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■ 牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part4

1 名前:名無しさん@カブ好き:2011/08/12(金) 00:07:39 ID:FR754fqS0
牧場物語・ルーンファクトリーのエロSSを書く、もしくは、エロ画像を貼るスレ。
初代、2、HM、ミネなか、3、WL、しあ詩、コロステ、ルーンファクトリー1〜3、
キミ島、やすら樹、新作等、牧場物語かルーンファクトリーならば何でもOK

基本ルール
・なるべく sage進行。気分次第でage
・荒らしが来たら寝て過ごす
・スルーするのもオトナの態度
・作品を投下する時はトリップ推奨
・オリキャラが入る場合、シチュやカプリングが特殊な場合には
 最初or名前欄に注意書きをしてホスィ

投稿された小説保管スレ【ルーンファクトリー関係】 Part1
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1260502709/

投稿された小説まとめwiki
http://www22.atwiki.jp/ebmr/
編集は自由ですので、職人さん・一般の方問わず利用できます。

その他リンクは>>2以降

前スレ ルーンファクトリー総合エロパロ Part3
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1292468928/
関連リンク
公式ホームページ
http://www.bokumono.com/
牧物キャラの絵師、まつやまいぐさ氏のHP
http://www5e.biglobe.ne.jp/~marucome/
ルーンの絵師、岩崎美奈子氏のHP
http://homepage2.nifty.com/g-e/

110 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/01(火) 22:26:32 ID:Etz648ve0
>>108 この板の勢いの無さを見てみろ。調子に乗るのは大歓迎だよ

111 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/02(水) 18:44:49 ID:7kY1siHM0
>>109 >>110
ではお言葉に甘えさせていただきます

それじゃ、投下してみますね
因みに初投下です。よろしくお願いします。
以下注意書き
・つたない
・マナ×カイル
・エロ要素はあるけどあんまり上手くない
・とりあえずこの街に傘という概念は存在しない
・おい、どこの中二だ

112 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/02(水) 18:46:43 ID:7kY1siHM0
季節は秋。
カイルの家の畑には、大量の野菜が植えられていた。
しかし、その野菜達も今は大粒の水滴に身を打たれている。
そう、雨。
ざあざあと降り注ぐ雨は、台風程ではないが強いものだった。

「なんだかなぁ」

一人呟いたカイルの声は、雨の音に呑まれて消えた。
食料の蓄えは充分にある。
しかし彼が気にしているのは、村にたどり着いた自分に家その他もろもろを用意してくれた少女のこと。
そう、カイルは絶賛片思い中なのだ。

「一日くらい……うーん……でもなぁ……」

悩めば悩むほど想いは募るばかり。
そんな時、家の前でガタンという音が鳴った。

「……?出荷箱でも吹っ飛んだかな?」

さりげなく言ったようだが大問題である。
まあ何にせよ確かめよう、と勇んで向かった先に居たのは、

「マナ!?ちょ、びしょ濡れ……!」
「出荷箱……仕事、しなきゃ……」

見ればその瞳の焦点は合っていない。
支えた体は熱く、どうやら熱があるようだった。

「と、とりあえず上がって!」
「ご、ごめん……」

ああもう、何でこんな時に限って薬が無いんだ!
心の中で叫ぶカイルだったが、時すでに遅し。
カイルは濡れている(勿論卑猥な意味でなく)マナにタオルを渡し、ベッドに横たえる。

「えっと、とりあえず薬を買ってくる!ここで寝てて!」
「……ぅん」

掠れる声での返事を聞き届け、カイルは屋敷から出た。

113 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/02(水) 18:55:37 ID:7kY1siHM0
「そう。それは大変ね」

まるで他人事のように(実際他人事)ナタリーは言った。
カイルに薬を渡しながら彼女は続ける。

「ところで……彼女とは、どういう関係かしら?」
「ど、どういう?友達ですけど……」
「あなた……マナの事が好きなんでしょう?」

そこでカイルは出されたお茶を盛大に吹き出した。
この顔を「鳩が豆鉄砲を食ったよう」というのだろうか。

「ど、どうして!?」
「あら、本当だったの?こっちが驚きだわ」

うわぁ、墓穴を掘った。
そう思った途端に、またしてもとんでもない言葉が飛び出す。

「ところで、押し倒さないのかしら?」

再びむせるカイル。
当のナタリーは笑顔のままだった。

「……何言ってるんですかナタリーさん……?」
「だって、お年頃の男女が二人っきりよ?想像せざるを得ないじゃない」

淡々と述べるナタリーに、カイルは溜息をつくばかりである。
一気にお茶を飲み干し、病院を去る前にナタリーに一言、カイルは言った。

「それに、女の子はちょっと強引なほうが好きなのよ?」
「っ……!ナタリーさんの言うような事態にはなりませんから、安心して下さい!」

バタン!と強く扉を閉め、カイルは走り去っていった。

「ふふ……若いのは、良いことね」

ナタリーは一人、呟いていた。


114 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/02(水) 18:58:27 ID:7kY1siHM0
「ただいまー」

誰もいない……訳では無いが、静まりかえっている家に挨拶をするカイル。
ナタリーに貰った薬を持って、彼は階段を登っていった。
が、そこで異変に気付く。

「……マナ?」
「ん……ふっ」

カイルの部屋から、声。
それは聞き違えることもない、マナの声だった。

「マ――」
「んああっ!カイルっ……」

一人自分の部屋で嬌声を上げる想い人。
そこから連想される物は少ない。
それを見てカイルは、なんともいたたまれない気持ちになった。

(どうしよ……)

カイルは文字通り、そこから一歩も動けないで居た。
薬の袋を片手に、長考状態に入る。

(退くに退けない……でも、これ以上ここに居たら……)

彼に残された選択肢は、そう多くない。

(……こんな感じかな?)

