――挿話―
7-426様
二日目の晩、私はこの娘に『芸』を仕込む事にした…
「今から私の要求した事を遂行するのだぞ?できるな?」
威圧的且つねちっこい視線を娘に向け、そっと話す。
「………はい。もちろんです。」やはりルルーは一切私の言う事を否定しようとしない…。
昨晩は痛い仕置きばかり行ったので今夜はちょっとばかり恥ずかしいお仕置きをしてやろう…。
「私はここでお前をじっくり見ているから今からお前はそのソファーの上で自慰をしてみせるのだ」
「!?!!?……・・・////」
俯いて真っ赤になってしまった。私はこういう反応が見たかったのかも知れない…
「出来ないのか?お前は私の期待を裏切るのか、そうか…」
「!!いえ、そんな事は致しません!!私はサタンさまの期待に沿えるよう努めます」
…私が否定的な言葉を掲げると必ずや善処に努めようとする。分かりやすいところが可愛らしい。
やはり、従順だな。今日半日トイレへ行かす回数を制限したのもこのためだ…
ルルーはそのシナヤカな指を下着越しの秘部にそっと這わせた。緊張と羞恥のせいか脚の開きがいまいち芳しくない…
「もう少し脚を大きく開いてみせるのだ。」
やはり恥ずかしいのだろう。ゆっくり開脚しつつ私から視線をゆっくり逸らしてしまった。
それでも尚、言いつけられたひとり遊びは続けられる…。調教のしがいがあるな。
秘部をじっとりと指遊びしつつ、もう片方の手でその豊かな乳房を揉みしだき、硬直した先端の淡い箇所を刺激する。
「ほう…恥ずかしがっていた割には随分手馴れているのだな♪」
「………///そ、そんな」推測に容易いことを突かれ言葉を失う。
じっくり濡れてしまった下着の隙間から指を潜らせ秘部の小さく突起した箇所をそっと摘んで少し強めに刺激する。
「ん・・ぁぁん…」
昼にプレゼントしたカワイイ『耳』と『尻尾』を揺らしながらすっかり淫靡な遊びに浸る少女。
「ああぁんんっ!…!……見ちゃだめですぅ・・出ちゃいます」顔を真っ赤にし小声で訴える。
同時に少女は達し、その瞬間勢いよく脚と脚の付け根から小水を漏らす…
上品な純白の下着に浸透し、艶かしい足に伝わって、ソファーにじっとりとシミを作った。
「………ぐすんっ。いやぁぁ。……ごめなさい」羞恥と開放感と自責が入り混じり泣きはじめる。
年頃の娘が、幼女のような失態を犯す様子は心地よく私の情を刺激する。
「やれやれ、仕方のないコだ♪」私はくすっと笑いそっとルルーの頭を撫でる。
汚れてしまった下着を脱がせ、一緒に風呂に入り今夜はこのまま寝るとしよう…。
――一連の彼の行動を監視していた男女がいた。
「/////見てるこっちがすっごく恥ずかしいよぉ!サタンの奴何考えてんだよぉ!」
「俺もそう思う。アイツ本気でやばくなっちまったみてーだな」
「このままじゃルルーかわいそうだよ。助けようよ!」
「だな。とりあえず、奴が寝静まってからにしようぜ。」
深夜
数日前から突然姿を消してしまったルルーの事が気になっていたアルルはシェゾ誘いこっそりサタンの城の窓を監視したのだったが…。
彼女らの目の前には正に奴の趣味なのかどうか定かではないが淫靡な光景が繰り広げられていた。
ルルーを不憫に思ったのか救出を決意。サタンが寝静まった城に忍び込む事に成功した。
「↑とはいってもアイツの家って日頃からろくなセキュリティは無いけどな」シェゾがこっそり事実を呟く。
「まーそれは当たってるんだけどね。早くルルーを助けよう」
「しかし、あの耳と尻尾をどうしたら消せるのかが分からん…」
「だね。でもまー助け出したあとウィッチの所にでも言って協力してもらえば何とかなるよ★」
