの生きてきた人生の中で最も強烈な痛みが彼女を襲った。
箱入り娘として大事に育てられ、今まで大きな怪我を負うこともなく過ごしてきた。
そんな彼女が苦痛に顔を歪め大粒の涙を流している。

一方アルスは先ほどよりも強烈な締め付けによる快感に言葉と理性を失っていた。
しかし予想以上にラムリアが痛がっているのを見てすぐに理性を取り戻し、心配そうな
顔でラムリアに問いかける。
「ラムリア…大丈夫?…そ、そんなに痛いの?」
「あぁあ…あぁ…い……たい…です…あるすさぁん…」
涙をぼろぼろこぼしているラムリア、こんな痛い思いをさせたくて交わったわけではないのに
アルスは彼女に苦痛を与えている事実に後悔した。
「ごめんねラムリア嫌な思いをさせちゃって、やっぱりもうやめた方がいいよね・・」
そう言うアルスに対してラムリアはこう返した。
「いっ…たい…ですけど……嫌なわけでは…ありません…だから…やめないで
…ください」
辛そうだが想いのこもった声で彼女は懇願した。
それを聞きアルスは
(ラムリアが頑張っているのに半端なところでやめちゃ男じゃない!!)
と決意を固め行為を続行する。


111 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:40:54 ID:4OkOFL8c
506 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:57:19 ID:FQ7HLmKS
「いっ…ああ…くぁ……つぅ…」
ラムリアの口から苦痛の呻きがもれる。
彼女が痛みを感じないようにゆっくりと腰を動かすがやはり痛みを感じてしまうようだ。
このままじゃ苦痛を与えるだけになってしまうと危惧したアルスは、彼女の胸に顔を近づけ
ぱくりと乳首を口に含んだ。
「ひゃあ!?アルスさんなにを…あぁ!?…はぁぁ!」
「ちゅ…ちゅう…ぷは……らうりあ…きもひいい?」
どうやらラムリアは乳首に弱いようだ。呂律のまわらない声でアルスに訴えかけた。
「うやぁ…ひゃべりゃにゃいでくだしゃい…あ、あ、あかひゃんみたいでしゅよう」
そんな彼女の様子にアルスのS心に火がついたのかさらに激しく乳首を舐めまわし、
吸い、甘噛みを加えた。もう片方にも手を伸ばしくりくりとこねくりまわす。

「あぁ……にゃあ!…やぁん!はぁん…ああぁ」
彼女の声から苦痛の色が消え始め、快感の悲鳴を上げ始めている。上半身だけでなく
下半身の攻めも感じ始めているようだ。
ここでアルスは胸から顔を離して、彼女の唇に己の唇を合わせる。そして
口内に舌を侵入させ彼女の舌を絡めて濃厚なディ―プキスをはじめた。
二度目のディ―プキスのためかラムリアも舌を絡めてくる。
「んーんー…んぁ……ふぅ…ふぅ…んちゅ…」
貪るように…というわけではないが積極的に快感を求めている。それは本能によるもの
なのか、それとも愛によるものなのか……本人たちにも分からないだろう
それでも二人がとても幸せなことは確かだろう。

唾液の線を描きながらそっと互いの顔を離す。もはやラムリアに羞恥心など欠片も残って
おらず、にへらっと赤くなった顔で笑みをうかべた。潤んだ目には鈍い光しか浮かんでなく
口からはねっとりとした唾液がこぼれていた。
「あはぁ♪アルスさぁん…すきぃ…だいすきぃ……」
自分の色に染まってきたラムリアを見てアルスはにっこりと無邪気な笑みを浮かべる。
「ねぇラムリア…もっと激しく動いても良い?」
まだ子供のはずなのにとても色っぽい声で彼女に囁く。今のラムリアに断る理由など
あるわけがなく恍惚の笑みを浮かべながらこくこくと頷いた。

ぐちゅぐちゅと激しい水音と少女の喘ぎ声が部屋に響く
「…お、あ、おぉん!…はぁん♪」
喘ぎ声というより快感による歓喜の声か。もはや完全に普段の自分を失っている。
口の端から涎をたらし、顔もだらしのない笑顔だ。
こんな顔を見られたくはないと頭のどこかで自制の声が聞こえてくるが、それも
全く意味を持たない。天使と悪魔の戦いは完全に悪魔が勝利してしまったらしい。
「んー…ラムリアの中凄くぎゅうぎゅうしていてきついけどとっても気持ちいいよ」
激しく腰を動かしながらぽーっとした表情で感想を述べる。
「あ、ありゅすしゃん…んにゃあ!!…も…きもひいんでしゅか!?……あぁ♪
う、う、うれひぃでふ…ふぁあ♪」
言葉を覚えたての赤ん坊のように拙い口調で喜ぶラムリア。この快感を愛する人と
共有しているということがとても嬉しいのだろう。
(あ、そうか…これが一つになるっていうことなんですね…)
ふと頭の中のどこか冷静な部分がそんな考えを浮かべる。そんな冷静な考えも
快楽の前にすぐに消えてしまったが、確かに理解した。

112 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:43:17 ID:4OkOFL8c
507 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:58:12 ID:FQ7HLmKS

「う?や?…ああぁ!?なんかへんでひゅ!!なにか来ちゃいまふ…ふあぁ!!」
急に様子がおかしくなったラムリア。しかしアルスは快感を味わいぽーっと
しながらも冷静にかえした。
「あーっそれって多分オーガズムってやつだよ…こういう時はイクっていう
んだけど…って…あー僕もそろそろイキそう…」
「い、い、イク?…アルスしゃんもイクのぉ?」
「う…ん…いっしょにいこうね…ラムリア」
「ふぁ…い…っしょにいぃぃ!!ああああああああぁぁぁぁ!!」
「ん…僕も……くぅ…!」
そしてラムリアは人生初の絶頂を迎えた。同時にアルスもラムリアの膣内に
己の欲望をたっぷりとぶちまけた。射精そのものは初めてでは無いが女の子の
中になどは当然初めてだった。

「うぁ…これが中だしかぁ…気持ちいいなぁ……癖になりそ♪」
「う……あ…?…なかに…なにか……?」
初めての絶頂に頭が真っ白になっていたラムリアが徐々に意識をとり戻してきた
ラムリアは膣内になにかドロドロしたものを出されたことを疑問に思った。
そんなラムリアの疑問に気づいた様子もなく、アルスは機嫌が良く自身の分身を
引き抜いた。ラムリアの血と混ざったピンク色のドロリしたと濃い精液がトロトロ
と流れ出してきた。
「あの…アルスさん……このドロドロした液体はなんですか?」
「ん?あぁ、これはね精液だよ、ラムリアの血と混ざってピンク色になってるね〜」
「精液?なんですかそれ?」
「う〜んとね、簡単に言えば赤ちゃんの元なんだよ♪これを女の子の中に出せば
赤ちゃんができるんだよ」
とんでもないことをあっさりと言った。それにラムリアは
「はぁ…赤ちゃんが……………って…ええええええええええええぇぇぇ?」
当然とても驚いた。雰囲気にのまれて先ほどの子供を作るうんぬんは
何を言っているのかほとんど理解していなかった。しかし事が終わって頭が冷静に
なったのか、アルスのとんでも発言にビックリしてしまった。
「あ…の……アルスさん…赤ちゃんって…つまり…にんし…」
「うんそうだよ妊娠ってことだけど?」
「そういうことはあっさり言わないでくださいぃぃ!!」
事の重大さに気づき当然うろたえるラムリア。そんな彼女にお構いなく
けらけら笑いながら

113 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:44:11 ID:4OkOFL8c
508 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:58:44 ID:FQ7HLmKS
「アハハ、まぁ100%妊娠するわけじゃないしね♪」
なんの慰めにもならない答えを返した。
「う〜…こういうことは前もってきっちり説明をしてほしかったです。
というより本当に妊娠してしまったらどうするんですか…」
涙目で不安を訴えるラムリア。そんな彼女を相手にアルスはふっと微笑んだ。
「僕は君との間に子供ができたらいいなって思ってるよ?」
「でも私たちまだ子供ですし…」
「子ども一人くらい簡単に養えるよ僕、こう見えて昔から働いているからね」
「確かにそうかもしれませんけど…」
「ラムリアは子供作るのは嫌?僕の子供じゃ嫌かな?…」
子供、子供、子ども、こども・・・その言葉がラムリアの頭の中でぐるぐる回る
確かに自分たちは幼い、だが目の前に愛しい人がいて、経済的にもなんの問題もない
そりゃ道徳的には駄目なことだとは思うが…自分たちの周りの人たちはとても優しい、
大人たちに怒られることは間違いないと思うが、それでも祝福してくれるだろうし、
手助けもしてくれるだろう……じゃあ…じゃあ

何の問題もないのではないか?

アルスとの子供。大好きで愛しい人との子供…
「嫌…なわけないじゃないですか……私もアルスさんとの子供欲しい……です。」
「…えへへ、嬉しいな♪」
そう答えたラムリアに赤くなった顔でアルスは微笑む。今まで以上に素敵な笑顔。
この笑顔を誰にも見せたくないなと思うほどにとラムリアは思った。
「アルスさん…その笑顔…私以外の人に見せちゃだめですよ…」
「え?なんで?」
「なんでもです!!」
「?????」
なぜかこんなところは鈍感なアルスなのであった。
それはさておき…
「まぁラムリアもしっかり理解してくれたようだし…もう一回やろ〜!!」
キラーンと目を煌めかせながらラムリアをがっちりホールドして押し倒した。
「えぇ!!ちょっアルスさ…あああああああああああああああああああ!!!??」

…どうしてこんなことになったんだろう?
朦朧とした意識の中でラムリアは考える。

…まぁでも…まぁでも…いっか…………とっても幸せですし…


数年後セレッソの花が咲き乱れるある日、ある少年と少女の結婚式が開かれた。
街じゅうの人から祝福され、とても幸せそうな少年と少女。
ただ妙なことにその結婚式には彼らの子供も出席していたとの話だが……
それも大した問題ではないだろう。

ちなみにその二人は学校の一クラス埋めるほどの人数の子供を作ったそうな

・・・おわり

114 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:45:44 ID:4OkOFL8c
509 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:59:21 ID:FQ7HLmKS
おまけ

朝、ラムリアは目を覚ましてシーツの後始末に困っていた。昨晩さんざん自分を犯した
アルスはすやすやと寝ている。なんだか幸せそうで起こすのも悪いと思い
さっさとシーツを持ってそっと洗濯場に向かう。
「腰…いったいです……」
「やあラムリアよく眠れたかい?」
突然聞こえてきた声にびっくりしてゆっくり振り向く。するとそこには爽やかな笑顔を
浮かべた。自分の父親が立っていた。
「……よく眠れなかったっていうのはお父様がいちばんご存じでないのですか?」
「HAHAHAHAHAHA]
白々しく笑う父にさらに問いただす。
「よくも…とは言いませんが娘を売り渡して…どういうつもりです…?」
「ははは、あれは建前でお互いを想い合っている少年少女の手助けをしただけさ」
「・・・・・本音は?」
「え?」
突然黒いオーラを出し、本を取り出して低い声で尋ねるラムリア。
そんな娘の豹変に驚き
「えー…頭良し…料理良し…剣技達人の…そのた諸々完璧な跡取りが欲しかったんです…はい」
つい本音を喋ってしまった。
「お父様…」
「…はい」
「ちょっと反省してくださいね♪」

ふあーと欠伸をしながらつい先ほど起きたアルスは廊下を歩く。
ラムリアを探すためだ。すると突然後ろから声をかけられる。
「やあアルス君、おはよう」
マックスの声だ。その声に振り向きながら答える。
「おはよーございます♪マックs…日焼けしました・・・?」
日焼けというより黒焦げと言ってもいいくらいのマックスがそこにいた。
「アハハ、アルス君…君が持ってる魔法の本…ラムリアに貸したかい?」
「…剣の方が好きなんで魔法はほとんど使いませんから……」
「そうか…hahah…」
バタン!!と倒れたマックスはアルスに病院に担ぎ込まれ三日間目を覚まさなかったという…

115 名前:アルコール高めのラム酒:2009/12/23(水) 11:46:16 ID:4OkOFL8c
510 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 23:59:47 ID:FQ7HLmKS
おまけ2

「ルーンファクトリー3が発売するそうですよアルスさん♪」
「そうだね今から楽しみだねラムリア♪」
教室でいちゃつきながらそんな会話をするバカップル。そんな光景を見せつけられている
クラスメートは総じて('A`)こんな顔をしている。
それはさておき…
「3の主人公はモコモコに変身できるそうですよ。ちょっと羨ましいですね」
「そうだね〜僕もモンスターに変身してみたいなぁ…」
「?どんなモンスターになりたいんですか?」
「ん〜とね…ハンターウルフにスライム…あと夏の島にいた大きなタコに
なってみたいな」
「……?ハンターウルフはかっこいいから分かりますけどスライムにタコ??」
「獣姦とか触手とか一度はやってみたいなー」
「・・・・・・・・・・・・・はい?

今度こそ自重

511 名前:アルコール高めのラム酒[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 00:01:02 ID:FQ7HLmKS
以上です。初めてエロ&投稿したので緊張しました。

116 名前:ミスト×村人:2009/12/23(水) 11:57:49 ID:4OkOFL8c
549 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:42:09 ID:XbBJH3y6
投下します。
今回はミストです。

550 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:43:00 ID:XbBJH3y6
「ふぅん、ふんふん…ふん…」
 いつものように鼻歌を歌いながらミストは上機嫌でカブ畑へ赴いた。収穫の時期にはまだ早いが、毎日毎日カブに水をやったり、様子を見たりすることはミストの生き甲斐だといっても良い。
「さてさてぇ…カブさんはぁ…今日も元気かしら?」
 ゆっくりと甘い話し方でミストは畑を覗く。しかし、その瞬間、ミストは目を大きく見開き、呆然と立ち尽くした。昨日までは元気に育っていたはずのカブの葉はくてりと萎んでいるばかりか、畑のあちこちが荒らされていた。
「う…うそ…」
 ミストは力なくその場に座り込んだ。愛情を持って育てて来たのに…
 と、そこで背後から人の気配がする。
「やぁ、ミストさん。どうしたの?」
 ミストが項垂れたまま振り返れば、そこには身知った少年達が立っていた。
「ラグナさん…っ、それにエリックさんにダニーさんまで…」
 ミストは目に涙を浮かべ彼らを見上げる。
「ここに来たら…私のカブ達が…こんな姿に…」 
「ああ、コイツは酷い」
 ラグナはすっかりしなだれたカブの葉っぱを手に取ると大げさに溜息を付いた。
「うーん、でもこれは…ミストさんの育て方が拙いんじゃないかな?」
「…え?」
 思いがけない台詞にミストは目を丸くしてラグナを見つめた。
「水を遣ればいいってもんじゃない。交配とか種付けとかしっかりしました?」  
「…あ、あの…えっと…カブの交配?…種付け…?」
 それなりにカブの知識があるミストは何かを考える様に首を捻るが、それよりも先に今度はエリックが言葉を挟む。
「あー。その調子じゃ、ちゃんとやってないんだろ。そりゃ、途中でダメになるさ」

117 名前:ミスト×村人:2009/12/23(水) 11:58:22 ID:4OkOFL8c
551 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:44:12 ID:XbBJH3y6
「あ、あの、でもわたし…っ」
「カブのこと何も分かってないなぁ、ミストさんは」
「うんうん、せっかくのカブがこれじゃ可哀想だ」
「え…あ、あ…わ、わたし…そのっ…」
 ミストが考えることを邪魔する様に次々に畳み掛けるラグナ達。次第にミストの頭は混乱して行く。
 何度も瞬きをしてカブ畑と彼らを交互に見やるミストに、ラグナはとびきりの笑顔を向けた。
「せっかくなので…僕たちが上手な種付けの仕方を教えますよ。手取り足取り…ね」
 すっかりと焦っていたミストは訳の分からないまま、こくこくと頷いていた。
 森の奥深くまでやってくると、ラグナはミストの服を剥ぎ取った。普段日に灼けていないカラダは白く、思わず、三人はごくりと喉を鳴らす。
「あのぉ…どうして裸にならないといけないんですか…?」
 ミストは不安げに背後にいるラグナに問えば、
「口で言っても難しいから、実践してあげようと思って…ね?」  
 彼はそう言いながらミストの柔らかい乳房を揉みだす。
「あっ…ああんっ…い、いやっ…」
 突然の刺激にミストは身を捩るが、すかさずエリックが彼女の両手を抑える。
「大好きなカブのためだと思えば、嫌な訳ないだろ?」
「で…でもっ…は、恥ずかしいですぅ…っ」
「これは種付け方法をより知るためにとても大切なことなんだ。分かったらもっと足を開いて」
「…っ、こ、こうですか…?」
 唆されていることも知らず、ミストは閉じていた足をゆっくりと開く。
 すると美しい桃色をしたヴァギナが姿を現した。

118 名前:ミスト×村人:2009/12/23(水) 11:58:50 ID:4OkOFL8c
552 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:49:00 ID:XbBJH3y6
「おお…これがミストのおまんこか…思った以上に美味しそうだ!」
 彼らは初めて見るミストのヴァギナに釘付けになる。そんな彼らにミストは恐る恐る口を開いた。
「あ…あの、次はどうすれば…」
「そうだな。まず、俺がおまんこの具合を確認してあげるよ」
 ダニーは外気に晒されてひくひくと震えているヴァギナに指を這わせると、ゆっくりと中を押し開いてゆく。
 そしてしっとりと湿り気を帯びた膣内にゆっくりと指を差し込み、奥の方を掻き混ぜていった。
「んぁあっ…や…おまんこっ…ぁっ…変な音がしますぅっ…ぁっ…ぁああんっ…!!」 
 指が動く度にぐちゅぐちゅと湿った音が響き、ミストは恥ずかしげに身をくねらせた。
 その間にもラグナは彼女の乳房や乳首に執拗に愛撫を施し、彼女の羞恥を煽っていく。
「ミストさんのおっぱい…白くて大きくてとても気持ち良いですよ。そうだ、谷間にチンポを挟んでみましょうか?」
 ラグナがそう目配せすると、ミストの目の前に立っていたエリックが太くそそり立つペニスを彼女の乳房の間に挟み込む。
「っ…すごいぜ…おっぱいだけでもこんなにキモチいいなんて…!」
「あっ…ああっ…やぁあ…は、恥ずかしいっ…んひぃ…ぁっ…ぁあんっ!」
 乳房の形が変わるほど揉み込まれ、或いは両方の乳首でペニスの裏筋を擦り上げられ、ミストは得も言えない快感に襲われてしまう。
「ひぃんっ…ぁっ…あああっ…そんなに…しないれっ…ぁっ…あああっ…」
 膝立ちしているミストのカラダはこの絶え間ない快感にバランスを保つのがやっとなのに、ヴァギナはダニーの舌や指でイヤらしく舐め回され、訳が分からなくなってしまう。
「んっ…はぁ…あっ…き…きもち…いいよぉ…ぁっ…あんっ…ぁあひっ!」
「そんな清楚な顔してとんだ淫乱ですね、ミストさん。僕たちはただレッスンをしているだけなのに?」  
 小馬鹿にするようにラグナは笑うとミストの形の良い尻たぶを乱暴に叩き、そして撫で回す。
「んひぃいっ…ぐっ…ぁあっ…あっ…んっ…はぁあ…触っちゃ…んっ…いやぁ…!」 
 何度か叩かれたためか、白い尻たぶは真っ赤に染まった。ラグナはそのまま指をアナルに捩じ込み、グニグニと刺激を与える。
「んぁあっ…ひぎっ…ぁっ…痛いっ…ぁんっ…おしりは…らめっ…ぁあっ…あんっ…!」 


