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■ 牧場物語・ルーンファクトリー総合エロパロ Part4

1 名前:名無しさん@カブ好き:2011/08/12(金) 00:07:39 ID:FR754fqS0
牧場物語・ルーンファクトリーのエロSSを書く、もしくは、エロ画像を貼るスレ。
初代、2、HM、ミネなか、3、WL、しあ詩、コロステ、ルーンファクトリー1〜3、
キミ島、やすら樹、新作等、牧場物語かルーンファクトリーならば何でもOK

基本ルール
・なるべく sage進行。気分次第でage
・荒らしが来たら寝て過ごす
・スルーするのもオトナの態度
・作品を投下する時はトリップ推奨
・オリキャラが入る場合、シチュやカプリングが特殊な場合には
 最初or名前欄に注意書きをしてホスィ

投稿された小説保管スレ【ルーンファクトリー関係】 Part1
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1260502709/

投稿された小説まとめwiki
http://www22.atwiki.jp/ebmr/
編集は自由ですので、職人さん・一般の方問わず利用できます。

その他リンクは>>2以降

前スレ ルーンファクトリー総合エロパロ Part3
http://www.usamimi.info/~miyatake/cgi-bin/test/read.cgi/bmr/1292468928/
関連リンク
公式ホームページ
http://www.bokumono.com/
牧物キャラの絵師、まつやまいぐさ氏のHP
http://www5e.biglobe.ne.jp/~marucome/
ルーンの絵師、岩崎美奈子氏のHP
http://homepage2.nifty.com/g-e/

787 名前:アゼル×エレナ:2012/05/15(火) 08:34:18 ID:SB12LBjI0

普段のエレナなら、この時間は夕飯時。
でも、今日は普通の人が
起きる時間に起きた。

「おはようエレナ、明日は嵐かもな〜。」
冗談半分で、笑いながら話すアゼル。

「…おはようアゼル…」
昨日の事が頭から 離れないエレナは、
顔を赤くしていた。

それに気付いたアゼルは…
「エレナっ!」

「ん?」
ちゅっ!

「ちゃんと責任はとる。
俺の嫁になってくれないか?」
そう言うと、どこからか指輪をだした。

責任はとる。
この言葉が気に入らないが、アゼルの
お嫁さん…。

答えはもちろん、




「しょうがないなぁ、浮気したら
許さないからね。」


顔を赤くして、少し睨み付けて言った、


ズキューン!!

「エレナありがとう!!」
アゼルはエレナを抱き付いた。

その顔は、本当に嬉しそうな顔だった。





1ヶ月後
二人は無事結婚した。
意外にも、兄ジェームスは祝福し
嬉しそうだった。

町の女たちは少し残念そうだったが
祝福した。


後日判明。
できちゃった結婚!
兄ジェームスはお怒りでした。


終わり。


788 名前:アゼル×エレナ:2012/05/15(火) 08:38:30 ID:SB12LBjI0

夜更かしして書き上げました←
おかげで誤字脱字が…
しかもキャラ崩壊。

感想を、できたらください。
お願いします♪

789 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/15(火) 08:47:54 ID:x6HCFBie0
おつ!

790 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/15(火) 10:09:17 ID:SB12LBjI0

読んで下さった方がっ!
ありがとうございます!

791 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/15(火) 15:31:10 ID:Be2BPWVz0

でもできれば感想は催促しない方が良い

792 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/15(火) 16:21:08 ID:o7bFb6e80

了解です!
ありがとうございます!

793 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/15(火) 17:59:06 ID:o7bFb6e80

隙なので
続きを…


794 名前:アゼル×エレナ…その後:2012/05/15(火) 18:22:50 ID:o7bFb6e80

結婚して5ヶ月後。
できちゃった結婚とバレて、
ジェームスが激怒したが
それは少し前に過ぎたお話し。

今では、赤ちゃんが産まれるのが
楽しみみたいだ。

エレナのお腹は大部大きくなって、
安定期に入っていた。
町の皆も新しい命の誕生が楽しみだ。



アゼルは思った。
安定期なら Hしても大丈夫なのでは?
こう思うのも無理無い。

初めて結ばれてから、
結婚初夜の二回しかしていなかった。
初夜の次の日に エレナの体調が悪くなり
吐いてしまった。

心配してアイリスの所へ行ったら、
吐いたのはつわりで
妊娠していたと発覚したからだ。

妊娠と聞いて嬉しい反面
安定期まで無理させては いけないと
散々周りから言われた。
しかも兄ジェームスは、エレナからあまり
離れなかった。

安定期に入ってからは、
兄ジェームスは エレナから
多少離れる様になった。
ジェームスも仕事を長くは休めない。


兄ジェームスから開放された、
エレナはのびのびしていた。

良く耐えられるなと、周りも
関心するほど 我慢していたアゼル。
もうムラムラムラの毎日、
そして今は安定期に入っている…。







795 名前:アゼル×エレナ…その後:2012/05/15(火) 18:50:05 ID:o7bFb6e80

そして今日は、ジェームスが居ない日。
フフフ…
そう怪しく笑うアゼル。
もう決行すると決めたのだ。

「アゼル〜?」
エレナがアゼルを探して、二階の
作業室に来た。

これはチャンスとばかりに
アゼルは二階にやってきた、
エレナをお姫さま抱っこして 趣味の大工で製作した
ふかふかベッドへ運んだ。

アゼルの大工レベルはプロ以上。
わざわざお金出してまで、注文や
買ったりする人が居るほど。

そんなアゼルの作ったベッド。
しっかりして、ふかふかで…
木の良い香りが眠気を誘う。

うとうと…
うとうと…
エレナが寝そうになった時、

少し大きな声で呼ばれ起きた。
せっかく 気持ち良く、うとうとしていた
のに邪魔されて怒るエレナ。

お構い無しに、あのさ… と照れくさそうに
アゼルが言い出した。
「その…H…したい…。
安定期だから、もう大丈夫だろ…?
無理はさせないから…なぁ?」

はぁぁ〜!?
と、怒りでエレナの顔が赤くなる。
しかし直ぐ怒りは覚めた。

確かに二回しかしてない。
約束通り浮気もしていない。
安定期まで手も出してない。
しかもアゼルのアレは、ギンギンで
ズボンがキツそうだった。

今度は恥ずかしさで顔が赤くなる。
しばし沈黙。
アゼルはエレナを見て
OK かNO か返事を待っている。

そしてようやく
「しょうがないなぁ……。」






796 名前:アゼル×エレナ…その後:2012/05/15(火) 23:13:59 ID:o7bFb6e80

OK が出た事に嬉しいアゼルは、
早速服を脱いだ。

エレナも脱ごうとしたが、アゼルが
妊婦だから、体を冷やさない様に
服を着たままで良い
そう言って 止めた。

エレナはこんな時でも、優しくされ
嬉しくてアゼルの頬にキスをした。
ちゅっ!

頬にキスされびっくりしたが、
こちらも嬉しくて 口にキスをした。
エレナはたまらず、ディープキスし始め
アゼルもそれに答える。


はぁ…っ
んんんぅっ
キスを終えたアゼルは、
服の上からエレナの胸を優しく揉み
可愛いパンティ越しに アソコを何度もなぞる。

「アゼ…ル…ッ。」
くすぐったくて 気持ち良い。
でも、もっと強い刺激が欲しいエレナは
アゼルを呼びながら
もっと強い刺激を求め 自ら腰を動かした。

腰を動かすエレナが可愛いくて、
意地悪心が出たアゼルは まだなぞるだけで
胸を揉むのは止めた。

そんな意地悪なアゼルに、
エレナは涙目になっていた。
少し怒る可愛い顔に涙目。
アゼルは、ムラムラしまくりで
早く快感に溺れたいアレは
ギンギンのギンギンに育った。





797 名前:アゼル×エレナ…その後:2012/05/15(火) 23:36:31 ID:o7bFb6e80

ギンギンのギンギンのアレを
見てしまったエレナの 顔は赤くなる。

アレを見たら、物凄くやりたいのは分かるが
でも、まだ焦らすアゼル。

そうアゼル君は
「もっと強く!」
「いれて…」
「もう我慢出来ないっ」
の様なお願いを エレナの口から
聞きたいのだ。
だから、頑張って我慢していた。

周りから見たら、そんなにお願い
されたいのかよ。
と思うだろう。
まぁその通りなんだけどね。

いつもエレナは、プライドが高く
アゼルに お願い事はあまりにしない。
したとしても、アイテム交換
要らないアイテムをくれ。
的な事だけ。


アゼルにしか 出来ないお願い事を
してもらいたいのだ。
ついでに言うと、ズキューン!!とくる
顔で…。

それはさておき、
頑張って我慢していたアゼルだが
だんだんイラついてきた。
なかなか[お願い]をされないし、
我慢の限界が近い。


アゼルの顔が少し怖くなった事に
気付いたエレナ。
だが、なかなか焦らすので
こちらも我慢の限界。



「「いい加減…」」

二人の声が重なり
え?とエレナ。
へ?とアゼル。



798 名前:アゼル×エレナ…その後:2012/05/15(火) 23:58:50 ID:o7bFb6e80

なんだ?とアゼル。
そっちこそ。とエレナ。

お互い譲るが、
エレナが始めに言った。
「いい加減焦らさないでよ…。」

ははぁーん、ついてにお願いしたな。
この言葉を聞いて嬉しいアゼルは
エレナのパンティを脱がし、
激しく舐め、指を入れ
アソコをほぐす様にゆっくり動かした。

舐めなくとも、指を入れてほぐさずとも
グチュグチュですでにほぐれていた。

だが、嬉しくて上機嫌なアゼルは
エレナをイカせたくて舐めたり
指を入れて動かした。


いきなり激しく、優しく 攻められ
直ぐに絶頂に向かったエレナ。

アゼルが何を言いたかったのか
気になるが、それより気持ち良くて
何でも良くなった。

「ぅ…はぁぁ…ッんんんぅ〜…ぁあ!!」

あまりの久しぶりの絶頂に
大きな声をあげたエレナ。
幸いアゼル宅は防音の家なので、
外に声は聞こえないだろう。

絶頂に達し疲れ気味のエレナだが、
まだ体力がある。
次はアゼルの番と、スタンバイする二人。

「いくぞっ…。」
立派なアレがエレナの中に入る。

ズチャ…グチュグチュ…

少し熱いが柔らかく
優しく締め付けるエレナの中。


ドピュッドピュドピュ…

あまりの気持ち良さに、
また直ぐイッてしまったアゼル。
「まさか…!?もうぅ…あぁ!!?」

ドクドク…




799 名前:アゼル×エレナ…その後:2012/05/16(水) 00:29:38 ID:lw/qHf+00

ビュルルッ
なかなか止まらない射精。
それほど溜まっていた証拠。

入れられた時から、絶頂に達しそうだった
エレナは射精の勢いでイッた。

「はぁ…はぁ… また
このパターンじゃんか…。」

エレナが言う通り
過去二回も入れた瞬間勢いよく射精した。
そしてエレナも、勢いでイッた。
ま、やる時が離れすぎという原因だが。

初めての時は、しょうがない。
二回の時は、1ヶ月ぶり。
今回は5ヶ月ぶり。
空きすぎだ。
原因は兄ジェームスと、エレナのプライド。


「でも、次からはじゃんじゃん
Hするから… 多分、パターン変わるよ。多分。 」
何か目を輝かせるアゼル。
エレナは照れ隠しに
バカッと
顔を横に向けた。


そんな会話をしている間にも
アゼルのアレはまだ元気。
射精も止まった。
アゼルはエレナを呼んだ。

呼ばれてアゼルの方へ顔を向けると、
優しく甘いキスをされた。

それだけでは無く、アゼルは腰を動かす。

「んふぅ… あぁん……」
グチュグチュ…
ズチャ…ズチャズチャ…

甘いキスをしながら、絶頂に近づいく。

「んんんぅ〜…あぅぅ…ッッ!!」

先にエレナがイく。
次にアゼルがイった。

ドクドク…ドピュッ…
ドピュッドピュッドピュッ…



終わり…。



800 名前:アゼル×エレナ…その後:2012/05/16(水) 00:33:07 ID:lw/qHf+00

まだ終わりじゃない…!
間違えました。

続き



801 名前:アゼル×エレナ…その後:2012/05/16(水) 00:55:20 ID:lw/qHf+00

疲れきって眠ったエレナ。
アゼルは眠ったエレナの大きな
お腹優しくなでながら
「元気に産まれてこいよ。」
笑顔で言うと眠った。


エレナは夢を見ていた。
子供が産まれて、家族仲良く子育て
していた。
兄ジェームスも入っている。
そう遠くない 幸せな未来の夢。


少し寒い初秋の朝。
朝早く帰って来た
兄ジェームスは愛しのエレナに
会いにアゼル宅に来ていた。

沢山の土産を持って…。
いつもならアゼルが出てくる。
エレナは目を離せばゴーレム設計ばかり。


「あぁ、来たの。」
出て来たのは愛しのエレナ。
びっくりして硬直のジェームス。

エレナの後ろからアゼルが、来て
冷えるから。とエレナを部屋へ戻す。
硬直から目覚めたジェームスは
いつの間にか自分の部屋に居た。

不思議な事もあるもんだ。
と寝てしまった。


「アゼル〜?」
「ん?」
「昨日声が重なった時さ、何を言いたかったの?」
「…エレナにお願いされたかった。」
「はぁ?」
「たまには俺を頼れって事!」
「………うん。」






終わり。



802 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/16(水) 01:00:07 ID:lw/qHf+00

これで今回は終わりです!
間違えて焦った…。






803 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/17(木) 01:25:17 ID:tXB9t9Sf0
最低だわぁ!(赤字

804 名前:モノクロハート:2012/05/19(土) 22:57:42 ID:4JzZXunw0
久しぶりですな。遅れて申し訳ない。では、

「ここがみこちゃんの、なかなか綺麗じゃない」
海辺に立つフウは、海を眺めていた。
「お〜!!命じゃないか。」
何も知らないジョーが来た。
(命?あれ、もしかして勘違い?おもしろそうね。)
「おっほん、どうし・・・」
「どうしたんだ。命?」
フウは迷った、名前も知らない人とどう接するかわからないのだ。 
(やばい!!名前わからない!!)
するとそこに、
「フウ〜〜!!」
叫びながら命が風のように近ずいてきた。


今日は、眠いので終わり。

805 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/20(日) 00:35:54 ID:uHYX1CED0
>>804
>>757を100回声に出して読もう
過去に指摘されてた点が一切改善されてない

806 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/20(日) 01:41:02 ID:k/hsKh3W0
……18禁じゃない場合、あんまりにも非道い作品(作者)はストーリーテラーあたりに
誘導した方が良いかもね、あそこなら馴れ合いもここほど厳しくないし

807 名前:モノクロハート:2012/05/20(日) 23:42:09 ID:6iqAXxQC0
>>805
あまりに眠かったのでつい・・・・
すいません・・・
次は気をつけます。

808 名前:モノクロハート:2012/05/20(日) 23:46:37 ID:6iqAXxQC0
そうだ!!どんな感じに終わ
らせればいいですか?
下手な私にアドバイスを!!