1、このまま何食わぬ顔で部屋に突入。あとはノリでなんとかしよう。
2、超速効で引き返す。あとはノリでなんとかしよう。
3、このままここで行為を覗き続ける。あとはノリでなんとかしよう。
4、押し倒す

(4ってなんだよ4って!てか他の選択肢もロクなの無いし!)

だが、その時カイルの前に第5の選択肢が現れた。
ばさり、とカイルの手から薬袋が落ちたのだ。

(マズ――)
「カイル……?」

そう思ったが遅く、
マナは扉の隙間からカイルを見つめていた。


115 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/02(水) 19:02:07 ID:7kY1siHM0
データが消えている……だと……
……申し訳ありません、出直してきますね

116 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/03(木) 07:36:00 ID:rxkBja7a0
じらしプレイ……だと……?

117 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/03(木) 16:58:15 ID:jNbzXmHB0
ひとまず乙

118 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/08(火) 21:10:04 ID:g65jTG8s0
>>115、早く来てくれ!俺の聖剣が限界だ!!

119 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/11(金) 23:32:16 ID:aZ4OSwFU0
 _n_n_
(<●><●>)
〔  A 〕
>>115ひとまず乙。
そろそろ来て来れ
  

120 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/11(金) 23:32:51 ID:aZ4OSwFU0
 _n_n_
(<●><●>)
〔  A 〕
ジラシもながすぎるとキツイな


121 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/12(土) 16:58:55 ID:ZpBzsAAS0
見直してみたら二回書き込んでた
スマン

122 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/12(土) 21:22:12 ID:va7DP+fX0
なんかこの板クレクレが多すぎね?
こんなんじゃ書き手さんの書きたい意欲が湧かないだろ
aa使うバカも出てくるし

123 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/13(日) 21:07:41 ID:juFyW5v+0
>>122 クレクレが多いのは確かだけどAA位は別によくね?

124 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/14(月) 00:29:15 ID:oQdsA/8H0
>>122
確かにクレクレは多いが何故AA使っちゃ駄目なんだ?
AAが無きゃ花も無いし、俺はそれも立派な作品だと思うが…。

125 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/14(月) 21:58:47 ID:z/NbflR20
aaで無駄に容量使うなってことじゃない? 
このスレ過疎ってるから心配いらんと思うが……。
クレクレは弁護しようもないけど。なんで此処はクレクレ多いんだろ?
エロパロ板や創作系の板から来た人が少ないからマナーを知らないとかかな

126 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/14(月) 22:57:10 ID:z5TpMEvu0
AA自体は構わんが、意味不明な変なAA使うぐらいなら
せめてルンファに関連したAAとかにしてくれ

せっかくAAのまとめスレッドだってたっているのに
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1263177624/

127 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/15(火) 23:16:36 ID:axEm/JZ+0
すまん、テスト用で適当に組み合わせて作っただけなんだわ。


128 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/19(土) 08:42:46 ID:z0jL+ilj0
寂しいなこの板

129 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/19(土) 14:04:11 ID:zRh1l0sX0
4が出るまでの辛抱だ

130 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/20(日) 21:17:25 ID:rjVwuu+90
遠いな・・・

131 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/21(月) 19:18:07 ID:rj3z1dcF0
来年に延期されたんだよなぁ……4

132 名前:名無し:2011/11/22(火) 09:45:08 ID:e4YiGzDW0
今日も男レンタル♪d(´∀`*)グッ★ http://ylm.me/index.html

133 名前:age:2011/11/22(火) 09:46:30 ID:t3NNEJ470
女ヤッて金もらえるの?(ノ゚Д゚)ノシ$ http://gffz.biz/

134 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/24(木) 22:59:28 ID:AM4Kar0z0
つらいな

135 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/25(金) 13:12:38 ID:V6P7mixI0
耐えるんだ、ここにもいつか光が差すさ

136 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/25(金) 17:20:52 ID:mDCDa/Hi0
運営仕事してくれ。

137 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/26(土) 16:49:05 ID:+S0tIZ3Z0
耐えるだけってのも退屈だし
ルンファ4のことでも予想しない?

138 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/26(土) 22:32:25 ID:tSdeoS3i0
前作との絡みがあるといいな、オーシャンズでアネット出演はまさに俺得だった

139 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/27(日) 07:29:39 ID:az/chNVk0
あばばばば

140 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/27(日) 07:35:04 ID:az/chNVk0
俺はルンファ5のことを考える。

141 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/27(日) 17:29:46 ID:hfT7Nhxr0
>>140
ルンファ5の発売前にPS3とかでルンファ出るだろうから
5は二年後だろうな

142 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/27(日) 22:54:53 ID:CUl2d25i0
次はなんだろうな
開拓地

と来たら?

143 名前:たか:2011/11/27(日) 23:25:29 ID:vI8t186L0
はじめまして

144 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/27(日) 23:38:41 ID:CUl2d25i0
>>143消防はさっさとブラウザ閉じて二度と書き込まないでね

145 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/28(月) 19:21:59 ID:ME5WBLyH0
まさかの空とか?
ルーンファクトリースカイ(RFS)みたいな?

