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■ 牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part3
1 名前:
名無しさん@カブ好き
:2010/12/16(木) 12:08:48 ID:/V8c1xwI0
牧場物語・ルーンファクトリーのエロSSを書く、もしくは、エロ画像を貼るスレ。
初代、2、HM、ミネなか、3、WL、しあ詩、コロステ、ルーンファクトリー1〜3、
キミ島、やすら樹、新作等、牧場物語かルーンファクトリーならば何でもOK
基本ルール
・なるべく sage進行。気分次第でage
・荒らしが来たら寝て過ごす
・スルーするのもオトナの態度
・作品を投下する時はトリップ推奨
・オリキャラが入る場合、シチュやカプリングが特殊な場合には
最初or名前欄に注意書きをしてホスィ
投稿された小説保管スレ【ルーンファクトリー関係】 Part1
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1260502709/
投稿された小説まとめ【本家牧場物語関係】Part1
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1261283314/
http://red.ribbon.to/~farm/
その他リンクは
>>2
以降
【新牧場物語】ルーンファクトリー総合Part144
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1291379704/
前スレ
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1275897578/
関連リンク
公式ホームページ
http://www.bokumono.com/
牧物キャラの絵師、まつやまいぐさ氏のHP
http://www5e.biglobe.ne.jp/~marucome/
ルーンの絵師、岩崎美奈子氏のHP
http://homepage2.nifty.com/g-e/
764 名前:
お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 ニ日目
:2011/04/19(火) 02:26:54 ID:Uxqs3oLb0
途中で投げてなんかない。
ないったら。
ごめんなさい。
765 名前:
お留守番 エリスとエリスとラグナのお留守番 ニ日目
:2011/04/20(水) 00:34:27 ID:RGw7zrtJ0
やべ、言い忘れてた。
二日目終了。
m(_ _)mごめんね。
766 名前:
チー
◆4zPNxIYG0w
:2011/04/20(水) 08:21:59 ID:A3LagPq20
乙です
(^皿^)b よかったです!
767 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/20(水) 09:03:37 ID:+Sp4ULMo0
とりあえず乙
768 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/20(水) 19:29:31 ID:+Sp4ULMo0
(331KB)
[削除]
ペタ
769 名前:
小さいドラムカン
:2011/04/21(木) 23:46:53 ID:IcDbv+4c0
どうも、ドラムカン本体の弟です。
先日、兄が腹痛を訴えまして病院に行ったら胃腸炎だと言うことで入院するはめに…
しかしマイスと女将の一日の原稿は受け取ってあるので投下したいと思います。
連絡が遅れ、申し訳ありませんでした_(._.)_
770 名前:
マイスと女将の一日
:2011/04/22(金) 00:04:20 ID:ecMiAuP10
ではさっそく投下します
771 名前:
マイスと女将の一日
:2011/04/22(金) 00:31:59 ID:ecMiAuP10
・ ・ ・
三秒間の沈黙後…
「な、なななな何言ってるんですか!?!?」
聞いた本人の東雲さんも真っ赤になっている。
「だ…だから聞いたままどす……好きな人がいるかいないか…」
最後の方は消えるような声で呟いた。
「え、…そりゃ…その…」
「どうなんどす?」
東雲さんが顔を近づけ額同士が当たりそうな距離になる。
「いなくは……無いです…」
東雲さんです、とは口が避けても言える訳が無く・・・
「誰どすか!?」
東雲さんは目を見開いてから更に質問してきた。
「そ、それは秘密です!!!」
僕は慌てて答えた。このままでは勢いで貴方です、と言ってしまいそうだった。
「そうどすか……」
どよ〜ん…擬音で表すならこれが一番なくらい東雲さんの周りの空気が重たくなった。
「あ、あの…」
僕は何とか空気を直そうと何か言葉を言おうとした瞬間・・・
いきなり東雲さんが僕に抱きついてきた。
「し、東雲さ……!?」
僕が途中まで言うと東雲さんは自分の唇を僕に押しつけてきた。しかも抱きつかれた拍子に押し倒され馬乗りにされているので動こうに動けない。
「東雲さん…ちょっと!!」
772 名前:
マイスと女将の一日
:2011/04/22(金) 00:48:35 ID:ecMiAuP10
しかし東雲さんは自分の腕を僕の首の後ろに廻し抱き寄せた。
「んぅ…!!」
結果、再びキスされてしまったのだ。
東雲さんの唇は柔らかく弾力を帯びていた。僕の上に乗っているので長い黒髪が垂れさらに僕の胸に東雲さんの大きく実った…ゲフン!!何でも無い…。とにかく一瞬でキスの主導権を取られてしまった。
このまま少し時間がたった後・・・
「………。」
東雲さんがゆっくり顔を離す。
「……。」
僕も東雲さんも黙ってしまった。しかしすぐに東雲さんが口を開いた。
「明日…ポストを確認していただけますか?」
僕は頷き、まだ生暖かい唇にキスの実感を残し旅館を出た。
・次の日の朝・
僕は起きたら畑仕事より早くポストを開いた。
「やっぱり……」
中には『伝えたいことがあります』とだけ書かれた紙が入っていた。
僕は、指輪……では無く東雲さんの為に作った簪の入った眺めの箱を持ち旅館に走り出した
〜Fin〜
773 名前:
小さいドラムカン
:2011/04/22(金) 00:57:47 ID:ecMiAuP10
はい…兄の代理で投下しました。兄はまた新しいのを制作中らしいですね…(他人言ww)まぁ、普通の文だったなぁ…兄には悪いが…皆様の意見は前向きに検討します。かなり長引いてしまいすいませんでした
774 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/22(金) 01:01:34 ID:IzW9up1U0
乙乙
聞きたいんだけどメモ帳機能とか使ってないの?