119 名前:ミスト×村人:2009/12/23(水) 11:59:17 ID:4OkOFL8c
553 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:53:55 ID:XbBJH3y6
快楽に愛液を零すヴァギナとは違い、経験のないアナルへの刺激は激痛にしかならず、ミストは苦痛の顔で嬌声を洩らした。
そのうちミストの股間に顔を埋め、膣内を舐め回していたダニーが顔を上げる。
「ミストのマン汁、啜っても啜っても溢れやがる…こりゃ、栓をしないとなぁ?」
 顔中をベトベトにし、イヤらしい言葉をミストに投げかけるダニー。するとアナルを弄っていたラグナが意味深に笑った。
「ふぅん、じゃあ…僕が栓をしてあげますよ…」
 濡れたクリトリスや膣口にひたりと押しあてられた巨根にさすがのミストもさっと青ざめる。
「やだ…ラグナさんのおちんちん…太すぎます…こ、こんなの射れられたら…わ、わたし…!」   
「そうは言っても…ミストさんのおまんこはさっきからパクパクしてますよ?欲しいんでしょ、僕のチンポ…」
 耳朶をかぷりとかじられ、ミストは熱い息を零した。その息を抜いた瞬間に、ラグナは容赦なく彼女の膣壺にペニスを突き射れる。
「んぁあっ!?はっ…ひぃいいっ…痛いっ…ぁああっっ…破れちゃうぅぅぅ!」
 ダニーのクンニにより十分に施されたはずのヴァギナはしかしあまりにも太いラグナのペニスに耐えきれず、ギチギチと嫌な音を立てて、左右に切り裂かれてゆく。
「おおおおっ…ぁっ…ぬいてぇえっ…おねがいっ…抜いてくらさぃいいっ…ぁっ…あがぁっ!」
 ミストは苦痛から逃れたくてしきりに首を振るが、ラグナは最奥までペニスを打ち込むと、そのまま彼女の細腰を掴み、律動を始めた。  
「はぁ…すっごい締め付け…それに、ミストさんのおまんこ…もうトロトロだ!」 
 内壁の締め付けと最奥の蕩け具合に、ラグナは恍惚の表情を見せる。そんな彼にダニーはミストの手を掴むと、己のペニスを握らせた。
「おいおい、そんなにキモチ良いのか?この子のおまんこはよ。ちくしょー。手コキでいいから擦ってくれよ!」
「ふひぃっ…あっ…あついっ…ぁあっ…ああんっ…はっ…ぁあっ…」 
 ミストはダニーのペニスを掴むと、無意識のうちに五指で擦り上げた。親指でペニスの先端に円を描くように刺激を与え、残りの指でぎゅう、と締め付ける。
「ぁっ…あうっ…こ、これで…いいれすかぁっ…ぁっ…あんっ…ぁ!」
 ミストの胸の谷間でペニスを扱いていたエリックは、己の限界が近いのかはぁはぁと荒い息を上げながら、次第に激しくカラダを動かす。
慣れたミストの手つき。ダニーは興奮し、さらなる刺激を得ようと腰まで揺らすと、ちゅぷちゅぷとイヤらしい音がミストの手のひらから溢れ出た。そうこうしている間も、「で、出るっ…ふはっ…ほら、おっぱいにザーメンぶっかけるぞ!」

120 名前:ミスト×村人:2009/12/23(水) 11:59:44 ID:4OkOFL8c
554 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:54:19 ID:XbBJH3y6
 びゅふっ!びゅううっ!びぽゅっ!どふぅうっ!びゅるうううう!
「んひぃっ…あ…熱いのが…ぁっ…わたしのっ…おっぱいにぃっ…ぁあっ…!」 
 エリックの大量の精液がミストの胸元や顎に注がれ、真っ白に汚してゆく。
「はは。ザーメンぶっかけられて…何かエロいぜ、アンタ」
 上半身からぼたぼたと滴り落ちる精液。濃厚な匂いが辺りに充満してミストはさっと顔を赤らめた。
 しかしそんな羞恥を感じるのも束の間で、相変わらず激しいラグナのピストン運動にミストは喘いだ。
「あふぅっ…っくっ…ちゅぁっ…あっ…はげしっ…ぁっ…おまんこっ…壊れちゃうっ!」 
 これ以上進まないくらい、深くペニスを押し込まれ、一気に引き抜かれる。そして、また挿入されたかと思えば、今度は奥をぐちゃぐちゃに掻き回される。ミストはその激しい快感をやり過ごしたくて、手の平にあるダニーのペニスをぎゅうぎゅうと締め付けてしまう。
「っぉおおっ、そ、そんな急に掴むなよぉっ…!ぁっ…出るっ!」
 びゅほぅうっ!びゅうっ!びゅるるるるっ!どぷゅ!どふるるるるっ!! 
 予期しなかった締め付けに、ダニーは呆気なく精を吐き出した。
「ああっ…だ、出しちまったじゃないか…」
「ご…ごめんなさぃいっ…ぁっ…でもぉっ…あっ…あふっ…ラグナさんがっ…ぁあ!」
 ダニーの残念そうな声にミストはすまなさそうに謝るが、すぐさま意識はヴァギナへと集中してしまう。
「こっちも…集中してくださいよぉぉっ…っ…ふっ…ほらぁっ…」
 ぱんぱんと肌を打つ乾いた音と内部をずぶずぶ穿つ湿った音が混じり合う。ラグナは息を乱しながらも、絶頂を目指して、激しい律動を繰り返す。
「っうぉぉおっ、い、いきますよっ…膣内にっ…!種付けぇええっ…!っ…くっ!」 
「やっ…やぁああっ…んひっ…ぁあああ…あふぅっ…ひゃあああああっ!!!」
 びゅるうううっ!くぽっ!びゅふふふっ!ぴゅううううっ!ちゅるるるるっ!びゅうううううう!
「ふっ…はぁ…子宮に…たくさんっ…ぁあっ…熱いのがぁっ…んひっ…零れてっ…!」
 子宮の奥まで注がれた大量の精液。
「種付け…成功ですよ、ミストさん…」  
 その言葉にミストは満足げに微笑んだ。しかし、彼女の体内からペニスを引き抜いたラグナは、
「でも…もっと上手になる方法があるんですけど…」
 そっとミストの耳元で囁く。
「え…まだあるんですか…お、おしえてくださいっ…!」
「…それはね…」
 斯くしてラグナ達の「レッスン」と称した乱交は夜まで続いた。


555 名前:ミスト×村人[] 投稿日:2009/07/26(日) 21:55:14 ID:XbBJH3y6
終わりです。
キャラが変なのはCDなのですいません。

121 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:51:02 ID:bMOHw67h0
617 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:19:04 ID:yqswesrR
ラブラブ子作りのつもりで書きました

618 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:20:17 ID:yqswesrR
「ずっと、この剣と共にプロポーズされる日を、夢みていました。ラグナさん……。」
「シャロンさん……。結婚してください」
「私はみんなから変わり者と言われているんですよ。遺跡にばっかり興味をもってます。」
「いいですよ。僕は、そんなシャロンさんを好きになったのですから。」
「……うれしいです。やっと……この遺跡以外にも夢中になれることを見つけました。」
「はい。」
「では……行きましょうか?」

こうしてラグナとシャロンは結ばれた。
結婚式では町の皆に祝福され、新婚生活は最高の始まりを迎えた。

そして………初夜。
満月の光が窓から部屋にそそがれている
それは自然が夫婦に与えた贈り物のように
ラグナとシャロンは見つめあいキスを続けている
静まり返った部屋に、二人の息遣いだけが響く。
幾度目かの長い口づけの後に、シャロンがはぁ、と息をついた。
無我夢中できつく抱き合い、唇を重ねて、気づけばいつの間にか
抱きかかえられるようにして、ダブルベッドに座らされていた。

「ラグナさんの筋肉って意外と柔らかいんですね」
「そ、そうなんですか?」
「私は男の人の肌に触れる経験はそんなにありません。でも男の人の筋肉というのは硬いものと想像してたものですから」
ラグナの顔からは想像できないほど彼の肉体はモンスターとの戦いや洞窟の探検、農作業で引き締まった筋肉をしていた。
もうすぐ始まるであろう、夫婦の儀式で不要になる着衣の下には、無駄な肉がない。
「僕も人の筋肉についてあまり知りませんけど…なんだかうれしいです」
「ふふふ…」
「ははは…」
ゆっくりと、シャロンの身体をベッドに倒し、上に覆いかぶさった。
潤んだ青い瞳が、不安そうに自分を見上げている。
自分も始めてのラグナは男の本能と思考をフル回転させ、シャロンが傷つかないように
安心させるようにやわらかく口づけて、徐々に深く、咥内の隅々を貪ってゆく。
同時に、パジャマの上からゆっくりと、身体全体を撫でさするように愛撫すると、
シャロンの吐息がだんだんと熱く、細かくなっていく。

122 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:51:30 ID:bMOHw67h0
619 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:21:08 ID:yqswesrR
頃合いを見計らって、そっとパジャマのボタンを外しはじめると、
妻がはっと息をつめ、身体を強張らせるのを感じた。
「………い、いきます」
「・・・・はい、きて・・・ください」
徐々にあらわになるシャロンの胸元は、絹のようになめらかで白い。
「や………は、ずか、し、い………」
白い乳房が、月明かりの僅かな灯りの下に晒され、シャロンの神秘的な美貌に加わる
その容姿にラグナは感嘆の息をついた。
それほど大きくはないが、形のいい丸みが、息をつくたびに微かに揺れる。
頂点はあくまでひかえめに、唇と同じ、淡い桜色をしている。
そっと両手で揉みしだくと、シャロンの声が漏れた。
「あ、あ、やぁっ」
こんなに触り心地がいいものがこの世にあったのか、と思うほどの柔らかさである。
握れば指が埋まっていくような錯覚さえ覚える。
そっと頂点を口に含み、舌先でくすぐるようにすると、
シャロンの背筋がびくんと痙攣した。
「や、やっ………め、だめですっ」
「だ、だいじょうぶですか?」
「な、なんかっ………くすぐったくて…でも……大丈夫です…続けて……あああっ?」
乳首を指先でつまみ、こりこりと擦りあわせる。
合間に口づけをし、首筋を舌先で舐め上げると、シャロンの反応が明らかに今までと違う、
艶を帯びたものになってゆくのがわかった。
「やぁっ………あ………っっっ!!!」
漏れそうになる嬌声を、必死でこらえようと唇を噛むシャロンの表情が、余りにも可愛い。
が、そのままでは唇を噛み切ってしまいそうだ。
引き結ばれたシャロンの唇に指を差込むと、瑞々しい舌が指先をくすぐる。
その柔らかな濡れた感触で、思わず理性を失いそうになるのをラグナは辛うじて耐えた。
夫の舌と指で、執拗に乳首を責められ続けるうち、徐々に甘い声をあげはじめた。
「あ、あっあっ………あうんっ………はぁぁっっ!」
いい具合に、シャロンの表情が快感で蕩け始めているのを確認し、
ラグナはいよいよシャロンのパジャマと下着に手をかけた。
下手にじらしても恥ずかしがるだけだろうと、不意をついて一気に下までずり下ろす。
「ゃ、やぁぁっっっ!ラグナさんっっ」
慌てて秘所を隠そうとするシャロンの手を難なくのけて、ラグナは余りにも無垢な妻の
そこに見蕩れた。
腰から尻に続く、絶妙な曲線。 柔らかな丸みは、大人の女の色香を漂わせてもいる。

123 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:52:09 ID:bMOHw67h0
620 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:21:43 ID:yqswesrR
シャロンは日常で見せない必死さで膝を擦りあわせ、容赦ない目線からその部分を隠そうとしているが、
ラグナはいとも簡単にその膝を割り、最後に隠された部分までをあらわにした。
その部分は、薄い陰毛が、僅かに前の部分のみを覆い、割れ目の周りはほぼ無毛で、
秘所はぴったりと閉じ、わずかに桃色の粘膜が覗いている。
そっとそこを二本の指で押し開くと、透明な露がじわりと滲みでてきた。
「ああっっっ!恥ずかしぃっ…ラグナさん…!」
シャロンの身体を押さえ、割れ目にそっと指を這わせながら聞く。
シャロンはこれ以上は無理というほどに白い顔を赤く染めし、頭を震わせた。

くちゅくちゅと音を立てながら指を前後させると、シャロンの全身がびくんと震える。
「こ、怖い…ラグナさん…」
つまり、シャロンの秘所は、生まれてから今まで、全く何も受け入れたことのない、
完全に無垢の状態だ。
男としての本能が眩暈がするほどの興奮を感じ、ラグナはまじまじとそこに見入った。
閉じられた花弁が、時折ひくりと震え、蜜を滲ませる。
そのスリットの上部の突起も、まだ包皮に包まれたままだ。
そっと指で皮をむくと、それだけでシャロンは激しく反応した。
粘膜と同じ桃色をしたそこは、あくまでも清楚に、しかし時折淫らに蠢き、
ラグナを誘っている。
ゆっくりと指の腹で擦るように刺激すると、シャロンが声をあげた。
「やぁあああああ!!やっ!な、なにっ…これ、は??」
暫く、指先で円を描くように刺激を続けると、白い腰がびくびくと跳ねだした。
突起は紅く充血し、激しく自己主張をはじめている。
「ひゃ、や、ああああ!!なに、これっ………こわい、ラグナさんっ、怖い」
「心配しないで。僕がついてます」
「やっぁぁぁんっっ!!あぁっ!どうなるのぉ? ラグナさん!!らぐなさんっっ!らぐなさんっっ!!」
未だ知らぬ高みに押し上げられる恐怖と、初めての絶頂の予感に、
シャロンはただ必死にラグナの背にしがみつき、その名を呼んだ。
頼るべきものはそれだけだというように。
そして、ラグナが一層強く突起を押しつぶした刹那。
「ああ!!!!ひゃ、やぁぁうっっっっあ――――!!!」
膣口がびくんびくんと痙攣し、シャロンの全身を電流が走る。
生まれて初めて味わう女の悦びに、シャロンは自分の声が聞こえないほどに
高く、高く昇りつめた。

124 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:52:47 ID:bMOHw67h0
621 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:23:19 ID:yqswesrR
荒い息がおさまるまでの間、シャロンは一言も喋ることができないほどに脱力していた。
が、ラグナは、そこで終わりにするつもりは毛頭ない。
妻が少し落ち着いたのを見計らって、
まだ何も受け入れたことのない秘裂に、そっと指を押し込む。
「や、やぁっ………ゆび………えっ、入る…のぉっ………?!」
はじめて異物を受け入れる感触に、シャロンが眉根を寄せる。
無垢の恥部は、指一本でさえなかなか入らないほどに狭い。
ぎちぎちと締め付けられる中指を半分ほど挿れたところで、泣き声が聞こえた。
「だめ………だめですっ………きついっ………」
「少し力を抜いてみてください」
「む、無理っ………ひゃ、あああんっ?!」
指を挿入されたまま、いきなりラグナが秘所に顔を近づけた。
と思ったら、何か暖かくてぬめるものが、先程絶頂を迎えたばかりの クリトリスを蹂躙する。
それが夫の舌だと気づいて、シャロンは狼狽した。
「や、だめ、そんなとこっ汚いっ――!!!」
ラグナはシャロンの制止など気にも留めず、一層激しくそこを吸い上げ、舐めしゃぶる。
秘所からじわり、とぬめるものが分泌され、きつく締めつけられていた指が、
ようやく滑らかに動くようになった。
指先で、膣壁の上部をピンポイントで刺激しながら、クリトリスをざらつく舌で嘗め回す。
掻き出すような指の動きに、膣口からは白い粘液がどんどんとあふれ出してきた。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!やぁっ!!また!またぁぁぁ」
再び絶頂へと駆け上がろうとするシャロンの様子を伺い、
ラグナはしかし、指と舌の動きをぴたりと止めた。
「あ、あ、ぁ………なんで……すか…?」
シャロンの膣が、物欲しげに指を更に奥へと飲み込もうと動くのを認めて、
ラグナは、もう一本の指を滑りこませた。
「!!!ああ!!あぅぅんっっ!はぁ………っっ!」
一本目のときよりも内部が潤っており、また先程の動きで解きほぐされたせいもあって、
二本目の指は比較的スムーズに内部に納まった。
押し広げられた入り口が、真っ赤に充血し、内部の紅い肉をのぞかせてひくついている。
ゆっくりと指を動かし始めると、シャロンの、まぎれもない快感を告げる声が響いた。
「やぁうんっ!あうんっ!!!んっああああ!!」
柔らかくほぐされた膣壁が、ラグナの指にからみついてくる。
「………シャロン、シャロン、シャロン」
「んっ………あああああ!!いく!いきますっ!あぁぁぁ!!」
シャロンの瞼の裏に火花が散り、二度目の絶頂へと押し上げられる。
指二本をくわえ込んだ秘所は、いやらしく蠢いて愛液を噴出した。

125 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:53:20 ID:bMOHw67h0
622 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:23:44 ID:yqswesrR
日ごろ清楚なシャロンからは想像もつかない痴態を目の当たりにし、
ラグナも既に、我慢の限界を迎えていた。
頬にそっと触れ、どこか違う世界をさ迷っているシャロンの意識を呼び戻す。
「シャロン…そろそろいいですか?」
肩で息をついているシャロンは、夫の言葉の意味を理解して、ほんの僅か躊躇し、
………そして微かに、しかしはっきりと頷いた。
潤んだ青い目が、僅かな灯りを反射して光っている。
今自分は、この世で一番純粋で綺麗なものを、自分だけのものにしようとしている。
そんな思いが脳裏をよぎる。
ラグナは着衣を全て脱ぎ捨て、その逞しい身体をシャロンに見せた。
生活の中で得た、厚い胸板、割れた腹筋、力強い腕…
その夫の姿をみただけでシャロンは安堵感に包まれた。
そして…ラグナは、昂ぶった自身を、 シャロンの濡れそぼる秘所に押し当てた。
「………………………っっっっ!!!」
「……い…痛いですか?」
指より随分太いものを入れるには、さすがにシャロンのそこは狭すぎた。
なかなか入り口に入っていかない。
ぎちぎちと押し広げられたシャロンの秘所は、今にも裂けてしまいそうだ。
「………だ、いじょう、ぶ………ですっ」
シャロンは必死に痛みに耐えている様子で、けなげに首を振るのだが、
何度試みても、どうしても挿入することができない。
「………やはり、いきなりは…無理…ですよね。すみません」
「………だめです……私は、大丈夫ですから」
「でも、これ以上無理は…!」
真摯な表情でそう言われ、シャロンの表情が曇る。
と、ラグナの未だそそり立つものに、シャロンがおずおずと手を伸ばしてきた。
「だって………私、ラグナさんのお嫁さんですよ? ですから……いいんです。私、もう全部、ラグナさんのものですから…」
唇から零れる言葉に、ラグナの理性は、脆くも崩れ去ったのだった。


126 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:53:52 ID:bMOHw67h0
623 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:24:13 ID:yqswesrR
ゆっくりと、生身の先端がシャロンの中に飲み込まれてゆく。
「…………………ふうっ…っっ!!」
シャロンが苦しそうな息をつく。
限界まで拡げられた秘所は、敏感になっている亀頭を容赦なく締め付ける。
衝動のままに抜き差ししたいのを堪え、ラグナは動きを止めた。
「シャロン、大丈夫ですか?」
苦しさに眉根を寄せたシャロンは、それでも健気にうなずいた。
「だいじょうぶ、ですっ…さっきより………痛くない、ですからっ………あ、あんっ」
少しでも妻の苦痛を和らげようと、ラグナがクリトリスを指で、 乳首を舌で愛撫する。
なだめるような甘い刺激に、シャロンの強張っていた身体から力が抜け、
膣奥からじわり、と潤滑液が滲み出してきた。
「あーー!!あんっ!やぁぁっ、………きもち、いい……
………来てっ………ちゃんと、奥まで…っっっっ!!!」
少しずつ、決して無理をさせないようにじわじわと、ラグナの肉棒が
シャロンのまだ何も知らない深みへと入り込んでいく。
そしていよいよ、根元までしっかりとラグナのものが納められたとき、
シャロンは、まるで喉もとまでせり上がってくるような異物感に混じり、
今まで意識したことのない場所―膣の一番奥、子宮の入り口のあたりに、
奇妙なうずきを感じて、戸惑いの声をあげた。
「や………なに…?なんなのぉっ…!!」
「…どうしました?」
「な、なんかっ…奥が………おくがっ、くすぐったいのっ……あ!ひゃぅっ!」
ラグナの先端で、うずきの源を、僅かに円を描くように刺激されると、
全く未知の感覚がそこから生まれてくる。
ラグナが、ゆっくりとピストンをはじめると、引き攣れるような痛みに混じり、
甘い痺れが背筋を這い登ってきた。
痛いのに、痛いはずなのに、気が遠くなるほどもどかしくて。
「ラグナさんっ!!!ラグナ、さんっ!だいじょ、ぶ………ですから、おねがいっ………」
「………シャロン」
「きて、きてぇぇぇ!!!」
ずぐん、と、熱くて硬いものが、最奥に叩きつけられた。


