no title 08

まー様

「シェゾ〜おかえり〜」
「ただいま…って何だお前その格好は」
「えへへへ。今日放課後体育の居残りだったんだ。」
お互いの仕事や学校が忙しい近頃はデートも「家でまったり」が主流になっている。
最近はアルルは学校帰りにシェゾの家に直行するようになった…のだが。
「だからって体操着のままで帰ってくるのもどうかと思うが。」
「だって…」
アルルはシェゾを上目遣いで見つめる。
「早くシェゾに会いたかったんだもん」
あまりの可愛いさにシェゾの理性がぐらりと揺らいだが必死に堪えた。
「この姿のアルルを抱くのはあまりにも変態過ぎる」と自分でも思うからだ。

しかし白いシャツや紺のブルマーから伸びる太ももに否応無しに目がいってしまう。
そんなシェゾの葛藤を知ってか知らずか、無邪気にアルルはシェゾに擦り寄ってくる。
「シェゾ…大好き」
ぷちっ。シェゾの理性の糸はあっさり切れた。
「アルル…」
シェゾはアルルを抱き締め唇を重ねた。
何度かの軽いキスの後、唇を押し開き舌を絡める。
「ん…んん」
アルルの喉が小さく鳴る。
シェゾの唇がアルルの首筋に移動する頃シェゾの掌はアルルの胸に触れていた。
ブラをしていないのか薄い布地越しに柔らかい乳房や乳首のコリコリした感触を感じる。
「…いい?」
シェゾの囁きにアルルはこくりと頷いた。

シェゾに抱き抱えられアルルはベッドに連れて行かれた。
体操着姿でベッドに横たわるアルル。
シェゾは上半身裸になりアルルに覆い被さった。
シャツをたくし上げると可愛らしい膨らみが露になる。
撫で上げるように優しく揉みながら薄ピンク色の蕾を舌で転がす。
軽く勃ち上がったのを舌で感じ、強めに吸い付く。
「あんっ…!」
アルルの体がぴくっと震えきゅっと太ももを締めた。
その太ももにシェゾは手を差し入れ脚を開かせる。
「やんっ…シェゾ…こういうのって…何か」
「何かって?」
「ヘンタイみたい…」
「…うるさいぞ」
アルルの言葉を遮るように唇を重ねる。

唇を重ね合いながらブルマーの上から指で割れ目をなぞる。厚い布地越しに熱さが伝わる。
「んっ…んー」
喉の奥から甘い喘ぎが聞こえる。
唇を離すとシェゾはアルルの足首を掴みより大きく開かせた。
ブルマー越しとは言えその部分は湿り気を帯び色が濃くなっている。
その上からシェゾは舌を這わせた。
「あっ!やっ!」
アルルはシェゾの行為に驚き身を捩るがシェゾはお構い無しに舌を動かす。
強めにぐっと舌を押しつけ割れ目を押し開くと熱い液体が染みだしてくる。
「あんっ…シェゾの…えっち…」
アルルのブルマーはシェゾの唾液と溢れる蜜でぐちょぐちょになっていく。

「そろそろだな…」
シェゾの指がブルマーの縁を捲った。
「あっ…」
濃紺の布地の下から清楚な白い下着が覗く。それは蜜でぴったりと張り付きアルルのそこを浮き上がらせている。
確認するように指で軽く押しぬちっと糸を引かせるとそのまま下着ごとブルマーを引き降ろした。
「もっと脚開いて…膝立てて…」
「うん…」
身に付けているのは首元にたくし上げられたシャツと白いソックスだけ。
そんな淫らな格好でアルルはシェゾの言葉に素直に従った。
太ももの奥でうっすら開いたアルルの秘部が覗く。それは蜜に濡れ光ながらシェゾに愛されるのを待っていた。

シェゾは指でにちゅっとそこを開いた。綺麗なピンク色の肉襞がひくついている。
「いやぁ…そんなに拡げて見ちゃだめぇ…」
アルルの言葉とは裏腹に奥からはとろとろと蜜が溢れてくる。
それをずずっと音を立てて吸う。
「アルル…おいしいよ」
「やっ、ヘンタイ…んんっ」
シェゾの舌がアルルの肉襞を押し開くようにぐにゅぐにゅと抜き差しを始めた。暖かい蠢く感触に思わずアルルの腰が動く。
「あっ…あっ!」
体全体をぴくんぴくんさせながら感じるアルル。
「シェゾ…舌じゃ…やだぁ」
「そろそろ欲しくなっちゃったのか」
アルルは目を伏せ恥ずかしそうに頷いた
「…うん」

シェゾは自分のそれをアルルの秘部に擦り付けた。ほぐすように焦れったい抜き差しを繰り返す度アルルの腰がしなる。
「意地悪しないでぇ…」
アルルのはしたなくて可愛いおねだりにシェゾの先端からも微かにエキスが漏れる。
「…じゃあ、挿れるぞ」
ずぷずぷと蜜を溢れさせながらシェゾがアルルの中へ入ってくる。
奥まで到達するとアルルはシェゾの背中に腕を回ししがみ付いた。
「はぁ…はぁっ…シェゾ」「アルル…」
シェゾはアルルにキスしながら運動を開始した。
ぐちゅぐちゅとお互いの粘膜が立てる音が響く。
「あんっ!あんっ!」
アルルの可愛い鳴き声がシェゾの耳をくすぐる。

シェゾはアルルをぐいっと引き寄せ起き上がらせた。
座ったままお互い抱き合うような形になる。
「シェゾ…。あっ…」
下がったシャツをたくし上げて胸を再び露出させ勃起した蕾に舌を這わす。
「はぁっ…んっ…」
敏感な蕾を舌でつんつんと弄ばれる度にアルル の膣はきゅっとシェゾを締め上げる。
音を立ててむしゃぶり付きながらシェゾは運動を再開した。
下からの激しい突き上げ。
アルルはシェゾにしがみ付き一際高い声を上げる。
「ひゃんっ!きゃっ!んっ!」
「んっ…」
アルルの強い締めつけにシェゾも小さく声を洩らす。少し今日は早いかもしれないと思った。

只でさえ最初のブルマー姿のアルルに興奮していたのだ。
シェゾはアルルを再びシーツに押し倒す。
ソックスに包まれた足首を掴みより深くアルルに挿入する。
「そろそろ一緒にいこうな」
「うん…」
ぽうっと頬を紅潮させて瞳を潤ませたアルルを抱き締めながら激しく奥まで突いた。
ぐちゅっ…ぐちゅっ…「あっ…はぁっ…好き…好きだよシェゾ…」
「アルル…」
口付けて舌を絡ませながら激しくアルルを攻める。
「ここ…こんなに膨らんでる」
剥き出しになったクリトリスを指でつつく。
「きゃんっ!」
お互いの液体を絡めながら指で転がすとアルルはびくんと反応した。

「あんっ…こんな事されたらボク…」
「イッていいぞ…俺もそろそろ…はぁっ」
指でぎゅっとクリトリスをはさみ、軽く上に引っ張るとアルルは叫び声を上げた
「あああっ!」
「うっ…!」
強い締め付けがシェゾの射精を促した。
どくっと白く濃い液体を受けとめながらアルルは透明な液体を吐き出した。
ぷしゅっ…ぷしゅ…
「やぁん…」
潮を吹く姿をシェゾにまじまじと見られアルルは頬を染めた。
結合部から蜜と一緒にシェゾの白いエキスが零れた。

一息ついてシェゾはふとある事に気付いた。
「居残りとか言ってたけどお前今、夏休み中じゃなかった?」
「…えへへっ☆」

をわり。

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