146 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/28(月) 22:08:11 ID:Zjza1GJT0
宇ちゅ…いや、何でもない

147 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/28(月) 22:22:58 ID:UPh/8BkI0
空にどうやって町作るんだ・・・
・・・地底とかかね?
もしくは・・・
ガチで開拓地にするとか?
風呂はなんかフロンティアって感じしなかったし
町作るとかw

148 名前:ぷぅにゃん:2011/11/29(火) 06:56:19 ID:ZFKu/Wmf0
2chで話題のやつです(*´ω`)♪ http://ktjg.net/index.html

149 名前:名無し:2011/11/29(火) 06:57:55 ID:ZFKu/Wmf0
何でもする。舐めてあげるし。入れてあげる。(ノ゚Д゚)ノシ$ http://gffz.biz/

150 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/29(火) 16:00:42 ID:cg3QzzPb0
基地外が増えてきたな
スルースキル検定を実施するか

151 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/29(火) 16:42:23 ID:hilb9wZb0
>>150 いくらで受けれる

152 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/29(火) 16:44:58 ID:cg3QzzPb0
>>151無料。

153 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/29(火) 21:40:13 ID:hilb9wZb0
>>152 よし、受けよう

154 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/29(火) 22:10:41 ID:gtjU0KSg0
おk
以下ss投下数二つ以上になるまで継続
+1が最高で−1が最低
+1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 以下−10から−1
で一回基地害に反応ごとに−1
諸基地は+1
スルースキル検定実地

155 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/30(水) 00:00:37 ID:Xf6qiNO90
わかりづれえwww


156 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/30(水) 00:08:55 ID:C0k1dBgg0
まあ分かりやすく言うと
初期が最高点で一回ごとに一つ下がって20回基地に反応したら最下層だ

157 名前:名無しさん@カブ好き:2011/11/30(水) 15:48:33 ID:0fomqO3b0
おk。了承した

158 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/01(木) 17:59:20 ID:XARqgkYz0
雑談だけで1000レス埋まる悪夢を見た

159 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/01(木) 18:02:16 ID:+cr5EiJK0
雑談だけで1000行くとしても来年だな

160 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/01(木) 21:39:33 ID:6PM0nFNv0
ジワジワと進行してるからね

161 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/03(土) 11:55:07 ID:oihRX9ho0
http://sattsu.x.fc2.com/index.html

トゥーナの画像があるサイト

162 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/03(土) 12:09:47 ID:oihRX9ho0
http://novel.rosen7.jp/

トゥーナメインの小説サイト


163 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/04(日) 04:30:43 ID:uF2TfD1+0
一応俺は書いているけどな、ただ執筆速度が・・・

164 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/04(日) 07:31:39 ID:yvXo7SzL0
>>163 マイペースでおk

165 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/04(日) 08:12:52 ID:Rq9OpX8c0
書いてる人いるのか、楽しみだ

166 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/04(日) 11:25:55 ID:eaKvooPj0
ふと思ったんだけど、
ルーンファクトリーの世界の時代系列どうなってるんだっけ?
1→2→F→3→Oでいいんだっけ?

167 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/04(日) 12:52:01 ID:Rq9OpX8c0
それであってる

168 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/04(日) 14:53:18 ID:RHJTaxZ+0
Oの時点でタバサさん何歳だよ・・・
エルフだから関係ないか?

169 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/04(日) 19:16:15 ID:Rq9OpX8c0
上の画像があるサイトと小説があるサイトみました?

170 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/04(日) 19:52:12 ID:iAQqgNvO0
懐かしいな
自分も久々にss書いてみたりしても良いだろうか?

171 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/04(日) 21:29:40 ID:yvXo7SzL0
>>170 無論おk。むしろ書いて欲しい

172 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/04(日) 22:12:07 ID:iAQqgNvO0
んじゃ、近い内に性格が逆転したペルシャの話とおまけを投下させてもらうわ


173 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/05(月) 06:47:50 ID:1YvpWuNa0
>>172 wktk

174 名前:にゃん:2011/12/11(日) 12:59:25 ID:AbhQJZXq0
もっと欲しいにゃん♪d(´∀`*)グッ♪ http://gffz.biz/

175 名前:お留守番@トゥーナ編:2011/12/11(日) 16:05:00 ID:cmxhdXa00
帰ってきた。
が、書いてもよろしいのだろうか?

注意事項
※これは、マイス×トゥーナ
※キャラ崩壊
※久しぶりにもかかわらず低クオ
※いや、久しぶり故か

と、ゆうわけでちょくちょく書いていくよ!
いつも・・・通り?
こんなのはトゥーナじゃねぇ!って方はスルー推奨。




176 名前:ぷぅにゃん:2011/12/11(日) 16:09:00 ID:AbhQJZXq0
何でもする。舐めてあげるし。入れてあげる。(人・ω・)♂ http://gffz.biz/

177 名前:お留守番@トゥーナ編:2011/12/11(日) 16:33:49 ID:cmxhdXa00
本日のトゥーナは絶不調だった。
朝ごはんに作ったオムライスを焦がし、(ガジが全部食べてくれたが。)
昼にソフィアの家に遊びに言った時には何もないところで転んだり、
夕方作ったアクセサリーは漆黒に染まった。(要するに焦げすぎて炭になった。)

「はふぅ……。」

ため息をつきながら机に突っ伏す。
トゥーナ自身も、力が出ない事を感じていた。
それは何故か。
彼がいないからである。
いつも笑顔で鍛冶屋に来て、自分を見かけるとその笑顔をより一層輝かせる彼。
モンスターと人間のハーフである自分を受け入れてくれた彼。
正直に言うと、トゥーナは最近彼……マイスに会っていないのだ。
二日前に素材集めにダンジョンに潜ると言っていた。
風邪薬やら食料やら武器は愛用のレギオン一本のみで粘りの構えで出かけていった。
さらに言うと、トゥーナは自分の中にもう一つ未知の体内器官があり、
“マイス分”という、マイスの匂いやマイスの肌に触れる事によって摂取できる養分を定期的に摂取しないと、体調が悪くなるのだ。
なんだそれはと思う方もおられるかもしれないが、検証済みである。
通常であれば一時間触れる事で十二時間位もつが、それが今ではもう二日である。
体調が悪い云々の問題ではない。
その器官の名称は、“マイス臓”か“マイス袋”で悩んでいる。