775 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/22(金) 01:40:11 ID:rnVZYPeE0
おちゅ
776 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/22(金) 05:23:17 ID:NDlSOGvL0
乙なんだけどさ、流石に言い訳が酷過ぎる。
消厨モロ出しとしか思えん。
良い年した人間なんだから言っていいことと悪いことの区別くらい付けようぜ
777 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/22(金) 11:52:07 ID:rnVZYPeE0
兄がぁ〜弟がぁ〜社員寮の友達がぁ〜(ry
↑の言い訳をするのは大抵構ってちゃん。
放置したほうが吉よ
778 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/22(金) 12:03:59 ID:8XyAoknG0
(265KB)
[削除]
>しかしマイスと女将の一日の原稿は受け取ってあるので投下したいと思います。
原稿まで書いてしっかりした書き手はこんな半端な投下はしない。
最低でもテキストエディタにまとめるぐらいは基本的にする。言い訳せずに堂々と投下した方がいい
ま、どうでもいいや。
画像でも張っておこう
779 名前:
ドラムカン
:2011/04/22(金) 18:19:15 ID:ecMiAuP10
イエスサー!次からは堂々といくっす!!
しかし話が思いつかない…
780 名前:
ミツハーシー
:2011/04/22(金) 21:33:15 ID:QPN+z0z10
誰でもイイのでルーンファクトリーオーシャンズのアゼル×命をお願いします!
781 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/22(金) 22:01:06 ID:rnVZYPeE0
ここは依頼スレじゃないんだが
782 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/23(土) 00:00:07 ID:URGf8By5O
とりあえず無駄なコテハンをやめろと。
そして見苦しい工作をするなと。
やたらと馴れ合うなと。
どうにも迷いこんでくる子供が増えた印象だな。
783 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/23(土) 00:50:55 ID:YkjWSXKd0
和気あいあいとした雰囲気は嫌いじゃないけど人が寄り付かない空気にはなっているしな
本当に18歳以上は何人いるのだろうか……
784 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/23(土) 12:51:30 ID:cMXUJBBo0
画像でも何でもいいから
ネタレスしたりしてネタ投下するしかないね
785 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/23(土) 12:53:26 ID:dF+P3S110
18歳以上というよりこれはネットマナーの問題
やたらネット初心者が紛れ込んでいるような気がする
786 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/23(土) 12:58:20 ID:nB/QBrCH0
sageがあるかどうかでSSの読む読まないの判断をしている俺がいるw
787 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/23(土) 23:47:34 ID:SBkiHLTT0
まあ「ルーンファクトリー」「エロ」で検索すると高確率でここにくるしね
最近空気悪くて皆さん投下し辛いんじゃないかな・・・
788 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/24(日) 01:21:31 ID:QiyVtzKO0
人が増えてSSが増えたのは良いこと
人が増えれば変な人も増える。これ真理。
そんな神経質にならないで今まで通りスルーするなり注意するなりでいいと思うよ
789 名前:
3以外クリアできなかった人
:2011/04/25(月) 00:08:09 ID:sV/PqFMY0
まぁー・・・
随分と荒れてるようで・・・
790 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/25(月) 00:46:47 ID:WnspS0GZ0
荒れてるか?
普通の流れだと思うが
791 名前:
3以外クリアできなかった人
:2011/04/25(月) 00:53:35 ID:sV/PqFMY0
まぁ・・・たしかに普通といっちゃえば普通っすが・・・
あきらかに書き込みはすくなくなってますよね。
流れに乗ってるときより。
792 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/25(月) 11:01:51 ID:WnspS0GZ0
流れが無いなら作ればいいじゃない
793 名前:
お留守番
:2011/04/27(水) 00:19:58 ID:U6pohWOe0
やっぱsageはあったほうがいいか・・・。
じゃあ付けとくか・・・。
794 名前:
カプ厨
◆tRZTXyhvWw
:2011/04/29(金) 22:45:47 ID:+Xz9OIdu0
>>707
パーフェクトガイドに水着(二次絵)とウェディング姿(3D)載ってましたよ。
さて、私も書き手の一人として所謂“馴れ合い”の雰囲気を作ってしまった責任があると思います。
すみませんでした。
そこで、過度な馴れ合い防止のために私から書き手さん方にいくつか提案したいと思います。
あくまで提案です。強制ではありません。
・自己紹介や近況は書かない
・他の書き手さんへの感想をレスするときはコテを外し、名無しの一人としてレスする
・過度な謙遜をしない
以上です。私も皆さんも牧物・ルンファク好きの同士です。
これからもどうか仲良くSS書いたり読んだりできたらと思います。
また、ふたごSSずっと放置していてすみません。
795 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/29(金) 23:00:55 ID:N+mTcAVp0
ふむ・・・確かに妥当だね。
796 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/30(土) 00:33:43 ID:0g2krLn/0
了解。
過度な謙遜は控えることにします。
797 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/30(土) 01:56:02 ID:4hDzUpZ90
いいんじゃない?
