Q:アルルが魔道物語でシェゾに捕まった時、どのように「いろけ」を使って脱出したか淫靡に答えなさい A2
9-356様
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気がつけば、牢の中に囚われていた。
理由は簡単だ、シェゾがボクの魔力を得るために罠にかけたのだ。
―――まんまとかかってしまったボクにも問題はあるのだが。
冷えた床でボクは冷静さを取り戻しつつあった。
見張りは1人。ここからはやや離れたところにいるようだ。
鍵は南京錠がひとつ。多分魔力がこもっているだろうから、余計な真似はしないに限る。
音を出せば聞こえるであろう。
意識は割とはっきりしてきた、しかし、問題は手足が縛られていること。
ボクは目を閉じ、これからのことを思案し始めた――――。
かたん。
彼の朦朧とした意識は小さな音によって覚醒した。
ここにいるのは彼ともう一人。そう囚われた少女である。
彼だって雄である。少女と二人きりというシチュエーションにはぐっと来るものがある。
しかし、それは一般的な場合だ。
少女は上司が直々に連れてきた獲物なのだ。手を出した時点で生命の保証がない気がする。
それに、彼には実力もプライドもある。
この仕事が終わったら久しぶりに色に狂うのもいいのかもしれない。
そう判断して、 「大切なお客人」の様子を見るために席を立った。
当たり前だが、牢は薄暗く、視界が悪い。
彼がここでこうしていられるのはひとえに夜目が利くからである。
小さな音は衣擦れ音らしい。客人が目を覚ましたのかもしれない。
まあ、様子を見に行くくらいならセーフだよな、と彼は一人ごちる。
いくら融通の利かない彼の上司といえど、そのくらいは理解してくれるだろう。
決して不埒な思いではない、と誰に対しての言い訳か分からないことを歩きながら考えていた。
「・・・んっ」
近づくにつれ、衣擦れ音の他に小さな声が聞こえるようになった。
「おい、どうした?」
大切な囚人に何かあったら怒られるのは彼なのだ。
「・・・トイレ・・・いきたい」
少女は―――頬を上気させながら太ももをこすり合わせていた。
「…我慢しろ」
拍子抜けだ。いや、まあ人間としては当然の欲求だと思うが。
「も・・・だめなの・・・」
少女と思いきや、肉付きはいいらしい。
もじもじと体を動かす姿は肉感的で、劣情を催させる。
「ダメっていわれてもな…ここにないのものはどうしようもない」
正直、彼は戸惑っていた。
囚人が「わざわざトイレを貸してくれ」と言うのだからよっぽど切羽詰っているに違いない。
その証拠に、少女の可憐な眉はゆがみ、頬は羞恥で赤くなり、呼吸も荒い。
これでは、まるで――――
と。
ふと彼の脳裏にひとつの案が閃いた。
辛いなら出してしまえばいいのだ。
「…仕方ない」
ぽつりと呟くと少女は潤んだ瞳を彼に向けた。
「いかせて・・・くれるの?」
「ああ」
「…!!」
彼は、少し息をついて、安堵した少女の足を開き、下着を剥ぎ取った。
秘所はひくひくと疼き、尿意に耐える反面、てらてらとした液体が泉から溢れていた。
「お前…我慢してたのはトイレだけじゃなかったんだな」
カッと少女の頬が染まり、泉から蜜が溢れる。
「そ・・・んな・・こと」
「見られて感じてたんだろ?え?」
「・・・」
くっと唇をかみ締め、睨み付けてくる姿が嗜虐心を煽る。
「手伝ってやるよ」
そういって、彼は少女の泉に舌を這わせた。
「あうっ…やあ…ああああんん」
びくんびくんと少女が感じる。牢は甘い香りで満たされる。
少女は早くも達しかけていた。しかし、尿意によって絶頂に上りきることができない。
噛み締めた唇が切れて、ぷっくりと血が溢れる姿にさえ彼は欲情していた。
「我慢してんじゃねえよ」
クリトリスの皮を指で剥き、軽く歯を立てて吸い付く。
泉には指を差し込み、ぐりぐりとポイントを探り当てる。
「うあ・・ん・・・あああああ…ひゃああああああああああん」
少女は一際大きな嬌声をあげ達したと同時に緊張の糸が切れてしまったかのように失禁した。
足元にうす黄色い水溜りが――――――――
ぱちん。
そこはもとの牢。横たわる男が一人。
嬌声を上げていた少女は一糸乱れぬ姿でそこにいた。
「いい夢、見れたかな?」
ポツリと呟く少女の声は楽しげで、男は微動だにしない。
「命はとらなかったんだから感謝してね?」
少女は男を残し、錠の開いた牢から姿を消す。
そう、目指すのはシェゾのところだ―――――
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