「……さみしいよぅ……。」

どうやら幼児退化まで起きているようだ。
と、ここで良い事を思いついた。
マイスの家に行くのだ。マイスの家に行けば、マイスの匂いもあるし、マイスが帰って来た時も真っ先にお帰りといって抱きつく事もできる。
なんだか夫婦みたいだと思い浮かべ、頬が緩むのを抑えきれなかった。
思い立ったら即実行。
恋人の家にいざ行かん。
恋する乙女は止まらない。
マイスの家に行ってくる。と書置きを残してトゥーナは駆けだした。


178 名前:お留守番@トゥーナ編:2011/12/11(日) 17:33:50 ID:cmxhdXa00
「とうちゃく。」

モンスターの姿になったトゥーナがシアレンスの大木の前に舞い降りる。
何故ひらがななのか。幼児退行はまだおさまらないようだ。
トゥーナは人間に戻ると、遠慮も無しに家に入っていく。

「……おじゃまします。」

部屋は比較的きれいに整頓されていた。
散らかっていたらお掃除してあげようと思っていたトゥーナにとっては少しがっかりだった。
中心にあった椅子に腰掛け、テーブルに突っ伏した。

PM11:00
トゥーナは持参した卵等を使い、夜食にオムライスを作った。
朝のように失敗はしなかったので心から安堵した。
そして、それをたべながらドアの方を見る。

「まだ……帰って来ない……。」

トゥーナは心配になって来た。
あのマイスに限ってそれは無いと思った。
この間デートついでにタヌキをフルボッコにしていたのは記憶に新しい。
ふと、ベッドに視線が向いた。
ベッドは、綺麗に整えられており、傍らには日記帳があった。
トゥーナは吸い寄せられるかのようにベッドに行くと、そのままうつ伏せに倒れ込んだ。
めいっぱい息を吸う。
マイスの匂いで体中がいっぱいになるのを感じた。
洗われてしまったらしく、若干匂いは薄かった。
ここ最近は春だからかぽかぽかと暖かく、天気も良かったので出かける前に干して、取り込んだのだろう。
トゥーナは布団にくるまって息を吸う。
まだ、まだ、もっと。

「まいすがたりない……。」

とりあえず、枕に顔を埋めてみた。
めいっぱい息を吸う。
確かにさっきより少しばかり満足感は得られたが、足りない。

「……?」

と、ここでトゥーナの体に異変が起こった。
熱い。
体が熱いのだ。下腹部を中心に熱を帯びたようになっている。
何故熱いのか分からぬまま、そこに手を伸ばす。

「く……ふぅっ……!」

電気が走った。
そうか、これは発情だ。
トゥーナはそう結論付けると、手をどかそうとする。
が、

「……とまら……ないっ……?」

くちゅくちゅと自分の性器をいじる自分の手を止める事が出来ない。
白いショーツを少しずらし、直に性器に触れた。

「ふぁああっ!!」

快感の波が押し寄せ、トゥーナは頭が真っ白になった。

179 名前:お留守番@トゥーナ編:2011/12/11(日) 17:35:03 ID:cmxhdXa00
とりあえずここまで。
急いで続きを妄想します。
ごめんなさい。

180 名前:素人です:2011/12/11(日) 19:25:57 ID:AbhQJZXq0
2chで話題のやつです(´-ω-)♪ http://gffz.biz/

181 名前:素人です:2011/12/11(日) 19:26:36 ID:AbhQJZXq0
女ヤッて金もらえるの?(人・ω・)♂ http://ylm.me/index.html

182 名前:ぷぅにゃん:2011/12/11(日) 19:30:45 ID:AbhQJZXq0
お小遣いあげるからメールしておいで(人・ω・)♪ http://gffz.biz/

183 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/11(日) 20:17:48 ID:47vQDeTr0
>>179

俺も頑張る

184 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/11(日) 21:32:41 ID:6jvkI/Oo0
>>179 乙 この板、立ってから四ヶ月たつのにSS投下数が十個にも満たねぇw

185 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/11(日) 21:52:20 ID:h2p9+kde0

関係ないがトゥーナの親ってネイティブドラゴンよりも強いらしい。

186 名前:名無し:2011/12/12(月) 10:58:17 ID:7sm+OVDB0
べっ、べつにアンタのために教えるんじゃないからね!(人・ω・)♂ http://ylm.me/index.html

187 名前:名無し:2011/12/12(月) 11:03:12 ID:7sm+OVDB0
お小遣いあげるからメールしておいで(*´ω`)♪ http://ktjg.net/

188 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/12(月) 18:35:20 ID:vozvUhsr0
>>185
それって公式設定?

189 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/12(月) 19:36:34 ID:OGy9jSML0
>>185 ソースは?

