2004年度・受賞作品 | ||||
2004年・10月期 | 2004年・7月期 | 2004年・4月期 | 2004年・1月期 | |
グランプリ | 該当作なし | 東京湾景 [フジテレビ] |
該当作なし | プライド [フジテレビ] |
作品賞 | 該当作なし | 天花 [NHK] |
該当作なし | 砂の器 [TBS] |
演出賞 | 清水一彦 (新選組!) |
逃亡者 (平野俊一★山室大輔★三城真一★) [TBS] |
離婚弁護士 [フジテレビ] |
該当作なし |
脚本賞 | 坂本裕二 (ラストクリスマス) |
竹山洋★ (天花) |
該当作なし | 野島伸司★★ (プライド) |
脚色賞 | 該当作なし | 原夏美こと栗原美和子★★ (東京湾景) |
該当作なし | 龍居由佳里★ (砂の器) |
制作者賞 | 大多亮 (ラストクリスマス)※ |
栗原美和子★★★ (東京湾景) |
日本テレビ、野島伸司★★★ (仔犬のワルツ) |
大多亮★ (プライド) |
主演男優賞 | 香取慎吾 (新選組!) |
該当者なし | 該当者なし | 木村拓哉★、中居正弘★ (プライド)、(砂の器) |
主演女優賞 | 矢田亜希子 (ラストクリスマス) |
仲間由紀恵★、藤澤恵麻★
(東京湾景)、(天花) |
該当者なし | 該当者なし |
助演男優賞 | 玉木宏 (ラストクリスマス) |
和田聡宏★ (東京湾景) |
西島秀俊★★ (仔犬のワルツ) |
山下智久★ (それは、突然、嵐のように…) |
助演女優賞 | 浅野ゆう子 (めだか) 宮沢りえ 瀬戸朝香 |
該当者なし | 該当者なし | 石川亜沙美★ (奥さまは魔女) |
新人賞 | 該当者なし | 和田聡宏★★、藤澤恵麻★★ (東京湾景)、(天花) |
該当者なし | 該当者なし |
キャスティング賞 | 該当者なし | 東京湾景 [フジテレビ] |
光とともに… [日本テレビ] |
乱歩R [よみうりテレビ] |
カップリング賞 | 坂口憲二&松坂慶子 (マザー&ラバー) 織田裕二&矢田亜希子 |
仲間由紀恵&和田聡宏 (東京湾景) 藤澤恵麻&平山広行 |
該当カップルなし | 江角マキコ&山下智久 (それは、突然、嵐のように…) |
ドレッサー賞 | 玉木宏 (ラストクリスマス) |
池内博之、中村俊介 (人間の証明)、(東京湾景) |
堂本剛 (ホームドラマ!) |
該当者なし |
音楽賞 | 黒革の手帖 [テレビ朝日] |
長谷部徹★ (逃亡者) [TBS] |
該当作なし | 砂の器 [TBS] |
主題歌賞 | Yuji Oda with Butch Walker 「ラストクリスマス」 (ラストクリスマス) サザンオールスターズ |
河口恭吾★ 「A Place In The Sun」 (人間の証明) |
笹川美和★ 「金木犀」 (新しい風) |
HIROMI★ 「エースをねらえ!」 (エースをねらえ!) |
その他受賞者・作品 |
【無話題賞】 一番大切な人は誰ですか? [日本テレビ]
ナースマンがゆく
ホットマン2
【タイトルバック賞】
【視覚効果賞】
【犬死賞】
【最終回賞】
【特別賞】
Yoshi
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【無話題賞】 愛情イッポン! [日本テレビ]
【タイトルバック賞】
【続編・リメイク賞】
【視覚効果賞】
【最終回賞】 |
【特別賞】 岡田惠和★ (ホームドラマ!)
【無話題賞】
【タイトルバック賞】
【最終回賞】 |
【功労賞】 よみうりテレビ
【無話題賞】
【挿入歌賞】
【タイトルバック賞】
【流行語大賞】
【(最低)続編・リメイク賞】 |
総評 |
『豊作クールの次クールは荒れる』というラズスレのジンクスが当てはまってしまった残念な結果になった。
満場一致で選出された賞は視覚効果とドレッサーのみであり、その他の賞争いは紛糾、締めきりの不明確さやアナウンス不足により、延長・再延長を招いたことは今後の反省材料にしたい。
坂口氏はテレビ朝日の特別ドラマ「弟」で起用された「渡哲也役」の香ばしい演技が、特別にキャスティングとして評される。
(灰色は受賞作、または候補作)
※…制作者賞・大多亮氏はラストクリスマスの制作者として評価されたのみならず、2004年月9ゼネラルプロデューサーとして1年間ラズスレに話題を提供した貢献度、およびこの作品で制作の第一線を退くことへの功労度などが加味されている。 視覚効果賞「清水一彦」氏の名前をクリックすると、選出の理由となったCG素材のページに行きます。 |
通年、ラズスレをにぎわしてくれる夏クール。その中でも特筆すべき豊作の年となった。
「愛愛」に次ぐ歴代2位の10賞受賞、堂々の殿堂入りを果たした「東京湾景」、5部門受賞「天花」、4部門受賞「逃亡者」ともに高いレベルにあり、他の作品がなければ相当数の賞を受賞したと思われる。→3作品・詳細論評
すでに常人の域から脱していた栗原は、本にまで手を出してしまい2部門受賞、通算7回目と、常連の域まで脱してしまった。
去年の夏以来、ひさかたぶりとなる新人賞、和田・藤澤は、その時受賞した至宝・武田にも劣らない大型新人ぶりを発揮。それぞれ助演男優・主演女優賞を受賞。
インパクト勝負では誰にも負けなかった『ジョニー』こと池内。ともにドレッサー賞を受賞し、最後まで助演男優賞を争った『偽4』こと中村。最終回のラストシーンでいきなり最終回賞をもっていった「女医・優」などスレの住人全てに愛された存在も多い。
※…最終回賞「女医・優」・ドレッサー賞「池内博之」のリンクから、スレ住人を狂喜乱舞させた画像に繋がります。 |
いろいろな意味で不毛だったクール。
すったもんだした岡田問題は、結局脚本賞を該当なしとし、岡田氏には特別賞を授与して幕引きをはかる形になった。
また、主要賞の大半が該当なしとなり、中でもグランプリ・作品賞ともになかったのはラズスレ史上初の現象であった。
製作者賞に、開局50周年記念ドラマとして「仔犬のワルツ」を世に放ってしまった日本テレビが、局名義では初の受賞を飾り、野島伸司は連続クールで通算3回目の受賞。(制作者賞としては初受賞) たったひとり、しかも最終回でドラマを根底から覆す活躍を見せた片桐はいりに個人名義で最終回賞が与えられた。 |
最後まで熾烈を極めたグランプリと主演男優賞の争いは、最終回直後に、作品としては「プライド」が突き放し、個人では中居が追いついた形になった。
受賞数争いでも「プライド」が6部門、「砂の器」が4部門と他をリードした。
この2作の争いから端を発し、それまで区別していなかった原作のあり・なし
を賞に反映し、脚本賞は脚本賞と脚色賞に分化。(最低)続編・リメイク賞が非常設ながら新設された。
また、数々のラズ作品を世に生み出した「よみうり枠」(月曜10時)がこのクールを持って終了。功労賞を授与される。 |
受賞者名が個人名の場合は個人が、作品名の場合は該当制作スタッフが受賞とする。
個人(またはグループ)が獲得した賞1つにつき★、以降5回で★、10回で★を表示する。
():作品名 |