ポケモン攻略 種族値・個体値・努力値 編
○種族値
「種族」とはポケモンの種類のこと。種族値とはポケモンごとに決められた数値のこと。「固有値」とも呼ばれます。種族値はステータスごとに決まっていて、この値が高いほどそのステータスが高く育ちます。
これはゲーム中では分からない隠し数値なので公式の攻略本には載ってません。種族値という呼び方も非公式です。非公式の攻略サイトに種族値を調べるツールがあるので、そちらでどうぞ。
といってもよくわからないと思うので、ハピナスとツボツボの種族値を比べてみます。
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ハピナス |
ツボツボ |
HP |
255 |
20 |
攻撃 |
10 |
10 |
防御 |
10 |
230 |
特攻 |
75 |
10 |
特防 |
135 |
230 |
すば |
55 |
5 |
分かりやすいように極端な例を挙げてみました。
ハピナスのHPの種族値は255で、全ポケ中暫定1位。この種族値だと、HP・特防がよくのびます。ただ防御は低いので物理攻撃には弱め。
対するツボツボは、防御・特防の種族値がそれぞれ230で、全ポケ中暫定1位。防御・特防がよくのびます。すごく・・・堅いです・・・。ただHPの種族値が低いので、ちょっと脆いですね。
こんなかんじでポケモンごとに数値が決められています。進化すると基本的に種族値が高くなります。
ちなみに種族値の相場としては、100を越えれば高い方、200越えるやつはごく稀。クロバット・サンダースなどはすばやさの種族値が130なので「(すばやさ)130族」などと呼ばれ、メジャーなポケモンではすばやさの最高峰です。
上で比べたこの2匹は種族値の高低がはっきりしてますが、中には平均的な子もいます。ミュウやセレビィなど幻のポケモンは種族値オール100。アルセウスは怒涛のオール120。基本伝説系の種族値は高いです。種族値の合計で「680族(伝説級)」、「580族(準伝説級)」などと呼ぶことも。
育てるポケモンは、基本的にこの種族値の高さで選んでいきます。
○個体値
前述の種族値はポケモンごとに決まっていると説明しましたが、個体値は同じ種族のポケモンでも1匹1匹違います。
同じレベル、同じ性格の同じポケモンを複数捕まえてみると、微妙に能力が違います。その能力の差が、この個体値の差です。
種族値と同様6つのステータスすべてについています。最高は31、最低は0です。
これもゲーム中では見えない数値で、個体値という呼び方も非公式です。こちらも非公式攻略サイトに個体値計算ツールがありますので、必要数値を入力すれば算出できます。
といってもよく分からないと思うので、さっそく比べてみます。
バンギラスLv100、性格補正なし
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個体値31
の場合 |
個体値0
の場合 |
HP |
341 |
310 |
攻撃 |
304 |
273 |
防御 |
256 |
225 |
特攻 |
226 |
195 |
特防 |
236 |
205 |
すば |
158 |
127 |
個体値の差で、これだけ違います。この差は大きいです。
余談ですが個体値31はVと表されます。16進数で31はVだからだそうです。個体値31が1つある場合を1V、個体ALL31の場合を6V、といった具合に呼びます。ちなみにうちのバンギラスは攻撃・防御・すばやさが31なので3Vです。それと、30はUだそうで、3V1Uとかいう場合もあります。
とまぁ、個体値は高ければ高いほどいいわけです。が。
別に、6Vが出るまで粘らなくたっていいです。ほぼ不可能に近いですから、うちのバンギラスみたいに、高くのばしたいところにVかUがあるくらいでOKです。といっても野生産で欲しいところに31出すのは結構難しいんですが・・・。
こうやって高個体値のポケモンを意図的に捕まえる(つくる)ことを、個体値厳選といいます。
ちなみに、種族値は進化すると変わりますが個体値は進化しても変わりません。生まれもった才能、ってわけです。
○努力値
公式では「基礎ポイント」と呼ばれています。努力値という呼び方は非公式ですが、こちらのほうが分かりやすいのでこちらを使います。
努力値とは、簡単に言えばポケモンを倒すともらえる数値です。
例えばビッパを1匹倒すと、HPの努力値が1もらえます。イシツブテなら防御の努力値が1。ハピナスならHP3。ツボツボなら防御・特防それぞれ1ずつもらえます。どのポケモンを倒せばどの努力値がどれくらいもらえるかは、攻略サイトで探せばわかります。
このように倒したポケモンによってもらえる努力値が違います。HPを上げたければ、HPの努力値をくれるポケモンを倒しまくればいいわけです。倒せば倒すほどもらえるので「努力値」。ここまでは単純明快でいいですね。
ここからが難しいのですが、
☆努力値4ポイントで能力値が1ポイント上がります。また微妙な。
☆1体のポケモンにつき510まで努力値を与えられます。また微妙(ry
☆1つのステータスにつき255まで努力値を割り振れます。また(ry
510ある努力値を、どのステータスにどれだけ割り振るか。このことから、努力値を与えることを努力値を振るといいます。
この努力値ですが、これは自由に割り振れるので育てる人にゆだねられます。
例としては、510÷6=85なので、すべてのステータスに85ずつ振る、とか。ハピナスを例にして、種族値的にのびにくい防御・すばに255ずつ振る、とか。
でもこの2つの例は、例に出しておきながらどちらも曖昧になるのでおすすめしません。これに至っては本人がそれでいいと言えばそれまでですが・・・
基本的に、252、252、6の配分で、種族値の高いところに振ります。ハピナスならHP・特防に252、あとの6はどこでもいいです。例外として、ハピナスに防御252、特防252、HP6の配分で振ったり、HP252、防御・特防129の配分で振る場合も。
ちなみに振った努力値が能力値に変わるタイミングですが、レベルアップ時に基本能力アップ分+努力値分の能力が上がります。努力値のあまりは次へ繰り越されます。また、マックスアップやタウリンなどドーピングアイテム使用時に勝手に能力アップします。これが結構気付かなくて後であるぇー?ってなるので注意。
さぁ、小難しい解説はこれで終わりです。
次では効率のいいポケモンの育成の仕方の説明です。まだあるのか、とか突っ込んだそこのあなた。正解です。
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