127 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:54:17 ID:bMOHw67h0
624 名前:ラグナ×シャロン[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:24:36 ID:yqswesrR
「あ、ゃぁうっっ!!あああああああ!!!」
ぐりぐりと奥を抉るように刺激したかと思うと、ゆっくりとピストンされる。
ずるりと内壁を引きずり出されそうな感触に、シャロンは悲鳴をあげた。
「あ!!!ああああああっ!!んんぅぅんっあぁぁぁ!!!」
快感の海に、意識が飲み込まれる。身体がばらばらになってしまいそうなほどの衝撃。
自分の内部が、無意識のうちにラグナを求め、激しく蠢いているのがはっきりとわかる。
「………っっ!シャロン………い、いきますっ!」
吸い付くような締め付けに、ラグナも既に我慢の限界だった。
遠くなる意識の中で、それでもシャロンは必死でラグナにしがみつく。
「ら、ぐな、さんっっっ!!!すき………すきぃぃ!!!あ、ぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
「シャ…………………ロンっっっっ!!!」
身体の中で何かが弾けたような衝撃があり、熱いものが最奥に注ぎ込まれる。
びゅく、びゅくと数度に分けて注ぎ込まれるその圧力を感じて、
シャロンはうっとりと恍惚の表情を浮かべた。
「………だ………大丈夫ですか、シャロン?」
自分の上に覆いかぶさるラグナに、しっかりと抱きしめられて、 シャロンはひどく安心した。
シーツには、破瓜の証が点々と紅く残っている。
「ううん…嬉しかったです、すごく」
破瓜の痛みと、甘い痺れの余韻に浸りながら、シャロンは目を閉じたのだった。

128 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:54:42 ID:bMOHw67h0
625 名前:ラグナ×シャロン〜後日談〜[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:26:07 ID:yqswesrR
それからシャロンは妻として夫と家を支え、ラグナは仕事に精を出す
そして、夜は2人で愛し合う毎日…
妻のシャロンはラグナと暮らすうちに身も心も変わっていると感じていた
身体は自分のものだけではない感覚
心は夫とのさらなる繋がりを求めるようになって――

シャロンは夫の上にまたがり、昂ぶるモノに秘部を密着させて前後に動かしはじめた。
夜の彼女は清楚で神秘的な雰囲気からは想像できないほど、夫のラグナを求め乱れている。
「……あ……やぁっ、んぅ……」
白銀の長い髪が乱れ、シャロンは、クリトリスを陰茎にこすり付ける。
本当に、いつものシャロンからは想像もつかないほど積極的でいやらしい姿だ。
ラグナの腹の上で快感に眉根を寄せ、口を半開きにして喘いでいる表情が何とも扇情的で、
ラグナ自身も痛いほどに張り詰めている。
耐え切れず妻の腰を掴んで、挿入しようとすると、         
シャロンの細い指が自分のそそり立つ肉棒に添えられ、滴りおちそうなほど濡れた陰部に
導かれる。
先っぽの部分で入り口をくちょくちょと弄びながら、荒い息でシャロンが言う。
「あなた…私のここに…入れたい?」
形の良い白い胸が揺れる。今まで見たことの無い、シャロンの挑発的な表情。
ラグナの我慢の限界だった。
「ああ、入れたい…シャロンの中に、思いっきり突っ込みたい…」
「…嬉しい」
妻が、ゆっくりと腰を落とす。
カリの部分だけを出し入れするようにして焦らされる。入り口を出たり這入ったりするたび、
カリの段差がこすれて、何ともいえない快感だ。
「ふぅっ…あ、あんっあ、きもち、いい…」
シャロンは小刻みに腰を上下させながら、とんでもなく色っぽい声を上げる。

(私…きょう…おかしい…)
入り口を擦られる感触に、自分の膣奥から愛液がどんどんと溢れてくるのがわかる。
上になるのなんて初めてじゃないのに、すごく恥ずかしいのに…
あまりの快感に、自分を止めることができない。
入り口だけでは我慢できなくなって、もう少し奥まで導こうと腰を落とす。
が、快感のあまり震える足には力が入らず、一気にラグナの上に腰を下ろすような形に
なってしまった。
「ああああああああっっっっ!!!あん、奥っ、おくぅぅぅ」
いきなり膣の最奥まで貫かれ、亀頭がぐりっと押し付けられる。
激しすぎる快感に身体を揺らすと、その動きが更に、敏感な子宮口を刺激する。
「ひゃっやぁぁぁぁんいくぅぅ!も、おっ…いっちゃうぅぅぅ」
びくびくとシャロンの膣肉が痙攣し、張り詰めたラグナ自身をリズミカルに締め付ける。
ラグナも耐え切れずに、シャロンを下から激しく突き上げた。
「あぁぁぁぁだめぇぇぇ!い、いくぅ…っあああああああああああああ」
のけぞったシャロンの膣から、大量の水のような液体が分泌され噴き出して、
ラグナの腹から胸を濡らす。自分の身体を支えていられず後ろに倒れこもうとする妻を
夫は慌てて抱きとめ、繋がったまま座位の体勢にすると、ラグナは最後の仕上げにかかった。
シャロンの子宮の中までねじ込もうとするかのように突き上げ、
また入り口ぎりぎりまで引き出すのを繰り返し、激しくストロークする。
「きゃ、あああああうぅぅんっあんっ!!いぃぃもぉっ!あんんっ」
ほとんど意識を手放している様子のシャロンだが、すがる様にラグナを抱きしめる。
ラグナは逞しい身体でシャロンを思い切り抱きしめた。
「中に出します…出しますよ!」そう囁いて、シャロンの身体の子宮へと精子を放った。
ドクンドクンッ………!!!
「あああああっ!!!」
精液が膣内に、子宮に流れ込む感触に、たまらずシャロンも最後の絶頂に上り詰めた…

129 名前:ラグナ×シャロン:2010/01/11(月) 12:55:11 ID:bMOHw67h0
626 名前:ラグナ×シャロン〜後日談〜[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 18:26:34 ID:yqswesrR
 月日はめぐり……
シャロンは一人微笑みながら、お腹を摩っていた。
「あっ、動きましたよ」
すっかり大きくなったお腹に耳を当てるラグナ。
「きっと、お父さんに挨拶してるんですよ」
「こんにちは。君は男の子かな?それとも、女の子?」
「うふふふ…」
微笑みあった夫婦は口付けを交わした。
「ああっ!」
「もう…あなたったら」
「ご、ごめん」
シャロンの身体にラグナの昂ぶりが触れた
「じゃあ…この子の栄養にしましょう」
するとシャロンは夫のズボンからソレを取り出し…
「うっ…!」
口に含んだ―――

 さらに月日は流れ…
シャロンはエド先生、ラピスの助けもあって、元気な赤ちゃんを出産した。
つらい出産を乗り越えた彼女は、ますます美しくなったように思える。
「みて、あなた。元気な赤ちゃんが生まれました。かわいい、あなたにそっくり。」
「ばぶぶー。だぁー。あー」
「かわいいなぁ〜。よーし、これからもがんばるぞ!」
「あなたと結婚して、赤ちゃんまでさずかって……。私、とっても幸せです。あなたは、幸せですか?」
「もちろん幸せだよ。」
「よかった。……このまま、みんなで元気に暮らしてゆけるといいですね。」
「うん」
「私……あなたと出会えてよかった。」

シャロンは片方の乳房で赤ちゃんに母乳を与えている。
妊娠、出産の影響かその胸は大きくなっていた
その姿を見つめるラグナは……
「次は…シャロンにそっくりな赤ちゃんが欲しいな」
「エド先生が産褥期が終わるまで安静にと言ってたので…終わったらまた、しましょうね。あなた」
「うん」
今の愛する妻と子に囲まれる日常の幸福感をかみ締める。
こういう時、密かに思う「この幸せがいつまでも続くといいな」と。

終わり


130 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:56:33 ID:bMOHw67h0
802 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:08:26 ID:CF9+xzVr
マイス×ダリアできました。
初投稿です。下手です。
投下します。

803 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:09:53 ID:CF9+xzVr
「98、99、100っと。」
畑の切り株を割っていたマイスは斧の先を地面に垂らし、
左腕で汗をぬぐった。
「う〜ん、こんなにもたくさんの木材、いったい何に使うんだろう。」

2時間分前・・・
「えーっと、今日は何か依頼はあるかな?」
「そういえば昨日はしののめさんの修行をやって
くたくたになって帰ってきたんだったな。」
などと思いながらポストを開けると、ピカーッ
「うわ、なんだ!」
そこには虹色に輝く手紙が入っていた。
「ダリアさんの・・・だよね。」
マイスはその怪しすぎる手紙を開けてみた。
《『助手君へ』
     木材100本を持って一時頃に家にきてください
                         byレインボー》
「ダリアさんのだな、うん。でも困ったな、朝見たときには切り株は5個
しかなかったよな。全部合わせても60本にしかならないな。」
・・・
「そうだ!いつも木材を欲しがるダリアさんの為に
木材をストックしておいたんだ。」
マイスは家の中に入り、収納箱を開けた。
すると、9本の木材の束が、4つあった。
「えーっと、9×4で36本か。あと4本足りないな。
しかたない、家の家具でも壊すか。」
そして現在に至る。
「さてと、木材も集まったことだしダリアさんの家に行ってみるか。」
コンコン、
「ダリアさーん、いませんかー?おかしいな、入りますよ。」
ガラッ
「あれ、誰もいない。あ、机の上に何かおいてある。」
そこには一枚の文章の書かれた紙が置いてあった。
「何だろう?」
マイスは机の上に置いてある紙を読んでみた。
《助手君へ
     広場にきてください。》
「今度は広場か。しかたない行ってみるか。


131 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:56:57 ID:bMOHw67h0
804 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:10:59 ID:CF9+xzVr
ー広場ー
「あ、いたいた。おーい、ダリアさーん。」
「やっときたわね、助手君。」
「いったいこんなにもたくさんの木材何に使うんですか。」
「よくぞ聞いてくれたわね。実は夢を見たのよ。」
「はぁ。で、どんな夢を見たんですか。」
「ふふふっ、なんと新しい作品のアイディアよ。
たしか岩の上に座った人魚が大きなマグロをもっていたわ。」
「それってペルシャじゃないですか。」
「とうわけでペルシャちゃんをつれてアクナ湖にきてね。
私は先に行ってるから。レインボー♪」
「行っちゃったよ。しかたない。とりあえずペルシャの所に行こう。」

ー旅館ー
「あ、いたいた。ペルシャー。」
「あ、マイス君。おはよー。どうしたの?」
「それがアクナ湖で人魚になってマグロを持って岩の上に座ってほしいんだ。」
「えー、人魚になるのー?
けーかい、けーかいしてください。」
「お願いだよ。そうだ、たしかこれがあったはず。」
そう言ったマイスは何かの刺身ほ取り出した。
「そ、それは、ジャマイカ刺し!」
「手伝ってくれたらこれをあげるよ。」
次の瞬間、マイスの手をしっかりにぎったペルシャは
エスケープと同等の速さでアクナ湖へ走っていった。
「あら、結構早かったわね、助手君。」
「ええ、そりゃもう。」
あまりの速さについていけなかったマイスは目を回している。
「それじゃあペルシャちゃん、さっそくお願い。」
「うん。」
そう言ったペルシャは人魚になり、愛用の武器、デカッシュを取り出した。
「それじゃあさっそく、レインボー♪」
ものすごい速さで絵にしていく。
すごいなぁ、と感心しながらダリアを見つめるマイス。
「よしできたわよ。」
「え、もうできたんですか!」
「当たり前よ。本番はこれからなんだからね。」
そう言い残してダリアは絵をかついで広場に戻っていった。
「はあ、また行っちゃったよ。あ、ペルシャ。お礼はここに・・・?
あれ、ない!どこにいったんだ?」
「ごちそうさまでした。」
「あ、いつの間に?まあいいや。じゃあねペルシャ。」
「バイバーイ、マイス君。」

132 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:57:17 ID:bMOHw67h0
805 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:11:39 ID:CF9+xzVr
広場ー
「さあ、急ぐわよ、あと一週間しかないんだから。」
「え、何の話ですか。」
「ああ、まだ言ってなかったわね。この国では1年に一度
芸術展覧会があって、今年はこの村の広場が会場なの。」
「そうだったんですか。」
「わかったら急ぐわよ、助手君。」
そう言ってダリアはさっき書いた絵を見ながら木材を削っていく。

ー展覧会前日ー
「さ、後は色を塗るだけよ。助手君。」
「すっかり助手になっちゃいましたよ。」
「じゃあさっそく、レインボー♪」
「ええ!色が全然違うじゃないですか。」
「いいのよ。虹色はどんな色よりも勝るわ。」
「そういうもんですか?」
「そういうもんなのよ♪」


ー展覧会当日ー
「いよいよですね。」
「ええ、助手君のおかげでいい作品ができたわ。ありがとう。」
「いえ、すごいのは作品を作ったダリアさんですよ。
僕は少し手伝っただけですよ。」
「フフー。やっぱりそう思うわよね。いやー、自分の才能が怖いわ。」
「そういえば、結果発表はいつですか?」
「12時からよ。もう11時だし、行きましょうか。」
ー広場ー
司会者 「それではただ今より第23回、
ノーラッド展覧会の結果発表を行います。」
観客 「いぇーい」
司会者 「まずは第三位、シャロンさんのグリモリア像だー!」
シャロン 「ありがとうございます。」
司会者 「そして第二位は、ターニャさんのルーンブレードだ!」
ターニャ 「やったわ!」
ロイ 「よかったね。かーちゃん」
司会者 「そして栄光の第一位はー、ダリアさんの虹色人魚像だー!」
「やりましたね、ダリアさん。」
「う〜ん、レインボー♪」
司会者 「それでは、優勝したダリアさん、
今の気持ちを言ってください。」
「とってもうれしいわ。これもそこにいる助手君のおかげよ。」
司会者 「では助手君さん。」
「え、ぼ、僕ですか!」
司会者 「ダリアさんとはどういうご関係で?」
「えーっと、それは・・・」
(や、やばい。ダリアさんがキラキラした目でこっちをみつめてる。
いったいなんて答えればいいんだ?)
「もちろん師弟関係よ。」
「ダリアさん・・・」
ほっと胸をなでおろすマイス。
司会者 「それではダリアさん、トロフィーをお受け取り下さい。」
「それじゃあ虹色にしますか。」
「それだけはやめて下さい。」
「なに〜?助手君が師匠に逆らうっていうの?〜」
「いや、そう言う問題ではなくって。」
「ふーん?ま、いっか。今日はパーティよ。
19時ぐらいに家に来てね。」
「わかりました。じゃあ、また後で。」
「忘れずに来るのよ。」


133 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:57:39 ID:bMOHw67h0
806 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:12:43 ID:CF9+xzVr
ー自宅ー
マイスは家を出てダリアの所へ向かう。すると、人影が。
「あ、マージョリーさん。」
「おやおや、大樹のぼうや。どうしたんだい。」
「今からダリアさんの家でパーティーなんです。」
「ああ、今日のお祝いって所かい?それならこれをあげるよ。」
そう言ったマージョリーは緑色のびんをマイスに差し出した。
「ありがとうございます。で、これは何なんですか。」
「ただのジュースじゃよ。
ホッホッホ。」
この時、回復のポットぐらいしか作らないマイスが分かるはずが無かった。
ただのジュースとラブ飲みドリンクを
煮詰めた濃いラブ飲みドリンクの違いが。
「さあ、ついたぞ。ダリアさーん。」
ガチャッ
「来たわね助手君。さあ、入って。」
家に入ると、机の上にはごちそうが並べてあった。
「すごいですね。全部ダリアさんが作ったんですか?」
「そんな分けないじゃない。全部グルテンさんに作ってもらったの。
優勝記念にたくさんサービスしてもらったわ。」
「それじゃあ」
ダリアはそう言いながら右手のコップをあげた。
『カンパーイ』
二人の声が重なる。
「うーんやっぱりグルテンさんの料理はおいしいですね。」
「たしかにそうよねー」
「あ、そういえば僕、マージョリーさんからジュース貰ったんです。」
マイスはびんのふたを開け、コップに注いだ。
「はいどうぞ。」
マイスはコップをダリアに渡す。
「ありがと。助手君はいいの?」
「僕はグルテンさんのフルーツジュースがまだ残ってるんで。」
「そお、それじゃあお先に。」
ごくごく
「うん、おいしいジュースね。」
「そうですか。」

134 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:57:59 ID:bMOHw67h0
807 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:13:18 ID:CF9+xzVr
「あ、れ。どうし、たんだろ。体が急にあつ、く。」
「大丈夫ですか!!ダリアさん」
「アッ、アァッー」
「大変だ。とりあえずベットに運ばないと。
ダリアさん、ベッドはどこですか?」
「ベッドは、はぁ、木材に、ハァァッ、しちゃって、
新しいのは明日届くはずァァァ〜〜ン」
「なんだって!しかたない急いで僕の家に運ぼう。」
マイスはダリアをお姫様だっこすると、
エスケープを2回使い家へと戻った。
「よいしょっと。」
とりあえずダリアをベットに寝かせたマイスは、
さっきの出来事をもう一度思い出してみた。
「ダリアさんがおかしくなったのはあのジュースを飲んでからだよな。
でもマリオンならともかくマージョリーさんが
変なものを渡したりはしないよな。」
しかたないので病院へ行こうとしたとき。
「じょ、じょしゅくぅん」
「大丈夫です。今すぐマージョリーさんを呼んできます。」
「そうじゃぁ、ないのぉ。もっと、ちかくに、よってぇ」
ダリアのすぐ側に寄ったマイス、
そしてダリアは手を伸ばして、





マイスのズボンのチャックを開けた

135 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:58:18 ID:bMOHw67h0
808 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:14:45 ID:CF9+xzVr
「いっ、いったい何をしているんですか!」
当然あわてふためくマイス。するとダリアが、
「わ、わかんなぁい。でもぉ、こぉしたくなってぇ。」
「いけませんよ。病院に行ってきますから、はなして下さい。」
ダリアはマイスの物をもんでいる、いや、すでにしごいているような形だ。
「でもぉ、こうしていると、ふぅ、少し落ち着くのぉ。
それに、マイス君がいなかったら、これ以上おかしくなっちゃう気がしてぇ。
あれ、おかしいなぁ。今助手君のことマイス君って。
でもその方がぁ、なんかいいなぁ。」
(確かにさっきより呼吸が落ち着いているな。よし。)
「分かりました。僕ダリアさんのこと信じます。」
「ありがとぉ。それじゃあ、ベッドの上に乗ってぇ。」
名残惜しそうにマイスの物から手をはなしながら言った。
「これでいいですか?」
「そしたらぁ、キスしてぇ。」
「え、キスですか!」
さっきまであそこさわられてたのに何言ってんだ、
と思いつつも反射的に言ってしまった。
「嫌なの?」
「ううん。ちょっと驚いただけだよ。それじゃあ。」
マイスがダリアの唇に自分の唇を重ねた。
「ぅん はぁん ぐぢゅ ぴちょ」
淫らな音が静かな部屋になり響く。
「びじゃ ぐちょ ぶゅじゃ」
二人は3分ほどその行為をつづけた。
そして顔を離す時にはお互いの唇から白い糸が引かれていた。
「はぁ、はぁ、マイスくぅん。もっとしよっ。」
そういいながらマイスのズボンを一気に下ろす。
すでにパンパンに膨れ上がった物をみて、
「わぁ、おっきぃよぉ。」と、声を漏らす。
そしてそれを口に含み、しゃぶりだした。
「ぺろぺろ、ん、ぴしゃ ぷしゃ ぴしゃ」
「ああ、そんなにされたら出るっ!」
「どぷゅっ どぷゅどぷゅどぷゅぅぅぅーーー」
先ほどもまれていたこともあり、マイスはすぐに達した。
が、まだまだ固さを失っていない棒を見たダリアは、
「まだまだ元気みたいだね。
それじゃあ今度は胸でしてあげるわ。脱がしてちょうだい。」
マイスは絵の具の染み着いた服を丁寧に脱がしていった。
ブラジャーを脱がすとピンとたっている乳首が目立つ。
「それじゃあ、いくわよ。」
ダリアはマイスの物を挟んだ胸を揉んでいく。
大きなダリアの胸に挟まれた物は、先ほどの精液とダリアのよだれ
とが合わさって、ぐぢゅぐぢゅと音をたてていた。
「き、気持ちぃ、このままじゃすぐにいっちゃうよ。
ダリアさんにも気持ちよくなってもらわないと。」

