2009年10月期・天地人受賞関連 補足

スイーツ大河の完成型


 いきなりインパクトのあるこの絵は、天守閣の上で天下に関する存念を大いに語る信長(吉川)と、それに聞き入る「真田幸村の姉(当初は妹)」で「忍の素養もある」「信長の側用人」初音(長澤)。
 シチューエーションも背景も服装もほんのり面白いところがポイント。
 ラズスレでは「屋根の上のトニョ」として知られている。



 もろCGw
 それも一昔前ぐらいのゲーム画面的なw

 ラズスレで「天地人」を語る上でははずせない、『本能寺ドッカーン』の回の一幕。

”本能寺の変”当時、ここまで爆発炎上する要素がどこにあったのかという疑問はこの際放っておきましょう。

 この場面の直前には、死の間際である信長と(すでに亡くなっていた)謙信が自らの生き様をぶつけ合うヘンテコプラネタリウムがあり、直度には、信長を暗殺したばかりの光秀を絞殺しかける初音があり、一話全体で見てもこの回のラズ度は高かかった。



 予算削減の影響からか、愛や義を旗頭にしているせいか、合戦シーンは極力避けられ、あってもずいぶん安っぽく、意味が良く見えない演出が施された。

 上2枚の画像は、背景の少なさをスポットライトでごまかす戦闘シーン。下2枚はお花畑の中で延々1分以上続いた戦闘シーンから抜粋。

 一応、物語の設定上は十代ですw
 いくらなんでも無理ですね〜w
 テロップもいい味出してます。

 左画像は、信長公にぞんざいな扱いを受けすっころぶ藤吉郎(のちの秀吉w)です。
 後々のエピソードである、病人&老齢の家康(松方)に蹴飛ばされる福島(石原良純)の伏線だったのかどうかは定かではありません。
 そこまで考えられてる脚本なら(以下略


 これら以外にも、信長やのどかな風景のぼやけた映像をサブリミナル的に使用し、メディアにも指摘され言い訳に奔走したものや、『本能寺ドッカーン』回と並び称される『直江状一斉送信』回の爆笑展開など、ピンポイントでのやらかし具合は相当なものだった。