「おめーらしい考えありがとう…」
部屋の前ですっかり漫才交じりの会話に花が咲いてしまった二人の背後に影が…。
「まったくだな。こんな夜更けに何の御用かな?」
「!!!!!!!!!」驚きの余り二人とも言葉を無くす。
幾ら普段から無防備極まりないサタンの城でもあっさり二人の侵入に気が付かない訳が無い。
むしろ奴は二人が来るのを予測していたのかも知れない。わざわざ自分好みにトリミングした愛欲玩具を拾披露するために。
「おい!サタン!!お前いい加減こんな悪趣味な真似やめろって」
「そうだよぉ…ルルーが君の事をとても愛してるってことは君自身が一番知ってる筈なのに…どうして」
一瞬冷たく微笑んでそっと寝室に居るルルーを優しく起こしに行く。
「勿論、承知した上での行動のつもりだが…それにこのコ自身、私の施しに満足しているようだが…」
ゆっくり目を覚ましたルルーはそっとサタンにしがみ付く。小さな子供が父親にすがりよるかのように…。
「………ぐ。サタンさま…」耳をピコっと跳ねさせ微笑む。
「!!?おい!!貴様今すぐあの耳と尻尾外せ!ったくテメーここまで鬼畜だとは思わなかったぜ。」何かに気づいたシェゾが怒鳴り散らす。
「?何どーいうこと?」突然連れが怒鳴ったので驚愕するアルル。状況が飲めず質問する。
「アルル…あの耳と尻尾はおそらく……」説明しようとするシェゾを遮りサタンが口を挟む。
「そうだ。察しがいいなその通り。この耳と尻尾は次第にこのコの理性を蝕んでいるのだよ。そして私の意志が無ければ外す事も出来ない。」
思わず二人は絶句してしまう。普段慕い続けた男にこんな仕打ちをされて…本当に彼女が不憫でならない。
「アルル!コイツの視界を遮れ!その隙に…」「うん!!分かった。」
――一瞬の隙を突いてすっかり操り人形化した娘を連れ出す事ができた。
…奴がわざとやられたフリをしただけとは気づくことなく…
「ぐ?ここどこ?ぐぅ?」
ルルーが気が付けばそこはサタンの城のベッドではなくアルルの部屋に居た。
「う〜む。すっかりルルー独特の強さのオーラというか覇気が無くなっちゃったね…」
「自体は深刻だな…本当にこれ(耳と尻尾)何とかならんのか?」シェゾがぐいっと引っ張る。
「!!ぐ〜っ!痛いやめてー!サタンさまのとこへ帰りたい〜」耳を引っ張られ泣きだすルルーをアルルが抱きしめる。
「ちょっとシェゾってば、いきなり耳つかんじゃびっくりしちゃうじゃん!かわいそうでしょ!」
普段と姉妹関係が逆転した状況にちょっぴり不思議な気分になりながらアルルが言う。
「そうか。すまなかったな…っておい!ちょっと耳引っ張られるよりアイツに陵辱される方がましなのかよ!」
事態の矛盾っぷりに思わず突っ込みをいれざる終えないシェゾ。この状況がいまいち腑に落ちないシェゾは強行手段に出ようとする。
「ちょっと痛いかもしれんがお前の為だ、尻尾もちょいと見せてもらうぞ」耳も尻尾もぐいぐい引っ張り再度とれないか検討する。
「ぐ〜〜〜!!!!うぇええん!!!」耐え切れず大泣きする始末。
「もうっっ!!!引っ張っちゃ駄目ってさっきから言ってるでしょ!」アルルにしがみ付くルルーを撫でながら叱る。
正直なところいつもは気丈で高飛車で頼りがいのある姉のような存在だったルルーが今こうやって自分の腕にしがみ付いている様子に新たな感覚を覚えつつあった。
「…なでなで♪もう怖いの無いからねー。…あはは、それにしてもかわいいねー♪」
「そりゃ、まあ所謂一つの萌えの記号かもしれないが……ってアルル!?お前まで何言い出してるんだ?」
やっぱりここはサタンに頼むしかないよ。だってアイツにしかコレ外せないんでしょ?」
