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6-734様

「いやぁぁぁ……!」
アルルはヨグスの触手に四肢を取られた。触手から分泌される粘液がアルルの肌に
這い糸を引く。ブーツをはぎ取られ、ふくらはぎからふとももまで螺旋状に触手を
巻き付けられ、足を卑猥な格好に開かされる。
「やだ、こんな格好やだ、放して、ボクを放して!」
もがくアルルだが、非力な一少女に過ぎない彼女の腕力ではどうにもならない。
アルルの腕を取った触手がさらにはいずりまわり、胸の魔導アーマーをバチンと
弾いた。
「ひっ……!」
アルルが喉で悲鳴を上げる。触手の細い先端部が、アルルのふくらみかけの乳房を
押し出すように根元から丸く締め上げた。
「あぁ……そんなのいや……」
乳房が不自然に尖った形で飛び出す。その先端を味わうように触手が撫でる。
「う、やだ、ボクのおっぱい、そんなことしちゃやだよぉ……」
アルルは望まぬ愛撫にボロボロと涙を零す。
ふとももに巻き付いている触手がずるりとのぼり、開かれたアルルの股間を目指す。
「あ、そこ、そこは!」
口で言ってもどうにもならない。触手は器用に下着をめくり、中への侵入を果たす。
「やだぁ、そこ触っちゃやだぁ、やだやだ!」
アルルはまだ自由になる首をぶんぶんと振った。と、うるさいとばかりにアルルの首
に触手が回り、その先がアルルの口に突っ込まれる。
「ふごっ……!」
アルルは触手をくわえこむ。喉奥まで入れられ、アルルの息がふぅふぅと荒くなる。
股間に入っていった触手は、アルルのクレヴァスにぴったりと自分を合わせ、
自分の粘液をそこへすりつけるように前後へ動き始める。
アルルの身体がぴくん、ぴくんと跳ねる。喉を鳴らし、アルルは強制的にヨグスの
粘液を飲んでいた。それを飲むと、嘘のように嫌悪感が引き、股間から生まれる
新たな刺激に従順になれることに気付いたのだ。
「ふぁ……!」
触手がよくやったと言いたげにアルルの口から抜き取られる。アルルの目は
とろんとしていた。
「あぁ……やなのに……!」
股間からゾクゾクするような快感が走ってくる。アルルの未成熟なクリトリスは
太い触手の往復で強引に皮を剥かれていた。アルルはいつしか愛しいものを求める
ように、腰を使って触手の動きに応じていた。

「はー……はー……はぁ……うぅ!」
クリトリスの刺激で、アルルの理性は吹き飛びかけていた。
だが一方で、触手への生理的嫌悪感は消えない。
ぬめる触手は、アルルの腕から乳房を螺旋状に往復し、愛おしそうに愛撫し続ける。
アルルの肌には、触手の分泌する粘液の痕がくっきり残っていた。
触手の先端はアルルの乳房がお気に入りで、鷲づかみにしたそれを、
時には優しく、時には痛めつけるように打つ。
アルルの衣服がその衝撃で何度か裂け、血と共に肌を見せていた。
「痛い……もう……ボクを、放してぇ……!」
涙声に『痛い』とアルルが呟いたことで、触手は自分の蹂躙が「足りない」ことに
気付く。まだ肝腎のところに何もしていない。
太腿を掴む触手が更にアルルの足を引き離す。
「やだぁ! こんな格好、止めて! 何するの、止めてよ!!」
太い触手でクレヴァスを刺激している内に下着は弾け飛んでおり、
アルルの未熟な桜色した花弁と花芯は容赦なくさらけ出された。
触手の粘液とも彼女の愛液ともつかぬもので、雨に濡れた花の風情を
見せていた。
「あ……あぁ……やだ、何する気なの、ボクに、何する気……」
答えは分かり切っていたし、すぐ与えられた。触手の何本かがアルルの股間で
揺れた。入る順番を決めかねているようでもあった。その内一本が決まったらしい。
するりとアルルの花弁を先端で払い、ぐっと中へ押し入っていく。
「いやあああぁぁぁ! 痛い! 痛いよ! 痛いぃ!」
ずずずと重い音と共に、アルルの狭い膣が男のモノよりずっと太い触手で広げられていく。
「やだ、こんなのいやだ、誰か、助けてよ、痛いよぉ……!」
四肢を触手に押さえ込まれているにもかかわらず。アルルは渾身の力で抵抗した。
じゅぷ、と音を立ててアルルの中で何かが弾けた。その感触にアルルは身震いする。
「ひどい……ボクの……はじめて……」
処女膜はもとより、限界以上に広げられた膣は裂傷を負って、いまやアルルの股間は
血みどろであった。触手は血に濡れることが嬉しいらしく、痛覚で抵抗を鈍くした
アルルを乱暴に堪能する。
「ひどい……こんなのひどい……抜いてよ……やだよ……抜いて……」
アルルに、処女を捧げたい「好きな人」がいたわけではない。
けれど、こんな形で奪われたくはなかった。
触手はアルルの心の痛みには無関心である。血と愛液と粘液の混合物という
特製の潤滑液でその身を濡らし、秘肉をすりあげてその感触を楽しむ。
「あ……あ……あぁ……」
アルルは正気を消失して、がくんと頭を落とした。痺れるような熱い痛みと
性器に加えられている刺激を混同して、これはこれで一種の快楽であると、
そう考えた方が楽かも知れない……
「はっ……ひぁ……あはん……!」
アルルの変化を見逃すヨグスではなかった。触手の動きが身勝手なものから、
ややアルルを気遣った優しい往復に変化した。
「あっ……なんかっ……変だよ!? これ、変……ボク、変だよ……」
秘奥を触手の先端がくすぐるようにアルルのGスポットを探す。アルルの花弁が
ふるふると震えて触手にまとわりつく。
「んんっ……これ……やだ……やなのに……ボクが……あぁ!」
Gスポットを重点的に愛撫されながら、アルルの身体全体が激しく揺すぶられ、
膣を往復する触手がアルルを何度も貫いた。
「あー……そんなっ、そんなのっ、ボクの中熱い、熱くて、気持ちいい……!?
 ボク、ボク、イッちゃ……あぁ……」
アルルは目尻に涙を散らし、意識を手放した。
それからヨグスの触手になされるがまま、交替に何度もの触手をその秘所へ
貪られ、アルルはついに正気の縁に戻ることなく、触手の与える感覚だけに
従順な雌になり果てた。

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