ロマサガ2世界設定
■傭兵隊
力ある者が採用される。一般兵の適正試験に落ちた者もいるが、のし上がってくる者はあまりいない。
傭兵隊は『火部隊』、『水部隊』、『地部隊』、『風部隊』、『天部隊』の五つの割り振りがあり、雇われた後に配属される。それぞれの術のシンボル『攻め』、『守り』、『与える』、『奪う』、『奇跡』のどれに力が寄っているかで配属が決められる。
相反する属性同士は何故か仲が良い傾向にある。
『天部隊』は玄人=「奇跡をも味方に付けて死線を何度もくぐり抜けてきた者」が別部隊から移動する事もあり、比較的強者揃い。
■守護隊
皇帝の側に控える四人の部下を指す。尚、「直属兵」や「精鋭部隊」はインペリアルガードを指す。
適正審査に関係なく術を習得する義務を課せられる。別に宿舎が設けられ、それ以外は一般兵と何ら変わり無い扱いを受ける。
これに傭兵が属した場合、傭兵隊の間で『冥部隊』と称される事がある。
■術法
魔力を媒体にした超常現象。使用にあたり然程金額もかからないので、兵器の発達を遅らせた。
使用者の魔力が尽きると心臓に耐え難い痛みを覚え、体に大きな負荷がかかる。魔力は五時間程睡眠をとれば回復する(最終皇帝時代)。
帝国兵や傭兵に志願した者は術法研究所にて術法適正審査を受ける。実戦で使い物になる適正の持ち主は、その侭術習得に入る。
・ハーキュリーズ
帝国に来た頃、冥術使用者として大変貴重がられ、冥術の研究が進められた。その後幾人かが冥術を習得している。
■伝承法
使用者の技、知識、記憶を含んだ「意思」を継ぐ。
「意思」は存在が魂に近く、死の記憶が次々に皇帝を死なせたのは汚染された「意思」が引き入れた為。アキリーズは「意思」を分解し、「魂」のみを眠りにつかせる事で呪いの連鎖を断ち切った。
以後、能力継承者は彼の作った『図書館』の空間で能力を得るようになった。
・アキリーズ
「意思」から技術や知識のみを抽出し、害となる記憶は眠りに就かせた『図書館』の管理者となる。
彼の「意思」は常に起きた侭なので、現皇帝が望めば彼の「意思」と対話する事も出来る。
アキリーズ側からも接触は可能だが、彼は沈黙を保っている。
・ハリー
『図書館』の綻びを開き、アキリーズの記憶に触れてしまう。
■精霊
自然が魔力によって具現化したもの。無性。
外皮の内側は清らかな水で満たされており、大量に流すと死ぬ。屍は魔力が抜け、元素に戻る。
精霊には核があり、傷付けられると致命傷になる。親指程の大きさで、殆どの精霊は下腹部に核を持っている。小剣技「スクリュードライバー」はそれを見極め正確に突くもの。
精神攻撃に非常に弱く、悪意に触れると発狂する。人間の近くにいる程発狂しにくいという報告があるが、真相は定かではない。
名前を付ける習慣はあるものと無いものがいる。
・ユリシーズ
一度発狂したが回復した唯一の存在。最も人間に近かった精霊。
・エア
セフィラスから堕ちた存在。発狂寸前で耐えた。
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