確かにそうかもしれない。釈然としない気持ちが残るシェゾであったがアルルは後日ルルーをつれて城を訪れた。
「ぐっぐっぐ〜♪お城までつれて来てくれてアルルありがとう♪」
ルルーにこんな無邪気な笑顔を見せられた事が無かったアルル。思わずつられてにっこりしてしまう。
「やはり戻ってきたな。さあ、二人ともどうぞ中に入れ」
アルルがすでに『こちら側』に引きずり込まれかけている事を見透かすサタン。完全に引きずり込もうと企む。
「すまないアルル、ちょいと用事があるので留守番頼みたい。冷蔵庫に生クリームのケーキがあるから二人ともおやつにしてくれ」
「♪いいよ〜何時間でもどうぞーなんてね♪」冗談交じりに言うが実際、この大きな城の中でカーくんルルーと二人きりになれるのが嬉しかった。
サタンがでかけてしまうと寂しそうな表情を浮かべるルルーにそっと抱きつき優しく撫でるアルル。
「大丈夫すぐ戻ってくるから★さ、おやつ食べよう」勿論ルルーにじゃれながら食べさせるアルルだった。
「ぐ♪今度はるるーがアルルに食べさせてあげるー」などやりとりが交わされる。
そんな中すっかり自分のを食べ尽くしてしまったルルーは突然アルルの唇を奪う。
「!!!!?え!?ルルーどうしたの急にぃぃ」動揺を隠せないアルル。無理も無い。
「まだ、食べたかったんだもん…アルル甘くて大好き♪」
「/////!ぼ、ボクも!ルルーのこと大好きなのっ。サタンが帰ってくるまでボクと遊んでくれる?」
ついに気持ちの結論が出たアルルだった。アルルはルルーのカーくん耳にクリームを塗ってぺロっと舐める
この耳が実に敏感である事をアルルは学んでいる…。
「ぐンっ!あぁぁんっ!…るるーも、もう少しケーキ食べたいー」
「★いいよ、はいどうぞ、いっぱい食べてね…」アルルは自分の胸にケーキを塗ってルルーを誘い入れた。
「ぐっ♪アルル甘〜い沢山舐めちゃうのー」ぺろぺろと激しくときにねちっこく舌を這わすルルー。
この嘗め回す技もサタンに教わったのだろうか…・・
「あああん!!気持ちいいよお!もっとお願いっ!」更に色んな箇所を丹念に愛撫する。サタンにすっかり調教されつつあるルルーをみて思わず戸惑う。
「ルルーは本当にサタンのことが好きなの?」改めて基本的な問を投げかかけるアルル。
「もっちろんよ。サタンさまになら何されてもシアワセなのー。でも最初は痛くて怖かったけど…今は平気」
順応が早いのかこれが愛の力なのか…あきれつつも感心するアルル。
ルルーが幸せというのならそれでいいやとアルルはか思った。だけどサタンが帰ってくる間だけは自分のことを見てほしい。
「わかった…。じゃあボクはもうそっとしておく事にするよ。でもお留守番中の今は二人であそぼうね…」
柔らかなルルーの胸を揉み、敏感なカーくん耳に舌を這わす。白い肌がどんどん紅潮するのが分かる。
尻尾もつかまれて脱力するルルーの身体をそっと引き寄せ尻尾と同時に突起した箇所を弄繰り回す。
強行的でヒエラルキー的なサタンのプレイとはまた異なったアルルのやり方はいかにも女のこ同士でじゃれあい
互いに気持ちの良い箇所を探りあうような友好的なプレイになった。
二人の少女は行為の果て互いに達した…。
――帰宅
「それじゃあねサタン。ルルーのことよろしくね★」いろんな意味を込めてそう頼み込んだ。
「ああ。勿論だ。………アルル、お前もいつでも遊びに来るようにな…」
やはり、彼には全て計算されていたのだろう…そして今宵も楽しい戯れの時間を迎える。
「ルルー。お前は私にとっと無くてはならない存在なのだから…」
――挿話・終わり