136 名前:レインボードリーム:2010/01/11(月) 12:58:42 ID:bMOHw67h0
809 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:15:20 ID:CF9+xzVr
マイスはダリアの秘所に手をやった。そして、
「くちゅっ」といやらしい音をたてて秘所をいじり始めた。
「あん ぁん ぁぁぁん」
「くちゃ くちゃ くちゅ くちょ」
Hな水音とダリアの感じきった声が部屋の中をこだまする。
やがてクリストスを見つけたマイスは
そこを集中的にいじり続ける。
「ぐちゃ はぁ びちょ ぶゅしゅ」
二人の体はびしょぬれだった。
「ねえ、マイス君。来てぇ。」
「うん。」
マイスは自分の物をダリアの中にいれた。
「ずぶ ずぶっ」
と音をたてながら二人は腰を動かしていく。
「はぁ はぁ ひぁ!」
下から突かれ、甘い声を発しながら
ダリアはマイスにキスをし強く抱きしめた。
「ふはぁ くちゃ ふゃぁ」
後ろから突く形になった。
「あぁ あぁ あぁ あぁぁぁぁぁ」
勢いはどんどん強くなり、二人は果てた。

目が覚めると朝だった。傍らではダリアが寝ている。
まるで夢のようだったな、と思い、ダリアの髪をそっとなでた。

810 名前:レインボードリーム[sage] 投稿日:2009/11/21(土) 15:16:47 ID:CF9+xzVr
ああ、俺はなんて文章力が無いんだ。
さようなら。


137 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」:2010/01/11(月) 12:59:49 ID:bMOHw67h0
843 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」[sage] 投稿日:2009/11/27(金) 18:16:25 ID:yPictRZv
結局頑張って書いてみたんだが、これはひどいorz
以下、注意点

◆特典ドラマCD「エリスとエリスの秘密」の直後あたりの設定
◆エロ無し(出来ませんでしたorz)
◆微妙にキャラが違う感じがするかも
◆文章がgdgd

それでもいいというのなら、どうぞ。


「……何だか、顔が赤いですよ。ラグナさんと何かあったんですか?」
「え!? そ、そんなことないですよ!?」
 月明かりが窓から淡くもれる、宿屋の一室。黒の服を着た銀髪の少女、黒の
エリスが話しかける。話しかけられた当の本人、清楚な金髪の少女、白のエリ
スはその言葉に露骨に動揺していた。
 というのも、そもそもの発端は今朝にあった。白エリスは風邪を引いてしま
い、ちょうど仕事のなかった黒エリスが白エリスに扮して仕事を変わりに引き
受けたのだ。これは黒エリスの提案によるものであり、『目深の帽子を買って
いけば誰にもばれない』と言って出て行った。だが、それを見たラグナが様子
がおかしいという理由で白エリスのもとに見舞いに来たらしいのだ。
 その話を聞いたのちの白エリスの顔を赤くしたのを見て、黒エリスはこうい
った発言をしたのだが、どうやら図星のようであると、黒エリスは今の反応で
確信していた。

138 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」:2010/01/11(月) 13:00:19 ID:bMOHw67h0
844 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」[sage] 投稿日:2009/11/27(金) 18:18:54 ID:yPictRZv
「ラグナさんと何があったんです? お見舞いに来たらしいのですから、来て
すぐ帰ったというわけではないでしょう?」
「それはあの、そうなんですけど……」
「どうしたんですか?」
「い、言えないです」
 思い出してなのか、言って白エリスはほんのり顔を赤らめる。黒エリスの想
像に一瞬不埒なものが入り混じるが、彼女はそれを一蹴させると、ベッドの白
エリスに詰め寄る。
「そうですか……。どうしても言えないというんでしたら――」
「ひゃっ!?」
「言いたくなるようにしてあげますね」
 天使のような微笑みを浮かべて黒エリスは白エリスに手を伸ばした。
「エ、エリスさん!?」
「……うふふ。言いたくなったらいつでも言ってくださいね?」
 白エリスのか弱い抵抗も流し、黒エリスは両手を使って白エリスの身体を悪
戯に弄ぶ。右手で白地の服のわき腹あたりを優しく撫で、左手では肉付きの良
い太腿の感触を堪能する。どちらの手も休むことなく運動を繰り返し、また場
所を変えてはそれを繰り返していた。そのたびに白エリスからくぐもった声が
漏れるが、それでも黒エリスは妖艶な笑みを浮かべたまま、止める気はなさそ
うだった。
「あっ、だ、ダメですエリスさん……っ」
「ふふっ、可愛らしい声をだすんですね」
 ひたすらに楽しそうな黒エリスの声。白エリスはもどかしくも艶かしい感触
から身を逃れようとするが、敏感な部分をさするように触られてはそれもかな
わなかった。
「そんな可愛い声を出されたら、もっといたずらしたくなっちゃいます」
 その言葉とともに、黒エリスは未成熟の二つの膨らみに手を伸ばし、頂上の
先端をきゅっと握った。
「ふぁ、あぁっ!」
「敏感なんですね、エリスさん」
 言いながらも、人差し指でころころと転がして刺激を与えるのも忘れてはい
ない。たまらず、白エリスが悲鳴をあげた。
「も、……言いますっ! んぁっ、……い、言いますからぁ!」
「良かったです。私もこのままだと少し暴走しそうな感じがしたので」
 息も絶え絶えの白エリスに、黒エリスはしっかり両手を離すとこともなげに
笑顔で言う。
「……それで、ラグナさんと一体何があったんですか?」
「実は、ラグナさんがお見舞いだと言ってリンゴを持ってきたんですけど……



139 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」:2010/01/11(月) 13:00:55 ID:bMOHw67h0
845 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」[sage] 投稿日:2009/11/27(金) 18:21:30 ID:yPictRZv
 まだ赤みがかった顔で呼吸を整える白エリス。ぽつぽつと話し始めた。
「リンゴ、ですか?」
「はい。『お見舞いといって思いつくものがリンゴだったんです』って言って
、私に剥いてくれたんです」
「……それで?」
「剥いたリンゴをフォークで私に食べさせてくれようとしたんですが、私、恥
ずかしいし悪いなって思って、ラグナさんに言ったんです。『そこまでしなく
ても、自分で食べれます』って」
「ふふ。まぁ、確かに立場が逆のような気はしますけどね」
「それでラグナさんも『大丈夫です、安静にしていてください』っていって譲
らなくて、私も何か意固地になっちゃって……ラグナさんの手からリンゴを取
ろうとして、バランスの崩れたラグナさんが、その、あの……」
「エリスさんの上に覆いかぶさるようにして倒れたわけです、か」
「うぅ、は、はい……」
「もしかして、そのときにキスをしてしまったりとかですか?」
「……す、少し、だけ」
 白エリスは消え入るような声で呟き耳まで真っ赤にするが、黒エリスは穏や
かな表情をして笑っていた。そのオッドアイの双眸をわずかに細め、わざとら
しく言ってみせたりもする。
「そうですか。私がエリスさんのかわりに仕事に行っていたときに、ラグナさ
んとのろけていたんですか。それは良かったです」
「ご、ごめんなさい! 私、そんなんじゃなくて、あの……!」
「冗談です、私も十分楽しめましたし。仲が良くていいじゃないですか」

140 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」:2010/01/11(月) 13:01:25 ID:bMOHw67h0
846 名前:黒エリス×白エリス「夜の内緒話」[sage] 投稿日:2009/11/27(金) 18:24:02 ID:yPictRZv
 安堵する白エリスを微笑で受け止め、黒エリスは思う。
 この一挙一動が可愛らしい子とそんなハプニングが起こって、あの青年はさ
ぞかし幸せだろう、と。別段、黒エリスはラグナが嫌いなわけではない。いや
、むしろ好きに位置する部類だ。優しく頼りがいがあり気も利く、と女の子な
ら惚れてしまっても全然問題はないと思えるほどだ。個人的には白エリスとラ
グナは雰囲気も良く、お似合いだとも思っている。
 だがしかし、一心同体の彼女がその青年といい関係になっていることを思う
と、嬉しくもあり寂しくもあるのだ。
「(この気持ちは、本来ラグナさんにではなくあの子に思う気持ちなんでしょ
うね……)」
 黒エリスは苦笑いを浮かべ、おもむろに白エリスへ抱きついた。しかし、さ
っきのように身体を触ったりすることはない。
「エ、エリスさん? どうしたんですか?」
「ラグナさんに少し嫉妬しちゃいました。……ささやかな抵抗です」
「…………」
 優しい声音でそう言うと、白エリスは気恥ずかしそうに照れ笑いをした。そ
の一つ一つの動作にも、黒エリスは何だか愛しさがこみ上げて来るのを感じた

「少しだけ……こうさせていてください」
「……はい」
 微笑んで、吐息がかかるほどの距離でお互い囁いた。そして少しの間、白と
黒の二人の少女はベッドの上で静かに抱き合っていた。



正直、ドラマCDで黒エリスが白エリスのことを心の中で「あの子」呼ばわり
してたのを聞いて黒エリス×白エリスに目覚めたとかそんなことはない。
これを見て少しでも同志が増えたのなら幸いです。

短いうえにエロくもないorz
マジお目汚しすいませんでした。他の素敵作家様たちに敬礼!!


141 名前:虹色夜話 1/14:2010/01/11(月) 13:03:21 ID:bMOHw67h0
4 名前:前スレ888[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:34:32 ID:y4Rolc7s
前スレ、中途半端に切れたんで最初から再投下します。
まじすいませんでした…

5 名前:虹色夜話 1/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:35:22 ID:y4Rolc7s
秋の1日目、夜更け過ぎ、大樹の家。マイスは疲れ果て、泥沼へ沈むように眠っていた。

農家である彼にとって季節の変わり目はとかく忙しいものだが、今回は台風の被害もあり、

体を酷使するほかなかった。町の風呂屋は彼を良く癒してくれたが、鉛のような疲労は

湯を吸ってさらに重みを増し、深い眠りをより深くした。

 

「助手く〜ん、寝ーてーるー?」

 

郊外の芸術家、ダリアがベッドの傍にいた。彼女は今日、芸術の秋だと言ってマイスに

資材集めを頼むつもりだったが、マイスは畑仕事でそれどころではなかった。仕方なく

彼女は畑の隅に隠れ、こっそりと野草に色を塗ってはマイスの注意を誘っていたものの、

結局、露ほどにもその効果はなかった。彼女が夜中に忍び込んだのは、この悪戯が全く

成功しなかったことに対する復讐心に因るものだ。八つ当たりと言うほかはない。

 

彼女はマイスが目を覚まさないことなど百も承知だ。何せ一日中観察を続け、彼が体力

を擦り減らす様を見ていたのだから。彼女は筆と虹色のパレットを取り出した。

 

「ふっふっふ。もっとも〜っと虹色にしてあげるわっ♪

 ……助手のくせに、無視するから悪いのよ」

 

筆先をペタペタと絵の具に漬けながら、ダリアはマイスの顔を眺めた。精悍というより

幼いとさえいえる面立ち。湯の熱がまだ残る頬。まだ乾ききらず、艶やかに光る金髪。

僅かに開き、すうすうと寝息をたてる唇。途端、ダリアの心臓が弾んだ。

142 名前:虹色夜話 2/14 改行ミスったorz:2010/01/11(月) 13:03:44 ID:bMOHw67h0
6 名前:虹色夜話 2/14 改行ミスったorz[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:38:41 ID:y4Rolc7s
小さな音さえ恐れるような仕草で、筆とパレットを床に置く。自分の手が震えている事に
気付き、なお動揺する。鼓動を増す心臓。苦しくなる呼吸。一瞬、時が止まった気がした。
ああ、そうだ、彼をこんな間近で眺めるのは初めてだ……。
 
ダリアは北の森の亜人種、エルフである。長寿で知られる種族だ。長寿ゆえに出生率が
極端に低く、恋愛沙汰とは縁の遠い種族でもある。エルフの性は、その本能とともに体
機能も常に眠っている。"恋"に対する待機期間の長さがそうさせるのだ。
 
ダリアもまた例に洩れず、恋愛には関わりがなかった。芸術的モチーフとしての興味と
知識くらいならある。しかし自分が当事者になることなど、今まで想像だにしなかった。
しかし、遂に眠っていた本能が目覚めた。助手に選んだマイスによってだ。もっとも、
本当は彼に恋をしたからこそ「助手にする」と言い出したのだが……。
 
「やっぱり、魅せる顔……」
 
マイスの頬を撫でる。彼の顔に触れるのも初めてだ。そして、今は誰も見ていない。誰も
咎めない。目の前のマイスでさえ、こんなにも近くにいる彼女に気付かない。再び鼓動が
激しくなった。血が脳を打ち付け、意識が麻痺する。息が苦しい。でも、ここを離れられ
ない。離れたくない。

143 名前:虹色夜話 3/14:2010/01/11(月) 13:04:09 ID:bMOHw67h0
7 名前:虹色夜話 3/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:39:40 ID:y4Rolc7s
彼の左手を取り、優しく抱きしめるように両手を絡め、胸に引きつけ、押し当てた。肘
から先がダリアの双丘に埋もれ、手の平は頬に当たる。連日の畑仕事でマイスの指先は
荒れ果てていたが、ガサガサと肌にあたるその感触も、彼女には心地よかった。自然、
力がこもる。肘が更に胸の谷間へと押しつけられる。己の体の、他人に触られることが
まずない場所に、彼が触れている。その感触は至福そのものだった。
 
ふと、彼の手を離す。ある考えが彼女を支配したからだ。普段なら実行に移すどころか、
想像すらしないアイディア。しかし今の彼女には自制できようもなかった。激しい鼓動
は本能の原動力となる。ダリアは上着のボタンを外し、ブラも外す。そして、マイスの
腕を再び胸に抱いた。
 
豊かな乳房によって形成された谷は深く、彼の細い腕はほとんど沈みきった。覆うように
触れた皮膚、激しい心拍に胸は揺れ、肌が擦れる。直に伝わる体温は残暑の空気を遥かに
超え、熱い。もどかしさに堪えられず、彼女の唇は彼の指を撫でていた。
 
「ふぅ……あぁ……」
 
手の平に、その指の一本一本に、キスを繰り返した。吐息が熱気を帯び、指先に絡む。
彼の硬い皮膚を唇で噛む度に心は蕩け、いつしか歯茎と舌もまた絡む。甘噛みの感触は
たやすく自分自身の脳を痺れさせ、羞恥を忘れさせるどころか、むしろ快感へと変える。
ぴちゃぴちゃと鳴る唾液の音は耳を犯し、行為をなおさら激しくした。


144 名前:虹色夜話 4/14:2010/01/11(月) 13:04:40 ID:bMOHw67h0
8 名前:虹色夜話 4/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:40:39 ID:y4Rolc7s
「んん……ふ……うぅん……!」
 
胸の感触も、腕を挟むだけでは満足できなくなってきた。片腕を使って息が止まるほど
強く抱き締めると、谷間から腕を解放し、乳首の先を軽く擦りつけた。
 
「はぁっ……ッ!」
 
刹那、甘い電撃が奔り、全身が総毛立った。二度、三度とまた擦りつけると、その度に
背骨が溶け、倒れ込みそうになる。乳首は興奮で隆起し、貪欲に刺激を欲しがり始める。
双丘にこぼれた唾液を塗り、滑らかにすると、ぎこちない手つきで胸の先を擦り続けた。
快感が登る数と同じだけ、マイスの指を噛んで堪えた。
 
「……はぁ……はぁ……。
 起きないでね……マイスくん、起きないでね……。
 ……んっ……んんっ!」
 
行為が激しくなるにつれ、罪悪感も増してきた。しかし、もはや彼女の意志は彼女の
ものではなかった。未だに静かな寝息をたてるマイスを見つめ、軽く、しかし想いを
込めて、唇にキスをした。本当はもっと長く、激しくキスをしたいところだったが、
彼の目覚めが恐かった。

145 名前:虹色夜話 5/14:2010/01/11(月) 13:05:02 ID:bMOHw67h0
9 名前:虹色夜話 5/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:42:06 ID:y4Rolc7s
遂に彼女は残りの衣服にも手をかけ、脱ぎ去った。先程から下半身が疼き、熱くて仕方が
なかった。何より、裸になりたかった。彼女自身は意識すらしていなかったが、普段から
道化を装って本心を隠していたからこそ、素直になりたかったのだ──心身ともに。彼が
深く寝入っている今は、無意識の本懐を遂げる絶好の機械でもあった。
 
「あっ……」
 
足を抜いた下着が「つう」と糸を引いていた。これは体も"恋"をしたことを意味する。
恋に疎いエルフが、体ごと性に目覚めたのだ。この事実はダリアに少なからずショックを
与えた。そうだ、彼に逢った数ヵ月前から"恋"をしてしまったのだ。その頃からもう、
彼女の体は彼のために準備を始めていたのだ。自分の身に起こるとは想像だにしなかった
心と体の変化。しかし、ダリアは嬉しくなった。ああ、この気持ちは本物だったんだ!
 
