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■ 牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part4

1 名前:名無しさん@カブ好き:2011/08/12(金) 00:07:39 ID:FR754fqS0
牧場物語・ルーンファクトリーのエロSSを書く、もしくは、エロ画像を貼るスレ。
初代、2、HM、ミネなか、3、WL、しあ詩、コロステ、ルーンファクトリー1〜3、
キミ島、やすら樹、新作等、牧場物語かルーンファクトリーならば何でもOK

基本ルール
・なるべく sage進行。気分次第でage
・荒らしが来たら寝て過ごす
・スルーするのもオトナの態度
・作品を投下する時はトリップ推奨
・オリキャラが入る場合、シチュやカプリングが特殊な場合には
 最初or名前欄に注意書きをしてホスィ

投稿された小説保管スレ【ルーンファクトリー関係】 Part1
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1260502709/

投稿された小説まとめwiki
http://www22.atwiki.jp/ebmr/
編集は自由ですので、職人さん・一般の方問わず利用できます。

その他リンクは>>2以降

前スレ ルーンファクトリー総合エロパロ Part3
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1292468928/
関連リンク
公式ホームページ
http://www.bokumono.com/
牧物キャラの絵師、まつやまいぐさ氏のHP
http://www5e.biglobe.ne.jp/~marucome/
ルーンの絵師、岩崎美奈子氏のHP
http://homepage2.nifty.com/g-e/

587 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/12(日) 12:50:15 ID:omkkCzjM0
乙!
やっとまともな小説が来たよ

588 名前:リュト:2012/02/12(日) 18:30:24 ID:i1lOPD5P0
さて、どうかな?
ま、盛り上がればそれで
いいと思う。

589 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/12(日) 21:27:19 ID:5aWHJdJ90

これはもしかすると‥

590 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/13(月) 07:54:40 ID:8uk3LrOc0
>>588
>>516を自分で確認して帰ってくれ

591 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/13(月) 18:40:44 ID:oECR5ck90
>>588
帰って、どうぞ(迫真)

592 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/13(月) 23:47:41 ID:uXKGiFFt0
>>588
子供は帰ってくれ

593 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/14(火) 14:29:10 ID:WyMEVYzW0
ここからいなくなれ!(はくしん)

594 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/14(火) 19:24:29 ID:i/o2cjPV0
ちょっと待って皆
>>588は前にもう来ないとか言ってたのに
わざわざ名前まで付けて書き込みしてる
それって俺たちの反応を見てニヤニヤすることが目的じゃないか?
もしそうだとしたらスルーが一番だと思うんだが

595 名前:かなや:2012/02/14(火) 20:43:25 ID:IBLgOxUG0
なにやら、もめ事ですか?

596 名前:かなや:2012/02/14(火) 20:45:36 ID:IBLgOxUG0
なるほど!
これは、たいへんですね。(笑)

597 名前:かなや:2012/02/14(火) 20:52:06 ID:IBLgOxUG0
前までいたらしい人が消えてきてるね。
さてさて、困ったものですね。
さて、ここから本題、ええ、一週間ほど
顔を出せないかもしれません。
その時は、よろしく。
ま、私は何もしてないのですが。


598 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/14(火) 23:07:33 ID:D3yYujEk0
ここも寿命か・・・

599 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/14(火) 23:52:19 ID:2TjFAuhE0
思ったんだが…

この板消すことが出来るなら
消して一からやり直さないか?

600 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/15(水) 00:57:00 ID:DtMxE0iK0
>>599
消してやり直しても結局同じじゃないかね?
新しい板作ったら住人達と一緒にガキも移住するだろうしな

明らかにガキっぽいのは完全にスルーしたほうがいいと思う
帰れとか言って帰るわけがない

601 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/15(水) 16:34:43 ID:5w+EiR9q0
やっぱそうなるか…
スマン、忘れてくれ

602 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

603 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

604 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

605 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

606 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

607 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

608 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

609 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/15(水) 18:21:26 ID:3rLZlMfc0
 RF4の先着購入特典が決定したようです
『こっそり聴きたい添い寝CD《特製ヘッドフォン付き》』だそうです
あくまで予定ですし、ヘッドフォンの実物も公開されているわけでは
ないですが、期待でいっぱいです。
 今後の情報に注目ですね。

610 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/16(木) 06:00:03 ID:cPS4qICP0
>>609
エロパロ板じゃなくて本スレでやれ

あといい加減宣伝がうざいな、なんとかならんかな

611 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/19(日) 23:33:51 ID:hzbczvqS0
宣伝が沸くのは過疎ってるせい?

612 名前:かなや:2012/02/20(月) 22:54:48 ID:GOrIMkgE0
久しぶり。
やっと帰ってきた。
ちょっと修理に出しててこ
れなかったのよ。
本当困るよねぇ。
さて、帰ってきたので(だれも待っていなかったと思うが)
近いうちになにかつくります。お楽しみに!!
もちろんSS

613 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/21(火) 02:45:14 ID:E2isq1IS0
612>>
誰もまってねぇし楽しみにもしてねぇよ
あ、スルーした方がいいんだっけ?