809 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/21(月) 09:32:23 ID:W24Kgki20
18歳になってからまたいらっしゃい。
もう18だって言い切るんなら勝手だけど
18にもなってその程度の知識量なら何を言っても無駄だから諦めなさい。

810 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/21(月) 23:30:32 ID:VMIQslrn0
ネチケットと空気を読むこと、ROMることを学びましょう。
アドバイスをしてもらっている人を見て自分も……と思ったのかもしれないけど、
礼儀正しくない人、空気を読まない人、最低限の、それこそ下手くそと呼べるレベル以下
の文章しか書けない人間には、ここの住人は冷たく当たる人が多いでしょう。
これを書くとあなたは怒るかもしれませんが、書き込みの内容をみると、とても18歳以上だとは思えません。

811 名前:お留守番:2012/05/24(木) 15:00:26 ID:5WKKUVWp0
[原作]ルーンファクトリー3
[作品名]トゥーナの日記より抜粋
[カップリング]トゥーナ×マイス(?)
[オリキャラの有無]無
[備考]小ネタ




なんだか虫の知らせを聞いてやって来ました。
小ネタですが、ご了承くださるとうれしいです。
上のテンプレ、早速使わせていただきました。
一つだけ注意を。
トゥーナのキャラ崩壊にご注意ください。

812 名前:お留守番@トゥーナの日記より抜粋:2012/05/24(木) 15:00:59 ID:5WKKUVWp0
春の月 七日 晴れ

今日からマイスと新しい生活が始まるに当たり、日記も新しくすることにした。
前の日記の最初の方は、マイスを疑ってたりもしたが、今は違う。
あたしはマイスを愛してるし、マイスもあたしを愛してくれてる。
まぁ、あたしの方がもっと愛してるて言ったら、ちょこっと口論になったけど。




朝の六時半。
マイスはもう起きている。
あいかわらず早い。
あたしはマイスに近づくと、抱きしめておはようのキスをする。

「あはは……なんか……ちょっと恥ずかしいね。」

って顔を赤らめながら笑うマイス。
可愛い。

朝ごはんを食べさせあった。
マイスの隣に座って、カリン直伝の「あ〜ん」をする。
これで落ちない男の人はいないとか。
何だかよくわからないけど、マイスが喜んでくれるならと思い、実行。


……うん、ちょっとだけ恥ずかしい。
でも、マイスが可愛いからよしとしよう。




夏の月 一日 快晴

今日から湖が解禁。
これで、マイスと水着プレイは勿論、水中でのえっちも夢ではない。
でも、その前にマイスの水着姿を目に焼き付けておくことにしよう。



813 名前:お留守番@トゥーナの日記より抜粋:2012/05/24(木) 15:02:28 ID:5WKKUVWp0
秋の月 二十三日 曇り

今日はマイスと買物に行った。
腕を組むのは当然のことだ。
あたしはお姫様抱っこでもいいんだよ?
カリンとソフィアは勿論、他の女の子達からも羨ましそうに見ていた中で、
カルロスが異様な視線をマイスに送っていた。
奴は危険だ。



冬の月 四日 雪

今日は寒いので、ユエから買ったこたつという暖房器具で家で二人であったまっていた。
ちょっとだけ大きなやつを買ったので、マイスと隣で座ることが出来るのだが。
東方の人たちは素晴らしいものを作る。
体がマイスの熱と、こたつの熱で、ぬくぬくと気持ちが良かった。
そのあと、あまりに気持ちがいいので寝てしまった。

次の日風邪をひいた。

マイスが看病してくれたのでよしとしよう。


814 名前:お留守番:2012/05/24(木) 15:03:31 ID:5WKKUVWp0
以上です。

小ネタなうえに、エロもない駄文で申し訳ございません。


815 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/24(木) 21:27:09 ID:D5U6dR+S0
乙です
あなたのような人がいてくれて本当に良かった

816 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/24(木) 23:35:09 ID:Jkcq3XPy0
己です。


817 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/25(金) 01:02:31 ID:V5WnGrO20
乙です

818 名前:◆vipkKBZ7zA :2012/05/26(土) 14:06:55 ID:BIqgY3zn0
どうも、以前ラムリアのエロを書いていたものです。続きが出来ました。
遅筆なのにだらだらと長い文章を書く癖が治らず、前回よりもかなり長めになってしまったので、
他の方と被る可能性を減らすためにも、本日の21時頃に投下をさせていただきます。

819 名前:◆vipkKBZ7zA :2012/05/26(土) 21:20:07 ID:BIqgY3zn0
それでは投下します。


[原作]ルーンファクトリー2
[作品名]アルコール高めのラム酒2、5杯目
[カップリング]アルス×ラムリア
[オリキャラの有無]なし
[備考]純愛だけど微妙に鬼畜表現あり、アナルプレイあり、個人的に砂糖を吐くくらい甘めにしたため
   くどいかもしれないので注意。子ども同士なのも注意。キャラ崩壊、微妙に捏造設定注意。
   注意ばかりでごめんなさい。




820 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:21:47 ID:BIqgY3zn0
トリップ変更します。



「アルスさん、起きてますか、それともまだ寝ています?」

 甘く、幼い少女の声が部屋に響いた。愛情をたっぷりと詰め込んだ声で、子供どころか大人でも大きい豪華なベッドで
静かに寝息を立てている少年、アルスを呼ぶ少女はアルヴァーナのヴィヴィアージュ家の一人娘――ラムリアである。
 呼びかけた声に反応が無いとラムリアは数秒近くアルスの寝顔を眺める。そして一つ息を吸い込むと、そっと少年に
覆いかぶさった。

(可愛いなぁ……)

 お互い鼻はくっ付きそうなほど顔を近づけて、アルスの顔を間近で見つめる。自然とラムリアの口元が緩んでいた。

(普段は可愛さと格好良さが混じった顔で、でも時々とても凛々しくなって、そして今はこんなに可愛い
……もう反則だなぁ)

 一旦上半身を上げ、顔を赤らめ、ばんばんと布団を叩きながらにへへ、と笑う。その後、
大人しい自分らしくない動作に気恥しくなったのか、わざとらしく咳をして、きょろきょろとあたりを
見回した後、再び顔をアルスへと近付けていった。
 唇と唇の距離が縮まっていく。

(ん〜〜……)

 ラムリアの愛らしい唇が、少年のこれまた可愛らしい唇に触れる―――寸前、瞼が開き、赤い瞳が少女の翠の瞳に映り込んだ。

「!?」
「おはよ〜、ラムリア」

 少年の間延びした声が響いた。完全に眠っていると思っていたラムリアは驚き、慌てて上半身を起こそうとした。
だが、次の瞬間驚くべき速度で背中に回ったアルスの腕が、がっちりと少女の小さい体をホールドし、そのまま
ラムリアは強引に引き寄せられてしまう。

「!? ん、んぅう! むぅ!」

 本来彼女が想定していた静かで、ロマンチックな口付けとは異なる力強く重なる唇の感覚に、どんどん頭が真っ白になる。
 アルスは、捻じるよう顔を動かしながら力強く重ねる。と思えば、ついばむ様に唇を離し、また重ねる。
 力強いキスと短いが連続して襲う柔らかい感触。この繰り返しを受け。少女の顔が次第にとろけていく。

「ふぅ……んぁ、ちゅ、む……」

 初めは驚きから、固まっていただけであったラムリアも徐々に自分からに唇を合わせるようになっていった。
お互いの頬が林檎の色に染まり、口付けを開始してから数分は経っただろうか、二人とも時間の感覚はとうに失われている。
双方快感を貪りあっていたが少年の方から、そっと身を離した。

821 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:23:38 ID:BIqgY3zn0

「ぁ……アルスさん?」
  
 若干名残惜しそうな顔でふやけた声を発する。接吻だけだと云うのに快楽に染まりきった顔をしている。
 自然と開いた口が「え」の形を描いていた。
 そんな少女の顔を数秒見つめて、アルスは満足げに笑みを浮かべる。

「むふふー、ラムリアかーわいー」
「んむ……」

 からかいが含まれたアルスの笑顔に、一瞬理性の光が瞳に宿る。だが再び襲ってきた
柔らかい唇の感触と、口内に侵入してくる湿った舌が途端に彼女の思考を桃色に染めた。
 ザラリとした舌が歯列をなぞった。ピリピリとした快感が、焦らすようにラムリアを刺激する。

「ふむぅ……ん! んぅ! ぁ……ちゅぷ」
 
 少年の舌に、口の中を這いずり回る蛇のように蹂躙される。上を、下を、右左。そして無意識にラムリアも舌を動かして
絡ませる。思考は奪われ、口内が性器のような錯覚を覚え始める。

「んはぁ……むぇ……ふぅ、ふぅ」
(……この後、どうなるんだろ?)

 ぼんやりと浮かび上がった考え。

(きっとこの後、脱がされて……体中を撫で回られて……いつもみたいに犯されちゃうんだ……」 
 
 口内から全身に沁み渡る快感が少女を狂わせていく、愛する少年に犯されると思うと、
自然と下腹部が熱くなってくる。最早少女は完全に堕ちていた。そんな彼女の思いとは裏腹に、
ぬるりとした感触を残したまま、突然アルスの舌はラムリアの口から引き抜かれていった。

(……ふぇ?)
「ん〜〜……顔洗ってこよ〜」

 困惑するラムリアを横目にアルスは気持ちよさそうに背を伸ばした後、爽やかな笑みを浮かべそのまま
ベッドから降りて部屋を出ていってしまった。

「え、ちょ……」

822 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:24:50 ID:BIqgY3zn0

 豪奢なベッドの上で一人残されたラムリアは、未だ疼きの残る体をどうしたら良いか分からず、
誰ともなしに、

「そんなのって……あり、なんですか……?」

 ひとり呟いた。そして――

「あ、濡れてる……しかもこんなに……」

 何が、とは書かずとも分かるであろう、省略させていただく。


―――――――――――――――

――――――――――
―――――


 顔を洗い、お互い寝起きのだるさからサッパリしたところで服を着る。休日ということもありラムリアはいつもの派手なドレスではなく、
ラフなワンピースを、アルスも館の留守番を任されている身である。一週間屋敷からは出れないため、いつもの作業しやすい服を着ずに、
室内用の軽装に袖を通していた。ちなみにデザインはお揃いだった。ラムリア曰く特注らしい。ラムリアの部屋の箪笥には他にもペアルックが
大量にあるらしいが、その話は今は気にせずとも良いだろう。
 
「朝ご飯はどうする?」
「えーと……そうですねぇ……」

 体の火照りもようやく治まり、部屋から出て二人一緒に長い廊下を歩きながら顎に人差し指をやって
考える。数秒考えポンと手を叩いた。

「サンドウィッチにしましょう、火も使わないですしね」
「良いね、今日はどっちが作る?」
「もちろん私が作りますわ、妻の役目ですもの♪」

823 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:25:45 ID:BIqgY3zn0

 むふー、と今はまだ小さいが将来性豊かな胸を張る。その後自分で言って恥ずかしくなったのか、
顔を赤くし、キャッ、と可愛らしく声を上げ顔を両手で隠す。しかし緩んだ頬は
全く隠せていなかった。

「そっかぁ、ラムリア料理上手だから楽しみ」
(いや、あなたの方が上手なんですけどね……)

 お互い毎年の料理コンテスト一位、二位を争そう身である。ここ何年かはアルスが
優勝している為、ラムリアとしては色々複雑な気分である。
 そうこう喋っているうちに台所へ到着する。着いて早々ラムリアは棚からエプロンを取りだし、
料理のため準備を始める。

「あ、ラムリア手伝うよ〜」
「駄目ですよ座っていてください」

 そう言って腕を捲ろうとするがラムリアに止められてしまう。

「アルスさんこの前手伝うと言っておきながら、私がお手洗いに行っている隙に
一人で作りましたよねぇ」

 眼が全く笑っていない笑顔で釘をさす。そんなラムリアに身を引きつつ、

「つい乗っちゃって……」

 てへっ、と調子良く舌を出しながらアルスは数歩下がる。そんなアルスに
調子良いんですから、と呟きながらも可愛いと思ってしまったのは惚気である。

「さて、ではアルスさんのために愛情込めて作りますか」

 可愛い絵柄の付いた子供用のエプロンを慣れた手つきで着用する。グルメな血筋なためか、
自分で料理をすることに興味を持ち、セシリアに習い始めた。アルスを好きになってから
彼の気を引くことと喜ばせたい一心で更に熱心になり、気が付けば町の子供たちの中で
一番といって良いほどの特技となっていた。問題はそのアルスが自分に負けず劣らず
料理が得意ということだ。マルチな才能の持ち主にも程がある。そう思いラムリアは、内心彼に対して
呆れた。

824 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:27:23 ID:BIqgY3zn0

 それはさて置いて食材を洗い、いざまな板の上に食パンを置いて切ろうとした瞬間。
背後から奇妙な視線を感じて振り向いた。当然と云えば当然なのだが、アルスが立っていた。
ただ目つきがおかしいとラムリアは不気味に思った。
 確かあの目は―――

「あの、アルスさん……向こうでくつろいでいて良いですよ、作ったら持っていきますから」
「ううん、ラムリアのエプロン姿とっても可愛いから見ていたいんだ」

 直球すぎる台詞に少女の頬に熱が宿る。

「あ、ありがとうございます」

 赤くなった顔を隠すように急いで前を向いた。食パンを切る間も
熱の籠った視線は、べっとりと粘りつくように背後から感じられた。

(ラムリア、後ろから見ても綺麗だなぁ……)

 少女からは当然見えないが少年の目線は彼女の体へと向けられていた。
 露出度は少ないが体のサイズにぴったりと合った今の服は、いつもゆったりしたドレスを着ている為
見えない華奢な体つきを露わにしていた。
 足音と気配を完全に絶ち少女の背後に近付く、ダンジョンで敵から隠れる為に培った技術の
無駄遣いであった。ギリギリ息が掛かるか掛からない距離まで接近する。
 
(いつも思うけどやっぱりラムリア良い匂い……それに)

 チラリと目線を下にずらし小振りかつ形の良い臀部を見つめる。そしてゆっくり手を伸ばした。

「!? ひゃ、あ! な、なにを! するんで……んぁ!」

 喚くラムリアを無視して、服の上から桃の様なヒップを揉みしだく。

「柔らかい……」

 惚けた顔でぽつりと呟く、そのまま服の中にまで手を侵入させていった。

「や、ぁ……止めてくださいよぉ……料理できま、せ……ん!」

825 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:29:25 ID:BIqgY3zn0
 弱々しく非難するが、心地良い刺激に本人も気付かず、徐々に期待を隠しきれない声に変っていった。
局部から微かな水音が立ち始める。

「ん、じゃあ止める〜」

 え。と、ラムリアの口の形が変わる前にアルスは無駄に良い身のこなしで、密着していた体から
一瞬で離れる。
 本日二度目の放置。あまりと云えばあまりの行いにラムリアは、体の疼きを抑えられそうになかった。

「そ、そんなぁ……ひどいですよぉ! さっきも……」
「えへへ〜、続けてほしい?」

 涙交じりの抗議を途中で遮り、不敵な笑みを浮かべながら少年は言う。どう見ても碌な事を考えている顔ではない、
だが少女は分かっていながらも我慢しきれずぶんぶんと首を縦に振るうしかなかった。

「じゃあ、お願いがあるんだけど……」

 数分後。

「うぅ……ほんとにこんな格好で?」
「うん! うんうん! 最高だよ、男の夢だよ!」

 興奮しながら喋る少年の輝いた瞳には、裸身纏ったエプロン。所謂裸エプロン状態のラムリアが映っていた。
雪のように白い肌は、羞恥心から赤く染まっている。

「は、恥ずかしいです……」
「だから良いんだよ〜、それじゃ野菜切って♪」
「アルスさんみたいな人、きちくって言うんですよ……」

 頬を膨らませる。しかし、怒った顔も可愛らしさを隠せていなかった。
そのまま、まな板の方に体を向ける。つまりはアルスに殆んどむき出しの背部を見せると
云うわけである。

(あ、ぅ……後ろ全部見られてる……)

 ラムリアの心中通り、少年は欲情を隠さない血走った眼で凝視をしていた。

826 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:30:32 ID:BIqgY3zn0
(うわぁ……本で見たけど、実際見るとこんなに良い光景だったなんて……)

 興奮はしている。しかしそれを鋼の精神で耐え二分、三分アルスは見つめているだけで手は出さない。
見られている。それだけだ。だが、朝の濃いキスと先程の愛撫で火照りきった少女にとって、酷く長い疼き。
それこそ拷問のように感じられるのだ。

「ふぅ、は……ぁあ」

 自然と少女の口から荒くなった息が零れ出す。愛撫されている訳でもましてや触られている訳でもない。
ただ、あられもない姿を見つめられているだけである。だが素肌に直接視線が突き刺さっていると分かる。
それにより触れられる筈のない視線によって体の後ろ側を撫でまわされている錯覚を覚えた。

「ラムリア」
「ひゃ! はい……」

 少年の声に首だけ振り向く、いつもの優しい目つきではない、先程の不気味な光を目に宿した
アルスがそこにいた。

「触って、良い?」
「え、あ……はい」
(……思い出した。あの眼は)

 近づいてくる。微笑みながら。

(エッチな事を考えている眼でした……)

 惚けた頭で考える。だがそれも再び臀部に襲ってくる感触に中断されてしまう。

「あ、やぁ……」

 むにむに、と白く柔らかい肉を揉まれる。それに服の上から触られた先程とは違い、
今は少年の手が直に敏感となった肌を辱めている。おまけにとびきり器用だ。


827 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:31:31 ID:BIqgY3zn0
「やわらかい♪ ……あ、そうだ、舐めても良い?」
「ひ、ぁ……舐めるなんてぇ、汚……ふひゃぁ!?」

 問いかけはするが答えは聞かず、アルスはしゃがみ込む。そして下半身を両腕でがっちりと拘束し、
小さい舌で尻肉の柔らかさを確かめるように、肉に埋まるように舌先を強く押しつける。
そしてそのままゆっくりと、なぞるように舌を這わせた。

「はぁぁあぁ、んぁ! ふぁ……っ!」

 ぞくりとした快感がラムリアの背中を走る。アルスとは今まで数え切れないほど子供のくせに
体を重ねたが、裸エプロン状態でお尻を舐められるのは流石に初めてであった。そのために
今まで味わったことのない未知なる感覚と背徳感が一層肉欲を燃え上がらせるのだ。

「ふひぁ、あ、あぁ……ん」
「んむ……ちょっと痛いかもしれないけど……」
「ぇ、あ……? ひぎぁ!?」 

突如、ラムリアの右側の臀部に鋭い感覚が走り、堪らず悲鳴を上げた。

「痛い?」
「ふぅ、ふぅ……痛くないです……」

 少し心配そうな少年の声に息を整えてから返す。

「じゃあもう一回噛むね」
「へ? 噛むって、あぁ!?」

 返答を聞かず、アルスはラムリアの柔肌に再度歯を食い込ませた。噛むと言っても微々たる痛みしか
感じない程度の力である。歯形も残らない。
 同じ箇所だけを何度も噛んで、反応を気に行ったのか左の肉に顔を移動させる。もちろん臀部に口付けをしながら
焦らしながらである。顔を移動する間も絶えず艶やかな声が鳴った。
 実際には数秒程度だが少女にとって異様に長く感じられた顔の移動も終わる。同時に左の臀部の真ん中辺りをアルスは
幼くて小さな舌で柔肉をぺろぺろと舐める。
 そして唾液に濡れた部分に再びかぷりと噛みついた。