必ずしもこれに従う必要はないけど意識しとくといいかも
798 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/30(土) 02:21:34 ID:EC4gvhxm0
どうしても話たかったら作者専用のスレを建てるとか……
これも荒れそうだな
799 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/30(土) 02:58:49 ID:O+urEed20
過度な馴れ合いは確かに要らないけど、それじゃ2ちゃんから独立した意味があんまなく感じる
800 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/30(土) 18:51:39 ID:v0uKP/zO0
とりあえずエロパロの話しようぜ
801 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/04/30(土) 21:20:18 ID:NIsXFrkL0
新規も入りやすくするなら
>>794
を意識するようにするといいんじゃないか
ところで
このシリーズはロリがいつも一番可愛いのは仕様ですか?
802 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/01(日) 12:30:55 ID:T6wyPpd70
全体的に貧乳キャラが多いのがこのシリーズのいいところ
803 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/02(月) 08:13:56 ID:w83lAoxn0
そろそろ爆乳要素も欲しいところ
804 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/02(月) 18:02:05 ID:absMsiU/0
やっぱり貧乳がいいと思うところ
805 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/02(月) 20:16:39 ID:IDe3u8L7O
えっ?2chから独立したの?初耳なんだけど
806 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/02(月) 22:36:44 ID:w83lAoxn0
おいおまえら・・・
美乳を忘れてもらっては困る
807 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/02(月) 23:17:53 ID:AQIEymz00
歴代シリーズでの巨乳キャラっていうと
1…タバサ
2…アリシア
F…セルフィ
3…ペルシャ
O…リリ
って感じか? 異論は認める
808 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/03(火) 08:59:17 ID:VFnZkFZR0
貧乳じゃないか
巨乳ならダリアさん一択
809 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/03(火) 18:44:51 ID:0sEYCCZm0
ダリアさんの胸見るために水着姿で何度もレインボーさせたのは俺だけじゃないはず
810 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/03(火) 21:19:07 ID:VFnZkFZR0
巨乳を愛すものなら誰もが通る道ですな
811 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/03(火) 21:32:04 ID:2PgFiVzE0
>>809
同志よ!
812 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/04(水) 03:55:22 ID:fiiPI8G/0
>>809
よう、俺。
813 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/04(水) 08:28:46 ID:D1KjH34s0
女風呂に何度も凸したのはいい思い出です。
814 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/04(水) 09:37:29 ID:ekb8cSWb0
ペルシャと結婚
↓
いつでも男湯
↓
女湯に向かって釣り
↓
(゚Д゜)みんな水着・・・
815 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/04(水) 11:10:21 ID:kBieydIA0
やるやるw
816 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/04(水) 11:11:52 ID:D1KjH34s0
今だから言うけど女風呂に向かって釣りのコラ画像を作ったのは私です。
817 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/05(木) 03:34:17 ID:qv5MpdXx0
アゼル「エレナっ…暖かくて…すごい締め付けられるッ…」
エレナ「そ、そんな…恥ずかしいからいちいち言うなバカ!」
アゼル「うん…すっごく気持ちいいよッ…もう我慢出来ない…っ」
エレナ「えっ…もう出しちゃうのか?」
アゼル「くっ…中に出すぞ…ッ…!!!」
アゼル「ふぅ…エレナ、すごく気持ちよかったぞ」
エレナ「なんか褒められてるのか複雑けど、それはよかった」
アゼル「このラブドール型ゴーレムがあれば、俺もう一生童貞でいいや」
818 名前:
アゼル×セーラ
:2011/05/05(木) 17:58:48 ID:SVk9BouO0
RFOのアゼルとセーラの和姦です
819 名前:
アゼル×セーラ
:2011/05/05(木) 17:59:15 ID:SVk9BouO0
「アゼル〜Hしよ?」
「? ああ、いいよ」
アゼルとセーラの連日セックス記録更新中である。
結婚してから初夜の日からずっと…官能の虜になってしまったのだ。
とりあえずひとっ風呂浴び、夕食から戻ってくると、部屋のダブルベッドに枕が二つ、その上にセーラが寝転がって待っていた。
「準備だけは良いんだな」
ポリポリと頭をかくアゼルの前で。
「だけってなんだよだけって〜。それよりもはやくシようよ〜」
彼女の辞書に、我慢という文字はない。
「はいはい」
セーラの手を取って抱き寄せる。唇はやはり小さくて、乱暴に吸えば溶けてしまいそうな気がした。
軽く舌を絡め、寝巻の胸元に手を忍ばせて優しく揉みほぐす。それだけで、もうセーラは陶然としていた。
「はぁ、はぁ……やっぱ気持ちイイね」