614 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/21(火) 07:45:08 ID:LWithbeX0
そう邪険にするなって
誰も投下しなくなるぞ

615 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/21(火) 19:45:28 ID:E2isq1IS0
614>>了解

616 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/23(木) 19:55:16 ID:FKj6SqQ30
ルンファクに幸あれ!!

617 名前:かなや:2012/02/23(木) 23:55:11 ID:a4KjjOiU0
だ、だめだ。クライマクスが
ひらめかない。
あともう少し時間をくれ。


618 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/24(金) 13:24:37 ID:tZdtOLRB0
しばらく居ない間に空気変わったなぁ
スパム削除しとこう

619 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/24(金) 21:29:40 ID:HWB7S2eK0
スパム削除、ありがたいです
また湧かなきゃいいけど

620 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

621 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

622 名前:名無しさん@カブ好き:2012/02/29(水) 16:46:20 ID:gmqwKBhO0
三日も経ってしまった

623 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/03(土) 19:23:44 ID:OyDi15Pt0
ほしゅ

624 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

625 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

626 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

627 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

628 名前:ななし:2012/03/08(木) 16:24:10 ID:osMNSvI50
誰か、新しいルンファのエロを…早く!
俺にはそんな力がないんでな……頼む!!

629 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/08(木) 19:54:51 ID:hGL3dA940
カブもなしにお願いとな?

630 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/10(土) 22:03:16 ID:xc5dW3Z80
630.jpg - 300x266(6KB)[削除]
どうぞ受け取ってください


631 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/10(土) 22:26:49 ID:JKxsBRY70
>>630
ヨシヨーシ
コワクナイ コワクナイ

632 名前:ななし:2012/03/11(日) 21:29:32 ID:dnEzmboy0
ありがとう!ちょうど今カブが1つもなく、
つくっていたところだったんだよ!


633 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/12(月) 07:21:47 ID:jubbLIiHO
カブのエロでもいい…

634 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/12(月) 13:01:17 ID:aIn+/ZwM0
俺はカブに「ミスト」と名前を彫った
そのまま小さめの穴を開け、股間の農奴棒を入れる

Now (のうぎょう).......

ふぅ。

635 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/12(月) 14:42:51 ID:KO8Yb+Si0
>>634
虚しいわww

636 名前:ななし:2012/03/12(月) 16:22:02 ID:Tv81Yv9i0
636.jpg - 600x450(58KB)[削除]
どうぞ、収穫できたのでそちらに送ります
だからはやく!頼みます!!


637 名前:空気は吸うもの:2012/03/13(火) 11:13:32 ID:uxjKrGR30
 前回からの期間や、内容的に色々と長くなりました

テンプレ使用

[原作]ルーンファクトリー3
[作品名]あの依頼の先に
[カップリング]ガジ×エリザ
[オリキャラの有無]無し(子供がしゃべるくらい)
[備考]
ゲーム内で結婚後に発生したあの依頼
その先を想像して書きました。
マイスくんが結婚済みなのはそのためです。
 相変わらずですが、低クオリティー覚悟でお願いします

では、参ります

638 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:14:20 ID:uxjKrGR30
**大樹の家**

それはマイスとトゥーナの間に娘のララが産まれて
一年が経とうとする春先のことだった。

夕食のとき、普段通りの会話の最中に
ふいにトゥーナが言った

「マイス、明日 時間ある…?」

「あるよ。どうかした?デート?」

『デート』という単語に一瞬頷きかけたが
顔を赤くし首を横にふりなおした

つまりデートの誘いではなかったようだ


そしてトゥーナ以上に『デート』に反応したのが一人
「どこにおでかけ?わたし おはなばたけが いい!!」

娘のララがテーブルに身をのりだし二人の話に割り込む

前に何度かデートに連れていったことがあるので、
の中には デート=おでかけ になっているのだろう

なのでデートという言葉の意味は知らない


「それじゃあ おでかけの時間も作ろうか」

「わ〜い♪」

トゥーナに許可を取ろうと向きなおると
嬉しくてはしゃぐララを見て微笑んでいた


その様子を了承とみてマイスは話しを戻すことにした


639 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:14:46 ID:uxjKrGR30
「それで、トゥーナの用事はなんだったの?」

「…あっ」

トゥーナは忘れてたと言わんばかりに声をもらした

「最近、ガジが元気なくて……」

「ガジさんが?」

コクリと頷き言葉をつづけた


「あたしから聞いてみたけど『なんでもないサ』って」

「でも気になるんだね」

再びトゥーナは頷いた

ガジは行き場の無かったトゥーナに住む所と仕事を与え
トゥーナが結婚するまで面倒をみてくれた鍛冶屋だ

みなしごのトゥーナにとっては家族同然の存在、
それは心配になりもする


「でも、今日会ったときは普段通りだったけど」

「それは あたしが話した後だったから」

ケチャップで汚れたララの口元を拭いながらマイスは考えた

が、特にガジが元気がない原因は思い浮かばなかった

「とりあえず 明日の朝一に行ってみるよ」

「うん、お願い」


640 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:15:26 ID:uxjKrGR30
**翌日**

