2006年1月期・特別賞「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」 補足

サトエリの悟り



 正直どこから突っ込んでいいかわからないくらいのこの映像は、日テレ・ドラマコンプレックス枠(ドラコン枠)で放映された『戦国自衛隊・関ヶ原の戦い』ラストカット。

 「戦国自衛隊」という著名なテキスト通り物語は馴染みのある展開で進み、『タイムスリップした自衛隊がほとんど全滅する』ところまでは許容範囲内ではあった。
 救護班であり、終始戦闘に参加しなかったサトエリ一人が現代に戻り、その際廃人同様になったことも格段変な展開とは言えないかもしれない。

 しかし、伊庭小隊長(反町隆史)の家族に遺品を見つけさせるため「エスパー化」した所からはじまり、迷彩服のまま人ごみの中を怪しくさまよった挙句、かのポージングに至るラストはもはや意味不明。

 当然のごとく、ラズスレ・本スレ・ドラマ板がお祭り状態となり、「なにあの大仏」だの「このドラマは『サトエリが悟る』というオチだったのか」だの語られることとなる。

また上記の画像がどこぞに貼られるや否や、職人さんの格好なネタになった。

 ドラマ放送終了後、1・2時間後に貼られた職人works

 あいかわらず仕事が速い。

 ちょうどこの週の「金曜ロードショー」が『風の谷のナウシカ』で、それにちなんだ作品。

 子供オームを囮にしているシーンです。


 ちなみにこのドラマの脚本を担当した石原武龍氏のブログは、放映後まもなく炎上、消滅した。