セーラは自ら帯をほどき、寝巻を肩から滑り落とす。その下には何も着けていない。恥じらいのなくなったセーラは、両手で、胸元と股間を隠そうとはしない。
「やっぱり綺麗だな。セーラって」
その手を握って、アゼルはセーラをベッドの上に組み伏せた。
肌は、意外と肌理細かい。しかしいったん触れると、男としてはもう止まらない。
乳房は、指を沈ませても容易に押し返す。
指先でさすり、舌先で転がしてやると、二つの桜桃は容易に屹立していった。
「んああっ……アゼルに触られたとこ、すごく熱い……」
アゼルは、身体を少しずつ下にずらしていく。
なだらかな下腹部の先、恥毛に何の手も加えていなかった。伸びるに任せ、濃密な草むらを茂らせている。
「は、はやくっ……さわって」
小さく体を震わせ、ため息を漏らすばかりである。
820 名前:
アゼル×セーラ
:2011/05/05(木) 17:59:49 ID:SVk9BouO0
ビスマルクにも見せたことのない彼女自身がさらされるのだから当然だろう。
草むらの下、はみ出しの少ない花弁をそっと指先で開く。初々しい桜色の内部粘膜が見て取れた。
小さな肉豆を中心に、セーラの中心を可愛がる。
優しくして、しすぎることなどない。
「はふうっ!? やあっ、あっ……?」
敏感なところに指が行くたび、セーラは腰をくねらせ悶えた。
さらなる快楽を――アゼルは顔をセーラの股間に埋めた。
セーラのことだから、今夜のことを考えてしっかり洗ってある。
だが、セーラの女の匂いに誘われるように、アゼルは鼻先をこじ入れる。
舌先が、花弁を舐め上げ、舐めおろす。ご馳走にありついた、犬か猫のように。
「ええっ!? なっ……んはぁ、いっ、んんっはうっ! やっぱ、……気持ちいい……あうっ」
両手でアゼルを押しとどめようとするが、媚粘膜から生じる疼きはセーラの抵抗を着実に奪っていく。
花弁に、徐々に蜜がにじんでくる。アゼルは貪欲に飲みほしていくが、飲みきれない分は布団に透明な染みをつけていた。
セーラは乳を自ら揉みしだきながら、震える太腿でアゼルの頭を押さえつける。彼女も徐々に、快感を味わっているのだ。
もっと彼女を乱れさせたい。その一念で、アゼルは舌を動かし続ける。
当然彼女の顔を見ることはできないが、セーラは潤んだ瞳で天井を見上げ、口の端から涎まで垂らしていた。
「あっあっ、ダメぇ、真っ白、真っ白にいぃぃっ!」
訪れる絶頂の予感に悩乱しきりだった。
「アッ、ア――ッ!!」
目尻から随喜の涙をこぼし、声を上げて、セーラの裸身がビクビクンッ、と弓なりに硬直する。
しばらくは声も出ず、荒い吐息が口から漏れるだけだった。
「だ、大丈夫か。そんなに激しくするつもりはなかったんだけど…」
セーラの愛液をぬぐうのも忘れ、さすがに心配になったアゼルがセーラを抱き上げ声をかける。
やっぱり失神は心臓に悪い。
「う、うん……でも…いいよ…すっごく気持ちいい」
821 名前:
アゼル×セーラ
:2011/05/05(木) 18:00:37 ID:SVk9BouO0
アゼルの腕の中で、セーラは告げる。
「アゼルにも…シたい」
アゼルの股間は馬鹿正直に反応していた。
アゼルはベッドの上に、足を投げ出して座った。その股ぐらに、全裸のセーラが四つん這いになって顔を寄せる。当然目の前には、天井を向いてそびえる男性自身が。
「はむっ……んんっ、大きくて、熱ぅい……」
セーラは懸命に口唇愛撫奉仕する。その健気さと淫靡さがもたらす快感は、これまで経験したこともないほどだった。
「ひもちいい………?」
唇が、舌が、早くも雁首の周囲をついばみ、這い回る。裏筋を何度も、ぬめったものが上下した。
背筋に小刻みに震えが走り、その快電流は脳髄まで一気に駆け抜ける。つつしみのない倅は、鈴口から我慢できないとばかりに涎を垂らす。
「あ、ああ……って、正直、やばい」
「じゃあもっとするね」
セーラが見上げてくる。そして手でしごく。思いっきり。
「はみゅ、ちゅば、じゅるっ!……あむうっ」
口内深くまで飲み込み、舌を閃かせる。
「……っ!!」
尿道を駆け上がるたぎりに気付いた時にはすでに遅し。健康な男の健康な欲望が、ついぶちまけてしまう。
「んっんんん――っ……!!」
目を白黒させながら、それでもセーラは口を開けない。少しもおいしくなどない精液を、残らず飲み干してしまった。
「ふう、ふううっ…………苦っ」
「苦って…いつも好きで飲んでるだろ」
「まあね〜」
とか言いながらも一度出したくらいで、アゼルの激情は収まりを見せない。
再び、アゼルはセーラを組み敷いた。ヘソを叩く男根を、セーラの秘裂にあてがう。いつも快活な顔に、この時ばかりは緊張と怖れが浮かんだ。
「セーラ」
「いつでもいいよ……」
822 名前:
アゼル×セーラ
:2011/05/05(木) 18:01:25 ID:SVk9BouO0
アゼルはもはや何も言わず、己の象徴を打ち込む。竿先がめり込み、潜り込む。
「ひっ……! うぅっ……!」
セーラがアゼルの背中に爪を立て、しがみつく。
そっと抱きしめてから、腰を動かしていく。セーラの孔はやはり天にも昇るような味わいだった。細かい襞が肉竿全体を歓待するかのように擦れる。
狭く、温かな膣内はいつまでもひたっていたいと思わせるものだった。
「ひう! あ、くぁあ」
セーラはうめき声を上げる。繋がっていて気持ちいいという状況が、二人の胸を満たす。
「くうっ! うぅ……わ、……い、いい……」
「相性がいいんだな、俺たち」
「そう…だね…んぁ」
アゼルは心地よさについ腰遣いを速めてしまう。自分の下では腰遣いに合わせて、乳が上下する絶景のおまけつきだ。
セーラの胎内に、本日二度目の精を放つのも時間の問題だった。セーラの背中に腕を回し、がっちりと抱きしめる。
セーラも自ら唇を重ね、腰を押しつける。ひときわ大きな突きが、セーラの最奥を突き上げ――歓喜の爆発は起きた。
「セーラ、セーラぁっ」
「凄い……熱いのいっぱい……溶けちゃう……アゼルと、溶けて……ああ!」
感極まったセーラの目尻から、熱い水が堰を切る。そのあとしばらく言葉も出ず、二人は繋がったまま、貪るように互いの舌を絡めていた。
アゼルの腕を枕に、セーラはむにゃむにゃと眠っていた。
絶頂の後も後戯のたびに悶えるセーラを見ていると、我慢できなくなりそうだったが、あまり負担はかけられない。
(おやすみ、俺の奥さん)
そう思って、アゼルも眠りについた。
823 名前:
アゼル×セーラ
:2011/05/05(木) 18:02:44 ID:SVk9BouO0
二人っきりで遊んでも得られなかった充実感
二人でこうやって身体と身体でつながってから心も繋がっている様な充実感を得られるようになった。
数ヵ月後
いつも元気なセーラの顔が急に青ざめていた。
吐き気もひどくなりしばらくはまともに食事すらできず、毎日「うう…」しか声が出せなかった。
アイリスの診察してもらったら、セーラは妊娠していた事がわかった。
つわりも治まってきたころの事。
二人の家で食事していたこ時の事だった。
アゼルはいつも見ているセーラとちょっと違って見えた事に気づいた。
(なんか…前より大人っぽくなった?)