マイスは鍛冶屋へむかい歩いていた

お弁当は持ってきていない
昼にプリベラの森の花畑でトゥーナとララに会う約束をしており
そのとき、みんなで食べる予定なのだ


「それにしても…」
原因は何か

一晩たって思いついたのが
1,『武器か何かの装飾に迷っている』
2,『注文が少ない』
3,『トゥーナがいなくなって寂しくなった』


とはいっても3つとも現実的でない

1はこれまでにそんなことはなかったし、トゥーナに言えるはず

2は今に始まった話でないし、ガジは全然気にしていなかった

3は一年たった今、限りなく可能性は低い


「やっぱり直接 聞いてみないとわかんないな」

マイスは鍛冶屋の扉を開けた


641 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:15:55 ID:uxjKrGR30
**鍛冶屋『ガジ屋』**
「おはようございまーす」

マイスの挨拶が店内に響きわたった

しかし、その声に返事は無かった


とはいっても、これはよくあることなのだ。
特にガジだけで店番のときは

問題はマイスの声以外に音が無いことだ

なぜなら ガジが反応を返さない時は鍛冶に集中しているからで、
ハンマーの音が響かないのはおかしいのである


店の右奥に視線を移すと鍛冶用の炉の炎が煌々と辺りを照らし、
壁にひとつの人影をうつしだしていた


「ガジさん!」

マイスは歩みよりながら声をかけてみた
が、天井を見上げるガジに反応はなかった


「おはようございます!!」

「うぉ!?」

すぐそばで大声を投げかけると、さすがに反応した

焦ったように少々手足をばたつかせながら、マイスに向き直った


「やア おはよう、今日は一段と威勢がいいナ」


642 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:16:18 ID:uxjKrGR30
「どうしたんですかガジさん、なんか変ですよ」

マイスの言葉にガジは首をかしげて言った

「そうカ?」

「そうですよ!トゥーナも元気がない、って心配してましたよ!」


昨日のトゥーナの様子を伝えると、ガジは苦笑いをもらした

「そんなにカ…それは悪いことしたナ……」


「でもナァ…」とくちごもる

「やっぱり トゥーナにハ言えないかナ」

「どうしてですか!?」

「まぁ 落ち着けっテ」

マイスを制しながらガジは作業場のすみの
机の上に用意していた水を一杯飲んだ


「そのかわり、マイスに相談してみようかナ」


「いいですけど…」

自分にできて、トゥーナにできない相談ってなんだろう?
マイスはそう思った


643 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:16:50 ID:uxjKrGR30

『オレは慣れてるけどマイスは熱いだろうからナ』と、
場所を炉の前から店のカウンターに移した


「ん〜、まず どこから話したらいいカ……」

いつもと違ってやけに口の動きが鈍いガジ

「その…だナ……エリザさんのことなんだガ」


マイスはここでわかった
なぜガジが元気がなかったのかを

今現在、エリザはガジが贈った婚約指輪をつけている

まあ、色々な経緯をたどった末に、なのだが…


「エリザさんとうまくいってないんですか?」

「イヤ、特にそういうわけでもないヨ。
週に2回、多ければ3回 一緒にでかけてるしナ」

「じゃあ…?」


ガジは頭を一・二度かき、ゆっくりと言った

「あれから 何も進展がなくてナ……それで、ちょっと…」

「不安になったんですか」

その言葉にガジは頷いた


『あれから』とは婚約指輪を渡したときだろう

644 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:17:12 ID:uxjKrGR30

始まりはガジの相談からだった

はたから見るとまる分かりな
ガジのエリザへの恋心を打ち明けられ

「どうしたらエリザさんにお近づきになれるか」
とマイスはきかれた


普通に「話しかける」と言うと、
「後ろから忍んで…」などと勝手に妙な解釈をされた

次に「プレゼントを」と言うと、
「したことはあるけど、交換だと思われて服が増えた」とのこと


なので思いきって「婚約指輪を渡すのは」と提案した
それくらいじゃないと好意に気づかれないだろう、と

考えたすえ、ガジは婚約指輪を作り 渡すことにした


指輪を作るまでは良かった
細部まで魂の込められた素敵な婚約指輪ができたのだから


問題は、エリザにその指輪を渡したときだった

極度の緊張からガジはエリザにろくに何も伝えず、
渡すだけ渡して、その場から去ってしまったのだ

これでは指輪に込められた意味などわからないだろうと
マイスはあきらめたのだが…

「これは………婚約指輪ですね♪」


645 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:17:38 ID:uxjKrGR30
その言葉はエリザの口から放たれた

奇跡的に伝わったのだ!!


