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買ったー

発売日から一日遅れで『レインツリーの国』文庫版購入ー。
これで有川先生の本で手元にない本は一応ゼロになったんだぜ!
そして全部揃った!と喜んでる半面、「文庫買うから四六判買わなくていいよねー」って思って文庫で揃えた自衛隊三部作とレインツリーも四六判欲しくなってる自分もいます。
こんな風に全部揃えたくなるのはオタクの典型です……ね……。
うっかりAmazonでポチってたらどうしよう阿呆ですね。

夕方ぺらりぺらりと読みながら、
「小牧教官も毬江ちゃんも、文庫版出たら買ったりするのかなー」
とか妄想してたんですが、図書館の世界じゃ文庫でもイイお値段になる筈なので買わないかも?でも本屋で平積みになってるレインツリー見つけた小牧が毬江ちゃん思い出してうっかり手にとってたらちょっと楽しい。
そんな妄想で突発小話。
[小毬小話]

揃って本好きの小牧と毬江は、デートコースに本屋が組み込まれることがままある。
財布と相談して諦めざるを得なくなることも多いが、新作が発売日に並んでいるのを見るのは図書館の書架を眺めるのとはまた違う楽しさがあるし、雑誌を二人で並んで眺めたりというのはオフの時じゃなければ出来ないことでもあるからだ。
その日のデートでも、大型の本屋の前に差し掛かると自然とそちらに足が向いた。
雑誌のコーナーをざっと眺めてから文庫のコーナーへ向かうと、小牧にとって――そして毬江にとっても忘れられない装丁が目に入った。
白からごく薄い空色へのグラデーションの中に、真っ白い紙飛行機が飛んでいるその本は、小牧が自分の想いを思い知る事になった本だ。しかし自分が知っているのは四六判で、目の前にあるのはそれより小さい。発売されてから数年が経つので文庫化されたんだな、と思うと同時に、そうやって文庫化される位に色んな人間が読んで支持をしたのか、と少し嬉しくなる。
裏返して価格を確認して、一瞬考えてる。
少し離れた所で同じように本を眺める毬江の側に寄って声を掛けた。
「これ買ってくるから、ちょっとだけここで待っててくれる?」
手の中にある本を目の高さ辺りに持ち上げながら毬江を伺うと、こくりと頷いてくれた。

『その本、文庫になってたんですね』
急いでレジで会計をして毬江の元に戻ると携帯の画面を見せられた。自分が居ない間にメール画面に打ち込んでいたらしい。頷いてみせると、携帯が毬江の元へと戻され、ほんの少しの間の間に再び掲げられる。
『なんだか凄く懐かしい気分。だけど、懐かしいって思う反面、内容がすぐ思い出せる位に覚えてるの』
それだけ読み込んだということか。
それとも忘れられない位に思い出深い出来事にリンクしているから?
見せられた文章に含まれた意味をきちんと聞きたくて、ゆっくり話せる場所へ行きたくて、返事もろくにせずに手を取って歩き出す。
本当はきちんと返事をして、何処其処に行こうと言ってから移動すべきだ。そう分かっている筈なのにそう出来ない位には、自分は舞い上がってしまっているのかもしれない、と小牧は思った。
***
物凄く即興なので色々アレですが今のところはこんな感じで!

この所、うっかり他ジャンル二次を読み歩いていたのでそろそろ図書館妄想に戻らねば!と思ってたのが、思わぬところで妄想することになって自分でもびっくり。
だって堂郁でも手柴でもなくて小毬ですよ!
小牧の心情が掴みづらくて小毬難しいなーと思ってたのに。
今日LaLa最新号読んで「小牧視点も楽しいなー」なんて思ったからというのもあるかもしんない。
ちょっとネタバレ>そういえば小牧教官、レインツリーの国読んでた!弓先生芸こまかーい!<ここまで
描きかけウェディング堂郁は今月中に描き終わるだろうか。いや終わらない(反語)
だいぶ前に一度線画を晒したやつなんですが、今見直したら描き直したくなったのでペン入れし直してます。ほんの数ヶ月の筈なのに描き直したくなるってちょっとどうなんよ……。
***
あ、今日の鋼はリアルタイムで後半だけちょろっと見れた。
ネタバレ>エドが血流したおかげで冷静になれた、っていうあの台詞と「流石専属の整備師だ、こんなんなってもまだ動く」が聞けてひゃっほー!ってなりました。
あと師匠の「主婦だっ!!!」が聞けて満足です。あの台詞格好良いよ!背景の稲妻バリバリっていうのは、もうちょい表現を漫画的なのじゃなくてこう……工夫してもらえたら嬉しかったかなあ、なんて言ったら贅沢でしょうか。
ところで今のエドは顔に幼さがありますが話が後半になったら今の原作と同じように格好良くておっとこまえになるんでしょうか。なって欲しい。今の原作エド、格好良くって本当に好きなんだ……。
そいえばグラマン中将の例の台詞がなかったらしいということを風の噂で聞いてしょんぼりです。あの台詞削るなんてそんな、スタッフさんひどいっ

<ネタバレ