女として成長していくセーラを見て、少し嬉しくなったアゼルだった。
終わり
824 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/05(木) 19:56:40 ID:zxVUBy0W0
乙!
せーらは触り心地よさそうだよね
825 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/05(木) 21:07:27 ID:2hnOHOtA0
乙
セーラか・・・いいな
826 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/05(木) 22:11:33 ID:kZElhrGf0
何でセーラ人気少ないんだろうな
取り敢えず乙!
827 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/05(木) 22:37:39 ID:3DO2jpBo0
( ゚∀゚)o彡°セーラ!セーラ!
828 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/06(金) 13:31:51 ID:x1icU9Im0
GJ!!オーシャンズネタでまたお願いします。
829 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/06(金) 15:01:20 ID:Cxsu7xeE0
乙。
そろそろまた誰か保管してくれないかな
830 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/06(金) 16:04:02 ID:4JxydLzs0
>>5
にwikiがある
次スレのテンプレに忘れずに追加ね
831 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/07(土) 16:11:27 ID:pedjvFFc0
新しく開発した惚れ薬を実験がてら街の男衆に盛るマリオン
ところが薬の効き目が予想以上に強く、全員にマワされることに
なんてのを妄想中
マリオンと薬にまつわるネタって、意外と少ない?
832 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/07(土) 17:28:19 ID:Ar5jkvl80
あまりにもないから、俺たちに注射が打たれる
833 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/08(日) 16:46:58 ID:WTgLOVRV0
アイリスにZOKKONとかラブ飲みドリンクのレシピ与えたら絶対作りそう
で、いざとなると飲ませていいか迷って結局飲ませる、みたいな
834 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/08(日) 19:27:39 ID:axhXN3in0
思えばドリンクひとつで人の感情が意のままなんだからすばらしい世界
835 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/12(木) 08:13:13 ID:gWLANb/N0
愛のドーピングです
836 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/15(日) 22:38:06 ID:KpXL1JJ30
新しいのがまったくこないから小ネタ系のものでも投下してもいいのかな
837 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/15(日) 22:49:59 ID:Sce48RnZ0
どうぞどうぞ
838 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/16(月) 15:50:47 ID:OOnALTmo0
むしろそういうのを待ってましたよ
839 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/16(月) 22:48:01 ID:l1EKspNN0
とりあえずオーシャンズのギャグっぽいものを考えついたんで近々投下します。
840 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/17(火) 00:57:47 ID:IbYIbuSi0
ルンファの作中にありがちなことをSS風にまとめたものを投下します。
先ずはOネタで
841 名前:
オデットの憂鬱
:2011/05/17(火) 02:18:01 ID:IbYIbuSi0
ここはフィーニス島の聖カルーデル教会、そこで島でただ一人のナースである
宿屋シスターズの三女アイリスは教会の一室で診療所を開いている。
そこに、シスターズの次女オデットが訪ねてきていた。
「今日はあんまり人来ないわね、いないにこしたことはないけれど」
オデットがベッドに腰掛けながらカルテの整理をしているアイリスに声をかけた。
「そうですね、オデット姉さんは今休憩中ですか?」
「夜に出す料理の下ごしらえを終えたところよ。ところでアゼルとはどうなの?」
「毎日診療所に来てくれるけど、別にこれといったことは……」
顔を真っ赤にしながらアイリスはもじもじと答える。
アイリスはアゼルのことが好きなのだ。どうやら一目ぼれらしい、
そんな妹のすがたをみてお腹いっぱいなオデットが机に目をやると
きれいなトイハーブが花瓶にささっていた。
「ははーん? その花瓶にある花、アゼルからもらったんでしょ?」
ボフッとアイリスの頭から湯気が立ち上った気がした。なんだか可愛いので
もう少しいじめてみようとオデットは思った。
「他にも色々ともらってるんじゃないの?」
そう聞いたところで診療所のトビラが開いてアゼルがやって来た。
「こんにちはアイリスってオデットもいたのか」
「いちゃ悪い?」
適当に軽口を言い合うとアゼルはアイリスのところにあるいていった。
アイリスに用があるらしい、もしかしたら妹が意中の人にプレゼントを