とマイスが喜んだのもつかの間

「でも、これでどうやって服を作ってあげたらいいのかしら…」

婚約指輪であってもエリザには
プレゼント交換としか受け取られなかった


しかし、話はそこで終わりはしなかった


後日、ガジのもとに訪れたエリザ

彼女の手には服は無かった

婚約指輪から服の製作の中でエリザが導きだした答え
それは

「この指輪をつけた私が仲良く一緒に歩くことで
服、コーディネートの一部として上手く当てはまるのでは」

という トンデモなものだった


エリザがあっているようで間違っている結論をだしたおかげで
二人はおつきあい?をすることとなったのだ


646 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:18:00 ID:uxjKrGR30

あれから一年はたった

婚約指輪を渡しているのに進展がないのは逆に凄いだろう



「それで、ガジさんはどうしたいんですか?」

「いや、 まあ…それハ……」

うつむき気味になりながら恥ずかしそうに視線をそらした

「…マイスとトゥーナの二人みたいナ関係に
エリザさんとなりたい……!!」


素直なのか遠回しなのかわからない例えであったが、
その言葉からはガジの強い意志を感じられた


「わかりました!」

マイスはガジの手助けをすることを決めた

「僕は何をしたらいいんですか?」

「オレは雰囲気とかよく分かんなくて……
あと、はじめに何かきっかけがほしいんダ」

「雰囲気作りと きっかけですね。何日か時間をください」


かるく頭をさげてから鍛冶屋をあとにすべく扉へ歩きだす

少し振り向いてマイスは言った

「僕とトゥーナの後押しをしてくれたんですから、
今度は僕がガジさんの後押しをする番です!」

そしてマイスは鍛冶屋を出た


647 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:18:26 ID:uxjKrGR30
**プリベラの森**

「ごめん、待った?」

待ち合わせしていたトゥーナとララに声をかけた

「大丈夫、今ところだから」

「わーい♪パパよりはやかったー」

二人は気にしていない様子であった
ただ………

「私はもう少し<遅く>来るべきだと思うわ」

「そうねー…(私も今日は休みなのに頑張ったんだしさ)」


「いや、なんで二人もいるの?」

二人、ソフィアとカリンは今日のことに呼んでいなかったはず

「今日は別に用は<あった>んだけど」

「トゥーナの様子を見に来ただけ…
(ララちゃんに、お弁当つくって行こうって誘われたから)」

「そうなんだ……」


「マイス 今、ちょっと<嬉し>そうな顔した?」

「してたね(私達で作ったお弁当いらないの…?)」

じっとり睨まれ、マイスはひっしにつくろう

「二人がいてトゥーナとララも嬉しそうだよ。
それに今回の件はソフィアがいてくれた方が良さそうだしね」

二人はマイスの言葉の後半に反応した

「今回の件?」

「なにそれ…(ていうか私はどうでもいいの?)」


648 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:18:44 ID:uxjKrGR30
ひとまず、花を潰さない所にマイスたちは腰をおろした


「はい お弁当」

トゥーナが持っていたバスケットを開いた

中には様々な種類のサンドイッチ

そのなかのゆで卵をベースにしたものを指さしララが言った

「パパ!このたまごのから むいたの わたしなの!!」

「そうね、ララちゃんは<ちょっと>お手伝いしたものね」

「へぇ…!ララはお利口さんだね」

「えへへ〜♪」

マイスが頭を撫でてやると嬉しそうに笑った


「それじゃあ、食べようか」
みんなは頷いたりと、反応を返した

「「「「「いただきまーす!」」」」」


649 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:19:05 ID:uxjKrGR30

****

「そういえば、『今回の件』って結局何だったの?
すごく<どうでもいい>んだけど」

ソフィアは疑問をもらした

サンドイッチを食べ終えた後マイスは
ララと遊んでいたので、すっかりその話を忘れていた


「そうだった」

ララを肩車したままトゥーナのほうを向いた

「トゥーナ、今朝の話のことなんだけど」

他の二人はわかっていなかったが
トゥーナには『今朝の話』で何のことか伝わったようだ

「ガジ どうだった…?」

「うん、それがさ………」

マイスは[ガジ屋]でのガジとの会話をおおまかに説明した


「ガジは押しが足りない」

「へー そんなことが…
(指輪渡したのは知ってたけど)」

トゥーナとカリンは各々言うことを言う

「私に関係あるって、姉様のことだったの」

ソフィアは納得したと頷く


ララはガジのこととしか理解していないようで

「ガジちゃんハンマ〜!カッキーン!!」

などと言って遊んでいる


650 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:20:50 ID:uxjKrGR30
「僕としては、ガジさんの後押しをしたいんだ」

少し間を開けてマイスは言葉を続けた

「頼まれたからじゃなくて、自分にできることをしてあげたいんだ」

「だって、今トゥーナとこうしていられるのは
ガジさんが僕らを後押ししてくれたからだから」

その言葉にトゥーナはコクリと頷き賛成の意志を表した


「私は 鉄の人と姉様は<お似合い>だと思うわ
でも最終的に決めるのは姉様だから、<沢山>手伝ってあげる」

「みんながするなら私も(面白くなりそうだし♪)」

「わたしわかんなーい!」

ララは相変わらずだったが、他の二人は返事をかえした


「それじゃあ、どうするかなんだけどさ…」

そこから、どう きっかけづくりをするか話し合った


651 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:21:17 ID:uxjKrGR30
**翌日**