190 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/12(月) 23:20:30 ID:NUA3DBoA0
オフィシャルメモワールに乗ってるとか

191 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/13(火) 00:27:26 ID:s/h2ol5gO
オフィシャルメモワール、プロデューサーインタビューより抜粋


‐3に登場するトゥーナは人間とモンスターのハーフですが、親モンスターの種族を教えてください。
はしもと:これはちょっとぼかしておきたいなーと(笑)。言える範囲で言うと、こちらの世界でまだ確認されてないモンスターです。はじまりの森には、まだまだ登場していないモンスターがたくさんいるので。まあフェニックスというか不死鳥に近いモンスターですね。本当はネイティブドラゴンとかに近い、もうちょっと高尚な、モンスターというよりもっと上位の存在ですが。

192 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/13(火) 07:45:30 ID:1PdI/JrF0
愛すべきトゥーナが話題になっている
嬉しい

193 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/14(水) 00:56:50 ID:ygmxAwVi0
女主かわえぇ

194 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/15(木) 10:39:38 ID:kvgvaOjr0
 失礼します
 >>93を書いた者ですが、Oのものが一応できたので投稿させていただきます。
 
・アゼル×ソニア
・自分以外の誰かに見てもらうのは初めてなので、
 低クオリティ覚悟お願いします。
・スルーなさってもかまいません。

では、お願いします。

195 名前:名無しさん@カブ好き:2011/12/15(木) 10:45:38 ID:kvgvaOjr0
 上、間違えました<(_ _)>どうやったら消せるんでしょうか?

訂正
 >>92を書いた者です
・アゼル×ソニア
・自分以外の誰かに見てもらうのは初めてなので、
 低クオリティ覚悟お願いします。
・スルーなさってもかまいません。

では、お願いします。


196 名前:アゼル×ソニア(1):2011/12/15(木) 10:47:35 ID:kvgvaOjr0
「ジョーのやつ、何の用があって俺たち呼んだんだ?」

<ヴィヴィアージュ小道>のセレッソの大木にもたれかかり、アゼルはぼやいた


昨晩偶然あったジョーに
「おまえも明日、大木に集合な!」
と言われたので来てみたが
当本人はまだ現れず、待ちぼうけとなっている


「もしかしてアゼルさんは何か予定があったんですか?」

「いや、特には。そういうビスマルクは雑貨屋はいいのか?」

「今日の店番は姉さんなので。ちょっと心配だけど………」

「最近はセーラもやることやってから遊んでるみたいだし、一応大丈夫なんじゃないか?」

「そうですね。それに今日はソニアさんも手伝いに来る予定ですし」


そう、アゼルとわかれたソニアは雑貨屋と宿屋の二軒もアルバイトをこなしているのだ

まあフィーニス島には三軒もアルバイトをしている人もいるのだが


「あいつ、元の身体に戻れたからって張り切り過ぎてないといいんだけどな」

「ソニアさんのこと心配なんですか?」

「ん〜?心配というか気にかかるというか。おれにとってあいつは妹みたいなもんだし」

「妹、ですか」

「口うるさい な。おれのすること全部に口出ししてきて、わかりきったことまで注意するように言ってくるんだ。心配性過ぎる」

ビスマルクはおかしそうに微笑んだ

「もしかしたらソニアさん、アゼルさんに同じこと考えて、誰かに言ってるいるかもしれませんよ」

「いや、そりゃないだろ」


197 名前:アゼル×ソニア(2):2011/12/15(木) 10:48:49 ID:kvgvaOjr0
***雑貨屋ツインズ***

「ッへぷしゅっん!!」

「あれ?ソニア 風邪?」

カウンターでけだるそうにほうづえをついていたセーラが顔を向ける

「朝 荷物貰いに港に行った時ジェームスから聞いたけど、大陸のほうは風邪が流行ってるらしいしきをつけたほうがいいよ」


ソニアは棚の商品の整理を続けながらセーラにこたえた

「うー 毎日しっかり睡眠とってるのにー」

「にゃははっ 流行に一番のりじゃん♪」

「そんな流行、のっても良いこと無いよ………」


「あ そうだ」

どこからかソレを取り出したセーラは、作業を終えたソニアにソレを放った

「マスク?」

「そっ」
「ジェームスさ、風邪が流行ってること知って
取引先に無理言って急きょ入荷したんだって」

「そうなんだ」

「しかも島の人に配ってまわるんだって」

「えっ!?それって大丈夫なの」

「ん〜 どうだろ?」


ジェームスは島の外からの商品を仕入れる貿易商の仕事をしている。
だが、あまり儲けは上手くいかないことがあり、赤字になることもあるそうだ


「なんでもエレナにゴーレムの注文が入ってるらしくってね」
「前に期限に間に合わせるために徹夜とかして倒れたことあったじゃんか
それで今回はかなりきをつかってるみたい。
無理はしてほしくない、って」

198 名前:アゼル×ソニア(3):2011/12/15(木) 10:49:30 ID:kvgvaOjr0
「じゃあ島の人に配ってまわるのは」

「エレナにうつったりしないようにだろうねー」


あの兄妹を思い浮かべた
いつもエレナをきにかけるジェームス
そのジェームスをうっとうしがるエレナ
でもエレナは自分のために頑張ってくれるジェームスを
本心でわ好きなんだと思う
そうでなければ彼が可哀想だ


「お兄ちゃん、か」

「あれ?ソニアにお兄さんっているの?」

「いないよ」
「ただ、ちょっとうらやましいかなって。そうやってきをつかってる人が」


するとセーラは微笑んだ
というより にやついた

「いるじゃんか、そういうひと♪」

「えっ?」

「アゼルだよ、ア・ゼ・ル!」

そのことばにソニアの思考は硬直する

「身体を奪われた少女!その身体を取り戻すためにモンスターと闘う少年!
二人の愛と絆の物語が今始まる!!」
「て感じで良いと思うよ〜」

「あっ…愛ぃ!?わたしとアゼルちゃんが!?」

「あれ 違う?」


セーラがさらにニヤつく
面白いオモチャを見つけたと言わんばかりに

「お兄ちゃん、って話しからアゼルちゃんにいくの!?
ただの幼なじみなんだから!」

「にゃははっ♪そういうことにしとこうか」
ニヤニヤ

「もう、変なこと言い出すんだから………」
(お客さんがいなくてよかった)