もらって赤面するところを見れるかもしれないと思ったが……
「ど、どれになさいますか……ッ!」
残念、どうやらただの買い物だったらしい。いつものようにアゼルの前だと
会話がぎこちなくなる程度だ。
つまんないのと顔そむけたところでオデットは衝撃的な光景を目にした。
「薬草は10Gになります……」
「10Gな。そしてほれ、プレゼント」
「んな!?」
オデットは我が目を疑った。今起こったことを説明しよう、アゼルはアイリスから
今しがた買った薬草をそのままアイリスにプレゼントとして渡したのだ。
普段デリカシーのないアゼルの行動もここまでくればフォローのしようがないもの、
これならいくらアイリスだって……
「アゼルさん//(買ってまで私に薬草をくれるだなんて)」
「んなわけあるかあ!!」
妹の未来が心配になりましたbyオデット
842 名前:
オデットの憂鬱
:2011/05/17(火) 02:21:04 ID:IbYIbuSi0
おしまいです。買ったものをその場でプレゼントにするのってシステム的に
仕方ないですけど、ちょっとひどいですよね(笑)
843 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/18(水) 13:49:15 ID:PVSev4vL0
>>842
乙です
あるあるw
他にも、依頼のお礼でもらったアイテムを他の子にあげたりとか
844 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/18(水) 21:15:09 ID:53Q+UkvJO
冬の感謝祭なんかもらったチョコそのまま渡しても喜ばれるからな
845 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/18(水) 23:19:25 ID:/iaBLSKH0
あるあるww
こないだトゥーナからフリマで太陽のペンダント買ったあとさらっと渡したww
それはそうと
>>842
乙
846 名前:
お留守番 マイス一家番外編 ラスク×クルルファ×あーん
:2011/05/18(水) 23:30:56 ID:b+sxa9gd0
エリス?
ごめんなさい違います。
マイス一家番外編です。
注意事項
・エロなし。
・ラスク×クルルファみたいな?
「クルルファさんはマイスの嫁なんだよぉ!」
っていう方々はスルーしてください。
847 名前:
お留守番 マイス一家番外編 ラスク×クルルファ×あーん
:2011/05/18(水) 23:57:37 ID:/iaBLSKH0
ラスク「〜♪〜♪」
クルルファ「どうかしましたか?」
ラスク「あ、クルルファさん。
新作のチョコレートケーキが出来たんだ。」
クルルファ「へぇー……これがそうですか……美味しそう……。」
ラスク「……良かったら食べる?」
クルルファ「い、いいんですか?」
ラスク「うん。
良かったら感想を聞かせてよ。」
クルルファ「はい!
私で良ければ!」
ラスク「それじゃ、あーん。」
クルルファ「Σふぇぇ!?」
ラスク「どうしたの?
早く食べないと落ちちゃうよ?」
クルルファ「いや……その……でも……///」
ラスク「……食べないの?」
クルルファ「いや……その……い、いただきます……///」パクッ
ラスク「どう?
おいしい?」
クルルファ「は、はい……おいしいれふ……///」
ラスク「あははっ!
良かったぁ。」
クルルファ「……///(あ、味があまり分からない……///。)」
一方その頃マイス一家は。
トゥーナ「……まいすぅ……。」
マイス「足が痺れてきた……。」
絶賛膝枕中でしたとさ。
848 名前:
お留守番 マイス一家番外編 ラスク×クルルファ×あーん
:2011/05/19(木) 00:01:21 ID:v8A8RY9G0
エリス?
あまりの自分の遅筆さに絶望した。
でもおじさんはめげないぞ……!
というわけで携帯から失礼したです。
もしもしは帰ります。
849 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/19(木) 21:07:23 ID:WBFc2f2v0
>>841
なんかピクシブの漫画で似たようなやつあった
850 名前:
麗しの変態魔神
:2011/05/23(月) 02:24:46 ID:huC5TfFr0
GJ!!! ラスク&クルルファって組み合わせはイイですね。甘いもの好きだし、ゲーム内で接点は少ないけど、気は合いそうだよね。
851 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/24(火) 12:13:57 ID:uesPdnmm0
某ダイヤモンドの指輪を作ってる最中のガジさんに思い詰めた顔&全裸で抱き着くトゥーナ
「トゥーナ?!」「お願いガジ、あたしを見て…」
で、そのまま鍛冶場にてトゥーナの釜でガジさんの自前の刀を精錬
ってのを妄想してみた
852 名前:
小ネタファクトリー3
:2011/05/25(水) 22:22:09 ID:i9dhLONQ0
>>849
確認しましたがマジでそっくりでした・・・orz
オデットの憂鬱にひき続きルンファ3の小ネタっぽいのを投下します。
853 名前:
小ネタファクトリー3
:2011/05/25(水) 23:10:50 ID:i9dhLONQ0
・鉄千輪愛好家シアさん
シア「マイスさんには何か好きな食べ物はあったりします?」
ある日のこと、マイスが花屋で買い物をしているとシアが唐突に聞いてきた。
マイス「基本的に何でも大丈夫ですよ。お金がないときはタケノコを生でバリバリと
いきましたから。シアさんはどうです?」
シア「ウフフフ、私も実は結構いけるくちです。私のオススメはこれです♪」
そういってシアが笑顔で取り出したのは刺々しい形の花・・・
もとい 鉄 千 輪 である。
シア「意外に見えるかもしれませんけどお花も食べられるんですよ。
ステキですね♪」
マイス「これだけは言わせて下さい、毒花のチャームブルーも封印効果のある
ランプ草もいいです。でも鉄千輪だけはやめませんか?」
シア「そんなわけないですよ。美味しいですよ鉄千輪」
バリバリムシャムシャと鉄千輪を噛み砕くシアの姿にマイスは三日うなされたという。
・草食系男子?