828 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:32:47 ID:BIqgY3zn0
「んぁあ! あ、あぁ、はぁん!」

 甘噛みとはいえ多少なりとも痛みを感じているのは間違いない。だがピリリとした痛みを感じると同時に
快感を覚えるのだ。痛みそのものが快楽と化しているかのように。
 そのままアルスは臀部のあちらこちらに甘噛みをし始める。カプリ、カプリとペースを速めていく。
そして噛まれるたびに、痛みを感じる度にラムリアの小さい体へ快感が走る。
 既に包丁は握っていない、手先が震えて危ない上、何より調理するという考え自体とうに少女の頭から
消えていた。
 そしてアルスは口で臀部を凌辱しながら、下半身を抑えていた腕を回して、直接指で花弁に触れ、
ぐりぐりと指でこねくり回した。

「はああぁ……ふぁ、あぅ、やぁ……んああああぁ!」
「んむぅ、もうここも……凄い濡れちゃっているね」
「はぁはぁはぁ、お、アルスさんのせいで、すよ……ひぁ!」

 ラムリア本人は責めるつもりで言った言葉もまったく棘はなく、顔も快楽によって
だらしないものとなっていた。口の端からは唾液が流れ、ぽたぽたと肌に落ちるが。
夢中になっている為気が付かない。

「お! あぁ! 起きた、時も、んぅ……キス、だけなんてぇぇ」
「ちゅ、ふぅ、ん……ごめんごめん、寝ぼけてたから、それに起きたばっかりだったし」

 ぷりぷりとした肌から口を離し、苦笑しながら話す。とろりとした唾液が少年の唇と
少女の桃尻に一瞬だけ橋を掛けた。

「はぁ、はぁ……じゃあ、今度は最後までしてくれますか?」

 首だけ後ろを向く。
 少年の瞳には目を潤ませ、幼く、それでいて淫らに微笑む少女の顔が映る。

「えへへー、勿論!」

 そういうとアルスは、よっ、と気合いを入れて立ち上がり、ラムリアの腰に両腕を回して、
軽々と持ち上げる。そのまま数歩下がる。

829 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:34:00 ID:BIqgY3zn0
「ふふふ、台所でやるのは初めてだねー」
「べ、別に部屋に戻ってからでも……」
「我慢できなーい♪」

 軽口を叩きながらアルスはラムリアを地面に下ろす。自然に彼女の姿勢は四つん這いとなる。
 
「あ、服脱ぐからちょっと待って」
「う〜……テンポ良く進みませんねぇ……」

 数十秒後、あっさり服を脱ぎ終えて、既に勃起状態の陰茎を入口にあてがい、焦らすように、
上下に擦る。粘着質で淫靡な水音が台所という不釣り合いな空間に響いた。

「ふ、あぁ……じ、焦らさないで……くだ、さいぃ」
「別に、焦らしてるわけじゃないけど、ね!」
「!! ……っぎ……ぁ!!」

 宣言も無く挿入された肉棒の衝撃に、先程までに散々焦らされてきたためか、
一瞬でイキかけてしまった。

「ぁ……あぁ……」
「ん、きつい……ゆっくり動くね」
「ふぁ、ふぁいぃ……」

 少女の気が抜けた返事を聞くと、少年は言葉にした通りゆっくり、慣らすように
腰を動かす。先程挿入したのは良いが、少女の膣が特別狭いためか、中々奥まで進まない。

「う、ぁあ……入ってくる。アルス……さんの、がぁ!」

 既に十分濡れているため、痛みはない。むしろ固い剛直が自分の膣肉を抉り、征服して
こようとする感覚に、同年代の少女達には決して分からぬ被虐的な快楽すら覚え始めていた。

「んんうぅぅぅ! ……あぁん! はぁ、はぁ……くぁああ!」


830 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:35:31 ID:BIqgY3zn0

 そんな少女の心を察したのか、ぐりぐりと膣肉を広げ、腰を回すように動かす。
 後ろから突かれているため、ラムリアからはアルスの顔が見えない、だが、きっとサディスティック
な顔をしていると激しい快楽で余裕の失った脳裏に浮かんだ。事実アルスの顔は、獣を思わせる
獰猛な笑みを浮かべていた。

「ラムリア……気持ちいい?」
「ふぐああああぁぁ! あ、き、きもひ、いぃ……で、すぅ! はあぁ!」

 息も絶え絶えに答えるラムリアに、アルスは一瞬だけ優しい笑顔を向ける。しかし次の瞬間、
その笑顔も腹黒そうなものに変わり、腰の動きを加速させる。当然台所に響いていた少女の嬌声が更に
大きくなった。
 そんな彼女の悲鳴とも言える嬌声に耳を傾けながら、アルスは口を開く。

「気持ちいいんだ……後ろから、犬みたいに犯されて」
「んううぅ! や、い、やぁ……そ、そんな、ことぉ! 言わな、あぁあ! でくださ、いぃぃ!」
「なんで、本当のことでしょ? 気持ちいいんだよね? みっともない姿で一方的に突かれてさ」
「やあぁ! あふぅ、いじ、わ、んぅ! しない、でぇ……は、はあぁ!」

 どこでそんな知識を得たのか、アルスは所謂言葉攻めを開始。ベタともいえる台詞回しであるが
ラムリアには効果的なようだ。少年の嗜虐の籠った声が、耳に入るたびに少女の体が震えて、
自らを犯す少年の剛直をさらに受け入れ、快楽と水音が増していく。

「意地悪なんて、してないよ本当の事、ん、言ってるだけだもん。でも本当の事言われてラムリア
すっごく喜んでいるよね。変なの」
「やああぁ! わ、たし、ぐぅう! へ、んじゃ、ないぃ!」

 恥辱心と快感から親しい仲でも使っている敬語を忘れてしまっている。少女の顔は羞恥と
快楽による陶酔が入り混じり、喜んでいるようにも悲しんでいるようにも見える。

「変でも良いよ〜、ラムリアのそんなところも大好きだよ」
「あぐぁあ!? そ、そんなこと、言っ、ちゃ! っあ、あああぁあぁあああ!! 」

831 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:36:14 ID:BIqgY3zn0
 責めるような台詞が続いた後に、優しく甘い言葉を囁く、まさしく飴と鞭である。
お約束ともいえるやり口であったが、幼い少女には耐性も全くなく、甘い飴による快楽は一気に
絶頂へと導かれてしまった。  

「ぁぁああ……が、ぅ……」
「あは、イっちゃった?」

 高く声を上げたラムリアは、そのままがっくりと上半身を床に落とす。ふー、ふー、と絶え絶えに息を吐き、
絶頂の余韻に浸る。少女の目に光はない。
 しかし、アルスはラムリアの腰に腕を伸ばし、ぐいっと持ち上げ、無理やり体勢を立て直した。
そして先程オルガズムを迎えたばかりのラムリアに再び責めを開始した。

「ふ、にゃあああああああああ!? あ、だめぇ! イったば、かりなのぉ、お、おああああ!」
「んっ……僕はまだまだいけそうだよ……だから、もっと気持ち良くなって」

 顔を赤らめつつも、のほほんと喋る。しかし下半身は凶悪に動かし、ごりごりと膣肉を抉り、
容赦なく子宮を突き、燃えあがるような快楽を少女に与えていた。

「んううぅうううううぅ!! や、あ、あ、ああああぅぅ!」

 一方ラムリアは堪ったものではなく、強烈な快楽に叫び声を上げるしかなかった。
頭の中は火花が散り、飛び散った愛液が床を濡らし続ける。

「あ、き、きもひいいいいぃ! よずぎますうぅぅうぅ!!」

 絶え間なく襲いかかる絶頂に呂律が回らなくなり、少年の剛直をさらに締め付ける。

「う、んぅ……きつ、い……」
「はぁ、うう……ご、ごめ、んなひゃ、いいいぃいぃぃ」

 激しい快感の渦の中でも律儀に謝るラムリア。そんな少女に愛しさが溢れたアルスは、
先程のサディスティックなものと違う、柔らかく優しさに溢れた笑顔を浮かべた。
そして、愛おしむようにエプロンと小さく揺れている少女の胸の間に両手を差し込んだ。

832 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:38:43 ID:BIqgY3zn0
「大丈夫だよー、その分とーーっても気持ち良いよ〜」

 そう言いながら、歳の割には大きめの胸を痛みを感じさせないように優しく鷲掴みにし、
交互に揉みしだく、柔らかく、そして瑞々しい極上の青い果実を手のひらで味わう。

「はぁぁぁ、かっは! も、だめええぇぇ、こわ、こわれ……んひゃあああああ!?」

 少女の悲鳴を聞き流しつつ、綺麗な桃色の小さい乳首を片方は指の腹で優しく擦り、
もう片方は潰すように、ぎゅっと摘む。さらに、少年は自分の分身を勢い良く押しこみ、
子宮を突きさすように刺激し始める。

「んんんぅぅううう! うぁ、あぁぁあああぁ!」

 人一倍感じやすいラムリアは、快楽に我慢できなくなり涎と涙で顔中を濡らしながら、
愛しい少年に痴態を見せる事で更なる快楽を得る。普段の清楚な少女からはかけ離れた姿を
ただ一人だけに見せる。

「ううぅ……ぼくもそろそろ限界、今度は一緒にイこ?」
「くううぅぅ……! はぁ、はぁ、ひゃい……いっひょに」

 ほとんど絶頂しっぱなしだったラムリアは、いつも以上に優しいアルスの声に
快感の中で、強引に理性を取り戻し、呂律も回らない舌で何とか返答をする。 
 ラムリアの許可を得た少年は
先程とは比べ物にならないほどの絶頂を迎えることになる。

「っひ、んぁっ、ぅあああああああぁぁあぁあ!!」
「むぅ……くっ! つ……!」

 強すぎる快楽に悲鳴というよりも絶叫を上げ、その背を限界まで仰け反らせる。
そして、ほとんど同時にアルスも己の熱い欲望を愛する少女の最奥へ解き放った。
 下腹部から伝わる自分の子宮を熱く濡らしていく感覚に恍惚とした表情で口を開け舌を突き出す。

「ん……熱ぃ……ふ、ぁ」


833 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:39:33 ID:BIqgY3zn0
 絶頂より全身を痙攣させ、少女の小さな体には収まりきらない量の精液が、結合部から愛液と混ざり、
溢れだす。たっぷりと己に刻まれた少年の愛を感じ、喜びを覚えながら―――少女は気絶した。


――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――
―――――――――

「ん…………」

 重たい瞼が上がる。光が目に飛び込んでくる。パチパチとしょぼついた。
 どうやら机にうつ伏せとなっているようだ。体に力を込め重い上半身を上げる。服は多少乱れているが
どうやらアルスが着せてくれたらしい。汗やその他色々な体液も綺麗に拭いてある。
 そのまま食堂へと運んだらしい。見慣れた景色である。
 

「あ、起きたの?」

 声の方向を向くとアルスがいた。地味なエプロンを着て、サンドイッチがのった大皿と
飲み物を乗せたトレイを両手で抱えるように持っている。
 起きたばかりで思考がはっきりしないラムリアの横の席に移動し、丁度二人の中間となるように
トレイを置き、そのまま座った。

「びっくりしちゃった。気絶しちゃうんだもん」

 穏やかな日差しのように、柔らかく明るい笑顔を浮かべながらアルスは言う。
その笑顔を見ると段々頭が鮮明になっていき、少女は瞬く間に顔を真っ赤な色へと染め上げる。
 自分が絶頂を迎えた後、そのまま気を失ってしまったと自身の状況を理解するのに数秒も掛からなかった。

「うぅ……ばかぁ」

 涙目で小さくなっていくラムリア。そのあまりの可愛らしさに思わず抱きしめたくなるが、
ぐっと堪える。


834 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:40:19 ID:BIqgY3zn0
「ごめんごめん、朝ご飯僕が作ったから……食べよ?」
「ぐすっ……私が作る筈だったのに、アルスさんに美味しいご飯作ってあげたかったのに……」
 
 恥ずかしさのためか、気が弱くなりぽろぽろと涙が溢れた。些細なことだ。
だが少女にはとてもとても大事なことだったのだろう。
 小さな恋人を泣かせてしまった少年は急に罪悪感に胸を締め付けられる。片手を伸ばしそっと肩を抱いた。

「ごめんねラムリア、ごめんね……」

 悲しむ相手になんと言えば良いのか、賢い少年だが、幼さのためまだ分からない。ただ謝ることしか
できない、言葉にできない愛情を、言葉にならない愛情を触れる事で伝える。それが精いっぱい。
 しかし、抱き寄せられ、少年の身の暖かさと、自分へと向けられる愛情が伝わったためなのか、
涙が止まる。そして触れられ伝わる暖かさをもっと求めようと、さらに少年へ身を沈めた。

「ん……あったかい……分かってくれればいいんです」
「ふふ、良かったぁ。お昼はラムリアが作ってくれる?」

 自分の胸に沈む少女の顔を覗き、お願いをする。アルスなりのフォローだろう。
ラムリアは顔を上げ、赤い瞳を見つめた。そして少年の優しさに笑みを浮かべ―――

「今度は、邪魔しちゃ嫌ですよ」
「うっ……分かってるよ〜」


 ちょっぴり怒気を孕ました声で釘を刺した。
 その後、二人で仲良く(イチャつきながら)朝食を済ませたのは言うまでもない。


(やっぱりアルスさんの方が料理上手いなぁ……)
「え? なに? なんで睨んでるの!? まだ怒ってるの〜!??」


835 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:42:04 ID:BIqgY3zn0

――――――――――――――――――

―――――――――――――
―――――――――


 何だかんだで朝食を食べ終えた後、二人は学校の宿題を済ませ、庭に出る。留守番とはいえいつまでも
閉じこもっていては体に毒である。

「ラムリア〜、大丈夫だからこっちに来てよ〜」
「無理! 無理です無理です! 怖いですわ!」

 そこで何しているかというと、(アルスだけだが)シルバーウルフとハンターウルフの世話をしていた。
 いくらアルスが強いと言っても一人だけで護衛や警備を努める事は出来ない。平和なアルヴァーナでも
用心に越したことはない。そこで番犬としてモンスター小屋からアルスのお気に入りの二匹を引っ張り出し
てきたというわけである。
 しかし、この二匹、言ってしまうと顔が怖い、ファンシーでキュートな顔なモンスターが多いルーンファクトリー
シリーズでも雑魚クラスの中ではトップクラスに凶暴な顔をしている。
 それに加えてでかい、モンスターというだけあって普通の狼の何倍はあるだろうか。そんなのが鎖も無しに
自分のすぐ近くにいれば、子どもじゃなくても怖いのは当たり前である。ただアルス(アースマイト勢)が
おかしいだけである。
 
「仲良くなったモンスターは大人しいから噛んだりしないって〜」
「アルスさんのことは信じていますし、頭では理解できますけど、それでも怖いものは怖いです!」

 そりゃそうである。

「そんなに嫌なら……良いけどさ……」

 一方アルスは自分の大好きなモンスターがラムリアに怖がられるのは良い気がしない。
この二匹はカイルが(移動用に)捕まえてきたもので、生まれたころからの馴染みなのである
自分の好きなものが否定されるのは誰だって嫌なものである。特にそれが大切であればある程。
 アルスは歳の割には大人びているため怒ったりはしないが、相当ショックを受けてしまったようだ。
大人しく座っている二匹の間に挟まれていじいじと指で地面をいじくる。


836 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:43:50 ID:BIqgY3zn0
「うぅ……君たちの綺麗な毛並みの良さを分かってほしかったんだけどな」
「わんわんお (まぁまぁアルスさんやぁ、おらたちゃべつにきにしてねぇべぇ」
「わんわんわんお(んだんだ、おんなのごがわっちらみたいなおおがみをこわがんのはしゃあねぇべ)」

 なんて言っていたか、ラムリアには分からないが、落ち込んでいるアルスの肩を前脚でぽんぽんと
慰めるように二匹は叩いた。

「うぅ……ありがとう、ラムリアにも君たちの魅力を理解してもらえるように頑張るよ!」

 そんなことを言いながらアルスは、二匹の首を抱きしめ感涙する。キラキラとした得体の知れない
エフェクトが、ありがちでくっさい寸劇を繰り広げている少年達の背景に見えるような気がしてラムリアは
目を擦った。
 そしてアルスはだーっと滝のように流していた涙を拭い、勢いよく立ちあがる。
 ぐるりと首をラムリアの方向へ向ける。先程泣いていたとは思えない爽やかな笑顔である。
それがかえって不気味だとラムリアは思った。

「というわけでちょっと用事が出来たから、工房に籠るね」
「何が、というわけなんですか!?」

 ハハハと笑い声を上げながら、屋敷へと滑るように移動するアルス。少女はそんな少年の奇行に突っ込みを
入れるが、返事がある筈もなくアルスは扉を開けようと取ってに手を掛ける。しかし開きかけた所で
ふと何かを思い出したように顔を上げる。そして来た道を戻りラムリアの傍まで忙しなく駆けよった。
 