「マイスくんも……見せて……ね……」
 
己の体を理解したダリアは、いよいよ自制がきかなかった。マイスの寝間着に手をかけ、
一枚一枚、壊れ物を扱うような手で脱がし始める。恋心と罪悪感で目が回りそうになり
ながらも、胸は高鳴り、体の芯から熱が溢れ出しそうだった。


146 名前:虹色夜話 6/14:2010/01/11(月) 13:05:29 ID:bMOHw67h0
10 名前:虹色夜話 6/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:43:22 ID:y4Rolc7s
「……可愛い、のかな?
 ううん、やっぱり……可愛い♪」
 
マイスはすっかり衣服を剥ぎ取られていた。ダリアの視線は勿論、一点に集中されていた。
彼女が男性性器を見るのは初めてではない。これもまた芸術のモチーフとして、何度か
観察したことがある(気の毒な被観察者!)。しかし、やはり、マイスのそれは特別に
──彼女の言葉を借りれば「虹色」に──見えた。
 
「……おじゃまします」
 
ダリアはベッドに乗り出すと、マイスの片足へ覆い被さり、体重をそれに預け、全身を
擦りつけるようにして、顔を股間のそれに近付けた。大胆な行動。しかし彼の体温を
感じたい、肌を密着させたいという気持ちは何より勝った。胸に挟まれた太股、鳩尾を
圧迫する膝、下腹部を擦る脛……どの感触も至福だった。もっと、押しつけていたい。
 
「助手くん、可愛いよ……」
 
言いつつ、指先で「それ」を弄ぶ。「それ」は刺激を受ける度にぴくりと反応し、
大きさを増す。熟睡しているとは言え、彼の体が自分の行為で性的に興奮していく
様子は、ダリアにとってこの上ない喜びだった。

147 名前:虹色夜話 7/14:2010/01/11(月) 13:05:54 ID:bMOHw67h0
11 名前:虹色夜話 7/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:44:48 ID:y4Rolc7s
「んっ……くっ……くちゅ……くちゅ……」
 
キスをした。もう止まらなかった。大きく固くなる「それ」に愛情を注がずにはいられ
なかった。横からの軽い口づけ。弾力ある皮への甘噛み。固い段差の舌触り。唾液の
それとは違うぬめり。喉の奥を塞ぐほどまで膨張した先端部……。でも、まだ足りない。
もっと、もっと、愛したい。愛したい。
 
「……はあっ……はぁ……あッ! ああぁ……ッ!」
 
ダリアは無意識に腰をくねらせていた。始めは愛撫の反動のようなものだったが、ふと
した弾みに、彼女の秘部が足首に触れた。不意打ちの快感は、一瞬、彼女の意識を宙に
飛ばした。今度は意識して、股間を彼の足首に押しつける。蕩け落ちるような刺激が
下腹部の奥に残り、暴れる。いつのまにか彼女は、何度も何度も腰を擦りつけながら、
彼のペニスを舐め、その匂いに酔った。
 
「あ……あっ……んんっ……んっあっあッ……ああああっ!!」
 
ふと、快楽に堪えられなくなり、息も絶えだえに崩れる。荒い息を吐きながら、改めて
マイスの様子を見た。まだ目を覚ます様子はない。眼前には真直に立ったマイスのそれ。
"恋"をしたダリアの心は、体は、後に退けなかった。

148 名前:虹色夜話 8/14:2010/01/11(月) 13:06:34 ID:bMOHw67h0
12 名前:虹色夜話 8/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:46:05 ID:y4Rolc7s
「……マイスくん、ごめんね。
 ごめんなさい……」
 
ダリアは体を起こし、彼の腰の上に立った。愛しい、愛しい、彼自身を手で支えながら。
初めての行為。恐怖はあった。だが今、この機会を失うことの方がずっと恐かった。彼の
目が覚めたら二度と、こんな機会は無いのかもしれないから。
 
「ごめんなさい……ごめん……なさい……」
 
ペニスが触れ、濡れそぼった彼女の入口が形を変える。自然、ぽろぽろと涙がこぼれる。
初体験の恐怖か、本懐を遂げる喜びか、寝込みを襲う罪悪感か、はたまた未だ目覚めて
くれない彼への悔しさか。その意味は彼女にさえ分からなかったが、大粒の涙とこれに
伴う行為は、真意に違いなかった。
 
「……うぅ……くぅぅっ……いっ……いぃぃイッッ!!」
 
硬い肉棒が、男を知らなかったダリアの奥へと沈んで行く。狭い肉壁が裂かれ、激痛が
悲鳴となって洩れる。しかし、彼女に止める気はなかった。この痛みすらマイスがもたら
してくれる虹色だ。異物感が奥へ奥へと来る度に、彼女は体重をかけ、彼自身を迎えた。


149 名前:虹色夜話 9/14:2010/01/11(月) 13:06:55 ID:bMOHw67h0
13 名前:虹色夜話 9/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:47:06 ID:y4Rolc7s
「……好き……好きぃ……!」
 
うわごとのように漏れた声。痛みを紛らわすためか、或いはそれすら受け入れるためか。
ともあれ、自分自身の言葉に驚き、途端、顔が火のように熱くなる。だが、一度吐露した
正直な気持ちに歯止めは効かない。
 
「好きっ……好き……好き……すッ……あ、あああああああんッ!!」
 
遂に足の力が抜けた。ダリアの全体重を乗せ、ペニスが最奥を突く。激痛が子宮を貫き、
苦痛が膣壁に満ちた。あまりの痛みに気が狂いそうになった。
 
「はぁ……はぁ……はぁ……。
 ……入った……よ…………マイスくん……マイスくぅん……。
 ごめんなさい……ごめんなさい…………」
 
鈍痛が腹の奥に響く。しかし、ずっとこうしていたいと思った。この痛みは彼との繋がり。
大好きなマイス。だから大好きな苦痛。この時間が永遠に続くなら、この痛みも永遠でいい。
そう感じた。そう願った。

150 名前:虹色夜話 10/14:2010/01/11(月) 13:07:34 ID:bMOHw67h0
14 名前:虹色夜話 10/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:48:10 ID:y4Rolc7s
「……マイスくん……触って……」
 
ダリアは彼の手を取り、胸に当てた。力ない彼の腕を持ち上げるのは苦労したが、例え
形だけでも、彼に触れてもらいたかった。ジンと体の奥が熱くなる。また始めにした
ように、彼の手を愛撫し、乳首を触らせた。ジン、ジンとまた熱くなる。
 
「ふぅ……ふぅっ……あぁ……」
 
いつしか彼女は、彼の腕を掴みながら腰を擦りつけていた。依然として痛みは響くものの、
彼の指先の味が、乳首の感触が、秘部の快感を呼び覚ました。クリトリスが押し潰される
と腰が溶け、揺れ戻るとギザギザの槍が奥を突く。繰り返す。感覚は慣れてくる。
 
「……あぁっ……ぁぁん……」
 
ダリアの声もまた、徐々に嬌声へと変わった。痛みは痛みに違いないが、苦痛ではなく
なってきた。むしろ、彼のもたらす痛みは快感の一部となった。もっと、もっと、痛く
して欲しい。わたしの中を擦ってほしい。奥を突き刺して欲しい……!


151 名前:虹色夜話 11/14:2010/01/11(月) 13:07:58 ID:bMOHw67h0
15 名前:虹色夜話 11/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:49:24 ID:y4Rolc7s
 ギシッギシッギシッギシッギシッ!
 
狭いベッドがきしみ、揺れる。ダリアの腰の動きはそこまで激しくなった。ぎこちなく、
リズムの狂った腰つきだったが、一心不乱に痛みと快感を求める姿は、普段の彼女では
なかった。──なりふりを構わない、真に素直なダリアだった。
 
「……愛してる……愛してる……、
 愛してる愛してる愛してる──……ッ!」
 
大樹の家に響きわたる声。もはや、彼が目を覚ますかどうかなど、考える余裕はない。
飛沫となって散る汗。艶めかしく蠢く白磁の躯。大きく揺れる双丘。涙をこぼしながら
喘ぐ端正な顔。血と愛液で淫らな音をたてる互いの性器。月明かりの中、彼女は一人、
愛する彼への愛を確かめた。何度も、何度も、何度も──
 
「あっ……あぁっ!?」
 
はちきれんばかりに膨らんだ彼のペニスがビクビクと震えた。刹那、熱い何かが膣内へ
噴き出し、彼女を満たす。ダリアは腰の動きを緩め、脈打つその感触を愉しんだ。
ああ今、彼の全てが、わたしの中で溢れてる……。
 
「ごめんなさい……、
 マイスくん……ごめんなさい……。
 ……愛して……ます……」
 
ヒクヒクと蠢き、徐々に張りを失っていく彼自身。ダリアはいつまでもそれを抜くこと
無く、自然に外れるまで、マイスと繋がっていた──

152 名前:虹色夜話 12/14:2010/01/11(月) 13:08:19 ID:bMOHw67h0
16 名前:虹色夜話 12/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:51:07 ID:y4Rolc7s
――翌日(エピローグ)――
 
「……だるい」
 
マイスはかつてない気怠さで朝を迎えた。昨日は確かに働きすぎた。しかし、これほど
までに疲労が残るとは。特に足腰の疲れが酷い。
 
「今日はモンスターに水やりを任せて休もう。畑も釣りも鍛冶もヤメだ。
 何もやる気がおきないし……ん?」
 
何故かベッドのシーツがない。はて? 昨日干して取り込んだはずだが……ああ、思い
出せない。疲れて敷くのを忘れたのだろうか? いや、そもそも何処に忘れて……?
 
「……もういいや。全部明日にしよう。
 それにしても、昨夜はヘンな夢見たなあ」
 
ダリアさんの出た夢だ。あまりに生々しくて、恥ずかしい夢だった。思い出し、途端に
顔が赤くなる。やっぱり疲れてる。あんな夢を見ちゃったのが証拠だ。
 
ポストを開けて、緊急の依頼がないか確認する。何もなければ今日の予定は終了だ。
はてさて、いつも通りダリアさんの手紙だけが、不可解に急ぎたてる内容だった。
 
「…………」
 
昨夜の夢が夢だけに、彼女のことを考えるとドキドキする。そうだ、どうせ大した用事
じゃないに決まってる。本人の様子を直に見て、さっさと用事を済ませば、変なモヤモヤ
も晴らせるに違いない。それに万が一、本当に緊急だったら大変だ。
 
「今日はこの依頼だけ。それでお終い。早く片付けて寝よう」
 
ちょっと重い足を引きずり、マイスはダリアの家に向かった。

153 名前:虹色夜話 13/14:2010/01/11(月) 13:08:39 ID:bMOHw67h0
17 名前:虹色夜話 13/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:52:14 ID:y4Rolc7s
「ダリアさーん、入りますよー……って、うわああああっ!
 ダリアさん!? 手紙を見てきました! どうしたんですか!?」
「あ……マイスくん……」
 
ダリアは自宅の床に突っ伏して倒れていた。しばらくその姿勢のままビクともせず、
たっぷり時間をかけ、絞るような声で、顔も上げずに言った。
 
「お──おなかすいた……」
「あの……帰っていいですか?」
「待った! 待った待った!
 実は昨日から作ってる新作に夢中で……」
「……食事よりも芸術の方が大切なんですね……」
 
再び沈黙。なおも顔を上げることなく言った。
 
「……いいじゃない。好きなものは好きなのよ……」
「わかりました。何が食べたいですか?」
 
めざしを食べたいと言うと、マイスは心良く承諾し、調達に行った。出掛けに
「いつものダリアさんだ。やっぱり勘違いだよなあ」と、独り言をつぶやいて。

154 名前:虹色夜話 14/14:2010/01/11(月) 13:09:01 ID:bMOHw67h0
18 名前:虹色夜話 14/14[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:53:36 ID:y4Rolc7s
「……焦ったぁ。
 そういえば昨日の依頼、出しっぱなしだったわ……」
 
ダリアは恥ずかしさで顔を合わせることができなかった。何より、立てなかった。無論、
昨日の行為のせいだ。下腹部から股間にかけての異物感がすさまじく、歩けばなおその
刺激が増す。大樹の階段を降りるときなど、一段一段で悲鳴を上げた。処女を失った
女性の通過儀礼だ。最初から激しく腰を使えば、なおさらである。
 
自宅に戻ってからも立っていられず、かといって眠ることすらできない。黙っていれば
嫌でも異物感を意識し、それが「あの出来事」を思い出させる。興奮して目が冴える。
結果、徹夜で朝を迎え、食事を忘れて床を転がっていたところ、マイスに見付かった。
 
「……どうしよう」
 
問題は山積みだ。バレた? バレる? マイスの顔をまともに見れない。立つのが辛い。
歩くのが辛い。彼のことを考えるのが辛い。めざし持ってきたら何を話せばいいの?
慌てて隠した(血で汚れた)シーツはどう処分する? 気付かれないように代わりを
用意しなきゃ。でもどうしよう。どうしようどうしようどうしよう──
 
でも、確実に一つだけ、どうしようもないことがある。
 
「好きになっちゃったものは、好き……大好き……」
 
彼は一生懸命にめざしを作るか探すかして、すぐに戻ってくるだろう。
いつもいつも、不器用な彼女のわがままに、全力で付き合ってくれる。
そんな彼を、ダリアは、大好きなのだ。
 
-END-

19 名前:前スレ888[sage] 投稿日:2009/12/07(月) 22:55:07 ID:y4Rolc7s
ミス連発で迷惑をかけました。本当に色々すみません。
反省してきます。

155 名前:ドリンクの話。1/10:2010/02/18(木) 23:53:36 ID:1fiRzz4x0
名前:ドリンクの話。 1/10:2010/02/15(月) 20:41:26 ID:MQKucs5q0
「出来た……ラブ飲みドリンク」
三日間ダンジョンを駆けずり回り、加えて農業にも勤しんで、材料を集めた。
調合で溜まった疲れも手伝って、ただぼーっとその匂いを嗅いでいるだけでも興奮してしまい、くらくらしてくる。
時間はもう、朝の四時をとっくに迎えている頃だろう。



「後はこれを飲ませる……だけ……」

僕はどうしても、ダリアさんの気持ちを確かめたかった。
ダリアさんが、僕をどう思っているのかという事を。
僕が人間とモンスターのハーフであることは、ダリアさんも既に知っている。それでも、答えを聞くのが怖かった。
しかし……やっぱりこんな薬に頼るのは間違っているのかもしれない。
それに一体、どうやって飲ませたらいいのだろう。
そんな事を考えているうちに、僕は疲労で眠りこけてしまっていた。


物音で目が覚めた。何かが倒れるような音。
薬学台で眠ってしまったはずなのに、何故か僕はベッドの上に寝ている。
自分でベッドに行った覚えはない……ということは、誰かが運んでくれたのか。
薬は台の上に出しっぱなしのままだが、もし僕を運んでくれた誰かが今、この家にいたとしても、さすがに得体の知れない薬を飲んだりはしまい。
匂いを嗅げば、普通の液体でないのはすぐわかることだ。

寝転がったまま顔を横に向けたが、特に何も異常はない。
音がしたのは外だろうかと思う矢先に、玄関の鍵も掛けていなかった事に気付く。
急に、視界の端に見覚えのある姿が映った。

「あれ?ダリアさん」

ダリアさんは何故か、階段のある方から歩いてきた。
それもふらふらと足元がおぼつかない様子で、明らかに普通ではない。
嫌な予感しかしないが、……まさか。


156 名前:ドリンクの話。2/10:2010/02/18(木) 23:55:17 ID:1fiRzz4x0
452 名前:ドリンクの話。 2/10:2010/02/15(月) 20:42:43 ID:MQKucs5q0
「ダリアさ……ん?」

体を起こしてダリアさんを見る。
その手元には見覚えのあるビン、千鳥足、真っ赤な頬……。

「そ、その薬を……まさか……?」

質問には全く答えず、ゆっくりとベッドに近づいてくるダリアさん。
僕の目の前まで来ると、顔を真っ直ぐ見つめてくる。
どこか上の空で、かといっていつもの陽気な顔でなく、艶めいたその表情。
その顔は、口よりも物を言っている。

「……助手くん……マイスくん……」

ダリアさんは、キャンバスに向かっている時のような、純粋な瞳で僕を見る。
二の句が告げず、僕はぼーっとダリアさんの瞳を見詰めるだけだった。

「……」

そのままじっと見詰め合っていると、急にダリアさんはバランスを崩し、床に座り込んだ。
床に落とすようにビンが置かれて、ごとん、と音を立てた。

「え……ダ、ダリアさん!大丈夫ですか?」

慌てて僕はダリアさんを介抱する。口が僅かに動いているが、何も聞き取れない。
ひとまず肩を貸して体を持ち上げ、ベッドに座らせる。
しかし、

「よいしょっ……え?」

ベッドにダリアさんの体を座らせた瞬間、ダリアさんは急に立ち上がって、僕をベッドに押し倒した。
予想もしない行動に何も反応できず、僕はベッドに倒れる。
その上からダリアさんは、体を重ねてきた。



157 名前:ドリンクの話。3/10:2010/02/18(木) 23:56:08 ID:1fiRzz4x0
453 名前:ドリンクの話。 3/10:2010/02/15(月) 20:44:03 ID:MQKucs5q0
「……つかまえたー♪」

顔が近い。ダリアさんの吐息が顔にかかる。
薬学台でも嗅いだ、あのドリンクの匂いがダリアさんから漂っている。
言葉を発する暇もなく、唇を塞がれた。

「んっ……!……んーっ……!」

僕は何か言おうとしたが、口を塞がれて言葉にならない。
ダリアさんの舌が僕の唇を撫で、そしてゆっくりと入ってくる。

「んぅっ……ぷはぁっ、んんっ……」

少し離れたかと思えば、すぐにまた唇を重ねてくる。
がむしゃらに、何度も唇を重ねてきて、ようやく開放される。

「はぁ……、はぁ……」

唾液が僕とダリアさんの間で糸を引き、零れ落ちる。
僕のお腹の上に乗り、満足気に僕を見下ろすダリアさんは、僕の服を脱がし始めた。

「だ、ダリア……さん……だめ、です……」

抵抗しようとしても、体に力が入らない。舌が回らない。
キスのせいなのか、ダリアさんから漂ってくる薬のせいなのか、意識がぼんやりしてくる。
それに……僕の体も、嫌がっていない。ダリアさんに、体を任せてしまうことを。

結局僕は何も抵抗出来ないまま、上の服を脱がされてしまった。


158 名前:ドリンクの話。4/10:2010/02/18(木) 23:57:06 ID:1fiRzz4x0
454 名前:ドリンクの話。 4/10:2010/02/15(月) 20:45:24 ID:MQKucs5q0
「マイスくんのからだっ……♪」

ダリアさんは僕の乳首を、ふにふにと指で触ってくる。
くすぐったいような、気持ちいいような……こそばゆい感じがする。
手で触るのを止めるのと同時に、今度は顔を下げて乳首を舌で舐め始めた。
右も左も満遍なく、交互に舌を這わせてくる。
普段、意識しないような場所を責めたてられ、じれったいような快感が僕を襲う。

「だ、ダリアさぁん……やめ、て……」
「んんっ……まひふくんっ……まひふくんっ……♪」

両方の乳首を舐め終わりダリアさんは、おへその方に顔を下げていく。
へその窪みも舐め回され、ぞくっとした快感が走る。

「……マイスくんにも、私の好きなことしてあげる……」

そう言いながら、ダリアさんは服のポケットから絵筆を取り出し、筆で僕の乳首を擦り始めた。
絵の具も何も載っていないその毛先は柔らかく、先端はちゃんと纏まっている。
僕の体は、ダリアさんの筆で擦られるだけで、敏感に反応してしまう。

「ひゃぁっ……!く、くすぐったいっ……!」
「ふふっ、私より喘いじゃって……♪」

しょりっ、しょりっ、と乳首の周りを筆でなぞったり、毛先でツンツンと先っぽを突いたり、巧みな筆の愛撫。
そして、筆での愛撫をやめたかと思えば、今度は僕の上から降りて、僕のベルトを外し始める。
舌と筆の愛撫による快感で、僕の股間は正直に膨らんでしまっていた。
勿論、僕の股間を見るまでもなく、ダリアさんはそれを分かっていただろう。




159 名前:ドリンクの話。5/10:2010/02/18(木) 23:57:49 ID:1fiRzz4x0
455 名前:ドリンクの話。 5/10:2010/02/15(月) 20:46:58 ID:MQKucs5q0
「そ、そこは……だめ、です……!」

言葉を発し、やっとのことでダリアさんの手首を掴んだが、何の制止にもならず解かれてしまう。
ベルトは外されてしまい、そしてズボンも下ろされ、結局下着だけにされてしまう。
それでも僕は、出来る限り抵抗を続ける。
スムースに事が運ばず、ダリアさんは少し怒ったように、僕に言う。

「もうっ……マイスくんも、正直にしてあげる……」

すると何故か、ダリアさんはベッドから降りた。
今なら逃げられる――と思ったが、その暇もなく、また僕の上に乗ってくる。
ダリアさんの手には、ラブ飲みドリンクの入っていたビンがあった。

「それ……は、飲んじゃ……だめ……」
「大丈夫……私が飲ませてあげるから……♪」
「……だ、だから……んむっ?!」

ダリアさんは口にドリンクを含むと、口移しで僕に液を流し込んでくる。
唇が離れたのを見計らって液体を吐き出そうとするけども、
また筆で乳首を愛撫され、それに体が反応してしまい、液をごくんと飲み込んでしまった。

「あっ……あぁぁっ……あつい、あついぃっ!」

ぼうっ、と体の奥に火が付くような熱さ。
同時に景色が回る。ダリアさんの顔に焦点が合わなくなる。
そして体中から、焚き火に当たっているかのような熱を感じる。
かと思えば、全身を切なさが駆け抜けて、快感を求めだす。性欲が迸り、抵抗する力も意思も、どんどん消えていく。
いつの間にか、最後の砦である下着も脱がされてしまっていた。
僕は大きく股を開かれ、僕の一番恥ずかしい場所が、ダリアさんの顔の前に晒される格好になった。