カリン「ねえ、おもったんだけどさ」
出荷物の回収に来たカリンが作業中のマイスに話しかけた。
カリン「マイスってモコモコと人間のハーフなんだよね」
マイス「そうだけど?」
カリン「もしかして雑草とか牧草とかを食料にしてたりするの?」
マイス「いくらモコモコになれるからってそれは・・・」
カリン「ふぅん、そうなんだ・・・(マイスが都会で流行の草食系男子だとおもったのに・・・)」
ちょっぴりがっかりしたカリンであった。都会への道のりはまだ遠い・・・
854 名前:
小ネタファクトリー3
:2011/05/25(水) 23:14:13 ID:i9dhLONQ0
おしまいです。結婚後シアさんが鉄千輪をわたしてくることに
衝撃を受けたマイスはきっといっぱいいるでしょう
855 名前:
麗しの変態魔神
:2011/05/26(木) 01:03:50 ID:Pd+5U9Rv0
同感。シアさんってミストさんと重なる所があるよね。天然な所とか。
856 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/26(木) 02:37:16 ID:v/D4FSk/O
オーシャンズでエレナ×アゼル投下します。
エロは控えめ、ギャグオチです。
857 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/26(木) 02:38:17 ID:v/D4FSk/O
「おーいアゼル!」
早朝のアゼル宅、エレナがいつも通りにノックもせずに上がり込んだ。
「実は内緒で作ってたゴーレムヘッドが完成したんだ。ユミルに取り付けてもいいだろ?ていうかもう取り付けちゃったんだけど…」
ベラベラと一人でしゃべるエレナだが、答えが返ってこないことに気付く。
「アゼル?」
見てみると、ベッドのシーツがこんもりと膨らみ、規則正しく上下している。
「なんだよ、また寝てるのか」
いつもならもう起きている時間を見計らって訪ねたのに、珍しいこともあるものだと一人ごちる。
「おーい、アゼル。起きろよ。朝だぞ」
シーツの上から揺さぶってみるが、起きる気配はない。
それならと、シーツを剥がそうと手を差し入れた時に、アゼルの腕に触れた。
「…?」
その感触がいつもと違うことに首を傾げ、エレナはゆっくりとシーツをめくる。
「う、うわあああぁっ!?」
直後、叫び声を上げながら壁まで後ずさる。
よほど疲れているのか、それでもアゼルは起きない。
「な、な、なんで裸なんだよ!?」
シーツから出たアゼルの上半身は、一糸まとわぬ姿となっている。
858 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/26(木) 02:38:48 ID:v/D4FSk/O
予期せぬ事態に、エレナの頭は一瞬でパニックを引き起こした。
(おおお落ち着けエレナ!こういう時は、エネルギー変換の公式を暗唱するんだ!!)
ブツブツと難解な数式を唱え始めるが、目線はどうしてもアゼルの裸体に釘付けにされてしまう。
男の体なんて、兄のジェームスで見慣れているはずなのに。
アゼルの引き締まった胸板や、双剣や農具を振るう力強い腕から目を離すことができない。
ふと、ついさっき触れてしまった素肌の感触を思い出し、エレナの顔は真っ赤になる。
(触っちゃった…エレナ、アゼルの裸に触っちゃったんだ…)
これまで冗談を言い合ったりの延長で、アゼルの背中を叩いたりしたことはあったけれど、それはもちろん服の上から。
素肌に直接触れたことなど、今まで一度もなかった。
(アゼル、まだ寝てる…よな?)