「ラムリア……」

 ぐっと顔をラムリアに近づける。ギョッと数センチ下がったが、先程とは違う真剣な瞳に見つめられ、
少女の顔は赤くなってゆく。

「な、なんですか」
「時間かかりそうだから晩御飯もよろしくね」

 そう言って、少女の柔らかい頬にちゅっ、と軽い音を立てて唇を埋める。
 林檎のように赤くなり、呆然と少女は立ちすくむ。そんな少女を置いてそのまま少年は、再びスタコラサッサと
屋敷の中へ入っていった。
 ちなみに少女が正気に戻った後、怖ろしいモンスターが二匹も庭にいて、屋敷に一人で戻らなければいけない
と気付き途方に暮れる事になるのはまた別の話である。

837 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:46:22 ID:BIqgY3zn0
――――――――――――――――――

―――――――――――――
―――――――――

「お風呂、先入る?」

 夕食後、ラムリアは昔から読んでいる恋愛小説のシリーズ最新刊を読んでいる最中に
片腕で逆立ちをしながら腕立て伏せをしているアルスに声を掛けられる。ちなみに回数は軽く
三桁を超えていた。

「お風呂ですか?」

 あんな細腕のどこにそんな力があるんだろう、と首をかしげながら、その意味が分からず言葉を繰り返す。

「うん、お風呂先に入るか後に入るか」

 アルスは、よっ、と小さく言い放ち片腕に力を込めて跳躍し、両足を床につける。
 少年の超人的な動作を横目に見つつ、ラムリアは頭を捻る。

(先……後? うーん、お風呂はいつも一緒に入っているから順番じゃない筈……あ!」

 両手で口覆い、みるみる肌を紅色に染めていく。少年の言葉の意味が分かったのだ。
 そんな少女の初心な反応を見て、アルスは笑みを浮かべる。純粋な笑顔のようにも、邪な笑顔のようにも
見える。そのまま少女に近づき、肩を引き寄せ、唇を耳元に近づける。

「お風呂、エッチなことする前に入る? それとも後で?」
「うぅ〜、はっきり言わないでください〜」

 腕の中で縮こまる少女に胸がくすぐったくなり、アルスは抱き寄せる右腕に力を込める。

「……あ……いで……」
「え? なぁに?」

 顔を赤らめ、涙目になる少女の小さな口からぽつぽつと音が漏れる。

「後で……良いです、どうせ汚れちゃいますし……」

 床を見ながら、耳を傾けてようやく聞き取れる程の大きさで話す。

838 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:47:30 ID:BIqgY3zn0
 少女の言葉を聞き、少年は顔を輝かせる。そして左手を少女の左肩に乗せて、くるりと
身体を回して、少女の背後を正面から視姦する形になる。

「? あの、アル……」
「ラムリアぁ〜〜!!」
「ふっきゃああああああああああ!?」

 がばちょっ、と効果音を出しながら服の上から両胸を鷲掴みにする。
 ラムリアはじたばたと弱々しく抵抗するが、力で敵う筈もなく、服の上からでも分かる絶妙な指使いで
胸を揉まれて、すぐに快楽を感じるようになってしまった。

「ふ、んぅ……うぁ……今から、ですかぁ……あぁ」

 初めての頃と比べて喘ぎ声を隠さなくなってきているラムリアに少年は可愛らしくを浮かべ、
顔を長い髪に埋め、鼻で呼吸をする。

「くんくん……ふはぁ〜、ラムリアの香りだぁ〜……良い匂い〜」
「ふやぁ!? や、止めて、はぁ、ください! ふぅん……はぁ、はぁ、やっぱりお風呂に入ってから……」
「だーめ♪ 一度決めたことは守らないと駄目だよ」

 愉快そうに言葉を放ち、服に手を掛けてするすると脱がせていく。いつもより脱がせるのが速い。
普段着ているドレスよりもラフな服装のせいだろう。脱がせるのが早くて楽なのは良いが、アルスは若干物足りなさを
感じていた。それも男の我が侭かもしれない。
 兎にも角にもショーツ一枚を残してラムリアは白い肌を全面的に晒すことになった。
恥ずかしそうに胸を隠すが、可愛らしい柄のショーツは、アルスに見てもらうために選んだもの
であることは彼女だけの秘密である。
 ラムリアを脱がせた後、アルスもさっさと脱いでトランクス一枚になる。健康的な色合いの肌が露わになる。
華奢ともいえる細い体つきは少女のようにも見える。だが、これで大剣や巨斧を軽々振り回しているのだから
侮れない。

839 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:49:32 ID:BIqgY3zn0
「ラムリア……いつもよりひどいことしても良い?」

 背後から抱きしめ、耳元で少年らしからぬ艶めかしい声で囁く。愛撫にも似たその声に、
少女はビクリと身体を震わせて、俯いた。数秒後、声を出さずに小さく頷いた。
 ラムリアの声なき返答を見て少年はくすりと微笑む。微笑むといっても手は既にショーツの上から
少女の恥部を愛撫し始めているのだから容赦ない。
 ショーツに沁みが出来始め、徐々に広がっていく。

「ふぅ……ぁ、あ……」
「じゃあ、これつけてー」

 今か今かと期待するように、快楽に理性を委ねていくラムリア。そんな少女を少年の妙に楽しげな声が
現実へと引き戻した。ラムリアの目の前に現れたのは―――

「ふ、ぇ……? なんですかこれは?」
「いぬみみ。ちなみにRFシリーズには出てこないよ、ねこみみやうさみみはあるのにねー」

 誰にともなく意味不明の発言をするアルスは、困惑するラムリアの頭にいぬみみを
取りつける。彼女の髪の色に合わせた配色であるため、本当にラムリアの頭から犬の耳が生えている
様に見える。

「こんなものどこで……」

 指先で触りながら言う。ふわふわした手触りからすると上質の毛皮が使われている様だ。

「ハンドメイドだよ!」

 片目を瞑り、親指を立てる。少女には、ビッシィ! と快音が聞こえたような気がした。
昼頃に屋敷内の工房で作っていたのはどうやらこれらしい。ちなみになぜ工房が屋敷にあるか
というと、将来アルスが屋敷に住むと見越したマックスが、アルスのために拵えたからである。
何もそこまでしなくても良いのに、とアルスは思ったが、折角の好意を無駄にするのも悪いと思い、
日ごろから活用している。

840 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:50:29 ID:BIqgY3zn0
「……それで、何でこれを付けるんですか?」

 可愛いー、とラムリアの体を引き寄せ頬に繰り返しキスをするアルスに、少女は当惑を隠さない
声で尋ねた。

「うん? ……ラムリアはウルフたちが苦手でしょ」
「……ええ、その通りですけど」

 申し訳なさそうな顔で目を伏せる。彼女とて愛しい少年の好きなものを嫌いたいわけではないのだ。
 そんな少女の暗い想いとは裏腹に少年は目をキラキラ煌めかせながら話を続ける。

「だからー、ウルフたちの気持ちを分かってもらおうと思って、犬になってもらおうと」
「えええぇぇ!? なんですかその意味の分からないな理屈は!? しかも犬って……狼じゃないじゃないですか!」
「イヌ科だからだーいじょーぶ」

 と言ったところで、納得できる筈もなく言葉を荒げようとする少女の口を己の唇で塞ぐ。
口を塞がれ、抗議の視線を少年に向けるが、アルスの器用な舌使いに、数秒でとろけてしまう。

「ん、ふぅ、ぴちゅ、ゃ……くちゅ」

 舌を絡ませ、口内をなぞる。互いの唾液と唾液が混ざり、粘着質な水音を立てる。
 まだあどけない顔立ちの少年と少女がお互いを貪りあい、快楽を求めるその様は、酷く背徳的で、
酷く官能的であった。
 数十秒、いや数分経ったのだろうか、最早お互いに時間の感覚はない。ゆっくりと顔を離す。
とろりとした唾液が、お互いの唇が離れることを惜しむように橋を掛ける。
 
「ん……アルスさぁん……」

 先程の困惑もどこへやら、捨てられた子犬のように、甘く、切ない声を少女は絞り出す。
 そんな彼女にアルスは愛しさが胸の内にどっと溢れ、今すぐに滅茶苦茶に犯したくなったが、
理性を総動員する。本番はこれからだ、冷静に、冷静にと心の中で呟き、何気ない風に笑顔を向ける。

841 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:51:43 ID:BIqgY3zn0

「それじゃあ朝と同じように四つん這いになってくれる」

 顔は笑顔だが少年は語気を強めながら言う。言葉の内容は命令ではないが、強い口調は反論や抗うことを
許さない無言の圧力を感じ、ラムリアは言葉もなく少年の言った通りの体勢を取る。恥ずかしい半面、
強気な少年の態度と言葉にぞくりと不可思議な感覚が背筋を震わせた。それがマゾヒズムによる快感だとは
幼い少女には理解できる筈もない。
 言ってもいないのに、自分へと可愛らしい小尻を向けてくる少女に満足をしつつ、
両手で下半身を軽く上げ、顔を近づける。そしてそのままショーツの上から、性器を舐めはじめた。

「ふあぇ!!? な、何を、す、あ、ぁあ……」

 ビクビクと震え、逃げ出そう腰を振るラムリアの体を押さえる。先程の愛撫と口付けにより濡れ始めている
ショーツが、舌による刺激で更に愛液が分泌され、唾液と共に沁みを広げていった。ピッチリと布に陰部が
張りつき、スジの形がくっきりとショーツ越しに露わとなる。

「んあ、あぁ……ふくぅ! やぁ……」
「ぴちゃ……れろ……あは、気持ちいい?」

 蕩けた顔で喘ぎ、更なる快楽を求めるようにラムリアは嬌声を上げる。
 そんな少女の甘い声を聞き、中性的な可愛らしい顔で少年は微笑む。そして一頻り
ラムリアに至福を味あわせた少年はゆっくりと、惜しむ様に顔を離した。

「アルス、さん……?」

 物足りなさそうな顔で、首だけ後ろを向ける。
 それに気付くと少年は、にこーと音が出そうなわざとらしい笑顔を浮かべ――

「とりゃー」
「ひきゃああ!?」

 勢い良くショーツをずり下げる。外気に触れた下半身の熱が奪われてゆく。
冬ではないため寒くない、むしろ心地よい冷たさをラムリアは感じた。
 しかし、下半身を直に見られる恥ずかしさからか、身体の熱は更に増した。

842 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:53:03 ID:BIqgY3zn0
「あはは、驚いた?」
「う、うぅ……もっとムードってものを考えてください〜」

 ケラケラと笑う少年に拗ねてしまったのか、むぅ、と可愛らしく頬を膨らませ、
首を前に戻す。ごそごそと後ろで何かをしている気配があるが、振り向かない。

「ちょっと失礼するねー」
「? 今度は何をする気でふぇあああああああ!!!??」

 下半身から脳に伝わってきた刺激に今日一番の大声を上げる。ぬるりと奇妙な感触が
彼女の菊穴、即ちアナルに襲いかかってきたのだ。


「んしょ……ちゃんとほぐさないと」

 ぬるりとした感触は、少女には分からなかったが、ローションを掛けられたのである。子供のくせに
なんて物を持っているのだろうか。
 そのままアルスはたっぷりと少女の菊花にローションを掛けた後、アナルを自体を指で
優しく揉み始める。

「あふぅぅ、だ、だめ、ぇ……なん、でぇ」

 今までにもアヌスを指で弄られたことはあった。しかし今回のように丁寧で、じっくりと
弄くり回されるのは初めてだ。そして、少女の中には今までにない未知の感覚に徐々に快感が
生まれ始めていた。

「尻尾を付けるためだよ、ほらこれ」

 自慢げにいう少年の言葉を聞き首を後ろに向ける。すると少年の片手には、いくつもの小さい玉が連なり、
その先に犬の尻尾に酷似した飾りが付けられている不可解な器具が握られていた。

「んぁあ、な、な、ななんです、かぁ……それぇ!」

843 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:55:16 ID:BIqgY3zn0
 ふさふさした手触りの良さそうな、しかし、何故か自分の髪の色と同じその飾りに不吉な予感を抱き、
菊のマッサージを再開した少年へ息も絶え絶えに問いかける。

「アナルビーズ、アナルパールともいうね、尻尾付きだよー」

 にこにこと可愛い笑顔でとんでもないことを言うが、少女にはそもそも道具自体がどう使うものか
分からない。いや名前から察しはついた。つきたくもなかったが。

「名前じゃなくて、あん! ……どう使うかを……ひぁ」

 薄々分かってはいるが、聞かずにはいられなかった。体から噴き出す汗は快楽のためだけではない。

「ちょっとラムリアのお尻に挿入(いれ)るだけだよ?」
「ふええん! やっぱりいいいい!?」
「だからよく解しておかないと、痛いのは嫌でしょ?」

 そう言われてラムリアは何故かぽっ、と顔に火を灯して―――

「ちょっとくらいなら痛くても……」
「……ラムリアも大分染まってきたねぇ」

 半眼で言う。しかし、無垢だった彼女を染めてしまったのは他ならぬ
アルスなので、その胸中には少しばかり罪悪感が生まれた。ほんの少しばかりであるが。

「でも下手すれば傷が出来ちゃうかもしれないから念入りにね」
「ぁあ、あ……分かり、ました……」
「まあでも、小さい傷くらいならこのローションに回復薬と同じ効果があるから大丈夫なんだけどね、
 魔法も使っているから汚れや雑菌対策効果もあるし、これあれば病気の心配はいらないよ」
「は、はぁ……って地味にすごいですね、んうぅ……どこでそんなものを?」

 ファンタジー万歳と意味不明の言葉を発するアルスに、ラムリアは疑問を言う。

「ハンドメイドだよ、マリオンって人が書いた薬の本を参考にしたんだ、材料集めるのが大変
 だったけど……」

※(ちなみにこのローションには危険性がないことは実証されています―――ショコラの体で)

844 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:57:12 ID:BIqgY3zn0

「……もしかして尻尾も……」
「ハンドメイド」
「…………………」
 
 絶対に手先の器用さの使いどころを間違えていると少女は胸中で呟いた。
 それにしてもこれから異物を挿入されるというのに、不思議と拒絶感が湧いてこないことに
ラムリア自身驚いていた。それどころかどきどきと胸が高鳴っている。

(私……変態になっちゃったみたいです……)

 昔のラムリアだったら想像もできなかったことだ。それが今ではすんなりと受け入れてしまっている。
アルスもそのことを理解しているからこんなことをしているのだろう。昔からラムリアが本気で
嫌がることは冗談でも行った試しがないのだ。

(ぁ、んんぅ……なんだか本当に私の事全部知られちゃっているみたい。くぅ……ちょっと複雑だなぁ
……嬉しいけど)

 自分の心と体もアルスのものになってしまったと考えると、じんわりと喜びと興奮が
内から湧き上がってくる。調教されるまでもなく被虐的な願望を満たされている自分に、溜め息を
つきたくなった。

「んしょ……そろそろ良いかな、挿入るよ?」
「……あ……は、はいぃ」

 あれこれと考えているうちに、十分に解されたようだ。菊門の入り口にアナルビーズの
先端が宛がわれる。アナルビーズと言っても幼い少女に合わせたためか、一つ一つの玉の大きさは
小さく、数も少ない。これならば、十分にローションが塗りつけられ、解された今の状態で、
傷が付くという事はないだろう。
 ゆっくりとアルスは指先に神経を集中して、慎重にボールを侵入させていった。

「痛かったら我慢しないで言ってね」
「くぅ……んぅ…………は、だ、大丈夫、です」

845 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 21:58:54 ID:BIqgY3zn0


 きついと言えばきついかったが、痛みを感じるほどではない。入口は窮屈に感じたが、そこさえ
抜ければ、思った以上にすんなりと一つ目が入った。

「入った……どんな感じ? 痛くない?」
「んぅ、う……へ、変な感じ、ですけど、痛くは、ないです……」

 ほっ、と胸を撫で下ろすアルスに、ラムリアは、クスリと火照った顔に笑みを浮かべた。
自分の何十倍も大きなモンスターに勇猛果敢に立ち向かっていくのに、ラムリアやアリアの事に
なると途端に心配性になる。愛の形が時々Sの形に捻じ曲がる事はあるが、それも含めてラムリアは、
側にいる優しくて可愛らしい赤毛の少年に愛おしい気持ちが溢れて止まらなくなる。

「なに笑ってるの〜」
「ひゃぅあ! なんでもありませんよ〜」

 ぶすっとした顔で、ぐりぐりと二つ目を入れようと指先に力を込める。そうして二つ目も
特に問題もなく入っていった。

「ひぃ……ふ、ぃ……」

 数個入ってしまえば続けざまに入れる事も慣れたようだ。ぶるぶると震えながら耐える。
顔も赤らめ、涎を口の端から流すラムリアの表情からは若干の快楽も見て取れた。

「できた!」

 最後の一つを入れ終え、アルスは、ふー、と額の汗を拭った。何だかんだでかなり緊張していたようだ。

「どう? 大丈夫?」
「ん、ん〜 変な感じ……でも嫌いじゃないかも……」

 荒い息を整えながら、惚けた声で呟く。その言葉を聞いた少年は安心したように笑った。

「良かったー、じゃあ最後にこれを付けてと……」

 どこからともなく、取り出したものを少女の首に巻く。オーソドックスに赤い色をしており誰がどう見ても
人間の首に巻くものではないと分かる。即ち、それはまさしく飼い犬につけるための首輪であった。

