リヨン伝説フレアの再現に数年を費やしてきたわけですが、なぜもこれほど困難なのかと常に思います。答えは簡単です。 資料が少ないからです。まさに伝説となった名作、リヨン伝説フレアの設定資料は雑誌などに掲載されたものや、フィルムコミックがあります。 前回の補完計画では、LDの設定資料を基にフレアの再現をはかり、大成功を収めました。 しかーーーし! フレアを完全再現するには最低でも正面の絵が書けなければなりません。ところが設定資料には正面を向いた絵がないのです! (※基本的に内田氏は斜め横を向いた絵がお好きらしく、ほかの作品でもあまり正面を向いた絵をあまり見かけません。) そこでこれまでのフレア本編を再度確認しました。当然、作画担当のクセが出すぎて、設定とまるで似てないフレアが多数いるのがまた悩ましいのですが・・・ とにかく、映像資料以外にデータがないので、正面、または斜め正面のフレアを探して過去の映像など元にフレアの再現に挑みました。
次は、フレアがさらわれてイオが現れた直後の顔です。 化け物にさらわれて、つれていかれた怪しい場所に、知り合いが現れれば、戸惑うのは当たり前ですね。 フレアの戸惑いが表情によくででいます。しかし、上と比べて目の大きさが大きくなった反面、顔の輪郭がとがりすぎで、フレアを再現するには、余計に迷う画です。 こちらの方が設定画に違いと思われますので参考予定としてキープしつつ、ほかを探してみます。