マイスとトゥーナは広場にいた

そして二人のすぐそばにはガジもいた


ふたつのベンチに別れて座る三人


「ガジさん、少し落ち着いてください」

「そ、そういわれてもナ……」


ガジはいっこうに普段の落ち着きを取り戻さない

「いやナ、今日どんな作戦なのか聞いてないからサ……」

「それが最低ラインらしいですよ」

「ン?最低ライン…らしい??」


この『最低ライン』とはソフィアが出したものである

『用意した範囲でガジが何もできなければ
エリザの相手にはほど足りない』
ということで、作戦を教えないのも その中の1つらしい


そんなことを知るよしもないガジは落ち着けない

みかねたトゥーナが声をかける

「深呼吸してみたら……?」

「アア、そ だな…」
すぅ……はぁ〜……


652 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:21:36 ID:uxjKrGR30
二度三度繰り返したあと、大きく息を吐いて肩の力を抜いた


「うん、ま、なるようになるよナ」

「いや、それじゃダメですよ…?」

「あハハハッ!わかってるサ」

気がつくと、ガジはいつも通りの柔和な笑顔を浮かべていた


「きめるところハおれ自身でやらなきゃナ」

そのまっすぐな眼差しにマイスは力を感じた

「ガジさん…」


「……脚、震えてる」

トゥーナの言葉につられ、見ると
手がおかれている膝を中心に震えていた


「ガジさん……」

「ハ、ハハ…」


(大丈夫かな?)

本人以上に不安がつもるマイスとトゥーナだった



653 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:22:01 ID:uxjKrGR30

コッ コッ コッ

広場に石畳を打ち鳴らす足音が聞こえてきた


足音のする方に目を向けたガジは急に姿勢を正した

「エ、エリザさん…!おはようございますっ!!」

「ハイ おはようございますガジさん♪」

ガチガチに緊張しているガジの挨拶に対し
今来たエリザはにこやかに挨拶を返す


「マイスさんにトゥーナちゃんも、おはようございます♪」

「おはようございます」
「……おはよう」


ひととおり挨拶がすんだ後、エリザはガジに向きなおった

「それで、今日のご用件はいつもので?」

「ええと…」

ガジはあたふたしながら視線でマイスに
「どうなんダ?」と問いかけた

「あのですね、今日はこの四人で出かけようかな、と思って…」

「あら、だから二人もいらしたんですね」

エリザも、話を知らなかったガジも
なるほど といった様子だ


654 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:22:23 ID:uxjKrGR30
「それなら、今日はダブルデートですね♪」

「えっ、あ…そうですね〜」

エリザの言葉にマイスは一瞬ひんやりした

前日に話し合って決めた作戦が
まさに『ダブルデート作戦』であったからだ

だが、エリザはそのことを知るはずはないのだから
(ソフィアが話していれば別だが)


(それにしても、エリザさんはデートなのは認識してるんだな)

なら、何故関係は進展しないのか

エリザがデートの意味をちゃんと知らないのか

又は、ガジに問題があるのか…


「今日はどちらに行きましょうか?」

「…オッドワードの谷の 頂の鳥居」

「あら、奥の方まで行くんですね」


意外そうに言ったのでマイスは一応確認をとる

「他にも行き先は考えていますけど」

「大丈夫ですよ。
むしろ、行くまでに服の材料が沢山集まりますから♪」


「行きましょうか ガジさん♪」

「は、ハイ!!」

エリザが固まっていたガジの手をひき歩きだす

ダブルデート作戦は始まった


655 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:22:50 ID:uxjKrGR30

目的地へと向かうマイスたちのあとを追う影がふたつ

まるで四人から隠れるように、
というか、まさに隠れて行動していた


「ねぇ、もっと<ゆっくり>追ってよ」

「もう…(これ以上は無理だってば)」

ソフィアとカリンはお互いに押し合うように進む


「ていうかファッションショップは?
(エリザさんを行かせるために、店番してるはずでしょ)」

「誰も来ないから問題ないわ」

次はソフィアが問いつめる
「あなたこそララちゃんのお世話係でしょ」

「旅館に預けてきたから
(あそこなら誰かがかまってくれるだろうし…)」


「いつも通り<真面目>ね」

「そっちこそ…!(たいして変わらないでしょ)」


ふと見ると、マイスたち四人が
視野から外れる手前までいっていた

「<ゆっくり>追いかけるわよ!」

「わかってるって(あんな面白そうなの見逃せないもの)」

二人は再び追いかけだした


656 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:23:10 ID:uxjKrGR30

**頂の鳥居**

「それでですね───」

「へぇ!そんことがあったんですか」

「…≪綺麗な糸≫より≪丈夫な糸≫なら」

「そうですね、試す価値があります。
マイスさん、今度≪丈夫な糸≫お願いできますか?」

「いいですよ」

「基礎に使う銀装飾はこっちで用意できるから……、ねっガジ?」

「へ、あっ ハイ!もちろんス!!」

「まあ!助かります♪」


これはまずいな、とマイスは思った

現在まで話しをしているのは
主にマイス、トゥーナ、エリザ の三人

ガジはといえば、話しをふればこたえるが
自分からは話せずモジモジするばかりである

二人の関係に進展がないのにも納得である


(ソフィアが知ったら、認めなくなるだろうなー)