160 名前:ドリンクの話。6/10:2010/02/18(木) 23:58:26 ID:1fiRzz4x0
456 名前:ドリンクの話。 6/10:2010/02/15(月) 20:48:43 ID:MQKucs5q0
「からだが……あぁっ、へんに、なるうっ……」
「マイスくんのおちんちん、おいしそう……♪」
「ひゃあっ、ふぁっ、ああっ……だめえ……っ!おかしく……なるぅ……」

ダリアさんは僕のモノを、手を添えながら舌でペロペロと舐め回す。
アイスクリームを舐めるかのように舌が這い回り、僕は思わず喘ぎ声を出してしまう。

「んはぁっ、私の舌で、感じてくれてるんだ……嬉しいな……♪」
「すっ、すごいぃっ……きもちいぃっ……!」

舐め回すのに満足したら、次は僕のモノをほうばり始める。
口での上下運動に加えて、ダリアさんの舌が口の中で動くことでも刺激されて、ますます喘ぎ声が出てしまう。
慣れた動きではなく、ただひたすらに、一生懸命な愛撫。
そんな執拗な愛撫に我慢できる訳もなく、僕はただ導かれるまま、絶頂に身を委ねた。

「ぁぁっ、んんっ……あぁ、く、口の中に、出ちゃうっ……!」

そう言うのと同時に、僕のモノから精液が放出され、ダリアさんの口に吸い取られる。
ダリアさんは精液をもっとねだるように僕のモノを吸い上げ、ごくん、と液を飲み込んだ。
射精したばかりの所を刺激され、萎える猶予も無く、また僕のモノは大きさを取り戻す。
ダリアさんは残った精液を綺麗に舐め取り、満足気な表情でこっちを見つめてくる。

「おいしい……マイスくんの精液ぃ……♪」

一度射精したのにも関わらず、性欲が込み上げる。
……この人を。 ダリアさんを、ダリアを、滅茶苦茶にしてしまいたい。
僕は遂に、己の欲望に身を任せてしまうことにした。




161 名前:ドリンクの話。7/10:2010/02/18(木) 23:59:32 ID:1fiRzz4x0
457 名前:ドリンクの話。 7/10:2010/02/15(月) 20:49:53 ID:MQKucs5q0
「マイス、くん……?」
「ああっ……ダリアさんっ……ダリアっ……!」

今まで動かなかった体が嘘のように動き、僕は上半身を起こして、ダリアを捕まえる。
さっきまで僕が寝ていた場所に、ダリアが下になるように体の位置を変え、押し倒した。
そして少し強引に、服を脱がせていく。
下着まで全て脱がせ終えると、早速ダリアの胸を揉みしだく。

「はぁぁんっ……マイスくん、もっと、もっとっ……」

先程のダリアと同じように乳首を舐め回し、しゃぶり付く。
母乳を求める赤ん坊のように吸い付き、乳首を甘噛みする。
今度はダリアが使っていた絵筆を手に取って、自分が受けた愛撫をダリアに仕返す。

「ああぁっ!ふ、筆、いいっ、きもちいいっ……!」
「はぁ、はぁっ……ダリア、もっと……ほらっ……!」

僕は乳首の愛撫だけではなく、もっと下へ――ダリアの秘部の方向へ、筆を滑らせる。
ゆっくりと優しく、秘部を筆で撫でる。
そして特に敏感であろう、秘部の中央にある突起を、念入りに撫で回す。

「あぁっ!そこっ、そこぉっ!いいよぅっ!」

少しずつ秘部は愛液で潤い、湿っていく。
僕は筆を置くと、今度は自分の舌で突起を責めていく。
ダリアの嬌声が大きくなり、愛液はどんどん溢れてくる。
僕の不器用な愛撫で感じているダリアが、愛しくて仕方がない。

「ひゃぁぁぁっ……!ぁぁっ、はぁっ……」

執拗に舌で秘部を責めていると、ダリアの体が跳ね、下半身が小刻みに震え出す。
ダリアの痙攣はすぐに収まり、短く息を吐いている。



162 名前:ドリンクの話。8/10:2010/02/19(金) 00:00:36 ID:4I45nBxr0
458 名前:ドリンクの話。 8/10:2010/02/15(月) 20:52:11 ID:MQKucs5q0
「マイス、くん……もっと……欲しいっ……」
「ダリアっ……」

もう限界と言わんばかりに僕は、自分のモノをダリアの秘部に押し当てる。
くちゅ、と水音を立て、僕達の性器がくっつく。
僕は、愛撫で濡れ、柔らかくなったその秘部に、躊躇うことなく挿入する。
僕とダリアは一つになり、何かを破るような感覚が走った。

「ひやぁっ、うぅっ……」

ダリアは少しだけ苦しそうな表情を浮かべたが、すぐとろんとした顔に戻った。薬の効果もあるせいで、痛みは少なかったようだ。
しかし、僕はそんなダリアの体には構わず、獣のように腰を動かし始める。
結合部では粘液が混ざり合って、グチュグチュといやらしい音を立てる。

「あああっ……!マイスくんのがきてるっ……!入ってるぅ……!」
「ダ、ダリアっ、きもちいいよっ……!」
「ああっ!マイスくん、あいしてる……っ、あいひてるぅっ……!」

何の変哲もないピストン運動でも、僕達の興奮を高めるのには十分だった。
ダリアの秘部はとても熱く、僕のモノを優しく包みながらも、絡み付いて離そうとしない。
その気持ち良さに僕はとろけてしまう。
ダリアも、秘部からくる快感に耐えられず、なんとも淫らな表情を浮かべている。
僕は腰を振り続け、ダリアを責め続けながら、絶頂へと昇っていく。

「マイスくん、こわい……こわいのっ……!ぎゅうって、ぎゅうってしてぇ……!」

ダリアに言われるままに、背中に手を回してダリアを抱きしめる。
僕もダリアもそろそろ、絶頂を迎える頃だった。

「く、くるぅ……なにか、なにかくるよぅっ……!」
「ダリアっ……ダリアぁっ!」


163 名前:ドリンクの話。9/10:2010/02/19(金) 00:01:33 ID:4I45nBxr0
459 名前:ドリンクの話。 9/10:2010/02/15(月) 20:53:38 ID:MQKucs5q0
びゅくん、と僕のモノが脈打つと、精液がダリアの中へと放出される。
まるで秘部に吸い上げられるかのように、精液が搾り出され、腰が抜けてしまいそうな快感が僕を貫く。
精液を受け止めたダリアの秘部と体が痙攣し、ピクピクと震えている。

「にじっ……にじが……みえたぁっ……あはぁっ……♪」

動く事も出来ず、ダリアはうわ言のように何かを呟いている。
射精の余韻に酔っていた僕の目蓋が、体が、どんどん重くなっていく。
僕のモノをダリアから引き抜くと、ほんの少し赤くなった白い液体が、ベッドにぽたぽたと落ちる。
意識が薄れ、ダリアの声がどんどん遠くなっていき、僕の目の前は真っ暗になった。


それから、目が覚めた。
僕は布団を掛けられ、ベッドの上にいた。
もしかしたらさっきのは全て夢だったのか――とも思ったが、布団の下の僕は裸のままだ。
そして何より、その横で寝ているダリアさんの姿が、全てが真実であるのを物語っていた。
驚いて体がダリアさんから離れ、その振動で彼女を起こしてしまった。
僕が裸であるということは……勿論、ダリアさんもそうだ。

「おはよう……助手くん」
「ダダ、ダリアさん!その、あの、えーっと……!」

僕は目を手で隠し、顔を背ける。この状況に錯乱して、何を言ったらいいのかわからない。
すると急に、ダリアさんが口を開いた。

「……ごめんね、マイスくん」
「え……?」

予想もしない答えに驚く。真っ赤な顔のまま、僕はダリアさんを見る。

「まずは、勝手に家に入っちゃったこと。丁度色つき草が無くなっちゃったから、貰うついでに家に行ったの。
 玄関のカギは開いたままだったから、入ってみたけど誰もいなかった。
 朝はいつも家か農場にいるのに、ちょっとおかしいかな、って思って、家中探してみたの」
「そ、それはいいんですけど……」
「そして、二階で寝ているマイスくんを見つけた」
「じゃあ、僕をベッドに寝かせてくれたのは……」
「うん、私よ。でも……一番の問題はその後。薬学台の薬のこと」
「そうです、なんで……得体の知れない薬を飲むなんて、そんな危ないこと――」



164 名前:ドリンクの話。10/10:2010/02/19(金) 00:03:29 ID:4I45nBxr0
460 名前:ドリンクの話。 10/10:2010/02/15(月) 20:55:24 ID:MQKucs5q0
「……違うわ、マイスくん」

「えっ?」
「私、ちゃんと気づいてた。あれがどんな薬か、何の為の物か……。
 好きな人が、マイスくんにもちゃんといるんだ、って。
 それと一緒に――これを誰に飲ませるんだろう、って思っちゃった」
「……」
「エルフだから、長寿だからって、人やモンスターに恋をしない訳じゃない。
 私……、『これを飲めばもしかしたら、マイスくんが好きな子よりも、先に―――』
 ……そう思って、それで私は、あれを飲んじゃったの……」
「ダリアさん……」

「私……怖かった。大好きな、マイスくんが、他の子と一緒になっちゃうのが。
 そんな後悔を残したまま、長すぎる人生を過ごすことが。
 それが、マイスくんの心を裏切るような、酷いことだったと、してもっ……。
 わたし……ひ、ひきょうよ、ね……うぅっ、あぁっ……うわぁぁん……! 
 あぁぁっ、まひふくん……ごめ、んね、ぐすっ、ぐすっ……ゆる、してぇ……」

言葉が途切れ途切れになっていき、僕の胸の中で、ダリアさんは声を上げて泣き始めた。
突然子供のように、素直で無垢になるダリアさんを、僕は何度か見た。
でも……こんなに素直に気持ちを打ち明けてくれたのは、初めてだった。
嬉しさと愛しさが交じり合い、僕の体は勝手に動いて、ダリアさんを抱き締めていた。
そして、ダリアさんの耳元で囁く。

「……ダリアさん。今度は、薬が無くても……素直になってくれますか?」
「えっ……、まひすくん、それ、って……ぐすっ……」
「僕も卑怯です。ダリアさんに、素直になって欲しかったから、
 だから……こんな物に頼ろうとしてしまったんです……。
 ……許してください」
「まいす……くん、ほんとに、いいの……?」

「僕は……その。ダリアさんが……ダリアが……好きだから……」
「マイスくん……あり、ありがと……うぅっ……うわあぁぁん……!」

ダリアさんは泣きながら、僕を抱き返してくる。
僕達はその一日、ベッドの中でお互いの温もりを確かめ合っていた。
やがて来る別れの前に、互いの温もりを覚えておこうとするように。


―終―


461 名前: ◆ecegNbNqok :2010/02/15(月) 21:01:27 ID:MQKucs5q0
―――――――――――――――――――――――――――――――
どうも、お粗末さまでした。欲望の赴くままに書いていった結果は、
やっぱりベタベタです、本当にありがとうご(ry
応用が利くのが唯一の救いなネタなので、他のキャラでも書こうかなぁと思う次第でございます。
それでは時間を割いて読んでくださった方々、ありがとうございます。



165 名前:マイス×ペルシャ1:2010/03/05(金) 15:26:22 ID:oVF3VT2n0
「ペルシャ・・・・・」
「ん?どーしたの?マイスくん!」
「好きだよ・・・・!」
マイスはペルシャの唇を奪う。
「・・・・っ!ま・・マイスくん?」
「ペルシャ―――」
マイスがペルシャの口の中に舌を入れる。
「・・・っ!マ・・・イス・・・・く・・ん!?」
「大好きだよ・・・。だから、やってもいい・・よね」
マイスがペルシャの胸元に手をあてる。
「マイスくんっ!?どどどうしちゃったの!!??」
「・・・・・ペルシャは・・僕のこと、嫌い?」
マイスがたずねる
「そそそそそんなことないよ!マイスくんは大好きだよ!!」
マイスがクスッと笑う
「なら―――いいよね」
マイスがペルシャの胸元に手をあてたときより、はげしく手を動かす
「マママママイスくん!!ひゃんっ!!きもちいいよぉ・・・・」
「なら、こっちも?」
右手が胸元。左手は――ペルシャの秘部にもってくる
「ああんっっ!!!マイスくん!ひんっ!!」
ペルシャは目をとろーんとさせて、大きな声で言っている


166 名前:カイル×ドロシー 1/5:2010/04/10(土) 17:32:30 ID:yPXWYcpx0
44 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/20(日) 00:42:56 ID:Q9QVO1Rs
ルンファ3が全盛なのに2で書いてみました。カイル×ドロシーです。
初投稿で文も下手ですが、よろしくお願いします。


45 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/20(日) 00:45:40 ID:Q9QVO1Rs
目を覚ますと、外はもう暗くなっていた。どのくらい眠り続けていたのかは分からなかったが、体の調子は大分良くなっていた。
「・・・あの、大丈夫ですか?」
体を起こそうとすると、ドロシーがそばに寄ってきた。どうやら眠っている間ずっと側に付いていてくれたらしい。
「・・・どうしてここに?」
今眠っていたのは自分のベットだ。だけど確か・・・
「お父さんが飲ませ過ぎちゃって倒れてしまった後、バレットさんが運んでくれたんです。」
ああ、そうだった。確かゴートンさんにたくさん酒を飲まされた後の記憶が全くない。もう少し控えめにして欲しかった気もするけど、今日式を挙げたことを考えれば仕方の無いかもしれない。
「・・・う、く・・・」
ベットから立ち上がろうとすると少し頭が痛んだ。もっと休むべきなのかもしれないと思いながらまたベットに座りこむ。
その様子を見たドロシーが不安げな顔になる。
「・・・大丈夫ですか?」
「・・・多分」
笑顔を返すが、それでも彼女の表情を晴れない。
「あの、水持ってきますね」
そういってぱたぱたと階段を駆け下りていく。カイルはそれを見ながらまたベットに潜り込むことにした。

カイルが街に来てそろそろ1年が経とうとしていた。初めてドロシーに出会ったときは物静かな少女だと思っていたが、仲良くなるにつれてそうじゃないことも分かっていった。そういうところに心惹かれたのかもしれないなと思った。
けれども結婚するとまでは余り考えていなかったのだけど。
そういえば、とカイルはバレットのことを思い出した。結局ドロシーと付き合い始めるまで彼の片思いを知ることはなかった。
一度そのことで話したことがあったが、「ドロシーはお前を選んだんだ」としか言わなかった。まあ、別に関係が悪くないどころか良好なので結果オーライなのかもしれない。


167 名前:カイル×ドロシー 2/5:2010/04/10(土) 17:33:32 ID:yPXWYcpx0
46 名前:カイル×ドロシー 2/5:2009/12/20(日) 00:47:06 ID:Q9QVO1Rs
ドロシーが持ってきた水を飲み干すと、少し気分が楽になった気がした。ただ少し後味が苦かった。
「あの、薬草なんかを混ぜてみたんですけど、苦くないですか?」
看護士を目指している彼女なりの配慮だろう。カイルは笑顔で答える。
「ありがとう、もう大丈夫だよ」
「いえ、よかったです」
ドロシーはそういって顔を綻ばせた。表情は下ろされた前髪で殆ど見えないけれどカイルには彼女の気持ちが分かるようになっていた。
そういえば付き合う前に一度前髪を上げた姿を見たことがあったが、とても美しかった。
それがあったから付き合い始めた頃にそれを言ったのだが、彼女は顔を赤くしながら「恥ずかしいです」と答えるだけだった。
今も・・・
「ドロシー、前髪は上げないの?」
「・・・あの、その・・・やっぱり恥ずかしいです」
彼女は顔を赤くしながらそう答えるだけだった。


「そういえば今って何時ぐらい?」
「もう10時ぐらいですよ・・・・・・カイルさん」
数秒の合間を置いて、ドロシーが意を決した表情でカイルを見てきた。そういえば告白の時も顔を赤くしながらもそんな感じだった。
「・・・その・・・あの・・・」
普段はおとなしめだけれど、そういう部分で
「・・・優しくしてくださいね」
彼女は積極的だった。

「え・・・」
一瞬思考が止まりそうになった。新夫として男として、その言葉の意味が分からなかった訳ではないが少し驚いてしまった。驚きと恥ずかしさで顔が赤くなっていく。
「・・・あの、でも無理はしないでくださいね、別に明日でも・・・」
カイル以上に顔を赤くしながらドロシーはそういったが、その思いに答えないでは男が廃るし、彼女に申し訳がないと思った。
「大丈夫だよ」
そう言って彼女の体を抱きしめる。
ドロシーも一瞬驚いたような感じだったが、身を預けてきた。

168 名前:カイル×ドロシー 3/5:2010/04/10(土) 17:34:31 ID:yPXWYcpx0
47 名前:カイル×ドロシー 3/5:2009/12/20(日) 01:25:08 ID:Q9QVO1Rs
さっきまで自分が寝ていたベットに彼女を寝かせ、ゆっくりと体を重ねていく。
「あ・・・」
前髪を掻き上げてあげると、ドロシーはほんの少し顔を背けた。
「・・・やっぱり、恥ずかしい・・・」
先ほどあんな発言をしておきながら今更、という気もしたがそうは言わずに開いた彼女の唇に自分のそれを重ね合わせる。
「んんっ・・・」
初めは少し驚いたようだが、すぐにドロシーは舌を入れてカイルのそれに絡み合ってきた。
「んっ、ぅ・・・ちゅ」
告白の時のファーストキスや、結婚式の時とは違う、甘いディープキス。カイルはその感覚に酔いしれた。

キスを続けながらカイルはゆっくりとドロシーの服を脱がせ始めた。
一瞬彼女は体をこわばらせたが、すぐに力を抜いてしまった。
それでも手を伸ばしてきたので抵抗するのかと思ったら、カイルの服のボタンを外し始めた。
甘いキスの中互いが互いを求め合い、一糸まとわぬ姿になるまでそう時間はかからなかった。

唇をゆっくりと離し、ドロシーの胸に手を置いて優しく刺激を与えていく。
「ひぁっ・・・あぁっ」
喘ぎ声を聞きながらもカイルは愛撫を続けていく。
やがて右手はそのままに、左手をゆっくりと下ろしていく。
「っ、カイルさん・・・あんっ」
「・・・ドロシー・・・ここ、すっごく濡れてるよ」
カイルはそう言いながら愛撫を続けていく。
くちゃくちゃと水音が静かな部屋に響いていた。


169 名前:カイル×ドロシー 4/5:2010/04/10(土) 17:35:04 ID:yPXWYcpx0
48 名前:カイル×ドロシー 4/5:2009/12/20(日) 08:56:18 ID:Q9QVO1Rs
「カイルさん、もう・・・私・・・・・・だから、早く・・・」
目に涙を溜めたドロシーがそうつぶやく。
「ドロシー・・・」
自分も我慢が出来なかった。大きくふくらんだ自分のモノをドロシーに重ね合わせる。
「・・・あっ・・・熱いです・・・」
愛液で濡れた秘所の表面を擦り合わせる。
本当は早く挿れてしまいたかったけど、カイルは少し逡巡していた。
それが与える痛みが彼女を壊してしまわないか不安だった。
そんな迷いに気がついたのだろうか、ドロシーが背中に手を回してきた。
「・・・私は・・・大丈夫・・・ですよ・・・だから・・・・・・」
その目には涙が溜まっていたが、決意の光が宿っていた。
「カイルさんが・・・ほしいです・・・」
そこまで言われては自分が戸惑う理由はなかった。
「・・・うん」
それに自分もドロシーと一つになりたかった。

「・・・んくっ、ああぁっ」
「くっ・・・」
ゆっくり差し込んでいくと、柔肉がそれにからみついてきてカイルに言葉にならない快楽を与えてくる。
押し込みながら、カイルはその感覚に酔いしれる。
やがて、先端が壁にぶつかる。彼女と一つになるためには超えなくてはいけない壁、でももう躊躇いはなかった。
優しく、そして激しく壁を突き破る。
「あっ、ああああああああんっ」
ドロシーの悲鳴が響き渡る。表情は痛みに耐えようとして歪み、背中に回された手に力が入って食い込んでくる。
一瞬、もう止めてしまいたいと思った。彼女をこれ以上傷つけたくなかった。
でも膣の脈動による締め付けはさらに強くなっていた。気持ちいいというのもあるが、こんなところで止めるわけにはいかなかった。
カイルは体を動かさないように、ゆっくりと片手を下ろしてゆく。
そして口に彼女の乳首を含ませ、舌で弄ぶ。それと同時に反対の胸と雛先を激しく愛撫する。
「ひゃっ、あん、・・・・ああああんっ」
複数箇所を同時に攻められ、ドロシーの声が強くなる。
膣の脈動はさらに強くなり、カイルのそれを締め上げてくる。