846 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:01:23 ID:BIqgY3zn0
「うう……ひどいですわ」

 目を潤ませて後ろのアルスに顔を向ける。ラムリア本人は抗議の視線を送っているつもりである。
しかしその顔はどう見ても嗜虐を受けて恍惚としている女の顔であった。まるでもっとひどいことしてほしい
と無意識に訴えているかのようだ。
 そんな少女の淫らな表情にアルスは満足げな笑みを浮かべて、むき出しになっている少女の陰部に手を伸ばした。
 
「ここは、凄く喜んでいるみたいだけど?」
「んぁあ!!」

 秘所の入り口をかき混ぜるように指を二本動かすと、たっぷりと蜜が指を濡らしてきた。
粘り気の強い液体は少年の指に絡みつき、重力に従い糸を引きながら床に垂れていく。
 ローションだけではない独特の香りが少年の鼻腔をくすぐる。先程以上に溢れた愛液が
少女の興奮を露わにしていた。

「犬の格好させられて、お尻に尻尾も入れられて……それで喜んでるんだからやっぱり
 ラムリアは、まぞひすとだね♪」
「ふ……んぅ……あ、ぁ」


 朝と同じように言葉で責められる。しかし少年の一言一言がラムリアの体にぞくりとした
快感が走り、反論することを許さない。いや、もう少女は少年の言葉を認め始めていた。

(あ、あぁ 気持ちいい、アルスさんの言うとおり……私本当に、まぞなのかな? ……)

 ビクビクと身体を震わせる少女に追い打ちとばかりに指を膣内に侵入させていく。
たちまち求めるようにラムリアの膣肉がアルスの指に絡みついてきた。

「ひ、くあ……ぁ、指、ゆびぃ」
「…………………」

 粘り気のある水音を立てながら少年の指が何度も少女の秘所を出入りし、かき混ぜる。


847 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:03:33 ID:BIqgY3zn0


「ふう、ふう……ん、く」
「…………………」

 声を上げまいと唇を結び、赤く染まった顔に涙を浮かばせる。
 一方少年は、少女の秘所を凝視しながら無言で指にピストン運動をさせる。

「うう、ぁあああ、はぁ、は……」
「……………………………」

 いつまで我慢しても終わることのない愛撫は、徐々に少女の口から嬌声を漏れ出させる。
 しかし、少年は無言かつ無表情のままである。目にも光はない。

「ふ、ぐ……うっああ! あん! んひぁ!」

 遂に限界へ達した少女の口から、せき止められた川の水が溢れだすように、喘ぎ声を部屋に 
大きく響かせた。

「あ、不味い」

 大きく響いた嬌声が耳に入った途端。アルスは目が覚めたように、顔を上げ、秘所から指を引きぬく。

「はぁ、はぁ……ア、アルスさん?」

 突然中止された愛撫に、ラムリアは怪訝と不満が混ざった声で少年の名前を呼ぶ。対してアルスは
にっこりと笑った上で口を開く。

「ごめんねラムリア。 お仕置きだって事忘れてすっかり夢中になっちゃった」
「別にお仕置きじゃなくても良いんですけど……」

 そう言われて、アルスは僅かながら不安そうな顔になった。

「気持ち良くなかった?」

 そんなアルスの声を聞いて、ラムリアの胸には少しだけ罪悪感が生じる。お仕置きと言っても
ラムリアに精一杯気持ち良くなってもらいたいというアルスの気持ちは、ラムリアに伝わっていたのだ。
そうでなければ心優しいアルスが、ラムリアに対して責めるような言葉を使う筈がない。
たとえアルスにサドの気があったとしてもだ。

848 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:04:43 ID:BIqgY3zn0

「き、気持ち良かったです……だから、もっとお仕置き……してください」

 アルスの想いに応えるために、ラムリアは自分の気持ちを正直に告白する。
 快楽を感じていたことは事実だし、何よりこれから行われるであろう「お仕置き」に期待している自分がいる事も分かっているのだ。
下手に意地を張って愛しい少年を傷つけるよりは、素直になる方が誰にも損はない。そのように考えラムリアは不安と羞恥心を押し殺し、
アルスが喜ぶであろう台詞を言ったのだ。
 そしてラムリアの言葉を聞いて少年は顔を輝かせた。同時に少女への愛しさも胸の内に溢れるほど増していった。
恋人の気持ちを汲み取ったのは、ラムリアだけではないのだ。アルスを喜ばせようと普段は言う筈のない痴言を
恥ずかしさを抑えて喋るラムリア。可愛く思わないわけがない、愛しく想わないわけがない。
 いつもならこんな少女の愛しい様を見たら、既に準備が出来ている己の分身を理性を消し飛ばして少女に襲わせていたが、
自分の意を察してくれたラムリアのためにも、グッと堪えた。

「うん! もっとお仕置きするからね」

 言いながらアルスは少女の前面に回り込む。

「??」

 きょとん、とした顔をする少女の顔の前で、トランクスに手をやり勃起したイチモツを取りだした。

「あう……」

 見慣れている筈なのに、慣れるものではないのか、ラムリアは顔を赤くしてしまう。当初は性知識を持っていなかったため、
羞恥も何もなかったが、数え切れないほどアルスと交わりを繰り返した今は別である。

「………………………」
「んと……アルス、さん?」

 何も言わない。少年の顔を見るもニコニコ笑っているだけである。ちなみに上目遣いである。露骨である。

「ん……んぅぅ〜……」

 一分近い時間が流れ、変化のないことに耐えきれなくなったのか、少年に奉仕をしようと考え、
肉棒に向かい若干の喜びも込めて舌を突き出す。

849 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:06:39 ID:BIqgY3zn0
 
「ストップ!」

 舌先が亀頭に触れる直前、アルスはがっちりと両腕でラムリアの頭を押さえた。

「んぶ!? ……何で止めるんですかぁ!?」
「お仕置きだからラムリア好きなことしちゃだ〜め!」
「別に舐めるのは好きでは……ありますけど……このまま何もしないってことは止めてください」

 不満を隠さずにラムリアは言った。何だかんだでノリノリなのである。

「大丈夫大丈夫、ちゃんとひどいことしてあげるから……口開けて」
「へ? わ、分かりました。あ、あ〜……んぶぅ!?」

 素直に少年の言葉を実行したラムリアの口に、アルスは躊躇なく陰茎を突っ込んだ。そのまま少女の
意を確認せず、腰を前後にスライドする。

「ん、んぷちゅ! んごぉ!?」

 突然のことに驚き、逃れようと首を後ろに引こうとする。しかしその前に、アルスの両手がラムリアの頭を
がっしりと掴み固定する。アルスの腕力に当然ラムリアが抵抗できる筈もなく。なすがままである。
 幼い少女の唇に、頬肉に少年の肉棒が、生々しい感触を伝える。そして何より自分で舐めている訳ではないのに、
舌へと無理やり肉棒の感触と味を感じさせられる。何度も味わったことのあるそれが、ラムリアにはいつもと違った味
に思えた。強いて言うならば、濃い、雄の味である。

「んふぁ、んうううぅ! むじゅ、んうむっ!」
(犯されてる! 私の口あそこみたいに犯されてるよぉ!)
「ん、しょ! ……ラムリアの唇柔らかくて、口の中は温かくて凄い気持ちいいよ」

 一方アルスは、半ば無理やり少女の口の中を犯していることに快楽と共に興奮を覚えていた。
元来自分だけが快楽を得る事を嫌う少年であるが、しかしそれと同時にサディストの素質も持ち合わせている
様だ。本人は気付いてもいない。

850 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:08:19 ID:BIqgY3zn0
 そして、少女は無理やり口を犯されているというのに不思議と嫌な気持ちではなかった。もちろん息は
しづらい上多少の痛みもあるが、それと同時に、胸と下半身に熱い何かが生まれ始めていた。

「ん、ん、んむぅっ、ちゅぷ、ふぅ……」

 腰のスライドが激しくなっていくに連れて、少女の内に生まれた熱は体全体に広がっていった。
ラムリアの声に熱と共に艶が生まれ始める。

「ラムリア、どんな感じ? 口の中グチャグチャかき回されるの」

 こう質問するアルスの顔は笑っていたが、声には明らかに嗜虐的な響きが混ざっている。
 そしてラムリアは、そんな少年の棘の籠った言葉に、更なる熱が自身の体に生まれていることを感じ始めていた。
この場合熱は快感とも云い換えられる。

「んふぅ、んうぇ、ちゅんぅ、んじゅ」
(どんな感じって言われましても、う……苦しくて、熱くて……う、嬉しい?)

 胸の内に湧き上がる感情に戸惑いを覚えながらも、さらなる熱を求めようと少年の行為を
受け入れていった。苦しげな表情は徐々に恍惚としたものに変わっていく。

「うわぁ、ラムリア口の中ずぼずぼ犯されているのに、凄くエッチな顔している……」
「ん、んんぅ、むちゅ! んく」
(人ごとみたいに言わないでください、こ、こうなったのもアルスさんのせいなんですから! 
 ……いえ、アルスさんの『せい』と言うよりも『おかげ』ですけど……)

 少年の言葉に羞恥心と悦楽、そして何より喜びを感じた少女は心の中で惚気た。
 そして暫くアルスは、何も言わずに腰を振り続け、ラムリアの唾液と先走り汁を口内でかき回される。
粘ついた水音と少女の呻き声とも嬌声ともいえる声が混ざりあい、部屋の空気に沁み渡っていった。
 
「ん……」

 アルスは前触れもなく腰の動きを止めた。そして、ゆっくりと腰を引いて少女の口から
一持ちを引き抜いた。

「んぷ……ちゅあ……はぁ、はぁ……アルスさん?」


851 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:09:21 ID:BIqgY3zn0
 惚けた顔で、目前にある己の唾液に濡れた肉棒を眺めながらラムリアは、少年の名を呼ぶ。そんな彼女にアルスは、
息を荒げながらも笑いかける。

「ふぅ、ん……よく頑張ったねラムリア、ご褒美に舐めても良いよ」

 フェラチオなど、一般の感覚からして、する側にはとって到底ご褒美になりえない行為である。
しかし、アルスの言葉にラムリアは目を輝かせ、再び己の口内に自らの意思で肉棒を入れる。そのまま極上の
果実を味わう様に、唇と舌を使ってしゃぶりはじめた。

「ちゅ、ん、むぅ、ちゃぷ! むじゅっ!」

 抑えられてきた情欲が解放され、ひたすらに少年の肉棒に奉仕をする。たっぷりと唾液を絡めた舌を這わせ
アルスの陰茎の味を記憶に刻む込む様に味わった。

「んじゅ、ちゅむ、ぷはっ! ……んく、んくぅ!」

 淫靡な水音が恍惚とした声に響き混ざる。

「ん……気持ち……もう一つご褒美あげるね」

 ぼんやりとした笑みを浮かべて少女の頭に片手を伸ばす。ふわりとしつつ、さらさらとした心地よい髪の
手触りを味わう様に、精一杯愛しさを込めて優しく撫でた。

「ふんぅ……んん、ちゅ! じゅる、んぷぁ! はぁ」

 撫でられたラムリアは、恍惚とした顔で目を細め、更に張り切って顔と舌を動かした。
愛する少年へと懸命になって奉仕する少女の顔は、羞恥ではなく喜びで赤く染まっている。
もっと舐めたい、もっと気持ち良くなってもらいたいと、ラムリアの頭はいっぱいになっていた。
付けられた耳と尻尾のため、自分が犬になった錯覚を覚え始めていた。

「はあ、はあ……ぅん、そろそろ出そう」

 イマラチオの後に続けてフェラチオを受けたアルスは、表面には出さない様に子どもらしからぬ強靭な
精神力で抑えていたが、限界は近かった。

852 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:10:15 ID:BIqgY3zn0

「うーん……久しぶりに顔にかけるね、嫌だったら舐めるの止めて」
「……! ……はむぅ、んちゅ、しゃぷ、じゅ、じゅるぅ!」

 アルスの言葉にラムリアは一瞬だけ動きを止める。だが、期待から笑っているようにも見える惚けた顔で奉仕を再開した。
どうやら顔にかけてもらいたいようだ。

「ん! 出すよ! 目を閉じて!」
「ぐむぅう! ぷはぁ! あくぅぅ!!」

 ギュッと目を閉じる少女の口から肉棒を引き抜き、数秒後ラムリアの幼い顔にたっぷりと己の精を
叩きつけた。ぴちゃぴちゃと上半身を粘り気のある生温かい感触がラムリアの肌に沁み渡る。

「はぁ、はぁ、あはぁ……アルスさんの精液、温かくて、匂いがきつくてクラクラします」

 恍惚した笑みを浮かべながらラムリアは、己の胸に付着した精液を指ですくい取り、人差し指と親指を広げ
粘ついた橋を作る。その幼い少女とは思えない淫靡な動作に、放出したばかりの情欲が再び少年の
内に生まれ始める。

「ねえラムリア、次のおしおきしても良い?」

 そう言いながら、どこからもとなく用意したタオルで、ラムリアに掛かった精液を拭きとる。
抵抗こそしないが、赤ら顔に少々不満を浮かべる。もっと余韻に浸りたかったようだ。

「もう、ここまでやっているのですから、最後まで『きちく』でいてください!
 はぁ……全く妙なところでヘタレなんですから……」

 上半身を起こし、女座りの体勢をになり、じろりと、目を細めながらプリプリと頬を膨らませる。
 アルスは苦笑しながら頬を掻く。

「あはは……ごめ――」
「まあ、そんなヘタレな半面優しいところも大っっっ好きなんですけどね!」

 キャー言っちゃったー、とわざとらしい言動を放ち、顔をだらしなく歪める。
どうやら妙なスイッチが入ってしまったようだ。

「……なんだかんだで乗り気になってくれた?」
「なんだかんだでなくても乗り気ですわ、私はアルスさんになら何されても嬉しいんです。
 だから……アルスさんのお好きなようにしていただいて結構ですよ」

853 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:11:25 ID:BIqgY3zn0

 そう言い放つ彼女の顔は、情事の最中とは思えないほど爽やかで、無邪気な笑みを浮かべていた。
 その直球ともいえるラムリアの告白に、思わず少年は顔を赤くする。顔を隠すように後ろを振り向き、
いつの間にか置いてあったバッグの中身を物色し始めた。

「うー……じゃあ好きなようにするからね、後悔しちゃ駄目だからね……あったあった」
「ふふふ。もうここまで恥ずかしいことをされているのですから後悔なんて……はぇえ!?」
 
 照れるアルスに、からかいを加えて言った少女の目が丸くなる。

「あの……それはもしかして……」

 少年の手にしている物体を見て、声が震えてしまった。そんな少女の反応を見てアルスは先程の仕返しとばかりに、
爽やかに黒い物を交えた笑顔を浮かべた。

「うん、首輪だよ」

 分かっていたが分かりたくなかった言葉を聞かされ、ラムリアは青ざめた。

「後悔……しても良いですか?」
「だーめ」

 にっこりと笑うアルスを見て、がっくりと肩を落とす。しかし、少女の胸の内に期待が生まれているとい事実に、
ラムリア自身にも気が付かなかった。


――――――――――――――――――

―――――――――――
――――――


854 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:12:13 ID:BIqgY3zn0
 柔らかい月明かりが窓から入り込み屋敷の廊下を優しく照らす。じっと耳を凝らせば夜の生き物たちの
奏でる静かな歌すら聞こえてくるだろう。それほど静かだった。少女の喘ぐ声を除けば。

「はぁ……はぁ……」
「ラムリア、もうちょっと速く歩いてよー」

 ほとんど全裸でぺたぺたと廊下を四つん這いで進む少女にアルスは言った。非難めいた言葉の内容とは裏腹に楽しそうな
口調である。

「うぅ、だって、恥ずかしいですわ……」

 ほんのりとした月明かりでも分かるくらい少女の肌は赤く染まっていた。
 ラムリアの首には先程見せられた首輪が嵌められており、紐、いわゆるリードは当然のように
少年の手に握られている。
 
「恥ずかしいって……どうして?」
「どうしてって……それは、そのぅ……」

 わざとらしく問いかける少年に、震えた小さな声で答える。
 そんなラムリアにアルスは微笑みかける。眼は笑っていなかった。そして、たっぷりと
少女の震えている姿を目に焼き付けた後、口を開いた。

「犬みたいな格好で伝統ある屋敷の中を、お嬢様なのに歩かされているから恥ずかしいの?
 それともこんなにひどいことをされてるのに気持ち良くなっちゃっているから恥ずかしいの?」
「い、いやぁ……言わないでくださいぃ」
「ちゃんと答えてよ」

 そう言って少年はおもむろにラムリアの菊穴に埋まっている尻尾をつかみ、ぐりぐりと回すように動かし始めた。

「ひ、ぎぁ……んくぁああ、や、めて、くださ、あ、あ」
「ちゃんと正直に言わないと駄目だよ、正直に言ったらご褒美あげる」
「う、ああ……そん、な、そんなぁ! あ、んぁあ!」
 
 少女が懇願の声を上げる最中にも少年は尻尾を動かす。今度はドライバーでネジを締めるようにアナルパール自体を
回転させた。ローションで濡れたアナルビーズが直腸内を焦らすように擦る。その未知の感覚にラムリアは悶える。
味わったことのない感覚が快楽に変わっていき、自身を蝕んでいくことに恐怖を覚える。