そんなことを考えながら、どうしたらよいか考えをめぐらせた


657 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:23:35 ID:uxjKrGR30
****

「本っ当に<最高>ね!鉄の人は!!」

「はぁ……(フォローしようがない…)」

近くの物陰から聞き耳をたてていたソフィアたち

一部始終を見ていてぼやきだした


「つまりこれって…?(ソフィア的には…)」

「絶対<あり>よ!!」

「やっぱり (飛び出して怒鳴りちらしそうな勢いだもん)」

カリンも、追いかけだした頃に比べ つまらなそうにしている


「モンスターとはかなり闘えてたよね(良かった点として)」

「あれくらい私だってできるわ」

「へぇー(厳しいと思うな…)」


結局のところ、悪い点が多すぎるのだ

エリザは『私がガジさんのコーディネートの一部に』
と、言ったらしいが、むしろこれでは
ガジが三人の付属品に見えてきてしまう


ひとつため息をつきカリンはつぶやいた

「ガジさんには早かったみたい…」


658 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:23:54 ID:uxjKrGR30

****

川岸に腰を下ろして休憩する四人

「じゃあそろそろ 帰りましょうか」

日はまだ少し傾きだした程度だが
帰りのことを考え、マイスは提案した


「はい、かまいませんよ♪」

「……コクリ」

「あ、ああ そうだナ…」

各々返事をしたのでマイスは立ち上がった

そのあと、自然とトゥーナに手をさしのべる
トゥーナはその手をとり 立ち上がる


ちらっとガジの方を見る

こういうことからやるよう教えた つもりだったのだが…

「さっ ガジさん♪」

「あ、ハイ…!」

エリザさんが手をさしのべていた

(それ、立場 逆じゃないですか…?)

*
歩き出してから それなりに時間がたった

相変わらず話しながらであったのだが…


ドッゴン! ドッゴン ドッゴン!!


「っ!?なんだ!?」

マイスは戦闘体勢に入り、辺りを見渡した


659 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:24:16 ID:uxjKrGR30
**少し前**

「カリンっ!」

「う〜ん(あと5分…)」

「姉様たちが<止まり><終えた>わよ」

帰りのしたくをする四人を見ながらソフィアが言う


「興奮し過ぎ(わかんないくらい逆さま…)」

「姉様も材料は 鉄の人に<貰え>ばいいのに!」

「<渡せ>ば…?(私の話は聞いてないなー)」

*

「<後をつけ>たほうがいいかしら?」

「…わかんない (先回りならしたほうが…)」


ドッゴン! ドッゴン ドッゴン!!


「「ッ!?」」

いきなりの大きな音に二人は一瞬からだを強張らせた

「なに!?今の!」

「さあ? (あー びっくりした……)」


まわりに異常がないか確認をしていると
ソフィアはハッと思いだし視線を向けた

「姉様は!?」


660 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:24:35 ID:uxjKrGR30
****

(何だ?爆発音?)

ここがソル・テラーノ砂漠であれば落石の音ですむ

しかし、この谷で落石があったとは聞いたことがない

(となると、大型モンスターか?)

見渡した限りではモンスターらしき影は…


すると、そばの茂みから何かが飛び出してきた!!

「なっ!?」

「「マイスっ!!」」

「ソフィア!?カリン!?」

現れた二人にマイスとトゥーナは驚いた

「どうして二人がここに?」

「そんなことより姉様が!」

「エリザさん?」

ソフィアの言葉に視線をめぐらせてみると…


「あれ!?いない!?」

「ガジも……!!」

さっきまでいたはずなのに その姿は見えなかった


「いったい どこに…」

ソフィアとカリンがなぜいるのか気にはなったが
先にガジとエリザを手分けして探すことにした

(結局 あの音は何だったんだろう?)


