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6-856様

「シェゾ、ちょっとお願いがありますの」
「断る」
「まだ何も言ってませんわよ」
「服をやれば一週間外出出来なくなるわ、爪のアカをやれば物が握れなくなるわ!
 ロクなことにならん」
「だってまさか服を一着しか持ってないとは思ってなくて……」
「今度は何か? 髪の毛よこせってか? で変な呪いを掛けるオチだな?」
「シェゾの精液が欲しいのですけれど」
「……………………」
「いいじゃないですの、シェゾまだまだ若いんだから生産量も多いでしょう?」
「……分かった」
「ではこの試験管に」
「ただし、お前の胎内に注いでやる!」
「きゃあ〜♪」

「……ちょっと待て、なんで嬉しそうなんだ?」
「あら、早くしなすって、ほら」
「履いてねぇー!(ガビーン)」

(中略)

「あぁ……中に、入れたら、濁っちゃ……ぅん……は……!」
どうやら精液採取が難しいという理由で挿入を拒んでいるようだ。しかし、太腿の内側まで濡らして、
身体を小刻みに震わせている様子は、シェゾを求めているとしか思えない。
ウィッチは膝を抱えて丸くなっていた。シェゾは遠慮なく後ろを取って抱き上げる。
「では、遠慮なく入れるぞ」
つぷと粘着質の泡が潰れる音がして、ウィッチの中にシェゾが進入していく。
「あっ……入ってきちゃ……」
シェゾが己に都合のいいように、ウィッチを揺り動かしてゆく。ウィッチの金の髪が跳ね回り、
ウィッチは目を強くつぶって押し寄せる感覚に堪える。
「シェゾの、あったかい、熱いの……」
まるで犬のようにウィッチは舌なめずりをして囁く。
女になりたての初々しい秘部は、ただシェゾを強く締め付けるだけの不器用な場所に過ぎない。
それだけに擦りつける感触が互いに強く感じられる。
「さすが精液を欲しがるだけあって、最初から飛ばしてんな」
「そんなんじゃ……あぁ、こんなの、シェゾ、私、あぁ……!」
「いつもの余裕はどこ行った?」
シェゾはウィッチの髪を掴んで顎を上向かせ、喉首に指を食い込ませる。
「んっ……苦し……あ……!」
くたりとウィッチの身体から緊張が抜け、ウィッチは一生懸命寄せていた膝をだらしなく開いてしまう。
「イッたか? 早いな」
シェゾは少し緩んでしまった膣内を惜しみ、指で襞をかきわけ膨らんでいるクリトリスを探った。
「触っちゃ、あぁ、気持ちよくて、壊れちゃ……」
そう言いながらも、ウィッチは自分とシェゾの結合部を窺い、次の絶頂を期待する表情になっていた。
「セックスでイッて壊れた奴なんかいないぞ」
多分、と思いながら、シェゾはウィッチのクリトリスを擦り、ウィッチを突き上げてゆく。
「ふぅ……あ、あぁ……気持ちいい……熱い……シェゾの、すごく熱い……早く……もう、中にしていいから、
 早く、精液……欲しいですの……濃いの……」
「気が短い奴だな」
ウィッチの耳朶を噛みながら、シェゾはやや呆れたように言う。
「もうちょっと余韻を楽しむとか、ないのか?」
「んー、だって、このままじゃ、何度も……イッちゃいそうで……」
「イけばいいだろ、好きなだけ」
「だけど、……あっ……!」
シェゾの亀頭が深く滑り込んだショックで、ウィッチが全身を強ばらせる。
「あぁ、そこに、そこにいて……このまま……あぁ……!」
シェゾは執拗にクリトリスを揉みながら、ウィッチを片手で強く抱き寄せてやった。
「あ……! 早く来てぇ、お願い、私もう我慢できない……っう……」
きゅうと強い締め付けに誘われて、シェゾも腰を激しく使い出す。ウィッチの膣壁から彼女の激しい鼓動を感じた。
「んんぅ……あっ、シェゾ、シェゾ、いいのぉ、私の中でイッてぇ……!」
ウィッチはお腹の奥深くまで、精液の奔流を感じ取ると意識を失ってしまった。

「……濁ってしまいましたね」
「で、感想がそれか」

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