そこからの雑貨屋の業務はいつも通りだった

ソニアの赤い顔とセーラのニヤつき以外は

199 名前:アゼル×ソニア(4):2011/12/15(木) 10:51:38 ID:kvgvaOjr0
***ヴィヴィアージュ小道***

「悪ぃ 二人とも、遅れちまった」
アゼルとビスマルクに元気のよい声がかかる

「遅いぞ ジョー。今日は一体何の用だ?」

「フッフッフ、今回はトッテオキの情報だからって焦るなよ」
ジョーは得意げな顔をして笑う

「情報…ですか?」

「また、何か面白いものが沈んでいるかも、とかいった情報か?」

「いや、見える場所の情報だ」
アゼルとビスマルクは首をかしげたこいつは一体何が言いたいのか、と

「つまりだ………」
真剣な顔になったジョーその彼が放った言葉は

「のぞきやろうぜ!のぞき!!」

「おまえ また何言い出してるんだよ」

呆れるアゼル
不思議そうにするビスマルク

「以前そう言ったときは壁の一部が壊れていたから見れるかもって話しでしたけど」

前にもジョーが言い出したことがあったのだ
その時はアゼルのなかにいたソニアが阻止して終わった

「それがだな、見れる場所を見つけたんだ!」

「つまり、もうのぞいたのか」

「いや、ちょうど女湯には誰もいなかったんだ………」
ジョーは心底残念そうに肩を落とし、握りこぶしをつくる

「だから今日こそ見る!」


「確か今日は魚の需要が多いんだよな」

「はい、高く買い取りますよ」

「それじゃあちょっと釣りしに行かないか?」

「行きましょうかアゼルさん」


「オイオイ、オレの話聞いてくれよ」

200 名前:アゼル×ソニア(5):2011/12/15(木) 10:53:15 ID:kvgvaOjr0
「くそう!ビスマルクはともかくアゼルはわかってくれると思ったのに」

「いや そんなこと言われてもな………」

「そうか!!」
ジョーの目が見開かれアゼルを睨み付ける

「お前はソニアちゃんがいるからいいよな!どうだったよ、抱きしめた感触は!!」

「は?」


心当たりがないアゼルだが、うらめしい目を向けられる

一方ビスマルクは湯気がでそうなほど赤くなっていた

「ううっ オレみたいな寂しいやつはここで満足するしかねぇんだ!」

そう言い残し、ジョーは公衆浴場に駆け込んで行った

「いったい何なんだよ…」

本当に覚えがない、そんなことがあったのだろうか

そこに赤さが少しやわらいだビスマルクが声をかける
「もしかしたらあの戦いの後じゃないかな?」

「あの………?」

思い出した。
仮面のやつとの決戦
そこで取り返したソニアの身体
遥か上空から落ちていくなか、確かに抱きしめていた、が

「あれは落ちてどうなるかわからない状況だったからそんなこと考えてられないだろ」

「ですよね………」

ジョーもわかっていたはず、しかし、彼を何がかりたてているのだろう

201 名前:アゼル×ソニア(6):2011/12/15(木) 10:54:24 ID:kvgvaOjr0
二人は釣りをしに港へと歩いていた

「やあ二人とも元気かい?」

「おはようございますジェームスさん」

「ようジェームスどうかしたか?」

ジェームスは二人にマスクをわたした
「大陸のほうで風邪が流行ってるらしいから予防に配ってるんだ」

「へぇ ありがとう」

「もし心配なら教会で風邪薬をもらうといい
多めに作ってもらうように言っておいたから」

とても手のいきとどいた手配である
アゼルとビスマルクは感心した

「そういえばジョーを見なかったかい?
まだわたしてないんだけど」

「ジョーなら『のぞきをする』とか言い出して風呂に行ったぞ」

その時、ジェームスの表情が固まった

「そうか、じゃあちょっと行ってくるよ♪」

「お…おう………」

何故か殺気が放たれていた
いつも通りの爽やかな笑顔が不気味だ



そののち、港で釣りをしていたアゼルたちは見た

顔を赤くして怒りくるうエレナと
エレナのゴーレムに海に投げ飛ばされるボコボコにされたジョーを。

そして何故かジェームスも投げ飛ばされていた

202 名前:アゼル×ソニア(7):2011/12/15(木) 10:55:23 ID:kvgvaOjr0

***ヴィヴィアージュ小道(夕刻)***
[ソニア]


今日の雑貨屋の仕事がやっと終わった

あの後はというとセーラがことあるごとにアゼルの名前をだしてきたのだ

それもソニアに直接でなく買い物客との会話中などにだ

そしてこちらをチラリと見ニヤつくのである


それを乗りこえ仕事を終えたのだが体がだるいので教会に風邪薬をもらいに行っているのだが

(この道ってこんなに長かった?)