661 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:24:52 ID:uxjKrGR30

****

「イタタっ…」

ガジは地面にぶつけたところをさする

「大丈夫ですか?」

「あ、はい。問題ないでス」
「あの音、びっくりしましたね…」

そう、音がしたときエリザがガジに飛びつき
バランスを崩し、倒れて、転がり、落ちて今に至る


辺りを見渡すとそこは地底湖のある洞窟だった

「あそこから ここまで通じてたのカ」

「二度と通りたくないですね♪」

「いや、まあそうですけド…」


「でも、どうしましょう?」
エリザは上を見て言う

ガジたちが今いる場所は地底湖と壁に挟まれており
落ちてきた縦穴をのぼろうにも険し過ぎる

「上から引っ張りあげてもらえば…」

「この穴、大分離れてますから、見つけてもらえるかしら?」

「「………。」」


662 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:25:18 ID:uxjKrGR30

座り込み、どうしたものかとガジは考えだしたのだが、
エリザがこちらを見ていて非常に気になった


「どどうかしま したか…?」

するとエリザは、座り込んだガジに対し
ハイハイの要領で近づいた

「なッ なな、な…!?」

「ここ……」

そう言ってエリザはガジの太ももに触れた

「っ!!」

痛みに顔をしかめた


見ると、さほど深くはないが服と太ももがさけていた
転がり落ちたとき、どこかで切ったのだろうか

「大丈夫っておっしゃったじゃないですか…」

「気づかなくテ」

切り方が原因か、触れられるまで本当に気づかなかった


これでまた問題が増えた
ガジはそう思った

流れる血を見ていたエリザが不意に顔をあげた

「ガジさん、脱ぎましょう」
「へ?」

ガジの返事を待たずにエリザはガジのズボンを脱がした


663 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:25:40 ID:uxjKrGR30

「な、なにヲ」

「ハイ、少ししみますよ」

エリザは地底湖の水を手ですくい、傷口にかけた

こぼれていく水が傷口を洗い流していく


「あとは…」

今度は服の腰あたりから伸びる帯状のリボンを取り外し
長さのあるそれをガジの太ももの傷に丁寧に巻きつけた


「もう大丈夫ですよ」

応急措置を終えたエリザはそう言った

「すみません……」

「いえ、大したことなくて良かったです♪」


「あら…?」

エリザの視線が太ももから移動する

「ガジさん…そちらも…?」
「は…?」

一瞬、なんのことかと思ったが、
すぐに理解した


パンツのみとなった下半身
そこがもりあがっていたのだ

「いや、これは…」

先ほど エリザの手や顔が
すぐ近くまできていたからだろうか

全くおさまる気配がない


ガジがあたふたしたが、エリザは真面目な顔だった

「そちらも怪我なさったんですね!」

「へ?」

「大丈夫ですよ、私がみてあげますから♪」

「ちょ!?違いま──!」


664 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:26:09 ID:uxjKrGR30

問答無用でパンツをずりさげられ、ガジのモノは露出した

「酷くはれてますね…どこか刺されたんでしょうか?」

刺されたあとを探すために
エリザはモノを手にとり、様々な方向から見はじめた

そのとき、顔とモノの距離はまさに息のかかるほどだった


全体をみるためにエリザは手でモノを動かすが、

ガジからしてみれば、いじられているだけで
興奮とかさなり、すぐに絶頂をむかえた

「きゃっ!?」

顔を近づけていたエリザにもろにかかった


「何でしょう これは?」

垂れ流れるそれを指でぬぐい、その指を舐めた


その姿を見たガジはさっき以上にモノをかたくした

「エリザさんッ!!」

ガジは衝動をおさえられなかった


665 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:26:31 ID:uxjKrGR30

「きゃ!!」

エリザを押し倒し、そのまま唇を奪う


そこからは本能のおもむくままだった

衣服を強引にとりはらい、エリザのアソコにあてがった

そして、そのまま貫いた


「エリザさん!エリザさん!エリザさんっ!!」

「んっ…んっ…あぁん!」

ガジは一心不乱で腰をふり続けた

何度も、何度も

洞窟には水音と二人の声が響く

そして中ではてた


「ハァ…ハァ…ハァ…」

ガジは肩で息をしながらひたっていたが
ふとエリザと目が合い自分のしたことを認識した

「す、すみません!!これは、その…!」

ガジは後退り、つくろおうとするが言葉がうかばなかった

しかし、対するエリザは起き上がりながら
微笑みをうかべていた

まるで、待ちわびたものを迎え入れるように


666 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:26:52 ID:uxjKrGR30

「……ガジさん」

「は、ハイィ!」

エリザの声にガジは座ったままではあるが
背筋を伸ばし目をつむった

それはビンタやパンチがとんでくると予想してのことだったが

ガジが次に感じた感触は唇からであった

驚いて目を開けると、目の前にエリザの顔が

そして、今度はは自分が押し倒されていくのに気がついた


「ふふふっ♪やっとでしたね」

「? ? ?」

「ガジさんったら奥手ですもの」

ガジは何のことかさっぱり理解できなかった

が、見ると馬乗りになったエリザが自ら挿入していた
「っふぅあぁぁん!!」

モノの根元までのみこんだ


「あノ…」

「大丈夫ですよ」

寝転ぶガジに微笑みかけた

「任せてください」


667 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:27:09 ID:uxjKrGR30
何を任せるのか聞くヒマもなかった