855 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:13:11 ID:BIqgY3zn0

「あ、くぅぅ、い、言います! 答えます! だからお尻の中、んぅあ! ぐりぐりしないで、くださいぃぃ」
「だーめ、正直にちゃんと言ったらぐりぐりする止めてあげる」

 ラムリアの胸を締め付けられるような切ない声も、少年には心地よい音楽に聞こえているのかもしれない。
いくら本人が否定したとしても傍から見たらまぎれもないサディストの所業である。

「くぅ……あ、う、気持ち……んぅ、いいです」
「どうして?」
「ど、どうしてって……いぎぃ!?」
「ちゃ・ん・と 理由も言わないと、だーめ」
 
 焦らすように、そして少し怒気を込めて言う。言葉と共に尻尾を握る腕に力を込めた。

「つぁ! ぐぅ……ア、アルスさんの言うとおりです……ひ、どいこと、あぁ……されてるのに
 気持ち良くなっちゃっています! うくぅ!」

 叫ぶように己の羞恥を吐きだす。ラムリアの瞳には涙が真珠のようにポロポロと溢れだしていた。
その涙が苦痛によるものなのか、喜びによるものかはラムリア本人も分からない。

「良く言えましたー」

 尻尾から手を離す。息を荒げてがっくりとその場でラムリアは崩れ落ちた。
 はー、はー、と二人だけの空間に少女の息だけが音を立てる。そして、呼吸を整えて体勢を立て直す。
立てなおすと言っても四つん這いである。その格好のまま首を後ろに向ける。
 少女にはいつもと同じ、しかし、自分だけにしか向けることのない優しくて意地悪い笑顔が見えた。
 少年には名残惜しさと恥ずかしさと期待が混ざった赤い顔が見えた。

「ご褒美……」

 何故期待しているのかと首を傾げているアルスにぽつりと呟く。

「え?」
「正直に言ったらご褒美くれるって言いました……」
「あ……」

856 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:15:04 ID:BIqgY3zn0
 確かに言った。夢中なためかすぐに忘れてしまったのだが。
 そしてアルスは、んー、と喉の奥から声を出しながら考えるふりをした。

「言うのが遅かったからご褒美はなし」
「むぅ……ひどいです」
「口答えするならお仕置き再開するよー」
「…………それはそれで」

 本気半分、からかい半分で言ったアルス言葉に、ラムリアは静かに目を輝かせる。
 想像とは真逆の反応を返され、アルスは視線を泳がせた。恋人の熱の籠った視線が痛い。
視線に耐えかねて顔を伏せて数秒間沈黙する。が、観念したように長く息を吐き口を開いた。

「なら、これは! どう!?」
「ひっ!」

 弾けるような高い音が廊下に響いた。少女の小振りで愛らしい桃尻を平手で叩いたのだ。

「さっきからずっと足が動いていないよ? さあ、早く進んで」

 冷たい目で無表情に言い放ち、アルスはもう一度腕を振るった。高い音が鳴り、白い肌に
赤い紅葉が生まれる。

「ひあんっ! わ、分かりましたぁ……」

 痛みから瞳に再び涙をにじませて少女は前を向き、屈辱的な四つん這い歩行を再開する。
 胸の熱さが止まらない。しかし、ペースを落とすと少年の手が襲ってくる。一発、二発、時には連続で、
その度にラムリアは鋭い痛みに悲鳴を上げた。しかし、アルスは悲鳴の中に甘い響きが混じっていることを聴きとっていた。
何度も何度も叩かれている筈なのに、一向にラムリアは歩みを速めようとはしないのである。

「はぁ、はぁ……んぅ、いひぃ! ふぅ」
(お尻叩かれて痛いのに、熱くって……気持ち良くなってる。うぅ、どうしましょう……)

 早く進まなければならないと頭では理解していたが、体は快楽を求めて手足の動きを鈍くする。
 何度も何度も叩かれた少女の尻は赤く腫れあがっていった。しかし、その状態でありながら彼女の
秘所からは、愛液が溢れだし、ぽたぽたと雫となって床を濡らしていた。最早少女が被虐的な快楽に囚われている
ことは誰の目から見ても明らかであろう。
 ゆっくりと、四つん這いで歩きはじめてからどれほど時が経ったのだろうか、ラムリアには酷く長い時間のように
感じられていたが、実際はそれほど時間は経っていない。ようやく屋敷を半周したところでアルスは口を開いた。

857 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:16:44 ID:BIqgY3zn0
「やっとここまで来たね、ご褒美上げる」
「ん……ふふ」

 明るい声で微笑みながら言う。その声音に苦痛と快感に喘いでいたラムリアも笑顔を返す。
赤くなった顔で息を荒くしながら汗ばんだ顔に浮かんだ笑みは幼いながらもひどく扇情的であった。
 そんな少女の頭にぽふん、と少年の手が乗る。ラムリアはアルスに頭を撫でられるのが大好きである。
器用な少年は絶妙な手つきで少女に心地よい感触を与える。何より少年の愛情が絶え間なく伝わってくるのだ。
甘く甘く、まるで全身をマシュマロで包みこまれているかのような柔らかい錯覚を少女は覚えた。

「ふふ……ありがとうございます」
「ん? これで終わりじゃないよ、前向いてて」

 そう言ってアルスはとことこと歩いていき、ラムリアの後ろに回り込んだ。
 アルスの言葉に疑問を抱きつつも素直に言うとおりにする。何をしてもらえるのだろう、
そのように期待しながら待っていると――――

「よい……しょ!」
「ふ、ああああぁぁああぁああああ!?」

 ずぶり、と生々しい音を立てて、少女の秘部に少年の肉棒が勢いよく挿入された。既に十分以上濡れていたため、
痛みはない。だが、一気に奥まで貫かれた衝撃にラムリアは上半身をがくりと床へ落とした。

「あ、く、んふぁ……」
「うわ、すっごい濡れてる……奥の方までぐちょぐちょ」
「ぁん、い、やぁ……」

 息も絶え絶え、悶えるラムリアに、追撃するように言葉を掛ける。その状態で腰をゆっくりと焦らすように
振るう。耳と、膣内を同時に犯されて、倍々に快感が膨れ上がっていった。

「よし……それじゃあ、あと半分頑張って歩いてね」
「は……ふぇ?」

 少年の言葉の意味が分からず間抜けな声を上げる。

「だから、この状態でもう半分歩いていって」
「え? ええええええええぇぇぇ!?」

 つまりは繋がった状態で歩行を再開しろと言うことである。驚きに大声を上げているラムリアを
腰を動かすことによって黙らせる。嬌声で結局声は出るのだが。

858 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:18:05 ID:BIqgY3zn0
「あぁん、んふぁ! これじゃ結局お仕置き……くひゃ!」
「えーと……お仕置きでご褒美? それはともかく、ほら頑張って」

 お気楽な調子で言うアルスに、ラムリアは何を言っても無駄だと思ったのか、素直に従った。単に、感じすぎていて
思考力が低下している可能性もある。

「く、ひぃん! う、あ……あぐぁ! ふぎゃああ!」

 一足一足、四つん這いで進むたびに、床にしっかりと足を付けたアルスの肉棒が引き抜かれ、
出るか出ないかギリギリのところで最奥まで突き入れられる。

「ふ、あ、おおん! ひぁ、んぁあ、あ!」

 ひと思いに、連続で突いてほしいのに、アルスは焦らすように少女が進んだ時でないと腰を動かさない。
先程とは打って変わって、快楽をさらに求めようと歩みが速くなる。しかしそれでも十分な快楽を得られるには
至っていなかった。
 暫くはその状態で我慢していたが、とうとう少女の中の熱が抑えきれなくなる。

「い、やぁ! もういやです! ひと思いに、ひああ! や、やって、くださいぃぃ!」
「口動かしていないで、早く歩きなよ、そうすれば思いっきり愛してあげる」

 堪らず涙を流し、叫びながら懇願するが、それでも少年は少女の願いを微笑みながら無下にする。
 願いが届かないことを知って、絶望的な気分になりながらも少女は歩みを止めなかった。
 長い廊下。自分の家だというのに全く別の建物を歩かされているかのようだ。途切れ途切れの強い快感を頼りに、
あと少し、あと少しで天国に行けると自分を励ましながら一歩一歩進んでいく。

「んぐぅ! ああ、ひぁああ! ふぅ、はぁ……んああ!」

 涙で目を滲ませ、月明かりも雲に隠れたのか薄くなり、前も見えないまま歩いていく。
 気が遠くなるほど、中途半端な快楽に身を任せながら、アルスの誘導に従い歩いていく。
 歩いて歩いて、焦らされ焦らされ、しかしそのような仕打ちを受けてなお、ラムリアの体と心の奥底には
熱い喜びが生まれ始めていた。
 しかし、そのような中、がっしりと腰を掴まれ、前進を強制的に止められる。何事かと
後ろを振り向き、涙でぼんやりとした景色に、いつも見ているアルスの優しい笑顔がそこにはあった。

859 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:21:26 ID:BIqgY3zn0
「ごくろうさま! 到着したよ」
「…………え? ああぁ!?」

 互いの秘所と秘所が繋がったまま、身体を回されて、視線を天井に向けさせられる。かと思えば、
身体をそのまま持ち上げられ抱きしめられた。いわゆる駅弁と呼ばれる体位であるのだが、ラムリアが
そんな呼称を知る筈がない。
 急に持ち上げられて驚いたラムリアは、不安定な身体を支えるために少年の背中に腕を回してしっかりと
抱きついた。

「うんぅ、はぁ! こ、ここ、どこですか? あんぅ!」
「どこって……脱衣所だけど、あぁ、暗くて見えないかな? ―――シャイン!」

 涙をにじませた目では、窓から入る僅かな明りだけで周囲を判断することは、難しい。その事に気が付いた
アルスは呪文を唱え、光の魔法「シャイン」を発現した。本来は周囲を殺傷力のある光の塊が回転する魔法だが、
込めたルーンの量が通常よりも遥かに抑えていたため、現れた光球は戦闘で使うサイズよりもずっと小さい。
その上回転する必要もないため頭上にふよふよと浮かんでいるだけである。勿論攻撃力は無に等しい、触れても若干弾かれる程度だろう。
 兎にも角にも少年の魔法によって生まれた光球は辺りを十分に照らしだす。

「う、うぅん……まぶし、んふぁ! せめて、周り確認させてから、あ!」
「えへへ、実は僕もけっこう我慢していたから……魔法使ったついでにもういっちょ ―――キュア!」

 照れるように笑い、腰を振るいながら魔法を使う。使いどころが若干間違っているが相変わらず器用な少年である。
 治癒魔法「キュア」をラムリアの体から傷が消えて痛みがなくなっていった。傷と言ってもスパンキングによるお尻の腫れ
なのが、ある意味ひどい。ある意味でなくてもひどい。

「あん、はああ! な、治しちゃ、うん……! ですか?」
「……何で残念そうな顔するの? 治しちゃ駄目だった……?」
「いえ……べつにいいですけど」

 思わずピストン運動を止め、引きつった笑顔で話すアルス。少女の性癖は理解しているつもりであったが、
想像以上に被虐趣味が進行しているようだと思うと、原因というより元凶は自分なため罪悪感に襲われた。
自業自得である。
 
「はぁ、はぁ……それにしても、またお風呂場ですか。誰かさんのネタの引き出しは本当に少ないですね」
「そういう事は言っちゃ駄目! ここなら汚れとか気にしないでセックスできるんだから、
 誰かさんのネタがないわけでも潔癖なわけでもないよ!」

 ラムリアの意味不明な発言に、何故か少年は青ざめた顔になる。そして話題を断ち切るように腰を動かすことを
再開した。
 普通の少年では女の子を抱えながら腰を動かすことは難しいだろうが、そこは流石と言うべきか、
アルスは特に問題もなく、ラムリアをしっかりと抱きかかえながら今まで我慢してきた分を発散するように
己の分身を深く突き入れた。

860 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:22:14 ID:BIqgY3zn0
「うぁ、ぐぅ! ふ、かいぃ! おく、に、あたって、あ、あ! いますぅ!」

 これまでの焦らし過ぎと云えるほど行われていた前戯に、少女の子宮はとっくに降りてきていた。
ぐりぐりと抉るように子宮口を少年の亀頭が刺激する。愛する少年に奥を責められる快感に、
ラムリアの顔はあられもなく崩れ、口の端からは唾液が流れていた。

「んぅっ……ごめん、そろそろ限界」
「ふぁあ、あああぁ! ……それ、じゃ、あ、あ! 一緒、に、んぅぅ! イきま、しょう!」

 だらけた笑顔で心底幸せそうに少女は言った。そんな少女に溢れるほどの愛しさを覚え、
少年の腰の動きも更に加速していく。粘ついた水音と少女の嬌声が大きくなっていき、艶やかな音楽を
奏でていく。幼い少年と少女の奏でる淫靡な音楽は徐々に終局へと近づいていき、そして遂に――――――

「ああ! イク! イ、きま……みゃああああああああああああ!!」
「僕も、く、うぅ!!」

 ほとんど同時に絶頂を迎える。ラムリアはアルスの背中にまわした手に力を込め、跡が付きそうなほど
きつくきつく抱きしめた。
 アルスは少女の奥に先程出したばかりとは思えないほど大量の精液をたっぷりと放った。
少年のモノから貪欲に絞り取ろうと少女の膣内は収縮する。その感触に言いようのない満足感を覚え、
己の中に放たれた精液の感触に恍惚とする少女の唇に不意打ちでキスをした。

「む、ふむぅ……ん」
「んぅ、ぷは」
「はぁ……息が出来なくなるかと思いました」
 
 唇を離し、お互いに恋人へと頬笑みを向け合う。

「それにしても犬なのに猫みたいな声を上げて……ふふふ、可愛かったよ」
「もう……猫でも犬でもありませんって」

 少年のからかいに、頬を染めて困ったように言い返すが、機嫌は良さそうだ。その後もたっぷりとハチミツが
薄味になりそうなほど甘ーくイチャついた後、そのままの格好(体位)で浴室に入っていった。
 明りを付け、アルスはゆっくりとラムリアを倒して、浴室の床に仰向けに寝かせる。固い感触が襲ってくると
思いきや、柔らかい感触が背中と頭に生まれた。不思議に思ったラムリアは視線を横に向ける。するとそこには
敷物が敷いてあった。

861 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:23:10 ID:BIqgY3zn0
「あの……これは……?」
「ん? あぁ……いつもお風呂場ではラムリアが上だったけど、これあればラムリアが下になっても
 痛い想いをしないで済むでしょ? もっと早く思いつけば良かったね」
「あはは……」
「それはともかく……一旦抜くね」
「あ、はい……んぅ……」

 防水で滑りにくいんだよー、と何故か自慢げに話す少年に苦笑を返す。そんな少女に向けて急に真面目な顔つきになり、
アルスは自分の分身を少女の鞘から引き抜いた。どろりと濃い精液が幼い少女の秘所から溢れ出る。ひどく犯罪的な光景である。

「そろそろこっちも大分馴染んできた頃かな」

 そう言いながら少女のアヌスにぴったりと埋まっている尻尾―――アナルビーズを手に取る。
姿勢のため、重力に従って垂れた精液が菊穴と尻尾の繋ぎ目を艶めかしく濡らしている。

「ひやああっ! そこは……」
「初めはゆっくり動かすから安心して……ね?」
「ぅん……は、はいぃ」

 アルスの静か透き通るような声に、落ち着いたラムリアは素直に応える。こちらを気遣っていることが伝わってきた
のだ。とは言うものの、こんな破廉恥なことを実行しているのも目の前の少年であったりする。
 ともあれ少年は宣言通り、ゆっくりとアナルビーズを引き抜いていく。

「ん、おぉ! ちょ、ま……あ、んあぁぁあぁあ!」

 ごぽごぽと奇妙な音を立てながらローションが潤滑油となって意外とスムーズに動かすことが出来た。
腸内を襲う未知の感覚にラムリアは悲鳴とも嬌声ともつかない奇妙な声を上げた。

「大丈夫? 痛い?」
「痛くないですけど……変な感じ……」
「……じゃあ続けるね」
 
 少年の真剣な眼差しに無言で頷くと、再び完全に引き抜かれていないアナルビーズを動かした。
今度は挿入する。慣れてきているのか初めに入れた時よりもずっとスムーズに入っていった。

862 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:24:36 ID:BIqgY3zn0

「ふぁ、んほぉおお!? また入って……ああ!?」

 今度は少し早く引き抜いていく。そうして少しずつ出し入れの速度を上げていく。ラムリアも始めの内は
戸惑っていたが、徐々に未知の感覚にも慣れ始め、快楽を感じ始めているようだ。

「あ、あ、い、良いぃです……これ、好きに、んお! なっちゃい、そうですぅ……」

 絶え間なく襲いかかる刺激に、恍惚とした顔になり体をくねらせる。犬耳と尻尾のせいか発情期の獣に
見えないこともない。

「んおぉ! ああっ! きもひ、良いです! 変だけど、ん、良いですぅ」
「ラムリア……すっごく可愛いよ」

 少し苦しそうだが嬉しそうに嬌声を上げるラムリア。そんな少女の様子を間近で見ていたアルスは
愛しさを隠さずに己の感情を小さく吐露する。先程射精したばかりだというのに既に少年の陰茎は勃起していた。