雑貨屋を出てから随分歩いたはずだが中々教会にたどり着かない


突然、ソニアの目の前から道が消えた

「あっ………!?」

赤みがかりはじめた空で埋めつくされた

そこで初めてソニアは自分が後ろに倒れていくのに気がついた

自然と目が閉じていった


衝撃、は意外にも感じなかった

だが、石の敷かれた道とは違う感触が


「おいソニア 大丈夫か?」

つい先ほどまで考えていたひとが逆さまで目の前に現れた

「ア、 アゼルちゃん!」

ソニアの意識が覚醒する
そして自分の背中を支えるかたちでアゼルに受け止められていることを知る

「な ななんでここに!?」

「風呂に入りに来た。
ソニアこそこんなところでなにフラついてんだ」

呆れ顔でいたアゼルだったが、なにかおもいたったように手を額へと伸ばしてきた

「熱っ!?おまえ どうして出歩いてるんだ!!」

真剣な顔になったアゼルは、抱えあげ走りだした
俗に言う『お姫様抱っこ』だ

すぐそばにアゼルの顔があった。それに目を奪われていた
が、気づく

(アゼルちゃん、教会そっちじゃない〜!)

203 名前:アゼル×ソニア(8):2011/12/15(木) 10:56:56 ID:kvgvaOjr0
***宿屋シスターズ 2階ソニアの部屋***
[アゼル]



「ふう こんなもんか」

アゼルはひとつ息をつく

寒くなく暑くなく、良い感じの室温
水分補給のための飲み物
あとはお粥ぐらいだろうか
「あのさ………」

「ん? なんだ?」

「わたし、風邪薬もってないんだけど」

「ああ、これでいいか?」

飲み物の横に風邪薬を置く
目をまるくし、ソニアは驚いていた

「風邪薬が嫌いなアゼルちゃんが、なんでもってるの!?」

「持っていけないのか?おれは」

確かに風邪薬は嫌いだが、呑んだほうが楽になるのはしっている。

流行りの風邪になったときのために買ったのだが
まさかこんなにも早く使うことになるとわ

「他になにかほしいものあるか?」

「ううん 十分すぎるよ」

「そうか?」
「もう、心配性すぎるよ」

ブォフッッ!?

「アゼルちゃん、どうかした?」

ふいてしまった

ビスマルクは予言者か
それとも、ソニアが以前にも言って、それを聞いていたのか…

午前中のできごとが思い出される
ビスマルクとの話しから、ジョーとの話しまで


(さっきソニアを抱えていったが感触は服の感触だったし、暖かかったのは熱のせいだし
いや、なんでおれ憶えてるんだ!?)

204 名前:アゼル×ソニア(9):2011/12/15(木) 10:58:30 ID:kvgvaOjr0
[ソニア]

まさかアゼルちゃんが風邪薬を持っているとは
アゼルの気づかいがとてもうれしいのだが

(自分を気づかってくれる人か………)

確かにセーラの言った通りアゼルはそうだろう
けれど、それは自分にもある幼馴染みの間柄での気づかいだろう

そう思って納得しようとするが、なにかモヤがかかった気持ちになる

「なぁ ソニア」

「えっ、あ うん 何?」

「明日もアルバイトあるんだろ?」

「あー そうだね」
明日は祝日ではない

「みんなに言っておかないと…」

「昔からソニアは風邪が長引くからな」

「せっかくアルバイトにも慣れてきはじめたばかりなのに」


「それでさ」

アゼルにしては珍しく自信なさげに言ってきた
「風邪は他人にうつすと治る、って聞いたんだが………」

「それ、わたしも聞いたことあるかも」

「なら おれにうつすしたらいいんじゃないか?」

「でも、そしたらアゼルちゃんが………」

「大丈夫だ。作物はモンスターに任せているし、おまえと違って予定ないから」


結局、アゼルの押しにおれて風邪をうつすことにしたが

「風邪をうつす、ってどうすればいいのかな?」

なにか聞いたことがあるような気もするが、思い出せない

「…キスとか聞いたことあるな………」

「えっ………」

「する…か?」

一瞬何を言われたのかわからなかった
しかし、理解するにつれてどこからかうれしさがわいてくるのに気がついた

205 名前:アゼル×ソニア(10):2011/12/15(木) 10:59:35 ID:kvgvaOjr0
[アゼル]

言ってしまった
自分で言うのもなんだが、なんと馬鹿なことを言ったんだ

内容のよりも、言ったことに対する恥ずかしさで顔が熱くなる

「な なんてな! うつす方法は他に」

「いいよ」

「………は?」

「アゼルちゃんならいいよ…キスしても」

潤んだ瞳で見つめてくる
その瞳になにもかも見透かされた錯覚に陥る

ベットに横になっているソニアのそばまで寄る

「それじゃあ………」

「…うん」

自分から言い出したことだが、きがひける
おそるおそる唇に近づく、そして

触れた

だが、あくまで触れるだけ
それでも心臓が頭にあるかのように鼓動を感じた

10秒 いや5秒、もしかしたらもっと短い間だったかもしれない
だけど離れるまでの時間はとても長く感じられた

いつのまにかアゼルの背中にまわされたソニアの腕に引き寄せられ
アゼルは倒れこむようにベットにのることとなった

そしてそのまま抱きしめられる

「どうしたんだよ」

「ちょっと寒気がするから温かくなりたいだけ♪」

そう言いもっときつく抱きしめてきた
こちらもソニアの背中に腕をまわした
ソニアは一瞬ピクリと反応したがその腕を受け入れた

206 名前:アゼル×ソニア(11):2011/12/15(木) 11:00:34 ID:kvgvaOjr0
ソニアのやわらかさを、ぬくもりを、息づかいを、
ソニアの全てを感じられた