エリザは腰を動かしはじめた


先ほどまでガジがしていた単純な上下運動ではない

からめとるように、円を描くように動く

そして、先ほど以上の吸い付きだった


「うっ!エリザさんっ、俺 もう…!!」

「きてください!ガジさんの、鉄みたいにかたいモノから
いっぱいだしてください!!」


ドピュッビュルルッ

ガジから出たそれはエリザの中にはおさまらず
あふれだし、エリザの脚をつたいたれていった

668 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:27:32 ID:uxjKrGR30
****

「それじゃあ、アレは演技だったんですカ?」

「ハイ、雰囲気を作らないと手をだしてくれませんから」

二人はきれいに服を着なおしていた

さけたガジのズボンはそのままだが


「そろそろ戻りましょうか」

「えっ?でも」

「ハスライダーがありますから」

「あったんですカ…」

水上を動けるハスライダーなら
たしかに外につながるところまで行ける


「今頃ソフィアはやけになって探してるでしょうね」

「ソフィア?」

「やっぱり気づいてなかったんですね
ソフィアとカリンちゃん、最初から後をつけてきてましたよ」

「気づかなかっタ…」

「ソフィアは、ガジが姉様にふさわしいか見極める
って昨日一人ではりきってましたから」

「そうっすカ……」

不安そうにするガジの手をエリザがとる


「大丈夫ですよ♪私の大好きな人なら絶対認めてくれます♪」

「っ………!!」


669 名前:あの依頼の先に:2012/03/13(火) 11:27:52 ID:uxjKrGR30

**翌日・大樹下 モンスター小屋**

「…あなた」

「ああ、トゥーナ。来てたんだ」

モンスターの世話をしていたマイスはふりかえる


「今来た……。どう…?」

トゥーナの言葉ですぐそばのミノタウロスに目をやる
「あと2,3日で治るかな」


彼が、昨日のオッドワードの谷での大きな音の原因である


ガジとエリザを探していると、ミノタウロスが暴れていた

よく見ると怪我をおっており、
それで荒れているようだった

怪我がなおるまで様子を見ることにし、
小屋におくったのだ


それがすんで再びガジとエリザを探そうとしたのだが

探すまえに二人が戻ってきたのだ

ガジが怪我をしていて病院につれていき
ダブルデート作戦は終了した


670 名前:あの依頼の先に(終):2012/03/13(火) 11:28:15 ID:uxjKrGR30

トゥーナが鍛冶屋の仕事帰りなのを思い出し
マイスは気になることを聞いた


「そういえばガジさんの様子はどうだった?」

「元気だった…」

作戦が成功したかわからなかったが、
元気がないのを心配していたのだからから
良かった、と思ったのだが…


「エリザさんが来たとき、前屈みになってた」

「へ?」

「すごく元気だった……」

「………」


[おわり]


671 名前:セレ:2012/03/13(火) 11:33:58 ID:uxjKrGR30
 以上です

 次は前回の>>568から>>583あたりで書いたアゼミコの
続きで書きたいと思います
が、間が開きすぎないよう、短編をはさむかもしれません

 では、失礼しました

672 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/13(火) 17:57:01 ID:B+U7c3Z30


673 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/13(火) 22:14:21 ID:RHr1tUaU0
久々に作品が

乙です

674 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/13(火) 22:37:05 ID:LArIys6Y0
これがカブの力か・・・                                               乙です

675 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/14(水) 19:32:26 ID:z28hLaWY0
乙!
>>656に「へぇ!そんことがあったんですか」
とありますが
「そんなこと」の間違えですか?
わざとだったら申し訳ない

676 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/14(水) 20:55:21 ID:zq/Tuk020
さっさとカブうp

677 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/14(水) 21:06:26 ID:lmuOzWys0
乙つです! カブが来た途端投稿が……やはりあのお方の力は偉大だな

678 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/15(木) 13:05:58 ID:nXeYsQud0
ふふふ^^

679 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/15(木) 15:48:01 ID:Mvk5xiKr0
すこしずつ戻ってきてるな

680 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/16(金) 17:42:24 ID:efEkoosw0
カブ姫さんマジパネェっす

681 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/21(水) 05:04:42 ID:EVC1NHoL0
ルーンファクトリー以外のシリーズ作品の需要ってまだありますか?

682 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/21(水) 14:21:42 ID:r5wiXXCH0
需要なんか気にしてちゃこの業界やっていけないぜよ
存分にやりたまへ

683 名前:age:2012/03/21(水) 15:09:31 ID:PJRXkbHH0
ぬいた(人・ω・)☆ http://www.64n.co/

684 名前:素人です:2012/03/21(水) 15:09:36 ID:PJRXkbHH0
アルバイトはじめましたd(´∀`*)グッ★ http://e29.mobi/

685 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/21(水) 20:33:58 ID:H3wNQTLg0
685.jpg - 420x314(40KB)[削除]
カブやるからさっさとうp


686 名前:名無しさん@カブ好き:2012/03/23(金) 18:52:43 ID:AnPQbNuI0
カブじゃなくてネタが必要なんだろ


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