「ふぁ、あ、あ……アルスさんのが大きくなって、……ふい!? 辛い、ですか? 
「え……いや、大丈夫だよ……うん」

 視線を横にずらしながら言う。思わず手も止まってしまっていた。

「ふぅ、ふぅ……無理、しないでください……そうだ、ここ、入れてくれませんか?」

 息を荒げたラムリアが指差した場所は案の定、未だ尻尾がずっぽりと埋まっているアヌスであった。

「え!? いや、それは不味いよ! まだ早いと思う!」

 まだ開発し始めたばっかりなのに、と口に出すよりも早くラムリアは柔らかくて、悩ましげな笑みを浮かべ、
口を開いた。

「お願いします……さっきからずっと、ずっと切ないんです。私のここに……アルスさんの入れてください……
 それで、私の全部をあなたのものにしてほしいです。私をあなただけの女の子にしてください」

 そんなラムリアの愛の告白ともとれるおねだりにアルスは――――

863 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:25:24 ID:BIqgY3zn0

「うん―――分かった! ラムリアを全部僕のものにしてあげるからね!」

 断れるわけがなかった。愛しさを胸の内に一瞬で限界以上に満タンに充填させられたアルスは、
ハートを大量に飛ばして、少女に向けて誰がどう見てもベタ惚れ状態と分かる笑顔を浮かべる。

「でも色々と危ないから念入りにしないと」

 そう言いながらどこからともなく、先程塗りたくった特性ローションを取りだす。そして奥まで挿入されていた
アナルビーズを少し勢い良く引き抜いていった。

「んはああぁっ!」

 これまでにない刺激に思わず叫び声を上げる。そんなラムリアを気遣いながらアナルに指を慎重に入れていき、
広げてみる。かなり長い時間入れていたためか、それともラムリアの適性のためか、かなり馴染んでいた。
満足げに笑みを浮かべたアルスは、そこにたっぷりとローションをかけ、内部まで塗り込んでいく。

「ふぅ! やあ、んんうぅ!」

 堪らず声を上げるが、それも随分と艶がある。こっちの道も完全に目覚めてしまったようである。
 そして十分にローションを練り込み、マッサージで解した後、アルスは限界まで大きくなった己の分身を
菊門にあてがった。

「あう……」

 ぴくりと身体を震わせる。未知の体験への恐れと、自分の全てが愛しい少年への捧げものとなる
喜びから―――というのは言い過ぎだろうか。それでも期待しているのは間違いないだろう。息を荒げ
少年を見つめる眼差しは心からの愛情に溢れていた。

「じゃあ、いくね……力緩めて」
「は、はい……ひ……くうぅ、あ、熱いぃ!」

 ゆっくりと、年の割には大きめのアルスのペニスが少女の菊門に埋まっていく。亀頭部分がたっぷりと
塗り込んだローションの手伝いもあってか思った以上に抵抗なくあっさりと侵入していった。


864 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:27:05 ID:BIqgY3zn0

「ん、きっつい……」
「は、あぁ……ぐ、い、ぎゅ……」

 体験したことのない感覚に、思わず声に出してしまうものの、アルス自身初めてなのに意外なほど快楽を感じていた。
何よりも愛している少女の中だからだろうか、もっと快感を求めて勢いよく突き入れたくなったが、己の下卑た欲望を
制止する。ラムリアが苦痛を感じるようなことは絶対にしたくなかった。
 一方ラムリアは本来セックス使われることのない場所をこじ開けられる感覚に必死で耐えていた。
痛み自体は前準備のため殆んど感じてはいなかった。しかし、窮屈な異物感と、思わず呼吸もできなくなる息苦しさ
は少女の身を震わせていた。限界まで菊門を痛々しいまでに広げ、徐々に自分の腸内を進んでくる肉棒に
力を緩める余裕などなかった。

「ああぁ……ひ、うぅ……あくぅ」
「ラムリア……」

 余裕なく、言葉も出せない少女の歪んだ顔を心配そうに見つめたアルスは、目を固く閉じ、小さい己の体を抱きしめて耐えている
少女の手に自分の手を重ねる。そして両手を持ちあげ、包み込むように絡めた。

「あ、あるす……はぁ、さん……」

 苦しげに荒い息を吐きながらも、少年の手の温かさに不思議と落ち着きを覚える。うっすらと目を開けると、
切ない顔で自分を見つめているアルスの顔があった。そんな少年の顔を見たラムリアは、安心させようと、
無理に笑顔を浮かべる。ぎこちない顔になってしまったが、アルスへと想いは伝わった。そうしているうちに、
ペニスの一番太い部分が出入り口を通過し、その後は楽に挿入されていった。

「ん、はああぁぁ!! ……ふぅ、ふぅ……ん、入っちゃいました、ね」
「……うん、そうだね」

 お互いに惚けた笑顔浮かべて見つめあう、膣に挿入した、された時とは異なる感触に、二人とも戸惑いが
ありながらも感動を覚えた。


865 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:31:40 ID:BIqgY3zn0


「それじゃあ、動くね」
「は、はい……ひゃあああ!」

 ゆっくりと直腸の奥まで入り込んでいった少年の陰茎が少女のアヌスを出入りする。
愛おしむ様に少女の括約筋が少年のモノを締め付けた。そして、ラムリアは己の直腸を擦り上げる
熱い感覚に悲鳴、いや歓声を上げていた。先程アナルビーズで感じていた快感とは比べ物にならない。
大好きな少年のソレだからこそ感じる事のできる快楽であった。

「はぁ、はぁ、す、ごい……すごいですぅ……ん、んうぅうぅぅ!!」
「ぼ、ぼくも、すごい気持ちいいよ、ラムリア」

 膣とは違った快感に、アルスは夢中になって腰を振った。もちろん少女への気遣いは忘れない。

「はああぁっ! ひゅああ! うん、んううぅ!」

 腰の振りが強くなってきたことと慣れてきたため、少女の声がさらに高く甘くなっていく。
苦しげに歪めていた顔は恍惚にとろけた笑顔へと変わり、口の端からは唾液が流れていた。

(あ……不味い、出しちゃいそう)
「あ、あああ! 気持ひいで、ふぁあああ!」

 初めての経験した感動のためか、ペースを考えないで腰を動かしていたアルスは、一気に限界まで
登りつめてしまったようだ。もっともアナルの感触に慣れていないという事もあるが、一方でラムリアも
元々感じやすいことも手伝って、限界が近づいていた。そして遂に、お互い絶頂へと駆けあがっていった。


866 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:32:55 ID:BIqgY3zn0

「ひ! あ! い、いきますううう! いき……はあああああぁぁあぁあ!!
「……っ! ラムリアぁ!」

 ラムリアが甲高い声で絶頂に達した後アルスも限界が訪れる。狭く締め付ける直腸内から何とか陰茎を引き抜き、
少女の下半身に大量の精液を迸らせる。

「あ、はぁ……熱い、です……」

 うっとりと絶頂の余韻に浸りながら出されたばかりの温度を保つ精液を見つめる。だがその視線も暫くして、若干
非難がましいものに変わる。

「どうせだったら中に出してほしかったです……初めてなのに」
「うーん……流石にね、身体にはかなり良くない事だろうし」

 そう言って、苦笑する。それならばアナルプレイ自体があまり良くないことなのだが、無粋なことは言いっこなしである。

「そんなことよりも、体洗おっか」
「……そうですね、色々と汚れてしまいましたし」

 顔を赤らめ、もじもじしながら少女は言う。可愛いなあとハートを飛ばしながらアルスは笑った。



――――――――――――――――――――

――――――――――――――
―――――――――――


867 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:34:13 ID:BIqgY3zn0

「お! お! おぁ……はああん♪」

 狭いとは言えない広い浴室だが、ラムリアの甘い声が反響して高く空気を揺らす。
 体を洗った二人は当然のように愛の交歓を再開した。マットの上でアルスに組敷かれたラムリアは
抵抗もせず、為すがままに奥を突かれて、歓喜の悲鳴を上げる。ちなみに頭を洗った時に外した犬耳は再度つけられていた。
尻尾付きアナルビーズも再挿入されている。二人とも何だかんだで気に入ってたようだ。

「ん、しょ、えへへ……ラムリアのここ、いっぱい使っているのにいつまで経っても初めての時の変わらないで
きつきつだね」
「んふぁ! そ、そういうこと、あぁん! いふぁないでぇ……おぉあ! 私、んんぅ! そんな下品な、おんなひゃ
……ないでふ、ふ……ふにゃぁあああああ♪」」

 喋っている途中でも子宮をガンガン突かれて軽く絶頂する。もう何度目かラムリア自身も良く分かっていない。
 本日お互いに何度も絶頂を迎えているが二人ともまだまだ余裕があるようだ。アルスは息の荒いラムリアにいつの間にか
手に持っていたローションをたっぷりと振りかける。

「ふぁ……ニュルニュルします……」

 とろけた紅顔で呟く。そんな彼女に向かって笑いかけ、体の前面にローションが掛かっていないところを失くすように
器用でいやらしい手つきで伸ばし始める。もともと敏感なのに、何度もイかされたラムリアは、最高に快感を覚えてしまう
状態であった。

「んやああぁ! ら、めですわぁ……にゃああ!」
「ラムリアの肌白くてすべすべで柔らかい♪」

 いやらしいのか子どもらしいのか良く分からない笑顔を浮かべ、胸へと手を伸ばす、発育の良い
白い胸は子どもながら十分な揉みごたえをアルスに与える。それでも小振りと云えるサイズであるが、
将来が楽しみである。

「んゃああああ! 胸は、ら、だ……ふあああああああああ!」

 駄目と伝えたかった少女の声は、むなしく己の嬌声でかき消される。ピンク色の小さい乳首を
摘まれる。ローションで滑りが良くなったピンクのベリーを何度も何度も少年は摘んだ。その度に
甘酸っぱい声が浴室を揺らした。当然気を良くしたアルスは腰の動きをさらに速くしていった。


868 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:35:08 ID:BIqgY3zn0

「あああ……んむぅ! あ! あ! ふゃあああああ!!」

 弱点である胸を弄ばれながら、全く衰える事のない元気な肉棒で大事なところを勢いよく突かれ続ける。
しかもアルスはただ力任せに腰を振っている訳ではなく、絶妙に少女の弱いところを刺激するように動かしているのだ。
これには少女も我慢できずに一気に絶頂に向かった。
 
「あぁぁあああ! イっちゃいます! また! イっちゃいます! きゃうぅぅううう!!」

 快楽に笑みを浮かべながら、幸せそうに高く声を鳴らす。乱れに乱れたその姿には純粋だった頃の面影はない。
愛する少年に女へと変えられた少女は、その少年から最大限の快楽を受けるために身も心も適応してしまったのだろう。
 一方アルスは、少女が絶頂したことを確認し、責めを中断する。笑顔を浮かべつつもぐったりと力を失った少女を
愛おしげに微笑みながら見つめる。

「はあ、はあ……アルス……さん?」

 いつものアルスなら絶頂の後でも続けて責めるのだが、今回はそれがない。

「いやぁ……幸せにひたっているの」
「……何ですかそれ」
「だって、こーんなに可愛いラムリアをお嫁さんにできたんだもん♪」
「…………相変わらず気障なんですから」
 
 要するにただイチャつきたかったようだ。ストレートな愛の言葉に、ラムリアは赤くなっていた肌をさらに
赤くしてぶつぶつと文句を言う。ただ笑みは抑えきれそうになかった。

「本当の事だもん♪ ……ラムリアはどう思う?」

 普段真面目な癖に、今はまるで悪戯っ子のような笑顔を浮かべている。

「むー……アルスさんのお嫁さんになれて、私はとっても幸せですわ、世界で一番♪」

 えーぼくのほうがしあわせだよー、

869 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:36:06 ID:BIqgY3zn0
と、ベタなやり取りを一通り行った。バカップルである。凄まじいほどにバカップルである。
ここまで来るとバカカップルである。

「えへへ……それじゃー再開するね……あむっ」
「ふひゃあ!? いきなり再開は……ああん!」

 ぱくりと少女の乳首を咥えて刺激を与えるために、ゆっくりと舌を動かす。

「あ、あ、あ、あ……んぅぅ〜〜〜……!」

 乳首を口に含み味わうように舌で転がす。そして片方の乳首もしっかりと摘み上げ、くりくりと指で刺激する。
少年によって与えられる悦楽に少女の顔は蕩けた笑顔を浮かべはじめる。

「ふぁ、きゃうん! ……や、やぁ〜♪ 気持ちいい……でふぅあああ!」

 呂律が回らないラムリアの声を聴いて、口が塞がれているが、内心でアルスは幸せそうに笑う。まるで
ラムリアの幸福感と同調しているような気分になったのだ。
 暫く続けたあと小さい果実から口を離し、幼い肢体を絡めるようにぴったりとくっ付けて、ローションの滑りを
味わう様に身体を擦るように動かし、前後ではなく上下にピストン運動を行った。

「きゃあああん! う、んあ! 中……こしゅれて! 全部ヌルヌルで……あああああ! こ、こんなの!
き、き、きもちよしゅぎで……あ、あぁあ!……きゃうううううううううううん!!」

 まるで身体が溶けてアルスと一体化するかのような錯覚に陥ったラムリアは、肉体による快楽と、精神的な快楽が
同時に最高潮まで高まり、犬のように吠えながら幸福に顔をゆがめて絶頂する。

「あー、はあ、はあ……あ、ぁあああ! やっぱりいいぃ!? !! あぅうううん!」

 唾液と涙で顔をくしゃくしゃにしたラムリアに、呼吸をする時間を与えた後、容赦なくアルスは責めを再開した。
絶頂したばかりの少女に容赦しないのは朝の時と同じである。

「うぅぅん! あああ! ふひゃああああああああああああああ!!」
「き、もちいい……! ん……! 気を抜くと僕もすぐにイッちゃいそう」


870 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:38:07 ID:BIqgY3zn0
 子宮口をこじ開けるように何度も何度も刺激を与えられて、絶えず絶頂を繰り返す。それでも快楽を求めようと
ラムリアも自ら腰を激しく振るっていた。おそらく無意識によるものだろう。
 一方アルスも流石に限界が近いのか、額に汗を浮かべて必死に耐える。しかし、長くは我慢できそうにないと悟った
アルスは、ラムリアの唇に己の唇を重ねる。どうせなら少しでも彼女に密着をして、感じていたいと思ったようだ。もちろん
両手はしっかりと胸を愛撫しているのが抜け目ない。

「ううん……ぼくも限界……出すよ、中に!」
「んんんんん!!? んうう〜〜〜!! ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!」

 絶頂の直前に最後に一際強く己の分身を突き入れた。子宮の奥に亀頭が入り込み、内部にスペルマを爆発させる。
 そしてラムリアは絶え間なく続き、強くなっていく快感に、ぐりん、と両目を上に向け、唇を塞がれているため、言葉にもならない
くぐもった声でラムリアは絶頂した。びくびくと身体を痙攣させ頭の中が快感に白く染まる。続いて、自分の内部を征服するように
放たれた精液の熱さに、呼吸をするのと同じ感覚で絶頂を繰り返した。
 ラムリアのオーガズムが治まるまで数分の時を必要としただろうか、ようやく落ち着いたラムリアは息を荒くしたまま、未だ
結合されている互いの秘所を呆けて、見つめる。

「ん、はぁ……熱くて、ふぅ、ふぅ……でもとっても温かいです……たっぷり出されて、たぷたぷってしています……
 こんなのもう絶対にアルスさんの赤ちゃん孕んでしまいますわ……」

 嬉しそうに、恍惚とした表情で言った。幼い子供が言ってはならない台詞であるように思えるが、これ以上ないという程
幸福な笑顔を浮かべている少女に文句を言える人間がどれほどいるだろうか。実際に彼女がアルスの子どもを宿すのは
もっと後になるだろうが、既に妊娠しているかのように己の下腹部を愛おしげに見つめる。幼いながらもひどく色っぽい少女の
顔をアルスは見つめる。胸の内の愛しさが止められそうもなかった。

「…………あ、んんぅ!? ……もう、本当に元気良すぎなんですから」
「たはは……ごめんね」

 ラムリアを見つめていたアルスはどうやらまた勃起してしまったらしい、あどけない顔をしているが、ここまで来ると
もはや化け物である。そんな少年に溜め息をつきながらも嬉しそうに少女は笑った。なんだかんだでアルスに付きあえる
ラムリアも相当絶倫である。

「いいえ、私の身も心もあなたのものですから……たっぷりと苛めて、赤ちゃんを孕ませてくださいね……
 ね? ご主人様」
「ええ……ご主人様って」
「私はあなたのお嫁さんで犬で奴隷で下僕なんでしょう? ……もしくは主様と言う呼び方が良いですか?」
「いやそこまで言ってないよ、それに呼び方の問題じゃないって」

 うっとりと首輪の感触を思い出しながら自分の首を指でなぞるラムリア、どうやら完全にそっちの道に
目覚めてしまったようだ。

871 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:39:22 ID:BIqgY3zn0

「でも……」
「ふぇ……な、なあにラムリア?」

 突如思い出したようにラムリアは、少年の胸に身を預ける。ラムリアの口調に何か熱く、それでいてひどく冷たいものが
込められている様に少年は感じた。胸にうずくまっているためアルスからは顔が見えない。

