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74様

シェゾは毎日セリリの住む泉に通っている。理由はシェゾ自身にもわからない。いや、気付いていないのかもしれない。
今日もまた、シェゾはセリリの泉へとテレポートした。その日も話をしたり、共に本を読んだりして一日を終える。と彼は思っていた。しかし到着すると驚愕した。セリリがスカートと靴を履いている。彼女に足が在ったのだ
「・・セリリ・・お前・・・」
「シェゾさん・・・」

事は数日前にさかのぼる。
セリリはウィッチの店にいた。
一通り商品棚を調べた後、店主であるウィッチに尋ねた
「あの・・・ウィッチさん・・足が・・その・・できる薬ってありますか?・・」
「はい?足・・ですか?」
「やっぱり・・無いんですか?・・・」
今にも泣きそうなセリリにウィッチは慌てて言った
「つ!作ればありますわよ!」
「え・・本当ですか!」
途端に表情が明るくなる
「ええ。うろこさかなびとに足を作る薬は魔女族伝統ですから」
「あの・・それってやっぱり高いんですか?・・あんまりお金持っていなくて・・・」

再びセリリの表情が曇る
「そうですわねぇ・・・本当はお高いんですけれど・・今回は鱗を少しいただければお譲りしますわ。丁度うろこさかなびとの鱗をきらせていた所ですの」
「それだけでいいんですか!ありがとうございます!」
「フフっ。それじゃあ交渉成立ですわね(ウフフ・・・)」
「はいっ」

「・・という訳です・・・」
事情を聞いたシェゾは少し間を置き、口を開いた
「・・何故そんなに急に足など・・・」
「!!っ・・それは・・・・んっ!」
突然シェゾの唇に暖かいものが重なった
「!?ッ!!!!」
セリリからの突然のキスにシェゾは慌てるしかなかった
「・・・・・・・」
シェゾの唇から自分の唇を離し、言った

「・・シェゾさん!私・・私!・・あなたが好きです!私を抱いてください!」
「・・・・本気なのか?」
「はい。」
「・・本当にいいんだな?・・・」
「はい。」
シェゾはこちらに向けられている眼を見つめた。
その眼は一寸の迷いも無い、強い決断の瞳であった。
「わかった。・・・セリリ・・・・」
「シェゾさん・・・」
二人は口づけを交し、互いの服を脱がし合う。
一糸纏わぬ姿のセリリにシェゾは思わず口にする。
「セリリ・・綺麗だ・・・」
しばらく見つめ合った後、セリリは行動に出た。

「シェゾさん・・シェゾさんのって・・大きいですね・・・・味見してもいいですか・・・」
そう言うと、シェゾのモノを口に含む。
「ん・・」
くちゅくちゅ、ちゅぷ、くちゅちゅく・・・・・・
裏筋から先端まで丁寧に、時には蛇のように絡みつかせながら舐める
「く・・セリリ・・・」
シェゾの反応を見たセリリはいったんシェゾのモノから口を離し、言う
「・・男の人って、こうするともっと気持ちいいんですよね」
再び口をつけると、なるべく深く咥えこみ、舌で押え付けながら激しく上下にしごく
ぐちゅっ!ぐちゅぐちゅっ!くちゅ!
「ん・・んふぅ・・んぐ、んむっ・・・」
「セリリッだめだっ!もう・・出るッ!!」
ドクンッ!ビビュッ!ドクッドクッ・・
白濁液が口の中へと注ぎ込まれる。セリリには不慣れな筈の味が広がる。が、それはとても高級な味に感じられた。・・愛しい人の味・・・
それを飲み干した束の間、
「次は俺の番だな。」
「え・・・・あっ・・シェゾさぅっ!んっ!あうっ!」
セリリのピンと勃っている片方の胸の先端を指で弄び、もう片方をじっくりと揉んで刺激した。
「感じ易いんだな。それならこっちはどうだ?」
ズプ・・ズププ・・・ズブ・・
シェゾは少し開脚させると穢れ無きセリリの秘部に指をゆっくりと丁寧に挿れていく
「んああっ!ん・・・くぅっ・・はぁ、はぁ・・ん・・」
「痛く無いか?」
「は・・はい・・・んぅ・・・少し・・ん・・はぁ・・・・」
「・・動かすぞ」
ぐちゅ・・ぴちゃ・・グチュ、クチュニュチ・・ニュチュ!グチュグチュ!
最初は撫でる様に緩やかに、そして段々と指を出し入れし、激しく。
「ふあっ!ひゃあんっ!ああっくうっ、んんああっ!あふぅんっひぐうっ」
「・・・・・セリリ」
手を止め、愛液に塗れた指を引き抜く。

「セリリ・・俺・・もう・・・」
「シェゾさん・・・私も・・・・」
シェゾはそっとセリリ秘部にモノをあてがい、そしてゆっくりと挿れていく・・・・
上の口で味わったモノでも下の口ではまたべつの味を感じる事が出来た。
それは今まで感じた事の無い格別な味・・・
「くッ!きゅふぅっ!んああぁぁ・・」
               ・
               ・
・・・・そのころウィッチは一人店で水晶球を覗き込み恍惚の表情を浮かべていた。
「ウフフフフ・・・・効いてますわねぇ・・わたくしのび・や・く・・セリリさんははじめてですから弱めに作りましたけど
・・・この持続時間、この感じかたを見ると大成功ですわね・・ああ・・・なんて天才なのかしら、わたくし・・・・
また混ぜて出しましょ・・足ができる薬に・・・でも・・・水晶球で見るよりは・・・・・ウフフ・・」
               ・
               ・
・・・腰を前後させるたび喘ぎ声と愛液を噴出すセリリ。そんな彼女は普段見せない「女」の顔をしていた。
その様子にシェゾは何度も絶頂を堪えその感覚を楽しんだ。
出し入れするたび、ひだが絡みつき締りがよい。これが処女の、恋する女の味・・・
「くあっ!あふぅんっはぁぁん…っひゃあぁぁんっ!あふ、っん!しぇ・・ぞ・さん・・・私・・んあっ・・・私もうッ」
「セリリ・・・っセリリッ!」
「シェゾさんっ!シェゾさんッッ!!!」
「セリリッセリリッッ!!」
「ああああああああああああああッッ!!」
二人は絶頂を迎えた・・・・・
               ・
               ・
               ・
               ・
数日後・・・
再びセリリはウィッチの店に来ていた。
そして、言った。
「あの・・足のできる薬をください」
                

                 完

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