それと共に、ソニアの全てを自分のものにしたいという欲求にかられた


「あのさ…アゼルちゃん………」

「ん?」

「えっと、その………?」

こちらの疑問に疑問を返された
しかし、その理由がわかった

自分のモノが戦闘状態となっていたのだ。
抱きしめ合う二人はさまれたところで


「いや、ちょっとソニアにみとれただけだ」

少し離れながらそう言うとソニアはまたいちだんと顔を赤くした

そこを狙ってもう一度唇をつけた

完璧な不意打ちにソニアの身体はこわばる
それでも半ば強引にキスを続ける

すこしするとソニアのほうから強くキスをしてきた


「………っぷはぁ」

長いキスが終わったとき
お互いの身体からは余計な力はぬけていて、
トロンと溶けているようだった
無論、例のモノは力いっぱいだったが

「アゼルちゃん」

「………………。」

「このまま…進んでみない?」

ソニアの言わんとすことはわかる
知識は一応持っている

だからこそソニアの意志を確認したかった
本当にいいのか、と

そんな考えを感じとってか、大丈夫といわんばかりに静かに頷いた

「あ…あくまで風邪を確実にうつすためだからね!」

そういう話しだったことはすっかり忘れてた

207 名前:アゼル×ソニア(12):2011/12/15(木) 11:01:49 ID:kvgvaOjr0
ソニアの服を脱がせていった
そして最後の下着はソニアが自らの手で脱いだ

細身の身体に決して大きくはないが柔らかい膨らみが存在した


『自分だけだとはずかしいから』とのことで
こちらも下着姿になったが

ソニアの下着姿でより元気になったモノが
苦しいと言わんばかりに山を作り上げた
なので下着も脱ぎ捨てた

すると、初めてモノを見たソニアに凝視される

「そんなにジロジロ見るなよ」

「そんなこと言われても………」

見られるのが嫌だ、という感情がないわけではない
ただ、それ以上に
ガマンができなくなってきたのだ

「悪い…!」

「え?」

座りこんでいたソニアを押し倒し、本日何度目かのキスをした
まあ、今回のは口を塞ぐ目的なのだが

キスをしながら胸を揉み刺激した

そして、片手を徐々に下の方へ潜りこませていった

「 !…んッ!?」

手が秘部に触れたときソニアは大きく体を反らし感じた

想像以上に湿った秘部を撫でまわした

「ん はっ はぁっ」

唇を離すとソニアは軽く肩で息をしはじめた

だが、自分はガマンできなくなった

ソニアから邪魔な下着を取り払い、秘部に自分のモノをあてがった

「いくぞ、ソニア…!」

208 名前:アゼル×ソニア(13):2011/12/15(木) 11:02:50 ID:kvgvaOjr0
「ッーーー!?」

ソニアが声にならない悲鳴をあげた

「痛いッ!!!」
痛みをうったえてくるが、こちらはもう止まらなかった

「少し我慢してくれ…!」

そう言うと後は自らのおさえきれない衝動を解き放つだけだった

腰をひたすらうちつけた
ときに激しく、ときに円をえがくように突き上げて


「はっはっ はぁん……!」

いつしかソニアも痛いことをかんじさせないほどあえぎだした

「やあぁ…あっあっ んっ」

そしてソニアが大きくあえぐ度にアソコがキュウキュウしめつけられた

「くっ もう出る………!」

まずいと思い、引き抜こうとした
しかし、手足でがっちりホールドされてしまった

「ちょっ!?」

「アゼルちゃん…きて……!」

もう、あらがう術はなかった
むしろ、あらがう気もおきなかった

「ソニア…!」

「アゼルちゃん…!!」

中ではてた
溢れんばかりに大量に



「なぁ ソニア」

「ん?なに?」

ことを終え、部屋のかたづけをしながら話しかける

「風邪が治ったら、でっ デートに行かないか?」

「えっ!?本当♪」

「なんか順番が逆な気もするけどな」

新しいシーツにのベットでデートのお弁当を何にするか考え始めたソニアを見るとどうでもいい気がした

そして夜、アゼルは自分の家のベットに寝た

209 名前:アゼル×ソニア(14):2011/12/15(木) 11:06:04 ID:kvgvaOjr0
***アゼル宅***

朝起きると頭がぼーっとした、熱があったのだ
それだけではない
体の関節が痛む、というよりきしむのだ

風邪がうつる事は予定通りなのだが、それにしてもつらい


そんななか、家のドアが開け放たれ、宿屋のオデットが駆け込んできた

「アゼル手をかして!ソニアが高熱だしてて、教会の診療所まで運びたいの!」
「ってアゼル!?大丈夫!?」

(ソニア治ってないのかよ…)

***教会診療所***

「もうっ!なかが良いのはわかってるけど、こんなとこまで一緒じゃなくていいのよ」

アゼルとソニアは診療所のベットに寝かされた
グレーさんが相変わらず女々しい仕草での診察を終えた

「じゃあ、ちょっと席をはずすけど、おとなしくしといてね♪」

バタン

「風邪、うつったね」

「うつっても治りはしなかったけどな」

「でも、アゼルちゃんと一緒になれてわたしは嬉しいよ」
ソニアが微笑みかけてきた
それだけで元気になってきたような気がする
いろんな意味で

ガチャ
「あとそれから」
ドアが突如開き再びグレーさんがきた

「二人っきりになるからって、コトをはじめちゃダメよ」
((えっ?))

「あの…グレーさん、コトって……?」

「あんらっ!?アゼルちゃんたら乙女にそんなこと言わせようとしちゃダ・メ・よ♪」
嫌な予感がする
「そうそう、下の階の酒場には響いてなかったらしいから安心して」
もはや予感ではない
悪夢だ
「それじゃあね。」

ソニアは布団の中に顔をうずめている
アゼルは顔が赤いですまないぐらい真っ赤

「あらあらウブね〜」
そう言い残し、ウフフフッ、と笑いながらグレーさんはさった

放心した二人を残して

*終わり*

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