「アルスさんは私だけの……私『だけ』のご主人様なんですからね……それを忘れないでください……ね?」
「は……はい……」

 『だけ』という部分に、妙に力を込めて強調する。少女は顔を上げる。光のない瞳が少年を絡めて捉えるように
視線を放っていた。アルスはその瞳に言いようのない、そして逃れることのできない怖ろしさを感じ、思わず背筋に
冷たいものが走った。
 アルスは妙な気分になった。例えるなら見る事の出来ぬ、それでいて絶対に絶つことのできない鎖を巻かれたようだった。
だが、それならばそれで良いと思える麻薬的な心地よさがアルスの胸に生まれていた。

「え〜と……」
「アルスさ、むぅ……」

 名前を呼ぼうと開いた唇を自分の唇で塞ぐ、いたたまれなくなったのか少々強引に切り上げたようだ。
ラムリアの舌に自分の舌を絡める。水音が立ち、互いのくぐもった声が暫く時間を支配する。

「ぷはぁっ……」

 唇を離す。混じった唾液が糸を紡いだ。
 淫らに微笑んだのはどちらが先だろうか、お互いに顔を見つめあう。粘ついた視線はルビーのように燃える赤い瞳と
エメラルドのような深い翠色の瞳を繋いだ。

「えへへ……愛してるよ……僕『だけ』のラムリア……」
「私も……愛してますわ……私『だけ』のアルスさん……」

 まるで柔らかいマシュマロに包まれているような甘く柔らかい気分になった二人は、再び甘い甘い蜜のように
お互いの体を溶かしあう様に近づけていった。


 ――幼い二人にとって、夜は未だ永遠に近く続いていく。



872 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:40:43 ID:BIqgY3zn0
―――――――――――――――

―――――――――――
―――――――

「…………ぅん」

 可愛らしい呻き声が小さく鳴る。小鳥の騒がしい鳴き声に掻き消えた。
 カーテンから零れる朝の日差しが瞼に落ちる。まぶしい。

「うぅ……ふ、ぁ……」

 小さい口をあまり広げずに欠伸をする。育ちの良さのためなのか、欠伸一つもどこか上品である。
 ゆっくりと体を起こす。いつもと変わらぬ部屋である。起きたばかりで頭が回らない。暫くぼんやりと
布団の上で宙を見つめていたが、思い出したように両手を口にやり、顔を真っ赤に染める。

(あの後、中がいっぱいになったから今度は、外を白く染めようね♪ って意地悪な笑顔をしたアルスさんに、胸や乳首
で擦らされたり、髪を任されたり、腋で挟んだり、足で奉仕させられたり……結局最後にまた挿入されてそのまま気持ち良すぎて
気絶しちゃったんだ……)

 記憶の欠片を繋いで、何故自分が布団に入った記憶もないのか分かったらしい。つまりは、先日の朝ご飯の時と同じく、
気絶したラムリアはアルスに身体を拭いてもらい、服を着せた後運んでもらったらしい。
 両手で顔を覆い、恥ずかしさのあまりじたばたと転がる。何が恥ずかしいというと一日に二回も気絶したことである。
 う〜う〜唸っていると、ドアが大きな音を立てて開いた。ビクリと身体を強張らせると、赤髪の中性的な顔がひょっこりと現れた。

「……あ、起きた? 昨日の朝とは逆だね」

 一瞬、じたばたと転がっているラムリアに目を見開くが、すぐにっこりと笑みを浮かべて、声をかける。

「……昨日は起きていたじゃないですか」
「えへへ、でも残念。今日は僕から寝てるラムリアにキスがしたかったのに」
「…………もう」

 片目を瞑って気障ったらしい台詞を吐くアルス。ラムリアは文句も言い返せず一言呟くことしかできなかった。
恥ずかしさと、ときめきのせいだろう。

873 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:41:50 ID:BIqgY3zn0
「あはは……それはともかく……一日に二回も気絶した気分はどう?」
「……!! ばかぁ!」
「危なっ!!」

 先程の爽やかな笑みとは打って変わって意地悪い笑顔を浮かべる。少年の言葉に、顔をさらに赤くした
ラムリアは非難の声と共に枕を投げつける。無意識に魔法を使ったようだ、ブースとされた枕は凄まじい速度で、少年の顔面に
撃ち込まれる。何とか超人的な反応で、両手でキャッチする。大砲のような威力に手がびりびりと痺れた。
まともに顔へ喰らったらと思うと背筋が寒くなった。

「……ご、ごめんなさい……そ、それよりもさ、今日の朝は一緒にご飯作らない?」

 震えた声で提案を告げる。流石に彼女をこれ以上からかうのは賢明でないと思ったようだ。

「……また襲うのは止めてくださいね」
「うっ……分かってるよ〜」
(……困っている顔をしたアルスさんも可愛いです♪)

 まだ怒っているのか、それとも昨日と同じ轍は踏まないと考えているのか、半眼で釘をさす。
少年の困っている表情に愛しさを覚えたラムリアはあっさりと怒りを解いた。

「ふふふ、それでは行きましょうか」
「……うん!」

 元気良く頷いたアルスは、そっと手をラムリアに向かって伸ばした。差し出された手にラムリアは、一瞬目をパチパチ
と瞬かせるが、すぐに微笑み、手を重ねた。少年の手に支えられ、ベッドから降りる。アルスの手から心地よい暖かさを
感じる。ふと彼も同じ気持ちになっているのではないかと思い、少女の笑みが深くなった。


――笑顔のまま見つめあい手に手を重ねて歩きだした。重なる二つの、春の日差しのような温もりを、
永遠に祝福するかのように空の青さが冴え渡っていた。今日も良い日になりそうだと胸の内で呟いたのは、
おそらく二人一緒だろう。






 ちなみに本日も結局朝食作りの最中によろしくしたのは本当に、蛇足である。


               f i n

874 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:42:37 ID:BIqgY3zn0


『おまけ1』

「わんわんおわんわんお(今日はごしゅじんさまの嫁さがちかづいてきてくれてんべ)」
「わんおわんわんお(んだなぁ、えがったえがった……だどもぉ)」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
(私は犬、私は犬、私は犬、この子たちと同じ犬、犬、犬……)

「……わんわんわんおわん(……へんでねいか?)」
「……わんわんおー(……こで、へんだな)」

『おまけ2』

「アルスさん今度はメイドさんの服なんてどうですか? あ、それとも猫の格好なんてのも良いですね、
バニー服なんてのもありです……いっそマニアックにシスターとか女騎士の格好なんてのも……」
「あははは……」

(まさかコスプレプレイに嵌まるなんて……僕が衣装用意するのかなぁ……」


875 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/26(土) 22:44:03 ID:BIqgY3zn0
投下終了です。

 ご、ご…………ゴパァッ( ゚Д゚)。;':゚砂糖。
 普段ダークな作品ばかり書いているので、甘々は色々と来るものがありますね……好きですが。
 投下中に気が付いたのですが、首輪付けるシーン二回もあった……見直しって大事ですね。
申し訳ありませんがどちらか片方の場面を脳内で消去していただけるとありがたいです。エロは難しいですね、
いやエロは関係ありませんが
 今さらですが、二人の年齢は表記するつもりはありませんのでお好きな年齢でイチャコラをイメージしてください。
流石に○歳はやばすぎると思いますが……あとラムリアの胸が大きめなのは乳製品が好きだから発育良いんじゃないの?
という単純かつ勝手なイメージです。ツルペタ好きな方は申し訳ありません。

876 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/27(日) 09:33:36 ID:fng6A0EP0
乙です


877 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/27(日) 14:04:13 ID:mYGjM6Wr0


878 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/27(日) 15:00:09 ID:3dP0nAsFO
凄い長い作品ですね・・・とにかく乙です

879 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/28(月) 00:14:49 ID:aAn6h1QP0
乙です

880 名前:名無しさん@カブ好き:2012/05/30(水) 22:21:16 ID:T7Xy+eu10
>>875
GJ!!
毎度毎度素晴らしい作品で本当にその文才が羨ましいです。

881 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/30(水) 23:26:10 ID:pEMPDM1S0
 乙とGJありがとうございます。褒めてもらえるとやっぱりうれしいです。
正直抜ける作品書けているのか、自分では分からないんですよね。
なんでか分からないんですが、自分で書いたエロ小説って、読んでみても
あんまりエロく感じられない人が私含めて多いそうです。

882 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/30(水) 23:32:12 ID:pEMPDM1S0
 続けて申し訳ありませんが、一人称の練習で描いた作品を投下させていただきます。

[原作]ルーンファクトリー2
[作品名]「女の子の溜め息は砂糖のように甘い」
[カップリング]アルス×ラムリア?
[オリキャラの有無]なし
[備考]キャラ崩壊、ガールズトークというものを書いてみたかったのにどうしてなった……

883 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/30(水) 23:32:45 ID:pEMPDM1S0

「はぁ……」

 数えていないので、もう何度目になるのか分かりませんが、私は飽きることもなく溜め息を吐きます。
別に好き好んで溜め息を吐いてるわけではないですけど。あの人の事を考えていると吐かざるをえませんね。

「アルスさん……」

 溜め息の原因である、あの人の名前を呟きます。名前を言っただけで胸が高まってしまいますわ。
多分、というより確実に私はあの人に恋をしているのでしょう。
 アルスさん――私のお友達、私の思い上がりでなければ親友の女の子。アリアさんのお兄様です。
その方に私は見事にどっぷり惚れてしまったというわけです。いつ恋に落ちたか、などと聞かれても分かりませんわ。
 アルスさんとは数年来のお付き合いですが、特にこれといった大きな出来事はなかったように思えます。
きっと長い間一緒にいるうちに好きになってしまったようですね、恋愛小説は大好きで月に何冊も読みますが、現実はそうそう
劇的な変化やイベントなんてありませんね。ちょっぴり残念です。あ、でも親友のお兄様と恋に落ちるというのはありがちな
パターンですね、うふふ。

「はぁ……」

 ……なーんて妄想をしていてもあの人が私に振り向いてくれるわけでもないんですけどね、恋愛小説みたいに
あまーい恋をしてみたいとは言いません。ただ私の事を好きになってくれるだけで十分なのですが、そう上手くはいきませんね。
 暗い気分に思わず下を見つめると、自然豊かなアルヴァーナの美しさを象徴するかのような透き通った泉があります。
そこに映っているのは、翠色の瞳が特徴的な女の子の姿。私ことラムリア・レムナンド・ヴィヴィアージュですね。
こうして自分の顔を客観的に見ると、器量が悪いとは思わない(というより思いたくない)ですが、アルスさんに釣り合っている程
美少女というようにも思えませんね。というより私と同世代の方たちは皆美人美形ばっかりです。コンプレックスが
刺激されてしまいますね。

「せめてアリアさんみたいに可愛くて人気者だったらなぁ……」
「呼んだ?」
「ぶふぉっ!!?」

 驚きのあまり思わずはしたない声を上げてしまいました。横からひょっこりと顔を出したのは、先程から
話題に上げていた女の子。アリアさんです。アルスさんとは双子の兄妹なのですが、それにしてもそっくりですね。
髪型が違うだけで顔は完全に一致しています。ムーさんとスーさんは同じ性別なので、そっくりなのは分かりますが、
アルスさん達は男女の双子なのに瓜二つなんですよね、不思議です。

884 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/30(水) 23:33:13 ID:pEMPDM1S0

「ねー、ねー、さっきから溜め息ついてばっかりだけど、どしたの? お腹痛いの?」
「うっ……」

 どうやら見られていたようですね、しかしまあ、お腹痛いの? とは可愛らしい事を言っているので、
バレてはいないみたいです。アリアさんのお兄様であるアルスさんに懸想しているなんて知られたら、
恥ずかしいですし、天然のアリアさんのことですから口止めしてもらってもうっかり、なんてこともありえますから。
まあ、でもアリアさんのそんなところも可愛いんですけどね、好きの方向性は違いますが、兄弟揃って私の大切な人です。

「いえ、大丈夫ですわ……お腹が痛いわけじゃありません、ちょっと考え事を」
「なんだぁ、良かった……アルスの事考えてるの?」
「うわらばっ!?」

 な、ななななななななな……なんでばれたんですか!? お、落ち着きましょう。すー、はー、すー、はー……
 ふぅ、深呼吸したら落ち着きました。いや、心臓はドキバクしていますけど。

「い、いいいやぁ、べ、別にアルスさんの事を考えているわけでは……」
「あれ? そうなの? ラムリアのことだからてっきり……」
「ひょえ!? 私の事だからてっきりってどういうことなのですか!?」
「え? だってアルスの事大好きじゃないラムリアは」

 ひ、ひええええ!! すっかりばれちゃっています! そ、そういえばアリアさんは天然だけど妙に鋭いところが
ありました。ぐぬぬ、自分の恋愛には疎すぎるくらい疎いのに、なんで他人の恋愛には鋭いんですか、というか
アリアさんはその方面で恵まれ過ぎです。可愛くて格好良くて、何でもできて(以下略)な兄弟仲の良い双子のお兄様が
いて、学校のイケメン男子の全員に好意を持たれていて、おまけに双子の女の子にも恋愛的な意味で好かれているなんて、
おまけにお父様が行方不明(だった)という不幸属性もあるし……これは、まあ羨ましいとは思いませんが。
兎に角! どこの恋愛小説のヒロインですかあなたは! 本人の性格も元気で明るくて鈍感で天然というヒロイン要素の
塊みたいな方ですし……

885 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/30(水) 23:34:01 ID:pEMPDM1S0

「おーい、ラムリア……なんか凄い怖い顔になっているけど」
「……はっ! 思わず我を見失ってしまいました」

 私ったらはしたない……ま、まあアリアさんを羨んでいても現状変わることがありませんし、何より友達に
嫉妬するなんて、駄目ですね私は、こんなことじゃアルスさんに振り向いてもらえるわけがないです。

「こ、こほん……さ、流石アリアさんですね、私の秘めたる想いに気が付くなんて」
「え、あ、うん」
(ほとんど四六時中アルスの方を見ていたり、跡をつけたり、話したら顔真っ赤にしてるのに……
 アレでばれないと思っていたんだ……)

 ……? なんで苦笑いをしているのでしょうか?

「それは兎も角、アルスの事が好きなんでしょ? だったら私に任せてよ!」
「え……」

 どん! と音が出そうな勢いで胸を叩くアリアさん、強く叩きすぎてむせてますね。
 しかし、アリアさんが手伝ってくれるというのは嬉しいのですが、嬉しいのですが……

「……すっごい不安です」
「えー! なんでー!?」

 なんでもこうも、うっかりなアリアさんに恋愛相談なんてしても良いものか……
しかし、現状良い手を思い浮かばないことも事実です。可愛らしく頬を膨らませているアリアさんに、
泥船に乗ったつもりで話を聞いてもらいますか……
 
「じ、じゃあアルスさんにアプローチする為に何か良い方法はありますか?」
「え? うーん……プ、プレゼントとか……」

 ……あ、ありがちですね、まあ恋をした経験もない(されてはいますけど)アリアさんに画期的な
意見など出る筈もないですしね。う〜ん、しかし、何もしない現状よりはずっとましですよね。
下手に恋愛小説の真似をして上手くいくとも思えませんし、プレゼント作戦。シンプル・イズ・ベストですね。
 兄弟ですからアルスさんの好きなものも私以上に知っているでしょう。案外良い考えかもしれません。

886 名前:◆EAGHfd50gHQi :2012/05/30(水) 23:34:47 ID:pEMPDM1S0

「プレゼント……何かアルスさんの好きなものや欲しいものとか知っていますか?」
「えーと、アルスの好きなもの……あっ! 剣とか好きだよ!」

 剣ですか、女の子が送るプレゼントの内容としてはいささか物騒な気がしますけど、確かにアルスさんは
剣を何本も持っていますね……私のお小遣いで買えるでしょうか?

「あっ……でもアルスって自分で凄い剣作れるんだった」
「ううっ! 確かに……」

 昔、アルスさんが剣を作っているところを『偶然』見させていただきましたけど、並の職人でも到底作れないような
凄い剣を作っていましたね、試し切りとか言って大岩や地面を軽々と切り裂いていました。本人の剣の腕前もあるのでしょうが、
どちらにしても人間業とは思えません。あれもアースマイトの力の一部なのでしょうか。

「というかアルスって大抵のものは自分で作れるねー」
「ぐぬぬ」

 そうなんですよね、あの人装飾品でも料理でも更には薬品までも作ってしまうんですよね。材料もダンジョンで
現地調達をしているみたいです。それこそ私どころか、お父様でもおいそれと手に入れることが出来ないような品物を
作ってしまうんです。

「いやー、アルスは色々と器用だよね、羨ましい」

 あなたも十分すぎるほど凄いんですけどね、人やモンスターと仲良くする才能はアルスさん以上ですし、
アルスさん同様アースマイトで器用なのですから、真面目に勉強さえすれば、もっと色々出来るはずなんです。
天然ですけど頭も悪くないですし、テスト前にちょっと勉強しただけで及第点が取れるのはずるいです。
……何だかまた苛々してきちゃいました。

「じゃあ何を送れば良いんですか!」
「落ち着いて、気持ちは分かるけど落ち着いてラムリア」

 思わず声を大きくしてしまう私。アリアさんは悪くありませんが、どうしようもないじゃないですか。

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