no title 07
まー様
シェゾが家に帰ってきた時、既に日は傾き部屋は翳っていた。
「アルル…寝てるのか?」
アルルは瞳を閉じてベッドに横たわっていた。
着替えたのだろう、自分の白のカッターシャツを着ている。
しかしカッターシャツは第三ボタンまではだけ、胸の谷間が覗き裾も捲れ上がり形のよい脚と白いレースのパンティが露になっている。
その艶めかしい姿態に思わずごくりと唾を飲み込むシェゾ。 「アルル…?」
耳元で囁いた瞬間、アルルは突然シェゾの背中に腕を回した。シェゾにしがみつくような形になるアルル。
「シェゾ…えっちして」
「アルル?」
突然の事にシェゾは少し戸惑う。
しかしアルルの寝姿で大きくさせてしまった下半身がその言葉でますます疼いてしまう。
「ボク…すごく変な感じなの…触って」
アルルは軽く脚を開いた。そこにシェゾは手を滑り込ませた。
…くちゅ…
下着まで愛液が染みだし布地がぬるぬるしている。
「凄い…」
割れ目にそって指を滑らせるとぴくんぴくんと躰を震わせる。
「はぁんっ…シェゾ…お願い…えっちして…ん…っ」
アルルの言葉はシェゾの唇で遮られた。シェゾは舌を吸い付けながらシャツの襟元から手を差し入れ少し乱暴にアルルの胸をまさぐる。
手のひらに堅く勃起した乳首を感じた。
「んっ…あっ…あっ」
アルルはシェゾの愛撫に普段以上に敏感に反応する。
胸を揉みしだき片手で太ももを撫で上げながらシェゾはアルルに囁く。
「自分でしてただろ?」
「え…!?」
図星を突かれて真っ赤になるアルル。
それを見て察したシェゾはさらに聞いてくる。
「どんな事考えてした?」
「え…やだ…んっ…」
唇を唇で再び塞がれ耳元で囁かれる。
「聞きたい…」
優しい口調に思わずアルルは躊躇いつつ答える。
「…シェゾに…えっちな事されるの考えて…」
「こういう事か?」
シェゾはアルルの胸の先端を指で軽く弾いた。
「あっ…」
「俺にどんなことされたんだ?言えよ」
きゅっと目蓋を閉じ真っ赤になりながらアルルは小さく呟く
「胸を…指で摘んだり…吸われたり…」
シェゾはアルルのシャツを肘のあたりまで引きずり降ろして胸を露にすると先端のベビーピンクの蕾を優しく吸い上げた。
「ひゃんっ!」
指で摘んで軽く引っ張りながら囁く。
「こんな感じか?ん?」
「や…もっと…優しく…」
シェゾは唾液を絡めるような舌使いでアルルの蕾を愛撫した。
太ももを撫でていた手で脚を割り入れ下着の上からぐっと指で押しすとじゅわっと濃い少女のエキスが染み出る。
軽く指で突きながら耳元に唇を寄せた。
「ここはどんな風にされたんだ?」
「はぁん…指で…はぁっ…言うの恥ずかしいょぅ…」
シェゾの指はアルルの下着の縁を捲って侵入し、とろとろの蜜で溢れた秘部に指を滑り込ませた。
「あ…!」
指に感じる熱く柔らかい肉襞の感触が否応無しにシェゾの欲望に火を付ける。
奥で軽く指を曲げてやるときゅっとアルルの中が締まった。
「ああーっ!」
アルルはびくんと体を仰け反らせた。
力が抜けてくったりと横たわるアルル。
「もうイッちゃったのか?」
「…。」
「自分でイタズラしてるからすぐイッちゃうんだぞ」
「…ごめんなさい」
「ふふ…まあいい。次はもっと気持ち良くなろうな」
シェゾはアルルの下着を優しく脱がせた。
シェゾはアルルの下着を両手でゆっくりと脱がせるとベッドの下に落とした。
露わになったアルルのそこは小さく開きピンク色の肉襞が蜜でキラキラと光っている。
そこに舌を這わせ蜜をすくうように動かすと再びアルルの躰に火が付く。
「あっ…やぁん…はぁ」
シェゾの銀髪をきゅっと掴み腰をくねらせる。
ぷっくりと膨らんだ花芯をつんつんと舌先で刺激してやると、とくんと白濁したエキスが零れた。
「今度は一緒に気持ち良くなろうな」
シェゾはゆっくりと蜜を絡めながらアルルの肉襞を掻き分けるようにして挿入した。
「あ…ああ…っ」
ずぷずぷとシェゾがアルルの中に沈む。
「はぁっ…」
奥まで刺さったそれをぐりぐりと動かしながら抜き差しするとアルルがきゅっと締め付ける。
「はぁっ…ひゃぁん…あんっ…」
吐息に鼻にかかったような甘い声が混じる。
その声もシェゾの欲望をぞくぞくと刺激する。
「もっと…エッチな声聞かせろよ」
アルルの片足を引き寄せて大きく足を開かせると斜めから激しく突いた。
「あん!あんっ!あん!」
肩で躰を支えながらなすがままに揺り動かされるアルル。
ぐちゅっ…ぐちゅっという淫らな音に合わせてアルルの乳房もぷるぷると揺れた。
それをぎゅっと掴みながらシェゾはアルルの躰を引き寄せた。
シェゾは背後からアルルを抱き締めながら突く。
柔らかな膨らみを手のひらで賞味しながら耳元で囁き掛ける。
「アルル…もっと乱れろよ」
優しく前に倒しアルルを四つんばいにさせると激しく腰を動かした。
「あっ…あっあっ!…あっ!」
腕の力が抜け上半身をシーツに埋めながらもアルルはぎゅっとシーツを握り締め快感に耐えた。
「シ…シェゾ…そんなに突いたらぁっ…壊れちゃうっ…」
動物のようなポーズで激しくシェゾに愛されてアルルの限界は近付いていく。
「シ…シェゾ…ボクっ…もう…」
「一緒にいこうな…」
そうアルルに囁いた直後からシェゾの動きが早く激しくなった。
ぐちゅ…ぐちゅっ…ぐちゅ…
指先でクリトリスを撫でながらお互いの粘膜を淫らな音を立てながら激しく擦り合わせる。
ぎゅっと中指と人差し指でクリトリスを強めに挟むとアルルの声が一際高く上がる。
「ひゃあっ…だめぇ…」
猛りきったシェゾの熱く堅いものがアルルの奥を強く貫いた時ぎゅっとアルルの躰がそれを締め上げた。
「あああっ!!」
どくっと熱い感触が広がった。
「はぁっ…アルル…アルル」
シェゾはアルルからそれを引き抜くとうつぶせにくったりと倒れ息を弾ませるアルルの躰を抱き締めた。
アルルのピンクに染まり開いた花びらから白いシェゾのエキスがとろりと垂れた。
行為が終わって二人はシーツに包まり、シェゾはアルルの亜麻色の髪を撫でている。
うとうとするアルルの耳元でシェゾは囁く。
「俺、やっぱり気になる事があるんだが」
「何?」
「やっぱり一人でするのも見たいって言ったら…怒る?」
「うん(キッパリ)」
おわり