170 名前:カイル×ドロシー 5/5:2010/04/10(土) 17:36:39 ID:yPXWYcpx0
49 名前:カイル×ドロシー 5/5:2009/12/20(日) 09:04:38 ID:Q9QVO1Rs
「はぁっ、カ、カイルさん・・・もう、大丈夫・・・です・・・」
しばらくそれを続けると、彼女の喘ぎから苦痛が消え、背中に回した腕の力も弱くなった。
「・・・うん」
カイルはそれを見計らった後、一気に差し込んでしまう。
膣の中はとても熱く、愛液と肉の絡みつきが限界に達しようとしていた。
今はそのときでないと局部に力を入れ、ひたすら耐える。
耐えながらも、腰をゆっくり動かしていく。先ほどまでの頭痛はもうすっかり消えてしまっていた。
「ひぁっ、あんっ、くぁっ・・・」
ドロシーも快楽に身を酔いしれながらカイルの動きに追従しようと腰を動かしてくる。
「んくっ・・・」
その快楽により腰の動きはどんどん激しくなっていく。
愛液はその量を増し、結合部から流れ出たそれはシーツをぐっしょりと濡らしていた。

限界に近づいた頃、カイルはドロシーの奥を激しく突き上げた。
「はぁっ、おっ奥が当たって・・・ああぁっ」
子宮壁に当たる感触に新たな快楽が生まれる。
「・・・カっカイルさん、私っ、もうっ・・・」
その快楽におぼれ、ドロシーはもう限界のようだった。
でもそれはカイルも同じだった。
「・・・くっ、ドロシー、いくよっ」
最後の一突きを奥にぶつけ、カイルはそこで果てる。
「んくっ、はっ、あ、あ、ああああぁぁぁ!!」
ドロシーは絶頂による喘ぎを聞きながらも、最後の一滴まで絞り出す。
膣もそれを求めるように激しく動き続けていた。


気がつくと、外はもう明るくなっていた。どうやら眠ってしまっていたらしい。
腕の中ではドロシーがすやすやと眠っていた。その寝顔を見ながら、彼女を守っていこうと思った。
「ん・・・ふわぁ!」
彼女も目を覚ましたらしい。昨晩を思い出したのか顔を紅潮させる。
「あのっ・・・カイルさん」
しばらくそうした後、こちらを向いてくる。
「・・・何?」
「今日も・・・お願いしますね」
「・・・いいよ」
一瞬驚きはしたものの、優しくうなずく。

でも・・・
「今度は・・・私も頑張りますねっ」
そう言いながらカイルに絡みついてきたのには、流石に思考も停止してしまった。
・・・どうやら、彼女はまだ足りなかったのかもしれない。
一拍おいて抱き返しながら、カイルはそんなことを考えた。


・・・結局、夜までベットで彼女と過ごしてしまった。


50 名前:名無しさん@カブ好き:2009/12/20(日) 09:09:00 ID:Q9QVO1Rs
END(忘れてたorz

ドロシーは個人的に「意外な積極的キャラ」だと思って書いたのですが、予想以上に積極的になってしまいました(^^;

性行為描写がgdgdになってしまった気がします。
しかも一度消えたのを書き直したからちょっと変かもしれないです。

やっぱり練習しないとな・・・

次書くとしたらシアかマリオンかソフィアかな?


171 名前:氷原に咲く花(1)1/7:2010/04/11(日) 13:53:40 ID:wMZw0/yY0
86 名前:◇Q9QVO1Rs:2009/12/22(火) 22:28:31 ID:xnK8FvEo
感想ありがとうございます。
早速マイス×ソフィア書いてきたので投稿します。

実を言うと保存板で書いていた人の更新待っていたのですが、どうも来ないのでしちゃいます。
というか、じゃましてしまったような感じなので申し訳ないです(>_<)

--------------------------------------------------------------------
・エロはないです
・ソフィア「さん」なのはまあ色々と…
・これ書く前にシアSS、マリオンSS書いていたので二人が登場することは多分無いです
そちらは需要があれば



87 名前:氷原に咲く花(1) 1/7:2009/12/22(火) 22:32:49 ID:xnK8FvEo
「ん〜、ふわぁ」
マイスはいつものように目を覚ました。
記憶を持たずにシアレンスの街に来てから半年以上、ようやくここの生活に慣れた気がした。
初めは大樹で農作業をしながら生活することに色々戸惑っていたけど、今はそれが当たり前になってしまっている。
もしかしたら自分は昔もこういう風に過ごしていたのかもしれない。
「…なんてね」
そんなことを考えながらふと横を向くと

「すぅ…」

ソフィアが眠っていた。
一瞬、頭が真っ白になる。
次の行動までしばらく時間がかかった。

「…ソフィアさん! なんでここにいるんですかっ!」
やっとの事で言葉をはき出す。
でもそんな怒鳴り声もソフィアには効果がないようだ。
とりあえず肩を揺さぶってみることにした。
「ソフィアさんっ!!」
「……ん…」
彼女はそのまま上半身を起こして、
「………おはよう」
そのまま倒れて寝てしまった。
「…いや、『おやすみ』じゃないですよ! 起きてください!」
再び肩を揺するが、どうしても起きない。
「はぁ…」
どことなく、ため息が洩れた。

途方に暮れながらソフィアを見た。
目に入ってくるのは彼女の赤みの入った唇、少し乱れている服、程良くふくらんだ胸、
「………」
何というか、色々危険だった。
マイスも男、自然と顔が赤くなる。
…いや、それよりも重大な問題があった。
せっかく交流祭を開くなどして街の一員になれたというのに、女性を連れ込んだと思われたら色々まずい。
多分おそらく何もしていないけど、街を追い出される可能性だってある。
今度は対照的に顔が青くなる。
そんなこんなで色々考えている内に、根本な問題に行き当たった。
「…ソフィアさんがなんでここにいるんだ…?」

172 名前:氷原に咲く花(1)2/7:2010/04/11(日) 13:54:41 ID:wMZw0/yY0
88 名前:氷原に咲く花(1) 2/7:2009/12/22(火) 22:36:59 ID:xnK8FvEo
ひとまず問題は後回しにして、買い物に出かけることにした。
(今日は色々収穫したから、種もたくさん買わないと)
そう考えつつも、どうしても思考が別方向を向いてしまう。

「はぁ…」
思わずため息がこぼれた。
「…どうしたの?」
ちょうど会計の時だったので、カリンが尋ねてくる。
でもその顔は「私の専売特許取らないでよ」と言っていた。
「いや…」
そう答えつつ、マイスに名案が浮かんだ。
確か彼女とソフィアは親友だから、何とかしてくれるのかもしれない。

「…わかった」
理由を話すとカリンは引き受けてくれた。
でも面白くなさそうな表情をしている。
「…どうしたの?」
気分を害したのかと思いあわてて尋ねても、「別に…」と答えるだけだった。
「…じゃあ、しばらく経ったら大樹に来てね」
「分かりました、ありがとうございます」
そう言ってマイスは店を出た。
後ろでカリンが複雑な表情をしていることには気付かなかった。


173 名前:氷原に咲く花(1)3/7:2010/04/11(日) 13:55:12 ID:wMZw0/yY0
89 名前:氷原に咲く花(1) 3/7:2009/12/22(火) 22:41:46 ID:xnK8FvEo
「…で、どうしてこうなったんですか…?」
額に怒りマークを出さないように努力しながら、マイスが尋ねる。
「…寝た子は起きにくい」
多分カリンが呼んだであろうトゥーナがそうつぶやく。
「…よくあるわよ、多分だけど」
カリンも同意見のようだ。
「…それだけでこうなるんですか?」
もはやあきらめの境地にたどり着いたマイスはため息をついた。
部屋に置いたぬいぐるみはあらぬ方向に転がり、ベットは完全にひっくり返っていた。
「いろいろあったのよ…」
「うん…」
よく見ると二人も疲れているようだった。とりあえずこの件もう聞かないことにした。

「……さて」
三人で先ほどから黙ったままのソフィアを見た。
「何があったんですか?」
代表してマイスが尋ねる。
「……するなって…」
震えた声で答える。
「え…?」
「…お父様が私にお見合いするなって!」
こんな時でも彼女の言葉は真逆だった。
それでも叫ぶような声には少し涙が混じっていた。
「…お見合いって…」
意外な答えに三人とも固まってしまう。
「そろそろ結婚すべきだからって……私のことを考えて…」
そのまま押し黙ってしまった。部屋に静寂が広がる。


174 名前:氷原に咲く花(1)4/7:2010/04/11(日) 13:55:56 ID:wMZw0/yY0
90 名前:氷原に咲く花(1) 4/7:2009/12/22(火) 22:45:57 ID:xnK8FvEo
「…それでも、」
沈黙を破ったのはマイスだった。
「一度、家に帰るべきだと思いますよ」
「……え?」
ソフィアが顔を上げてこちらを向いた。目には涙が光っている。
「ドンチャコスさんもソフィアさんのことを心配してそう言ったんだと思いますよ。
それを話さずに逃げて来ちゃ駄目ですよ。ちゃんと話すか、
お見合いしてそれから決めたって良い…」
言葉は最後まで続かなかった。
バシッという音の後に頬に痛みが襲ってくる。
一拍おいてソフィアがはたいたものだと気付いた。
「…バカぁっ!」
ソフィアはそのまま大樹から飛び出してしまった。
突然の行為に誰も動けなかった。
「…あの、もしかして僕なんか悪いこと言ってしまいましたか…?」
数秒の後、マイスは尋ねた。
「…悪くはないと思う、けど…」
俯きながらトゥーナが答えた。
「……ソフィアは多分、もっと別のことを言って欲しかったんだと思う…」
カリンもそれに続く。
「……」
マイスはそのまま黙り込んでしまった。
そのままでしばらく時が経ち、
「…早く追いかけなさいよ」
カリンがこちらをにらんできた。
「早く」
トゥーナも同意見らしい。
「…はっはい、探してきますっ」
そう言うとマイスは部屋から出て行った。

「……いいの?」
二人だけになった空間にトゥーナの声が響いた。
「…良くはないけど……仕方ないでしょ……?」
虚ろにカリンが答える。
なんだかおかしくなって、二人で苦笑してしまった。

「はぁ……」
マイスはため息をついた。
飛び出したまでは良かったものの、何処に行ったのか全く見当が付かなかった。
でも、なんとしても見つけなくてはいけない気がした。
それがどうしてか、何故そうしなければいけないのか分からなかったけど、それでも…
マイスは走り出した。

175 名前:氷原に咲く花(1)5/7:2010/04/11(日) 13:56:26 ID:wMZw0/yY0
91 名前:氷原に咲く花(1) 5/7:2009/12/22(火) 22:49:23 ID:xnK8FvEo
……どうしてこうなっんだろう?
雪が降りしきる中、氷原の花に寄りかかりながらソフィアはそんなことを思った。
自分の未来を決められてしまうのが嫌だったから、昨日家を飛び出した。
そして気付いたときには大樹の家にいて、そのまま布団に潜り込んでしまっていた。
どうしてマイスのところだったのかは分からなかった。匿ってもらうだけなら二人の親友のところでも良かったのに。

『マイスのこと、どう思っているの?』
いつだったか、カリンが聞いてきたことがあった。何故か彼の目の前で。
あの時とっさに答えられなくて、そんな自分がおかしいと思った。
…何となく、さっき飛び出したときの自分と似ている気がした。
私は、どうしてしまったんだろうか?
頭で考えようとしてもなんだか働かない。
それになんだか眠くなってきた。
もうどうでも良いじゃないかと頭のどこかで誰かがささやいた気がした。
そうだ…このまま……
誰かの声が聞こえた気がしたが、ソフィアはそのまま目を閉じた。

176 名前:氷原に咲く花(1)6/7:2010/04/11(日) 13:57:12 ID:wMZw0/yY0
92 名前:氷原に咲く花(1) 6/7:2009/12/22(火) 22:50:15 ID:xnK8FvEo
次に目を覚ましたのはどこかの部屋だった。ここは確か…
「……大樹の…家?」
何となくつぶやく。その声に反応したのだろうか、誰かが駆け寄ってくる。
「ソフィアさん、目を覚ましたんですね。よかった…」
そう言って胸をなで下ろすマイスはとても疲れているように見えた。
「私……」
体を起こそうとしても動かなかった。それに、なんだかとても寒かった。
「氷原に倒れていたんですよ。ほんと見つけられて良かったですよ。」
…ああ、わたしはあのまま眠ってしまったのか。
そんなことを思っているとマグカップを差し出された。
「…あの、こんなものしか出せなくてすみませんが…」
マイスが申し訳なさそうな顔で言う。別にそんなこと気にしなくても良いのに。
そう思いつつ、マグカップを受け取ってゆっくり飲む。
「…おいしい」
体の隅々まで暖かさが広がる。ただのホットミルクなのに、とても美味しく感じられた。
「…すみません」
何故か彼の表情がさらに暗くなる。そういえば…
「…ううん、そうじゃなくて……ほんとうにおいしかったの」
反対の言葉が出なかった……出したくなかった。

「……あの…ごめんなさいっ」
不意にマイスが謝ってきた。
「……え?」
どうして彼が謝るのか分からなかった、迷惑掛けたのは私なのに。
「僕が失礼なことを言ってしまって……」
「…ううん、謝らなくちゃいけないのは私だから…」
「……良かったです。ソフィアさんを傷つけてしまったんじゃないかなと心配で…」
…ああ、そうか。
何となく分かった気がした、さっきの自分の問いかけが。
心が温かくなってくる気がする。何かで満たされていくような、そんな感じ。

バタリッ
大きな音がしてはっとすると、マイスが倒れてしまっていた。
それになんか激しく咳き込んでいる。
「…大丈夫!?」
「大丈夫…ですよ」
声を掛けるとマイスは笑みを返してきた。それでもとても苦しそうだった。
……多分、私の性だ。私はずっと探してくれたから、こんな…
「…じゃあ、お休みなさい」
そう言ってマイスは部屋の隅に行こうとした。多分私を気遣ってだろう。
「…マイスっ!」
彼を追いかけようとしても体が動かなかった。疲れと寒さで私の体も限界だった。
だから…
「……今日は、ありがとう…」
明日、早く起きようと思った。
起きて、マイスの看病をして、そして…

177 名前:氷原に咲く花(1)7/7:2010/04/11(日) 13:58:07 ID:wMZw0/yY0
93 名前:氷原に咲く花(1) 7/7:2009/12/22(火) 22:51:24 ID:xnK8FvEo
気がつくと、朝になっていた。
いつの間にか眠ってしまったらしい。
ゆっくりと体を起こしてみる。体の具合はすっかり良くなっていた。
よし、これで…
「おはようございます、ソフィアさん」
振り返ると、マイスが立っていた。
とても元気そうだ。
でも確か…
「マイス、風邪は…?」
「風邪薬飲んでぐっすり寝たんでもう大丈夫ですよ。心配掛けてすみません、ソフィアさん」
………まあ、なんというか
「……馬鹿」
こちらの気も知らないで、ソフィアはむすっとして俯く。
「え? 何でですか?」
彼は分かっていない…多分考えても分かってくれないかもしれない。
それでも理由を言うのは何故か恥ずかしかった。
だから…
「…名前、いつまでさん付けなのよ。親しい仲なんだから……ぁ」
そこまで言って口を両手で押さえた。反対に言うつもりだったのに、
「…分かりました、これからはソフィアって呼びますから」

真面目に言うのも悪くなかった。


Fin.


94 名前:◇Q9QVO1Rs:2009/12/22(火) 23:00:10 ID:xnK8FvEo
えっと、(1)という連番が示すとおり続きます。
実を言うと1話完結でやろうとしていたのですが、シリーズものが書きたくなったのでつい…

ホントは看病シーンを書いても良かったのですが、ソフィアだとまんま正統派行きそうだったのでつまらないかなと。

正統派:シア・ショコラ・ソフィア・トゥーナ・カリン・クルルファ
暴走派:さくや(料理的に)・マリオン(薬的に)・イオン(行動的に)・ダリア(虹的に)
その他:ペルシャ

ひとまずこんな感じで書いていこうと思います。
内容は相変わらずですが頑張ります。

長文失礼しました。

178 名前:氷原に咲く花(2)1/6:2010/04/11(日) 13:59:03 ID:wMZw0/yY0
170 名前:氷原に咲く花(2) 1/6  ◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 13:15:44 ID:NrAPOfqc
「はぁ……」
上体を起こしながらソフィアはため息をついた。
窓から差す光は既にオレンジに染まっていた。
完璧に寝過ごしてしまっていた。

大樹の家に来て今日が3日目だ、あの日マイスと話してからずっとここにいる計算になる。
あれからお父様やお姉様に一度も会っていなかった。彼の言ったとおり二人とちゃんと話すべきなのだが、未だその決心がつかずにいた。
マイスはそんな私に決心がつくまで居候しても良いと言ってくれた(こころなしかあきらめの表情でちょっと傷ついたけど)し、
親友二人も同意見だった(何故か二人とも複雑そうな表情だったけど)。
だけど、ホントは…
「…一緒に、いたかったから…」
自然と声に出てしまい、顔が熱くなった。

179 名前:氷原に咲く花(2)2/6:2010/04/11(日) 13:59:36 ID:wMZw0/yY0
171 名前:氷原に咲く花(2) 2/6 ◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 13:16:45 ID:NrAPOfqc
居候している身だし、何もしないわけにはいかなかった。
そう思ったのだけど、予想以上にマイスは有能だった。
朝早くに起きて畑で水やりや収穫をすまし、モンスターの世話をしてるというのに私が起きる頃には朝食の準備が出来てしまっている。
そして食べた後は洗濯物を干してから街に買い出しに出かけ、昼食後には街から離れて夜になるまで帰ってこない。夕食は本人曰くあまり食べないらしい。
つまり、手伝うところなんて何もなかった。

それでも何かしたいと思い今日早起きしようとしたのだが、昨日夜遅くにカリンとトゥーナがやってきて
しゃべっていた性で遅くなってしまい(その間マイスはじゃまになるからと眠ってしまっていた)、
朝いきなりペルシャが押しかけてきてごたごたがあり(彼女のボケが炸裂し、マイスが来なければ服を脱がされていた)、
その後眠ってしまったところ、こういう結果になってしまった。

マイスは「別にいいよ」と言ってくれたけど、これでは私の立つ瀬がなかった。
確かに私はお嬢様育ちだけど『何もできないのはイイ』というお父様の教育方針で、ある程度のことは出来る自信があった。
料理もそこそこ出来るし、お洗濯や掃除も自信はある。
だけど前者二つは彼がいつの間にかやってしまう(私に気を遣ってか洗濯物は自分のしか洗わないけど)し、
掃除しようにも部屋はきちんと片付けられているので私がやることと言えば自分の物の洗濯ぐらいだった。
それだって今からやるには時間が遅すぎる。


180 名前:氷原に咲く花(2)3/6:2010/04/11(日) 14:00:17 ID:wMZw0/yY0
172 名前:氷原に咲く花(2) 3/6 ◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 13:17:25 ID:NrAPOfqc
これ以上考えるとどんどん気分が下がってしまうのでもうよそう。
そう思いながらベットに目を落とす。
…そういえば、今まで意識していなかったけどもここはマイスのベットだった。
今は部屋の隅でお姉様の店で購入したぬいぐるみにくるまって寝ている(昨日は寒いからとモコモコになっていた)けど、
私が来る前はずっとここで寝ていたのだった。
赤面しつつも布団に潜り込み、匂いを嗅ぐ。
ここ数日私が使っていたのにもかかわらず、彼が残っていた。
こうやってくるまっていると、抱きしめられているような、そんな気がした。
大樹で過ごすようになって、マイスとの距離が縮んだと思った。
少なくとも私は側にいられて幸せだった。
「…でも」
もっと側に行きたかった、誰よりも近くに行きたかった。

