2004年10月期・視覚効果賞 〜 清水一彦 〜

これが”清水マジック”だっ!!

 清水一彦氏の演出は、特にCGなどの特殊効果を使用した時に破壊力を増大させる。

 上記のシーンは、新選組!本スレでは『マトリクス&トリビア』という通称で語られる「隊士・井上源三郎戦死」の際の映像。

(画面では確認しづらいが、銃弾の軌跡が糸を引く演出が映画「マトリクス」を想起させ、銃弾と日本刀がぶつかり、結果日本刀が勝つ状況が、この時期放映されていたバラエティ番組「トリビアの泉」にまんま紹介されていたことがあり、このような命名となった。トリビア〜に紹介されていた「銃VS刀対決」では日本刀、銃ともに固定した上での対決であり、当然リアルな戦場で日本刀が弾を切る状況は考えにくい)

 ちなみにこのシーンについては内部からも異論があったようで、公式HPにおいて自ら言い訳がましく『トリビア』の理由を語っていたことも、ラズスレでは高く評価された。

 このシーン以外にも、池田屋襲撃・沖田総司喀血シーンで画面いっぱいに紫陽花満開のCGを加えたり、霊となって近藤勇の前に現れる(バックライトで)光りすぎていた井上など、香ばしい演出が際立った。

 このように「氏自身が気合を入れて、CGなどを加えちゃったあげくから回りしてしまう」様子を本スレでは『清水マジック』と呼称していた。