熱に浮かされたようにボウッとした頭で、エレナは眠るアゼルに引き寄せられる。
(もっと、アゼルの体を見たい、触りたい)
ベッドの端に片膝を乗せる。
ギッと耳障りな音がして一瞬焦るが、アゼルはまだ起きない。
859 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/26(木) 02:39:38 ID:v/D4FSk/O
間近で見るアゼルの体は、無駄がなく均整がとれていて、普段心酔しているどんなゴーレムの姿よりも、エレナの心を掴んで放さない。
緊張と興奮で震える手で、アゼルの腕に触れる。
アゼルの腕の筋肉は、硬質だが確かな弾力でエレナの指を押し返す。
「あったかい…」
思わず声を漏らしてしまう。
アゼルの体温を感じたことで大胆になったのか、エレナの手は次にアゼルの胸板に伸びる。
慎重に左胸に手を乗せると、ドクドクと脈打つ心臓の鼓動が感じられた。
(アゼル…アゼル…)
エレナの小さな左手が、ペタペタとアゼルの胸を触っていく。
弾みで、乳首に触れてしまう。
「ぅん…」
アゼルが小さく呻いたのを聞き、エレナは腕をすぐさま引く。
しかし、アゼルは眉を寄せたものの、再び寝息を立てはじめた。
念のためアゼルの顔を覗き込んで確認する。
(よかった…起こしたかと思ったよ)
その時、エレナは自分とアゼルの顔が至近距離にまで近付いていることに気付いた。
(アゼルの顔、こんなに近くで見るの初めてだ)
瞳が伏せられたアゼルの顔は、少年のようにあどけなく、今まで見てきた男らしい体とは不釣り合いだ。
そのアゼルの唇とエレナの唇は、今わずか数pしか離れていない。
エレナの心臓が、一際大きく跳ねた。
(アゼル…)
エレナはそれが自然であるかのように目を閉じて、アゼルの唇に自分のものを近付け…
「やっほ〜アゼルちゃん」
「そこでソニアに会うてのぉ」
「くぁwせdrftgyふじこlp」
860 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/26(木) 02:40:25 ID:v/D4FSk/O
「? あれ、エレナちゃんだ。どうかしたの?」
奇怪な声を上げてベッドから飛びのくエレナを、突然の来訪者パンドラとソニアは不思議そうに見つめている。
「ち、違くて!ユミルが、起きなくて、裸で、アゼルは、シーツ、エレナは!!」
「何を言うておるのかわからん」
頭から煙でも噴き出そうなほどに混乱したエレナの支離滅裂な言い訳を、パンドラは冷たく切って捨てた。
「あれ?アゼルちゃんまだ寝てるんだ。…あれ?」
「うわあぁぁソニアァァーっっ!」
上半身裸でシーツがめくられたまま眠るアゼルと、そこにいた自分…
これはエレナにとって言い逃れなどできない状況である。
「ごごごごめんなさい!」
「もう、アゼルちゃんたら、またやってる」
「……はい?」
床にヒビが入りそうな勢いで土下座するエレナに気付かず、ソニアはベッドのそばにあったアゼルの上着を拾い上げる。
「昨晩ってちょっと暑かったじゃない?」
「…そうなのか?」
夜通し鍛冶を行うことが多いエレナは、外の気温の変化にも気付けないことがままある。
「アゼルちゃんは、寝てて暑くなってくると寝ながら服を脱いじゃう癖があるの。
エレナちゃん、知らなかったから驚いちゃったでしょ」
「あ、うん、まあ…そう、そうなんだよ、あははははー…」
エレナは無理矢理笑顔を浮かべ、乾いた笑いで誤魔化す。
861 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/26(木) 02:41:01 ID:v/D4FSk/O
「まだ起きないみたいだし、私出直すね」
「お、おう。じゃあな!エレナもすぐ帰るよ」
ソニアが玄関のドアを閉めるのを見届けると、エレナはドッと肩を落とした。
「ハァ…一時はどうなるかと」
「ほんに、ソニアがボケボケの天然娘で助かったのう」
「いやまったく、なんつーか死を覚悟した−」
「ほう、そんなやましいことをしておったのか?」
エレナの頭の片隅に存在を追いやられていたパンドラが、腕組みをして冷たい目で目の前に立っていた。
(魔王降臨ーーーっっ!!)
「少し前からおったわ!」
パンドラのツッコミは、魔王らしくエレナの心でも読んだのだろうか。
「さて、それではここでなにをしておったのか、一部始終を聞かせてもらうぞ」
パンドラの目がギラリと光った。
(ま、まずい…!今のパンドラは人を殺せる!
下手を打てばセレッソの樹の養分にされる!)
−『…今年のセレッソの花は、一段と鮮やかデスね』
『ダークエルフの国には、セレッソの樹は根本の死体から血を吸って花を咲かせるという伝説が…』
『もう、メルプリン。そんな怖い話はやめてちょうだい』
『す、すいませんお嬢様』
『フフ、それデハ、そろそろお弁当にシましょうカ?』
『エレナ〜エレナ〜』
『あれは、ジェームスさん』
『エレナさんがいなくなってもう1年かしら…』
『あれから毎日、島中をエレナ探してさ迷ってるんだな』
『エレナ〜ど〜こだ〜おに〜ちゃんはこ〜こだぞ〜』−
一気に最悪の未来予想図がエレナの頭を駆け巡る。
「黙っておってはなにもわからぬぞ?エレナよ」
「う、うおぉぉ…」
一歩、また一歩とエレナに近づくパンドラ
絶望に声をあげるしかないエレナ。
(か、神様アゼルさま兄ちゃん様!誰でもいいから助けて…神様?)
「口を割りたくないのなら、体に聞いてみるしかないかのう?」
エレナは襟元に手を突っ込むと。
「魔王退散!!」
首にぶら下げていたロザリオの十字架をパンドラに突き付けた。
「ぬおわぁぁあっ!お、お主、いきなりなんということを…」
一瞬の隙を突いて、エレナは脱兎の如く逃げ出した。
(ありがとう兄ちゃん!兄ちゃんのつまんねープレゼントも役立つことってあんだな!)
「待たぬか!この卑怯者!」
パンドラもエレナの後を追い、アゼルの家を飛び出す。
「…んっ?」
アゼルが目を覚ましたのは、パンドラがドアを閉めた直後だったという。
862 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/26(木) 02:43:12 ID:v/D4FSk/O
以上です。男の体って書くの難しい。
863 名前:
名無しさん@カブ好き
:2011/05/26(木) 08:36:32 ID:y7Sda5SO0
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乙!
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