そっと右手を動かし、胸元に当てる。
そのままゆっくりと動かすと、くすぐったい感触が体をおそった。
「あっ…」
はしたない行為だと思った。好きな人の布団でこういう事をするなんて恥ずかしかった。
それでも、体は正直だった。手の動きは激しくなり、体は愛撫を求めてくる。
…もう、我慢できなかった。
両手でボタンを外し、服をはだける。
下着を押し上げてブラジャーを外すと、手で掴んで激しく揉み上げた。
「あっ、ああぁんっ」
冷たい掌に敏感になった乳首が何度も当たり、口から喘ぎがこぼれる。

…マイスに、してもらっているみたい。
そう考えるだけで体の奥底から何かが起き上がっていく感じがした。

181 名前:氷原に咲く花(2)4/6:2010/04/11(日) 14:01:12 ID:wMZw0/yY0
173 名前:氷原に咲く花(2) 4/6 ◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 13:19:12 ID:NrAPOfqc
右手を動かしながら、ゆっくりと左手を下ろしてゆく。
スカートを上げて股にさわると、パンツはもうぐっしょりと濡れていた。
パンツを下ろし、秘所に指を当てると待っていましたとばかりに愛液がこぼれてスカートを汚していく。
そのまま手を動かすと、胸の愛撫の何倍もの刺激がソフィアを一気におそった。
「ひぁっ、ああぁぁ!」
薄暗くなった部屋に彼女の叫びが響く。
高まりに合わせて両手の動きが激しくなっていく。
こんなに激しく動かしても、彼女の体はさらにそれ以上を求めていた。
左手をクリトリスにふれつつ、人差し指を秘所に挿れてゆくと膣がそれを締め付けてくる。
そのまま動かすと、激しい刺激が体を襲い、愛液はさらにその量を増してくる。
「ひあぁ、あっ、あっ、あああああぁ!」
もう限界だった、体の中で何かが一気に爆発する。
秘所から愛液が噴き出し、布団を変色させてゆく。
「はぁっ…はぁっ……」
体から力が抜けてゆく気がした。

「ソフィア、大丈夫ですか!?」
私の叫びを聞きつけたのだろうか、マイスが飛び込んできた。
そんなに大きな声を出してしまったのだろうか、とても恥ずかしくなる。
でも今はそんな恥ずかしさや自慰を見られた事なんて、些細なことに思えた。
一度下がったはずなのに、体が高まってくる。


182 名前:氷原に咲く花(2)5/6:2010/04/11(日) 14:01:42 ID:wMZw0/yY0

174 名前:氷原に咲く花(2) 5/6 ◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 13:21:07 ID:NrAPOfqc
「ソフィアっ、いった…」
上体を起こして近づいてきたマイスに両手を回し、その唇に自分のそれを重ねる。
彼が反応出来ないうちに舌を入れていく。
そのままの状態で腕に力を入れて体を引き倒す。
マイスを全身で感じながら唇を離す。
「ぷはぁっ、ソっソフィアさん、いったい何を」
赤面しつつ彼は自分の行為に驚いていた。服をはだけた姿でいきなりキスしたのだから当然なのかもしれない
でもそれは私の理性も同じだった。でも貪欲な快楽がそれを押さえ込んでしまっていた。
ファーストキスの余韻に浸りながらも、両手でマイスのベルトを外し、ズボンを下ろしていく。
そして露わになった局部を、口で一気にくわえ込んだ。
「うぁっ、ソフィアさん、一体…あぁっ」
舌を動かすと口の中でペニスがそそり立つ。彼が感じていることを知り、なんだかうれしくなる。
そのまま舐めていくと、その激しさにマイスが喘いでくる。
「はぁっ、何でこんなっ、くっ…」
それを耳にしてなのか、秘所が再びむずむずしてくる。
手を再び持ってきて触れると、さっきあれだけ出したはずなのに再び愛液があふれてくる。
それでも体は欲情していた。
口を離し、彼のモノを局部に持って行く。

彼が、欲しかった。
全身が、彼を求めていた。

183 名前:氷原に咲く花(2)6/6:2010/04/11(日) 14:03:51 ID:wMZw0/yY0

179 名前:氷原に咲く花(2) 6/6 ◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 22:42:37 ID:Up1/Hp8Q
「ソフィアっ、何でこんな…」
マイスが何か言おうとしたが、それに耳を貸さずに二つを重ね合わせた。
「ああっ!!」
秘所が熱さに触れるだけで体から力が抜けていくような気がした。
手の時とは違う刺激が体を走ってゆく。
ぬちゃぬちゃと表面をいじるだけでもう限界だった。
このまま、一つになりたかった。
彼が、欲しかった。
そんな思いを頭に満たしつつ、一気に貫こうとした。

「ソ…フィア…」
いっぱいになった頭にマイスの声が響いた気がした。
はっとして顔を見ると、快楽か辛さで顔を歪めつつも、こちらをじっと見ていた。
「…もう…止めて…くださいっ」
その目に光るのは拒絶の光。
一瞬にして理性が打ち勝ち、思考が冷静になった。
「…私…は……」
私は何がしたかったのだろう。
こんな事をしてまで彼を自分のモノにすることだろうか。
「……違う…」
そうじゃなくて私はマイスの……
先ほどまでの興奮が冷め、頭を罪悪感と恥ずかしさが満たしてしまう。
…彼を傷つけてしまった。
もう、それだけで限界だった。

気がつくとソフィアは外に出ていた。はだけた服を手で押さえ、その目は涙で濡れていた。
一体私はどうしてしまったのだろうか。
どれだけ自分を責めても、どれだけ後悔しても何も元に戻らなかった。
「…ううぅっ」
いつの間にか降り出した雨が服を濡らし、その寒さが身を刺してソフィアをずたずたにしてゆく。
内外からの痛みが全身から全ての感覚を奪い去ってゆく。
このまま、消えてしまいたかった。
彼にもう会いたくなかった。それ相応のことを自分はしてしまったのだ。
だからもう…
薄れ掛けた視界の中に誰かが現れた気がしたが、もうどうでも良かった。

fin.


180 名前:◆aHD.RoWhdo :2009/12/27(日) 22:58:01 ID:Up1/Hp8Q
伸ばした上にさらに伸ばしたような感じで申し訳ないです。
後エロ描写がgdgdになってもう嫌だorz
多分おそらく次で決着が付くはず……かも。

実を言いますとこれはTake2です。
初めにソフィアがしてあげる話を作ったのですが、それだと一話に比較して性格が変わる上、
2話連続でエロを書く羽目になりそうだったので書き直したのがこれです。
それでも最初に挿入予定だったのが性格変化を抑えるのに変わりましたが…
まあ結局のところ自慰+逆レイプなので素直にやった方が良かったなと後悔している部分もありますが(^^;)
ものすごく暴走してるし。

ちなみに冒頭でペルシャの話が出ていますが、オミットした1/6に当たります。
ただネタな上完全にスポットが彼女に当たるので、番外編として明日ぐらいに投稿したいです。

年内に3話は書きたいな……

184 名前:氷原に咲く花(3)1/7:2010/04/11(日) 14:06:58 ID:wMZw0/yY0
376 名前:氷原に咲く花(3) 1/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/17(日) 19:10:17 ID:N1Sj9cZ80
「うん…」
目を擦りながら上体を起こす。
外はまだ暗かった。察するに大体起床時間の1時間前と言ったところだろうか。
また横になろうと思ったが、眠れそうにないのでそのまま起きることにした。
ここ2日、ずっとそれが続いていた。

マイスが「それ」に遭遇してから、一度もソフィアに会っていなかった。
男という性から来るものなのか、記憶を失っていようとも彼女の行為が何を指すかは分かっていた。
叫び声を聞いて飛び込んだ部屋での強引なキス、それに続くフェラ、そして…
でも本当は全く理解していなかったのかもしれない、だからあの時追えなかったのだろう。
彼女に襲われたという事実より、何も出来なかった自分が悲しかった。
…それでも、自分はなにもしなかったのだ。
必死に忘れようとして畑仕事に精を出し、鍛冶の素材収集にずっとダンジョンの奥地にこもっていた。
確かに仕事に集中することでその間は忘れることが出来た。
ただおわった後、自分が逃げているという事実か激しく襲ってきていた。
夜、ちゃんと寝付けないのもきっとその性なのだろう。

着替えて畑に降りると、いつの間にか降り出した雨が作物を潤していた。
作業の無くなったじょうろをしまい、ゆっくりとはしごに腰掛けた。
ここに初めて連れられたとき、自分はとても不安だった。
記憶を無くした上、見ず知らずの土地に放り出されて辛かった。
だから早く街の一員になりたくて交流を深くし、悩みなどを解決し、住民達の迷惑となったモンスターをおとなしくさせていく内に、
いつの間にか有角人と住民を仲を取り持つことになってしまっていた。
多分それで自分もようやく街の一員になれたと思っていたし、事実その通りだと思う。


185 名前:氷原に咲く花(3)2/7:2010/04/11(日) 14:07:26 ID:wMZw0/yY0
377 名前:氷原に咲く花(3) 2/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/17(日) 19:11:14 ID:N1Sj9cZ80
でもそれしか頭になかったからなのかもしれない、
彼女の思いとかそういうものに何一つ気付かなかったのは。
「はぁ……」
…もう、考えるのはよそう。
このまま考えても結局自分は何も出来ないのだから。
そう思うことで、気持ちを楽にさせることにした。

「あら、おはようございます。」
梯子を登った彼を出迎えたのはエリザだった。
「朝からお疲れ様ですね」
「…え?」
大樹にすむようになってから住民達が遊びに来ることがあり、彼女もその一人だった。
でもこんな早朝に来ることは初めてだった。
「この部屋、ぬいぐるみ以外に鉢植えなんておいてもいいんじゃないんでしょうか?
花なんかも店でそろえていますよ」
「…どうしたんですか、こんな朝から?」
やっとの事で落ち着き、疑問を口にした。
「…あら、理由は分かっているのでは?」
彼女は驚いているようだったが、目は違っていた。
「……はい」
おそらくエリザは自分が何もしなかったことについて来たのだろう。
「ごめんなさい…」
自然に声が漏れた。

186 名前:氷原に咲く花(3)3/7:2010/04/11(日) 14:08:15 ID:wMZw0/yY0
378 名前:氷原に咲く花(3) 3/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/17(日) 19:16:23 ID:N1Sj9cZ80
「…そう言えば、」
そのまま目線を落として黙っていると、エリザがつぶやいた。
「今日お父様と一緒に都に泊まりに行くんですの。
良い食材が手に入ったのでグルテンさんも腕を振るってくださるそうです。」
初めは彼女の言っていることの意味が分からなかった。
それでも少し考えると彼女の真意が分かった気がした。
「…じゃあそろそろ戻りますね。昼には出かけますから」
そう言ってエリザは部屋から出て行こうとした。
「…あのっ!」
振り向いたエリザに何か言うべきだと思った。場を用意したお礼か、ここまでさせてしまった事に対する誤りか…
「…ありがとうございます」
結局、言えたのはそれだけだった。
それでも彼女に気持ちは伝わったらしい。
「…よろしくお願いしますね」
彼女はそう言って雨の中に去っていった。

昼だというのにドンチャコス邸はひっそりと静まりかえっていた。
家主が出かけているのだから当然なのだが、マイスはここにまだいると確信していた。
エリザが去ってからどうするのか悩んでいた。自分が何をすべきなのか考えた。
でも結局は考える必要なんて無かった気がした。
自分のやることは決まっているのだから。

187 名前:氷原に咲く花(3)4/7:2010/04/11(日) 14:08:50 ID:wMZw0/yY0
380 名前:氷原に咲く花(3) 4/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/18(月) 11:14:17 ID:PHaUJdR20
ゆっくりと階段を上っていき、部屋の前に立つ。
中に人がいる気配は感じなかったが、彼女がそこにいると信じていた。
「ソフィア」
ゆっくりと部屋主の名前を呼ぶ。
しばらくの間をおいて中からか細い声が帰ってきた。
「…帰らないで」
それが逆の意味であったとしても引き下がるつもりはなかった。
だけども部屋に無理矢理はいるつもりも無かった。
逃げかもしれないけども、これが自分の決意だった。
「ソフィア……ごめん………」
決断したはずなのにいざ立つと言葉が出てこなかった。
それでも必死に言葉を紡いでいく。
「…僕が……何も……気づけなくて……」
本当は彼女が大樹の家に泊まったときに気づくべきだったのだ。
それなのに自分は
「…一人で…考えてみて……」
ずっと悩んでいるだけで、
「何も…できなかったけど……」
逃げてばかりだったけど、
「……だから」
向き合わなくちゃいけないと知ったから、
「…………」
……何なのだろう
ここで何を言わなきゃいけないのだろう。でも何を?
甘い言葉を言うべきなのだろうが、なんだかそれを言う自分が許せなかった。
「…っ」
無言で壁をたたく。結局自分は何も出来ないんじゃないかというなさけさが身を苦しめていく。

「……ごめん」
ふと聞こえた声に顔を上げると、いつの間にかドアが開いていた。
数日ぶりに見る彼女の顔は少し窶れ、目元が赤くなっていた。
「…マイスっ」
もう考える必要はなかった。胸に飛び込んできた彼女を強く抱きしめる。
それだけで十分な気がした。

188 名前:氷原に咲く花(3)5/7:2010/04/11(日) 14:11:29 ID:wMZw0/yY0
389 名前:氷原に咲く花(3) 5/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/19(火) 22:40:58 ID:RdGscJS50
…そして、今マイスはベットに座っていた。
ソフィアは「ちょっと待って」だけ言って席を外していた。階下から水温が聞こえるからシャワーでも浴びているのだろう。
何を待つのかを知らないわけではなかったし、いくら記憶喪失だとしてもこの先どうなるかは予想が付いていた。
そしてそれに対しても覚悟が出来ていた
「………」
…訳ではなかった。意識してしまい顔が赤くなる。
それでも、もう考える時間はなかった。
「……」
いつの間にか戻ってきた彼女が体を預けてきた。
服を着るのがもどかしかったのか、ごわついたバスタオルを纏っているだけだった。
さすがにここまでされて、止まるつもりはなかった。
ソフィアの肩に手を当て、そのままベットに押し倒した。

「ふぁっ、ひぁ、あぁんっ」
バスタオルの上からゆっくりと胸を愛撫する。
布一枚隔てているのにソフィアは強く感じているようだった。
それでももどかしく感じるのは、男の性なのだろうか。
「…ソフィア、ごめん……」
一気にタオルを剥がして、今度は直に刺激を与えていく。
「はんっ、あああぁぁぁんっ!」
先ほどよりも激しい喘ぎに一瞬ためらいそうになったが、
「……もっと、お願い……」
ここで止めるつもりはなかった。

189 名前:氷原に咲く花(3)6/7:2010/04/11(日) 14:12:12 ID:wMZw0/yY0
390 名前:氷原に咲く花(3) 6/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/19(火) 22:41:27 ID:RdGscJS50
ゆっくりと顔を乳房に埋め、優しく突起を舐め上げる。
「ひんっ、あんっ、あああああぁんっ」
乳首に当たる刺激と手の愛撫に喘ぎがさらに激しくなってくる。
そのまま胸に刺激を与えながら、ゆっくりと右手を下ろしていく。
「んんっっ!? あああああああああぁぁぁぁぁっっ!」
「んちゅ…ここ、すごく濡れてるね…はむっ」
彼女の愛液でぐしょぐしょになった秘所をゆっくりと指でなぞる。
そのまま陰茎を摘んだりしながら弄んでいく。
「はあぁっ、ああんっ、ああああああ…」
「…ソフィア、もう……」
手を動かしたまま乳首から口を離し、そのまま唇を重ね合わせた。
「んちゅっ、ちゅっ……」
彼女に舌を入れると、そのまま絡み取られていく。
その感覚に局部に力が入っていくのが分かった。

服を脱ぎ捨て、自分の大きくなったモノを割れ目に押し当てる。
「…ソフィア……」
「早く…挿れて……お願い」
確認するつもりだったが、彼女はもう待てないようだった。
背中に回された腕が体を一気に引き寄せる。
「くっ…」
愛液が充分だったおかげで意外とすんなりと入ったが、それでも膣の締め付けに一気に達しそうになってしまった。
そしてそれは彼女も同じだったらしい。
「ひあああああああぁぁん!!」
目を瞑って絶頂に行き着かないように必死に耐えていた。
もう彼女の身を案じてられなかった。
「いくよっ…」
体重をかけて一気にペニスを押し込んだ。
「んんっ、あああああああああああああああああああああぁぁ!!!」
破瓜の傷みにソフィアが悲鳴を上げる。
「…大…丈夫……?」
激しく締め付けてくる肉の感触に耐えながら彼女のみを案じようとする。
「……大丈……夫…だから…早く……動いて…」
目に涙を溜めながら、それでも必死に笑顔を取ろうとする彼女を覚悟を見て、躊躇いは起きなかった。
彼女を痛くしないようにゆっくりと体を動かしていく。
「ああああぁぁっ、はんっ、あんっ…」
動かしていくにつれ、彼女の声が痛みから快楽に変わっていくのが分かった。
「あああっ、マイスっ、もうっ、ああんっ」
「ソフィア…僕も、もうっ」
自分ももう限界だった。一気に奥に突き立ててそこで全てを放出する。
「ああっ、ああああああああああああああ!」
叫び声を聞きながら、彼女の中に精液を出す快感に身を酔いしれた。


190 名前:氷原に咲く花(3)7/7:2010/04/11(日) 14:12:51 ID:wMZw0/yY0
391 名前:氷原に咲く花(3) 7/7 ◆aHD.RoWhdo :2010/01/19(火) 22:42:01 ID:RdGscJS50
そのまま体を重ねて気分を落ち着けていく。
昼間だというのに体力の殆どを消費した気分だった。
だから、ソフィアが動き出したときには驚いた。
「…ソフィア?」
彼女は息を荒くしながらもゆっくり体を動かしてマウントポジションに移っていく。
「…もっと、欲しい……」
そのまま上半身を上げ、全身で動き始めた。
「はうっ…」
今放出したばかりだというのに膣内で擦られる感覚にまた勃ち始める。
体力がないと思ったのに体はまだ元気らしい。
結合部を見ると桃色に染まった液があふれ出し、見る間にそれが赤くなっていった。
彼女の顔を見るとなんだか苦しそうだった。
「…ソフィアっ、無理はしない方が……」
心配して声を出したが、彼女は制止するどころかさらに動きを増した。
「あんっ、…痛いけど、マイスに…気持ちよくなって…、はんっ、もらいたいから……それに」
ソフィアの表情はなんだか悲しそうだった。
「…私…一人じゃ……マイスがいなきゃもう…」
…そういえば前に聞いたことがあった。インヴァエル川に咲く花は自己を崩壊させることで新たな命の床にするらしい。
つまりその花は独りで生きていけるのだ。でも人は……
「…大丈夫ですよ」
誰かと一緒にいるから生きていける、だから自分は…
「…僕は……くっ」
…冷静に考えていたはずなのにもう全身が快楽に支配されていた。
そしてソフィアももう限界のようだった。
「…ああっ!!」
僕たちは二度目の絶頂を迎えた。

彼女を、まもっていこう。
倒れ込んできた彼女を抱きしめながらそんなことを思った。

fin


392 名前:◆aHD.RoWhdo :2010/01/19(火) 22:51:49 ID:RdGscJS50
2話から大分伸びましたが、ひとまず決着が付いたと言うことで。
相変わらずgdgdですorz

2回あるのは2話であんなだったソフィアが1回で満足するとは思わなかったのでつい。
反省はしていない 後悔はしている

後2話ほど(婚約ネタとか3Pとか)ネタがあるのですが、忙しいので暇を見つけながら
無い需要のシアSS書きながら(結構好きなんだけど)書ければいいかなと。
とりあえず今は余裕があるので3話後日談書こうかなと思っていたりします


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