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6-562様
此所は…」
「ようやく目が覚めたか」
「シェ、シェゾ?!此所何処?」
「見て解らないのか?」
「…シェゾの家?」
「そうだが」
アルルは酒で酔いつぶれて倒れてたのをシェゾが助けたらしい…
アルルはシェゾを嫌ってる。
何故ならウィッチやセリリとの絡み話や片思い話を聞くからで何となく避けてた。
アルルが立とうとしたら未だ酔いから覚めて無かった為に再び倒れた。
「アルル!」
シェゾはアルルを抱きとめた。
「ん‥ありがと。ボクもう帰るから…」
アルルはトロンとした目で言うとおぼつかない足取りでシェゾから離れた。
するとシェゾに腕を掴まれた。「待てよ。そのままで帰れるわけ無いだろ?」
「いや、平気だよ…」
「なら何故そんなフラフラしてる」
「…」
「…座っとけ」
ベッドの上に座る。
「しかし、相当飲んだんだな」
「別に関係無いじゃん」
「関係ある。もしお前が帰り道何かあったらどうする」
「あっそ…」
アルルは素っ気なく対応するとシェゾが急に近付いた。
「最近妙に俺に対してツンツンしてるな」
「別に…」
シェゾに顎を掴まれる。アルルは目を合わせないよう目を逸らす。
「俺を見ろよ」
「誰がキミみたいな変態で遊び人を見るんだよっ…」
したらシェゾにキスされた。
舌をいれられて口内をかき回される。
「んっ…んんぅ…!」
突然の出来事にアルルは頭が真っ白になる。
お互いの舌を絡め合って唇を離すと二人の間に透明な糸が引いた。
「…いきなり何するの!」
アルルはシェゾの頬を想いきり叩いた。
「お前が俺を見ないから、見させようとしただけだ」
「だからってこんな事する必要無いでしょ?!」
淡々と答えるシェゾにアルルは余計苛々しながら怒る。
けどシェゾは辞める所か又唇を重ねた。
甘いシェゾの舌にさっきの怒りとは違う何かが生まれる。
シェゾは唇を離すとアルルの首筋に噛みつく。
「はぁっ…」
アルルは初めて味わう感覚に何も考えられなくなる。
シェゾはアルルの服の上から柔らかい膨らみに触れる。
「ん…シェ…ゾぉ…」
アルルは甘い声を出すとシェゾはそれに興奮を覚えた。
「アルル…」
シェゾはアルルの服の中に手を入れてそこに手を触れた。
シャツをあげるとそれを口に含み舐めたり吸ったりする。
「ぁっ…はぁ…んぅ…」
アルルはシェゾの頭を抱えて声を押し殺そうとする。
そしてシェゾはアルルの下半身に手を伸ばす。
「やっ…辞めてよシェゾ!」
アルルは必死に拒む。
シェゾの手を掴むが16才の少女に男の手はそう簡単にどけられる筈が無い。
「ちょ…ッ…ぁ…」
シェゾはアルルの場所に触れた。
下着越しから触っても解る位に反応してるそこは濡れていた。
「すごいな、こんなに濡れてる」
シェゾはニヤリと笑った。
「やぁっ…シェゾやぁ…」
シェゾが直に触れるともっとそこは濡れ始めた。
アルルもシェゾの手が自分の場所に触れられてるのが解ると恥ずかしい気持ちでいっぱいになった。
アルルはボロボロ泣き始めた。
「…ッ…んはぁ…ぁふ…」
シェゾはアルルの涙に気付いた。
「アルル…」
「シェゾ…酷いよぉ…どうして…」
アルルが何か発しようとした時シェゾは口を塞いだ。
アルルがムリヤリ唇を離した。
「いい加減に…ッ」
「好きだ」
「…え…?」
シェゾはアルルの耳元で囁いた。
シェゾが真剣な目でアルルを見る。
「ずっと言えなかった…お前がずっと好きだったんだ…」
「…今更何言ってんだよ…キミにはウィッチやセリリが居るんでしょ…」
「二人は関係ない。アルルだけ、見てた…お前が欲しい」
そしてシェゾはアルルの耳を甘噛みした。
「…ッ…はぁっ」
「好きだ…」
シェゾの手は再びアルルの場所に触れて指を抜き差ししたり一番感じる場所に触れた。
アルルはさっきのシェゾの急の告白に頭が混乱する上こんな事をされて余計解らなかった。
「あッ…シェゾぉ…やぁ…っ…」
アルルは明らかにさっきより気持ち良くなった事に気が付くとシェゾの首に手を回した。
シェゾはアルルのそこに自分自身みあてがうとゆっくり入れた。
アルルは痛みに涙を流す。
「っつ…痛いよ…シェゾ…ッ!」
「すまない…優しくするからな」
シェゾはゆっくりと抜き差しする。
血が流れてるのが解った。
アルルが苦しそうな顔をしてたので体中を愛撫し、アルルの痛みを少しずつほぐしてった。
「ん……」
アルルの声がだんだん甘い声になってく。
シェゾは奥まで突き上げた。
「あっ…シェゾ…」
アルルとシェゾの目が合うとアルルが切なそうな目でシェゾを見つめた。
「アルル…好きだ…例え、お前が、俺を信じてくれなくても…」
シェゾはアルルにキスをして舌を絡め合った。
「ん…ふぁ…ぁッ…」
アルルは絶頂が近付いてるらしく体を痙攣させた。
「シェゾ…も…だめぇ……ッ」
「俺ももう……ッ」
「あぁぁ…ぁ…」
アルルは絶頂に達し、シェゾはアルルの中に自分の欲を出した。
「なんでこんな事すんのさ」
「すまない…」
アルルはそっぽを向いて目を合わせようとしない。
シェゾはアルルを後ろから抱き締める。
「本当に申し訳ない…お前を手に入れるには、こうするしか出来なかったんだ…」
「………」
アルルは黙って何も言わなかった。
けどその時アルルはシェゾの手をギュッと握った。
「…ボクでいいの?」
「当たり前だろ…じゃなきゃこんな事はしないさ」
「ありがと…」
アルルはシェゾの方へ体を向けるとニッコリ笑った。
「じゃあ…もうボク帰らなきゃ」
「…もう帰るのか?」「うん…今日は、ありがとう」
「そうか…いや、やっぱり今日は泊まってけよ」
「え、良いの?」
「あぁ。勿論」
二人は晴れてカップルになれたという…。